JP2007011879A - 電子メール配信方法および電子メール配信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】受信側端末装置の電子メールアドレスドメイン及び受信側端末装置のユーザエージェントに対応した処理方法を予め登録しておくことにより、受信した電子メールを受信側端末装置に応じて変換して配信できるようにする。
【解決手段】電子メール配信システムは、送信側端末装置(MS−1)から受信した電子メールが変換対象である場合、当該電子メールを予め登録されたプロファイル情報に基づいて変換し、メール受信サーバ12に送信する。このため、受信側端末装置(MS−2)にとって望ましい変換を行うことが可能となる。また、受信した電子メールがウエッブホスティング対象である場合に、受信側端末装置(MS−2)がアクセスできる参照URLを付加した電子メールをメール受信サーバ12に送信する。このため、受信側端末装置(MS−2)は電子メールアドレスドメインに関わらず参照URLに基づいて当該電子メールを受信することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、送信側端末装置から送信された電子メールをメール配信サーバが受信してメール受信サーバに送信し、当該メール受信サーバにアクセス(配信要求)した受信側端末装置に電子メールを配信するようにした電子メール配信方法および電子メール配信システムに関する。
近年、電子メール機能を備えた携帯電話機、PHS、PDAなどの携帯通信端末装置(MS:Mobile Station)が実用化され、コミュニケーション手段としての地位が確立されるようになった。このような携帯通信端末装置(MS)での電子メールの送受信は以下のようにして行われる。即ち、送信側端末装置が受信側端末装置に電子メールを送信する場合、通常、送信側端末装置から送信された電子メールはメール配信サーバ(MTA)が受信し、これをメール受信サーバ(MTA)に送信する。すると、メール受信サーバ(MTA)は受信した電子メールをメールボックスに格納する。そして、受信側端末装置がPOP/IMAP等のプロトコルでメール受信サーバ(MTA)にアクセスすると、メール受信サーバ(MTA)はメールボックスに格納された電子メールを取り出して、この電子メールを受信側端末装置に配信するようになされている。
ところで、現在においては、携帯通信端末装置が益々高機能になり、様々なフォーマットやコンテンツを利用した電子メールを作成することが可能となっている。このため、高機能な携帯通信端末装置、例えば、3G(Third Generation)端末やW−CDMA端末(IMT2000で取り決められた方式)といわれる携帯通信端末装置で作成された電子メールやコンテンツは、例えば、2G(Second Generation)端末やPDC端末、あるいは2.5G(2.5Generation)端末やPDCパケット端末といわれる従来世代の携帯通信端末装置では受信できなく、仮に受信できたとしても、それを表示したり加工したりすることができないという問題が生じた。
また、受信側端末装置が高性能なコンピューター(PC)であっても、送信者が意図したコンテンツに対応した表示ソフト(ブラウザ)をインストールしていなければ、受信できたとしても表示できなかったり加工もできないという問題が生じた。さらに、携帯通信端末装置で表現される絵文字は、加入している事業者以外の携帯通信端末装置やコンピューター(PC)では受信できても表示できないという問題も生じた。
そこで、メール送信の過程でウエッブホスティング(ウエッブスペースへのアップロード)を事前に行い、この電子メールに添付された添付ファイルを当該電子メールの受信側端末装置に対応するような変換を行って、どのような携帯通信端末装置でも受信できるようにした電子メールの送受信システムが非特許文献1、2にて提案されるようになった。
大和哲,「ケータイ用語の基礎知識」,第95回:iショットとは,[online],2002/06/11,[平成16年7月23日検索]、インターネット〈URL:http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/keyword/9754.html〉 荒田淳子,「写真付きメール送受信攻略法」,J−フォン写メール編,[online],2002/09/12,[平成16年7月23日検索]、インターネット〈URL:http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/review/10949.html〉
ところで、上述したシステムにおいては、ホスティングされたURLを受信した後に、必ずウエッブサーバにアクセスする必要があるが、決まった送信者と受信者の間では、コンテンツの送受信を行わないので、ホスティングしなくてもよい場合や、受信側端末装置の変更で、わざわざ、ウエッブサーバにアクセスせずに、無変換の方が効率がよいという状況変化には対応できないという問題を生じた。
さらに、受信側端末装置が契約している事業者以外の他の事業者の送信側端末装置から送信された添付ファイルを有する電子メールにおいては、受信側端末装置が契約している事業者のメール受信サーバにおいて当該添付ファイルは削除されるという問題もあった。
また、送信側端末装置で対応している絵文字が、受信側端末装置で表現できなく、送信者と受信者との間のコミュニケーションが阻害されるという問題もあった。
そこで、本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、送信者毎に、受信側端末装置の電子メールアドレスドメイン毎に対応した処理方法を予め登録しておくことにより、メール配信サーバが受信した電子メールを受信側端末装置に応じて変換して配信できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の電子メールの配信方法においては、ユーザアカウント毎に予め登録されたユーザディレクトリ情報および受信側端末装置の電子メールアドレスドメイン毎に予め登録されたプロファイル情報に基づいて、電子メールを無変換対象の電子メールあるいは変換対象の電子メールのいずれであるかを判定し、この判定に基づいて、無変換の電子メールあるいは変換後の電子メールのいずれかをメール受信サーバに送信するようにしている。この場合、ユーザディレクトリ情報およびプロファイル情報に基づいて、無変換対象の電子メールあるいは変換対象の電子メールの判定を行うとともに、ウェッブホスティング対象の電子メールであるかを判定し、ウェッブホスティング対象の電子メールである場合は、ウェッブサーバにアクセスできる参照URLを付加した電子メールを前記メール受信サーバに送信するようにするのが望ましい。
また、ユーザディレクトリ情報は受信側端末装置の電子メールアドレスドメイン毎に予め登録された無変換、変換、ウェッブホスティングの処理方法に関する情報であって、この処理方法に基づいて、無変換対象の電子メール、変換対象の電子メール、ウェッブホスティング対象の電子メールを判定するようにしている。そして、変換対象の電子メールの場合は、受信側端末装置の電子メールアドレスドメイン毎に予め登録されたプロファイル情報に基づいて電子メールを当該受信側端末装置が受信可能な形式に変換し、変換後の電子メールをメール受信サーバに配信するようにしている。また、ウェッブホスティング対象の電子メールの場合は、受信側端末装置がアクセスできる参照URLを付加した電子メールを配信し、当該参照URLに基づいて受信側端末装置がアクセスすることにより電子メールを受信側端末装置のユーザエージェント毎に予め登録されたプロファイル情報に基づいて当該受信側端末装置が受信可能な形式に変換し、変換後の電子メールを当該受信側端末装置に配信するようにしている。
このように、受信した電子メールが変換対象である場合に、当該電子メールを予め登録されたプロファイル情報に基づいて変換し、変換後の電子メールをメール受信サーバに配信すると、受信側端末装置にとって望ましい変換を行うことが可能となる。また、受信した電子メールがウエッブホスティング対象である場合に、受信側端末装置がアクセスできる参照URLを付加した電子メールをメール受信サーバに送信するようにすると、受信側端末装置の電子メールアドレスドメインに関わらず、即ち、メール受信サーバにより削除されるファイル(コンテンツ)が添付されていたとしても、参照URLに基づいて、当該電子メールを受信することが可能となる。
