JP2006503462A - セルラー通信システム間で加入者ユニットをハンドオーバするための方法および装置 - Google Patents

セルラー通信システム間で加入者ユニットをハンドオーバするための方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006503462A
JP2006503462A JP2004544296A JP2004544296A JP2006503462A JP 2006503462 A JP2006503462 A JP 2006503462A JP 2004544296 A JP2004544296 A JP 2004544296A JP 2004544296 A JP2004544296 A JP 2004544296A JP 2006503462 A JP2006503462 A JP 2006503462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
communication system
connections
cellular communication
subscriber unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004544296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006503462A5 (ja
JP4340235B2 (ja
Inventor
バクリー、バン アル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Motorola Solutions Inc
Original Assignee
Motorola Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Motorola Inc filed Critical Motorola Inc
Publication of JP2006503462A publication Critical patent/JP2006503462A/ja
Publication of JP2006503462A5 publication Critical patent/JP2006503462A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4340235B2 publication Critical patent/JP4340235B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0011Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • H04W76/27Transitions between radio resource control [RRC] states

Abstract

本発明は、加入者ユニット(301,305)の第1のセルラー通信システム(201)から第2のセルラー通信システム(203)へのハンドオーバに関する。第1の通信システムは、例えば、複数の接続をサポートしているUMTS通信システムであり、第2の通信システムは、例えば、1つの接続だけをサポートしているGSM通信システムである。ハンドオーバは、第2の通信システムを通して加入者ユニット(301,305)へのハンドオーバ接続(219)を形成するステップと、第1の通信システムの下で、接続のうちの1つをこの接続にハンドオーバするステップとを含む。残りの接続を放棄(drop)するのではなく、これらの接続は待機状態になる。ハンドオーバの後で、待機状態にある上記接続のうちの1つを、上記ハンドオーバ接続(219)をこの接続と関連付けることにより能動状態にすることができる。

