JP2006504310A - フレキシブルなサイズを有するプロローグウィンドウを備えたスライディングウィンドウデコーダ - Google Patents
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Abstract
シンボルのストリームを復号化するプロセッサシステム(1)を備えたスライディングウィンドウデコーダは、プロローグウィンドウの初期パラメータを導出するプロローグ導出プロセス(23)を実行し、メインウィンドウのメインパラメータを導出し、これにより上記初期パラメータによって定められた初期条件を使用するメイン導出プロセス(24)を実行し、その結果、初期条件の必要な質に応じて、変動可能な個数のシンボル、すなわち、変動可能なサイズを有するプロローグウィンドウを定義する定義プロセス(22)を導入することにより、プロローグウィンドウは拡大/縮小(質の高い/低いの初期条件)させることが可能である。その結果として、あるメインウィンドウのプロローグウィンドウと近傍のメインウィンドウのプロローグウィンドウとの間の平均的なオーバーラップが削減されるので、効率が向上する。好ましくは、一つのメインウィンドウ毎に、プロローグウィンドウはサイズが増大する。変動可能な質を有することを必要とする初期条件の洞察に基づいて、基本的な着想は、プロローグウィンドウのため変動可能なサイズを導入する。反復毎に増大するサイズは、スライディングウィンドウデコーダをより一層有利にする。
Description
本発明は、1個以上のシンボルをそれぞれに含むメインウィンドウを処理し、1個以上のシンボルをそれぞれに含むプロローグ(prolog)ウィンドウを処理するプロセッサシステムを具備した、少なくとも1ブロックのシンボルを復号化するスライディングウィンドウデコーダに関する。
本発明は、また、少なくとも1ブロックのシンボルを符号化するエンコーダおよびスライディングウィンドウデコーダを備えるシステムに関し、
1個以上のシンボルをそれぞれに含むメインウィンドウを処理し、1個以上のシンボルをそれぞれに備えるプロローグウィンドウを処理することにより、少なくとも1ブロックのシンボルを復号化するスライディングウィンドウ復号化方法に関係し、
少なくとも1ブロックのシンボルを復号化するスライディングウィンドウデコーダで使用するためのプロセッサシステムによって実行させられるプロセッサプログラムプロダクトに関係する。
1個以上のシンボルをそれぞれに含むメインウィンドウを処理し、1個以上のシンボルをそれぞれに備えるプロローグウィンドウを処理することにより、少なくとも1ブロックのシンボルを復号化するスライディングウィンドウ復号化方法に関係し、
少なくとも1ブロックのシンボルを復号化するスライディングウィンドウデコーダで使用するためのプロセッサシステムによって実行させられるプロセッサプログラムプロダクトに関係する。
このようなスライディングウィンドウデコーダは、たとえば、携帯端末の一部を形成し、たとえば、基地局またはネットワークノードがエンコーダを備える。
従来技術のスライディングウィンドウデコーダは米国特許出願公開第2001/0046269号により知られ、この文献は、その図1および2に示されるようにプロセッサシステムを具備し、その図3、4および5に示されるように、1台以上のプロセッサ、加算器ツリー、レジスタ、最大値(MAX)ブロック、最大値(MAX)レジスタ、正規化器などを具備し、少なくとも1ブロックのシンボルを復号化するスライディングウィンドウデコーダを開示する。上記プロセッサシステムは、プロローグウィンドウの初期パラメータを導出するプロローグ導出プロセスを実行し、メインウィンドウのメインパラメータ(たとえば、αおよびβ)を導出するメイン導出プロセスを実行し、その結果、(この文献のパラグラフ0014に記載されているように)上記パラメータによって定められた初期条件を使用してレジスタに書き込み/設定し、これらのメインウィンドウおよびプロローグウィンドウはこの文献の図8および9に記載されている。上記メインパラメータはデータ推定値(たとえば、付帯的な(extrinsic)データまたは帰納的データ)を生成するため処理され、このデータ推定値は、エンコーダによって符号化され、上記エンコーダから上記スライディングウィンドウデコーダへ送信された可能性が最も高いメッセージシンボルと、それらの尤度を示す。
