JP2007007050A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 斬新な演出を行うことにより、遊技者の興味を惹き付ける。
【解決手段】 スロットマシン1は、袋状の風船体80と空気供給管路84と給気弁85と風船体制御部とを備える。風船体80は、外部から視認可能な位置に設けられ、空気の供給状態に応じて膨張及び収縮する。空気供給管路84は、風船体80を、空気供給源となるホール側の空気供給管路96に接続する。給気弁85は、空気供給管路84を開閉する。風船体制御部は、スロットマシン1の遊技状態に基づいて給気弁85を開閉制御する。これにより、風船体80はスロットマシン1の遊技状態に応じて膨張又は収縮し、遊技者は風船体80による演出を愉しむことができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用される遊技機に関する。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンはパチスロ機と称され、その遊技媒体となっているメダルに一定の価値が与えられて、ゲームを行って獲得したメダルを種々の景品に交換することができる。
また、パチスロ機には、通常の遊技状態と、多数のメダルを獲得し易い遊技者にとって有利な遊技状態とが設定されており、遊技を進行する過程で遊技者の興味が削がれることを抑制するために、遊技状態に応じた様々な演出が実行される。係る演出としては、画像表示装置による画像の表示、ランプやLEDの点滅、及びスピーカからの音声の出力が一般的である。
特開2004−290263号公報
しかし、画像表示装置による画像の表示や、ランプやLEDの点滅や、スピーカからの音声の出力では、斬新な演出を行うことが難しく、遊技者の興味が削がれてしまう可能性がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、斬新な演出を行うことにより、遊技者の興味を惹き付けることが可能な遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る遊技機は、袋状の風船体と、空気供給管路と、供給管路開閉手段と、制御手段と、を備える。
風船体は、外部から視認可能な位置に設けられ、空気の供給状態に応じて膨張及び収縮する。空気供給管路は、風船体と空気供給源とを接続する。供給管路開閉手段は、空気供給管路を開閉する。制御手段は、遊技状態に基づいて供給管路開閉手段を開閉制御する。
上記構成では、制御手段が遊技状態に基づいて供給管路開閉手段を開閉制御するので、風船体が遊技状態に応じて膨張又は収縮する。従って、遊技者は、風船体を視認することにより、従来には無かった斬新な演出を愉しむことができる。
また、風船体は、初期状態では収縮しており、供給管路開閉手段は、初期状態では空気供給管路を閉止し、制御手段は、遊技状態が予め定められた所定の状態となったときに、供給管路開閉手段によって空気供給管路を開放して風船体へ空気を供給してもよい。
上記構成では、遊技状態が予め定められた所定の状態に移行すると、風船体が膨張するので、遊技者は、膨張する風船体を視認することにより、従来とは異なる斬新な演出を愉しむことができる。
また、上記遊技機は、検出手段と、空気排出管路と、排出管路開閉手段と、を備えてもよい。検出手段は、空気供給管路に設けられ、空気供給管路の内部圧力を検出する。空気排出管路は、空気供給管路から分岐し、空気供給管路から空気を排出させる。排出管路開閉手段は、空気排出管路を開閉する。この場合、排出管路開閉手段は、初期状態では空気排出管路を閉止する。また、制御手段は、供給管路開閉手段によって空気供給管路を開放した状態で、検出手段が検出する内部圧力が予め定められた第1の所定圧に達したとき、供給管路開閉手段及び排出管路開閉手段を開閉制御して、空気排出管路を介して風船体から空気を排出する。
上記構成では、空気供給管路の内部圧力が第1の所定圧に達して風船体が予め設定された所望の大きさまで膨張すると、制御手段は、供給管路開閉手段及び排出管路開閉手段を開閉制御して、空気排出管路を介して風船体から空気を排出する。すなわち、風船体は、所望の大きさまで膨張した後に収縮する。
また、上記遊技機は、空気排出管路を開閉する第2の排出管路開閉手段を備えてもよい。この場合、第2の管路開閉手段は、初期状態では空気排出管路を閉止し、空気供給管路の内部圧力が予め定められた第2の所定圧に達したとき、空気排出管路を開放して、空気排出管路を介して風船体から空気を排出する。また、第2の所定圧は、第1の所定圧よりも大きく、且つ風船体が破裂する破壊限界圧よりも小さく設定されている。
上記構成では、空気強空間路の内部圧力は風船体が破裂する破壊限界圧よりも小さく維持されるので、風船体の破裂を確実に防止することができる。
さらに、上記遊技機は、風船体の内部に設けられ、空気供給管路からの空気の供給を受けて浮遊する発光体を備えてもよい。この場合、制御手段は、遊技状態に基づいて発光体の発光状態を制御する。
上記構成では、膨張及び収縮する風船体の内部で浮遊して発光や点滅を行う発光体を設けたので、さらに斬新な演出を行うことができる。
本発明によれば、風船体を用いた斬新な演出により、遊技者の興味を強く惹き付けることができる。