Description

本発明は、セルラー通信システム間で加入者ユニットをハンドオーバするための方法および装置に関し、特に第三世代セルラー通信システムから第二世代セルラー通信システムへハンドオーバするための方法および装置に関する。
図1は、従来技術による従来のセルラー通信システム100の原理を示す。地理的領域は、多数のセル101、103、105、107に分割され、各セルは基地局109、111、113、115によりサービスを受ける。基地局は、基地局101、103、105、107間でデータを通信することができる固定ネットワークにより相互に接続している。移動局は、移動局が位置するセルの基地局により、無線通信リンクを通してサービスを受ける。この例の場合、図1の移動局117は、無線リンク119を通して基地局109からサービスを受け、移動局121は、無線リンク123を通して基地局111からサービスを受け、以下同様。
移動局が移動する場合、移動局はある基地局の通達範囲から他の基地局の通達範囲に、すなわちあるセルから他のセルに移動することができる。例えば、移動局125は、最初無線リンク127を通して基地局113からサービスを受ける。この移動局が基地局115の方向に移動すると、この移動局は2つの基地局111および113の重なっている通達範囲の領域に入り、この重なり領域内において、この移動局は無線リンク129を通して基地局115によりサポートされる。移動局125がさらにセル107内に移動すると、この移動局は引き続き基地局115によりサポートされる。これはセル間の移動局のハンドオーバまたはハンドオフと呼ばれる。
典型的なセルラー通信システムは、通常、全国を通達範囲としていて、数千または百万の移動局をサポートしている百または数千のセルを有する。移動局から基地局への通信はアップリンクと呼ばれ、基地局から移動局への通信はダウンリンクと呼ばれる。
現在、最も普及しているセルラー通信システムは、移動通信用グローバル・システム(GSM)と呼ばれる第二世代通信システムである。GSMは、時分割多元接続(TDMA)と呼ばれる技術を使用する。この技術の場合、周波数キャリヤを8つの個々のタイムスロットに分割することによりユーザの分離が行われる。個々のタイムスロットは、個々にユーザに割り当てることができる。基地局には1つのキャリヤまたは複数のキャリヤを割り当てることができる。1つのキャリヤは、さらにブロードキャスト情報を含むパイロット信号用に使用される。このキャリヤは、いくつかの基地局からの送信の信号レベルを測定するために移動局により使用され、入手した情報は最初のアクセス、すなわちハンドオーバの際に、適当なサービス供給セルを決定するために使用される。GSM TDMA通信システムの詳細については、マイケル・ムリー(Michel Mouly)およびマリー・ベルナドット・ポーテ(Marie Bernadette Pautet)著、「The GSM System for Mobile Communications(移動通信用のGSMシステム)」、Bay Foreign Language Books、1992年(ISBN2950719007)を参照されたい。
現在、移動局のユーザに提供する通信サービスをさらに向上するために、第三世代システムが普及し始めている。最も広く採用されている第三世代通信システムは、符号分割多元接続(CDMA)をベースとしている。符号分割多元接続の場合には、同じ搬送周波数を使用している異なるユーザに、異なる拡散符号およびスクランブル符号を割り当てることによりユーザの分離が行われる。送信は割り当てた符号を掛けることにより拡散(spread)され、それにより信号は広い帯域幅上で拡散される。受信機側では、受信信号を拡散解除(de−spread)するために符号が使用され、それにより元の信号が再生する。各基地局は、パイロットおよびブロードキャスト信号専用の符号を有し、GSMの場合には、この符号はサービスを提供しているセルを決定するために、複数のセルを測定するために使用される。この原理を使用している通信システムの一例としては、現在展開中の汎用移動体通信システム(UMTS)がある。UMTSのCDMA、特に広帯域CDMA(WCDMA)モードの詳細については、非特許文献1を参照されたい。
UMTS CDMA通信システムにおいては、通信ネットワークは、コア・ネットワークおよび無線アクセス・ネットワーク(RAN)からなる。コア・ネットワークは、RANの一部から他の部分へデータを経路指定するために動作することもできるし、他の通信システムに対してインタフェースとしても機能する。さらに、コア・ネットワークは、課金のようなセルラー通信システムの多くの動作および管理機能を行う。RANは、エア・インタフェースの一部である無線リンクを通して、無線ユーザ装置をサポートするために動作することができる。RANは、UMTSにおいてはノードBと呼ばれる基地局、およびノードBおよびエア・インタフェースを通しての通信を制御する無線ネットワーク・コントローラ(RNC)を備える。
GSMシステムは、元来、主として音声サービスをサポートするために開発されたものであるが、UMTSは最初からいくつかの音声通信サービスおよびデータ・サービスを含む多くの複数の異なるサービスを提供するために開発されたものである。異なるサービスは、異なる特性を有するように、特に異なる遅延、データレート、ターゲット誤り率等のような異なるサービス品質パラメータを有するようにセットアップすることができる。さらに、UMTSは、異なる移動局間にセットアップされる複数のサービスおよび接続を提供することができる。
UMTSの展開は、最初、通達範囲のアイランドであり、この場合、UMTS基地局は、選択したエリアおよび領域の通達範囲を提供する。しかし、暫くの間は、大部分のUMTSシステムは、完全なまたは広範な通達範囲を提供しないことが予想される。そのため、UMTS通達範囲内のギャップをGSMのような第二世代システムによりカバーすることが計画されている。それ故、GSMおよびUMTSの両方と一緒に動作することができるマルチモード移動局が、2つのシステム間のハンドオーバ方法として現在開発されている。
しかし、GSMは、UMTSと比較した場合、限られたサービスしか提供できない。それ故、このハンドオーバ方法は、GSMにハンドオーバする場合に、ユーザに提供するサービスおよびサービスの品質を低減するステップを含む。それ故、このハンドオーバは、ユーザに対するサービス・レベルを低減し、そのためサービス、機能および/または性能のサポートを改善するハンドオーバのためのシステムは1つの利点となる。
ハリ・ホルマ(Harri Holma )およびアンティ・トスカラ(Antti Toskala )編、「WCDMA for UMTS(UMTS用のWCDMA)」、ウィリー アンド サンズ(Wiley & Sons)社、2001年(ISBN0471486876)
それ故、本発明は、上記欠点のうちの1つまたは複数またはこれらの任意の組合わせを緩和、軽減または除去するためのものである。
それ故、本発明は、加入者ユニットを、加入者ユニットの複数の接続をサポートしている第1のセルラー通信システムから第2のセルラー通信システムにハンドオーバするための方法を提供する。上記方法は、上記複数の接続の少なくとも第1の接続を待機状態にするステップと、第2の通信システムを通して加入者ユニットへのハンドオーバ接続を形成するステップと、上記複数の接続のうちの第2の接続を上記ハンドオーバ接続に関連付けることにより、上記第2の接続を第2のセルラー通信システムにハンドオーバするステップと、上記少なくとも第1の接続をハンドオーバ接続と関連付けることにより、上記少なくとも第1の接続を能動状態にするステップとを含む。
本発明の1つの利点は、第1の通信システムから第2の通信システムへハンドオーバする場合に、第1の通信システムのすべての接続を依然として維持しながら、1つの接続だけに対してハンドオーバを行うことができることである。第2の通信システムが1つの接続しかサポートすることができない場合に、このことは特に有利である。何故なら、残りの接続を放棄するのではなく維持することができるからである。待機状態になった接続は、ハンドオーバ接続により能動状態にすることができ、そのために第2のセルラー通信システム内に2つ以上の接続を必要としない。後で、加入者ユニットがUMTS通信システムに元通りハンドオーバされた場合には、現在待機状態にある接続を直ちに再度確立することができる。それ故、いくつかの通信システムのいくつかの機能、サービスおよび性能を十分効率的に収容する二重セルラー通信システム内の加入者ユニットへのサービスが改善される。
本発明の他の機能によれば、上記少なくとも第1の接続を能動状態にするステップは、ハンドオーバ接続を第2の接続を含む状態から少なくとも第1の接続を含む状態に切り替えるステップを含む。接続間の切替えにより、セルラー通信システムに適している簡単で効率的な実施を行うことができる。