なお、電子メールアドレスドメイン毎のプロファイル情報およびユーザエージェント毎のプロファイル情報は、受信側端末装置の表示能力や再生能力や対応するマルチメディア・データの種類をデータベース化し、受信可能サイズや表示色などからなる表示能力情報、再生時間やサンプリングレートなどからなる再生能力情報、受信可能フォーマット等からなるマルチメディア・データの種類のいずれか1つを含む情報であるのが望ましい。
また、本発明の電子メール配信システムは、送信側端末装置から送信された電子メールを受信し、受信した電子メールをメール受信サーバに送信するメール配信サーバと、メール配信サーバから送信された電子メールを受信して当該電子メールをメールボックスに格納させるとともに、受信側端末装置からの配信要求を受信し、受信した配信要求に基づいてメールボックスに格納された電子メールを当該メールボックスから抽出して受信側端末装置に配信するメール受信サーバとを備えるとともに、ユーザアカウントに対応した受信側端末装置の電子メールアドレスドメイン毎の処理方法などからなるユーザディレクトリ情報を格納したユーザディレクトリと、電子メールアドレスドメイン毎およびユーザエージェント毎の受信側端末装置の表示能力や再生能力や対応するマルチメディア・データの種類をデータベース化したプロファイル情報を格納した受信端末プロファイルと、プロファイル情報に基づいて電子メールを当該受信側端末装置が受信可能な形式に変換する変換機能部とを備えている。
そして、送信側端末装置から送信された電子メールを受信したメール配信サーバは、ユーザディレクトリ情報およびプロファイル情報に基づいて、無変換対象の電子メールあるいは変換対象の電子メールのいずれであるかを判定し、判定の結果、無変換対象である場合は受信した電子メールを無変換のままメール受信サーバに送信し、変換対象である場合は電子メールを変換機能部でプロファイル情報に基づいて変換させて、変換後の電子メールをメール受信サーバに送信するようにしている。
また、メール配信サーバが受信した電子メールを格納するウエッブスペースと、受信側端末装置からの配信要求に基づいてウエッブスペースに格納された電子メールを当該受信側端末装置に配信するウエッブサーバとを備え、メール配信サーバはユーザディレクトリ情報およびプロファイル情報に基づいて電子メールを無変換対象の電子メールあるいは変換対象の電子メールの判定を行うとともに、ウェッブホスティング対象の電子メールであるかをも判定し、ウェッブホスティング対象の電子メールと判定した場合には、電子メールをウエッブスペースに格納させるとともに受信側端末装置がウエッブサーバにアクセスできる参照URLを付加した電子メールを前記メール受信サーバに送信するようにしている。
そして、参照URLを付加した電子メールを受信した受信側端末装置が当該参照URLに基づいてウエッブサーバにアクセスすると、当該ウエッブサーバは当該受信側端末装置のユーザエージェントに基づいて、当該電子メールを変換機能部で受信端末プロファイルに予め登録されたユーザエージェント毎のプロファイル情報に基づいて変換させて、変換後の電子メールを当該受信側端末装置に配信するようにしている。なお、送信側端末装置および受信側端末装置はインターネットもしくは移動体通信ネットワークのいずれかに接続されるようになされている。また、変換機能部は複数の変換エンジンを用意した変換エンジン部を備えるのが望ましい。さらに、ユーザディレクトリ情報を利用者が変更できる機能を設けるようにするのが望ましい。また、他の電子メール配信システムがウェッブホスティング処理機能を有する場合に、他の電子メール配信システムの電子メールアドレスドメインに関連するユーザディレクトリ情報をユーザが指定できないようにするのが望ましい。
ついで、本発明の一実施の形態を図1〜図7に基づいて説明するが、本発明はこの実施の形態に何ら限定されるものでなく、本発明の目的を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。なお、図1は、本発明の電子メール配信システムの概略構成を模式的に示すブロック図である。図2は、図1に示されたメール配信サーバの処理動作の例を示すフローチャートである。図3は、図1に示されたウエッブサーバの処理動作の例を示すフローチャートである。図4は、図1に示されたユーザディレクトリに格納されたユーザディレクトリ情報の一例を示す図である。図5は、図1に示された受信端末プロファイルに格納されたプロファイル情報(ドメイン用プロファイル情報)の一例を示す図である。図6は、図1に示された受信端末プロファイルに格納されたプロファイル情報(ユーザエージェント用プロファイル情報)の一例を示す図である。図7は送信メールの一例を示す図である。
1.配信システム
本発明の電子メール配信システムは、図1に示すように、ネットワーク10と、送信側端末装置(MS−1)から電子メールを受信するメール配信サーバ(MTA−1)11と、このメール配信サーバ(MTA−1)11から送信された電子メールを受信するメール受信サーバ(MTA−2)12と、メール受信サーバ(MTA−2)12が受信した電子メールを格納するメールボックス13と、送信側端末装置(MS−1)のアカウントを管理するディレクトリサーバ14と、受信した電子メールを所定のフォーマット(コンテンツ)になるように変換処理を行う変換機能部15と、受信側端末装置(MS−2)の電子メールアドレスドメイン毎あるいはユーザエージェント毎に予め登録されたプロファイル情報を格納する受信端末プロファイル16と、受信した電子メールから取得したURLに基づいて受信側端末装置(MS−2)がアクセスするウエッブサーバ17とを備えている。
この場合、受信端末プロファイル16に格納されるプロファイル情報としては、図5に示すような、受信側端末装置(MS−2)の電子メールアドレスドメイン毎に予め登録されたドメイン用プロファイル情報と、図6に示すような、受信側端末装置(MS−2)のユーザエージェント毎に予め登録されたユーザエージェント用プロファイル情報とがある。また、ネットワーク10は、インターネット、移動体通信ネットワークあるいはこれらのネットワークが相互に接続されたネットワークなどからなる。また、送信側端末装置(MS−1)および受信側端末装置(MS−2)はインターネット接続機能を有する端末装置または移動体通信事業者が提供するインターネットゲートウェイに接続して電子メールを送受信できる端末装置とする。
なお、ディレクトリサーバ14には、送信側端末装置(MS−1)のアカウント(例えば、電話番号など)に対応した受信側端末装置(MS−2)の電子メールアドレスドメインに応じた処理方法などのユーザディレクトリ情報(図4参照)を格納するユーザディレクトリ14aが接続されている。また、変換機能部15には変換エンジン部15aが接続されている。この場合、変換エンジン部15aには、例えば、画像変換エンジン、動画変換エンジン、MIDI変換エンジン、ドキュメント変換エンジン、マークアップランゲージ変換エンジン、ドキュメント(絵文字)変換エンジンなどの各種フォーマット(コンテンツ)に対応する変換エンジンが用意されている。さらに、ウエッブサーバ17には、メール配信サーバ(MTA−1)11が受信した電子メールで、ユーザディレクトリ14aの処理方法でウエッブホスティング(なお、図4のユーザディレクトリ情報においては、単に「ウエッブ」とのみ示されているが、これはウエッブホスティングを意味する)が指定された電子メールを格納するウエッブスペース17aが接続されている。
ここで、メール配信サーバ(MTA−1)11は、図示しないCPU、RAM、ROM、ハードディスクドライブ(HDD)や光ディスクドライブ等からなる記憶装置、あるいはシステムバスなどからなるハードウェアを備えている。そして、これらのハードウェア上で所定のプログラムを実行することにより、受信側端末装置(MS−2)のユーザに付与されているメールアドレス宛の電子メールを受信したり、この電子メールをウエッブスペース17aに転送したり、この電子メールをメール受信サーバ(MTA−2)12に送信したりする各種の機能を実現している。このようなプログラムとしては、MTA(Message Transfer Agent)やMRA(Mail Retrieval Agent)等のソフトウェアが用いられる。
なお、このメール配信サーバ(MTA−1)11を所定の手順に従って動作させるためのプログラムはROMや記憶装置に記憶されており、必要に応じてCPUやRAM上の作業エリアに呼び出されて実行される。なお、メール配信サーバ(MTA−1)11は1台のコンピュータシステムで構成してもいいし、複数のサーバ機能をそれぞれ受け持つ複数台のコンピュータをネットワークで結んで構成するようにしてもよい。この場合、メール配信サーバ(MTA−1)11は、送信側端末装置(MS−1)から電子メールを受信すると、ディレクトリサーバ14にアカウント情報を問い合わせる。
