JP2006509957A - 2軸ガスタービンのための補正パラメータ制御方法 - Google Patents

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Abstract

2軸ガスタービンのための補正パラメータ制御方法を提供する。2軸ガスタービンの第1のホイールの入口におけるガス温度Tfire及び燃空比F/Aを指定限度内に維持するために燃料弁の開放を制御する第1の制御ループ(この制御は、排気温度TXが線形近似によって計算される値、すなわち基準温度TXbaseに基準パラメータとは異なる単一の環境又は動作パラメータに関係した補正値を加算した和として計算される値を有するように提供される)と、軸流圧縮機の出口と大気との間に置かれた弁(抽気弁)の開放を制御し、F/A比を制御する第2の制御ループ(この制御は、排気温度が線形近似によって計算される値を有するように提供される)とによって、前記タービンの保護が提供されるタイプのものである。

Description

本発明は、2軸ガスタービンのための補正パラメータ制御方法に関する。
周知の通り、2軸ガスタービンは、圧縮機、1つ又はそれ以上の燃焼室、及び1段又はそれ以上の段を備えた2つのタービンホイールとから構成される機械であって、一方のタービンホイールは、シャフトによって圧縮機に連結され、他方のホイールは、第2のシャフトによって負荷に連結される。
外部環境から取り込まれた空気は、圧縮機に送られて加圧される。圧縮機には、抽気弁としても知られる適当な通気弁を備えることができ、該弁は加圧空気の一部を大気に排出する。
加圧空気は、燃焼室ジャケットの外側にわたって通り、該ジャケットを冷却し、次いで空気と燃料ガス(外部管から得られる)とを混合して燃焼用のガス−空気混合物を形成する機能を有するバーナのセットに到達する。ガスと空気の予混合は、局所温度を後続の主燃焼域内に閉じ込めて、窒素酸化物類などの汚染物質の形成を制限することができる。
燃焼反応は、ジャケットの内側で起こり、ここで温度、従ってガスのエンタルピーが増大する。
次に、高温高圧のガスは、適当な管を介して他のタービン段へ送られ、該タービン段はガスのエンタルピーをユーザが使用できる機械的エネルギーへ変換する。
任意の所与のガスタービンの最大効率を得るために、以下においては温度TFireと呼ぶ第1のタービンホイールの入口におけるガス温度は、可能な限り高温の必要があるが、タービンの使用中に到達できる最大温度は、使用される材料の強度によって制限されることが知られている。
また、汚染物質の低排出を獲得するために、燃空比(以下ではF/Aと略記する)が適切に制御されなくてはならないが、F/Aの許容値は、ガスタービンにおける点火損失又は燃焼室内における圧力脈動の問題によって限定されることが知られている。
実用に際しては、汚染物質の低排出と兼ね備えた高効率をもたらす2軸ガスタービンのための熱力学サイクルを設計する必要がある。
しかしながら、ガスタービンの公称熱力学サイクルは、実際の用途においては、次のような外乱により修正される。
・環境条件(圧力、温度、及び湿度)の変動
・入口吸気管内における圧力低下の変動
・排気ガス放出管内における圧力低下の変動
・低圧シャフト(ユーザに連結される)の速度変動
これらの外乱に対して適切に考慮されない場合には、次のような影響が生じる可能性がある。
・全負荷状態において第1のタービンホイールの入口における最大温度TFireが達成できない(その結果、タービンの熱力学的性能が低下する)。
・全負荷状態において第1のタービンホイールの入口における最大温度TFireを超過し、その結果、タービンのメンテナンス間隔が短くなる。
・燃焼室内において正確な燃空比F/Aを達成することができず、その結果、窒素酸化物(以下においては、NOxとも略記される)及び一酸化炭素などの汚染物質の排出が増大し、燃焼室内における危険な圧力脈動又は点火損失が起こる。
特開2002−357320号公報
従って、本発明の目的は、特に汚染物質の排出を低く且つ高い機械効率を達成することを可能にする2軸ガスタービン用補正パラメータ制御方法を提案することにより、上記の諸問題を克服することができるTFire及び燃空比を制御する方法を提供することである。
本発明の別の目的は、信頼性が高く、機械の制御パネル上に容易に実装される単純な関係で適用される2軸ガスタービンの補正パラメータ制御方法を提案することである。
本発明のこれら及び他の目的は、請求項1に開示された2軸ガスタービン用の補正パラメータ制御方法を提案することによって達成される。
2軸ガスタービン用の補正パラメータ制御方法の別の特徴は、後続の請求項に明記されている。
本発明による2軸ガスタービンのための補正パラメータ制御方法の特徴及び利点は、添付図面を参照しながら、限定の目的としてではなく例証として提示される以下の説明によってより明らかになるであろう。
図面を参照すると、2軸ガスタービンのための補正パラメータ制御方法が示されている。
制御システムは、2つのフィードバック制御ループから構成され、これらの制御ループによって以下の動作が独立的に行われる。
1.第1のループ:TFire及びF/Aを指定限度内に保つために燃料弁の開放を制限することによる機械の保護
2.第2のループ:抽気弁の開放を制限することによるF/Aの制御
TFire又は、F/Aの高い値から機械を保護するための制御ループについての検討から始める。
全負荷での限界動作条件は、以下の状態の内の1つが存在する時に起こる。
・燃焼室内において最大燃空比F/Aに達した、すなわち燃焼室内においてガスの最大温度増分Triseが存在する。
・最大温度TFireが存在する。
これらの限界は、PR−TX平面上の曲線の形、すなわち軸流圧縮機の圧縮比PRの関数として排気温度TXを示す曲線の形で表すことができ、この曲線の条件に到達すると燃料の流れが減少し、その結果、この曲線は最大許容排気温度の曲線を表す。