本発明のもう1つの機能によれば、上記方法は、さらに複数の接続のうちの少なくとも1つの接続の少なくとも1つの特性に応じて、複数の接続の中から第2の接続を選択するステップを含む。都合のよいことに、ハンドオーバ接続と関連させるのに最も適している特性を有する接続は、このように第2の接続として選択することができる。
本発明のもう1つの機能によれば、上記特性は、接続のタイプに関連していて、好適には、この選択ステップは、第2の接続として音声サービス接続に優先してデータ・サービス接続を選択するステップを含むことが好ましい。そうすれば、接続を待機状態にすることによるサービスへの悪影響が最小限度に低減するという利点が得られる。何故なら、許容できない不便を伴わないで、接続を能動状態にした後で、通常、音声サービスを引き続き受けることができるからである。
本発明のもう1つの機能によれば、上記少なくとも1つの特性は、優先順位、データレート、伝搬特性、誤り率、処理識別子および複数の接続のうちの少なくとも1つの接続のセットアップ時間からなるグループから選択された少なくとも1つの特性を含む。これらのパラメータは、第2の接続を選択するための効率的で実際的なパラメータを供給する。
本発明のもう1つの機能によれば、少なくとも第1の接続はデータ接続であり、上記方法は、少なくとも第1の接続が待機状態にある場合に、メモリ内に少なくとも第1の接続のデータを記憶するステップと、少なくとも第1の接続が能動状態になった場合に、上記メモリ内に記憶しているデータを通信するステップとを含む。これにより、データ・サービスを、データを全然喪失しないで待機状態にすることができる。データ・サービスのためのデータ・ソースは、データの送信をストップする必要もなければ、待機状態について知らせてもらう必要もない。何故なら、データ接続が能動状態になった場合に、通信したデータはバッファされ、加入者ユニットに転送されるからである。
本発明のもう1つの機能によれば、少なくとも第1の接続はデータ接続であり、上記方法は、少なくとも第1の接続が待機状態にある場合に、メモリ内に少なくとも第1の接続のデータを記憶するステップと、加入者ユニットが、別のデータ呼をセットアップすることにより、メモリから記憶しているデータを検索するステップとを含む。これにより、データを全然喪失しないで、データ・サービスを待機状態にすることができる。データ・サービスのためのデータ・ソースは、データの送信をストップする必要もなければ、待機状態について知らせてもらう必要もない。何故なら、通信したデータは、加入者ユニットにより記憶され、検索されるからである。加入者ユニットのユーザは、記憶しているデータを受信する時間を制御することができ、そうするために能動接続を必要としない。
本発明のもう1つの機能によれば、上記方法は、さらに、加入者ユニットのユーザに、複数の接続のうちのどれが待機状態にあるかを通知するステップを含む。これにより、ユーザは現在の状態について通知を受け、適当な行動をとることができる。
本発明のもう1つの機能によれば、複数の接続のうちの少なくとも1つは、加入者ユニットと第2の通信ユニットとの間に位置していて、上記方法は、さらに第2の通信ユニットのユーザに、複数の接続のうちのどれが待機状態にあるのかを通知するステップを含む。都合のよいことに、第2の通信システムのユーザは、現在の状態について通知を受け、適当な行動をとることができる。
本発明のもう1つの機能によれば、複数の接続のうちの少なくとも1つが音声サービス接続である場合には、上記通知は音声通信により行われる。これはユーザが容易に理解することができる通知のための効率的な手段である。
本発明のもう1つの機能によれば、第1の接続を選択するステップは、第1または第2のセルラー通信システムのうちの少なくとも一方のオペレータが設定したパラメータに応答する。都合のよいことに、オペレータは、第2の接続の選択に影響を与えるパラメータを制御することができ、それによりオペレータは、提供した通信システムおよびサービスに対する制御を改善することができる。
本発明のもう1つの機能によれば、第2の接続を選択するステップは、加入者ユニットのユーザが設定したパラメータに応答する。都合のよいことに、ユーザはどの接続を最初に能動状態にすべきかに影響を与えるための手段をこのようにして手に入れる。
本発明のもう1つの機能によれば、第2のセルラー通信システムへのハンドオーバが失敗した場合、複数の接続のうちの少なくとも1つが、第1の通信システムを通して再度確立される。それ故、弾力の増大および放棄接続率の低減という利点が得られる。何故なら、第2の通信システムへのハンドオーバが失敗し、接続に対するサポートが第1の通信システムで使用できない場合だけ接続が放棄されるからである。
本発明のもう1つの機能によれば、第2のセルラー通信システムは、複数の接続の中から第2の接続を選択するための機能を含む主交換局を備える。これにより、大部分のセルラー通信システムに適している非常に効率的な実施を行うことができる。
本発明のもう1つの機能によれば、上記方法は、第1のセルラー通信システムおよび第2のセルラー通信システム用の1つの内蔵主交換局内で動作する。これにより、両方の通信システムの特性および機能を考慮し、利用することができる効率的で比較的簡単な実施を行うことができる。
第2の通信システムは、サービスを受ける各加入者ユニットの1つの接続だけをサポートするために動作することができ、好適には、接続は回線切替接続であることが好ましい。
好適には、第1のセルラー通信システムは、汎用移動体通信システム(UMTS)のような第三世代セルラー通信システムであることが好ましい。
好適には、第2のセルラー通信システムは、移動通信用グローバル・システム(GSM)セルラー通信システムのような第二世代セルラー通信システムであることが好ましい。
第2の態様によれば、本発明は、加入者ユニットを、加入者ユニットの複数の接続をサポートしている第1のセルラー通信システムから第2のセルラー通信システムにハンドオーバするための装置を提供する。上記装置は、上記複数の接続のうちの少なくとも第1の接続を待機状態にするための手段と、第2の通信システムを通して加入者ユニットへのハンドオーバ接続を形成するための手段と、第2の接続を上記ハンドオーバ接続に関連付けることにより、上記複数の接続のうちの第2の接続を第2のセルラー通信システムにハンドオーバするための手段と、少なくとも第1の接続をハンドオーバ接続に関連付けることにより、上記少なくとも第1の接続を能動状態にするための手段とを備える。
図面を参照しながら本発明の実施形態について説明するが、この説明は単に例示としてのものに過ぎない。
第三世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)により標準化したUMTS通信システムとヨーロッパ電気通信標準協会(ETSI)により標準化したGSM通信システムとの間のハンドオーバを特に参照しながら以下に本発明について説明するが、本発明は、この適用に制限されないで、多くの他の通信システムおよびハンドオーバにも同様に適用できることを理解することができるだろう。
図2は、本発明の実施形態を適用することができるセルラー通信システム201、203のアーキテクチャである。
第1の通信システム201は、複数のUMTS加入者ユニットをサポートしているUMTS通信システムである。第2の通信システム203は、複数のGSM加入者ユニットをサポートしているGSM通信システムである。さらに、両方の通信システム201、203は、GSMおよびUMTS機能の両方を備える多数の多重モード加入者ユニットをサポートすることができる。加入者ユニットとしては、通常、無線ユーザ装置、移動局、通信端末、携帯情報端末、ラップトップ・コンピュータ、埋込式通信プロセッサ、またはエア・インタフェースを通して通信する任意の通信素子を使用することができる。
UMTS通信システムは、特に、いくつかの加入者ユニットからの入力データ・ストリームの、呼送信先に対する適当な出力ストリームへの切替えを担当するUMTS移動交換局(MSC)205を備える。より詳細に説明すると、MSC205は、データを他のMSCに切り替えることができる。さらに、MSC205は、図の例の場合には、この場合は公衆交換電話網(PSTN)207である外部ネットワークにインタフェースするためのゲートウェイ・インタフェースを備えるゲートウェイMSCである。MSCは、さらに認証および課金を含む種々の保守および動作機能を行うための機能を有する。
UMTS MSC205は、複数のUMTS無線ネットワーク・コントローラ(RNC)209に接続している。図2はそのうちの1つを示す。RNC209は、ノードB211、213と呼ばれる多数のUMTS基地局に接続している。図2はそのうちの2つを示す。RNC209は、無線リソース管理、適当なノードB211、213への/からのデータの経路指定を含むUMTS通信システム201のエア・インタフェースに関連する多くの制御機能を実行する。RNCおよび関連するノードBは、無線ネットワーク・システム(RNS)と呼ばれる。
