JP2006513052A - 連鎖式ポーチシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

可撓性連結部分(30)によりポーチ・リップとポーチ・リップとを合わせて連続して接合された2つ以上のポーチ(100、200、300)を含む保管システムであって、接合された組のポーチの取扱いができるように各連結部分が収縮し、この連結部分が、ページング様式、傾斜/扇形様式、アコーディオン様式、並列様式、押下げ様式、逆並列様式、引上げ様式など保管、陳列、利用の有利な様式を大いに簡素化された製造工程と組み合わせている保管システム。

Description

本願は、本発明者により2002年9月25日に米国特許商標庁に提出された「連鎖式封筒」(Chained Envelope)という名称の発明である仮特許出願第60/413,804号の利益を主張する。
本発明は、鎖状の保管ポーチに関し、より詳細には、ポーチ標識およびポーチ内容物の人的、機械的、および自動的な改良型保管および利用を提供するような仕方で鎖状に接合された2つ以上のポーチの組み合わせに関する。
事務所あるいは企業の業務において、紙ばさみ、ケース、フォルダ、大型封筒(ひとまとめにして「封筒」とする)が広く使用されている。一般に、封筒は塑性物質からなり、後側壁および前側壁を有する。前側壁および後側壁はしばしば透明素材からなり、その3辺の縁部で、あるいはその付近で相互に結合され、上辺は正面板と裏面板との間で開口させてあり、この中に書類、文書、その他の内容物を受容する。使用者は複数の封筒を加工あるいは組み立てて一組の連結した封筒にすることができ、これによって例えば封筒の中身をより簡単に出し入れすることができたり、封筒の置き違えが減ったり、特定の封筒の識別および取出しが簡単になったり等、特定の実用性が提供される。封筒を一組に連結する方法により、通常、一組の封筒の取扱い可能な方法、例えば陳列様式、内容物挿入様式、挿入された内容物の取出し様式が限定される。取扱い様式を以下で詳細に説明する。連結された封筒が引き出しの中に置かれるか、あるいは連続した封筒の束として懸吊される場合に、ある封筒を一連の封筒から識別しやすくするために封筒が連結されていると、通常、他の陳列様式および使用様式が折衷されて、例えば扇形展開(fanning )される。同様に、人が扱いやすいように連結された封筒は多くの場合、機械的あるいは自動化された処理手段にあまり適していない。結局、通常は、連結された封筒の既存の設計を、封筒内容物、例えば紙の文書、ディスク、あるいはディスケットの所定の形式に合うように最適化している。
従来技術の発明において薄く平面的な物品を陳列したり保管するために多様な機能様式が使用されてきた。これらの封筒は、拡張可能及び/又は伸縮可能な陳列方式があるとされており、アコーディオン状様式、扇形様式、並列様式、およびページング様式と呼ばれている様式で作動することができる。以前の発明では、例えば並列とページングとを組み合わせて複数の様式で陳列する能力を有するものもある。これらの手段を達成するために、構造的に様々な技術が使用されてきた。いずれも、一定の大きさにするために要素を切断したり、形状を作って折り畳んだり、連鎖式ポーチシステムを組み立てるために部品を取り付けたりするのに、かなり複雑な製造工程を要求している。
本発明は2つ以上のポーチの組み合わせを提供し、これらのポーチは、ポーチ標識およびポーチ内容物の人的、機械的あるいは自動化的な改良型利用を提供するような仕方で鎖状に接合されている。関連技術とは異なり、本発明は、ページング様式、傾斜/扇形様式、アコーディオン様式、並列様式、押下げ様式、逆並列様式、引上げ様式の陳列および利用を単一の保管システムで提供する。本発明の連鎖式ポーチは、平面的内容物(例えば紙の文書、ディスク、およびディスケット)あるいは非平面的内容物(小型部品、小型道具、錠剤、ジェル、粉末等)を収容するように作製することができる。さらに、任意で巻付け式覆いを含む一連の連鎖式ポーチ全体は、可撓性材料からなる単一の連続シートから製造することができる。本発明者の知る限りでは、保管、陳列、利用のこれらすべての様式、ならびに平面的および非平面的内容物の収容能力、さらに製造の簡易性を備えた先行技術はない。
本発明は、ポーチが個々に分かれており、隣接するポーチを結合する可撓性材料からなる連結部分によって連続的に摺動可能に関連付けられている、2つ以上のポーチの組み合わせである。連結部分は、一連のポーチが懸吊されている場合、これらが相互に関して垂直に移動するのを可能にし、一連のポーチが平面に戴置されている場合、円弧になって扇形に広がるのを可能にし、一連のポーチが縦方向にコンパクトになっている場合、単一のポーチ(あるいは隣接するポーチの一群)の残ったポーチに対する引上げあるいは押下げを可能とする。本発明は可撓性材料からなる連続的な単一シートから製造することができ、熱溶接された継ぎ目を有する可撓性材料からなるループが、ポーチを作る各ループの左縁部、右縁部、および底縁部に、あるいはそれらの付近に適合されている(あるいは等価の閉止手段がもたらされる)ので、これによりポーチの上縁部は開口させてあり、ポーチは可撓性材料からなる連結部分を介して隣接するポーチに結合するように形成される。つまり、一連の第一のポーチと最後のポーチは隣接する1つのポーチのみと結合されている。長めにした連結部分と、前記第一のポーチあるいは最後のポーチの末端ポーチ壁に隣接する垂れ片とを使用して最初のポーチあるいは最後のポーチを形成することができ、このことにより、第一のポーチあるいは最後のポーチを垂れ片で巻いて、コンパクトになった一連のポーチを封入することが可能となり、また最末端壁で垂れ片を緊締手段に緊締して確実に封入することができる。平面的内容物のための好適な実施態様において、ポーチおよび連結部分は可撓性の透明プラスチックからなる。本発明の選択的実施態様では、ポーチに収容される対象物に適した剛性材料あるいは半剛性材料からなるポーチを有することができる。ポーチの開口部は、ポーチ内容物が挿入された後、部分的あるいは完全に密封することができ、ポーチ口のシールは再密封できるものであってもよく、そうでなくてもよい。ポーチは、テキスト、数字、および/または図形情報を刻印されてもよく、標識が取り付けられてもよく、あるいは、ポーチの連続番号、内容物、および方向性を識別する際に有効な情報を符号化するために、押印、切断、あるいはその他変更されてもよい。ポーチの材料、形状、閉止、打抜き穴、および/または連結部分の材料、形状、および打抜き穴を変更して、例えばポーチに内容物を充填する際、ポーチを密封する際、およびポーチから内容物を取り出す際に、機械的および自動化された処理を促進することができる。したがって、本発明は現在利用できるものよりも汎用的な保管システムを提供する。