以下、図面を参照して、遊技機設置営業店等の場所に設置され、遊技媒体の供給に基づいて遊技者に遊技を行わせる遊技機の構成及び動作について説明する。
なお、本実施形態では、遊技媒体としてメダルを用いる回胴式遊技機(パチスロ機)を例に挙げて説明するが、本発明は、パチンコ玉を遊技媒体とした弾球遊技機にも適用可能である。また、「メダル(遊技媒体)投入」には、実際にメダル投入口にメダルを投入することの他に、クレジットされたメダルをベットボタンなどによりベットすることを含む。さらに、本実施形態では、電子抽選によって当選役に当たったことを当選、当選した当選役に対応したリール絵柄を入賞有効ライン上に揃えることが可能な状態を内部入賞、内部入賞した当選役に対応したリール絵柄が入賞有効ライン上に揃った状態を入賞として説明する。
以下、図1〜図3を参照して、本実施形態に係るスロットマシンについて説明する。
[スロットマシンの外部的構成]
スロットマシン(遊技機)1は、四角箱状の筐体10を有する。遊技者側となる筐体10の前面10aには、表示窓11が形成され、表示窓11には、筐体10内の前面領域12を覆う透明なカバー28が装着されている。カバー28に覆われた筐体10内の前面領域12には、後述する三個の回転リール61の図柄64を露出して遊技者に視認させる図柄表示窓13と、後述する風船体80を露出して遊技者に視認させる風船体表示窓81とが形成されている。
筐体10の前面10aには、遊技者からの入力操作を受けるスイッチ類、メダル投入口14、メダル払出口15、メダル受け皿16、スピーカ17、画像表示装置18、複数のランプ19、及び複数のLED20等が設けられている。スイッチ類は、ベットスイッチ21、精算スイッチ22、スタートスイッチ23、及びストップスイッチ24を含む。これらスイッチ類、メダル投入口14、メダル払出口15、及びメダル受け皿16は、表示窓11の下方に配置されている。また、スピーカ17は、筐体10の前面10aの左右上角部に配置されている。
メダル投入口14は、筐体10の前面10aの略中央端部に位置し、メダル投入口14の内部には、投入された遊技メダルを検知する投入スイッチ25が設けられている。
ベットスイッチ21は、回転リール61の下方に位置し、貯留メダル数を減じてメダル投入に代えるための押下入力を受け付ける。
精算スイッチ22は、回転リールの斜め下方に位置し、貯留した投入メダルを払い出すための押下入力を受け付ける。
スタートスイッチ23は、回転リール61の斜め下方に位置し、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ21の投入を条件に、または、「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、回転リール61を始動(後述するリールユニット60の駆動を開始)させるための入力を受け付ける。なお、「再遊技(Replay)」とは、当選抽選部39の抽選により、「再遊技(Replay)」のフラグが成立し、「再遊技(Replay)」の図柄が入賞有効ライン上に揃うことにより、次の遊技において、遊技メダルを新たに投入することなく、再度、遊技を行うことができるものである。
ストップスイッチ24は、リールユニット60の駆動を停止させるための入力を受け付ける。具体的には、ストップスイッチ24は、各回転リール61に対応した三個のスイッチから構成され、各回転リール61の下方に1個ずつ配置されている。回転リール61に対応したストップスイッチ24が押下されると、当該対応した回転リール61の回転が停止する。
画像表示装置18の表示画面は液晶によって構成され、この表示画面には、後述する演出制御装置34の制御により、入賞等の遊技状態を遊技者に報知するための様々な演出画像が表示される。なお、画像表示装置18の表示画面として、LEDやドットマトリックスなど液晶以外を用いてもよい。さらに、画像表示装置18に加えて又は代えて、演出用の回転リールを設け、リールの図柄や文字等により演出を行ってもよい。
ランプ19及びLED20は、発光体の点灯又は点滅によって遊技状態を遊技者に報知し、スピーカ17は、音声の発生によって遊技状態を遊技者に報知する。
[スロットマシンの内部的構成]
筐体10の前面領域12の後側(遊技者の反対側)の内部空間には、スロットマシン1の全体の動作を制御するための制御装置30、リールユニット60、ホッパーユニット70、風船体80、及び風船体80への空気供給系統が設けられている。
リールユニット60は、枠体に固定或いは支持された三個のモータ(図示外)と、各々のモータの出力軸に固定された三個の回転リール61とから構成されている。各回転リール61は、合成樹脂からなる回転ドラム62と、回転ドラム62の周囲に貼付されるテープ状のリールテープ63とを備えている。このリールテープ63の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄64が表示されている。各回転リール61の図柄64うち、前側に位置する図柄64が図柄表示窓13から露出し、遊技者から視認可能となる。
ホッパーユニット70は、遊技の結果に基づいて、遊技者にメダルを払い出す。
(風船体及び空気供給系統)
