JP2006526359A - 汎用ルータにおけるスケーラブルな管理を提供するシステム及び方法 - Google Patents

汎用ルータにおけるスケーラブルな管理を提供するシステム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006526359A
JP2006526359A JP2006509763A JP2006509763A JP2006526359A JP 2006526359 A JP2006526359 A JP 2006526359A JP 2006509763 A JP2006509763 A JP 2006509763A JP 2006509763 A JP2006509763 A JP 2006509763A JP 2006526359 A JP2006526359 A JP 2006526359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network
data set
network node
network management
management program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2006509763A
Other languages
English (en)
Inventor
リム クーム−セン
Original Assignee
シネマティクス インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シネマティクス インコーポレイテッド filed Critical シネマティクス インコーポレイテッド
Publication of JP2006526359A publication Critical patent/JP2006526359A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/16Combinations of two or more digital computers each having at least an arithmetic unit, a program unit and a register, e.g. for a simultaneous processing of several programs
    • G06F15/163Interprocessor communication
    • G06F15/173Interprocessor communication using an interconnection network, e.g. matrix, shuffle, pyramid, star, snowflake
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/407Bus networks with decentralised control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/427Loop networks with decentralised control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

パターンベース分散型ネットワーク管理を提供する装置、方法及びソフトウェア配置。本装置は、複数のネットワークノードのうちの少なくとも1つの他のネットワークノード(図2、#216)に接続されるルータ(図2、#208)と、プロセッサとを含むネットワークノード(図2、#208)である。前記プロセッサは、ネットワーク管理プログラム及びモバイル状態情報を受信し、前記ネットワーク管理プログラムを前記複数のネットワークノードのうちの前記少なくとも1つの他のネットワークノードに送信するかどうかを決定し、前記モバイル状態情報を前記複数のネットワークノードのうちの前記少なくとも1つの他のネットワークノードに送信し、前記ネットワーク管理プログラムを、前記複数のネットワークのうちの前記少なくとも1つの他のネットワークノードに、前記決定に基づいて選択的に送信するように構成される。

