JP2007022607A - Cap and container including the same - Google Patents
Cap and container including the same Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007022607A JP2007022607A JP2005208770A JP2005208770A JP2007022607A JP 2007022607 A JP2007022607 A JP 2007022607A JP 2005208770 A JP2005208770 A JP 2005208770A JP 2005208770 A JP2005208770 A JP 2005208770A JP 2007022607 A JP2007022607 A JP 2007022607A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- lid
- container
- main body
- movable piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
Description
この発明はキャップおよびそれを含む容器に関し、より特定的には、キャップ本体と蓋とがヒンジによって連結されるキャップおよびそれを含む容器に関する。 The present invention relates to a cap and a container including the cap, and more particularly to a cap in which a cap body and a lid are connected by a hinge and a container including the cap.
従来、収容物を収容する容器本体に取り付けられるキャップとしてキャップ本体と蓋とがヒンジによって連結されるキャップが知られており、その一例が特許文献1に開示されている。特許文献1のキャップでは、閉じた状態の蓋にキャップ本体の2つの可動片をそれぞれ係合させることによって、蓋がキャップ本体に強固に固定される。特許文献1のキャップでは、このように蓋を強固に固定することによって、蓋が誤って開くことを防止でき、容器本体に収容される収容物の漏れを防止できる。しかし、特許文献1のキャップでは、可動片を変位させて蓋と可動片との係合を外しつつ蓋を押し上げなければ蓋の固定が解除された状態を維持できず、蓋を開ける作業が煩わしいという問題があった。 2. Description of the Related Art Conventionally, a cap in which a cap body and a lid are connected by a hinge is known as a cap attached to a container body that accommodates an object, and an example thereof is disclosed in Patent Document 1. In the cap of Patent Literature 1, the lid is firmly fixed to the cap body by engaging the two movable pieces of the cap body with the closed lid. In the cap of Patent Literature 1, by firmly fixing the lid in this manner, the lid can be prevented from being accidentally opened, and leakage of the contents accommodated in the container body can be prevented. However, in the cap of Patent Document 1, the state where the lid is released cannot be maintained unless the lid is pushed up while displacing the movable piece to disengage the lid and the movable piece, and the operation of opening the lid is troublesome. There was a problem.
この種の問題を解決するために、特許文献2には、キャップ本体と蓋とを掛け渡すように設けられる蛇行板状の弾性板部によって、蓋を開く方向に付勢するキャップが開示されている。特許文献2のキャップによれば、蓋が閉じた状態を安定して維持でき、また開く方向に付勢することによって蓋を簡単に開けることができる。
In order to solve this type of problem,
一般に、特許文献1および2に開示されているようなキャップは金型を用いて合成樹脂等を射出形成することによって作製される。
しかし、蛇行するように弾性板部を形成するためには特別な金型を用いて射出形成する必要があり、特許文献2のキャップではコストが上昇してしまうという問題があった。また、複雑な形状の弾性板部を形成する必要があるので、不良品が発生しやすく、生産性が低下してしまうという問題があった。
However, in order to form the elastic plate portion so as to meander, it is necessary to perform injection molding using a special mold, and the cap of
また、特許文献2にはトーションばね等の別部材を用いて蓋を付勢することも開示されている。しかし、別部材を準備し取り付ける必要があるので、この場合も、コストが上昇し、生産性が低下してしまうという問題があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、低コストでかつ生産性の良好な、キャップおよびそれを含む容器を提供することである。 Therefore, a main object of the present invention is to provide a cap and a container including the cap that are low in cost and have good productivity.
