JP2006518514A - マイクロペイメント処理方法およびシステム - Google Patents

マイクロペイメント処理方法およびシステム Download PDF

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Abstract

1つの実施例では、オファー・パッケージ(offer package)を生成する方法は、オファー・パッケージの内部で、提供される商品の説明を定めることを含む。また、提供される商品のコストおよび提供する業者もオファー・パッケージの内部で定められ、オファー・パッケージは提供される商品の暗号化バージョンを含む。

Description

関連出願
本出願は、(a)2003年1月25日に出願した米国特許仮出願第60/442,486号「Method and System for Micropayment Transactions」、(b)2003年3月21日に出願した米国特許仮出願第60/456,741号「Method and System for Micropayment Transactions」、および(c)2003年10月27日に出願した米国特許出願第10/476,128号「Method and System for Micropayment Transactions」の優先権の利益を主張し、米国特許出願第10/476,128号は国際出願第PCT/US02/12189号(2002年4月17日出願)の優先権の利益を主張し、国際出願第PCT/US02/12189号は米国特許仮出願第60/287,251号(2001年4月27日出願)、米国特許仮出願第60/306,257号(2001年7月18日出願)、および米国特許仮出願第60/344,205号(2001年12月26日出願)の優先権の利益を主張する。
本発明はトランザクション処理に関し、更に詳細には、複数のマイクロペイメント・トランザクションの処理に関する。
今や無料のインターネット・コンテンツの時代は終わりに近づき、消費者はインターネット購入可用度を補完するペイ・パー・ユース(使用時間に応じた課金)オプションを要求する。ディジタル・コンテンツ所有者は(ゲーム、音楽、およびソフトウェアのような商品に対する)ペイ・パー・ユース・モデルの潜在的可能性を認識しているが、低価格ディジタル・コンテンツのための既存の支払いシステムは高いトランザクション・コストにより特徴付けられ、時として高いトランザクション・コストはディジタル・コンテンツ自体の値段を越える。
銀行および支払い処理業者は、全てのディジタル・コンテンツ・トランザクション(非常に低い値段を有するトランザクションでさえ)に対して最低トランザクション料金(即ち、一般に少なくとも$0.20)を課金することが多い。
残念なことに、これらの最低トランザクション料金は、低価格のトランザクションの収益力に対する重大なバリアを構成し、低価格のコンテンツを流通させる市場の成長を抑制してきた。
1つの実施例では、オファー・パッケージ (offer package) を生成する方法は、オファー・パッケージの内部で、提供される商品の説明を定めることを含む。また、提供される商品のコストおよび提供する業者もオファー・パッケージの内部で定められ、オファー・パッケージは提供される商品の暗号化バージョンを含む。
また、以下の特徴の1つまたは複数が含まれる。提供される商品に対する使用時間は、オファー・パッケージの内部で定められる。オファーの流通性は、オファー・パッケージの内部で定められる。オファーの有効期限は、オファー・パッケージの内部で定められる。オファー・パッケージはディジタル署名され、提供される商品は暗号化されて提供される商品の暗号化バージョンを生成する。
他の実施例では、オファー・パッケージを生成する方法は、オファー・パッケージの内部で、提供される商品/サービスの説明を定めることを含む。また、提供される商品/サービスのコストおよび提供する業者もオファー・パッケージの内部で定められ、オファー・パッケージは提供される商品/サービスへの暗号化されたリンクを含む。
また、以下の特徴の1つまたは複数が含まれる。提供される商品/サービスに対する使用時間は、オファー・パッケージの内部で定められる。オファーの流通性は、オファー・パッケージの内部で定められる。オファーの有効期限は、オファー・パッケージの内部で定められる。オファー・パッケージは、ディジタル署名される。提供される商品/サービスへのリンクは暗号化され、暗号化されたリンクを生成する。
他の実施例では、ダウンロード詐欺を減少させる方法は、オファー・パッケージがオファー説明および提供される商品の暗号化バージョンを含むようにオファー・パッケージを定めること、およびオファー説明を検討する前に潜在的消費者がオファー・パッケージをダウンロードすることを要求することを含む。
また、以下の特徴の1つまたは複数が含まれる。潜在的消費者は、オファー・パッケージを購入する前にオファー・パッケージをダウンロードすることを要求される。潜在的消費者は、オファー・パッケージを購入することに対して、提供される商品の暗号化バージョンを復号化することを許される。潜在的消費者は、潜在的消費者が提供される商品の暗号化バージョンを複合化することを可能にする復号化鍵を供給される。
他の実施例では、オファー・パッケージを処理する方法は、オファー・パッケージを検査すること、オファー・パッケージを受け入れること、オファー・パッケージを受け入れた消費者に対する累積消費額を決定すること、およびオファー・パッケージおよび累積消費額を識別するマイクロペイメント・トークンを生成することを含む。
また、以下の特徴の1つまたは複数が含まれる。オファー・パッケージの内部に含まれるオファー説明は、オファー・パッケージを受け入れる前に検討される。マイクロペイメント・トークンは、ディジタル署名される。マイクロペイメント・トークンは、トークン処理システムへ送信される。復号化鍵は、トークン処理システムから受信される。
オファー・パッケージは提供される商品と関係し、提供される商品の暗号化バージョンを含む。復号化鍵は、消費者が提供される商品の暗号化バージョンを復号化することを可能にする。
オファー・パッケージは提供される商品/サービスと関係し、提供される商品/サービスへの暗号化されたリンクを含む。復号化鍵は、消費者が暗号化されたリンクを復号化することを可能にする。
オファー・パッケージを受け入れた消費者に関しては、消費者証明はトークン処理システムから取得される。消費者証明は、累積消費額の検索を可能にする消費者識別子を含む。オファー・パッケージは、リモート・ロケーションから検索される。
他の実施例では、複数のマイクロペイメント・トークンを処理する方法は、マイクロペイメント・トークンをリモート・ソースから受信することを含む。マイクロペイメント・トークンは、業者により提供され、消費者により受け入れられたオファー・パッケージに関する。マイクロペイメント・トークンは検査され、処理を受託され、マイクロペイメント処理を選択される。
また、以下の特徴の1つまたは複数が含まれる。復号化鍵は、消費者へ送信される。業者により提供され、消費者により受け入れられたオファー・パッケージは検査される。オファー・パッケージは、期限切れでないことを確認される。.
選択された複数のマイクロペイメント・トークンがマイクロペイメント金額を業者に支払う基礎として使用されるように、受け入れられた複数のマイクロペイメント・トークンは、選択された複数のマイクロペイメント・トークンまたは選択されなかった複数のマイクロペイメント・トークンの何れかとして定められる。受け入れられた複数のマイクロペイメント・トークンは、定められた選択率によって定められる。定められた選択率は1%(即ち、99個の選択されなかった各マイクロペイメント・トークンに対して1個の選択されたマイクロペイメント・トークンをもたらす)、または10%(即ち、9個の選択されなかった各マイクロペイメント・トークンに対して1個の選択されたマイクロペイメント・トークンをもたらす)である。
選択された各マイクロペイメント・トークンは、マイクロペイメント・トークン金額を定める。マイクロペイメント・トークン金額は定められた選択率の逆数に応じて増加し、従って、マイクロペイメント金額を定める。マイクロペイメント・トークンは、ディジタル署名される。
他の実施例では、選択された複数のマイクロペイメント・トークンを処理する方法は、選択されたマイクロペイメント・トークンを検査すること、および選択されたマイクロペイメント・トークンを待ち行列に入れることを含む。選択されたマイクロペイメント・トークンはマイクロペイメント金額を定め、マイクロペイメント・トークン金額を定め、業者により提供され、消費者により受け入れられたオファー・パッケージに関する。
また、以下の特徴の1つまたは複数が含まれる。業者により提供され、消費者により受け入れられたオファー・パッケージは検査される。オファー・パッケージは、期限切れでないことを確認される。待ち行列予約が処理待ち行列に関連するように、選択されたマイクロペイメント・トークンは、処理待ち行列に配置される。処理待ち行列は、FIFO待ち行列である。更に、選択された各マイクロペイメント・トークンは累積消費額を定め、累積消費額は消費者へ以前に課金された最終金額、および最後の課金から消費者が使った差額の合計である。
消費者に関連する消費者金融機関は、マイクロペイメント・トークン金額、および差額の合計を課金される。消費者へ以前に課金された最終金額は、消費者へ以前に課金された最終金額、差額、およびマイクロペイメント・トークン金額の合計に等しく設定される。差額は、ゼロに等しく設定される。マイクロペイメント・トークン金額、および差額の合計は、処理待ち行列に関連する待ち行列予約に入金される。処理待ち行列の内部の次に処理されるべき選択されたマイクロペイメント・トークンのマイクロペイメント金額は、待ち行列予約の値と比較される。次に処理されるべき選択されたマイクロペイメント・トークンは、処理待ち行列の先頭にある選択されたマイクロペイメント・トークンである。次に処理されるべき選択されたマイクロペイメント・トークンで定められたマイクロペイメント金額は、業者に関連する業者金融機関に入金される。
他の実施例では、選択されなかった複数のマイクロペイメント・トークンを処理する方法は、選択されなかったマイクロペイメント・トークンの処理を許可すること、および選択されなかったマイクロペイメント・トークンを検査することを含む。選択されなかったマイクロペイメント・トークンはマイクロペイメント・トークン金額、累積消費額を定め、業者により提供され、消費者により受け入れられたオファー・パッケージに関する。累積消費額は、消費者へ以前に課金された最終金額、および最後の課金から消費者が使った差額の合計である。
また、以下の特徴の1つまたは複数が含まれる。業者により提供され、消費者により受け入れられたオファー・パッケージは検査される。オファー・パッケージは、期限切れでないことを確認される。選択されなかったマイクロペイメント・トークンは、処理待ち行列に配置される。待ち行列予約は、処理待ち行列に関連する。処理待ち行列は、FIFO待ち行列である。
消費者に関連する消費者金融機関は、マイクロペイメント・トークン金額、および差額の合計を課金される。消費者へ以前に課金された最終金額は、消費者へ以前に課金された最終金額、差額、およびマイクロペイメント・トークン金額の合計に等しく設定される。差額は、ゼロに等しく設定される。マイクロペイメント・トークン金額、および差額の合計は、処理待ち行列に関連する待ち行列予約に入金される。
もし実期間が予め定められた期間を越えていたら、選択されなかったマイクロペイメント・トークンの処理が許可されるように、予め定められた期間(例えば、30日)が、選択されなかったマイクロペイメント・トークンが生成されてからの実期間と比較される。もし差額が予め定められた期間を越えていたら、選択されなかったマイクロペイメント・トークンの処理が許可されるように、好ましい最小の課金しきい値(例えば、5ドル)が差額と比較される。
他の実施例では、バッチ符号化方法はバッチ・サイズ定義を定めること、およびバッチ・サイズ定義を満たす2または3以上のデータ・オブジェクトを取得することを含む。各データ・オブジェクトはハッシュされ、N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトを各データ・オブジェクトに対して生成する。N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトは、N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの1または複数のペアにグループ分けされる。N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの各ペアはハッシュされ、(N+1)番目のハッシュされたデータ・オブジェクトをN番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの各ペアに対して生成する。N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトのグループ分け、およびN番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの各ペアをハッシュすることは、(N+1)番目のハッシュされた唯一のデータ・オブジェクトが生成されるまで再帰的に繰り返される。
また、1または複数の以下の特徴も含まれる。(N+1)番目のハッシュされたデータ・オブジェクトは、ディジタル署名される。生成されたN番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの数は奇数であり、N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトのグループ分けは、N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの1または複数のペア、およびN番目のハッシュされた単一のデータ・オブジェクトをもたらす。
N番目のハッシュされた単一のデータ・オブジェクトは、M番目のハッシュされたデータ・オブジェクトを用いてグループ分けされる。M番目のハッシュされたデータ・オブジェクトは、N番目のハッシュされた単一のデータ・オブジェクトより高次のハッシュされたデータ・オブジェクトである。N番目のハッシュされた単一のデータ・オブジェクトはM番目のハッシュされたデータ・オブジェクトを用いてハッシュされ、(M+1)番目のハッシュされたデータ・オブジェクトを生成する。
バッチ・サイズ定義を定めることは、時間(例えば、100ミリ秒)を定めることを含む。2または3以上のデータ・オブジェクトを取得することは、時間内に利用可能にされる複数のデータ・オブジェクトを取得することを含む。バッチ・サイズ定義を定めることは、多数のデータ・オブジェクトを定めることを含む。データ・オブジェクトは、マイクロペイメント・トークン(例えば、選択されたマイクロペイメント・トークン、もしくは選択されなかったマイクロペイメント・トークン)、またはオファー・パッケージである。
他の実施例では、ハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトが1または複数のハッシュされた目的外データ・オブジェクトを含むように、検査方法はハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトを受信することを含む。シーケンシャルなデータ鍵の各々が、ハッシュされた目的外データ・オブジェクトに、ハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトの内部の固有のレベルで対応するように、1または複数のシーケンシャルなデータ鍵が受信される。ハッシュされていない目的データ・オブジェクトが受信される。ハッシュされていない目的データ・オブジェクトはハッシュされ、第Nレベルのハッシュされたデータ・オブジェクトを生成する。第Nレベルのハッシュされたデータ・オブジェクトは、第Nレベルのシーケンシャルなデータ鍵を用いてグループ分けされ、第Nレベルのオブジェクト/鍵のペアを生成する。第Nレベルのハッシュされたデータ・オブジェクトのグループ分け、および第Nレベルのオブジェクト/鍵のペアのハッシュがシーケンシャルなデータ鍵の各々に対して繰り返されるように、第Nレベルのオブジェクト/鍵のペアはハッシュされ、第(N+1)レベルのハッシュされたデータ・オブジェクトを生成する。
また、1または複数の以下の特徴も含まれる。ハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトは、暗号化されハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトである。暗号化されハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトは復号化され、復号化されハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトを生成する。復号化されハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトは、ハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトの妥当性を決定するために生成された最高レベルのハッシュされたデータ・オブジェクトと比較される。
ハッシュされていない目的データ・オブジェクトは、マイクロペイメント・トークン(例えば、選択されたマイクロペイメント・トークン、もしくは選択されなかったマイクロペイメント・トークン)、またはオファー・パッケージである。
他の実施例では、安全な支払処理システムは、少なくとも1つの安全なモジュール、および少なくとも1つの安全でないモジュールを含む。複数のトークンが、少なくとも1つの安全なモジュールと少なくとも1つの安全でないモジュールの間で転送される。複数モジュールの少なくとも1つが、処理のために1または複数の(しかし、全部ではない)トークンを複数のトークンから選択するマイクロペイメント選択プロトコルを実行する。
また、1または複数の以下の特徴も含まれる。少なくとも1つの安全なモジュールは、cPSPモジュール、またはmPSPモジュールを含む。少なくとも1つの安全でないモジュールは、消費者代理モジュール、オファー開発モジュール、またはPCSモジュールを含む。
マイクロペイメント選択プロトコルは、トランザクションTに対する支払いを確立する。プロトコルは、第一者がTに関連するデータ列CをTから導出し、第二者にデータ列Cの少なくとも一部を受信させることを含む。Vが第一者によって実質的に予測不可能なように、プロトコルは、第二者が項目VをCの少なくとも一部に関連付けることを含む。プロトコルは、第二者がVはプロパティPを満たすか否かを決定することを含み、もしそうなら、第二者は第三者に情報Iを受信さること、および第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認することを可能にすることを含む。プロトコルは、Iを受信すると直ぐに、第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認することを含み、VがプロパティPを満たす場合にのみ、第三者は第四者に金額Aを受信させる。
マイクロペイメント選択プロトコルは、ユーザUが、トランザクション値TVを有するトランザクションTに対する業者Mへの支払いを確立することを可能にする。SIGU(T)がトランザクションTに対するユーザUのディジタル署名を第1ディジタル署名方式で表すように、プロトコルは、ユーザが公開鍵および対応する秘密鍵を第1ディジタル署名方式に対して確立すること、およびTからデータ列C=SIGU(T)を導出して、Cを含む電子小切手を創出することを含む。プロトコルは、ユーザが業者にデータ列Cを受信させることを含む。SIGM(C)がデータ列Cに対する業者Mのディジタル署名を第2ディジタル署名方式表すように、プロトコルは、業者が公開鍵および対応する秘密鍵を第2ディジタル署名方式を確立すること、および項目V=SIGM(C)をデータ列Cに関連付けることを含む。プロトコルは、業者が値F(V)=F(SIGM(C))を計算することを含む。ここで、Fは、ビット列に作用して0と1の間の数を出力する公開関数を表す。プロトコルは、業者がF(SIGM(C))を定数sと比較してF(V)<sであるか否かを決定すること、もしそうなら、銀行に業者の公開鍵を取得させることを含む。プロトコルは、銀行が業者の公開鍵を使用してF(SIGM(C))<sであることを確認し、F(SIGM(C))<sである場合にのみ、銀行が業者に金額A=[TV*1/s]を受信させることを含む。ここで、sは0より大きく1より小さい定数であり、電子小切手が銀行への提示のために選択される確率を表す。
マイクロペイメント選択プロトコルは、トランザクションTに対する支払いを確立する。データ列CがTに関連付けられるように、プロトコルは、第一者が第二者からデータ列Cの少なくとも一部を受信することを含む。Vが第二者によって実質的に予測不可能なように、プロトコルは、第一者が項目VをCの少なくとも一部に関連付けることを含む。プロトコルは、第一者がVはプロパティPを満たすか否かを決定すること、および、その場合にのみ、第一者は第三者に情報Iを受信させること、および第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認することを可能にすること、それによりVがPを満たすことを確認すると直ぐ、第三者は第四者に金額Aを受信させることを含む。
マイクロペイメント選択プロトコルは、トランザクションTに対する支払いを確立する。項目VがTから第三者により導出されるデータ列Cの少なくとも一部と関連付けられ、Vが第三者によって実質的に予測不可能なように、プロトコルは、第一者が第二者から情報Iを受信すること、および第一者が項目VがプロパティPを満たすことを確認することを可能にすることを含む。プロトコルは、Iを受信すると直ぐに、第一者がVはプロパティPを満たすか否かを確認することを含む。プロトコルは、VがプロパティPを満たす場合にのみ、第一者が第四者に金額Aを受信させることを含む。
マイクロペイメント選択プロトコルは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立する。Cが時間tに関する情報INを含むように、プロトコルは、第一者がTに関連するデータ列CをTから導出することを含む。Cの少なくとも一部が情報INを含むように、プロトコルは、第一者が第二者にデータ列Cの少なくとも一部を受信させることを含む。Vが第一者によって実質的に予測不可能なように、プロトコルは、第二者が項目VをCの少なくとも一部に関連付けることを含む。プロトコルは、第二者がVはプロパティPを満たすか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が時間t'において第三者に情報INおよび情報Iを受信させること、および第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認することを可能にすることを含む。プロトコルは、Iを受信すると直ぐに、第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認することを含み、VがプロパティPを満たし、|t'−t|は予め定められた時間間隔より小さい場合にのみ、第三者は第四者に金額Aを受信させる。
マイクロペイメント選択プロトコルは、トランザクションTに対する支払いを確立する。プロトコルは、第一者がTに関連するデータ列CをTから導出し、第二者にデータ列Cの少なくとも一部を受信させることを含む。Qが第一者によって実質的に予測不可能なように、プロトコルは、第二者がプロパティPはCの少なくとも一部とCに依存する量Qの間の状態を持続するか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iを受信させること、および第三者がプロパティPが満たされることを確認することを可能にすることを含む。プロトコルは、Iを受信すると直ぐに、第三者がプロパティPが満たされるか否かを確認すること、およびプロパティPがCの少なくとも一部とQの間の状態を持続することを確認すると直ぐ、第三者が第四者に金額Aを受信させることを含む。
マイクロペイメント選択プロトコルは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立する。プロトコルは、第一者がTからTに関連するデータ列Cを導出することを含む。1より大きくnより小さい少なくとも1つの 整数mに対して、|t−tm|が予め定められた金額より小さいように、プロトコルは、第二者が一連の時間ti(i=1,...,n)に関連する一連の値VLiを導出することを含む。一部がトランザクションTの時間tに関する情報を含むように、プロトコルは、第一者が第二者にデータ列Cの少なくとも一部を受信させることを含む。プロトコルは、第二者がプロパティPがCの一部とtmに関連する値VLmの間の状態を持続するか否か、および量QがVLmに依存するか否かを決定することを含む。もしPが持続するなら、プロトコルは、第二者が第三者に情報Iを受信させること、および第三者がプロパティPが満たされることを確認することを可能にすることを含む。プロトコルは、Iを受信すると直ぐに、第三者がQはPを満たすか否かを確認することを含む。QがプロパティPを満たす場合にのみ、プロトコルは、第三者が第四者に金額Aを受信させることを含む。
マイクロペイメント選択プロトコルは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立する。Cがtに関する情報を含むように、プロトコルは、第一者がTに関連するデータ列CをTから導出することを含む。隣接する時間単位ti+1およびtiの各ペアが時間間隔Δti=ti+1−tiを定めるように、および1より大きくにより小さい少なくとも1つの整数mに対して、時間tが時間間隔Δtmの範囲内であるように、プロトコルは、第二者が一連の時間単位ti(i=1,...,n)に関連する一連の値Viを導出することを含む。Qmが第一者によって実質的に予測不可能なように、プロトコルは、時間間隔Δtmの最初の部分で、第二者がVmに関連する値Qmを導出することを含む。プロトコルは、時間間隔Δtmの間に、第一者が第二者にCの少なくとも一部を受信させること、第二者がプロパティPはCの一部とQmの間の状態を持続するか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iを受信させること、および第三者がプロパティPが満たされることを確認することを可能にすることを含む。プロトコルは、Iを受信すると直ぐに、第三者がQがPを満たすか否かを確認することを含む。QがプロパティPを満たす場合にのみ、プロトコルは、第三者が第四者に金額Aを受信させることを含む。
マイクロペイメント選択プロトコルは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立する。Cがtに関する情報Fを含むように、プロトコルは、第一者がTに関連するデータ列CをTから導出することを含む。xi=H(xi+1)(i=0,1,...,n−1)(ここで、Hは1方向ハッシュ関数)であるように、隣接する時間値ti+1およびtiの各ペアが時間間隔Δti=ti+1−tiを定めるように、および1より大きくnより小さい少なくとも1つの整数mに対して、時間tが時間間隔Δtmの範囲にあるように、プロトコルは、第二者が一連の時間値ti(i=0,1,...,n)に関連する一連の値xi(i=0,1,...,n)を導出すること、およびx0を公開することを含む。一部がFを含むように、プロトコルは、時間間隔Δtmの間に、第一者が第二者にCの少なくとも一部を受信させることを含む。プロトコルは、時間間隔Δtmの間に、第二者がプロパティPはQmとCの一部の間の状態を持続するか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iを受信させること、および第三者がプロパティPが満たされることを確認することを可能にすることを含む。プロトコルは、第三者が、Iを受信すると直ぐに、QmがPを満たすか否かを確認することを含む。QがプロパティPを満たす場合にのみ、プロトコルは、第三者が第四者に金額Aを受信させることを含む。
マイクロペイメント選択プロトコルは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立する。項目VがTから第三者により導出され、tに関する情報を含むデータ列Cの少なくとも一部と関連付けられ、Vが第三者によって実質的に予測不可能なように、プロトコルは、第一者が第二者から時間t'に情報Iを受信すること、および第一者が項目VがプロパティPを満たすことを確認することを可能にすることを含む。プロトコルは、Iを受信すると直ぐに、第一者がVはプロパティPを満たすか否かを確認すること、およびCを含む。プロトコルは、a)VがプロパティPを満たし、|t'−t|が予め定められた金額より小さい場合にのみ、第一者が第四者に金額Aを受信させることを含む。