Description

本願は、その開示全体が参照によってここに含まれる2003年4月7日に出願された米国特許仮出願番号60/461221号から優先権を主張する。
本発明は、分散型ネットワーク管理を提供するシステム、方法及びソフトウェア配置に関し、より特には、軽量モバイルエージェントが予め定義されるパターンに従ってネットワークじゅうに分散されるパターンベース分散型ネットワーク管理を提供するシステム、方法及びソフトウェア配置に関する。
通信ネットワーク上で交換されるデータ量が増すにつれて、データの流れを管理して、ネットワークにおけるボトルネックを回避し、データの高いスループットが達成されるのを確実にすることは、多くの状況において必要になってきた。集中型ネットワーク管理方式は、ネットワークの性能を最適化するように発達してきた。最後の10年間の間、既存の集中型管理方式の特定の欠点が認識され、分散型ネットワーク管理を実現するためのいくつかのアプローチが開発されてきた。分散型ネットワーク管理方式の大部分は、中央集中化されるネットワーク管理タスクの全体的な制御を保ちながら、管理タスクに関係する計算を分散することに焦点を合わせていた。
最初に、高性能アクティブネットワークプラットフォームが開発され、ワイヤスピードに近い速度で管理トラヒックを処理するネットワーク管理アプリケーションを実現した。この原理によって実現されるシステムは、代表的に、空間及び速度に関して最適される低レベルのアセンブリ形式の命令セットを有する。残念ながら、これらのようなシステムにおいて管理プログラムを開発することは、これらの低レベルの性質により困難であり、これらの管理プログラムの使用は、プログラム可能トラヒックプローブのような簡単なネットワーク管理機能に限定される。さらに、これらのプラットフォームは、汎用ルータと呼ばれる市販品のルータにおいて利用できない機能を要求するカスタマイズされた又は特別なネットワークにおいて構築される。
高性能アクティブネットワークプラットフォームにおいて使用される技術のいくつかを、従来のインターネットプロトコル(IP)ネットワークの管理に用いるために、ソフトウェアルータが使用されてきた。これらの環境において、オペレーティングシステムは、管理実行環境において処理するパケットを、通常、ルータアラートと呼ばれるIPオプションを通じて遮断する。この線に沿って開発されるシステムの多くは、性能より柔軟性を重要視し、一般に、Java(登録商標)において構築されるような重量級のインフラストラクチュアのサポートを要求する。
非集中型ネットワーク管理に向かう重要な前進は、管理タスク用モバイルエージェントの導入によって行われた。モバイルエージェントは、ネットワークじゅうを移動し、ユーザ(すなわち、人間のオペレータ)又は他の実体の代理をする自己完結型プログラムとして特徴付けられる。モバイルエージェントは、自律的決定を行うために、ある程度のインテリジェント挙動をしばしば必要とするため、一般に複雑である。モバイルエージェントは、種々のネットワーク管理タスクを分散的方法において実行する。分散型ネットワーク管理に対するモバイルエージェントアプローチの主な欠点は、モバイルエージェントの構造自身にある。モバイルエージェントは、かなり複雑で、標準ルータ又はスイッチにおいて代表的に存在するより多くの処理パワーを要求し、ネットワーク全体に渡って伝播するために、かなりのバンド幅を要求する。
モバイルエージェントをネットワークじゅうに効率的に伝播させるために、種々のグラフ横断アルゴリズムが、ネットワーク内の管理情報の処理及び集約を管理及び調整するのに使用される。ネットワークマネージャの視点から、前記アルゴリズムは、計算プロセスをノードの大きい集合に拡散又は分散させる手段を提供する。このアプローチの主な特徴は、拡散及び集約のこのメカニズムを、管理動作のセマンティックから分離するその能力である。このパラダイムは、この能力を、2つの重要な概念、すなわち、ナビゲーションパターン及びアグリゲータを通じて達成する。前記ナビゲーションパターンは、分散型制御を実現する汎用グラフ横断アルゴリズムを表し、前記アグリゲータは、タスクを実現するのに必要な計算を実行する。
図1A−1Dは、ナビゲーションパターンの最も簡単な例を示す。基本パターン100は図1Aにおいて例示され、基本パターン100において、制御はあるノード102から他のノード104に移動し(矢印106によって示される)、ノード104における動作をトリガした後、戻る(矢印108によって示される)。マネージャ−エージェント相互作用は、このパターンの一例である。他のパターン120はシナリオを表し、このシナリオにおいて、制御は、発信元ノード122において開始し、ネットワークにおけるある経路における多数のノード124に沿って移動し、この経路のノード124における動作をトリガし、同じ経路に沿って発信元ノード122に戻る。このパターンの可能な用途は、仮想経路又はマルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)に関するリソース予約である。依然として他のパターン140は図1Cにおいて例示され、パターン140において、制御は、発信元ノード142において開始し、ノード144に移動し、このとき並行して隣接するノード146にも移動し、これらのノードにおける動作をトリガし、結果変数と共に発信元ノード142に戻る。パターン140は、パターン100の並行バージョンとして理解することができる。最後に、図1Dにおいて示される他のパターン160において、制御は、ネットワークにおける円状経路に沿って移動する。ナビゲーションパターンを、動作において行われる管理タスクと無関係に規定できることに注意することが重要である。これらの伝播方式の欠点は、これらの非決定的性質である。
したがって、本発明の目的の1つは、市販ルータの内部ソフトウェア又はハードウェアへの独占アクセスの必要なしに、市販ルータの内部ソフトウェア又はハードウェアのどのような変更もする必要なしに、市販ルータの大きいネットワークから管理情報をすばやく収集及び処理することを可能にする装置、方法及びソフトウェア配置を提供することである。
本発明の他の目的は、並列プログラミングに関する通常の複雑さをこうむることなく、ネットワークの並列処理能力に関する速度及びパワーを利用するように構成される管理プログラムを含む装置、方法及びソフトウェア配置を提供することである。
本発明の依然として他の目的は、管理システムの機能性を拡張する装置、方法及びソフトウェア配置を提供することであり、前記システムは、新しいコードを導入するために停止させる必要がない(すなわち、コードをモバイルエージェントによって伝送することができる)。
本発明の依然として他の目的は、異なったアグリゲータを接続することによって単一のパターンプログラムを多くのアプリケーションに再利用することができるため、並列管理プログラムを開発するコストを劇的により低くする装置、方法及びソフトウェア配置を提供することである。
本発明の他の目的は、ツリー又はスケールフリートポロジーを有するネットワークに消費される速度及びバンド幅の双方の点でエコーパターンを効率的な方法において使用する、情報を収集及び処理する装置、方法及びソフトウェア配置を提供することである。
これら及び他の目的は、本発明によるパターンベース非集中型ネットワーク管理を提供する装置、方法及びソフトウェア配置の好適実施例によって達成することができる。好例の装置は、複数のネットワークノードのうちの少なくとも1個の他のノードとプロセッサとに接続されるルータを含むネットワークノードである。前記プロセッサは、ネットワーク管理プログラム及びモバイル状態情報を受信し、前記ネットワーク管理プログラムを前記複数のネットワークノードのうちの少なくとも1個の他のネットワークノードに送るか否かを決定し、前記モバイル状態情報を前記複数のネットワークノードのうちの少なくとも1個の他のネットワークノードに送信し、前記ネットワーク管理プログラムを前記決定に基づいて前記複数のネットワークノードのうちの少なくとも1個の他のネットワークノードに選択的に送信するように構成される。
ここで、本発明及びその利点のより完全な理解のため、添付する図面に関係して以下の説明を参照する。
図面を通じて、同じ数字及び文字は、他に述べていなければ、例示される実施例の同じ特徴、要素、構成要素、又は、部分を示すのに使用される。さらに、本発明は、図面の参照と共に詳細に記載されると同時に、説明のための実施例に関しても記載される。
本発明の好適実施例において、パターンベースパラダイムを使用して分散方法においてネットワークを管理するパターンベースネットワーク管理システム200が提供される。システム200は、汎用ルータと呼ばれる市販品のルータに接続される低コストのシングルボードコンピュータのネットワークを使用するパターンベースネットワーク管理パラダイムを実現する。このシステム200は、既存のネットワークにおいて開発することができる軽量モバイルエージェントの調整された動作を利用する。これらの軽量モバイルエージェントは、ネットワーク管理動作を高速かつスケーラブルな方法において実行する。前記軽量モバイルエージェントは、ネットワークの並列処理能力を利用する。これらのエージェントは、状態情報を常に運ぶが、ネットワーク管理プログラムを絶対に必要な場合にのみ運び、前記軽量モバイルエージェントを、ネットワークのノードからノードへ伝送される場合、かなり小さくする。前記軽量モバイルエージェントを、汎用ルータのネットワークにおいて分散されるように構成し、前記ルータに対する変更が必要ないように設計する。
前記軽量モバイルエージェントは、パターンベース管理を使用して分散型の方法において前記ネットワークを管理する。パターンベース管理は、前記軽量モバイルエージェントを制御及び調整するのに使用される、ナビゲーションパターンの概念に集中する。ナビゲーションパターンは、局所管理動作の前記ネットワークじゅうへの分散と、これらの局所動作の結果の集約とを決定するグラフ横断アルゴリズムを実現する。
システム200は、パターンベース管理システムの効率的な実行を利用し、これによって、前記軽量モバイルエージェントによって集約される前記ネットワーク管理プログラムは、大きいネットワークにおいても、すぐに実行を終了する。また、前記ネットワーク管理プログラムを、事実上すべての汎用ルータにおいて実行するように設計する。
