JP2006514824A - 活性に基づくプローブ,およびその製造および使用方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は,複数の蛋白質を含む組成物における1またはそれ以上の触媒的に活性な酵素のプロファイルを評価するための組成物および方法を提供する。好ましい態様においては,酵素は1またはそれ以上のヒドロラーゼであり,特に好ましい態様においては,ヒドロラーゼは1またはそれ以上のシステインプロテアーゼである。本明細書に記載される方法は,活性に基づくプローブ("ABP")を用いる。これは,ABPが1またはそれ以上のシステインプロテアーゼと結合することを指示するアフィニティー成分,ABPが結合した後に標的酵素と共有結合を形成するための反応性基,およびタグ(例えば,検出可能な標識,好ましくは蛍光団)を有する。1またはそれ以上のABPを,ABPとサンプル中に存在する標的酵素とが結合し反応するための条件下で,蛋白質含有サンプルと組み合わせる。好ましい態様においては,反応性基は,標的酵素のアミノ酸と反応して,コンジュゲート(すなわち,共有結合したABP−標的酵素複合体)を形成する。次に,得られた生成物を用いて,サンプルの活性な酵素プロファイルを評価し,元の複雑な蛋白質混合物中に存在する1またはそれ以上の活性な標的システインプロテアーゼ,および/または他の標的酵素の存在,量または活性と関連づけることができる。
本発明の活性に基づくプローブは,リンカー成分によりタグに連結された頭部(warhead)を含む。以下に説明されるように,頭部,リンカー成分(“L”),およびタグ(“TAG”)のそれぞれは,独立して,異なる標的酵素特異性を与えるように選択される。ABPのこれらの成分のそれぞれは,以下に詳細に説明される。好ましい態様においては本発明は,サンプルにおいて触媒的に活性なシステインプロテアーゼを検出および/または測定するためのABPを提供する。
各R1およびR2は,独立して,水素またはアルキル,アルケニル,アルキニル,アリール,ヘテロアリールまたはアルキルアリール基であり,任意に,N,O,またはSからなる群より選択される1またはそれ以上の複素原子を含んでいてもよく;
RGは,触媒的に活性な標的酵素と共有結合することができる反応性基であり,好ましくは,ABPと標的酵素との間に共有結合が形成されるときに失われる脱離基"LG"を含み;
TAGは検出可能な標識であり;
Lはリンカー成分であり;
nは0−4の整数である]
を有するか,またはその薬学的に許容しうる塩または複合体である。
を有する。ローダミン分子,例えば,テトラメチルローダミン,5−カルボキシテトラメチルローダミン,6−カルボキシテトラメチルローダミン,カルボキシローダミン−6G,ローダミン−B塩化スルホニル,ローダミン−レッド−X,およびカルボキシ−X−ローダミンは当業者によく知られている。例えば,Handbook of Fluorescent Probes and Research Products,Molecular Probes,Inc.,2001(その全体を本明細書の一部としてここに引用する)を参照。ローダミンの有利な特徴には,高い量子収率,約pH3から約pH8までのpH範囲にわたる蛍光の低い感受性,有利な水溶性,優れた光安定性,および可視スペクトルの光の吸収が含まれる。特に好ましい蛍光剤は5−カルボキシテトラメチルローダミンおよび6−カルボキシテトラメチルローダミンである。
以下の実施例は,本発明のABPを製造する方法のいくつかの態様を例示する。これらの態様のそれぞれについて,1H−NMRスペクトルは,重水素化クロロホルム(CDCl3;δ =7.26ppm)を溶媒として記録した(特に記載しない限り)。調製用HPLCは,逆相Polaris C18カラム(5μmカラム;150mmx21mm;Metachem/Ansys;Torrance,CA)で,トリフルオロ酢酸を緩和剤として含む水とアセトニトリルとの二成分系(水0.1%,アセトニトリル0.08%)を用いて行った。分析的LC−MSはPolaris C18カラム(5μカラム;50mmx4.6mm;Metachem/Ansys;Torrance,CA)により,TFAを緩和剤として含む水とアセトニトリルとの二成分系(水0.025%,アセトニトリル0.02%)を用いて行った。検出可能なTAGは,5−(および6)−カルボキシテトラメチルローダミン(TAMRA−SE;Molecular Probes;Eugene,OR),Boc−11−アミノウンデカン酸,およびCbz−Asp(OtBut)−OH(Calbiochem−Novachem Corp.,La Jolla,Ca)の混合スクシンイミジルエステルであった。