マイクロペイメント選択プロトコルは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立する。データ列CがTに関連づけられるように、およびCの一部がtの情報を含むように、プロトコルは、第一者が第二者からデータ列Cの少なくとも一部を受信することを含む。Vが第二者によって実質的に予測不可能なように、プロトコルは、第一者が項目VをCの少なくとも一部に関連付けることを含む。もしVがPを満たし、|t'−t|が予め定められた金額より小さければ、プロトコルは、第一者がVはプロパティPを満たすか否かを決定すること、もしそうなら、第一者が時間t'に第三者に情報Iを受信させること、および第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認することを可能にすること、それにより第三者が第四者に金額Aを受信させることを可能にすることを含む。
添え字i(1<i<n)が各Tiに関連するように、および各トランザクションTiがトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられるように、マイクロペイメント選択プロトコルは、複数のn個のトランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対する支払いを確立する。Ciが添え字iの表示を含むように、プロトコルは、第一者が確率的な支払い法式を使用してチェックCiを各トランザクションTiに対して生成すること、および第二者にCiを受信させることを含む。プロトコルは、第二者が、支払われるべき複数のチェックCj(1≦j≦n)を、どのチェックCjが支払われるべきであるとして選択されるかを第一者が予め予測できない方法で選択することを含む。プロトコルは、第二者が第三者に情報Ijを受信させること、および第三者が選択されたチェックCjは支払われるべきであるか否かを確認することを可能にすることを含む。プロトコルは、第三者が、Ijの受信に応答して、選択されたチェックCjは支払われるべきかを確認すること、およびCjが支払われるべきである場合にのみ、第五者が第四者に掛売金額CRjを受信させること、および第一者が請求金額Djだけ課金されるようにすることを含み、全ての添え字j(1<j<n)に対して、および支払われるべき複数のチェックの任意の選択に対して、D=D1+D2+...+Djは、TVagg=TV1+TV2+...+TVjより大きくない。
添え字i(1<i<n)が各Tiに関連付けられるように、および各トランザクションTiがトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられるように、マイクロペイメント選択プロトコルは、n個のトランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対する支払いを確立することを含む。プロトコルは、第一者が各トランザクションTiからTiに関連するデータ列Ciを導出すること、および第二者にデータ列Ciを受信させることを含む。Viが第一者によって実質的に予測不可能なように、プロトコルは、第二者が各データ列Ciを項目Viと関連付けることを含む。プロトコルは、第二者がViはプロパティPiを満たすか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iiを受信させること、第三者がViはプロパティPiを満たすか否かを確認することを可能にすること、第三者が、Iiの受信に応答して、ViはプロパティPiを満たすか否かを確認することを含む。請求金額Diが掛売金額CRi以下であるように、プロトコルは、ViがプロパティPiを満たす場合にのみ、第五者が第四者に掛売金額CRiを受信させること、および第一者が請求金額Diだけ課金されるようにすることを含む。
マイクロペイメント選択プロトコルは、各々が値TVを有する複数の同値トランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対して支払いをする。各データ列Ciが累進的なシリアル番号Siを含み、シリアル番号Siは1から始まって連続的に順序付けられ、データ列Cj(j=1,...,n)の順番で連続する他の複数のデータ列に対するCiの位置を表すように、プロトコルは、第一者が各トランザクションTiからTiに関連するデータ列Ciを導出すること、および第二者にデータ列Ciを受信されることを含む。Viが第一者によって実質的に予測不可能なように、プロトコルは、第二者が項目ViをCiに関連付けることを含む。プロトコルは、第二者がプロパティPiはCiとViの間の状態を持続するか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iiを受信させること、および第三者がViはPiを満たすか否かを確認することを可能にすることを含む。SmaxがCk(1≦k<n)に含まれる最大のシリアル番号Skを表し、Ckが第二者によりCiを受信する前に受信されるように、プロトコルは、第三者がViはPiを満たすか否かを確認すること、およびViがPiを満たす場合にのみ、第五者がSmaxの値を決定することを含む。第三者は、VkがPkを満たすこと、および第一者がゼロでない金額Dkだけ課金されてきたことを確認し、第五者は第四者に掛売金額CRを受信させる。プロトコルは、第五者が第一者に請求金額Diだけ課金されるようにすることを含み、ここで、Diは(Si−Smax)*TVで与えられる。
マイクロペイメント選択プロトコルは、ユーザが、トランザクション値TVi(i=1,...,n)を有する複数のトランザクションTi(i=1,...,n)に対する業者Mへの支払いを確立することを可能にする。SIGU(Ti)がトランザクションTiに対するユーザUiのディジタル署名を第1ディジタル署名方式で表し、Siが、第一者により導出されたデータ列Cj(j=1,...,n)の順番で連続する他の複数のデータ列に対するデータ列Ciの順序を表す累進的なシリアル番号であるように、プロトコルは、ユーザUが公開鍵および対応する秘密鍵を第1ディジタル署名方式に対して確立すること、および各Tiからデータ列Ci=SIGU(Ti)を導出して、Ciおよびシリアル番号Siを含む電子小切手CHiを創出することを含む。プロトコルは、ユーザUが業者MにCiおよびSiを含む電子小切手CHiを受信させることを含む。SIGM(Ci)がデータ列Ciに対する業者Mのディジタル署名を第2ディジタル署名方式で表すように、プロトコルは、業者Mが公開鍵および対応する秘密鍵を第2ディジタル署名方式に対して確立すること、および項目Vi=SIGM(Ci)をデータ列Ciに関連付けることを含む。プロトコルは、業者Mが値F(Vi)=F(SIGM(Ci))を計算することを含む。ここで、Fは、ビット列に作用して0と1の間の数を出力する公開関数を表す。プロトコルは、業者MがF(SIGM(Ci))を定数s(0<s<1)と比較してF(Vi)<sであるか否かを決定すること、もしそうなら、銀行に業者Mの公開鍵を取得させることを含む。銀行が業者の公開鍵を使用してF(SIGM(Ci))<sであることを確認し、F(SIGM(Ci))<sである場合にのみ、Smaxが支払いが行われた順番で連続する任意のCHjに含まれる最大シリアル番号Sjを表すように、プロトコルは、第五者がSmaxの値を決定することを含む。プロトコルは、第五者が第四者に掛売金額CRを受信させることを含む。プロトコルは、第五者が第一者に請求金額Diが請求されるようにすることを含む。
添え字i(1<i<n)が各Tiに関連付けられるように、および各トランザクションTiがトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられるように、マイクロペイメント選択プロトコルは、n個のトランザクションT1,T2,...,Ti,...,Tnに対する支払いを確立する。各データ列CiがTiから確率的な支払い方式を使用して生成されるように、および各Ciが添え字iの表示を含むように、プロトコルは、第一者が第二者からデータ列Ciの少なくとも一部を各Tiに対して受信することを含む。プロトコルは、第一者が、どのチェックCjが支払われるべきであると選択されるか第一者が予測できない方法で支払われるべき複数のチェックCj(1≦j≦n)を選択することを含む。プロトコルは、選択された各チェックCjに対して、第一者が第三者に情報Ijを受信させること、および第三者が選択されたチェックCjは本当に支払われるべきであることを確認することを可能にすること、それにより第三者が、Cjは支払われるべきと確認したら直ぐに、第四者に掛売金額CRjを受信させること、および第二者に請求金額Djだけ課金させることを可能にすることを含み、全ての添え字j(1<j<n)に対して、および支払われるべき複数のチェックCjの任意の選択に対して、D=D1+D2+...+Djは、TVagg=TV1+TV2+...+TVjより大きくない。
添え字i(1<i<n)が各Tiに関連付けられるように、および各トランザクションTiがトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられ、対応するデータ列Ciにより表されるように、マイクロペイメント選択プロトコルは、n個のトランザクションT1,T2,...,Ti,...,Tnに対する支払いを確立する。プロトコルは、第一者が第二者から情報Ijを受信すること、および第一者がチェックCjは支払われるべきであることを確認することを可能にすることを含み、チェックCjは第二者により複数のトランザクションTi(i=1,...,n)の対応する1つから第三者により導出された複数のチェックCi(i=1,...,n)から選択され、チェックCjの選択は第三者によって実質的に予測不可能である。プロトコルは、第一者が、Ijを受信すると直ぐに、Cjは本当に支払われるべきであるか否かを確認することを含む。プロトコルは、第一者が第四者に掛売金額CRiを受信させること、および第三者に請求金額Diだけ課金させるようにすることを含む。
各トランザクションTiが、ユニット値UVの倍数であるトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられるように、マイクロペイメント選択プロトコルは、n個のトランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対する支払いを確立する。各データ列Ciが情報を整数の添え字iおよびTiの値TViにベクトル(Si,Si+Vi−1)の形式で含むように、1<i<nの全てのiに対して、Siが連続的に順序付けられたデータ列Cj(j=1,...,n)の順番で連続する他の複数のデータ列に対するCiの位置を表す累進的なシリアル番号であるように、およびViがiに依存する整数であってTiの値TViを表し、Vi=TVi/(UV)により与えられるように、プロトコルは、第一者が各トランザクションTiからTiに対応するデータ列Ciを導出すること、および第二者にCiを受信させることを含む。プロトコルは、第二者が、どのチェックCjが支払われるべきであると選択されるか第一者が予測できない方法で支払われるべき複数のチェックCj(1≦j≦n)を選択することを含む。プロトコルは、第二者が第三者に情報Ijを受信させること、および第三者が選択されたチェックCjは支払われるべきであるかを確認することを可能にすることを含む。プロトコルは、第三者が、Ijの受信に応答して、選択されたチェックCjは支払われるべきであることを確認することを含む。maxは整数で1≦max<i≦nであり、vmax=TVmax/(UV)であるように、およびSmaxがCkに含まれる最大のシリアル番号Sk(1≦k<n)を表し、Ckは第二者によりCiを受信する前に受信され、第三者がVkはPkを満たすことを確認し、第一者はゼロでない金額Dkだけを課金され、および第五者は第四者に掛売金額CRを受信させるように、プロトコルは、Cjが支払われるべきである場合にのみ、第五者がSmaxの値を決定することを含む。プロトコルは、第五者が第一者に請求金額Diだけ課金されるようにすることを含む。ここで、Diは、(Si+Vi−1−Smax)*UVにより与えられる。
添え字i(1<i<n)が各Tiに関連付けられるように、および各トランザクションTiがユニット値UVの整数倍であるトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられるように、マイクロペイメント選択プロトコルは、n個のトランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対する支払いを確立する。各データ列Ciが情報を整数の添え字iおよびTiの値TViにベクトル(Si,Si+Vi−1)の形式で含むように、1<i<nの全てのiに対して、Siが連続的に順序付けられたデータ列Cj(j=1,...,n)の順番で連続する他の複数のデータ列に対するCiの位置を表す累進的なシリアル番号であるように、およびViがiに依存する整数であってTiの値TViを表し、Vi=TVi/(UV)により与えられるように、プロトコルは、第一者が各トランザクションTiからTiおよびに対応するデータ列Ciを導出すること、第二者にCiを受信させることを含む。Viが第一者によって実質的に予測不可能なように、プロトコルは、第二者が項目ViをCiに関連付けることを含む。プロトコルは、第二者がプロパティPiはCiとViの間の状態を持続するか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iiを受信させること、および第三者がViはPiを満たすか否かを確認することを可能にすることを含む。maxが整数(1≦max<i≦n)であるように、vmax=TVmax/(UV)であるように、SmaxがCkに含まれる最大のシリアル番号Sk(1≦k<n)を表すように、Ckが第二者によりCiを受信する前に受信され、第三者はVkがPkを満たすことを確認し、および第一者がゼロでない金額Dkだけ課金され、第五者が第四者に掛売金額CRを受信させ、およびc)第五者が第一者に請求金額Diだけ課金させ、Diが(Si+Vi−1−Smax)*UVにより与えられるように、プロトコルは、第三者がViはPiを満たすか否かを確認すること、およびViがPiを満たす場合にのみ、第五者がSmaxの値を決定することを含む。
マイクロペイメント選択プロトコルは、n個のトランザクションTi(i=1,...,n)に対する支払いを確立し、各トランザクションTiは値TViを有する。プロトコルは、第一者が各TiからTiに関連するデータ列Ciを導出すること、および第二者にデータ列Ciを受信させることを含む。各リストLkが複数のデータ列Ck 1,...,Ckkを含むように、およびΣm k=1k=nであるようにプロトコルは、第二者が一意にデータ列Cの複数グループをm個のリストLk(k=1,...,m)に関連付けることを含み、第二者は各Lkに対するコミットメントCMkを計算することによりLk(k=1,...,m)にコミットし、第三者にCMk(k=1,...,m)を受信させ、1≦ir≦mであるように、第三者は、CMk(k=1,...,m)の受信に応答して、1または複数の整数インデックスi1,i2,...irを選択し、第二者に複数のインデックスi1,i2,...irを受信させ、複数のインデックスi1,i2,...irの受信に応答して、第二者はCMi1,CMi2,...,CMirへのコミットを絶ち、それによりLi1,...,Lirを第三者へ明らかにし、および第五者は第四者に掛売金額CRを受信させ、第一者に請求金額Dだけ課金させる。
マイクロペイメント選択プロトコルは、n個のトランザクションT1,...,Ti,...,Tnに対する支払いを確立し、各トランザクションTiは値TViを有する。プロトコルは、各Tiに対して、第一者が、第二者からTiから導出されたデータ列Ciを受信することを含む。各リストLkが複数のデータ列Ck 1,...,Ckkを含むように、およびΣm k=1k=nであるように、プロトコルは、第一者が、データ列Cの複数グループをm個のリストLk(k=1,...,m)へ一意に関連付けることを含む。1≦ir≦mであるように、プロトコルは、各Lkに対するコミットメントCMkを計算することにより、第一者がLk(k=1,...,m)にコミットすること、第三者にCMk(k=1,...,m)を受信させ、それにより第三者が1または複数の整数インデックスi1,i2,...irを選択することを可能にすることを含み、複数のインデックスi1,i2,...irを受信すると直ぐに、第一者はCMi1,CMi2,...,CMirへのコミットを絶ち、それによりLi1,...,Lirを第三者へ明らかにし、第三者が第四者に掛売金額CRを受信させることを可能にし、および第二者に請求金額Dだけ課金させることを可能にする。
各トランザクションTiが値TViを有し、Tiから導出された対応するデータ列Ciにより表されるように、およびデータ列Cの複数グループがm個のリストLk(k=1,...,m)へ一意に関連付けられ、各リストLkが複数のデータ列Ck 1,...,Ckk(Σm k=1k=n)を含むように、マイクロペイメント選択プロトコルは、n個のトランザクションT1,...,Ti,...,Tnに対する支払いを確立する。プロトコルは、第一者が第二者からm個の各リストLk(k=1,...,m)に対するコミットメントCMkを受信することを含む。プロトコルは、1≦ir≦mであるように、第一者が、CMk(k=1,...,m)を受信すると直ぐに、1または複数の整数インデックスi1,i2,...irを選択すること、およびLi1,...,Lirを第一者へ明らかにするように、第二者に複数のインデックスi1,i2,...irを受信させ、それにより第二者がCMi1,CMi2,...,CMirへのコミットを絶つことを可能にすること含む。プロトコルは、第一者が第三者に掛売金額CRを受信させること、および第四者に請求金額Dだけ課金させることを含む。
また、上記の方法は、プロセッサにより実行される一連の命令としても実施される。
1または複数の実施例の詳細は、図面および以下の説明に記載される。他の特徴および長所は、詳細な説明、図面、請求項から明らかになるであろう。
図1を参照すると、業者18により提供される種々の商品/サービス20,22,24に対して業者18が受信する種々のマイクロペイメント・トークン(即ち、少額の支払いを表すトークン)12,14,16を処理するマイクロペイメント処理システム10が示される。
一般に、マイクロペイメント処理システム10は、ネットワーク28に接続されたコンピュータ26に常駐し、コンピュータ26ににより実行される。コンピュータ26は、ネットワーク・オペレーティングシステム(例えば、 Microsoft Window 2000 Server (登録商標)、 Novell Netware (登録商標)、または Redhat Linux (登録商標))上で動作するウェブサーバでもよい。一般に、コンピュータ26も、ネットワーク28を介したコンピュータ26へのHTTP(即ち、ハイパテキスト転送プロトコル)アクセスを可能にするウェブサーバ・アプリケーション(例えば、 Microsoft IIS (登録商標)、 Novell Webserver (登録商標)、または Apache Webserver (登録商標))を実行する。
(一般に、コンピュータ26に結合した記憶装置30に記憶される)マイクロペイメント処理システム10の命令セットおよびサブルーチンは、コンピュータ26に組み込まれた1または複数のプロセッサ(図示されない)および1または複数のメモリアーキテクチャ(図示されない)により実行される。記憶装置30は、例えば、ハードディスク・ドライブ、テープドライブ、光学ドライブ、RAIDアレイ、ランダムアクセス・メモリ(RAM)、または読み出し専用メモリ(ROM)である。
以下で詳細に論じるように、1または複数の消費者32,34,36は、マイクロペイメント処理システム10の種々の部分へ(消費者コンピュータ38,40,42を介して各々が)アクセスして使用し、業者18が売りに出した商品/サービス20,22,24に関するオファー・パッケージ44,46,48を受信して検討し、業者18は、マイクロペイメント処理システム10へ業者コンピュータ50を介してアクセスする。
図2を参照すると、マイクロペイメント処理システム10は、オファー開発モジュール100、消費者代理モジュール102、支払い取り立てサービス(PCS)モジュール104、(業者金融機関108とインターフェースする)業者支払いサービス提供者(mPSP)モジュール106、および(消費者金融機関112とインターフェースする)消費者支払いサービス提供者(cPSP)モジュール110を含み、各々は以下で更に詳細に論じられる。
図3を参照すると、オファー開発モジュール100は、業者18が複数のオファー・パッケージ(例えば、オファー・パッケージ44,46,48)を、潜在的な消費者への配布および勧誘のために準備することを可能にする(150)。
オファー開発モジュール100を使用しているとき、新しい複数の業者は、複数のオファー・パッケージを準備する前に業者アカウントを確立することを要求される(152)。特に、オファー開発モジュール100は、新しい業者が(以下で更に詳細に論じられる)mPSPモジュール106にアクセスすること、および新しい業者アカウントを確立することを可能にする。
新しい業者アカウントを確立するとき、新しい業者は、mPSPモジュール106に情報(例えば、業者名、業者の住所、業者のユーザ名、業者のパスワード、業者のEメールアドレス、業者の電話番号、および業者金融機関108)を(即ち、受け取った資金を預けるアカウントを定めるために)提供する(154)。
上記のように、複数のオファー・パッケージ44,46,48は、業者18が売りに出した種々の商品/サービスに関連する。これらの商品/サービスの実施例は、例えば、容易に転送可能な形式(例えば、MP3形式)にエンコードされた個々の歌、コンサートのストリーミング・ビデオ放送、スポーツ・イベントのストリーミング・オーディオ放送、およびオンラインビデオゲームへの定められた期間だけの参加を含む。
一般に、オファー・パッケージは何が提供されているかの説明(例えば、アーティスト「Y」による歌「X」の最新リリース)、およびオファー・パッケージのコスト(例えば、$0.10)を含むように、業者は、オファー開発モジュール100を使用して、勧誘のためのオファー・パッケージを定める(156)。加えて、消費者が提供される持続時間も定められる。例えば、業者は、商品/サービスを(a)無制限の数のユーザに対して無制限の期間にわたって、(b)無制限の数のユーザに対して制限された期間にわたって(c)制限された数のユーザに対して無制限の期間にわたって、または(d)制限された数のユーザに対して制限された期間にわたって提供し、各々が商品/サービスのコストに影響する。
一般に、オファー・パッケージは、提供している業者、マイクロペイメント・トークンを処理するPCSモジュール104のアドレスまたはURL(uniform resource locator)、およびオファーの流通性(例えば、米ドル、ユーロ、円、または英国ポンド)も定める。オファーに関する有効期限は、(もし適用可能なら)(例えば、販売促進期間または公開イベントの生放送に関する)時間に依存するイベントに対するオファー・パッケージを含む。
売りに出されたの商品/サービスの暗号化されたコピーが、オファー・パッケージ(例えば、オファー・パッケージ44,46,48)に含まれる(158)。例えば、もしオファー・パッケージが個々の歌に関するものなら、業者により準備されたオファー・パッケージは、売りに出された実際の歌を含む。しかし、以下で詳細に論じるように、オファーを受け入れて業者に歌に対する支払いをするまで消費者がアクセスしないように、歌は取り込みの前に暗号化される(160)。オファー・パッケージがダウンロードされるまでオファーは受け入れられず、いったんオファー・パッケージが正常にダウンロードされたら、提供される商品(即ち、歌)は既に消費者が操作するコンピュータ上にあるので、このタイプのオファーは、商品に基づくオファー(例えば、歌を購入するオファー)に対して有利である。同様に、このことは、消費者が取得(即ち、ダウンロード)できない商品を購入したと主張する可能性を減少させる。
或いは、商品/サービスを購入できるウェブサイトへのリンクを提供するURLは暗号化され(162)、オファー・パッケージに含まれる(164)。このURLは暗号化されるので、消費者がオファーを受け入れて業者が商品/サービスに対する支払いを受けるまで、URLは使用可能ではない。このタイプのオファーは、将来発生するイベント、および現在利用できない商品(例えば、 Superbowl (登録商標)のストリーミング放送、およびまだリリースされていないアルバムからの歌)に対して有利である。
いったん業者18がオファー・パッケージを定めたら、オファー・パッケージを消費者へ提供する(166)前に、オファー・パッケージは業者により業者ディジタル証明書(以下、「mCERT」と称する)を使用してディジタル署名され(168)、mCERTは一般に(以下で更に詳細に論じられる)mPSPモジュール106から受信され(170)、オファー・パッケージの保全性を証明する。mCERTはローカルに記憶されるか、またはリモート・コンピュータ(例えば、コンピュータ26)から検索される。
mCERTは、業者の資格証明書を確立するファイルである。一般に、mCERTは、業者の名前、(識別目的のための)一意な業者シリアル番号、証明書有効期限、(メッセージの暗号化、およびディジタル署名のための)業者の公開鍵のコピー、および証明書発行認証者(例えば、 www.verisign.com (登録商標)、またはサードパーティの信用代理人)のディジタル署名を含み、消費者は業者ディジタル証明書の保全性を確認できる。
一般に、mCERTを使用するとき、オファー・パッケージを消費者が利用可能にする前に、ハッシュ・アルゴリズムがオファー・パッケージのハッシュを生成し、ハッシュは本質的にオファー・パッケージの数学的合計である。次に、業者は、このハッシュを、業者の秘密−公開暗号化鍵ペアの秘密鍵を使用して暗号化する。この暗号化されたハッシュは、業者のディジタル署名として機能する。消費者がオファー・パッケージの保全性を確認しているとき、消費者はオファー・パッケージのハッシュを、業者がハッシュを作成するのと同じハッシュ・アルゴリズムを使用して作成する。次に、消費者は、業者の公的に利用可能な公開鍵を使用してディジタル署名(即ち、業者により作成されたハッシュ)を暗号化し、2個のハッシュが比較される。もし2個のハッシュが一致したら、オファー・パッケージの保全性および真正性が確認される。
一般に、業者(例えば、業者18)は、潜在的顧客へ複数のオファー・パッケージを同時に提示する。例えば、もし業者が音楽配布ウェブサイトなら、消費者は、例えば、歌のタイトル、アルバムのタイトル、アーティスト名、リリース日、または音楽のタイプに基づいて検索を実行できる。同様に、このことは、結果リストに含まれる結果(即ち、複数のオファー・パッケージ)の各に対するURLを含む結果リストを生成する。これら複数のオファー・パッケージは、個々の歌、歌の編纂物、アルバム全体、または名曲集全体に関する。
一般に、オファー開発モジュール100は、業者(例えば、業者18)が業者コンピュータ50上で動作するブラウザ・アプリケーション(例えば、 Microsoft Internet Explorer (登録商標)、または Netscape Navigator (登録商標))を通してアクセスするウェブ対応のアプリケーションであり、業者はマイクロペイメント処理システム10に暗号化されたSSL(即ち、安全なソケット層)接続を使用してログインする。或いは、オファー開発モジュール100は、業者コンピュータ50でローカルに実行されるローカルなアプリケーションでもよい。
図4を参照すると、消費者代理モジュール102は、消費者が、業者18が生成した複数のオファー・パッケージ(例えば、オファー・パッケージ44,46,48)を検討すること(200)、および消費者が関心のあるこれら複数のオファー・パッケージを受け入れること(即ち、商品/サービスを購入すること)(202)を可能にする。加えて、消費者代理モジュール102は、業者から受信したオファー・パッケージの保全性を、業者がオファー・パッケージのハッシュの作成に使用するのと同じハッシュ・アルゴリズムを使用してオファー・パッケージのハッシュを作成することにより確認する(204)。次に、消費者代理モジュール102は、業者の公的に利用可能な公開鍵を使用して、業者により作成されたハッシュを暗号化し、複合化された業者のハッシュおよび消費者のハッシュが比較される、もし2個のハッシュが一致したら、オファー・パッケージの保全性および真正性が確認される。
一般に、消費者代理モジュール102は、消費者(例えば、消費者32)が消費者コンピュータ(例えば、消費者コンピュータ38)上で動作するブラウザ・アプリケーションを通してアクセスするウェブ対応のアプリケーションであり、消費はマイクロペイメント処理システム10へ暗号化されたSSL接続を使用して安全にログインする。或いは、消費者代理モジュール102は、消費者コンピュータ38でローカルに実行されるローカルなアプリケーションでもよい。