パターンベース管理システムは、他のネットワーク管理アプローチより優れたいくつかの利点を有する。第1に、管理プログラムを、性能及びスケーラビリティに関して正式に解析することができる。この解析は、前記グラフ横断アルゴリズム及びその基礎をなすパターンの解析に基づく。第2に、ナビゲーションパターンは、管理動作のセマンティックと、前記動作の分散プログラミング態様との分離を可能にする。ソフトウェア工学の観点から、この分離は、アプリケーション及び/又はネットワーク開発者が、特定のセマンティックと結合されて特定の管理動作を直接的な方法において実行することができる汎用パターンを設計することを可能にする。パターンは、一度設計されると、多くの管理タスクの実行において利用することができる。逆に、特定の管理タスクを、アプリケーション及び/又はネットワーク開発者が異なった性能プロファイルを有する管理動作を構築することを可能にするパターンの選択から、場合によっては構築することができる。最終的に、このアプローチは、アプリケーションプログラマを分散アルゴリズムの開発から開放し、彼/彼女が、タスクに関する要求を集積するカタログからナビゲーションパターンを選択することによって、目下の管理タスクに集中することを可能にする。
第3に、理解し処理するのが複雑であるかもしれないネットワーク障害に対する応答をパターンにプログラムすることができ、これによって、アプリケーションプログラマが障害に対処する必要性をなくすことができる。最後に、ネットワークにおける管理動作の実行は、ネットワークノードにおいてすでに存在しないプログラムの部分のみを分散するため、コード移動性の程度を細かく制御することができる。すなわち、頻繁に実行される管理プログラムに関して、分散された計算の状態のみをネットワークノード間で交換する必要があり、局所的に利用可能なコードを交換する必要はない。
軽量エージェントのネットワーク管理プログラムを通じて、種々の管理動作をシステム200において実現することができる。前記軽量エージェントを(図3に示す)エコーパターン300に基づいてシステム200全体に渡って分散させる。これらの種々の管理動作は、きわめて多数のノードと、ダイナミックトポロジーと、非集中型トポロジーデータベースとを有するネットワークの管理において有用である。すべての管理計算を、論理ネットワークノードにおいて、すなわち、前記ネットワークの内部で実行する。前記管理動作は、トポロジーの統計的抽象と、局所性能データの統計的抽象と、性能データのトポロジーデータとの相関と、ソフトウェア構成管理とを含む。トポロジーの統計的抽象は、ネットワーク管理ステーション202が、所定のノードについての現在の局所ネットワークトポロジー、ネットワークトポロジーにおけるリーフノードの数、ネットワークの直径、ネットワークトポロジーの接続性分布等を含む、ネットワークについての種々のデータを発見する。局所性能データの統計的抽象は、ネットワーク管理ステーション202が、ネットワークにおいて最も混雑したリンク、及び/又は、ネットワークにおけるリンク負荷の分布、キューの長さ等を決定することを可能にする。性能データのトポロジーデータとの相関は、ネットワーク管理ステーション202が、すべてのリンクに非常に負荷がかかったサブトポロジーを識別し、特定の期間内にネットワークの2つのサブ領域間で流れるルート及びトラフィック量等を計算することを可能にする。ソフトウェア構成構成管理は、ネットワーク管理ステーション202が特定のバージョンのオペレーティングシステムを実行するすべてのルータにおいてソフトウェアパッチをインストールすることを可能にする。
ネットワーク管理システム200に関する関心事は、コード移動性である。特に、コードを論理ネットワークノードから論理ネットワークノードへそのバイナリ形式において転送すべきか又はソースコード形式において転送すべきか、又は、コードを、パターンによって輸送すべきか又はコードサーバからダウンロードすべきかを決定する。これらの質問に対処して行われる決定は、システム200の性能と、攻撃に対するその脆弱性とにおける意味を有する。
プログラムをソース形式において転送すべき場合、各々のアクティブノードにおけるその実行前に、時間のかかるコンパイルプロセスを実行しなければならない。加えて、すべてのノードに、コンパイラ、リンカ及びヘッダファイルを格納するのに十分なディスク空間を備え付けなければならない。ソースコードを転送する利点は、ソースプログラムはコンパイルされたプログラムよりかなり小さいことである。システム200は、前記ネットワーク管理プログラムをバイナリ形式で、ネットワーク全体にわたって論理ネットワークノードから論理ネットワークノードへ、パターンを使用して伝送する。
本発明の好適実施例において、コードサーバを使用し、前記ネットワーク管理プログラムを拡散させることができる。しかしながら、ネットワークがより大きくなるにつれて、これらのコードサーバはボトルネックになる。この問題を克服するためにコードサーバの数を増強すると、ネットワーク全体にわたるすべてのコードサーバにおける前記ネットワーク管理プログラムのコピーを最新に一致して保つことは、費用と時間がかかるおそれがあるため、他の問題を招く。
本発明の好適実施例において、システム200は、前記ネットワーク管理プログラムをそのソースコード形式において伝送する。本発明の他の好適実施例において、システム200は、前記ネットワーク管理プログラムを、そのソースコード形式において、第1論理ネットワークノードのみに伝送し、前記第1論理ネットワークノードは、前記ネットワーク管理プログラムをその実行可能なコード形式にコンパイルし、このコンパイルされたネットワーク管理プログラムをネットワーク全体にわたって伝送する。
モバイルコードを含むどのようなシステムとも同様に、安全でない又は悪意のあるプログラムが導入される危険性が常にある。システム200は、いくつかの方法においてこの問題に対処しようと試みる。第1に、ネットワーク管理ステーション202と論理ネットワークノードとの間のすべての通信は、セキュアソケット使用可能(SSL使用可能)ウェブインタフェースを介して生じる。これは、不正なアクセスの危険性を減少し、成りすまし攻撃にから保護する。第2に、管理プログラムのコンパイルされたコード又は実行可能なコードを、制限された権利とリソース割り当てとを有する別個のプロセスのコンテキスト内でのみ実行する。これは、管理プログラムが、致命的誤りを生じるはずの、互いに干渉する又はデーモンをクラッシュするのを防ぐ。最後に、論理ネットワークノード220、230、240の各々の間の通信チャネルを、トランスポートレイヤセキュリティ(TLS)プロトコル等と同様の簡単なプロトコルを使用して実現し、これによって、データの通過中、第三者がプログラムコード又は状態を変更するのを防ぐ。加えて、論理ネットワークノード220、230、240において動作するオペレーティングシステムに付随し、システム200によって使用されないすべてのサービスを使用不能にする。
図2は、本発明の好適実施例によるパターンベースネットワーク管理システム200のネットワークアーキテクチャを例示する。システム200は、ネットワーク管理ステーション202と、コードサーバ204と、複数の論理ネットワークノード220、230、240とを含む。複数の論理ネットワークノード220、230、240の各々は、各々アクティブノード206、212、216と連絡する物理的ルータ208、210、214を含む。パターンベースネットワーク管理プログラムのコピーは、ネットワークノード220、230、240のアクティブノード206、212、216において動作する。前記パターンベースネットワーク管理プログラムを、多数の方法において、例えば、Javaのような多目的フレームワーク、又は、参照によってその全体がここに含まれるhttp://tns-www.lcs.mit.edu/publications/openarch98.htmlによってより詳細に説明されるANTSのようなアクティブネットワーキングツールキットを使用して実現することができる。前記パターンベースネットワーク管理プログラムの実行は、前記ネットワーク管理システムを含む軽量モバイルエージェントがネットワーク管理ステーション202から第1ネットワークノード220(時には開始ノード又は発信元ノードと呼ばれる)のアクティブノード206に伝送されるとき開始する。前記プログラムが、コンパイルされたその命令実行段階を第1ノード220において有する場合、前記プログラムのパターン成分は、前記プログラムが次に実行しなければならない適切な次の1つ又は複数のノードを決定する。前記次のノードが前記パターンベースネットワーク管理プログラムのコピーをすでに含む場合、前記プログラムの状態情報のみを含む前記軽量モバイルエージェントを前記次のノードに伝送する。そうでなければ、その実行可能な形式における前記ネットワーク管理プログラムと、モバイル情報変数とを含む前記軽量モバイルエージェントを送る。
各々のルータ208、210、214を、前記パターンベースネットワーク管理プログラムを実行するのに必要な実行環境をホストする専用アクティブノード206、212、216によって管理する。各々のアクティブノード206、212、216は、ネットワークインタフェース及び記憶装置を含むインターネット使用可能なシングルボードコンピュータを含む。アクティブノード206、212、216のハードウェアは、一辺当たり3インチのアルミニウム立方体の形態において市販されている。各々のアクティブノード206、212、216は、限定された機能を有するUnixオペレーティングシステムの変更されたディストリビューションを実行する。
好適実施例において、前記インターネット利用可能なシングルボードコンピュータに、Intel StrongARM 1110マイクロプロセッサと、32MBのSDRAMと、10Mbpsのイーサネット(登録商標)インタフェースとを搭載する。他の好適実施例において、前記記憶装置を、前記シングルボードコンピュータのオンボードコンパクトフラッシュ(登録商標)スロットに接続される1GBドライブとする。他の好適実施例において、アクティブノード206、212、216の各々は、Linuxカーネルを実行し、同時に、ワイドエリアネットワークの管理インタフェースを実現するのに使用されるApacheウェブサーバを実行する。
