JP2007003691A - 言語学習システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単かつ楽にフラッシュカード方式で言葉を学習することができる言語学習システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 学習管理を行う管理機関Mが通信ネットワークNを介して学習端末Lを操作する学習者に対して言語学習指導を行う言語学習システムであって、管理機関Mが、画像・文字・音声のうち少なくとも2つをセットにした多数種類の単語データを学習端末Lに送信しフラッシュカード方式で出力する単語データ送信部1と、単語データに対応したテスト問題データを学習端末Lに送信するテスト問題送信部2と、学習者から受信した回答データを採点し学習評価データを作成する評価処理手段3とを、備えたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 学習管理を行う管理機関Mが通信ネットワークNを介して学習端末Lを操作する学習者に対して言語学習指導を行う言語学習システムであって、管理機関Mが、画像・文字・音声のうち少なくとも2つをセットにした多数種類の単語データを学習端末Lに送信しフラッシュカード方式で出力する単語データ送信部1と、単語データに対応したテスト問題データを学習端末Lに送信するテスト問題送信部2と、学習者から受信した回答データを採点し学習評価データを作成する評価処理手段3とを、備えたものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、言語学習システムに関する。
言語(単語)を暗記するための学習方法として、絵や文字を次々と瞬間的に見ることにより記憶させる、いわゆるフラッシュカード式の学習方法がある。従来は、指導者が文字や絵を書いたカードを学習者に次々と見せるために、カードを手でめくっていた。また、他人(指導者)の手をかりることなく自分(学習者)自身が、カードをめくって行うものもあった(特許文献1参照)。
特開2004−126351号公報
しかし、従来のフラッシュカード式の学習方法では、カードを手でめくらなければならず、多数枚のカードをスムースに連続してめくっていくのは、困難であった。また、1つの言語を学習するにあたって、何百枚・何千枚という多数のカードを作製することは、面倒で手間のかかる作業であった。
そこで、本発明は、簡単かつ楽にフラッシュカード方式で言葉を学習することができる言語学習システムを提供することを目的とする。
そこで、本発明は、簡単かつ楽にフラッシュカード方式で言葉を学習することができる言語学習システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る言語学習システムは、学習管理を行う管理機関が通信ネットワークを介して学習端末を操作する学習者に対して言語学習指導を行う言語学習システムであって、上記管理機関が、画像・文字・音声のうち少なくとも2つをセットにした多数種類の単語データを上記学習端末に送信しフラッシュカード方式で出力する単語データ送信部と、上記単語データに対応したテスト問題データを上記学習端末に送信するテスト問題送信部と、上記学習者から受信した回答データを採点し学習評価データを作成する評価処理手段とを、備えたものである。
また、上記評価処理手段が、学習者が習得した単語数を言語の種類ごとに表した学習評価データを作成し該学習評価データを上記学習端末へ送信する。
また、上記単語データを構成する画像・文字・音声を、同時に上記学習端末に出力可能とした。
また、上記学習端末は、上記単語データの画像を表示する画面を有し、該画面の表示ページに表示される画像に対応した文字及び音声を他の言語で出力するように切り換える切換手段を上記表示ページ内に設けた。
また、上記管理機関は、上記学習者同士が通信ネットワークを介して互いに情報交換可能な情報交換部を備えている。
本発明は、次のような著大な効果を奏する。
本発明に係る言語学習システムによれば、学習者は学習端末に出力される単語データを見るだけで、フラッシュカード方式の学習が可能となり、従来のように手でフラッシュカードをめくる必要がなくなって、楽に言語学習することができる。また、単語データをスムースかつ同じリズムで表示でき、フラッシュカード方式による学習(記憶)効果を一層発揮させることができる。さらに、学習者は管理機関から簡単に多種類の言語の単語データを入手できるので、自らフラッシュカードを作製する手間と労力を省くことができ、また、学習できる単語数(言語の種類)も格段に多くなる。