消費者代理モジュール102を使用するとき、新しい複数のユーザは、オファーを受け入れて業者が売りに出した商品/サービスを購入する前に、消費者アカウントを確立することを要求される(206)。消費者代理モジュール102の使用により、消費者は(以下で更に詳細に論じられる)cPSPモジュール110へアクセスし、そのような新しい消費者アカウントを確立できる。
消費者アカウントを確立するとき、新しい消費者はcPSPモジュール110に情報(例えば、消費者名、消費者の課金住所、消費者のユーザ名、消費者のパスワード、消費者のEメールアドレス、消費者の電話番号、(課金目的のための、従って、請求金額が適用される消費者金融機関112を定めるための)消費者のクレジット・カード情報、および(コンテンツ規制、およびアクセス目的のための)消費者の年齢)を提供する(208)。加えて、消費者は、アカウントのタイプ(例えば、「前払い」または「後払い」)を定める(210)。
前払いアカウントに対して、消費者は、例えば、クレジット・カードを使用して資金を消費者アカウントへ転送し、そのアカウントを使用するとき、もし消費者アカウントの残高が得た商品/サービスのコストをカバーするのに充分であれば、消費者は商品/サービスを購入することのみ許される。アカウントが購入をカバーするのに不充分な資金を有する場合、購入は拒否される。例えば、両親が10代の子供の支出を制御することを所望するとき、このタイプのアカウントは有利である。
或いは、消費者アカウントは「後払い」アカウントとして形成され、従って、消費者が購入を許される前に予め必要な資金は要求されない。しかし、消費者が一定の金額までの商品/サービスだけを購入できるように、「信用限度」が「後払い」アカウントに対して定められ、一定の金額より上では請求金額は拒否される。
いったん消費者が消費者アカウントを消費者代理モジュール102を使用して確立したら、消費者はオファーを受け入れ(202)、従って、業者がオファーした商品/サービスを購入する。
消費者代理モジュール102は消費者が業者が売りに出した商品/サービスを購入することを可能にするので、消費者代理モジュール102を使用するとき、消費者は身分の証明を要求される(212)。この証明は、消費者にユーザ名とパスワードの組み合わせを入力させることにより、または身分証明の他の既知の手段(例えば、トークン、証明書、または cookie を通過させること)により達成される。
いったん消費者の身分が証明されたら、消費者代理モジュール102を使用する消費者に関する消費者ディジタル証明書(以下、cCERTと称する)は、cPSPモジュール110から検索される(214)。mCERTの性質に類似して、cCERTは一般に、消費者の名前、(識別目的のための)一意な消費者シリアル番号、証明書有効期限、(メッセージおよびディジタル署名を暗号化するために使用される)消費者の公開鍵のコピー、および証明書発行認証者のディジタル署名を含み、業者は消費者ディジタル証明書の保全性を確認できる。一般に、一意な消費者シリアル番号は、ディジタル証明書が関係する消費者の(以下で論じられる)累積した支出金額の決定を可能にする。加えて、cCERTは消費者のアカウントの状態(例えば、有効、停止、または解約)および消費者アカウントのタイプ(例えば、「前払い」、または「後払い」アカウント)も定める。
消費者がオファーをブラウザ・アプリケーションによって検討しているとき(200)、消費者代理モジュール102は、消費者がオファー・パッケージを検討のために選択することに応答して一般に自動的に起動され、従って、消費者がオファー・パッケージの詳細を検討することを可能にする。一般に、検討のためのオファー・パッケージのこの選択は、消費者がオファー・パッケージ(または、オファー・パッケージを指すリンク)を「クリック」することにより達成される。
図5を参照すると、オファー・パッケージを検討するとき(200)、消費者代理モジュール102は、消費者へのオファーの詳細(例えば、アーティストおよび歌のタイトル(252)、オファーのコスト(254)、支払先(256)有効期限(258)、および全体の説明(260))を表示するユーザ・インターフェース・ディスプレイスクリーン(250)を描写する(216)。
もし、オファー・パッケージを受信(200)したら直ぐに、消費者がオファーを受け入れて業者がオファーした商品/サービスを購入することを決めたら(202)、消費者は購入を開始するための肯定的行動(例えば、購入ボタン(262)をマウス・ポインタ(または、図示されない他のポインティング・デバイス)(264)で「クリック」すること)を実行する。
購入が開始されるとき、消費者代理モジュール102はcCERTを検査(218)して、消費者が停止されていないことを確認する。更に、もし消費者アカウントが前払いアカウントなら、消費者代理モジュールは消費者アカウントの残高が得た商品/サービスのコストをカバーするのに充分であることを確認する(220)。
従って、もし消費者が有効(即ち、停止されていない)消費者で、アカウントが後払いアカウントまたは充分な資金がある前払いアカウントの何れかなら、業者がオファーした商品/サービスの購入を有効にするためにマイクロペイメント・トークン(例えば、トークン12,14,16)が生成される(222)。マイクロペイメント・トークンは、消費者代理モジュール52により検索されたcCERTに含まれる消費者のディジタル署名を使用してディジタル署名される(224)。(PCSモジュール104へ送信(226)される)マイクロペイメント・トークンは、購入する商品/サービスを定め、マイクロペイメント・トークン金額(即ち、購入の金額)を定め、購入を行う消費者を識別し、その特定の消費者の累積消費額を定める。(一般に、cCERTに含まれる消費者シリアル番号を使用してcPSPモジュール110から検索される)この累積消費額は、消費者が商品/サービスへ以前に支出したお金の合計金額を定め、現在受け入れられているオファーに関連するコストは含まない。
図6を参照すると、PCSモジュール104がマイクロペイメント・トークンを受信するとき(300)、一般にマイクロペイメント・トークンは有効にされ(302)、それが真正であり改ざんされていないことを確認する。上記のように、消費者代理モジュール102により送信されたマイクロペイメント・トークンは、cCERTのディジタル署名を使用してディジタル署名される(224)。従って、ハッシュはマイクロペイメント・トークンで作成され、ハッシュは消費者の秘密/公開鍵ペアの秘密鍵を使用して暗号化される。
従って、マイクロペイメント・トークンを有効にするとき、PCSモジュール104は、マイクロペイメント・トークンのハッシュを、消費者がハッシュを作成するのと同じハッシュ・アルゴリズムを使用して作成する。次に、PCSモジュール104は、消費者の公開鍵を使用して消費者代理モジュールにより作成されたハッシュを暗号化し、2個のハッシュが比較される。もし2個のハッシュが一致したら、マイクロペイメント・トークンの保全性および真正性が確認される。
一般に、PCSモジュール104により実行されるトークン検証プロセス(302)も、マイクロペイメント・トークンで指定された累積消費額がcCERTで指定された累積消費額と一致することを確認することを含む。
また、PCSモジュール104も、オファー・パッケージを(mCERTに含まれる業者のディジタル署名および公開鍵の使用により)検証し(304)、オファー・パッケージの保全性を保証する。一般に、このオファー検証プロセス(304)も、オファー・パッケージがまだ有効であること(例えば、業者により取り消されていないこと、または期限が切れていないこと)を確認すること、消費者が要求を満たすことを確認するオファー・パッケージ要求を検査することを含む。例えば、15歳の消費者は、17歳未満禁止の映画を観ることに関するオファー・パッケージを受け入れることを許されない。
いったん有効にされたら(302,304)、マイクロペイメント・トークンはPCSモジュール104により受け入れられ(306)、処理のために待ち行列に入れられる(308)。加えて、PCSモジュール104は、消費者代理モジュール102へ送信(312)されるコンテンツ受領書52を生成(310)し、消費者が購入した商品/サービスへアクセスすることを可能にする復号化鍵を一般に含む。更に、PCSモジュール104も、消費者の累積消費額の(以下で論じられる)差額をマイクロペイメント・トークン金額だけ更新する(即ち、増加させる)(314)。
上記のように、業者が生成したオファー・パッケージは、実際のデータ・ファイル(例えば、MP3ベースの歌ファイル)の暗号化バージョンを含む。もし消費者がそのようなオファーを受け入れたら、購入されたデータ・ファイルは既に消費者のコンピュータ(例えば、コンピュータ38)に存在する。このシナリオでは、コンテンツ受領書52の受領(228)が消費者代理モジュール102を起動し、コンテンツ受領書52に含まれる復号化鍵を使用して消費者コンピュータに存在するデータ・ファイルを暗号化する(230)。
或いは、以下で論じられるように、業者が用意したオファー・パッケージは、リモート・コンピュータ(例えば、コンピュータ26)に存在する暗号化されたデータ・ファイルへのリンクを含むだけである。このシナリオでは、(復号化鍵を含む)コンテンツ受領書52の受領(228)は、暗号化されたデータ・ファイルの暗号化(230)の前に、(リモート・コンピュータからの)暗号化されたデータ・ファイルの検索(232)を起動する。
加えて、以下で論じられるように、業者が用意したオファー・パッケージは、リモート・コンピュータ(例えば、コンピュータ26)に存在する暗号化されたデータ・ファイルへの暗号化されたリンクを含むだけである。このシナリオでは、コンテンツ受領書52の受領(228)は、暗号化されたデータ・ファイルの検索(232)および復号化(230)の前に、暗号化されたリンクの復号化(234)を起動する。
更に上記のように、消費者は、将来発生するイベントに対するオーディオ、ビデオ、またはオーディオ/ビデオ・ストリームへのアクセスを購入している。このシナリオでは、コンテンツ受領書に含まれる復号化鍵はタイム・スタンプされ、従って、消費者がストリームにアクセスすることはイベント直前の時間まで許されない。加えて、コンテンツ受領書に含まれるコンテンツ受領書および/または復号化鍵は、定められた期間だけ有効である。例えば、消費者は、オンライン・ゲーム・ウェブサイトへの1時間のアクセスを購入する。そのようなシナリオでは、復号化鍵および/またはコンテンツ受領書は、時系列な時間、またはオンライン時間の一時だけ有効である。
PCSモジュール104はマイクロペイメント選択プロトコル114を実行し、マイクロペイメント選択プロトコル114は米国特許出願第10/476,128号(2003年10月27日に出願)「Method and System for Micropayment Transactions」の主題であり、米国特許出願第10/476,128号は国際特許出願第PCT/US02/12189号(2002年4月17日に出願)への優先権の利益を主張し、国際特許出願第PCT/US02/12189号は米国特許仮出願第60/287,251号(2001年4月27日に出願)、米国特許仮出願第60/306,257号(2001年7月18日に出願)、および米国特許仮出願第60/344,205号(2001年12月26日に出願)への優先権の利益を主張し、ここで参照される。国際特許出願第PCT/US02/12189号のコピーが、 Appendix A として添付される。
米国特許出願第10/476,128号で論じられるように、マイクロペイメント選択プロトコル114は、複数のマイクロペイメント・トークンを、安全で、ランダムな、消費者、業者、またはPSPモジュールにより制御不可能な確率的方法で処理する。特に、複数のマイクロペイメント・トークンの定められた割合が処理のために選択され(316)、マイクロペイメント・トークンの値は増加し(即ち、定められた割合の逆数だけ拡大され)(318)、マイクロペイメントが業者18へ行われる。例えば、定められた割合を1%(即ち、100のうち1)と仮定すると、100個のマイクロペイメント・トークンの中から1個が処理のために選択される。従って、マイクロペイメントは、選択率によって拡大される業者へ行われる。従って、もし選択されたマイクロペイメント・トークンの値が$0.99で選択率が100分の1なら、業者へ行われるマイクロペイメントの値は$99.90(即ち、マイクロペイメント・トークンの実際の値の100倍)である。
単一のマイクロペイメントが、これら99個の選択されなかった複数のマイクロペイメント・トークン、および1つの選択されたマイクロペイメント・トークン合計の確率的等価物を表すので、選択されなかった複数のマイクロペイメント・トークン(即ち、この実施例では100分の99)に関して、業者18はこれら複数のマイクロペイメント・トークンに対する支払いを決して受け取らない。
マイクロペイメント・トークンが処理のためにマイクロペイメント選択プロトコル114により選択され、マイクロペイメントの業者18への支払いの基礎として使用されるとき、上記のように、マイクロペイメント・トークンの値は、適切なマイクロペイメント・レベルまで増加する(318)。次に、マイクロペイメント・トークンは、PCSモジュール104によりディジタル署名され(320)、mPSPモジュール106へ処理のために送信される(322)。
図7および図8を参照すると、mPSPモジュール106は、業者18の代理で活動している支払いサービス提供者である。mPSPモジュール106がマイクロペイメント・トークンをPCSモジュール104から受信するとき(350)、マイクロペイメント・トークンの妥当性が確認される(352)。
上記のように、一般に、マイクロペイメント・トークンは、mPSPモジュール106へ送信される(322)前に、PCSモジュール104によりディジタル署名される(320)従って、マイクロペイメント・トークンがmPSPモジュール106により受信されるとき(350)、マイクロペイメント・トークンのハッシュを生成し、PCSモジュール104が生成した暗号化されたハッシュを復号化し、2個のハッシュを比較することにより、mPSPモジュール106はマイクロペイメント・トークンを有効にする(352)。もし一致したら、マイクロペイメント・トークンの妥当性が確認される。
いったんマイクロペイメント・トークンがmPSPモジュールにより有効にされたら(352)、マイクロペイメント・トークンはcPSPモジュール110へ更に処理するために送信される(354)。mPSPモジュール106が業者18の代理で活動し、cPSPモジュール110が消費者の代理で活動するので、一般にmPSPモジュール106は、送信(354)の前に、マイクロペイメント・トークンにディジタル署名する(356)。一般に、(上記の手順を使用して)受信(402)すると直ぐに、および受け入れる(404)前に、cPSPモジュール110は、マイクロペイメント・トークンの妥当性を確認する(400)。いったん有効にされて(400)受け入れられたら(404)、マイクロペイメント・トークンは、cPSPモジュール110による処理のために(以下で論じられる)待ち行列に入れられる。
複数のマイクロペイメント・トークンを待ち行列に入れることは、システムの資金不足および業者/消費者の共謀のリスクを減少させる。上記のように、cPSPモジュール110により処理される選択された各マイクロペイメント・トークン(即ち、マイクロペイメント処理のために選択されたトークン)は、オファーのコストd(即ち、マイクロペイメント・トークン金額)、増大したマイクロペイメント金額D(即ち、スケーリング因子を掛けたオファー・コスト)、および累積消費額Cj+Ciを指定する。
例えば、消費者が、$0.10のマイクロペイメント・トークン金額dを有する購入を繰り返し行うと仮定する。更に、マイクロペイメント選択プロトコル114は複数のマイクロペイメント・トークンを定められた割合(または、率)に従う確率的方法で処理するので、消費者がこの購入を行う最初の75回、消費者のマイクロペイメント・トークンは選択されず、従って、消費者は購入に対して決して課金されないと仮定する。従って、Cj(即ち、消費者へ以前に課金された最終金額)は(消費者は以前の75回の購入に対して決して課金されないので)$0.00に等しくなるように、およびCi(即ち、最後の課金から消費者が使った差額)は$7.50であり、$7.50が以前の75回の課金されていない購入のコストを表すように、消費者が76回目の購入を行うとき、マイクロペイメント・トークンで指定される累積消費額Cj+Ciは$7.50である。
cPSPモジュール110により保持される複数の待ち行列は、待ち行列予約QR、および停止中の(即ち、まだ処理されていない)複数のマイクロペイメント・トークン(例えば、トークン12,14,16)の順序付けられたセットを含む。cPSPモジュール110は複数のマイクロペイメント・トークンを受信し(402)、有効にし(400)、受け入れる(404)ので、cPSPモジュール110は消費者金融機関112に支出された差額(Ci)+マイクロペイメント・トークン金額dを課金する(406)。この特定の実施例では、消費者は課金されてこなかったので、この差額は$7.50であり、マイクロペイメント・トークン金額は$0.10である。従って、cPSPモジュール110は消費者金融機関112に$7.60を課金し(406)、$7.60は待ち行列予約QRに預けられる(408)。
次に、cPSPモジュール110は、選択されたマイクロペイメント・トークンを待ち行列の最後に挿入し(410)、待ち行列は一般に先入れ先出し(FIFO)待ち行列である。FIFO待ち行列は、もっとも古いエントリが最初に処理され、反対に、もっとも新しいエントリが最後に処理される待ち行列である。cPSPモジュール110は、次に処理する番である増大したマイクロペイメント・トークン(即ち、待ち行列の最初にあるトークン)のマイクロペイメント金額Dを、待ち行列予約QRの現在の残高と繰り返し比較する(412)。待ち行列予約QRの(現在は$7.60である)現在の残高が、検査されるマイクロペイメント・トークンのマイクロペイメント金額D(この実施例では$10.00)以上の時だけ、増大したマイクロペイメント・トークンが処理され、マイクロペイメントが業者に支払われる。
待ち行列予約QRが、現在のところマイクロペイメント金額Dより小さいので、マイクロペイメントは業者に行われない。しかし、(cPSPモジュール110により有効にされた)続けて受信される各マイクロペイメント・トークンの差分値が待ち行列予約QRに預けられるので、結局のところ待ち行列予約QRの値はマイクロペイメント金額Dの値以上になる。これが起きるとき、マイクロペイメントは業者金融機関108へ(mPSPモジュール106を介して)発行され(414)、マイクロペイメントの値が待ち行列予約QRから差し引かれる(416)。
この処理は、(a)待ち行列が空になる、または(b)マイクロペイメント・トークンを待ち行列で精算するには不十分な準備金が存在するまでは、待ち行列の先頭にある各マイクロペイメント・トークンに対して繰り返される。
(a)全ての消費者が共通の待ち行列を使用するように、(b)各消費者が別々の待ち行列を有するように、または(c)消費者の定められたグループがその定められたグループに共通の待ち行列を共有するように、cPSPモジュール110により保持される1または複数の待ち行列に関して、1または複数の待ち行列は形成される。
上で論じたように、マイクロペイメント選択プロトコル114は、複数のマイクロペイメント・トークンを、定められた割合(または、率)に従う確率的方法で処理する。上記の実施例では、この率は100分の1であり、PCSモジュール104が受信した100個のマイクロペイメント・トークンの中から1個が処理のために選択されるので、cPSPモジュール110は消費者に購入の実際の金額を課金し、mPSPモジュール106はマイクロペイメントを業者に業者金融機関108を介して行う。
しかし、選択されなかった複数のマイクロペイメント・トークンもまだ処理されなければならず、業者に行われたマイクロペイメントの金額と消費者から集められたマイクロペイメント・トークン金額dの差分コストを埋め合わせるために、消費者が課金される。従って、PCSモジュール104は、選択されなかった複数のマイクロペイメント・トークンを繰り返し検査して、mPSP106およびcPSP110へ処理のために送信できないかを決定する。
特に、PCSモジュール104は、選択されなかった各マイクロペイメント・トークンを検査して(324)、2つの決定(a)選択されなかったトークンが生成されてからの実期間、および(b)消費者が最後に課金されてから消費者が支出した差額Ci、を行う。もしマイクロペイメント・トークンが生成されてからの実期間が、予め定められた期間(例えば、30日)を過ぎていたら(326)、マイクロペイメント・トークンはディジタル署名され(320)、mPSPモジュール106へ処理のために送信される(322)。更に、もし差額Ciが好ましい最小の課金しきい値(例えば、$5.00)を超えるなら(328)、マイクロペイメント・トークンはディジタル署名され(320)、mPSPモジュール106へ処理のために送信される(322)。
mPSPモジュール106により受信されるとき(350)、選択されなかった複数のマイクロペイメント・トークンは、選択された複数のマイクロペイメント・トークンに類似して処理される(即ち、有効にされて(352)、確認される(354))。しかし、選択されなかった複数のマイクロペイメント・トークンは、マイクロペイメント金額を反映するために値が増大しなかったので、これら選択されなかった複数のマイクロペイメント・トークンに関して業者への支払いは行われず、増大したマイクロペイメントが、選択されなかった複数のマイクロペイメント・トークンに対して既に支払われた業者へ行われる。
従って、mPSPモジュール106が選択されなかったマイクロペイメント・トークンを処理のために受信するとき、選択されなかったマイクロペイメント・トークンは、cPSPモジュール110へ消費者への課金目的で送信される(354)。
jが消費者へ以前に課金された最終金額を表し、Ciが最後の課金から消費者が使った差額を表すように、選択されなかった各マイクロペイメント・トークンは、マイクロペイメント・トークン金額d、および累積消費額Cj+Ciを指定する。cPSPモジュール110は、消費者に(消費者金融機関112を介して)支出された差額(Ci)+マイクロペイメント・トークン金額dを課金する(406)。次に、これら受け取った資金は待ち行列予約QRに預けられ(408)、従って、待ち行列予約QRの値を上昇させ、1または複数の業者への追加マイクロペイメントの支払いを可能にする。しかし、これらは選択されなかった複数のマイクロペイメント・トークンなので(418)、これら選択されなかったトークンは、マイクロペイメントを待つために待ち行列に配置されず、マイクロペイメントは選択されなかったトークンに行われない。
累積消費額に関して、この値は、PCSモジュール104により(記憶装置30に)に保持される。上記のように、消費者代理モジュール102から検索されたcCERTは、消費者代理モジュール102が(PCSモジュール104から)現在の累積消費額を検索することを可能にするシリアル番号を指定し、現在の累積消費額は、消費者代理モジュール102が生成した複数のマイクロペイメント・トークン(例えば、トークン12,14,16)に取り込まれる。従って、PCSモジュール104に保持される累積消費額の精度を保証することにより、複数のマイクロペイメント・トークンで指定される累積消費額の精度も保証される。
上記のように、Cjが消費者へ以前に課金された最終金額を表し、Ciが最後の課金から消費者が使った差額を表すように、累積消費額はCj+Ciとして定められる。従って、マイクロペイメント・トークンが処理されるときはいつも、それが選択されなかったトークン(または、マイクロペイメントに対する基礎としてマイクロペイメント選択プロトコル114により選択されたトークン)であるないに関わらず、消費者は支出された差額(Ci)+マイクロペイメント・トークン金額(d)に対して課金される(406)。従って、マイクロペイメント・トークンが処理される(即ち、mPSPモジュール106へ送信される)各時間に、PCSモジュール104により保持される累積消費額が更新される(314)。累積消費額を更新するとき、Cjは(Cj),(Ci),および(d)の和に設定され、(クライアントは現在課金されておらず、従って、最後の課金から購入していないので)、支出された差額(Ci)はゼロにリセットされる。
上記の実施例に継続して、消費者が76回目の購入を行うとき、消費者のマイクロペイメント・トークンはマイクロペイメント選択プロトコル114により選択される。この時点で、(消費者が、以前の75回の購入の何れに対しても課金されていないので)Cj(即ち、消費者へ以前に課金された最終金額)が$0.00に等しく、Ci(即ち、最後の課金から消費者が使った差額)が$7.50に等しく、$7.50は以前の75回の課金されなかった購入のコストを表すように、マイクロペイメント・トークンおよびPCSモジュール104で指定される累積消費額Cj+Ciは$7.50である。
従って、この消費者の累積消費額を更新するとき、Cjは(Cj),(Ci),および(d)の和(即ち、$0.00+$7.50+$0.10)に等しく設定される。更に、支出された差額(Ci)が、ゼロにリセットされる。従って、Cjが$7.60に等しく、Ciが$0.00に等しいように、消費者が77番目のマイクロペイメント・トークンを発生するとき、PCSモジュール104から検索され、77番目のマイクロペイメント・トークンに取り込まれる累積消費額Cj+Ciは$7.60である。
マイクロペイメント処理システム10は、処理される各マイクロペイメント・トークンに対するトークン処理料金にアクセスする。システムが如何にして構成されるかによって、次の1または複数が適応する。例えば、(a)消費者が、消費者が発生する各トークンに対して請求される、(b)業者が、その業者に行われたマイクロペイメントに対する基礎として使用された各トークンに対して請求される、または(c)業者が、その業者に向けられた各トークン対して請求される。
(国際特許出願第PCT/US02/12189号( Appendix A として添付)の主題であり、完全に開示された)マイクロペイメント選択プロトコル114は安全な選択プロトコルであり、プロトコルを実行する1または複数のモジュールは、プロトコルが安全であるために安全なシステムで動作する必要がない。例えば、mPSPモジュール106およびcPSPモジュール110は一般に安全なシステムで動作するが、オファー開発モジュール100、消費者代理モジュール102、およびPCSモジュール104は安全でないシステムで動作してもよく、従って、マイクロペイメント処理システム10の全体の運用コストを下げる。
上記のように、マイクロペイメント処理システム10の内部の種々のモジュールは、送信の前に複数のデータ・オブジェクトをハッシュしてディジタル署名する。実施例は、複数のオファー・パッケージをハッシュしてディジタル署名するオファー開発モジュール100、PCSモジュールへ送信する前に複数のマイクロペイメント・トークンをハッシュしてディジタル署名する消費者代理モジュール102、mPSPモジュールへ送信する前に複数のマイクロペイメント・トークンをハッシュしてディジタル署名するPCSモジュール104、およびcPSPモジュールへ送信する前に複数のマイクロペイメント・トークンをハッシュしてディジタル署名するmPSPモジュール106を含む。
残念なことに、特にデータ・オブジェクトをハッシュするために必要な帯域幅と比較するとき、複数のデータ・オブジェクトにディジタル署名することは、相当な計算帯域幅を消費する。以下で詳細に論じるように、複数のデータ・オブジェクトをバッチ処理することにより、処理遅延時間の少しだけの増加を被る一方、計算帯域幅の大幅な減少が実現される。
図9を参照すると、バッチ処理モジュール450は、マイクロペイメント処理システム10の複数のモジュール(例えば、モジュール100,102,104,106および/または110)の何れかに含まれる。バッチ処理モジュール450は、複数のデータ・オブジェクト(例えば、複数のオファー・パッケージ、および複数のマイクロペイメント・トークン)のバッチ処理を可能にする。
上で論じたように、各データ・オブジェクトは、一般にハッシュされてディジタル署名される。従って、8個のデータ・オブジェクトのバッチに対して、8個のハッシュ・オペレーションおよび8個の署名オペレーションが従来から要求される。しかし、バッチ処理モジュール450は、処理される8個のデータ・オブジェクトのバッチ毎に、1回のディジタル署名オペレーション、および(2N−1)回のハッシュ・オペレーション(即ち、15回のハッシュ・オペレーション)だけを要求する。単一のディジタル署名を処理するために104回のハッシュ処理能力を要求すると仮定すると、従来のオブジェクト毎に1つの署名処理は、10,015個の処理ユニット(即ち、1署名@10,000ユニット、および(2N−1)ハッシュ@1ユニット)に対して80,008個の処理ユニット(即ち、8署名@10,000ユニット、および8ハッシュ@1ユニット)を必要とする。従って、バッチ処理モジュール450の使用は、87.48%の処理帯域幅減少をもたらす。
