JP2006521050A - インターネットプロトコルデータパケットの通信の通信装置及び通信方法 - Google Patents

インターネットプロトコルデータパケットの通信の通信装置及び通信方法 Download PDF

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Abstract

電気通信システムは、移動体であるユーザ機器と、複数の異なる種類のデータを含むペイロードデータを搬送するインターネットデータパケットを通信する。システムは、ゲートウェイサポートノード(GGSN)と、サービスサポートノード(SGSN)と、無線ネットワークコントローラ(RNC)とを備える。ゲートウェイサポートノード(GGSN)及びユーザ機器(UE)の少なくとも1つは、各データパケット内のペイロードデータを解析し、ペイロード内の異なるデータの種類の数及び各異なる種類のデータ内のシンボルの数を示す情報を提供する無線アクセスベアラのサブフローインディケータを生成し、サブフローインディケータを含むトランスポートフレームを生成する。データパケットは、サブフローインディケータを検出し、サブフローインディケータに基づいて、異なるデータフィールドからのデータを、異なるデータの種類に適するサービスパラメータの異なる品質を提供する異なる無線アクセスベアラを介して通信するように準備することによって、無線ネットワークコントローラとユーザ機器の間で通信される。

Description

本発明は、モバイル通信ユーザ機器へ/からインターネットデータパケットを通信するための機能を提供する電気通信システムに関連する。
例えば、モバイル機器のためのグローバルシステム(Global System for Mobiles:以下、GSMという。)及びユニバーサルモバイル電気通信システム(Universal Mobile Telecommunications System:以下、UMTSという。)等の移動体無線ネットワークは、回線交換モード又はパケット交換モードでデータを通信するための機能を提供できる。回線交換モードでは、呼の全体に亘る論理的な通信チャンネルに、物理的な通信チャンネルを割り当てる。一方、データパケット通信については、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service:以下、GPRSという。)が開発されている。GPRSは、例えば、インターネットパケット(IP)等のデータパケット通信のためにネットワーク及び無線リソースを最適化することを試みるパケット指向サービスをサポートする。GPRSは、モバイル無線システムの回線交換アーキテクチャに関連する論理的なアーキテクチャを提供する。
モバイル通信のユーザ機器(user equipment:以下、UEという。)と、データパケット通信ネットワークとの間でデータを通信するためのシステムは、移動通信ネットワークを介して、データパケット通信ネットワーク及びユーザ機器の間でデータパケットを通信するためのインタフェースを提供するゲートウェイサポートノード(gateway support node:以下、GGSNという。)と、電気通信ネットワークの無線リソースを制御する無線ネットワークコントローラ(radio network controller、以下、RNCという。)を用いて、ゲートウェイサポートノード及びユーザ機器の間でデータパケットの通信を制御するサービスサポートノード(service support node:以下、SGSNという。)とを備える。
データパケットは、データパケットのペイロードに関連するサービス品質(quality of service:以下、QoSという。)パラメータの単一の所定の組に基づいて、RNCによって確立された単一の無線アクセスベアラを用いてUEからGGSNに、又はGGSNからUEに伝送される。移動通信ネットワークによって提供される、UE及びRNCの間でデータパケットを通信するための無線リソースは、貴重なリソースであり、例えば、ネットワークの現在の負荷に基づいて、特定の無線アクセスベアラをサポートできるか否かが制約されることもある。したがって、本発明の目的は、可能な限り効率的に無線リソースを利用することである。
R. Steele, C-C Lee and P. Gould,"GSM, cdmaOne and 3G Systems," published by Wiley International ISBN 0 471 491853 3GPP TS 26.202 V5.1.0 (2002-09) 3GPP TS 23.107 3GPP TS 26.201 V1.1.0 (2000-12) 3GPP TS 24.008
本発明は、移動体であるユーザ機器に、複数の異なる種類のデータを含むペイロードデータを搬送するインターネットデータパケットを通信する機能を提供する電気通信システムを提供する。インターネットパケットデータは、ユーザ機器に送信してもよく、ユーザ機器から受信してもよく、ユーザ機器と送受信してもよい。インターネットデータパケットは、複数の異なる種類のデータを含むペイロードデータを搬送する。この電気通信システムは、ユーザ機器とデータパケット通信ネットワークとの間でデータパケットを通信するためのインタフェースを提供するゲートウェイサポートノードと、サービスポートノードとを備える。サービスポートノードは、ユーザ機器とデータパケットを通信するための無線アクセスベアラを提供する無線ネットワークコントローラを用いて、ゲートウェイサポートノードとユーザ機器との間でデータパケットを通信する。ゲートウェイサポートノード及びユーザ機器の少なくと一方は、各データパケット内のペイロードデータを解析し、複数の異なるデータの種類の数及び各異なる種類のデータ内のデータシンボルの数を判定し、ペイロード内の異なるデータの種類の数及び各異なる種類のデータ内のシンボルの数を示す情報を提供する無線アクセスベアラのサブフローインディケータを生成し、各データパケットのペイロードデータをサブフローインディケータに結合することによって、各データパケットのために、サービスサポートノードを介して、ゲートウェイサポートノードと無線ネットワークコントローラの間で各データパケットを通信するために用いられるトランスポートフレームを生成し、データパケットは、サブフローインディケータを検出し、サブフローインディケータに基づいて、異なるデータフィールドからのデータを、異なるデータの種類に適するサービスパラメータの異なる品質を提供する異なる無線アクセスベアラを介して通信するように準備することによって、無線ネットワークコントローラとユーザ機器の間で通信される。
インターネットデータパケットのペイロードは、重要度の異なる特性及び/又は異なるレベルを有する異なる種類のデータを含むことがある。ペイロードの通信のためにQoSパラメータの単一の組を用いることは、例えば、データの種類にかかわらず、ペイロードの全てのデータについて、同じビット誤り率が保証されることを意味する。低いビット誤り率でデータを伝送するためには、より広い帯域幅が必要であり、この結果、例えば、データの重要度が比較的低い場合、無線リソースが無駄に消費される。データパケットに関連するQoSパラメータの単一の組は、ペイロードの最も重要なデータが高い信頼度で宛先に確実に到着することを保証しなくてはならない。電気通信システムは、ペイロードの伝送のために無線リソースを割り当てる際、データパケットのペイロード内のデータビットのデータの種類を判定することができない。したがって、双方向に及び/又はGGSN及びUEに/からデータパケットをトランスポートする従来の装置では、特に、データパケットのペイロードが異なる種類の特徴を有し及び/又は重要度が均等ではない異なる種類のデータを含む場合、無線リソースを効率的に利用することができなかった。
本発明の実施形態は、例えば、汎用パケット無線方式に基づいて動作する移動体無線ネットワークである既存のアーキテクチャに基づく無線ネットワークコントローラの形式を実質的に変更することなく、ゲートウェイサポートノードに/からユーザ機器から/に(ゲートウェイサポートノードとユーザ機器の間で)異なる種類のデータを搬送するインターネットプロトコルデータパケットを効率的にトランスポートするための構成を提供する。
本発明の様々な更なる側面及び特徴は、添付の特許請求の範囲に定義されており、これらの側面には、インターネットデータパケットの通信方法、ゲートウェイサポートノード、移動体であるユーザ機器及び無線ネットワークコントローラが含まれる。
ボイスオーバIP
ボイスオーバIP(VoIP)は、公衆交換電話網(public switched telephone network:PSTN)のコミットされた回線を用いず、インターネットプロトコルを介して、デジタルボイスデータをパケットで伝送する。VoIP及び関連するプロトコルは、本出願の図1〜図3に示されており、より詳しくは、添付資料1に開示されている。
