JP2006522042A - ヘアスタイリング組成物のためのabaブロックコポリマー - Google Patents

ヘアスタイリング組成物のためのabaブロックコポリマー Download PDF

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Abstract

i)A群がポリ(アミノアルキルメタクリレート)ブロックであり、B群がエチレン性不飽和カルボキシレートから誘導されるABAブロックコポリマーを含むポリマー、およびii)化粧品的に許容できる希釈剤またはキャリアを含むヘアケア組成物。

Description

本発明はポリマーを含むヘアケア組成物に関し、および髪のトリートメントにおける該組成物の使用に関する。
ヘアスタイリングスプレー、ムース、ジェル、シャンプーおよびコンディショナーは、様々な利点、例えば、膜形成能力、増粘、感覚特性ならびにヘアシェーピングおよびセッティングを提供するために、多くの場合、樹脂、ゴムおよび接着性ポリマーを含有する。
既知の特定のヘアスタイリングポリマーを含有する組成物が高湿度の条件下で劣って機能しうることが公知である。従って、これらの組成物でスタイリングされた髪は、周囲の湿度が増加するかまたは髪および/または頭皮が湿ることになる時、組成物によって与えられた髪型および他の一切の利点を失いうる。
更に、従来のポリマーが髪に被着された時に粘着感を与える傾向を有し、髪を硬く感じさせうるとともに沈着物を残しうるので、従来のポリマーに関連した感覚的な多くの欠点が存在する。
髪のスタイリングのためのような化粧品組成物およびパーソナルケア組成物中で用いるためのポリマーは、通常は線状またはグラフトのホモポリマーまたは交互ランダム形式で種々のモノマーを含むコポリマーである。
現代のスタイリング樹脂の疎水性/親水性の特性は注意深くバランスをとって、水性アルコール溶媒に可溶性である典型的にはVOC(揮発性有機分)80%の材料が製造される。
ブロックコポリマーは、ポリマー構成をより容易に制御できるので従来のポリマーと比べて利点を有する。これは、特定の用途のための独特の物理的特性および化学的特性のセグメントを有するポリマーを設計する時に特に重要である。国際公開第98/53794号では、Aがシリコーンブロックであり、Bがビニルブロックである(AB)ブロックコポリマーが論じられている。米国特許第5,271,930号(Fintex Inc)には、スキン組成物およびヘアケア組成物のためのPLURONICS(商標)などのポリアルコキシル化ブロックコポリマーのベンゾエートエステルが記載されている。米国特許第5,472,686号および米国特許第5,660,819号(両方ともNippon Unicar)には、化粧品配合物中の反復単位として線状ポリシロキサン−ポリオキシアルキレンブロックを含む非加水分解性ブロックコポリマーが記載されている。米国特許第5,965,115号および米国特許第5,972,356号(両方ともProcter & Gamble)には、パーソナルケア組成物中のポリオリガノシリコーンエマルジョンの安定性を改善するためのシリコーン−ポリオキシアルキレンコポリマー界面活性剤の使用が記載されている。
本発明の目的は、先行技術の組成物に比べて利点を示すヘアスタイリング組成物などの化粧品組成物およびパーソナルケア組成物中で使用し得るポリマーを提供することである。特に、本発明は、ヘアスタイリング組成物中で用いるクラスのポリマーを提供することを目的としている。本発明の更なる目的は、(例えば水、エタノールなどのアルコールまたはもう1種の化粧品的に許容できる溶媒に)比較的良好な溶解度特性を有するとともに上述した感覚的な欠点を伴わずに高湿度の条件下で驚くべきほど良好に機能する化粧品組成物およびパーソナルケア組成物(例えばヘアスタイリング組成物)を提供することである。
第1の側面において、本発明は、A群がポリ(アミノアルキルメタクリレート)ブロックであり、B群がエチレン性不飽和カルボキシレートから誘導されるABAブロックコポリマーを含むポリマーを、化粧品的に許容できる希釈剤またはキャリアと合わせて含むパーソナルヘアケア組成物を提供する。
もう1つの側面において、本発明は、本発明による組成物を髪に適用することを含む髪をトリートメントする化粧方法を提供する。
本発明の更なる側面は、美髪用トリートメントのための本発明の組成物の使用である。
ABAブロックコポリマー
本発明のポリマーは単純にABAブロックコポリマーであってよいか、または例えば、ABAブロックコポリマー上にグラフトすることによる、またはABAブロックコポリマーの更なる反応によるような更なる変性を伴ったABAブロックコポリマーを含んでよい。
本発明のポリマーは、水、エタノールおよびこれらの混合物から選択された溶媒に好ましくは可溶性である。本ポリマーは、25℃で典型的には少なくとも1重量%、より好ましくは少なくとも5重量%、最も好ましくは少なくとも10重量%のレベルでこれらの溶媒に可溶性である。
