JP2006511023A - 光記録担体の情報層にマークを記録する方法及び記録装置 - Google Patents

光記録担体の情報層にマークを記録する方法及び記録装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、2T書き込み戦略が利用される、記録担体の情報層にマークを記録する方法に関する。本発明は更に、前記方法を実行することが可能な記録装置に関する。本発明は、2T書き込み戦略における利用のために、記録されるべき記録担体用に特に調整された書き込みパラメータが利用可能でない場合に、マークを前記情報層にどのように記録するかという問題に対する解決方法を提供する。

Description

本発明は、記録担体の情報層に、パルス状の放射ビームによって前記情報層を照射することによりマークを記録する方法であって、前記情報層は結晶相と非結晶相との間で可逆変化可能な相を持ち、nTの時間長を持つ偶数マークが、n/2個のパルスから成るシーケンスによって書き込まれ、ここでnは4、6、8又は10に等しい整数値を表し、Tは基準クロックの1周期の長さを表し、nTの時間長を持つ奇数マークが、(n−1)/2個のパルスから成るシーケンスによって書き込まれ、ここでnは5、7、9又は11に等しい整数値を表す方法に関する。
本発明はまた、上述の方法を実行することが可能な、記録担体の情報層にマークを記録する記録装置であって、前記記録担体は、結晶相と非結晶相との間で可逆変化可能な相を持つ情報層を有する記録装置に関する。
結晶相と非結晶相との間で可逆変化可能な相を持つ情報層は、一般に相変化層として知られている。かような相変化層はしばしば、例えば再書き込み可能なCD(CD-ReWritable、CD-RW)ディスクのような再書き込み可能なタイプの光記録担体において利用される。光信号の記録動作は、放射ビームの照射条件を変化させることにより、前記層上の記録物質が、非結晶相と結晶相との間を可逆的に相変化させられるような方法で実行され、これにより前記信号を前記相変化層に記録する。一方前記記録された信号の再生動作は、前記相変化層の非結晶相と結晶相との間の光学特性の相違を検出することにより実行され、これにより前記信号を再生する。かような相変化層は、前記放射ビームのパワーを書き込みパワーレベルと消去パワーレベルとの間で変調させることにより、情報が記録及び消去されることを可能とする。
記録担体の相変化層に情報を記録するための前文による方法は、米国特許US5,732,062より知られている。マークは、書き込みパワーレベルを持ち、パルス間ではバイアスパワーレベルを持つ、パルスのシーケンスによって記録される。記録されたマーク間の、以前に記録されたマークは、パルスのシーケンスの間に消去パワーレベルを適用することにより消去され、かくして本方法が直接上書き(DOW)モードで利用されることを可能としている。該モードは、記録されるべき情報を記録担体の情報層に記録し、同時に前記情報層に以前に記録された情報を消去するモードである。
nTの時間長を持つマークを書き込むためのパルスのシーケンスは、nが偶数の整数である場合には(n/2)個のパルスから成り(これらのマークを偶数マークと呼ぶ)、nが奇数の整数である場合には前記シーケンスは(n−1)/2個のパルスから成る(これらのマークを奇数マークと呼ぶ)。1つのパルスは基準クロックの2サイクル毎に生成されるため、マークを記録する本方法はしばしば2T書き込み戦略(write strategy)と呼ばれる。当該方法は、例えばマークが(n−1)個のパルスのシーケンスにより書き込まれる米国特許US5,732,062に記載された方法のような、基準クロック毎にパルスが生成される、マークを記録する知られた方法とは対照的である。後者の方法は、しばしば1T書き込み戦略と呼ばれる。
2T書き込み戦略において、共に同一の数のパルスによって書き込まれた奇数マークを偶数マークから区別するために、パルスのシーケンス中のパルスとパルス間のギャップとのパターン、即ちパルス列の形状が、奇数T長マークと偶数T長マークとで形状を異にする。奇数マークを書き込むためのパルス列の当該形状は、例えばパルスのシーケンス中の1以上のパルスの継続時間において、又はパルスのシーケンス中のパルス間の1以上のギャップの継続時間において、偶数マークを書き込むためのパルス列の形状とは異なる。