図1は、圧縮比PRの関数として、吸気及び排気での圧力低下が0mmH20及び相対湿度60%で、100%負荷速度(すなわち、負荷が加えられた低圧シャフトの速度)の場合のランキン度で表した最大許容排気温度TXの曲線の1つの実施例のグラフを示す。
より正確には、図1のグラフの曲線は3つの区域を有する。
低い圧縮比PRに対しては、排気管の材質の限界による最大排気温度TXの水平区域11がある。圧縮比PRが増大するにつれて、曲線は、最大TFireによる限界が適用可能な区域13において下降する。
曲線は最大Triseの限界が決定要因である区域15に続き、温度TXは圧縮比PRが増大するにつれて更に下降する。
図2は、圧縮比PRの関数としての最大許容排気温度TXの2つの曲線を示す。
より正確には、最大温度TFireに関する曲線21と、最大Triseに関する曲線23とがある。2つの曲線21及び23は、第一近似に対して直線的な傾向で負の勾配を有し、特に点25において交差する。
実温度TXに対する制御曲線は、各圧縮比PRに対して曲線21及び23から最低温度TXを選択することによって決定される。
従って、低い圧縮比PRでは最大TFireが決定要因であり、最大Triseは交点25以後から決定的になる。
最大TFireに関する曲線21は、過熱による過度な温度によって引き起こされる損傷から機械を保護し、常にアクティブである。
他方、曲線23は、最大許容F/A比、従って最大Triseに依存し、燃焼システムの特定の要件に適合するよう補正することができる。
従って、燃料制御ループのTXコントローラに対して2つの異なる基準点、すなわち設定点を設定できるように、2つの別個の図表内で追加的に利用可能な2つの曲線21及び23を有することが有用である。最小値セレクタは、曲線21及び曲線23に圧縮比PRを入力することによって得られるTXの値から最小値を選択することにより、排気温度TXの適正な設定点を選択することになる。
最終的には、各環境条件及び低圧シャフトに加わる各負荷特性は、特定の温度制御曲線を必要とする。
異なる状況を考慮に入れるために、2軸ガスタービンのための補正パラメータ制御方法が次式に従って実施され、ガスタービンが常に理想的構成であることを確実にする。
TX=TXbase+DeltaTX_DPin+DeltaTX_DPout+DeltaTX_Hum+DeltaTX_PCNLP
明らかに線形近似が得られ、この線形近似において:
・TXbaseは、低圧シャフトの回転速度100%、排気管及び吸気管内における圧力低下0mmH20、基準温度における相対湿度60%において得られる最大排気温度であって(図1参照)、これは図2の曲線21及び23から同じPRに対して求められたTXの最小値に等しい。
・DeltaTX_Dpinは、公称値0mmH20に対する吸気管内における圧力低下の変動による温度TXの補正値である(図6参照)。
・DeltaTX_Dpoutは、公称値0mmH20に対する排気管内における圧力低下の変動による温度TXの補正値である(図7参照)。
・DeltaTX_Humは、公称値60%に対する空気の相対湿度の変動による温度TXの補正値である(図5参照)。
・DeltaTX_PCNLPは、公称値100%に対する低圧シャフトの速度の変動による温度TXの補正値であり、このパラメータは、図3及び4の曲線から同じPRに対して求められるTXの最小値とTXbaseとの間の差分として求められる。
従って上式においては、排気温度TXは、基準温度TXbaseから、これにDeltaTX_Dpin、DeltaTX_Dpout、DeltaTX_Hum、及びDeltaTX_PCNLPと呼ばれる4つの補正値を加算することによって導出される。
各補正項は、基準パラメータとは異なる単一の環境又は動作パラメータと関係しており、ガスタービンのコンピュータシミュレーションによって計算される。これらのシミュレーション値は、基準条件とは異なる各条件に対して最大許容温度TFire又はTriseの到達値を設定することによって生成される。
上記シミュレーションによって求められた排気温度TXは、基準温度TXbaseと比較されるので、その差分に応じて適切に補正値を評価することができる。
2つの制御曲線21及び23が定義されたので、2つの温度TXbaseが与えられ、各補正項が両方のTXbaseに加算されなくてはならない。
次に、DeltaTX_PCNLP、すなわち低圧タービン(これに負荷が加えられる)の速度と基準速度との間の差分による排気温度補正項を評価する方法について説明する。
低圧タービンの速度は、該低圧タービンの効率に対して、従ってTFireに対しても直接作用するので、排気温度TXの補正の最も重要なパラメータである。
この重要性を考慮に入れることができるように、考慮される各速度に対して、最大排気温度曲線が生成される。
その結果、現在の排気温度TXを評価する方程式は、上記の方程式と幾分異なるものとなり、すなわち、
TX=TXbase(PCNLP)+DeltaTX_Dpin+DeltaTX_Dpout+DeltaTX_Hum
ここで上式において、TXbase(PCNLP)は低圧タービンの特定の速度に対して求められた基準温度である。
明らかに、TXbase(PCNLP)の値が2つ存在することになるが、これは、最大温度TFireに対する曲線21と最大許容Triseに対する曲線23が存在するためである。従って、圧縮比PRに対する基準曲線の依存性に対する付加的な許容性を有し、以下の式が必要とされる。
TX_maxTFire=TXbase_maxTFire(PCNLP,PR)+DeltaTX_Dpin+DeltaTX_Dpout+DeltaTX_Hum
TX_maxTrise=TXbase_maxTrise(PCNLP,PR)+DeltaTX_Dpin+DeltaTX_Dpout+DeltaTX_Hum