従来のスライディングウィンドウデコーダは、特に、効率的ではないので不利であり、この従来のスライディングウィンドウデコーダは、並列化されたフォワードプロパゲーション処理(前向き)とバックプロパゲーション処理(後向き)を有し、一方で特定のメインウィンドウに対して、他方で近傍のメインウィンドウに対して行われた反復のプロローグウィンドウのそれぞれのオーバーラップのために多数の計算が2回ずつ実行される(あらゆるオーバーラップは計算が2回ずつ実行される原因になる)。
本発明の目的は、特に、より効率的なスライディングウィンドウデコーダを提供することである。
本発明のさらなる目的は、特に、より効率的なシステムを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、特に、より効率的なプロセッサシステムを提供することである。
本発明のもう一つの目的は、特に、より効率的な方法を提供することである。
本発明のさらにもう一つの目的は、特に、より効率的なプロセッサプログラムプロダクトを提供することである。
少なくとも1ブロックのシンボルを復号化する本発明によるスライディングウィンドウデコーダは、1個以上のシンボルをそれぞれに含むメインウィンドウを処理し、1個以上のシンボルをそれぞれに含むプロローグウィンドウを処理するプロセッサシステムを具備し、プロセッサシステムは、
少なくとも1個のプロローグウィンドウのための少なくとも1個の初期パラメータを導出する少なくとも一つのプロローグ導出プロセスと、
少なくとも1個のメインウィンドウのための少なくとも1個のメインパラメータを導出し、その結果、上記少なくとも1個の初期パラメータによって定められた少なくとも一つの初期条件を使用する、少なくとも一つのメイン導出プロセスと、
上記少なくとも1個のメインパラメータを処理することにより、少なくとも1個のデータ推定値を生成する少なくとも一つの生成プロセスと、
第1の個数と第2の個数が互いに異なり、ゼロに一致しないとき、第1の個数のシンボルを含む少なくとも第1のプロローグウィンドウ、および、第2の個数のシンボルを含む少なくとも第2のプロローグウィンドウを定義する少なくとも一つの定義プロセスと、
を具備する。
少なくとも1個のプロローグウィンドウのための少なくとも1個の初期パラメータを導出する少なくとも一つのプロローグ導出プロセスと、
少なくとも1個のメインウィンドウのための少なくとも1個のメインパラメータを導出し、その結果、上記少なくとも1個の初期パラメータによって定められた少なくとも一つの初期条件を使用する、少なくとも一つのメイン導出プロセスと、
上記少なくとも1個のメインパラメータを処理することにより、少なくとも1個のデータ推定値を生成する少なくとも一つの生成プロセスと、
第1の個数と第2の個数が互いに異なり、ゼロに一致しないとき、第1の個数のシンボルを含む少なくとも第1のプロローグウィンドウ、および、第2の個数のシンボルを含む少なくとも第2のプロローグウィンドウを定義する少なくとも一つの定義プロセスと、
を具備する。
導出プロセスおよび一つ以上の生成プロセスの他に、変動可能な個数のシンボルを含むプロローグウィンドウを定義する一つ以上の定義プロセスを導入することにより、変動可能なサイズを有するプロローグウィンドウが作成される。必要な初期条件の質に応じて、プロローグウィンドウは拡大(初期条件の質が高い)または縮小(初期条件の質が低い)させられる。その結果として、効率が改善されるので、平均的なオーバーラップが削減される。
データ推定値の質が特定の反復に対して(たとえば、これらの特定の推定値の(後続の)反復中にデータ推定値の変化が殆ど現れないため)高い質であると判定されたとき、質が高い(比較的大きいサイズおよび比較的広いオーバーラップを有するプロローグウィンドウに対応している)初期条件を使用することも興味深く、逆の場合も同様である。
