JP2006522993A - 情報記録方法、情報記録装置および情報記録媒体 - Google Patents

情報記録方法、情報記録装置および情報記録媒体 Download PDF

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Abstract

本発明の情報記録方法は、パルス列のパワーレベルを決定するステップと、決定されたパワーレベルに基づいてパルス列を生成するステップと、生成されたパルス列に対応する光を記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースの少なくとも一方によって表される情報を記録媒体に記録するステップとを包含し、パルス列は、記録マークを形成するためのマルチパルス列を含み、マルチパルス列は、ピークパワーレベルを有する複数のパルスを含み、パルス列のパワーレベルを決定するステップは、複数のパルス間のパルス幅を一定の値にしつつ、ピークパワーレベルとピークパワーレベルより小さい消去パワーレベルとの間にボトムパワーレベルを決定する。

Description

本発明は、パルス列を記録媒体に照射することにより、記録マークおよびスペースの少なくとも一方によって表される情報を記録媒体に記録する情報記録方法、情報記録装置および所定の情報が記録された情報記録媒体に関する。
本発明は、例えば、光ヘッドに適用できる。この光ヘッドは、マルチパルス変調された記録波形を有するパルスを情報記録媒体に照射することによって、高転送レートかつ高密度な記録マークを情報記録媒体に記録することができる。
特開2001−222819号公報(段落番号0012及び0013、図2)(以下、「特許文献1」と記載する。)には、マルチパルス変調された記録波形を有するパルスを情報記録媒体に照射することによって、高転送レートかつ高密度な記録マークを情報記録媒体に記録する技術が開示されている。この技術は、記録転送レートの増大に応じて記録パルス列のデューティ比を高くし、記録マークの形状や記録マークのマーク幅を適正化する。
特開2001−222819号公報(段落番号0012及び0013、図2)
しかし、高転送レートで記録波形を変調したとしても、記録レーザダイオードの変調駆動速度に制限が生じる。したがって、記録転送レートの増大に応じて記録パルス列のデューティ比を高くしても、適正化された形状や適正化されたマーク幅を有する記録マークを形成することができない。
図10は、不適正な記録マークの形成を説明するための図である。
図10(a)は、周期Tを有するチャンネルクロックを示す。
図10(b)は、デューティ比50%のマルチパルス列を含む記録パルス列を示す。マルチパルス列に含まれる複数のパルスのパルス幅Tmpは0.5Tである。
図10(c)は、記録ピークパワーレベルPpと消去パワーレベルPeとの間で変調・駆動された光の記録発光波形を示す。記録発光波形の立ち上がり時間と立下り時間との和が、パルス幅(Tmp=0.5T)より十分小さい場合には、マルチパルス列間のボトムパワーレベルPe’と消去パワーレベルPeとを同じレベル(Pe=Pe’)に設定することができる。
ところが、高転送レートで情報を記録する場合には、マルチパルス列のデューティ比が50%であったとしても、記録マークの中央部分を形成するマルチパルス列の熱エネルギーが不足する。記録媒体の記録特性(例えば、記録媒体の熱伝搬、記録媒体の蓄熱)の影響は、転送レートの高さに応じて大きくなるからである。
図10(d)は、記録マークの中央部分のマーク幅が記録マークの両端部分より細い記録マークの形状を示す。この記録マークは、図10(b)に示された記録パルス列を記録媒体に照射することによって形成された。
図10(e)は、記録マークによって表される情報を示す信号を再生することによって検出された再生信号の振幅を示す。この記録マークは、図10(d)に示された記録マークである。記録マークの中心部分に対応する再生信号の振幅が低下している。
図11は、特許文献1に開示された技術を用いた記録マークの形成を説明するための図である。
図11(a)は、周期Tを有するチャンネルクロックを示す。
図11(b)は、デューティ比70%のマルチパルス列を含む記録パルス列を示す。マルチパルス列に含まれる複数のパルスのパルス幅Tmpは0.7Tである。マルチパルス列に含まれる複数のパルス間のパルス幅Tmp’は0.3Tである。
高転送レートで情報を記録する場合には、マルチパルス列のデューティ比が50%であったとしても、記録マークの中央部分を形成するマルチパルス列の熱エネルギーが不足する。したがって、特許文献1で開示された技術は、マルチパルス列に含まれる複数のパルスのパルス幅Tmpを太くし、マルチパルス列に含まれる複数のパルス間のパルス幅Tmp’を細くする。
図11(c)は、記録ピークパワーレベルPpと消去パワーレベルPeとの間で変調・駆動された光の記録発光波形を示す。
高転送レートで情報を記録する場合には、記録発光波形の立ち上がり時間と立下り時間との和が、マルチパルス列に含まれる複数のパルス間のパルス幅Tmp’(Tmp’=0.3T)と同等もしくは大きくなる。したがって、マルチパルス列間のボトムパワーレベルPe’は、消去パワーレベルPeより大きくなり(Pe<Pe’)、マルチパルス列間のボトムパワーレベルPe’と消去パワーレベルPeとを同じレベル(Pe=Pe’)に設定することができない。このように、マルチパルス列間のボトムパワーレベルPe’は、パルス幅Tmpに応じて変動するため、パルス幅Tmpの制御が困難となる高転送レートで情報を記録する場合には、ボトムパワーレベルPe’を制御することができない。その結果、適正化された形状や適正化されたマーク幅を有する記録マークを形成することができない。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、パルス幅を変動させることなくマルチパルス列間のボトムパワーレベルを決定することによって、適正化された形状や適正化されたマーク幅を有する記録マークを形成し、この記録マークによって表される情報を情報記録媒体に記録する情報記録方法、情報記録装置および所定の情報が記録された情報記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の情報記録方法は、(a)パルス列のパワーレベルを決定するステップと、(b)前記決定されたパワーレベルに基づいて前記パルス列を生成するステップと、(c)前記生成されたパルス列に対応する光を記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースの少なくとも一方によって表される情報を前記記録媒体に記録するステップとを包含し、前記パルス列は、前記記録マークを形成するためのマルチパルス列を含み、前記マルチパルス列は、ピークパワーレベルを有する複数のパルスを含み、前記ステップ(a)は、前記複数のパルス間のパルス幅を一定の値にしつつ、前記ピークパワーレベルと前記ピークパワーレベルより小さい消去パワーレベルとの間にボトムパワーレベルを決定し、これにより、上記目的が達成される。
前記パルス列は、前記パルス列の始端に配置されている始端パルスと、前記パルス列の終端に配置されている終端パルスと、前記マルチパルス列とを含み、前記始端パルスは、前記記録マークの始端部分を形成するためのパルスであり、前記終端パルスは、前記記録マークの終端部分を形成するためのパルスであり前記マルチパルス列は、前記始端パルスと前記終端パルスとの間に配置されており、前記マルチパルス列は、前記記録マークの中央部分を形成するためのパルスでよい。
前記パルス幅は、0.5Tであってもよい。Tは、記録クロックの周期を示す。
前記ステップ(a)は、初期パワーレベルに基づいて生成されたパルス列に対応する光を前記記録媒体に照射することによって、テスト記録マークによって表されるテスト情報を前記記録媒体に記録するステップと、前記記録されたテスト情報を示すテスト信号を再生することによって、前記再生されたテスト信号の振幅値を検出するステップと、前記検出された値に基づいて、前記ボトムパワーレベルを決定するステップとを包含してもよい。
前記ステップ(a)は、初期パワーレベルに基づいて生成されたパルス列に対応する光を前記記録媒体に照射することによって、テスト記録マークによって表されるテスト情報を前記記録媒体に記録するステップと、前記記録されたテスト情報を示すテスト信号を再生することによって、前記再生されたテスト信号のジッタ値または前記再生されたテスト信号のビットエラーレートを示す値を検出するステップと、前記検出された値に基づいて、前記ボトムパワーレベルを決定するステップとを包含してもよい。