本発明の好適実施例において、ネットワークノード220、230、240のアクティブノード206、212、216を、各々、ルータ208、210、214内に組み込んでもよい。このようなシステムを汎用ルータにおいて低コストで実現することは、設計空間をかなり制限し、ネットワーク及び/又はアプリケーション設計者に重大な課題をもたらす。本発明の他の好適実施例において、ネットワーク管理ステーション202は、コードサーバ204の動作を実行し、これによって、システム200において使用されるハードウェアを単純化する。
スケーラビリティの観点から、パターンベース管理システムは、管理データの集中型処理に関係するボトルネックを、適切なナビゲーションパターンによって負荷をネットワークノードに分散させることによって解消することができる。計算をネットワークノードに分散させる方法として図3に示すエコーパターン300を使用することによって、高度にスケーラブルな管理プログラムをコンパクトな形態において実現することができる。
いくつかのナビゲーションパターンを、図1A−1Dに関係して上述した。エコーパターン300は、基本パターン140の拡張であり、データを大きいネットワークにわたって分散させ集約することにおいて特に効率的である。エコーパターン300は、ウェーブアルゴリズムとして知られる分散型グラフ横断アルゴリズムのクラスに基づく。エコーパターン300は、複雑で大きいネットワークにおける大域的管理動作を可能にする効率的でエレガントな方式を示す。エコーパターン300は、ネットワークトポロジーにおける変化に動的に適合し、最新のネットワーク情報を必要とせず、きわめて大きいネットワークにおいて良好にスケール変更する。エコーパターン300の時間複雑性は、ネットワーク直径と共に線形的に増加し、結果として、指数法則に従う接続性分布を有するネットワークにおける実行時間を高速にする。エコーパターン300のトラフィック複雑性は、ネットワークエッジの数と共に線形的に増加し、このパターンを実行することによって発生する管理トラフィックは、輻輳を生じるおそれがあるホットスポットを生じさせること無く、すべてのリンクにわたって一様に分散される。
エコーパターン300の動作を以下のように説明することができる。パターン300は、発信元ノード302から開始し、エコーパターン300の拡張段階中、さらなる実行のために、その隣接ノード304、306の各々に移動する。前記拡張段階中、軽量モバイルエージェントは、あるノードから各々の隣接ノードに伝播する(矢印312、314、316、318によって示す)。第1時間中にあるノードに到着する軽量モバイルエージェントは、このノードに‘訪れた’とマークし(例えばノード304)、軽量モバイルエージェントを、その親(ここではノード302)と呼ばれる、それが来たノードを除いて、各々の隣接ノード(ここではノード308、310)に送信する。すでに‘訪れた’とマークされているノードに到着する軽量モバイルエージェントは、このノードにおいて終了する(すなわち、これらはより多くのエクスプローラを形成する)。ノードがその親以外に隣接ノードを持たない場合(例えば、ノード306、308、310)、前記軽量モバイルエージェントはその親ノードに戻る。このあるノードからその親へのパターンの戻りは、エコーと呼ばれる。ノードがその親の各々からエコーを受けた場合、エコーをその親に返す。発信元ノード302がその親の各々からエコーを受けた場合、このエコーパターンは終了する。
図4は、ネットワーク管理システム200のアクティブノード206、212、216のソフトウェアアーキテクチャ400を例示する。アクティブノード206、212、216の各々のソフトウェアアーキテクチャ400は、本質的に同じであり、簡単にするために、ソフトウェアアーキテクチャ400をアクティブノード206に関して説明する。ソフトウェアアーキテクチャ400は、アクティブノードマネージャ402と、コンパイラ416と、アクティブノードエンジン404と、データレポジトリのグループ414、418、420、422、424とを含む。アクティブノードマネージャ402は、アクティブノード206を構成し動作するネットワーク管理ステーション202にウェブインタフェースを提供する。アクティブノードエンジン404は、プリプロセッサ406と、実行環境408と、輸送アクセスポイント410と、デバイスマネージャ412とを含む。アクティブノードエンジン404は、バックグランドプロセスとして動作する。これは実行環境408を実現し、実行環境408は、アクティブノード206においてパターンベースネットワーク管理プログラムを実行する。ノード状態レポジトリ414は、実行する管理プログラムの数及びパラメータを含むアクティブノード206の動作状態を記憶する。ソースレポジトリ416は、多数のプログラムに関係するソースコードを格納する。バイナリレポジトリ418は、実行準備ができたパターン及びアグリゲータのキャッシュを格納する。局所プログラム状態レポジトリ422は、軽量モバイルエージェントが他のノードに移動する場合の局所状態変数を格納する。管理動作結果レポジトリ420は、管理動作から返った結果の永続的な格納を準備する。
好適実施例において、アクティブノードマネージャ402は、Apache SSL−使用可能ウェブサーバと、ハイパーテキストプリプロセッサ(PHP)スクリプトのようなサーバ側スクリプトとを含む。
図5A−5Dは、システム100において新たなネットワーク管理プログラムを分散させるプロセス500を例示する。プロセス500は、ステップ502において、開始ノード、ここではアクティブノード206のアクティブノードマネージャ402が、そのソースコードにおいてネットワーク管理プログラムを含む軽量モバイルエージェントをネットワーク管理ステーション202から受信するときに開始する。前記開始ノード(時には、発信元ノードと呼ばれる)は、単に、新たなソースコードを受信する第1アクティブノードである。アクティブノードマネージャ402が完全な送信をいったん受信すると、アクティブノードマネージャ402は、ステップ404において、前記新たなソースコードをソースレポジトリ414に格納し、ソースファイル名及びパラメータをプリプロセッサ406に転送する。
ステップ506において、プリプロセッサモジュール406は、コンパイラ416を呼び出して新たなネットワークプログラムの新たな部分のソースコードを処理し、結果として生じるバイナリのMD5チェックサムのようなデジタルフィンガープリントを計算し、データの完全性を確認する。ステップ508において、前記コンパイラは、コンパイル中にエラーが生じたか否かを決定する。コンパイラ416が、処理中にエラーに遭遇した場合、コンパイルを中止し、プロセス500はステップ509に進む。そうでなければ、プロセス500はステップ510に進み、プリプロセッサ406は実行環境408を呼出し、新たなネットワーク管理プログラムを実行する。ステップ512において、プロセス500は、前記プログラムを動的にロードし、前記パターン及びアグリゲータオブジェクトをインスタンス化する。ステップ509において、実行環境408は、エラーコードを、アクティブノードマネージャ402を経てネットワーク管理ステーション202に返す。
ステップ514において、プロセス500は、プログラムバイナリがバイナリレポジトリ418にあるか否かを決定する。前記プログラムバイナリがバイナリレポジトリ418にすでにある場合、プリプロセッサ406は、ステップ516において、実行環境408を直接呼出し、コンパイルされたバイナリのファイル名及びパスを実行環境408に渡す。そうでなければ、プロセス500はステップ517に進み、実行環境408は、エラーコードを、アクティブノードマネージャ402を経てネットワーク管理ステーション202に返し、ステップ500は終了する。
ステップ518において、実行環境408は、新たなネットワーク管理プログラム、パターンオブジェクト及びアグリゲータオブジェクトを動的にロードし、前記新たなネットワーク管理プログラムの実行を開始する。実行環境408は、ステップ520において、システムワイドユニーククッキーも発生し、このシステムワイドユニーククッキーは、前記プログラムの分散状態をその現在の実行と関係付ける。実行環境408は、ステップ520において、デバイスマネージャ412に対する制御を放棄し、ネットワークマネージャステーション202によって指定されるような引数を他の処理のためにデバイスマネージャ412に渡す。
ステップ524において、前記ネットワーク管理プログラムは、アクティブノードアドレスのリストを取得するために、デバイスマネージャ412を経て、取り付けられたルータの管理インタフェースにアクセスする。特定のアクセスプロトコルに加えて、デバイスマネージャ412は、ハートビートのような低レベル監視手順を実行し、取り付けられた装置における障害を検出する。アクティブノード206は、シンプルネットワーク管理プロトコル(SNMP)用の単一のデバイスマネージャ412を含む。前記ネットワーク管理プログラムがその実行をアクティブノード206において完了した場合、ステップ526において、制御とアクティブノードアドレスのリストとを実行環境408に返す。前記アクティブノードアドレスのリストは、前記軽量モバイルエージェントが次に移動するアクティブノードである。
本発明の好適実施例において、アクティブノード206は、ルータ208によってサポートされる各々のアクセスプロトコルにつき1つの多数のデバイスマネージャを含む。
ステップ528において、実行環境408は、そのアクティブ実行段階を含む。実行環境408は、局所プログラム変数を前記局所状態レポジトリに格納し、モバイル状態変数を直列化する。前記モバイル状態変数をいったん直列化したら、これらを、ノードアドレスのリストと、データをこれらのアドレスに伝送する要求と、クッキーと共に、輸送アクセスポイント410に渡す。
輸送アクセスポイント410の主な機能は、プログラムコード及び状態を隣接ノード間で安全に輸送することである。アクティブノードは、初期化されると常に、セキュアチャネルを確立することによって、その隣接するアクティブノードに接続する。輸送アクセスポイント410が、軽量モバイルエージェントをアクティブノードアドレスのリストに送る要求を受ける場合、輸送アクセスポイント410は、ステップ530において、何か追加のアドレスが前記アクティブノードアドレスのリストにおいて存在しているか否かを決定する。追加のアドレスが存在しない場合、プロセス500は終了する。
