JP2006514700A - フィルム形成ヒドロアルコール泡沫 - Google Patents

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Abstract

本発明は、活性剤を含む泡沫組成物を提供する。特に、その泡沫組成物は、耐水性、好ましくは超耐水性フィルムを、適用に際し製造する。

Description

関連出願の相互参照
本発明は、フィルム形成ヒドロアルコール泡沫に関する。なお、本出願は、2003年2月12日に出願された米国特許仮出願第60/447,445号に対する優先権を主張するものであり、その開示は、すべての目的のために、その全体が参照により本明細書に組み入れられる。
発明の背景
活性化合物の局所送達はよく知られている。不幸なことに、多くの局所送達用製剤は防水性でも耐水性でもない。従って、これらの活性剤が皮膚に適用され、湿気にさらされると、ほとんどの活性剤は皮膚から洗い流されることが多く、それにより、その効果を減らしている。
活性剤の局所適用においては、多くの克服すべき問題がある。例えば、活性剤の適用は、簡単で滑らかであるべきである。更に、場合によっては、適用部分に比較的一定の量の活性剤を提供するために、その組成物は、湿気にさらされた時であっても適用部分に長い間とどまるべきである。
局所送達システムの耐水性製剤または超耐水性製剤は、適用部分を水にさらした後、例えば、水泳後、入浴後、または極度の発汗後などに製剤を再適用する必要がなくなるため、特に切望されている。これは、サンスクリーン製品に対しては特にいえることである。
サンスクリーン製品は、ヒトの皮膚を紫外線のダメージから防護するものである。様々な日焼け防止指数(SPF)値の製品が入手でき、これにより消費者は、所望の防護の値を選ぶことができる。様々なサンスクリーン製品が入手できる一方、「耐水性」または「超耐水性」サンスクリーンは、水泳後、入浴後または極度の発汗後に再適用する必要がなくなるため、特に切望されている。一般に「耐水性」サンスクリーン製剤は、少なくとも約40分の水の浸漬に、著しくSPFが損失することなく耐えることができるのに対し、「超耐水性」サンスクリーン製剤は、少なくとも約80分の水の浸漬に、著しくSPFが損失することなく耐えることができる。
理想的には、サンスクリーン製品は、安定で、適用が簡単であり、許容される粘度と皮膚感触を提供するべきである。消費者に受け入れられ、かつ商業的に実現性があり、加えて、皮膚へのむらのない分布を達成し、一様な日焼け防止効果を得るために重要となる前述の要因は、主として、サンスクリーン剤を媒介する媒体の機能にある。
上記の理由により、許容される粘度、皮膚感触、及び安定性を提供することができると共に、サンスクリーン剤を使用し、適用すること、及びそれにより、耐水性及び高いSPF値の両方を達成することが容易な、局所媒体を処方することが、明らかに望まれている。本発明はこのような要望を満たすものである。
発明の概要
本発明は、活性剤を含む、ヒドロアルコール泡沫(hydroalcholic foam)を提供する。有利なことに、本発明のヒドロアルコール泡沫は、適用が容易なので、局所適用に有用である。それゆえ、一つの局面では、本発明は、ヒドロアルコール泡沫を形成するための、加圧容器内の組成物を提供するものであり、その組成物は、
少なくとも一つの活性剤;
水に不溶性のフィルム形成ポリマー;
ヒドロアルコール起泡剤(hydroalcholic foaming agent);及び
エアゾール噴射剤
を含む。
ある特定の態様では、活性剤は、サンスクリーン成分である。好ましくは、サンスクリーン成分は、少なくとも一つのUVBサンスクリーン及び/または少なくとも一つのUVAサンスクリーンを含む。
皮膚に適用されると、水に不溶性のポリマーは、耐水性、好ましくは超耐水性のバリアである薄いフィルムを形成する。この方法によれば、活性剤は、適用された皮膚の部分に濡れた場合であってもとどまる。
もう一つの局面では、本発明は、C1-C6アルコール、水、蝋、及び界面活性剤を含む、ヒドロアルコール起泡剤を提供する。好ましくは、組成物中に存在する水の量は、C1-C6アルコールの量より多い。
これらの及び他の目的、態様、長所は、下記の詳細な説明を参照すれば、より明らかになるであろう。
発明の詳細な説明
I.定義
文脈が他を要求しない限り、「活性剤」、「活性化合物」及び「活性成分」なる用語は、本明細書中で互いに交換できるように使用され、化粧料的、薬学的、薬理学的、または治療的効果を持つ物質をさす。
他に指示されなければ、「耐水性」組成物は、「超耐水性」組成物を含む。
他に指示されなければ、本明細書で言及されるすべての百分率は、噴射剤を除いた総組成物重量を基準とした重量パーセントである。
他に指示されなければ、「含む」/「含んでいる」及びその文法的変形は、この明細書で用いられるとき、定まった特徴、数字、段階、または成分またはそれらからなる群の存在を特定するために用いられるが、一つまたはそれ以上の他の特徴、数字、段階、成分、またはそれらからなる群の存在または追加を、排除するものではない。
本明細書に言及されたすべての開示は、参照により組み入れられる。
II.全般
本発明は、活性剤のための、様々な局所送達用泡沫組成物を提供する。特に、本発明の組成物は、活性剤を含む、耐水性、好ましくは超耐水性の、局所送達用泡沫組成物に向けられている。活性剤の耐水性は、泡沫組成物を、例えば、皮膚などの、所望の局所部分に適用することにより達成され、その時、泡沫組成物は耐水性層の薄いフィルムを形成する。本発明の組成物は、加圧容器内に入れられる。組成物を容器から施与するときに、組成物は、泡沫構造を形成する。泡沫を適用するためのこすったり、削ぎ取ったりする行為は、泡沫構造を壊し、活性剤の耐水性フィルムを後に残す。