上述の目的を達成するために、請求項1に記載のキャップは、筒状に形成されるキャップ本体、キャップ本体の一方端を覆う蓋、蓋をキャップ本体に開閉可能に連結するヒンジ、蓋が閉じた状態を維持するために蓋をキャップ本体に固定する固定手段、および固定手段によって固定される蓋を開く方向に付勢する付勢手段を備え、付勢手段は、キャップ本体の一部あるいは蓋の一部を切り起こすことによって形成される。 In order to achieve the above-described object, the cap according to claim 1 includes a cap body formed in a cylindrical shape, a lid that covers one end of the cap body, a hinge that connects the lid to the cap body so as to be opened and closed, and a lid. A fixing means for fixing the lid to the cap main body in order to maintain the closed state; and a biasing means for biasing the lid fixed by the fixing means in the opening direction, wherein the biasing means is a part of the cap main body or It is formed by cutting up a part of the lid.
請求項2に記載のキャップは、請求項1に記載のキャップにおいて、固定手段は、押圧によって変位するようにキャップ本体に形成される可動片と、可動片に設けられる第1係合部と、第1係合部に係合するように蓋に設けられる第2係合部とを有し、第1係合部と第2係合部とが係合することによって蓋がキャップ本体に固定され、押圧による可動片の変位と付勢手段による蓋への付勢とによって第1係合部と第2係合部との係合が外れかつ蓋が変位することを特徴とする。
The cap according to
請求項3に記載の容器は、請求項1または2に記載のキャップと、キャップが取り付けられかつ収容物を収容する容器本体とを含む容器であって、キャップ本体は、容器本体内の収容物を吐出するための吐出部を有し、当該容器の配置状態に拘わらず容器本体内の収容物を吐出部に導入可能な導入手段を備える。 A container according to claim 3 is a container including the cap according to claim 1 or 2 and a container main body to which the cap is attached and which accommodates an object, wherein the cap body is an object in the container body. And an introduction means capable of introducing the contents in the container body into the discharge part regardless of the arrangement state of the container.
請求項1に記載のキャップでは、蓋を付勢するための付勢手段が、キャップ本体の一部あるいは蓋の一部を切り起こすことによって形成され、特別な金型を用いて射出形成する場合や別部材を付勢手段として用いる場合と比べて低コストに構成できる。また、付勢手段が切り起こしによって簡単に形成されるので、生産性も良好である。 In the cap according to claim 1, the biasing means for biasing the lid is formed by raising a part of the cap main body or a part of the lid, and is formed by injection using a special mold Compared to the case where a separate member is used as the biasing means, the cost can be reduced. Moreover, since the biasing means is simply formed by cutting and raising, the productivity is also good.
請求項2に記載のキャップでは、可動片の第1係合部と蓋の第2係合部とが係合することによって、蓋をキャップ本体に強固に固定でき、蓋が閉じた状態を安定して維持できる。また、蓋を開ける際には、押圧による可動片の変位に伴って第1係合部と第2係合部との係合が解除され、付勢手段による蓋への付勢によって蓋が変位する。したがって、可動片への押圧を解除しても第1係合部と第2係合部との係合が解除された状態が維持される。このように、低コストでありながら、押圧によって可動片を変位させるのみで蓋の固定が解除された状態を簡単に維持でき、かつ蓋を簡単に開けることができる。
In the cap according to
請求項3に記載の容器では、当該容器の配置態様に拘わらず、キャップの蓋を簡単に開けることができかつ導入手段によってキャップ本体の吐出部に容器本体内の収容物を導入できる。したがって、いかなる配置態様であっても簡単に収容物を吐出でき、利便性を向上できる。 In the container according to the third aspect, regardless of the arrangement mode of the container, the cap lid can be easily opened and the contents in the container body can be introduced into the discharge part of the cap body by the introducing means. Therefore, the stored items can be easily discharged in any arrangement mode, and convenience can be improved.
この発明によれば、低コストでかつ生産性の良好な、キャップおよびそれを含む容器が得られる。 According to the present invention, a cap and a container including the cap can be obtained at low cost and good productivity.