乾燥丸底フラスコに磁気攪拌棒を備え,乾燥THFおよび窒素ガスを入れた。Cbz−Asp(OtBut)−OH(組成物10,1.0g,3.09mmol)およびN−メチルモルホリン(0.5mL,4.6mmol,1.5当量)をこの混合物に溶解し,得られた溶液を水氷浴中で0℃に冷却した。イソブチルクロロホルメート(0.47mL,3.7mmol,1.2当量)を,連続的に撹拌しながら10分間かけて滴加した。反応液を0℃で15分間撹拌した。磁気攪拌棒を備えた別の反応フラスコ中に10NKOHおよびエチルエーテルの二層混合物を調製し,氷浴中で冷却した。1−メチル−3−ニトロ−1−ニトロスクアニジン(0.54g,3.7mmol,3当量)を連続的に撹拌しながらゆっくり加えて,明るい黄色のエーテル層を得,次にこれをプラスチックのピペットで組成物10を含むフラスコに移した。得られた溶液を0℃で15分間撹拌し,HBrの濃縮溶液(1mL)を滴加した。反応液をさらに20分間撹拌した。透明な二相混合物にEtOAc(100mL)を加え,有機層をH2O(100mL),飽和NaHCO3溶液(100mL)で洗浄し,Na2SOで乾燥し,真空下で濃縮した。カラムクロマトグラフィー(シリカゲル,2:1,ヘキサン/EtOAc)により精製して,11(0.62g,1.55mmol,51%収率)を無色透明油状物として得た。ESMS:344.2(M+H+),366.2(M+Na+)。
DMF(3mL)中の2,3,5,6−テトラフルオロフェノール(150mg,0.90mmol,1.05当量)およびKF(100mg,1.78mmol,2当量)を磁気攪拌棒を備えた乾燥丸底フラスコに加えた。組成物11(353mg,0.88mmol)を溶液に加え,反応液を一晩(12時間)撹拌した。飽和NaHCO3溶液(約50mL)を完了した反応液に加え,水性層をEtOAc(2x50mL)で抽出した。有機層を合わせ,飽和ブライン溶液(50mL)で洗浄し,Na2SO4で乾燥し,真空下で濃縮して,透明油状物を得た。カラムクロマトグラフィー(シリカゲル,2:1ヘキサン/EtOAc)により精製して,12を粘着性の灰白色固体(186mg,0.36mmol,42%収率)として得た。ESMS:486.4(M+H+),509.6(M+Na+)。
磁気攪拌棒を備えた乾燥丸底フラスコに組成物12(189mg,0.38mM,1当量)およびMeOH(20mL)を加えた。連続的に撹拌しながらNaBH4(8mg,0.228mmol,0.6当量)を加えた。添加の際に気泡が生成し,得られた無色透明溶液を0℃で30分間撹拌した。溶媒を真空下で除去し,得られた固体をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル,2:1,ヘキサン/EtOAc)で精製して,13を粘着性白色固体として得た(165mg,0.34mmol,81%収率)。ESMS:488.2(M+H+),510.8(M+Na+)。
組成物13(163mg,0.33mmol)およびMeOH(約15mL)を磁気攪拌棒を備えた乾燥丸底フラスコに加えた。フラスコをN2で数回パージし,触媒量の10%Pd担持Cを反応フラスコに注意深く加えた。得られた黒色異種混合物を真空下で排気し,連続的に撹拌しながら,H2をゴム風船により2回充填した。反応液を室温で1.5時間撹拌し,完了後にセライトのパッドを通して濾過し,真空下で濃縮して,14(115mg,0.32mmol,99%収率)を粘着性灰白色固体として得た。ESMS:354.8(M+H+),376.2(M+Na+)。
