JP2006506837A - 改良された通信プロトコル - Google Patents

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Abstract

通信システムの端末(ノード)間でデータグラムを伝達する方法である。信頼性のない媒体で動作しているシステムにおいては、冗長検査データ(136)を、端末によって受信された(112)時のデータグラムの完全性を検証するのに用いるためにデータグラムに含めることができ、発信元の端末への応答データグラム、例えば通知を発行する(128)受信端末によってデータグラムの良好な受信を確認することができる。本発明は、新たな冗長検査データの発生(122)において受信した元のデータグラムの冗長検査データ(116)(この冗長検査データは発信元端末の身元およびデータグラムの内容に関する情報を含む)を通知(または他の種類の応答)データグラムに利用している。発信元端末は、元のデータグラムの冗長検査データ(136)のそれ自身の局所的な記録に関連して応答データグラムを受信(130)し、処理する(134、138)。このようにして、本発明によれば、発信元端末が応答データグラムの完全性を検証できるだけでなく(138)、応答データグラムを元のデータグラムに対する応答であると認識できる(140)一方で、応答データグラムの大きさが確実にコンパクトになる。

Description

本発明は、ネットワークのノード間におけるパケットに基づく通信の分野、特にノードが2つ以上の他のノードの範囲内にある場合に関する。
通信システムでは、データのパケットを利用して一方のノードから他方へ情報を伝送する場合がある。伝送されるデータパケットは一般的に、オーバーヘッドデータおよびペイロードデータの2種類のデータを含んでもよい。オーバーヘッドデータは通信システムによって用いられる種類のプロトコルをサポートするデータを含んでもよく、またノード間の通信によってパケットに発生するエラーの検出および任意で補正をサポートする冗長検査データを含んでもよい。特定の通信システムでは、システムの利用可能な且つ限られた容量を共有することができるユーザ(ノード)の数を最大限にすることを目的とする場合がある。これを達成するアプローチとしては、ノード間で伝達されるパケットを可能な限り確実に短くすることである。
ノードは、2つ以上の他のノードの(即ち、それらからパケットを受信可能な)範囲内にある場合がある。ノードを区別するためのよく知られた方法としては、アドレス指定を用いることである。アドレス指定の欠点はパケットのオーバーヘッドが大きくなることであり、所定の大きさのペイロードではパケットの長さが増し、そのため単位時間当たりのパケットが少なくなる場合があり、さらにはシステム容量を共有することができるユーザの数が制限される場合がある。
一例のシステムでは、送信ノードのアドレスを備える送信パケットが受信ノードによって受取通知される通信を利用する場合がある。通知(例えば通知パケット)は送信ノードアドレスを含む場合がある。この方法の欠点は、通知パケットの内容からどの(以前に送信された)パケットが受け取られたのかを送信ノードが判別することができないことである。
他の例において、通信システムのノードはオーバーヘッドデータ、ペイロードデータおよび冗長検査データを利用する場合がある。パケットの適切なエラー保護を提供するためには、冗長検査データはオーバーヘッドデータおよびペイロードデータ両方の関数であってもよい。第1のノードが第2のノードへメッセージパケットを送信し、このパケットが通知を要求するタイプであってもよい。それに応答して、第2のノードは、前記メッセージパケットで受信した元の冗長検査データ(および通信システムプロトコルにサポートする必要のある何らかのオーバーヘッドデータ)を含む通知パケットを第1のノードへ送信してもよい。これにより、第2のノードは(冗長検査データはオーバーヘッドデータおよびペイロードデータ両方の関数であるため)メッセージパケットを受取通知すると同時に、通知パケットの大きさを最小限にする。この方法の欠点は、通知パケット内の冗長検査データが保護されずに送信されることである。第1のノードによって受信された通知パケットの冗長検査データにおけるエラーのために、例えば第1のノードは元のメッセージパケットを再送信することによって、第2のノードにより受信されたメッセージパケットの汚染が発生していたという推定を抑えるように(誤って)促される可能性がある。
上記欠陥を克服する方法としては、さらなる冗長検査データを用いて元のメッセージの冗長検査データを保護し、両方の冗長検査データを通知パケットに含めることである。このような方法の明らかな欠点は、通知パケットの大きさが結果的に増大することである。
