JP2007004443A - Icタグユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】 分解せずにICを再利用できる上に、意匠性が高いICタグユニットを提供する。
【解決手段】 本発明のICタグユニット1は、目視により判読可能な個別情報11が表示されているタグ10と、ICインレットを備え、かつ、目視により判読可能な個別情報が表示されていない情報記録体20aとが分離可能に一体化されている。本発明のICタグユニット1においては、情報記録体20aが、タグ10を保持する保持部23を有することが好ましい。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明のICタグユニット1は、目視により判読可能な個別情報11が表示されているタグ10と、ICインレットを備え、かつ、目視により判読可能な個別情報が表示されていない情報記録体20aとが分離可能に一体化されている。本発明のICタグユニット1においては、情報記録体20aが、タグ10を保持する保持部23を有することが好ましい。
【選択図】 図1
Description
本発明は、販売時に商品に取り付けられ、商品の個別情報を電子的に記録するICを具備するICタグユニットに関する。
衣料、靴、雑貨などの商品を販売する際にはタグが取り付けられて、商品情報である値段、サイズ、原材料、生産地、商品番号などが目視により判読可能に表示されている。また、商品管理を効率化するために、値段や商品番号など個別情報の一部が記録されたバーコードをタグに表示することもある。
さらに、近年では、バーコードが表示されたタグの代わりに、非接触による電子情報の書き込み・読み出しが可能であるICタグが使用されつつある。ここで、ICタグとしては、商品情報が目視により判読可能に印刷されて表示されたタグ本体と、タグ本体に内蔵され、値段や商品番号などの情報が記録されたICインレットとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、リライトタイプの印刷方式が適用され、目視により判読可能な個別情報が書き換え可能になっているICタグが提案されている(例えば、特許文献2参照。)
特開2003−84669号公報
特開2004−107076号公報
さらに、近年では、バーコードが表示されたタグの代わりに、非接触による電子情報の書き込み・読み出しが可能であるICタグが使用されつつある。ここで、ICタグとしては、商品情報が目視により判読可能に印刷されて表示されたタグ本体と、タグ本体に内蔵され、値段や商品番号などの情報が記録されたICインレットとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、リライトタイプの印刷方式が適用され、目視により判読可能な個別情報が書き換え可能になっているICタグが提案されている(例えば、特許文献2参照。)
しかしながら、特許文献1に記載のICタグでは、タグ本体の表面に、目視により判読可能な個別情報を含む商品情報を印刷して表示してしまうため、そのまま他の商品用に再利用することができなかった。しかも、タグ本体の内部にICが埋め込まれているため、ICを再利用するためには、ICタグを分解して回収しなければならなかった。したがって、ICを再利用するためには、多くの作業を必要とした。
また、タグにおいては、意匠性が低いと商品の見栄えを悪くし、商品イメージを損なうことがあるため、特に、服や靴など見栄えが重視される商品に取り付けられるタグには、意匠性が高いことが求められる。しかしながら、特許文献2に記載のICタグのように、リライトタイプの印刷方式が適用されている場合には、他の商品への再利用は可能であるものの、白地に青もしくは黒の単色でしか印字できず、印刷に制限が多いため、タグの意匠性を高くすることが困難であった。
本発明は、前記事情を鑑みてなされたものであり、分解せずにICを再利用できる上に、意匠性が高いICタグユニットを提供することを目的とする。
また、タグにおいては、意匠性が低いと商品の見栄えを悪くし、商品イメージを損なうことがあるため、特に、服や靴など見栄えが重視される商品に取り付けられるタグには、意匠性が高いことが求められる。しかしながら、特許文献2に記載のICタグのように、リライトタイプの印刷方式が適用されている場合には、他の商品への再利用は可能であるものの、白地に青もしくは黒の単色でしか印字できず、印刷に制限が多いため、タグの意匠性を高くすることが困難であった。
本発明は、前記事情を鑑みてなされたものであり、分解せずにICを再利用できる上に、意匠性が高いICタグユニットを提供することを目的とする。
本発明のICタグユニットは、目視により判読可能な個別情報が表示されているタグと、ICインレットを備え、かつ、目視により判読可能な個別情報が表示されていない情報記録体とが分離可能に一体化されていることを特徴とする。