風船体80は、弾性素材で形成され空気の供給状態に応じて膨張及び収縮する袋状であり、空気の供給を受けていない初期状態では収縮している。風船体80の内部には、空気の供給を受けて浮遊する発光体としてのLED82が収容され、LED82へ電力を供給するための電線83は、風船体80の開口から外部へ導出されている。
空気供給系統は、風船体80へ空気を供給するスロットマシン1内の空気供給管路84と、空気供給管路84を開閉する供給管路開閉手段としての給気弁85と、空気供給管路84に設けられてその内部圧力を検出する検出手段としての圧力センサ(PS)86と、空気供給管路84からそれぞれ分岐する2本の空気排出管路89,90と、空気排出管路89を開閉する排出管路開閉手段としての排気弁87と、空気排出管路90を開閉する第2の排出管路開閉手段としての安全弁(SV)88とを備える。
空気供給管路84の下流側は風船体80の開口に接続され、その上流側は、ホール側の空気供給管路96に接続されている。すなわち、ホール側の空気供給管路96が空気供給源となる。また、圧力センサ86からの検出信号は、後述する制御装置30の風船体制御部54へ出力される。また、給気弁85及び排気弁87は、風船体制御部54によって開閉制御される。
安全弁88は、空気排出管路90を開閉する弁体(図示省略)と、弁体を閉方向へ付勢するコイルバネ等の付勢部材(図示省略)とを有する。初期状態では、付勢部材からの付勢力によって弁体が空気排出管路90を閉止し、空気供給管路84(空気排気管路90)の内部圧力が上昇して予め定められた所定圧(第2の所定圧)Pmaxに達すると、弁体が付勢部材の付勢力に抗して開方向へ移動し、空気排出管路90が開放され、空気排出管路を介して風船体80から空気が排出される。すなわち、係る安全弁88の機能により、空気供給管路84の内部圧力は、常に所定圧Pmax以下に維持される。
ホール側の空気供給管路96には、その上流側から順にエアタンク91、コンプレッサ92、及びバッファタンク93が設けられている。エアタンク91にフィルタ91aを介して流入した空気は、コンプレッサ92で加圧され、バッファタンク93で貯留されて、スロットマシン1側の空気供給管路84へ供給される。
バッファタンク93とエアタンク91とは、バイパス弁95によって開閉自在なバイパス管路94によって接続されている。スロットマシン1側の給気弁85が閉じられ、ホール側の空気供給管路96からスロットマシン1側の空気供給管路84へ空気の供給が行われない状態では、バイパス弁95が開放され、コンプレッサ92からバッファタンク93へ供給された空気は、バイパス管路94からエアタンク91を流通してコンプレッサ92へ循環供給される。
(制御装置)
制御装置30は、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。CPUは、一個に限定されず、複数であってもよい。また、CPU、ROM、RAM及びI/O等は一体化したワンチップを構成してもよい。
制御装置30は、主制御装置31と、主制御装置31からの信号を受信して作動する副制御装置32とを有し、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで各処理を実行する。主制御装置31は遊技制御装置33を含み、副制御装置32は演出制御装置34を含む。遊技制御装置33は、スタートスイッチ23及びストップスイッチ24が押下されることにより、回転リール61の回転及び停止を制御する。演出制御装置34は、遊技状態に応じて、画像表示装置18、ランプ19、LED20、及びスピーカ17を制御する。このように、遊技の進行に関する処理を実行する遊技制御装置33と演出に関する処理を実行する演出制御装置34を別個に設けることにより、演出制御に当てられるメモリを大幅に増やすことができると共に、演出の態様のみを容易に変更することができる。
遊技制御装置33は、投入スイッチ25、ベットスイッチ21、精算スイッチ22、スタートスイッチ23、及びストップスイッチ24からの検出信号を受信し、所定の内部処理の結果を演出制御装置34へ出力する。演出制御装置34は、遊技制御装置33から受信した信号に基づいて、リールユニット60、ホッパーユニット70、画像表示装置18、ランプ19、LED20、及びスピーカ17に対して制御信号を出力する。
(遊技制御装置)
遊技制御装置33は、通常遊技制御部35、特別遊技制御部36、当選抽選部39、推奨停止操作順番決定部44、及びリール回転停止制御部45を含み、スタートスイッチ23及びストップスイッチ24の操作により、回転リール61の回転及び停止を制御する。
通常遊技制御部35は、通常遊技における処理を実行するものであり、メダルの投入若しくはベットスイッチ21の押下を条件に、または、「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スタートスイッチ23が押下操作されると、リールユニット60を駆動して、三個の回転リール61の回転を開始する。回転リール61の回転中に、ストップスイッチ24の一個が押下操作されると、当該対応する回転リール61の回転を停止し、三個全てのストップスイッチ24が押下操作されると、三個の回転リール61の回転が全て停止する。このとき、図柄表示窓13の入賞有効ライン上に、予め設定された図柄64が停止すると、ホッパーユニット70を介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットしても良い。