前記ステップ(a)は、初期パワーレベルに基づいて生成されたパルス列に対応する光を前記記録媒体に照射することによって、テスト記録マークによって表されるテスト情報を前記記録媒体に記録するステップと、前記記録されたテスト情報を示すテスト信号を再生することによって、前記再生されたテスト信号のデューティ比を示す値または前記再生されたテスト信号のアシンメトリ値を検出するステップと、前記検出された値に基づいて、前記ボトムパワーレベルを決定するステップとを包含してもよい。
前記ステップ(a)は、前記消去パワーレベル、前記ピークパワーレベルおよび前記ボトムパワーレベルをこの順番に決定するステップを包含してもよい。
前記ステップ(a)は、Pmb=k1×Ppの関係に基づいて、前記ピークパワーレベルを決定するステップを包含してもよい。Pmbは前記ボトムパワーレベルを示し、Ppは前記ピークパワーレベルを示し、k1は特定の定数を示す。
前記ステップ(a)は、Pmb=k2×Peの関係に基づいて、前記消去パワーレベルを決定するステップを包含してもよい。Pmbは前記ボトムパワーレベルを示し、Peは前記消去パワーレベルを示し、k2は特定の定数を示す。
前記ステップ(a)は、Pmb=Pe+k3×(Pp−Pe)の関係に基づいて、前記ピークパワーレベルおよび前記消去パワーレベルの少なくとも一方のレベルを決定するステップを包含してもよい。Pmbは前記ボトムパワーレベルを示し、Ppは前記ピークパワーレベルを示し、Peは前記消去パワーレベルを示し、k3は特定の定数を示す。
前記ステップ(a)は、Pmb=Pe+k4×(Pp+Pe)の関係に基づいて、前記ピークパワーレベルおよび前記消去パワーレベルの少なくとも一方のレベルを決定するステップを包含してもよい。Pmbは、前記ボトムパワーレベルを示し、Ppは前記ピークパワーレベルを示し、Peは前記消去パワーレベルを示し、k4は特定の定数を示す。
前記ステップ(a)は、Pmbn=(Pmb2−Pmb1)×(Vn−V1)/(V2−V1)+Pmb1の関係に基づいて、前記パルス列のパワーレベルを決定するステップを包含してもよい。Pmb1は前記情報記録媒体の第1線速度V1における第1ボトムパワーレベルを示し、Pmb2は第2線速度V2における第2ボトムパワーレベルを示し、Pmbnは任意の線速度Vn(V1<Vn<V2)における前記ボトムパワーレベルを示す。
前記ステップ(a)は、Pmbm=Pmb1×(Vm/V1)α、α=log(Pmb2/Pmb1)/log(V2/V1)の関係に基づいて、前記パルス列のパワーレベルを決定するステップを包含してもよい。Pmb1は前記情報記録媒体の第1線速度V1における第1ボトムパワーレベルを示し、Pmb2は第2線速度V2における第2ボトムパワーレベルを示し、Pmbmは任意の線速度Vm(V1<Vm<V2)における前記ボトムパワーレベルを示す。
前記第1ボトムパワーレベルPmb1は、前記光学的情報媒体の半径位置の最内周近傍で予め記録し最適化されており、前記第2ボトムパワーレベルPmb2は、最外周近傍で予め記録し最適化されていてもよい。
本発明の情報記録装置は、パルス列のパワーレベルを決定するパワーレベル決定手段と、前記決定されたパワーレベルに基づいて前記パルス列を生成するパルス列生成手段と、前記生成されたパルス列に対応する光を記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースの少なくとも一方によって表される情報を前記記録媒体に記録する記録手段とを備え、前記パルス列は、前記記録マークを形成するためのマルチパルス列を含み、前記マルチパルス列は、ピークパワーレベルを有する複数のパルスを含み、前記パワーレベル決定手段は、前記複数のパルス間のパルス幅を一定の値にしつつ、前記ピークパワーレベルと前記ピークパワーレベルより小さい消去パワーレベルとの間にボトムパワーレベルを決定し、これにより、上記目的が達成される。
前記パルス幅は、0.5Tであってもよい。Tは、記録クロックの周期を示す。
前記パワーレベル決定手段は、初期パワーレベルに基づいて生成されたパルス列に対応する光を前記記録媒体に照射することによって、テスト記録マークによって表されるテスト情報を前記記録媒体に記録する手段と、前記記録されたテスト情報を示すテスト信号を再生することによって、前記再生されたテスト信号の振幅値を検出する手段と、前記検出された値に基づいて、前記ボトムパワーレベルを決定する手段とを備えてもよい。
前記パワーレベル決定手段は、初期パワーレベルに基づいて生成されたパルス列に対応する光を前記記録媒体に照射することによって、テスト記録マークによって表されるテスト情報を前記記録媒体に記録する手段と、前記記録されたテスト情報を示すテスト信号を再生することによって、前記再生されたテスト信号のジッタ値または前記再生されたテスト信号のビットエラーレートを示す値を検出する手段と、前記検出された値に基づいて、前記ボトムパワーレベルを決定する手段とを備えてもよい。
前記パワーレベル決定手段は、初期パワーレベルに基づいて生成されたパルス列に対応する光を前記記録媒体に照射することによって、テスト記録マークによって表されるテスト情報を前記記録媒体に記録する手段と、前記記録されたテスト情報を示すテスト信号を再生することによって、前記再生されたテスト信号のデューティ比を示す値または前記再生されたテスト信号のアシンメトリ値を検出する手段と、前記検出された値に基づいて、前記ボトムパワーレベルを決定する手段とを備えてもよい。
前記パワーレベル決定手段は、Pmb=k2×Peの関係に基づいて、前記消去パワーレベルを決定する手段を備えてもよい。Pmbは前記ボトムパワーレベルを示し、Peは前記消去パワーレベルを示し、k2は特定の定数を示す。
前記パワーレベル決定手段は、Pmbn=(Pmb2−Pmb1)×(Vn−V1)/(V2−V1)+Pmb1の関係に基づいて、前記パルス列のパワーレベルを決定する手段を備えてもよい。Pmb1は前記情報記録媒体の第1線速度V1における第1ボトムパワーレベルを示し、Pmb2は第2線速度V2における第2ボトムパワーレベルを示し、Pmbnは任意の線速度Vn(V1<Vn<V2)における前記ボトムパワーレベルを示す。
本発明の情報記録媒体は、記録領域が割り付けられた情報記録媒体であって、前記記録領域には、パルス列のパワーレベルを決定するための所定の値が記録されており、前記パルス列は、前記記録マークを形成するためのマルチパルス列を含み、前記マルチパルス列は、ピークパワーレベルを有する複数のパルスを含み、前記所定の値は、前記複数のパルス間のパルス幅を示す一定の値、および前記ピークパワーレベルと前記ピークパワーレベルより小さい消去パワーレベルとの間に決定されたボトムパワーレベルのうち少なくとも一方の値であり、これにより、上記目的が達成される。
本発明の情報記録媒体は、記録領域が割り付けられた情報記録媒体であって、前記記録領域には、パルス列のパワーレベルを決定するための所定の値が記録されており、前記パルス列は、前記記録マークを形成するためのマルチパルス列を含み、前記マルチパルス列は、ピークパワーレベルを有する複数のパルスを含み、前記所定の値は、一定の値であるk1、k2、k3およびk4のうちの少なくとも一つの値であり、k1、k2、k3、k4、Pmb、PeおよびPpの間には、Pmb=k1×Pp、Pmb=k2×Pe、Pmb=Pe+k3×(Pp−Pe)およびPmb=Pe+k4×(Pp+Pe)のうちの少なくとも一つの関係があり、Pmbはボトムパワーレベルを示し、Ppは前記ピークパワーレベルを示し、Peは前記ピークパワーレベルより小さい消去パワーレベルを示し、前記ボトムパワーレベルは、前記ピークパワーレベルと前記消去パワーレベルとの間に決定されており、これにより、上記目的が達成される。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態の情報記録装置100の構成を示す。
情報記録装置100は、データを記録再生するための情報記録媒体101(以下、光ディスク101と称す。)を装着可能に構成されている。
情報記録装置100は、光ヘッド106と、スピンドルモータ107と、システム制御回路102と、記録系回路部120と、再生系回路部130とを含む。
システム制御回路102は、情報記録装置100に含まれる各構成要素の動作を制御する。光ヘッド106は、半導体レーザの光を集光し、集光した光を光ディスク101に照射する。スピンドルモータ107は、光ディスク101が回転するように光ディスク101を駆動する。
記録系回路部120は、変調回路103と、記録パルス列生成回路104と、レーザ駆動回路105と、線速度設定回路108とを含む。
