JP2006501533A - 受託者の役割に基づいたポートフォリオ収益の分析および取引コストの測定のためのシステムおよび方法 - Google Patents

受託者の役割に基づいたポートフォリオ収益の分析および取引コストの測定のためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

本発明の好ましい実施形態は、例えば、取引コストを測定するための方法を含む。該方法は、(1)所定の期間にわたって取引データを収集するステップと、(2)上記取引データに対応しているタイムスタンプ・データを捕捉するステップとを含み、上記タイムスタンプ・データはオープン・イベントおよびクローズ・イベントと、注文が買い手側の取引デスクによってポートフォリオ・マネージャから受け取られる時点に関するデータとを含み、上記方法はさらに、(3)上記取引データおよび上記タイムスタンプ・データに基づいて投資レベルの分析を実行するステップを含む。他の実施形態の場合には、上記方法(および他の方法)を実施し、そこから得られた情報を利用するためのシステムおよびソフトウェアを含む。

Description

[関連出願への相互参照]
本出願は、「受託者の役割に基づいたポートフォリオ収益の分析および取引コストの測定のための方法」(Methods for Analysis of Portfolio Returns and Trade Cost Measurement Based On Fiduciary Roles)と題する、2002年2月22日付けの特許文献1に対する優先権を主張する。上記特許の内容は、引用によって本明細書の記載に援用する。
どんな金融商品の取引にも複数のエージェントが関与する。最低の場合でも、買い手と売り手が関与し、機関投資家の取引の場合、各側において片手では数えきれない以上の人数のエージェントが関与する場合がある。各取引エージェントは、総合的な取引目標から値を追加または差し引く。マネジメントの視点から考慮されるべき問題は次のものを含む。
(1)各エージェントの個々の貢献をどのように測定するのが最善であるか?
(2)総合的な取引チェーンの種々のセグメントに沿って複数のエージェントの相乗的貢献をどのように測定するのが最善であるか?
(3)総合的なポートフォリオ収益に及ぼす種々のエージェントの取引インパクトをどのように測定するのが最善であるか?
米国仮特許出願第60/359,291号公報
上記問題に答えるために、とりわけ、本発明の好ましい実施形態は、取引エージェントは、移譲する命令セットおよびそれに付随するタイムスタンプによって画定される特定の受託者の役割が付与されているという原理に基づいた取引コストの測定のフレームワークおよび方法を提供する。
本発明の好ましい実施形態は、例えば、取引コストを測定するための方法を含む。上記方法は、(1)所定の期間にわたって取引データを捕捉するステップと、(2)上記取引データに対応しているタイムスタンプ・データを捕捉するステップとを含み、上記タイムスタンプ・データは、オープン・イベントおよびクローズ・イベント、1つの注文がポートフォリオ・マネージャから買い手側の取引デスクによって受け取られる時点に関するデータ、上記注文の実行が完了される時点に関するデータ、およびマネージャが上記注文に関する取引に参加することを決定する時点に関するデータを含み、上記方法は、(3)上記取引データおよび上記タイムスタンプ・データに基づいて投資レベルの分析を実行するステップをさらに含む。他の実施形態の場合には、上記方法(および他の方法)を実施し、そこから得られる情報を利用するためのシステムおよびソフトウェアを含む。
I.受託者の役割
毎日の取引において、ある種の受託者の役割に遭遇することが期待される場合がある。例えば、機関投資家レベルでの株式商品の取引(図1参照)を考える。株式ポートフォリオに責任のある機関投資家の買い手側のマネージャは、自分が管理するファンドにおける種々のファンド・ディレクタ/スポンサーによって自分に付与されている受託者責任から自分の取引指令を導く。それにもかかわらず、ディレクタからマネージャへの信託の移譲があっても、ディレクタは彼の監督責任から解放されるわけではないことに留意されたい。例えば、Department of Labor Release(労働省の発表文書)86−1は、年金のスポンサーに対してこのことを次のように十二分に明確にしている。
投資マネージャを任命する受託者は、その投資マネージャを監視してそのマネージャがその計画のトランザクションの最善の実行を確保していることを確認し、そのようなトランザクションについて支払われる手数料がその計画に対して提供される仲介および研究サービスの価値に関連して程良い額であることを確認する彼の現在継続中の義務から解放されることはない。
したがって、ディレクタはその計画の総合的な業績に対して責任がある。
そのディレクタに対する時間的視野(time−horizon)は四半期単位または年単位である場合があり、一方、マネージャの受託者責任に対する時間的視野は日、週、月、四半期または年の単位である場合がある。そのファンドに対する公表されたリスク・プロファイルが与えられて、そのマネージャは正しい株式を正しい量および正しい時刻において選択することによって自分のポートフォリオの市場値を最適化することが求められる。利用可能なすべての株式全体の中から株式を戦略的に選択することが、そのマネージャの中心機能である。これに比較して、ファンドおよびファンド・マネージャを戦略的に選択することがディレクタの中心機能である。
取引の決定を実行する際に、マネージャは買い手側のトレーダーのネットワーク資源を予約し、実行命令に沿ってその取引の実行を移譲する(全体的に、または部分的にのいずれかで)。例えば、その取引が情報の豊富な視点からトリガされた場合、その市場の洞察が通常の市場メカニズムを経由して拡散され、薄められる前に、買い手側のトレーダーに対する指令はスピーディな実行のための明確な指令を含むことができる。買い手側のトレーダーの自由に使用できる資源はそのトレーダーに対して受託責任が移譲される時に戦術的に確保される。しかしながら、そのような移譲はそのトレーダーおよび他の取引情報源の両方からの戦術的フィードバック以外に、そのマネージャの総合的な戦略的目的に基づいて、その注文が絶えず再調整されることを含む場合があるという意味において、条件付きである場合がある。したがって、その移譲は展開しているイベントの役割によって完全に決定される条件付き移譲であり得る。各取引機構はこれらの条件付き移譲において含まれる期待以外にボキャブラリを設定している。内部の取引ボキャブラリおよびそれに伴う命令セットは、それがその組織の底流にある取引理念を捕捉するという意味において各取引組織内で一意であることが多い。各取引組織内で、取引固有の命令セットおよび取引の更新が明示的な意味において捕捉された場合、それらは詳細で包括的な分析に対する基礎を提供する。しかし、種々の組織は種々の詳細のレベルにおいて取引の細かい粒度を捕捉する。産業が進化する際、取引の捕捉は十分に細かいレベルの粒度において取得可能となり、それに対応した細かい粒度の分析を提供することが期待される。いずれにしても、好ましい実施形態に含まれている取引コストの測定のフレームワークは、種々のレベルの利用可能な粒度において正しく適用される場合がある。