用語「スライディングウィンドウ」は極端に狭義に考えるべきではないことに注意すべきであり、1個のプロセッサがすべての機能を実行する場合、メインウィンドウは実際には近傍メインウィンドウを含むスライディングウィンドウであり、メインウィンドウは近傍メインウィンドウのため行われたすべての反復のすべてのプロローグウィンドウと重なり合うが、複数台のプロセッサが協働する場合、各プロセッサは1個のメインウィンドウまたは一連のメインウィンドウを同時に処理する。また、用語「データ推定値」は極端に狭義に考えるべきではなく、たとえば、1シンボル毎に最も可能性が高い値(硬い推定)、および/または、1シンボル毎に1個以上の値に対する1個以上の尤度(軟らかい推定)などを含む。さらに用語「データ推定値」は、たとえば、付帯的なデータ推定値、すなわち、復号結果(硬または軟)を表現できるデータ推定値を含む。
本発明は並列化されたフォワードプロパゲーション処理(前向き)およびバックプロパゲーション処理(後向き)に限定されることなく、変動可能なサイズを備えたプロローグウィンドウが上記の向きの一方向だけで動作するスライディングウィンドウデコーダでも使用できることにさらに注意すべきである。
用語「プロローグウィンドウ」および「メインウィンドウ」には多数の代替用語があることに注意すべきであり、メインウィンドウはウィンドウとしても知られ、このときプロローグウィンドウは、学習フェーズ、ウォーミングアップフェーズ、オーバーラップ、プロローグなどのように定義される。
さらに注意すべき点として、前向きに処理するとき、(連続的なシンボルのストリームの場合には存在しない)受信された最後のシンボルから始まるメインウィンドウにはプロローグウィンドウがなく、次のメインウィンドウは、プロローグウィンドウが一般にメインウィンドウよりも小さいので、(反復毎に)プロローグウィンドウを有する。同様に、後向きに処理するとき、(連続的なシンボルのストリームの場合には存在しない)受信された最初のシンボルから始まるメインウィンドウにはプロローグウィンドウがなく、次のメインウィンドウは、プロローグウィンドウが一般にメインウィンドウよりも小さいので、(反復毎に)プロローグウィンドウを有する。
本発明によるスライディングウィンドウデコーダの第1の実施形態は請求項2に記載されている。
スライディングウィンドウデコーダは、メインウィンドウ毎に増大し、サイズが大きくなる多数のプロローグウィンドウを有する。その結果として、メインウィンドウは、質が高くなる初期条件に基づいて繰り返し処理され、スライディングウィンドウデコーダは優れた効率で動作する(平均的なオーバーラップが減少する)。上記の第1、第2および第3の反復は、1回目、2回目および3回目の反復と必ずしも一致しないが、3回の順次または非順次の反復と一致し、上記第2の反復が時間的に上記第1の反復の後に続き、上記第3の反復が時間的に上記第2の反復の後に続く。
本発明によるシステムの第2の実施形態は請求項3に記載されている。
このスライディングウィンドウデコーダは、順次反復中に多数のプロローグウィンドウを有し、対応したメインウィンドウは質が高くなる順次初期条件に基づいて反復的に処理される。その結果として、プロローグウィンドウのサイズおよび初期条件の質は頻繁に変化し、これが上記スライディングウィンドウデコーダの動作を改善する。
本発明によるスライディングウィンドウデコーダの第3の実施形態は請求項4に記載されている。
このスライディングウィンドウデコーダは、質が高くなる初期条件に基づいて反復的に処理されるメインウィンドウを有し、始動プロローグウィンドウは最小サイズを有し、したがって、質が最低である初期条件に基づき、最終プロローグウィンドウは最大サイズを有し、したがって、質が最高である初期条件に基づき、中間プロローグウィンドウは中間サイズを有し、したがって、質が中間である初期条件に基づいている。その結果として、プロローグウィンドウのサイズおよび初期条件の質は段階的に変化させられる。
本発明によるスライディングウィンドウデコーダの第4の実施形態は請求項5に記載されている。
特に、最大事後確率および/またはビタビ復号化プロセスに基づくスライディングウィンドウデコーダに対して、プロローグウィンドウの変動可能なサイズおよび初期条件の変動可能な質は著しい改善をもたらす。
本発明によるシステムは、少なくとも1ブロックのシンボルを符号化するエンコーダを具備し、請求項1に記載されたスライディングウィンドウデコーダを具備し、上記エンコーダはターボエンコーダであり、および/または、上記スライディングウィンドウデコーダはターボスライディングウィンドウデコーダである。
特に、ターボ符号化および/またはターボ復号化に対して、プロローグウィンドウの変動可能なサイズおよび初期条件の変動可能な質は著しい改善をもたらす。