バッチサイズが増加するときに、処理帯域幅節約は更に重要である。例えば、64のバッチサイズに対して、従来のオブジェクト毎に1つの署名処理は、10,127個の処理ユニット(即ち、1署名@10,000ユニット、および(2N−1)ハッシュ@1ユニット)に対して640,064個の処理ユニット(即ち、64署名@10,000ユニット、および64ハッシュ@1ユニット)を必要とする。従って、64のバッチサイズに対して、バッチ処理モジュール450の使用は、98.41%の処理帯域幅減少をもたらす。
しかし、この増加した効率はコストなしに実現せず、バッチサイズが大きくなると、そのようなバッチを構成するのに更に長い時間を必要とする。例えば、もしシステム10が1データ・オブジェクト/マイクロ秒で生成していたら、64のオブジェクト・バッチは64マイクロ秒(即ち、ほぼ受け入れられるレベルの遅延)でアセンブルできる。しかし、もしシステム10が1データ・オブジェクト/秒で生成していたら、64のオブジェクト・バッチをアセンブルするのに1分以上かかる(即ち、ほぼ容認できない遅延)。
従って、バッチサイズを定めるとき、受け入れられるレベルの遅延を考えるべきである。従って、0.100秒が受け入れられるレベルの遅延を表すように、固定した時間(例えば、0.100秒)の間に得られるオブジェクトの数としてバッチを定めることが望ましい。
バッチ処理モジュール450は、ユーザがバッチ・サイズ定義を定めることを可能にする(452)。このバッチ・サイズ定義を定めるとき、ユーザはバッチの内部に含まれるデータ・オブジェクトの数を定める(454)。或いは、バッチに含まれるデータ・オブジェクトの数が時間内に利用可能にされるデータ・オブジェクトの数であるように、ユーザは時間(例えば、100ミリ秒)を定める(456)。
バッチサイズが定められる(即ち、時間、またはデータ・オブジェクト数)方法に関わりなく、バッチ符号化処理450はバッチをアセンブルするのに必要な複数のデータ・オブジェクトを得る(458)。もしユーザがバッチサイズを特定の数のデータ・オブジェクトとして定めたら、バッチ処理モジュール450は特定の数のデータ・オブジェクトを得る(460)。もしユーザがバッチサイズを特定の時間内に利用可能なオブジェクトの数として定めたら、バッチ処理モジュールは特定の時間内に利用可能な複数のデータ・オブジェクトを得る(462)。
図10を参照すると、符号化されたバッチファイル500のグラフ図が示され、バッチファイル500はバッチ符号化処理450の最終生成物を表す。この特定の実施例では、バッチファイル500は8個のデータ・オブジェクト502−516を含み、各々は、例えば、マイクロペイメント・トークン(または、オファー・パッケージ)を表す。
符号化されたバッチファイル(例えば、符号化されたバッチファイル500)を生成するとき、バッチ符号化処理450は適切な数のデータ・オブジェクト(例えば、データ・オブジェクト502−516)を得る(458)。いったんこれらのデータ・オブジェクトが得られたら、バッチ処理モジュール450は各データ・オブジェクトをハッシュして(464)、ハッシュされたデータ・オブジェクトを各データ・オブジェクトに対して生成する。
いったんハッシュされたら(464)、これらハッシュされたデータ・オブジェクトは、ハッシュされたデータ・オブジェクトのペア(例えば、オブジェクト・ペア502/504、オブジェクト・ペア506/508、オブジェクト・ペア510/512、およびオブジェクト・ペア514/516)にグループ分けされ(466)、ハッシュされたデータ・オブジェクトのこれらペアはハッシュされ(468)、従って、4個のハッシュされたデータ・オブジェクト518,520,522,524を(それぞれ)生成し、各々はハッシュされたデータ・オブジェクトの単一ペアに対応する。バッチ符号化処理450は、ハッシュされたデータ・オブジェクトのペアをハッシュする(468)ときに生成されたハッシュされたデータ・オブジェクトの数をモニタし(470)、このグループ分け(466)およびハッシュ(468)は、ハッシュされた唯一のデータ・オブジェクトが生成されるまで再帰的に繰り返される。
上記の実施例に継続して、4個のハッシュされたデータ・オブジェクトが生成されるので、これら4個のハッシュされたデータ・オブジェクトは、ハッシュされたデータ・オブジェクトの2個のペア(例えば、オブジェクト・ペア518/520、およびオブジェクト・ペア522/524)にグループ分けされ(466)、ハッシュされたデータ・オブジェクトのこれら2個のペアはハッシュされ(468)、従って、2個のハッシュされたデータ・オブジェクト526,528を(それぞれ)生成する。
バッチ処理モジュール450は、2個以上のハッシュされたデータ・オブジェクトが生成されたことを決定するので(470)、これら2個のハッシュされたデータ・オブジェクトは、ハッシュされたデータ・オブジェクトの1つのペア(例えば、オブジェクト・ペア526/528)にグループ分けされ、ハッシュされたデータ・オブジェクトのこのペアはハッシュされ(468)、従って、1個のハッシュされたデータ・オブジェクト530を生成する。
バッチ処理モジュール450は、ハッシュされた唯一のデータ・オブジェクトが生成されたことを決定するので(470)、バッチ処理モジュール450は、ハッシュされたデータ・オブジェクトにディジタル署名(即ち、暗号化)し(472)、ディジタル署名され、ハッシュされたデータ・オブジェクトは意図する受取人へ送信される(474)。以下で更に詳細に説明されるように、いったんディジタル署名されハッシュされたこのデータ・オブジェクトが意図する受取人に受信されたら、元の8個のデータ・オブジェクト502−516は復号化される。
上記の実施例では、8個のハッシュされたデータ・オブジェクトのグループ分け(466)は4個のペアになり、4個のペアはハッシュされて(468)2個のペアになり、2個のペアはハッシュされて(468)1個のペアになり、1個のペアはハッシュされて(468)署名されて(472)送信される(474)。残念なことに、複数のデータ・オブジェクトの最初の数が2の累乗(即ち、例えば、2,4,8,16,32,64または128)であるときにだけ、このグループ分けおよびハッシュは円滑に働く。しかし、もしバッチ処理モジュール450のユーザがバッチサイズを期間を定める(456)ことにより定めたら(452)、処理されるデータ・オブジェクトの数は任意の数でよい。
従って、ハッシュされたデータ・オブジェクトを処理するとき、もしペアにされたハッシュされたデータ・オブジェクトの数が奇数なら、ペアにできるこれらのデータ・オブジェクトはペアにされ、単一のペアにできないハッシュされたデータ・オブジェクトは、次に更に高いレベルでペア化される。ハッシュ処理468が奇数のハッシュされたデータ・オブジェクトを生成するとき、この次に続くペア化が発生する。
例えば、上記の実施例で処理される8個のデータ・オブジェクト(即ち、データ・オブジェクト502−516)に加えて、9番目のデータ・オブジェクト532も処理されると仮定する。個の9番目のデータ532のペア化は、奇数のハッシュされたデータ・オブジェクトが生成されるまで遅延される。上記のように、8番目のデータ・オブジェクトのペア化は、4個のペア(即ち、オブジェクト・ペア502/504、オブジェクト・ペア506/508、オブジェクト・ペア510/512、オブジェクト・ペア514/516)になり、4個のペアはハッシュされてグループ分けされ、2個のペア(即ち、オブジェクト・ペア518/520、オブジェクト・ペア522/524)になり、2個のペアはハッシュされてグループ分けされ、単一ペア(即ち、オブジェクト・ペア526/528)になり、単一ペアはハッシュされて単一のハッシュされたデータ・オブジェクト530になる。ハッシュされたデータ・オブジェクト530は、単一のハッシュされたデータ・オブジェクトが生成された最初のときを表すので、9番目のデータ・オブジェクト532は、ハッシュされたデータ・オブジェクト530を用いてハッシュされて(464)ペア化され(466)、オブジェクト・ペア530/532になる。オブジェクト・ペア530/532は次にハッシュされて(468)、新しいハッシュされたデータ・オブジェクト534が生成される。
図11を参照すると、確認モジュール550は、マイクロペイメント処理システム10の任意のモジュール(例えば、モジュール100,102,104,106および/または110)に含まれる。確認モジュール550は、バッチ処理モジュール450が生成したディジタル署名され、ハッシュされたデータ・オブジェクト(例えば、データ・オブジェクト530)の確認を可能にする。
確認モジュール550は、ディジタル署名されハッシュされたデータ・オブジェクト530を受信し(552)、データ・オブジェクト530は、(上で論じたように)符号化されたバッチファイル500の内部のデータの多重レベルを表すマルチレベルのデータ・オブジェクトである。データ・オブジェクト530は、ハッシュされた目的データ・オブジェクト(例えば、データ・オブジェクト502)、および1または複数のハッシュされた目的外データ・オブジェクト(即ち、データ・オブジェクト504−528)を含む。
また、これらシーケンシャルなデータ鍵の各々が、ハッシュされた目的外データ・オブジェクトに、ディジタル署名されハッシュされたデータ・オブジェクト530の内部の固有のレベルで対応するように、確認モジュール550も、1または複数のシーケンシャルなデータ鍵(例えば、データ・オブジェクト504,520,528)を受信する(554)。加えて、確認モジュール550は、ハッシュされていない目的データ・オブジェクト536(例えば、ハッシュされた目的オブジェクト502のハッシュされていないバージョン)を受信する(556)。
複数のデータ鍵(例えば、データ・オブジェクト504,520,528)およびハッシュされていない目的データ・オブジェクト536の使用を通して、署名されハッシュされたデータ・オブジェクト530および(署名されハッシュされたデータ・オブジェクト530の内部に埋め込まれた)目的データ・オブジェクト502の妥当性を確認できる。
上記の実施例に継続して、ハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクト530は、バッチ処理モジュール450によりディジタル署名され、確認モジュール550により受信された(552)と仮定する。上で論じたように、データ・オブジェクト530は、8個のデータ・オブジェクト(即ち、データ・オブジェクト502−516)からの情報を含むハッシュされたデータ・オブジェクトである。データ・オブジェクト502は、ハッシュされた目的データ・オブジェクト(即ち、処理されるオファー・パッケージ、またはトークン)であると仮定する。データ・オブジェクト530とデータ・オブジェクト502の経路が3回分割しているので、3個のデータ鍵がこれら2個のデータ・オブジェクトの間の経路をマッピングするために必要であり、従って、特にハッシュされた目的データ・オブジェクト(即ち、データ・オブジェクト502)の、および一般にハッシュされたデータ・オブジェクト530の保全性を検査する。
特に、これら3個のデータ鍵は、データ分割の選択されなかった経路上の複数のデータ・オブジェクトのハッシュされた値に対応する。例えば、データ・オブジェクト530から目的データ・オブジェクト502へマッピングするとき、遭遇する最初の分割は、データ・オブジェクト526とデータ・オブジェクト528の間の分割である。データ・オブジェクト526は選択された経路なので(即ち、データ・オブジェクト526は、データ・オブジェクト502へ向かってマッピングする)、データ・オブジェクト528は選択されなかった経路にあり、従って、データ・オブジェクト528のハッシュされた値は、データ・オブジェクト502を有効にするのに必要な3個のデータ鍵の1つである。他の2個のデータ鍵は、(即ち、第2の分割に対して)データ・オブジェクト520、および(即ち、第3の分割に対して)データ・オブジェクト504である。
従って、上記の実施例に継続して、確認モジュール550は、目的データ・オブジェクト502を有効にするために必要な3個のデータ鍵を受信する(554)。上で説明したように、これらのデータ鍵は、ハッシュされたデータ・オブジェクト528,520,504である。加えて、確認モジュール550は、ハッシュされていない目的データ・オブジェクト536を受信する(556)。
確認モジュール550は、ハッシュされていない目的データ・オブジェクト536をハッシュして(558)、第1レベルのハッシュされたデータ・オブジェクト(即ち、マルチレベルのデータ・オブジェクト530の内部のデータ・オブジェクト502)を生成する。モジュール550は、ハッシュされたデータ・オブジェクト502(即ち、第1レベルのハッシュされたデータ・オブジェクト)を第1レベルのシーケンシャルなデータ鍵(即ち、データ・オブジェクト504)を用いてグループ分けし(560)、第1レベルのオブジェクト/鍵のペア502/504を生成し、第1レベルのオブジェクト/鍵のペア502/504はハッシュされ(562)、第2レベルのハッシュされたデータ・オブジェクト(即ち、ハッシュされたデータ・オブジェクト518)を生成する。もしシーケンシャルな複数のデータ鍵の全てが、ハッシュされたデータ・オブジェクトとペア化されなければ(564)、グループ分け処理560およびハッシュ処理562は、全てのシーケンシャルな複数のデータ鍵が使い果たされるまで繰り返されなければならない。
2個のシーケンシャルなデータ鍵(即ち、データ鍵520,528)が残っているとき、確認モジュール550は第2レベルのハッシュされたデータ・オブジェクト518を、第2レベルのシーケンシャルなデータ鍵(即ち、データ・オブジェクト520)を用いてグループ分けし(560)、第2レベルのオブジェクト/鍵のペア518/520を生成し、第2レベルのオブジェクト/鍵のペア518/520はハッシュされ(562)、第3レベルのハッシュされたデータ・オブジェクト(即ち、ハッシュされたデータ・オブジェクト526)を生成する。
1個のシーケンシャルなデータ鍵(即ち、データ鍵528)が残っているとき、確認モジュール550は第3レベルのハッシュされたデータ・オブジェクト526を第3レベルのシーケンシャルなデータ鍵(即ち、データ・オブジェクト528)を用いてグループ分けし(560)、第3レベルのオブジェクト/鍵のペア526/528を生成し、第3レベルのオブジェクト/鍵のペア526/528はハッシュされ(562)、第4レベルのハッシュされたデータ・オブジェクト(即ち、ハッシュされたデータ・オブジェクト530)を生成する。
シーケンシャルな複数のデータ鍵が残っていないとき、グループ分け処理560およびハッシュ処理562は完了する。任意で、モジュール550はハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクト530を復号化し(566)、復号化されハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクト(即ち、ハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクト530の復号化されたバージョン)を生成する。次に、モジュール550は、ハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクト530のこの復号化されたバージョンを、第4レベルのハッシュされたデータ・オブジェクトと比較して(568)、一致するかを見る。これら2個のデータ・オブジェクトが一致する場合、マルチレベルのデータ・オブジェクト530、および目的データ・オブジェクト502の妥当性が確認される。
ハッシュされたデータ・オブジェクトがハッシュされたデータ・オブジェクトのペアにグループ分けされるとして上に記載されたが、更に多数のハッシュされたデータ・オブジェクトが一緒にグループ分けされる他の形態も可能である。
消費者代理モジュールへ送信されたコンテンツ受領書は、消費者が購入した商品/サービスにアクセスすることを可能にする復号化鍵を一般に含むとして上に記載されたが、一連の鍵を利用する他の更に複雑な形態が可能である。
例えば、PCSモジュール104は、PCS MCK暗号化鍵ペアを生成し、公開鍵はmCERTの内部に記憶される。オファー開発モジュール100は、対称な主コンテンツ鍵を周期的プロセスで生成する。オファー開発モジュール100は、主コンテンツ鍵、およびPCS MCK暗号化鍵ペアの公開鍵により暗号化された主コンテンツ鍵のコピーを記憶する。以下に記載のように、この主コンテンツ鍵セット(即ち、暗号化および非暗号化バージョン)は、任意の数のオファー・パッケージに対して使用される。
例えば、コンテンツ鍵がオファー・パッケージ・コンテンツ・ファイル(例えば、歌、またはURL)を暗号化するために使用されるように、各オファー・パッケージに対して、オファー開発モジュール100は対称なコンテンツ鍵を生成する。次に、暗号化されたコンテンツ鍵、および暗号化された主コンテンツ鍵が、オファー・パッケージの内側に記憶されるように、オファー開発モジュール100は、主コンテンツ鍵を使用してコンテンツ鍵を暗号化する。次に、オファー開発モジュール100は、オファー・パッケージ全体にmCERTの内部の暗号化鍵を使用して署名する。
いったんPCSモジュール104がマイクロペイメント・トークンを有効にしたら、PCSモジュール104は所定のマイクロペイメント・トークンに対するコンテンツ鍵を次のように復号化する。もしこのマイクロペイメント・トークンに対する主コンテンツ鍵がキャッシュされなければ、主コンテンツ鍵をPCS MCK暗号化鍵を使用して復号化し、主コンテンツ鍵を将来の使用のためにキャッシュする。さもなければ、キャッシュされた主コンテンツ鍵を使用して、復号化されキャッシュされた主コンテンツ鍵を使用するコンテンツ鍵を復号化する。次に、結果として生成したコンテンツ鍵が、消費者代理モジュール102へコンテンツ受領書を用いて送られる。
マイクロペイメント処理システムは、1つの業者(即ち、業者18)だけにサービスするとして示されたが、他の形態も可能である。例えば、マイクロペイメント処理システムは、複数の業者(例えば、業者46,48)へ向けられた複数のマイクロペイメント・トークンを処理するように構成してもよい。加えて、マイクロペイメント処理システムは、単一の更に大きな業者へ向けられた複数のマイクロペイメント・トークンを処理するように構成された複数のPCSモジュールを含んでもよい。更に、マイクロペイメント処理システムは拡大縮小可能なので、複数のPCSモジュールの銀行は、複数の業者へ向けられた複数のマイクロペイメント・トークンを分散して処理するように構成されてもよい。
モジュール100,102,104,106,および110は、直接的にアクセスされるとして上に記載されたが、プロキシを介したアクセスを可能にする他の形態が可能である。例えば、オファー開発モジュール100は、業者コンピュータ50で動作するブラウザ・アプリケーション(例えば、 Microsoft Internet Explorer (登録商標)、または Netscape Navigator (登録商標))を介してアクセスされてもよい。従って、ブラウザ・アプリケーションは、業者が(ウェブサーバ上でリモートに動作している)オファー開発モジュール100へアクセスし、および消費者が検査可能な複数のオファー・パッケージをリモートで形成することを可能にする。
金銭的コストは上記の各オファー・パッケージに関連するが、他の形態も可能である。例えば、オファー・パッケージのコストはマイレージのマイル数で指定されてもよく、消費者はマイレージのマイル数を使用して商品/サービスを購入する。或いは、商品(例えば、ソーダ、穀物、またはポテト・チップス)を購入する毎に消費者はポイントを得て、得たポイントは商品/サービスの購入に使用できるように、オファー・パッケージのコストは消費者のポイントで指定されてもよい。
上記のシステムは、マイクロペイメント・トークンが処理のためにPCSモジュールにより受信される時点で年齢要求を確認することを開示するが、他の形態も可能である。例えば、システムは、もし消費者が年齢要求を満たすなら、消費者がオファー・パッケージの詳細を検討することを可能にするように消費者代理モジュールを構成してもよい。
上記のシステムは、マイクロペイメント・トークンが消費者代理モジュールにより生成される時点でアカウント残高を確認することを開示するが、他の形態も可能である。例えば、システムは、もし消費者が充分なアカウント残高を有するなら、消費者がオファー・パッケージの詳細を検討することを可能にするように消費者代理モジュールを構成してもよい。
マイクロペイメント選択プロトコルは、定められた割合のマイクロペイメント・トークンを処理のために選択し、選択されたマイクロペイメント・トークンの値を定められた割合の逆数により増加させるとして上に記載されるが、他の形態も可能であり、例えば、業者がマイクロペイメントの所望するサイズを定める。例えば、もし業者が$100.00のマイクロペイメントを受信することを所望し、複数のマイクロペイメント・トークンの値dが$0.20なら、スケーリング因子は$100.00/$0.20(即ち、500)であり、従って、選択率は、500個毎に1個のトークンが処理のために選択されるように設定される。
マイクロペイメント・システムは、システムを使用して業者が売りに出したデータ・ファイルをローカルに記憶しているとして上に記載されるが、他の形態も可能である。例えば、サードパーティのデータ権利管理システム116は、データ・ファイルのリモート記憶を可能にするように利用されてもよい。加えて、データ権利管理システム116も、データ・ファイルのアクセスおよびダウンロードを制御してもよい。
消費者は、マイクロペイメント処理システムへ排他的にコンピュータの使用を通してアクセスするように示されるが、他の形態も可能である。例えば、消費者は、マイクロペイメント・システムへ携帯型装置(例えば、携帯電話、または携帯情報端末(例えば、 Palm (登録商標)、または Pocket PC (登録商標)、図示されない携帯型装置))を介してアクセスしてもよい。
多数の実施例が開示されたが、種々の変更がなされることは理解されるであろう。従って、他の実施例は特許請求の範囲内である。
分散型コンピュータネットワークに結合したマイクロペイメント処理システムの線図である。 図1のマイクロペイメント処理システムの詳細図である。 図1のマイクロペイメント処理システムのオファー開発モジュールのブロック図である。 図1のマイクロペイメント処理システムの消費者代理モジュールのブロック図である。 図1のマイクロペイメント処理システムにより表示されるディスプレイスクリーンの線図である。 図1のマイクロペイメント処理システムのPCSモジュールのブロック図である。 図1のマイクロペイメント処理システムのmPSPモジュールのブロック図である。 図1のマイクロペイメント処理システムのcPSPモジュールのブロック図である。 図1のマイクロペイメント処理システムのバッチ処理モジュールのブロック図である。 符号化されたバッチファイルの線図である。 図1のマイクロペイメント処理システムの確認モジュールのブロック図である。
符号の説明
10 マイクロペイメント処理システム
12,14,16 マイクロペイメント・トークン
20 ビデオ・ストリーム
22 オーディオ・ストリーム
24 MP3ファイル
26 リモート・コンピュータ
28 ネットワーク
30 記憶装置
32,34,36 消費者
38,40,42 消費者コンピュータ
18,46,48 業者
50 業者コンピュータ
52 コンテンツ受領書
100 オファー開発モジュール
102 消費者代理モジュール
104 PCSモジュール
106 mPSPモジュール
108 業者金融機関
110 cPSPモジュール
112 消費者金融機関
114 マイクロペイメント選択プロトコル
116 データ権利管理システム
450 バッチ処理モジュール
500 バッチファイル

Claims (220)

  1. オファー・パッケージを生成する方法であって、
    前記オファー・パッケージの内部で、提供される商品の説明を定めること、
    前記オファー・パッケージの内部で、前記提供される商品のコストを定めること、
    前記オファー・パッケージの内部で、提供する業者を定めることを含み、および
    前記オファー・パッケージの内部に、前記提供される商品の暗号化されたバージョンを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記オファー・パッケージの内部で、前記提供される商品に対する使用時間を定めることを更に含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記オファー・パッケージの内部で、オファーの流通性を定めることを更に含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記オファー・パッケージの内部で、オファーの有効期限を定めることを更に含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記オファー・パッケージにディジタル署名することを更に含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 前記提供される商品を暗号化して、前記提供される商品の暗号化バージョンを生成することを更に含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. オファー・パッケージを生成する方法であって、
    前記オファー・パッケージの内部で、提供される商品/サービスの説明を定めること、
    前記オファー・パッケージの内部で、前記提供される商品/サービスのコストを定めること、
    前記オファー・パッケージの内部で、提供する業者を定めることを含み、および
    前記オファー・パッケージの内部に、前記提供される商品/サービスへの暗号化されたリンクを含むことを特徴とする方法。
  8. 前記オファー・パッケージの内部で、前記提供される商品/サービスに対する使用時間を定めることを更に含むことを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. 前記オファー・パッケージの内部で、オファーの流通性を定めることを更に含むことを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  10. 前記オファー・パッケージの内部で、オファーの有効期限を定めることを更に含むことを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  11. 前記オファー・パッケージにディジタル署名することを更に含むことを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  12. 前記提供される商品/サービスへのリンクを暗号化して、前記暗号化されたリンクを生成することを更に含むことを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  13. ダウンロード詐欺を減少させる方法であって、
    オファー・パッケージを定めて、前記オファー・パッケージがオファー説明および前記提供される商品の暗号化されたバージョンを含むこと、および
    前記オファー説明を検討する前に潜在的消費者が前記オファー・パッケージをダウンロードすることを要求することを含むことを特徴とする方法。
  14. 潜在的消費者に、オファー・パッケージを購入する前に、オファー・パッケージをダウンロードすることを要求することを更に含むことを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 前記潜在的消費者が前記オファー・パッケージを購入することに応答して、前記潜在的消費者が前記提供される商品の前記暗号化されたバージョンを復号化することを可能にすることを更に含むことを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 前記潜在的消費者が復号化することを可能にすることが、
    前記潜在的消費者に、前記潜在的消費者が前記提供される商品の前記暗号化されたバージョンを復号化することを可能にする復号化鍵を提供することを含むことを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  17. オファー・パッケージを処理する方法であって、
    前記オファー・パッケージを検査すること、
    前記オファー・パッケージを受け入れること、
    前記オファー・パッケージを受け入れた消費者に対する累積消費額を決定すること、および
    オファー・パッケージおよび累積消費額を識別するマイクロペイメント・トークンを生成することを含むことを特徴とする方法。
  18. 前記オファー・パッケージを受け入れる前に、前記オファー・パッケージの内部に含まれるオファー説明を検討することを更に含むことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  19. 前記マイクロペイメント・トークンにディジタル署名することを更に含むことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  20. 前記マイクロペイメント・トークンをトークン処理システムへ送信することを更に含むことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  21. 復号化鍵を前記トークン処理システムから受信することを更に含むことを特徴とする、請求項20に記載の方法。