ノードB211、213は、無線エア・インタフェースを通して、加入者ユニットをサポートするために必要な多くの機能を有する。それ故、ノードBは、無線送信機、受信機、複数の加入者ユニットと通信するために必要な制御回路を備える。図2は、ノードB213の中の1つと通信する3つのUMTS加入者ユニット215、217、219を示す。通信は、UMTS通信システム用の技術仕様に従って無線通信により行われる。通常、各ノードBは、多数の加入者ユニットを同時にサポートする。
GSM通信システム203は、GSM通信システム203において、UMTS MSC205がUMTS通信システム201に対して行うのと同じ機能を実行するGSM移動交換局(MSC)221を備える。それ故、GSM通信システムは、交換、動作および保守機能を行い、外部の通信システムに対してインタフェースとして機能する。
GSM MSC221は、チャネル割当て、チャネル構成管理およびハンドオーバ制御を含む基地局に対する制御機能を提供するGSM基地局コントローラ(BSC)223に接続している。BSC223は、GSM内の基地トランシーバ局(BTS)と呼ばれる複数のGSM基地局225、227に接続している。図2のその中の2つBTS225、227は、GSMエア・インタフェースを通して、必要な無線送信機、受信機および制御機能を含むGSM加入者ユニットと通信するために必要な機能を備える。図2の例の場合には、図の各BTS225、227は、図に示すように、1つのGSM加入者ユニット229、231と通信するが、通常、各BTS225、227は、同時に多数の加入者ユニットと通信する。
図2の例の場合には、UMTS加入者ユニット219の中の1つは、UMTSおよびGSM両方の通信規格に従って通信するために動作することができるデュアルモード加入者ユニットである。デュアルモード加入者ユニット219が、サポートしているノードB213の通達範囲から外へ移動すると、この加入者ユニットは、他のノードBにハンドオーバしようとし、そのためUMTS通信システム201上に留まる。しかし、例えば、デュアルモード加入者ユニット219は不十分なUMTS通達範囲を有するエリア内に移動中であるので、GSM BTSにハンドオーバするのが好ましい。この場合、図2の接続233が示すように、デュアルモード加入者ユニット219とGSM BTS225との間に適当な通信リンクを設定する試みが行われる。
しかし、2つの通信システム201、203は同じものではないので、これらの通信システムは、異なる特性および機能を有する。より詳細に説明すると、GSMセルラー通信システム203は、UMTS通信システム201で達成できるのと同じ種類およびサービス性能を提供しない。より詳細に説明すると、UMTSセルラー通信システム内の加入者ユニットに、複数の接続を設定することができる。それ故、UMTSにおいては、各接続は加入者ユニット内で終端する。複数の接続は異なる特性を有することができ、異なるサービスを、例えば、さらに異なる特性を有することができる音声およびデータ・サービスの混合を含む加入者ユニットに対して同時に設定することができる。しかし、GSMにおいては、GSM MSC221とBSC223と間のインタフェース上の各加入者ユニットに対しては、1つの物理接続を行うことができるだけであり、それ故、GSM通信システム203を通して、デュアルモード加入者ユニット219に1つの同時接続だけが設定される。
本発明の好ましい実施形態によれば、複数の関連接続を有する加入者ユニット219は、上記複数の接続のうちの少なくとも第1の接続を待機状態にするステップと、第2の通信システム203を通して、加入者ユニット219へのハンドオーバ接続を形成するステップと、上記複数の接続のうちの第2の接続を上記ハンドオーバ接続に関連付けることにより、上記第2の接続を第2のセルラー通信システム203にハンドオーバするステップと、少なくとも第1の接続をハンドオーバ接続に関連付けることにより、少なくとも第1の接続を能動状態にするステップとを実行することにより、UMTS通信システム201のような第1のセルラー通信システムからGSM通信システム203のような第2のセルラー通信システムにハンドオーバされる。
図3は、本発明の好ましい実施形態を適用することができるハンドオーバ状況である。分かり易くまた簡単にするために、この図は特定の加入者ユニットのサポートに直接関連する図2のセルラー通信システムの素子だけを示す。図3の例の場合には、加入者ユニット301は、3つの回線交換接続を通して第2の通信ユニット303と通信している。第2の通信ユニット303は、この例の場合には、PSTNゲートウェイ207を通して、UMTSセルラー通信システムに接続しているPSTN通信ユニットである。それ故、第2の通信ユニット303は、例えば、ブリッジ会議システムであってもよいし、または特定の例の場合には、3つの別々の電話接続をサポートしているPSTNのネットワーク・ユニットであってもよい。
第2の通信ユニット303としては、任意の適当な通信ユニットを使用することができるし、任意の適当な方法でセルラー通信システムに関連付けることができることを理解することができるだろう。それ故、第2の通信ユニットとしては、インターネットのような異なる外部ネットワークと関連する通信ユニットを使用することもできるし、例えば、第2のUMTS加入者ユニットのような第1の通信システムと関連付けることもできる。さらに、1つの第2の通信ユニットの代わりに、加入者ユニット301は、複数の通信ユニットと通信することができること、およびこれらはさらに異なる特性、機能およびセルラー通信システムとの関連を有する異なる通信ユニットであってもよいことを理解することができるだろう。それ故、第2の通信ユニット303は、第2の通信システムと関連を有することができる。
図3の特定の例の場合には、加入者ユニット301は、3つの回線交換音声接続を通して通信している。それ故、加入者ユニット301は、同時に3つの音声サービスをサポートしている。例えば、加入者ユニット301は、この場合、3つの接続を通して4人のユーザ間で会議を維持する会議ブリッジ・ユニットであってもよい。3つの回線交換接続をサポートするために、加入者ユニット301とサービスを提供しているノードB213との間、サービスを提供しているノードB213とサービスを提供しているRNC209との間、サービスを提供しているRNC209とUMTS MSC205との間、UMTS MSC205とPSTNゲートウェイ207との間、およびPSTNゲートウェイ207とPSTN通信ユニット303との間の加入者ユニット301に対して少なくとも3つの接続が確立される。
この例の場合には、加入者ユニット301は、UMTS通信システム201の通達範囲エリアから移動する。図の例の場合には、加入者ユニット301は、デュアルモード加入者ユニットであり、そのためGSM通信システム203との通信の設定を試みることができる。このため、加入者ユニット301は、従来のGSM移動局がするのと同じ方法で、隣接するGSM BTSのパイロット信号(BCCHブロードキャスト送信など)を測定する。さらに、加入者ユニット301は、隣接するUMTSノードBのビーコン信号を測定する。これらの測定は、UMTSセルラー通信システムに逆に報告され、この場合、ハンドオーバが必要かどうか、および必要な場合には、どの基地局にハンドオーバを行うべきかどうかの決定が行われる。報告された測定が、適当なUMTSハンドオーバ候補者を利用することはできないが、加入者ユニットをGSM BTSでサポートすることができることを示している場合には、このBTSに対してハンドオーバが行われる。好適には、どの基地局にハンドオーバを行うべきかどうかの選択は、標準GSM移動局の場合と同じ方法で決定することが好ましい。より詳細に説明すると、最高の測定BCCH信号レベルで報告を受けている基地局が選択される。
GSM基地局が選択された場合には、各通信システム内の通信システムと加入者ユニットとの間、および通信システム間で必要な信号および情報の交換が行われる。より詳細に説明すると、好ましい実施形態の場合には、GSM通信システムにハンドオーバを行うべきかどうかを決定するハンドオーバ・コントローラは、UMTSセルラー通信システム201内に位置していて、一方、どのGSM BTSにハンドオーバすべきかを決定するためのハンドオーバ・コントローラは、GSM通信システム203内に位置している。この場合、加入者ユニット301は、最初にRNC209に測定値を報告する。RNC209は、ハンドオーバが必要かどうかを判断し、このようなハンドオーバをGSM通信システム203に対して行うべきかどうかを判断するために、他の特性と一緒に測定値を処理する。この場合、ハンドオーバ要求は、UMTS MSC205に送信され、そこからGSM MSC221に送信される。GSM MSC221は、情報を処理し、適当なGSM BTS225を選択する。次に、GSM MSC221は、このBTS225の特性をUMTS通信システム201内のRNC209に戻す。RNC209は、



