JP2006513334A - 革新的吸引ボックスにより繊維のウエブを乾燥成形する装置及それに関する方法 - Google Patents

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Abstract

装置が、繊維分配ヘッド(3)と;供給方向(f9)に前記ヘッドの下で移動可能な成形ワイヤー(9)と;前記ヘッド(3)に対して前記成形ワイヤー(9)の逆側に配置され、且つ吸引システムに接続された吸引ボックス(7)と;を備える。前記吸引ボックス(7)が成形ワイヤー(9)の供給方向に関して横方向に、成形ワイヤーの供給方向に延びる少なくとも二つの伸長セクションに分割される。更に制御部材(29)が、別の伸長セクションに関して独立した方法により、前記伸長セクションの各々における吸引の制御に関連する。

Description

本発明は、繊維のウエブを乾燥成形するため、繊維分配ヘッドと;前記ヘッドにより移動可能な成形ワイヤーと;前記ヘッドに対して前記成形ワイヤーの逆側に配置され且つ吸引システムに接続された吸引ボックスを備えるタイプの装置に関するものである。
本発明は特に、このタイプの装置用の吸引ボックスの新しい形式に関連する。
別の見方によると、本発明は繊維のウエブを乾燥成形する方法に関連する。
別の見方によると、本発明は繊維のウエブを乾燥成形する装置用の吸引ボックスに関連するものである。
繊維材料のウエブまたはシート、特に吸収紙またはティッシュペーパーの製造に関して、通常の方法及び機械が使用されており、そこでは細いウエブを成形するためにセルロースペーパーのスラリーが成形ワイヤーに分配される。そして、このウエブが水の吸引手段によって乾燥され、次に加熱ローラーまたは別の乾燥装置を通る。
ごく最近、紙特に相当な厚さの吸収紙を製造する方法、例えば衛生的な物品、例えば赤ん坊のおむつ、女性用の生理用ナプキンを製造する方法に関する新しい方法が、紹介されている。この方法は、成形ワイヤーまたはメッシュに対し、空気の流れによって供給される繊維のウエブを分配ことであると考えられる。その方法は“エアライド(airlaid)”方法に関連している。
乾燥成形方法を実行するため、様々なタイプの装置が設計されており、それによって繊維の分配をできる限り均一にして、この新しい技術が含む多くの欠点をと問題を解決するようにしている。
一般的に、エアライドウエブ製造は、繊維を空気の流れの中に浮遊させ、繊維を成形メッシュまたはワイヤー上に蓄積させ、その下では吸引を行って、上方に配置された成形ヘッドから供給された繊維を運ぶことに関連している。
装置の第一カテゴリーが、底部メッシュ細工の形をしたスクリーンと共に成形ヘッドを使用し、底部メッシュ細工物を、空気の流れによって引っ張られた繊維が通過する。成形メッシュが成形ヘッドを底部で閉じるメッシュ細工のスクリーンの下を移動し、そこに繊維がウエブを成形するために蓄積される。成形メッシュとスクリーンに対して垂直方向な垂直軸の周囲で、回転するプロペラが、成形ヘッドの底部閉鎖スクリーンの上に配置される。繊維が、ヘッドの閉鎖スクリーンを介する空気ストリームによって引っ張られる。この方法の成形による装置の例が、英国特許明細書GB-1499687、GB-1559274、米国特許明細書US-A-3581706、US-A-4014635、US-A-4157724、US-A-4276248、US-A-4285647、US-A-4351793、US-A-4482308、US-A-4494278、US-A-4627953、US-A-5527171、US-A-5471712、国際特許出願公開明細書WO-A-910500、WO-A-9522656、WO-A-9610663、WO-A-9954537及び欧州特許明細書EP-B-616056に記載されている。
成形ワイヤーを介して吸い込まれる空気の流れ中に繊維を分配する装置の第二タイプは、成形メッシュに平行な軸に一つかそれ以上の穴あきダクトを使用することに関連している。空気の流れによって引っ張られる繊維がダクトの穴から出て供給方向に前進する下に配置した成形メッシュに蓄積される。欧州特許明細書EP-A-032772には、このタイプの成形ヘッドが記載されている。軸が平行な一対のパイプが、成形ヘッドの上に配置される。パイプが穴あき壁を有し、それを介して前記パイプの内部の空気の流れによって運ばれた繊維が出る。繊維をより簡単に出すことができて、穴を妨害しないように、パイプの軸と平行な軸を有し且つ放射状の先端部を具備した回転シャフトが配置される。回転シャフトは運搬空気の流れの中に生じる繊維のどんな塊も解体する機能も有している。本質的に同じ主要部を基にした装置が、米国特許明細書US-A-4352649、国際特許出願公開明細書WO-A-8701403及び欧州特許明細書EP-B-188454に記載されている。それらの装置において、成形ヘッドが底部閉鎖スクリーンを欠いており、空気と浮遊繊維の流れが穴あき壁ダクトの内部に閉じ込められ、穴あき壁が上記の第一タイプのヘッドの閉鎖スクリーンの機能を有している。