特に、加圧容器内に含まれる組成物は、少なくとも一つの活性剤;水に不溶性のフィルム形成ポリマー;ヒドロアルコール起泡剤;及びエアゾール噴射剤を含む。これらの成分それぞれの量は、望まれる泡沫の性質、耐水性の程度のような、多種多様の要因によって変化しうる。
典型的に、加圧容器は、圧力に耐える十分な機械的強度を持ついかなる容器であってもよい。容器は、一般には、例えば、正立または倒立バルブのようなバルブ、及び通常の泡沫噴出作動装置が取り付けられている。
更に、本発明は、紫外線から対象の皮膚を防護するための方法、及び、紫外線の負の影響に対して皮膚を防護する組成物の使用を含む、そのような組成物に関連した様々な局面を提供する。
ある好ましい態様では、本発明の組成物はエマルジョンである。これらの例では、好ましくは、油が分散液(不連続相)であり、ヒドロアルコール溶液は連続相である。典型的には、ヒドロアルコールエマルジョン中の油は安定化するのが難しい。それゆえ、本発明の一つの長所は、ヒドロエタノール泡沫のような安定したヒドロアルコールフィルムであり、更に好ましくは、泡沫を形成する、安定なヒドロアルコールフィルムである。
III.活性剤
活性剤は、サンスクリーン成分、抗生物質、抗真菌剤、抗ウイルス化合物、ニコチン、ならびに局所的に用いられうる他の薬学的または治療的活性剤を含む、いかなる化粧用剤または薬学的活性剤でありうる。例示的には、本発明の組成物に適した抗真菌剤は、これに限られないが、ジオール、アリルアミン(ナフチフィン及びテルビナフィンを含む)、ポリエンマクロライド抗生物質(アンホテリシン及びニスタチンを含む)、トリアゾール誘導体(例えば、フルコナゾール)、脂肪酸(例えば、カプリル酸及びプロピオン酸)、アモロルフィン、シクロピロクス、ラミン(lamine)、安息香酸、フルシトシン、ハロプロジン、トルナフテート、ウンデセン酸及びその塩、グリセオフルビン及びイミダゾール化合物(例えば、ケトコナゾール及びクロルフェネシン(3-(4-クロロフェノキシ)プロパン-1,2-ジオール))を含む。
「抗生(antibiotic)」及び「抗微生物(antimicrobial)」なる用語は、本明細書において互いに交換できるように用いられ、細菌細胞の成長を抑制し、細菌細胞の毒性を抑制し、または細菌細胞を死滅させる化合物をさす。抗生物質は、例えば、様々な種類の微生物(例えば、細菌類、真菌類、及び放線菌類)から産生された物質、それらの変異体、及び合成された抗菌剤を含む。抗生物質の完全な表は長すぎて本明細書に含むことができないが、当業者は、本発明に用いられうる多数の抗生物質を知っている。例えば、
Figure 2006514700
を参照のこと。好適な抗生剤は、これに限定されないが、クリンダマイシン、エリスロマイシン、テトラサイクリン、ミノサイクリン、ドキシサイクリン、ペニシリン、アンピシリン、カルベニシリン、メチシリン、セファロスポリン、バンコマイシン、及びバシトラシン、ストレプトマイシン、ゲンタマイシン、クロラムフェニコール、フシジン酸、シプロフロキシン(ciprofloxin)及び他のキノロン、スルホンアミド、トリメトプリム、ダプソン、イソニアジド、テイコプラニン、アボパルシン、シナシッド、バージニアマイシン、セフォタキシム、セフトリアキソン、ピペラシリン、チカルシリン、セフェピム、セフピロム、リファピシン、ピラジナミド、シプロフロキサシン、レボフロキサシン、エンロフロキサシン、アミカシン、ネチルマイシン、イミペネム、メロペネム、イネゾリド(inezolid)、その薬学的に許容される塩、及びそのプロドラッグを含む。好ましくは、抗生剤は、クリンダマイシン、エリスロマイシン、テトラサイクリン、ミノサイクリン、ドキシサイクリン、その薬学的に許容される塩、またはそのプロドラッグである。
ある好ましい局面では、活性剤は、感光性薬、例えば抗生物質(アミカシン、オーグメンチン、アモキシシリン、アンピシリン、セファゾリン、セフォキシチン、セフタジジム、セフチオフル、セファロチン、エンロフロキサシン、フロルフェニコール、ゲンタマイシン、イミペネム、カナマイシン、サラフロキシシン(sarafloxicin)、テトラサイクリン、チカルシリン、及びチルミコシンなど)、抗真菌剤、または他の感光性活性薬剤、例えばトレチノイン、イソトレチノイン、スルファセタミドナトリウム、カルシポトリエン、及びヒドロキノンなどである。当業者は、本発明において使用するのに好適な他の感光性活性剤を知っているであろう。
他の好適な薬剤は、当業者によく知られている。例えば、The Merck Index, 13th Ed., 2001, Merck & CO., Inc., Whitehouse Station, NJ, pp.THER-1〜THER-31(その全体が、参照により本明細書に組み入れられる)を参照のこと。本発明の組成物は、2つまたはそれ以上の化粧用剤及び/または薬学的活性剤の混合物を含みうる。このように、活性剤の広範な組合せが、同時に使用されうる。例えば、活性剤は、サンスクリーン成分と、例えば抗生物質化合物のような感光性薬剤との混合物であってもよい。サンスクリーン成分は、感光性薬剤を、太陽光から保護する。更に、耐水性の性質は、活性剤を洗い流すことなく、対象が、例えば、発汗を起こしうる水泳や他の肉体的活動のような活発な戸外活動を行うことを可能にする。