変調回路103は、光ディスク101に記録するデータを2値化された記録変調符号に変換する。記録パルス列生成回路104は、記録変調符号に基づいて記録パルス列が生成されるように、レーザを駆動する。レーザ駆動回路105は、生成された記録パルス列に基づいて、光ヘッド106に搭載された半導体レーザの電流を駆動する。線速度設定回路108は、スピンドルモータ107の回転数を制御することによって、光ディスク101の回転線速度を設定する。
再生系回路部130は、再生信号処理回路109と、復調回路110と、検出回路部140とを含む。
再生信号処理回路109は、光ヘッド106で再生された再生信号を処理(再生信号の2値化および再生信号のクロック再生)する。復調回路110は、2値化された再生信号を復号し、再生データを生成する。検出回路部140は、マルチパルス列のボトムパワーレベルを最適化する。
検出回路部140は、長マーク平坦性検出回路111と、アシンメトリ検出回路112と、ジッタ検出回路113と、BER検出回路114とを含む。
長マーク平坦性検出回路111は、長マークの振幅平坦性を検出する。アシンメトリ検出回路112は、再生信号のアシンメトリ値を検出する。ジッタ検出回路113は、再生信号のジッタ値を検出する。BER検出回路114は、再生信号のビットエラーレートを検出する。
なお、1チップ化されたLSIが、記録系回路部120および再生系回路部130のうちの少なくとも一方を含んでもよい。1チップ化されたLSIが、記録系回路部120と、再生系回路部130とシステム制御回路102とを含んでもよい。1チップ化されたLSIに記録系回路部120および再生系回路部130のうちの少なくとも一方を含めることによって、または1チップ化されたLSIに記録系回路部120と再生系回路部130とシステム制御回路102とを含めることによって、情報記録装置100の製造工程を容易にすることができる。
図2は、本発明の実施の形態の記録マークの形成を説明するための図である。
図2(a)〜図2(f)および図2(h)に示された各信号波形は、図1で示された情報記録装置100の所定の位置(符号(a)〜符号(f)および符号(h)で示された位置)で測定される。
図2(a)は、周期Tを有するチャンネルクロックを示す。チャンネルクロックの周期は1.0Tである。
図2(b)は、変調回路103から出力された変調符号を示す。変調回路103から出力された変調符号は、記録パルス列生成回路104に入力される。
図2(c)は、マルチパルス列ボトムパワーレベル制御信号を示す。マルチパルス列ボトムパワーレベル制御信号は、マルチパルス列ボトムパワーレベルの区間を制御する制御信号である。
図2(d)は、記録パルス列を示す。記録パルス列は、記録マークを形成するためのパルスである。記録パルス列は、始端パルス1と、終端パルス3と、マルチパルス列2とを含む。
始端パルス1は、記録パルス列の始端に配置されている。始端パルス1は、記録マークの始端部分を形成するためのパルスである。終端パルス3は、記録パルス列の終端に配置されている。終端パルス3は、記録マークの終端部分を形成するためのパルスである。マルチパルス列2は、始端パルス1と終端パルス2との間に配置されている。マルチパルス列2は、記録マークの中央部分を形成するためのパルスである。
マルチパルス列3のデューティ比は50%である。チャンネルクロックの周期を1.0Tとすると、マルチパルス列3のHレベルのパルス幅(Tmp)とマルチパルス列のLレベルのパルス幅とは、0.5Tである。
図2(c)で示されたマルチパルス列ボトムパワー制御信号と図2(d)で示された記録パルス列とをレーザ駆動回路105(図1参照)に入力すると、図2(e)で示されたレーザ駆動電流が出力される。レーザ駆動電流に基づいて、光ヘッド106(図1参照)に搭載された半導体レーザが駆動される。
図2(e)は、レーザ駆動電流の電流レベルを示す。レーザ駆動電流の電流レベルには、記録ピークパワー電流レベルIp、消去パワー電流レベルIe、およびマルチパルス列ボトムパワー電流レベルIpmbが含まれる。
図2(f)は、半導体レーザから発光した記録発光波形を示す。記録発光波形のレベルには、記録ピークパワー電流レベルIpに対応する記録ピークパワーレベルPp、消去パワー電流レベルIeに対応する消去パワーレベルPeおよびマルチパルス列ボトムパワー電流レベルIpmbに対応するマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbが含まれる。
図2(g)は、記録マークの形状を示す。この記録マークは、図2(f)に示された記録発光波形を有する半導体レーザを光ディスク101の情報層(不図示)に照射することによって、光ディスク101に形成される。
図2(h)は、再生信号の振幅を示す。この再生信号は、記録マークによって表される情報を示す信号を再生することによって検出される。この記録マークは、図2(g)に示された記録マークである。
以下、記録マークの幅、記録マークの形状および再生信号波形を最適化するためのレーザ制御方法を説明する。
記録マークの本体中央部分の近傍は、マルチパルス列3の熱エネルギーの総和によって形成される。したがって、マルチパルス列3のLレベル区間のパワーレベル、すなわちマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを変化させることによって、記録マークの本体中央部分近傍に与える熱エネルギーを制御することができる。このように、記録マークの中央部分近傍の幅Mwを適正な幅に制御することが本発明の技術思想である。
マルチパルス列ボトムパワー電流レベルがIpmbL(図2(e)参照)である場合には、マルチパルス列ボトムパワーレベルはPmbL(図2(f)参照)になる。記録マークの本体中央近傍に与える熱エネルギーが不足するため、記録マークの中央部分近傍の幅はMwL(図2(g)の破線参照)のように細くなる。中央部分近傍が細った記録マーク(マーク幅MwL)を再生した場合には、PbL(図2(h)の破線参照)のように中央部分近傍の再生波形振幅が減少する。閾値条件が適正でない場合に、中央部分近傍の波形振幅が減少している双峰型の再生波形を2値化しても、正しい記録変調符号長を検出することができない。
マルチパルス列ボトムパワー電流レベルがIpmbH(図2(e)参照)である場合には、マルチパルス列ボトムパワーレベルはPmbH(図2(f)参照)になる。記録マークの本体中央部分近傍に与える熱エネルギーが最適化され、記録マークの中央部分近傍の幅はMwH(図2(g)の実線参照)のように均一になる。マーク幅が均一である記録マーク(マーク幅MwH)を再生した場合には、PbH(図2(h)の実線参照)のように中央部分近傍の再生波形振幅の減少は軽減される。
このように、マルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを変化させることによって、記録マークの中央部分近傍の幅Mwを適正に制御することができる。したがって、記録マークの中央部分近傍に対応する波形振幅Pbの減少を軽減できる。その結果、長い記録変調符号長を有する記録マークの復調エラーを改善することができる。
特許文献1に開示の技術では、パルス幅Tmpを変化させることによって記録マークの中央部分近傍の幅Mwを制御する。高転送レートで情報を記録する場合には、記録発光波形の立ち上がり時間と立下り時間との和が、マルチパルス列に含まれる複数のパルス間のパルス幅Tmp’(Tmp’=T−Tmp)と同等もしくは大きくなる。したがって、マルチパルス列間のボトムパワーレベルPe’は、消去パワーレベルPeより大きくなり(Pe<Pe’)、マルチパルス列間のボトムパワーレベルPe’と消去パワーレベルPeとを同じレベル(Pe=Pe’)に設定することができない。
高転送レートで情報を記録する場合(高転送レートの記録のために、記録発光波形を有するレーザを用いて情報を記録する場合)には、マルチパルス列のHレベルのパワー値またはマルチパルス列のLレベルのパワー値が設定されたパワーレベルを確保するためには、レーザ駆動回路で駆動された記録発光波形の立上り及び立下り時間は、式(1)および式(2)を満たす必要がある。なお、高転送レート時のマルチパルス列発光波形は、正弦波形に近似できる。
Tr<β×Tmp(min) (式1)
Tf<β×Tmp(min) (式2)
ただし、β=arcSin(0.8)/arcSin(1.0)≒0.59
Trは、設定Lレベルパワー値の10%から設定Hレベルパワーの90%の区間の発光波形の立上り時間を示す。Tfは、設定Hレベルパワーの90%から設定Lレベルパワーの10%の区間の発光波形の立下り時間を示す。Tmp(min)は、マルチパルス列のHレベルパルス幅またはLレベルパルス幅のうち、小さい方を示す。