2つの独立変数、すなわち圧縮比PR及び低圧タービン速度PCNLPがあるので、温度曲線TX_maxTFire及びTX_maxTriseは両方とも、二次元テーブルの形態で与えることもできる。
図3は、圧縮比PRの関数としてランキン度で表した最大温度TXのグラフを示し、最大TFireを達成可能にする。図3は、一連の曲線27を示しており、各曲線は、特定の速度値PCNLPに対するものである。より正確には、この速度が増大するにつれて、曲線27は全体的により大きな負の勾配を有し、圧縮比PRの上昇と共に常に下降するタイプの曲線である。
図4は、圧縮比PRの関数としてランキン度で表した最大温度TXのグラフ図を示し、最大Triseを達成可能にする。図4は、一連の曲線29を示しており、各曲線は、特定の速度値PCNLPに対するものである。より正確には、この速度が増大するにつれて、曲線29は全体的により大きな負の勾配を有し、圧縮比PRの上昇と共に常に下降するタイプの曲線である。
次に、補正項DeltaTX_Hum、すなわち環境湿度を考慮する温度TXの補正値を評価する方法について説明する。
実際、大気湿度を特徴付けるために重要なパラメータは、温度及び大気圧にも依存する相対湿度(RH)ではなく、大気の絶対水分含有量である比湿(SH)である。
更に、この方法によれば、最大排気温度TXの曲線は、一定の相対湿度60%を仮定することによって求められる。
これら2つの理由により、空気の水分含有量を表すための最も好都合なパラメータは、次式:
DeltaSH=SH_current−SH_60%RH
に従って実際の比湿と相対湿度60%(同一条件の温度及び大気圧において)における比湿との間の差分として定義される、差分DeltaSHであると思われる。
DeltaTX_Humが、DeltaSHの関数としてグラフ上にプロットされると、これら2つの変数間には線形の相関関係が明らかになる。
従って、本発明による2軸ガスタービンのための補正パラメータ制御方法において大気湿度に起因する補正を実施するためには、2つの相関関係を使用することが必要であり、すなわち、
・図5に示すDeltaSHの関数としてのDeltaTX_Hum
・下記の値を補間することによって求めることのできる大気温度の関数としてのSH_60%RHであり、該大気温度はランキン度で表され:
SH_60%RH(T=419.67)=0.000070
SH_60%RH(T=428.67)=0.000116
SH_60%RH(T=437.67)=0.000188
SH_60%RH(T=446.67)=0.000299
SH_60%RH(T=455.67)=0.000464
SH_60%RH(T=464,67)=0.000707
SH_60%RH(T=473.67)=0.001059
SH_60%RH(T=482.67)=0.001560
SH_60%RH(T=491.67)=0.002263
SH_60%RH(T=500.67)=0.003324
SH_60%RH(T=509.67)=0.004657
SH_60%RH(T=518.67)=0.006367
SH_60%RH(T=527.67)=0.008670
SH_60%RH(T=536.67)=0.011790
SH_60%RH(T=545.67)=0.015966
SH_60%RH(T=554.67)=0.021456
SH_60%RH(T=563.67)=0.028552
SH_60%RH(T=572.67)=0.037585
SH_60%RH(T=581.67)=0.048949
図5は、ランキン度で表したDeltaTX_HumとDeltaSHとの間の直線31で示した線形の相関関係を示している。
次に、パラメータDeltaTX_Dpin、すなわち吸気管内における圧力低下に起因する温度補正について説明する。
吸気管内における圧力低下の基準値として値ゼロ、すなわち圧力低下なしが選ばれたので、補正値DeltaTX_Dpinは、測定圧力低下値Dpinの関数として直接表すことができる。
ゼロではない圧力低下における最大TFire又は最大Triseの到達値が指定されていた様々なシミュレーションを行うことによって、DpinとDeltaTX_Dpinとの間に相関関係があることが分かった。この相関関係は、第一近似に対して線形であって、図6に示されている。
より正確には、図6は、ランキン度で表したDeltaTX_Dpinとmm水柱で表したDpinとの間の、直線33によって示された線形の相関関係を示している。
次に、DeltaTX_Dpout、すなわち排気管における圧力低下に起因する温度補正について検討する。
吸気管内における圧力低下の基準値として値ゼロ、すなわち圧力低下なしが選ばれたので、補正値DeltaTX_Dpoutは、測定圧力低下Dpoutの関数として直接表すことができる。
ゼロではない圧力低下における最大TFire又は最大Triseの到達値が指定されていた様々なシミュレーションを行うことによって、DpoutとDeltaTX_Dpoutとの間に相関関係があることが分かった。この相関関係は、第一近似に対して線形であって、図7に示されている。
より正確には、図7は、ランキン度で表したDeltaTX_Dpoutとmm水柱で表したDpoutとの間の、直線35によって示された線形の相関関係を示す。
第2のループ:次に、部分負荷時に抽気弁の開放を制御することによりF/A(従ってTrise)を制御するための制御ループについて説明する。この抽気弁は、大気と軸流圧縮機の出口との間に配置される。制御ループコントローラの設定点は、機械の全ての動作条件に対して得られるTX−PRマップのセットから得られる。
各環境条件に対して、公称F/A(又は公称Trise)を達成するための無数の排気温度TXの曲線が存在し、特に他の条件が一定のままである場合には、大気温度の各値に対する制御曲線を定義することができる。
