JP2006503150A - 石鹸組成物 - Google Patents

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Abstract

組成物でのアルカリ金属石鹸類の全重量に基づいて、(i)20〜80重量%のC8〜C24直鎖脂肪酸類のアルカリ金属石鹸、及び(ii)20〜80重量%のC8〜C24分岐脂肪酸類のアルカリ金属石鹸の混合物の組成物を60〜99重量%の範囲で含んでいる石鹸組成物。石鹸組成物は、通常石鹸に存在する、いかなる追加の安定剤類、防腐剤類又はキレート剤類を含む要求を伴わず、色相並びに臭気安定性を示す。

Description

本発明は、石鹸組成物、及び特に分岐脂肪酸類の石鹸を含む石鹸組成物に関する。
棒状石鹸類又はタブレット状石鹸類、特にパーソナル洗浄用のタブレット状化粧石鹸類を作る為に用いられる、広範囲の石鹸組成物は、当技術分野で周知である。石鹸組成物が貯蔵及び使用に於いて十分な安定性を有する為に、石鹸組成物は、一般に、一種以上の防腐剤類、酸化防止剤類又はキレート剤類を含んでいる。残念ながら、石鹸類でのその様な材料の使用は、鋭敏化(sensitization)、及び、特に生物分解性(biodegradability)不足により、廃水汚染などのある種の問題を引き起こし得る。
石鹸組成物又はタブレット状石鹸は、石鹸の使用寿命間中での、泡立つ(lather)能力、所望の硬度(型打ちにふさわしい)、マッシュ(mush)での減少(水中に放置された時の軟化)、心地のよい肌の感触、及び心地のよい臭気(odour)並びに外観などの、多くの特性を有する様に要求される。特に防腐剤類、酸化防止剤類及び/又はキレート剤類の量が低減された(又は実質上全くない)石鹸組成物に於いて、前述の特性の全て又は大部分を有する石鹸組成物を得る事は、難しいと思われる。
米国特許第5,962,382号明細書(US-5962382-A)は、ナトリウム並びにトリエタノールアミン脂肪酸石鹸類、トリエタノールアミン助溶剤(co-solvent)、イソステアリン酸及び酸化防止剤の混合物を含んでいる透明な棒状石鹸を対象にする。イソステアリン酸は、石鹸の透明度を向上させる為に用いられる。
米国特許第4,839,080号明細書(US-4839080-A)は、ヨウ素を含む抗菌性の石鹸組成物を対象にする。
前述の問題の少なくとも一つを克服する又は大幅に低減する石鹸組成物が、今意外にも発見されている。
従って、本発明は、組成物でのアルカリ金属石鹸類の全重量に基づいて、(i)20〜80重量%のC8〜C24直鎖脂肪酸類のアルカリ金属石鹸、及び(ii)20〜80重量%のC8〜C24分岐脂肪酸類のアルカリ金属石鹸の混合物の組成物を60〜99重量%の範囲で含む石鹸組成物を、提供する。
本発明は、組成物でのアルカリ金属石鹸類の全重量に基づいて、(i)20〜80重量%のC8〜C24直鎖脂肪酸類のアルカリ金属石鹸、及び(ii)20〜80重量%のC8〜C24分岐脂肪酸類のアルカリ金属石鹸の混合物の組成物を70〜95重量%の範囲で含む石鹸組成物を押出す(extrude)事を含む棒状又はタブレット状石鹸を作るプロセスも、提供する。
本発明は、次の組成範囲(a)〜(e):
(a)組成物でのアルカリ金属石鹸類の全重量に基づいて、(i)20〜80重量%のC8〜C24直鎖脂肪酸類のアルカリ金属石鹸、及び(ii)20〜80重量%のC8〜C24分岐脂肪酸類のアルカリ金属石鹸の混合物を70〜95重量%、
(b)遊離脂肪酸類を0〜5重量%、
(c)塩を0.1〜1重量%、
(d)水を5〜20重量%、
(e)ポリオールを0.1〜2重量%
で含むタブレット状又は棒状石鹸を、更に提供する。
本発明は、石鹸組成物の色相安定性及び/又は臭気安定性及び/又は泡立ち容積を向上させる為に、C8〜C24分岐脂肪酸類のアルカリ金属石鹸の使用を、更に提供する。
本発明は、石鹸組成物で要求される安定剤及び/又は防腐剤及び/又はキレート剤の量を低減する為に、C8〜C24分岐脂肪酸類のアルカリ金属石鹸の使用も、なおより一層提供する。