マネージャからの取引指令を得て、買い手側のトレーダーは自分の裁量で株式固有の取引ネットワークの戦術的利点を活動させる。これは、その目標の株式の取引に従事している他のマネージャ、ブローカー−ディーラ・ネットワーク、実行の様式、所与の様式での利用可能な命令セットから受け取られる集合体、およびマネージャが追求したい価格/数量/時間プロファイルを含む場合があり、彼はそれらを彼が利用できる株式固有の取引洞察に基づいて、および彼が絶えず受け取る市場のフィードバックを認識して、絶えず更新する。所与の株式に対して彼が受け取る充当を割り当てる際に(彼が管理する種々の競合するアカウントの中で)、買い手側のトレーダーは複数のファンド・マネージャ間で公平な割当てを提供する割当て規則に従う必要がある。また、すでに説明したように、買い手側のトレーダーはマネージャの上流から彼が受け取る変更に対して応答する必要がある。したがって、ネットワーク・センスにおいて、買い手側のトレーダーは上流(すなわち、マネージャ側)よりも彼にとって下流のノード(すなわち、売り手側)をより多く伴っている動的な情報処理ノード(取引の決定に従事している)である。トレーダーに対する時間的視野は日単位、週単位、あるいはおそらく月単位(より大きな注文の場合)になる場合がある。ミューチュアル・ファンドおよび年金基金は、それぞれの取引理念を反映してこの次元において明確な好みを示す。ミューチュアル・ファンドにおけるトレーダーに対する時間的視野は日レベルにあることが多く、一方、年金基金の場合はかなり長い。
買い手側のトレーダーが下流の売り手側のブローカーと接触するまでに、その時間的視野は1日より短い範囲に縮小するか、あるいは長くても1取引日になる場合が高い。また、それに伴う命令セットはその注文の実行において売り手側のブローカーに許す自由度に関して高度に特定され、標準化される可能性がある。これは、買い手側の売り手側に対する受託者ハンドシェイクにおいて、その注文がその時点で組織の境界にまたがっているためであり、したがって、特定の契約的および他の法律的義務を有するためである。さらに、買い手側のデスクは取引に対する意図のオプション値を最小化するために、公開市場において買い手側のデスクが表す情報のレベルを制限する必要がある。大きな取引を実行する際、買い手側の企業はその取引全体の内容以外に名前の匿名性の両方を維持するためにプレミアムを支払う。
買い手側の命令セットにより、売り手側のブローカーは利用可能時間の間に利用可能なすべての実行様式を使用してその注文を実行する。例えば、連続的オークション市場(例えば、ニューヨーク株式取引所)においては、売り手側のブローカーによってリストされた株式の購入は先ず最初に為替のフロア・ブローカーによって扱われる場合があり、そのフロア・ブローカーはその取引を他のフロア・ブローカーとの間でオークション売買をするか、あるいは所与の株式に対して彼が提供する連続的市場の利点を取るためにマーケット・メーキングの専門家にその取引の注文を出す。為替フロアのリアルタイムの情報豊富な公開市場を経験し、直接に参加することによって、そのフロア・ブローカーは適切な時刻、価格および数量において相手側を見つけ出すことの一意の受託者責任を満足することができる。同様に、その所与の株式に対する市場を形成する専門家は不必要な市場の一段高を不用意にトリガすることなしに、自分のリミット・ブック(買い手側/売り手側の圧力に関する)を含む自分の情報ノードに蓄積されている情報を思慮深く明らかにするための中心的受託者責任を有している。また、その専門家は他の市場参加者が利用できない時(およびその時だけ)相手側に参加することによって市場の連続性を提供するという追加の責任も有している。その注文が充当されると、売り手側のブローカーは買い手側のデスクに対して報告を返す。その注文の完了時に、種々の参加している買い手側のポートフォリオの中に割当てが行われる。それ以降の日において、その取引は清算され、機関投資家の交換代理銀行(clearing agent)のオフィスを通して取引企業間で決済される。
II.底流にあるデータ構造
所与の取引のライフ・サイクル全体を通じて、その取引がエージェントからエージェントへ移動する際に追跡することができる次の10種類の明確な情報セットがある。
1.受託者の組織的足跡(誰が/どの企業において/どのアカウントに対して/どのグループにおいて/どんな容量において)。
2.金融商品の記述(商品の識別子、取引構造など)。
3.買い手側から市場センターに向かっての命令セットの流れ(取引するための数量、取引サイド、受け入れ可能な価格範囲、実行の様式、決済命令、意図の開示における制約、注文の変更など)。
4.取引が生きる前にトレーダー以外にそのマネージャの両方による取引を正当化する取引の原理的説明(内部監査のための)(投資/注文の範囲および投資/注文の長さのライフ・サイクルの間の取引に影響するすべての変更に対する原理的説明を含む)。
5.市場センターから買い手側に向かっての次の内容を記録している市場フィードバック・フロー。(a)取引を実行するための機会を捕捉している取引前の市場コンテキスト、(b)注文が充当される際の動的な市場コンテキスト、および(c)取引後の市場コンテキスト。
6.上記トランザクション/アクティビティが発生する際のタイムスタンプ。
7.トレーダーが代って作業するすべてのファンド・マネージャの注文(すなわち、取引注文)の全体に対して買い手側のトレーダーによる個々の取引を接続する取引/注文のリンケージ。
8.種々のファンド・マネージャによる個々の要求の合計に対して返される、個々の各取引内で割当て−充当を接続する割当てリンケージ。
9.個々のファンド・マネージャが注文を出した際に、その注文(マネージャ注文)の全体に対して上記割当てリンケージを逆に接続するマネジメント/注文リンケージ。
10.個々のマネージャ/注文リンケージを共通の投資長さの時間的視野内に入るすべてのマネージャ−注文の全体に対して逆に接続する投資リンケージ。