当選には、入賞により遊技メダルの払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する小役当選と、この小役当選よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別当選と、遊技メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる「再遊技(Replay)」とが含まれる。そして、その抽選結果がいずれかの役に当選となった場合、その当選に対応した当選フラグが成立する。そして、抽選結果が特別当選である場合に、特別当選フラグが成立し、この特別当選フラグ成立中に、リールユニット60の回転リール61の停止図柄64の組み合わせが、予め定められた所定の特別当選図柄(例えば、入賞有効ライン上に「7」が三個揃うもの)と一致したことを条件に入賞し、遊技者に有利な特別遊技を行わせるように構成されている。一方、抽選により特別当選フラグが成立したが、回転リール61の停止図柄64の組み合わせが特別当選図柄と一致していない場合には、それ以後の遊技に特別当選フラグ成立の権利が持ち越されるように設定されている。なお、小役の当選フラグは、当選フラグが成立した遊技で入賞させられない場合、当選フラグ成立の権利の次の遊技への持ち越しはない。
また、いずれかの当選フラグが成立中に、対応する当選図柄を入賞有効ライン上に揃えることができるか否かは、回転リール61の回転速度が一定の場合、ストップスイッチ24のタイミングによるものである。具体的には、ストップスイッチ24を操作した後、190ms以内に回転リール61が停止するように設定されているため、ストップスイッチ24を操作した後、そのまま停止させるか、或いは190ms以内に停止可能な回転リール61の円周上の引き込み可能図柄、例えば停止図柄64から連続する4個の引き込み可能図柄64の中に、対応する入賞図柄が含まれているような場合には、停止するまでの時間を遅らせて、回転リール61は入賞有効ライン上にその当選図柄を引き込んで停止する。一方、かかる4個の引き込み可能図柄の中に、対応する入賞図柄が含まれていないような場合には、入賞有効ライン上にその当選図柄を引き込んで停止することができない。
特別遊技制御部36は、当選抽選部39の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技を行わせるためのものであり、特別遊技には、特定導入遊技(BBゲーム)、特定遊技(RBゲーム)、及び特定当選遊技(JACゲーム)が含まれる。
なお、特定遊技、例えばRBゲームは、特定導入遊技、例えばBBゲーム中に行われる場合と、BBゲーム中でないときにも単独で行われる場合がある。また、上記特定当選遊技、いわゆるJACゲームは、RBゲーム中に行われるものである。また、特別遊技としては、これらBBゲーム、RBゲーム、及びJACゲームに限定されるものではない。
特別遊技制御部36は、特定導入遊技制御部37と特定遊技制御部38とを含む。
特定導入遊技制御部37は、BBゲームにおける処理を実行する。
具体的には、通常遊技において、例えば「7」等の図柄64が入賞有効ライン上に三個揃うと、ホッパーユニット70を介して、例えば15枚のメダルが払い出される。このとき、BBゲームが開始される。BBゲームに移行すると、通常遊技と同様に最大3枚のメダルの投入によって開始され、3つの回転リール61の回転を各々停止させた際に、入賞有効ライン上に当選図柄が揃っているか否かによって、メダルの払い出しが行われる。
従って、BBゲーム中では、通常遊技と同様に小役を含めた抽選が毎回行われる。ただ、BBゲーム中にRBゲームに移行するための特定当選図柄(リプレイ図柄)が入賞有効ライン上に揃った場合には、その後RBゲームに移行する。なお、通常、BBゲーム中はRBゲームへの移行が例えば最大3回行われることになっているために、1回目のRBゲームが終了した後は、また前述したような通常遊技と同様な抽選及び制御が行われる。
BBゲーム中のRBゲームが所定の最大回数、例えば3回か、或いはBBゲーム中の通常遊技が所定の最大回数、例えば最大30回の終了により、BBゲームは終了する。なお、特定導入遊技制御部37は、BBに入賞した場合及びBBゲームが終了した場合には、演出制御装置34にBB入賞信号及びBB終了信号を出力する。
なお、BBゲーム中にRB当選となった場合に、所定の推奨停止操作順番を報知し、その報知通りにストップスイッチ24を操作するとRB当選図柄(リプレイ)が揃わないように構成してもよい。これは、いわゆる「リプレイ外し」といわれるものであり、特に3回目のRBゲームに突入する前になるべく通常遊技を消化して、小役入賞によるメダル獲得数を増やし、結果としてBBゲーム中の獲得メダル数を増加させるための制御である。
特定遊技制御部38は、RBゲームにおける処理を実行する。
具体的には、RBゲームに移行すると、メダルが1枚投入となり、回転リール61の所定の図柄が表示窓11のセンターライン上に揃った場合に入賞となる特定当選遊技が行われる。RBゲームでは、入賞するか否かの特定当選遊技を最大12回まで行うことができ、そのうち、最大8回の入賞が可能である。すなわち、最大8回の入賞するか、或いは最大12回の特定当選遊技の終了により、RBゲームは終了する。なお、特定遊技制御部38は、RBに入賞した場合及びRBゲームが終了した場合には、演出制御装置34にRB入賞信号及びRB終了信号を出力する。