図8は、圧縮比PRの関数として、低圧シャフトの所与の速度における部分負荷に対する最大温度TXのランキン度で表したグラフ図を示している。図8は、一連の曲線37を示し、各曲線は、所与の大気温度に対するものである。より正確には、大気温度が上昇すると、曲線37は全体的により高い値となるが、圧縮比PRが増大するにつれて常に下降するタイプの曲線である。
本発明によれば、大気温度に対する依存性を排除するために、補正パラメータ法が使用され、この方法においては、全ての上記曲線37が、図9に示す単一の曲線39へとまとめられる。
曲線39は、以下の数学的変換によって得られる。
TTX=TX・(518.67/TCD)
上式において
・TXは実排気温度
・518.67は、ここではランキン度で表された基準温度
・TCDは、該定数の単位と同じ測定単位、従ってここではランキン度で表された圧縮機の排気温度
・Xは、このようにして計算されたTTXの値と補間曲線39との間の平均二乗偏差を最小にするように計算される無次元指数
・TTXは、上述の関係によって変換される排気温度であって、以下では換算温度と称する。
PRの実際の値が既知であるとき、及び上記変換の逆数を適用すると、曲線39は、F/A(従ってTrise)制御ループのTXコントローラの設定点を与える。
曲線39を使用すると、図8の全ての曲線37を記述するのに必要とされることになる多数の点を記入することが不要になる。
大気温度の依存性が排除されたとしても、部分負荷に対する温度TXの曲線は、下記の条件に依存する。
・吸気管内における圧力低下
・排気管内における圧力低下
・大気湿度
・負荷特性(例えば、負荷と速度との間の相関関係による)
最大排気温度曲線に関連して上に述べたのと同様に、ガスタービン用の補正パラメータ制御方法により、部分負荷制御曲線の場合において設計条件とは異なる動作条件を考慮に入れることが可能となる。
これは次式で表される。
TX=TXbase+DeltaTX_Dpin+DeltaTX_Dpout+DeltaTX_RH+DeltaTX_PCNLP
上式において、TXbaseは、上記で得られた式を逆変換することによって得られ、
TXbase=TTX/((518.67/TCD)
となる。
上式の各項は、上述のパラメータを考慮した、基準温度曲線に対する補正値を表している。
各補正項は、ガスタービンのコンピュータシミュレーションによって計算される。このシミュレーションは、基準条件とは異なる各条件に対して、及び異なる部分負荷において所望のF/Aの達成(従って、所望のTriseの達成)を指定することによって行われる。
上記のシミュレーションによって求められた排気温度TXは、補正項を差分値として適切な方式で評価するために、基準温度TXbaseと比較される。
次に、項DeltaTX_PCNLP、すなわち負荷が加えられる低圧タービンの速度に起因する排気温度の補正値を評価する方法について述べる。
上述のように、低圧タービンの速度は、低圧タービンの効率に対して、従ってTfireに対して直接作用するので、排気温度TXの補正においては最も重要なパラメータである。
この重要性を考慮に入れるために、考慮される各速度に対して部分負荷排気温度曲線が生成される。
従って、現在の排気温度TXを評価するための式は、上記で与えられたものとは幾分異なったものとなり、すなわち、
TX=TXbase(PCNLP)+DeltaTX_Dpin+DeltaTX_Dpout+DeltaTX_RH
上式において、TXbase(PCNLP)は、低圧タービンの特定の速度に対して求められる基準温度である。
図10は、圧縮比PRの関数としての、ランキン度で表した換算温度TTXのグラフを示す。これは、一連の曲線41を示しており、各曲線は、各所与の速度値PCNLPに対するものである。パラメータTXbaseの真の値を見つけるために、指数Xの値は既知でなくてはならず、この指数は、低圧ホイールの速度の関数であって、2軸タービンの標準的な値は、例えば以下で与えられる。
PCNLP=105%ならば、X=0.323
PCNLP=100%ならば、X=0.33225
PCNLP=90%ならば、X=0.34
PCNLP=80%ならば、X=0.34425
PCNLP=70%ならば、X=0.351
PCNLP=60%ならば、X=0.348
PCNLP=50%ならば、X=0.3505
次に、DeltaTX_RH、すなわち環境湿度に起因する温度の補正値を評価する方法について述べる。
環境湿度の基準値は、60%である。空気中の水分含有量の現在値(比湿)は、一定ではなく、大気温度に依存する。
異なる条件における湿度の影響を評価するために、本発明においては以下の事柄が考慮される。
・3つの周囲温度(非常に寒い日、ISO基準状態、非常に暑い日)
・3つのレベルの相対湿度(0%、60%、100%)
・三乗則による負荷特性
このようにして、基準レベルを達成するために、F/A、及び、従ってTriseの所望の到達値を指定して9つのシミュレーションが行われた。次にTXの現在値が、PRの関数としてグラフ上にプロットされた。
上記グラフと基準曲線との差分が、DeltaTX_RHを生じ、これは次式で表される。
DeltaTX_RH=TX−TXbase
ランキン度で表されたDeltaTX_RHの値は、DeltaSHの関数として図11にプロットされており、ここでDeltaSHは、現在の比湿値SH_currentと、基準値であるRH=60%における比湿SH_60%RHとの差分として定義される。これは、次式で表される。
DeltaSH=SH_current−SH_60%RH
図11は、DeltaSHの増大と共に上昇する2つの直線43及び45を示しており、ここで、DeltaSHがゼロより小さい場合に有効な直線43は、DeltaSHがゼロより大きい場合に有効な直線45よりも大きな勾配を有し、これら2つの直線43及び45は、両軸線の原点付近の1点を通る。例えば、直線43上の点44は、周囲温度50℃、RH=0%における様々な部分負荷を表しており、直線45上の点46は、周囲温度50℃、RH=100%における様々な部分負荷を表している。