1つの接続だけのハンドオーバに関連し、一方、残りの接続は解放されるか、放棄される。
本発明の好ましい実施形態の場合には、UMTS通信システム201がサポートしているすべての接続は、GSMセルラー通信システム203に転送される。それ故、図3に示すように、上記例の場合には、3つの接続が、PSTN通信ユニット303からの各接続に対して一つずつ、UMTS MSC205とGSM MSC221との間に確立される。しかし、BSC223を通して、GSM MSC221からBTS225に1つの接続だけが確立される。
それ故、上記例の場合には、GSM MSC221は、GSM MSC221から加入者ユニット305へ1つのハンドオーバ接続を行う。次に、GSM MSC221は、このハンドオーバ接続をUMTS MSC205から接続のうちの1つに切り替えることによりハンドオーバを行う。さらに、GSM MSC221は、残りの接続を待機状態にするための機能を有する。待機状態の場合、接続は第2の通信ユニット303に維持されるが、加入者ユニット305に対するデータ通信は行われない。音声呼の場合には、待機状態は、単に、呼を待機状態にするステップを含むだけである。このことは、第2の通信ユニットに待機表示を送信することにより達成でき、それによりこの接続のユーザに呼が待機状態にあることを知らせる。
システム間のハンドオーバの後で、加入者ユニット305は、このように複数の元の接続の中から1つの接続の供給を受ける。しかし、従来の方法とは対照的に、残りの接続は放棄されないで、依然として維持される。GSM MSC221は、さらに、GSM MSC221と加入者ユニット305との間のハンドオーバ接続を待機状態の接続のうちの1つに切り替えるための機能を有する。それ故、ハンドオーバの後で、待機状態の接続は、ハンドオーバ接続を能動接続から待機状態に切り替え、それによりこの接続から加入者ユニット305への通信を可能にすることにより、能動状態になることができる。好適には、前の能動接続は待機状態にすることが好ましい。
それ故、好ましい実施形態によれば、このハンドオーバ方法により、GSMセルラー通信システムにハンドオーバした場合、UMTSセルラー通信システム内のサポートされているすべての接続を維持することができる。複数の接続間で1つのGSM接続を切り替えることにより、すべての接続に対して通信を維持することができる。このアプローチの有意な利点は、加入者ユニットがその後でUMTS通信システムにハンドオーバを戻した場合、すべての元の接続を容易に再度確立することができることである。
上記説明は、単に特定の例示としての実施形態を説明するためのものであって、本発明から逸脱することなしに、多くの変更および修正を行うことができることを理解することができるだろう。例えば、複数のUMTS接続と1つのGSMハンドオーバ接続との間の関連付けは、好適には1回の交換動作で行うことが好ましいが、他の実施形態は、待ち行列割当てスキームまたは多重化スキームの動作を含むもっと複雑な方法を使用することができる。
好ましい実施形態の場合には、複数の接続の中からどの接続をハンドオーバするのかの選択は、接続のうちの1つの少なくとも1つの特性に応じて行われる。より詳細に説明すると、特性は複数の接続のうちの接続のタイプに関連する。それ故、GSM MSC221は、UMTS通信システムによりサポートされている複数の接続に含まれているどのタイプの接続を考慮するかにより、ハンドオーバ接続に最初に関連付ける接続を選択する。好ましい実施形態の場合、この考慮は、接続のうちのどれかがデータ・サービス接続であるかどうかを考慮するステップと、そうである場合、ハンドオーバ接続に最初に関連付けられている接続として、音声サービス接続に優先してデータ・サービス接続を選択するステップとを含む。大部分の通信システムにおいては、データ・サービス中にデータ・ソースを休止することはできないが、音声呼は、ユーザに簡単な通知を行うことにより待機状態にすることができる。それ故、音声呼の場合には、ユーザに通知した場合には、通信を待機状態にしてもかまわないが、データ呼の場合には、通信システムを通して接続を中断するとデータの喪失が起こる。それ故、音声サービス接続よりデータ・サービス接続を優先させることにより、1つの接続への複数の接続のハンドオーバの悪影響が低減される。
さらにまたは別の方法として、ハンドオーバに対する最初の接続の選択を、下記のパラメータのうちの1つまたは複数のパラメータに応じて行うことができる。
接続の優先順位:通信システムは、いくつかの接続を優先させる手段を有することができ、最初の能動接続の選択を、最も高い優先順位を有する接続として決定することができる。優先順位は、優先順位パラメータにより直接決定することもできるし、または他のパラメータを評価することにより間接的に決定することもできる。例えば、接続に対するサービス品質のパラメータは、その優先順位を示すことができる。例えば、厳格な誤りおよび遅延要件を有するデータ接続の優先順位を、要件がもっと厳格でないデータ接続より上にすることができる。
データレート:最初の接続は、接続がサポートしているサービスのデータレートにより選択することができる。この接続は、単に最高のデータレートを有する接続として選択することができるが、好ましい実施形態の場合には、この接続は、ハンドオーバ接続が提供するデータレートに最も近いデータレートとして選択される。それ故、最初の能動接続は、ハンドオーバによる影響が最も少ない接続として選択される。
誤り率:最初の能動接続の選択は、例えば、接続のサービスの誤り率に応じて行うことができる。この誤り率は、要求された誤り率であっても、測定した誤り率であってもよい。好適には、この接続は、GSMエア・インタフェースを通してその接続に対して測定した現在の誤り率に最も近い要求された誤り率を有する接続として選択される。
処理識別子:処理識別子は、いくつかの接続および処理を識別するために、UMTS通信システムの層3により使用される。この識別番号は、例えば、最も低い処理識別子を有する接続を選択することにより、最初の接続を選択するために直接使用することができる。
複数の接続のうちの少なくとも1つの接続のセットアップ時間:それ故、最初の能動接続の選択は、接続のセットアップ時間に応じて行うことができる。より詳細に説明すると、最初の能動接続は、通信システムに対してセットアップされた第1の接続として選択することができる。他の実施形態の場合には、最初の能動接続は、最も最近セットアップされた接続として選択することができる。
いくつかの実施形態の場合には、最初の能動接続の選択は、第1または第2のセルラー通信システムのうちの少なくとも一方のオペレータが設定したパラメータに応じて行われる。それ故、ネットワーク・オペレータは、例えば、それに応じて最初の接続が選択されるパラメータの優先順位リストを確立することによりハンドオーバ機構を制御することができる。このようなリストの一例は、接続がデータ・サービス接続かまたは音声サービス接続であるかどうかにより、接続間で最初の選択を行うためのリストである。2つ以上のデータ・サービス接続が存在する場合には、オペレータは、ハンドオーバ接続のうちの1つに最も近いデータレートを有する接続が選択されるように、データレートに応じてこれらの間の選択をセットアップすることができる。
他の実施形態の場合には、最初の能動接続の選択は、追加的にまたは別の方法として、加入者ユニットのユーザが設定したパラメータに応じて行われる。それ故、この実施形態の場合には、ユーザは最初の能動接続の選択に直接関連し、それによりユーザは、どの接続を待機状態にするのか、またどの接続を能動状態に維持するのかを制御することができる。簡単な実施形態の場合には、単に、使用できる接続のリストがユーザに提示され、これらの接続のうちの1つを選択するように求められるだけである。
本発明のある実施形態によれば、待機状態になっている接続のうちの少なくとも1つは、データ・サービス、特に回線交換データ・サービスをサポートしているデータ接続である。この実施形態の場合には、このハンドオーバの方法は、さらに、少なくとも第1の接続が待機状態にある場合に、メモリ内に少なくとも第1の接続のデータを記憶するステップと、少なくとも第1の接続が能動状態になった場合に、上記メモリ内に記憶しているデータを通信するステップとを含む。それ故、この実施形態の場合には、MSCは、さらに、適当なデータ記憶装置を備える。データ接続が待機状態になると、UMTS通信システムから受信したデータは、データ記憶装置に記憶される。その後で、ハンドオーバ接続がデータ接続に切り替えられると、記憶しているデータをハンドオーバ接続を通して加入者ユニットにダウンロードすることができる。この実施形態によれば、それによりデータがバッファされ、ハンドオーバ中、データの喪失は起こらない。それ故、元のデータ・ソースの動作は、いくつかの通信システム間のハンドオーバにより影響を受けない。この実施形態は、例えば、電子メール・サービスのような遅延により影響を受けないデータ・サービスに特に適している。
追加的にまたは別の方法として、加入者ユニットは、別のデータ呼をセットアップすることにより、メモリから記憶しているデータを検索することができる。それ故、この実施形態の場合には、データ接続からのデータが記憶され、現在の接続から独立して検索することができる。それ故、加入者ユニットがそのための機能を有している場合には、加入者ユニットは、GSMエア・インタフェースを通してGSM MSCへの異なる個々の接続をセットアップすることができ、記憶手段からデータをダウンロードすることができる。それにより、加入者ユニットは、バッファされているデータのダウンロードを制御することができ、また加入者ユニットは、複数の接続のうちの他の接続が能動状態である場合に、ハンドオーバ接続を通して記憶しているデータを検索することができる。
好ましい実施形態の場合には、このハンドオーバの方法は、加入者ユニットのユーザに複数の接続のうちのどれが待機状態にあるのかを通知するステップを含む。追加的にまたは別の方法として、ハンドオーバ方法は、第2の通信ユニットのユーザに、複数の接続のうちのどれが待機状態にあるのかを通知するステップを含む。それ故、ある接続が待機状態になると、通知信号が元の通信ユニットに送られ、このユニットに接続が待機状態になったことを通知する。それ故、元の通信ユニットは、加入者ユニットとのリアルタイムの通信が現在使用できないという通知を受ける。それ故、元の通信ユニットまたはそのユーザは、例えば、送信の中断のような適当な行動をとることができる。接続が音声サービスをサポートしている簡単な実施形態の場合には、元の通信ユニットのユーザは、接続が能動状態になるまでその音声を単に中断することができる。それ故、好適には、接続が能動状態になったという通知も、加入者ユニットおよび元の通信ユニットの一方または両方に送信することが好ましい。
同様に、加入者ユニットまたはそのユーザは、1つまたは複数の接続が待機状態になったという通知を受け取った場合、適当な行動をとることができる。音声通信の簡単な例の場合には、加入者ユニットのユーザは、単に待機状態になっている接続の相手側に話しかけるのを差し控える。それ故、会議ブリッジとして行動している加入者ユニットの簡単な例の場合には、GSM通信システムによりサポートされている場合、1つの音声接続だけが能動状態になる。加入者ユニットのユーザは、現在能動状態にある音声呼の相手側に話しかけるだけで前に進む。しかし、好ましい実施形態の場合には、加入者ユニットのユーザは、さらに、現在待機状態にある音声呼を表示し、交換手段によりユーザはどの呼を能動状態にするのかを手動で選択することができる。それ故、好ましい実施形態の方法は、加入者ユニットのユーザのユーザ入力に応じて、複数の加入者ユニット間のハンドオーバ接続を切り替えるステップを含む。それ故、ユーザは、使用できる接続間で順次切替えを行うことにより、すべての相手側と継続して通信することができる。接続が音声サービスをサポートしている実施形態の場合には、好適には、例えば、どの接続が待機状態にあるのかを示す合成音声メッセージのような音声通信により通知を行うことが好ましい。
本発明の一実施形態によれば、上記方法は、さらに、上記GSMセルラー通信システムのような第2のセルラー通信システムへのハンドオーバが失敗したかどうかを判断する。失敗した場合には、複数の接続のうちの少なくとも1つが、上記UMTS通信システムのような第1の通信システムを通して再度確立される。それ故、GSM通信システムへのハンドオーバが失敗した場合には、UMTS RNC209は、UMTS通信システムを通して接続を維持するか、再度確立しようとする。このことは、前にサービスを供給していたノードB213、または他のノードBを通して行うことができる。それ故、この実施形態の場合には、呼は放棄されない。何故なら、GSM通信システムへの接続は確立できないが、ただ追加として接続をUMTS通信システムを通して再度確立できないだけだからである。
任意の適当な物理的、論理的および構造的位置で異なる機能を実施することができることを理解することができるだろう。それ故、ハンドオーバ接続と複数の接続のうちの1つとの間の関連は、第1または第2の通信システム内で行うことができる。
しかし、好適には、この関連は、GSM MSC内で実施される交換機能を含むことが好ましい。好ましい実施形態の場合には、GSM MSCは、さらに、最初の能動接続を選択するための機能を有する。
好ましい実施形態の場合には、UMTS MSCのような1つのMSCの下で確立されている接続は、依然としてハンドオーバの後もそのMSCにより制御される。それ故、元のMSCは、アンカーMSCであり、引き続き課金データおよび信号および全呼の確立および維持を収集し、処理する。好ましい実施形態の場合には、2つのセルラー通信システムのMSCは、さらに、UMTS機能およびGSM機能の両方を有する内蔵MSCである。この実施形態の場合には、2つの通信システム間のインタフェースは、それ故、内蔵MSCの機能で暗黙に実施される。これにより、通信システム間で高度の相互作用を行うことができ、非常に効率的なハンドオーバ処理を行うことができる。
好ましい実施形態の場合には、それ故、好適には、第1のセルラー通信システムは、第三世代セルラー通信システムであることが好ましく、第2の通信システムは、UMTSのようなGSMのような第二世代セルラー通信システムであることが好ましい。それ故、ハンドオーバの動作は、それぞれ、UMTSおよびGSM通信の技術的仕様により行われる。より詳細に説明すると、1つまたは複数の接続が待機状態になる場合、このような変更は、第三世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)技術仕様22.083、23.083および24.083に従って行われ、これらの接続のうちの1つが能動状態になる場合、このような変更は、第三世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)技術仕様24.083に従って行われる。しかし、他の実施形態の場合には、他の通信システムを含むことができ、他の規格をそれに適用することができることを理解することができるだろう。
本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組合わせを含む任意の適当な形態で実施することができる。しかし、好適には、本発明は、1つまたは複数のデータ・プロセッサ上で稼働するコンピュータ・ソフトウェアとして実施するのが好ましい。本発明のある実施形態の素子および構成要素は、コア・ネットワーク、無線アクセス・ネットワークまたは任意の適当な物理的または機能的位置に設置することができる。実際、機能は1つのユニット、複数のユニット、または他の機能的ユニットの一部として実施することができる。それ故、本発明は、1つのユニット内で実施することもできるし、またはネットワーク内に物理的および機能的に分配することもできる。
好ましい実施形態を参照しながら本発明を説明してきたが、本発明は本明細書に記載する特定の形態に限定されない。それどころか、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によってだけ制限される。
従来技術によるセルラー通信システム。 本発明の実施形態を適用することができる2つのセルラー通信システムのアーキテクチャ。 本発明の好ましい実施形態を適用することができるハンドオーバ状況。