AブロックはBブロックに直接結合されていて良く、ここで、AブロックおよびBブロックの化学的性質はこれを可能にする。また、ABAブロックコポリマーが式A−L−B−L−Aのブロックコポリマーであるか、Bブロックが分岐されているか、または過剰に分岐されているB(−L−A)であるように、Aブロックは好適なリンカー基Lを介してBブロックに連結されていてよい。式A−L−B−L−AおよびB(−L−A)のポリマーは、本明細書で用いられるABAブロックコポリマーという用語の意味内に入る。典型的には、Lは、好ましくはBブロックへのO−C結合、N−C結合またはS−C結合を介してAブロックおよびBブロックを連結する14から200ダルトンの分子量を有する二価基である。好ましくは、Lは
−R−C(O)−O−;
−R−O−C(O)−O−;
−R−C(O)−N(R’)−;
−R−O−C(O)−N(R’)−;または
−R−N(R’)−C(O)−N(R”)−
から選択され、式中、Rは場合により置換された線状または分岐のC−C18炭化水素二価基(C−C18アルキレンなど)である。
R’およびR”は、場合により置換された線状または分岐のC−C18炭化水素一価基、例えばメチルなどのC−C18アルキル基から独立して選択される。
好ましくは、二価リンカー基は、例えば式−C(O)−C(CH−の基などのBブロックへのエステル連結を形成する炭素原子数2から7のカルボニルアルキレン基である。
非置換一価基の例は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチルおよびt−ペンチル基などのアルキル基、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、t−ブトキシ、n−ペントキシ、イソペントキシ、ネオペントキシおよびt−ペントキシ基などのアルコキシ基、n−ヘキシル基などのヘキシル基、ビニル、アリル、5−ヘキセニル、4−ビニルシクロヘキシルおよび3−ノルボルネニル基などのアルケニル基、シクロペンチル、シクロヘキシル、4−エチルシクロヘキシルおよびシクロヘプチル基などのシクロアルキル基、ノルボルニル基およびメチルシクロヘキシル基、フェニル、ビフェニルイル、ナフチル、アントリルおよびフェナントリル基などのアリール基、o−、m−およびp−トリル基、キシリル基およびエチルフェニル基などのアルカリール基、ならびにベンジル、スチリルおよびフェニルエチル基などのアラルキル基である。
置換一価基の例は、クロロメチル、3−クロロプロピル、3−ブロモプロピル、3,3,3−トリフルオロプロピルおよび5,5,5,4,4,3,3−ヘプタフルオロペンチル基およびクロロフェニル、ジクロロフェニルおよびトリフルオロトリル基などのハロゲン化炭化水素基、2−メルカプトエチルおよび3−メルカプトプロピル基などのメルカプトアルキル基、2−シアノエチルおよび3−シアノプロピル基などのシアノアルキル基、3−アミノプロピル、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルおよびN−(2−アミノエチル)−3−アミノ−(2−メチル)プロピル基などのアミノアルキル基、アミノフェニル基などのアミノアリール基、3−アクリルオキシプロピルおよび3−メタクリルオキシプロピル基などのアクリルオキシアルキル基ならびにヒドロキシプロピル基などのヒドロキシアルキル基である。
好ましい一価基は、非置換または置換のC−Cアルキル基または場合により置換されたフェニル基、特にメチル、エチル、プロピルまたはフェニル基から独立して選択される。
二価炭化水素基の例は、メチレン基およびエチレン基ならびにプロピレン、ブチレン、ペンチレン、へキシレン、シクロへキシレンおよびオクタデシレン基などの線状または分岐の飽和アルキレン基、メトキシエチレン基およびエトキシエチレン基などのアルコキシアルキレン基、ヘキセニレン基およびフェニレン基などの不飽和アルキレン基または不飽和アリーレン基、メチルフェニレン基およびエチルフェニレン基などのアルカリーレン基、ならびにメトキシフェニレン基およびエトキシフェニレン基などのアルコキシアリーレン基である。二価炭化水素基Rは、−O−、−C(O)O−、−O(O)C−、−CONR−、NRC(O)−および−C(O)−などの両側で炭素原子に結合される二価基によって中断され得、式中、Rは水素または上述した場合により置換された線状または分岐のC−C18炭化水素一価基である。
全ポリマーの分子量Mが1,000から1,000,000、より好ましくは5,000から500,000であることが好ましい。
Aブロック
本発明のコポリマー中のAブロックは、エチレン性不飽和重合性モノマーから誘導されるポリマーのブロックである。
「重合性」とは、典型的には線状である延長したポリマー鎖を形成するためにモノマー間の反応により重合されうるモノマーを意味する。
「エチレン性不飽和」とは、(一置換、二置換、三置換または四置換であることが可能である)少なくとも1個の重合性の炭素−炭素二重結合を含むモノマーを意味する。単一モノマーまたは2種以上のモノマーの組み合わせのいずれかを用いることが可能である。いずれの場合にも、モノマーは最終ABAブロックコポリマーの物理的および化学的な要件を満たすように選択される。