より詳細には、図11は、次の事柄を表している。
・或る所与のDeltaSHに対して、DeltaTX_RHは、負荷とは実際上独立しており、従って圧縮比PRに対しても独立している(50℃、RH=0%において3°Fの最大偏差が観察される)
・DeltaTX_THは、2つの直線部分43及び45により示されているように、DeltaSHと正比例している。
SH_60%RHと周囲温度との間の関係については、既に述べた。
次に、パラメータDeltaTX_Dpin、すなわち吸気管内における圧力低下に起因する排気温度の補正値について述べる。
吸気管内における圧力低下の基準値として値ゼロ、すなわち圧力低下なしが選ばれたので、補正値DeltaTX_Dpinは、測定圧力低下Dpinの関数として直接表すことができる。
異なる条件における吸気管内の圧力低下の影響を計算するために、本発明においては次の事柄が考慮された。
・3つの周囲温度(非常に寒い日、ISO基準状態、非常に暑い日)
・吸気管内における3つの圧力低下(0、100、及び200mm水柱)
・三乗則による負荷特性
考慮された圧力低下は、部分負荷において適切に低下した。
このようにして、基準レベルを達成するために、F/A、及び、従ってTriseの所望の到達値を指定して9つのシミュレーションが行われた。次にTXの現在値が、PRの関数としてグラフ上にプロットされた。
上記グラフと基準曲線との差分が、DeltaTX_Dpinを生じ、これは次式で表される。
DeltaTX_Dpin=TX−TXbase
ランキン度で表されたDeltaTX_Dpinの値は、Dpinの関数として図12にプロットされている。
図12は、mm水柱で表されたDpinが増大するにつれて上昇する直線47を示す。
より正確には、図12は、次の事柄を示している。
・或る所与のDpinに対して、DeltaTX_Dpinは、負荷とは実際上独立しており、従って圧縮比PRに対しても独立している(2°Fの最大偏差が観察された)
・DeltaTX_Dpinは、Dpinと正比例している。
次に、パラメータDeltaTX_Dpoutについて、すなわち排気管内における圧力低下に起因する温度の補正について述べる。
排気管内における圧力低下の基準値として値ゼロ、すなわち圧力低下なしが選ばれたので、補正値DeltaTX_Dpoutは、測定圧力低下Dpoutの関数として直接表すことができる。
異なる条件における排気管内の圧力低下の影響を計算するために、本発明においては次の事柄が考慮された。
・3つの周囲温度(非常に寒い日、ISO基準状態、非常に暑い日)
・排気管内における3つの圧力低下(0、100、及び200mm水柱)
・三乗則による負荷特性
考慮された圧力低下は、部分負荷において適切に低下した。
このようにして、基準レベルを達成するために、F/A、及び、従ってTriseの所望の到達値を指定して9つのシミュレーションが行われた。次にTXの現在値が、PRの関数としてグラフ上にプロットされた。
上記グラフと基準曲線との間の差分が、DeltaTX_Dpoutを生じ、これは次式で表される。
DeltaTX_Dpout=TX−TXbase
ランキン度で表されたDeltaTX_Dpoutの値は、Dpoutの関数として図13にプロットされている。
図13は、mm水柱で表されたDpoutが増大するにつれて上昇する直線49を示す。
結果として以上の説明から、本発明による2軸ガスタービンのための補正パラメータ制御方法によれば、最大排気温度TXを計算するための補正は次式で表される。
TX=TTX(PCNLP、PR)/((518.67/TCD)X(PCNLP))+DeltaTX_RH(DeltaSH)+DeltaTX_Dpin(Dpin)+DeltaTX_Dpout(Dpout)
本発明による方法は、有利には、乾燥窒素酸化物(NO)還元システム(乾燥低窒素酸化物又はDLNシステムとも呼ばれる)を備えた2軸ガスタービンに適用することができる。
本発明による2軸ガスタービンのための補正パラメータ制御方法の特徴及び利点は、上記説明から明らかにされた。
DLN2軸タービンのコントローラに補正パラメータを導入することにより、現存の制御パネルに容易に実装することができる単純な関係によって外乱要因に起因する作用の補正及び排除が可能になる点は、特に強調されるべきである。
最後に、このようにして考案された2軸ガスタービンのための補正パラメータ制御方法は、本発明から逸脱することなく多くの方法で変更及び変形が可能であり、更に全ての構成要素は、均等要素又はパラメータで置き換え可能であることは明らかである。
標準状態、すなわち低圧ホイールの速度が100%、吸気管及び排気管内における圧力低下がゼロ、且つ相対湿度が60%である場合、機械がTFire又はF/Aの限界値に達した動作条件に関する排気温度TXと圧縮比PRとの相関関係を示し、この曲線はガスタービンの最大許容排気温度を示す。 標準動作条件における最大排気温度の曲線を示しており、第1の曲線21は、TFireの到達限界値に起因する最大排気温度の曲線を表し、第2の曲線23は、F/Aの到達限界値に起因する最大排気温度の曲線を表す。 TFireの限界値に起因する最大排気温度の曲線が、低圧ホイールの速度変動によってどのように修正されるかを示す。 F/Aの限界値に起因する最大排気温度の曲線が、低圧ホイールの速度変動によってどのように修正されるかを示す。 標準値60%に対する環境湿度の変動に起因する最大排気温度の変動の相関関係を表すグラフ図。 最大排気温度の変動と標準値0mm水柱(0mmH20と略記される)に対する吸気管内における圧力低下の変動との間の相関関係を示す。 