これらの情報セットのそれぞれを、取引後分析以外に進行中の目的のために分類し、記録することができる。しかし、上記データ・セットの中のすべての情報アイテムが最高優先度のものであるとは限らない。手近にある資源およびその企業における底流にある取引理念によって、情報アイテムのうちのいくつかが他のアイテムより重要である。また、重要ではあるが、情報アイテムのいくつかは独立のデータ資源、例えば、独立の市場データ・ベンダからの歴史的市場データなどから収集することができる。そのような場合、社内のデータセットとベンダ提供のデータ・セットとを相互に関係付ける能力だけが必要である。したがって、市場データの場合、その取引商品をマッチさせるために相互参照のシンボル・タグ(上記アイテム2)以外に正確なタイムスタンプ(上記アイテム6)を捕捉することに問題が帰着する。したがって、組織は上記の取引関連のデータ・セットを捕捉するためにミニマリストのアプローチを採用するか、あるいは少し進めて広範なすべてを包含するデータ捕捉を行おうとするかのいずれかが可能である。後者のアプローチにおいて発生するコスト(組織的および技術的の両方)はかなり大きく、それが発生する際に取引エージェントに対して利用可能な見解を捕捉することの利点があり、相互にタグ付けられた問題以外に第三者の市場データ・ベンダによる下流での事後訂正がない。
実際に、各取引組織は、その取引理念に忠実に、それに対して一意である方法で自分の取引を記録し、追跡する。取引産業が直面している重要な問題のうちの1つは、種々の取引関連のデータ・セットをシステム化し、標準化する問題である。本発明の好ましい実施形態の測定のフレームワークはデータ・セット間で共通であるものを抽象化し、標準化することによって取引関連のデータ・セットの多様性を捕捉するための論理的アーキテクチャを提供し、一方、同時に、カスタマイズされた分析のためのクライアント固有のデータ拡張を許している。
企業の注文管理システムの高度性に依存して、上記データ捕捉タスクの多くは取引エージェントに負担を掛けることを避けるために自動化することができる。例えば、イベント固有の市場コンテキストはその所与の取引イベントが発生する際、およびその時に自動的に捕捉されるようにすることができる。また、企業内および企業にまたがる多様なシステム間での継ぎ目のない情報フローを許すために、転送される情報の部分を標準化することが推奨される。情報転送が頻繁で広範囲であればあるほど、底流にある情報セットについて標準化するための動機付けが大きくなる。逆に、情報転送の頻度および拡大性が小さければ小さいほど、その情報セットについて標準化するための動機付けが小さくなる。所与のデータ・セットに関してセキュリティおよび専有性の関心が大きいほど、ユーザ・ベースにまたがって標準化するための動機付けが小さくなる。好ましい実施形態の取引コストの測定のフレームワークは、共通のベンチマーク(すなわち、市場)に対する取引のコストを測定するための能力に妥協することなしに、多様なニーズおよび関心を包含するための十分な柔軟性および一般性を提供する。
III.タイムスタンプのフレームワーク
手近かにあるデータ捕捉資源に依存して、取引デスクが有益に使用することができる決定/移譲/市場イベント・タイムスタンプの4つのセットがある。
OC(オープン−クローズ)。これは取引デスクが捕捉することができる最も基本的なタイムスタンプのセットアップである。OCは、2つの標準の市場イベント、すなわち、a)オープンおよびb)クローズのイベントである。これらのタイムスタンプの両方が独立に利用可能な市場データから計算できるので、OCモデルにおいて捕捉されるメインのイベントは単純に取引日の日付スタンプである。
OEXcC(オープン−エントリ−実行完了−クローズ)。OCモデルにおけるタイムスタンプに加えて、OEXcCモデルは2つの他のタイムスタンプを含む。それらは、a)ポートフォリオ・マネージャから買い手側の取引デスクに注文が入る(または到着する)時のタイムスタンプおよび、b)実行が完了する時のタイムスタンプである。エントリのタイムスタンプを含めることによって、マネージャから買い手側のトレーダーへの受託者の移譲の追跡が可能となる。そして、実行完了のタイムスタンプを含めることによって、完了のためのタイミングの決定の分析が可能となる。売り手側での構成に依存して、実行完了イベントは、各充当において、あるいは全体の実行の終りにおいて、あるいはその日の大引け時においてレポートされる場合がある(この順序で精度が落ちる)。
DOEXcC(決定−オープン−エントリ−実行完了−クローズ)。DOEXcCモデルは、OEXcCモデルの中のすべてのタイムスタンプを含む。また、マネージャが取引に従事することを決定する時のタイムスタンプを含む。2つのエージェント間での移譲のタイムスタンプである代わりに、決定のタイムスタンプはそのマネージャの分別において内省的なイベントをマークする。それは所与の取引注文の発生をマークし、それが発生する規則性が所与の企業内での上記取引理念を反映する場合がある。しかし、決定イベントに対するタイムスタンプの境界点が組織的なデータ捕捉内で効果的に一括されて捕捉される場合がある程度に対して、それは決定のイベントとエントリのイベントとの間の潜在性のトラッキングおよび分析を追加する。
DOEPXcC(決定−オープン−エントリ−発注−実行完了−クローズ)。DOEPXcCモデルは、DOEXcCモデルに対して発注イベントを追加する。発注イベントは、買い手側の企業と売り手側の企業との間の組織上の境界にまたがる重要な法律上の/受託者の移譲イベントである。DOEPXcCのタイム・セットは、本明細書および図の中でODEPXcCタイム・セットとも呼ばれる。
上記セットは株式取引の領域における基本の決定/移譲/市場イベント・タイムスタンプのいくつかを含んでいるが、それは必ずしも包括的ではなく、あるいはすべての取引商品/イベントに対して網羅的でもない。例えば、DOEPXcCモデルから決定イベントを容易に落とし、新しいOEPXcCモデルに到達することができることが考えられる。言い換えれば、そのシステムは最も基本的な捕捉(すなわち、取引日付)から、最も詳細の捕捉(すべての市場、決定を移譲のイベントと同様に含んでいる)まで容易に拡張することができる。種々の決定/移譲/市場イベントのタイムスタンプを取ることの底流のアプローチは十分に一般的であり、多様な受託者エージェントによって取引の決定の分析のために一律に適用することができる。さらに、市場が進化するにつれて、タイム・スタンピングにおける粒度が細かくなることにより、エージェント/エージェンシーにまたがる受託者リンケージのマッピングを密接にすることができる。ここでも、底流にある方法は十分に一般的である。
IV.分析のレベル
取引データおよび適当なタイムスタンプが信頼性良く捕捉されると、取引値のチェーンを次の9つの所定のレベル(図2参照)において分析することができる。