そうでなければ、ステップ532において、輸送アクセスポイント410は、前記アドレスのリストの現在アドレスによって示されるアクティブノードが、現在実行可能なファイルのコピーを有するか否かを決定する。輸送アクセスポイント410は、この決定を、実行可能コード送信テーブルの記録を読むことによって行う。前記実行可能コード送信テーブルの各々の記録は、輸送アクセスポイント410によって送信又は受信された実行可能コードの各々に関する、アクティブノードアドレスと、MD5プログラムチェックサムのようなデジタルフィンガープリントとを含む。特定の記録のアクティブノードアドレスが現在アドレスと一致し、特定の記録のデジタルフィンガープリントが現在実行可能コードに関係するデジタルフィンガープリントと一致する記録が存在しない場合、隣接ノードが実行可能コードのコピーを実際に有する可能性にもかかわらず、前記実行可能コードを現在アドレスに関係するノードに送信する。この方式はわずかなオーバヘッドを招くが、単純で、アクティブノード206と隣接アクティブノードとの間のハンドシェイクを必要としない。アクティブノードが実行可能コードを有する場合、プロセス500はステップ536に進み、輸送アクセスポイント410は、モバイル状態変数及びクッキーを、現在アクティブノードアドレスにおけるアクティブノードに送信する。そうでなければ、ステップ538において、輸送アクセスポイント410は、モバイル状態変数と、クッキーと、実行可能コードとを、現在アクティブノードアドレスにおけるアクティブノードに送信する。輸送アクセスポイント410は、また、特定のデジタルフィンガープリントを有する実行可能コードの現在アドレスへの送信を反映するその記録を更新する。
新たなネットワーク管理プログラムをシステム100全体にわたって拡散させるために、種々のアクティブノードは、新たなネットワーク管理プログラムをその実行可能な形式において他のアクティブノードに送信する。図6は、新たなネットワーク管理ノードを、システムの100全体にわたってアクティブノードからアクティブノードへ分散させるプロセス600を例示する。プロセス600は、ステップ602において、輸送アクセスポイント410が実行可能コードを含む軽量モバイルエージェントを受信するときに開始する。ステップ604において、輸送アクセスポイント410は、前記軽量モバイルエージェントがそこから来たアクティブノードアドレスと、実行可能な形式の新たなネットワーク管理プログラムのデジタルフィンガープリントとを反映する記録を実行可能コード送信テーブルに格納する。前記記録を書き込んだら、輸送アクセスポイント410は、ステップ606において、実行可能コードをバイナリレポジトリ418に格納する。ステップ608において、輸送アクセスポイント410は、実行可能環境408に移動し、新たなネットワーク管理プログラムを実行する。
一度実行環境408が実行していると、プロセス600は、実行可能コードが現在アクティブノードにおいて動作したか否かを決定しなければならない。システムワイドクッキーを使用し、現在アクティブノードの実効環境は、ノードが前記プログラムの現在の実行に関与しているか否かを決定する。前記プログラムがあるノードにおいて最初に実行されるとき、前記システムワイドクッキーを前記実行環境によって前記ノードに格納する。前記プログラムがいくらか後の時間において前記ノードに戻る場合、前記実行環境は、好きに前記クッキーを格納したかどうかを確認するためにチェックすることができる。前記プログラムに関係するシステムワイドクッキーが前記ノードにおいてすでに格納されている場合、前記ノードは、前記プログラムの現在の実行にすでに関与している。そうでなければ、前記ノードが前記プログラムを実行する1回目である。前記プログラムが前記ノードにおけるその最終的な実行を終了するとき、その関係するクッキーは、前記実行環境によって消去される。前記実行可能コードが現在ノードにおいて実行された場合、前記パターン及びアグリゲータオブジェクトを再びインスタンス化する必要はなく、プロセス600はステップ614に進む。そうでない場合、ステップ612において、プロセス600は、前記実行可能コードを動的にロードし、前記パターン及びアグリゲータオブジェクトをインスタンス化する。
ステップ614において、プロセス600は、新たなネットワークプログラムの局所状態変数を局所プログラム状態レポジトリ422から読み出す。実行環境408は、ステップ616において、前記パターン及びアグリゲータオブジェクトを動的にロードし、新たなネットワーク管理プログラムを実行する。ステップ616において前記新たなネットワーク管理プログラムの実行が開始した後、プロセス600は、ステップ522において、その実行の残りのためにプロセス500に制御を渡す。
パターンベースネットワーク管理システム200の効率をテストし、パターンベース管理プログラムを開発するために、ディスクリートイベントシミュレータを開発した。前記ディスクリートイベントシミュレータは、60000ノードまでの大きいパターンベース管理システムをシミュレートすることができる。パターンベース管理プログラムを、シミュレーションのために実行中に前記シミュレータにロードする。前記シミュレータの対話式特徴は、パターンのダイナミクスを、その関係する管理プログラムが実行されるとき、視覚化し再コード化することを可能にする。管理プログラムの効率を決定し、それについて改善するために、発生する管理トラフィックの完了時間及び量のような性能データを収集し、解析することができる。
好適実施例において、前記ディスクリートイベントシミュレータは、マイクロソフトウィンドウズ(登録商標)オペレーティングシステムを実行するパーソナルコンピュータにおいて実行するC++アプリケーションである。
システム200の性能を評価するために、管理動作の実行時間を測定し、計算する。実行時間は、開始ノードにおいてネットワーク管理プログラムが起動されるとき、すなわち、実行のためにダウンロードされるときから、結果がネットワーク管理ステーション202に返るときまでの期間として規定される。2種類の連続する実験を行い、システム200において使用するネットワーク管理プログラムに関する遅延プロファイルを得た。第1の連続する実験は、パターン100(図1A参照)を基礎とする管理プログラムによって生じる遅延を測定することに焦点を合わせている。パターン100は、実質的に単純なポーリング動作をモデル化し、制御は、あるノードからその隣接ノードに、戻る前に渡される。パターン120、140を、パターン100の連続的な構成として表すことができる。同様に、パターン130は、制御が隣接ノードに並行して渡されるパターンの1クラスの基本構成単位である。したがって、パターン130を評価することから得られる測定は、パターン130から得られるパターン(その1つはエコーパターン300)を基礎とする管理プログラムの性能の評価を可能にするであろう。
正確な測定のために、実験は、シスコカタリスト2900高速イーサネットスイッチを経て相互接続される4台のシスコ2621ルータの孤立した試験台において行われた。各々のルータは、2つの高速イーサネットポートを備え、そのうちの1つは、アクセスノード206に直接接続される。1.13GHzデルインスパイロン8100ノートブックは、ネットワーク管理ステーション202として機能する。静的ルートは、前記高速イーサネットスイッチから、すべてのノードが互いに通信できるように設定される。
パターン100を使用するネットワーク管理プログラムの遅延プロファイルを理解するために、ネットワーク管理プログラムの実行を、表1に示すような一連の段階に分解する。
パターン100を使用するネットワーク管理プログラムの遅延プロファイルを理解するために、第1段階は、制御がネットワーク管理プログラムに渡されるときに開始する(T1)。これを実行段階と呼ぶ。ネットワーク管理プログラムがその実行を終了するとき、シリアル化段階(T2)を起動し、プログラムのモバイル状態変数をバッファ中にシリアル化し、次に、発送段階(T3)において遠隔アクティブノードに送信する。受信段階(T4)は、前記モバイル状態変数が前記遠隔アクティブノードにおいて受信されるときに開始する。ネットワーク管理プログラムコードも、(もし送られていたら)この段階中に保存される。前記権利プログラムがノードにおいて以前に実行されているか否かに応じて、次の段階は、ローディング段階(T5)又はインスタンス化段階(T6)のいずれかに成り得る。
ローディング段階(T5)は、新たなネットワーク管理プログラムがアクティブノードにおいて実行される最初のときに生じる。行われる代表的なタスクは、ダイナミックリンカを起動し、プログラムコードを共有ライブラリとしてロードすることと、前記パターン及びアグリゲータオブジェクトをインスタンス化することである。前記ネットワーク管理プログラムが以前の実行によりすでにロードされている場合、インスタンス化段階(T6)を行う。このインスタンス化段階中、前記パターン及びアグリゲータオブジェクトをインスタンス化する。ローディング段階(T5)中に要求されるように、インスタンス化段階(T6)中に前記ダイナミックリンカを起動する必要はない。
前記ネットワーク管理プログラムがあるノードにおいて依然としてアクティブである場合(管理情報が下流ノードによって収集された後、前記パターンが前記ノードを再び横切るのが確実であることを意味する)、前記パターン及びアグリゲータオブジェクトは、前記プログラムが他のノードに移動する場合、消去されない。このような場合、行われる唯一のタスクは、これらのオブジェクト参照を返すルックアップである。これを分解段階(T8)と呼ぶ。最後に、逆シリアル化段階(T7)は、前記モバイル状態変数をプログラムアドレス空間において、実行前に再形成する。前記ネットワーク管理プログラムは、特定のアクティブノードにおいて実行を終了するのに前記モバイル状態変数を要求する。
Figure 2006526359
表1は、40回の実行にわたって測定した各々の段階(T1乃至T8及びT)中の遅延の平均及び標準偏差を与える。この表の最後の行における通信遅延は、送信遅延と、伝播遅延と、オペレーティングシステムオーバヘッドとを含む。アクティブノード間で通信されるモバイル状態変数のサイズは、207バイトである。パターンプログラムは、パターン100を実現するのに必要な最小コードを含み、どのような他の計算も行わない。アグリゲータプログラムは、空関数のみを含む。
パターン100の(平均)終了時間は、