特許文献1では、マルチパルス幅Tmpを0.50<Tmp<0.75の範囲で操作しているため、Tmp(min)は、0.25Tである。しかし、本発明の実施の形態では、Tmpは0.50T固定であるので、Tmp(min)は0.50Tである。
本発明の実施の形態のTmp(min)は、特許文献1に開示の技術のTmp(min)の2倍になるため、等価的にTrおよびTfが2倍である発光波形で設定パワーを確保できる。すなわち、同一高転送レートであっても、本実施形態のようにTmpをデューティ50%近傍に固定し、マルチパルス列ボトムパワーレベルを調整することによって記録マーク幅を制御する場合は、特許文献1のようにTmp可変で記録マーク幅を制御する場合と比較して、2倍程度遅い記録発光波形の立上り及び立下り時間を確保しておけば、設定されたHレベルおよびLレベルのパワーにマルチパルス列ボトムパワーレベルを決定することができる。
以上、図1および図2を参照して本発明の実施の形態の一例を説明した。
例えば、図1および図2に示される実施の形態では、システム制御回路102と変調回路103と記録パルス列生成回路104とレーザ駆動回路105とが「パルス列のパワーレベルを決定するパワーレベル設定手段であって、複数のパルス間のパルス幅を一定の値にしつつ、ピークパワーレベルとピークパワーレベルより小さい消去パワーレベルとの間にボトムパワーレベルを決定するパワーレベル設定手段」に対応し、システム制御回路102と記録パルス列生成回路104とレーザ駆動回路105とが「決定されたパワーレベルに基づいてパルス列を生成するパルス列生成手段」に対応し、システム制御回路102とレーザ駆動回路105と光ヘッド106とが「生成されたパルス列に対応する光を記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースの少なくとも一方によって表される情報を記録媒体に記録する記録手段」に対応する。さらに、記録パルス列が「記録マークを形成するためのマルチパルス列を含むパルス列」に対応し、マルチパルス列2が「ピークパワーレベルを有する複数のパルスを含むマルチパルス列」に対応する。
しかし、本発明の情報記録装置100が図1および図2に示される実施の形態に限定されるわけではない。上述した「パルス列のパワーレベルを決定するパワー値設定手段であって、複数のパルス間のパルス幅を一定の値にしつつ、ピークパワーレベルとピークパワーレベルより小さい消去パワーレベルとの間にボトムパワーレベルを決定するパワー値設定手段」、「決定されたパワーレベルに基づいてパルス列を生成するパルス列生成手段」および「生成されたパルス列に対応する光を記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースの少なくとも一方によって表される情報を記録媒体に記録する記録手段」の機能を有する限りは、任意の構成を有しえる。さらに、「記録マークを形成するためのマルチパルス列を含むパルス列」、および「ピークパワーレベルを有する複数のパルスを含むマルチパルス列」である限りは、任意のパルスでありえる。
本発明の情報記録装置によれば、複数のパルス間のパルス幅を一定の値にしつつ、ピークパワーレベルとピークパワーレベルより小さい消去パワーレベルとの間にボトムパワーレベルを決定する。このように、パルス幅を変動させることなく、マルチパルス列間のボトムパワーレベルを決定することができるため、パルス幅の制御が困難となる高転送レートで情報を記録する場合でも、ボトムパワーレベルを決定することができる。その結果、適正化された形状や適正化されたマーク幅を有する記録マークを形成し、この記録マークによって表される情報を情報記録媒体に記録することができる。
本発明の情報記録装置によれば、記録発光波形の立ち上がり時間と立下り時間とが、マルチパルス幅Tmpの駆動に不足するほど高い転送レートで情報を記録する場合には、記録マークの中央部分のマーク幅が狭くなるという従来に課題を解消でき、記録マークの中央部分のマーク幅を適正に制御できる。その結果、ビットエラーが少ない高品質信号によって示される情報を安定に情報記録媒体に記録することができる。
本発明の情報記録装置によれば、ボトムパワーレベルの最適値を演算により決定できる。したがって、光ヘッドが照射する光ビームと情報記録媒体の情報層との相対速度(いわゆる線速度)が変化する状況(例えばCAV記録)でも適用することができる。その結果、情報記録媒体に対するアクセス性を高めることができる。
図3は、本発明の実施の形態の情報記録処理手順を示す。
以下、図1および図3を参照して本発明の実施の形態の情報記録処理手順をステップごとに説明する。
本発明の実施の形態の情報記録処理は、内周テスト記録領域におけるパワーレベル最適化ステップ(ステップ501〜ステップ505)と、外周テスト記録領域におけるパワーレベル最適化ステップ(ステップ506〜ステップ510)と、記録領域におけるパワーレベル決定ステップ(ステップ511〜ステップ515)、記録パルス列生成ステップ(ステップ516)および情報記録ステップ(ステップ517、ステップ518)を含む。
内周テスト記録領域におけるパワーレベル最適化ステップ(ステップ501〜ステップ505)と、外周テスト記録領域におけるパワーレベル最適化ステップ(ステップ506〜ステップ510)と、記録領域におけるパワーレベル決定ステップ(ステップ511〜ステップ515)とは、例えば、システム制御回路102と変調回路103と記録パルス列生成回路104とレーザ駆動回路105とによって実行される。
記録パルス列生成ステップ(ステップ516)は、例えば、システム制御回路102と記録パルス列生成回路104とレーザ駆動回路105とによって実行される。
情報記録ステップ(ステップ517、ステップ518)は、例えば、システム制御回路102とレーザ駆動回路105と光ヘッド106とによって実行される。
以下、内周テスト記録領域におけるパワーレベル最適化ステップを説明する。
ステップ501:スピンドルモータ107の回転速度を内周テスト記録領域における線速度(V1)に設定する。内周テスト記録領域は、光ディスク101の内周部に割り付けられている。
ステップ502:光ヘッド移動装置(図示せず)を制御することによって光ヘッド106を内周テスト記録領域にシークし、情報の記録位置を内周テスト記録領域に設定する。
ステップ503:内周テスト記録領域における消去パワーレベルPeを最適化する。例えば、(A)記録再生信号のジッタ値の消去パワー特性を測定し、消去パワーマージンの中央に消去パワーレベルを設定することによって、または(B)光ディスク101に予め記録された内周推奨消去パワーレベルの値をそのまま適用することによって、消去パワーレベルPeを最適にする。
ステップ504:内周テスト記録領域における記録ピークパワーレベルPpを最適化する。例えば、(A)記録再生信号のジッタ値のピークパワー特性を測定し、記録ピークパワーマージンの中央近傍に記録ピークパワーレベルを設定することによって、または(B)光ディスク101に予め記録された内周推奨記録ピークパワーレベルの値をそのまま適用することによって、記録ピークパワーレベルPpを最適にする。
ステップ505:内周テスト記録領域におけるマルチパルス列ボトムパワーレベルPbmを最適化する。マルチパルス列ボトムパワーレベルPbmを最適化する方法の詳細は、図6〜図8を参照して後述される。
以下、外周テスト記録領域におけるパワーレベル最適化ステップを説明する。
ステップ506:スピンドルモータ107の回転速度を外周テスト記録領域における線速度(V2)に設定する。外周テスト記録領域は、光ディスク101の外周部に割り付けられている。
ステップ507:光ヘッド移動装置(図示せず)を制御することによって光ヘッド106を外周テスト記録領域にシークし、情報の記録位置を外周テスト記録領域に設定する。
ステップ508:外周テスト記録領域における消去パワーレベルPeを最適化する。例えば、(A)記録再生信号のジッタ値の消去パワー特性を測定し、消去パワーマージンの中央に消去パワーレベルを設定することによって、または(B)光ディスク101に予め記録された外周推奨消去パワーレベルの値をそのまま適用することによって、消去パワーレベルPeを最適にする。
ステップ509:外周テスト記録領域における記録ピークパワーレベルPpを最適化する。例えば、(A)記録再生信号のジッタ値のピークパワー特性を測定し、記録ピークパワーマージンの中央近傍に記録ピークパワーレベルを設定することによって、または(B)光ディスク101に予め記録された外周推奨記録ピークパワーレベルの値をそのまま適用することによって、記録ピークパワーレベルPpを最適にする。