本発明のICタグユニットにおいては、情報記録体が、タグを保持する保持部を有することが好ましい。
本発明のICタグユニットにおいては、情報記録体が、タグを保持する保持部を有することが好ましい。
本発明のICタグユニットは、分解せずにICを再利用できる上に、意匠性が高い。
(第1の実施形態)
本発明のICタグユニットの第1の実施形態について説明する。
図1および図2に、本実施形態のICタグユニットを示す。本実施形態のICタグユニット1は、目視により判読可能な個別情報11が表示されているタグ10と、タグ10を保持し、目視により判読可能な個別情報が表示されていない情報記録体20aとが分離可能に一体化されているものである。ここで、分離可能とは、少なくとも情報記録体20aが再利用できるようにほぼ一体化前と同じ状態で分離できることをいう。
本発明のICタグユニットの第1の実施形態について説明する。
図1および図2に、本実施形態のICタグユニットを示す。本実施形態のICタグユニット1は、目視により判読可能な個別情報11が表示されているタグ10と、タグ10を保持し、目視により判読可能な個別情報が表示されていない情報記録体20aとが分離可能に一体化されているものである。ここで、分離可能とは、少なくとも情報記録体20aが再利用できるようにほぼ一体化前と同じ状態で分離できることをいう。
本実施形態のタグ10は、商品に取り付け可能になっている矩形状のカードであり、表面に、商品の個別情報11である商品番号、サイズ、原材料、値段が表示されている。
タグ10の材質としては、容易に印刷できるものが好ましく、具体的には、紙類、フィルム類が好ましい。紙類としては、キャストコート紙、アート紙、コート紙、上質紙等の紙類、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリ塩化ビニル等の各種高分子フィルム、蒸着紙、合成紙、布、不織布、金属ホイル等から、ICタグユニットの通信性能を損なわない範囲で適宜選択される。さらに、これらの積層体を使用することもできる。これらの中でも、印刷性に優れ、意匠性をより高くできることから、紙類、合成紙が好ましい。
本実施形態におけるタグ10の一端側には第1の孔12および第2の孔13が形成されており、第1の孔12には、タグ10を商品に取り付けるための紐12aが通されている。また、紐12aは環状になっている。
なお、タグ10には、個別情報以外の商品情報が表示されていても構わない。
タグ10の材質としては、容易に印刷できるものが好ましく、具体的には、紙類、フィルム類が好ましい。紙類としては、キャストコート紙、アート紙、コート紙、上質紙等の紙類、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリ塩化ビニル等の各種高分子フィルム、蒸着紙、合成紙、布、不織布、金属ホイル等から、ICタグユニットの通信性能を損なわない範囲で適宜選択される。さらに、これらの積層体を使用することもできる。これらの中でも、印刷性に優れ、意匠性をより高くできることから、紙類、合成紙が好ましい。
本実施形態におけるタグ10の一端側には第1の孔12および第2の孔13が形成されており、第1の孔12には、タグ10を商品に取り付けるための紐12aが通されている。また、紐12aは環状になっている。
なお、タグ10には、個別情報以外の商品情報が表示されていても構わない。
本実施形態における情報記録体20aは、タグ10より僅かに寸法が大きい矩形状のシートからなる情報記録体本体21と、情報記録体本体21の裏面に備え付けられたICインレット22(図2参照)と、情報記録体本体21の一端側の表面に設けられた、タグ10を保持する保持部23とを有するものである。
情報記録体本体21の材質としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリアミドなどが挙げられる。
情報記録体本体21には、タグ10との一体化の際に利用される一体化用貫通孔21aが形成されている。
情報記録体本体21の形状はタグ10の形状に応じて適宜選択すればよいが、その厚みは100μm〜5mmであることが好ましい。
情報記録体本体21には、タグ10との一体化の際に利用される一体化用貫通孔21aが形成されている。
情報記録体本体21の形状はタグ10の形状に応じて適宜選択すればよいが、その厚みは100μm〜5mmであることが好ましい。
ICインレット22とは、図2に示すように、IC22aとIC22aに接続されたアンテナ22bとを備えたものである。
IC22aとしては、例えば、キャリア周波数13.56MHz、2.45GHz、UHF帯に対応可能であり、縦横の長さが0.3〜5mmで、厚さが30〜200μm程度のものが挙げられる。
アンテナ22bとしては、金属箔あるいは感度が高くなるように、エッチング方式、巻線方式、印刷方式等でパターニングされた金属線などが挙げられる。