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
図1〜図3を参照して、この発明の一実施形態の容器10は、キャップ12と消毒薬等の液状の収容物を収容する容器本体14とを含む。容器10は、容器本体14の胴部14aが挟持され押される(スクイズされる)ことによってキャップ12の吐出部42(後述)から収容物を吐出する、いわゆるスクイズボトルである。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
1 to 3, a
キャップ12は、筒状のキャップ本体16と、キャップ本体16の一方端を覆うように設けられる蓋18と、蓋18をキャップ本体16に開閉可能に連結するヒンジ20および補助ヒンジ22とを備える。キャップ12は、胴部14aの上端に円筒状に形成される取付部14b(図5参照)にキャップ本体16が螺着されることによって、容器本体14に取り付けられる。キャップ本体16は蓋18を固定可能に設けられ、キャップ本体16と蓋18とはヒンジ20および補助ヒンジ22を介して一体的に形成される。
The
図4および図5を参照して、キャップ本体16は、円筒状の外筒24と、外筒24内に設けられる円筒状の内筒26と、外筒24および内筒26の一方端を塞ぐ天板28とを有する。外筒24の周縁部かつ天板28の周縁部には、周方向に延びる開口部30が形成される。
Referring to FIGS. 4 and 5, the
図4に示すように、外筒24の側面には、開口部30の両端からそれぞれ下方に延びて略中央に至る2つのスリット32aが形成される。2つのスリット32aの下方にはそれぞれ、外筒24の側面中央やや下側の位置から下方に延びて外筒24の下端に至るスリット32bが形成される。このように外筒24の側面の中央部分を残すようにスリット32a,32bがそれぞれ2つずつ形成されることによって、外筒24の側面には区画されるように可動片34が形成される。
As shown in FIG. 4, two
可動片34は、弾性を有し、押圧によって変位する。具体的に、可動片34は押圧によって矢印A1方向あるいは矢印A2方向に揺動する。可動片34の外側面下端近傍には、周方向に延びる複数(ここでは3つ)のリブ34aが形成される。また、図5に示すように、可動片34の内側面上端には内筒26側に突出する第1係合部36が形成される。
The
内筒26は容器本体14の取付部14bの周囲を覆うように設けられ、内筒26の内側面には螺旋状に延びるねじ山38が形成される。内筒26のねじ山38は取付部14bの外側面に螺旋状に形成されるねじ山40に螺合し、これによってキャップ12が容器本体14に螺着される。
The
天板28の上面には、中央やや可動片34側の位置に中空略半球状の吐出部42が設けられる。吐出部42には、開口部30側かつ斜め上方に開口する吐出口42aが形成される。また、吐出部42の外側面下端近傍には円環状に凸部42bが形成される。
On the top surface of the
また、天板28の下面かつ吐出部42の下方には、吐出部42に容器本体14内の収容物を導入するための導入ユニット44が設けられる。ここで図5〜図9を参照して、導入手段である導入ユニット44について説明する。
An
図5に示すように導入ユニット44は、天板28の下面に設けられる接続部46と、接続部46に接続される第1パイプ48と、第1パイプ48に接続される第2パイプ50と、第2パイプ50に接続されるディップチューブ52と、第1パイプ48内および第2パイプ50内を移動可能に配置されるボール54とを備える。
As shown in FIG. 5, the
図6(a)に示すように、接続部46には、吐出部42の内部空間に連通するように第1パイプ48の小径部48aが接続される。図6(b)に示すように、接続部46は複数(ここでは2つ)の壁部46aによって構成される。2つの壁部46aはそれぞれ下方からみて円弧状に形成され、接続部46は全体として半分に切断された円筒状となる。図6(a)および(b)に示すように、第1パイプ48は、小径部48aが2つの壁部46aに嵌合することによって接続部46に接続される。2つの壁部46aの対向面かつ上端にはそれぞれ段部46bが設けられ、小径部48aと天板28の下面との間には間隙56が2つ形成される。
As shown in FIG. 6A, a
図5に戻って、第1パイプ48は小径部48aと大径部48bとを有し、第2パイプ50は小径部50aと大径部50bとを有する。第1パイプ48と第2パイプ50とは、大径部48bに大径部50bを嵌入させることによって接続される。
Returning to FIG. 5, the
第2パイプ50の大径部50b内にはボール54を隙間なく配置するための配置部50cが形成される。また、ディップチューブ52は、可撓性を有し、上端が第2パイプ50の小径部50aに嵌入され下端開口部(図示せず)が容器本体14の底面近傍に配置される。