そして、ディレクトリサーバ14を介してユーザディレクトリ14aからユーザディレクトリ情報(図4参照)を取得し、取得したユーザディレクトリ情報に基づいて、当該電子メールをメール受信サーバ(MTA−2)にそのまま送信したり、あるいはウエッブスペース17aにそのまま転送したりする。また、受信した電子メールが変換処理が必要な電子メールであると、変換機能部15に変換処理を要求し、変換後の電子メールを変換機能部15から受信して、変換後の電子メールをメール受信サーバ(MTA−2)12に送信するようになされている。
メール受信サーバ(MTA−2)12は、メール配信サーバ(MTA−1)11と同様に、図示しないCPU、RAM、ROM、ハードディスクドライブ(HDD)や光ディスクドライブ等からなる記憶装置、あるいはシステムバスなどからなるハードウェアを備えている。そしてこれらのハードウェア上で所定のプログラムを実行することにより、メール配信サーバ(MTA−1)11から受信した電子メールをメールボックス13に格納させたり、受信側端末装置(MS−2)からのアクセスに応じて、メールボックス13に格納された当該受信側端末装置(MS−2)宛の電子メールを当該受信側端末装置(MS−2)に配信したりする。
メールボックス13はメール受信サーバ(MTA−2)12が受信した電子メールを一定期間(例えば、30日間)だけ格納するデータベースである。この場合、受信側端末装置(MS−2)からの配信要求に基づくメール受信サーバ(MTA−2)12からの配信のリクエストを受け取ると、格納された電子メールをメール受信サーバ(MTA−2)12に送信するようになされている。なお、ユーザによるメールボックス操作による削除指示がなければ、一定期間(例えば、30日間)経過後は、格納した電子メールデータを自動消去するようになされている。
ディレクトリサーバ14は、上述したメール配信サーバ(MTA−1)11やメール受信サーバ(MTA−2)12とほぼ同様なハードウェアで構成されている。そして、メール配信サーバ(MTA−1)11からの要求に応じて、ユーザディレクトリ14aに予め格納されたユーザディレクトリ情報をメール配信サーバ(MTA−1)11に送信する機能を備えている。この場合、ユーザディレクトリ14aには、例えば、図4に例示するように、送信側端末装置(MS−1)のアカウント(この場合は電話番号)に対応した受信側端末装置(MS−2)の電子メールアドレスドメイン単位に処理方法を登録したユーザディレクトリ情報が格納されている。
変換機能部15は、上述したメール配信サーバ(MTA−1)11やメール受信サーバ(MTA−2)12とほぼ同様なハードウェアで構成されている。そして、メール配信サーバ(MTA−1)11やウエッブサーバ17からの変換要求に応じて、受信端末プロファイル16に予め格納された各種の情報に基づいて、受信した電子メールを変換エンジン部15aに用意された所定の変換エンジンを用いて所定の形式の電子メールや所定のフォーマット(コンテンツ)になるような変換処理を行う。
そして、変換した電子メールをメール配信サーバ(MTA−1)11やウエッブサーバ17に送信する機能を備えている。この場合、受信端末プロファイル16には、図5に例示するように、受信側端末装置(MS−2)の電子メールアドレスドメインに対応したプロファイル情報(ドメイン用プロファイル情報:変換シナリオ)が予め格納されている。また、受信端末プロファイル16には、図6に例示するように、受信側端末装置(MS−2)のユーザエージェントに対応したプロファイル情報(ユーザエージェント用プロファイル情報)が予め格納されている。また、変換エンジン部15aには、画像変換エンジン、動画変換エンジン、MIDI変換エンジン、ドキュメント変換エンジン、マークアップランゲージ変換エンジン、ドキュメント(絵文字)変換エンジンなどの各種フォーマット(コンテンツ)に対応する変換エンジンが用意されており、変換機能部15は、これらの変換エンジンから最適な変換エンジンを選択するようになされている。
ウエッブサーバ17は、上述したメール配信サーバ(MTA−1)11やメール受信サーバ(MTA−2)12とほぼ同様なハードウェアで構成されている。そして、受信側端末装置(MS−2)が、取得したURLに基づいてこのウエッブサーバ17にアクセスすると、ウエッブサーバ17はウエッブスペース17aに格納された当該受信側端末装置(MS−2)宛の電子メールを読み出して、当該電子メールの変換処理を変換機能部15に要求し、変換後の電子メールを変換機能部15から受信して、変換後の電子メールを受信側端末装置(MS−2)に配信するようになされている。
2.動作
ついで、上述のように構成される電子メール配信システムにおいて、図2および図3のフローチャートを参照しながら、送信側端末装置(MS−1)が電子メールを受信側端末装置(MS−2)宛に送信し、この電子メールを受信側端末装置(MS−2)が受信する例を、メール配信サーバ(MTA−1)11の動作(図2)、およびウエッブサーバ17の動作(図3)に基づいて以下に説明する。
この場合、送信側端末装置(MS−1)のアカウント(この場合は電話番号)に対応した受信側端末装置(MS−2)のユーザディレクトリ情報(受信側端末装置(MS−2)の電子メールアドレスドメインに応じた処理方法:図4参照)が、オペレータによる設定により、ユーザディレクトリ14aに予め登録されているものとする。また、受信側端末装置(MS−2)の電子メールアドレスドメインに対応したプロファイル情報(ドメイン用プロファイル情報:変換シナリオ:図5参照)およびユーザエージェントに対応したプロファイル情報(ユーザエージェント用プロファイル情報:図6参照)が、オペレータによる設定により、受信端末プロファイル16に予め登録されているものとする。
(1)メール配信サーバの処理動作
送信側端末装置(MS−1)が、図7に示すような電子メールを送信する。そして、メール配信サーバ(MTA−1)11は、図2に示すステップS21にて、所定のプロトコル(この場合はSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)とする)により、送信側端末装置(MS−1)から図7に示すような電子メールを受信したとする。なお、図7に示す電子メールにおいて、ヘッダ部(点線で囲まれたA部)と、ボディ部(点線で囲まれたB部からなるメール本文と、C部およびD部からなる添付ファイル(コンテンツ)とからなり、C部は画像ファイル(gif)であり、D部は動画ファイル(mpg)である)からなることを示している。
すると、ステップS22にて、メール配信サーバ(MTA−1)11は、このメールのヘッダ部(図7の点線で囲まれたA部)の送信元(From)のアカウント(電話番号:なお、図7においてはusernameとなっているが、これはアカウントである電話番号のエイリアス名を意味している)に基づいて、この電子メールの送信先(To)の電子メールアドレスドメイン(なお、図7においてはx.vodafoneとなつている)に応じた処理方法(ユーザディレクトリ情報)をユーザディレクトリ14aに格納されたデータベース(図4参照)からディレクトリサーバ14を介して取得する。また、当該電子メールの送信先(TO)の電子メールアドレスドメインを用いて受信端末プロファイル16にアクセスして、受信端末プロファイル16に格納されたプロファイル情報(ドメイン用プロファイル情報(変換シナリオ):図5参照)を取得する。
ついで、メール配信サーバ(MTA−1)11は、ステップS23に進め、RFC(Request For Comment)の仕様に基づいたインターネットメールに関する規約に従った電子メールの解析を実施する。例えば、図7に示す電子メールの場合には、複数のMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)の各パート毎、即ち、B部の電子メール本文、C部の添付ファイル(gifファイル)およびD部の添付ファイル(mpgファイル)毎に電子メールを分解する。そして、分解された各MIMEのヘッダから添付ファイルのサイズや添付ファイルの種類を判別する。