ステップ510:外周テスト記録領域におけるマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを最適化する。外周テスト記録領域におけるマルチパルス列ボトムパワーレベルPbmを最適化する方法は、内周テスト記録領域におけるマルチパルス列ボトムパワーレベルPbmを最適化する方法を適用することができる。
以下、記録領域におけるパワーレベル決定ステップを説明する。
ステップ511:スピンドルモータ107の回転速度を記録領域における線速度(V)に設定する。記録領域は、光ディスク101の内周テスト記録領域と外周テスト記録領域との間に割り付けられている。
ステップ512:光ヘッド移動装置(図示せず)を制御することによって光ヘッド106を記録領域にシークし、情報の記録位置を記録領域に設定する。
ステップ513:現在位置での記録領域の線速度(V)に基づいて消去パワーレベルを演算する。
ステップ514:現在位置での記録領域の線速度(V)に基づいて記録ピークパワーレベルを演算する。
ステップ515:現在位置での記録領域の線速度(V)に基づいて、複数のパルス間のパルス幅を一定の値にしつつ、記録ピークパワーレベルと消去パワーレベルとの間にマルチパルス列ボトムパワーレベルを決定するように、マルチパルス列ボトムパワーレベルを演算する。
以上、記録パルス列のパワーレベルを決定するステップ(ステップ501〜ステップ515)を説明した。
ステップ516:線速度V(V1<V<V2)に基づいて記録パルス列を生成する。例えば、線速度Vに反比例させて記録パルス幅を相対的に変化させることによって、記録パルス列が生成される。なお、パルス幅Tmpはデューティ50%近傍に固定しておく。
以下、情報記録ステップを説明する。
ステップ517とステップ518とを実行することによって、生成されたパルス列に対応する光が光ディスク101に照射され、記録マークおよびスペースの少なくとも一方によって表される情報が光ディスク101に記録される。
ステップ517:生成された記録パルス列をレーザ駆動回路105に入力し、光ヘッド106に搭載された半導体レーザ装置を駆動する。半導体レーザ装置からは、生成されたパルス列に対応する光が照射される。
ステップ518:記録マークおよびスペースの少なくとも一方によって表される情報が光ディスク101の記録領域に記録される。この後、情報記録処理は終了する。
以上、図3を参照して本発明の実施の形態の一例を説明した。
例えば、図3に示される実施の形態では、ステップ501〜ステップ515が「パルス列のパワーレベルを決定するステップであって、複数のパルス間のパルス幅を一定の値にしつつ、ピークパワーレベルとピークパワーレベルより小さい消去パワーレベルとの間にボトムパワーレベルを決定するステップ」に対応し、ステップ516が「決定されたパワーレベルに基づいてパルス列を生成するステップ」に対応し、ステップ517とステップ518とが「生成されたパルス列に対応する光を記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースの少なくとも一方によって表される情報を記録媒体に記録するステップ」に対応する。さらに、記録パルス列が「記録マークを形成するためのマルチパルス列を含むパルス列」に対応し、マルチパルス列2が「ピークパワーレベルを有する複数のパルスを含むマルチパルス列」に対応する。
しかし、本発明の情報記録処理手順が図3に示される実施の形態に限定されるわけではない。上述した「パルス列のパワーレベルを決定するステップであって、複数のパルス間のパルス幅を一定の値にしつつ、ピークパワーレベルとピークパワーレベルより小さい消去パワーレベルとの間にボトムパワーレベルを決定するステップ」、「決定されたパワーレベルに基づいてパルス列を生成するステップ」および「生成されたパルス列に対応する光を記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースの少なくとも一方によって表される情報を記録媒体に記録するステップ」を実行する限りは、任意の処理を実行し得る。さらに、「記録マークを形成するためのマルチパルス列を含むパルス列」、および「ピークパワーレベルを有する複数のパルスを含むマルチパルス列」である限りは、任意のパルスでありえる。
以下、内周テスト記録領域におけるマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを最適化する方法(ステップ505の詳細)を図4〜図6を参照して詳細に説明する。この方法によって、最適化された第1マルチパルス列ボトムパワーレベルPmoが決定される。
図4は、最適化された第1マルチパルス列ボトムパワーレベルPmoを決定するPmo決定処理手順を示す。
以下、図4を参照してPmo決定処理手順をステップごとに説明する。
ステップ601:マルチパルス列ボトムパワーレベルをマルチパルス列ボトムパワーレベル初期値Pmbiに設定する。マルチパルス列ボトムパワーレベル初期値Pmbiは、例えば、消去パワーレベルPe近傍の値に設定される。
ステップ602:Pmbiを含む記録パルス列に対応する光を光ディスク101に照射することによって、14T単一信号を光ディスク101にテスト記録する。
ステップ603:14T単一信号を再生する。
ステップ604:再生した14T単一信号を長マーク平坦性検出回路111に入力する。長マーク平坦性検出回路111の機能の詳細は、図5および図6を参照して後述する。
ステップ605:長マーク平坦性検出回路111は、14T単一信号の再生波形を検出する。さらに、長マーク平坦性検出回路111は、14T単一信号の再生波形が平坦であるか否かを判定する。
判定が「No」の場合は、処理はステップ606に進む。
判定が「Yes」の場合は、処理はステップ607に進む。
ステップ606:マルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを1ステップ(例えば0.5mW)増加する。マルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを1ステップ増加した後、処理は、ステップ602に進む。
ステップ602からステップ606の実行を繰り返えすことによって、マルチパルス列ボトムパワーレベル初期値PmbiをPmboに増加させ、記録マークの本体中央部分近傍に与える熱エネルギーを最適にする。
ステップ607:マルチパルス列ボトムパワーの最適値をPmboに決定する。最適化された第1マルチパルス列ボトムパワーレベルPmboを決定した後、処理は終了する。
このように、マルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを変化させながら14T単一信号を光ディスク101に記録し、14T単一信号の再生波形を検出することにより、ステップ505(図3参照)でマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを最適化する。
以下、長マーク平坦性検出回路111の機能の詳細を図5および図6を参照して説明する。
図5は、長マーク平坦性検出回路111の構成を示す。
長マーク平坦性検出回路111は、コンパレータ701とマーク長カウンタ702とを含む。長マーク平坦性検出回路111には、14T再生信号が入力される。
コンパレータ701は、14T再生信号と基底比較電圧Vb、および14T再生信号とマーク平坦性検出電圧Vmとを比較し、比較結果に基づいて2値化信号をマーク長カウンタ702に出力する。
マーク長カウンタ702は、コンパレータ701から出力された2値化信号によって示されたマーク長時間幅をチャンネルクロックを参照してカウントし、14T単一信号の再生波形が平坦であるか否かを示す14T長判定信号を出力する。
図6は、長マーク平坦性検出回路111によって判定する信号波形を説明するための図である。
図6(a)は、ステップ602で記録した14T長記録マークの形状を示す。
マルチパルス列ボトムパワーレベルが初期値Pmbiである場合は、記録マークの本体中央部分近傍に与える熱エネルギーが不足し、記録マークの中央部分の幅が細くなる(例えば、幅Mwi)。
図6(b)は、中央近傍の波形振幅が減少した再生波形を示す。記録マーク(幅Mwi)を再生すると、中央近傍の波形振幅が減少した再生波形(再生波形Pmbi)が生成される。
図6(c)は、14T再生信号波形Pmbiと基底比較電圧Vbとの比較に基づいて生成された2値化信号を示す。
図6(d)は、14T再生信号波形Pmbiとマーク平坦性検出電圧Vmとの比較に基づいて生成された2値化信号を示す。
マルチパルス列ボトムパワーレベルPmbiに対応する14T再生波形(波形振幅が減少した14T再生波形)とマーク平坦性検出電圧Vmとを比較した場合には、中央部分近傍のレベルがLレベルになり(801)、14T単一信号の再生波形が平坦でないと判定される。
