JP2006509153A5

JP2006509153A5 -

Info

Publication number: JP2006509153A5
Application number: JP2004557942A
Authority: JP
Filing date: 2003-11-27
Publication date: 2010-04-02

Claims

薬液を供給する医療機械用のピストンポンピングシステムであって、
ガイドチューブ内で案内されかつ長手方向軸線に沿ってストローク移動を行うことができるピストンを有し、
前記ピストンは、ポンピングチャンバ内に突出して移動するように構成され、
前記ポンピングチャンバは、弁を備えた液体搬送連結部を介して貯蔵容器に連結されており、
前記ポンピングチャンバから、液体搬送連結部が液体供給装置に導かれている構成のピストンポンピングシステムにおいて、
前記ガイドチューブ内には、溝により保持され、かつ、前記ピストンをシールするОリングシールが設けられ、
前記Оリングシールは、シリコーンからなり、
前記Оリングシールは、窒素（Ｎ₂）に対する１００〜５００［Ｎ*ｃｍ³*ｍｍ／（ｍ²*ｈ*ｂａｒ）］のガス透過係数を有し、
前記Оリングシールは、３０％より小さい半径方向圧縮を有し、
前記Оリングシールは、９０％を超える溝充填レベルで溝を充填する、
ことを特徴とするピストンポンピングシステム。
前記溝充填レベルは９５％より大きい、
請求項１に記載のピストンポンピングシステム。
前記弁は逆止弁である、
請求項１または２に記載のピストンポンピングシステム。
前記逆止弁は液体供給装置への連結部内に設けられている、
請求項３に記載のピストンポンピングシステム。
前記ピストンは、０．２５ｍｍから４ｍｍの断面を有する、
請求項１から４のいずれか１項に記載のピストンポンピングシステム。
前記ピストンは、５ｍｍから１０ｃｍの長さを有する、
請求項１から５のいずれか１項に記載のピストンポンピングシステム。
前記ピストンの長手方向軸線に沿うストローク移動は、１ｍｍから５ｃｍの長さをカバーする、
請求項１から６のいずれか１項に記載のピストンポンピングシステム。
前記ピストンは中空ピストンであり、前記中空ピストンには、前記ポンピングチャンバを前記貯蔵容器に連結する、弁を備えた液体搬送連結部が一体化されている、
請求項１から７のいずれか１項に記載のピストンポンピングシステム。
前記ピストンの移動は機械的に制御される、
請求項１から８のいずれか１項に記載のピストンポンピングシステム。
前記ピストンはヘリカルスプリングにより移動される、
請求項９に記載のピストンポンピングシステム。
前記ピストンの移動は電子的に制御される、
請求項１から８のいずれか１項に記載のピストンポンピングシステム。
前記ピストンはマイクロチップにより制御される、
請求項１１に記載のピストンポンピングシステム。
前記ピストンは圧電要素により移動される、
請求項１１または１２に記載のピストンポンピングシステム。
ポンプ体積は、１マイクロリットルから１ミリリットルである、
請求項１から１３のいずれか１項に記載のピストンポンピングシステム。
前記液体供給装置は、少なくとも１つのノズル、少なくとも１つのマイクロピン、または液体を案内する少なくとも１つのマイクロカッタ、少なくとも１つのカニューレおよび／または少なくとも１つの出口である、
請求項１から１４のいずれか１項に記載のピストンポンピングシステム。
薬液を供給する医療機械であって、請求項１から１５のいずれか１項に記載のピストンポンピングシステムを有することを特徴とする医療機械。
前記医療機械が経皮治療システムであり、前記経皮治療システムがピストンポンピングシステム以外に貯蔵容器を有し、前記貯蔵容器が、少なくとも１つの可動要素を有するか、通気開口および少なくとも１つのマイクロピンまたはマイクロカッタを有する、
請求項１６に記載の医療機械。
前記医療機械が、液体用アトマイザ、鼻用スプレー、アイスプレー、吸入器、ニードルレスインジェクタ、または、注入機器である、
請求項１６に記載の医療機械。
一定量の薬液を貯蔵容器から液体供給装置に搬送するための、請求項１から１５のいずれか１項に記載のピストンポンピングシステムの使用方法。