本発明の特定の態様では、活性剤は、サンスクリーン成分である。本明細書中で用いられる「サンスクリーン成分」なる用語は、一般に使用される、紫外線をブロックする化合物を含む。好ましくは、サンスクリーン成分は、少なくとも一つのUVBサンスクリーン及び/または少なくとも一つのUVAサンスクリーンを含む。更に好ましくは、サンスクリーン成分は、少なくとも一つのUVBサンスクリーン及び少なくとも一つのUVAサンスクリーンを含む。予想されるように、UVB及びUVAサンスクリーンの組合せは、幅広い波長のUV防護を提供する。本発明に有用なサンスクリーン剤の更に詳細な考察は、Roelandts et al.,「A Survey of Ultraviolet Absorbers in Commercially Available Sun Products」, Int. J. Dermatol., Vol.22, pp.247-255(May, 1983)に提供される。
別の態様では、サンスクリーン成分は、好ましくは、下記の群から選択される。アミノ安息香酸(4-アミノ安息香酸);アボベンゾン(4-tert-ブチル-4-メトキシジベンゾイルメタン);ベンゾフェノン-2(ビス(2,4-ジヒドロキシフェニル)メタノン);ベンゾフェノン-3(オキシベンゾン);ベンゾフェノン-4(スリソベンゾン);ベンゾフェノン-5(スリソベンゾンナトリウム);ベンゾフェノン-8(ジオキシベンゾン);ベンジリデンカンファー(3-(4-メチルベンジリデン)-d-1カンファー);シノキサート;エカムスール(Ecamsule)(テレフタリリデンジカンファースルホン酸);エトキシル化されたエチル4-アミノ安息香酸(PEG25 PABA);ホモサラート(サリチル酸ホモメチル);メトキシケイ皮酸イソアミル(4-メトキシケイ皮酸イソペンテニル);サリチル酸イソプロピルベンジル;アントラニル酸メチル(2-アミノ安息香酸メチル);メギゾリルXL(フェノール,2-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4-メチル-6[2-メチル-3-[1,3,3,3-テトラメチル-1-[(トリメチルシリル)オキシ]ジシロキサニル]プロピル])オクチルジメチルPABA;オクチノキセート(octinoxate)(メトキシケイ皮酸オクチル);サリチル酸オクチル(サリチル酸2-エチルヘキシル);オクトクリレン(2-シアノ-3,3-ジフェニルアクリル酸,2-メチルヘキシルエステル);オクチルトリアゾン(2,4,6-トリアナリノ-(p-カルボ-2'-エチルヘキシル-1'オキシ)1,3,5-トリアジン);パディメートO(4-ジメチルアミノ安息香酸2-エチルヘキシル);フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸(2-フェニルベンゾイミダゾール-5-スルホン酸)、及びそのカリウム、ナトリウム、及びトリエタノールアミン塩;N,N,N-トリメチル-4-(オキソボルン-3-イリデンメチル)アニリニウムメチルスルフェート;サリチル酸塩(カリウム、ナトリウム、及びトリエタノールアミン);チノソーブM(2,2'-メチレン-ビス-6-(2H-ベンゾトリアゾール-2イル)-4-(テトラメチル-ブチル)-1,1,3,3-フェノール);二酸化チタン;サリチル酸トリエタノールアミン;酸化亜鉛;ならびにそれらの混合物。
組成物中に存在するサンスクリーン成分の性質及び量は、一般に、その組成物の日焼け防止指数(SPF)に影響を与える。従って、広いSPF範囲が、本発明の組成物中で可能である。しかし、典型的には、用いられる特定のサンスクリーンの量は、所望のSPFによって決められる。2くらい低い、及び45またはそれ以上高いSPFが、組成物中に存在するサンスクリーンの量を調節することによって達成されうる。しかし、一般に、約15または約30のSPFをもつサンスクリーンがもっとも一般に用いられる。しかし、本発明のサンスクリーン組成物が、いかなる特定のSPF値に限定されないことが認められるべきである。
サンスクリーン成分は、また、感光性薬物を保護する薬剤として用いられうる。このように、一つの態様では、本発明は、感光性活性剤及びサンスクリーン活性剤の組合せを提供する。
上述したように、本発明の組成物に存在するサンスクリーン成分の量は、選ばれた特定のサンスクリーン成分及び所望のSPFによって変化する。しかし、典型的には、本発明の組成物は、容器内の総組成物(噴射剤を含む)の重量に対し約1〜約30%含む。好ましくは、本発明の組成物中に存在するサンスクリーン成分の量は、約5〜約40%である。または少なくとも約5%、好ましくは、少なくとも約10%のサンスクリーン成分が、本発明の組成物中に存在する。本明細書中で言及されたサンスクリーンの量は、本発明の組成物中に存在するすべてのサンスクリーン成分の総量を示す。サンスクリーン成分の混合物を含む組成物に関しては、それぞれのサンスクリーン成分の量は、所望の物理的及び化学的性質、ならびに所望のSPFに応じて非常に変化しうる。
IV.水に不溶性のフィルム形成ポリマー