本発明の目的は、これらおよび他の問題に対して、通信システムの端末間でデータグラムを伝達する方法によって解決策を提供することである。
本発明によれば、通信システムの端末間でデータグラムを伝達する方法が提供され、各データグラムはデータグラム完全性を検証するために用いられる冗長検査データを含み、前記方法は、
メッセージデータおよび第1の冗長検査データを含む第1のデータグラムを発生させるステップと、前記第1の冗長検査データは前記メッセージデータに基づいて算出され、
前記第1のデータグラムを第1の端末から第2の端末へ送信するステップと、
前記第1のデータグラムの完全性を検証するステップと、
第2の冗長検査データを含む第2のデータグラムを発生させるステップと、前記第2の冗長検査データは応答データおよび第1の冗長検査データに基づいて算出され、
前記第2のデータグラムを前記第2の端末から前記第1の端末へ送信するステップと、
前記第2のデータグラムの完全性を確認するステップと、
前記第2のデータグラムの完全性が確認された場合には、
前記第2のデータグラムが前記第1のデータグラムに対する応答であることを確認するステップとを含む。
本発明は、多くのタイプの通信システムに適したものである。特に、パケットが一方のノードから他方へ伝達される際にエラーが発生する可能性があるネットワークのノード間におけるパケットに基づく通信に合わせてもよい。このようなエラーは、通信チャンネルにアクセスするのに用いられ、その結果例えばパケット衝突(即ち、異なるノードによって同一チャンネルに同時に送信されたパケット)を起こす方法によって引き起こされる場合がある。このような制約をより複雑な方式によって解決することができるが、このようなアクセス方式が単純であれば費用効果の魅力が増す。加えて、またはその代わりに、限定はしないが、減衰、マルチパスまたは他の歪みによる損失を含む通信媒体自体の固有の損失によってパケットが汚染される場合がある。このような損失は無線媒体に典型的なものであり、このような媒体の例としては、限定はしないが、ラジオ、レーザ、赤外線および超音波が挙げられる。
エラーの検出を可能にするためには、損失の多い通信媒体を介して送信されたパケットが冗長検査データを含むようにしてもよい。このデータを受信ノードが用いることによって受信パケットデータの完全性を検証してもよい。冗長検査データを定義する様々な方式が存在しており、限定はしないが、チェックサム、ハミングコーディング、巡回冗長検査(CRC)が挙げられる。特に、性能(即ち、ある種のデータエラーを検出する能力)とオーバーヘッド(CRCデータの大きさ)との良い折衷であるということを根拠にCRCが多くの場合選択される。
多くの実際の通信システムにおいて、堅牢性を保証するためには、情報の送信者は受信者が情報を正確に受信したことを知らなければならない。従って、一般的に、送信者は、受信者から何らかの形式のフィードバック、例えばメッセージが正確に受信されたという通知を必要とする。すべてが互いの範囲内(即ち、互いに通信することができる)にあるいくつかの送信者および受信者が存在し、送信者が受信者への個別のメッセージをアドレス指定することができる状況においては、受信者が送信者へのその通知をアドレス指定し、その通知を正しい元のメッセージと関連付ける必要があるという問題がある。従来技術の方法はこれらの問題の一方または他方に対処しているが、通知プロセスの効率で妥協しなければ両方に対処することはない。
本発明の方法を用いた例において、通信システムは複数のノードを備え、第1のノードがメッセージデータおよび第1の冗長検査データ、例えば、限定はしないが、チェックサム、ハミングコードまたはCRCを含む第1のデータグラムを発生させる。第1の冗長検査データを、(第1のノードアドレスを含む)オーバーヘッドデータおよびメッセージ(またはペイロード)データを用いて発生させることが好ましい。このようにして、第1のデータグラムは冗長検査データを含み、この冗長検査データはメッセージの発信元に関する情報(第1ノードアドレス)およびメッセージの内容(ペイロード)を含む。CRC機構を用いることが好ましい。データグラムは第2のノードへ送信される。第2のノードは、受信すると、例えば合意した方法(第1および第2のノードの両方によって用いられるようなチェックサム、ハミングコード、CRC等)に従って受信データグラムの内容から冗長検査データを算出することによって、受信した(第1の)データグラムの完全性をテストしてもよい。次に、算出された冗長検査データを、受信した第1のデータグラムに含まれる第1の冗長検査データと比較してもよい。2つの冗長検査データが対応する場合、第2のノードが第1のデータグラムをエラーなしで受信したと決定される。受信した(第1の)データグラムの完全性をテストする他の方法として、冗長検査データ発生器を既知の値に初期化した後で、受信データグラムのオーバーヘッドデータ、ペイロードデータおよび冗長検査データを発生器に印加するようにしてもよい。発生器の結果的な値を用いて受信データグラムの完全性を検証してもよい。この方法をCRCの場合に用いることができ、例えば受信データグラムのデータを印加する前にCRC発生器を初期化してもよい。この例においては、CRC発生器の後のゼロ値が検証を意味する。