米国特許明細書US-A-6233787が、繊維のウエブを乾燥成形する装置を記載しており、そこでは空気の流れを浮遊繊維と共に受けるヘッドが成形ワイヤーの上に配置されている。ヘッドが下に相互に成形メッシュに対して平行で、成形メッシュの供給方向に関して横方向に延びる軸を具備した、一組の回転シャフトまたはローラーを有している。シャフトまたはローラーが、ヘッドの底開口部を実質的に閉じるように延び、成形メッシュの下から吸い込まれる空気のストリームによって引っ張られて繊維が通過できる一種の透過壁を形成する、放射状先端部またはステムを有している。
欧州特許出願公開明細書EP-A-159618は、繊維を引っ張る空気ストリームを吸い込むために通る成形ワイヤーの上に位置する成形ヘッドを備え、繊維のウエブを乾燥成形する装置を記載している。成形ヘッドが繊維を通すことができるように孔を設けた固定スクリーンによって底部で閉じられる。成形ワイヤーに平行で且つ供給方向に垂直な軸を有した多数のローラーが、固定スクリーンの前に配置されている。ローラーが放射状の先端部を設けて、連続コンベアーに装備されており、連続コンベアーが成形ワイヤーの供給方向と平行な並進移動をする。
繊維の分配の均一化に関して特別効果的なエアライドウエブを成形するヘッドが、同時係属の国際特許出願公開明細書PCT/IT02/00657、2002年9月15日出願に、本件所有者の名前で記載されている。
上記によると、最終的な製品に繊維の分配を望ましい均一性で行うため、成形ワイヤーに繊維を分配するヘッドの設計にこれまで特別な関心が注がれていた。他方で繊維が分配されるヘッドとは逆に、成形ワイヤーの下に位置する吸引ボックスの設計に対しては、あまり関心がなかった。通常は吸引ボックスが非常にシンプルな形で、装置を置き去りして製品の品質を改善できる特別な方法はなかったた。
本発明の目的は、エアライド乾燥技術を使用した繊維のウエブの製造装置を提供することであり、それによって特別有利な形式の吸引ボックスによって繊維の厚さと分配を均一にできる特別な利点をもたらす。
それら及び更なる目的及び利点は、当該業者にとって以下の記載を読むことによって明らかになるように、繊維分配ヘッド;前記ヘッドの下で供給方向に移動可能な成形ワイヤー;前記ヘッドに対して逆側の前記成形ワイヤーに配置され且つ吸引システムに接続された吸引ボックス;を備えた装置を本質的に得ることである。特徴的には、本発明よると:吸引ボックスが成形ワイヤーの供給方向に関して横方向に分割されて、供給方向に延びる少なくとも二つの伸長セクションになる。更に制御部材が、別の伸長セクションに関して独立した方法で前記伸長セクションの各々において、吸引を制御することに関連する。
この方法で、セクションからセクションへの吸引すなわち真空をある程度可変にでき、それによって繊維の分配プロフィールを最終的な製品の範囲内で横方向に適切化することが可能である。例えば、ボックスのたくさんのセクションにおいて吸引を強めるか弱めるかすることによって、上に配置されたヘッドからの繊維の多量または少量の流れを補正することが可能で、完成した製品が全体の交差セクションにわたって同じ密度の繊維または、同じ厚さまたは同じ基本重量を有するようになる。
逆に基本重量、厚さ、または密度の不均一な横方向のプロフィールを有する製品を得ようとする時、これは吸引ボックスを横方向に分割するたくさんのセクションにおいて、更に吸引を適切に調節する手段によって得られる。
吸引ボックスを横方向に分割するたくさんのセクションが、中間にシャッター弁またはゲートを吸引交差セクション用に配置して、単一の吸引ダクトに接続され得、ボックスの各セクションの内部で吸引状態を変える。しかし本発明の好ましい実施形態によると、吸引ボックスを横方向に分割する伸長セクションの各々が、それ独自の独立吸引ダクトに接続される。対応するファンが、それらの各ダクトに関連し得る。たくさんのセクションにおいて、例えば個別のファンを作動するたくさんのモーターの動作状態を制御する電子システムを使用して、吸引を一層効果的且つ迅速に調節できる。他方で、ボックスの各伸長セクションがシャッターゲートまたは弁によって、単一吸引ダクトに接続された時、各ゲートまたは弁が電子作動制御システムとインターフェース接続されたアクチュエーターに関連し得る。
両方の場合、吸引ボックスと成形装置のヘッドの下流に配置され、且つ制御すべき(複数の)パラメータ、すなわちウエブの厚さ又は基本重量を測定する、一組のセンサーを提供することによって、制御すなわちフィードバックのループを形成することが可能である。特定のセンサーまたは複数のセンサーによって生じる信号と、制御された(複数の)パラメータの事前設定値との比較を基本に、シャッター弁またはゲート或いは、吸引ボックスを分割する伸長セクションと関連するたくさんのファンの作動モーターを調節するためのフィードバック信号を発生させることが可能である。その可能性は、例えば吸引ボックスを横方向に分割するセクションの全体数よりも少ない多数のファンと吸引ダクトに関連して、減流弁(flow-reducing valves)またはゲートを、独立吸引ダクト及びたくさんのファン用のモーターと組み合わせること、前記吸引ダクトの一つかそれ以上を、各々がそれ自体動作アクチュエーターを有する独自のシャッター弁またはゲートを設けた、複数のセクションに分割することを除外していない。