本発明に準じた石鹸組成物は、不透明、半透明又は透明であってよく、そして、好ましくは不透明である。「不透明な」は、光の透過を阻止する特性を有する事を意味し、その結果、不透明石鹸の後ろにある物体は、見られ得ない。[透明な」は、相当の散乱を伴わず光を透過させる特性を有する事を意味し、その結果、透明石鹸の後ろにある物体は、完全に目に見え、そして容易に識別され得る。「半透明な」は、光が部分的に又は散漫に通り抜ける事を可能にする特性を有する事を意味し、その結果、半透明なタブレット状石鹸の後ろにある物体は、はっきりと見分けられ得ない(それ故に、部分的な透明又は半−透明とも呼ばれる)。当然、透過光の量は、石鹸の厚みに依存し、そして、本文脈(context)では、20mm厚の石鹸が、標準として用いられた。
本発明に準じた石鹸組成物は、脂肪酸類(直鎖並びに分岐脂肪酸類の組み合わせ)のアルカリ金属石鹸を、組成物での全重量に基づいて、好ましくは65〜97重量%、より好ましくは70〜95重量%、特に80〜92%、そしてとりわけ85〜90重量%の範囲で含む。
石鹸組成物は、C8〜C24、好ましくはC12〜C22直鎖又はリニア脂肪酸類のアルカリ金属石鹸を、組成物でのアルカリ金属石鹸類の全重量に基づいて、好ましくは25〜75重量%、より好ましくは30〜70重量%、特に35〜65重量%、そしてとりわけ40〜60重量%の範囲で含み、そして、C8〜C24、好ましくはC12〜C22分岐脂肪酸類のアルカリ金属石鹸も、組成物でのアルカリ金属石鹸類の全重量に基づいて、好ましくは25〜75重量%、より好ましくは30〜70重量%、特に35〜65重量%、そしてとりわけ40〜60重量%の範囲で含む。
アルカリ金属石鹸の直鎖脂肪酸類は、C12〜C18脂肪酸類を、好ましくは70重量%を超えて、より好ましくは80重量%を超えて、特に90重量%を超えて、そしてとりわけ95重量%を超えて、及び100重量%迄含み、そして、C16〜C18脂肪酸類を、好ましくは50重量%を超えて、より好ましくは55〜90重量%、特に60〜80重量%、そしてとりわけ65〜75重量%の範囲で、更に含む。
アルカリ金属石鹸の分岐鎖脂肪酸類は、C16〜C22脂肪酸類を、好ましくは70重量%を超えて、より好ましくは80重量%を超えて、特に90重量%を超えて、そしてとりわけ95重量%を超えて、及び100重量%迄含み、そして、C18脂肪酸類を、好ましくは50重量%を超えて、より好ましくは60〜90重量%、特に65〜85重量%、そしてとりわけ70〜80重量%の範囲で、更に含む。
アルカリ金属石鹸の分岐鎖脂肪酸類は、平均で、好ましくは5未満、より好ましくは3未満、特に1.05〜2、そしてとりわけ1.1〜1.5の範囲の炭素原子を有するアルキル側枝(side branch)(最も長い直鎖の炭素原子に直接付着する)を含む。即ち、側枝は、主にメチル基である。本発明の好ましい実施態様に於いて、数で、50%を超える、より好ましくは60%を超える、特に70〜97%、そしてとりわけ80〜93%の範囲の側枝基は、メチル基である。
更に好ましい実施態様に於いて、数で、30%を超える、より好ましくは40%を超える、特に45〜90%、そしてとりわけ50〜80%の範囲のアルカリ金属石鹸の分岐鎖脂肪酸類は、単一のメチル側枝を含んでいる。
本明細書に於いて使用にふさわしい、脂肪酸類は、例えば、植物又は動物エステル類(例えば、パーム油、菜種油、パーム核油、ココナッツ油、ババス油、大豆油、ヒマシ油、獣油、鯨又は魚油、グリース、ラード、及びそれらの混合物)などの自然源から得られ得る。脂肪酸類は、例えば「Fatty Acids in Industry」, Ed Robert W Johnson, Earl Fritz, Marcel Dekker Inc, 1989 ISBN 0-8247-7672-0に記述される様な、合成によっても作られ得る。トール油に存在する様な、樹脂酸類は、使用されてよい。ナフテン酸類も、ふさわしい。
本発明に準じた石鹸組成物のアルカリ金属直鎖脂肪酸成分の少なくとも一部分は、好ましくはパーム核油、ココナッツ油、ババス核油(babassu kernel oil)、パーム油、獣油、及び/又はラードから;より好ましくはパーム核油、及び/又はココナッツ油から;そして特にパーム核油から取り出される。本発明の一つの好ましい実施態様に於いて、アルカリ金属直鎖脂肪酸類は、パーム核油とパーム油の混合物から取り出される。
本発明での使用に於けるふさわしい分岐鎖脂肪酸類は、イソステアリン酸、イソパルミチン酸、イソミリスチン酸、イソアラキン酸及びイソベヘン酸などのイソ−酸類;ネオデカン酸の様なネオ酸類;及び2−エチルヘキサン酸の様な他の酸類を含む。市販されてる材料Prisorine 3501, 3502及び3505(商標、Uniqemaから)などの、イソステアリン酸は、好ましい。