記録マークの中央部分近傍の幅が均一なマーク幅Mwoを有する記録マークを再生すると、マルチパルス列ボトムパワーレベルPmboに対応する14T再生波形(波形振幅の減少が低減された14T再生波形)が生成される。マルチパルス列ボトムパワーレベルPmboに対応する14T再生波形とマーク平坦性検出電圧Vmとを比較した場合には、14T単一信号の再生波形が平坦であると判定される。マーク平坦性検出電圧Vmを閾値としてコンパレータ701で14Tの再生波形を2値化すると、図6(d)の802のように2値化信号は、基底比較電圧Vbを閾値として2値化した図6(c)に示す信号と等しくなる。
なお、本発明の実施の形態では、マルチパルス列ボトムパワーレベルPmbの最適化のために、再生波形の平坦性を検出したが、検出するものは再生波形の平坦性に限らない。例えば、(A)マルチパルス列ボトムパワーレベルPmbが記録メディアで予め決められた最適アシンメトリ値になるように、アシンメトリ検出回路112(図1参照)を操作してマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを最適化すること、(B)記録再生信号のジッタ値が最小近傍になるように、ジッタ検出回路113(図1参照)を操作してマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを最適化すること、(C)記録再生信号のビットエラーレートが最小近傍になるように、ビットエラーレート(BER)検出回路114(図1参照)を操作してマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを最適化することが可能である。
本発明の実施の形態では、ステップ505(図3参照)でテスト記録しながら、マルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを決定した。しかし、マルチパルス列ボトムパワーレベルPmbの決定方法はテスト記録の利用に限らない。ステップ503(図3参照)で決定した消去パワーレベルPeとステップ504(図3参照)で決定した記録ピークパワーレベルPpとを演算してマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを決定してもよい。このことは、情報媒体の構成が同じであれば、マルチパルス列ボトムパワーレベルPmbの最適値は、消去パワーレベルPeと記録ピークパワーレベルPpとが決定すれば、ほぼ演算で求められるという実験的事実に基づく。
図7は、消去パワーレベルPeと記録ピークパワーレベルPpとを演算してマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを決定する決定処理手順を示す。
以下、図7を参照してPmb決定処理手順をステップごとに説明する。
ステップ901:Pmbの演算に必要なパラメータk値を読み込む。パラメータk値は、予め光ディスク101のコントロールトラック領域等に記録されている。k値(k1〜k4)は、例えば、予め図4で説明したような方法でディスク製造業者がPmbを決定し、決定されたPmb、PpおよびPeに基づいて算出される。たとえば、図4で説明したような方法でディスク製造業者が決定したPmb、Pp、Pe、k値(k1〜k4)、マルチパルス列のパルス幅を示す一定の値のうちの少なくとも1つが、光ディスク101に記録されている。決定したPmb、Pp、Pe、k値(k1〜k4)、マルチパルス列のパルス幅を示す一定の値のうちの少なくとも1つは、例えば、光ディスク101に割り付けられているリードアウト領域に記録されている。
なお、光ディスク101に記録するk値(k1〜k4)は、光ディスク101の記録マークの中央部近傍の幅に対する熱エネルギー依存性に応じて、式(イ)から式(ニ)のいずれかに基づいて演算される。
(1)記録ピークパワーレベルPpが、記録マークの中央部近傍の幅を決定する熱エネルギーに最も大きな影響を与える場合には、k値は式(イ)に基づいて演算される。
Pmb=k1×Pp 式(イ)
(2)消去パワーレベルPeが、記録マークの中央部近傍の幅を決定する熱エネルギーに最も大きな影響を与える場合には、k値は式(ロ)に基づいて演算される。
Pmb=k2×Pe 式(ロ)
(3)記録ピークパワーレベルPpと消去パワーレベルPeとの差が、記録マークの中央部近傍の幅を決定する熱エネルギーに最も大きな影響を与える場合には、k値は式(ハ)に基づいて演算される。
Pmb=k3×(Pp−Pe)+Pe 式(ハ)
(4)記録ピークパワーレベルPpと消去パワーレベルPeとの総和が、記録マークの中央部近傍の幅を決定する熱エネルギーに最も大きな影響を与える場合には、k値は式(ニ)に基づいて演算される。
Pmb=k4×(Pp+Pe)+Pe 式(ニ)
ステップ902:式(イ)から式(ニ)のいずれかの演算式に基づいてマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを演算する。
式(イ)から式(ニ)のうちのどの演算式に基づいてマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを演算するかは、例えば各々の演算式において、消去パワーレベルPeの変化に対する記録再生ジッタ値の特性である消去パワーマージンや、記録ピークパワーレベルPpの変化に対する記録再生ジッタ値の特性である記録ピークパワーマージンを測定して最もマージン幅が広い演算式を選択することにより、容易に行うことができる。
ステップ903:演算式の演算結果により、マルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを決定する。マルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを決定した後、処理は終了する。
以下、ステップ513、ステップ514およびステップ515(図3参照)で実施される各パワーレベルの演算方法を説明する。
図8は、任意の線速度Vにおけるマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを演算する第1の演算方法を説明する図である。
Pmb1は、ステップ505(図3参照)において、内周テスト領域の線速度V1で最適化したマルチパルス列ボトムパワーレベルを示し、Pmb2は、ステップ510(図3参照)において、外周テスト領域の線速度V2で最適化したマルチパルス列ボトムパワーレベルを示す。波形1001は、線速度V1における記録発光波形であり、波形1002は、線速度V2における記録発光波形である。
内周テスト領域の線速度V1と外周テスト領域の線速度V2との間における情報記録領域の任意の線速度Vでのマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbは、光ディスク101の記録材料の線速度対パワー感度特性で決定される。例えば、光ディスク101が相変化型情報媒体である場合、線速度Vが速くなると記録マークの中央近傍の幅を決定する熱エネルギーが相対的に不足するため、Pmbの最適値もそれに応じて増大する。
第1の演算方法は、記録材料の線速度対パワー感度特性がほぼリニアに増大変化する場合に適用でき、任意の線速度Vにおけるマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbは、式(3)で決定することができる。
Pmbn=(Pmb2−Pmb1)×(Vn−V1)/(V2−V1)
+Pmb1 式(3)
図9は、任意の線速度Vにおけるマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを演算する第2の演算方法を説明する図である。
Pmb1は、ステップ505(図3参照)において、内周テスト領域の線速度V1で最適化したマルチパルス列ボトムパワーレベルを示し、Pmb2は、ステップ510(図3参照)において、外周テスト領域の線速度V2で最適化したマルチパルス列ボトムパワーレベルを示す。波形1101は、線速度V1における記録発光波形であり、波形1102は、線速度V2における記録発光波形である。
内周テスト領域の線速度V1と外周テスト領域の線速度V2との間における情報記録領域の任意の線速度Vでのマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbは、光ディスク101の記録材料の線速度対パワー感度特性で決定される。例えば、光ディスク101が相変化型情報媒体である場合、線速度Vが速くなると記録マークの中央近傍の幅を決定する熱エネルギーが相対的に不足するため、Pmbの最適値もそれに応じて増大する。