本発明によるシステム、本発明によるプロセッサシステム、本発明による方法、および、本発明によるプロセッサプログラムプロダクトの実施形態は、本発明によるスライディングウィンドウデコーダの実施形態と対応する。
本発明は、特に、スライディングウィンドウデコーダの効率を改善するため初期条件が変動可能な質を有するべきであるという洞察に基づき、特に、プロローグウィンドウのサイズは変動可能にさせることができるという基本的な着想に基づいている。
本発明は、特に、より効率的なスライディングウィンドウデコーダを提供するという問題を解決し、特に、効率が高くなったとき、スライディングウィンドウデコーダの性能が低下しない点で有利であり、特に、この場合にメインウィンドウを縮小させ、その結果として、より多くの並列プロセスを同時に実行させ得る点でさらに有利である。
本発明の上記態様およびその他の態様は以下に記載された実施形態から明らかであり、実施形態を参照して解明される。
図1に示されたスライディングウィンドウデコーダは、1台以上のプロセッサを含むコントローラ2と、たとえば、β−ブロック31、β−RAM32、α−ブロック33および付帯的なブロック34を含むパフォーマ3と、を有する本発明によるプロセッサシステム1を具備する。米国特許出願公開第2001/0046269号に詳述されるように、β−ブロック31は、たとえば、系統的なデータ、パリティデータおよび先験的なデータをコントローラ2から受信し、たとえば、β−RAM32を介して付帯的なブロック34へ供給されるβ−ベクトルを発生し、α−ブロック33は、たとえば、系統的なデータ、パリティデータおよび先験的なデータ(βの状況とは逆順に)をコントローラ2から受信し、たとえば、付帯的なブロック34へ供給されるα−ベクトルを生成する。β−ブロック31およびα−ブロック33、並びに、付帯的なブロック34は、たとえば、加算器ツリー、レジスタ、MAXブロック、MAXレジスタ、正規化器などを具備する。
米国特許出願公開第2001/0046269号に詳述されるように、β−ブロック31およびα−ブロック33において、上記レジスタは初期条件に設定され、加算器ツリーは、エンコーダで使用されるトレリスに従って、系統的なデータ、パリティデータ、および、先験的なデータを加算し、その結果を上記レジスタに記憶する。次の段階中に、アドレスツリーからの結果がMAXブロックへ供給され、MAXレジスタに記憶される。正規化されていない出力は正規化器などによって正規化される。
スライディングウィンドウ方式アプローチによれば、サイズNのデータブロックまたは連続的なデータのストリームのような入力データは、メインウィンドウと称されるより小さいブロックに分割される。これらのメインウィンドウは相互に個別に復号化される。初期条件はメインウィンドウ毎には分からないので、(β−ベクトルおよびα−ベクトルに対する)プロローグウィンドウがすぐれた初期条件を獲得するため使用される。前のメインウィンドウの十分に内側の点でα−ベクトルの更新を開始することにより、かつ、次のメインウィンドウの十分に内側の点でβ−ベクトルの更新を開始することにより、デコーダは、データのストリームの先頭または最後で開始されなかったことにかかわらず、メインウィンドウ内の実際のデータに基づいて動作し始める前に収束する。
β−ベクトルおよびα−ベクトルのための生成プロセスは、上記アドレスツリー、レジスタ、MAXブロック、MAXレジスタ、正規化などの間のフィードバックパスによって実現される反復ループ内の多数の段階に分割される。
用語「プロローグウィンドウ」および「メインウィンドウ」には多数の代替用語が存在し、メインウィンドウはウィンドウとしても知られ、この場合にプロローグウィンドウは学習フェーズ、ウォーミングアップフェーズ、オーバーラップ、プロローグなどとして定義されることに注意すべきである。
コントローラ2は、たとえば、プロローグウィンドウのための初期パラメータを導出するプロローグ導出プロセス23、メインウィンドウのためのメインパラメータを導出し、それによって、初期パラメータによって定められた初期条件を使用するメイン導出プロセス24、上記メインパラメータを処理することによりデータ推定値を生成する生成プロセス25、および、変動可能な個数のシンボルを有する上記プロローグウィンドウの少なくとも一部を定義する定義プロセス22のような他のプロセスを制御する制御プロセス21を含む。