レベルI:「投資レベルの分析」、これは「注文のオープン」から「期間のクローズ」までの取引活動を追跡する。「期間のクローズ」は、ここでは、ポートフォリオの収益が通常評価されて業績に対して判断される時の通常のカレンダ期間のクローズ(月末、四半期末、年度末など)を示すことに留意されたい。この分析はタイムスタンプが利用可能な場合は、「投資オープン」から「期間のクローズ」または「注文の決定」から「期間のクローズ」までも行うことができる。
レベルII:「注文レベルの分析」、これは「注文のオープン」または「注文のエントリ」から「注文のクローズ」までの取引活動を追跡する。
レベルIII:「投資/注文調停レベルの分析」、これは「注文レベル」と「投資レベル」の間の展望のギャップを調停し、クローズする。
レベルIV:「日レベルの分析」、これは「日のオープン」(または、タイムスタンプが利用できる場合は「日のエントリ」)から「日のクローズ」までの取引活動を追跡する。
レベルV:「注文/日調停レベルの分析」、これは「注文レベル」と「日レベル」との間の展望のギャップを調停し、クローズする。
レベルVI:「作業レベルの分析」、これは「日のエントリ」(または、タイムスタンプが利用できる場合は「日の発注」)から「実行のクローズ」までの取引活動を追跡する。
レベルVII:「利用可能なレベルの分析」、これは「日の発注」から「日のクローズ」までの取引活動を追跡する。
レベルVIII:「日/作業調停レベルの分析」、これは「日レベル」と「作業レベル」との間の展望のギャップを調停し、クローズする。そして、「発注のタイムスタンプ」が利用できた場合、「レベルVIII分析」は「利用可能/作業調停レベルの分析」となり、それは「利用可能なレベル」と「作業レベル」との間の展望のギャップを調停し、クローズする。
レベルIX:「日/利用可能調停レベルの分析」、これは「日レベル」と「利用可能なレベル」との間の展望のギャップを調停し、クローズする。
明らかに、関連のタイムスタンプが捕捉されていなかった場合、行うことができる分析のレベルは制限されることになる。しかし、最低限、分析レベルI〜Vはその取引の日付を少なくとも捕捉したすべてのクライアントに対して利用可能である。下記のセクションVIからIXまではセクション3で記述された4つのタイム・セットのそれぞれに対する利用可能なレベルの分析をケースバイケースで行う。セクションXはポートフォリオの収益分析を含めるためにそのフレームワークを拡張する。
図2において、関連のタイムスタンプ(それぞれのシンボリック表示と一緒に)が、トップの行に示されていることに留意されたい。実行のタイムスタンプ(X)は発注(P)と実行完了(Xc)との間のレポートされない仮定のタイムスタンプである。
V.サンプル・データ・セットからのクライアントの実行および市場清算価格
図3および図4は、それぞれ、「クライアント充当」と市場において利用可能な対応している「販売の時刻」のサンプル・セットを示している。
図3(「クライアント充当のまとめ」)に示されているように、(トレーダーの)注文は2つの連続した日にわたっている。この2つの日の各々において、クライアントは「日1」(Day1)に対しては5つの充当(fill)によって、および「日2」に対しては4つの充当によって10,000株を取引した。「日1」において、「価格×数量」(Price×Volume)積の合計は$812,250の取引ドルである。したがって、「日1」において、クライアントが取得する「実行数量加重平均価格」(VWAP)は下式で表される。
Figure 2006501533
同様に、「日2」(Day2)においては「価格×数量」積の合計は945,250取引ドルである。したがって、「日2」において、クライアントが取得する「実行数量加重平均価格」(VWAP)は下式で表される。
Figure 2006501533
「注文レベル」においては、[価格×数量]積の合計は1,757,500取引ドルである。そしてクライアントが取得する「実行数量加重平均価格」(VWAP)は下式で表される。
Figure 2006501533
同様に、「販売の時刻」データ・セット(図4参照)から、タイムポイントの任意のペア間の「市場清算価格」(MCP)(これはその2つのタイムポイント間の「数量重み平均価格」、すなわち、「VWAP」である)を計算することができる。例えば、「日1」に対する「エントリ」(タイム・セグメント6)と「日のクローズ」(タイム・セグメント42)との間の「市場清算価格」は下式で表される。
Figure 2006501533
同様の計算を他の期間に対して行うことができる。
ここで、代表的な市場価格として「数量加重平均価格」(VWAP)を使用した。VWAP測度は代表的な数に到達するために取引された数量のすべてを使用する。所与の数量を取引している所与のクライアントが、各タイム・セグメントにおいて合計の取引される数量の例えば20%(あるいは代わりの株式固有の取引の通常レート)しか達成できないと代わりに仮定した場合、その時は「20%テスト測度」(TPTM)と呼ばれる値を計算することができる。例を示すために:「日1」に対する10,000の株のクライアントの数量をエントリ・セグメント(「セグメント」6)と「セグメント」14との間で20%のセンスで実行することができる。これらの20%セグメント数量の数量加重平均価格は、「エントリ」から始まる「20%テスト測度」となり、下式で表される。
Figure 2006501533
そして下式においては、比較のためにベンチマークとして市場VWAPの代わりに、上記のような「20%テスト測度」を使用することができる。
VI.OCタイム・セットの分析
ここで、すべての可能なタイムスタンプのうちの極く最小(「オープン−クローズ」;図5参照)を有しているクライアントの例を考える。上記のように、最小限、各クライアントは発生した取引の日付を記録している。
サンプルOCセット(図5に示す)において、その注文がオープンされた日に、その株価は始値で$70.00(「注文のオープン」価格:Order−Open」)をつけた。合計の注文の長さの間に、その注文は$87.88(Order−Exec)で実行された。注文がクローズされた日において、その株価は終値で$111.50(Order_Close)をつけた。そしてその投資期間の終りにおいて、株価は終値で$132.50(Period_Close)をつけた。また、その注文が市場に出ていた間に、注文のオープンから注文のクローズまでの数量加重平均価格である注文の長さ市場清算価格(OMCP_oc)は$78.60にある。これらの投資/注文レベルの価格ポイントが与えられて、レベルI、II、およびIIIのコスト/業績分析を図5に示されているように構築することができる。
レベルI:投資レベルの分析。このOCセットに対する1つの好ましいレベルIの分析は次のように5つの別々のコスト数値を含む。