多くのシステムはいわゆる肯定応答を用い、受信ノードがデータグラムをエラーなしで受信すると前記受信ノードは肯定応答を出し、送信ノードへ応答データグラムを返送する。従って、本例では、第2のノードは第2のデータグラムを発生させてもよく、このデータグラムは第1のデータグラムに対する応答を意味する。第2のデータグラムは、応答データおよび第1のデータグラムにおいて受信された第1の冗長検査データに基づいて算出される第2の冗長検査データを含む。このような算出の例では、冗長検査データ発生器が(第1のデータグラムにおいて受信された)第1の冗長検査データに基づいて初期化され、次に応答データが発生器に印加され、その後第2の冗長検査データが発生器の値に基づいて決定される。尚、データグラムの大きさを最小限にするためには、第2のノードアドレスは元のデータグラム(第1のデータグラム)に応答するデータグラムに含まれているため、このアドレスをデータグラムから省略してもよい。しかし、従来技術の方法とは異なり、第2の冗長検査データは第1の冗長検査データに基づいていることにより、第2のデータグラムのエラー検出機能を行うことに加えて、第1のノードの身元および第1のデータグラムのペイロードに関する情報を含んでいる。第1の冗長検査データと同様に、第2の冗長検査データはチェックサム、ハミング、CRCまたは他の適切なデータであってもよい。第2の冗長検査データにはCRCを用いることが好ましい。第1のデータグラムの単純な通知の場合には、第2のノードは、最小限のみの通知識別子データ(ペイロードデータ)および第2の冗長検査データ(また、必要に応じて、使用される通信プロトコルをサーポートする何らかのオーバーヘッドデータ)を含む第2のデータグラムを発生させるようにしてもよい。通知識別子データは、第1および第2のノードの両方に共通し且つ局部記憶装置または他の何らかの手段によってアクセス可能なデータであってもよいため、第2のデータグラムに含まれないことが好ましい。これにより、通知データグラムまたはほぼ一定であるペイロードデータ内容を有する他のデータグラムの大きさがさらに減少する。
その後、第2のノードは第2のデータグラムを送信する。第1のノードは、他の多くのノードの範囲内にあってもよく、それ自体が以前に送信したデータグラムに対する応答としての1つ以上のノードからの待機データグラムであってもよい。第1のノードは第2のデータグラムを受信してもよい。その後、例えば合意した方法(第1および第2のノードの両方によって用いられるようなチェックサム、ハミングコード、CRC等)に従って受信データグラムに関連する応答データおよび第1の冗長検査データから冗長検査データを算出することによって、受信した(第2の)データグラムの完全性をテストしてもよい。次に、算出された冗長検査データを、受信した第2のデータグラムに含まれる第2の冗長検査データと比較してもよい。これらの冗長検査データが対応する場合、第2のデータグラムの完全性が検証される。第2のデータグラムの完全性を検証する他の方法として、冗長検査データ発生器を第1の冗長検査データに基づいて初期化してもよく、次に応答データおよび第2の冗長検査データを発生器に印加するようにしてもよく、その後第2のデータグラムの完全性が冗長検査データ発生器の値に基づいて決定される。従来技術の方法とは異なり、上述のような第2のデータグラムの検証は、第2のデータグラムが第1のノードによって送信された先行のデータグラムに対する応答であることも意味し、またどの特定の先行データグラムかを特定する。
通信システムは本発明の態様を実施するデータグラムを用いて通信することができるノードまたは端末を含んでもよい。通信システムによって用いられる媒体は有線または無線またはこれら2つの組み合わせであってもよい。特に、適切な有線システムの例としては、限定はしないが、イーサネット(登録商標)、RS232、UPnP、およびUSBが挙げられ、適切な無線システムの例としては、限定はしないが、WiFi、802.11、低電力無線、ブルートゥースおよびZigBeeが挙げられる。適切な無線通信システムの端末は規格IEEE802.15.4に基づいて通信する。