ここで、電子メールの解析を行った結果、受信した電子メールが無変換対象電子メールアドレスドメイン(例えば、ユーザディレクトリ14aに、図4に示すようなユーザディレクトリ情報が登録されていない電子メールアドレスドメイン)や、ドメイン用プロファイル情報(変換シナリオ:図5参照)において変換処理が無変換となっている電子メールの場合は、メール配信サーバ(MTA−1)11は、ステップS24にて「Yes」と判定する。ついで、ステップS29に進めて、受信した電子メールをそのままメール受信サーバ(MTA−2)12に送信する。これにより、受信側端末装置(MS−2)は、所定のプロトコル(この場合は、IMAP/POPとする)によりメール受信サーバ(MTA−2)12にアクセス(配信要求)することにより、当該電子メールを受信することが可能となる。
一方、電子メールの解析を行った結果、受信した電子メールの送信先(TO)の電子メールアドレスドメインが変換対象電子メールアドレスドメインで、かつプロファイル情報(図5のドメイン用プロファイル情報参照)の変換処理において無変換が選択されていない電子メールの場合は、メール配信サーバ(MTA−1)11は、ステップS24にて「No」と判定して、次のステップS25に進める。ステップS22にて取得したユーザディレクトリ情報において、ウエッブホスティングが選択されている(図4において、処理方法の項目でウエッブが選択されているもの)電子メールの場合は、ステップS25にて「Yes」と判定して、次のステップS26に進める。一方、ステップS22にて取得したユーザディレクトリ情報において、ウエッブホスティングが選択されていない場合は、変換対象の電子メールとなるため、ステップS25にて「No」と判定してステップS27に進める。
ステップS26においては、受信した電子メールはウエッブホスティングが選択されているので、受信した電子メールをウエッブスペース17aに格納させる。この後、受信側端末装置(MS−2)がウエッブサーバ17にアクセスできるような参照URLを付与した電子メール(例えば、図8(b)に示すような、「絵文字入り電子メールが届きました。下のリンクをクリックすると絵文字入り電子メールが見られます。」)を作成する。参照URLを付与した電子メールを作成すると、メール配信サーバ(MTA−1)11は、ステップS29に進めて、作成した電子メール(参照URLを付与した電子メール)をメール受信サーバ(MTA−2)12に送信する。受信側端末装置(MS−2)は参照URLにアクセス(配信要求)することにより、当該電子メールを受信することとなる。
一方、ステップS25にて「No」と判定してステップS27に進むと、メール配信サーバ(MTA−1)11は、受信した電子メールを変換機能部15に送信して、当該電子メールの変換処理を要求する。すると、変換機能部15は、当該電子メールの送信先(TO)の電子メールアドレスドメインを用いて受信端末プロファイル16にアクセスして、受信端末プロファイル16に格納されたプロファイル情報(ドメイン用プロファイル情報(変換シナリオ):図5参照)を取得する。そして、取得した受信側端末装置のドメイン用プロファイル情報(変換シナリオ)に基づいて、変換エンジン部15aで用意された所定の変換エンジンを用いて受信した電子メールに所定の変換処理を施す。
例えば、受信した電子メールが絵文字入りテキストで、図5の受信側端末装置のドメイン用プロファイル情報における変換処理がHTML変換となっている場合、変換機能部15は変換エンジン部15aで用意されたマークアップランゲージ変換エンジン(この場合は、HTML変換となる)を用いてHTML変換を行う。変換機能部15が所定の変換処理を行うと、変換後の電子メールがメール配信サーバ(MTA−1)11に送信されることとなる。
これにより、メール配信サーバ(MTA−1)11は、ステップS28にて、変換後の電子メールを変換機能部15から受信する。ついで、ステップS29に進めて、受信した変換後の電子メールをメール受信サーバ(MTA−2)12に送信する。受信側端末装置(MS−2)は所定のプロトコル(この場合は、IMAP/POPとする)によりメール受信サーバ(MTA−2)12にアクセスすることにより、当該変換後の電子メールを受信することとなる。
(2)ウエッブサーバの処理動作
受信側端末装置(MS−2)が参照URLを付与した電子メールを受信すると、当該受信側端末装置(MS−2)はURLの参照先となるウエッブサーバ17に所定のプロトコル(この場合は、HTTPとする)によりアクセスすることとなる。すると、ウエッブサーバ17は、図3に示すステップS31にて、受信側端末装置(MS−2)からのアクセス(配信要求)を受け付ける。ついで、ステップS32にて、ウエッブサーバ17は、受信側端末装置(MS−2)からのアクセスに基づき、当該受信側端末装置(MS−2)のユーザエージェントを取得する。そして、取得したユーザエージェントに基づいて、受信端末プロファイル17に格納されたプロファイル情報(ユーザエージェント用プロファイル情報:図6参照)を取得する。
ついで、ステップS33に進め、当該受信側端末装置(MS−2)のアカウント宛ての電子メールをウエッブスペース17aから読み出す。そして、ウエッブサーバ17は、ステップS34にて、読み出した電子メールを変換機能部15に送信して当該電子メールの変換処理を要求する。すると、変換機能部15は、受信端末プロファイル16にアクセスして、当該受信端末プロファイル16に格納されたプロファイル情報(ユーザエージェント用プロファイル情報:図6参照)を取得する。そして、取得した受信側端末装置のプロファイル情報(ユーザエージェント用プロファイル情報:図6参照)に基づいて、変換エンジン部15aで用意された所定の変換エンジンを用いて受信した電子メールに所定の変換処理を施す。
例えば、受信側端末装置(MS−2)のユーザエージェントがAny/User Agent/A1で受信したメールが絵文字入りテキストであった場合、図6のユーザプロファイル情報(ユーザエージェント用プロファイル情報)における変換処理はHTML変換となっているため、変換機能部15は変換エンジン部15aで用意されたマークアップランゲージ変換エンジン(この場合は、絵文字→HTML変換)を用いてHTML変換を行う。変換機能部15が所定の変換処理を行うと、変換後の電子メールがウエッブサーバ17に送信されることとなる。これにより、ウエッブサーバ17は、ステップS35にて、変換後の電子メールを変換機能部15から受信する。ついで、ステップS36に進めて、受信した変換後の電子メールを受信側端末装置(MS−2)に配信する。これにより、受信側端末装置(MS−2)は変換後の電子メールを受信することとなる。
3.変換例
ここで、電子メールの変換例を図8〜図22に基づいて説明する。なお、図8、図9は第1変換例を模式的に示す図である。また、図10、図11は第2変換例を模式的に示す図であり、図12、図13は第3変換例を模式的に示す図であり、図14は第4変換例を模式的に示す図である。また、図15は第5変換例の表示例を模式的に示す図であり、図16、図17は第6変換例を模式的に示す図であり、図18は第7変換例を模式的に示す図である。さらに、図19、図20は第8変換例を模式的に示す図であり、図21、図22は第9変換例を模式的に示す図である。
(1)第1変換例
まず、第1変換例を図8および図9に基づいて説明する。この場合は、アカウントが090−0000−0001(図4参照)の送信側端末装置(MS−1)が、電子メールアドレスドメインがアスタリスク(*:この*は指定されたドメイン以外の全てのドメインを意味する)の受信側端末装置(MS−2)宛てに、図8(a)に示すようなTEXT(絵文字入り)形式(コンテンツ)の電子メールを送信したものとする。また、受信側端末装置(MS−2)のユーザエージェントはAny/User Agent/A1とする。
すると、このTEXT(絵文字入り)形式(コンテンツ)の電子メールを受信したメール配信サーバ(MTA−1)11は、受信した電子メールの送信先の電子メールアドレスドメインがウエッブホスティング対象の電子メールアドレスドメインであることをユーザディレクトリ14aから取得(ステップS22)する。そして、受信したTEXT(絵文字入り)形式(コンテンツ)の電子メールをウエッブスペース17aに格納させる。この後、受信側端末装置(MS−2)がウエッブサーバ17に配信要求ができるように、図8(b)に示すように、参照URLを付与したメール(この場合は、「絵文字入りメールが届きました。下のリンクをクリックすると絵文字入りメールが見られます。」)を作成(ステップS26a)する。