pattern100=3T1+2(T2+T3+T4+T7)+T6+T8+T

として得られる。上記式のより詳細な説明に関して、その全体における参照によってここに含まれる、K.S.リム他、“ウィーバー:汎用ルータにおけるスケーラブル管理パラダイムの実現”、KTH/IMIT/LCDテクニカルレポートNr.02−5021、2002年8月、を参照されたい。パターン100が最初に実行されるとき、実行環境408が前記ダイナミックリンカを起動する必要があるため、T5−T6の追加の遅延が生じる。また、上記式によって与えられる推定は、ノードデーモンがオペレーティングシステムによってスワップされる場合の状況を考慮していない。
上記アプローチに続いて、パターン120、130、140を基礎とする管理プログラムの平均終了時間に関する同様の式を得ることができる。表2は、基本パターン100、120、130、140のすべてに関して、(上記式及び表1に基づいて)推定された終了時間を試験台における実際の測定と比較する。見られるように、推定は、すべての場合において、8.3%と10%との間の誤差のマージンで、測定された遅延より下である。
Figure 2006526359
管理すべきネットワークが大きくなる場合のシステム200のスケーラビリティを評価するために、ネットワーク管理動作の終了時間を推定し、計算する。特に、大きいネットワークにおけるパターンベース管理プログラムの終了時間を、イリノイ州シカゴ、2001年10月29日、マルチメディアネットワーク及びサービスの管理におけるIFIP/IEEE国際会議(MMNS2001)の予稿集、345〜358ページ、K.S.リム及びR.スタッドラー、“パターンベース管理プログラムの開発”によって処理詳細に説明され、参照によってその全体においてここに含まれる、SIMPSONのような、単一のコンピュータにおいてパターンプログラム及びアグリゲータの実行をシミュレートできるソフトウェアプログラムと、上述した遅延プロファイルとを使用して推定する。比較の目的のため、直列又は並列にノードをポーリングする集中管理ネットワークにおいて実行される同じ動作の時間も推定する。
簡単にするために、システム200のネットワークトポロジを、高さhを有するフルバイナリツリーとする。ネットワークにおける各ノードは、b+1ポートを有するルータであり、前記ポートのうち1つをアクティブノードに接続する。この方法において、各アクティブノードは、厳密に1つのルータを管理する。2つの隣接するルータ間の待ち時間を、2.022ミリ秒、すなわち、TC1=TC2=0.5TC=2.022ミリ秒とする。パケットによって選択されるルートも対称的とし、すなわち、SNMP要求のプロトコルデータユニット(PDU)は、マネージャから管理される装置までと、その逆とで同じ経路をとる。管理ステーションをシステム100のツリーのルートに取り付けるとし、すべての管理プログラム実行は、このルートを開始ノードとして使用するとする。最後に、管理タスクを、ネットワークにおけるすべてのノードを横切る特別な管理情報ベース(MIB)変数の平均値を計算する動作として選択する。
上記トポロジーを与えると、ネットワークにおけるノードの合計数Nは、
Figure 2006526359
によって与えられる。集中管理ネットワークソリューションにおけるタスクを実現する最もスケーラブルな方法は、所望の変数のネットワーク全体の平均値を、SNMP GETによってポーリングされる各ノードから得られる値から増分的に計算することである。ポーリングをNノードにおいて連続的に行い(すなわち、各GET動作は次のGETが開始される前に終了しなければならない)、単純な平均化計算を無視するならば、合計の終了時間は、