連鎖式ポーチの発明は2つ以上のポーチの組み合わせであり、この組み合わせにおいてポーチは個々に分かれており、隣接するポーチを結合する可撓性材料からなる連結部分によって摺動可能に連続して関連付けられている。ポーチとは1つまたは複数の対象物を挿入することのできる容器である。ポーチは通常、左部、底部、右部の3辺で閉じられており、ポーチの頂部あるいは口である1つの開口辺を有する。つまりポーチは前側壁と後側壁とを有する。ポーチの左辺、底辺、右辺の閉止を「継ぎ目」と呼ぶ。継ぎ目は通常、前側壁あるいは後側壁の縁部付近に位置しており、ポーチの区画面積を最大にする。継ぎ目は壁の縁部から離れて位置してもよく、あるいは、1つまたは複数の付加的内部継ぎ目を使用して、特定の形式の内容物にもっとよく適合するようにポーチの区画を画定してもよい。図1に示すように、前側ポーチ・リップ(pouch−lip)26は、側部継ぎ目の最高点にあるポーチの上部前側壁の縁部である。後側ポーチ・リップ16は、側部継ぎ目の最高点にあるポーチの上部後側壁の縁部である。連鎖式ポーチの発明は、最も広義の形態では2つ以上のポーチを含む保管システムであり、可撓性連結部分(11、13、18をひとまとめにして)により後側ポーチ・リップ26と前側ポーチ・リップ16とを合わせて連続して接合され、各連結部分は収縮して、接合された組のポーチの取扱いを可能にする。取扱いには、陳列および利用の閉鎖様式、ページング様式、傾斜/扇形様式、アコーディオン様式、並列様式、押下げ様式、逆並列様式、引上げ様式を含む。「前側」および「後側」とは、連鎖式ポーチシステムを使用者の前で保持してこのシステムを使用する際の使用者の観点からの場合の用語である。
「連結部分」とは、一連のポーチにおいて第一のポーチの後側ポーチ・リップから次のポーチの前側ポーチ・リップまで延出する可撓性材料の長さを意味する。連結部分とポーチ・リップとの接合部をポーチ・リップ「蝶番」と呼ぶ。後側ポーチ・リップで連結部分と後側壁とにより形成される蝶番を蝶番A16と定義する。後側壁で連結部分と後側壁とにより形成される蝶番を蝶番Aと定義する。同様に、蝶番C26が前側壁にある。蝶番AとCとの間の材料は、(極めて可撓性のある材料である場合)隣接するポーチ間で、蝶番の動きまたは摺動を提供する。蝶番AとCとの間の連結部分のほぼ中間点を「蝶番B」18と定義し、これは至近のポーチ・リップに対して平行である。蝶番Bの角度は、蝶番Bで言及した連結部分により形成される角度である。蝶番Bの角度は、連結部分の2つの腕が相互に対して約180度である場合「開いて」おり、連結部分の2つの腕が約0度である場合「閉じて」おり、連結部分の2つの腕が約90度である場合「半分開いて」いる。蝶番AあるいはCの角度は、角度の頂点として関連する蝶番を有する連結部分の隣接する壁と隣接する部分とが相互に対して約180度である場合「開いて」おり、連結部分の隣接する壁と隣接する部分とが約0度である場合「閉じて」おり、連結部分の隣接する壁と隣接する部分とが約90度である場合「半分開いて」いる。連鎖式ポーチ取扱いの様々な様式を、蝶番の位置角度(positional angles )により定義することができる。
蝶番の位置を以下の表にまとめる。
Figure 2006513052
人的手段により、あるいは当技術分野で公知の自動化された手段により認知されることであるが、1つのポーチ、あるいは隣接する(一連の隣り合う)ポーチ群を取り扱う際、ポーチあるいはその内容物を識別するのに、またはポーチに対象物を挿入するのに、あるいはポーチから対象物を取り出すのに蝶番の角度の知識が有益である。ポーチへ挿入される1つまたは複数の対象物を「挿入物」と呼ぶ。挿入物は多種多様な形状および寸法とすることができる。好ましい実施態様の説明を簡素化するために、本明細書で使用する挿入物はコンパクトディスク(「CD」)とする。
陳列様式には以下のものがある。
〔閉鎖(図3a)〕
連鎖式ポーチシステムが閉鎖位置にあるときは、連鎖物が最もコンパクトな構成になる。これはシステムの保管用に使用される位置である。閉鎖位置において蝶番AおよびCは開いており、蝶番Bは閉じている。
〔アコーディオン(図3bおよび図3c)〕
2つの個々のポーチの平面が並行関係に維持されるように先行のポーチが前方に引っ張られる場合、これをアコーディオン陳列と呼ぶ。他のポーチと比較してポーチの位置ずれが大きいところが2つのポーチの間のみである場合、これは部分的アコーディオン陳列である(図3b)。連鎖式ポーチシステムにおける全てあるいは相当数のポーチが連続してポーチの端から端まで相互から位置ずれするが、連続するポーチの並行関係を維持する場合、これはアコーディオン様式となる(図3c)。アコーディオン様式において、蝶番AおよびCは半分開き、蝶番Bは開いている。
〔傾斜〕
先行のポーチが、後続のポーチにかなり接近しながら単にその下(底)縁部で枢動できる場合、先行のポーチは事実上前方に傾斜する。これを傾斜様式と呼ぶ(図4B)。
〔扇形〕
連続するポーチ間で蝶番に連続的傾斜蝶番関係を維持させつつポーチの最初から最後まで連続的傾斜様式を連続的に採用する場合、これは扇形陳列様式となる(図4G)。連続的傾斜様式において蝶番AおよびCは半分未満程度で開いており、蝶番Bは開いている。
〔並列〕
並列様式では、隣接するポーチが、連鎖式ポーチシステムの縦軸に沿って段階的に一部露出した仕方で位置ずれするように整えられている。前方から見た2つのポーチ間の並列様式の有角蝶番(angular hinge )を説明すると、蝶番Aは開いており、蝶番Bも開いており、蝶番Cは閉じている。後方から見た様式は類似しているが、蝶番定義が変わり、前側ポーチが後側ポーチとなり、後側ポーチが前側ポーチとなる。
〔引出し/押下げ〕