ナトリウム並びにカリウム石鹸などの、アルカリ金属石鹸類は、油脂類の直接鹸化により、又は個々の製造プロセスで作られる遊離脂肪酸類の中和により作られ得る。ナトリウム石鹸は、本発明に於いて特に好ましく、しかし、カリウム石鹸、マグネシウム石鹸、アンモニウム石鹸及び/又はアルカノールアミン石鹸、そして特にカリウム石鹸などの、非ナトリウム石鹸類も、少量で、適切には10重量%未満、好ましくは8重量%未満、より好ましくは5重量%未満、そして特に1重量%未満で、存在してよい。本発明の特に好ましい実施態様に於いて、石鹸組成物は、カリウム石鹸を実質上含まない。
本発明の好ましい実施態様に於いて、アルカリ金属石鹸の脂肪酸類は、組成物でのアルカリ金属石鹸類の全重量に基づいて、適切には10重量%未満、好ましくは5重量%未満、より好ましくは3重量%未満、特に2重量%未満、そしてとりわけ1.5重量%未満の不飽和脂肪酸類を含む。この事は、適切には、鹸化前に脂肪酸類を水素化する事により、成し遂げられる。
アルカリ金属石鹸の脂肪酸類は、適切には15未満、好ましくは10未満、より好ましくは0.1〜7、特に0.3〜5、そしてとりわけ0.5〜2gヨウ素/100gの範囲のヨウ素価(本明細書で記述される様に測定される)を有している。
アルカリ金属石鹸の脂肪酸類は、適切には250未満、好ましくは180〜230、より好ましくは200〜225、特に210〜220、そしてとりわけ205〜220mgKOH/gの酸価(本明細書で記述される様に測定される)を有している。
アルカリ金属石鹸の脂肪酸類は、適切には250未満、好ましくは180〜230、より好ましくは200〜225、特に210〜220、そしてとりわけ205〜220mgKOH/gの鹸化価(本明細書で記述される様に測定される)を有している。
本発明の特に好ましい実施態様に於いて、アルカリ金属石鹸の脂肪酸類の酸価及び鹸化価の間での差は、好ましくは10未満、より好ましくは5未満、特に3未満、そしてとりわけ2mgKOH/g未満である。
石鹸組成物は、少量の(minor amount)一種以上の合成又はノンソープ洗浄剤類も含んでよい。尚、それらは、陰イオン、ノンイオン、両性イオン又は陽イオン系のもの、あるいはそれらの混合物でよい。ノンソープ洗浄剤は、組成物の全重量に基づいて、好ましくは25重量%未満、より好ましくは15重量%未満、特に10重量%未満、そしてとりわけ5重量%未満である。本発明の特に好ましい実施様態に於いて、石鹸組成物は、ノンソープ洗浄剤を実質上含まない。
ふさわしいノンソープ洗浄剤類は、
(i)C10〜C22アルキルベンゼンスルホン酸塩類;オレフィンスルホン酸塩類;C10〜C20パラフィンスルホン酸塩類;C8〜C22脂肪アシルサルコシン酸塩類;C8〜C22脂肪アシルイセチオン酸塩類並びにC8〜C22脂肪アシルN−メチルタウリド(tauride)類;C8〜C22脂肪酸アルカノールアミド類;C8〜C20アルキル硫酸塩類、及びソディウムラウリルエーテルサルフェートの様な、2〜5の炭素原子を有する1〜20モルのアルキレンオキシドとC8〜C20飽和直鎖又は分岐鎖脂肪族一価アルコールの反応生成物のサルフェートエステル類などの、アルキルアリールスルホン酸塩類の様な陰イオン洗浄剤類
(ii)C8〜C20第一級又は第二級アルカノール類、二価アルコール類と1〜50モルのC2〜C4アルキレンオキシドの反応生成物類、及び類似の物などのノンイオン洗浄剤類
(iii )アルキル−β−イミノジプロピネート類、及びイミダゾリニウムベタイン類の様な、長鎖イミダゾール誘導体類などの両性イオン洗浄剤類、及び
(iv)ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロライドの様な、四級アンモニウム化合物類、及び類似の物などの陽イオン洗浄剤類
を含む。
本発明に準じた石鹸組成物での水の濃度は、組成物の全重量に基づいて、好ましくは1〜25重量%、より好ましくは5〜20重量%、特に8〜15重量%、そしてとりわけ10〜13重量%の範囲にある。