パフォーマ3の説明から明らかであるように、少なくともプロローグ導出プロセス23およびメイン導出プロセス24と生成プロセス25の少なくとも一部分はパフォーマ3で行われるが、制御プロセス21によって制御される。プロローグ導出プロセス23に関して、米国特許出願公開第2001/0046269号に記載されたデコーダによれば、プロローグウィンドウのサイズ(上記プロローグウィンドウ内のシンボルの個数)は固定される。
本発明によれば、図2に記載されるように、λが、たとえば、αまたはβであり、λ0がメインウィンドウ+最小サイズのプロローグウィンドウと一致し、λ1がメインウィンドウ+最小サイズよりも1ビット大きいプロローグウィンドウと一致し、以下同様であり、λK−1がメインウィンドウ+最大サイズのプロローグウィンドウと対応すると共に、変動可能な個数のシンボルを有する上記プロローグウィンドウの少なくとも一部を定義する定義プロセス22が導入されている。初期条件の必要な質に応じて、プロローグウィンドウを拡大(初期条件の質が高い)し、または、縮小(初期条件の質が高い)することが可能である。その結果として、特定のメインウィンドウに対するプロローグウィンドウと、近傍のメインウィンドウ(β−ベクトルに対する次のメインウィンドウ、α−ベクトルに対する前のメインウィンドウ)に対するプロローグウィンドウとの間のオーバーラップがこの場合には縮小されるので(これらのオーバーラップは何れも計算を2回ずつ実行させる)、デコーダの効率が改善される。
データ推定値の質が特定の反復に対して高い質であると判定されるとき、高い質を有する初期条件を使用することも興味深く、その逆もまた同様である。上記初期条件のため必要な質を検出できるようにするため、コントローラ2は、上記収束、および/または、上記系統的なデータ、パリティデータ、および/または、先見液なデータ、および/または、α−ベクトルおよびβ−ベクトルの進展などを検出する検出プロセスを備える。より詳細には、上記検出プロセスは、たとえば、それらの特定の(順次)反復に対するデータ推定値に現れる変化などを検出する。
好ましくは、1個のメインウィンドウ当たりのプロローグウィンドウの個数は増加し、サイズが増大する。その結果として、メインウィンドウは、質が高くなる初期条件に基づいて繰り返し処理され、スライディングウィンドウデコーダは優れた効率で動作する(平均的なオーバーラップが減少する)。上記の第1、第2および第3の反復は、1回目、2回目および3回目の反復と必ずしも一致しないが、3回の順次または非順次の反復と一致し、上記第2の反復が時間的に上記第1の反復の後に続き、上記第3の反復が時間的に上記第2の反復の後に続く(少なくとも、たとえば、メインウィンドウ毎のデータ推定値の質についての知識がないとき、先行の反復中の初期条件は、後続の反復中の初期条件よりも重要性が低い場合がある)。
順次反復においてサイズが増大する多数のプロローグウィンドウを与えることにより、対応したメインウィンドウは、質が高くなる順次初期条件に基づいて反復的に処理される。その結果として、プロローグウィンドウのサイズおよび初期条件の質は頻繁に変化し、これが上記スライディングウィンドウデコーダの動作を改善する。
質が高くなる初期条件に基づいて反復的に処理されるメインウィンドウを導入することにより、始動プロローグウィンドウは最小サイズを有し、したがって、質が最低である初期条件に基づき、最終プロローグウィンドウは最大サイズを有し、したがって、質が最高である初期条件に基づき、中間プロローグウィンドウは中間サイズを有し、したがって、質が中間である初期条件に基づき、その結果として、プロローグウィンドウのサイズおよび初期条件の質は段階的に変化させられる。
さらに注意すべき点として、前向きに処理するとき、(連続的なシンボルのストリームの場合には存在しない)受信された最後のシンボルから始まるメインウィンドウにはプロローグウィンドウがなく、次のメインウィンドウは、プロローグウィンドウが一般にメインウィンドウよりも小さいので、(反復毎に)プロローグウィンドウを有する。後向きに処理するとき、(連続的なシンボルのストリームの場合には存在しない)受信された最初のシンボルから始まるメインウィンドウにはプロローグウィンドウがなく、次のメインウィンドウは、プロローグウィンドウが一般にメインウィンドウよりも小さいので、(反復毎に)プロローグウィンドウを有する。