連鎖式ポーチシステムでは、並列様式を2つの仕方で1つの(あるいは隣接する一群の)ポーチに実施することができる(図5A)。ポーチ(あるいは隣接するポーチ群)が残りの連鎖に対して上方へ移動する場合、これは引上げ様式になる。ポーチ(あるいは隣接するポーチ群)が残りの連鎖に対して押し下げられる場合、これを押下げ様式と呼ぶ。これら単一のポーチ並列様式のうちのいずれか一方が継続し、連鎖が引き続き延在される場合、これを完全並列(あるいは懸吊)様式と呼ぶ(図5B)。
〔ページング〕
連結部分が可撓性および透明性であると(連鎖式ポーチシステムが透明素材からなる場合)ページング陳列様式にすることができ(図6d)、その際、連鎖は本のようにページングすることができる。この特定の様式において、ディスクは直接利用可能ではないが、透明なポーチを通して見ることができる。このことは、収集に適した他の対象物、例えば漫画本、スポーツカード、写真その他に有益である。時々、コンパクトディスクなどの物品の使用者は、保存されたディスクについて、ディスクの可視標識上に印刷できる情報よりも、印刷された情報のほうを必要とすることがある。連鎖式ポーチシステムの構造により、ポーチ表面は、書籍あるいはメモ用紙のページとして機能すること、また読んだりめくったりするために、印刷物あるいは書面の方向性が保たれるようにすることができる。ページングの際に使用者の採るこれらのステップを図6a〜図6cに示す。
〔並列伸張ページングおよび摺動書籍ページング〕
連鎖は、閉鎖様式(図6A〜図6C)から、あるいは、完全並列様式またはアコーディオン様式など縦方向に伸張する位置(図7A〜図7F)からのいずれかからの開始によってもページングすることができる。ページングは、閉鎖位置から(書籍ページング)、または伸張した並列位置から(伸張ページング)、あるいは閉鎖様式と書籍ページング様式との組み合わせにより行うことができる。(摺動書籍ページング)。ページングは、蝶番AおよびCが開放位置にあり、かつ蝶番Bが閉鎖位置から開放位置へ、あるいはその反対に移動すると生じる。ポーチに近接したポーチの蝶番Bは、ごく僅かに伸張あるいは摺動されて(すなわち近接したポーチが閉鎖様式へと移動する)、対象のポーチの伸張ページングあるいは摺動ページングが可能となる。
〔可逆陳列/二倍容量〕
連鎖式ポーチシステムの所定の一組の保管容量は、全ての閲覧様式を維持しつつ、容易に倍増することができる。2つの物品、例えばコンパクトディスクあるいはディスケットを、連鎖の各ポーチに配置する。これらの物品は、品物がポーチ内で外表になっているときには各識別標識が可視であるように配向されている。連鎖ポーチシステムは後側を前側へ所望するように回転させることができる(図8a〜図8d)。前側から見た閲覧様式では、挿入物の片方の挿入物標識(あるいは挿入物に取り付けられた他の識別陳列)が利用可能である(図8a)。連鎖組立体が閲覧者に対して前側から後側へ回転された閲覧様式では、挿入物のもう片方の挿入物標識が利用可能となる(図8D)。後側から見るとディスクは識別可能であるが利用はできない。閉鎖位置へ折り畳み(図8D〜図8G)、次に最後尾のポーチを持ち上げる(図8H)ことにより、ポーチは拡張並列位置へ拡張して、すべての様式でのディスクへの完全な陳列および利用を可能にする。
〔ジュークボックス〕
連鎖式ポーチシステムにおけるポーチ数は、システムを物理的に処理する手段によってのみ限定される。多数あるいは何百ものポーチを有する連鎖式ポーチシステムを処理する1つの手段とは、最終ポーチの後側に取り付けられた第一のポーチの前側を取り付けることにより連鎖物の後側をこの連鎖物の上につなげてループにし、無限ループ様式を作り出すことである。ループの上側半分の連鎖物は閉鎖位置にある。ループを回転させると、前側(使用者に一番近いループの転向、あるいは逆転部分)のポーチは扇形様式になり、挿入物の識別子が見えるようになる。ループが回転を続ければ、扇形はループの下側半分で閉鎖位置へと戻って閉鎖する。連鎖式ポーチシステムのこの閉鎖した部分は、反転し、逆方向になってループ状になった連鎖の頂部の下まで続く。同様に、連鎖が前進し、ループの頂部へ戻ると連鎖は扇形に展開し閉鎖する。密封されていないポーチから物品が転落することを避けるために、連鎖の反転部分の下には固定器具が必要となる。連鎖の前進は手動機構あるいは電動機構への関連によって実施することができる。ループ全体を横にして使用すると、固定機構は不要となる。この種類の無限ループは、容易に自動化できる医療記録の保管・取出しシステムの基礎を提供することになる。各ポーチに取り付けられた標識あるいは他の識別手段を走査手段が走査することができ、検査あるいはその挿入物への利用のために対象のポーチの位置決めを行うことができる。
図1および図2に示すように、構造上、ポーチ100および200は、挿入された対象物、例えばコンピュータディスク151および152を含むのに深さが十分となり、ポーチの前側と後側が合わさっているとき、これらを結合する共通の頂部境界181を共有する。ポーチの側部継ぎ目14はポーチの頂部までは延長されない。側部継ぎ目のないポーチ壁部分11、21は、側部継ぎ目の上端部の高さで、また隣接したポーチを接続する上縁部で蝶番16、18、26によりポーチの面にわたって折畳み可能となる。このような結合されたポーチの連鎖全体は、各ポーチの底部および頂部で、また蝶番でアコーディオン状の仕方に材料を折り畳むことによって、また、ポーチの各辺を密封することによって単一片の原料から作製される。連鎖は、短めの連鎖を連続的に取り付けることによって、あるいは連鎖を所望の長さおよび容量に製造することによって、より長くすることができる。最後のポーチが覆いとなるようにすることにより、覆い60を連鎖の中へ組み込むことができる。このことは、折畳み・継ぎ合わせ過程を調整して連鎖の最後の蝶番を伸ばし、連鎖にある最後のポーチの底部から延びる垂れ片40を取り付けることによって行われる。連鎖の二番目のポーチから最後のポーチの底部で、垂れ片に緊締手段44および48が取り付けられている。閉鎖した連鎖全体にわたって最後のポーチを前方に枢動することにより、垂れ片をポーチの層の下端に巻いて、覆いを閉止できる緊締手段を接近させることができる。図9および図10a〜図10hに示すように、覆いは連鎖の最後のポーチおよび最後から二番目のポーチから形成される。さらに、連鎖の片側での原材料の末端では連鎖に懸吊ループ(図2の30)が組み込まれる。原材料は上から折り畳まれ、ポーチの面にわたって側部継ぎ目の頂部の高さで材料の末端を固定しながら継ぎ目が形成される。これが連鎖式ポーチの片側でループを形成する。水平に取り付けられたロッドがループに挿入され、懸吊並列陳列で連鎖式ポーチシステムを支持する。連鎖式ポーチシステムの容量は、ポーチの前側壁と後側壁との間に組み込まれた仕切り、あるいは積層された仕切りを組み込んで、仕切りの両側にディスクを挿入することにより容易に倍増される。このことは、ディスクの脆弱な表面が相互に傷をつけ合うことを防止する。細いストリップ状のプラスチックフィルムを仕切りの露出部分の境界に熱積層することにより、頂部を露出した仕切りの縁部に沿う補強材を取り付けることができる。