第2の演算方法は、記録材料の線速度対パワー感度特性特性が、ほぼ線速度比のべき乗に従って増大変化する場合に適用でき、任意の線速度Vにおけるマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbは、式(4)で決定することができる。
Pmbn=Pmb1×(Vn/V1)α 式(4)
ただし、α=log(Pmb2/Pmb1)/log(V2/V1)
このように、ステップ515(図3参照)において、内外周テスト記録領域で最適化したマルチパルス列ボトムパワーレベルPmb1とマルチパルス列ボトムパワーレベルPmb2とを式(3)または式(4)で演算することにより、任意の線速度Vにおけるマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを情報記録領域にテスト記録せずに容易に決定することができる。
なお、第1の演算方法および第2の演算方法では、ステップ515(図3参照)におけるマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbについて説明したが、記録ピークパワーレベルPpと消去パワーレベルPeとを同じ式(3)または式(4)を利用することによって演算可能である。すなわち、PmbをPpに置き換えるとステップ514(図3参照)の演算方法であり、PmbをPeに置き換えるとステップ513(図3参照)の演算方法である。
このように、情報記録領域(いわゆるデータ領域と称される情報信号を記録する領域)に情報信号をCAV記録する場合には、第1の演算方法または第2の演算方法の何れかに基づいて、任意の線速度Vに対して最適な記録ピークパワーレベルPp、消去パワーレベルPe、およびマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを決定することができる。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明の情報記録方法、情報記録装置および情報記録媒体によれば、複数のパルス間のパルス幅を一定の値にしつつ、ピークパワーレベルとピークパワーレベルより小さい消去パワーレベルとの間にボトムパワーレベルを決定する。このように、パルス幅を変動させることなく、マルチパルス列間のボトムパワーレベルを決定することができるため、パルス幅の制御が困難となる高転送レートで情報を記録する場合でも、パルス幅の制御を行うことなくボトムパワーレベルを決定することができる。その結果、適正化された形状や適正化されたマーク幅を有する記録マークを形成し、この記録マークによって表される情報を情報記録媒体に記録することができる。
本発明の情報記録方法、情報記録装置および情報記録媒体によれば、記録発光波形の立ち上がり時間と立下り時間とが、マルチパルス幅Tmpの駆動に不足するほど高い転送レートで情報を記録する場合には、記録マークの中央部分のマーク幅が狭くなるという従来に課題を解消でき、記録マークの中央部分のマーク幅を適正に制御できる。その結果、ビットエラーが少ない高品質信号によって示される情報を安定に情報記録媒体に記録することができる。
本発明の情報記録方法、情報記録装置および情報記録媒体によれば、ボトムパワーレベルの最適値を演算により決定できる。したがって、光ヘッドが照射する光ビームと情報記録媒体の情報層との相対速度(いわゆる線速度)が変化する状況(例えばCAV記録)でも適用することができる。その結果、情報記録媒体に対するアクセス性を高めることができる。
本発明の実施の形態の情報記録装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態の記録マークの形成を説明するための図である。 本発明の実施の形態の情報記録処理手順を示すフローチャートである。 最適化された第1マルチパルス列ボトムパワーレベルPmoを決定するPmo決定処理手順を示すフローチャートである。 長マーク平坦性検出回路の構成を示す図である。 長マーク平坦性検出回路によって判定する信号波形を説明するための図である。 消去パワーレベルPeと記録ピークパワーレベルPpとを演算してマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを決定する決定処理手順を示すフローチャートである。 任意の線速度Vにおけるマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを演算する第1の演算方法を説明する図である。 任意の線速度Vにおけるマルチパルス列ボトムパワーレベルPmbを演算する第2の演算方法を説明する図である。 不適正な記録マークの形成を説明するための図である。 特許文献1に開示された技術を用いた記録マークの形成を説明するための図である。
符号の説明
100 情報記録装置
101 光ディスク
102 システム制御回路
103 変調回路
104 記録パルス列生成回路
105 レーザ駆動回路
106 光ヘッド
107 スピンドルモータ
108 線速度設定回路
109 再生信号処理回路
110 復調回路
111 長マーク平坦性検出回路
112 アシンメトリ検出回路
113 ジッタ検出回路
114 BER検出回路
120 記録系回路部
130 再生系回路部
140 検出回路部

Claims (24)

  1. (a)パルス列のパワーレベルを決定するステップと、
    (b)前記決定されたパワーレベルに基づいて前記パルス列を生成するステップと、
    (c)前記生成されたパルス列に対応する光を記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースの少なくとも一方によって表される情報を前記記録媒体に記録するステップと
    を包含し、
    前記パルス列は、前記記録マークを形成するためのマルチパルス列を含み、
    前記マルチパルス列は、ピークパワーレベルを有する複数のパルスを含み、
    前記ステップ(a)は、前記複数のパルス間のパルス幅を一定の値にしつつ、前記ピークパワーレベルと前記ピークパワーレベルより小さい消去パワーレベルとの間にボトムパワーレベルを決定する、情報記録方法。
  2. 前記パルス列は、前記パルス列の始端に配置されている始端パルスと、前記パルス列の終端に配置されている終端パルスと、前記マルチパルス列とを含み、
    前記始端パルスは、前記記録マークの始端部分を形成するためのパルスであり、
    前記終端パルスは、前記記録マークの終端部分を形成するためのパルスであり
    前記マルチパルス列は、前記始端パルスと前記終端パルスとの間に配置されており、前記マルチパルス列は、前記記録マークの中央部分を形成するためのパルスである、請求項1に記載の情報記録方法。
  3. 前記パルス幅は、0.5Tであり、
    Tは、記録クロックの周期を示す、請求項1に記載の情報記録方法。
  4. 前記ステップ(a)は、
    初期パワーレベルに基づいて生成されたパルス列に対応する光を前記記録媒体に照射することによって、テスト記録マークによって表されるテスト情報を前記記録媒体に記録するステップと、
    前記記録されたテスト情報を示すテスト信号を再生することによって、前記再生されたテスト信号の振幅値を検出するステップと、
    前記検出された値に基づいて、前記ボトムパワーレベルを決定するステップと
    を包含する、請求項1に記載の情報記録方法。
  5. 前記ステップ(a)は、
    初期パワーレベルに基づいて生成されたパルス列に対応する光を前記記録媒体に照射することによって、テスト記録マークによって表されるテスト情報を前記記録媒体に記録するステップと、
    前記記録されたテスト情報を示すテスト信号を再生することによって、前記再生されたテスト信号のジッタ値または前記再生されたテスト信号のビットエラーレートを示す値を検出するステップと、
    前記検出された値に基づいて、前記ボトムパワーレベルを決定するステップと
    を包含する、請求項1に記載の情報記録方法。
  6. 前記ステップ(a)は、
    初期パワーレベルに基づいて生成されたパルス列に対応する光を前記記録媒体に照射することによって、テスト記録マークによって表されるテスト情報を前記記録媒体に記録するステップと、
    前記記録されたテスト情報を示すテスト信号を再生することによって、前記再生されたテスト信号のデューティ比を示す値または前記再生されたテスト信号のアシンメトリ値を検出するステップと、