当選抽選部39は、予め定めた抽選確率に基づいて当選役に係わる抽選を行う。当選抽選部39による抽選の結果、所定の当選役に当選である場合に当選フラグが成立し、この当選フラグ成立中に、回転リール61の停止図柄64の組み合わせが予め定められた当選図柄と一致したことを条件に入賞し、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
当選抽選部39は、乱数発生部40、乱数抽出部41、当選判定テーブル42、及び判定部43を含む。
乱数発生部40は、当選抽選用の乱数を所定の領域内(例えば十進数で0〜65535)で発生させる。乱数抽出部41は、乱数発生部40が発生する乱数を、所定の条件(例えば、スタートスイッチ23の操作)で抽出する。なお、この抽出した乱数を抽出乱数データとする。ここで、「乱数発生部」としては、ソフト乱数としての平均採中法等で乱数を発生させるものの他に、一定範囲の数字を高速で1ずつ加算するカウンタを用いて構成することもできる。係る構成では、「乱数発生部」では乱数を発生しているわけではないが、「乱数抽出部」によって抽出される数字は、あたかも乱数のような分布となる。このように、結果として乱数のような分布を示す数字が得られるものは、本実施形態の「乱数発生部」あるいは「乱数抽出部」に含まれる。
当選判定テーブル42は、乱数発生部40が取得する乱数の全領域中、各当選項目の当選領域を有する。判定部43は、乱数抽出部41が抽出した抽出乱数データと、当選判定テーブル42の抽選確率データを基に、乱数発生部40が取得する乱数の全領域中の各当選項目の当選領域からなる当選判定領域データとを照合し、当該抽出乱数データが属する当選領域に対応する当選を決定する。
推奨停止操作順番決定部44は、所定の遊技状態になったことを条件として、ストップスイッチ24の推奨停止操作順番を決定する。
具体的には、BBゲーム中において、3回目のRB当選となった場合、すなわち3回目のRBフラグ成立を契機に、左、中、右の三つのストップスイッチ24の押し順を決定する。押し順は、例えば右、中、左の順番(いわゆる逆押し)にあらかじめ定められていても良いし、抽選により決定しても良い。抽選は、RBフラグ成立中に遊技ごと(例えばスタートスイッチ23の操作ごと)に行っても良いし、RBフラグ成立時に行っても良い。
なお、推奨停止操作順番決定部44としては、RB当選時ばかりではなく、例えばBBゲーム中の通常遊技において小役当選となった場合にも、推奨停止操作順番を決定するように構成してもよい。このように構成した場合には、後述する制御による押し順報知がなされることにより小役当選を遊技者に知らしめることとなり、また以下に述べるリール回転停止制御部45の制御により、押し順通りにストップスイッチ24を操作すれば当選図柄を引き込む確率の高い停止制御に変更するようにして、より遊技者に有利な遊技を行わせるようにすることもできる。このような場合の推奨停止操作順番は、左、中、右の順番(いわゆる順押し)にあらかじめ定められていても良いし、抽選により決定しても良い。
推奨停止操作順番の決定信号は、以下に述べるリール回転停止制御部45及び演出制御装置34に出力される。
リール回転停止制御部45は、回転リール61の所定の図柄64について、当選抽選部39の抽選結果及び所定の場合の停止操作状況に従って、停止させるべき図柄64を所定の位置に停止させ、停止させてはいけない図柄64をその位置で停止させない制御を行う。
具体的には、当選フラグが成立しているときには、その当選フラグに対応する図柄64が入賞有効ライン上に極力揃うように回転リール61を停止させ(いわゆる引き込み制御)、当選フラグが成立していないときには、他の当選図柄64が入賞有効ライン上に決して揃わないように回転リール61を停止させる(いわゆる蹴飛ばし制御)。これらの制御は、回転リール61の図柄64の現在位置を把握し、ストップスイッチ24がどの位置で操作されたかに基づき行われる。すなわち、当選図柄に対応したビットを、停止させるべき当選図柄と停止させてはいけない図柄64とにわけてそれぞれ設け、ビットに記憶されているデータに基づいて、ストップスイッチ24の操作タイミングで停止可能な図柄64が停止させてもよい図柄64の場合にはその位置で停止させ、そうでない場合には他の妥当な位置を決定して停止させる。
一方、BBゲーム中に3回目のRB当選となった場合には、上記制御とは異なる停止制御が行われる。すなわち、前記推奨停止操作順番決定部44の決定したストップスイッチ24の押し順に従って、停止操作を行ったか否かにより、RB当選の当選図柄すなわちリプレイ図柄を入賞有効ライン上に揃えるか否かを決める。
リール回転停止制御部45は、上記制御を行うために、停止操作確認部46と停止制御変更部47とを有する。
停止操作確認部46は、推奨停止操作順番決定部44がストップスイッチ24の押し順の決定をした場合に、当該押し順通りにストップスイッチ24が操作されたかどうかを確認する。