最大排気温度の変動と標準値0mmH20に対する排気管内における圧力低下の変動との間の相関関係を示す。 標準状態において、すなわち低圧ホイールの速度が100%、吸気及び排気管内における圧力低下がゼロ、及び相対湿度が60%の状態において、機械がF/Aの公称値に達した動作条件に関する排気温度TXと圧縮比PR及び周囲温度(独立的なパラメータとして使用される)との間の相関関係を示しており、この曲線は、F/Aの公称値を達成するための所望の排気温度を表す。 図8を周囲温度に対して無次元化することによって得られるグラフ図。 低圧ホイールの種々の速度に関係した無次元化された一連の曲線(図9に示すような)を示す。 公称F/Aを達成するために必要とされる排気温度の変動と標準値60%に対する環境湿度の変動との間の相関関係を示す。 公称F/Aを達成するために必要とされる排気温度の変動と標準値0mmH20に対する吸気管内における圧力低下の変動との間の相関関係を示す。 公称F/Aを達成するために必要とされる排気温度の変動と標準値0mmH20に対する排気管内における圧力低下の変動との間の相関関係を示す。

Claims (45)

  1. 2軸ガスタービンのための補正パラメータ制御方法であって、
    前記タービンの保護が、前記タービンの第1のホイールの入口におけるガス温度Tfireと燃空比F/Aとを指定限度内に維持するように燃料弁の開放を制御する第1の制御ループによって与えられ、前記制御が、基準パラメータとは異なる単一の環境又は動作パラメータに関係する補正値を加算した基準温度TXbaseの和として設定点の排気温度TXを計算するように行われることを特徴とする制御方法。
  2. 前記補正値が、前記ガスタービンのコンピュータシミュレーションによって計算され、前記シミュレーションが、基準条件とは異なる各条件に対して、前記温度Tfireの到達最大値又は前記燃空比F/Aの到達最大値を指定することによって行われることを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
  3. 前記補正値が4つ存在し、前記排気温度TXが、次式:
    TX=TXbase+DeltaTX_Dpin+DeltaTX_DPout+DeltaTX_Hum+DeltaTX_PCNLP
    で表される(上式において、DeltaTX_Dpinは、公称値0mmH2Oに対する吸気管内における圧力低下の変動による温度TXの補正値であり、DeltaTX_Dpoutは、公称値0mmH2Oに対する排気管内における圧力低下の変動による温度TXの補正値であり、DeltaTX_Humは、公称値60%に対する空気の相対湿度の変動による温度TXの補正値であり、DeltaTX_PCNLPは、公称値100%に対する低圧シャフトの速度の変動による温度TXの補正値である)ことを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
  4. 前記補正項を差分として適正に評価するために、前記シミュレーションによって求められた前記排気温度TXが前記基準温度TXbaseと比較されることを特徴とする請求項2に記載の制御方法。
  5. 最大排気温度曲線が、前記低圧タービンの考慮された各速度に対して生成されることを特徴とする請求項3に記載の制御方法。
  6. 前記現在の排気温度TXを評価するための方程式が、次式:
    TX=TXbase(PCNLP)+DeltaTX_Dpin+DeltaTX_Hum
    で表される(上式において、TXbase(PCNLP)は前記低圧タービンの指定速度に対して求められる基準温度である)ことを特徴とする請求項5に記載の制御方法。
  7. TXbase(PCNLP)の値が2つ存在し、一方の値が最大温度TFireの曲線(21)に関係し、他方の値が燃焼室内のガスの最大上昇温度Triseの曲線(23)に関係することを特徴とする請求項6に記載の制御方法。
  8. 前記2つの最大値が、それぞれ、
    TX_maxTFire=TXbase_maxTFire(PCNLP,PR)+DeltaTX_Dpin+DeltaTX_Dpout+DeltaTX_Hum
    TX_maxTrise=TXbase_maxTrise(PCNLP,PR)+DeltaTX_Dpin+DeltaTX_Dpout+DeltaTX_Hum
    であり、圧縮比PRに対する依存性も表されていることを特徴とする請求項7に記載の制御方法。
  9. 前記温度曲線TXbase_maxTfire及びTXbase_maxTriseが、独立変数として圧縮比PRと低圧タービン速度PCNLPとを備えた二次元テーブルの形態で与えられることを特徴とする請求項8に記載の制御方法。
  10. 最大TFireを達成可能にする圧縮比PRの関数として示された前記最大温度TXのグラフが、一連の曲線(27)を示しており、各々が速度PCNLPの特定の値に対する曲線であり、前記曲線(27)が、この速度が増大するにつれて全体的により大きな負の勾配を有し、圧縮比PRの増大と共に常に下降するタイプの曲線であることを特徴とする請求項8に記載の制御方法。
  11. 最大Triseを達成可能にする圧縮比PRの関数として示された前記最大温度TXのグラフが、一連の曲線(29)を示しており、各々が速度PCNLPの特定の値に対する曲線であり、前記曲線(29)が、この速度が増大するにつれて全体的により大きな負の勾配を有し、圧縮比PRの増大と共に常に下降するタイプの曲線であることを特徴とする請求項8に記載の制御方法。
  12. 前記補正値DeltaTX_Humが、比湿SHに依存しており、実比湿と相対湿度60%(同一条件の温度及び大気圧において)における比湿SH_60%RHとの間の差分として定義される、差分DeltaSHの関数として次式:
    DeltaSH=SH_current−SH_60%RH