また、学習者は単語データで単語を学習(記憶)した後、テスト問題データにより、その記憶した単語をアウトプットすることができ、単語の習得率が向上すると共に、習得した単語を定着させることができる。
また、学習者は学習評価データにて、単語の習得状況を自ら把握(確認)することができ、学習意欲の向上を図ることができる。
本発明に係る言語学習システムによれば、学習者は学習端末に出力される単語データを見るだけで、フラッシュカード方式の学習が可能となり、従来のように手でフラッシュカードをめくる必要がなくなって、楽に言語学習することができる。また、単語データをスムースかつ同じリズムで表示でき、フラッシュカード方式による学習(記憶)効果を一層発揮させることができる。さらに、学習者は管理機関から簡単に多種類の言語の単語データを入手できるので、自らフラッシュカードを作製する手間と労力を省くことができ、また、学習できる単語数(言語の種類)も格段に多くなる。
また、学習者は単語データで単語を学習(記憶)した後、テスト問題データにより、その記憶した単語をアウトプットすることができ、単語の習得率が向上すると共に、習得した単語を定着させることができる。
また、学習者は学習評価データにて、単語の習得状況を自ら把握(確認)することができ、学習意欲の向上を図ることができる。
図1は、本発明の言語学習システムの実施の一形態を示す構成説明図である。この言語学習システムは、学習管理を行う管理機関Mが通信ネットワークNを介して学習端末Lを操作する学習者に対して言語学習指導を行うシステムである。そして、学習端末Lは複数存在可能であり、各学習者が自宅や学校等で学習端末Lを操作することにより学習を進める。なお、学習端末Lは、通信ネットワーク(インターネット)Nに接続されたパーソナルコンピュータ・携帯電話等である。
図1によりシステムの構成を説明すると、このシステムのサーバー側である管理機関Mは、多数種類の単語データを学習端末Lに送信する単語データ送信部1と、送信した単語データに対応したテスト問題データを学習端末Lに送信するテスト問題送信部2と、学習者から回答データを受信する受信部8と、受信した回答データを採点し学習評価データを作成する評価処理手段3とを、備えている。
上記単語データは、画像・文字・音声のうち少なくとも2つをセットにしたものであり、単語データ送信部1は、この単語データを学習端末Lに送信し、学習端末Lで出力する。具体的には、英語の「apple」という単語データは、「リンゴの画像データ」と「appleの文字データ」と「“アップル”という音声データ」の組み合わせで構成され、画像データと文字データは学習端末Lの画面4に表示され、音声データは学習端末Lの図示省略のスピーカーから出力される。
さらに、送信された単語データは学習端末L側でフラッシュカード方式で出力される。フラッシュカード方式とは、フラッシュカード学習方法と同様の効果を得るための出力方式(方法)であり、多数の単語データを非常に短い間隔(例えば、0.5 秒〜1秒)で切り換えて出力する。
さらに、送信された単語データは学習端末L側でフラッシュカード方式で出力される。フラッシュカード方式とは、フラッシュカード学習方法と同様の効果を得るための出力方式(方法)であり、多数の単語データを非常に短い間隔(例えば、0.5 秒〜1秒)で切り換えて出力する。
図2と図3は、この言語学習システムを用いたサーバー(管理機関M)と学習者(学習端末L)との動作を説明するフローチャート図であり、二点鎖線より右側はサーバー側、左側は学習者側である。
まず、図2に於て、学習者が本発明のシステムを利用するための実行ファイルを入手するまでの手順を説明する。学習者は自分の学習端末Lを通信ネットワークNを介して管理機関Mと接続する。そして、学習者は管理機関Mのホームページへアクセスし、自己の情報を登録ページに入力し管理機関Mへ送信する。管理機関Mはこの学習者送信情報を情報管理部9に保存し(図1参照)、管理機関MはIDとパスワードを学習者に発行しユーザー登録が完了する。
ユーザー登録完了後、学習者は機関Mへ本発明のシステムの実行ファイルのダウンロードを要求し、管理機関Mは学習者に実行ファイル(データファイル)を送信する。