代替の実施態様では、1つまたは複数の連結部分及び/又はポーチに打抜き穴を有する連鎖式ポーチを含み、あるいは、1つまたは複数の連結部分及び/又はポーチに取り付けられたループまたは他の付属品を有する連鎖式ポーチを含む。場合によっては、連鎖式ポーチシステムにおける様々な地点に単一あるいは複数の孔を提供して連鎖式ポーチシステムが仮結合できるのが好ましいことがある。2つの孔をポーチ間の蝶番の隅部付近の上縁部に沿って提供すれば、整列された孔を通してシステムを結合することができる。この仕方で結合する間は、ページング様式が唯一有効な様式となる。孔がポーチ底縁部に沿うと、様式は扇形様式に限定される。これらの例のいずれにおいても、連鎖式ポーチシステムは全ての陳列様式で使用される結合から容易に外すことができ、他の連鎖式ポーチシステムと容易に置換え可能である。一組の単一の孔が各蝶番の上隅部を通して作製され、連鎖式ポーチシステムがこれらの整列された孔を通して結合される場合、半扇形展開様式あるいは半ページング様式が可能となる。これらの様式では、ポーチ前側および後側を含め挿入物は容易に視覚化され、品物はさらに容易に除去可能となり、連鎖式ポーチシステムは主に閉じられたコンパクトな保管構成において維持される。
閉鎖した連鎖式ポーチシステムは、個々の覆い組立体に保管することができる。別の代替実施態様では、一組の連鎖式封筒内の一体型覆いを含む。連鎖式ポーチシステムには折畳み覆いを取り付けることもできる。選択的に、連鎖式ポーチシステムを部分的、あるいは完全に巻くのにその長さが十分となるように連鎖の前縁部あるいは後縁部を延出することにより、覆いを連鎖式ポーチシステムと一体になるように形づくってもよい。緩くした覆いの縁部は、従来の手段、例えば面ファスナー、あるいは半永久的な接着剤またはボタンを使用して、容易に取り付けることができる。図9および図10a〜図10hに示すように、一体型覆いを有する連鎖式ポーチシステムを作製するために、連鎖式ポーチシステムで最後から二番目のポーチを最後のポーチに接合する可撓性連結部分の長さは伸長され、伸長された連結部分が、コンパクトになった連鎖式ポーチシステムの連結部分の側部を巻くことができ、連鎖式ポーチシステムの最後のポーチが第一のポーチ面と接するように巻かれる場合、最後のポーチに取り付けられたポーチあるいは垂れ片の長さが長くなって最終的長さがより長くなるように最後のポーチが寸法され、コンパクトになった連鎖式ポーチシステムの下端を封入するように包まれる場合、長くなった長さ部分の端部またはその付近に第一緊締手段が配置されて、最後から二番目のポーチの後側壁に配置された対応する緊締手段に係合し、このことにより、第一緊締手段が最後のポーチの後側壁で対応する緊締手段と係合すると、コンパクトになった保管システムがコンパクトになった状態で確保される。
任意の連鎖式ポーチシステムにおいて、当技術分野で公知の走査・認識手段が、ポーチに取り付けられた標識あるいは他の識別手段を走査することができ、検査あるいはその挿入物への利用のために対象のポーチの位置決めを行うことができる。次に当技術分野で公知である対象物を処理する手段が、1つまたは複数の挿入された対象物をポーチ区画へと挿入することができ、あるいは、ポーチ区画から除去することができる。連鎖式ポーチシステムの機能性として、以下のものが含まれる。
〔陳列〕
連鎖式ポーチシステム構造により、小容積あるいは小空間の下、大容量で複数の陳列様式において安価な形態の保管構成が可能となり、これは保管された挿入物の迅速な利用を提供する。機能陳列様式は、閉鎖陳列、連続単一陳列、傾斜単一陳列、摺動単一陳列、アコーディオン陳列、扇形陳列、並列陳列、ページング陳列、可逆二倍陳列である。以下に続く機能の記述には、コンパクトディスクを保管するための連鎖式ポーチシステムの実施態様の例を利用する。
〔ディスク運搬〕
コンパクトディスクあるいはフロッピー(登録商標)ディスクをとじ込む者は、組立体全体を輸送することなく輸送するために、連鎖式ポーチシステムから1つまたは複数のディスクを除去することが必要であることに時々気が付くであろう。使用者のために、各ディスクを任意でそれぞれの単一の非連鎖式ポーチ(「輸送ポーチ」)に保管するようにしてあり、また連鎖式ポーチシステムを輸送ポーチの担体として使用するようにしてある。連鎖式ポーチの連鎖を小さくして輸送ポーチとし、これを連鎖式ポーチシステムのポーチへ挿入することもできる。連鎖式ポーチシステムへ挿入された輸送ポーチを使用することにより、連鎖式運搬ポーチの傾斜/扇形特性、押上げ・押下げ/引上げ・引下げ/並列特性、および連続/アコーディオン特性、またページング特性も閲覧特性も維持しながら各ディスクを輸送可能な保護用ポーチが提供される。輸送ポーチを輸送ポーチ区画仕切りと共に使用すると、輸送ポーチの保管容量が倍増され、連鎖式ポーチシステム付属品が備わる。
〔交換可能ページ〕
透明ポーチを使用する際、材料シートをディスクの前にあるポーチへ挿入することができる。これらのシートを使用して、前もって印刷した形式、あるいは使用者が書込み可能な形式に有益な情報を含めることができる。さらに、十分な長さのシートを半分に折り畳んで、シートの半分をポーチの前側へと向け、残りの半分をポーチの後側へと向けてポーチへ挿入することができる。書籍様式あるいはメモ用紙様式では、ページ方向性は垂直でも水平でもどちらでもよい。
〔メモ用紙〕