理想的投資レベルの利益/損失:Period_Close($132.50)とOrder_Open($70.00)との差は、$62.50になっており、これは摩擦のない理想的な市場において達成することができる投資レベルの利益(または損失)の全範囲にわたる。好適には、対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。また、これらの要素は適当な「市場清算価格」(例えば、ここでは、OMCP_oc)で割ることによっても得られることに留意されたい。そして「調停レベル」(レベルIII、V、VIII、およびIX)を扱っている時、より長いタイム・スパンが関係している「市場清算価格」が使用されるべきである。「実行価格」の代わりに「市場清算価格」を使用することによって、種々の要素を比較するのに役立てることができる。したがって、
理想的投資レベルの利益/損失=(Period_Close-Order_Open)......(5)
理想的投資レベルの利益/損失要素=(Period_Close-Order_Open)/Order_Exec......(6)
期待投資レベルの利益/損失:Period_Close($132.50)と注文の長さ市場清算価格(OMCP_oc)($78.60)との差は、$53.90になっており、これは摩擦のある市場において達成され得る期待投資レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
期待投資レベルの利益/損失=(Period_Close-OMCP_oc)......(7)
期待投資レベルの利益/損失要素=(Period_Close-OMCP_oc)/Order_Exec......(8)
実際投資レベルの利益/損失:Period_Close($132.50)と注文の長さ実行価格(Order_Exec)($87.88)との差は、$44.62になっており、これは摩擦のある市場においてクライアントによって達成することができた実際投資レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
実際投資レベルの利益/損失=(Period_Close-Order_Exec)......(9)
実際投資レベルの利益/損失要素=(Period_Close-Order_Exec)/Order_Exec......(10)
市場の投資レベルの利益/損失:Order_Open($70.00)と注文の長さ市場清算価格(OMCP_oc=$78.60)との差は、−$8.60になっており、これは市場インパクトの測度であり、その注文の長さの間の取引の平均コストを捕捉する。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
市場の投資レベルの利益/損失=(Order_Open-OMCP_oc)......(11)
市場の投資レベルの利益/損失要素=(Order_Open-OMCP_oc)/Order_Exec......(12)
実行の投資レベルの利益/損失:注文の長さ市場清算価格(OMCP_oc=$78.60)と注文の長さ実行価格(Order_Exec)($87.88)との差は、−$9.28になっており、これは市場平均に対して評価されたクライアントによって支払われた過剰コストの測度である。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
実行の投資レベルの利益/損失=(OMCP_oc-Order_Exec)......(13)
実行の投資レベルの利益/損失要素=(OMCP_oc-Order_Exec)/Order_Exec......(14)
レベルII:注文レベルの分析。このOCセットに対する1つの好ましいレベルIIの分析は次のように5つの別々のコスト数値を含む。
理想的注文レベルの利益/損失:Order_Close($111.50)とOrder_Open($70.00)との差は、$41.50になっており、これは摩擦のない理想的な市場において達成することができる注文レベルの利益(または損失)の全範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
理想的注文レベルの利益/損失=(Order_Close-Order_Open)......(15)
理想的注文レベルの利益/損失要素=(Order_Close-Order_Open)/Order_Exec......(16)
期待注文レベルの利益/損失:Order_Close($111.50)と注文の長さ市場清算価格(OMCP_oc)($78.60)との差は、$32.90になっており、これは摩擦のある市場において達成することができる期待注文レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
期待注文レベルの利益/損失=(Order_Close-OMCP_oc)......(17)
期待注文レベルの利益/損失要素=(Order_Close-OMCP_oc)/Order_Exec......(18)
実際の注文レベルの利益/損失:Order_Close($111.50)と注文の長さ実行価格(Order_Exec)($87.88)との差は、$23.62になっており、これは摩擦のある市場においてクライアントによって達成された実際の注文レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
実際の注文レベルの利益/損失=(Order_Close-Order_Exec)......(19)
実際の注文レベルの利益/損失要素=(Order_Close-Order_Exec)/Order_Exec......(20)
市場の注文レベルの利益/損失:Order_Open($70.00)と注文の長さ市場清算価格(OMCP_oc=$78.60)との差は、$8.60になっており、これは市場インパクトの測度であり、その注文の長さの間の取引の平均コストを捕捉する。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
市場の注文レベルの利益/損失=(Order_Open-OMCP_oc)......(21)
市場の注文レベルの利益/損失要素=(Order_Open-OMCP_oc)/Order_Exec......(22)
実行の注文レベルの利益/損失要素:注文の長さ市場清算価格(OMCP_oc=$78.60)と注文の長さ実行価格(Order_Exec)($87.88)との差は、−$9.28になっており、これは市場平均に対して評価されたクライアントによって支払われた過剰コストの測度である。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
実行の注文レベル利益/損失=(OMCP_oc-Order_Exec)......(23)