これにより、電子メールアドレスドメインがアスタリスク(*)の受信側端末装置(MS−2)がウエッブサーバ17に配信要求をすると、ウエッブサーバ17はウエッブスペース17aから配信要求された電子メールを取得し、変換機能部15に当該受信側端末装置(MS−2)の配信要求に含まれるユーザエージェントとウエッブスペース17aから取得した電子メールを送信するとともに変換処理を要求する。すると、変換機能部15は、受信したユーザエージェントに基づいて受信端末プロファイル16からプロファイル情報(ユーザエージェント用プロファイル情報:図6参照)を取得し、当該電子メールはHTML変換を行うものであることを判断して、変換エンジン部15aで用意されたマークアップランゲージ(この場合は、HTML変換および絵文字変換)を用いて、図9(a)に示すようにテキストをHTMLに変換するとともに、絵文字部分は図9(b)に示す画像ファイルを参照するように変換(ステップS34)する。これにより、電子メールアドレスドメインがアスタリスク(*)の受信側端末装置(MS−2)は、当該受信側端末装置(MS−2)の表示画面に、図8(c)に示すような絵文字入りテキストメールをそのまま表示できるようになる。
(2)第2変換例
ついで、第2変換例を図10および図11に基づいて説明する。この場合は、アカウントが090−0000−0002(図4参照)の送信側端末装置(MS−1)が、電子メールアドレスドメインがアスタリスク(*)の受信側端末装置(MS−2)宛てに、図10(a)に示すようなSMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)形式(コンテンツ)で表現され、テキストおよび動画のデータが添付ファイルとして添付された電子メールを送信したものとする。すると、この電子メールを受信したメール配信サーバ(MTA−1)11は、変換処理が必要な電子メール(図4参照)であることをユーザディレクトリ14aから取得(ステップS22)する。
そして、メール配信サーバ(MTA−1)11は、受信した電子メールを変換機能部15に送信して、当該変換機能部15に変換処理を要求する。すると、変換機能部15は受信した電子メールの送信先の電子メールアドレスドメインに基づいて受信端末プロファイル16からプロファイル情報(ドメイン用プロファイル情報(変換シナリオ):図5参照)を取得し、当該電子メールはHTML変換を行うものであることを判断して、変換エンジン部15aで用意されたマークアップランゲージ変換エンジン(この場合はSMIL→HTML変換)を用いて、SMIL形式(コンテンツ)をHTML形式(コンテンツ)に変換(S27)する。この結果、受信側端末装置(MS−2)は、SMIL形式(コンテンツ)がHTML形式(コンテンツ)に変換された電子メールを受信して、当該受信側端末装置(MS−2)の表示画面に表示できるようになる。
この場合、図10(a)に示すSMIL形式(コンテンツ)の電子メールにおいては、図10(a)のA部の記載から、画面サイズは幅が240ドットで高さが320ドットであり、画面左上から右に12ドット、下に5ドットの位置から幅が176ドットで高さが144ドットの領域に動画(MV)を表示し、画面左上から下に150ドットの位置から幅が240ドットで高さが30ドットの領域にテキスト(TX)を表示し、画面左上から下に180ドットの位置から幅が200ドットで高さが140ドットの領域にイメージ(IM)を表示することを表している。
また、図10(a)のB部の記載から、当該SMILの再生時間は20秒間で、0秒から動画(MV)の再生を開始し、5秒から5秒間に亘ってテキスト1(Sample Tx1.txt)(この場合は「サンプルメッセージです。」となる)を表示するとともに、イメージ1(Sample Im1.jpg)を表示し、10秒からテキスト2(Sample Tx2.txt)(この場合は「表示するコンテンツを時間の経過により制御できます。」となる)を表示するとともに、イメージ2(Sample Im2.jpg)を表示することを表している。
そして、これがHTML形式(コンテンツ)に変換されると、図10(b)のA部の記載から、動画ファイル(Sample Mv.3gp)が添付されていること、当該動画ファイルは変換前のSMILにおいて0秒から再生されることを示すとともに、「動画ファイルが添付されています。」が記載されることを示している。また、図10(b)のB部の記載から、イメージ(Sample Im1.jpg)が表示されること、当該イメージが変換前のSMILにおいて5秒から表示されることを示すとともに、「サンプルイメージです。」が記載されることを示している。また、図10(b)のC部の記載から、イメージ(Sample Im2.jpg)が表示されること、当該イメージが変換前のSMILにおいて10秒から表示されることを示すとともに、「表示するコンテンツを時間の経過により制御できます。」が記載されることを示している。
これにより、SMIL上で表示タイミングが制御されるコンテンツは、HTML上では画面上での表示順序の制御へ変換され、図11(a)(b)(c)の上部にて再生される動画が、図11(d)に示されるような添付ファイルへのリンク(この場合は「動画ファイルが添付されています。」の部分)に変換されて受信側端末装置(MS−2)の表示画面に表示されることとなる。そして、受信側端末装置(MS−2)が3GPPに対応していれば、図11(d)に示される画面で「動画ファイルが添付されています。」の部分をクリックすることにより、3GPPの動画を見ることができる。なお、受信側端末装置(MS−2)が3GPPに対応していなければ3GPPの動画は見ることはできないが、HTMLに対応していれば静止画を表示することは可能となる。
(3)第3変換例
ついで、第3変換例を図12および図13に基づいて説明する。この場合は、アカウントが090−0000−0003(図4参照)の送信側端末装置(MS−1)が、A社ドメインの受信側端末装置(MS−2)宛てに、図12(a)に示すようなSMIL形式(コンテンツ)の電子メールを送信したものとする。すると、このSMIL形式(コンテンツ)の電子メールを受信したメール配信サーバ(MTA−1)11は、変換処理が必要な電子メール(図4参照)であることをユーザディレクトリ14aから取得(ステップS22)する。
そして、メール配信サーバ(MTA−1)11は、受信したSMIL形式(コンテンツ)の電子メールを変換機能部15に送信して、当該変換機能部15に変換処理を要求する。すると、変換機能部15は、受信した電子メールの送信先の電子メールアドレスドメインに基づいて受信端末プロファイル16からプロファイル情報(ドメイン用プロファイル情報(変換シナリオ):図5参照)を取得し、当該電子メールはTEXT変換を行うものであることを判断して、変換エンジン部15aで用意されたマークアップランゲージ変換エンジン(この場合はSMIL→TEXT変換)を用いて、SMIL形式(コンテンツ)をTEXT形式(コンテンツ)に変換(S27)する。この結果、受信側端末装置(MS−2)は、SMIL形式(コンテンツ)がTEXT形式(コンテンツ)に変換された電子メールを受信して、当該受信側端末装置(MS−2)の表示画面に表示できるようになる。
この場合、図12(a)に示すSMIL形式(コンテンツ)の電子メールにおいては、図12(a)のA部の記載から、画面サイズは幅が240ドットで高さが180ドットであり、画面左上から下に10ドットの位置から幅が240ドットで高さが30ドットの領域にテキスト(TX)を表示し、画面左上から先頭が下に40ドットの位置から幅が200ドットで高さが140ドットの領域にイメージ(IM)を表示することを表している。また、図12(a)のB部の記載から、当該SMILの再生時間は20秒間で、0秒から10秒間に亘ってテキスト1(Sample Tx1.txt)を表示するとともに、イメージ1(Sample Im1.jpg)を表示し、10秒からから10秒間に亘ってテキスト2(Sample Tx2.txt)を表示するとともに、イメージ2(Sample Im2.jpg)を表示することを表している。
そして、これがHTML形式(コンテンツ)に変換されると、図12(b)のA部の記載から、テキスト(Sample Tx1.txtおよびSample Tx2.txt)の内容を本文に挿入し、図12(b)のB部の記載から、テキスト以外のコンテンツ(Sample Im1.jpgおよびSample Im2.jpg)は添付ファイルとすることを示している。これにより、SMILのタグを取り除き、SMIL上で表示されるテキスト(この場合は、Sample Tx1.txtおよびSample Tx2.txt)はテキスト本文(図12(b)のA部)に挿入され、その他のコンテンツは添付ファイル(図12(b)のB部)にされる。これにより、図13(a)上部に示されるテキスト部が、図13(b)に示されるようなテキストに変換され、図13(a)下部に示されるイメージが図13(b)に示される添付ファイルとなり、受信側端末装置(MS−2)は、SMILがテキストに変換された電子メールを受信して、当該受信側端末装置(MS−2)の表示画面に表示できるようになる。