  22. 前記オファー・パッケージは、提供される商品に関し、
    前記オファー・パッケージは、前記提供される商品の暗号化されたバージョンを含み、および
    前記復号化鍵は、前記消費者が前記提供される商品の前記暗号化されたバージョンを復号化することを可能にすることを特徴とする、請求項21に記載の方法。
  23. 前記オファー・パッケージは、提供される商品/サービスに関し、
    前記オファー・パッケージは、前記提供される商品/サービスへの暗号化されたリンクを含み、および
    前記復号化鍵は、前記消費者が前記暗号化されたリンクを復号化することを可能にすることを特徴とする、請求項21に記載の方法。
  24. 累積消費額を決定することが、
    前記オファー・パッケージを受け入れた前記消費者に関する消費者証明を、トークン処理システムから得ることを含み、
    前記消費者証明は、前記累積消費額の検索を可能にする消費者識別子を含むことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  25. 前記オファー・パッケージをリモート・ロケーションから検索することを更に含むことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  26. マイクロペイメント・トークンを処理するための方法であって、
    マイクロペイメント・トークンをリモート・ソースから受信することであって、前記マイクロペイメント・トークンは、業者により提供され、消費者により受け入れられたオファー・パッケージに関すること、
    前記マイクロペイメント・トークンを有効にすること、
    前記マイクロペイメント・トークンを処理のために受け入れること、および
    マイクロペイメント・トークンをマイクロペイメント処理のために選択することを含むことを特徴とする方法。
  27. 復号化鍵を前記消費者へ送信することを更に含むことを特徴とする、請求項26に記載の方法。
  28. 前記マイクロペイメント・トークンを有効にすることが、
    業者により提供され、消費者により受け入れられた前記オファー・パッケージを有効にすることを含むことを特徴とする、請求項26に記載の方法。
  29. 前記マイクロペイメント・トークンを有効にすることが、
    前記オファー・パッケージが期限切れでないことを確認することを含むことを特徴とする、請求項26に記載の方法。
  30. マイクロペイメント・トークンを、マイクロペイメント処理のために選択することが、
    前記受け入れられたマイクロペイメント・トークンを、選択されたマイクロペイメント・トークン、または選択されなかったマイクロペイメント・トークンの何れかとして定めることを含み、
    前記選択されたマイクロペイメント・トークンが、マイクロペイメント金額を前記業者へ支払うための基礎として使用されることを特徴とする、請求項26に記載の方法。
  31. 前記受け入れられたマイクロペイメント・トークンを定めることが、
    前記受け入れられたマイクロペイメント・トークンを、定められた選択率に従って定めることを含むことを特徴とする、請求項30に記載の方法。
  32. 前記定められた選択率が1%であり、1個の選択されたマイクロペイメント・トークンを、99個の選択されなかった各マイクロペイメント・トークンに対してもたらすことを特徴とする、請求項31に記載の方法。
  33. 前記定められた選択率が10%であり、1個の選択されたマイクロペイメント・トークンを、9個の選択されなかった各マイクロペイメント・トークンに対してもたらすことを特徴とする、請求項31に記載の方法。
  34. 選択された各マイクロペイメント・トークンが、マイクロペイメント・トークン金額を定め、前記方法が、
    前記マイクロペイメント・トークン金額を、前記定められた選択率の逆数に従って増加させ、従って、前記マイクロペイメント金額を定めることを更に含むことを特徴とする、請求項31に記載の方法。
  35. 前記マイクロペイメント・トークンにディジタル署名することを更に含むことを特徴とする、請求項34に記載の方法。
  36. 前記受け入れられたマイクロペイメント・トークンを定めることが、
    前記受け入れられたマイクロペイメント・トークンを、所望するマイクロペイメント金額に従って定めることを含むことを特徴とする、請求項30に記載の方法。
  37. 前記所望するマイクロペイメント金額が$100であることを特徴とする、請求項36に記載の方法。
  38. 選択されたマイクロペイメント・トークンを処理するための方法であって、
    選択されたマイクロペイメント・トークンを有効にすること、および
    前記選択されたマイクロペイメント・トークンを待ち行列に入れることを含み、
    前記選択されたマイクロペイメント・トークンはマイクロペイメント金額を定め、マイクロペイメント・トークン金額を定め、業者により提供され、消費者により受け入れられたオファー・パッケージに関することを特徴とする方法。
  39. 前記選択されたマイクロペイメント・トークンを有効にすることが、
    業者により提供され、消費者により受け入れられた前記オファー・パッケージを有効にすることを含むことを特徴とする、請求項38に記載の方法。
  40. 前記選択されたマイクロペイメント・トークンを有効にすることが、
    前記オファー・パッケージが期限切れでないことを確認することを含むことを特徴とする、請求項38に記載の方法。
  41. 前記選択されたマイクロペイメント・トークンを待ち行列に入れることが、
    前記選択されたマイクロペイメント・トークンを前記処理待ち行列に配置することを含み、待ち行列予約は前記処理待ち行列に関することを特徴とする、請求項38に記載の方法。
  42. 前記処理待ち行列がFIFO待ち行列であることを特徴とする、請求項41に記載の方法。
  43. 選択された各マイクロペイメント・トークンは累積消費額を更に定め、累積消費額は、
    前記消費者へ以前に課金された最終金額、および
    最後の課金から前記消費者が使った差額の合計であることを特徴とする、請求項41に記載の方法。
  44. 前記消費者に関連する消費者金融機関に、前記マイクロペイメント・トークン金額、および前記差額の前記合計を課金することを更に含むことを特徴とする、請求項43に記載の方法。
  45. 前記消費者へ以前に課金された最終金額を、
    前記消費者へ以前に課金された最終金額、
    前記差額、および
    前記マイクロペイメント・トークン金額の合計に等しく設定することを更に含むことを特徴とする、請求項44に記載の方法。
  46. 前記差額をゼロに等しく設定することを更に含むことを特徴とする、請求項45に記載の方法。
  47. 前記マイクロペイメント・トークン金額、および前記差額の前記合計を、前記処理待ち行列に関連する前記待ち行列予約へ入金することを更に含むことを特徴とする、請求項43に記載の方法。
  48. 前記処理待ち行列の内部の次に処理されるべき選択されたマイクロペイメント・トークンの前記マイクロペイメント金額を、前記待ち行列予約の値と比較することを更に含むことを特徴とする、請求項41に記載の方法。
  49. 前記次に処理されるべき選択されたマイクロペイメント・トークンは、前記処理待ち行列の先頭にある前記選択されたマイクロペイメント・トークンであることを特徴とする、請求項48に記載の方法。
  50. 前記次に処理されるべき選択されたマイクロペイメント・トークンで定められた前記マイクロペイメント金額を、前記業者と関連する業者金融機関へ入金することを更に含むことを特徴とする、請求項48に記載の方法。
  51. 選択されなかったマイクロペイメント・トークンを処理するための方法であって、
    選択されなかったマイクロペイメント・トークンの処理を許可すること、および
    前記選択されなかったマイクロペイメント・トークンを有効にすることを含み、
    前記選択されなかったマイクロペイメント・トークンはマイクロペイメント・トークン金額を定め、累積消費額を定め、業者により提供され、消費者により受け入れられたオファー・パッケージに関し、
    前記累積消費額は、
    前記消費者へ以前に課金された最終金額、および
    最後の課金から前記消費者が使った差額の合計であることを特徴とする方法。
  52. 前記選択されなかったマイクロペイメント・トークンを有効にすることが、
    業者により提供され、消費者により受け入れられた前記オファー・パッケージを有効にすることを含むことを特徴とする、請求項51に記載の方法。
  53. 前記選択されなかったマイクロペイメント・トークンを有効にすることが、
    前記オファー・パッケージが期限切れでないことを確認することを含むことを特徴とする、請求項51に記載の方法。
  54. 前記選択されなかったマイクロペイメント・トークンを前記処理待ち行列へ配置することを更に含み、待ち行列予約は前記処理待ち行列に関することを特徴とする、請求項51に記載の方法。
  55. 前記処理待ち行列がFIFO待ち行列であることを特徴とする、請求項54に記載の方法。
  56. 前記消費者に関連する消費者金融機関に、前記マイクロペイメント・トークン金額、および前記差額の前記合計を課金することを更に含むことを特徴とする、請求項54に記載の方法。
  57. 前記消費者へ以前に課金された最終金額を、
    前記消費者へ以前に課金された最終金額、
    前記差額、および
    前記マイクロペイメント・トークン金額の合計に等しく設定することを更に含むことを特徴とする、請求項56に記載の方法。
  58. 前記差額をゼロに等しく設定することを更に含むことを特徴とする、請求項57に記載の方法。
  59. 前記マイクロペイメント・トークン金額、および前記差額の前記合計を、前記処理待ち行列に関連する前記待ち行列予約へ入金することを更に含むことを特徴とする、請求項54に記載の方法。
  60. 選択されなかったマイクロペイメント・トークンの処理を許可することが、
    予め定められた期間を、前記選択されなかったマイクロペイメント・トークンが生成されてからの実期間と比較することを含み、
    もし前記実期間が前記予め定められた期間を超えていたら、前記選択されなかったマイクロペイメント・トークンの処理が許可されることを特徴とする、請求項51に記載の方法。
  61. 前記予め定められた期間が30日であることを特徴とする、請求項60に記載の方法。
  62. 選択されなかったマイクロペイメント・トークンの処理を許可することが、
    予め定められた最小の課金しきい値を、前記差額と比較することを含み、
    もし前記差額が前記予め定められた期間を超えていたら、前記選択されなかったマイクロペイメント・トークンは処理を許可されることを特徴とする、請求項51に記載の方法。
  63. 前記予め定められた最小の課金しきい値が$5であることを特徴とする、請求項62に記載の方法。
  64. コンピュータ読み取り可能な媒体に記録されたコンピュータ・プログラムであって、
    オファー・パッケージの内部で、提供される商品の説明を定め、
    前記オファー・パッケージの内部で、前記提供される商品のコストを定め、
    前記オファー・パッケージの内部で、提供する業者を定め、および
    前記オファー・パッケージの内部で、前記提供される商品の暗号化されたバージョンを含むことを特徴とするプログラム。
  65. 前記オファー・パッケージの内部で、前記提供される商品に対する使用時間を定めるための命令を更に含むことを特徴とする、請求項64に記載のコンピュータ・プログラム。
  66. 前記オファー・パッケージの内部で、オファーの流通性を定めるための命令を更に含むことを特徴とする、請求項64に記載のコンピュータ・プログラム。
  67. 前記オファー・パッケージの内部で、オファーの有効期限を定めるための命令を更に含むことを特徴とする、請求項64に記載のコンピュータ・プログラム。
  68. 前記オファー・パッケージにディジタル署名するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項64に記載のコンピュータ・プログラム。
  69. 前記提供される商品を暗号化して、前記提供される商品の暗号化バージョンを生成するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項64に記載のコンピュータ・プログラム。
  70. コンピュータ読み取り可能な媒体に記録されたコンピュータ・プログラムであって、
    オファー・パッケージの内部で、提供される商品/サービスの説明を定め、
    前記オファー・パッケージの内部で、前記提供される商品/サービスのコストを定め、
    前記オファー・パッケージの内部で、提供する業者を定め、および
    前記オファー・パッケージの内部で、前記提供される商品/サービスへの暗号化されたリンクを含むことを特徴とするプログラム。
  71. 前記オファー・パッケージの内部で、前記提供される商品/サービスに対する使用時間を定めるための命令を更に含むことを特徴とする、請求項70に記載のコンピュータ・プログラム。
  72. 前記オファー・パッケージの内部で、オファーの流通性を定めるための命令を更に含むことを特徴とする、請求項70に記載のコンピュータ・プログラム。
  73. 前記オファー・パッケージの内部で、オファーの有効期限を定めるための命令を更に含むことを特徴とする、請求項70に記載のコンピュータ・プログラム。
  74. 前記オファー・パッケージにディジタル署名するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項70に記載のコンピュータ・プログラム。
  75. 前記提供される商品/サービスへのリンクを暗号化して、前記暗号化されたリンクを生成するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項70に記載のコンピュータ・プログラム。
  76. コンピュータ読み取り可能な媒体に記録されたコンピュータ・プログラムであって、
    オファー・パッケージを定め、前記オファー・パッケージは、オファー説明および前記提供される商品の暗号化されたバージョンを含み、および
    前記オファー説明を検討する前に、潜在的消費者が前記オファー・パッケージをダウンロードすることを要求することを特徴とするプログラム。
  77. 潜在的消費者に、オファー・パッケージを購入する前に、オファー・パッケージをダウンロードすることを要求することことを特徴とする、請求項76に記載のコンピュータ・プログラム。
  78. 前記潜在的消費者が前記オファー・パッケージを購入することに応答して、前記潜在的消費者が前記提供される商品の前記暗号化されたバージョンを復号化することを可能にするための命令を更に含むことを特徴とする、請求項77に記載のコンピュータ・プログラム。
  79. 前記潜在的消費者が復号化することを可能にするための命令が、
    前記潜在的消費者に、前記潜在的消費者が前記提供される商品の前記暗号化されたバージョンを復号化することを可能にする復号化鍵を提供するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項78に記載のコンピュータ・プログラム。
  80. コンピュータ読み取り可能な媒体に記録されたコンピュータ・プログラムであって、
    オファー・パッケージを有効にし、
    前記オファー・パッケージを受け入れ、
    前記オファー・パッケージを受信した前記消費者に対する累積消費額を決定し、および
    前記オファー・パッケージおよび前記累積消費額を識別するマイクロペイメント・トークンを生成することを特徴とするプログラム。
  81. 前記オファー・パッケージを受け入れる前に、前記オファー・パッケージの内部に含まれるオファー説明を検討するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項80に記載のコンピュータ・プログラム。
  82. 前記マイクロペイメント・トークンにディジタル署名するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項80に記載のコンピュータ・プログラム。
  83. 前記マイクロペイメント・トークンをトークン処理システムへ送信するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項80に記載のコンピュータ・プログラム。
  84. 復号化鍵を前記トークン処理システムから受信するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項83に記載のコンピュータ・プログラム。
  85. 前記オファー・パッケージは、提供される商品に関し、
    前記オファー・パッケージは、前記提供される商品の暗号化されたバージョンを含み、および
    前記復号化鍵は、前記消費者が前記提供される商品の前記暗号化されたバージョンを復号化することを可能にすることを特徴とする、請求項84に記載のコンピュータ・プログラム。
  86. 前記オファー・パッケージは、提供される商品/サービスに関し、
    前記オファー・パッケージは、前記提供される商品/サービスへの暗号化されたリンクを含み、および
    前記復号化鍵は、前記消費者が前記暗号化されたリンクを復号化することを可能にすることを特徴とする、請求項84に記載のコンピュータ・プログラム。
  87. 累積消費額を決定するための命令が、
    前記オファー・パッケージを受け入れた前記消費者に関する消費者証明を、トークン処理システムから得るための命令を含み、
    前記消費者証明は、前記累積消費額の検索を可能にする消費者識別子を含むことを特徴とする、請求項80に記載のコンピュータ・プログラム。
  88. 前記オファー・パッケージをリモート・ロケーションから検索するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項80に記載のコンピュータ・プログラム。
  89. コンピュータ読み取り可能な媒体に記録されたコンピュータ・プログラムであって、
    マイクロペイメント・トークンをリモート・ソースから受信し、前記マイクロペイメント・トークンは、業者により提供され、消費者により受け入れられたオファー・パッケージに関し、
    前記マイクロペイメント・トークンを有効にし、
    前記マイクロペイメント・トークンを処理のために受け入れ、および
    マイクロペイメント・トークンをマイクロペイメント処理のために選択することを特徴とするプログラム。
  90. 復号化鍵を前記消費者へ送信するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項89に記載のコンピュータ・プログラム。
  91. 前記マイクロペイメント・トークンを有効にするための命令が、
    業者により提供され、消費者により受け入れられた前記オファー・パッケージを有効にするための命令を更に含むことを特徴とする、請求項89に記載のコンピュータ・プログラム。
  92. 前記マイクロペイメント・トークンを有効にするための命令が、
    前記オファー・パッケージが期限切れでないことを確認するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項89に記載のコンピュータ・プログラム。
  93. マイクロペイメント・トークンを、マイクロペイメント処理のために選択するための命令が、
    前記受け入れられたマイクロペイメント・トークンを、選択されたマイクロペイメント・トークン、または選択されなかったマイクロペイメント・トークンの何れかとして定めるための命令を含み、
    前記選択されたマイクロペイメント・トークンが、マイクロペイメント金額を前記業者へ支払うための基礎として使用されることを特徴とする、請求項89に記載のコンピュータ・プログラム。
  94. 前記受け入れられたマイクロペイメント・トークンを定めるための命令が、
    前記受け入れられたマイクロペイメント・トークンを、定められた選択率に従って定めるための命令を更に含むことを特徴とする、請求項93に記載のコンピュータ・プログラム。
  95. 前記定められた選択率が1%であり、1個の選択されたマイクロペイメント・トークンを、99個の選択されなかった各マイクロペイメント・トークンに対してもたらすことを特徴とする、請求項94に記載のコンピュータ・プログラム。
  96. 前記定められた選択率が10%であり、1個の選択されたマイクロペイメント・トークンを、9個の選択されなかった各マイクロペイメント・トークンに対してもたらすことを特徴とする、請求項94に記載のコンピュータ・プログラム。
  97. 選択された各マイクロペイメント・トークンが、マイクロペイメント・トークン金額を定め、前記コンピュータ・プログラムが、
    前記マイクロペイメント・トークン金額を、前記定められた選択率の逆数に従って増加させ、従って、前記マイクロペイメント金額を定めるための命令を更に含むことを特徴とする、請求項94に記載のコンピュータ・プログラム。
  98. 前記マイクロペイメント・トークンにディジタル署名するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項97に記載のコンピュータ・プログラム。
  99. 前記受け入れられたマイクロペイメント・トークンを定めるための前記命令が、
    前記受け入れられたマイクロペイメント・トークンを、所望するマイクロペイメント金額に従って定めるための命令を含むことを特徴とする、請求項93に記載のコンピュータ・プログラム。
  100. 前記所望するマイクロペイメント金額が$100であることを特徴とする、請求項99に記載のコンピュータ・プログラム。
  101. コンピュータ読み取り可能な媒体に記録されたコンピュータ・プログラムであって、
    選択されたマイクロペイメント・トークンを有効にし、および
    前記選択されたマイクロペイメント・トークンを待ち行列に入れ、
    wherein 前記選択されたマイクロペイメント・トークンはマイクロペイメント金額を定め、マイクロペイメント・トークン金額を定め、業者により提供され、消費者により受け入れられたオファー・パッケージに関することを特徴とするプログラム。
  102. 前記選択されたマイクロペイメント・トークンを有効にするための前記命令が、
    業者により提供され、消費者により受け入れられた前記オファー・パッケージを有効にするための命令を含むことを特徴とする、請求項101に記載のコンピュータ・プログラム。
  103. 前記選択されたマイクロペイメント・トークンを有効にするための前記命令が、
    前記オファー・パッケージが期限切れでないことを確認するための命令を含むことを特徴とする、請求項101に記載のコンピュータ・プログラム。
  104. 前記選択されたマイクロペイメント・トークンを待ち行列に入れるための前記命令が、
    前記選択されたマイクロペイメント・トークンを前記処理待ち行列へ配置するための命令を含み、待ち行列予約は前記処理待ち行列に関することを特徴とする、請求項101に記載のコンピュータ・プログラム。
  105. 前記処理待ち行列がFIFO待ち行列であることを特徴とする、請求項104に記載のコンピュータ・プログラム。
  106. 選択された各マイクロペイメント・トークンは、累積消費額を更に定め、累積消費額は、
    前記消費者へ以前に課金された最終金額、および
    最後の課金から前記消費者が使った差額の合計であることを特徴とする、請求項104に記載のコンピュータ・プログラム。
  107. 前記消費者に関連する消費者金融機関に、前記マイクロペイメント・トークン金額、および前記差額の前記合計を課金するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項106に記載のコンピュータ・プログラム。
  108. 前記消費者へ以前に課金された最終金額を、
    前記消費者へ以前に課金された最終金額、
    前記差額、および
    マイクロペイメント・トークン金額の合計に等しく設定するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項107に記載のコンピュータ・プログラム。
  109. 前記差額をゼロに等しく設定するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項108に記載のコンピュータ・プログラム。
  110. 前記マイクロペイメント・トークン金額、および前記差額の前記合計を、前記処理待ち行列に関連する前記待ち行列予約へ入金するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項106に記載のコンピュータ・プログラム。
  111. 前記処理待ち行列の内部の次に処理されるべき選択されたマイクロペイメント・トークンの前記マイクロペイメント金額を、前記待ち行列予約の値と比較するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項104に記載のコンピュータ・プログラム。
  112. 前記次に処理されるべき選択されたマイクロペイメント・トークンは、前記処理待ち行列の先頭にある前記選択されたマイクロペイメント・トークンであることを特徴とする、請求項111に記載のコンピュータ・プログラム。
  113. 前記次に処理されるべき選択されたマイクロペイメント・トークンで定められた前記マイクロペイメント金額を、前記業者と関連する業者金融機関へ入金するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項111に記載のコンピュータ・プログラム。
  114. コンピュータ読み取り可能な媒体に記録されたコンピュータ・プログラムであって、
    選択されなかったマイクロペイメント・トークンを処理することを許可し、および
    前記選択されなかったマイクロペイメント・トークンを有効にし、
    前記選択されなかったマイクロペイメント・トークンはマイクロペイメント・トークン金額を定め、累積消費額を定め、業者により提供され、消費者により受け入れられたオファー・パッケージに関し、
    前記累積消費額は、
    前記消費者へ以前に課金された最終金額、および
    最後の課金から前記消費者が使った差額の合計であることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  115. 前記選択されなかったマイクロペイメント・トークンを有効にするための命令が、
    業者により提供され、消費者により受け入れられた前記オファー・パッケージを有効にするための命令を含むことを特徴とする、請求項114に記載のコンピュータ・プログラム。
  116. 前記選択されなかったマイクロペイメント・トークンを有効にするための命令が、
    前記オファー・パッケージが期限切れでないことを確認するための命令を含むことを特徴とする、請求項114に記載のコンピュータ・プログラム。
  117. 選択されなかったマイクロペイメント・トークンを前記処理待ち行列へ配置するための命令を更に含み、待ち行列予約は前記処理待ち行列に関することを特徴とする、請求項114に記載のコンピュータ・プログラム。
  118. 前記処理待ち行列がFIFO待ち行列であることを特徴とする、請求項117に記載のコンピュータ・プログラム。
  119. 前記消費者に関連する消費者金融機関に、前記マイクロペイメント・トークン金額、および前記差額の前記合計を課金するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項117に記載のコンピュータ・プログラム。
  120. 前記消費者へ以前に課金された最終金額を、
    前記消費者へ以前に課金された最終金額、
    前記差額、および
    前記マイクロペイメント・トークン金額の合計に等しく設定するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項119に記載のコンピュータ・プログラム。
  121. 前記差額をゼロに等しく設定するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項120に記載のコンピュータ・プログラム。
  122. 前記マイクロペイメント・トークン金額、および前記差額の前記合計を、前記処理待ち行列に関連する前記待ち行列予約へ入金するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項117に記載のコンピュータ・プログラム。
  123. 選択されなかったマイクロペイメント・トークンの処理を許可するための前記命令が、