かような2T書き込み戦略は、「Ultra-Speed Compact Disc Rewritable」仕様書(「Recordable Compact Disc Systems, Part III: CD-RW、Volume 3: Ultra-Speed, Version 1.0」)に規定されている。ここでは、偶数及び奇数並びに別個に規定された3Tマーク長に分割された書き込み戦略が規定されている。偶数マークは、n/2個のパルスのシーケンスを適用することにより書き込まれる。偶数マークを書き込むためのシーケンス中の最初のパルスは、EFM信号の開始の1Tだけ後において、基準クロックのクロック端において開始する。偶数マークを書き込むためのシーケンス中の最後のパルスはTpの継続時間を持ち、Tcの継続時間を持つ冷却ギャップにより後続される。奇数マークは、(n−1)/2個のパルスのシーケンスを適用することにより書き込まれる。奇数マークを書き込むためのシーケンスの最初のパルスもまた、EFM信号の開始の1Tだけ後において、基準クロックのクロック端において開始する。奇数マークを書き込むためのシーケンス中の最後のパルスはTp+Δ1の継続時間を持ち、Tc+Δ2の継続時間を持つ冷却ギャップにより後続される。更に、奇数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに先行するギャップは、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに先行するギャップよりも、期間Δ1だけ長い。上述の「Ultra-speed Compact Disc Rewritable」仕様によれば、各シーケンスの最後のパルスの前の、パルスのシーケンス中の全てのパルスは、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスの継続時間、即ち継続時間Tpに等しい継続時間を持つことに留意されたい。
3Tの時間長を持つマークは、単一のパルス及び続く冷却ギャップによって書き込まれる。前記単一のパルスはTp+Δ3の継続時間を持ち、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最初のパルスの開始に対してΔT3だけ遅延させられる。前記単一のパルスの後の冷却ギャップは、Tc+Δ4の継続時間を持つ。
パルスのシーケンス中のパルスのパワーレベルは書き込みパワーレベル(Pw)と呼ばれ、一方シーケンス中のパルス間のパワーレベルはバイアスパワーレベル(Pb)と呼ばれる。更に、パルスの各シーケンス間のパワーレベルは、消去パワーレベル(Pe)と呼ばれる。
記録されたマークが優れた品質のものとなるためには、即ち所定の値より低いジッタを持つためには、2T書き込み戦略のための書き込みパラメータ(Tp、Tc、Δ1、Δ2、Tp+Δ3=T3、ΔT3、及びTc+Δ4=TC3)は少なくとも、前記「Ultra-Speed Compact Disc Rewritable」仕様において規定された所定の範囲内であるべきである。しかしながら、これらの書き込みパラメータのための実際の値は、記録担体の特定のタイプ及び製造者に大きく依存する。
以前に利用されていた1T書き込み戦略については、該戦略の書き込みパラメータの最適値が、各個別の記録担体に予め記録されていた。情報を記録する前に、これらの最適値が記録装置によって記録担体から読み取られ、前記記録装置において適切な1T書き込み戦略を設定するために利用された。しかしながら現在の2T書き込み戦略については、該戦略の書き込みパラメータの最適値は記録担体に予め記録されていない。その代わりに、記録装置が、記録担体上の媒体識別子から、前記記録担体の製造者及び媒体タイプを決定する必要がある。記録担体が前記記録担体に挿入されたときに、前記記録担体は、該記録担体の媒体識別子によって識別され、書き込みパラメータの適切な設定が、該記録装置自体に配置されたルックアップテーブルから選択される。かようなルックアップテーブルはディスクドライブの製造者によって提供され、該ドライブの製造者に知られた記録担体の各個別のタイプについての書き込みパラメータの最適な設定を含む。新たな記録担体が売り出されたときには、前記記録装置中のルックアップテーブルは更新されるべきである。
しかしながら、記録装置に前記記録装置よって識別されることができない記録担体が挿入された場合、又は書き込みパラメータの設定がルックアップテーブルにおいて利用可能でない場合、該記録装置は該記録担体に情報を記録することができない。なぜなら、該記録装置は適切な2T書き込み戦略を設定することができないからである。
本発明の目的は、最初のパラグラフに記載された種類の方法及び記録装置であって、前記記録担体が識別されることができない場合であっても、又は書き込みパラメータの設定が利用可能でない場合であっても、優れた品質の記録されたマーク(即ち、所定の範囲内のジッタを持つ)に帰着する方法及び記録装置を提供することにある。