具体的には、停止操作確認部46は、推奨停止操作順番決定部44の決定に係るデータと、各ストップスイッチ24からの操作信号とを照合することにより判定を行う。例えば、決定された押し順が右、中、左の順番であった場合、第一停止操作が「右」であれば、次に第二停止操作を確認する。第二停止操作が「中」であれば、押し順通りに操作されたものと判定する。一方、上記の場合に、第一停止操作が「左」又は「中」だった場合には、その時点で押し順通りに操作されなかったものと判定し、第一停止操作は「右」だったが第二停止操作が「左」だった場合にも押し順通りに操作されなかったものと判定する。
停止操作確認部46の判定結果は、停止制御変更部47に出力される。
停止制御変更部47は、停止操作確認部46からの信号に基づいて、停止制御を変更する。
具体的には、停止制御変更部47は、停止操作確認部46からの信号を受信していない場合には、当選抽選部39の抽選結果と、ストップスイッチ24の操作タイミングに基づいて停止制御を行う。すなわち、抽選結果が所定の当選役に当選したときには、ストップスイッチ24の操作時に有効入賞ライン上にある図柄から所定コマ数以内に当選図柄がある場合には当該図柄について引き込み制御を行い、他の入賞図柄が有効入賞ライン上に揃わないように蹴飛ばし制御を行う。また、抽選結果がハズレの場合には、いかなる入賞図柄も有効入賞ライン上に揃わないように蹴飛ばし制御を行う。
一方、停止操作確認部46からの信号を受信した場合には、上記制御を以下のような制御へと変更する。停止操作確認部46が判定結果を出力するのは、RB当選時であり、通常の制御であれば、RB当選図柄であるリプレイ図柄について引き込み制御が行われるが、停止操作確認部46から所定の押し順通りに停止操作を行った判定信号を受信した場合には、リプレイ図柄の蹴飛ばしを行う制御に変更する。すなわち、リプレイ図柄を入賞有効ライン上に停止させることが可能なタイミングでストップスイッチ24を押しても、当該リプレイ図柄が入賞有効ライン上に停止しないように回転リール61を回転させて停止させる。しかし、停止操作確認部46から、所定の押し順通りに停止操作を行わなかった判定信号を受信した場合(あるいは、所定の押し順通りに停止操作を行った判定信号を受信しなかった場合でもよい)には、通常通りリプレイ図柄を引き込む制御を行う。
このような制御を行うことにより、定められた押し順通りにストップスイッチ24を操作すれば、リプレイ図柄が揃わず、RB入賞を避けることができる。
なお、RBフラグ成立中も、他の小役に係る抽選は行われており、これらの当選図柄については通常通りの引き込み、蹴飛ばし制御が行われるので、小役当選時に所定の当選図柄を有効入賞ライン上に揃えれば、メダル払い出しを伴う小役入賞となる。
(演出制御装置)
演出制御装置34は、画像制御部50、発光制御部51、音声制御部52、及び風船体制御部54を含み、遊技制御装置33からの諸信号を受信して遊技中の演出の実行処理を行う。画像制御部50は、演出データをビデオ・ディスプレイ・プロセッサ(VDP)53へ出力することにより、画像表示装置18の表示制御を行う。発光制御部51は、ランプ19及びLED20,82の発光制御を行い、音声制御部52は、スピーカ17からの音声の出力制御を行い、風船体制御部54は、風船体80への空気の供給制御を行う。すなわち、発光制御部51と風船体制御部54とが制御手段を構成する。なお、演出制御装置34は、例えば、遊技制御装置33から当選フラグ成立信号やBB、RB入賞信号・終了信号などを受信して、遊技状態がそのような状態(当選フラグ成立中、BB・RBゲーム中)であることを記憶しておく記憶部や、スタートスイッチ23等のスイッチ類からの検出信号や回転リール61の作動信号等を受信する受信部などを有してもよい。
演出制御装置34は、当選抽選部39の抽選結果に関する情報その他の情報を、遊技者に所定の確率で報知する。具体的には、所定の当選役に当選した事実、どの当選役に当選したかの情報、さらには、ストップスイッチ24の推奨停止操作順番などを報知する。
すなわち、演出制御装置34は、所定条件に応じて、演出の有無や、行われるべき当選報知演出を決定し実行させる機能を有する。具体的には、演出制御装置34は、報知態様の異なる複数の報知演出データを有していて、遊技状況に応じた報知演出データを決定し、当該演出データに係る演出を行わせる。
ここで、報知態様とは、例えば、ランプ19やLED20を点滅させたり、スピーカ17から所定の音声を発したり、画像表示装置18に所定の文字図形、絵柄、動画などを表示したり、風船体80を膨張させたりすることである。また、風船体80の膨張に伴い、風船体80内のLED82を発光又は点滅させることも含む。
演出の決定は、当選抽選部39の抽選結果に基づいて行い、演出の有無又は種類については、あらかじめ定められていてもよいし抽選により決定してもよい。例えば、BBゲーム、RBゲーム当選時に、抽選により当選報知演出の有無又は種類を決定したり、BBゲーム中の小役当選について、抽選により当選報知演出の有無又は種類を決定することができる。また、BBゲーム中のRB当選については、必ず報知するように設定してもよい。
また、演出制御装置34は、ストップスイッチ24の推奨停止操作順番を決定し、遊技者にストップスイッチ24の推奨停止操作順番を報知する機能を有する。具体的には、BBゲーム中の3回目のRB当選時に、遊技制御装置33の推奨停止操作順番決定部44が決定したストップスイッチ24の押し順に関するデータに基づいて、当該押し順を表示するための演出を決定し、画像表示装置18に所定の表示をさせる。なお、本実施形態では、推奨停止操作順番の決定が行われるのはBBゲーム中のRB当選時であることから、押し順の報知がなされたらRB当選であるということが分かるため、係る推奨停止操作の表示も当選報知の一態様となる。