典型的に、水に不溶性のフィルム形成ポリマーは、好ましくは、カルボキシル化されたアクリルコポリマーである。商品名「Dermacryl」、「Amphomer」、及び「Versacryl」(アクリレート/オクチルアクリルアミドコポリマー)(CFTA)で、National Starch and Chemical Corporationより販売されているものを含む、水に不溶性のカルボンキシル化されたアクリルコポリマーは、本発明に有用であることが分かっている。特に、好ましいカルボキシル化されたアクリルコポリマーは、商品名「Dermacryl 79」で販売されている固体のコポリマーであり、満足いく耐水性及び/または超耐水性を提供する。更に、「Amphomer」、またはオクチルアクリルアミド、t-ブチルアミノエチルメタクリレート、及び二つまたはそれ以上のアクリル酸、メタクリル酸、またはそれらの単純エステルから形成されたポリマーである、「オクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマー」が、また使用できる。Demacryl 79 CAS番号129702-02-9は、疎水性の、カルボンキシル化された高分子量アクリルコポリマーである。
有利には、フィルム形成ポリマーのカルボン酸官能基が、水性媒質中にフィルム形成ポリマーを良好に分散するために、少なくとも部分的に中和されている。ある局面では、水に不溶のカルボキシル化されたアクリルコポリマーに存在するカルボン酸基の一定のパーセンテージが、中和されている。好ましくは、中和されているパーセンテージは0%〜約40%の間である。好ましくは、中和されているパーセンテージは、約3%〜約35%の間であり、更に好ましくは、約7%〜約33%の間であり、もっとも好ましくは、約10%〜約30%の間であり、例えば、10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%、20%、21%、22%、23%、24%、25%、26%、27%、28%、29%、及び30%である。
カルボン酸官能基は、例えば、水酸化ナトリウム、安息香酸ナトリウム、もしくは水酸化カリウムなどの無機塩基、または例えば、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール(AMP)、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン(TIPA)、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリス[2-ヒドロキシ-1-プロピル]アミン、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール(AMPD)、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム(Na4EDTA)のようなエチレンジアミン四酢酸アルカリ塩、もしくは2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオールから選択されるアミノアルコールといった塩基性化合物を用いて中和されうる。リシン、アルギニン、またはシスチン、または前述のものとの組合せも、中和剤として用いられうる。好ましくは、カルボキシル化されたアクリルコポリマーは、安息香酸ナトリウム及び/またはEDTA四ナトリウムを用いて中和される。
一般に、本発明の組成物は、約0.01〜約15重量%のカルボキシル化されたアクリルコポリマーを有する。その範囲は、好ましくは、約0.1%〜約10%であり、特に好ましくは、約0.5%〜約5%である。
これらのポリマーは、そのカルボキシル(すなわち、カルボン酸)基を、例えば、アルカリ物質のような塩基で中和することにより、水分散性/水溶性になることが分かっている。従って、本発明のいくつかの態様では、カルボキシル化されたアクリルコポリマーのカルボキシル基の一部分が、塩基で中和されている。このようにして、例えば、組成物中で用いられるC1-C6アルコールのような有機溶媒の量を、大きく減らすことができる。
V.ヒドロアルコール起泡剤
ヒドロアルコール起泡剤は、C1-C6アルコール、水、蝋、及び界面活性剤を含む。
A.アルコール
好適なC1-C6アルコールは、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、及びそれらの異性体を含む。しかし、メタノールは有毒なので、安全のために、エタノール、n-プロパノール、またはイソプロパノールが好ましい。特に好ましくは、「SDアルコール40」または「SDA40」などのエタノールである。
一つの特定の態様では、ヒドロアルコール起泡剤中の水の量は、例えば、C1-C6アルコールのようなアルコール溶媒の量より多い。好ましくは、組成物中に存在するC1-C6アルコールの量は、総組成物の重量の約50%より少なく、更に好ましくは、約40%より少なく、もっとも好ましくは、約30%より少ない。または、本発明の組成物中に存在するC1-C6アルコールの量は、重量で約5%〜約40%の範囲であり、好ましくは、約10%〜約30%であり、更に好ましくは、約15%〜約25%であり、例えば、16%、17%、18%、19%、20%、21%、22%、23%、24%、及びその端数である。
B.水
典型的には、少なくとも組成物の約40%が水を含み、好ましくは、少なくとも約45%、更に好ましくは、少なくとも約50%含む。または、本発明の組成物中に含まれる水の量は、一般的には、約35%〜約65%の範囲であり、好ましくは、約40%〜約60%であり、更に好ましくは、約50%〜約55%である。したがって、他の一般的な耐水性組成物と異なり、本発明の組成物は、C1-C6アルコールの量よりもかなり多い量の水を含む。
C.蝋