本発明に準じた石鹸組成物は、実際の石鹸成分の中和された脂肪酸類に加えて、遊離脂肪酸類も含んでよい。好ましい遊離脂肪酸類は、上記で明確にされた、同タイプの脂肪酸類である。尚、それらは、石鹸成分を形成する為に用いられ、そして、それ故に、一般には、8〜24の炭素原子を含んでいる。石鹸組成物は、遊離脂肪酸類を、組成物の全重量に基づいて、適切には0〜10重量%、好ましくは0〜5重量%、より好ましくは0.5〜5重量%、特に0.5〜2重量%、そしてとりわけ0.5〜1重量%の範囲で含む。遊離脂肪酸類の存在は、肌での石鹸組成物の優しさ(mildness)並びに加脂肪(refatting)特性を改善し得る。
石鹸組成物は、塩、特に塩化ナトリウムを、組成物の全重量に基づいて、適切には2重量%未満、好ましくは1.5重量%未満、より好ましくは0.1〜1重量%、特に0.2〜0.8重量%、そしてとりわけ0.3〜0.7重量%の範囲で含む。
石鹸組成物は、ポリオール類又は多価アルコール類も含んでよい。ポリオール類は、もし透明又は半透明石鹸製品が要求されるならば、通常は、比較的に高濃度で含まれる。透明又は半透明石鹸組成物でのポリオールの濃度は、組成物の全重量に基づいて、好ましくは5〜20重量%、より好ましくは8〜18重量%、特に10〜16重量%、そしてとりわけ12〜14重量%の範囲である。
ポリオールの分子量は、好ましくは300未満、より好ましくは50〜270、特に80〜220、そしてとりわけ90〜200である。
ふさわしいポリオール類は、ソルビトール、マンニトールなどの糖アルコール類;(ポリ)エチレングリコール、(ポリ)プロピレングリコールなどの(ポリ)グリコール類;トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、及びグリセリンなどの3〜6のヒドロキシル基を含む他のC3〜C6ポリオール類を含む。糖アルコール類、特にソルビトールは、好ましい。任意の二種以上の前述の材料の混合物、好ましくは糖アルコール、特にソルビトール、及びグリセリンを含む混合物も、用いられてよい。糖アルコールの濃度は、組成物の全重量に基づいて、好ましくは1〜10重量%、より好ましくは3〜8重量%、特に4〜7重量%、そしてとりわけ5〜6重量%の範囲にあり、そして、グリセリンの濃度は、組成物の全重量に基づいて、好ましくは1〜15重量%、より好ましくは3〜12重量%、特に5〜10重量%、そしてとりわけ6〜8重量%の範囲にある。
本発明に準じた不透明石鹸組成物に於いて、ポリオール、好ましくはグリセリンの濃度は、組成物の全重量に基づいて、好ましくは5重量%未満、より好ましくは0.1〜2重量%、特に0.5〜1.5重量%、そしてとりわけ0.8〜1.2重量%の範囲にある。
石鹸組成物が貯蔵及び/又は使用での所望の安定性(例えば色相安定性、臭気安定性)を有する為に、一種以上の追加の安定剤類;及び/又は防腐剤類、例えばトコフェロール、BHA、BHT及び類似の物などの、酸価防止剤類;及び/又はEDTA(エチレンジアミン四酢酸の四ナトリウム塩)、EHDP(1−ヒドロキシエチリデンビスホスホン酸四ナトリウム塩(tetra sodium(1-hydroxyethylidene)bisphosphonate))及び類似の物などの、キレート剤類を、0.5重量%迄、通常は0.05〜0.1重量%の範囲で混和する(incorporate)事は、通用の習わしである。
本発明の特に意外な特徴は、所望の安定性が上述の材料のいかなる物の添加をもする事なく成し遂げられ得る事、である。従って、本発明に準じた石鹸組成物は、追加の安定剤及び/又は防腐剤及び/又はキレート剤を、適切には0.5%未満、好ましくは0.1%未満、より好ましくは0.01%未満、特に0.001%未満含み、そしてとりわけ実質上含んではいない。前述の範囲は、特に、EDTA及び/又はEHDPに適用できる。
本発明に準じた石鹸組成物は、好ましくは50%を超える、より好ましくは60%を超える、特に70〜95%、そしてとりわけ75〜90%の範囲の色相安定性(又は%保持白色度)(本明細書で記述される様に測定される)を有している。
石鹸組成物は、好ましくは50%を超える、より好ましくは70%を超える、特に80%を超える、そしてとりわけ90〜100%の範囲の臭気安定性(本明細書で記述される様に測定される)を有している。
併せて、石鹸組成物は、適切には30未満、好ましくは5〜25、より好ましくは5〜15、特に8〜12、そしてとりわけ6〜12g/50cm2の範囲の総マッシュ価(本明細書で記述される様に測定される)を有している。