本目的は、請求項1に記載の方法及び請求項7に記載の記録装置を提供することにより達成される。ここでは、期間Δ1p、Δ1g及びΔ2の合計が、0.7T乃至1.1Tの範囲内である。mT偶数マークを書き込むためのシーケンスが1Tに近い継続時間を持つ全体の期間だけ延長される場合に、(m+1)T奇数マークを書き込むための優れたシーケンスが得られるであろう。このことは、期間Δ1p、Δ1g及びΔ2を、これらの合計が0.7T乃至1.1Tの範囲内となるように設定することにより実現される。
上述の「Ultra-speed Compact Disc Rewritable」仕様によれば、期間Δ1pとΔ1gとは等しい継続時間(Δ1と示される)を持つことに留意されたい。しかしながら、これらの期間が等しくない継続時間を持つことを許容することにより、優れた品質のマークが得られるように2つの書き込みパラメータが最適化されることができる、より柔軟な書き込み戦略が得られる。
本発明の実施例においては、期間Δ1pとΔ1gとの合計は、0.25T乃至0.75Tの範囲内である。期間Δ1pが長すぎる場合、パルスのシーケンス中の最後のパルスが記録担体における過度の熱を引き起こし、書き込まれているマークの末端の近くにおいて再結晶化効果(即ち非結晶エリアの再結晶化)に帰着し、続いて短すぎる記録されたマークに帰着する。期間Δ1gが長すぎる場合には、過度な冷却によって引き起こされる不規則な幅(即ち、例えばディスク型の記録担体上の径方向のような、走査方向に垂直な方向における形状)を持つマークに帰着する。優れた品質のマークは、期間Δ1pとΔ1gとの合計が0.25T乃至0.75Tの範囲内である場合に得られるであろう。
本発明の好適な実施例においては、期間Δ1pは期間Δ1gに略等しい。期間Δ1pと期間Δ1gとが略等しい継続時間のものとなるように選択された場合には、パルスのシーケンス中の延長された最後のパルスによって引き起こされる付加的な熱が、シーケンス中の最後のパルスの前の延長されたギャップによって、特に良く均衡したものとなるであろう。特に優れた品質のマークが、書き込まれているマークの末端におけるかなりの再結晶を伴うことなく、及び書き込まれているマークの幅のかなりの不規則性を伴うことなく得られる。
本発明の実施例においては、3Tの時間長を持つマークが、単一のパルス及び続く冷却ギャップによって書き込まれる。3Tマークを書き込むための当該シーケンスが、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の単一のパルスとそれに続く冷却ギャップとの継続時間に比べて1Tに近い継続時間を持つ時間だけ延長される場合、3Tマークを書き込むための優れたシーケンスが得られるであろう。このことは、前記単一のパルスが、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスよりも期間Δ3だけ長く、且つ続く冷却ギャップが、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに後続する冷却ギャップよりも期間Δ4だけ長く、期間Δ3とΔ4との合計が0.7T乃至1.1Tの範囲内である場合に実現される。
本発明の好適な実施例においては、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスの継続時間(Tp)が略7.2nsに等しく、期間Δ1pは2/8Tに略等しい継続時間を持ち、期間Δ1gが2/8Tに略等しい継続時間を持ち、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに後続する冷却ギャップの継続時間(Tc)が5/8Tに略等しく、期間Δ2が3/8Tに略等しい継続時間を持ち、期間Δ3が7/8T−7.2ns(16倍速において3/8Tに等しい)に略等しい継続時間を持ち、期間Δ4が5/8Tに略等しい継続時間を持つように、2T書き込み戦略のための書き込みパラメータについての値が選択される。書き込みパラメータ設定の当該選択により、殆どの記録担体に優れた品質のマークが記録される。このことは、16倍速で、即ちCD-ReWritable仕様による標準的な記録速度の16倍でUltra-Speed CD-RWディスクに対して記録が実行される場合に、特に成り立つ。ここでは、Ultra-Speed CD-RWディスクが24倍速のような、16倍速よりも速い最大記録速度を持つように規定された場合であっても、優れた品質のマークが得られる。