実行の注文レベルの利益/損失要素=(OMCP_oc-Order_Exec)/Order_Exec......(24)
レベルIII:投資/注文調停レベルの分析。このOCセットに対する1つの好ましいレベルIIIの分析は次のような調停コスト数値の1つの組を含む。
注文レベルの視野差の利益/損失:Period_Close($132.50)とOrder_Close($111.50)との差は、$21になっており、これは注文のクローズと期間のクローズとの間で発生した市場利益(または損失)を計上する。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
注文レベルの視野差の利益/損失=(Period_Close-Order_Close)......(25)
注文レベルの視野差の利益/損失要素=(Period_Close-Order_Close)/Order_Exec...........(26)
次に、OCセット(図6)での日レベルの分析を考える。「日1」では、株価は始値で$70.00(Day_Open)をつけた。その日の長さの間に、クライアントは$81.23で(Day_Exec)で実行した。その株価は終値で$90.50(Day_Close)をつけた。このクライアントが市場にいた間、日の長さ市場清算価格(DMCP_oc)(日のオープンから日のクローズまでの数量加重平均価格)は$75.81である。「日2」においては、この株価は始値で$91.00(Day_Open)をつけた。その日の長さの間に、クライアントは$94.53(Day_Exec)で実行した。その株価は終値で$111.50(Day_Close)をつけた。クライアントが市場にいた間の、日の長さ市場清算価格(DMCP_oc)は$93.97である。これらの日レベルの価格ポイントが与えられて、好ましい実施形態においては、コスト/業績分析のレベルIVおよびVは図6に示されているように構築される。
レベルIV:日レベルの分析。このOCセットに対する1つの好ましいレベルVIの分析は次のような5つの別々のコスト数値を含む。
理想的日レベルの利益/損失:Day_Close(「日1」に対しては$90.50、および「日2」に対しては$111.50)とDay_Open(「日1」に対しては$70.00、および「日2」に対しては$91.00)との差は、$20.50(各日に対して)になっており、これは摩擦のない理想的な市場において達成できる日レベルの利益(または損失)の全範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、日の長さDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
理想的日レベルの利益/損失=(Day_Close-Day_Open)......(27)
理想的日レベルの利益/損失要素=(Day_Close-Day_Open)/Day_Exec......(28)
期待日レベルの利益/損失:Day_Close(「日1」に対しては$90.50、および「日2」に対しては$111.50)と日の長さ市場清算価格(DMCP_oc)(「日1」に対しては$75.81、および「日2」に対しては$93.97)との差は、「日1」に対しては$14.69、および「日2」に対しては$17.53になっており、これは摩擦のある市場において達成できる期待日レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、日の長さ(Day_Exec)で割ることによって得られる。したがって、
期待日レベルの利益/損失=(Day_Close-DMCP_oc)......(29)
期待日レベルの利益/損失要素=(Day_Close-DMCP_oc)/Day_Exec......(30)
実際の日レベルの利益/損失:Day_Close(「日1」に対しては$90.50、および「日2」に対しては$111.50)と日の長さの実行価格(Day_Exec)(「日1」に対しては$81.23、および「日2」に対しては$94.53)との差は、「日1」に対しては$9.27、および「日2」に対しては$16.97になっており、これは摩擦のある市場におけるクライアントによって達成できた実際の日レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、日の長さDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
実際の日レベルの利益/損失=(Day_Close-Day_Exec)......(31)
実際の日レベルの利益/損失要素=(Day_Close-Day_Exec)/Day_Exec......(32)
市場の日レベルの利益/損失:Day_Open(「日1」に対しては$70.00、および「日2」に対しては$91.00)と日の長さの市場清算価格(DMCP_oc)(「日1」に対しては$75.81、および「日2」に対しては$93.97)との差は、「日1」に対しては−$5.81、および「日2」に対しては−$2.97になっており、これは市場インパクトの測度であり、その日の長さの間の取引の平均コストを捕捉する。対応する利益/損失要素は、日の長さDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
市場の日レベルの利益/損失=(Day_Open-DMCP_oc)......(33)
市場の日レベルの利益/損失要素=(Day_Open-DMCP_oc)/Day_Exec......(34)
実行の日レベルの利益/損失:日の長さの市場清算価格(DMCP_oc)(「日1」に対しては$75.81、および「日2」に対しては$93.97)と日の長さの実行価格(Day_Exec)(「日1」に対しては$81.23、および「日2」に対しては$94.53)との差は、「日1」に対しては−$5.42、および「日2」に対しては−$0.56になっており、これは市場平均に対して評価されたクライアントによって支払われた過剰コストの測度である。対応する利益/損失要素は、日の長さDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
実行の日レベルの利益/損失=(DMCP_oc-Day_Exec)......(35)
実行の日レベルの利益/損失要素=(DMCP_oc-Day_Exec)/Day_Exec......(36)
レベルV:注文/日調停レベルの分析。このOCセットに対する1つの好ましいレベルVの分析は次のような調停コスト数値の1つのセットを含む。
日レベルの視野差の利益/損失:「日2」に対するDay_Open($91.00)と「日1」に対するLast_Day_Close($90.50)との差は、$0.50になっており、これは連続した日においてクローズとオープンとの間で発生した市場利益(または損失)を計上する。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