(4)第4変換例
ついで、第4変換例を図14に基づいて説明する。この場合は、アカウントが090−0000−0004(図4参照)の送信側端末装置(MS−1)が、D社ドメインの受信側端末装置(MS−2)宛てに、図14(a)に示すようなJPEG(スライドショー)形式(コンテンツ)の電子メールを送信したものとする。すると、このJPEG(スライドショー)形式(コンテンツ)の電子メールを受信したメール配信サーバ(MTA−1)11は、変換処理が必要な電子メール(図4参照)であることをユーザディレクトリ14aから取得(S22)する。
そして、メール配信サーバ(MTA−1)11は、受信したJPEG(スライドショー)形式(コンテンツ)の電子メールを変換機能部15に送信して、当該変換機能部15に変換処理を要求する。すると、変換機能部15は、受信した電子メールの送信先の電子メールアドレスドメインに基づいて受信端末プロファイル16からプロファイル情報(ドメイン用プロファイル情報(変換シナリオ):図5参照)を取得し、当該電子メールに添付されたJPEG(スライドショー)形式(コンテンツ)はアニメーションGIF変換を行うものであることを判断して、変換エンジン部15aで用意された画像変換エンジン(この場合は、JPEG(スライドショー)/アニメーションGIF変換)を用いて、図14(b)に示すようにJPEG(スライドショー)をアニメーションGIFに変換(S27)する。
この場合、JPEG(スライドショー)は図14(a)のA部に示すように、3つのJPEGファイル(image01.jpg,image02.jpgおよびimage03.jpg)で構成されており、これらの3つのJPEGファイルが連続して表示されることによりスライドショー(アニメーション)になるようになされている。そして、これが画像変換エンジン(この場合は、JPEG(スライドショー)/アニメーションGIF変換)により変換されると、図14(b)のA部に示すように、3コマが1ファイルになって構成されたアニメーションGIFとなる。これにより、受信側端末装置(MS−2)は、JPEG(スライドショー)がアニメーションGIFファイルに変換された電子メールを受信して、当該受信側端末装置(MS−2)の表示画面に表示できるようになる。
(5)第5変換例
ついで、第5変換例を図15に基づいて説明する。この場合は、アカウントが090−0000−0004(図4参照)の送信側端末装置(MS−1)が、D社ドメインの受信側端末装置(MS−2)宛てに、図15(a)に示すようなV社用絵文字コードで作成されたTEXT(絵文字入り)形式(コンテンツ)の電子メールを送信したものとする。すると、このV社用絵文字コードで作成されたTEXT(絵文字入り)形式(コンテンツ)の電子メールを受信したメール配信サーバ(MTA−1)11は、変換処理が必要な電子メール(図4参照)であることをユーザディレクトリ14aから取得(ステップS22)する。
そして、メール配信サーバ(MTA−1)11は、受信したV社用絵文字コードで作成されたTEXT(絵文字入り)形式(コンテンツ)の電子メールを変換機能部15に送信して、当該変換機能部15に変換処理を要求する。すると、変換機能部15は、受信した電子メールの送信先の電子メールアドレスドメインに基づいて受信端末プロファイル16からプロファイル情報(ドメイン用プロファイル情報(変換シナリオ):図5参照)を取得し、当該電子メールはTEXT(絵文字入り)変換を行うものであることを判断して、変換エンジン部15aで用意された図15(b)で示すような絵文字コード変換テーブル(なお、この絵文字コード変換テーブルは携帯電話会社毎に作成されていて、変換エンジン部15aに格納されている)を用いて、図15(c)に示すようにD社用絵文字コードで作成されたTEXT(絵文字入り)に変換(S27)する。これにより、受信側端末装置(MS−2)は、D社用絵文字コードで作成されたTEXT(絵文字入り)形式(コンテンツ)の電子メールを受信して、当該受信側端末装置(MS−2)の表示画面に表示できるようになる。
(6)第6変換例
ついで、第6変換例を図16および図17に基づいて説明する。この場合は、アカウントが090−0000−0004(図4参照)の送信側端末装置(MS−1)が、D社ドメインの受信側端末装置(MS−2)宛てに、図16(a)のA部に示すような動画(3GPP)形式(コンテンツ)の電子メールを送信したものとする。すると、この動画(3GPP)形式(コンテンツ)の電子メールを受信したメール配信サーバ(MTA−1)11は、変換処理が必要な電子メール(図4参照)であることをユーザディレクトリ14aから取得(ステップS22)する。
そして、メール配信サーバ(MTA−1)11は、受信した動画(3GPP)形式(コンテンツ)の電子メールを変換機能部15に送信して、当該変換機能部15に変換処理を要求する。すると、変換機能部15は、受信した電子メールの送信先の電子メールアドレスドメインに基づいて受信端末プロファイル16からプロファイル情報(ドメイン用プロファイル情報(変換シナリオ):図5参照)を取得し、当該電子メールに添付された動画(3GPP)形式(コンテンツ)はアニメーションGIF変換を行うものであることを判断して、変換エンジン部15aで用意された動画変換エンジン(この場合は、3GPP/アニメーションGIF変換)を用いて、図16(b)のA部に示すようにアニメーションGIFに変換(S27)する。これにより、受信側端末装置(MS−2)は、アニメーションGIFに変換された電子メールを受信して、当該受信側端末装置(MS−2)の表示画面に表示できるようになる。
(7)第7変換例
ついで、第7変換例を図18に基づいて説明する。この場合は、アカウントが090−0000−0004(図4参照)の送信側端末装置(MS−1)が、D社ドメインの受信側端末装置(MS−2)宛てに、図18(a)に示すようなPNG(Portable Network Graphics format)ファイルを添付した電子メールを送信したものとする。すると、このPNGファイルが添付された電子メールを受信したメール配信サーバ(MTA−1)11は、変換処理が必要な電子メールであることをユーザディレクトリ14aから取得(S22)する。
そして、メール配信サーバ(MTA−1)11は、受信したPNGファイルが添付された電子メールを変換機能部15に送信して、当該変換機能部15に変換処理を要求する。すると、変換機能部15は、受信した電子メールの送信先の電子メールアドレスドメインに基づいて受信端末プロファイル16からプロファイル情報(ドメイン用プロファイル情報(変換シナリオ):図5参照)を取得し、当該電子メールに添付されたPNGファイルはJPEG変換を行うものであることを判断して、変換エンジン部15aで用意された画像変換エンジン(この場合は、PNG/JPG変換)を用いて、図18(b)に示すようにPNGをJPGに変換(ステップS27)する。これにより、受信側端末装置(MS−2)は、PNGファイルがJPGファイルに変換された電子メールを受信して、当該受信側端末装置(MS−2)の表示画面に表示できるようになる。
(8)第8変換例
ついで、第3変換例を図19および図20に基づいて説明する。この場合は、アカウントが090−0000−0003(図4参照)の送信側端末装置(MS−1)が、A社ドメインの受信側端末装置(MS−2)宛てに、図19(a)に示すようなHTML形式(コンテンツ)の電子メールを送信したものとする。すると、このHTML形式(コンテンツ)の電子メールを受信したメール配信サーバ(MTA−1)11は、変換処理が必要な電子メール(図4参照)であることをユーザディレクトリ14aから取得(ステップS22)する。
そして、メール配信サーバ(MTA−1)11は、受信したHTML形式(コンテンツ)の電子メールを変換機能部15に送信して、当該変換機能部15に変換処理を要求する。すると、変換機能部15は、受信した電子メールの送信先の電子メールアドレスドメインに基づいて受信端末プロファイル16からプロファイル情報(ドメイン用プロファイル情報(変換シナリオ):図5参照)を取得し、当該電子メールはTEXT変換を行うものであることを判断して、変換エンジン部15aで用意されたマークアップランゲージ変換エンジン(この場合はHTML/TEXT変換)を用いて、HTML形式(コンテンツ)をTEXT形式(コンテンツ)に変換(S27)する。この結果、受信側端末装置(MS−2)は、HTML形式(コンテンツ)がTEXT形式(コンテンツ)に変換された電子メールを受信して、当該受信側端末装置(MS−2)の表示画面に表示できるようになる。