VoIPプロトコルスタックの構造を図1に示す。プロトコルスタックは、物理層110と、データリンク層120と、インターネットプロトコル(internet protocol:以下、IPという。)層130と、ユーザデータグラムプロトコル(user datagram protocol:以下、UDPという。)層140と、実時間プロトコル(real-time protocol:以下、RTPという。)層150と、ボイス層160とを含む。更なる詳細は、添付資料1に開示されている。
図2は、UDPデータパケットの構造を示している。UDPパケットの各フィールドのコンテンツは、添付資料1に詳細に開示されている。
図3は、IPデータパケットの構造を示している。IPパケットの各フィールドのコンテンツは、添付資料1に詳細に開示されている。
モバイルパケット無線ネットワークアーキテクチャ
データパケット通信をサポートする移動体無線ネットワークの例示的なアーキテクチャを図4に示す。図4で用いている用語及びアーキテクチャは、UMTSのために用いられ、第3世代の移動体通信システムの標準化プロジェクト(Third Generation Partnership Project:以下、3GPPという。)によって管理される3Gのために提案された用語及びアーキテクチャに対応している。図4に示すように、ゲートウェイGPRSサポートノード(Gateway GPRS Support Node:以下、GGSNという。)は、データパケットネットワーク(Packet Data network:以下、PDNという。)302に接続されている。PDNは、インターネットプロトコル(IP)を用いてパケットとして通信されたデータを含む。GGSNと外部ネットワークとの間のインタフェース304には、標準化されたGiのラベルを付している。但し、これ以外の更なる側面も標準化されている。また、GGSNには、標準化されたGn/Gpのラベルが付されたインタフェース368を介して、サービスGPRSサポートノード(Serving GPRS Support Node:以下、SGSNという。)306が接続されている。
GGSN及びSGSNは、GPRSをサポートする必要がある2つのネットワークコンポーネントである。GGSNは、外部のデータパケットネットワーク(PDN)と、GPRSをサポートするモバイルネットワークとの間のゲートウェイとして機能する。GGSNは、受け取ったIPデータパケットを、移動通信ネットワークによって提供された無線アクセス設備を介してデータを受け取る、モバイル機器である特定のUEに用いられるSGSNにルーティングするために十分な情報を含んでいる。例えば、一実施形態においては、3GPP規格によって定義されている汎用陸上無線アクセスネットワーク(Universal Terrestrial Radio Access Network:以下、UTRANという。)方式に基づいて無線アクセス設備が提供される。SGSNは、SGSNが同じ公衆陸上移動体ネットワーク(Public Land Mobile Network:以下、PLMNという。)内にある場合、Gnインタフェースを介して、GGSNに接続され、Gpインタフェースを介して、他のPLMNに属するGGSNに接続される。
SGSNは、移動体無線ネットワークによってサポートされた領域内で移動するUEの移動性管理(mobility management)を提供する。この目的で、SGSNは、ホーム位置レジスタ(Home Location Register:以下、HLRという。)310にアクセスする。SGSNは、UTRAN無線アクセス設備を介して、モバイルユーザUE316、318と通信を行うために、データパケットを無線ネットワークコントローラ(RNC)312、314にルーティングするよう構成されている。UTRAN無線アクセス設備は、移動通信ネットワークの領域の無線通信可能範囲を提供する基地局を構成するノードB装置320、322、324、326、328によって提供される。Iubのラベルが付されている、各RNC312、314と、ノードB装置320、322、324、326、328との間のインタフェース330、332、334、336、338は、確立されている又は開発中の規格に従う。一方、Iu−psのラベルが付されている、SGSNと、各RNC312、314との間のインタフェース340、342は、開発中の規格に従う。
重要度が異なるデータの通信
本発明の実施形態は、IPパケットのペイロード内のデータの重要度に応じて無線リソースを最適化するように、UE316、318に/から、IPパケットの形式でデータを通信する機能を提供する。IPパケットを介して通信されるデータは、重要度が均等ではない、異なるパラメータ又はフィールドを有するセクションを含む場合がある。重要度が均等ではないフィールドを有するデータの一具体例としては、例えば、ARMコーデックによって生成されたデータ等の音声符号化されたデータフレームがある。
AMR音声コーデックは、異なる種類の特徴を有し、及び/又は重要度が等しくない、異なる種類のデータフィールドを含む所定の長さのデータフレームを生成することが知られている。このような音声コーデックの具体例は、欧州電気通信標準化機構(European Telecommunications Standards Institute:以下、ETSIという。)によって標準化され、3GPPによって異なるレートに指定されている適応型マルチレート音声(Adaptive Multi-Rate Speech:以下、AMRという。)コーデックとして知られている(非特許文献2参照)。AMRは、Aビット、Bビット、Cビットと呼ばれる異なる重要度を有する最大3個のデータフィールドを有するデータフレームを提供する。Aビットは、音声を理解できる程度の基本レベルのオーディオ情報を提供するが、話者を特定するために十分なレベルの忠実度は有していない。Bビット及びCビットは、更に高いレベルの忠実度を提供する。ここで、Aビット、Bビット及びCビットの数は、データフィールドを通信するために利用可能な無線リソースに基づいて適応化することができる。このため、各異なるフィールドに異なるQoSを適用でき、このようなフィールドの具体例は、UMTS用に広帯域AMR(wideband AMR:以下、AMR−WBという)符号化されたフレームとして、非特許文献2に開示されている。AMR−WBについては、広帯域UMTSを介して通信できるデータの容量が制限されているため、Cビットを使用しない。
AMRデータフレームの3つのフィールドのそれぞれにおけるデータビット数を判定するために、回線交換モバイルネットワークのモバイル交換局は、無線アクセスベアラサブフローコンビネーションインディケータ(Radio Access Bearer sub-Flow Combination Indicator:以下、RFCIという。)を生成する。したがって、パケットベースの移動通信ネットワークには、対応するRFCIが必要である。本発明の実施形態として後述するように、IPパケットによって搬送されるAMRデータフレームに関しては、GGSNは、AMRフレームの異なるフィールドについて、データビットを特定し、適切なRFCIを提供する必要がある。
図5は、図4に示すGPRSをサポートするモバイルネットワークの構成を概略的に示している。図5に示す構成は、本発明の実施形態に基づき、IPパケットを介して、重要度が均等ではないフィールドを含むペイロードデータを通信するピアツーピア通信パスを提供する。IPパケットは、図4に示すモバイルネットワークのGGSN300、SGSN306及びRNC314を介して、UE350、352の間で通信される。図5に示すように、RNC及びUEの間で、IPパケットによって搬送されるデータは、AMR音声符号化データフレームのA、B及びCの3つのフィールドを含む。
GGSN及びSGSN内のプロトコルに関して、UEに送信され、及びUEから受信されるIPパケットは、データパケットユニット(Packet Data Unit:以下、PDUという。)を構成する。PDUの形式は、GGSN、SSGN、RNC及びノードB装置内で、プロトコルにとって既知でなければならない。PDUは、GPRSネットワーク内で通信されるパケットの形式を指す総称的な用語である。なお、PDUは、UTRANのRLCに通信されるデータパケットについて言及する場合、サービスデータユニット(Service Data Unit:以下、SDUという。)と呼ばれ、コアネットワーク内の特にSGSN及びGGSNの場合には、PDUは、通常、データパケットを指す。
本発明の実施形態は、無線リソースの利用効率を高めるように、無線アクセスネットワークを介して、IPパケットの形式でデータを通信する機能を提供する。このために、パケットアクセスをサポートする移動体無線ネットワークの一部は、異なるレベルの重要度を有する異なるデータフィールドを特定するように適応化され、データの種類に対応した異なるQoSを提供するサブフローを有する無線アクセスベアラを確立する。これは、IPパケット情報が、例えば、AMRコーデックによって生成された、音声符号化された情報を搬送する場合、UTRANは、データの相対的な重要度に一致するように、無線アクセスベアラを適応化する必要があるためである。各無線ベアラは、相対的な重要度及び異なるデータフィールドの特徴に基づいて、最適化される。