本発明の態様をサポートするのに適した通信端末またはノードは、
他の端末からデータグラムを受信するように動作可能な第1のポートと、
受信データグラムをデコードし、
冗長検査データを算出し、
冗長検査データを比較し、
データグラムを発生させる
ように動作可能なプロセッサと、
プログラムコード命令を記憶するように動作可能な第1の記憶装置と、
冗長検査データを記憶するように動作可能な第2の記憶装置と、
他の端末へデータグラムを送信するように動作可能な第2のポートと、
ホストアプリケーションとデータを交換するように動作可能な第3のポートとを具備するようにしてもよい。
どのような適切なハードウェアまたはハードウェア/ソフトウェアの組み合わせを用いて本発明の態様による端末を実現してもよい。不揮発性記憶装置を用いてソフトウェアプログラムコードを記憶することによって実現する場合もある。加えて、またはその代わりに、例えば処理能力の限定されたまたはないノードにおいてCRC発生を実施する冗長検査データ発生器を用いて実施してもよい。
本発明によって構成されたデータグラムの利点は、少ない通信リソースを用いる場合に小型且つ効率的である一方で、データグラムをエラーから保護すると共に、それらが関連するソースノードおよび特定のデータグラムの両方を示してもよいことである。
付随する図面を参照してさらなる特徴および利点について一例として説明する。
図1は、本発明の態様を実施する模範的な方法の流れ図を示している。全体として100で示されている方法は、通信システムにおけるノードのうちのネットワーク内の第1および第2のノードによって用いられてもよい。一例において、これらのノードは、ZigBeeおよび/またはIEEE802.15.4規格に基づいて動作する無線ノードまたは端末である。この方法は102で開始し、104で第1のノードによってメッセージデータが集められる。このメッセージデータは、システム内で第1のノードから第2のノードへ送信されるオーバーヘッドデータ(例えば、限定はしないが、第1のノードアドレス、第2のノードアドレス、パケットタイプ、フレーミングコード、シーケンスデータ)およびペイロード(情報)データを含んでもよい。ペイロード情報はノード自体によってまたはホストアプリケーションとのデータ交換によって処理されてもよい。106で、メッセージデータを用いて第1の冗長検査データ136が算出される。どのような適切な冗長検査データ機構を用いてもよい。これらには、限定はしないが、チェックサム、ハミング、CRC等が挙げられる。適切な方式の選択は、通信チャンネルで起こり得る1つまたは複数の種類のエラーに、また場合によっては通信ノードの利用可能な処理能力に依存するようにしてもよい。冗長検査データが算出されると、これはメッセージデータに添付されて108で第1のデータグラムを発生させる。尚、本発明の方法は、必ずしもデータグラム内に含まれる上に詳述したすべてのメッセージデータを必要とするわけではない。メッセージを起こすノードは、目的とする受信ノードが本発明の態様を実施する適切な冗長検査データを再構成することができるのに十分な情報を供給すればよい。例えば、以下に応答データに関連してさらに説明するように、ペイロードデータは含まれなくてもよい。第1のデータグラムは110で第2のノードへ送信される。
第2のノードは112で第1のデータグラムを受信する。114で、第1のデータグラムで受信されたオーバーヘッドおよびペイロードデータから冗長検査データが算出される。第2のノードによって用いられる算出法は第1のノードによって用いられるものと対応し、両方のノードで同一の冗長検査データを算出することを目的として、同一のデータ(例えば、オーバーヘッドおよびペイロードデータ)に対して演算を行う。次に、118で算出された冗長検査を第1のデータグラムで受信された第1の冗長検査データ116と比較してもよい。比較が誤っている場合、第2のノードによって受信された第1のデータグラムは汚染され、信頼性がないため、この方法は142で終了する。比較が正しい場合、第2のノードは進行して126で第1のデータグラムの良好な受信に対する応答として第2のデータグラムを発生させる。第2のデータグラムは、応答データ(ペイロードデータ)120および第1のデータグラムで受信された第1の冗長検査データ116に基づいて122で算出された第2の冗長検査データを含む。このようにして、第2の冗長検査データは、応答データ、第1のノードの身元(例えば、アドレス)、および第1のデータグラムの内容(第1の冗長検査データはそれ自体が後者2つの項目の関数であるので)の関数である。第2のデータグラムも任意で124で、一般的なまたは標準的なタイプの状況において、限定はしないが、データグラムを通知するデータグラム、周期的なビーコンデータグラム等の応答データを含む場合があり、この応答データは通信に関与しているノードに既に知られているものであってもよい。例えば、応答データは局部記憶されてもよくまたは各ノードで利用可能であってもよく、従ってデータグラム自体にこのようなデータを含め且つ伝達することは非能率的である場合がある。その後、128で第2のデータグラムが第2のノードから第1のノードへ送信される。