各ABAブロックコポリマーにおいて同じかまたは異なってもよい(しかし、好ましくは同じである)Aブロックは、好ましくは100から200,000、より好ましくは1,000から100,000、最も好ましくは1,000から20,000の範囲内の分子量Mを有する。
A群は、例えば、ポリ(2−(ジメチルアミノ)エチルメタクリレート)ブロックなどのポリ(アミノアルキルメタクリレート)ブロックである。
Bブロック
ポリマーのBブロックはエチレン性不飽和カルボキシレート基から誘導される。
Bブロックは好ましくは式:
X−[−CH−CY(OR)−]−[−CY’(OR)−CH−]−X’
によって表され、式中、mおよびnは独立して1を上回る整数であり、YおよびY’は独立してHまたは−CHであり、Rは炭化水素基を表し、XおよびX’は独立して遷移金属媒介原子移動重合法におけるブロックポリマーの形成のために活性な置換基を表す。
Rは、−CHC(O)−、Y”−C(O)−、PhC(O)−、Ph−、PhCH−CH−(CH−CH−CH−CH−)、‘C(O)−、CH−(CH−CH=CH−CH−)eC(O)−および置換フェニルからなる群から選択して良く、式中、Y”は炭素原子数18以下のn−アルキル基であり、Phはフェニルであり、z’は5000以下の整数であり、z”は5000以下の整数であり、置換フェニルは、NO、OMe、CN、NMe、OH、CL、Br、およびFからなる群から選択された少なくとも1個の置換基で置換されている。好ましくは、RはCHC(O)−、すなわち、Bブロックは酢酸ビニルから誘導される。
XおよびX基は、好ましくは、均一開裂可能なCI結合および/またはBr結合を有する。
好ましくは、XおよびXは、BrCH2C(O)O−;BrC(Me)2C(O)O−;BrCH2C(O)OCH2CH2NHC(O)CMe2−;およびBrCMe2C(O)OCH2CH2NHC(O)CMe2−からなる群から独立して選択され、式中、MeはCH−を表す。
Bブロックは、好ましくは100から300,000、より好ましくは1,000から200,000、最も好ましくは1,000から30,000の範囲内の分子量Mを有する。
ABAブロックコポリマーを製造する方法
本発明のポリマーは多くの異なる経路によって形成してよい。しかし、ポリマーは、好ましくは国際公開第01/07496号(BP Chemicals Limited)において記載された方法により形成される。
本発明の特に好ましいポリマーは化1である。
Figure 2006522042
DC17:全M=28000
MはPVAcのM=8700のようなMである。
nおよびpは、PDMAEMAの各ブロックのM=9700のようなものである。
PD=1.34
DC20:全M=17400
MはPVAcのM=8700のようなMである。
nおよびpは、PDMAEMAの各ブロックのM=4350のようなものである。
PD=1.45
=ポリスチレン標準を用いるゲル透過クロマトグラフィによって得られる数平均分子量
PD=多分散性
Figure 2006522042
DC18=第四級化DC17
DC21=第四級化DC20
本発明の組成物
本発明の化粧品組成物またはパーソナルケア組成物は、好ましくはヘアケア組成物、特にヘアスプレー組成物に配合されるが、ムース、ジェル、ローション、トニック、スプレー、シャンプー、コンディショナー、リンス、ハンドローションおよびボディローション、フェイシャルモイスチャライザ、日焼け止め、抗ニキビ調剤、局所鎮痛薬およびマスカラなどを含む多様な製品種に配合することも可能である。本発明の組成物は化粧品的に許容できる希釈剤またはキャリアを含む。好ましくは、組成物は人の髪をスタイリングする際に用いるためのものであり、より好ましくは、組成物は包装され、そういうものとしてラベルで表示される。
本発明の組成物は、好ましくは0.01から30重量%(より好ましくは0.1から10重量%)の量でポリマーを含有する。本発明の組成物は、芳香剤または香料および/または以後に記載する任意の追加の成分の1種以上を場合により含んでもよい。
こうした製品を配合するために必要とされるキャリアおよび追加の成分は製品種により異なり、当業者によって日常的に選択されることが可能である。以下は、これらのキャリアおよび追加の成分の幾つかの説明である。
キャリア
本発明の化粧品組成物またはパーソナルケア組成物は、髪への適用のために好適なキャリアまたはキャリアの混合物を含むことが可能である。キャリアは、組成物の約0.5から約99.5重量%、好ましくは約5.0から約99.5重量%、より好ましくは約10.0から約98.0重量%で存在する。本明細書で用いられる「髪への適用のために好適な」という用語は、キャリアが髪の美観を損なわないし、髪の美観に悪影響を及ぼさないし、下にある皮膚に刺激を引き起こさないことを意味する。
本発明のヘアケア組成物と合わせて用いるために好適なキャリアには、例えば、ヘアスプレー、ムース、トニック、ジェル、シャンプー、コンディショナーおよびリンスの配合において用いられるキャリアが挙げられる。適切なキャリアの選択は、用いられる特定のポリマー、および配合済み製品が被着される表面上に配合済み製品を残す(例えば、ヘアスプレー、ムース、トニックまたはジェル)ものか、または使用後に洗い落とす(例えば、シャンプー、コンディショナー、リンス)ものかに応じても異なる。