まず、図2に於て、学習者が本発明のシステムを利用するための実行ファイルを入手するまでの手順を説明する。学習者は自分の学習端末Lを通信ネットワークNを介して管理機関Mと接続する。そして、学習者は管理機関Mのホームページへアクセスし、自己の情報を登録ページに入力し管理機関Mへ送信する。管理機関Mはこの学習者送信情報を情報管理部9に保存し(図1参照)、管理機関MはIDとパスワードを学習者に発行しユーザー登録が完了する。
ユーザー登録完了後、学習者は機関Mへ本発明のシステムの実行ファイルのダウンロードを要求し、管理機関Mは学習者に実行ファイル(データファイル)を送信する。
次に、図3に於て、学習者(学習端末L)に単語データが送信(出力)されるまでの手順について説明する。学習端末Lと管理機関Mとが通信ネットワークNを介して接続された状態で、学習者は、管理機関Mのログインページを開いて(アクセスして)、自己のIDとパスワードを入力する。管理機関Mは、入力されたIDとパスワードを受けて、情報管理部9に保存している学習者情報と照合し、正しいパスワード等であるかチェックし、正しいパスワード等であれば、ログインを許可する。
予め学習者は、図示省略の設定ページにて、学習したい言語、利用期間、利用回数等を、設定する。なお、これらの設定情報は、情報管理部9へ保存される。
そして、学習者は、管理機関Mのコンテンツ利用ページを開き(図4参照)、利用したい言語の単語データを選択し、データの送信要求をする(図4に示すダウンロードボタンをクリックする)。この要求を受けて、管理機関Mは送信要求されている内容と上記設定情報と照合し、データ送信してよいかチェックする。
送信許可の場合であれば、学習端末Lに単語データを送信し、送信不許可であれば、学習端末Lの画面4に、送信不許可の理由や送信可能とするための方法等を表示する。
そして、学習者は、管理機関Mのコンテンツ利用ページを開き(図4参照)、利用したい言語の単語データを選択し、データの送信要求をする(図4に示すダウンロードボタンをクリックする)。この要求を受けて、管理機関Mは送信要求されている内容と上記設定情報と照合し、データ送信してよいかチェックする。
送信許可の場合であれば、学習端末Lに単語データを送信し、送信不許可であれば、学習端末Lの画面4に、送信不許可の理由や送信可能とするための方法等を表示する。
図4に示すコンテンツ選択欄11には、学習者が送信を希望する単語データ及びテスト問題データを選択できるようになっている。ここに示す単語データa、単語データb…は、複数個の単語データを難易度別やジャンル別に分けた小区分であり、その単語データa、単語データb…に対応したテスト問題データa、テスト問題データb…が選択可能となっている。
また、学習言語選択欄12には、学習者が学習を希望する言語が選択できるようになっている。
また、学習言語選択欄12には、学習者が学習を希望する言語が選択できるようになっている。
そして、学習者が希望の単語データの送信を管理機関Mに要求した場合、多数種類の単語データが学習端末Lに送信される。送信された単語データは、単語ごとに連続して切り換えて学習端末Lに出力される。
具体的には、学習者が(学習言語が)日本語の単語データaを学習端末Lに受信した場合は、学習端末Lの画面4のブラウザに、図5に示すような画像等が表示される。なお、この場合、日本語のブラウザで表示している。
具体的には、学習者が(学習言語が)日本語の単語データaを学習端末Lに受信した場合は、学習端末Lの画面4のブラウザに、図5に示すような画像等が表示される。なお、この場合、日本語のブラウザで表示している。
単語データaは、Aに示す「数・季節」「動物ほか」…の項目に選択可能に分けられ、さらに、Aの各項目は、Bに示す「動物(1)」「動物(2)」…の項目に分けられている。
例えば、Bのなかで「動物(2)」の項目を選択した場合、単語データには、「かば」「ぞう」「きりん」…といった単語に関する画像データ・文字データ・音声データが含まれており、「かば」「ぞう」「きりん」…の順に各単語データが学習端末Lに(非常に短い時間で)切り換えて出力される。また、1個の単語データを構成する画像・文字・音声(データ)は、同時に学習端末Lに出力される。具体的には、画面4に、「かばの絵」と「かばの文字」が同時に表示されると共に、スピーカーからは「“かば”の音声」が出力される。