3GPP規格仕様書、3GPP TS23.107(非特許文献3)に定義されているように、現在のところ、コンベンショナル、インタラクティブ及びバックグランドクラスと呼ばれる4つの異なるQoSタイプがある。本発明の実施形態では、それぞれが異なるQoSを提供する複数のサブフローを有する無線ベアラの要求を含むようにPDPコンテキストアクティブ化要求を適応化する。各サブフローについて無線アクセスベアラを提供する一具体例として、各サブフロー無線アクセスベアラに不均一誤り保護(Un-equal Error Protection:以下、UEPという。)を提供してもよい。これについては、以下のセクションで更に詳細に説明する。
PDPコンテキストアクティブ化
図6は、3つの異なる種類のボイスデータのQoSパラメータの制御プレーン通信のための装置の構成を示している。この構成は、ユーザ機器(UE)352と、無線ネットワークコントローラ(RNC)314と、汎用パケット無線サービス(GPRS)サポートノード(SGSN)306と、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)300とを備える。
UE352は、少なくとも1つのUMTS加入者識別モジュールを有するモバイル機器の1つである。UMTSセッションマネージャ412と呼ばれるアプリケーションは、無線リソースへのアクセスのためにSGSN430と交渉する機能を担っている。アクセスは、データパケットプロトコル(Packet Data Protocol:以下、PDPという。)を用いて調停される。ユーザがデータを送信できるようにするためには、UE352、SGSN306及びGGSN300において「PDPコンテキスト」をアクティブ化する必要がある。PDPコンテキストのアクティブ化は、要求された宛先ネットワークへのログオンに類する処理であり、ユーザ機器352の上のアプリケーションによって開始される。
無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller:以下、RNCという)314は、無線リソースの使用及び完全性を制御する。RNC314は、無線リソース制御(Radioi Resource Control:以下、RRCという)層422と、無線リンク制御(Radio Link Control:以下、RLCという)層424と、メディアアクセス制御(Media Access Control:以下、MACという)層426と、物理層428との4つの別個の層に分離することができる機能を提供する。
RRC層422は、制御プレーンにおいて、SGSN306と交渉し、SGSNからのRABセットアップ要求に基づいて、無線リソースへのアクセスを確立する。RLC層424は、制御データを単に通過させるのではなく、ユーザデータのための接続を確立する。MAC層426は、各データフローのデータがどのように伝送されるかを決定する。例えば、MAC層426は、データフローのために、専用チャンネル又は共有チャンネル(帯域幅の消費量が少ない)の割当及び管理を担う。無線アクセスベアラ(RAB)サブフローは、MAC層426によって割り当てられる。物理層428は、データを、伝送媒体に渡される電子パルス又はアナログパルスのストリームに変換し、及びデータ伝送を監視する。また、物理層428は、例えば、出力データストリームに適切なエラー訂正符号を適用する役割も担っている。例えば、物理層428は、MAC層426によって定義された各RABサブフローに対し、異なるエラー訂正符号化レベルを適用できる。
SGSN306は、所望のデータリンクのためにユーザアプリケーションによって要求されたQoSを指定するPDPコンテキストアクティブ化要求メッセージをUE352から受け取る。SGSN306は、特定のQoSパラメータに基づいて、無線アクセスについてRNC314と交渉する。SGSN306は、関連する登録された各加入者のパケット交換サービスについて、加入者情報及び位置情報を保存する。QoS情報は、無線アクセスネットワークアプリケーションパート(Radio Access Network Application Part:以下、RANAPという。)プロトコルと呼ばれる信号プロトコルを用いて、SGSN306からRNC314に供給される。
RANAPは、コアネットワーク(すなわち、SGSN306)とUTRANとの間のインタフェースのためのプロトコルをシグナリングする無線ネットワーク層である。UTRANは、RNC及びノードBを含むUMTSネットワークの一部である。RANAPは、RNC314とSGSN306の間で送受されるパケット交換データのシグナリングを処理する。また、RANAPは、RNC314とモバイル交換点(図示せず)との間で送受される回線交換データのシグナリングも処理できる。RANAPが実行できる包括的な機能としては、例えば、ページング等、コアネットワークからの包括的なUTRAN手続き実現する機能、モバイル固有のシグナリング管理のために、プロトコルレベル上で各UEを分離する機能、非アクセスシグナリングを送信する機能、無線ネットワークサブシステムリロケーションを行う機能、及び様々な種類のUTRAN無線アクセスベアラ(RAB)を要求し、管理する機能等がある。本発明では、SGSNは、RANAPを用いて、PDPコンテキストアクティブ化要求に含まれているQoSデータに基づいて、RNC314における無線アクセスベアラサブフローの確立を要求する。
GGSN300は、UMTS無線パケットバックボーンと、外部のデータパケットネットワークとの間のインタフェースとして機能し、すなわち、データネットワークと、IPネットワークとの間のインタフェースを提供する。Giインタフェースを介して、GGSNが受け取ったパケットは、対応するSGSN306に供給される。この目的で、GGSN300は、ユーザプロファイルの現在のSGSNアドレスをロケーションレジスタに保存する。また、GGSN300は、少なくとも1つのアクティブなPDPコンテキストを有する各加入者の加入者情報及びルーティング情報を保存する。
図6に示す構成における制御プレーン通信シーケンスの例示的な動作のフローチャートを図7に示す。ステップ510において、UE352のユーザアプリケーションは、UMTSセッションマネージャ412を介してPDPコンテキスト要求アクティブ化を開始する。コンテキストアクティブ化手続きは、それ自体、無線リソースの割当を必要とする。ステップ512において、UE352は、「PDPコンテキストアクティブ化」要求をSGSN306に送信する。PDPコンテキスト要求に含まれる情報要素は、AビットのQoSパラメータを特定するために必要なフィールドと、Bビット及びCビットの独立したQoSパラメータを特定する更に2つの任意のフィールドとを有する。PDPコンテキストアクティブ化メッセージは、更に、接続が要求された外部ネットワークのアクセスポイント名と、ユーザ識別情報と、IPコンフィグレーションパラメータとを含む。SGNS306は、ステップ514において、PDPコンテキスト要求を受け取り、加入者記録に基づいてユーザを検証する。要求が有効である場合、SGSN306は、ドメイン名サーバ(図示せず)に要求されたアクセスポイント名を含むクエリを送る。ステップ516では、ドメイン名サーバは、供給されたアクセスポイント名情報を用いて、外部ネットワークへの必要な接続を提供する少なくとも1つのGGSN300のアドレスを判定する。選択されたGGSN300のIPアドレスは、SGSN306に供給される。ステップ518では、SGSNは、供給されたGGSNIPアドレスに基づき、GPRSトンネルプロトコルを用いてGGSN300に仮想接続チャンネルを要求する。接続トンネルは、カプセル化されたユーザデータを送信することができる予め定義された仮想チャンネルである。GGSNは、ステップ522において、接続トンネル要求を受け取り、要求されたトンネルを確立し、UE352に伝えるべきIPアドレスを返す。これにより、UE352とGGSN300の間で仮想接続が確立される。更に、GGSN300は、接続トンネルと、外部ネットワークへの物理インタフェースとの関連付けも行う。これにより、UE352と外部ネットワークの間でデータ伝送が可能になる。
図8は、ボイスデータのAビット、Bビット及びCビットの個別のQoS要求に基づいて、無線リソースを割り当てるためにSGSN306とRNC314の間で行われる制御プレーン折衝処理のフローチャートである。ステップ530において、Aビット、Bビット及びCビットのそれぞれについて、3組の独立したのQoSパラメータを特定するPDPコンテキスト情報要素を受け取ると、SGSN306は、ユーザアプリケーションによって要求されたデータ転送のために無線アクセスベアラのセットアップを要求するRANAP要求をRNC314に送る。ステップ532において、RNC314のRRC層422は、RANAP要求を受け取り、MAC層426にこの要求を渡す。MAC層426は、ステップ534において、Aビット、Bビット及びCビットのそれぞれについて、3つの独立したRABサブフローを確立する。各サブフローは、予め定義された選択されたサブフローのカテゴリは、RANAPによって、3つのボイスカテゴリのいずれかに特定される。そして、ステップ536において、3つのサブフローのそれぞれの物理層パラメータを設定する。具体的には、3つのサブフローのそれぞれに、異なるレベルの誤り保護を適用する。