    で表されることを特徴とする請求項3に記載の制御方法。
  13. 前記DeltaTX_Humと前記DeltaSHとの間に線形の相関関係があることを特徴とする請求項12に記載の制御方法。
  14. 温度をランキン度で表した以下の値:
    SH_60%RH(T=419.67)=0.000070
    SH_60%RH(T=428.67)=0.000116
    SH_60%RH(T=437.67)=0.000188
    SH_60%RH(T=446.67)=0.000299
    SH_60%RH(T=455.67)=0.000464
    SH_60%RH(T=464,67)=0.000707
    SH_60%RH(T=473.67)=0.001059
    SH_60%RH(T=482.67)=0.001560
    SH_60%RH(T=491.67)=0.002263
    SH_60%RH(T=500.67)=0.003324
    SH_60%RH(T=509.67)=0.004657
    SH_60%RH(T=518.67)=0.006367
    SH_60%RH(T=527.67)=0.008670
    SH_60%RH(T=536.67)=0.011790
    SH_60%RH(T=545.67)=0.015966
    SH_60%RH(T=554.67)=0.021456
    SH_60%RH(T=563.67)=0.028552
    SH_60%RH(T=572.67)=0.037585
    SH_60%RH(T=581.67)=0.048949
    を補間することにより、大気温度の関数として前記湿度SH_60%RHを求めることができることを特徴とする請求項12に記載の制御方法。
  15. 前記補正値DeltaTX_Dpinが、測定圧力低下値Dpinの関数として直接表されることを特徴とする請求項3に記載の制御方法。
  16. DeltaTX_Dpinと前記Dpinとの間に線形の相関関係(33)があることを特徴とする請求項15に記載の制御方法。
  17. 前記補正値DeltaTX_Dpoutが、測定圧力低下Dpoutの関数として直接表されることを特徴とする請求項3に記載の制御方法。
  18. 前記DeltaTX_Dpoutと前記Dpoutとの間に線形の相関関係(35)があることを特徴とする請求項17に記載の制御方法。
  19. 2軸ガスタービンのための補正パラメータ制御方法であって、
    部分負荷における前記タービンの制御が、燃焼室内におけるガスの温度上昇Triseを(従って、燃空比F/Aを)指定限度内に維持するように燃料弁の開放を制御する第2の制御ループによって与えられ、前記制御が、前記ガスタービンの各動作条件に対して得られる圧縮比PRの関数としての排気温度TXのマップのセットによって与えられることを特徴とする制御方法。
  20. 制御曲線が、大気温度の各値に対して定められることを特徴とする請求項19に記載の制御方法。
  21. 前記低圧シャフトの所与の速度における部分負荷に対する前記温度TXと圧縮比PRとの間の関係を示すグラフが存在し、各関係曲線(37)が、大気温度の指定値と関係付けられ、前記曲線(37)が、この大気温度が上昇すると全体的により高い値となり、圧縮比PRが減少するにつれて下降するタイプの曲線であることを特徴とする請求項20に記載の制御方法。
  22. 前記曲線(37)が、単一の曲線(39)にまとめられて前記大気温度に対する依存性が排除されることを特徴とする請求項21に記載の制御方法。
  23. 前記曲線(39)が、次の数学的変換:
    TTX=TX・(518.67/TCD)
    によって得られる(上式において、TXは実排気温度、518.67は基準温度、TCDは、定数の単位と同じ測定単位で表された圧縮機の排気温度、Xはこのようにして計算された前記TTXの値と前記補間曲線(39)との間の平均二乗偏差を最小にするように計算される無次元指数、TTXは変換された排気温度、すなわち換算温度)ことを特徴とする請求項22に記載の制御方法。
  24. PRの実際の値が既知であるときに前記変換の逆数を適用すると、前記曲線(39)が、基準温度TXbaseを与え、該基準温度TXbaseから前記第2のF/A制御ループのコントローラに設定点が計算されることを特徴とする請求項23に記載の制御方法。
  25. 前記排気温度TXが、基準パラメータとは異なる単一の環境又は動作パラメータに関係する補正値を前記基準温度TXbaseに加算した和として線形近似により計算されることを特徴とする請求項24に記載の制御方法。
  26. 前記補正値が4つ存在し、前記排気温度TXが、次式:
    TX=TXbase+DeltaTX_Dpin+DeltaTX_Dpout+DeltaTX_RH+DeltaTX_PCNLP
    で表される(上式において、TXbaseは、前記変換式を逆変換することによって求められ、すなわちTXbase=TTX/((518.67/TCD))であり、DeltaTX_Dpinは、公称値0mmH2Oに対する吸気管内における圧力低下の変動による温度TXの補正値であり、DeltaTX_Dpoutは、公称値0mmH2Oに対する排気管内における圧力低下の変動による温度TXの補正値であり、DeltaTX_Humは、公称値60%に対する空気の相対湿度の変動による温度TXの補正値であり、DeltaTX_PCNLPは、公称値100%に対する低圧シャフトの速度の変動による温度TXの補正値である)ことを特徴とする請求項25に記載の制御方法。
  27. 各補正項がガスタービンのコンピュータシミュレーションによって計算され、前記所望のF/A比が、基準条件とは異なる各々の条件に対して異なる部分負荷において指定され、前記補正項を差分として適正に評価するために、前記シミュレーションによって求められた前記排気温度TXが前記基準温度TXbaseと比較されることを特徴とする請求項26に記載の制御方法。