Claims (25)

  1. 加入者ユニットを、加入者ユニットの複数の接続をサポートしている第1のセルラー通信システムから第2のセルラー通信システム(1つの接続だけをサポートするための機能を有する)にハンドオーバするための方法であって、
    前記複数の接続の少なくとも第1の接続を待機状態にするステップと、
    前記第2のセルラー通信システムを通して前記加入者ユニットへのハンドオーバ接続を形成するステップと、
    前記第2の接続を前記ハンドオーバ接続に関連付けることにより、前記複数の接続のうちの第2の接続を前記第2のセルラー通信システムにハンドオーバするステップと、
    前記少なくとも第1の接続を前記ハンドオーバ接続と関連付けることにより、前記少なくとも第1の接続を能動状態にするステップとを備える、ハンドオーバのための方法。
  2. 前記少なくとも第1の接続を能動状態にする前記ステップには、前記ハンドオーバ接続を、前記第2の接続を含む状態から前記少なくとも第1の接続を含む状態に切り替えるステップが含まれる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の接続のうちの少なくとも1つの接続の少なくとも1つの特性に応じて、前記複数の接続の中から前記第2の接続を選択するステップをさらに備える、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記特性が接続のタイプに関連する、請求項3に記載の方法。
  5. 前記選択ステップには、前記第2の接続として、音声サービス接続に優先してデータ・サービス接続を選択するステップが含まれる、請求項4に記載の方法。
  6. 前記少なくとも1つの特性が、
    a)優先順位、
    b)データレート、
    c)伝搬特性、
    d)誤り率、
    e)処理識別子、
    f)前記複数の接続のうちの少なくとも1つの接続のセットアップ時間
    からなるグループから選択した少なくとも1つの特性を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記少なくとも第1の接続がデータ接続であり、前記少なくとも第1の接続が待機状態にある場合に、メモリ内に前記少なくとも第1の接続のデータを記憶するステップと、
    前記少なくとも第1の接続が前記能動状態になった場合に、前記メモリ内に記憶している前記データを通信するステップとを備える、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記少なくとも第1の接続がデータ接続であり、前記少なくとも第1の接続が待機状態にある場合に、メモリ内に前記少なくとも第1の接続のデータを記憶するステップと、
    前記加入者ユニットが、別のデータ呼をセットアップすることにより、前記メモリから記憶しているデータを検索するステップとを備える、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記加入者ユニットのユーザに、前記複数の接続のうちのどれが待機状態にあるのかを通知するステップをさらに備える、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記複数の接続のうちの少なくとも1つが、前記加入者ユニットと第2のセルラー通信ユニットとの間に位置していて、前記第2のセルラー通信ユニットのユーザに、前記複数の接続のうちのどれが待機状態にあるのかを通知するステップをさらに備える、請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 前記通知が、前記複数の接続のうちの少なくとも1つが音声サービス接続である場合に、音声通信により行われる、請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記第1または第2のセルラー通信システムのうちの少なくとも一方のオペレータが設定したパラメータに応じて、前記第2の接続を選択するステップをさらに備える、請求項1〜11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記加入者ユニットのユーザが設定したパラメータに応じて、前記第2の接続を選択するステップをさらに含む、請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記第2のセルラー通信システムへの前記ハンドオーバが失敗した場合、前記複数の接続のうちの少なくとも1つが、前記第1のセルラー通信システムを通して再度確立される、請求項1〜13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記第2のセルラー通信システムが、前記複数の接続の中から前記第2の接続を選択するための機能を有する主交換局を備える、請求項1〜14のいずれかに記載の方法。
  16. 前記方法が、前記第1のセルラー通信システムおよび前記第2のセルラー通信システム用の1つの内蔵主交換局内で動作する、請求項1〜15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記第2のセルラー通信システムが、サービスを受けている各加入者ユニット用の1つの接続だけをサポートするために動作することができる、請求項1〜16のいずれかに記載の方法。
  18. 前記複数の接続が回線交換接続である、請求項1〜17のいずれかに記載の方法。
  19. 前記第2のセルラー通信システムが第二世代セルラー通信システムである、請求項1〜18のいずれかに記載の方法。
  20. 前記第2のセルラー通信システムが移動通信用グローバル・システム(GSM)セルラー通信システムである、請求項19に記載の方法。
  21. 前記第1のセルラー通信システムが第三世代セルラー通信システムである、請求項1〜20のいずれかに記載の方法。
  22. 前記第1のセルラー通信システムが汎用移動体通信システム(UMTS)である、請求項21に記載の方法。
  23. 前記少なくとも第1の接続を待機状態にする前記ステップが、第三世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)技術仕様22.083、23.083および24.083のうちの少なくとも1つに従って実行される、請求項22に記載の方法。
  24. 前記少なくとも第1の接続を能動状態にする前記ステップが、第三世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)技術仕様24.083により実行される、請求項22に記載の方法。
  25. 加入者ユニットを、前記加入者ユニットの複数の接続をサポートしている第1のセルラー通信システムから第2のセルラー通信システム(1つの接続だけをサポートするための機能を有する)にハンドオーバするための装置であって、
    前記複数の接続のうちの少なくとも第1の接続を待機状態にするための手段と、
    前記第2のセルラー通信システムを通して、前記加入者ユニットへのハンドオーバ接続を形成するための手段と、
    前記複数の接続のうちの第2の接続を前記ハンドオーバ接続に関連付けることにより、前記第2の接続を前記第2のセルラー通信システムにハンドオーバするための手段と、
    前記少なくとも第1の接続を前記ハンドオーバ接続に関連付けることにより、前記少なくとも第1の接続を能動状態にするための手段とを備える装置。
JP2004544296A 2002-10-17 2003-10-03 セルラー通信システム間で加入者ユニットをハンドオーバするための方法および装置 Expired - Lifetime JP4340235B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP02292562A EP1411740B1 (en) 2002-10-17 2002-10-17 A method and apparatus for handing over a subscriber unit between cellular communication systems
PCT/EP2003/050688 WO2004036947A1 (en) 2002-10-17 2003-10-03 A method and apparatus for handing over a subscriber unit between cellular communication systems