基準クロックの期間の開始に対する、3Tの時間長を持つマークを書き込むための単一のパルスの開始が、基準クロックの期間の開始に対する、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最初のパルスの開始に対応する場合、記録されたマークの品質の更なる改善が得られる。
本発明の目的は代替として、記録担体を識別するように動作可能な識別ユニットと、前記記録担体の識別に基づいて書き込みパラメータの設定の集合から書き込みパラメータの設定を選択するように動作可能な選択ユニットとを有する、請求項8に記載の記録装置によって達成される。記録担体が前記記録装置に挿入されたとき、前記記録担体は前記識別ユニットによって(例えば該媒体の媒体識別子によって)識別され、書き込みパラメータの設定の集合から書き込みパラメータの適切な設定が前記選択ユニットによって選択される。書き込みパラメータの設定の集合は例えば、前記記録装置自体に設けられたルックアップテーブルに保存されても良い。前記選択ユニットはここでは、書き込みパルスのシーケンスを供給するように動作可能な制御ユニットに、前記書き込みパラメータの適切な設定を供給する。しかしながら、前記識別ユニットが前記記録担体を識別することができない場合、又は例えば当該記録担体についてのかような設定が前記ルックアップテーブルに保存されていなかったために、前記選択ユニットが前記書き込みパラメータの設定の集合から書き込みパラメータの適切な設定を選択することができない場合、前記選択ユニットは、前記制御ユニットが本発明によるいずれかの方法によるパルスのシーケンスを供給するような書き込みパラメータの設定を前記制御ユニットに供給する。これらの設定を利用して、前記記録担体が識別されることができない場合、又は特定の書き込みパラメータの設定が利用可能でない場合であっても、前記記録装置は前記記録担体に情報を記録することが可能となる。
本発明のこれらの及び他の目的、特徴及び利点は、添付する図において示されるような、本発明の実施例のより具体的な以下の説明から明らかとなるであろう。
図1A及び2Aは、ディジタルデータ信号104及び105を時間の関数として示す。これらのディジタルデータ信号の値は、記録担体30の情報層301(図5を参照)に記録されるべきマークの長さを表す。縦の点線は、前記データ信号に関連する基準クロック信号における遷移を示す。当該基準クロックの1周期は、チャネルビット周期とも呼ばれ、Tによって示される。図1Aは、4Tマーク、即ち基準クロックの4周期の継続時間の書き込み速度倍に略等しい長さを持つマークとして記録されるべき、ディジタルデータ信号104を示す。図2Aは、5Tマーク、即ち基準クロックの5周期の継続時間の書き込み速度倍に略等しい長さを持つマークとして記録されるべき、ディジタルデータ信号105を示す。
図1B及び2Bは、ディジタルデータ信号104及び105に関連する制御信号204及び205を示す。これらの制御信号は、放射ビームのパワーを制御するために利用される。ここで、前記放射ビームのパワーは、前記制御信号の対応するレベルに比例すると仮定する。マークは、書き込みパワーレベルPwを持ち、パルス間においてはバイアスパワーレベルPbを持つ、パルスのシーケンスによって記録される。記録されているマーク間の以前に記録されたマークは、消去パワーレベルPeを適用することにより消去される。
4Tの時間長を持つマーク、及び5Tの時間長を持つマークが、2T書き込み戦略によって記録されるべき場合、両方のマークとも、2つのパルスから成るパルスのシーケンスにより記録される。図1Bは、4Tマークを記録するための制御信号204を示し、一方図2Bは、5Tマークを記録するための制御信号205を示す。両方のマークとも2つのパルスから成るシーケンスによって記録される。しかしながら5Tマークを記録するための制御信号205において、4T信号を記録するための制御信号204に比べて、前記シーケンス中の最後のパルスが期間Δ1pだけ延長され(従って該パルスの継続時間はTp+Δ1pとなる)、前記最後のパルスに先行するギャップが期間Δ1gだけ伸張され、前記最後のパルスに後続する冷却ギャップが期間Δ2だけ延長され(従って該ギャップの継続時間はTc+Δ2となる)、期間Δ1g、Δ1p及びΔ2の合計が0.7T乃至1.1Tの範囲内である場合に、5Tマークのための適切なマーク長が得られる。好適な実施例においては、期間Δ1gとΔ1pとの合計は0.25乃至0.75Tの範囲内である。