本明細書において用いられるキャリアは、ヘアケア組成物中で従来から用いられている広範囲の成分を含むことが可能である。キャリアは、用いられる特定のポリマーを溶解または分散させる溶媒を含有することが可能であり、溶媒は水、C−Cアルコール、より低級のアルキルアセテートおよびこれらの混合物が好ましい。キャリアは、アセトン、炭化水素(イソブタン、ヘキサン、デカンなど)、ハロゲン化炭化水素(フレオンなど)およびシクロメチコーンなどの揮発性シリコーンなどの様々な追加の材料も含有することが可能である。
ヘアケア組成物がヘアスプレー、トニック、ジェルまたはムースである時、好ましい溶媒には、水、エタノール、揮発性シリコーン誘導体およびこれらの混合物が挙げられる。こうした混合物中で用いられる溶媒は互いに混和性または不混和性であってもよい。ムースおよびエアロゾルヘアスプレーは、泡(ムースの場合)または微細均一スプレー(エアロゾルヘアスプレーの場合)として材料を送出するために従来の噴射剤のいずれも用いることが可能である。好適な噴射剤の例には、トリクロロフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、ジフルオロエタン、ジメチルエーテル、プロパン、n−ブタンまたはイソブタンなどの材料が挙げられる。低粘度を有するトニックまたはヘアスプレー製品は乳化剤も用いてよい。好適な乳化剤の例には、非イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤またはこれらの混合物が挙げられる。こうした乳化剤を用いる場合、乳化剤は組成物の全重量を基準にして好ましくは約0.01から約7.5重量%のレベルで存在する。噴射剤のレベルは必要に応じて調節することが可能であるが、一般には、ムース組成物のための全重量を基準にして約3から約30重量%であり、エアロゾルヘアスプレー組成物のための全重量を基準にして約15から約50重量%である。
好適なスプレー容器は当分野で周知であり、従来の非エアロゾルポンプ式スプレー、すなわち「アトマイザー」、上述した噴射剤を有するエアロゾル容器またはエアロゾル缶が挙げられ、噴射剤として圧縮空気を用いるポンプ式エアロゾル容器も挙げられる。
ヘアケア組成物がコンディショナーおよびリンスである場合、キャリアは様々なコンディショニング材料を含むことが可能である。ヘアケア組成物がシャンプーである場合、キャリアは、例えば、界面活性剤、懸濁剤および増粘剤を含むことが可能である。ヘアスタイリングクリームまたはヘアスタイリングジェルも典型的には0.01から10重量%の量で構造化剤または増粘剤を典型的に含有する。
キャリアは様々な形態を取ることが可能である。例えば、水中油型エマルジョン、油中水型エマルジョン、水中油中水型エマルジョンおよびシリコーン中水中油型エマルジョンを含むエマルジョンキャリアは本明細書において有用である。これらのエマルジョンは広範囲の粘度、例えば約100cpsから約200,000cpsを包含することが可能である。これらのエマルジョンは、メカニカルポンプ容器または従来の噴射剤を用いる加圧エアロゾル容器のいずれかを用いてスプレー状に送出することも可能である。これらのキャリアはムース状に送出することも可能である。好適な他の局所キャリアには、油、アルコールおよびシリコーンなどの無水液体溶媒(例えば、鉱油、エタノール、イソプロパノール、ジメチコーンおよびシクロメチコーンなど)、水性単相液体溶媒(例えば、水−アルコール溶媒系)およびこれらの無水溶媒および水性単相溶媒の増粘された異形(例えば、適切なゴム、樹脂、ワックス、ポリマーおよび塩などの添加によって固体または半固体を形成するために溶媒の粘度を高めた場合)が挙げられる。
追加の成分
様々な追加の成分を本発明による組成物中で用いることが可能である。例には、以下の成分が挙げられる。
−ヘアスプレー、ジェルおよびムースなどのヘアスタイリング組成物のためのヘアスタイリングポリマー。ヘアスタイリングポリマーは周知の商用物品であり、ポリマーを事実上カチオン性、アニオン性、両性または非イオン性にさせる部分を含むこうした多くのポリマーは市販されている。ポリマーは合成であってもよいか、または天然に誘導されてもよい。
ポリマーの量は、組成物の全重量を基準にして0.5から10重量%、好ましくは0.75から6重量%の範囲であってもよい。
アニオン性ヘアスタイリングポリマーの例は、
酢酸ビニルとクロトン酸のコポリマー、
酢酸ビニル、クロトン酸およびビニルネオデカノエートなどのアルファ−分岐飽和脂肪族モノカルボン酸のビニルエステルのターポリマー、
メチルビニルエーテルと無水マレイン酸のコポリマー(モル比約1:1)(こうしたコポリマーは、エタノールまたはブタノールなどの炭素原子数1から4の飽和アルコールで50%エステル化されている)、