日レベルの視野差利益/損失=(Day_Open-Last_Day_Close)......(37)
日レベルの視野差の利益/損失要素=(Day_Open-Last_Day_Close)/Order_Exec....(38)
VII.OEXcCタイム・セットの分析
ここで、上記のOCセットを有していて、図7に示されているように「エントリ」のタイムスタンプ(すなわち、OEXcCセット)も有しているクライアントの例を考える。この例のOEXcCセットにおいては、その注文がオープンした日に、その株価は始値で$70.00(Order_Open)をつけた。「ポートフォリオ・マネージャ」はその株が$72.50(Order_Entry)であった時にその注文を取引のために移譲した。合計の注文の長さの間に、その注文は$87.88(Order_Exec)で実行された。その注文がクローズした日に、その株価は終値で$111.50(Order_Close)をつけた。この投資期間の終りにおいて、その株価は終値で$132.50(Period_Close)をつけた。注文のオープンから注文のクローズまでの注文の長さ市場清算価格は$78.60である。また、注文のエントリから注文のクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_ec)は$81.28である。これらの投資/注文レベルの価格ポイントが与えられて、好ましい実施形態においては、レベルI、IIおよびIIIのコスト/業績分析は図7に示されているように構築される。
レベルI:投資レベルの分析:このOEXCセットに対する1つの好ましいレベルIの分析は次のように5つの別々のコスト数値を含む。
理想的投資レベルの利益/損失:Period_Close($132.50)とOrder_Open($70.00)との差は、$62.5になっており、これは摩擦のない理想的な市場において達成できる投資レベルの利益(または損失)の全範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
理想的投資レベルの利益/損失=(Period_Close-Order_Open)......(39)
理想的投資レベルの利益/損失要素=(Period_Close-Order_Open)/Order_Exec......(40)
期待投資レベルの利益/損失:Period_Close($132.50)と注文の長さ市場清算価格(OMCP_oc)($78.60)との差は、$53.9になっており、これは摩擦のある市場において達成できる期待投資レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
期待投資レベルの利益/損失=(Period_Close-OMCP_oc)......(41)
期待投資レベルの利益/損失要素=(Period_Close-OMCP_oc)/Order_Exec......(42)
実際投資レベルの利益/損失:Period_Close($132.50)と注文の長さ実行価格(Order_Exec)($87.88)との差は、$44.62になっており、これは摩擦のある市場においてクライアントによって達成できた実際投資レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
実際投資レベルの利益/損失=(Period_Close-Order_Exec)......(43)
実際投資レベルの利益/損失要素=(Period_Close-Order_Exec)/Order_Exec......(44)
市場の投資レベルの利益/損失:Order_Open($70.00)と注文の長さ市場清算価格(OMCP_oc=$78.60)との差は、−$8.60になっており、これは市場インパクトの測度であり、その注文の長さの間の取引の平均コストを捕捉する。対応する利益/損失要素は注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
市場の投資レベルの利益/損失=(Order_Open-OMCP_oc)......(45)
市場の投資レベルの利益/損失要素=(Order_Open-OMCP_oc)/Order_Exec......(46)
実行の投資レベルの利益/損失:注文の長さ市場清算価格(OMCP_oc=$78.60)と注文の長さ実行価格(Order_Exec)($87.88)との差は、−$9.28になっており、これは市場平均に対して評価されたクライアントによって支払われた過剰コストの測度である。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
実行の投資レベルの利益/損失=(OMCP_oc-Order_Exec)......(47)
実行の投資レベルの利益/損失要素=(OMCP_oc-Order_Exec)/Order_Exec......(48)
レベルII:注文レベルの分析。このOEXcCセットに対する1つの好ましいレベルIIの分析は次のように5つの別々のコスト数値を含む。
理想的注文レベルの利益/損失:Order_Close($111.50)とOrder_Entry($72.50)との差は、$39.0になっており、これはトレーダーによって摩擦のない理想的な市場において達成できる注文レベルの利益(または損失)の全範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
理想的注文レベルの利益/損失=(Order_Close-Order_Entry)......(49)
理想的注文レベルの利益/損失要素=(Order_Close-Order_Entry)/Order_Exec......(50)
期待注文レベルの利益/損失:Order_Close($111.50)とエントリからクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_ec)($81.28)との差は、$30.22になっており、これは摩擦のある市場において達成できる期待注文レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
期待注文レベルの利益/損失=(Order_Close-OMCP_ec)......(51)
期待注文レベルの利益/損失要素=(Order_Close-OMCP_ec)/Order_Exec......(52)