本発明のもう一つの意外な特徴は、石鹸組成物は向上した泡立ちを示し、好ましくは30を超える、より好ましくは50〜200、特に60〜150、そしてとりわけ80〜140mlの範囲の泡立ち容積(本明細書で記述される様に測定される)を有している事、である。
石鹸組成物は、有効量の他の材料又は機能性添加剤類も含んでよい。ふさわしい機能性添加剤類は、香料類;ポリグリセリンエステル類、例えばポリグリセリンモノステアレートの様な乳化剤類;着色剤類;消臭剤類;染料類;二量体化脂肪酸類、ラノリン、コールドクリーム、鉱物油、ソルビタンエステル類、ミリスチン酸イソプロピルなどの、皮膚軟化剤類並びにスキンコンディショナー類;酵素類;気泡安定剤類;泡立て剤類;保湿剤類;蛍光増白剤類;染料類;真珠光沢化剤類(pearlescer);過脂肪剤類;UV吸収剤類;及び任意の二種以上のそれら材料の混合物を、含む。機能性添加剤類は、所望の機能特性を達成する為に、任意の所望量で用いられてよく、そして、通常は、組成物の全重量に基づいて、0.01〜5重量%の範囲の少量が、用いられる。例えば、存在する場合は、(i)皮膚軟化剤類並びにスキンコンディションニング剤類は、一般に、組成物の全重量に基づいて、0.5〜約5重量%の範囲に含み、そして、(ii)香料類、染料類及び着色剤類は、組成物の全重量に基づいて、0.2〜約5重量%の範囲に含む。
本発明に準じた石鹸組成物は、当技術分野で周知の方法により、フレーク類(flake)、ヌードル類(noodle)、ペレット類(pellet)、あるいは任意の他のふさわしいフォーム(form)又はシェイプ(shape)に変換されてよい。変換された石鹸組成物は、好ましくはヌードル類の形態で、少なくとも5分間融合器(amalgamator)中で、香料類、着色剤類及び他の機能性添加剤類などの、他の成分と混合され得る。得られた混合物は、好ましくはゆっくりと出され(plod)又は押出され、より好ましくは無端の棒状混合物になされ、切断後ビレット類(billet)になされ、最終のタブレット状石鹸に型打ちされ得る。
本発明は、以下の限定されない実施例により明らかにされる。
以下の試験方法が、用いられた。
(i)色相
色相安定性は、表面の反射色を測定する為のコンパクトな三刺激値カラーアナライザー(Minolta Chroma meter type CR-300)を用いて、判断された。混合チャンバーにパルス・キセノン・アークランプが、サンプル表面の照明を提供した。CIE Standard Observer Responseにマッチする様にフィルター処理された、6個の高感度シリコンフォトセルが、入射光及び反射光の双方を測定する為に、計測器のダブル・ビーム・フィードバック・システムにより用いられた。従って、測定器は、パルス・キセノン・アークランプによる光のアウトプットでのいかなる僅かな偏位(deviation)も検出し、そして自動的に補正する。Hunter Lab値(L、a、及びb)を含む、絶対測定が、表示された。これらの値から、白色度(whiteness Index)が、以下の式を用いて計算された。
白色度=(L−3b)
タブレット状石鹸の白色度は、50℃オーブン中で16日間の加熱処理前後で、判断され、そして、白色度での差異が、加熱処理後の保持された白色度の%として計算された。
%保持白色度:50〜70% まあまあ(moderate)
70〜80% 良好
>80% 優れた
(ii)臭気
臭気安定性は、以下の方法に準じて10人の感覚パネル(sensory panel)を用いて、評価された。125gの石鹸組成物が、茶色の250mlのScott Duranボトルに置かれた。ボトルは、密栓され、そして50℃で16日間オーブン中に置かれた。次いで、ボトルが、開栓され、そして、臭気が、以下のスケールを用いて、石鹸を室温に冷却後評価された。
1.無臭(neutral)(酸敗臭無し)(100%臭気安定(OS))
2.微量の酸敗臭(90%OS)
3.僅かに酸敗臭がある(75%OS)
4.明らかに酸敗臭がある(中間量)(50%OS)
5.強い酸敗臭がある(0%OS)
平均%の臭気安定性値が、少なくとも3ボトルの感覚パネル評価から計算された。
(iii )マッシュ