アニオン基含有部分としてのアクリル酸またはメタクリル酸を他のモノマーと共に含むアクリルコポリマー、例えば、炭素原子数1から22の1種以上の飽和アルコールとのもの(メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、n−ブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート、t−ブチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、n−ヘキシルアクリレート、n−オクチルアクリレート、ラウリルメタクリレートおよびベヘニルアクリレートなど)、炭素原子数1から6のグリコールとのもの(ヒドロキシプロピルメタクリレートおよびヒドロキシエチルアクリレート)などのアクリル酸またはメタクリル酸のエステルを含むコポリマー、スチレン、ビニルカプロラクタム、酢酸ビニル、アクリルアミド、アルキル基中に1から8個の炭素原子を有するアルキルアクリルアミドおよびアルキルメタクリルアミド(メタクリルアミド、t−ブチルアクリルアミドおよびn−オクチルアクリルアミドなど)ならびに他の適合性不飽和モノマーを含むコポリマーである。
ポリマーはポリジメチルシロキサンなどのグラフトシリコーンも含んでよい。
好適なアニオン性ヘアスタイリングポリマーの特定の例は、
National Starchから入手できるRESYN(登録商標)28−2930(酢酸ビニル/クロトン酸/ネオドデカン酸ビニルコポリマー)、
BASFから入手できるULTRAHOLD(登録商標)8(アクリレート/アクリルアミドコポリマーというCTFA呼称)、
ISP Corporationから入手できるGANTREZ(登録商標)ESシリーズ(メチルビニルエーテルと無水マレイン酸のエステル化コポリマー)
である。
好適な他のアニオン性ヘアスタイリングポリマーには、カルボキシル化ポリウレタンが挙げられる。カルボキシル化ポリウレタン樹脂は、カルボキシル側基を有する線状のヒドロキシル末端コポリマーである。カルボキシル化ポリウレタン樹脂を少なくとも1つの末端でエトキシル化および/またはプロポキシル化してもよい。カルボキシル基は、カルボン酸基、またはエステル基のアルキル部分が1から3個の炭素原子を含むエステル基であることが可能である。カルボキシル化ポリウレタン樹脂は、PVP/ポリカルバミルポリグリコールエステルというCTFA呼称を有するポリビニルピロリドンとポリウレタンのコポリマーであることも可能である。好適なカルボキシル化ポリウレタン樹脂は、EP−A−第0619111号および米国特許第5,000,955号に開示されている。好適な他の親水性ポリウレタンは、米国特許第3,822,238号;同第4,156,066号;同第4,156,067号;同第4,255,550号;および同第4,743,673号に開示されている。
t−ブチルアミノエチルメタクリレートなどのモノマーから誘導されたカチオン基およびアクリル酸またはメタクリル酸などのモノマーから誘導されたカルボキシル基を含むことが可能である両性ヘアスタイリングポリマーも本発明において用いることが可能である。両性ヘアスタイリングポリマーの特定の一例は、National Starch annd Chemical Corporationによって販売されているAmphomer(登録商標)(オクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマー)である。
非イオン性ヘアスタイリングポリマーの例は、N−ビニルピロリドンのホモポリマーおよびN−ビニルピロリドンと酢酸ビニルなどの相溶性非イオンモノマーとのコポリマーである。N−ビニルピロリドンを含む種々の重量平均分子量の非イオンポリマーはISP Corporationから市販されている。こうした材料の特定の例は、PVP K−90という商品名で販売されている約630,000の平均分子量を有するN−ビニルピロリドンのホモポリマーであり、PVP K−120という商品名で販売されている約1,000,000の平均分子量を有するN−ビニルピロリドンのホモポリマーである。
好適な他の非イオン性ヘアスタイリングポリマーは架橋シリコーン樹脂またはゴムである。特定の例には、EP−A−第0240350号に記載されたポリマーなどの硬質シリコーンポリマーおよび国際公開第96/31188号に記載されたゴムなどの架橋シリコーンゴムが挙げられる。
カチオン性ヘアスタイリングポリマーの例は、より低級のアルキルアミノアルキルアクリレートなどのアミノ官能性アクリレートモノマーまたはジメチルアミノエチルメタクリレートなどのメタクリレートモノマーと、N−ビニルピロリドン、ビニルカプロラクタム、アルキルメタクリレート(メチルメタクリレートおよびエチルメタクリレートなど)およびアルキルアクリレート(エチルアクリレートおよびn−ブチルアクリレートなど)の相溶性モノマーとのコポリマーである。
好適なカチオン性ポリマーの特定の例は、
コポリマー845、コポリマー937およびコポリマー958としてISP Corporationから入手できるN−ビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー、
Styleze(登録商標)CC10としてISP Corporationから入手できるN−ビニルピロリドンとジメチルアミノプロピルアクリルアミドまたはメタクリルアミドのコポリマー、