この場合、図19(a)に示すHTML形式(コンテンツ)の電子メールの記載から、HTMLタグを削除するとともに、インライン表示されている画像は通常の添付ファイルにして、図19(b)に示すようにTEXT形式(コンテンツ)に変換する。これにより、図20(a)に示されるHTML形式(コンテンツ)の電子メールが、図20(b)に示されるようなテキスト形式(コンテンツ)に変換されるとともに、画像は添付ファイルとして添付され、受信側端末装置(MS−2)は、HTMLがテキストに変換された電子メールを受信して、当該受信側端末装置(MS−2)の表示画面にテキストが表示され、添付ファイを選択して閲覧することにより画像を表示(この場合、画像の表示はメーラの仕様による)できるようになる。
(9)第9変換例
ついで、第9変換例を図21および図22に基づいて説明する。この場合は、アカウントが090−0000−0002(図4参照)の送信側端末装置(MS−1)が、電子メールアドレスドメインがアスタリスク(*:この場合は、zzzzz.comとする)の受信側端末装置(MS−2:この場合は、一般的なPCとする)宛てに、図21(a)に示すような3GPP形式(コンテンツ)の電子メールを送信したものとする。すると、この3GPP形式(コンテンツ)の電子メールを受信したメール配信サーバ(MTA−1)11は、変換処理が必要な電子メール(図4参照)であることをユーザディレクトリ14aから取得(ステップS22)する。
そして、メール配信サーバ(MTA−1)11は、受信した3GPP形式(コンテンツ)の電子メールを変換機能部15に送信して、当該変換機能部15に変換処理を要求する。すると、変換機能部15は、受信した電子メールの送信先の電子メールアドレスドメインに基づいて受信端末プロファイル16からプロファイル情報(ドメイン用プロファイル情報(変換シナリオ):図5参照)を取得し、当該電子メールはAVI変換を行うものであることを判断して、変換エンジン部15aで用意された動画変換エンジン(この場合は3GPP/AVI変換)を用いて、3GPP形式(コンテンツ)をAVI形式(コンテンツ)に変換(ステップS27)する。この結果、受信側端末装置(MS−2)は、3GPP形式(コンテンツ)がAVI形式(コンテンツ)に変換された電子メールを受信して、当該受信側端末装置(MS−2)の表示画面に表示できるようになる。
この場合、図21(a)に示す3GPP形式(コンテンツ)の電子メールにおいては、図21(a)のA部の記載から、3GPP形式(コンテンツ)の動画ファイルが添付されていることを表している。そして、この3GPP形式(コンテンツ)の動画ファイルのフォーマットを変換することにより、図21(b)に示されるようにAVI形式(コンテンツ)の動画ファイルが添付ファイルとして添付されていることを示している。これにより、図22(a)に示される3GPP形式(コンテンツ)の動画が、図22(b)に示されるようなAVI形式(コンテンツ)の動画に変換され、受信側端末装置(MS−2)は、特別なアプリケーションをインストールすることなく、当該受信側端末装置(MS−2)の表示画面に表示できるようになる。
上述したように、本発明においては、メール配信サーバ(MTA−1)11は、送信側端末装置(MS−1)から受信した電子メールが変換対象である場合、当該電子メールを予め登録されたプロファイル情報に基づいて変換させて、変換後の電子メールをメール受信サーバ12に送信するようにしている。このため、受信側端末装置(MS−2)にとって望ましい変換を行うことが可能となる。また、受信した電子メールがウエッブホスティング対象である場合に、受信側端末装置(MS−2)がアクセスできる参照URLを付加した電子メールをメール受信サーバ12に送信するようにしている。このため、受信側端末装置(MS−2)は電子メールアドレスドメインに関わらず、参照URLに基づいて、当該電子メールを受信することが可能となる。
なお、上述した実施の形態においては、送信側端末装置(MS−1)のアカウントに対応した受信側端末装置(MS−2)の電子メールアドレスドメイン単位のユーザディレクトリ情報が、予め、ユーザディレクトリ14aに格納されている例について説明したが、送信側端末装置(MS−1)のユーザが送信側端末装置(MS−1)を用いてユーザディレクトリ情報を変更できる機能を設けるようにするのが望ましい。この場合、上述したウエッブホスティング用ウエッブサーバとは別に、新たなウエッブサーバを付加し、この新たなウエッブサーバを利用したアカウント情報変更機能や、メールサーバ管理者によって、ユーザディレクトリ情報を変更できるようにすればよい。
また、上述した非特許文献1、2にて提案されたウエッブホンティングのシステムが受信側で準備された場合、本発明を適用するとURLが二重に付与される事態が生じて、受信者が混乱するという恐れが生じる。このような混乱を生じさせないためには、上記したようなユーザディレクトリ情報を変更する機能で、処理方法のウエッブを選択できないという機能を設けるようにするのが望ましい。
本発明の電子メール配信システムの概略構成を模式的に示すブロック図である。 図1に示されたメール配信サーバの処理動作の例を示すフローチャートである。 図1に示されたウエッブサーバの処理動作の例を示すフローチャートである。 図1に示されたユーザディレクトリに格納されたユーザディレクトリ情報の一例を示す図である。 図1に示された受信端末プロファイルに格納されたプロファイル情報(ドメイン用プロファイル情報)の一例を示す図である。 図1に示された受信端末プロファイルに格納されたプロファイル情報(ユーザエージェント用プロファイル情報)の一例を示す図である。 受信メールの一例を示す図である。 第1変換例を模式的に示す図であり、図8(a)は送信側端末装置から送信された変換前の電子メールの例を示し、図8(b)はウエッブホスティングの場合の参照URLを付与した電子メールの例を示し、図8(c)は変換後の電子メールの例を示す図である。 第1変換例の絵文字入りテキストメールが変換された例を模式的に示す図であり、図9(a)はテキストをHTMLに変換する例を示し、図9(b)絵文字を画像ファイルに変換する例を示している。 第2変換例を模式的に示す図であり、図10(a)は送信側端末装置から送信された変換前のSMILファイルの例を示し、図10(b)は変換後のHTMLファイルの例を示している。 第2変換例の表示例を模式的に示す図であり、図11(a)は変換前のSMILファイルの表示例を模式的に示す図であり、図11(b)は変換後のHTMLファイルの表示例を模式的に示す図である。 第3変換例を模式的に示す図であり、図12(a)は送信側端末装置から送信された変換前のSMILファイルの例を示し、図12(b)は変換後のTEXTファイルの例を示している。 第3変換例の表示例を模式的に示す図であり、図13(a)は変換前のSMILファイルの表示例を模式的に示す図であり、図13(b)は変換後のTEXTファイルの表示例を模式的に示す図である。 第4変換例を模式的に示す図であり、図14(a)は送信側端末装置から送信された変換前のJPEG(スライドショー)の例を示し、図14(b)は変換後のアニメーションGIFの例を示している。 第5変換例の表示例を模式的に示す図であり、図15(a)は変換前のTEXT(絵文字入り)の表示例を模式的に示す図であり、図15(b)は図15(c)は変換後のTEXT(絵文字入り)の表示例を模式的に示す図である。 第6変換例を模式的に示す図であり、図16(a)は送信側端末装置から送信された変換前の動画(3GPP)の例を示し、図16(b)は変換後のアニメーションGIFの例を示している。 第6変換例の表示例を模式的に示す図であり、図17(a)は変換前の動画(3GPP)の表示例を模式的に示す図であり、図17(b)は変換後のアニメーションGIFの表示例を模式的に示す図である。 第7変換例を模式的に示す図であり、図18(a)は送信側端末装置から送信された変換前のPNGファイルの例を示し、図18(b)は変換後のJPEGファイルの例を示している。 第8変換例を模式的に示す図であり、図19(a)は送信側端末装置から送信された変換前の動画(3GPP)の例を示し、図19(b)は変換後のアニメーションGIFの例を示している。 第8変換例の表示例を模式的に示す図であり、図20(a)は変換前の動画(3GPP)の表示例を模式的に示す図であり、図20(b)は変換後のアニメーションGIFの表示例を模式的に示す図である。 第9変換例を模式的に示す図であり、図21(a)は送信側端末装置から送信された変換前の動画(3GPP)の例を示し、図21(b)は変換後のアニメーションGIFの例を示している。 第9変換例の表示例を模式的に示す図であり、図22(a)は変換前の動画(3GPP)の表示例を模式的に示す図であり、図22(b)は変換後のアニメーションGIFの表示例を模式的に示す図である。