IC22aとしては、例えば、キャリア周波数13.56MHz、2.45GHz、UHF帯に対応可能であり、縦横の長さが0.3〜5mmで、厚さが30〜200μm程度のものが挙げられる。
アンテナ22bとしては、金属箔あるいは感度が高くなるように、エッチング方式、巻線方式、印刷方式等でパターニングされた金属線などが挙げられる。
本実施形態における保持部23は、情報記録体本体21の一端側の表面に保持部用シート23aを被覆し、情報記録体本体21の周縁とその周縁に重なる保持部用シート23aの周縁とを貼着することにより形成されたポケットである。
保持部用シート23aの材質は、情報記録体本体21の材質と同じであっても、異なってもよいが、同じであることが好ましい。また、保持部用シート23aの厚みは、情報記録体本体21と同様に、8μm〜5mmであることが好ましい。
保持部用シート23aの材質は、情報記録体本体21の材質と同じであっても、異なってもよいが、同じであることが好ましい。また、保持部用シート23aの厚みは、情報記録体本体21と同様に、8μm〜5mmであることが好ましい。
情報記録体20aには、これを再利用する範囲で共通する情報(例えば、会社名、ブランド名、商品ロゴ等)や模様などを目視可能に表示しても構わない。
このICタグユニット1において、タグ10と情報記録体20aとは結合ピン30により一体化されている。
本実施形態における結合ピン30は、図3に示すように、タグ10における第2の孔13の直径および情報記録体20aにおける一体化用貫通孔21aの直径より長い棒状の2つの係止部31a,31bと、これら係止部31a,31b同士を連結する連結部32とを有し、全体がH字状になっている合成樹脂製のH型結合ピンである。H型結合ピンとしては、例えば、日本バノック社製バノックピンなどが挙げられる。
本実施形態における結合ピン30は、図3に示すように、タグ10における第2の孔13の直径および情報記録体20aにおける一体化用貫通孔21aの直径より長い棒状の2つの係止部31a,31bと、これら係止部31a,31b同士を連結する連結部32とを有し、全体がH字状になっている合成樹脂製のH型結合ピンである。H型結合ピンとしては、例えば、日本バノック社製バノックピンなどが挙げられる。
結合ピン30を用いてタグ10と情報記録体20aとを一体化するためには、図4に示すように、まず、タグ10の第1の孔12および第2の孔13が形成されていない側の端部を保持部23に挿入し、情報記録体20aの一体化用貫通孔21aにタグ10の第2の孔13が連通するようにタグ10を配置する。次いで、図3に示すように、タグ10における第2の孔13と情報記録体20aにおける一体化用貫通孔21aとに、結合ピン30の一方の係止部31aおよび連結部32を差し込む。これにより、タグ10の第2の孔13と情報記録体20aの一体化用貫通孔21aとに結合ピン30の連結部32を配置し、タグ10の表面側に一方の係止部31aを配置し、情報記録体20aの裏面側に結合ピン30の他方の係止部31bを配置して、タグ10と情報記録体20aとを連結し、一体化する。
このような結合ピン30で一体化されたタグ10と情報記録体20aとを分離させる際には、タグ10の第2の孔13と情報記録体20aの一体化用貫通孔21aとに通された連結部32を切断すればよい。
このような結合ピン30で一体化されたタグ10と情報記録体20aとを分離させる際には、タグ10の第2の孔13と情報記録体20aの一体化用貫通孔21aとに通された連結部32を切断すればよい。
本実施形態のように、タグ10の個別情報11の表示と情報記録体20aとが重なる場合には、情報記録体20aにおけるタグ10の個別情報11の表示と重なる部分(本実施形態では保持部23)が透明になっていることが好ましい。ここで、透明とは、タグ10の個別情報11の表示が判読できる程度に透けていることを意味する。
以上説明したICタグユニット1では、商品の個別情報11を目視により判読可能に表示されたタグ10とICインレット22を備えた情報記録体20aとが分離可能に一体化されている上に、情報記録体20aには商品の個別情報が目視により判読可能に表示されていない。そのため、結合ピン30の連結部32を切断し、タグ10と情報記録体20aとの一体化状態を解いて、情報記録体20aをタグ10から分離し、さらに個別情報を電子的に書き換えることにより、他の商品にそのまま再利用できる。すなわち、分解しないでIC22aを再利用できる。
また、既存のタグ10をそのまま使用できるため、印刷に制限が少なく、タグ10の意匠性を損なうことがないから、商品の見栄えを悪くしにくい。
さらに、ICタグユニット1では、情報記録体20aの保持部23にタグ10の一端を挿入してタグ10を情報記録体20aに保持し、結合ピン30により一体化しているため、タグ10を商品に取り付けるだけで、情報記録体20aも商品に取り付けることができる。