有利には、たくさんの吸引ダクトが成形ワイヤーの供給方向に関して下流にある吸引ボックスの端部で、吸引ボックスの個々の伸長セクションに接続される。この方法で、以下で明らかなように、吸い込まれる空気の流れが成形ワイヤーの供給方向と平行な成分の速度を有するので、吸引ボックスの好適な動作が得られる。
実用的な実施形態によると、ボックスの底部から成形ワイヤーの配置平面(plane of lie)よりも低い高さまで延びる伸長分割壁によって、吸引ボックスが伸長セクションに分割されている。この方法で、各分割壁に対して切れ目を有するような繊維のウエブのリスクを避ける。更にワイヤーの配置平面と分割壁との間の間隔は、吸引ボックスのたくさんの伸長セクションにおいて異なる吸引状態にできるように、充分に小さい。
本発明の改良した実施形態によると吸引ボックスが、ワイヤーの供給方向に隣接配置した少なくとも二つ横ゾーンに、横方向(すなわち成形ワイヤーの供給方向に対して直角)で且つ、成形ワイヤーの配置平面に近いゾーンから吸引ボックスの底部とは離れた状態で、底部に向かって延びる、複数の分割壁によって更に分割される。更に調節可能なシャッター部材が、前記横ゾーンの各々に関連して、前記横ゾーンの各々の中に吸引される空気の流れを調整する。それによって装置全体の効力を増やすことが可能である。
実際に、成形ワイヤーの単一部分を考えると、それがヘッドと吸引ボックスとの間を通過すると、そこに繊維の増加量が蓄積され、ヘッドの内部からワイヤーを介して通過し、吸引ボックスの中に吸引される、繊維運搬ガス流(すなわち空気ストリーム)においてヘッドの損失を増して、繊維を成形ワイヤー上に蓄積させる。従来の装置において、このヘッドの損失は結果的に繊維のウエブの成形に関連する効果を次第に減少させる。なぜなら既にワイヤー上に蓄積された繊維の厚さを一層増し、装置を介するワイヤーの移動時の残留物の間で、連続して蓄積される繊維の量が一層少なくなる。これはヘッドの損失を増すことにより、成形ワイヤーと、そこで既に部分的に形成されたウエブを介する空気の流れを一層小さくする。
吸引ボックス内部でワイヤーの供給方向に連続して配置された横方向セクションにおいて、吸引を調整することが可能なので、成形ワイヤーの供給方向に関して更に下流に配置されたボックスのゾーンに、より強力な吸引作用を与えることが可能である。この吸引の逐次増加が、成形ワイヤー上で徐々に成形される繊維の厚さにわたるヘッドの損失の増加を補正し、また吸引ボックスの最後の部分が実質的に繊維のウエブの増大を助ける。これによって成形ウエブの供給速度と、それによって装置の生産力を究極的に増すことができる。
またそれは(ボックス自体を横ゾーンに分割する手段によって)吸引ボックスの効果を増す方法を、単独の方法として、ボックスを伸長セクションに分割するとは無関係に、適合させることが可能である。これは基準の重量又は厚さの横方向プロフィールを調節できるという利点を除外するが、それにも係わらず生産性に関する装置の効果を増やす。ボックスが単に横壁によって分割されて、成形ワイヤーの供給方向に連続して配置する複数のセクションまたはゾーンに分割される時、それら横方向の分割壁がボックスの底まで延び得、その場合には分離吸引ダクトを、ボックスを分割した各横ゾーンに関する。この場合、シャッター手段又は部材が吸引ダクトに配置された弁によって形成されるか、または独立したファンが各横ゾーンに関連し得る。しかし自動調整システムは、この場合必要としない。なぜならボックスの各セクションまたは横ゾーンでは、吸引状態の手動調節で充分だからである。
本発明の可能な実施形態において、吸引ボックスを分割した横ゾーンに関連した減流部材が各々横揺動軸の周囲で揺動し、吸引ボックスを分割した伸長セクションの数に対応して多数の部分に分割される壁を備えている。
調節は、各揺動壁と所望の位置に壁を固定するロック手段に関連したレバーによって行われ得る。
本質的に既知の方法で、吸引ボックスが多数の横プロファイル部分(transverse profiled parts)を有し得、そこに成形ワイヤーが載る。それらのプロファイル部分が交換可能であり得、それらプロファイル部分が摩耗する際に取り替えできる。それらプロファイル部分は、ボックスを複数の横ゾーンに分割する横分割壁に対応して、適切に配置され得る。
有利には、補助吸引ボックスを成形ワイヤーの供給方向に関して、吸引ボックスの下流に配置することが可能である。主要吸引ボックスが成形ワイヤーの供給方向で、装置のヘッドの方向の寸法に対応する長さにわたって延びており、補助吸引ボックスが装置のヘッドによって作用を受けるゾーンを越えて延び、主に成形ワイヤーに成形された繊維のウエブを保持する能力を、ウエブが生産ラインの次のステーションに入るまで有する。生産ラインは複数の繊維を合わせるステーションまたは、ウエブ上に繊維の第二層を成形するための新しい繊維分配装置から成る。
補助吸引ボックスが、主要吸引ボックスに関して既に考えられたもの似た方法で、伸長セクションに横方向に分割され得る。それらセクションの各々は、個々の吸引口によって画定され得、それに関連してたくさんの吸引口、すなわちこの補助ボックスを分割するたくさんの伸長セクションに関する独立した方法で、吸引を調整する吸引調整部材を有する。
別の見方で、本発明は繊維のウエブを乾燥成形する方法に関連し、
ガス流、典型的に空気中に浮遊する繊維を発生させるステップと、