図3Aは、4T乃至11Tの範囲で記録されるべきマークを表すディジタルデータ信号100を模式的に示す。図3Bは、偶数マーク即ち4T、6T、8T及び10Tマークを記録するための対応する制御信号110を模式的に示す。一方図3Cは、奇数マーク即ち5T、7T、9T及び11Tマークを記録するための対応する制御信号111を模式的に示す。2T書き込み戦略が利用されるため、nTの時間長を持つ偶数マークは、n/2個のパルスによって記録され、nTの時間長を持つ奇数マークは、(n−1)/2個のパルスによって記録される。このことは、2個のパルスから成るシーケンスによって記録される4T偶数マーク及び5T奇数マーク、3個のパルスから成るシーケンスによって記録される6T偶数マーク及び7T奇数マーク、4個のパルスから成るシーケンスによって記録される8T偶数マーク及び9T奇数マーク、並びに5個のパルスから成るシーケンスによって記録される10T偶数マーク及び11T奇数マークに帰着する。前記偶数マーク及び前記奇数マークの両方について優れた品質の記録されたマーク(即ち、所定の範囲内のジッタを持つ)を得るために、前記奇数マークを記録するためのパルスのシーケンスは、奇数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスが、継続時間Tpを持つ偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスよりもΔ1pだけ長く、奇数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに先行するギャップが、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンスにおける最後のパルスに先行するギャップよりもΔ1gだけ長く、奇数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに後続する冷却ギャップが、継続時間Tcを持つ偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに後続する冷却パルスよりもΔ2だけ長く、Δ1p、Δ1g及びΔ2の合計が0.7T乃至1.1Tの範囲内であるように調節される。
本発明の実施例によれば、書き込みパラメータTp、Tc、Δ1g、Δ1p及びΔ2の値の優れた選択は、Tp=7.2ns、Tc=5/8T、Δ1g=2/8T、Δ1p=2/8T、Δ2=3/8Tである。
図4Aは、3Tマークとして記録されるべきディジタルデータ信号103を示す。3Tマークは、CDシステムにおいて良く知られたEFM(Eight-to-Fourteen Modulation)符号化方式が利用される場合、記録されるべき最も短いマーク長である。参照のため、図4B(図3Bに対応する)は、偶数マークを記録するための制御信号110を模式的に示す。図4Cは、第1の実施例によるディジタルデータ信号103に関連する制御信号203を示す。本実施例によれば、3Tの時間長を持つマークは、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスよりも期間Δ3だけ長い単一のパルス(従って該パルスの継続時間はTp+Δ3となる)と、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに後続する冷却ギャップよりも期間Δ4だけ長い後続する冷却ギャップ(従って該冷却ギャップの継続時間はTc+Δ4となる)によって書き込まれ、ここで期間Δ3とΔ4との合計は0.7T乃至1.1Tの範囲内である。
3Tの時間長を持つマークを書き込むための単一のパルスの開始は、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最初のパルスの開始に対して、期間ΔT3だけ遅延させられる。図4Dは、第2の実施例によるディジタルデータ信号103に関連する制御信号213を示す。本実施例においては、遅延期間ΔT3は略ゼロに等しい。そのため、基準クロックの期間の開始に対する、3Tの時間長を持つマークを書き込むための単一のパルスの開始は、基準クロックの期間の開始に対する、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最初のパルスの開始に対応する。
本発明の実施例によれば、書き込みパラメータΔ3及びΔ4の値についての優れた選択は、Δ3=7/8T−7.2ns及びΔ4=5/8Tである。