    予め定められた期間を、前記選択されなかったマイクロペイメント・トークンが生成されてからの実期間と比較するための命令を更に含み、
    もし前記実期間が前記予め定められた期間を超えていたら、前記選択されなかったマイクロペイメント・トークンの処理が許可されることを特徴とする、請求項114に記載のコンピュータ・プログラム。
  124. 前記予め定められた期間が30日であることを特徴とする、請求項123に記載のコンピュータ・プログラム。
  125. 選択されなかったマイクロペイメント・トークンの処理を許可するための前記命令が、
    予め定められた最小の課金しきい値を、前記差額と比較するための命令を更に含み、
    もし前記差額が前記予め定められた期間を超えていたら、前記選択されなかったマイクロペイメント・トークンは処理を許可されることを特徴とする、請求項114に記載のコンピュータ・プログラム。
  126. 前記予め定められた最小の課金しきい値が$5であることを特徴とする、請求項125に記載のコンピュータ・プログラム。
  127. バッチ符号化方法であって、
    バッチ・サイズ定義を定めること、
    前記バッチ・サイズ定義を満たす2または3以上のデータ・オブジェクトを取得すること、
    各データ・オブジェクトはハッシュして、N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトを各データ・オブジェクトに対して生成すること、
    N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトを、N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの1または複数のペアにグループ分けすること、および
    N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの各ペアをハッシュして、(N+1)番目のハッシュされたデータ・オブジェクトをN番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの各ペアに対して生成することを含み、
    N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトのグループ分け、およびN番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの各ペアをハッシュすることは、(N+1)番目のハッシュされた唯一のデータ・オブジェクトが生成されるまで再帰的に繰り返されることを特徴とする方法。
  128. (N+1)番目のハッシュされたデータ・オブジェクトに、ディジタル署名することを更に含むことを特徴とする、請求項127に記載の方法。
  129. 生成されたN番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの数は奇数であり、および
    N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトのグループ分けは、N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの1または複数のペア、およびN番目のハッシュされた単一のデータ・オブジェクトをもたらすことを特徴とする、請求項127に記載の方法。
  130. N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトをグループ分けすることは、前記N番目のハッシュされた単一のデータ・オブジェクトを、M番目のデータ・オブジェクトを用いてグループ分けすることを含み、前記M番目のデータ・オブジェクトは、前記N番目のハッシュされた単一のデータ・オブジェクトより高次のハッシュされたデータ・オブジェクトであり、および
    N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの各ペアをハッシュすることは、前記N番目のハッシュされた単一のデータ・オブジェクトを、前記M番目のデータ・オブジェクトを用いてハッシュし、(M+1)番目のハッシュされたデータ・オブジェクトを生成することを含むことを特徴とする、請求項129に記載の方法。
  131. バッチ・サイズ定義を定めることが、
    時間を定めることを含むことを特徴とする、請求項127に記載の方法。
  132. 前記時間が100ミリ秒であることを特徴とする、請求項131に記載の方法。
  133. 2または3以上のデータ・オブジェクトを取得することが、
    時間内に利用可能にされる複数のデータ・オブジェクトを取得することを含むことを特徴とする、請求項131に記載の方法。
  134. バッチ・サイズ定義を定めることが、
    多数のデータ・オブジェクトを定めることを含むことを特徴とする、請求項127に記載の方法。
  135. 前記データ・オブジェクトが、マイクロペイメント・トークンであることを特徴とする、請求項127に記載の方法。
  136. 前記マイクロペイメント・トークンが、選択されたマイクロペイメント・トークンであることを特徴とする、請求項135に記載の方法。
  137. 前記マイクロペイメント・トークンが、選択されなかったマイクロペイメント・トークンであることを特徴とする、請求項135に記載の方法。
  138. 前記データ・オブジェクトが、オファー・パッケージであることを特徴とする、請求項127に記載の方法。
  139. コンピュータ読み取り可能な媒体に記録されたコンピュータ・プログラムであって、
    バッチ・サイズ定義を定め、
    前記バッチ・サイズ定義を満たす2または3以上のデータ・オブジェクトを取得し、
    各データ・オブジェクトをハッシュして、N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトを各データ・オブジェクトに対して生成し、
    前記N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトを、N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの1または複数のペアへグループ分けし、および
    N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの各ペアをハッシュして、(N+1)番目のハッシュされたデータ・オブジェクトを、N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの各ペアに対して生成し、
    N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトのグループ分け、およびN番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの各ペアをハッシュすることは、(N+1)番目のハッシュされた唯一のデータ・オブジェクトが生成されるまで再帰的に繰り返されることを特徴とするプログラム。
  140. (N+1)番目のハッシュされたデータ・オブジェクトにディジタル署名するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項139に記載のコンピュータ・プログラム。
  141. 生成されたN番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの数は奇数であり、および
    N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトのグループ分けは、N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの1または複数のペア、およびN番目のハッシュされた単一のデータ・オブジェクトをもたらすことを特徴とする、請求項139に記載のコンピュータ・プログラム。
  142. N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトをグループ分けするための命令は、前記N番目のハッシュされた単一のデータ・オブジェクトを、M番目のデータ・オブジェクトを用いてグループ分けすための命令を含み、前記M番目のデータ・オブジェクトは、前記N番目のハッシュされた単一のデータ・オブジェクトより高次のハッシュされたデータ・オブジェクトであり、および
    N番目のハッシュされたデータ・オブジェクトの各ペアをハッシュするための命令は、前記N番目のハッシュされた単一のデータ・オブジェクトを、前記M番目のデータ・オブジェクトを用いてハッシュし、(M+1)番目のハッシュされたデータ・オブジェクトを生成する命令を含むことを特徴とする、請求項141に記載のコンピュータ・プログラム。
  143. バッチ・サイズ定義を定めるための命令が、
    時間を定めるための命令を含むことを特徴とする、請求項139に記載のコンピュータ・プログラム。
  144. 前記時間が100ミリ秒であることを特徴とする、請求項143に記載のコンピュータ・プログラム。
  145. 2または3以上のデータ・オブジェクトを取得するための命令が、
    時間内に利用可能にされる複数のデータ・オブジェクトを取得するための命令をふくむことを特徴とする、請求項143に記載のコンピュータ・プログラム。
  146. バッチ・サイズ定義を定めるための命令が、
    多数のデータ・オブジェクトを定めるための命令を含むことを特徴とする、請求項139に記載のコンピュータ・プログラム。
  147. 前記データ・オブジェクトが、マイクロペイメント・トークンであることを特徴とする、請求項139に記載のコンピュータ・プログラム。
  148. 前記マイクロペイメント・トークンが、選択されたマイクロペイメント・トークンであることを特徴とする、請求項147に記載のコンピュータ・プログラム。
  149. 前記マイクロペイメント・トークンが、選択されなかったマイクロペイメント・トークンであることを特徴とする、請求項147に記載のコンピュータ・プログラム。
  150. 前記データ・オブジェクトが、オファー・パッケージであることを特徴とする、請求項139に記載のコンピュータ・プログラム。
  151. 検査方法であって、
    ハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトを受信することであって、ハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトが1または複数のハッシュされた目的外データ・オブジェクトを含むこと、
    1または複数のシーケンシャルなデータ鍵を受信することであって、シーケンシャルなデータ鍵の各々が、ハッシュされた目的外データ・オブジェクトに、ハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトの内部の固有のレベルで対応すること、
    ハッシュされていない目的データ・オブジェクトを受信すること、
    ハッシュされていない目的データ・オブジェクトをハッシュして、第Nレベルのハッシュされたデータ・オブジェクトを生成すること、
    第Nレベルのハッシュされたデータ・オブジェクトを、第Nレベルのシーケンシャルなデータ鍵を用いてグループ分けして、第Nレベルのオブジェクト/鍵のペアを生成すること、および
    第Nレベルのオブジェクト/鍵のペアをハッシュして、第(N+1)レベルのハッシュされたデータ・オブジェクトを生成することを含み、
    第Nレベルのハッシュされたデータ・オブジェクトのグループ分け、および第Nレベルのオブジェクト/鍵のペアのハッシュがシーケンシャルなデータ鍵の各々に対して繰り返されることを特徴とする検査方法。
  152. ハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトは、暗号化されハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトであり、
    暗号化されハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトを復号化し、復号化されハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトを生成することを含むことを特徴とする、請求項151に記載の方法。
  153. 復号化されハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトを、ハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトの妥当性を決定するために生成された最高レベルのハッシュされたデータ・オブジェクトと比較することを更に含むことを特徴とする、請求項152に記載の方法。
  154. ハッシュされていない目的データ・オブジェクトが、マイクロペイメント・トークンであることを特徴とする、請求項151に記載の方法。
  155. 前記マイクロペイメント・トークンが、選択されたマイクロペイメント・トークンであることを特徴とする、請求項154に記載の方法。
  156. 前記マイクロペイメント・トークが、選択されなかったマイクロペイメント・トークンであることを特徴とする、請求項154に記載の方法。
  157. ハッシュされていない目的データ・オブジェクトが、オファー・パッケージであることを特徴とする、請求項151に記載の方法。
  158. コンピュータ読み取り可能な媒体に記録されたコンピュータ・プログラムであって、
    ハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトを受信して、ハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトが1または複数のハッシュされた目的外データ・オブジェクトを含むみ、
    1または複数のシーケンシャルなデータ鍵を受信して、シーケンシャルなデータ鍵の各々が、ハッシュされた目的外データ・オブジェクトに、ハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトの内部の固有のレベルで対応し、
    ハッシュされていない目的データ・オブジェクトを受信し、
    ハッシュされていない目的データ・オブジェクトをハッシュして、第Nレベルのハッシュされたデータ・オブジェクトを生成し、
    第Nレベルのハッシュされたデータ・オブジェクトを、第Nレベルのシーケンシャルなデータ鍵を用いてグループ分けして、第Nレベルのオブジェクト/鍵のペアを生成し、および
    第Nレベルのオブジェクト/鍵のペアをハッシュして、第(N+1)レベルのハッシュされたデータ・オブジェクトを生成させ、
    第Nレベルのハッシュされたデータ・オブジェクトのグループ分け、および第Nレベルのオブジェクト/鍵のペアのハッシュがシーケンシャルなデータ鍵の各々に対して繰り返されるプログラム。
  159. ハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトは、暗号化されハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトであり、前記コンピュータ・プログラムが、
    暗号化されハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトを復号化し、復号化されハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトを生成するための命令を含むことを特徴とする、請求項158に記載のコンピュータ・プログラム。
  160. 復号化されハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトを、ハッシュされたマルチレベルのデータ・オブジェクトの妥当性を決定するために生成された最高レベルのハッシュされたデータ・オブジェクトと比較するための命令を更に含むことを特徴とする、請求項159に記載のコンピュータ・プログラム。
  161. ハッシュされていない目的データ・オブジェクトが、マイクロペイメント・トークンであることを特徴とする、請求項158に記載のコンピュータ・プログラム。
  162. 前記マイクロペイメント・トークンが、選択されたマイクロペイメント・トークンであることを特徴とする、請求項161に記載のコンピュータ・プログラム。
  163. 前記マイクロペイメント・トークンが、選択されなかったマイクロペイメント・トークンであることを特徴とする、請求項161に記載のコンピュータ・プログラム。
  164. ハッシュされていない目的データ・オブジェクトが、オファー・パッケージであることを特徴とする、請求項158に記載のコンピュータ・プログラム。
  165. 安全な支払処理システムであって、
    少なくとも1つの安全なモジュール、および
    少なくとも1つの安全でないモジュールを含み、
    複数のトークンが、少なくとも1つの安全なモジュールと少なくとも1つの安全でないモジュールの間で転送され、
    複数モジュールの少なくとも1つが、処理のために1または複数の(しかし、全部ではない)トークンを複数のトークンから選択するマイクロペイメント選択プロトコルを実行することを特徴とするシステム。
  166. 前記少なくとも1つの安全なモジュールが、cPSPモジュールを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  167. 前記少なくとも1つの安全なモジュールが、mPSPモジュールを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  168. 前記少なくとも1つの安全でないモジュールが、消費者代理モジュールを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  169. 前記少なくとも1つの安全でないモジュールが、オファー開発ジュールを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  170. 前記少なくとも1つの安全でないモジュールが、PCSジュールを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  171. マイクロペイメント選択プロトコルは、トランザクションTに対する支払いを確立し、プロトコルは、
    A.第一者がTに関連するデータ列CをTから導出し、第二者にデータ列Cの少なくとも一部を受信させること、
    B.Vが第一者によって実質的に予測不可能なように、第二者が項目VをCの少なくとも一部に関連付けること、
    C.第二者がVはプロパティPを満たすか否かを決定することを含み、もしそうなら、第二者は第三者に情報Iを受信さること、および第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認すること、
    D.Iを受信すると直ぐに、第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認すること、および
    E.VがプロパティPを満たす場合にのみ、第三者は第四者に金額Aを受信させることを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  172. マイクロペイメント選択プロトコルは、ユーザUが、トランザクション値TVを有するトランザクションTに対する業者Mへの支払いを確立することを可能にし、前記プロトコルは、
    A.SIGU(T)がトランザクションTに対するユーザUのディジタル署名を第1ディジタル署名方式で表すように、ユーザが公開鍵および対応する秘密鍵を第1ディジタル署名方式に対して確立し、Tからデータ列C=SIGu(T)を生成してCを含む電子小切手を創出すること、
    B.ユーザが業者にデータ列Cを受信させること、
    C.SIGM(C)がデータ列Cに対する業者Mのディジタル署名を第2ディジタル署名方式表すように、業者が公開鍵および対応する秘密鍵を第2ディジタル署名方式を確立すること、および項目V=SIGM(C)をデータ列Cに関連付けること、
    D.業者が値F(V)=F(SIGM(C))を計算することであって、ここで、Fは、ビット列に作用して0と1の間の数を出力する公開関数を表すこと、
    E.業者がF(SIGM(C))を定数sと比較してF(V)<sであるか否かを決定すること、もしそうなら、銀行に業者の公開鍵を取得させること、
    F.銀行が業者の公開鍵を使用してF(SIGM(C))<sであることを確認すること、および
    G.F(SIGM(C))<sである場合にのみ、銀行が業者に金額A=[TV*1/s]を受信させることを含み、
    ここで、sは0より大きく1より小さい定数であり、電子小切手が銀行への提示のために選択される確率を表すことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  173. マイクロペイメント選択プロトコルは、トランザクションTに対する支払いを確立し、前記プロトコルは、
    A.データ列CがTに関連付けられるように、第一者が第二者からデータ列Cの少なくとも一部を受信すること、
    B.Vが第二者によって実質的に予測不可能なように、第一者が項目VをCの少なくとも一部に関連付けること、および
    C.第一者がVはプロパティPを満たすか否かを決定すること、および、その場合にのみ、第一者は第三者に情報Iを受信させること、および第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認することを可能にすること、それによりVがPを満たすことを確認すると直ぐ、第三者は第四者に金額Aを受信させることを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  174. マイクロペイメント選択プロトコルは、トランザクションTに対する支払いを確立し、前記プロトコルは、
    A.第一者が第二者から情報Iを受信すること、および第一者が項目VがプロパティPを満たすことを確認することを可能にすること、
    項目VはTから第三者により導出されるデータ列Cの少なくとも一部と関連付けられ、および
    Vは第三者によって実質的に予測不可能であり、
    B.第一者が第二者から情報Iを受信すること、および第一者が項目VがプロパティPを満たすことを確認することを可能にすること、および
    C.VがプロパティPを満たす場合にのみ、第一者が第四者に金額Aを受信させることを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  175. マイクロペイメント選択プロトコルは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立し、前記プロトコルは、
    A.第一者がTに関連するデータ列CをTから導出し、Cが時間tに関する情報INを含むこと、
    B.第一者が第二者にデータ列Cの少なくとも一部を受信させ、Cの少なくとも一部が情報INを含むこと、
    C.Vが第一者によって実質的に予測不可能なように、第二者が項目VをCの少なくとも一部に関連付けること、
    D.第二者がVはプロパティPを満たすか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が時間t'において第三者に情報INおよび情報Iを受信させること、および第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認することを可能にすること、
    E.Iを受信すると直ぐに、第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認すること、および
    F.a)VがプロパティPを満たし、
    b)|t'−t|は予め定められた時間間隔より小さい場合にのみ、
    第三者は第四者に金額Aを受信させることを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  176. マイクロペイメント選択プロトコルは、トランザクションTに対する支払いを確立し、前記プロトコルは、
    A.第一者がTに関連するデータ列CをTから導出し、第二者にデータ列Cの少なくとも一部を受信させること、
    B.Qが第一者によって実質的に予測不可能なように、第二者がプロパティPはCの少なくとも一部とCに依存する量Qの間の状態を持続するか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iを受信させること、および第三者がプロパティPが満たされることを確認することを可能にすること、
    C.Iを受信すると直ぐに、第三者がプロパティPが満たされるか否かを確認すること、および
    D.プロパティPがCの少なくとも一部とQの間の状態を持続することを確認すると直ぐ、第三者が第四者に金額Aを受信させることを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  177. マイクロペイメント選択プロトコルは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立し、前記プロトコルは、
    A.第一者がTからTに関連するデータ列Cを導出すること、
    B.1より大きくnより小さい少なくとも1つの整数mに対して、|t−tm|が予め定められた金額より小さいように、第二者が一連の時間ti(i=1,...,n)に関連する一連の値VLiを導出すること、
    C.一部がトランザクションTの時間tに関する情報を含むように、第一者が第二者にデータ列Cの少なくとも一部を受信させること、
    D.第二者がプロパティPがCの一部とtmに関連する値VLmの間の状態を持続するか否か、および量QがVLmに依存するか否かを決定すること、
    E.もしPが持続するなら、第二者が第三者に情報Iを受信させること、および第三者がプロパティPが満たされることを確認することを可能にすること、
    F.Iを受信すると直ぐに、第三者がQはPを満たすか否かを確認すること、および
    G.QがプロパティPを満たす場合にのみ、第三者が第四者に金額Aを受信させることを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  178. マイクロペイメント選択プロトコルは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立し、前記プロトコルは、
    A.Cがtに関する情報を含むように、第一者がTに関連するデータ列CをTから導出すること、
    B.隣接する時間単位ti+1およびtiの各ペアが時間間隔Δti=ti+1−tiを定めるように、および1より大きくにより小さい少なくとも1つの整数mに対して、時間tが時間間隔Δtmの範囲内であるように、第二者が一連の時間単位ti(i=1,...,n)に関連する一連の値Viを導出すること、
    C.Qmが第一者によって実質的に予測不可能なように、時間間隔Δtmの最初の部分で、第二者がVmに関連する値Qmを導出すること、
    D.時間間隔Δtmの間に、
    a)第一者が第二者にCの少なくとも一部を受信させること、
    b)第二者がプロパティPはCの一部とQmの間の状態を持続するか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iを受信させること、および第三者がプロパティPが満たされることを確認することを可能にすること、
    E.Iを受信すると直ぐに、第三者がQはPを満たすか否かを確認すること、および
    F.QがプロパティPを満たす場合にのみ、第三者が第四者に金額Aを受信させることを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  179. マイクロペイメント選択プロトコルは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立し、前記プロトコルは、
    A.Cがtに関する情報Fを含むように、第一者がTに関連するデータ列CをTから導出すること、
    B.xi=H(xi+1)(i=0,1,...,n−1)(ここで、Hは1方向ハッシュ関数)であるように、隣接する時間値ti+1およびtiの各ペアが時間間隔Δti=ti+1−tiを定めるように、および1より大きくにより小さい少なくとも1つの整数mに対して、時間tが時間間隔Δtmの範囲にあるように、第二者が一連の時間値ti(i=0,1,...,n)に関連する一連の値xi(i=0,1,...,n)を導出すること、およびx0を公開すること、
    C.一部がFを含むように、時間間隔Δtmの間に、第一者が第二者にCの少なくとも一部を受信させること、