また、既存のタグ10をそのまま使用できるため、印刷に制限が少なく、タグ10の意匠性を損なうことがないから、商品の見栄えを悪くしにくい。
さらに、ICタグユニット1では、情報記録体20aの保持部23にタグ10の一端を挿入してタグ10を情報記録体20aに保持し、結合ピン30により一体化しているため、タグ10を商品に取り付けるだけで、情報記録体20aも商品に取り付けることができる。
なお、上述した実施形態では、タグ10と情報記録体20aとを一体化するために結合ピン30を用いたが、他の一体化方法を採っても構わない。例えば、図5に示すように、タグ10の第2の孔13(または第1の孔12)と情報記録体本体21の一体化用貫通孔21aとに同じ紐12bを通し、その紐12bの末端同士を結ぶ方法を採ってもよい。この場合、タグ10と情報記録体20aとを分離する際には、紐12bを切断すればよい。
また、図6に示すように、情報記録体本体21の一体化用貫通孔21aをタグ10の第1の孔12に連通できるように形成した上で、商品に取り付けるための紐12aを、タグ10の第1の孔12とともに情報記録体本体21の一体化用貫通孔21aとに通して、タグ10と情報記録体20aとを一体化してもよい。ただし、この場合には、商品を客に引き渡す際に、紐12aを切断して、情報記録体20aだけでなく、タグ10も商品から取り外すことになる。これを回避するためには、紐12aをタグ10の第1の孔12に通すとともに、タグ10の第1の孔12と情報記録体本体21の一体化用貫通孔21aとに結合ピン30を通して、タグ10と情報記録体20aを一体化すればよい。
また、図6に示すように、情報記録体本体21の一体化用貫通孔21aをタグ10の第1の孔12に連通できるように形成した上で、商品に取り付けるための紐12aを、タグ10の第1の孔12とともに情報記録体本体21の一体化用貫通孔21aとに通して、タグ10と情報記録体20aとを一体化してもよい。ただし、この場合には、商品を客に引き渡す際に、紐12aを切断して、情報記録体20aだけでなく、タグ10も商品から取り外すことになる。これを回避するためには、紐12aをタグ10の第1の孔12に通すとともに、タグ10の第1の孔12と情報記録体本体21の一体化用貫通孔21aとに結合ピン30を通して、タグ10と情報記録体20aを一体化すればよい。
また、情報記録体の保持部が第1の実施形態と異なっていてもよい。例えば、図7に示すように、情報記録体20bが、一体化用貫通孔21aが形成された情報記録体本体21と、情報記録体本体21の四隅に設けられ、タグ10の隅部を挟む保持部25,25・・・とを有するものであってもよい。この情報記録体20bにおいても、図2に示すように、情報記録体本体21の裏面にICインレット22が備え付けられている。この情報記録体20bでは、タグ10を保持した際にタグ10の第2の孔13に一体化用貫通孔21aが重なるように形成されている。そして、タグ10と情報記録体20bとを一体化するためには、まず、タグ10の四隅をそれぞれ情報記録体本体21と保持部25の隙間に差し込んだ後、タグ10の第2の孔13と情報記録体20bの一体化用貫通孔21aとに結合ピン30を差し込めばよい。タグ10と情報記録体20bとを分離する際には、上記実施形態と同様に、結合ピン30の連結部を切断すればよい。
また、上述した実施形態では、ICインレット22が情報記録体本体21の裏面に備え付けられていたが、本発明はこれに限定されず、例えば、情報記録体本体21の表面であって、タグ10を一体化した際に見えなくなる部分に備え付けられていてもよいし、情報記録体本体21の表面であって、タグ10と重ならない部分(例えば、タグ10の周囲)に備え付けられていてもよいし、ICインレット22が情報記録体本体21の内部に埋め込まれていてもよい。
さらには、上述した第1の実施形態では、タグ10が矩形状であったが、丸や三角などその他の形状であってもよく、情報記録体20aについては、タグ10に応じた形状であればよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明のICタグユニットの第2の実施形態について説明する。
図8に、本実施形態のICタグユニットを示す。本実施形態のICタグユニット2は、タグ10と、ICインレット(図示せず)が情報記録体本体26内に埋め込まれ、目視により判読可能な個別情報が表示されていないボタン状の情報記録体20cとが分離可能に一体化されたものである。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同じ構成のものは図1と同じ符号を付して説明を省略する。
次に、本発明のICタグユニットの第2の実施形態について説明する。