前記繊維を蓄積させ、ウエブを成形する成形ワイヤーにかけて前記ガス流の吸引を生じさせるステップと、を含んでいる。
特徴的に本発明によると、供給方向に関して横方向の吸引を、成形ワイヤーの供給方向と平行に延びる伸長セクションに分割して、別の伸長セクションに関して独立した方法で、前記伸長セクションの各々おける吸引を調整することに関連する。
本発明による装置及び方法の更なる有利な特徴及び実施形態が、添付図面に示されている。
また本発明は、機械方向に前進する成形ワイヤーから成る繊維のウエブを乾燥成形する装置に関する吸引ボックスにも関連するもので、機械方向に関して横方向に分割されて、機械方向に延びる少なくとも二つの伸長セクションに分割されること;別の伸長セクションに関して独立した方法で、制御部材が前記伸長セクションにおける吸引の制御に関連することを特徴とする。
本発明は、本発明を制限しない実用的な実施例を示した添付図面と記載を参照することで、よく理解されよう。特に図面において、同一の参照符号は同一または対応する部分を示している。
図1は、繊維例えばセルロース繊維のウエブを(エアライド技術を使用して)乾燥成形する装置を全体的に示している。符号1によって全体を示した装置が、符号3によって全体を示した上部分またはヘッドと、数ある中で主要な構成要素として吸引ボックス7から成る底部分5を備えている。符号11によって概略的に示された繊維のウエブが成形される成形ワイヤー9が、ヘッド3と吸引ボックス7(図1参照)との間を通っている。
成形ワイヤー9が、閉じた経路を画定し、駆動ローラー13及び15によって範囲を定めた一部分だけを図1で示している。この経路に沿ったワイヤーの供給方向が、矢印f9によって示されている。矢印f9は、機械方向と称されるもの、即ち材料を成形して進行する方向を画定している。
成形ヘッド3の形態はどのような特徴でもよく、有利には本件所有者の名前で国際特許出願PCT/IT02/000657に記載されているように構成されている。しかし本発明による吸引ヘッドが有する利点が、従来タイプの成形ヘッドと組み合わせて製品の品質と生産性を増すことに関連した同等な結果になり得るので、ヘッドの別の形態も可能であること理解されよう。一般的に吸引ボックスの特徴は多様な技術に関連して形成されたヘッドとの組み合わせでもよく、ヘッド3の特定構造は本発明の記載に関連したものではないので、ここでは図示しない。
ヘッド3が四つの指示ポイントで下方配置部分の構造体に搭載されており(特に図1及び図3を参照)、その高さはモーター駆動ジャッキ6によって調節され得る。
特に図2による断面図で見ることができるように、吸引ボックス7が成形ワイヤー9の供給方向で頂部から下向きに少なくとも部分的に傾斜した底部を有している。(ワイヤー9の供給方向に関して)下流端部で、吸引ボックス7が符号17、19及び21によって示された三つの吸引ダクトに接続されている。三つの吸引ダクトが対応する三つのファンに接続されており、その各々が図4で単に概略的に示され、ここでは符号24、25及び27で示した独自のモーターを装備している。ファン23、25及び27の三つのモーターが、図面上で符号29によって示された中央制御ユニットに接続され、次に符号31で図面上に示されたセンサー又は一組のセンサーに接続され、そのセンサー又は一組のセンサーが装置を出るウエブ11の厚さ或いは基本重量を検知するために、成形ワイヤー9の経路に沿って装置1のヘッド3の下流に配置されている。この構成は、以下に記載する方法で装置を制御できる。基本的にセンサーの直線状アレイまたはマトリクスは、装置1によって成形されるウエブ11の基本重量、厚さ、密度の一つかそれ以上のパラメータまたは別のパラメータの横方向プロフィールの過程を(いわゆる成形ワイヤー9の供給方向に対して垂直な方向に)検知するものに関連し得る。
三つの吸引ダクト17、19、21の各々が、個々の伸長セクションに接続されて、その中で吸引ボックス7が伸長分割壁33によって分割されている。特に図2及び図5による横断面で見られるように、それら分割壁が吸引ボックス7の底部から、成形ワイヤー9の配置平面には到達しない高さまで延びている。この方法で三つの伸長セクションが互いに横方向に、すなわち成形ワイヤー9の供給方向と垂直に並んで配置されて、吸引ボックス7の内部で構成されている。三つの伸長セクションの各々が、他の伸長セクションにおける吸引状態とは無関係に、対応するファン23、25または27の流量を増加又は減少させることによって、調整できる吸引状態を確定することが可能である。
装置が動作時に、成形ワイヤー9にウエブを成形することを目的に浮遊した繊維を含む空気の流れが、成形ヘッド3と吸引ボックス7との間に発生させられる。この流れは、吸引ボックス7の内部で生じた真空状態により、成形ワイヤー9の構造部を介して吸引され、繊維がワイヤー自体に蓄積される。吸引ボックスを壁33によって分割する三つの伸長セクションの各々の内部で、吸引を増やすか或いは減らすことによって、この流れの流量とそれによる繊維の量を増やすか減らすことが可能で、繊維は吸引ボックス7を分割する伸長セクションとは逆側で、成形ワイヤーを最適に分割する三つの伸長セクションに沿って蓄積される。