An
ボール54は、第1パイプ48の大径部48b内および第2パイプ50の大径部50b内を移動可能に配置される。キャップ12が上方に位置し容器本体14が下方に位置する場合、つまり容器10が正立状態の場合、図5に示すように、ボール54は第2パイプ50の口50dを塞ぐように大径部50b内の配置部50cに配置される。図5および図7に示すように、配置部50cには、ボール54が配置された状態で小径部50aと大径部50bとが連通するように複数(ここでは4つ)の溝50eが形成される。
The
一方、キャップ12が下方に位置し容器本体14が上方に位置する場合、つまり容器10が倒立状態の場合、図8に示すように、ボール54は第1パイプ48の口48cを塞ぐように大径部48b内に配置される。図9に示すように、容器本体10が倒立状態の場合、ボール54は大径部48b内に設けられる複数(ここでは4つ)の支持部材58によって口48cの上方に支持される。これによって、ボール54と口48cとの間には間隙60が4つ形成される。
On the other hand, when the
このような導入ユニット44によって、吐出部42の内部空間が容器本体14の内部空間に連通される。具体的には、ディップチューブ52の下端開口部(図示せず)および間隙56{図6(a)および(b)参照}を介して、吐出部42の内部空間が容器本体14の内部空間に連通される。
By such an
吐出部42は、たとえば、容器本体14の胴部14a(図1および図2参照)が短手方向に挟持され押されることによって、吐出口42aから容器本体14に収容される収容物を吐出する。容器10が正立状態である場合、胴部14aが押されることによって、胴部14aに貯留される収容物がディップチューブ52、第2パイプ50および第1パイプ48を順に通って吐出部42に導入される。第2パイプ50においては小径部50aからの収容物が溝50e(図7参照)を通って大径部50bに導入される。これと同時に、取付部14bに存在する空気が間隙56{図6(a)および(b)参照}を通って吐出部42に導入される。一方、容器10が倒立状態である場合、胴部14aが押されることによって、取付部14bに貯留される収容物が間隙56を通って吐出部42に導入される。これと同時に、胴部14aに存在する空気がディップチューブ52、第2パイプ50および第1パイプ48を順に通って吐出部42に導入される。第1パイプ48においては大径部48bからの空気が間隙60(図9参照)を通って小径部48aに導入される。
The
このような導入ユニット44によれば、正立および倒立のいずれの状態であっても吐出部42に収容物と空気とを導入できる。収容物と空気とを吐出部42に導入することによって、吐出部42の内部空間で液状の収容物と空気とが混ざり合い、収容物が吐出口42aから霧状に吐出される。つまり、収容物が噴霧される。
According to such an
正立状態においては収容物が溝50eを通りかつ空気が間隙56を通ることによって、適量の収容物と適量の空気とが吐出部42に導入される。また、倒立状態においては収容物が間隙56を通りかつ空気が間隙60を通ることによって、適量の収容物と適量の空気とが吐出部42に導入される。したがって、正立および倒立のいずれの状態であっても、吐出部42の内部空間で適量の収容物と適量の空気を混ぜ合わせることができ、吐出口42aから適切な状態で収容物を噴霧できる。
In the upright state, the contained material passes through the
また、このような導入ユニット44によれば、ディップチューブ52が可撓性を有しかつ吐出部42近傍に間隙56が設けられるので、正立および倒立のみならずキャップ12と容器本体14とが水平に並ぶような配置状態(容器10が横に倒れたような状態)であっても、ひいてはいかなる配置態様であっても収容物と空気とを吐出部42に導入できる。容器本体14に収容される収容物が多く、ディップチューブ52の開口部および2つの間隙56が収容物に浸されている場合、収容物のみが吐出部42に導入されることはいうまでもない。
Further, according to such an
図4および図5に戻って、蓋18は、円筒状の外筒62と、外筒62内に設けられる円筒状の内筒64と、外筒62および内筒64の一方端を塞ぐ天板66とを有する。蓋18には、外筒62および天板66を切り欠くことによって略長方形状の切り欠き部68が形成される。また、外筒62の外側面には、蓋18がキャップ本体16に固定された状態で可動片34の上方に位置するように取っ手70が形成される。
Returning to FIGS. 4 and 5, the