不均一誤り保護(すなわち、ボイスデータビットの異なるクラスに対する異なるレベルの誤り保護)をサポートするために、各クラスのボイスビット(Aビット、Bビット及びCビット)について、複数のQoSパラメータを個別に構成する必要がある。SGSN306は、PDPコンテキスト要求内の情報に基づいて、RAB割当処理を開始する。そして、RNC314は、QoSパラメータに基づいて、UMTS無線アクセスベアラを確立する。1つのPDPコンテキスト要求につき、1つのRABしか割り当てることができないが、単一のRABは、1つ以上のRAB調整されたサブフローに分割される。表1は、QoSに関連する様々なRABサービス属性及びこれらに対応するRABサービス属性値を示している。この表は、広帯域適応型マルチレートコーディングのためのRABパラメータを示している(非特許文献2の表5.1参照)。この技術では、所定のRABパラメータを、回線交換ボイスと同様に、のようにパケット交換ボイスに用いることができる。表1に示すように、第1のRABサブフローは、Aビットに関連し、第2のRABサブフローは、Bビットに関連する。第1のRABサブフローのための残りのビット誤り率(residual bit error ratio)は10−6であり、第2のRABサブフローのための残りのビット誤り率は10−3である。これは、Aビットに適用されるエラー訂正レベルがBビットに適用されるエラー訂正レベルより高いことを反映している。サービスデータユニット(SDU)フォーマットでは、5つの所定の音声コーデックデータフレームタイプのそれぞれ(1〜5)について、ボイスデータクラスA、B、Cのそれぞれに異なるビット数を割り当てる。W−AMRの各フレームタイプのためのビット割当の具体例を表2に示す。このデータセットは、非特許文献3から引用した。RABサブフローの数と、例えば、残りのビット誤り率、誤りを含むSDUの配信等、これらに関連する属性は、SGSN430におけるRAB確立の段階で、PDPコンテキスト要求の情報要素に基づいて定義される。図6に示すように、RABサブフロー属性は、RANAP無線アクセスベアラ確立要求を用いて、RNC314にシグナリングされる。1つのRABサブフローコンビネーション(RAB sub-flow combination:以下、RFCという。)の全てのサブフローのビットの総数は、対応する汎用広帯域AMRコーデックモード(フレームタイプに関連している)について、表2に指定されているAビット、Bビット及びCビットへのビット割当の合計に対応する必要がある。非特許文献2から引用する表3は、データの相対的な重要度に基づく各RABサブフローにおけるビット数の設定例を示している。
図12は、非特許文献5に開示されているように、単一の無線アクセスベアラについて、QoSパラメータを指定する既知のQoS情報要素のデータ構造を示している。この情報要素は、所定の無線アクセスベアラに関連する様々なQoSパラメータを指定するデータの13個のオクテットを含んでいる。
図13は、第1の無線アクセスベアラのQoSパラメータを指定し、及び個別のRABサブフローのために2つの異なるQoSパラメータを指定する更なる任意のデータフィールドを有する本発明に基づくPDPコンテキスト情報要素のデータ構造を示している。図12に示す既存の標準のQoS情報要素におけるオクテット5の予備ビット5〜8は、図13に示すように、本発明に基づく変更されたQoS情報要素においては、任意のQoS情報ビットとして利用される。改善されたQoS情報要素は、2つの更なる任意のフィールドを含む。任意のフィールド1は、情報要素のオクテット14〜22を占める。オクテット14〜22は、オクテット5〜オクテット14と同じフォーマットを有する。任意のフィールド2は、情報要素のオクテット23〜31を占める。オクテット23〜31も、オクテット5〜オクテット14と同じフォーマットを有する。オクテット5のビット8は、ゼロに設定され、これは、如何なる任意のデータフィールド1又は任意のデータフィールド2も存在しないことを示している。また、オクテット5のビット8は、1に設定され、これは、情報要素内に、少なくとも任意のフィールド1と、可能性として任意のフィールド2が存在していることを意味する。QoSの任意のフィールド1は、AビットのRABサブフローのQoSパラメータを指定するために用いることができ、任意のフィールド2は、BビットのRABサブフローのQoSパラメータを指定するために用いることができる。
ユーザプレーン適応化
図14は、IPパケットのペイロード内の各データフィールドに無線アクセスベアラを確立した後に、GGSN300、SGSN306、RNC314及びUE352内で、これらのIPをUEと送受するために適応化されたプロトコルスタックを示している。
GGSN300、SGSN306及びRNCは、リンク層において、ユーザデータ(GTP−U)及びシグナリングデータ(GTP_C)の両方を通信するためのGPRSトンネルプロトコル(GPRS tunnelling protocol:以下、GTPという。)を有する。GTP−Uは、GGSNと、SGSNと、RNCとの間でユーザデータをトンネリングする。トランスポートプロトコルは、GGSN、SGSN及びRNCを介してGTPデータユニットを搬送する。一実施形態では、Iu−psインタフェースに亘るこれらのデータ単位をIu−psフレームと呼ぶ。Iu−psフレームの構造を図15に示す。Iu−psフレームは、RABサブフローコンビネーションインデクス(RAB sub-flow combination index:RFCI)部830と、IP/UDP/RTPヘッダ部832と、適応マルチレート符号化されたボイスデータのVoIPペイロード834とを含む。トランスポートプロトコルは、インターネットプロトコルを用いて、GGSNからUEにIu−psフレームを通信するユーザデータグラムプロトコル(UDP)を含む。基本的には、図14に示すように、GTP−Uは、下位層のプロトコルを用いて、SGSN及びRNCの間でIu−psフレームを搬送する。これは、非特許文献1に開示されており、GRPS/UMTSアーキテクチャの当業者に知られている技術であるため、ここでは詳細には説明しない。ここで、RNC及びUEでIPパケットを通信するためのプロトコル及び層を表す、図14で用いた略語を以下に説明する。
RNCについて
層800は、インターネットプロトコルを用いてパケット形式でデータを通信するIPトランスポート層である。
層803は、ユーザデータグラムプロトコルを用いてIPパケットをトランスポートする制御プロトコル層である。
層804は、GTP−Uプロトコルである。
層806は、無線アクセスベアラを介したトランスポートのために、ネットワークレベルのプロトコルを無線リンク制御(RLC)層等のリンク層プロトコルにマッピングするデータパケットコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol:以下、PDCPという。)層である。PDCPは、IPヘッダを圧縮及び伸張できる。ヘッダ圧縮法は、例えば、RTP/UDP/IP等、用いられる特定のネットワーク層、トランスポート層及び上位層プロトコルに固有である。
層808は、PDCP層から無線アクセスベアラにデータをマッピングするRLC層である。
層810は、各無線アクセスベアラからのデータをUTRANの物理的な無線チャンネルにマッピングするメディアアクセスコントロール(MAC)副層である。
UEについて
層812PHYは、RNCから、ノードB装置を介して、UTRANに基づいて提供された物理的な無線チャンネルの伝送を含む物理層を表す。
層814は、RNCのMAC層に対応するMAC層である。
層816は、RNCのRLC副層に対応するRLCである。
層818は、RNCのPDCP層に対応するPDCP副層である。
GGSN300は、図4及び図5に示すように、外部ネットワークからIPパケットを受け取り、GTPUを介して、SGSNにこれを転送する。SGSN306内のIP処理副層824は、IPデータパケットフィールドを解析し、重要度が異なるデータフィールド内に含まれるビットの数を特定する。一例として、AMR音声コーデックからのデータフレームの場合、この解析により、各フィールド内の所定数のビットに基づいて、Aフィールド、Bフィールド及びCフィールド内のビット数が特定される。IP処理副層は、異なるフィールド内に存在するビット数からRFCIフィールドを生成し、他方のネットワーク構成要素SGSN、RNC、UEのそれぞれに、データフレームが、所定の組のデータフォーマットのうちのどのデータフォーマットを表しているかに関する指示を提供する。この情報に基づき、重要度が異なる各データフィールドを適切な無線アクセスベアラにマッピングすることができる。