たとえば、「導出する」および「定義する」などにおける表現「〜する(ための)」は、他の機能が同時に或いは非同時に実行されることを排除しない。表現「Yに連結されたX」、「XとYとの間の結合」、および、「XとYを結合/連結する」などは、要素ZがXとYとの間に存在することを排除しない。表現「PはQを含む(具備する)」および「Qを含む(具備する)P」は、要素Rも具備される/含まれることを排除しない。冠詞「a」および「an」は1個または複数個の存在する可能性を排除しない。シンボルはビットでもよく、或いは、3個以上の値をとってもよい。
本発明は、特に、初期条件は、スライディングウィンドウデコーダの効率を改善するため変動可能な質を有するべきであるという洞察に基づき、特に、プロローグウィンドウのサイズは変動可能にさせることができるという基本的な着想に基づいている。
本発明は、特に、より効率的なスライディングウィンドウデコーダを提供するという問題を解決し、特に、効率が高くなったとき、スライディングウィンドウデコーダの性能が低下しない点で有利であり、特に、この場合にメインウィンドウを縮小させ、その結果として、より多くの並列プロセスを同時に実行させ得る点でさらに有利である。
2 コントローラ
3 パフォーマ
21 制御プロセス
22 定義プロセス
23 プロローグ導出プロセス
24 メイン導出プロセス
25 生成プロセス
31 β−ブロック
32 β−RAM
33 α−ブロック
3 パフォーマ
21 制御プロセス
22 定義プロセス
23 プロローグ導出プロセス
24 メイン導出プロセス
25 生成プロセス
31 β−ブロック
32 β−RAM
33 α−ブロック
Claims (10)
- 1個以上のシンボルをそれぞれに備えるメインウィンドウを処理し、1個以上のシンボルをそれぞれに備えるプロローグウィンドウを処理するプロセッサシステムを備え、少なくとも1ブロックのシンボルを復号化するスライディングウィンドウデコーダであって、
前記プロセッサシステムが、
少なくとも1個のプロローグウィンドウのための少なくとも1個の初期パラメータを導出する少なくとも一つのプロローグ導出プロセスと、
少なくとも1個のメインウィンドウのための少なくとも1個のメインパラメータを導出し、これにより、前記少なくとも1個の初期パラメータによって定められた少なくとも一つの初期条件を使用する、少なくとも一つのメイン導出プロセスと、
前記少なくとも1個のメインパラメータを処理することにより、少なくとも1個のデータ推定値を生成する少なくとも一つの生成プロセスと、
を含み、
前記プロセッサシステムが、
第1の個数と第2の個数は互いに異なり、ゼロに一致しない個数を表すとき、第1の個数のシンボルを備える少なくとも第1のプロローグウィンドウ、および、第2の個数のシンボルを備える少なくとも第2のプロローグウィンドウを定義する少なくとも一つの定義プロセスを備える、
スライディングウィンドウデコーダ。 - 前記定義プロセスが、第3の個数のシンボルを備える少なくとも第3のプロローグウィンドウをさらに定義し、前記第1、第2および第3のプロローグウィンドウが第1、第2および第3の反復における同じメインウィンドウに隣接し、前記第1の個数が前記第2の個数よりも少なく、前記第2の個数が前記第3の個数よりも少ない、請求項1に記載のスライディングウィンドウデコーダ。
- 前記第1、第2および第3のプロローグウィンドウが前向き/後向きの方向の順次反復におけるプロローグウィンドウであり、前記第1、第2および第3のプロローグウィンドウが前記前向き/後向きの方向で前記メインウィンドウの前に位置する、請求項2に記載のスライディングウィンドウデコーダ。
- 前記第1の個数が最小値をとり、前記第3の個数が最大値をとり、前記第2の個数が中間値をとる、請求項2に記載のスライディングウィンドウデコーダ。
- 最大事後確率(Maximum−A−Posteriori)に基づくデコーダ、および/または、ビタビ(Viterbi)に基づくデコーダである、請求項5に記載のスライディングウィンドウデコーダ。