    D.時間間隔Δtmの間に、第二者がプロパティPはQmとCの一部の間の状態を持続するか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iを受信させること、および第三者がプロパティPが満たされることを確認することを可能にすること、
    E.第三者が、Iを受信すると直ぐに、QmがPを満たすか否かを確認すること、
    F.QがプロパティPを満たす場合にのみ、第三者が第四者に金額Aを受信させることを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  180. マイクロペイメント選択プロトコルは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立し、前記プロトコルは、
    A.項目VがTから第三者により導出され、tに関する情報を含むデータ列Cの少なくとも一部と関連付けられ、Vが第三者によって実質的に予測不可能なように、第一者が第二者から時間t'に情報Iを受信すること、および第一者が項目VがプロパティPを満たすことを確認することを可能にすること、
    B.第一者が第二者から情報Iを受信すること、および第一者が項目VがプロパティPを満たすことを確認することを可能にすること、および
    C.a)VがプロパティPを満たし、
    b)|t'−t|が予め定められた金額より小さい場合にのみ、
    第一者が第四者に金額Aを受信させることを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  181. マイクロペイメント選択プロトコルは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立し、前記プロトコルは、
    A.データ列CがTに関連づけられるように、およびCの一部がtの情報を含むように、第一者が第二者からデータ列Cの少なくとも一部を受信すること、
    B.Vが第二者によって実質的に予測不可能なように、第一者が項目VをCの少なくとも一部に関連付けること、および
    C.a)もしVがPを満たし、
    b)|t'−t|が予め定められた金額より小さければ、
    第一者がVはプロパティPを満たすか否かを決定すること、もしそうなら、第一者が時間t'に第三者に情報Iを受信させること、および第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認することを可能にすること、それにより第三者が第四者に金額Aを受信させることを可能にすることを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  182. 添え字i(1<i<n)が各Tiに関連するように、および各トランザクションTiがトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられるように、マイクロペイメント選択プロトコルは、複数のn個のトランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対する支払いを確立するし、前記プロトコルは、
    A. Ciが添え字iの表示を含むように、第一者が確率的な支払い法式を使用してチェックCiを各トランザクションTiに対して生成すること、および第二者にCiを受信させること、
    B. 第二者が、支払われるべき複数のチェックCj(1≦j≦n)を、どのチェックCjが支払われるべきであるとして選択されるかを第一者が予め予測できない方法で選択すること、
    C. 第二者が第三者に情報Ijを受信させること、および第三者が選択されたチェックCjは支払われるべきであるか否かを確認することを可能にすること、
    D. 第三者が、Ijの受信に応答して、選択されたチェックCjは支払われるべきかを確認すること、および
    E. Cjが支払われるべきである場合にのみ、第五者が第四者に掛売金額CRjを受信させること、および第一者が請求金額Djだけ課金されるようにすることを含み、全ての添え字j(1<j<n)に対して、および支払われるべき複数のチェックの任意の選択に対して、D=D1+D2+...+Djは、TVagg=TV1+TV2+...+TVjより大きくないことを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  183. 添え字i(1<i<n)が各Tiに関連するように、および各トランザクションTiがトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられるように、マイクロペイメント選択プロトコルは、複数のn個のトランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対する支払いを確立し、前記プロトコルは、
    A. 第一者が各トランザクションTiからTiに関連するデータ列Ciを導出すること、および第二者にデータ列Ciを受信させること、
    B. Viが第一者によって実質的に予測不可能なように、第二者が各データ列Ciを項目Viと関連付けること、
    C. 第二者がViはプロパティPiを満たすか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iiを受信させること、第三者がViはプロパティPiを満たすか否かを確認することを可能にすること、
    D. 第三者が、Iiの受信に応答して、ViはプロパティPiを満たすか否かを確認すること、および
    E. 請求金額Diが掛売金額CRi以下であるように、ViがプロパティPiを満たす場合にのみ、第五者が第四者に掛売金額CRiを受信させること、および第一者が請求金額Diだけ課金されるようにすることを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  184. マイクロペイメント選択プロトコルは、各々が値TVを有する複数の同値トランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対して支払いをし、前記プロトコルは、
    A. 各データ列Ciが累進的なシリアル番号Siを含み、シリアル番号Siは1から始まって連続的に順序付けられ、データ列Cj(j=1,...,n)の順番で連続する他の複数のデータ列に対するCiの位置を表すように、第一者が各トランザクションTiからTiに関連するデータ列Ciを導出すること、および第二者にデータ列Ciを受信されること、
    B. Viが第一者によって実質的に予測不可能なように、第二者が項目ViをCiに関連付けること
    C. 第二者がプロパティPiはCiとViの間の状態を持続するか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iiを受信させること、および第三者がViはPiを満たすか否かを確認することを可能にすること、
    D. 第三者がViはPiを満たすか否かを確認することを含み、およびViがPiを満たす場合にのみ、
    a)第五者がSmaxの値を決定し、SmaxがCk(1≦k<n)に含まれる最大のシリアル番号Skを表し、
    i) 1≦k<n;
    ii) Ckは第二者によりCiを受信する前に受信され、
    iii) 第三者は、VkがPkを満たすことを確認し、
    iv) 第一者がゼロでない金額Dkだけ課金されてきており、
    b) 第五者は第四者に掛売金額CRを受信させ、
    c) 第五者が第一者に請求金額Diだけ課金されるようにすることを含み、ここで、Diは(Si−Smax)*TVで与えられることを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  185. マイクロペイメント選択プロトコルは、ユーザが、トランザクション値TVi(i=1,...,n)を有する複数のトランザクションTi(i=1,...,n)に対する業者Mへの支払いを確立することを可能にし、前記プロトコルは、
    A. SIGU(Ti)がトランザクションTiに対するユーザUiのディジタル署名を第1ディジタル署名方式で表し、Siが、第一者により導出されたデータ列Cj(j=1,...,n)の順番で連続する他の複数のデータ列に対するデータ列Ciの順序を表す累進的なシリアル番号であるように、ユーザUが公開鍵および対応する秘密鍵を第1ディジタル署名方式に対して確立すること、および各Tiからデータ列Ci=SIGU(Ti)を導出して、Ciおよびシリアル番号Siを含む電子小切手CHiを創出すること、
    B. ユーザUが業者MにCiおよびSiを含む電子小切手CHiを受信させること、
    C. SIGM(Ci)がデータ列Ciに対する業者Mのディジタル署名を第2ディジタル署名方式で表すように、プロトコルは、業者Mが公開鍵および対応する秘密鍵を第2ディジタル署名方式に対して確立すること、および項目Vi=SIGM(Ci)をデータ列Ciに関連付けること、
    D. 業者Mが値F(Vi)=F(SIGM(Ci))を計算すること(ここで、Fは、ビット列に作用して0と1の間の数を出力する公開関数)、
    E. 業者MがF(SIGM(Ci))を定数s(0<s<1)と比較してF(Vi)<sであるか否かを決定すること、もしそうなら、銀行に業者Mの公開鍵を取得させること、
    F. 銀行が業者の公開鍵を使用してF(SIGM(Ci))<sであることを確認すること、
    G. F(SIGM(Ci))<sである場合にのみ、
    a)Smaxが支払いが行われた順番で連続する任意のCHjに含まれる最大シリアル番号Sjを表すように、第五者がSmaxの値を決定し、
    b) 第五者は第四者に掛売金額CRを受信させ、
    c) 第五者が第一者に請求金額Diだけ課金されるようにすることを含み、ここで、Diは(Si−Smax)*TVで与えられることを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  186. マイクロペイメント選択プロトコルは、添え字i(1<i<n)が各Tiに関連するように、および各トランザクションTiがトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられるように、マイクロペイメント選択プロトコルは、複数のn個のトランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対する支払いを確立し、前記プロトコルは、
    A. 各データ列CiがTiから確率的な支払い法式を使用して生成されるように、および各Ciが添え字iの表示を含むように、プロトコルは、第一者が第二者からデータ列Ciの少なくとも一部を各Tiに対して受信すること、
    B. 第一者が、どのチェックCjが支払われるべきであると選択されるか第一者が予測できない方法で支払われるべき複数のチェックCj(1≦j≦n)を選択すること、
    C. 選択された各チェックCjに対して、第一者が第三者に情報Ijを受信させること、および第三者が選択されたチェックCjは本当に支払われるべきであることを確認することを可能にすること、それにより第三者が、Cjは支払われるべきと確認したら直ぐに、第四者に掛売金額CRjを受信させること、および第二者に請求金額Djだけ課金させることを可能にすることを含み、全ての添え字j(1<j<n)に対して、および支払われるべき複数のチェックCjの任意の選択に対して、D=D1+D2+...+Djは、TVagg=TV1+TV2+...+TVjより大きくないことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  187. マイクロペイメント選択プロトコルは、添え字i(1<i<n)が各Tiに関連するように、および各トランザクションTiがトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられるように、マイクロペイメント選択プロトコルは、複数のn個のトランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対する支払いを確立し、前記プロトコルは、
    A. 第一者が第二者から情報Ijを受信すること、および第一者がチェックCjは支払われるべきであることを確認することを可能にすることを含み、チェックCjは第二者により複数のトランザクションTi(i=1,...,n)の対応する1つから第三者により導出された複数のチェックCi(i=1,...,n)から選択され、チェックCjの選択は第三者によって実質的に予測不可能であること、
    B. 第一者が、Ijを受信すると直ぐに、Cjは本当に支払われるべきであるか否かを確認すること、
    C. 第一者が第四者に掛売金額CRiを受信させること、および第三者に請求金額Diだけ課金させるようにすることを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  188. マイクロペイメント選択プロトコルは、各トランザクションTiが、ユニット値UVの倍数であるトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられるように、マイクロペイメント選択プロトコルは、n個のトランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対する支払いを確立し、前記プロトコルは、comprising:
    A. 各データ列Ciが情報を整数の添え字iおよびTiの値TViにベクトル(Si,Si+Vi−1)の形式で含むように、1<i<nの全てのiに対して、Siが連続的に順序付けられたデータ列Cj(j=1,...,n)の順番で連続する他の複数のデータ列に対するCiの位置を表す累進的なシリアル番号であるように、およびViがiに依存する整数であってTiの値TViを表し、Vi=TVi/(UV)により与えられるように、プロトコルは、第一者が各トランザクションTiからTiに対応するデータ列Ciを導出すること、および第二者にCiを受信させること、
    B. 第二者が、支払われるべき複数のチェックCj(1≦j≦n)を、どのチェックCjが支払われるべきであるとして選択されるかを第一者が予め予測できない方法で選択すること
    C. 第二者が第三者に情報Ijを受信させること、および第三者が選択されたチェックCjは支払われるべきであるか否かを確認することを可能にすること
    D. 第三者が、Ijの受信に応答して、選択されたチェックCjは支払われるべきかを確認すること、および
    E. Cjが支払われるべきである場合にのみ、
    a)第五者がSmaxの値を決定し、
    maxは整数で1≦max<i≦nであり、vmax=TVmax/(UV)であり、および
    maxがCkに含まれる最大のシリアル番号Sk(1≦k<n)を表し、、
    i) Ckは第二者によりCiを受信する前に受信され、および
    ii) 第三者は、VkがPkを満たすことを確認し、
    iii) 第一者はゼロでない金額Dkだけを課金され、および
    b) 第五者は第四者に掛売金額CRを受信させ、および
    c) 第五者が第一者に請求金額Diだけ課金されるようにすることを含み、ここで、Diは(Si−Smax)*TVで与えられることを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  189. マイクロペイメント選択プロトコルは、添え字i(1<i<n)が各Tiに関連付けられるように、および各トランザクションTiがユニット値UVの整数倍であるトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられるように、n個のトランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対する支払いを確立し、前記プロトコルは、
    A. 各データ列Ciが情報を整数の添え字iおよびTiの値TViにベクトル(Si,Si+Vi−1)の形式で含むように、1<i<nの全てのiに対して、Siが連続的に順序付けられたデータ列Cj(j=1,...,n)の順番で連続する他の複数のデータ列に対するCiの位置を表す累進的なシリアル番号であるように、およびViがiに依存する整数であってTiの値TViを表し、Vi=TVi/(UV)により与えられるように、第一者が各トランザクションTiからTiおよびに対応するデータ列Ciを導出すること、第二者にCiを受信させること、
    B. Viが第一者によって実質的に予測不可能なように、第二者が項目ViをCiに関連付けること
    C. 第二者がプロパティPiはCiとViの間の状態を持続するか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iiを受信させること、および第三者がViはPiを満たすか否かを確認することを可能にすること
    D. 第三者がViはPiを満たすか否かを確認すること、およびViがPiを満たす場合にのみ、
    a) 第五者がSmaxの値を決定し、
    maxは整数で1≦max<i≦nであり、vmax=TVmax/(UV)であり、
    maxがCkに含まれる最大のシリアル番号Sk(1≦k<n)を表し、
    i) Ckは第二者によりCiを受信する前に受信され、および
    ii) 第三者は、VkがPkを満たすことを確認し、
    iii) 第一者はゼロでない金額Dkだけを課金され、および
    b) 第五者は第四者に掛売金額CRを受信させ、および
    c) 第五者が第一者に請求金額Diだけ課金されるようにすることを含み、ここで、Diは(Si−Smax)*TVで与えられることを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  190. マイクロペイメント選択プロトコルは、n個のトランザクションTi(i=1,...,n)に対する支払いを確立し、各トランザクションTiは値TViを有し、前記プロトコルは、
    A. 第一者が各TiからTiに関連するデータ列Ciを導出すること、および第二者にデータ列Ciを受信させること、
    B. 各リストLkが複数のデータ列Ck 1,...,Ckkを含むように、およびΣm k=1k=nであるように、第二者が一意にデータ列Cの複数グループをm個のリストLk(k=1,...,m)に関連付けること、
    C. 第二者は各Lkに対するコミットメントCMkを計算することによりLk(k=1,...,m)にコミットし、第三者にCMk(k=1,...,m)を受信させること、
    D. 1≦ir≦mであるように、第三者は、CMk(k=1,...,m)の受信に応答して、1または複数の整数インデックスi1,i2,...irを選択し、第二者に複数のインデックスi1,i2,...irを受信させること、
    E. 複数のインデックスi1,i2,...irの受信に応答して、第二者はCMi1,CMi2,...,CMirへのコミットを絶ち、それによりLi1,...,Lirを第三者へ明らかにすること、
    F. 第五者は第四者に掛売金額CRを受信させ、第一者に請求金額Dだけ課金させることを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  191. マイクロペイメント選択プロトコルは、n個のトランザクションTi(i=1,...,n)に対する支払いを確立し、各トランザクションTiは値TViを有し、前記プロトコルは、
    A. 各Tiに対して、第一者が、第二者からTiから導出されたデータ列Ciを受信すること、
    B. 各リストLkが複数のデータ列Ck 1,...,Ckkを含むように、およびΣm k=1k=nであるように、第一者が、データ列Cの複数グループをm個のリストLk(k=1,...,m)へ一意に関連付けること、
    C. 1≦ir≦mであるように、プロトコルは、各Lkに対するコミットメントCMkを計算することにより、第一者がLk(k=1,...,m)にコミットすること、第三者にCMk(k=1,...,m)を受信させ、それにより第三者が1または複数の整数インデックスi1,i2,...irを選択することを可能にすること、
    D. 複数のインデックスi1,i2,...irを受信すると直ぐに、第一者はCMi1,CMi2,...,CMirへのコミットを絶ち、それによりLi1,...,Lirを第三者へ明らかにし、第三者が第四者に掛売金額CRを受信させることを可能にし、および第二者に請求金額Dだけ課金させることを可能にすることを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  192. マイクロペイメント選択プロトコルは、各トランザクションTiが値TViを有し、Tiから導出された対応するデータ列Ciにより表されるように、およびデータ列Cの複数グループがm個のリストLk(k=1,...,m)へ一意に関連付けられ、各リストLkが複数のデータ列Ck 1,...,Ckk(Σm k=1k=n)を含むように、n個のトランザクションT1,...,Ti,...,Tnに対する支払いを確立し、前記プロトコルは、
    A. 第一者が第二者からm個の各リストLk(k=1,...,m)に対するコミットメントCMkを受信すること、
    B. 1≦ir≦mであるように、第一者が、CMk(k=1,...,m)を受信すると直ぐに、1または複数の整数インデックスi1,i2,...irを選択すること、およびLi1,...,Lirを第一者へ明らかにするように、第二者に複数のインデックスi1,i2,...irを受信させ、それにより第二者がCMi1,CMi2,...,CMirへのコミットを絶つことを可能にすること、
    C. 第一者が第三者に掛売金額CRを受信させること、および第四者に請求金額Dだけ課金させることを含むことを特徴とする、請求項165に記載のシステム。
  193. 安全な支払処理システムであって、
    少なくとも1つの安全なモジュール、および
    少なくとも1つの安全でないモジュールを含み、
    複数のトークンが、少なくとも1つの安全なモジュールと少なくとも1つの安全でないモジュールの間で転送され、
    複数のモジュールの少なくとも1つは、コンピュータ読み取り可能な媒体に記録されたコンピュータ・プログラムを含み、プロセッサにより実行されるとき、プロセッサに処理のために1または複数の(しかし、全部ではない)トークンを複数のトークンから選択させることを特徴とするシステム。
  194. 前記少なくとも1つの安全なモジュールが、cPSPモジュールを含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  195. 前記少なくとも1つの安全なモジュールが、mPSPモジュールを含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  196. 前記少なくとも1つの安全でないモジュールが、消費者代理モジュールを含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  197. 前記少なくとも1つの安全でないモジュールが、オファー開発ジュールを含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  198. 前記少なくとも1つの安全でないモジュールが、PCSジュールを含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  199. 前記コンピュータ・プログラムは、トランザクションTに対する支払いを確立し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための命令が、
    A.第一者がTに関連するデータ列CをTから導出し、第二者にデータ列Cの少なくとも一部を受信させるための命令、
    B.Vが第一者によって実質的に予測不可能なように、第二者が項目VをCの少なくとも一部に関連付けるための命令、
    C.第二者がVはプロパティPを満たすか否かを決定することを含み、もしそうなら、第二者は第三者に情報Iを受信されること、および第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認するための命令、
    D.Iを受信すると直ぐに、第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認するための命令、および
    E.VがプロパティPを満たす場合にのみ、第三者は第四者に金額Aを受信させるための命令を含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  200. 前記コンピュータ・プログラムは、ユーザUが、トランザクション値TVを有するトランザクションTに対する業者Mへの支払いを確立することを可能にし、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための命令が、
    A.SIGU(T)がトランザクションTに対するユーザUのディジタル署名を第1ディジタル署名方式で表すように、ユーザが公開鍵および対応する秘密鍵を第1ディジタル署名方式に対して確立し、Tからデータ列C=SIGu(T)を生成してCを含む電子小切手を創出するための命令、
    B.ユーザが業者にデータ列Cを受信させるための命令、
    C.SIGM(C)がデータ列Cに対する業者Mのディジタル署名を第2ディジタル署名方式表すように、業者が公開鍵および対応する秘密鍵を第2ディジタル署名方式を確立すること、および項目V=SIGM(C)をデータ列Cに関連付けるための命令、
    D.業者が値F(V)=F(SIGM(C))を計算することであって、ここで、Fは、ビット列に作用して0と1の間の数を出力する公開関数を表すための命令、
    E.業者がF(SIGM(C))を定数sと比較してF(V)<sであるか否かを決定すること、もしそうなら、銀行に業者の公開鍵を取得させるための命令、
    F.銀行が業者の公開鍵を使用してF(SIGM(C))<sであることを確認するための命令、および
    G.F(SIGM(C))<sである場合にのみ、銀行が業者に金額A=[TV*1/s]を受信させるための命令を含み、
    ここで、sは0より大きく1より小さい定数であり、電子小切手が銀行への提示のために選択される確率を表すことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  201. 前記コンピュータ・プログラムは、トランザクションTへの支払いを確立し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための命令が、
    A.データ列CがTに関連付けられるように、第一者が第二者からデータ列Cの少なくとも一部を受信するための命令、
    B.Vが第二者によって実質的に予測不可能なように、第一者が項目VをCの少なくとも一部に関連付けるための命令、および
    C.第一者がVはプロパティPを満たすか否かを決定すること、および、その場合にのみ、第一者は第三者に情報Iを受信させること、および第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認することを可能にすること、それによりVがPを満たすことを確認すると直ぐ、第三者は第四者に金額Aを受信させるための命令を含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  202. 前記コンピュータ・プログラムは、トランザクションTへの支払いを確立し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令が、
    A. 第一者が第二者から情報Iを受信すること、および第一者が項目VがプロパティPを満たすことを確認することを可能にするための命令、
    項目VはTから第三者により導出されるデータ列Cの少なくとも一部と関連付けられ、および
    Vは第三者によって実質的に予測不可能であり、
    B. 第一者が第二者から情報Iを受信すること、および第一者が項目VがプロパティPを満たすことを確認することを可能にするための命令、および
    C. VがプロパティPを満たす場合にのみ、第一者が第四者に金額Aを受信させるための命令を含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  203. 前記コンピュータ・プログラムは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令が、
    A. 第一者がTに関連するデータ列CをTから導出し、Cが時間tに関する情報INを含むための命令、
    B. 第一者が第二者にデータ列Cの少なくとも一部を受信させ、Cの少なくとも一部が情報INを含むための命令。
    C. Vが第一者によって実質的に予測不可能なように、第二者が項目VをCの少なくとも一部に関連付けるための命令。
    D. 第二者がVはプロパティPを満たすか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が時間t'において第三者に情報INおよび情報Iを受信させるための命令、および第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認することを可能にするための命令、