吸引ボックス7を分割する伸長セクションの数が、三つでなくてもよいことは理解されよう。例えば四つ、五つまたはそれ以上の伸長セクションでも可能である。また二つの伸長セクションにだけ分割することも可能である。伸長壁33によってボックスを分割するセクションの数を増やすことによって、吸引ボックスの複雑さを増すが、他方で吸引状態を横方向に変え、それによって制御パラメータ例えば成形されたウエブの厚さ、基本重量または密度の所望の横方向プロフィール、すなわち横方向に所望の過程(progression)を、高い正確性で得る可能性も増す。
厚さまたは基本重量センサー31によって、(ウエブの厚さ、基本重量または別のパラメータを形成する)検知されるパラメータの横方向のプロフィールすなわち過程を横方向に検知し、検知された値を中央制御ユニット29に伝送することが可能である。それらの値は、オペレーターによっても変えられ得る前記パラメータの事前設定の値と比較され得る。この比較により発生したエラー信号を基に、ファン23、25及び27の吸引状態を変えることができる。この方法で、厚さまたは基本重量をウエブ11の横方向で実質的に一定に保つことが可能である。また伸長セクションの一つにおいてより大きな厚さまたは、より多い基本重量、または別の伸長セクションにおいてより少ない厚さまたは、より少ない基本重量を、要求に応じて厚さまたは基本重量または密度が可変な、横方向のプロフィールを有するウエブを製造できる。
特に図2による横断面で見られるように、吸引ダクト17、19及び21が成形ワイヤー9の供給方向に関して吸引ボックス7の下流端部で吸引ボックス7に接続されているので、吸引ボックス7の内部で成形ワイヤーの供給方向f9に平行な成分を有した、吸引される空気の流れが発生される。これによって、空気の流れの中に含まれ且つヘッド3によって供給される繊維の分配を促進する。
図9及び図10による断面で詳細に示したように、吸引ボックス7の範囲内では、成形ワイヤー9が多数の横プロファイル部分41によって支持されている。各プロファイル部分41はその端部で、吸引ボックス7の支持フレームにネジ45によってねじ込まれた個々のブロック43によって支持されており、その二つの伸長ビームが符号47によって示されている。図2による断面で見られるように、横壁51が横プロファイル部分41の四つに対応して備えられており、前記横壁が吸引ボックス7を、成形ワイヤー9の長手移動方向に連続して配置された五つの横ゾーンに分割している。四つの横壁51が、ブロック43にも固定された交差部品53によって支持されている。横分割壁51が下向きの伸長部を有し、その伸長部の底縁部が吸引ボックス7の底部から相当な間隔を保って、中間の高さに相対的に制限されて延びている。これは吸引ダクト17、19、21を介する吸引の妨害しないようにするためである。
横壁51の各々に平行で且つ吸引ボックス7を確定する外壁の垂直な横部分とも平行に、五つのゲートまたは壁を揺動手段で支持、取り付けるための軸が延びており、それによって軸57の周囲で回転し、図2で図示された垂直位置と水平位置との間で変動する異なる角位置を取ることができる。各壁59が、軸57に沿って整列した三つの部分によって形成されている。隣接配置されたそれらの部分が、吸引ボックス7を三つの伸長セクションに分割する伸長分割壁33に対応したポイントの壁59に、スリットを画定している。
別のパーテーションとは独立して、各壁59によって取られる角位置により、二つの連続する横壁51の間、または前記横壁の一つと吸引ボックス7の外横壁との間の吸引交差セクションが変化し得る。この方法で、成形ワイヤー9の下に配置されて吸引ボックス7に対応したエリアが、五つの横ゾーンに分割され、その各々において、別の隣接した横ゾーンと比較してより大きな程度またはより小さな程度、吸引が減らされ得る。
壁59の揺動作は、レバーによって制御され、レバーの各々が他のレバー61は固定される角位置とは無関係に予定の角位置に固定され得る。これによって吸引ボックスを分割した横ゾーンの各々の流量減少を手動調節できる。流量減少の手動調節は、この調節を意図する目的に関して充分である。実際に製造されるウエブの厚さまたは基本重量の連続的な調節をフィードバックループによって得るために利用される、伸長セクションへの分割とは逆に、横ゾーンへの吸引ボックス7の分割は、その横ゾーンから成形ワイヤー9の供給方向に沿って、吸引ボックスの更に下流で更に上流のゾーンへの吸引を変えることを単に目的とし、それはワイヤー及びワイヤーに作られる繊維の層によって成形された集成物を介して生じる大きな圧力降下を補償するためである。
従って吸引ボックス7の横ゾーンは更に下流で、繊維の最大の厚さがあって、完全に開放し、すなわち対応する壁59が垂直位置にある。場合により更に下流に配置した横ゾーンの他の壁が、次第に閉鎖され、すなわち垂直方向に関して更に傾斜される。吸引ボックスの後方外壁の近くに蝶番結合された壁59が、通常最も閉鎖した位置にある壁である。
それら流量減少を別の程度に手動設定することは、例えば使用する繊維のタイプが変わる時、それら三つの流量減少状態を変える可能性があり得るとしても、通常充分である。更にどの場合でも、ボックスの横ゾーンの流量減少の自動またはサーボ関連の調節を提供することが可能である。