- 少なくとも1ブロックのシンボルを符号化するエンコーダを備え、請求項1に記載のスライディングウィンドウデコーダを備え、前記エンコーダがターボエンコーダであり、および/または、前記スライディングウィンドウデコーダがターボスライディングウィンドウデコーダである、システム。
- 1個以上のシンボルをそれぞれに備えるメインウィンドウを処理し、1個以上のシンボルをそれぞれに備えるプロローグウィンドウを処理するプロセッサシステムを備え、少なくとも1ブロックのシンボルを復号化するスライディングウィンドウデコーダで使用するプロセッサシステムであって、前記プロセッサシステムは、
少なくとも1個のプロローグウィンドウのための少なくとも1個の初期パラメータを導出する少なくとも一つのプロローグ導出プロセスと、
少なくとも1個のメインウィンドウのための少なくとも1個のメインパラメータを導出し、これにより、前記少なくとも1個の初期パラメータによって定められた少なくとも一つの初期条件を使用する、少なくとも一つのメイン導出プロセスとを備え、
前記プロセッサシステムは、
前記少なくとも1個のメインパラメータを処理することにより、少なくとも1個のデータ推定値を生成する少なくとも一つの生成プロセスと、
第1の個数と第2の個数は互いに異なり、ゼロに一致しない個数を表すとき、第1の個数のシンボルを含む少なくとも第1のプロローグウィンドウ、および、第2の個数のシンボルを含む少なくとも第2のプロローグウィンドウを定義する少なくとも一つの定義プロセスとを備える、
プロセッサシステム。 - 前記定義プロセスが第3の個数のシンボルを備える少なくとも第3のプロローグウィンドウを定義し、前記第1、第2および第3のプロローグウィンドウが第1、第2および第3の反復における同じメインウィンドウに隣接し、前記第1の個数が前記第2の個数よりも少なく、前記第2の個数が前記第3の個数よりも少ない、請求項7に記載のプロセッサシステム。
- 1個以上のシンボルをそれぞれに備えるメインウィンドウを処理し、1個以上のシンボルをそれぞれに備えるプロローグウィンドウを処理することにより、少なくとも1ブロックのシンボルをスライディングウィンドウで復号化する方法であって、
少なくとも一つのプロローグ導出プロセスを介して、少なくとも1個のプロローグウィンドウのための少なくとも1個の初期パラメータを導出するステップと、
少なくとも一つのメイン導出プロセスを介して、少なくとも1個のメインウィンドウのための少なくとも1個のメインパラメータを導出し、これにより、前記少なくとも1個の初期パラメータによって定められた少なくとも一つの初期条件を使用するステップと、
少なくとも一つの生成プロセスを介して、前記少なくとも1個のメインパラメータを処理することにより少なくとも1個のデータ推定値を生成するステップと、
第1の個数と第2の個数は互いに異なり、ゼロに一致しない個数を表すとき、少なくとも一つの定義プロセスを介して、第1の個数のシンボルを含む少なくとも第1のプロローグウィンドウ、および、第2の個数のシンボルを含む少なくとも第2のプロローグウィンドウを定義するステップと、
を含む方法。 - 1個以上のシンボルをそれぞれに備えるメインウィンドウを処理し、1個以上のシンボルをそれぞれに備えるプロローグウィンドウを処理するプロセッサシステムを備える、少なくとも1ブロックのシンボルを復号化するスライディングウィンドウデコーダで使用するプロセッサシステムによって実行されるプロセッサプログラムプロダクトであって、前記プロセッサプログラムプロダクトは、
少なくとも1個のプロローグウィンドウのための少なくとも1個の初期パラメータを導出する少なくとも一つのプロローグ導出機能と、
少なくとも1個のメインウィンドウのための少なくとも1個のメインパラメータを導出し、これにより、前記少なくとも1個の初期パラメータによって定められた少なくとも一つの初期条件を使用する、少なくとも一つのメイン導出機能とを備え、
前記プロセッサプログラムプロダクトは、
第1の個数と第2の個数は互いに異なり、ゼロに一致しない個数を表すとき、第1の個数のシンボルを含む少なくとも第1のプロローグウィンドウ、および、第2の個数のシンボルを含む少なくとも第2のプロローグウィンドウを定義する少なくとも一つの定義機能とを含む、
プロセッサプログラムプロダクト。
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