N−ビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー、
ビニルカプロラクタム、N−ビニルピロリドンおよびジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー、
Polyquaternium−4(ジアリルジモニウムクロリドとヒドロキシエチルセルロースのコポリマー)、
Gafquat(登録商標)734、755および755NとしてISPから、およびLuviquat(登録商標)PQ11としてBASFから入手できる(ジエチルスルフェートおよびビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマーの反応により形成される)Polyquaternium−11、
Luviquat(登録商標)FC370、FC550、FC905およびHM−552としてBASFから入手できる(メチルビニルイミダゾリウムクロリドおよびビニルピロリドンから形成される)Polyquaternium−16、
Luviquat(登録商標)HoldとしてBASFから入手できる(ビニルカプロラクタムおよびビニルピロリドンとメチルビニルイミダゾリウムメトスルフェートの反応により形成される)Polyquaternium−46
である。
好適な天然誘導ポリマーの例には、シェラック、アルギネート、ゼラチン、ペクチン、セルロース誘導体およびキトサンまたはこれらの塩および誘導体が挙げられる。市販されている例には、Kytamer(登録商標)(例えばAmerchol製)およびAmaze(登録商標)(例えばNational Starch製)が挙げられる。
国際公開第93/03703号に記載されたイオン性コポリマー、国際公開第93/23446号で開示されたポリシロキサングラフトポリマー、国際公開第95/00106号または国際公開第95/32703号に記載されたシリコーン含有ポリカルボン酸コポリマー、国際公開第95/01383号、国際公開第95/06078号、国際公開第95/06079号および国際公開第95/01384号に記載された熱可塑性ゴム弾性コポリマー、国際公開第95/04518号または国際公開第95/05800号に開示されたシリコーングラフト接着性ポリマー、国際公開第96/21417号に教示されたシリコーンマクログラフトコポリマー、国際公開第96/32918号のシリコーンマクロマー、国際公開第98/48770号、国際公開第98/48771号、国際公開第98/48772号または国際公開第98/48776号の接着性ポリマー、国際公開第98/51261号のグラフトポリマーおよび国際公開第98/51755号に記載されたグラフトコポリマーも本発明の組成物中の任意の成分として用いるために好適である。
上述したポリマーの幾つかがあれば、溶解度/分散性を促進するために幾つかの酸性基を中和することが必要である場合がある。好適な中和剤の例には、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール(AMPD)、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパンジオール(AEPD)、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(AMP)、2−アミノ−1−ブタノール(AB)、モノエタノールアミン(MEA)、ジエタノールアミン(DEA)、トリエタノールアミン(TEA)、モノイソプロパノールアミン(MIPA)、ジイソプロパノールアミン(DIPA)、トリイソプロパノールアミン(TIPA)およびジメチルステアラミン(DMS)が挙げられる。ステアラミドプロピルジメチルアミンまたはラウラミドプロピルジメチルアミンなどの長鎖アミン中和剤を米国特許第4,874,604号に記載されているように用いてよい。無機中和剤も好適である。この例には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよび硼砂が挙げられる。上の中和剤のいずれかの混合物を用いてよい。中和剤の量は全組成物の約0.001から約10重量%の範囲である。
2−エチルヘキシルp−メトキシシンナメート、2−エチルヘキシルN,N−ジメチル−p−アミノベンゾエート、p−アミノ安息香酸、2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸、オクトクリレン、オキシベンゾン、ホモメチルサリチレート、オクチルサリチレート、4,4’−メトキシ−t−ブチルジベンゾイルメタン、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、3−ベンジリデン樟脳、3−(4−メチルベンジリデン)樟脳、二酸化チタン、酸化亜鉛、シリカ、酸化鉄およびこれらの混合物などの日焼け止め剤、
ジンクピリチオン、ピロクトンオーラミン、二硫化セレン、硫黄およびコールタールなどの抗ふけ活性種、