保管された物品に関連して情報を自分で書き込めることが使用者にとっては時々好ましいことがある。連鎖式ポーチシステムは、好ましい書込み表面を提供するように選択された材料で作製することができる。連鎖式ポーチシステム材料には、作製前に情報を事前印刷することができる。この構成により空白「ページ」または一部印刷されたページが提供され、使用者はページをノートとして使用することができる。メモ用紙の外面は、多様な筆記具用に選択された、消去可能、あるいは任意で消去不可能な材料から作製することができる。要約すれば、ポーチ表面は、事前印刷することができ、消去可能、あるいは消去不可能とすることができ、及び/又は除去可能、あるいは永久的に取り付けられた標識を有することができる。
〔ページ方向性〕
通常の書籍では、ページは正面および裏面に印刷され製本されている。書籍として使用される連鎖式ポーチシステムでは、ポーチの前側および後側が印刷されるページである。ポーチ前側は第一ページとなり、ポーチ後側は第二ページとなる。次ページ(あるいは次のポーチの前側)は連結部分により前ページ(先行のポーチの後側)に結合されている。印刷部分はページを左右にではなく上下にめくって使用するように向けることができ(図6A〜図6C)、または選択的に、ページを左右にめくって使用するように向けることができる。
〔事前印刷表面〕
印刷された情報を含む連鎖式ポーチシステム用に、ポーチの作製前に印刷過程を完了すると都合がよい。連鎖が単一片の構成であれば、原材料は連続的な「原料」シート内にある。この原料シートは終始片面に所望の情報をつけて印刷することができる。上下にページをめくる実施態様では、ポーチは連鎖内の第一のポーチの上前部に印刷欄の頂部線を備えて作製される。初期印刷の方向性およびポーチの配置のため、第一のポーチがめくり上げるものである場合、第一のポーチの後側への印刷は読むのに適した方向になる。同様に、第一のポーチ後側および第二のポーチ前側の印刷欄は連続的で、読むのに適した方向になる。第一のポーチ後側と第二のポーチ前側とからなるこの露出表面全体(さらに任意でそれらの間にある結合・連結部分を含む)は、本の次ページとなる。類似の仕方で、本の任意のページは、閉鎖した連鎖式ポーチシステムを開くことにより迅速に利用することができる。
〔印刷済み表面−容易なページング用に配向されたテキスト〕
選択的に、ページ(ポーチの前側および後側)は、連鎖式ポーチシステムが蝶番を頂部ではなく左側に向けて折り畳まれた位置にあるとき標準の書籍の形式と同様な仕方でページングを行うように、配向して印刷することができる。原材料の印刷は、連続的な仕方で、ただし各ページは部分部分で横に印刷し、水平に配向するページを作るようにさらに行うことができる。
〔重ね合わせたページ/イメージ〕
ポーチ外側に書き込みをする際、情報を挿入物に重ね合わせることが可能である。こうして挿入物は保護され、情報は直接挿入物上にあるかのように読み取ることができるが、さらに情報は個別になっているので、挿入物表面に接触することなく除去可能である。選択的に、挿入物を除去して例えば別のポーチに挿入することができる。最初に書き込みをされたポーチについての情報を、比較のため他の挿入物に重ね合わせることができる。このことは、教員が原本に書き込まずに生徒の用紙を採点する容易な方法を提供する。
〔高性能の連鎖〕
特に恐らく何百あるいは何千もの挿入物を含む長い連鎖では(ただしこれに限定されない)、挿入物あるいは所定のポーチが独自の識別子を含む場合、所定の挿入物の自動化された配置が可能である。例えば、無限ループの扇形部分で読取機を通過するとき、自動読取機がポーチを識別できるように、蝶番部分の上にバーコードラベルを備えておくことができる。同様に、読取機を通過する際に読取りできるバーコードあるいは同様の識別子を挿入物自体へつけておくことができる。後述する保持機構は、有効な位置決めあるいは読取り機構に必要となる厳密に定義された位置での挿入物の保持を可能にする。選択的に、磁気的に符号化されたストリップを連鎖式ポーチシステムに取り付け、あるいは組み込んで、位置識別情報を有するようにコード化することができる。磁気ストリップを挿入物に取り付け、あるいはこれに一体化することもできる。このように、ポーチあるいは挿入物の機械読取り可能な識別子は自動化システムを可能し、そこではオペレータが識別子を特定でき、システムは自動的に所望の挿入物を配置する。処理システムは、挿入物の挿入・除去手段と、任意で、自動位置決めシステムで調整される密封・開封ポーチ口(あるいは、所定のポーチには2つ以上の区画のあるポーチ区画)とを含むこともできる。
〔挿入物保持〕
特にジュークボックス様式では(ただしこれに限定されない)、鎖状ポーチは、一度ポーチへ挿入されるとその位置へ挿入物を固定あるいは保持する特性あるいは機構を有してもよい。このことは、ジュークボックスあるいはループ状様式において反転位置で挿入物を保持するという利点を有する。挿入物を保持する方法は、例えば静電帯電したポーチ材料あるいは軽い接着剤のようなものとすることができ、それらはいずれもポーチの前側壁を後側壁に軽く接着する。同様に、引き合う極がポーチを介して相互に向くポーチ外側表面の磁性材料は、閉鎖する保持力を提供することができる。機械化されたシステムにおける保持容量は、挿入物が元々基準位置に配置されていたならば、除去される挿入物の指標付け位置あるいは公知の開始位置を提供する。挿入物をポーチ内部で保持し、かつ所定の位置で固定するための別の機構は、挿入物に取り付けられた、あるいはこれに一体化した磁化部分と、ポーチ壁に取り付けられた、あるいはこれに一体化した対応する引き合う磁性部分とを使用することになる。
〔回転式トレー〕
回転式トレー様式では、連鎖式ポーチシステムは完全に開いて扇形様式になり、時計回りにあるいは反時計回りに90度回転し、回転台に配置される。連鎖の長さは通常、扇形様式が完全に拡張した場合にポーチの円が形成されるようになる。
〔ポーチの横開き〕
これまで、全ての例に各ポーチの上開きを使用してきたが、ある挿入物に関してはポーチが横開きであるのが望ましい場合もある。例えば、札入れの一部として、連鎖式ポーチシステムのクレジットカードホルダの実施態様では、上開きではなく横開きを備えてさらに上側蝶番と結合したポーチが、別の有益な選択的構成を提供する。
〔個々のポーチの閉止〕