様々な蝋が本発明の使用に好適である。これらは、例えば、非イオン性自己乳状化蝋(self-emulsifying wax)を含む。例えば、Polawax GP200(セテアリルアルコール及びPEG-20ステアレート)(Croda Surfactants)は、油中水型エマルジョンで用いられる、非イオン性の自己乳状化蝋である。蝋物質は、泡沫に対して構造的な支持を与え、かつフィルム形成の性質と、皮膚上のエマルジョンの耐水性とを向上させるために使用される。本発明の使用に好適な他の蝋は、これに限られないが、例えば、カルナウバ及び蜜蝋のような動物蝋、植物蝋、石油蝋のような地蝋といった天然蝋、及び合成蝋を含む。
D.界面活性剤
本発明の組成物はまた、界面活性剤系を含みうる。界面活性剤の存在により、組成物中の、他では不溶でありうる、一つまたはそれ以上の成分の乳化が可能になる。本発明の界面活性剤系は、直鎖または分枝鎖脂肪酸のポリオキシアルキレンエステル、ポリソルベート、またはそれらの混合物を含みうる。好ましいポリオキシアルキレンは、ポリプロピレングリコール及びポリエチレングリコールを含み、後者が特に好ましい。
脂肪酸の有用なポリオキシアルキレンエステルは、これに限られないが、「Cithrol」(Croda)及び「Myrj 52」(Uniqema)として販売されているポリオキシエチレングリコールの、脂肪酸エステルを含む。有用なポリソルベートは、「Crillet45」(Croda)として販売されているポリソルベート85を含む。界面活性剤系は、また、本明細書に開示された一つまたはそれ以上の界面活性剤の組合せを含みうる。
一般に、本発明の組成物中に存在する界面活性剤の総量は、重量で約0.1〜約20%の範囲である。好ましい範囲は、約0.5%〜約15%であり、約2%〜約10%が、非常に好ましい。
VI.任意成分
本発明の組成物は、また、化粧料的及び薬学的に許容される添加物、すなわち、賦形剤、及び/またはEDTA及びその塩のようなキレート剤、及び安息香酸ナトリウムのような防食剤、または防腐剤を含む化学活性補助剤を、好適な量含みうる。
更に、着色剤、増粘剤、香料、増量剤、希釈剤、担体、可塑剤、安定剤、ゲル化剤、保存料、補足的な軟化薬/溶剤などの、他の添加物もまた加えられうる。
VII.使用
容器から施与するときに、本発明の組成物は泡沫構造を形成する。泡沫は、所望の部分に適用されるとき、比較的早く乾き、皮膚に耐水性または超耐水性の活性剤フィルムを残す。
本発明の組成物により製造されるヒドロアルコール泡沫の融点は、約35℃またはそれ以上である。好ましくは、泡沫が溶ける温度は、約40℃またはそれ以上である。特に好ましい泡沫が溶ける温度は、約45℃またはそれ以上である。「泡沫が溶ける温度」なる語句は、泡沫構造が、例えばこするなどの力を適用しないで、壊れる温度をさす。
本発明の更なる目的、長所、及び新規の性質は、限定することは意図しないが下記の実施例を吟味すれば、当業者には明らかになるであろう。
VIII.実施例
1.実施例1
この実施例は、頭皮、顔、及び体に使用する安定なサンスクリーン泡沫を形成するための、様々な好ましい成分を説明する。
a)サンスクリーン成分
Parsol MCX(オクチノキセート)は非常に有効な、308nmでの最高吸収を持つ、オイルに溶解性のUV-B吸収体である。更に、Parsol MCXは、Uvinul M40の優れた溶剤である。7.5%w/wの濃度が、論文の必要条件に基づいて選択された。
Uvinul M40(オキシベンゾン)は、短波UV-B及びUV-Aスペクトルの最高吸収を提供する、オイルに溶解性のUV-A及びUV-B吸収体である。Uvinul M40は、通常、特定のUV-B吸収体(例えば、Parsol MCX)と組み合わせて共吸収体として使用される。Uvinul M40は、再結晶を起こさないことを保証するために、エマルジョンに十分な溶解性を必要とする。
Parsol 1789(ブチルメトキシジベンゾリメタン)は、非常に有効な油溶解性のUV-Aフィルターである。すべてのスペクトルのUV防護を提供するためにしばしばUV-Bフィルターと結合して用いられる。Parsol 1789の最高吸収は、360nmまたはその近辺である。
b)賦形剤
Polawax GP200(セテアリルアルコール及びPEG-20ステアレート)(Croda Surfactants)は、油中水型エマルジョンで用いられる、非イオン性の自己乳状化蝋である。蝋物質は、泡沫に対して構造的な支持を与え、かつフィルム形成の性質と、皮膚上のエマルジョンの耐水性とを向上させるために使用される。
Dermacryl(登録商標)79(アクリレート/オクチルアクリルアミドコポリマー)(National Starch & Chemical)は、疎水性の高分子量ポリマーである。製剤中約1.5〜2.5%w/wのレベルで使用された。適用されると、耐水性または防水性のフィルムを形成する。その高耐水性は、耐水性サンスクリーン製品を製造するのに用いられた。
Myrj 52(PEG-40ステアレート)(Uniqema)は、製剤にとって望ましいHLB(親水性親油性比)系を得るために、Crillet 45と結合して用いられた非イオン性乳化剤である。Myrj 52は、固形蝋物質なので、他の乳化剤よりも好ましい。(Myrj 52とCrillet 45を様々な比で用いた)HLBスクリーニングに基づき、泡沫特性の最適化の結果として、1.5〜2.5%の濃度が使用された。
Crillet 45(ポリソルベート85)(Croda Surfactants)は、油中水型乳化剤である。所望のHLBを達成するために、Myrj 52と組み合わせて、0.5〜1.2%の濃度で用いられた。
安息香酸ナトリウムは、通常用いられる腐食抑制剤であり、約0.10〜0.30%が、貯蔵中の缶の腐食を妨げるために系に加えられた。