期間Δ1gとΔ1pとは異なる継続時間を持っても良いことは留意されたい。しかしながら、本発明の実施例によれば、これら期間は代替として略等しい継続時間(Δ1g=Δ1p=Δ1)を持つ。このことは、前記記録装置における単純化された電子回路を可能とする。更に、奇数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスを除く、偶数マーク及び奇数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の全てのパルスが、等しい継続時間Tpを持っても良く、このこともまた前記記録装置における単純化された電子回路を可能とする。
図5は、ディスク型記録担体30の情報層301にマークを記録するための、本発明による記録装置の実施例を示す。情報層301は所謂相変化型のものである。即ち該層は、結晶相と非結晶相との間で可逆変化可能な相を持つ。前記記録担体は、モータ34によって該担体の中心のまわりに回転させられる。例えばレーザ光源のような放射源31により放射ビームが生成され、レンズ33によって前記情報層にフォーカスされる。
放射源31によって生成される放射ビーム32のパワーは、制御ユニット62によって供給される制御信号Sによって制御される。ここで、放射ビーム32のパワーは、制御信号Sの対応するレベルに比例すると仮定される。かような制御信号Sの例は、図1B、2B、3B、3C、4C及び4Dに見出される。
制御ユニット62は、記録担体30の情報層301に記録されるべきマークの長さを表すディジタルデータ信号Sを、対応する制御信号Sに変換する。当該変換は、所謂書き込み戦略に基づく。本発明による2T書き込み戦略においては、nTの時間長を持つ偶数マークを表すディジタルデータ信号Sは、n/2個のパルスから成るシーケンスを有する制御信号Sに変換される。このときnは4、6、8又は10に等しい整数値を表し、Tは基準クロックの1周期の長さを表す。一方、nTの時間長を持つ奇数マークを表すディジタルデータ信号SDは、(n−1)/2個のパルスから成るシーケンスを有する制御信号Sに変換される。このときnは3、5、7、9又は11に等しい整数値を表す。例として、図1Aは制御信号104を示し、図1Bは対応する制御信号204を示す。また図4Aは制御信号103を示し、図4Dは対応する制御信号213を示す。
制御信号Sにおけるパルスとパルス間のギャップとのパターンは、2T書き込み戦略に関する書き込みパラメータの設定に基づく。当該書き込みパラメータは、選択ユニット61によって制御ユニット62に供給される。図5は、選択ユニット61によって制御ユニット62に供給される4個の書き込みパラメータΔ1、Δ2、Δ3及びΔ4を模式的に示す。しかしながら代替として、例えばΔ1g及びΔ1pが略等しい継続時間を持たず、これら両方が制御ユニット62に別個に供給されるような場合には、より少ない又はより多い数の書き込みパラメータが、選択ユニット61によって制御ユニット62に供給されても良い。前記書き込みパラメータの設定は、識別ユニット63によって実行された前記記録担体の識別に基づき、書き込みパラメータの設定の集合から選択ユニット61によって選択される。かような識別は例えば、前記記録担体に保存された媒体識別子に基づいても良い。前記識別の処理自体は先行技術から良く知られており、それ故本明細書においては議論されない。書き込みパラメータの設定の集合は、例えばルックアップテーブル611に保存される。
しかしながら、識別ユニット63が記録担体30を識別できない場合、又は例えば当該記録担体についての設定がルックアップテーブル611に保存されていなかったために、選択ユニット61が書き込みパラメータの設定の集合から適切な書き込みパラメータの設定を選択できない場合には、選択ユニット61は、制御ユニット62に、書き込みパラメータの既定の設定を供給する。該既定の設定は例えば、既定書き込みパラメータテーブル612に保存されている。これにより制御ユニット62は、本発明による方法のうちの1つによる制御信号Sを供給する。
4T偶数マークを記録するための、ディジタルデータ信号と放射ビームのパワーを制御するための制御信号との時間依存性の図を示す。 5T奇数マークを記録するための、ディジタルデータ信号と放射ビームのパワーを制御するための制御信号との時間依存性の図を示す。 偶数マーク及び奇数マークを記録するための、ディジタルデータ信号と放射ビームのパワーを制御するための制御信号との時間依存性の模式的な図を示す。 3T偶数マークを記録するための、ディジタルデータ信号と放射ビームのパワーを制御するための制御信号との時間依存性の図を示す。 本発明の実施例による記録装置を示す。

Claims (10)

  1. 記録担体の情報層に、パルス状の放射ビームによって前記情報層を照射することによりマークを記録する方法であって、前記情報層は結晶相と非結晶相との間で可逆変化可能な相を持ち、