例えば、Bのなかで「動物(2)」の項目を選択した場合、単語データには、「かば」「ぞう」「きりん」…といった単語に関する画像データ・文字データ・音声データが含まれており、「かば」「ぞう」「きりん」…の順に各単語データが学習端末Lに(非常に短い時間で)切り換えて出力される。また、1個の単語データを構成する画像・文字・音声(データ)は、同時に学習端末Lに出力される。具体的には、画面4に、「かばの絵」と「かばの文字」が同時に表示されると共に、スピーカーからは「“かば”の音声」が出力される。
また、学習者が再度同じ単語データを出力したい場合は、「もう一度」のボタンをクリックすると上記「かば」「ぞう」「きりん」…の順に単語データが出力される。
また、「かば」「ぞう」「きりん」…の単語データを、ランダムに切り換えて表示させることもできる。
また、「かば」「ぞう」「きりん」…の単語データを、ランダムに切り換えて表示させることもできる。
学習者が、複数種類の言語の単語データを受信可能に設定している場合は、図5に示す(単語データの)画像の表示ページ6に於て、その画像に対応した文字及び音声を他の言語で出力するように切り換える切換手段5を備えている(図6参照)。
つまり、図5に於て、表示ページ6には日本語の「動物(2)」のデータを出力可能な状態となっているが、「動物(2)」のデータを他の言語に変えて出力したい場合、図6に示すように、同じ表示ページ6内に設けられた切換手段5にて他の言語(英語、中国語、韓国語等)に切り換えることが可能となっている。このように、画像データに対応する文字データと音声データは、瞬時にリンクするようになっている。
つまり、図5に於て、表示ページ6には日本語の「動物(2)」のデータを出力可能な状態となっているが、「動物(2)」のデータを他の言語に変えて出力したい場合、図6に示すように、同じ表示ページ6内に設けられた切換手段5にて他の言語(英語、中国語、韓国語等)に切り換えることが可能となっている。このように、画像データに対応する文字データと音声データは、瞬時にリンクするようになっている。
次に、別の単語データbを選択した場合について説明する。
図7に於て、画面4には天体の項目の単語データが出力可能な状態となっており、選択言語は英語となっている。表示ページ6内には、「太陽」「地球」「月」等を示す、画像が表示され、各画像データに対応した文字データと音声データが、連続して切り換わって出力されるようになっている。
つまり、表示された画像内には、「太陽」「地球」「月」等を(自動で)順次切り換わって取り囲むサークル状の指示部14が表示され、指示部14が取り囲んだ(太陽等の)絵と同期しながら、対応した文字データと音声データが出力されるようになっている。
図7に於て、画面4には天体の項目の単語データが出力可能な状態となっており、選択言語は英語となっている。表示ページ6内には、「太陽」「地球」「月」等を示す、画像が表示され、各画像データに対応した文字データと音声データが、連続して切り換わって出力されるようになっている。
つまり、表示された画像内には、「太陽」「地球」「月」等を(自動で)順次切り換わって取り囲むサークル状の指示部14が表示され、指示部14が取り囲んだ(太陽等の)絵と同期しながら、対応した文字データと音声データが出力されるようになっている。
そして、上記学習者が管理機関Mから受信した単語データの情報(言語種類・項目・利用回数等)は、学習履歴として各学習者ごとに(図1に示す)情報管理部9へ保存される。
また、図4のコンテンツ利用ページには、単語データを学習端末Lに出力する際の動作環境を設定(選択)できる動作選択欄13が設けられており、この動作選択欄13には、単語データの文字表示の有無の選択、フラッシュスピード(単語データの切換速度)の調整、音声出力の有無の選択等ができるようになっている。
さらに、図示省略するが、例えば、「走る」「投げる」等の動作を表す言葉を単語データに含める場合は、その言葉の動画データと、文字データと、音声データとを、同期させて学習端末Lに出力させるように構成されている。
また、図4のコンテンツ利用ページには、単語データを学習端末Lに出力する際の動作環境を設定(選択)できる動作選択欄13が設けられており、この動作選択欄13には、単語データの文字表示の有無の選択、フラッシュスピード(単語データの切換速度)の調整、音声出力の有無の選択等ができるようになっている。
さらに、図示省略するが、例えば、「走る」「投げる」等の動作を表す言葉を単語データに含める場合は、その言葉の動画データと、文字データと、音声データとを、同期させて学習端末Lに出力させるように構成されている。