EDTA二ナトリウム(BASF)は、系に0.05〜0.20%加えられたキレート剤である。Parsol 1789は、製造または貯蔵中に金属、特にFe+2と反応し、製剤を変色させる赤い錯体を形成することが、当業者に知られている。
サンスクリーン泡沫製剤は、頭、顔、及び体に用いられうる、脂肪性ではない(non-greasy)、耐水性のSPF15泡沫製品である。一つの特定のサンスクリーン成分の製剤を下記に示す。
Parsol MCX - 7.5%w/w(噴射剤を除く)
Uvinul M40 - 4.0%w/w(噴射剤を除く)
Parsol 1789 - 2.0%w/w(噴射剤を除く)
製剤における泡沫の溶解温度は、約40℃であると認められた。
c)耐水性
Dermacrylは、標準のクリームに組み入れるには、中和と加熱を必要とする。一つの態様では、本発明は、Dermacrylをまずエタノールに溶かし、それからこれを、エマルジョンを形成する前に温かい油相(40〜45℃)と一緒にする新しい製造方法を利用する。これは、エタノールを加熱する必要がなく、したがって、熱油/エタノール相を熱水相に加える従来の技術よりもより安全な製造方法を提供するという利点を有する。
Dermacryl 79のようなカルボキシル基を有するアクリルコポリマーは、水に不溶であり、それによって製剤に洗浄耐性(wash resistance)を与えている。カルボキシル基が全部中和されると、アクリルコポリマーは水溶性になり、それゆえ、洗浄耐性を与えなくなる。部分的に中和されたコポリマー(例えば、29%中和)は、驚くことに、非中和製剤より高い水溶性であり、完全に中和された製剤より向上した洗浄耐性を示すことが見出された。完全に(100%)中和された処方の例を下記に示す。完全に(100%)中和された処方の例を下記の表1に示す。
(表1)
Figure 2006514700
さらに、5%w/wの噴射剤を加える。
製剤中の部分的に中和されたDermacryl 79、及び完全に中和されたDermacryl 79の効果が調査された。製剤のSPFの結果を下記に示す。
100%中和されたDermacryl 79 − SPF3.9(40分の洗浄に対する耐性)(表1)
29%中和されたDermacryl 79 − SPF16.1(40分の洗浄に対する耐性)(表3)
d)Dermacrylの中和
Dermacryl 79は、カルボキシル化されており、通常製剤中では、好適なアルカリ物質で中和されている。調合者は、トリエタノールアミン、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール、水酸化アンモニウムもしくは水酸化カリウム、または長鎖アミンのような物質を使用しうる。DERMACRYL 79のカルボキシル基を中和するのに必要とされる塩基の量は、下記の関係式によって決定されうる。
Figure 2006514700
式中、B=必要とされる塩基の重量(グラム);W=使用されるDERMACRYL 79の重量(グラム);N=必要とされる中和%(小数値);及びE=塩基の当量(eq/g)である。
100グラムのDERMACRYL 79をトリエタノールアミンで100%中和する例は、下記の通りである。
例: W=100グラム;N=1.00;E=149.2;
Figure 2006514700
表2及び表3は、本発明のSPF15の異なる泡沫組成物を示す。部分的に中和された処方を下記に示す(表3)。
(表2)SPF15の泡沫
Figure 2006514700
(表3)SPF15の泡沫
Figure 2006514700
2.実施例2
この実施例は、本発明の組成物を製造する方法を説明する。
本発明のサンスクリーン製剤は、下記の手順を用いて製造されうる。粒子サイズ及びエマルジョン外観は、Olympus BX50顕微鏡を用いて評価された。製品の周囲の製造方法は、下記に述べる。
a)水相:
1.精製水を容器に計量する。45〜50℃に加熱する。
2.攪拌しながら、Myrj 52を加え、Myrj 52が溶けるまで攪拌を続ける。
3.攪拌しながら、安息香酸ナトリウムを加え、溶けるまで攪拌する。
4.生成物を攪拌し続けながら、EDTA二ナトリウムを加え、溶けるまで攪拌する。
5.20〜30℃に冷却しながら攪拌する。
6.水の減量を修正する。
b)エタノール相:
7.別のタンクにエタノールを計量する。
8.攪拌しながら、ゆっくりDermacryl 79を加え、溶けるまで攪拌を続ける。
油相:
9.別の容器にParsol MCXを計量し、50〜55℃に加熱する。
10.攪拌しながら、Crillet 45、Uvinul M40、Parsol 1789及びPolawax GP200を加え、すべての成分が溶けるまで攪拌を続ける。
11.攪拌しながら40〜45℃に冷やす。
12.攪拌しながら、ゆっくり油相をエタノール相に加え、溶けるまで攪拌を続ける。
13.エタノールの減量を修正する。
14.20〜30℃に維持する。
c)エマルジョン組成物:
15.水相を攪拌しながら、ゆっくり、エタノール/油相をボルテックスに加える。
16.明細書の粒子サイズになるまで、バッチを均質化する。
17.バッチが脱気するように、ゆっくり攪拌する。
3.実施例3
この実施例は、部分的中和が、耐水性に影響を与えうることを示す。
下記の表4に示すように、0%及び25%中和が、格段に優れた耐水性能力を示す。
インビトロ耐水性試験は、サンスクリーン泡沫組成物の正確に計量された質量を、正確に計量された基質(すなわち、顕微鏡のスライドガラス)に適用することを伴う。生成物は、インキュベーターにおかれ、フィルム(薄層)に乾燥させる。