centralized_S=(T+T)+(2T+T)n+...+((h+1)T+T)b

によって与えられ、
Figure 2006526359
に推定し、ここで、Tは要求を処理するのにノードにおいてSNMPエージェントによって必要とされる時間である。シスコ2621ルータにおける測定は、これが約1.9ミリ秒であることを示す。他方において、ポーリングを並列に行う、すなわち、システムが次のノードをポーリングする前にGETの終了を待たなくてもよく、より遠くのノードがより近くのノードより前にポーリングされる場合、合計の終了時間は、

centralize_P=2hT+(b−1)T

によって与えられ、ここで、Tはノード間のポーリング期間である。システム200のアクティブノードにおける測定は、Tが約1.5ミリ秒であることを示す。
パターンベース分散ネットワーク管理ソリューションの場合において、エコーパターン300を使用し、前記集中ネットワーク管理ソリューションを使用して行ったのと同じタスクを行う。システム100の性能を、集中管理に対して直列ポーリング方式を共通タスクとして使用して測定する。特に、スケーラビリティ測定を、直列ポーリング方式を使用する管理タスクの平均終了時間と、(並列ポーリング又はエコーパターン300のような)特定の管理タスクの基礎となる方式とを使用する管理タスクの平均終了時間との比として規定する。図7は、垂直軸においてスケーラビリティ測定S、水平軸においてネットワークツリーの高さhを示す。各々の評価において、各ノードの子供の数bを設定する。ライン702は、bを2に設定したときのエコーパターン300に関するスケーラビリティを示す。ライン704は、bを6に設定したときのエコーパターン300に関するスケーラビリティを示す。ライン706は、bを2に設定したときの並列ポーリングアプローチに関するスケーラビリティを示す。ライン708は、bを6に設定したときの並列ポーリングアプローチに関するスケーラビリティを示す。
チャート700から、そのスケーラビリティ測定Sは決して1未満にはならないため、(エコーパターン300を使用する)並列ポーリングアプローチは、シリアルポーリングより優れる。さらに、小から中のサイズ(すなわち、b=2、h<1及びb=6、h<3)のネットワークに関しても、そのより小さいオーバヘッドのため、エコーパターン300が優れる。しかしながら、大きいネットワーク(すなわち、b=6、h>4)に関して、エコーパターン300は、他の方式より数桁長い終了時間を示す。
上記は単に本発明の原理を例示している。記載した実施例に対する種々の変形や代案が、ここでの教示に鑑みて当業者には明らかであろう。したがって、当業者が、ここには明示されていないが本発明の原理を具体化し、したがって本発明の精神及び範囲内である多数の技術を考案できるであろうことは、理解されるであろう。
A−Dは、先行技術のネットワークナビゲーションパターンの例を示す。 本発明によるパターンベースネットワーク管理システムの好適実施例を例示する。 本発明によるネットワーク管理プログラム伝播のエコーパターンの好適実施例を例示する。 本発明によるパターンベースネットワーク管理プログラムアクティブノードのソフトウェアアーキテクチャの好適実施例を例示する。 A−Dは、本発明による図2のパターンベースネットワーク管理システム全体に渡って新たなネットワーク管理プログラムを分散させるプロセスの好適実施例を例示する。 本発明による図2のパターンベースネットワーク管理システム全体に渡ってアクティブノードからアクティブノードへ新たなネットワーク管理プログラムを分散させるプロセスの好適実施例を例示する。 パターンベースネットワーク管理システムのスケーラビリティを集中型ネットワーク管理システムと比較するグラフを示す。

Claims (28)

  1. パターンベース分散型ネットワーク管理を提供するネットワークノードであって、
    複数のネットワークノードのうちの少なくとも1つの他のノードに接続されるルータと、
    ネットワーク管理プログラム及びモバイル状態情報を記述する第1データセットを受信し、前記ネットワーク管理プログラムを記述する第2データセットを前記複数のネットワークノードのうちの前記少なくとも1つの他のネットワークノードに送信するかどうかを決定し、前記モバイル状態情報を前記複数のネットワークノードのうちの前記少なくとも1つの他のネットワークノードに送信し、前記第2データセットを前記決定に基づいて前記複数のネットワークノードのうちの前記少なくとも1つの他のネットワークノードに選択的に送信するように構成されるプロセッサとを具えることを特徴とするネットワークノード。
  2. 請求項1に記載のネットワークノードにおいて、前記プロセッサは、計算及びデータ集約を行うように構成されるネットワーク管理プログラムを実行することを特徴とするネットワークノード。
  3. 請求項1に記載のネットワークノードにおいて、前記第1データセットと前記第2データセットは、同じか異なることを特徴とするネットワークノード。
  4. 請求項1に記載のネットワークノードにおいて、前記プロセッサは、前記ネットワーク管理プログラムに関係付けられるチェックサムを受信することを特徴とするネットワークノード。
  5. 請求項4に記載のネットワークノードにおいて、前記プロセッサは、前記第1データセットをコンパイルし、前記第2データセットを形成することを特徴とするネットワークノード。
  6. 請求項5に記載のネットワークノードにおいて、前記プロセッサは、前記第2データセットを前記チェックサムと比較することを特徴とするネットワークノード。
  7. 請求項1に記載のネットワークノードにおいて、前記第1データセットは、前記ネットワーク管理プログラムを記述するソースコードファイルであることを特徴とするネットワークノード。
  8. 請求項1に記載のネットワークノードにおいて、前記プロセッサは、UNIX(登録商標)オペレーティングシステムを利用することを特徴とするネットワークノード。
  9. 請求項1に記載のネットワークノードにおいて、前記プロセッサは、前記少なくとも1つの他のネットワークノードのアドレスと前記チェックサムとを記録する記録をデータベースにおいて形成することを特徴とするネットワークノード。
  10. 請求項1に記載のネットワークノードにおいて、前記プロセッサは、データベースの検索が前記少なくとも1つの他のネットワークノードのアドレス及び前記チェックサムの双方を含む記録を発見しない場合、前記第2データセットを前記複数のネットワークノードのうちの前記少なくとも1つの他のネットワークノードに送信するかどうかを決定することを特徴とするネットワークノード。
  11. パターンベース分散型ネットワーク管理を提供する方法であって、
    ネットワーク管理プログラムと、複数のネットワークノードのうちの第1ネットワークノードのモバイル状態情報とを記述する第1データセットを受信するステップと、
    前記ネットワーク管理プログラムを記述する第2データセットを、前記複数のネットワークノードのうちの、前記第1ネットワークノードに接続される第2ネットワークノードに送信するかどうかを決定するステップと、
    前記モバイル状態情報を前記第2ネットワークノードに送信するステップと、
    前記第2データセットを、前記決定に基づいて、前記第2ネットワークノードに選択的に送信するステップとを含むことを特徴とする方法。
  12. 請求項11に記載の方法において、計算及びデータ集約を行うように構成される前記ネットワーク管理プログラムを実行するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  13. 請求項11に記載の方法において、前記第1データセットと前記第2データセットは、同じか異なることを特徴とする方法。
  14. 請求項11に記載の方法において、前記ネットワーク管理プログラムに関係付けられるチェックサムを受信するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  15. 請求項14に記載の方法において、前記第1データセットをコンパイルし、前記第2データセットを形成するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  16. 請求項15に記載の方法において、前記第2データセットを前記チェックサムと比較するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  17. 請求項11に記載の方法において、前記第1データセットが、前記ネットワーク管理プログラムを記述するソースコードファイルであることを特徴とする方法。
  18. 請求項11に記載の方法において、前記第2ネットワークノードのアドレスと前記チェックサムとを記録する記録をデータベースにおいて形成するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  19. 請求項11に記載の方法において、データベースの検索が前記少なくとも1つの他のネットワークノードのアドレス及び前記チェックサムの双方を含む記録を発見しない場合、前記第2データセットを前記複数のネットワークノードのうちの前記第2ネットワークノードに送信するかどうかを決定するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  20. パターンベース分散型ネットワーク管理を提供するソフトウェア配置において、
    該ソフトウェア配置は、処理装置によって実行される場合、前記処理装置に、
    ネットワーク管理プログラムと、複数のネットワークノードのうちの第1ネットワークノードのモバイル状態情報とを記述する第1データセットを受信するステップと、
    前記ネットワーク管理プログラムを記述する第2データセットを、前記複数のネットワークノードのうちの、前記第1ネットワークノードに接続される第2ネットワークノードに送信するかどうかを決定するステップと、
    前記モバイル状態情報を前記第2ネットワークノードに送信するステップと、
    前記第2データセットを、前記決定に基づいて、前記第2ネットワークノードに選択的に送信するステップとを実行させるように構成されることを特徴とするソフトウェア配置。
  21. 請求項20に記載のソフトウェア配置において計算及びデータ集約を行うように構成される前記ネットワーク管理プログラムを実行するステップをさらに含むことを特徴とするソフトウェア配置。
  22. 請求項20に記載のソフトウェア配置において、前記第1データセットと前記第2データセットは、同じか異なることを特徴とするソフトウェア配置。
  23. 請求項20に記載のソフトウェア配置において、前記ネットワーク管理プログラムに関係付けられるチェックサムを受信するステップをさらに含むことを特徴とするソフトウェア配置。
  24. 請求項23に記載のソフトウェア配置において、前記第1データセットをコンパイルし、前記第2データセットを形成するステップをさらに含むことを特徴とするソフトウェア配置。
  25. 請求項24に記載のソフトウェア配置において、前記第2データセットを前記チェックサムと比較するステップをさらに含むことを特徴とするソフトウェア配置。
  26. 請求項20に記載のソフトウェア配置において、前記第1データセットが、前記ネットワーク管理プログラムを記述するソースコードファイルであることを特徴とするソフトウェア配置。
  27. 請求項20に記載のソフトウェア配置において、前記第2ネットワークノードのアドレスと前記チェックサムとを記録する記録をデータベースにおいて形成するステップをさらに含むことを特徴とするソフトウェア配置。
  28. 請求項20に記載のソフトウェア配置において、データベースの検索が前記少なくとも1つの他のネットワークノードのアドレス及び前記チェックサムの双方を含む記録を発見しない場合、前記第2データセットを前記複数のネットワークノードのうちの前記第2ネットワークノードに送信するかどうかを決定するステップをさらに含むことを特徴とするソフトウェア配置。
JP2006509763A 2003-04-07 2004-04-07 汎用ルータにおけるスケーラブルな管理を提供するシステム及び方法 Abandoned JP2006526359A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US46122103P 2003-04-07 2003-04-07
PCT/US2004/010646 WO2004092969A1 (en) 2003-04-07 2004-04-07 System and method for providing scalable management on commodity routers