炭化水素、シリコーン流体およびカチオン性材料などのヘアコンディショニング剤。炭化水素は直鎖または分岐鎖のいずれかであることが可能であり、約10から約16個、好ましくは約12から約16個の炭素原子を含むことが可能である。好適な炭化水素の例は、デカン、ドデカン、テトラデカン、トリデカンおよびこれらの混合物である。本明細書において有用な好適なシリコーンコンディショニング剤には、環式または線状のポリジメチルシロキサンのいずれか、フェニルシリコーンおよびアルキルフェニルシリコーンならびにシリコーンコポリオールを挙げることが可能である。本明細書において有用なカチオン性コンディショニング剤には、第四級アンモニウム塩または脂肪アミンの塩を挙げることが可能である。
ヘアシャンプー組成物およびヘアコンディショナー組成物のための界面活性剤。シャンプーに関して、レベルは、好ましくは、組成物の全重量を基準にして約10から約30重量%、好ましくは約12から約25重量%である。コンディショナーに関して、界面活性剤の好ましいレベルは、組成物の全重量を基準にして約0.2から約3重量%である。本発明の組成物中で有用な界面活性剤には、アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、双性イオン界面活性剤および両性界面活性剤が挙げられる。
ヘアシャンプー組成物およびヘアコンディショナー組成物のためのカルボン酸ポリマー増粘剤。これらの架橋ポリマーは、アクリル酸、置換アクリル酸、ならびにこれらのアクリル酸および置換アクリル酸の塩およびエステルから誘導される1種以上のモノマーを含む。ここで、架橋剤は2個以上の炭素−炭素二重結合を含み、多価アルコールから誘導される。本明細書において有用なカルボン酸ポリマー増粘剤の例は、カルボマー、アクリレート/C10からC30アルキルアクリレートクロスポリマーおよびこれらの混合物からなる群から選択された増粘剤である。本発明の組成物は、組成物の全重量%を基準にして約0.025から約1重量%、より好ましくは約0.05から約0.75重量%、最も好ましくは約0.10から約0.50重量%のカルボン酸ポリマー増粘剤を含むことが可能である。
本発明の組成物の種々のキャリア成分を乳化するための乳化剤。好適な乳化剤の種類には、ポリエチレングリコール20ソルビタンモノラウレート(Polysorbate20)、ポリエチレングリコール5ソヤステロール、Steareth−20、Ceteareth−20、PPG−2メチルグルコースエーテルジステアレート、Ceteth−10、Polysorbate80、セチルホスフェート、カリウムセチルホスフェート、ジエタノールアミンセチルホスフェート、Polysorbate60、グリセリルステアレート、PEG−100ステアレートおよびこれらの混合物が挙げられる。乳化剤は、個々にまたは2種以上の混合物として用いることが可能であり、組成物の全重量を基準にして約0.1から約10重量%、より好ましくは約1から約7重量%、最も好ましくは約1から約5重量%を構成することが可能である。
ビタミンおよびビタミンの誘導体(例えば、アスコルビン酸、ビタミンE、トコフェリルアセテート、レチノイン酸、レチノールおよびレチノイドなど)。
カチオン性ポリマー(例えば、グアールヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドおよびヒドロキシプロピルグアールヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドなどのカチオン性グアールガム誘導体、Jaguar(登録商標)シリーズとしてRhone−Poulencから入手できる)。
保存剤、酸化防止剤、キレート化剤および金属イオン封鎖剤、ならびに芳香剤、着色剤、毛髪栄養剤およびエッセンシャルオイルなどの美観成分。
本発明は、上述したようにスタイリング組成物を髪に適用することにより髪をスタイリングする方法も含む。
以下の非限定的な実施例は本発明の好ましい実施態様を更に例示する。関連する全ての百分率は、特に断りがないかぎり全重量を基準にした重量による。
接着強度分析
髪接合部上にピペットで移した(好ましい材料として上述したような)本発明のABAブロックコポリマーを用いて固形物3%の配合物1μlを調製した。以下の接着強度を得た。
Diastron MTT600パラメータ:%伸び=100
速度(mm/分)=10
最大力(g)=200
ゲージ力(gmf)=2
温度=25℃
Figure 2006522042
ポリマーの非第四級化変種は第四級化変種より優れた接着強度データを与えた。
(実施例1、2および比較例A)
以下のポンプ式スプレー組成物を調製した。
Figure 2006522042
ポリマーDC17およびポリマーDC20は上で記載された通りである。
SCJポリマーは市販されているスタイリングポリマー、ポリ(エチルメタクリレート−co−メタクリル酸−co−ブチルアクリレート)である。