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006503462A true JP2006503462A (ja) 2006-01-26
JP2006503462A5 JP2006503462A5 (ja) 2006-03-09
JP4340235B2 JP4340235B2 (ja) 2009-10-07

Family

ID=32039235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004544296A Expired - Lifetime JP4340235B2 (ja) 2002-10-17 2003-10-03 セルラー通信システム間で加入者ユニットをハンドオーバするための方法および装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7400885B2 (ja)
EP (1) EP1411740B1 (ja)
JP (1) JP4340235B2 (ja)
CN (1) CN1706213B (ja)
AT (1) ATE325519T1 (ja)
AU (1) AU2003301485A1 (ja)
DE (1) DE60211167T2 (ja)
WO (1) WO2004036947A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4871397B2 (ja) * 2006-12-28 2012-02-08 インテル・コーポレーション 無線ネットワークの基本サービスセットにおけるパケットロスのない移行
WO2012046830A1 (ja) * 2010-10-07 2012-04-12 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 通信制御システム及び移動局制御方法
JP2012084990A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Ntt Docomo Inc ネットワーク装置、基地局及び移動局制御方法
JP2012527192A (ja) * 2009-05-13 2012-11-01 ノーテル・ネットワークス・リミテッド 一時的バインディング・オプション・メッセージングを使用したセッションの中断および再開