IP処理副層824は、IPペイロードを解析する。RNC内のPDCPは、IPデータパケットのヘッダを圧縮する。SGSNは、ビットフォーマットを知ると、RFCIを生成し、次に、Iu−psフォーマットを生成することができる。
Iu−psフレームは、IP処理副層824によって、RFCI及びSDUから生成される。したがって、Iu−psフレームは、SGSN306を介して、RNC314に伝送でき、RNCのIPトランスポート層800、UDP層802を介して、GTP−u層804に伝送できる形式を有する。RNCのPDPC層806内では、IPヘッダ及びUDP/RTPフィールドは、PDPC806によって取り除かれ、この後、SDU内の残りデータは、RLC及びMAC層を介して、UEにトランスポートされる。ゼロバイトヘッダ圧縮は、RFC3243に基づいて実行される。
AMRフレームのためにAビット、Bビット及びCビットを含む異なるフィールドからのデータは、無線アクセスベアラ内で異なるサブフローを介して伝送され、RABサブフローA、RABサブフローB、RABサブフローCは、各フィールドからのデータの重要度及び特徴に対応するそれぞれ異なるQoSを提供する。
本発明の実施形態の利点として、RNCのアーキテクチャを変更することなく、重要度が均等ではない異なるフィールドを有するデータを含むIPパケットからのデータを通信することができる。したがって、RNCは、SDUによって、RFCIを検出できるので、ペイロードデータを適切なベアラに対応させることができる。
UEにおいては、PHY層821、MAC層814及びRLC層816を介して通信データが渡された後に、PDCP層がデータにIP/UDP/RTPヘッダを再び適用し、これにより、IPプロトコルに準拠するIPパケットをSIPアプリケーション等のアプリケーション層352に渡すことができる。
要約すれば、例えば、AMR音声フレームを含むIPパケットは、図16及び図17に示すように、以下に説明する動作によって、移動体無線ネットワークを介してトランスポートされる。
図16は、GGSNのユーザプレーンプロトコルスタックによって、データパケットに対して実行される処理を図式的に示している。図16に示すように、GGSNにおいて、IPヘッダ852、UDP/RTPフィールド854及びAMR−WB音声符号化されたフレーム856を提供するデータフィールドを含むIPパケット850は、IP処理副層824に受け取られる。そして、受け取られたIPパケットは、矢印858によって表されるように、以下の動作に基づいて処理される。IP処理副層824は、矢印862によって示すように、AMR音声コーデックフィールド856を解析する。この解析の結果、Aデータフィールド、Bデータフィールド、Cデータフィールドのそれぞれのビット数が特定され、この情報から、AMR音声コーデックフレームを特定するRFCI866を生成することができる。矢印864によって示すように、IP処理層は、Iu−psフレーム内で独立したフィールド866を生成するために、VoIPパケットに添付されるRFCIを生成する。
そして、GGSNのIP処理副層824(図14参照)は、矢印868によって示すように、AMR音声フレームのAビット、Bビット、CビットからIu−psフレームの残りの部分を生成する。
そして、Iu−psフレームは、IPプロトコルに基づいて、GTP−Uを含む様々なプロトコル層を介して、SGSN306からRNC314にトランスポートされる。
RNC314において、GTP−Uプロトコル層804がIu−psフレームを受け取ると、Iu−psフレームは、PDCPに渡され、処理された後、無線アクセスインタフェースを介して、及びノードB装置を介してUE352に伝送される。
図17は、RNCのユーザプレーンプロトコルスタックによって、データパケット対して実行される処理を示している。図17に示すように、処理ステップ870では、RNCのPDCP層806がIu−psフレームを受け取り、IP/UDP/RTPヘッダ860を取り除いた後、矢印872によって示すように、SDUの残りの部分をRLC層808に渡す。そして、RLC層808は、矢印874によって示すように、RFCI866を用いてAデータフィールド、Bデータフィールド及びCデータフィールドを分離する。矢印876によって示すように、Aデータフィールド、Bデータフィールド及びCデータフィールドは、それぞれMAC層810内の無線アクセスベアラRAB A、RAB B及びRAB Cを介して、UE352にトランスポートされる。
UE352内では、AMR音声フレームは、PHY層812及びMAC層814を介してトランスポートされた後、RLC層816で再生される。そして、PDCP層818は、IP/UPD/RTPヘッダを再生し、UEのアプリケーション層820に渡す。
本発明の更なる様々な側面及び特徴は、添付の請求の範囲において定義されている。この請求の範囲から逸脱することなく、上述した実施の形態を様々に変更することができる。
添付資料1
ボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)は、パケットによるボイスデータの伝送に関連する。パケットは、パケットをどのようにルーティングするかを指定するヘッダに添付されるデジタルユーザデータの離散的なユニットである。パケットは、長さと期間を変えることができる。対称的に、電話回線を用いたトラヒックは、パケット交換型ではなく回線交換型であり、各データユニットは、固定長あり、期間も固定されている。ボイスデータのパケット交換は、マルチアプリケーションソフトウェアによって指示されるボイス、データ及びビデオトラヒックの統合の要求に基づいて実行される。ボイス及びデータトラヒックを統合することにより、通信チャンネル帯域幅をより効率的に使用することができる。回線交換電話方式は、通常、時分割多重化スキーム(TDM)を用いて帯域幅を割り当てる。このようなTDMスキームでは、電話機ユーザには、ユーザが話していないときでも、継続的に、固定チャンネルのタイムスロットに帯域幅を割り当てる。(発話が交互に行われ、あるいは返答を思案する時間のため)通常の会話音声パターンの約50%が無音であることを考慮すると、継続的に帯域幅を割り当てるTDMスキームは、無駄が多いと言える。VoIPは、パケット交換により、会話における実際の発話の間に相当する必要な場合のみ帯域幅の使用を許可し、会話における無音の部分では、帯域幅を他のユーザに割り当てるスキームの一例である。この効率的な帯域割り当てスキームは、統計的TDMとして知られている(STDM)。パケット交換ボイスの更なる利点は、回線交換TDMチャンネルは、1秒あたり64キロビットのデータレートを必要とするが、パケットを用いた音声チャンネルは、1秒あたり4.8〜8キロビットのデータレートで動作できるという点である。
周知の回線交換電話網は、ハードワイヤード構造(64kbit/s TDMアーキテクチャ)を有し、容易には変更できない。例えば、近年、5〜8キロビット/秒の範囲で動作する狭帯域幅コーデックが利用可能になっているが、電話網、電話交換機及び他のコンポーネントの柔軟性の欠如のために、この利益を享受することができない。コーデック(コーダ/デコーダ)は、パケットネットワークに亘るトランスポートのために、アナログ音声信号をデジタルサンプルに変換する。VoIPは、変化をサポートし、提供されるサービスレベルの柔軟性を高めるインフラストラクチャである。例えば、VoIPを用いることにより、データレート、使用される符号化技術、IPアドレス、ポート番号及び例えば最大遅延等のQoS要求を折衝することができる。
インターネットプロトコル(IP)は、インターネット上のデータパケット通信をサポートする。インターネットは、コネクションレスなシステムとして設計され、これは、ソースと宛先ホストマシンとの間でパスが固定されていないことを意味する。したがって、IPトラヒックルーティングは、固定接続がないために、所定の接続に関してデータテーブルが維持されないという意味において、ステートレス(stateless)である。これは、発呼側と被呼側の間にコネクション型の固定経路を確立する回線交換電話網と大きく異なる点である。このような固定接続は、音声の実時間の低遅延要求をサポートするように設計される。インターネットは、ボイストラヒックではなく、主にデータのために設計された、「ベストエフォート型」の配信ネットワークである。これは、データを配信する際、(例えば、網輻輳、又は雑音によるデータ欠落のため)問題が発生し、又は宛先のホストを見つけることができない場合、パケットが削除されることを意味する。