特に図7、図9及び図10による断面で見られるように、プロファイル部分41を支持し且つ軸57をロックするブロック43と、壁52及び横壁51を支持する交差部品53の形態は、摩耗したプロファイル部分41の交換が、壁51及び壁59を分解することなく行われ得る。実際充分に対応するブロック43を吸引ボックスの二つの側部の一つにロックしているネジ45を外して、ブロック自体を抜き取り、摩耗したプロファイル部分41を取り外し、ブロック43を再び挿入して適所にロックされる新しいプロファイル部分と交換できる。
ブロック43に加え、それに関する別の位置でインサート44も伸長ビーム47に固定されている。インサート44とブロック43が、吸引ボックス7の二つの側部に個々の連続伸長表面を形成し、そこにはスティールプレート67が固定され、そのプレートに成形ワイヤー9が載って、その伸長縁部と共に摺動する。それらのプレートが、構造体の他の部分を分解することなく交換でき、どの場合もプレートを作る材料の硬度による摩擦の度合いを制限する。
全体を符号81によって示された補助吸引ボックスが、成形ワイヤー9の供給方向で吸引ボックス7の下流に配置されている。特に図3による斜視図で見られるように、成形ワイヤー9の供給方向に関して、補助吸引ボックス81における下流側に、三つの吸引口83が突出しており、三つの吸引口が横方向、すなわち成形ワイヤー9の方向に関して垂直に互いに隣接して配置されている。補助吸引ボックス81の内部は、主要吸引ボックス7とは逆に、分割壁によって伸長セクションに分割されていない。しかし互いに並んで配置された三つの吸引口があることで、(前記吸引口の各々で吸引状態を変化させることによって)チャンバの横方向を変えることができる吸引状態を有することができる。
三つの吸引口83が、図面上に符号87で示された三つの弁又はゲートによって単一の吸引ダクト85に接続されている(特に図3及び図4を参照)。弁87が手動または自動で調節され得る。また補助吸引ボックス81では、成形ワイヤー9が主要吸引ボックス7に関する類似の方法で、プロファイル部分41によって支持されている。
図面は単に、本発明の実施可能な一例を示しただけで、その形式と構成は本発明の基本を形成する概念の範囲内で変えてもよいことは理解されよう。記載された請求の範囲においてどの参照符号も、前の記載と添付図面に関連して単にそれを容易に読取りできるようにしたもので、何らその保護範囲を制限するものではない。
装置の側面図。 図3のII-IIの沿って主要吸引ボックスと補助吸引ボックスを介した縦断面図。 成形ワイヤーを部分的に取り外した状態の吸引ボックスの斜視図。 図2のIV-IVに沿った正面図。 図2のV-Vに沿った断面図。 図5のIVによって示された詳細部の拡大図。 図6のVII-VIIに沿った断面図。 図4のVIII-VIIIに沿った断面図。 図5のIX-IXの沿った部分断面図。 図5のX-Xに沿った部分断面図。

Claims (54)

  1. 繊維分配ヘッド(3)と;供給方向(f9)に前記ヘッドの下で移動可能な成形ワイヤー(9)と;前記ヘッド(3)に対して前記成形ワイヤー(9)の逆側に配置され、且つ吸引システムに接続された吸引ボックス(7)と;を備え、繊維(11)のウエブを乾燥成形する装置において:
    前記吸引ボックス(7)が成形ワイヤー(9)の供給方向に関して横方向に分割されて、成形ワイヤーの供給方向に延びる少なくとも二つの伸長セクションに分けられること;
    制御部材(29)が、別の伸長セクションに関して独立した方法により、前記伸長セクションの各々における吸引の制御に関連すること;
    を特徴とする装置。
  2. 前記伸長セクションの各々が、別の伸長セクションに関して分離した吸引ダクト(17,19、21)に接続されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. ファン(23,25,27)が、前記吸引ダクトの各々に関連することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記吸引ダクトの各々が、前記成形ワイヤー(9)の供給方向に関して下流にある吸引ボックスの端部で、吸引ボックスの個々の伸長セクションに接続されることを特徴とする請求項2または3に記載の装置。
  5. 繊維ウエブ(11)の少なくとも一つの特徴の横方向プロフィールを測定する少なくとも一つのセンサー(31)が、前記吸引ボックスの下流に配置され、前記伸長セクションにおける吸引が、前記横方向プロフィールにより調整されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記センサーと前記吸引制御部材に接続された、中央制御ユニットを備えることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. センサーによってウエブの横方向プロフィールが測定され、前記の特徴が繊維のウエブの厚さであることを特徴とする請求項4または5或いは6のいずれか一項に記載の装置。
  8. センサーによってウエブの横方向プロフィールが測定され、前記の特徴が繊維のウエブの基本重量であることを特徴とする請求項4または5或いは6に記載の装置。