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7047036B2 (en) 2002-07-02 2006-05-16 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for handoff between a wireless local area network (WLAN) and a universal mobile telecommunication system (UMTS)
CN1879335A (zh) * 2003-11-12 2006-12-13 美商内数位科技公司 不同形式存取技术网络间应用服务器自治存取系统
TWI366385B (en) * 2003-11-13 2012-06-11 Interdigital Tech Corp Method and system for facilitating inter-system handover
WO2005089249A2 (en) * 2004-03-12 2005-09-29 Interdigital Technology Corporation Method and system for switching a radio access technology between wireless communicaiton systems with a multi-mode wireless transmit/receive unit
US7710923B2 (en) * 2004-05-07 2010-05-04 Interdigital Technology Corporation System and method for implementing a media independent handover
KR100652675B1 (ko) * 2004-09-25 2006-12-06 엘지전자 주식회사 휴대단말기의 망 접속장치 및 방법
CN100370879C (zh) * 2004-10-19 2008-02-20 华为技术有限公司 用户控制的wcdma到gprs系统间切换的性能统计方法
EP1734777B1 (en) 2004-12-02 2009-09-02 Huawei Technologies Co., Ltd. Handover method in a mobile communication system for guaranteeing communication continuation
WO2006080053A1 (ja) 2005-01-26 2006-08-03 Fujitsu Limited 基地局装置、端末、移動通信システム及び優先度設定方法
KR20060118642A (ko) * 2005-05-16 2006-11-24 엘지전자 주식회사 이중 전송 모드에 적용되는 핸드오버 수행 방법
US20060276190A1 (en) * 2005-05-19 2006-12-07 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for implementing a handoff between radio access networks deployed under different radio access technologies
US7466991B2 (en) * 2005-05-26 2008-12-16 Sprint Spectrum L.P. Method and system using a conference bridge for handoff of a multi-mode mobile station
CN100461946C (zh) * 2005-07-08 2009-02-11 华为技术有限公司 一种系统间切换方法
EP1903817B1 (en) 2005-07-08 2011-05-18 Huawei Technologies Co., Ltd. Method of inter-system handover
GB0517246D0 (en) * 2005-08-24 2005-09-28 Siemens Ag Prioritisation scheme
US8218530B2 (en) 2006-01-05 2012-07-10 Qualcomm Incorporated Seamless handoff between access networks with saved session information
GB2435364B (en) * 2006-02-16 2008-05-21 Motorola Inc Handover between radio networks
US8078178B2 (en) * 2006-03-17 2011-12-13 Research In Motion Limited Method and apparatus to restore always-on connectivity during network handover
US20070224988A1 (en) * 2006-03-24 2007-09-27 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for performing a handover procedure between a 3gpp lte network and an alternative wireless network
US8682357B2 (en) 2006-05-02 2014-03-25 Intellectual Ventures Holding 81 Llc Paging in a wireless network
US8737349B2 (en) * 2006-12-01 2014-05-27 Sigram Schindler Beteiligungsgesellschaft Mbh Handover process and information support for communication transfer between telecommunication networks
CN101360336B (zh) * 2007-08-02 2013-04-17 电信科学技术研究院 用户设备连接状态的保持方法、用户设备及调度器
US8199719B2 (en) 2008-03-13 2012-06-12 Apple Inc. Methods and apparatus for performing handover between a long term evolution (LTE) network and another type of radio access network
US9084071B2 (en) * 2009-09-10 2015-07-14 Michael-Anthony Lisboa Simple mobile registration mechanism enabling automatic registration via mobile devices
US8744523B2 (en) * 2010-08-02 2014-06-03 At&T Intellectual Property I, L.P. Method and system for interactive home monitoring
KR101521309B1 (ko) * 2010-09-07 2015-05-18 삼성전자주식회사 듀얼 스탠바이 휴대단말기의 통신을 관리하는 방법 및 시스템
EP2887738A1 (en) * 2013-12-17 2015-06-24 Gemalto M2M GmbH Method for operating a wireless device in a selected radio access network
WO2017190305A1 (zh) * 2016-05-05 2017-11-09 海能达通信股份有限公司 一种小区切换方法,终端以及核心网设备

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5664007A (en) * 1995-03-06 1997-09-02 Samadi; Behrokh Method and apparatus for providing continuation of a communication call across multiple networks
US5850606A (en) * 1996-05-17 1998-12-15 Bellsouth Corporation Method and system for transferring a cellular telephone call between intelligent cell sites
JPH11355831A (ja) * 1998-04-10 1999-12-24 Nec Corp Cdmaセルラシステムにおける異通信方式セルラシステム基地局へのハンドオフ方法およびセルラシステム
US6687249B1 (en) * 1998-08-25 2004-02-03 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Reconfiguring diversity legs during CN-RNC interface streamlining
FI108200B (fi) * 1998-09-14 2001-11-30 Nokia Mobile Phones Ltd Yhteyden vaihto matkaviestinverkkojen välillä
FI107864B (fi) * 1998-11-23 2001-10-15 Nokia Mobile Phones Ltd Menetelmä ja järjestelmä virhekriittisen, ei-reaaliaikaisen datan häviämisen estämiseksi eräissä solunvaihtotilanteissa
US6792273B1 (en) * 1998-12-18 2004-09-14 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for resource reservation in a mobile radio communication system
GB2352585B (en) * 1999-05-28 2003-11-12 Nec Corp Mobile telecommunications system
US6611507B1 (en) * 1999-07-30 2003-08-26 Nokia Corporation System and method for effecting information transmission and soft handoff between frequency division duplex and time division duplex communications systems
GB0004671D0 (en) * 2000-02-28 2000-04-19 Nokia Networks Oy Handover in a communication system
GB0011913D0 (en) * 2000-05-17 2000-07-05 Nokia Networks Oy Connections in a communication system
US7003298B1 (en) * 2002-02-28 2006-02-21 Cisco Technology, Inc. Devices, softwares and methods for handing off live calls between legs of CSV and VOX modalities

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4871397B2 (ja) * 2006-12-28 2012-02-08 インテル・コーポレーション 無線ネットワークの基本サービスセットにおけるパケットロスのない移行
JP2012527192A (ja) * 2009-05-13 2012-11-01 ノーテル・ネットワークス・リミテッド 一時的バインディング・オプション・メッセージングを使用したセッションの中断および再開
KR101389590B1 (ko) 2009-05-13 2014-04-29 애플 인크. 과도 바인딩 옵션 메시징을 사용한 세션 중지 및 재개
WO2012046830A1 (ja) * 2010-10-07 2012-04-12 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 通信制御システム及び移動局制御方法
JP2012084990A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Ntt Docomo Inc ネットワーク装置、基地局及び移動局制御方法
JP2012084988A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Ntt Docomo Inc 通信制御システム及び移動局制御方法
CN103155653A (zh) * 2010-10-07 2013-06-12 株式会社Ntt都科摩 通信控制系统及移动台控制方法
CN103155653B (zh) * 2010-10-07 2017-02-08 株式会社Ntt都科摩 通信控制系统及移动台控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1706213B (zh) 2010-04-28
AU2003301485A1 (en) 2004-05-04
CN1706213A (zh) 2005-12-07
EP1411740B1 (en) 2006-05-03
DE60211167T2 (de) 2006-09-07
US20060084440A1 (en) 2006-04-20
EP1411740A1 (en) 2004-04-21
DE60211167D1 (de) 2006-06-08
ATE325519T1 (de) 2006-06-15
US7400885B2 (en) 2008-07-15
JP4340235B2 (ja) 2009-10-07
WO2004036947A1 (en) 2004-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4340235B2 (ja) セルラー通信システム間で加入者ユニットをハンドオーバするための方法および装置
JP4382348B2 (ja) マルチセルネットワークにおけるサービスプライオリティ
EP1677564B1 (en) Load balancing on shared wireless channels
CA2241974C (en) System and method for adaptive measurement collection and handoff queuing in a radio telecommunications network
US6628632B1 (en) Method and apparatus for permitting direct handoff between base stations in a wireless network
KR100414410B1 (ko) 가입자장치이용방법및셀룰러전화시스템
EP1320274B1 (en) Method for performing a handoff in a mobile communication system
EP2187677B1 (en) Mobile communication method, radio controller apparatus, mobile station
US7428416B2 (en) Handover in a cellular communication system
KR101004918B1 (ko) 무선 네트워크 간 핸드오버
JP2006191625A (ja) セル選択のための装置及び方法
RU2006139045A (ru) Система и способ передачи обслуживания, обеспечивающие уменьшение задержки обслуживания в системе связи с широкополосным беспроводным доступом
WO2006055113A1 (en) Method and apparatus for supporting packet data services in service area boundary regions
KR20080085827A (ko) 셀룰러간 전환 개선 방법, 무선 액세스 네트워크 개체,코어 네트워크 개체 및 이동 무선 통신 시스템
JP2006509469A (ja) 逆行通常信号チャネル上で無線環境を報告するために使用する装置と方法
WO2005101865A1 (en) Method and apparatus for call setup
US7929490B1 (en) Method and system for paging mobile devices

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070807

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071107

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080805

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081105

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090630

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4340235

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130710

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130710

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130710

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term