130で第2のデータグラムを受信すると、第1のノードは134で、第2のデータグラムで受信されたデータ、第1の冗長検査データ136および(第2のデータグラムで供給され、または上述のように局所的に利用可能であり、明確にするために図1には示されていない)応答データを用いて冗長検査データを算出する。次に、138で、算出された冗長検査を第2のデータグラムで受信された第2の冗長検査データと比較する。比較が誤っている場合、第1のノードによって受信された第2のデータグラムは汚染され、信頼性がないため、この方法は142で終了する。比較が正しい場合、第1のノードは第2のデータグラムの完全性が真実であり、第2のデータグラムは140で第1のデータグラムに対する応答を意味していると決定する。そして142で方法が終了する。図1の例においては、他の適切な方法、例えば上述の冗長検査データ発生器を使用する方法を用いてデータグラムの完全性を検証してもよい。
図2は、本発明の態様を実施する通信システムにおいて使用される全体として200で示された通信端末またはノードの概略図を示している。このノードは、データグラムを受信する第1のポート202と、データグラムを送信する第2のポート212と、メッセージデータを交換する第3のポート218と、CPU204と、プログラム命令を記憶するROM206と、一時記憶用のRAM208と、記憶装置216と、任意の冗長検査データ発生器214とを具備してなり、すべて当業者に知られているようにバス210を介して相互接続されている。動作時において、ROM内のプログラムの制御の下で、CPUは(局所的にまたは第3のポートを介して、この第3のポートは、プログラムの制御の下で、例えばノードにまたはネットワークまたはインターネット上に局所的に配置されたホストアプリケーションとデータを交換するように操作可能であってもよい)他のノードへ送信するためのメッセージデータを獲得してもよい。次に、CPUは冗長検査データを発生させる準備をし、これは、プログラム制御の下でCPU自体によって、または専用の冗長検査データ発生器214によって行われてもよい。このような発生器の例としては、CRC多項式を実施する適切に配線されたシフトレジスタがある。後者を用いる場合、CPUは発生した冗長検査データの値を記憶装置216に記憶するようにしてもよい。次に、CPUは、(発生した冗長検査データを含む)データグラムを集め、第2のポート212を用いてそのデータグラムを何らかの適切な通信プロトコルを介して他のノードへ送信する。入力ポート202でデータグラムを受信すると、CPUは、プログラムおよび記憶された冗長検査データ216に基づいてデータグラムを処理し、有効にする。
前述の方法および実施は一例として示されたに過ぎず、当業者に容易に認められて本発明の利点を利用できる様々な方法および実施を選択して示したものである。前記説明において、また図1を参照すると、通信システムの端末(ノード)間でデータグラムを伝達する方法が開示されている。信頼性のない媒体で動作しているシステムにおいては、冗長検査データ136を、端末によって112で受信された時のデータグラムの完全性を検証するのに用いるためにデータグラムに含めてもよく、128で発信元の端末への応答データグラム、例えば通知を発行する受信端末によってデータグラムの良好な受信を確認することができる。本発明は、新たな冗長検査データの発生122において受信した元のデータグラムの冗長検査データ116(この冗長検査データは発信元端末の身元およびデータグラムの内容に関する情報を含む)を通知(または他の種類の応答)データグラムに利用している。発信元端末は、元のデータグラムの冗長検査データ136のそれ自身の局所的な記録に関連して応答データグラムを130で受信し、134、138で処理する。このようにして、本発明によれば、発信元端末が応答データグラムの完全性を138で検証できるだけでなく、応答データグラムを元のデータグラムに対する応答であると140で認識できる一方で、応答データグラムの大きさが確実にコンパクトになる。
図1は、本発明の態様を実施する模範的な方法の流れ図である。 図2は、通信端末またはノードの概略図である。
符号の説明