    nTの時間長を持つ偶数マークが、n/2個のパルスから成るシーケンスによって書き込まれ、ここでnは4、6、8又は10に等しい整数値を表し、Tは基準クロックの1周期の長さを表し、
    nTの時間長を持つ奇数マークが、(n−1)/2個のパルスから成るシーケンスによって書き込まれ、ここでnは5、7、9又は11に等しい整数値を表し、
    奇数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスが、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスよりも期間Δ1pだけ長く、
    奇数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに先行するギャップが、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに先行するギャップよりも期間Δ1gだけ長く、
    奇数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに後続する冷却ギャップが、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに後続する冷却ギャップよりも期間Δ2だけ長く、
    前記期間Δ1p、Δ1g及びΔ2の合計が、0.7T乃至1.1Tの範囲内である方法。
  2. 前記期間Δ1pとΔ1gとの合計が、0.25T乃至0.75Tの範囲内である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記期間Δ1pは前記期間Δ1gに略等しい、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 3Tの時間長を持つマークが、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスよりも期間Δ3だけ長い単一のパルスによって書き込まれ、
    後続する冷却ギャップが、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに後続する冷却ギャップよりも期間Δ4だけ長く、
    前記期間Δ3とΔ4との合計が、0.7T乃至1.1Tの範囲内である、請求項1に記載の方法。
  5. 偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスの継続時間が、略7.2nsに等しく、
    前記期間Δ1pは、2/8Tに略等しい継続時間を持ち、
    前記期間Δ1gは、2/8Tに略等しい継続時間を持ち、
    偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに後続する冷却時間の継続時間は、5/8Tに略等しく、
    前記期間Δ2は、3/8Tに略等しい継続時間を持ち、
    前記期間Δ3は、7/8T−7.2nsに略等しい継続時間を持ち、
    前記期間Δ4は、5/8Tに略等しい継続時間を持つ、請求項4に記載の方法。
  6. 前記基準クロックの周期の開始に対する、3Tの時間長を持つマークを書き込むための単一のパルスの開始は、前記基準クロックの周期の開始に対する、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンスの最初のパルスの開始に対応する、請求項5に記載の方法。
  7. 記録担体の情報層に、パルス状の放射ビームによって前記情報層を照射することによりマークを記録する記録装置であって、各前記マークは1以上のパルスのシーケンスによって書き込まれ、前記情報層は結晶相と非結晶相との間で可逆変化可能な相を持ち、前記装置は、
    前記放射ビームを供給する放射源と、
    nTの時間長を持つ偶数マークが、n/2個のパルスから成るシーケンスによって記録され、ここでnは4、6、8又は10に等しい整数値を表し、Tは基準クロックの1周期の長さを表し、nTの時間長を持つ奇数マークが、(n−1)/2個のパルスから成るシーケンスによって書き込まれ、ここでnは5、7、9又は11に等しい整数値を表し、
    奇数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスが、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスよりも期間Δ1pだけ長く、