パケットボイスデータを実時間モードでデジタル信号からアナログ信号に逆変換する場合、会話における不自然な遅延をユーザに感じさせないためには、ボイスパケットのための双方向の遅延は、等しく、通常、300ミリ秒未満である必要がある。しかしながら、標準の(非ボイス)データパケットは、ネットワークを介して、送信機と受信機との間でのタイミング構成を考慮することなく非同期通信される場合がある。ボイスパケットは、標準のデータトラヒックに比べて、誤りに対するトレランスが高い。具体的には、ボイス再生の忠実度に大きく影響することなく、最大5%のボイスデータパケットを欠落させることができる。多くの低ビットレートボイスコーデックによって生成されるボイスパケットのサイズは、非常に短く、通常、10〜30バイト程度(期間にして10〜30ミリ秒)である。ボイスパケットに添付される典型的なIPヘッダは、約20バイト長である。小さなデータパケットを用いることにより、ルータでの処理遅延を短くできるという利点がある。
TCPは、誤り検査、データの確認応答、欠落し又は誤まりを含んだデータの再送信、フロー制御管理等のデータ保全動作に関する包括的なサポートを提供するので、インターネット上の殆どのユーザトラヒックは、伝送制御プロトコル(TCP)ヘッダと共にトランスポートされる。ここで、包括的なTCPサポート機能により、音声に必要な実時間性能では許容し難い400〜500ミリ秒の総合的な遅延が導入される。また、TCPは、ボイストラヒックに関して、ネットワークが混雑しているときにパケット伝送を遅らせるという、短所がある。このため、ボイストラヒックのために、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)として知られている異なるプロトコルが用いられている。
TCPは、接続指向プロトコルであり、これは、何らかのデータをネットワークノード間で伝送する前に、送信装置及び受信装置が協力して、双方向通信チャンネルを確立しなくてはならないことを意味する。次に、ローカルネットワークを介して送信されたデータの各パッケージに対しては、確認応答が返され、送信側の機器は、各データパッケージが誤りなしで受信されたことを確認するために、状態情報を記録する。
対照的に、UDPは、コネクションレスプロトコルであり、これは、送信側の機器がデータがルーティングされていることを受信装置に通知しないで、一方的にデータパケットを送ることを意味する。受信装置は、各データパケットを受け取っても、送信側の機器に状態情報を返さない。接続指向プロトコルであるTCPは、UDPより信頼性が高いが、TCPによって実行される追加的な誤り検査及びフロー制御のために、処理速度は、UDPより遅い。更に、UDPは、ネットワークが混雑している場合であってもパケットを送信し続ける。
図1は、VoIPプロトコルスタックの構造を示している。これは、VoIPが他のインターネットプロトコルとともに、どのように動作するかを示している。プロトコルスタックは、物理層110と、データリンク層120と、インターネットプロトコル(IP)層130と、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)層140と、実時間プロトコル(RTP)層150と、ボイス層160とを含む。
物理層110は、媒体及び信号物理的側面(例えば、電圧)を定義する。また、物理層110は、クロッキング及び同期動作、並びに物理的なコネクタを定義する。データの誤り訂正符号化は、物理層110が行う。データリンク層120は、1つのデータのリンクを介したトラヒックの転送をサポートする。データリンク層120で用いられる特定のプロトコルによって、誤り検出及び再送信を実行できる。IP層130は、データパケット(データグラムとも呼ばれる。)をどのように生成し、ネットワークを介してトランスポートするかを決定する。IP層130は、データを送信する場合、一組のタスクを実行し、データを受信する場合、他の一組のタスクを実行する。データの送信時には、IP層130は、宛先アドレスがローカル(すなわち、同じネットワーク内)であるか又はリモートであるかを判定する。IP層130は、ローカルの宛先については、ダイレクト通信を開始し、宛先がリモートにある場合、ゲートウェイ(ルータ)を介して通信する必要がある。宛先ネットワークノードがデータを受信すると、IP層130は、データパケットが伝送中に破損していないことを確認し、及びデータが正しい宛先に届けられたことを確認する。そして、IP層130は、IPデータグラム内のデータフィールドのコンテンツをチェックし、ソースIPが如何なる指示を送ったかを判定する。これらの指示は、通常、例えば、プロトコルスタックの次の上位層、この場合、UDP層140にデータを供給する等、何らかの動作を実行するための指示である。図3(後述)は、IPデータパケットの構造を示している。
UDP層140は、主に、IPトラヒックの送信及び受信のためのマルチプレクサ/デマルチプレクサとして機能する。UDPデータグラムは、宛先ポート番号及びソースポート番号を含んでいる。宛先ポート番号は、UDP及び受信装置のオペレーティングシステムによって使用され、適切な受信者(例えば、適切なアプリケーションプログラム)へのトラヒックを提供する。UDPポート番号及びIPアドレスは、結合されて「ソケット」を形成する。連結されたアドレスは、インターネット内で一意的である必要があり、ソケットの対は、各エンドポイント接続を特定する。幾つかのVoIPのベースの発呼処理プロトコルは、ポート番号へのアクセスなしでは効果的に機能できない。例えば、呼の確立及び分解(tear-down)のために用いられるセッション開始プロトコル(SIP)は、特に、アプリケーション間での、パケット通話の間に用いられるポート番号の受け渡しをサポートする。図2(後述)は、UDPデータパケットの構造を示している。
RTP層150は、実時間トラヒックをサポートする機能を提供し、すなわち宛先アプリケーションにおいて、実時間での再生を必要とするトラヒックをサポートする。RTP層150によって提供されるサービスは、ペイロードタイプ識別(例えば、オーディオトラヒック)、シーケンスへの番号付け、タイムスタンピング、配信監視等を含む。RTPは、基底に存在するネットワークがマルチキャスト配信をサポートしている場合、このマルチキャスト配信を介する複数の宛先へのデータ転送をサポートする。RTPシーケンス番号により、受信機は、元のパケットシーケンスを再構築することができる。また、シーケンス番号を用いて、パケットの正しい位置を判定することもできる。RTPは、タイムリな配信を約束し、又は他のQoS保証を提供するような如何なるメカニズムも有していない。このような保証は、下位の層が担っている。ボイスデータは、原理的には、IP上に、又はIP上のUDP上に設けることができるが、技術的に最良の代替例は、図1のプロトコルスタックに示すように、IP上のUDP上のRTP上にボイスを設けることである。
図2は、データグラムヘッダ250及びデータペイロード260を含むUDPデータグラムの構造を示している。データグラムヘッダ250は、4つの16ビットのフィールドと、ソースポートフィールド252と、宛先ポートフィールド254と、データ長フィールド256と、チェックサムフィールド258とを含んでいる。ソースポートフィールド252には、通常、送信側の機器の適切なUDPポート番号が格納される。ソースポートフィールド値を用いる場合、受信装置は、ソースポートフィールド値を返信用のアドレスとして用いる。有効なソースポートフィールドを設けるか否かは任意である。宛先ポートフィールド254は、データグラムを配信すべき受信装置上のUDPポートアドレスを指定する。データ長フィールド256は、UDPデータグラムの総データ長(ヘッダ及びペイロード)をオクテットで特定する。チェックサムフィールド258は、データグラムが伝送中に破損していないことを確認するために用いられる。データペイロード260は、可変長である。UDPでは、最大64のキロバイトのサイズ(IPによって許可されている最大パケットサイズ)を有するメッセージを送信することができる。データグラムヘッダ250は、UDPポートアドレスのみを含み、ソース又は宛先IPアドレスを含んでいないが、チェックサムデータは、宛先IPアドレス情報を含み、これにより、受信装置は、UDPデータグラムが誤って配信されたか否かを判断することができる。