市販のシャンプーで頭を2回洗浄することにより組成物を試験した。頭髪をベルクローローラに入れ、フードドライヤーの下で20分にわたり乾燥させてスタイルを固定する。ローラを注意深く取り外し、初期スタイル写真撮影済みAシールドを頭の半分上に置き、6個のポンプのためのポンプ式スプレーから組成物をポンピングして、残りの半分を実施例で処理した。シールドを頭の処理済み側上に置き、頭の第2の半分を同じ方式で第2の実施例で処理した。試験全体を通して写真を撮影する。制御された環境下でSanyo Gallenkamp Chamberを用いて30分にわたりスタイル保持をスタイリストによってモニターさせる。
条件 21〜22℃/湿度34〜35%
Figure 2006522042
条件 25〜27℃/湿度41〜46%
Figure 2006522042
(実施例3から8)
以下は本発明による組成物の実施例である。
実施例において用いた材料は以下を含む。
材料 供給業者 機能
SiliconeエマルジョンX2 1787(商標) Dow Corning コンディショニング
VOLPO CS50(商標) Croda Chemicals 界面活性剤
Sepicide LD(商標) Seppic 保存剤
Cremophor RH410(商標) BASF 安定剤
Silicone DC200/DC24S(商標) Dow Corning コンディショニング
Silwet L7602/L−720(商標) Union Carbide 界面活性剤
CAP40(商標) Calor Gas 噴射剤
Carbopol 980(商標) BF Goodrich 構造化剤
Jaguar HP−105(商標) Rhodia コンディショニング
Silicone Fluid245(商標) Dow Corning コンディショニング
エタノールはSD Alcohol 40−B(92%活性)である。
(実施例3)
スタイリングムースを以下の通り配合する。
Figure 2006522042
(実施例4)
ヘアスプレーを以下の通り配合する。
Figure 2006522042
(実施例5)
ポンプ式スプレーを以下の通り配合する。
Figure 2006522042
(実施例6)
スタイリングジェルを以下の通り配合する。
Figure 2006522042
(実施例7)
voc55%の噴射エアロゾル組成物を以下の通り配合する。
Figure 2006522042
(実施例8)
voc55%のポンプ式ヘアスプレーを以下の通り配合する。
Figure 2006522042

Claims (16)

  1. i)A群がポリ(アミノアルキルメタクリレート)ブロックで構成され、B群がエチレン性不飽和カルボキシレートから誘導されるABAブロックコポリマーを含むポリマー、および
    ii)化粧品的に許容できる希釈剤またはキャリア
    を含むヘアケア組成物。
  2. 前記ポリマーのA群はポリ(2−(ジメチルアミノ)エチルメタクリレート)ブロックである、請求項1に記載のパーソナルケア組成物。
  3. 前記ポリマーのB群は酢酸ビニルから誘導される、請求項1または2に記載のパーソナルケア組成物。
  4. 全ポリマーの分子量Mは5,000から500,000である、請求項1から3のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
  5. 前記ポリマーの各Aブロックの分子量Mは1,000から100,000である、請求項1から4のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
  6. 前記ポリマーの各Bブロックの分子量Mは1,000から200,000である、請求項1から5のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
  7. 前記ポリマーは、水、エタノールおよびこれらの混合物から選択された溶媒に可溶性である、請求項1から6のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
  8. 芳香剤または香料を更に含む、請求項1から7のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
  9. ヘアスタイリング組成物である、請求項1から8のいずれか1項に記載の組成物。
  10. 0.1から10重量%の前記ポリマーを含む、請求項1から9のいずれか1項に記載の組成物。
  11. 追加のヘアスタイリングポリマーを更に含む、請求項1から10のいずれか1項に記載の組成物。
  12. 0.01から7.5重量%の界面活性剤を更に含む、請求項1から11のいずれか1項に記載の組成物。
  13. 30重量%以下の噴射剤を更に含む、請求項1から12のいずれか1項に記載の組成物。
  14. 0.01から10重量%の構造化剤または増粘剤を含むヘアスタイリングクリームまたはヘアスタイリングジェルである、請求項1から13のいずれか1項に記載の組成物。
  15. 請求項1から14のいずれか1項に記載の組成物を髪に適用することを含む、髪をトリートメントする化粧方法。
  16. 美髪用トリートメントのための、請求項1から16のいずれか1項に記載の組成物の使用。
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