DMF(10mL)中のBoc−11−アミノ−ウンデカン酸(115mg,0.38mmol,1.2当量),EDAC(91mg,0.48mmol,1.5当量),およびHOBt(65mg,0.48mmol,1.5当量)を磁気攪拌棒を備えた乾燥丸底フラスコに加えた。最少量のDMFに溶解した組成物14(115mg,0.32mmol)およびN−メチルモルホリン(2回蒸留,0.14mL,0.96mmol,3.0当量)を連続的に撹拌しながら加えた。無色溶液は反応が進行するにつれてゆっくり黄色に変化した。反応液を18時間撹拌し,次にEtOAc(20mL)を加え,有機層を飽和NaHCO3(20mL),H2O(20mL)およびブライン(20mL)で洗浄し,Na2SO4で乾燥し,真空下で濃縮した。得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル,1:1,ヘキサン/EtOAc)で精製して,15(56mg,0.088mmol,24%収率)を透明な粘稠油状物として得た。ESMS:637.6(M+H+),659.2(M+Na+)。
DCM(2mL)中の組成物15(56mg,0.088mmol)およびデスマーチンペルイオジナン(48mg,0.114mmol,1.3当量)を磁気攪拌棒を備えた乾燥丸底フラスコに加えた。濁った白色懸濁液を20分間反応させた。飽和NaHCO3(20ml)を加え,反応液をEtOAc(20mL)で抽出した。有機層をNaHCO3で乾燥し,真空下で濃縮し,カラムクロマトグラフィー(シリカゲル,1:1,ヘキサン/EtOAc)で精製して,16(23mg,0.036mmol,64%収率)を粘着性白色固体として得た。ESMS:635.4(M+H+),657.2(M+Na+)。
4MHCl/ジオキサン(2mL)中の組成物16(14mg,0.022mmol)を磁気攪拌棒を備えた乾燥丸底フラスコに加えた。この溶液に乾燥MeOH(0.2mL)を加え,得られた透明溶液を室温で30分間撹拌し,次に溶媒を真空下で除去した。得られた固体を最少量のDMF中に取り出し,次にDMF(約0.2mL)中のTAMRA−SE(14mg,0.026mmol,1.2当量)およびDIEA(8μL,0.044mmol,2.0当量)に室温でゆっくりと滴加した。20分後,反応液をTFA(0.3mL)で希釈して,tert−ブチルエステル保護基を含む中間体を除去した。次に反応溶液をDMSO(1.5mL)で希釈し,調製用HPLCを用いて流速30mL/分間および0.1%TFA/アセトニトリル:0.1%TFA/水(2−98%)の90分間勾配で精製して,1を明るい紫色固体(6mg,0.0067mmol,31%収率)として得た。1HNMR(CD3OD)δ8.76(s,2H)8.43(d,1H,J=9.6Hz),8.25(d,2H,J=9.5Hz),8.18(d,1H,J=9.8Hz),7.82(s,1H),7.52(d,2H,J=8Hz),7.14(d,4H,J=9.8Hz),7.06(d,4H,J=9.7Hz),6.98(d,6H,J=2.4H),5.18(m,4H),4.78(m,2H),4.34(m,4H),3.46(m,4H),3.38(m,3H),2.88(m,2H),2.73(m,2H),2.23(m,8H),1.63(m,10H),1.29(m,32H).ESMS:892.3(M+H+),914(M+Na+)。
2,6−ビス−トリフルオロメチル−安息香酸−3−(2−アミノ−3−フェニル−プロピオニルアミノ)−2−オキソ−プロピルエステル(18)
組成物17(150mg,0.25mmol),p−トルエンスルホン酸一水和物(76mg,0.40mmol,2当量)およびMeOH(15mL)を磁気攪拌棒を備えた乾燥丸底フラスコに加えた。フラスコをN2で数回パージし,触媒量の10%Pd担持Cを反応液に加えた。得られた黒色異種混合物を排気し,連続的に撹拌しながらH2をゴム風船により2回充填した。反応液を室温で1.5時間撹拌した。反応が完了したとき,混合物をセライトのパッドを通して濾過し,真空下で濃縮して,18(94mg,0.24mmol,99%収率)を粘着性の灰白色固体として得た。ESMS:477.8(M+H+),499.1(M+Na+)。