図3は、IPデータグラムヘッダ270及びデータペイロード296を含むIPデータグラムの構造を示している。IPデータグラムヘッダ270は、4ビット、8ビット、16ビット又は32ビットの長さの12個の個別のフィールドを含んでいる。ソースネットワーク装置(コンピュータ又はモバイル端末)上のIPは、IPデータグラムヘッダ270を構築し、宛先におけるIPは、IPヘッダのコンテンツを調べ、IPデータグラムのデータペイロードをどう処理したらよいかを判定する。IPヘッダには、ソースホスト及び宛先のホストのIPアドレスを含む多くの情報が含まれている。バージョンフィールド272は、どのバージョンのIPが用いられているかを示す。インターネットプロトコルヘッダ長(Internet header length:IHL)フィールド274は、32ビットワード内のIPヘッダの長さを特定する4ビットを含んでいる。通常、ヘッダは、20バイトを含み、この場合、IHL値は、5になる。なお、ヘッダ長は、固定ではない。サービスタイプフィールド(type of service field:TOS)276により、ソースIPは、例えば、長い又は短い遅延、通常の又は高いスループット、及び通常の又は高い信頼度等、固有のルーティングを情報に指定することができる。最も低い優先順位0から最も高い優先順位7までの範囲の優先順位値は、データグラムの相対的な重要度を示す。この優先順位値を用いて、ネットワーク内のフロー制御及び輻輳メカニズムが実現され、ルータ、サーバ及びホストノードは、網輻輳が生じている場合、どのような順序でデータグラムを削除するかを決定することができる。全長フィールド278は、IPデータグラムの総データ長(すなわち、ヘッダ及びペイロード)をオクテットで指定する。データグラムの可能な最大長は、216バイトである。識別フィールド280は、ソースIPによってIPデータグラムに割り当てられた、インクリメントされるシーケンス番号を含んでいる。フラグフィールド282は、データのフラグメント化の可能性を示す。「フラグメント不可」(don't fragment:DF)フラグは、フラグメント化が可能か否かを指定する。「モアフラグメント」(more fragments:MF)フラグは、関連するデータグラムがフラグメントであることを示す。MF=0の場合、更なるフラグメントが存在せず、又はデータが全くフラグメント化されていないことを意味する。フラグメントオフセットフィールド284は、IP宛先において、受け取ったフラグメントを正しい順序で再構築するために用いられる連続したフラグメントのそれぞれに割り当てられた数値である。有効期間フィールド(time to live field)286は、秒又はルータホップによって、IPデータグラムが削除されるまでの有効期間を示している。ネットワークをデータグラムが通過する際、各ルータは、このフィールドを調べて、例えば、データグラムがルータ内で遅延した秒数に応じて、このフィールドをデクリメントする。このフィールドがゼロに達すると、データグラムは、削除される。プロトコルフィールド288は、IPがデータペイロードを配信するべきプロトコルアドレスを格納する。プロトコルアドレス1は、インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)に対応し、プロトコルアドレス6は、伝送制御プロトコル(TCP)に対応し、プロトコルアドレス17は、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)に対応している。ヘッダチェックサムフィールド290は、ヘッダの妥当性を確認するために用いられる16ビット値を含む。ヘッダチェックサム値は、有効期間フィールド286がデクリメントされる都度、各ルータで再計算される。チェックは、ユーザデータストリームに対しては行われない。ソースIPアドレスフィールド292は、応答をソースIPに送るために宛先IPによって用いられる。宛先IPアドレスフィールド294は、データが正しい宛先に配信されたことを確認するために宛先IPによって用いられる。
VoIPプロトコルスタックの構造を示す図である。 UDPデータパケットの構造を示す図である。 IPv4データパケットの構造を示す図である。 データパケット通信をサポートするよう構成された移動体無線ネットワークの例示的アーキテクチャを示す図である。 図4に示すGPRSをサポートするモバイルネットワークを概略的に示す図である。 3つの異なるカテゴリのボイスデータについて、QoSパラメータの制御プレーン通信のための構成を示す図である。 図6に示す構成のための制御プレーン通信シーケンスの例示的動作を説明するフローチャートである。 図6に示す構成のための制御プレーン通信シーケンスの更なる処理手順を説明するフローチャートである。 非特許文献2から引用した、サービス品質(QoS)に関連する様々な無線アクセスベアラサービス属性及びこれらに対応するRABサービス属性値の表を示す図である。 非特許文献2から引用した、サービス品質(QoS)に関連する様々な無線アクセスベアラサービス属性及びこれらに対応するRABサービス属性値の表を示す図である。 非特許文献4から引用した、5つの所定の音声コーデックデータフレームタイプのそれぞれの広帯域適応型マルチレート(AMR−WB)ビットフォーマットを列挙する表を示す図である。 非特許文献2から引用した、データの相対的な重要度に基づく各RABサブフローにおけるビット数の設定例の表を示す図である。 単一の無線アクセスベアラについて、QoSパラメータを指定する既知のQoS情報要素のデータ構造を示す図である。 第1の無線アクセスベアラのQoSパラメータを指定し、及びUMTSベアラ内のとなるQoSオプションについて、2つの異なるQoSパラメータを指定する更なる任意のデータフィールドを有する本発明に基づくPDPコンテキスト情報要素のデータ構造を示す図である。 IPをUEと送受するために適応化されたユーザプレーン内のプロトコルスタックを示す図である。 VoIP用のIu−psフレームの構造を示す図である。 GGSNのユーザプレーンプロトコルスタックによって、データパケットに対して実行される処理を説明する図である。 RNCのユーザプレーンプロトコルスタックによって、データパケット対して実行される処理を説明する図である。

Claims (27)

  1. 移動体であるユーザ機器に、複数の異なる種類のデータを含むペイロードデータを搬送するインターネットデータパケットを通信する機能を提供する電気通信システムにおいて、
    上記ユーザ機器とデータパケット通信ネットワークとの間でデータパケットを通信するためのインタフェースを提供するゲートウェイサポートノードと、
    上記ユーザ機器とデータパケットを通信するための無線アクセスベアラを提供する無線ネットワークコントローラを用いて、上記ゲートウェイサポートノードと該ユーザ機器との間でデータパケットを通信するサービスサポートノードとを備え、
    ゲートウェイサポートノード及びユーザ機器の少なくと一方は、
    各データパケット内のペイロードデータを解析し、複数の異なるデータの種類の数及び各異なる種類のデータ内のデータシンボルの数を判定し、
    ペイロード内の異なるデータの種類の数及び各異なる種類のデータ内のシンボルの数を示す情報を提供する無線アクセスベアラのサブフローインディケータを生成し、
    各データパケットのペイロードデータを上記サブフローインディケータに結合することによって、各データパケットのために、上記サービスサポートノードを介して、上記ゲートウェイサポートノードと無線ネットワークコントローラの間で各データパケットを通信するために用いられるトランスポートフレームを生成し、
    上記データパケットは、
    上記サブフローインディケータを検出し、該サブフローインディケータに基づいて、
    異なるデータフィールドからのデータを、異なるデータの種類に適するサービスパラメータの異なる品質を提供する異なる無線アクセスベアラを介して通信するように準備することによって、上記無線ネットワークコントローラとユーザ機器の間で通信される電気通信システム。
  2. 上記ゲートウェイサポートノード及びユーザ機器の少なくとも一方は、各データパケットからのペイロードデータ及びインターネットプロトコルヘッダからサービスデータユニットを生成し、及び該サービスデータユニットをサブフローインディケータに結合することによって、トランスポートフレームを生成することを特徴とする請求項1記載の電気通信システム。
  3. 上記ユーザ機器及び無線ネットワークコントローラは、通信前にサービスデータユニットからインターネットプロトコルヘッダを取り除き、各サブフロー無線アクセスベアラを介したペイロードデータの通信後に該サービスデータユニットにインターネットプロトコルヘッダを追加するデータパケットプロトコル層をそれぞれ備えることを特徴とする請求項2記載の電気通信システム。
  4. 上記インターネットプロトコルヘッダは、上記ペイロードデータに結合される前に圧縮符号化され、上記サービスデータユニットを生成することを特徴とする請求項2又は3記載の電気通信システム。
  5. 上記圧縮されたインターネットプロトコルヘッダは、上記サービスデータユニットから取り除かれる際に伸張され、上記ゲートウェイサポートノード内でインターネットパケットが再生されることを特徴とする請求項4記載の電気通信システム。
  6. 上記インターネットパケットのペイロードデータは、適応型マルチレート音声符号化によって生成された、複数の異なる種類のデータを提供するデータフレームを含むことを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項記載の電気通信システム。
  7. 上記データ通信ネットワークは、汎用パケット無線システム(GPRS)に基づいて動作し、上記ゲートウェイサポートノードは、ゲートウェイGPRSサポートノードであり、上記サービスサポートノードは、サービスGPRSサポートノードであることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項記載の電気通信システム。