外筒62は蓋18がキャップ本体16に固定された状態で外筒24の周縁を覆い、外筒62の内側面には開口部30からキャップ本体16内に突入する突入部72が設けられる。図5に示すように、突入部72の下端には可動片34側に突出する第2係合部74が設けられ、第2係合部74が第1係合部36に係合することによって蓋18がキャップ本体16に固定される。
The
内筒64は蓋18がキャップ本体16に固定された状態で吐出部42の周囲を覆い、内筒64の内側面は吐出部42の凸部42bに密着する。これによって内筒64の内部空間が外部から遮断され、ひいては容器本体14の内部空間が外部から遮断され、吐出口42aからの収容物の漏れを防止できる。
The
ヒンジ20は、蓋18の切り欠き部68に配置され、キャップ本体16の外筒24と蓋18の天板66とを結ぶ。また、補助ヒンジ22は、上方からみてヒンジ20を挟むように2つ設けられ(図3参照)、外筒24の外側面と外筒62の外側面とを結ぶ。
The
このようなキャップ12は、熱可塑性を有する樹脂からなり、既存の金型を用いた射出形成によって簡単に作製できる。ここでは合成樹脂の一例であるポリプロピレンがキャップ12の材質として用いられるものとする。
Such a
ここで注目すべきは、キャップ本体16において天板28の上面に吐出部42を挟むように形成される2つの付勢部材76である。付勢手段である付勢部材76は、天板28の上面に予め形成される隆起部76aを起点として、周方向かつヒンジ20側に天板28の上面を切り起こすことによって板ばね状に形成される。このように付勢部材76を切り起こして形成することによって、特別な金型を用いて射出形成する場合や別部材を付勢手段として用いる場合と比べてキャップ12を低コストに構成できる。また、付勢部材76が切り起こしによって簡単に形成されるので、生産性も良好である。このような2つの付勢部材76はそれぞれ、蓋18がキャップ本体16に固定された状態で、蓋18の下面によって天板28側に押し付けられ、蓋18を矢印A2方向に付勢する。
What should be noted here is the two urging
また、容器本体14は、熱可塑性を有する樹脂からなり、射出形成によって作製される。ここでは合成樹脂の一例である高密度ポリエチレンが容器本体14の材質として用いられるものとする。
The
ついで、図5、図10および図11を参照して、上述のように構成される容器10において蓋18の固定を解除する動作について説明する。
Next, with reference to FIGS. 5, 10, and 11, an operation of releasing the fixation of the
まず、図5に示すキャップ18が固定された状態のキャップ12において、可動片34のリブ34a(図4参照)近傍が内筒26側に押圧されることによって、図10に示すように可動片34が矢印A1方向に揺動し変位する。これに伴って、第1係合部36と第2係合部74との係合が解除され、2つの付勢部材76による蓋18への付勢によって図11に示すように蓋18が矢印A2方向に変位する。したがって、可動片34への押圧を解除しても、第1係合部36と第2係合部74との係合が解除された状態、つまり蓋18の固定が解除された状態が維持される。その後、取っ手70が押し上げられ蓋18がさらに矢印A2方向に変位されることによって、図12に示すように蓋18が完全に開いた状態になり、吐出口42aから収容物を吐出可能になる。
First, in the
このような容器10では、低コストでかつ生産性が良好なキャップ12を用いて、蓋18が閉じた状態を安定して維持でき、かつ蓋18を簡単に開けることができる。
In such a
また、導入ユニット44が可撓性を有するディップチューブ52と間隙56とを備えることによって、容器10の配置態様に拘わらず収容物を吐出部42に導入できる。このように配置態様に拘わらず蓋18を簡単に開けることができかつ導入ユニット44によって吐出部42に容器本体14内の収容物を導入できるので、いかなる配置態様であっても簡単に収容物を吐出でき、利便性が向上する。
Further, since the
なお、上述の実施形態では、付勢手段である付勢部材76をキャップ本体16の天板28に形成する場合について説明したが、この発明はこれに限定されない。たとえば、付勢手段を蓋18の天板66の下面に形成するようにしてもよいし、付勢手段を蓋18の外筒62の内側面に形成するようにしてもよい。
In the above-described embodiment, the case where the urging
また、上述の実施形態では、キャップ本体16の外筒24に可動片34を設ける場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、蓋の外筒に可動片を設けるようにしてもよい。さらに、固定手段は、蓋を確実に固定することができれば第1係合部と第2係合部とを係合させるものに限定されず、任意の構成を選択できる。