ポーチ口は、例えば、挿入物を除去するためにポーチの切り目を必要とする永久的密封により密封することができ、あるいは、例えばポーチ材料内で形成されるリップを噛合させることにより再密封可能とすることができる。密封されたポーチ口にわたって、あるいはその付近に標識を適用することができる。適用される標識材料の長さを利用して、連鎖式ポーチシステムの合計長さを調節することができる。
〔多重区画ポーチ〕
ポーチの部分部分にわたって継ぎ目を作製し接合することにより(例えばポーチがプラスチック製であればプラスチックの熱溶接により)2つ以上の内部区画を有するポーチを形成することができる。ポーチ内部の区画は、(通常、予備形成された利用のための溝を開くことにより)独自に標識をつけ、利用することができる。
〔ポーチ分配器〕
連鎖式ポーチシステムのポーチに、挿入物を満たし配分する一方で、ベンディングマシンあるいは別の種類の分配装置を使用して、連鎖させ、次に個々にあるいはポーチの群として分配することができる。選択的に、システムのポーチを空で配分し、分配の時点で挿入物を満たすことができる。このような分配は通常、連結部分の切断、さもなければ分断を伴い、この結果、ポーチの所望の数が分配される。公共のディスペンスマシンで使用するには、通常、ポーチは小売り用に印刷あるいは標識付けされる。ディスペンスマシンを個人的に使用するには、通常、ポーチは最小限のテキスト、バーコード、あるいはその他商業的に容認可能な符号化によって印刷あるいは標識付けされる。例えばポーチには、液体、ジェル、あるいは、電解液、エネルギージェル、またはキャンディーバーなどの栄養素を満たすことができる。ポーチの液体およびジェル内容物の使用には、ポーチ口の水密閉止が必要となる。ポーチ口の閉止は、空気に露出することで品質の劣化し得る非液体あるいは非ジェル内容物、例えば乾燥食品、砂糖、塩、香辛料にとっても望ましい。特にポーチの小売分配に、挿入物を容易に取り出せるようにするために、密封されるポーチに切取り用隅部を含めることができる。
〔錠剤の包装および分注〕
ポーチに挿入される品物の数が(通常は医学的理由、あるいは経費上の理由により)非常に重要となる錠剤、小型部品、小型道具、およびその他定形あるいは不定形の小型の対象物を分注する際に使用するために、連鎖式ポーチシステムを作製することができる。このようなシステムは、ポーチにこのような錠剤、小型部品、小型道具等を満たす手段と、ポーチ口密封器とを使用する。充填中、あるいは充填後に、ポーチを「真空包装する」(ポーチ区画の空気を取り出す)ことができる。連鎖式ポーチシステムの実施態様は、薬剤、例えば錠剤、軟膏、栄養補給剤、点滴剤を分注するために作製することができる。点滴剤の実施態様ではポーチは充填後に密封され、当技術分野で公知のホース・フィッティングがポーチに取り付けられるので、点滴管が容易にポーチに結合される。
〔連鎖式ポーチシステムの材料〕
連鎖式ポーチシステムは透明、半透明、あるいは不透明な材料から作製することができ、通常は、挿入物の重量、形状、および取扱いに適した特徴を有するプラスチックから作製される。材料が半透明、あるいは不透明の場合、ポーチあるいは連結部分領域に透明の窓を含めることができる。連鎖式ポーチシステムは、紙あるいはその他の可撓性材料から作製することもできる。また、連鎖式ポーチシステムは、打抜きされた蝶番と補助的蝶番を付けて予め折り畳まれた個々のポーチとを備えて、また、折り畳まれて接着されたポーチと適用された蝶番とを備えて、一体化され、あるいは粘着テープで作成された蝶番を備えて、可撓性蝶番のマチを備えて、剛性蝶番マチを備えて、さらに、多様な高さの側部継ぎ目を備えて、あるいは備えずに構成することができる。側部継ぎ目の長さはポーチ・リップの辺りで露出される挿入物の量を確定し、挿入物によっては露出に好ましい量が変化し得る。仕切りを内蔵させて連鎖式ポーチシステムを構築することもできる。ある脆弱な挿入物では、所定のポーチの前側壁と後側壁との間に、あるいは全ての鎖状ポーチ内に永久的に取り付けられた仕切りを有するのが望ましい場合がある。例えば好適な材料から作製されたこのような固定器具は、コンパクトディスクが外表に保管されていた場合、除去あるいは挿入中、傷がつくのを防止することができる。このことにより、各ポーチ内では保護された二倍保管が可能となる。
〔外側ポケット〕
通常、主要ポーチ(連結部分が取り付けられたポーチ)の前側壁あるいは後側壁になるように主要ポーチを作製する材料である、同一あるいは類似のプラスチック材料の区域を熱溶接することにより、任意の数のポーチの外側表面に、密封された、あるいは開口ポケット口を有する、1つまたは複数のポケットを適用することができる。外側ポケットを使用して、標識または識別子を保持することができ、あるいはポーチ挿入物を満たすのに好ましい、平坦で薄い構成のその他の対象物を保持することができる。これらの外側ポケットの閲覧は直接ページング様式を使用することになり、あるいはポケットは、扇形、アコーディオン、あるいは並列閲覧様式において透明あるいは不連続な蝶番を通して可視となることができる。または、第一のポーチの前表面に適合された外側ポケットに挿入を行う場合、挿入物が平坦で薄い構成である必要はない。例えば、ペンを正面ポーチの外側ポケットに含めることができる。1つまたは複数の予備ポケットを備えて作製されたポーチは、ポーチ区画の内側境界壁を外側壁よりも容易に破裂できる場合、特別な実用性を有する。「予備ポケットのついたポーチ」の一実施態様は、液体を満たして密封された主要ポーチと、主要ポーチの物質と混合されるべき第二物質を含む第二外側密封ポーチとを有するものである。外側ポケットが加圧されると、主要ポーチに隣接する外側ポーチの部分で壁の欠陥部分あるいは他の手段の破裂が起こり、このことにより外側ポーチの内容物の主要ポーチへの通過が可能となる。混合は手動で行われ、分配用に封筒の隅部を引きはがすことができる。この実施態様は、接着剤とマスチック、例えばエポキシ接着剤との混合にとって有用である。別の実施態様では、食用調味料の混合、例えば主要ポーチにケチャップ、外側ポーチにホットソース、あるいは主要ポーチにマヨネーズ、外側ポーチにマスタードが可能である。
〔鎖状の連鎖〕