マッシュは、2時間20℃の脱塩水中にタブレット状石鹸の輪郭がはっきりした(well defined)部分(概算重量=45g、及び概算表面積=70cm2)を浸す事により、判断された。浸漬前に、石鹸ブロックの重量が測定された(=W1)。水から取り出した後、1分間過剰の水を石鹸ブロックから滴り落ちさせ、そして、石鹸ブロックの重量が再度測定された(=W2)。マッシュの全てが、プラスチック製のスパチュラで石鹸ブロックから削り取られ、そして、石鹸ブロックが再度再秤量された(=W3)。マッシュの量は、3つの異なるパラメーターで示される。尚、それらは、以下の式に準じて計算された(50cm2の浸漬表面積に基づいて)。
総マッシュ=(W2−W3)×50/浸漬面積
水摂取(Water uptake)=(W1−W2)×50/浸漬面積
マッシュされた(mushed)石鹸=(W1−W3)×50/浸漬面積
総マッシュは、棒状石鹸が水と接触する時、スライム(slime)生成に対する耐性を測定する。水摂取並びにマッシュされた石鹸量は、マッシュのストラクチャー(structure)の測定を示す。
総マッシュ:<10g/50cm2=優れた
11〜15g/50cm2=良好
>15g/50cm2=まあまあ
(iv)泡立ち
泡立ち容積が、ノーマルな消費者性向に密に近い手洗い方法を用いる事により測定された。試験は、タルクを取り除く為に濯ぎ落された外科医の使い捨てゴム手袋を用いて行われた。試験されるタブレット状石鹸(概算重量=85g、寸法8cm×5.5cm×2.5cm(クッションモデル(cushion model))が、試験前に、略14℃の流水で20回石鹸を180°ねじ曲げる事により、10分間洗浄された。次いで、タブレット状石鹸が、20℃の水に浸され、15回180°ねじ曲げられ、次いで石鹸置に戻された。次いで、泡立ちが、一方の手の指先をもう一方の手のひらに対して10回擦る事により生み出された。できる限りたくさんの泡立ちが、一方の手をもう一方の手で交互に握り、そして指先に向かって押出す事により、手から取り除かれた。集まった泡立ちが、10ml間隔で目盛り付きの150mlビーカーに入れられた。全手順が2回繰り返され、そして、泡立ちの総容積が泡立ち容積として記録された。泡立ち容積を測定する前に、泡立ちは、大きなエアーポケットを抜く為に穏やかにかき回された。試験は、同組成物から作られた3個の異なるタブレット状石鹸を用いて、3回行われた。泡立ち容積が、3回の結果の平均値として計算された。
泡立ち容積:>100ml=優れた
50〜100ml=良好
<50ml=まあまあ
(v)磨耗率
泡立ち容積試験に用いられたタブレット状石鹸が、試験前後で秤量された。試験後の秤量は、石鹸が少なくとも24時間室温(略23℃)で乾燥した後、行われた。重さの差が、磨耗率として記録され、そしてグラムで示された。
磨耗率:<3g=優れた
3〜5g=良好
>5g=まあまあ
(vi)硬度
付属のウェイトを有する「チーズワイヤー」(cheese wire)が、平衡位置に到達する迄、タブレット状石鹸のコーナーに切り込まれた。その全面に力が作用する面積は、カットの深さが増すにつれ、増し、それ故に、及ぼされる応力は、それが石鹸の抵抗により正確にバランスを保てられ、そして、ワイヤーが動きを止める迄、減少する。上記ポイントでの応力は、石鹸の降伏応力に等しい。このポイントに到達するのに要した時間は、60秒であった。この後、ウェイトは取り除かれ、そして、カットの長さが測定された。降伏応力が、以下の半−経験式から計算された。
降伏応力=3/8(W×98.1)/(L×D) N/m2
ここで、L並びにDは、cm単位でのカットの長さ並びにワイヤーの直径である。Wは、カットする為にワイヤーに付加された重さであり、グラム単位で示される。
硬度:>7×105N/m2=ハード
>4×105N/m2、<7×105N/m2=まあまあ
<4×105N/m2=ソフト
硬度は、温度並びに水分含有量に強く依存し、それ故に、測定は、温度並びに水分の条件を厳しくコントロールされた下(本試験では、23℃並びに60%相対湿度。)で行われる必要がある。
(vii )ヨウ素価
ヨウ素価が、Wijs法(A.O.C.S. Official Method Tg 1-64(1993))により判断され、そして定義された試験条件下で100gのサンプルにより吸収されたヨウ素のグラム数として示された。
(viii)酸価
酸価が、A.O.C.S. Official method Te 1a-64(Reapproved 1997)を用いて判断され、1gのサンプルでの遊離脂肪酸類を中和するのに要する水酸化カリウムのミリグラム数として示された。