また、学習者が管理機関Mから送られてくる単語データによって単語を学習(記憶)し、その成果をアウトプットしたい場合は、図4に示す管理機関Mのコンテンツ利用ページを開き、利用したい言語のテスト問題データを選択し、データの送信要求をする(ダウンロードボタンをクリックする)。この要求を受けて、管理機関Mは送信要求されているテスト問題データの内容とその学習者の学習履歴のデータ等を照合し、データ送信してよいか(学習進度・受信した単語データに合ったテスト問題データか否か)チェックする。
送信許可の場合であれば、学習端末Lにテスト問題データを送信し、送信不許可であれば、学習端末Lの画面4に、送信不許可の理由等を表示する。
送信許可の場合であれば、学習端末Lにテスト問題データを送信し、送信不許可であれば、学習端末Lの画面4に、送信不許可の理由等を表示する。
学習端末Lに送信されるテスト問題データは、聴き取りテストと発音テスト等のタイプがあり、聴き取りテストの場合は、学習端末Lのスピーカーから単語の音声データが出力され、それを聴いた学習者が、画面4に示された複数個の画像又は文字の中からその単語を示すと判断したものを選択し、学習端末Lで回答データを作成する。また、文字で回答する場合は、学習端末Lに図示省略の文字認識装置を取り付け、学習者の手書きの文字を学習端末Lにてデジタル化(デジタル画像化)して回答データを作成してもよい。
また、発音(発声)テストの場合は、1つの単語を示す画像又は文字が画面4に表示され、それを見た学習者がその単語の読みを発音し、学習端末Lに取り付けられた図示省略の音声認識装置(マイク)にて音声(発音)をデジタル化して回答データを作成する。
また、上述した聴き取りテストと発音(発声)テスト以外に、画像を見て文字を筆記させたり、文字を見て画像を選択するようなテストを行ってもよい。
また、テスト問題の画像等を表示後、数秒遅れて正解を音声又は文字等で自動で示すように構成されていても自由である。
また、発音(発声)テストの場合は、1つの単語を示す画像又は文字が画面4に表示され、それを見た学習者がその単語の読みを発音し、学習端末Lに取り付けられた図示省略の音声認識装置(マイク)にて音声(発音)をデジタル化して回答データを作成する。
また、上述した聴き取りテストと発音(発声)テスト以外に、画像を見て文字を筆記させたり、文字を見て画像を選択するようなテストを行ってもよい。
また、テスト問題の画像等を表示後、数秒遅れて正解を音声又は文字等で自動で示すように構成されていても自由である。
回答データは、学習者(学習端末L)から通信ネットワークNを介して管理機関Mに送信され、管理機関Mの受信部8にて受信される。そして、受信部8で受け取った回答データは、管理機関Mの評価処理手段3にて、採点され採点結果を学習評価データを作成する。そして、作成された学習評価データは、各学習者の学習履歴として情報管理部9に保存される。さらに、評価処理手段3には、学習者からの要望に応じて(その学習者の)学習評価データを送信する評価データ送信部15を有している(図1参照)。
評価処理手段3で作成される学習評価データは、図8に示すように、表やグラフの形式で学習端末Lの画面4上に表示される。図8の表HとグラフGは、学習者の上記回答データに基づいて作成され、学習者が習得した単語数を言語の種類ごとに表したものである。 表Hには、学習者(Yさん)の聴き取りテスト及び発音(発声)テストを行った場合の正解数を習得単語数として表示している。また、聴き取りテストと発音(発声)テストは、それぞれ画像にて回答する場合と文字にて回答する場合の2種類の回答方法で行われており、一種類の言語に対し4パターンテストによる習得単語数を示している。
なお、グラフGは表Hのデータをグラフ化したものである。
なお、グラフGは表Hのデータをグラフ化したものである。
学習者は、図4に示す管理機関Mのコンテンツ利用ページにて、学習評価データ(表HとグラフGのデータ)を見れるようになっており、学習者のIDとパスワードを入力して、習得単語数表示ボタンをクリックすれば、表HとグラフGとが学習端末Lの画面4に表示される。
また、この学習評価データは、他の学習者の成績(学習評価データ)との相対的な評価(順位)を示すようなものであってもよい。
また、この学習評価データは、他の学習者の成績(学習評価データ)との相対的な評価(順位)を示すようなものであってもよい。