所定の鎖状ポーチの挿入物は、それ自体別の連鎖式ポーチとなってもよい。この構成により、所定のポーチ内部での保管方法における物品のさらなる区別が可能となる。挿入された連鎖が保持ポーチの内側に取り付けられていると、挿入されたポーチの閲覧は並列閲覧様式に限定されることになる。挿入された連鎖式ポーチシステムが取り付けられなければ、任意の様式での閲覧用に除去することができよう。保持連鎖式ポーチシステムは、こうして挿入された連鎖式ポーチの担体となる。
〔ポーチ寸法の変容〕
鎖状ポーチの寸法を調整すると、多数の対象物を保持し、陳列して保管するように連鎖式ポーチシステムが適合される。ポーチは、8.5”×11”の紙を垂直あるいは縦位置で保持するように寸法することができる。全ての閲覧様式がなお可能である。特に有用なのは、紙を通じて読むめくり上げページング様式である。ポーチは、ファイル棚にあるときのようにファイルフォルダを横に保持するように寸法することができる。この構成は扇形位置において特に有用となる。この方法において、これは現在使用されている既存の拡張ファイルと同様である。連鎖式ポーチシステムは、拡張可能なファイルにおけるように、単一の閲覧様式に限定されるものではない。ページング様式、アコーディオン様式および並列様式もまた有効である。
医療用および歯科用X線は、これらの集合内で配置するには骨の折れるものである。連鎖式ポーチシステムは様々な寸法のX線フィルムを保持するような寸法にすることができる。アコーディオン様式、扇形様式、ページング様式、並列様式は、その識別標識に基づいて所定のX線を見つけるのにすべて有効である。特に透明ポーチを使用するさらなる利点は、X線フィルムが未だポーチにある間、迅速な閲覧用に強い光線を透すことができることである。連鎖の中に連鎖があることは、X線に関して、X線の様々なサブセットを分類し保管するのに有益である。同様な仕方において、任意の平坦で薄い透明なものを連鎖式ポーチシステムで保管することができ、透視法によりポーチから除去せずに閲覧ができる。別の例では投影スライドを含む。好適に寸法された連鎖式透明ポーチでは、35mmのスライドを小型ポーチでコンパクトに個々に保管し、あるいは, 大型ポーチで担体に群で保管し、その識別子を介して迅速に配置し、透視法によりポーチから除去せずに閲覧することができる。鎖状ポーチの寸法のさらなる変容では、財布の構成要素としてクレジットカード、名刺、写真、領収書、割引券等を保持し、迅速に陳列するのが有用であろう。同様に、適切に寸法されたポーチは、薄く平坦な収集品あるいは記念品の全ての方式の保管および陳列に使用することができる。例えば写真、レシピ、漫画本、スポーツカードあるいは同様の収集カード、雑誌、新聞、あるいはそれらの切り抜き、切手、ディスプレイカードの硬貨は、連鎖式ポーチが提供する付加された保護、保管容量、識別および取出しの容易さ、および閲覧様式によって益を得る。
〔標識〕
標識は識別子として、及び/又は、開封、あるいはその他の使用のためのポーチ方向性のため、直接個々のポーチに適用することができる。標識は事前印刷することができ、書込み可能あるいは消去可能であってもよい。標識をポーチに適用することにより、ポーチに損傷を与えることなくその挿入物が識別される。識別は、例えばポーチの縁部の色により色分けされていてもよい。ポーチあるいはポーチ内容物の識別に使用するため、様々な場所に、あるいはポーチに連続的に、バーコードを配置することができる。ポーチは、ポーチ材料あるいは連結部分材料の押し出し加工あるいは陥凹により、ブライユ点字法あるいはその他の符号化方法で、標識をつけることができる。標識付けは、強化材または側部継ぎ目材料で、あるいはポーチに直接、永久的または除去可能に行うことができる。
〔強化材〕
連鎖式ポーチシステムは、ポーチ前側から後側にかけての強化材で、あるいは、側部継ぎ目の一部またはその高さいっぱい折り重ねた強化材で構成することができる。例えばポーチに大きな塊が挿入された連鎖式ポーチシステムでは、連結部分に可撓性強化材を使用することができる。
〔ポーチ特質〕
連鎖式ポーチシステムは、ポーチの寸法および形状、ポーチを構成する材料を様々に構築することができ、例えばフィルム、スライド、文書、音楽ディスク、ビデオディスク、記憶モジュール、患者記録などの平面的挿入物、あるいは、錠剤、小型部品、または小型道具など非平面的挿入物をより適切に収容することができる。
上述した保管システムは、目的物が平面的であれ非平面的であれ、固体であれ液体であれ、多種多様な挿入物での使用に適し、保管される挿入物の改良型識別、取出し、あるいは分配に向けられた使用など、多種多様な最終使用に適した非常に汎用的な製品である。一方で、本発明のあらゆる実施態様は、構造あるいは用途に関わらず、共通する特別な技術的特性、すなわち(1)2つ以上のポーチが、(2)可撓性連結部分によりポーチ・リップとポーチ・リップとを合わせて連続して接合されており、(3)接合された組のポーチの取り扱いができるように各連結部分が伸縮する、という特性を有する(段落番号〔0007〕、〔0008〕、および上記の他の場所で定義したように、「取り扱い」という語は、閉鎖様式、ページング様式、傾斜/扇形様式、アコーディオン様式、並列様式、押下げ様式、逆並列様式、引上げ様式である連鎖式ポーチの陳列および利用を含む)。これら3つの特別な技術的特性は、発明に一貫性をもたらす。
ポーチ間の連結部分を示している断面を含む連鎖式ポーチの構成を示す。 構成、側部継ぎ目、蝶番、懸吊ループ、閉止垂れ片を示している斜視図を示す。 閉鎖した連鎖式ポーチシステムを示す。 単一のディスクアコーディオン陳列の斜視図を示す。 アコーディオン陳列様式の斜視図を示す。 閉鎖した連鎖式ポーチシステムを示す。 傾斜様式陳列の鎖状の第一のポーチを示す。 連続ポーチにより継続して扇形陳列になる傾斜を示す。 鎖状の最終ディスクまで完了している扇形展開を示す。 閉鎖した連鎖を裏面を露出して示す。 逆方向への扇形展開を連鎖の裏面が見えるように示す。 扇形陳列を示す。 引上げ陳列あるいは単一並列様式を示す。 垂直に懸垂された並列陳列様式を示す。 閉鎖位置から開始する垂直ページングを示す。 垂直に途中までめくられたページを示す。 垂直に完全にめくられたページを示す。 水平軸のページング様式、あるいは書籍ページング様式を示す。 懸垂された並列陳列様式を示す。 垂直にページングされた鎖状下端ポーチを示す。 