  9. 前記吸引ボックス(7)が、ボックスの底部から前記成形ワイヤー(9)の配置平面よりも低い高さまで延びる伸長分割壁(7)によって、前記伸長セクションに分割されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 成形ワイヤーの供給方向に対し横方向に、成形ワイヤーの配置平面に近いゾーンから吸引ボックスの底部に向かって、底部から離れた位置に延びる分割壁(51)によって、前記吸引ボックスを更に少なくとも二つの横ゾーンに分割することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記横ゾーンの各々の中に吸引される空気の流れを調整するため、調節可能な減流部材(59)が、前記横ゾーンの各々に関連することを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記減流部材の各々が、揺動軸(57)の周囲で揺動し且つ、吸引ボックスを分割する伸長セクションの数に対応する多数の部分に分割される壁(59)を備えることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 調節レバー(61)と調節レバーを選択した位置にロックする手段が、各揺動壁に関連することを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記揺動軸の各々が、横分割壁にほぼ対応して配置し、分割壁と平行に延びることを特徴とする請求項12または13に記載の装置。
  15. 前記吸引ボックスが、成形ワイヤーを支持する多数の横プロファイル部分(41)を有することを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 前記横プロファイル部分が、交換可能であることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記横プロファイル部分(41)が、前記横分割壁(51)にほぼ対応して配置されることを特徴とする請求項10、15、16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 分解不可能であり得、前記吸引ボックスの伸長縁部に沿って固定された、一対のブロック(43)によって、前記交換可能なプロファイル部分(41)の各々が固定されることを特徴とする請求項16または17に記載の装置。
  19. 各対のブロックが、個々の横分割壁と対応する減流部材の個々の揺動軸を固定することを特徴とする請求項10、12、14及び18のいずれか一項に記載の装置。
  20. 前記ボックスの断面が、前記成形ワイヤーの供給方向で上流から下流へ徐々に増えることを特徴とする請求項1〜19のいずれか一項に記載の装置。
  21. 補助吸引ボックス(81)が、前記成形ワイヤーの供給方向で前記吸引ボックスの下流に配置されることを特徴とする請求項1〜20のいずれか一項に記載の装置。
  22. 成形ワイヤーの供給方向に吸引流を発生させる多数の吸引口(83)に、前記補助吸引ボックスが関連することを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 前記吸引口の数が、吸引チャンバ(7)を分割した伸長セクションの数と等しいことを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. たくさんの吸引口に関して独立した方法で吸引を調整する吸引調整部材(87)が、各吸引口に関連していることを特徴とする請求項22または23に記載の装置。
  25. 前記吸引口が、単一の補助吸引ダクト(85)と、各々関連した別の吸引口の弁とは独立した調節装置を具備した弁とに接続されることを特徴とする請求項24に記載の装置。
  26. ガス流中に繊維を浮遊させる段階と;
    前記繊維が蓄積される成形ワイヤーにわたって前記ガス流の吸引を発生させ、前記ウエブを成形し、前記ワイヤーが供給方向に移動する段階と;
    を含む前記のウエブを乾燥成形する方法において:
    供給方法に関して横方向に吸引を分割して、供給方向と平行に延びる伸長セクションに分けて、前記伸長セクションの各々における吸引を、別の伸長セクションに関して独立した方法で調整すること、
    を特徴とする方法。
  27. 前記成形ワイヤーに成形された繊維ウエブの少なくとも一つの特徴の横方向プロフィールを検知し、前記横方向プロフィールにより前記伸長部分の各々における吸引を調整すること、を特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 前記特徴が、ウエブの厚さであることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 前記特徴が、ウエブの基本重量であることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  30. 前記伸長セクションの各々に関して吸引状態を設定すること;
    前記横方向プロフィールを検知すること;
    検知された横方向プロフィールと事前設定した横方向プロフィールとを比較すること;
    一つかそれ以上の前記伸長セクションで、検知された横方向プロフィールと事前設定された横方向プロフィールとの間の差異を基に、吸引状態を変えるためのフィードバック信号を発生させること;