Moreover, although the above-mentioned embodiment demonstrated the case where the
また、上述の実施形態では、導入手段として導入ユニット44を用いる場合について説明したが、この発明はこれに限定されない。たとえば可撓性を有するディップチューブをキャップに接続し、ディップチューブの下端に錘を取り付けることによって導入手段を構成してもよい。
Moreover, although the above-mentioned embodiment demonstrated the case where the
さらに、上述の実施形態では、収容物を噴霧する場合について説明したが、この発明はこれに限定されず、収容物を液状のまま吐出するようにしてもよい。 Furthermore, in the above-described embodiment, the case where the contents are sprayed has been described. However, the present invention is not limited to this, and the contents may be discharged in a liquid state.
10 容器
12 キャップ
14 容器本体
16 キャップ本体
18 蓋
20 ヒンジ
34 可動片
36 第1係合部
42 吐出部
44 導入ユニット
74 第2係合部
76 付勢部材
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記キャップ本体の一方端を覆う蓋、
前記蓋を前記キャップ本体に開閉可能に連結するヒンジ、
前記蓋が閉じた状態を維持するために前記蓋を前記キャップ本体に固定する固定手段、および
前記固定手段によって固定される前記蓋を開く方向に付勢する付勢手段を備え、
前記付勢手段は、前記キャップ本体の一部あるいは前記蓋の一部を切り起こすことによって形成される、キャップ。 A cap body formed in a cylindrical shape,
A lid covering one end of the cap body;
A hinge for connecting the lid to the cap body so as to be opened and closed;
A fixing means for fixing the lid to the cap body to maintain the lid closed; and a biasing means for biasing the lid fixed by the fixing means in the opening direction,
The biasing means is a cap formed by cutting and raising a part of the cap body or a part of the lid.
前記第1係合部と前記第2係合部とが係合することによって前記蓋が前記キャップ本体に固定され、押圧による前記可動片の変位と前記付勢手段による前記蓋への付勢とによって前記第1係合部と前記第2係合部との係合が外れかつ前記蓋が変位する、請求項1に記載のキャップ。 The fixing means includes a movable piece formed on the cap body so as to be displaced by pressing, a first engagement portion provided on the movable piece, and the lid so as to engage with the first engagement portion. A second engaging portion provided,
The lid is fixed to the cap body by the engagement of the first engagement portion and the second engagement portion, and the displacement of the movable piece by pressing and the biasing to the lid by the biasing means The cap according to claim 1, wherein the first engagement portion and the second engagement portion are disengaged and the lid is displaced.