  8. 移動体であるユーザ機器に、複数の異なる種類のデータを含むペイロードデータを搬送するインターネットデータパケットを通信する通信方法において、
    上記ユーザ機器とデータパケット通信ネットワークとの間でデータパケットを通信するためのインタフェースを準備するステップと、
    上記ユーザ機器に及び/又は上記ユーザ機器からデータパケットを通信するための無線アクセスベアラを提供する無線ネットワークコントローラを用いて、上記インタフェースとユーザ機器との間でデータパケットを通信するステップとを有し、該インタフェースと移動ユーザ機器との間の通信は、
    各データパケット内のペイロードデータを解析し、複数の異なるデータの種類の数及び各異なる種類のデータ内のデータシンボルの数を判定するステップと、
    ペイロード内の異なるデータの種類の数及び各異なる種類のデータ内のシンボルの数を示す情報を提供する無線アクセスベアラのサブフローインディケータを生成し、無線アクセスベアラのサブフローインディケータを生成するステップと、
    各データパケットのペイロードデータを上記サブフローインディケータに結合することによって、各データパケットのために、上記インタフェースと上記無線ネットワークコントローラの間で各データパケットを通信するために用いられるトランスポートフレームを生成するステップと、
    上記サブフローインディケータを検出し、該サブフローインディケータに基づいて、異なるデータフィールドからのデータを、異なる種類のデータに適するサービスパラメータの異なる品質を提供する異なる無線アクセスベアラを介して通信するように準備することによって、上記無線ネットワークコントローラとユーザ機器の間で通信するステップとを有する通信方法。
  9. 上記トランスポートフレームを生成するステップは、各データパケットからのペイロードデータ及びインターネットプロトコルヘッダからサービスデータユニットを生成し、及び該サービスデータユニットをサブフローインディケータに結合するステップを含むことを特徴とする請求項8記載の通信方法。
  10. 上記ユーザ機器と無線ネットワークコントローラの間でデータパケットを通信するステップは、通信前にサービスデータユニットからインターネットプロトコルヘッダを取り除き、各サブフロー無線アクセスベアラを介したペイロードデータの通信後に該サービスデータユニットにインターネットプロトコルヘッダを追加するステップを含むことを特徴とする請求項9記載の通信方法。
  11. 上記トランスポートフレームを生成するステップは、上記インターネットプロトコルヘッダを上記ペイロードデータに結合する前に圧縮符号化し、上記サービスデータユニットを生成するステップを含むことを特徴とする請求項9又は10記載の通信方法。
  12. 上記圧縮されたインターネットプロトコルヘッダを、上記サービスデータユニットから取り除く際に伸張し、上記ゲートウェイサポートノード内でインターネットパケットを再生するステップを更に有する請求項11記載の通信方法。
  13. 上記インターネットパケットのペイロードデータは、適応型マルチレート音声符号化によって生成された、複数の異なる種類のデータを提供するデータフレームを含むことを特徴とする請求項8乃至12いずれか1項記載の通信方法。
  14. ユーザ機器とデータパケット通信ネットワークの間で、複数の異なる種類のデータを含むペイロードデータを搬送するインターネットデータパケットを通信するゲートウェイサポートノードにおいて、
    データパケット処理層と、
    インターネットプロトコル通信層を介して、処理された上記データパケットを通信する仮想チャンネルを提供するユーザデータトンネリング層とを備え、上記データパケット処理層は、
    各データパケット内のペイロードデータを解析し、複数の異なるデータの種類の数及び各異なる種類のデータ内のデータシンボルの数を判定し、
    ペイロード内の異なるデータの種類の数及び各異なる種類のデータ内のシンボルの数を示す情報を提供する無線アクセスベアラのサブフローインディケータを生成し、
    各データパケットのペイロードデータを上記サブフローインディケータに結合することによって、各データパケットのために、ユーザデータトンネリング層を用いて、上記サービスサポートノードを介して、当該ゲートウェイサポートノードと無線ネットワークコントローラの間で各データパケットを通信するために用いられるトランスポートフレームを生成するゲートウェイサポートノード。
  15. 上記データパケット処理層は、ペイロードデータからサービスデータユニットを生成し、各データパケットからインターネットプロトコルヘッダを生成し、該サービスデータユニットとインターネットプロトコルヘッダとを結合することによって、トランスポートフレームを生成することを特徴とする請求項14記載のゲートウェイサポートノード。
  16. 上記データパケット処理層は、上記インターネットプロトコルヘッダを上記ペイロードデータに結合する前に該インターネットプロトコルヘッダを圧縮符号化し、サービスデータユニットを生成することを特徴とする請求項15記載のゲートウェイサポートノード。
  17. 上記データパケット処理層は、上記インターネットプロトコルヘッダを上記サービスデータユニットから取り除く際に、該インターネットプロトコルヘッダを伸張し、上記インターネットパケットを再生することを特徴とする請求項16記載のゲートウェイサポートノード。
  18. 当該ゲートウェイサポートノードは、ゲートウェイ汎用パケット無線システムサポートノードであることを特徴とする請求項17記載のゲートウェイサポートノード。
  19. 請求項14乃至18いずれか1項記載のゲートウェイサポートノードから、無線ネットワークコントローラを介して、複数の異なる種類のデータを含むペイロードデータを搬送するインターネットデータパケットを受信する移動体であるユーザ機器において、
    無線ネットワークコントローラと協働して、それぞれがインターネットプロトコルデータパケットの異なる種類のデータの受信に適するサービス品質パラメータを提供する複数の無線アクセスベアラと、
    異なる各無線アクセスベアラから受信したデータシンボルの数から判定したデータフレームに異なる種類のデータを結合することによってインターネットプロトコルデータパケットを再生するデータパケット処理層とを備えるモバイルユーザ機器。
  20. 上記各サブフロー無線アクセスベアラを介したペイロードデータの通信の後にインターネットプロトコルヘッダを加えるデータパケットプロトコル層を更に備える請求項19記載のユーザ機器。
  21. 請求項14乃至18いずれか1項記載のゲートウェイサポートノードに無線ネットワークコントローラを介して、複数の異なる種類のデータを含むペイロードデータを搬送するインターネットデータパケットを通信する移動体のユーザ機器において、
    各データパケット内のペイロードデータを解析し、複数の異なるデータの種類の数及び各異なる種類のデータ内のデータシンボルの数を判定し、
    ペイロード内の異なるデータの種類の数及び各異なる種類のデータ内のシンボルの数を示す情報を提供する無線アクセスベアラのサブフローインディケータを生成し、該サブフローインディケータに基づいて、異なるデータフィールドからのデータを、異なるデータの種類に適するサービスパラメータの異なる品質を提供する異なる無線アクセスベアラを介して通信するように準備するインターネットプロトコルパケット処理層とを備えるユーザ機器。
  22. 請求項14乃至18いずれか1項記載のゲートウェイサポートノードと、請求項19乃至21いずれか1項記載のユーザ機器の間でデータを通信するための無線ネットワークコントローラ。
  23. データプロセッサにロードされて、該データプロセッサを、請求項14乃至18いずれか1項記載のゲートウェイサポートノード、請求項19乃至21いずれか1項記載のユーザ機器、又は請求項22記載の無線ネットワークコントローラとして動作させるコンピュータにより実行可能な命令を提供するコンピュータプログラム。
  24. データプロセッサにロードされて、該データプロセッサに、請求項8乃至13いずれか1項記載の通信方法を実現させるコンピュータにより実行可能な命令を提供するコンピュータプログラム。
  25. 請求項23又は24記載のコンピュータプログラムを表す情報信号が記録されたコンピュータにより読取可能な媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
  26. 添付の図面を参照して、実質的に明細書に説明する電気通信システム、ゲートウェイサポートノード、サービスサポートノード、無線ネットワークコントローラ又は移動体であるユーザ機器。
  27. 添付の図面を参照して、実質的に明細書に説明するインターネットデータパケットの通信方法。
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