DMF(10mL)中のBoc−11−アミノ−ウンデカン酸(87mg,0.29mmol,1.2当量),EDAC(69mg,0.36mmol,1.5当量),およびHOBt(49mg,0.36mmol,1.5当量)を磁気攪拌棒を備えた乾燥丸底フラスコに加えた。連続的に撹拌しながら,最少量のDMFに溶解した組成物18(94mg,0.24mmol)およびN−メチルモルホリン(2回蒸留,0.9mL,0.72mmol,3.0当量)を加えた。一晩(18時間)の反応の経過の間に無色溶液はゆっくり黄色に変化した。EtOAc(20mL)を反応液に加え,有機層を飽和NaHCO3(20mL),H2O(20mL),およびブライン(20mL)で洗浄し,Na2SO4で乾燥し,真空下で濃縮した。得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル,1:1,ヘキサン/EtOAc)で精製して,19(63mg,0.084mmol,24%収率)を透明な粘稠油状物として得た。ESMS:746.3(M+H+),768.1(M+Na+)。
4MHCl/ジオキサン(2mL)中の組成物19(13mg,0.017mmol)を磁気攪拌棒を備えた乾燥丸底フラスコに加えた。乾燥MeOH(0.2mL)をこの溶液に加え,反応液を室温で30分間撹拌し,次に溶媒を真空下で除去した。得られた固体を最少量のDMF中に取り出し,次にDMF(約0.2mL)中のTAMRA−SE(14mg,0.026mmol,1.2当量)およびDIEA(8uL,0.044mmol,2.0当量)に室温で滴加した。2時間後,反応溶液をDMSO(1.5mL)で希釈し,調製用HPLCを用いて,流速30mL/分間および0.1%TFA/アセトニトリル:0.1%TFA/水(2−98%)の90分間の勾配で精製して,2を明るい紫色固体(5mg,0.0067mmol,31%収率)として得た。1HNMR(CD3OD)δ 8.92(bs,1H),8.75(s,2H),8.41(d,1H,J=9.2Hz),8.26(d,1H,J=9Hz),8.20(m,1H),8.09(m,5H),7.81(m,2H),8.87(s,1H),7.51(d,2H,J=7.6Hz),7.14(d,4H,J=9.6Hz),7.05(d,4H,J=9.5Hz),6.97(s,4H),5.04(s,2H),4.38(d,2H,J=8.1Hz),4.18(d,2H,J=8.1Hz),4.12(s,2H),3.44(m,5H),3.36(m,4H),2.19(m,6H),1.34(b,12H),1.29(b,36H).ESMS:1072.3(M+H+),1094.1(M+Na+)。
Claims (12)
- 次の構造:
各R1およびR2は,独立して,水素または,N,O,またはSからなる群より選択される1−3個の複素原子を含んでいてもよい直鎖または分枝鎖のC1-6アルキル,またはC0-6アルキルアリール,C0-6アルキルヘテロアリール,またはC0-6アルキルフェニルであり;
RGは,触媒的に活性な標的酵素と反応して共有結合を形成する反応性基であり;
Lは任意に存在し,−N(R)−,−O−,−S−または−C(R)(R)−からなる群より選択される1−20個の骨格原子のアルキルまたはヘテロアルキル基であり,
ここで,各Rは,独立して,Hまたは直鎖もしくは分枝鎖のC1-6アルキルであり;
nは1−4の整数である]
を有する活性に基づくプローブまたはその薬学的に許容しうる塩または複合体。 - nが1または2である,請求項1記載の活性に基づくプローブ。
- 請求項1−8のいずれかに記載の複数の活性に基づくプローブを含む,活性に基づくプローブのライブラリ。
- 連結成分を介してTAGに共有結合している1またはそれ以上の活性に基づくプローブ,および,前記活性に基づくプローブが標的酵素に結合したときに前記標的酵素のアミノ酸官能基と反応する反応性基を用いて,複雑な蛋白質混合物中の1またはそれ以上の標的酵素の酵素プロファイルを決定する方法であって,
前記活性に基づくプローブが前記標的酵素と反応し,このことにより,前記活性に基づくプローブと前記標的酵素とのコンジュゲートが形成される条件下で,反応媒体中で,前記活性に基づくプローブと前記複雑な蛋白質混合物とを組み合わせ;そして
これにより形成された1またはそれ以上のコンジュゲートからシグナルを生成することにより前記酵素プロファイルを決定する,
ことを含み,ここで,前記活性に基づくプローブは,請求項1−8のいずれかに記載の活性に基づくプローブから選択される,上記方法。 - 前記活性に基づくプローブが1またはそれ以上のシステインプロテアーゼに特異的に結合する,請求項10記載の方法。
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