(ix)鹸化価
鹸化価が、A.O.C.S. Official method Tl 1a-64(1997)を用いて判断され、所定の条件下で1gのサンプルと反応する水酸化カリウムのミリグラム数として定義された。
実施例1
17.5重量%の水素化、トップド(topped)パーム核油脂肪酸のナトリウム石鹸、21重量%の硬化パーム油脂肪酸のナトリウム石鹸、49重量%のイソステアリン脂肪酸のナトリウム石鹸(Prisorine 3505(商標、Uniqemaから))、12重量%の水、0.3重量%のグリセリン及び0.4重量%塩化ナトリウムを含んでいる石鹸組成物が、調合された。組成物は、組成物でのアルカリ金属石鹸類の全重量に基づいて、49重量%のC12〜C22直鎖脂肪酸類のアルカリ金属石鹸;及び50重量%のC12〜C22分岐脂肪酸類のアルカリ金属石鹸を含んでいた。96重量%のアルカリ金属石鹸の直鎖脂肪酸類は、C12〜C18脂肪酸類(69%C16〜C18)であり、そして、99重量%のアルカリ金属石鹸の分岐鎖脂肪酸類は、C16〜C22脂肪酸類(76%C18)であった。石鹸組成物は、通常石鹸に存在する、いかなる追加の安定剤類、防腐剤類又はキレート剤類を含んでいなかった。
石鹸組成物が、1mmの精製ふるいを有しそして円錐状の出口端に45mm×19mmの四角の押出しダイスを備える、実験室用のMazzoni M-100デュープレックス・リファイナー/プロッダー(duplex refiner/plodder)を4回通された。シリンダー温度が、25℃にセットされ、そして、コーン温度は57℃であった。プロッダー・スクリューの速さが、13rpmに固定された。タブレット状石鹸が、プロッダーを4パッセージ(passage)後に、製造された石鹸組成物から作られた。
実施例2
15重量%の水素化、トップドパーム核油脂肪酸のナトリウム石鹸、39重量%の硬化パーム油脂肪酸のナトリウム石鹸、33.4重量%のイソステアリン脂肪酸のナトリウム石鹸、11重量%の水、1重量%のグリセリン及び0.6重量%の塩化ナトリウムを含んでいる石鹸組成物が調合された事を除き、実施例1の手順が繰り返された。組成物は、組成物でのアルカリ金属石鹸類の全重量に基づいて、61.7重量%のC12〜C22直鎖脂肪酸類のアルカリ金属石鹸;及び38.7重量%のC12〜C22分岐脂肪酸類のアルカリ金属石鹸を含んでいた。石鹸組成物は、通常石鹸に存在する、いかなる追加の安定剤類、防腐剤類又はキレート剤類を含んでいなかった。石鹸組成物から作られたタブレット状石鹸が、本明細書に記述された試験手順に適用された。そして、結果が表1に示される。
実施例3
15重量%の水素化、トップドパーム核油脂肪酸のナトリウム石鹸、44重量%の硬化パーム油脂肪酸のナトリウム石鹸、28.1重量%のイソステアリン脂肪酸のナトリウム石鹸、11重量%の水、1重量%のグリセリン、0.6重量%の塩化ナトリウム、及び0.4重量%の遊離脂肪酸類を含んでいる石鹸組成物が調合された事を除き、実施例1の手順が繰り返された。組成物は、組成物でのアルカリ金属石鹸類の全重量に基づいて、68重量%のC12〜C22直鎖脂肪酸類のアルカリ金属石鹸;及び32重量%のC12〜C22分岐脂肪酸類のアルカリ金属石鹸を含んでいた。石鹸組成物は、通常石鹸に存在する、いかなる追加の安定剤類、防腐剤類又はキレート剤類を含んでいなかった。石鹸組成物から作られたタブレット状石鹸が、本明細書に記述された試験手順に適用された。そして、結果が表1に示される。
実施例4
本例は、本発明に準じない比較例である。脂肪酸類が植物性石鹸を作り出す為通例用いられる標準の脂肪酸ブレンドにより置き換えられた事、及び17.5重量%のトップドパーム核油脂肪酸のナトリウム石鹸、70重量%のパーム油脂肪酸のナトリウム石鹸、12重量%の水、0.3重量%のグリセリン、及び0.4重量%の塩化ナトリウムを含んでいる事を除き、実施例1の手順が繰り返された。石鹸組成物は、通常石鹸に存在する、いかなる追加の安定剤類、防腐剤類又はキレート剤類を含んでいなかった。石鹸組成物から作られたタブレット状石鹸が、本明細書に記述された試験手順に適用された。そして、結果が表1に示される。
Figure 2006503150
上記実施例は、本発明に準じた石鹸組成物の向上した特性を明らかにする。