乾燥したフィルムを伴う基質は、振とうさせながら水浴におき、その後インキュベーターに戻しもう一度乾燥させる。
それぞれのフィルムの耐水性は、基質に残ったフィルムの割合で計算される。
結果は、0%中和及び25%中和のDermacrylにおいて、フィルムの耐水性が100%中和されたフィルムよりも高かった。部分的中和によってDermacrylが組成物に溶解される一方、組成物は良好な耐水性を提供した。このことから、部分的に中和されたDermacryl組成物は、水に浸漬後、100%中和されたDermacryl組成物よりもより良好なSPFを提供するであろうことが、更に期待されうる。
(表4)
Figure 2006514700
本発明の前述の議論は、実例及び説明の目的で存在する。前述のものは、本発明が、本明細書に開示された形式に制限することを意図していない。本発明の開示が、一つまたはそれ以上の態様、ならびに特定の変形及び改良の開示を含んでいるが、本発明の開示を理解すれば、他の変形及び改良も、当業者の技量及び知識の範囲内でありうるように、本発明の範囲内のものである。代替の、互換性の、及び/または同等の構造、機能、範囲、または工程を、そのような代替の、互換性の、及び/または同等の構造、機能、範囲、または工程が、本明細書に開示されているいないにかかわらず、特許請求の範囲に記載されたものに含む、許容される範囲内まで代替の態様を含む権利を得ることが意図されている。

Claims (42)

  1. 以下を含む、ヒドロアルコール泡沫(hydroalcholic foam)を形成するための、加圧容器内の組成物:
    少なくとも一つの活性剤;
    水に不溶性のフィルム形成ポリマー;
    ヒドロアルコール起泡剤(hydroalcholic foaming agent);及び
    エアゾール噴射剤。
  2. 活性剤がサンスクリーン成分を含む、請求項1記載の組成物。
  3. サンスクリーン成分が、少なくとも一つのUVBサンスクリーン及び/または少なくとも一つのUVAサンスクリーンを含む、請求項2記載の組成物。
  4. サンスクリーン成分が、オクチノキセート(octinoxate)、オキシベンゾン、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、及びそれらの混合物からなる群より選択される、請求項2記載の組成物。
  5. 水に不溶性のフィルム形成ポリマーが、耐水性フィルムを形成する、請求項1記載の組成物。
  6. フィルム形成ポリマーが、アクリレート/t-オクチルプロペンアミド、オクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、アクリレート/オクチルアクリルアミドコポリマー、及びそれらの混合物からなる群より選択される、水に不溶性のカルボキシル化されたアクリルコポリマーである、請求項1記載の組成物。
  7. 水に不溶性のカルボキシル化されたアクリルコポリマーが、アクリレート/オクチルアクリルアミドコポリマーである、請求項6記載の組成物。
  8. 水に不溶性のカルボキシル化されたアクリルコポリマーに存在するカルボン酸基の割合が中和されている、請求項7記載の組成物。
  9. 中和されている割合が約0%〜約40%の間である、請求項8記載の組成物。
  10. 中和されている割合が約3%〜約35%の間である、請求項8記載の組成物。
  11. 中和されている割合が約7%〜約33%の間である、請求項8記載の組成物。
  12. カルボキシル化されたアクリルコポリマーが、安息香酸ナトリウムを用いて中和されている、請求項8記載の組成物。
  13. アルコールの量が、総組成物の約40重量%またはそれより少ない、請求項1記載の組成物。
  14. アルコールの量が、総組成物の約25重量%またはそれより少ない、請求項1記載の組成物。
  15. キレート化剤を更に含む、請求項3記載の組成物。
  16. キレート化剤が、EDTA四ナトリウムである、請求項15記載の組成物。
  17. 界面活性剤を更に含む、請求項6記載の組成物。
  18. 界面活性剤が、ポリオキシアルキレンステアリルエステル、セテアリルアルコール、ポリソルベート、またはそれらの混合物を含む、請求項17記載の組成物。
  19. ポリオキシアルキレンステアリルエステルが、ポリエチレングリコールステアリルエステルである、請求項18記載の組成物。
  20. 界面活性剤が、PEG-40ステアレート、PEG-20ステアレート、セテアリルアルコール、及びポリソルベート85の混合物を含む、請求項18記載の組成物。
  21. ヒドロアルコール泡沫の融点が、約40℃またはそれより高い、請求項1記載の組成物。
  22. 加圧容器内でエマルジョンである、請求項21記載の組成物。
  23. ヒドロアルコール起泡剤が、C1-C6アルコール、水、蝋、及び界面活性剤を含む、請求項21記載の組成物。
  24. 容器から放出されたときに泡沫を形成する、請求項21記載の組成物。
  25. 少なくとも一つのUVBサンスクリーン及び/または少なくとも一つのUVAサンスクリーンを含むサンスクリーン成分;
    ヒドロアルコール起泡剤;及び
    エアゾール噴射剤
    を含む、加圧容器内のサンスクリーン組成物。
  26. 水に不溶性のフィルム形成ポリマーを更に含む、請求項25記載の組成物。