また、図4のコンテンツ利用ページにて、学習者のIDとパスワードを入力して、学習履歴表示ボタンをクリックすれば、情報管理部9に保存してある自分の学習履歴を見れるようになっている。
図1に示すように、管理機関Mには通信ネットワークNを介して複数(多数の)学習端末L1 ・L2 ・L3 が接続可能であり、管理機関Mは、学習者同士(学習端末L1 ・L2 ・L3 )が通信ネットワークNを介して互いに情報交換可能な情報交換部7を備えている。そして、学習者は情報交換部7によって(オンラインチャットやIP電話等を利用して)同時にメッセージ交換できるようになっている。
なお、この言語学習システムは、言葉を全く知らない乳幼児や、母国語以外の言語を習得したい成人等、あらゆる年齢の人を対象としたものであり、学習者が乳幼児や子供であって、学習端末Lの操作ができない場合は、その学習者に代わって保護者や学習指導者等が、管理機関Mにてユーザー登録・設定等の操作を行うことは当然である。
また、この言語学習システムは、多種類のOS及び多種類のブラウザに対応可能となっている。
また、この言語学習システムは、多種類のOS及び多種類のブラウザに対応可能となっている。
以上のように、本発明の言語学習システムは、学習管理を行う管理機関Mが通信ネットワークNを介して学習端末Lを操作する学習者に対して言語学習指導を行う言語学習システムであって、管理機関Mが、画像・文字・音声のうち少なくとも2つをセットにした多数種類の単語データを学習端末Lに送信しフラッシュカード方式で出力する単語データ送信部1と、単語データに対応したテスト問題データを学習端末Lに送信するテスト問題送信部2と、学習者から受信した回答データを採点し学習評価データを作成する評価処理手段3とを、備えたので、学習者は学習端末Lに出力される単語データを見るだけで、フラッシュカード方式の学習が可能となり、従来のように手でフラッシュカードをめくる必要がなくなって、楽に言語学習することができる。また、単語データをスムースかつ同じリズムで表示でき、フラッシュカード方式による学習(記憶)効果を一層発揮させることができる。さらに、学習者は管理機関Mから簡単に多種類の言語の単語データを入手できるので、自らフラッシュカードを作製する手間と労力を省くことができ、また、学習できる単語数(言語の種類)も格段に多くなる。
また、学習者は単語データで単語を学習(記憶)した後、テスト問題データにより、その記憶した単語をアウトプットすることができ、単語の習得率が向上すると共に、習得した単語を定着させることができる。
また、学習者は学習評価データにて、単語の習得状況を自ら把握(確認)することができ、学習意欲の向上を図ることができる。
また、学習者は単語データで単語を学習(記憶)した後、テスト問題データにより、その記憶した単語をアウトプットすることができ、単語の習得率が向上すると共に、習得した単語を定着させることができる。
また、学習者は学習評価データにて、単語の習得状況を自ら把握(確認)することができ、学習意欲の向上を図ることができる。
また、評価処理手段3が、学習者が習得した単語数を言語の種類ごとに表した学習評価データを作成し学習評価データを学習端末Lへ送信するので、学習者は単語の習得状況を言語の種類ごとに把握(確認)することができる。学習者はこの学習評価データを以後の学習カリキュラムに役立てることができると共に、学習意欲の向上を図ることができる。
また、単語データを構成する画像・文字・音声を、同時に学習端末Lに出力可能としたので、学習者の感覚器官を多く刺激して、脳への単語情報の定着(記憶)を一層向上させることができる。
また、学習端末Lは、単語データの画像を表示する画面4を有し、画面4の表示ページ6に表示される画像に対応した文字及び音声を他の言語で出力するように切り換える切換手段5を表示ページ6内に設けたので、同じ画像に対し異なる言語の文字・音声を対照(対応)させて学習することで、学習能率(単語の習得率)が向上すると共に、複数種類の言語間の互換能力を訓練する(向上させる)ことができる。
また、管理機関Mは、学習者同士が通信ネットワークNを介して互いに情報交換可能な情報交換部7を備えているので、学習者は共通の場所にて相互に意見交換することが容易となって、学習意欲の向上も図ることができる。
1 単語データ送信部
2 テスト問題送信部
3 評価処理手段
4 画面
5 切換手段
6 表示ページ
7 情報交換部
L 学習端末
M 管理機関