(風船体制御部)
風船体制御部54は、当選抽選部39の抽選結果に基づく演出の決定に応じて、給気弁85を開放して風船体80を膨張させる。風船体80の膨張を開始すると、風船体制御部54は、圧力センサ86から入力される空気供給管路84内の圧力(検出圧)と、高圧側基準圧(第1の所定圧)Ph及び低圧側基準圧Plとを比較する。高圧側基準圧Phは、収縮した風船体80を所望の大きさに膨張させる圧力に設定され、低圧側基準圧Plは、膨張した風船体80を初期状態に収縮させる圧力に設定されている。風船体制御部54は、検出圧が高圧側基準圧Phまで上昇すると、排気弁87を開放し、検出圧が低圧側基準圧Plまで下降すると、給気弁85及び排気弁87を閉止する。また、風船体制御部54は、検出圧に応じてホール側のバイパス弁95の開閉制御も行う。
[風船体による演出]
風船体80による演出が行われていない初期状態では、給気弁85は空気供給管路84を閉止し、排気弁87は空気排出管路89を閉止する。また、ホール側のバイパス弁95はバイパス管路94を開放する。コンプレッサ92は、風船体80による演出が実行されているか否かに関わらず、基本的に常時駆動している。係る状態では、コンプレッサ92からの圧縮空気はバイパス管路94を介して循環するため、スロットマシン1側の空気供給管路84内の圧力は所定の初期圧に維持される。
当選抽選部39の抽選結果に基づき決定された演出の態様が風船体80を膨張させる演出を含む場合、風船体制御部54は、排気弁87を閉止したまま、バイパス弁95を閉止すると共に、給気弁85を開放する。これにより、風船体80内に空気が流入し、風船体80が膨張を開始する。
また、当選抽選部39の抽選結果に基づき決定された演出の態様が風船体80内のLED82を発光又は点滅させる演出を含む場合、発光制御部51はLED82の発光制御を行う。これにより、空気の流入によって風船体80内を浮遊するLED82が発光又は点滅する。
圧力センサ86からの検出圧が高圧側基準圧Phまで上昇し、風船体80が所望の大きさまで膨張すると、風船体制御部54は、排気弁87及びバイパス弁95を開放する。これにより、空気供給管路84の内部圧力が低下し、風船体80が収縮を開始する。なお、圧力センサ86からの検出圧が高圧側基準圧Phに達した際に、風船体制御部54は、給気弁85を所定時間だけ閉止してもよい。これにより、風船体80は、所望の大きさに膨張したまま所定時間維持される。
圧力センサ86からの検出圧が低圧側基準圧Plまで下降し、風船体80が初期状態まで収縮すると、風船体制御部54は、給気弁85及び排気弁87を閉止し、バイパス弁95を開放する。これにより、風船体80、給気弁85、排気弁87、及びバイパス弁95が初期状態に復帰する。
また、安全弁88が空気排出管路90を開放する内部圧力Pmaxは、Phよりも大きく、且つ風船体80が破裂する破壊限界圧よりも小さく設定されている。これにより、空気供給管路84内が常に破壊限界圧よりも低圧に維持され、風船体80の破裂を確実に防止することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、遊技者は、スロットマシン1の遊技状態(当選抽選部39の抽選結果に基づき決定された演出の態様)に応じて膨張及び収縮する風船体80と、この風船体80の内部で浮遊して発光や点滅を行うLED82とを、風船体表示窓81を介して視認することにより、従来には無かった斬新な演出を愉しむことができる。すなわち、風船体80とその内部を浮遊するLED82とを用いた斬新な演出によって、遊技者の興味を強く惹き付けることができる。
また、空気供給管路84の内部圧力は風船体80が破裂する破壊限界圧よりも小さく維持されるので、風船体80の破裂を確実に防止することができる。
なお、本実施形態では、風船体80の状態を収縮状態(初期状態)と所望の大きさとなる膨張状態の2段階に設定しているが、風船体制御部54が検出圧と比較する基準圧を3つ以上設定し、各基準圧との比較によって給気弁87及び排気弁87を開閉制御することこにより、風船体80を多段階に膨張及び収縮させることができる。
また、本実施形態では、圧力センサ86を用いたが、これに代えて、圧力上昇時には高圧側基準圧Phを閾値として出力状態が変化(例えば出力OFF状態からON状態に変化)し、且つ圧力下降時には低圧側基準圧Plを閾値として出力状態が変化(例えば出力ON状態からOFF状態に変化)する圧力スイッチを設け、係る圧力スイッチからの出力に応じて風船体制御部54が給気弁85及び排気弁87を開閉制御する構成としてもよい。
また、本実施形態では、圧力センサ86、排気弁87、安全弁(SV)88、及び空気排出管路89,90を全てスロットマシン1に設けたが、これらの一部又は全部をホール側の島設備等に設けてもよい。また、反対に、コンプレッサ92をスロットマシン1に設け、スロットマシン1内に空気供給系統を全て含ませてもよい。