  27. フィルム形成ポリマーが、アクリレート/t-オクチルプロペンアミド、オクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、アクリレート/オクチルアクリルアミドコポリマー、及びそれらの混合物からなる群より選択される、水に不溶性のカルボキシル化されたアクリルコポリマーである、請求項26記載の組成物。
  28. 水に不溶性のフィルム形成ポリマーの総量が、総組成物の約0.1重量%〜約10重量%である、請求項27記載の組成物。
  29. サンスクリーン成分が、アミノ安息香酸(4-アミノ安息香酸);アボベンゾン(4-tert-ブチル-4-メトキシジベンゾイルメタン);ベンゾフェノン-2(ビス(2,4-ジヒドロキシフェニル)メタノン);ベンゾフェノン-3(オキシベンゾン);ベンゾフェノン-4(スリソベンゾン);ベンゾフェノン-5(スリソベンゾンナトリウム);ベンゾフェノン-8(ジオキシベンゾン);ベンジリデンカンファー(3-(4-メチルベンジリデン)-d-1カンファー);シノキサート;エカムスール(Ecamsule)(テレフタリリデンジカンファースルホン酸);エトキシル化されたエチル4-アミノ安息香酸(PEG25 PABA);ホモサラート(サリチル酸ホモメチル);メトキシケイ皮酸イソアミル(4-メトキシケイ皮酸イソペンテニル);サリチル酸イソプロピルベンジル;アントラニル酸メチル(2-アミノ安息香酸メチル);メギゾリルXL(フェノール,2-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4-メチル-6[2-メチル-3-[1,3,3,3-テトラメチル-1-[(トリメチルシリル)オキシ]ジシロキサニル]プロピル])オクチルジメチルPABA;オクチノキセート(メトキシケイ皮酸オクチル);サリチル酸オクチル(サリチル酸2-エチルヘキシル);オクトクリレン(2-シアノ-3,3-ジフェニルアクリル酸,2-メチルヘキシルエステル);オクチルトリアゾン(2,4,6-トリアナリノ-(p-カルボ-2'-エチルヘキシル-1'オキシ)1,3,5-トリアジン);パディメートO(4-ジメチルアミノ安息香酸2-エチルヘキシル);フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸(2-フェニルベンゾイミダゾール-5-スルホン酸)、及びそのカリウム、ナトリウム、及びトリエタノールアミン塩;N,N,N-トリメチル-4-(オキソボルン-3-イリデンメチル)アニリニウムメチルスルフェート;サリチル酸塩(カリウム、ナトリウム、及びトリエタノールアミン);チノソーブM(2,2'-メチレン-ビス-6-(2H-ベンゾトリアゾール-2イル)-4-(テトラメチル-ブチル)-1,1,3,3-フェノール);二酸化チタン;サリチル酸トリエタノールアミン;酸化亜鉛;ならびにそれらの混合物からなる群より選択される、請求項26記載の組成物。
  30. サンスクリーン成分が、オクチノキセート、オキシベンゾン、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、またはそれらの混合物を含む、請求項29記載の組成物。
  31. サンスクリーン成分が、オクチノキセート、オキシベンゾン、及びブチルメトキシジベンゾイルメタンの混合物を含む、請求項29記載の組成物。
  32. サンスクリーン成分の総量が、総組成物の約5重量%〜約30重量%である、請求項29記載の組成物。
  33. 水;C1-C6アルコール;蝋;少なくとも一つのUVBサンスクリーン及び少なくとも一つのUVAサンスクリーンを含むサンスクリーン成分;界面活性剤;噴射剤;ならびに水に不溶性のフィルム形成ポリマーを含む、加圧容器内のサンスクリーン組成物であり、該組成物は、容器から放出された後にヒドロアルコール泡沫になる、サンスクリーン組成物。
  34. C1-C6アルコールの量が、総組成物の約40重量%またはそれより少ない、請求項33記載のサンスクリーン組成物。
  35. キレート剤を更に含む、請求項33記載のサンスクリーン組成物。
  36. 防食剤を更に含む、請求項35記載のサンスクリーン組成物。
  37. 請求項1記載のヒドロアルコール泡沫、または請求項25記載のサンスクリーン組成物の有効量を皮膚に局所的に適用することを含む、紫外線の有害な影響からヒトの皮膚を防護するための方法。
  38. ヒドロアルコールサンスクリーン泡沫が、適用された皮膚にサンスクリーンの耐水性フィルムを形成する、請求項37記載の方法。
  39. ヒドロアルコールサンスクリーン泡沫が、サンスクリーン成分と、適用された皮膚にサンスクリーンの耐水性フィルムを形成することができる水に不溶性のフィルム形成ポリマーとを含む、請求項38記載の方法。
  40. フィルム形成ポリマーが、アクリレート/t-オクチルプロペンアミド、オクチルアクリルアミド/アクリレート/ブチルアミノエチルメタクリレートコポリマー、アクリレート/オクチルアクリルアミドコポリマー、及びそれらの混合物からなる群より選択される、水に不溶性のカルボキシル化されたアクリルコポリマーである、請求項39記載の方法。
  41. サンスクリーン成分が、オクチノキセート、オキシベンゾン、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、またはそれらの混合物を含む、請求項40記載の方法。
  42. 紫外線の有害な影響からヒトの皮膚を防護するための、請求項1記載のヒドロアルコール泡沫、または請求項25記載のサンスクリーン組成物の使用。
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