    前記検出された値に基づいて、前記ボトムパワーレベルを決定するステップと
    を包含する、請求項1に記載の情報記録方法。
  7. 前記ステップ(a)は、前記消去パワーレベル、前記ピークパワーレベルおよび前記ボトムパワーレベルをこの順番に決定するステップを包含する、請求項1に記載の情報記録方法。
  8. 前記ステップ(a)は、Pmb=k1×Ppの関係に基づいて、前記ピークパワーレベルを決定するステップを包含し、
    Pmbは前記ボトムパワーレベルを示し、Ppは前記ピークパワーレベルを示し、k1は特定の定数を示す、請求項1に記載の情報記録方法。
  9. 前記ステップ(a)は、Pmb=k2×Peの関係に基づいて、前記消去パワーレベルを決定するステップを包含し、
    Pmbは前記ボトムパワーレベルを示し、Peは前記消去パワーレベルを示し、k2は特定の定数を示す、請求項1に記載の情報記録方法。
  10. 前記ステップ(a)は、Pmb=Pe+k3×(Pp−Pe)の関係に基づいて、前記ピークパワーレベルおよび前記消去パワーレベルの少なくとも一方のレベルを決定するステップを包含し、
    Pmbは前記ボトムパワーレベルを示し、Ppは前記ピークパワーレベルを示し、Peは前記消去パワーレベルを示し、k3は特定の定数を示す、請求項1に記載の情報記録方法。
  11. 前記ステップ(a)は、Pmb=Pe+k4×(Pp+Pe)の関係に基づいて、前記ピークパワーレベルおよび前記消去パワーレベルの少なくとも一方のレベルを決定するステップを包含し、
    Pmbは、前記ボトムパワーレベルを示し、Ppは前記ピークパワーレベルを示し、Peは前記消去パワーレベルを示し、k4は特定の定数を示す、請求項1に記載の情報記録方法。
  12. 前記ステップ(a)は、
    Pmbn=(Pmb2−Pmb1)×(Vn−V1)/(V2−V1)
    +Pmb1
    の関係に基づいて、前記パルス列のパワーレベルを決定するステップを包含し、
    Pmb1は前記情報記録媒体の第1線速度V1における第1ボトムパワーレベルを示し、
    Pmb2は第2線速度V2における第2ボトムパワーレベルを示し、
    Pmbnは任意の線速度Vn(V1<Vn<V2)における前記ボトムパワーレベルを示す、請求項1に記載の情報記録方法。
  13. 前記ステップ(a)は、
    Pmbm=Pmb1×(Vm/V1)α
    α=log(Pmb2/Pmb1)/log(V2/V1)
    の関係に基づいて、前記パルス列のパワーレベルを決定するステップを包含し、
    Pmb1は前記情報記録媒体の第1線速度V1における第1ボトムパワーレベルを示し、
    Pmb2は第2線速度V2における第2ボトムパワーレベルを示し、
    Pmbmは任意の線速度Vm(V1<Vm<V2)における前記ボトムパワーレベルを示す、請求項1に記載の情報記録方法。
  14. 前記第1ボトムパワーレベルPmb1は、前記情報記録媒体の半径位置の最内周近傍で予め記録し最適化されており、前記第2ボトムパワーレベルPmb2は、最外周近傍で予め記録し最適化されている、請求項12に記載の情報記録方法。
  15. 前記第1ボトムパワーレベルPmb1は、前記情報記録媒体の半径位置の最内周近傍で予め記録し最適化されており、前記第2ボトムパワーレベルPmb2は、最外周近傍で予め記録し最適化されている、請求項13に記載の情報記録方法。
  16. パルス列のパワーレベルを決定するパワーレベル決定手段と、
    前記決定されたパワーレベルに基づいて前記パルス列を生成するパルス列生成手段と、
    前記生成されたパルス列に対応する光を記録媒体に照射することによって、記録マークおよびスペースの少なくとも一方によって表される情報を前記記録媒体に記録する記録手段と
    を備え、
    前記パルス列は、前記記録マークを形成するためのマルチパルス列を含み、
    前記マルチパルス列は、ピークパワーレベルを有する複数のパルスを含み、
    前記パワーレベル決定手段は、前記複数のパルス間のパルス幅を一定の値にしつつ、前記ピークパワーレベルと前記ピークパワーレベルより小さい消去パワーレベルとの間にボトムパワーレベルを決定する、情報記録装置。
  17. 前記パルス幅は、0.5Tであり、
    Tは、記録クロックの周期を示す、請求項16に記載の情報記録装置。
  18. 前記パワーレベル決定手段は、
    初期パワーレベルに基づいて生成されたパルス列に対応する光を前記記録媒体に照射することによって、テスト記録マークによって表されるテスト情報を前記記録媒体に記録する手段と、
    前記記録されたテスト情報を示すテスト信号を再生することによって、前記再生されたテスト信号の振幅値を検出する手段と、
    前記検出された値に基づいて、前記ボトムパワーレベルを決定する手段と
    を備える、請求項16に記載の情報記録装置。
  19. 前記パワーレベル決定手段は、
    初期パワーレベルに基づいて生成されたパルス列に対応する光を前記記録媒体に照射することによって、テスト記録マークによって表されるテスト情報を前記記録媒体に記録する手段と、
    前記記録されたテスト情報を示すテスト信号を再生することによって、前記再生されたテスト信号のジッタ値または前記再生されたテスト信号のビットエラーレートを示す値を検出する手段と、
    前記検出された値に基づいて、前記ボトムパワーレベルを決定する手段と
    を備える、請求項16に記載の情報記録装置。
  20. 前記パワーレベル決定手段は、
    初期パワーレベルに基づいて生成されたパルス列に対応する光を前記記録媒体に照射することによって、テスト記録マークによって表されるテスト情報を前記記録媒体に記録する手段と、
    前記記録されたテスト情報を示すテスト信号を再生することによって、前記再生されたテスト信号のデューティ比を示す値または前記再生されたテスト信号のアシンメトリ値を検出する手段と、
    前記検出された値に基づいて、前記ボトムパワーレベルを決定する手段と
    を備える、請求項16に記載の情報記録装置。
  21. 前記パワーレベル決定手段は、Pmb=k2×Peの関係に基づいて、前記消去パワーレベルを決定する手段を備え、
    Pmbは前記ボトムパワーレベルを示し、Peは前記消去パワーレベルを示し、k2は特定の定数を示す、請求項16に記載の情報記録装置。
  22. 前記パワーレベル決定手段は、
    Pmbn=(Pmb2−Pmb1)×(Vn−V1)/(V2−V1)
    +Pmb1
    の関係に基づいて、前記パルス列のパワーレベルを決定する手段を備え、
    Pmb1は前記情報記録媒体の第1線速度V1における第1ボトムパワーレベルを示し、
    Pmb2は第2線速度V2における第2ボトムパワーレベルを示し、
    Pmbnは任意の線速度Vn(V1<Vn<V2)における前記ボトムパワーレベルを示す、請求項16に記載の情報記録装置。
  23. 記録領域が割り付けられた情報記録媒体であって、
    前記記録領域には、パルス列のパワーレベルを決定するための所定の値が記録されており、
    前記パルス列は、前記記録マークを形成するためのマルチパルス列を含み、
    前記マルチパルス列は、ピークパワーレベルを有する複数のパルスを含み、
    前記所定の値は、前記複数のパルス間のパルス幅を示す一定の値、および前記ピークパワーレベルと前記ピークパワーレベルより小さい消去パワーレベルとの間に決定されたボトムパワーレベルのうち少なくとも一方の値である、情報記録媒体。
  24. 記録領域が割り付けられた情報記録媒体であって、
    前記記録領域には、パルス列のパワーレベルを決定するための所定の値が記録されており、
    前記パルス列は、前記記録マークを形成するためのマルチパルス列を含み、
    前記マルチパルス列は、ピークパワーレベルを有する複数のパルスを含み、
    前記所定の値は、一定の値であるk1、k2、k3およびk4のうちの少なくとも一つの値であり、
    k1、k2、k3、k4、Pmb、PeおよびPpの間には、
    Pmb=k1×Pp、Pmb=k2×Pe、Pmb=Pe+k3×(Pp−Pe)およびPmb=Pe+k4×(Pp+Pe)のうちの少なくとも一つの関係があり、
    Pmbはボトムパワーレベルを示し、Ppは前記ピークパワーレベルを示し、Peは前記ピークパワーレベルより小さい消去パワーレベルを示し、
    前記ボトムパワーレベルは、前記ピークパワーレベルと前記消去パワーレベルとの間に決定されている、情報記録媒体。
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