さらに、本実施形態では、給気弁85をスロットマシン1側の空気供給管路84の最も下流側に設けたが、図4に示すように、給気弁85をスロットマシン1側の空気供給管路84の最も上流側に設けてもよい。この場合、ホール側の空気供給管路96の内部圧力を検出する圧力センサ97と、バイパス弁95を開閉制御するバイパス制御部98とを設ける。バイパス弁94は、風船体制御部54によって開閉制御されず、圧力センサ97の検出圧に応じてバイパス制御部98により開閉制御される。
係る構成では、風船体80による演出が行われていない初期状態では、給気弁85は空気供給管路84を閉止し、排気弁87は空気排出管路89を開放する。また、ホール側のバイパス弁95はバイパス制御部98により開閉制御され、スロットマシン1側の空気供給管路84内の圧力は所定の初期圧に維持される。
当選抽選部39の抽選結果に基づき決定された演出の態様が風船体80を膨張させる演出を含む場合、風船体制御部54は、排気弁87を閉止すると共に、給気弁85を開放する。これにより、風船体80内に空気が流入し、風船体80が膨張を開始する。
圧力センサ86からの検出圧が高圧側基準圧Phまで上昇し、風船体80が所望の大きさまで膨張すると、風船体制御部54は、給気弁85を閉止すると共に、排気弁87を開放する。これにより、風船体80が収縮して初期状態に復帰する。すなわち、図4の構成の場合、風船体制御部54に低圧側基準圧Plを設定する必要はない。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、この実施の形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本発明の一実施形態に係る遊技機の外観正面図である。 図1に示す遊技機の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る空気供給系統を示す模式図ある。 本発明の他の実施形態に係る空気供給系統を示す模式図ある。
符号の説明
1…スロットマシン(遊技機)、10…筐体、30…制御装置、31…主制御装置、32…副制御装置、33…遊技制御装置、34…演出制御装置、51…発光制御部(制御手段)、54…風船体制御部(制御手段)、80…風船体、81…風船体表示窓、82…LED(発光体)、84…空気供給管路、85…給気弁(供給管路開閉手段)、86…圧力センサ(検出手段)、87…排気弁(排出管路開閉手段)、88…安全弁(第2の排出管路開閉手段)、89…空気排出管路、90…空気排出管路、91…エアタンク、92…コンプレッサ、93…バッファタンク、94…バイパス管路、95…バイパス弁、96ホール側の空気供給管路(空気供給源)

Claims (5)

  1. 外部から視認可能な位置に設けられ、空気の供給状態に応じて膨張及び収縮する袋状の風船体と、
    前記風船体と空気供給源とを接続する空気供給管路と、
    前記空気供給管路を開閉する供給管路開閉手段と、
    遊技状態に基づいて前記供給管路開閉手段を開閉制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機であって、
    前記風船体は、初期状態では収縮しており、
    前記供給管路開閉手段は、初期状態では前記空気供給管路を閉止し、
    前記制御手段は、前記遊技状態が予め定められた所定の状態となったときに、前記供給管路開閉手段によって前記空気供給管路を開放して前記風船体へ空気を供給する
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項2に記載の遊技機であって、
    前記空気供給管路に設けられ、該空気供給管路の内部圧力を検出する検出手段と、
    前記空気供給管路から分岐し、該空気供給管路から空気を排出させる空気排出管路と、
    前記空気排出管路を開閉する排出管路開閉手段と、を備え、
    前記排出管路開閉手段は、初期状態では前記空気排出管路を閉止し、
    前記制御手段は、前記供給管路開閉手段によって前記空気供給管路を開放した状態で、前記検出手段が検出する内部圧力が予め定められた第1の所定圧に達したとき、前記供給管路開閉手段及び前記排出管路開閉手段を開閉制御して、前記空気排出管路を介して前記風船体から空気を排出する
    ことを特徴とする遊技機。
  4. 請求項3に記載の遊技機であって、
    前記空気排出管路を開閉する第2の排出管路開閉手段を備え、
    前記第2の管路開閉手段は、初期状態では前記空気排出管路を閉止し、前記空気供給管路の内部圧力が予め定められた第2の所定圧に達したとき、前記空気排出管路を開放して、前記空気排出管路を介して前記風船体から空気を排出し、
    前記第2の所定圧は、前記第1の所定圧よりも大きく、且つ前記風船体が破裂する破壊限界圧よりも小さく設定されている
    ことを特徴とする遊技機。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載の遊技機であって、
    前記風船体の内部に設けられ、前記空気供給管路からの空気の供給を受けて浮遊する発光体を備え、
    前記制御手段は、遊技状態に基づいて前記発光体の発光状態を制御する
    ことを特徴とする遊技機。
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