    奇数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに先行するギャップが、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに先行するギャップよりも期間Δ1gだけ長く、
    奇数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに後続する冷却ギャップが、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに後続する冷却ギャップよりも期間Δ2だけ長く、
    前記期間Δ1p、Δ1g及びΔ2の合計が、0.7T乃至1.1Tの範囲内であるように、前記放射ビームのパワーを制御し、前記マークを記録するためのパルスのシーケンスを供給するように動作可能な制御ユニットと、
    を有する記録装置。
  8. 記録担体の情報層に、パルス状の放射ビームによって前記情報層を照射することによりマークを記録する記録装置であって、各前記マークは1以上のパルスのシーケンスによって書き込まれ、前記情報層は結晶相と非結晶相との間で可逆変化可能な相を持ち、前記記録装置は、
    前記放射ビームを供給する放射源と、
    前記放射ビームのパワーを制御し、前記マークを記録するためのパルスのシーケンスを供給するように動作可能な制御ユニットとを有し、パルスのシーケンス中のパルスとパルス間のギャップとのパターンは、前記制御ユニットに供給される書き込みパラメータの設定に基づき、前記記録装置は更に、
    前記記録担体を識別するように動作可能な識別ユニットと、
    前記記録担体の前記識別に基づいて書き込みパラメータの設定の集合から書き込みパラメータの設定を選択し、前記選択された書き込みパラメータの設定を前記制御ユニットに供給するように動作可能な選択ユニットとを有し、
    前記選択ユニットは更に、前記識別ユニットが前記記録担体を識別できない場合、及び/又は前記選択ユニットが前記記録担体の前記識別に基づいて前記書き込みパラメータの設定の集合から書き込みパラメータの設定を選択できない場合に、書き込みパラメータの既定の設定を前記制御ユニットに供給するように動作可能であり、
    前記書き込みパラメータの既定の設定は、
    nTの時間長を持つ偶数マークが、n/2個のパルスから成るシーケンスによって記録され、ここでnは4、6、8又は10に等しい整数値を表し、Tは基準クロックの1周期の長さを表し、nTの時間長を持つ奇数マークが、(n−1)/2個のパルスから成るシーケンスによって書き込まれ、ここでnは5、7、9又は11に等しい整数値を表し、
    奇数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスが、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスよりも期間Δ1pだけ長く、
    奇数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに先行するギャップが、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに先行するギャップよりもΔ1gだけ長く、
    奇数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに後続する冷却ギャップが、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに後続する冷却ギャップよりも期間Δ2だけ長く、
    前記期間Δ1p、Δ1g及びΔ2の合計が、0.7T乃至1.1Tの範囲内であるような設定である記録装置。
  9. 前記期間Δ1pとΔ1gとの合計が、0.25T乃至0.75Tの範囲内である、請求項7又は8に記載の記録装置。
  10. 前記制御ユニットは更に、3Tの時間長を持つマークを記録するためのパルスのシーケンスを供給するように動作可能であり、
    前記3Tの時間長を持つマークを記録するためのパルスのシーケンスは、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスよりも期間Δ3だけ長い単一のパルスを有し、
    後続する冷却ギャップが、偶数マークを書き込むためのパルスのシーケンス中の最後のパルスに後続する冷却ギャップよりも期間Δ4だけ長く、
    前記期間Δ3とΔ4との合計が、0.7T乃至1.1Tの範囲内である、請求項7又は8に記載の記録装置。
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