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006526359A true JP2006526359A (ja) 2006-11-16

Family

ID=33299782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006509763A Abandoned JP2006526359A (ja) 2003-04-07 2004-04-07 汎用ルータにおけるスケーラブルな管理を提供するシステム及び方法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1611527A1 (ja)
JP (1) JP2006526359A (ja)
KR (1) KR20060024358A (ja)
AU (1) AU2004229924A1 (ja)
CA (1) CA2521814A1 (ja)
WO (1) WO2004092969A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012026933A1 (en) * 2010-08-25 2012-03-01 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Transferring files
EP2740242B8 (en) * 2011-08-04 2019-01-23 Mido Holdings Ltd. System and method for implementing and managing virtual networks
FI20126275L (fi) 2012-12-07 2014-06-08 Tellabs Oy Menetelmä ja laitteisto ohjelmallisesti määriteltävän verkon konfiguroimiseksi

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001136168A (ja) * 1999-09-30 2001-05-18 Lucent Technol Inc アクティブ・ネットワーク・メカニズムを用いた効率的なネットワーク管理のための方法および装置
JP2002261800A (ja) * 2001-03-02 2002-09-13 Nec Corp サービス品質動的制御装置および制御方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6681243B1 (en) * 1999-07-27 2004-01-20 Intel Corporation Network environment supporting mobile agents with permissioned access to resources
US6611864B2 (en) * 1999-09-10 2003-08-26 Intel Corporation Extensible policy-based network management architecture
US6704730B2 (en) * 2000-02-18 2004-03-09 Avamar Technologies, Inc. Hash file system and method for use in a commonality factoring system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001136168A (ja) * 1999-09-30 2001-05-18 Lucent Technol Inc アクティブ・ネットワーク・メカニズムを用いた効率的なネットワーク管理のための方法および装置
JP2002261800A (ja) * 2001-03-02 2002-09-13 Nec Corp サービス品質動的制御装置および制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
AU2004229924A1 (en) 2004-10-28
WO2004092969A9 (en) 2005-04-07
CA2521814A1 (en) 2004-10-28
KR20060024358A (ko) 2006-03-16
EP1611527A1 (en) 2006-01-04
WO2004092969A1 (en) 2004-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Wang et al. The design and implementation of the NCTUns 1.0 network simulator
Kim et al. VNF-EQ: dynamic placement of virtual network functions for energy efficiency and QoS guarantee in NFV
Sun et al. Hone: Joint host-network traffic management in software-defined networks
US20170250869A1 (en) Managing network forwarding configurations using algorithmic policies
Forti et al. Lightweight self-organising distributed monitoring of Fog infrastructures
JP2007074711A (ja) 注釈付きネットワーク・トポロジを生成する方法、システム、及びプログラム
Hamed et al. A new approach for server-based load balancing using software-defined networking
Ashok et al. Leveraging service meshes as a new network layer
Nadeem et al. An ns-3 mptcp implementation
Sandur et al. Jarvis: Large-scale server monitoring with adaptive near-data processing
Lim et al. Weaver: realizing a scalable management paradigm on commodity routers
Pelle et al. P4-assisted seamless migration of serverless applications towards the edge continuum
JP2006526359A (ja) 汎用ルータにおけるスケーラブルな管理を提供するシステム及び方法
Pizzutti et al. An efficient multipath mechanism based on the flowlet abstraction and P4
Rotsos et al. Reasonet: Inferring network policies using ontologies
Altangerel et al. Study on emerging applications on data plane and optimization possibilities
Haw et al. A context-aware content delivery framework for QoS in mobile cloud
Yao et al. Aquarius—Enable Fast, Scalable, Data-Driven Service Management in the Cloud
Lim et al. Decentralizing network management
Rizk et al. A gridftp overlay network service
Malinowski et al. On improving communication system performance in some virtual private networks
Agache et al. Cloudtalk: Enabling distributed application optimisations in public clouds
Sultanik et al. Agent transport simulation for dynamic peer-to-peer networks
Tay Lessons from Teaching Analytical Performance Modeling
Navaridas et al. Evaluation of interconnection networks using full-system simulators: lessons learned

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070409

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070409

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20070412

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20070821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100907