図8に、本実施形態のICタグユニットを示す。本実施形態のICタグユニット2は、タグ10と、ICインレット(図示せず)が情報記録体本体26内に埋め込まれ、目視により判読可能な個別情報が表示されていないボタン状の情報記録体20cとが分離可能に一体化されたものである。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同じ構成のものは図1と同じ符号を付して説明を省略する。
ボタン状の情報記録体20cにおける「ボタン状」とは、洋服のボタンと同様の形状を有していることを意味する。すなわち、情報記録体20cは円形状であり、一方の面から他方の面まで貫通する一体化用貫通孔21bが形成されている。
また、情報記録体20cの情報記録体本体26の材質としては、第1の実施形態における情報記録体本体21の材質と同様である。
情報記録体本体26の直径はタグ10の形状に応じて適宜選択すればよいが、5〜50mmであることが好ましく、厚さは0.1〜10mmであることが好ましい。
また、情報記録体20cの情報記録体本体26の材質としては、第1の実施形態における情報記録体本体21の材質と同様である。
情報記録体本体26の直径はタグ10の形状に応じて適宜選択すればよいが、5〜50mmであることが好ましく、厚さは0.1〜10mmであることが好ましい。
本実施形態においても、タグ10と情報記録体20cとは結合ピン30により一体化されている。具体的には、図9に示すように、タグ10の第1の孔12と情報記録体20cの一体化用貫通孔21bとに結合ピン30の連結部32が配置され、情報記録体20cの表面側に結合ピン30の一方の係止部31aが配置され、タグ10の裏面側に他方の係止部31bが配置されて、タグ10と情報記録体20cとが一体化されている。
タグと情報記録体20cとを分離する際には、タグ10の第1の孔12と情報記録体20cの一体化用貫通孔21bとに通された結合ピン30の連結部32を切断すればよい。
本実施形態においても第1の実施形態と同様に、タグ10と情報記録体20cとを分離することにより、情報記録体20cをそのまま回収でき、個別情報を電子的に書き換えることにより、他の商品に再利用することができる。
タグと情報記録体20cとを分離する際には、タグ10の第1の孔12と情報記録体20cの一体化用貫通孔21bとに通された結合ピン30の連結部32を切断すればよい。
本実施形態においても第1の実施形態と同様に、タグ10と情報記録体20cとを分離することにより、情報記録体20cをそのまま回収でき、個別情報を電子的に書き換えることにより、他の商品に再利用することができる。
なお、上述した第2の実施形態では、タグ10が矩形状であったが、丸や三角などその他の形状であってもよい。また、情報記録体20cについても、円形でなくてもよく、例えば、三角形や四角形などの多角形、ハート形、星形などの形状や、社章などであってもよい。
1,2 ICタグユニット、10 タグ、11 個別情報、20a,20b,20c 情報記録体、23,25 保持部
Claims (2)
- 目視により判読可能な個別情報が表示されているタグと、
ICインレットを備え、かつ、目視により判読可能な個別情報が表示されていない情報記録体とが分離可能に一体化されていることを特徴とするICタグユニット。 - 情報記録体が、タグを保持する保持部を有する請求項1に記載のICタグユニット。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005183356A JP2007004443A (ja) | 2005-06-23 | 2005-06-23 | Icタグユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005183356A JP2007004443A (ja) | 2005-06-23 | 2005-06-23 | Icタグユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007004443A true JP2007004443A (ja) | 2007-01-11 |
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ID=37690021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005183356A Withdrawn JP2007004443A (ja) | 2005-06-23 | 2005-06-23 | Icタグユニット |
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2005
- 2005-06-23 JP JP2005183356A patent/JP2007004443A/ja not_active Withdrawn
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