  28. 各々が速度PCNLPの各所与の値に対する曲線である一連の曲線(41)が、圧縮比PRの関数として前記最大排気温度TXのグラフに示されることを特徴とする請求項27に記載の制御方法。
  29. 現在の排気温度TXを評価するための式が、
    TX=TXbase(PCNLP)+DeltaTX_Dpin+DeltaTX_Dpout+DeltaTX_RH
    で表される(上式において、TXbase(PCNLP)は、低圧タービンの特定の速度に対して求められる基準温度)ことを特徴とする請求項28に記載の制御方法。
  30. 前記指数Xが、低圧ホイールの速度の関数であることを特徴とする請求項23及び29に記載の制御方法。
  31. 中間速度PCNLPに対する指数Xが、以下の考慮される速度PCNLP:
    PCNLP=105%ならば、X=0.323
    PCNLP=100%ならば、X=0.33225
    PCNLP=90%ならば、X=0.34
    PCNLP=80%ならば、X=0.34425
    PCNLP=70%ならば、X=0.351
    PCNLP=60%ならば、X=0.348
    PCNLP=50%ならば、X=0.3505
    において計算されるXの値の補間によって計算することができることを特徴とする請求項30に記載の制御方法。
  32. 前記補正値DeltaTX_RHが、下記の事柄:
    ・3つの周囲温度(非常に寒い日、ISO基準状態、非常に暑い日)
    ・3つのレベルの相対湿度(0、60、及び100%)
    ・三乗則による負荷特性
    を考慮することによって計算されることを特徴とする請求項26に記載の制御方法。
  33. 基準レベルを達成するために、F/Aの所望の値を指定して9つのシミュレーションが行われ、次いでTXの現在値がPRの関数としてグラフ上にプロットされ、前記グラフと前記基準曲線との間の差分が次式:
    DeltaTX_RH=TX−TXbase
    で表されるような前記DeltaTX_RHを与えることを特徴とする請求項32に記載の制御方法。
  34. 前記DeltaTX_RHの値が、比湿の現在値SH_currentと基準値であるRH=60%における比湿SH_60%RHとの差分DeltaSH:DeltaSH=SH_current−SH_60%RH
    の関数としてグラフ上にプロットされることを特徴とする請求項33に記載の制御方法。
  35. 前記グラフが、DeltaSHの増大と共に上昇する2つの直線(43及び45)を示し、DeltaSHがゼロより小さい場合に有効な第1の直線(43)は、DeltaSHがゼロより大きい場合に有効な第2の直線(45)よりも大きな勾配を有し、2つの直線(43及び45)が両軸線の原点近傍の点を通ることを特徴とする請求項34に記載の制御方法。
  36. 前記補正値DeltaTX_Dpinが、前記測定圧力低下Dpinの関数として直接表されることを特徴とする請求項26に記載の制御方法。
  37. 下記の事柄:
    ・3つの周囲温度(非常に寒い日、ISO基準状態、非常に暑い日)
    ・吸気管内における3つの圧力低下(0、100、及び200mm水柱)
    ・三乗則による負荷特性
    が考慮されることを特徴とする請求項36に記載の制御方法。
  38. 基準レベルを達成するために、前記F/Aの所望の到達値を指定して9つのシミュレーションが行われ、次にTXの現在値がPRの関数としてグラフ上にプロットされ、前記グラフと基準曲線との差分が、次式:
    DeltaTX_Dpin=TX−TXbase
    で表されるDeltaTX_Dpinを与えることを特徴とする請求項37に記載の制御方法。
  39. 前記DeltaTX_Dpinの値が、前記Dpinと線形的に相関付け(47)られ、前記値がDpinの上昇と共に増大することを特徴とする請求項38に記載の制御方法。
  40. 前記補正値DeltaTX_Dpoutが、前記測定圧力低下Dpoutの関数として直接表されることを特徴とする請求項26に記載の制御方法。
  41. 下記の事柄:
    ・3つの周囲温度(非常に寒い日、ISO基準状態、非常に暑い日)
    ・排気管内における3つの圧力低下(0、100、及び200mm水柱)
    ・三乗則による負荷特性
    が考慮されることを特徴とする請求項40に記載の制御方法。
  42. 基準レベルを達成するために、前記F/Aの所望の到達値を指定して9つのシミュレーションが行われ、次にTXの現在値がPRの関数としてグラフ上にプロットされ、前記グラフと基準曲線との差分が、次式:
    DeltaTX_Dpout=TX−TXbase
    で表されるDeltaTX_Dpoutを与えることを特徴とする請求項41に記載の制御方法。
  43. 前記DeltaTX_Dpoutの値が、前記Dpoutと線形的に相関付けられ(47)、前記値がDpoutの上昇と共に増大することを特徴とする請求項42に記載の制御方法。
  44. 前記最大排気温度TXを計算するための相関関係が、次式:
    TX=TTX(PCNLP、PR)/((518.67/TCD)X(PCNLP))+DeltaTX_RH(DeltaSH)+DeltaTX_Dpin(Dpin)+DeltaTX_Dpout(Dpout)
    であることを特徴とする請求項35、39、及び43に記載の制御方法。
  45. 前記2軸ガスタービンが、乾燥窒素酸化物(NO)還元システムを備えることを特徴とする請求項1又は19に記載の制御方法。
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