    E. Iを受信すると直ぐに、第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認するための命令、および
    F. a)VがプロパティPを満たし、
    b)|t'−t|は予め定められた時間間隔より小さい場合にのみ、
    第三者は第四者に金額Aを受信させるための命令を含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  204. 前記コンピュータ・プログラムはトランザクションTへの支払いを確立し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令が、
    A. 第一者がTに関連するデータ列CをTから導出し、第二者にデータ列Cの少なくとも一部を受信させるための命令、
    B. Qが第一者によって実質的に予測不可能なように、第二者がプロパティPはCの少なくとも一部とCに依存する量Qの間の状態を持続するか否かを決定するための命令、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iを受信させるための命令、および第三者がプロパティPが満たされることを確認することを可能にするための命令、
    C. Iを受信すると直ぐに、第三者がプロパティPが満たされるか否かを確認するための命令、および
    D. プロパティPがCの少なくとも一部とQの間の状態を持続することを確認すると直ぐ、第三者が第四者に金額Aを受信させるための命令を含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  205. 前記コンピュータ・プログラムは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令が、
    A. 第一者がTからTに関連するデータ列Cを導出するための命令、
    B. 1より大きくnより小さい少なくとも1つの整数mに対して、|t−tm|が予め定められた金額より小さいように、第二者が一連の時間ti(i=1,...,n)に関連する一連の値VLiを導出すること、
    C. 一部がトランザクションTの時間tに関する情報を含むように、第一者が第二者にデータ列Cの少なくとも一部を受信させるための命令、
    D. 第二者がプロパティPがCの一部とtmに関連する値VLmの間の状態を持続するか否か、および量QがVLmに依存するか否かを決定するための命令、
    E. もしPが持続するなら、第二者が第三者に情報Iを受信させるための命令、および第三者がプロパティPが満たされることを確認することを可能にするための命令、
    F. Iを受信すると直ぐに、第三者がQはPを満たすか否かを確認するための命令、および
    G. QがプロパティPを満たす場合にのみ、第三者が第四者に金額Aを受信させるための命令を含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  206. 前記コンピュータ・プログラムは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令が、
    A. Cがtに関する情報を含むように、第一者がTに関連するデータ列CをTから導出するための命令、
    B. 隣接する時間単位ti+1およびtiの各ペアが時間間隔Δti=ti+1−tiを定めるように、および1より大きくにより小さい少なくとも1つの整数mに対して、時間tが時間間隔Δtmの範囲内であるように、第二者が一連の時間単位ti(i=1,...,n)に関連する一連の値Viを導出するための命令、
    C. Qmが第一者によって実質的に予測不可能なように、時間間隔Δtmの最初の部分で、第二者がVmに関連する値Qmを導出するための命令、
    D. 時間間隔Δtmの間に、
    a)第一者が第二者にCの少なくとも一部を受信させること、
    b)第二者がプロパティPはCの一部とQmの間の状態を持続するか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iを受信させること、および第三者がプロパティPが満たされることを確認することを可能にするための命令、
    E. Iを受信すると直ぐに、第三者がQはPを満たすか否かを確認するための命令、および
    F. QがプロパティPを満たす場合にのみ、第三者が第四者に金額Aを受信させるための命令を含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  207. 前記コンピュータ・プログラムは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令が、
    A. Cがtに関する情報Fを含むように、第一者がTに関連するデータ列CをTから導出するための命令、
    B. xi=H(xi+1)(i=0,1,...,n−1)(ここで、Hは1方向ハッシュ関数)であるように、隣接する時間値ti+1およびtiの各ペアが時間間隔Δti=ti+1−tiを定めるように、および1より大きくにより小さい少なくとも1つの整数mに対して、時間tが時間間隔Δtmの範囲にあるように、第二者が一連の時間値ti(i=0,1,...,n)に関連する一連の値xi(i=0,1,...,n)を導出すること、およびx0を公開するための命令、
    C. 一部がFを含むように、時間間隔Δtmの間に、第一者が第二者にCの少なくとも一部を受信させるための命令、
    D. 時間間隔Δtmの間に、第二者がプロパティPはQmとCの一部の間の状態を持続するか否かを決定するための命令、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iを受信させること、および第三者がプロパティPが満たされることを確認することを可能にするための命令、
    E. 第三者が、Iを受信すると直ぐに、QmがPを満たすか否かを確認するための命令、
    F. QがプロパティPを満たす場合にのみ、第三者が第四者に金額Aを受信させるための命令を含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  208. 前記コンピュータ・プログラムは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令が、
    A. 項目VがTから第三者により導出され、tに関する情報を含むデータ列Cの少なくとも一部と関連付けられ、Vが第三者によって実質的に予測不可能なように、第一者が第二者から時間t'に情報Iを受信するための命令、および第一者が項目VがプロパティPを満たすことを確認することを可能にするための命令、
    B. 第一者が第二者から情報Iを受信すること、および第一者が項目VがプロパティPを満たすことを確認することを可能にするための命令、および
    C. a)VがプロパティPを満たし、b)|t'−t|が予め定められた金額より小さい場合にのみ、
    第一者が第四者に金額Aを受信させるための命令を含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  209. 前記コンピュータ・プログラムは、時間tにより部分的に特徴付けられるトランザクションTに対する支払いを確立し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令が、
    A. データ列CがTに関連づけられるように、およびCの一部がtの情報を含むように、第一者が第二者からデータ列Cの少なくとも一部を受信するための命令、
    B. Vが第二者によって実質的に予測不可能なように、第一者が項目VをCの少なくとも一部に関連付けるための命令、および
    C. a)もしVがPを満たし、
    b)|t'−t|が予め定められた金額より小さければ
    第一者がVはプロパティPを満たすか否かを決定するための命令、もしそうなら、第一者が時間t'に第三者に情報Iを受信させること、および第三者がVはプロパティPを満たすか否かを確認することを可能にすること、それにより第三者が第四者に金額Aを受信させることを可能にするための命令を含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  210. 前記コンピュータ・プログラムは、添え字i(1<i<n)が各Tiに関連するように、および各トランザクションTiがトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられるように、マイクロペイメント選択プロトコルは、複数のn個のトランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対する支払いを確立し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令が、
    A. Ciが添え字iの表示を含むように、第一者が確率的な支払い法式を使用してチェックCiを各トランザクションTiに対して生成するための命令、および第二者にCiを受信させるための命令、
    B. 第二者が、支払われるべき複数のチェックCj(1≦j≦n)を、どのチェックCjが支払われるべきであるとして選択されるかを第一者が予め予測できない方法で選択するための命令、
    C. 第二者が第三者に情報Ijを受信させること、および第三者が選択されたチェックCjは支払われるべきであるか否かを確認することを可能にするための命令、
    D. 第三者が、Ijの受信に応答して、選択されたチェックCjは支払われるべきかを確認するための命令、および
    E. Cjが支払われるべきである場合にのみ、第五者が第四者に掛売金額CRjを受信させること、および第一者が請求金額Djだけ課金されるようにするための命令を含み、全ての添え字j(1<j<n)に対して、および支払われるべき複数のチェックの任意の選択に対して、D=D1+D2+...+Djは、TVagg=TV1+TV2+...+TVjより大きくないことことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  211. 前記コンピュータ・プログラムは、添え字i(1<i<n)が各Tiに関連するように、および各トランザクションTiがトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられるように、マイクロペイメント選択プロトコルは、複数のn個のトランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対する支払いを確立し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令が、
    A. 第一者が各トランザクションTiからTiに関連するデータ列Ciを導出すること、および第二者にデータ列Ciを受信させるための命令、
    B. Viが第一者によって実質的に予測不可能なように、第二者が各データ列Ciを項目Viと関連付けるための命令、
    C. 第二者がViはプロパティPiを満たすか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iiを受信させること、第三者がViはプロパティPiを満たすか否かを確認することを可能にするための命令、
    D. 第三者が、Iiの受信に応答して、ViはプロパティPiを満たすか否かを確認するための命令、および
    E. 請求金額Diが掛売金額CRi以下であるように、ViがプロパティPiを満たす場合にのみ、第五者が第四者に掛売金額CRiを受信させること、および第一者が請求金額Diだけ課金されるようにするための命令を含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  212. マイクロペイメント選択プロトコルは、各々が値TVを有する複数の同値トランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対して支払いをし、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令が、
    A. 各データ列Ciが累進的なシリアル番号Siを含み、シリアル番号Siは1から始まって連続的に順序付けられ、データ列Cj(j=1,...,n)の順番で連続する他の複数のデータ列に対するCiの位置を表すように、第一者が各トランザクションTiからTiに関連するデータ列Ciを導出するための命令、および第二者にデータ列Ciを受信されるための命令
    B. Viが第一者によって実質的に予測不可能なように、第二者が項目ViをCiに関連付けるための命令、
    C. 第二者がプロパティPiはCiとViの間の状態を持続するか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iiを受信させること、および第三者がViはPiを満たすか否かを確認することを可能にするための命令、
    D. 第三者がViはPiを満たすか否かを確認するための命令を含み、およびViがPiを満たす場合にのみ、
    a)第五者がSmaxの値を決定し、SmaxがCk(1≦k<n)に含まれる最大のシリアル番号Skを表し、
    i)1≦k<n;
    ii)Ckは第二者によりCiを受信する前に受信され、
    iii)第三者は、VkがPkを満たすことを確認し、および
    iv) 第一者がゼロでない金額Dkだけ課金されてきており、
    b) 第五者は第四者に掛売金額CRを受信させ、および
    c) 第五者が第一者に請求金額Diだけ課金されるようにすることを含み、ここで、Diは(Si−Smax)*TVで与えられることを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  213. 前記コンピュータ・プログラムは、ユーザが、トランザクション値TVi(i=1,...,n)を有する複数のトランザクションTi(i=1,...,n)に対する業者Mへの支払いを確立することを可能にし、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令が、
    A. SIGU(Ti)がトランザクションTiに対するユーザUiのディジタル署名を第1ディジタル署名方式で表し、Siが、第一者により導出されたデータ列Cj(j=1,...,n)の順番で連続する他の複数のデータ列に対するデータ列Ciの順序を表す累進的なシリアル番号であるように、ユーザUが公開鍵および対応する秘密鍵を第1ディジタル署名方式に対して確立すること、および各Tiからデータ列Ci=SIGU(Ti)を導出して、Ciおよびシリアル番号Siを含む電子小切手CHiを創出するための命令、
    B. ユーザUが業者MにCiおよびSiを含む電子小切手CHiを受信させるための命令
    C. SIGM(Ci)がデータ列Ciに対する業者Mのディジタル署名を第2ディジタル署名方式で表すように、業者Mが公開鍵および対応する秘密鍵を第2ディジタル署名方式に対して確立するための命令、および項目Vi=SIGM(Ci)をデータ列Ciに関連付けるための命令、
    D. 業者Mが値F(Vi)=F(SIGM(Ci))を計算するための命令(ここで、Fは、ビット列に作用して0と1の間の数を出力する公開関数)、
    E. 業者MがF(SIGM(Ci))を定数s(0<s<1)と比較してF(Vi)<sであるか否かを決定すること、もしそうなら、銀行に業者Mの公開鍵を取得させるための命令、
    F. 銀行が業者の公開鍵を使用してF(SIGM(Ci))<sであることを確認するための命令を含み、
    G. F(SIGM(Ci))<sである場合にのみ、
    a)Smaxが支払いが行われた順番で連続する任意のCHjに含まれる最大シリアル番号Sjを表すように、第五者がSmaxの値を決定し、
    b) 第五者は第四者に掛売金額CRを受信させ、および
    c) 第五者が第一者に請求金額Diだけ課金されるようにすることを含み、ここで、Diは(Si−Smax)*TVで与えられることを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  214. 前記コンピュータ・プログラムは、添え字i(1<i<n)が各Tiに関連するように、および各トランザクションTiがトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられるように、マイクロペイメント選択プロトコルは、複数のn個のトランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対する支払いを確立し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令が、
    A. 各データ列CiがTiから確率的な支払い法式を使用して生成されるように、および各Ciが添え字iの表示を含むように、プロトコルは、第一者が第二者からデータ列Ciの少なくとも一部を各Tiに対して受信するための命令、
    B. 第一者が、どのチェックCjが支払われるべきであると選択されるか第一者が予測できない方法で支払われるべき複数のチェックCj(1≦j≦n)を選択するための命令、
    C. 選択された各チェックCjに対して、第一者が第三者に情報Ijを受信させるための命令、および第三者が選択されたチェックCjは本当に支払われるべきであることを確認することを可能にするための命令、それにより第三者が、Cjは支払われるべきと確認したら直ぐに、第四者に掛売金額CRjを受信させるための命令、および第二者に請求金額Djだけ課金させることを可能にするための命令を含み、全ての添え字j(1<j<n)に対して、および支払われるべき複数のチェックCjの任意の選択に対して、D=D1+D2+...+Djは、TVagg=TV1+TV2+...+TVjより大きくないことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  215. 前記コンピュータ・プログラムは、添え字i(1<i<n)が各Tiに関連するように、および各トランザクションTiがトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられるように、マイクロペイメント選択プロトコルは、複数のn個のトランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対する支払いを確立し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令が、
    A. 第一者が第二者から情報Ijを受信するための命令、および第一者がチェックCjは支払われるべきであることを確認することを可能にするための命令を含み、チェックCjは第二者により複数のトランザクションTi(i=1,...,n)の対応する1つから第三者により導出された複数のチェックCi(i=1,...,n)から選択され、チェックCjの選択は第三者によって実質的に予測不可能であり、
    B. 第一者が、Ijを受信すると直ぐに、Cjは本当に支払われるべきであるか否かを確認するための命令、
    C. 第一者が第四者に掛売金額CRiを受信させること、および第三者に請求金額Diだけ課金させるようにするための命令を含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  216. 前記コンピュータ・プログラムは、各トランザクションTiが、ユニット値UVの倍数であるトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられるように、マイクロペイメント選択プロトコルは、n個のトランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対する支払いを確立し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令が、
    A. 各データ列Ciが情報を整数の添え字iおよびTiの値TViにベクトル(Si,Si+Vi−1)の形式で含むように、1<i<nの全てのiに対して、Siが連続的に順序付けられたデータ列Cj(j=1,...,n)の順番で連続する他の複数のデータ列に対するCiの位置を表す累進的なシリアル番号であるように、およびViがiに依存する整数であってTiの値TViを表し、Vi=TVi/(UV)により与えられるように、プロトコルは、第一者が各トランザクションTiからTiに対応するデータ列Ciを導出すること、および第二者にCiを受信させること
    B. 第二者が、支払われるべき複数のチェックCj(1≦j≦n)を、どのチェックCjが支払われるべきであるとして選択されるかを第一者が予め予測できない方法で選択すること
    C. 第二者が第三者に情報Ijを受信させること、および第三者が選択されたチェックCjは支払われるべきであるか否かを確認することを可能にすること
    D. 第三者が、Ijの受信に応答して、選択されたチェックCjは支払われるべきかを確認すること および
    E. Cjが支払われるべきである場合にのみ、
    a)第五者がSmaxの値を決定し、
    maxは整数で1≦max<i≦nであり、vmax=TVmax/(UV)であり、および
    maxがCkに含まれる最大のシリアル番号Sk(1≦k<n)を表し、、
    i) Ckは第二者によりCiを受信する前に受信され、および
    ii) 第三者は、VkがPkを満たすことを確認し、
    iii) 第一者はゼロでない金額Dkだけを課金され、および
    b) 第五者は第四者に掛売金額CRを受信させ、および
    c) 第五者が第一者に請求金額Diだけ課金されるようにすることを含み、ここで、Diは(Si−Smax)*TVで与えられることを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  217. 前記コンピュータ・プログラムは、添え字i(1<i<n)が各Tiに関連付けられるように、および各トランザクションTiがユニット値UVの整数倍であるトランザクション値TViにより部分的に特徴付けられるように、n個のトランザクションT1,T2,...Ti,...Tnに対する支払いを確立し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令は、 include instructions for:
    A. 各データ列Ciが情報を整数の添え字iおよびTiの値TViにベクトル(Si,Si+Vi−1)の形式で含むように、1<i<nの全てのiに対して、Siが連続的に順序付けられたデータ列Cj(j=1,...,n)の順番で連続する他の複数のデータ列に対するCiの位置を表す累進的なシリアル番号であるように、およびViがiに依存する整数であってTiの値TViを表し、Vi=TVi/(UV)により与えられるように、第一者が各トランザクションTiからTiおよびに対応するデータ列Ciを導出するための命令、第二者にCiを受信させるための命令、
    B. Viが第一者によって実質的に予測不可能なように、第二者が項目ViをCiに関連付けるための命令
    C. 第二者がプロパティPiはCiとViの間の状態を持続するか否かを決定すること、もしそうなら、第二者が第三者に情報Iiを受信させること、および第三者がViはPiを満たすか否かを確認することを可能にするための命令を含み、
    D. 第三者がViはPiを満たすか否かを確認すること、およびViがPiを満たす場合にのみ、
    a) 第五者がSmaxの値を決定し、
    maxは整数で1≦max<i≦nであり、vmax=TVmax/(UV)であり、
    maxがCkに含まれる最大のシリアル番号Sk(1≦k<n)を表し、
    i) Ckは第二者によりCiを受信する前に受信され、および
    ii) 第三者は、VkがPkを満たすことを確認し、
    iii) 第一者はゼロでない金額Dkだけを課金され、および
    b) 第五者は第四者に掛売金額CRを受信させ、および
    c) 第五者が第一者に請求金額Diだけ課金されるようにすることを含み、ここで、Diは(Si−Smax)*TVで与えられることを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  218. 前記コンピュータ・プログラムは、n個のトランザクションTi(i=1,...,n)に対する支払いを確立し、各トランザクションTiは値TViを有し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令が、
    A. 第一者が各TiからTiに関連するデータ列Ciを導出するための命令、および第二者にデータ列Ciを受信させるための命令、
    B. 各リストLkが複数のデータ列Ck 1,...,Ckkを含むように、およびΣm k=1k=nであるように、プロトコルは、第二者が一意にデータ列Cの複数グループをm個のリストLk(k=1,...,m)に関連付けるための命令、
    C. 第二者は各Lkに対するコミットメントCMkを計算することによりLk(k=1,...,m)にコミットし、第三者にCMk(k=1,...,m)を受信させるための命令、
    D. 1≦ir≦mであるように、第三者は、CMk(k=1,...,m)の受信に応答して、1または複数の整数インデックスi1,i2,...irを選択し、第二者に複数のインデックスi1,i2,...irを受信させるための命令、
    E. 複数のインデックスi1,i2,...irの受信に応答して、第二者はCMi1,CMi2,...,CMirへのコミットを絶ち、それによりLi1,...,Lirを第三者へ明らかにするための命令、
    F. 第五者は第四者に掛売金額CRを受信させ、第一者に請求金額Dだけ課金させることための命令を含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  219. 前記コンピュータ・プログラムは、n個のトランザクションTi(i=1,...,n)に対する支払いを確立し、各トランザクションTiは値TViを有し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令が、
    A. 各Tiに対して、第一者が、第二者からTiから導出されたデータ列Ciを受信するための命令、
    B. 各リストLkが複数のデータ列Ck 1,...,Ckkを含むように、およびΣm k=1k=nであるように、第一者が、データ列Cの複数グループをm個のリストLk(k=1,...,m)へ一意に関連付けるための命令、
    C. 1≦ir≦mであるように、プロトコルは、各Lkに対するコミットメントCMkを計算することにより、第一者がLk(k=1,...,m)にコミットすること、第三者にCMk(k=1,...,m)を受信させ、それにより第三者が1または複数の整数インデックスi1,i2,...irを選択することを可能にするための命令、
    D. 複数のインデックスi1,i2,...irを受信すると直ぐに、第一者はCMi1,CMi2,...,CMirへのコミットを絶ち、それによりLi1,...,Lirを第三者へ明らかにし、第三者が第四者に掛売金額CRを受信させることを可能にし、および第二者に請求金額Dだけ課金させることを可能にするための命令を含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
  220. 前記コンピュータ・プログラムは、各トランザクションTiが値TViを有し、Tiから導出された対応するデータ列Ciにより表されるように、およびデータ列Cの複数グループがm個のリストLk(k=1,...,m)へ一意に関連付けられ、各リストLkが複数のデータ列Ck 1,...,Ckk(Σm k=1k=n)を含むように、n個のトランザクションT1,...,Ti,...,Tnに対する支払いを確立し、1または複数のマイクロペイメント・トークンを選択するための前記命令は、
    A. 第一者が第二者からm個の各リストLk(k=1,...,m)に対するコミットメントCMkを受信するための命令、
    B. 1≦ir≦mであるように、第一者が、CMk(k=1,...,m)を受信すると直ぐに、1または複数の整数インデックスi1,i2,...irを選択するための命令、およびLi1,...,Lirを第一者へ明らかにするように、第二者に複数のインデックスi1,i2,...irを受信させるための命令、それにより第二者がCMi1,CMi2,...,CMirへのコミットを絶つことを可能にするための命令、
    C. 第一者が第三者に掛売金額CRを受信させること、および第四者に請求金額Dだけ課金させるための命令を含むことを特徴とする、請求項193に記載のシステム。
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