N 通信ネットワーク
2 テスト問題送信部
3 評価処理手段
4 画面
5 切換手段
6 表示ページ
7 情報交換部
L 学習端末
M 管理機関
N 通信ネットワーク
Claims (5)
- 学習管理を行う管理機関(M)が通信ネットワーク(N)を介して学習端末(L)を操作する学習者に対して言語学習指導を行う言語学習システムであって、
上記管理機関(M)が、画像・文字・音声のうち少なくとも2つをセットにした多数種類の単語データを上記学習端末(L)に送信しフラッシュカード方式で出力する単語データ送信部(1)と、
上記単語データに対応したテスト問題データを上記学習端末(L)に送信するテスト問題送信部(2)と、
上記学習者から受信した回答データを採点し学習評価データを作成する評価処理手段(3)とを、備えたことを特徴とする言語学習システム。 - 上記評価処理手段(3)が、学習者が習得した単語数を言語の種類ごとに表した学習評価データを作成し該学習評価データを上記学習端末(L)へ送信する請求項1記載の言語学習システム。
- 上記単語データを構成する画像・文字・音声を、同時に上記学習端末(L)に出力可能とした請求項1又は2記載の言語学習システム。
- 上記学習端末(L)は、上記単語データの画像を表示する画面(4)を有し、該画面(4)の表示ページ(6)に表示される画像に対応した文字及び音声を他の言語で出力するように切り換える切換手段(5)を上記表示ページ(6)内に設けた請求項1,2又は3記載の言語学習システム。
- 上記管理機関(M)は、上記学習者同士が通信ネットワーク(N)を介して互いに情報交換可能な情報交換部(7)を備えている請求項1,2,3又は4記載の言語学習システム。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005182043A Pending JP2007003691A (ja) | 2005-06-22 | 2005-06-22 | 言語学習システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007003691A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015037776A1 (ko) * | 2013-09-10 | 2015-03-19 | 주식회사 청담러닝 | 플래시카드 제공 방법 및 이를 수행하는 장치들 |
CN105225549A (zh) * | 2015-10-13 | 2016-01-06 | 安阳师范学院 | 一种英语教学语言学习系统 |
JP2017015790A (ja) * | 2015-06-28 | 2017-01-19 | 厳治 佐藤 | 画像やごく短い動画に文字及び音声を付帯させ、さらに携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピューターに装備されているカメラで顔面を認識させ瞬きや眼球運動を検知することでスイッチとして利用できるインタフェースと連動し、スライドショーを実施することを可能とすることで、視覚的長期記憶(vltm)を用いたより効率的な記憶学習を行うことができる学習システム |
CN107945625A (zh) * | 2017-11-20 | 2018-04-20 | 陕西学前师范学院 | 一种英语发音测试与评价系统 |
WO2018101318A1 (ja) * | 2016-12-01 | 2018-06-07 | フロンティアマーケット株式会社 | 情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法 |
-
2005
- 2005-06-22 JP JP2005182043A patent/JP2007003691A/ja active Pending
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US9946440B2 (en) | 2013-09-10 | 2018-04-17 | Chungdahm Learning, Inc. | Method of providing flash card and apparatuses performing the same |
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