200 通信端末
202 第1のポート
204 CPU
206 ROM
208 RAM
210 バス
212 第2のポート
214 冗長検査データ発生器
216 記憶装置
218 第3のポート

Claims (11)

  1. 通信システムの端末間でデータグラムを伝達する方法であって、各データグラムはデータグラム完全性を検証するために用いられる冗長検査データを備え、前記方法は、
    メッセージデータおよび第1の冗長検査データを含む第1のデータグラムを発生させるステップと、前記第1の冗長検査データは前記メッセージデータに基づいて算出され、
    前記第1のデータグラムを第1の端末から第2の端末へ送信するステップと、
    前記第1のデータグラムの完全性を検証するステップと、
    第2の冗長検査データを含む第2のデータグラムを発生させるステップと、前記第2の冗長検査データは応答データおよび第1の冗長検査データに基づいて算出され、
    前記第2のデータグラムを前記第2の端末から前記第1の端末へ送信するステップと、
    前記第2のデータグラムの完全性を確認するステップと、
    前記第2のデータグラムの完全性が確認された場合には、
    前記第2のデータグラムが前記第1のデータグラムに対する応答であることを確認するステップとを備える、方法。
  2. 前記第1のデータグラムの完全性を検証するステップは、
    前記メッセージデータに基づいて第3の冗長検査データを算出するステップと、
    第3の冗長検査データを第1の冗長検査データと比較するステップと、
    前記比較に基づいて第1のデータグラムの完全性を決定するステップとを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のデータグラムの完全性を検証するステップは、
    前記応答データおよび第1の冗長検査データに基づいて第4の冗長検査データを算出するステップと、
    第4の冗長検査データを第2の冗長検査データと比較するステップと、
    前記比較に基づいて前記第2のデータグラムの完全性を決定するステップとを備える、請求項2に記載の方法。
  4. 第2の冗長検査データを算出することは、
    前記第1の冗長検査データに基づいて第1の冗長検査データ発生器を初期化するステップと、
    応答データを前記冗長検査データ発生器に印加するステップと、
    前記第1の冗長検査データ発生器の値に基づいて第2の冗長検査データを決定するステップとを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2のデータグラムの完全性を検証するステップは、
    前記第1の冗長検査データに基づいて第2の冗長検査データ発生器を初期化するステップと、
    前記第2のデータグラムの応答データおよび第2の冗長検査データを前記発生器に印加するステップと、前記応答データは前記第2の冗長検査データを算出するために用いられたものであり、
    前記第2の冗長検査データ発生器の値に基づいて前記第2のデータグラムの完全性を決定するステップとを備える、請求項1または4に記載の方法。
  6. 前記第2のデータグラムは前記応答データをさらに備える、請求項1乃至5のいずれかに記載の方法。
  7. 複数の端末を備える通信システムであって、各端末は請求項1乃至6のいずれかの方法を用いる、通信システム。
  8. 前記端末は、規格IEEE802.15.4に定義されたデータグラムを用いて通信するように動作可能である、請求項7に記載の通信システム。
  9. 請求項7乃至8のいずれかの通信システムに用いられ、且つ請求項1乃至6のいずれかの方法に従って動作可能な端末であって、前記端末は、
    他の端末からデータグラムを受信するように動作可能な第1のポートと、
    受信データグラムをデコードし、
    冗長検査データを算出し、
    冗長検査データを比較し、
    データグラムを発生させる
    ように動作可能なプロセッサと、
    プログラムコード命令を格納するように動作可能な第1の記憶装置と、
    冗長検査データを格納するように動作可能な第2の記憶装置と、
    他の端末へデータグラムを送信するように動作可能な第2のポートと、
    ホストアプリケーションとデータを交換するように動作可能な第3のポートとを備える、端末。
  10. 前記第1の記憶装置は不揮発性である、請求項9に記載の端末。
  11. 冗長検査データ発生器をさらに備える、請求項9に記載の端末。
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