符号の説明
10…電子メール送受信システム、11…メール配信サーバ(MTA−1)、12…メール受信サーバ(MTA−2)、13…メールボックス、14…ディレクトリサーバ、14a…ユーザディレクトリ、15…変換機能部、15a…変換エンジン部、16…受信端末プロファイル、17…ウエッブサーバ、17a…ウエッブスペース

Claims (13)

  1. 送信側端末装置から送信された電子メールをメール配信サーバが受信してメール受信サーバに送信し、当該メール受信サーバに配信要求した受信側端末装置に電子メールを配信するようにした電子メール配信方法であって、
    ユーザアカウント毎に予め登録されたユーザディレクトリ情報および前記受信側端末装置の電子メールアドレスドメイン毎に予め登録されたプロファイル情報に基づいて、前記電子メールを無変換対象の電子メールあるいは変換対象の電子メールのいずれであるかを判定し、
    前記判定に基づいて、無変換の電子メールあるいは変換後の電子メールのいずれかを前記メール受信サーバに送信するようにしたことを特徴とする電子メール配信方法。
  2. 前記ユーザディレクトリ情報および前記プロファイル情報に基づいて、前記電子メールを無変換対象の電子メールあるいは変換対象の電子メールの判定を行うとともに、ウェッブホスティング対象の電子メールであるかを判定し、
    ウェッブホスティング対象の電子メールである場合は、ウェッブサーバにアクセスできる参照URLを付加した電子メールを前記メール受信サーバに送信するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電子メール配信方法。
  3. 前記ユーザディレクトリ情報は前記受信側端末装置の電子メールアドレスドメイン毎に予め登録された無変換、変換、ウェッブホスティングの処理方法に関する情報であって、
    前記処理方法に基づいて、無変換対象の電子メール、変換対象の電子メール、ウェッブホスティング対象の電子メールを判定するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子メール配信方法。
  4. 前記変換対象の電子メールの場合は、前記プロファイル情報に基づいて前記電子メールを当該受信側端末装置が受信可能な形式に変換し、変換後の電子メールを前記メール受信サーバに送信するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電子メール配信方法。
  5. 前記ウェッブホスティング対象の電子メールの場合は、前記参照URLに基づいて前記受信側端末装置が前記ウェッブサーバにアクセスすることにより前記電子メールを前記受信側端末装置のユーザエージェント毎に予め登録されたプロファイル情報に基づいて当該受信側端末装置が受信可能な形式に変換し、変換後の電子メールを当該受信側端末装置に配信するようにしたことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の電子メール配信方法。
  6. 前記電子メールアドレスドメイン毎のプロファイル情報およびユーザエージェント毎のプロファイル情報は、受信側端末装置の表示能力や再生能力や対応するマルチメディア・データの種類をデータベース化し、受信可能サイズや表示色などからなる表示能力情報、再生時間やサンプリングレートなどからなる再生能力情報、受信可能フォーマット等からなるマルチメディア・データの種類の少なくとも1つを含む情報であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の電子メール配信方法。
  7. 送信側端末装置から送信された電子メールをメール配信サーバが受信してメール受信サーバに送信し、当該メール受信サーバに配信要求した受信側端末装置に電子メールを配信するようにした電子メール配信システムであって、
    前記送信側端末装置から送信された電子メールを受信し、受信した電子メールをメール受信サーバに送信するメール配信サーバと、
    前記メール配信サーバから送信された電子メールを受信して当該電子メールをメールボックスに格納させるとともに、前記受信側端末装置からの配信要求を受信し、受信した配信要求に基づいて前記メールボックスに格納された電子メールを当該メールボックスから抽出して前記受信側端末装置に配信するメール受信サーバとを備えるとともに、
    ユーザアカウントに対応した前記受信側端末装置の電子メールアドレスドメイン毎の処理方法などからなるユーザディレクトリ情報を格納したユーザディレクトリと、
    前記電子メールアドレスドメイン毎およびユーザエージェント毎の前記受信側端末装置の表示能力や再生能力や対応するマルチメディア・データの種類をデータベース化したプロファイル情報を格納した受信端末プロファイルと、
    前記プロファイル情報に基づいて前記電子メールを当該受信側端末装置が受信可能な形式に変換する変換機能部とを備え、
    前記送信側端末装置から送信された前記電子メールを受信した前記メール配信サーバは、前記ユーザディレクトリ情報および前記プロファイル情報に基づいて、無変換対象の電子メールあるいは変換対象の電子メールのいずれであるかを判定し、判定の結果、無変換対象である場合は前記受信した電子メールを無変換のまま前記メール受信サーバに送信し、変換対象である場合は前記電子メールを前記変換機能部で前記プロファイル情報に基づいて変換させて、変換後の電子メールを前記メール受信サーバに送信するようにしたことを特徴とする電子メール配信システム。
  8. 前記メール配信サーバが受信した電子メールを格納するウエッブスペースと、前記受信側端末装置からの配信要求に基づいて前記ウエッブスペースに格納された電子メールを当該受信側端末装置に配信するウエッブサーバとを備え、
    前記メール配信サーバは前記ユーザディレクトリ情報および前記プロファイル情報に基づいて前記電子メールを無変換対象の電子メールあるいは変換対象の電子メールの判定を行うとともに、ウェッブホスティング対象の電子メールであるかをも判定し、ウェッブホスティング対象の電子メールと判定した場合には、前記電子メールを前記ウエッブスペースに格納させるとともに前記受信側端末装置が前記ウエッブサーバにアクセスできる参照URLを付加した電子メールを前記メール受信サーバに送信するようにしたことを特徴とする請求項7に記載の電子メール配信システム。
  9. 前記参照URLを付加した電子メールを受信した前記受信側端末装置が当該参照URLに基づいて前記ウエッブサーバにアクセスすると、当該ウエッブサーバは当該受信側端末装置のユーザエージェントに基づいて、当該電子メールを前記変換機能部で前記受信端末プロファイルに予め登録されたユーザエージェント毎のプロファイル情報に基づいて変換させて、変換後の電子メールを当該受信側端末装置に配信するようにしたことを特徴とする請求項8に記載の電子メール配信システム。
  10. 前記送信側端末装置および前記受信側端末装置はインターネットもしくは移動体通信ネットワークのいずれかに接続されるようになされていることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれかに記載の電子メール配信システム。
  11. 前記変換機能部は複数の変換エンジンを用意した変換エンジン部を備えていることを特徴とする請求項7から請求項10のいずれかに記載の電子メール配信システム。
  12. 前記ユーザディレクトリ情報を利用者が変更できる機能を設けるようにしたことを特徴とする請求項7から請求項11のいずれかに記載の電子メール配信システム。
  13. 他の電子メール配信システムがウェッブホスティング処理機能を有する場合に、前記他の電子メール配信システムの電子メールアドレスドメインに関連する前記ユーザディレクトリ情報をユーザが指定できないようにしたことを特徴とする請求項7から請求項12のいずれかに記載の電子メール配信システム。
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