前記キャップ本体は、前記容器本体内の前記収容物を吐出するための吐出部を有し、
当該容器の配置状態に拘わらず前記容器本体内の前記収容物を前記吐出部に導入可能な導入手段を備える、容器。
A container comprising the cap according to claim 1 and a container main body to which the cap is attached and which accommodates an article,
The cap body has a discharge part for discharging the contents in the container body,
A container comprising introduction means capable of introducing the contents in the container main body into the discharge section regardless of the arrangement state of the container.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005208770A JP2007022607A (en) | 2005-07-19 | 2005-07-19 | Cap and container including the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005208770A JP2007022607A (en) | 2005-07-19 | 2005-07-19 | Cap and container including the same |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007022607A true JP2007022607A (en) | 2007-02-01 |
Family
ID=37783894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005208770A Pending JP2007022607A (en) | 2005-07-19 | 2005-07-19 | Cap and container including the same |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007022607A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013105696A (en) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Niles Co Ltd | Power supply socket |
JP7477415B2 (en) | 2020-09-25 | 2024-05-01 | 東洋建設株式会社 | Anchor material and drainage method using same |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5471214U (en) * | 1977-10-28 | 1979-05-21 | ||
JPS57132609U (en) * | 1981-02-13 | 1982-08-18 | ||
JPS6161052U (en) * | 1984-09-26 | 1986-04-24 | ||
JPH09142511A (en) * | 1995-11-20 | 1997-06-03 | Dainippon Printing Co Ltd | Hinge cap |
-
2005
- 2005-07-19 JP JP2005208770A patent/JP2007022607A/en active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5471214U (en) * | 1977-10-28 | 1979-05-21 | ||
JPS57132609U (en) * | 1981-02-13 | 1982-08-18 | ||
JPS6161052U (en) * | 1984-09-26 | 1986-04-24 | ||
JPH09142511A (en) * | 1995-11-20 | 1997-06-03 | Dainippon Printing Co Ltd | Hinge cap |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013105696A (en) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Niles Co Ltd | Power supply socket |
JP7477415B2 (en) | 2020-09-25 | 2024-05-01 | 東洋建設株式会社 | Anchor material and drainage method using same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3252492A (en) | Container and pivoted closure | |
US20170143098A1 (en) | Cosmetic container with inner lid | |
US8074849B2 (en) | Toggle action dispensing closure with articulated rear flange | |
KR101900419B1 (en) | Dual container | |
KR200363704Y1 (en) | Cover assembly enable to mix interior material at opening | |
KR102270703B1 (en) | Cosmetic case having refill case | |
JP2007176577A (en) | Pouring cap | |
KR101651929B1 (en) | Bottle cap | |
JP2007022607A (en) | Cap and container including the same | |
JP4799110B2 (en) | cap | |
KR200486389Y1 (en) | cylinderical container assembly | |
JP5074979B2 (en) | Mixing container | |
KR102356605B1 (en) | Cosmetic container | |
JP2023533082A (en) | Reagent Vessel Caps, Reagent Vessel Units and Reagent Kits | |
KR101533639B1 (en) | Bottle cap | |
JP4823820B2 (en) | cap | |
JP2018070225A (en) | Spout cap | |
JP5022826B2 (en) | Impact resistant container | |
US11192709B2 (en) | Dispenser for aerosol containers | |
JP7321640B2 (en) | compact container | |
JPH11105910A (en) | Cap device for container | |
KR200380764Y1 (en) | An apparatus of installing a cup on the bottle | |
WO2024070926A1 (en) | Refill container and replacement container | |
JP5711976B2 (en) | Synthetic resin caps and containers with caps | |
JP2023063922A (en) | Inner container assembling mechanism of double container |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080609 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110422 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110712 |