Claims (18)

  1. 組成物でのアルカリ金属石鹸類の全重量に基づいて、(i)20〜80重量%のC8〜C24直鎖脂肪酸類のアルカリ金属石鹸、及び(ii)20〜80重量%のC8〜C24分岐脂肪酸類のアルカリ金属石鹸の混合物の組成物を60〜99重量%の範囲で含んでなる石鹸組成物。
  2. 25〜75重量%のC8〜C24、好ましくはC12〜C22直鎖脂肪酸類のアルカリ金属石鹸を含んでなる、請求項1に記載された石鹸組成物。
  3. 25〜75重量%のC8〜C24、好ましくはC12〜C22分岐鎖脂肪酸類のアルカリ金属石鹸を含んでなる、請求項1又は2に記載された石鹸組成物。
  4. アルカリ金属石鹸の直鎖脂肪酸類は、80重量%を超えるC12〜C18脂肪酸類を含む事を特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載された石鹸組成物。
  5. アルカリ金属石鹸の直鎖脂肪酸類は、55〜90重量%の範囲のC16〜C18脂肪酸類を含む事を特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載された石鹸組成物。
  6. アルカリ金属石鹸の分岐鎖脂肪酸類は、70重量%を超えるC16〜C22脂肪酸類を含む事を特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載された石鹸組成物。
  7. 分岐鎖脂肪酸類は、イソステアリン酸を含む事を特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載された石鹸組成物。
  8. 直鎖脂肪酸類は、パーム核油及びパーム油から取り出される事を特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載された石鹸組成物。
  9. 組成物でのアルカリ金属石鹸類の全重量に基づいて、10重量%未満の不飽和脂肪酸類のアルカリ金属石鹸を含んでなる、請求項1〜8のいずれか1項に記載された石鹸組成物。
  10. 追加の安定剤及び/又は防腐剤及び/又はキレート剤を実質上含んでない、請求項1〜9のいずれか1項に記載された石鹸組成物。
  11. 50%を超える色相安定性を有する、請求項1〜10のいずれか1項に記載された石鹸組成物。
  12. 50%を超える臭気安定性を有する、請求項1〜11のいずれか1項に記載された石鹸組成物。
  13. タブレット状又は棒状石鹸の形態である、請求項1〜12のいずれか1項に記載された石鹸組成物。
  14. 組成物でのアルカリ金属石鹸類の全重量に基づいて、(i)20〜80重量%のC8〜C24直鎖脂肪酸類のアルカリ金属石鹸、及び(ii)20〜80重量%のC8〜C24分岐脂肪酸類のアルカリ金属石鹸の混合物の組成物を70〜95重量%の範囲で含む石鹸組成物を押出す事を含む棒状又はタブレット状石鹸を作るプロセス。
  15. 次の組成範囲(a)〜(e):
    (a)組成物でのアルカリ金属石鹸類の全重量に基づいて、(i)20〜80重量%のC8〜C24直鎖脂肪酸類のアルカリ金属石鹸、及び(ii)20〜80重量%のC8〜C24分岐脂肪酸類のアルカリ金属石鹸の混合物を70〜95重量%、
    (b)遊離脂肪酸類を0〜5重量%、
    (c)塩を0.1〜1重量%、及び
    (d)水を5〜20重量%、及び
    (e)ポリオールを0.1〜2重量%
    で含んでなる、タブレット状又は棒状石鹸。
  16. 次の項目(i)〜(iv):
    (i)5〜25g/50cm2の範囲の総マッシュ価、
    (ii)60〜150mlの範囲の泡立て容積、
    (iii )70〜95%の範囲の色相安定性、及び
    (iv)70%を超える臭気安定性
    の少なくとも一種以上、好ましくは全てを有する、請求項15に記載されたタブレット状又は棒状石鹸。
  17. 石鹸組成物の色相安定性及び/又は臭気安定性及び/又は泡立ち容積を向上させる為のC8〜C24分岐脂肪酸類のアルカリ金属石鹸の使用。
  18. 石鹸組成物で要求される安定剤及び/又は防腐剤及び/又はキレート剤の量を低減する為のC8〜C24分岐脂肪酸類のアルカリ金属石鹸の使用。
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