    を含むことを特徴とする請求項27、28または29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 前記成形ワイヤーの下に位置するゾーンを、互いに隣接して配置した多数の横ゾーンに分割すること、前記横ゾーンの各々における吸引状態を調節することを特徴とする請求項26〜30のいずれか一項に記載の方法。
  32. 成形ワイヤーにおける繊維の蓄積により成形ワイヤーの供給方向でガス流の大きな圧力降下を補正するために、前記横ゾーンの各々における吸引状態を調節することを特徴とする請求項31に記載の方法。
  33. 成形ワイヤーの供給方向に、減少方法により前記横ゾーンの各々にわたって吸引を減少させることを特徴とする請求項31または32に記載の方法。
  34. 機械方向に進行する成形ワイヤーから成る繊維のウエブを乾燥成形させる装置に関する吸引ボックス(7)において、
    機械方向に関して横方向で、機械方向に延びる少なくとも二つの伸長セクションに分割されること;
    制御部材(29)が、別のセクションに関する独立した方法で、前記伸長セクションの各々における吸引を制御すること;
    を特徴とする吸引ボックス。
  35. 前記伸長セクションの各々が、別の伸長セクションから分離した吸引ダクト(17,19,21)に接続されることを特徴とする請求項1に記載の吸引ボックス。
  36. ファン(23,25,27)が、前記吸引ダクトの各々に関連することを特徴とする請求項35に記載の吸引ボックス。
  37. 前記ダクトの各々が吸引ボックスの個々の伸長セクションに、前記成形ワイヤー(9)の供給方向に関して吸引ボックスの下流で、接続されることを特徴とする請求項35または36に記載の吸引ボックス。
  38. ボックスの底部から前記成形ワイヤー(9)の配置平面よりも下の高さまで延びる伸長分割壁(33)によって、前記伸長セクションに分割されることを特徴とする請求項34〜37のいずれか一項に記載の吸引ボックス。
  39. 機械方向に対して横方向で、且つ成形ワイヤーの配置平面に近いゾーンから、吸引ボックスの底部に向かって、底部から離れた位置に延びる分割壁(51)によって更に分割されることを特徴とする請求項34〜38のいずれか一項に記載の吸引ボックス。
  40. 調節可能な減流部材(59)が、前記横ゾーンの各々の中に吸引される空気の流れを調整するために前記横ゾーンの各々に関連することを特徴とする請求項39に記載の吸引ボックス。
  41. 前記減流部材の各々が、揺動軸(57)の周囲で揺動し且つ、吸引ボックスを分割する伸長セクションの数に対応する多数の部分に分割される壁(59)を備えることを特徴とする請求項40に記載の吸引ボックス。
  42. 調節レバー(61)と調節レバーを選択した位置にロックする手段が、各揺動パーテーションに関連することを特徴とする請求項41に記載の吸引ボックス。
  43. 前記揺動軸の各々が、横分割壁にほぼ対応して配置し、それと平行に延びていることを特徴とする請求項41または42に記載の吸引ボックス。
  44. 前記吸引ボックスが、成形ワイヤーを支持するために多数の横プロファイル部分(41)を有することを特徴とする請求項34〜43のいずれか一項に記載の吸引ボックス。
  45. 前記横プロファイル部分が、交換可能であることを特徴とする請求項44に記載の吸引ボックス。
  46. 前記横プロファイル部分(41)が、前記分割壁(51)にほぼ対応して配置されることを特徴とする請求項39及び44または39及び45のいずれか一項に記載の吸引ボックス。
  47. 前記交換可能なプロファイル部分(41)の各々が、分解できて、前記吸引ボックスの伸長縁部に沿って固定された一対のブロック(43)によって固定されることを特徴とする請求項45または46に記載の吸引ボックス。
  48. ブロックの各対が個々の横分割壁及び、対応する減流部材の個々の揺動軸を固定することを特徴とする請求項39、41、43及び47のいずれか一項に記載の吸引ボックス。
  49. 前記ボックスの断面が、前記成形ワイヤーの供給方向で上流から下流へ次第に増えることを特徴とする請求項34〜48のいずれか一項に記載の吸引ボックス。
  50. 前記成形ワイヤーの供給方向に関して、前記吸引の下流に配置された補助吸引ボックス(81)に関連していることを特徴とする請求項34〜49のいずれか一項に記載の吸引ボックス。
  51. 前記補助吸引ボックスが、成形ワイヤーの供給方向に吸引流を発生させる多数の吸引口(83)に関連することを特徴とする請求項50に記載の吸引ボックス。
  52. 前記吸引口の数が、吸引ボックス(7)を分割する伸長セクションの数と等しいことを特徴とする請求項51に記載のボックス。
  53. たくさんの吸引口に関し、独立して吸引を調整する吸引調整部材(87)が各吸引口に関連することを特徴とする請求項51または52に記載の吸引ボックス。
  54. 前記吸引口が、単一の補助吸引ダクト(85)に接続され、それに関連して吸引口の各々が別の吸引口とは独立した調節装置を具備した弁を有することを特徴とする請求項53に記載の吸引ボックス。

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