垂直に懸垂された並列陳列の、閉鎖位置へと摺動された4つの下端ディスクを示す。 垂直にページングされているが陳列の残りを並列様式で維持する4つのディスクの層を示す。 平坦な4つの下端ディスクを閉鎖して横にした並列陳列を示す。 垂直にページングされたディスクの層を示す。 並列陳列様式を示す。 懸垂された並列陳列を垂直な軸の周りで部分的に回転したものを示す。 ディスクに面する後側が見えるように、垂直な軸の周りで連鎖をさらに回転したものを示す。 懸垂された並列陳列を完全に転換したものを示し、これは陳列の背面図である。 閉鎖する連鎖を背面図で示す。 閉鎖した連鎖を後側の一番上になるディスクが見えるように示す。 並列陳列を開始する後部のポーチを持ち上げたところを示す。 並列陳列が完了してディスクが完全に利用できるものを示す。 閉鎖した連鎖式ポーチシステムの背面図を示す。 一体型覆いを有する連鎖式ポーチの横断面図を示す。 閉鎖して覆われた連鎖を示す。 覆いの閉止が開錠されたものを示す。 閉鎖した連鎖の展開された垂れ片と、覆いを取った下端とを示す。 前側覆いを開き、連鎖の最初のディスクを露出して示す。 前側覆いを半分開き、半分閉じたものを示す。 前側覆いを部分的に開いた位置で示す。 前側覆いを完全に開いた陳列様式のものを示す。
符号の説明
10 ポーチの前側壁
11 前側壁の蝶番部分
12 ポーチの後側壁
13 後側壁の蝶番部分
14 側部継ぎ目
16 蝶番(折り目)A
18 蝶番(折り目)B
20=10
22=12
26 蝶番(折り目)C
30 ループ
34 ループ継ぎ目
40 垂れ片
42 垂れ片蝶番
44 緊締手段の垂れ片部分
48 緊締手段のポーチ部分
52 封筒を覆う連結部での伸張ポーチ壁高さ
60 覆い封筒
100 第一のポーチ
151 第一のポーチへの挿入物
152 第二のポーチへの挿入物
153 第三のポーチへの挿入物
200 第二のポーチ
300 第三のポーチ

Claims (20)

  1. 可撓性連結部分によりポーチ・リップとポーチ・リップとを合わせて連続して接合された2つ以上のポーチを含み、接合された組のポーチの取り扱いができるように各連結部分が伸縮する保管システム。
  2. ポーチが直線的かつ平面的である、請求項1記載の保管システム。
  3. 保管システムが透明素材の、請求項1記載の保管システム。
  4. ポーチの継ぎ目が、ポーチの材料の側部および底部の余白を熱溶接することにより作られる、請求項1記載の保管システム。
  5. 保管システムが、可撓性材料の連続する一様なシートから作製される、請求項4記載の保管システム。
  6. 保管システムが、可撓性材料の連続する一様なシートから作製され、ポーチが直線的かつ平面的である、請求項1記載の保管システム。
  7. 保管システムが、可撓性透明材料の連続する一様なシートから作製され、ポーチが直線的かつ平面的である、請求項1記載の保管システム。
  8. 最後のポーチが保管システムを懸吊するための手段を取付け済みである、請求項1記載の保管システム。
  9. 保管システムを懸吊するための手段が、最後のポーチの後側壁を形成し最後のポーチ・リップの上方に延びているポーチ材料の打抜きされた垂れ片である、請求項8記載の保管システム。
  10. 保管システムを懸吊するための手段が、最後のポーチの後側壁に取付けられた、あるいは任意で、最後のポーチの後側壁を形成し最後のポーチ・リップの上方に延びているポーチ材料の垂れ片に取り付けられたループである、請求項8記載の保管システム。
  11. 最後から二番目のポーチを最後のポーチに接合する可撓性連結部分の長さは伸長され、伸長された連結部分が、コンパクトになった保管システムの連結部分の側部を巻くことができ、保管システムの最後のポーチが第一のポーチ面と接するように巻かれる場合、ポーチに取り付けられたポーチあるいは垂れ片の長さが長くなって最終的長さがより長くなるように最後のポーチが寸法され、コンパクトになった保管システムの下端を封入するように包まれる場合、長くなった長さ部分の端部またはその付近に第一緊締手段が配置されて、最後から二番目のポーチの後側壁に配置された対応する緊締手段に係合し、このことにより、第一緊締手段が最後のポーチの後側壁で対応する緊締手段と係合すると、コンパクトになった保管システムがコンパクトになった状態で確保される、請求項1記載の保管システム。
  12. 連結部分は、緯度の方向に折り目がついているとともに、この連結部分が接合するポーチ・リップ間のほぼ中間点にある、請求項1記載の保管システム。
  13. 取扱いが、閉鎖様式、ページング様式、傾斜/扇形様式、アコーディオン様式、並列様式、押下げ様式、逆並列様式、引上げ様式を含む群から選択される、請求項1記載の保管システム。
  14. ポーチに仕切りが挿入されている、請求項1記載の保管システム。
  15. ポーチに付加的継ぎ目が作製され、この継ぎ目が側部および/または底部の継ぎ目を接合してポーチに一体化した区画を形成する、請求項1記載の保管システム。
  16. 1つまたは複数のポーチが、フィルム、スライド、文書、音楽ディスク、ビデオディスク、記憶モジュール、患者記録を含む群から選択された平面的記録物用の寸法とされる、請求項1記載の保管システム。
  17. ポーチ口が密封され、挿入物が、液体、ジェル、粉末、および空気に露出すると品質の劣化する物質を含む群から選択される、請求項1記載の保管システム。
  18. 外側ポケットがポーチのうちの1つまたは複数に作製される、請求項1記載の保管システム。
  19. 可撓性連結部分によりポーチ・リップとポーチ・リップとを合わせて連続して接合された2つ以上のポーチを含み、接合された組のポーチの取扱いができるように各連結部分が伸縮し、システムが小売用ディスペンサで使用するようになっている保管システム。
  20. 可撓性連結部分によりポーチ・リップとポーチ・リップとを合わせて連続して接合された2つ以上のポーチを含み、接合された組のポーチの取扱いができるように各連結部分が伸縮し、システムが錠剤、軟膏、栄養補給剤、点滴剤を含む群から選択された薬剤を分注するようになっている保管システム。
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