実際の注文レベルの利益/損失:Order_Close($111.50)と注文の長さ実行価格(Order_Exec)($87.88)との差は、$23.62になっており、これは摩擦のある市場においてクライアントによって達成された実際の注文レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
実際の注文レベルの利益/損失=(Order_Close-Order_Exec)......(53)
実際の注文レベルの利益/損失要素=(Order_Close-Order_Exec)/Order_Exec......(54)
市場の注文レベルの利益/損失:Order_Entry($72.50)とエントリからクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_ec=$81.28)との差は、−$8.78になっており、これは市場インパクトの測度であり、その注文の長さの間の取引の平均コストを捕捉する。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
市場の注文レベルの利益/損失=(Order_Open-OMCP_ec)......(55)
市場の注文レベルの利益/損失要素=(Order_Open-OMCP_ec)/Order_Exec......(56)
実行の注文レベルの利益/損失:エントリからクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_ec=$81.28)と注文の長さ実行価格(Order_Exec)($87.88)との差は、−$6.60になっており、これは市場平均に対して評価されたクライアントによって支払われた過剰コストの測度である。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
実行の注文レベルの利益/損失=(OMCP_ec-Order_Exec)......(57)
実行の注文レベルの利益/損失要素=(OMCP_ec-Order_Exec)/Order_Exec......(58)
レベルIII:投資/注文調停レベルの分析。このOEXcCセットに対する1つの好ましいレベルIIIの分析は次のように3つの調停コスト数値を含む。
注文レベルの視野差の利益/損失:Period_Close($132.50)とOrder_Close($111.50)との差は、$21になっており、これは注文のクローズと期間のクローズとの間で発生した市場利益(または損失)を計上する。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
注文レベルの視野差の利益/損失=(Period_Close-Order_Close)......(59)
注文レベルの視野差の利益/損失要素=(Period_Close-Order_Close)/Order_Exec......(60)
注文レベルのタイミング市場の利益/損失:オープンからクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_oc=$78.60)とエントリからクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_ec=$81.28)との差は、$2.68になっており、これは市場のオープンとエントリとの間のデスクに対する注文の移譲の遅延の市場インパクトを計上する。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
注文レベルのタイミング市場利益/損失=(OMCP_oc-OMCP_ec)......(61)
注文レベルのタイミング市場利益/損失要素=(OMCP_oc-OMCP_ec)/Order_Exec......(62)
注文レベルのタイミングの利益/損失:Order_Open($70.00)とOrder_Entry($72.50)との差は、−$2.50になっており、これはタイミング要素、すなわち、市場に入るのを待っている間に発生した利益(または損失)を計上する。タイミングの利益/損失に加えて、タイミング問題の市場インパクトが式61および62において捕捉されることに留意されたい。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
注文レベルのタイミング市場利益/損失=(Order_Open-Order_Entry)......(63)
注文レベルのタイミング市場利益/損失要素=(Order_Open-Order_Entry)/Order_Exec......(64)
ここで、OEXcCセット(「日1」に対する図8および「日2」に対する図9)についての日レベルの分析を考える。「日1」については、そのエントリは$72.50(Day_Entry)であった。その日の長さの間に、クライアントは$81.23(Day_Exec)で実行した。すべての充当が返され、実行が完了した時(すなわち、日−実行−クローズ・イベント)、その時点での対応するストライクは$85.50(Day_Exec_Close)であった。その株価は終値で$90.50(Day_Close)をつけた。そのクライアントが市場にいた間に、日のエントリから日−実行−クローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_exc)は、$76.42であった。日のエントリから日のクローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_ec)は$77.88であった。「日2」においては、そのエントリは$91.00(Day_Entry)であった。その日の長さの間に、クライアントは$94.53(Day_Exec)で実行した。すべての充当が返されて、実行が完了した時(すなわち、日−実行−クローズ・イベント)、その時点での対応するストライクは$97.50(Day_Exec_Close)であった。その株価は終値で$111.50(Day_Close)をつけた。そのクライアントが市場にいた間、日のエントリから日−実行−クローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_exc)は$94.17であった。日のエントリから日のクローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_ec)は$93.97であった。これらの日レベルの価格ポイントが与えられて、好ましい実施形態のレベルIV、VIおよびVIIIのコスト/業績分析は図8(「日1」)および図9(「日2」)に示されているように構築される。
レベルIV:日レベルの分析。このOEXcCセットに対する分析は次のように5つの別々のコスト数値を含む。
理想的日レベルの利益/損失:Day_Close(「日1」に対しては$90.50、および「日2」に対しては$111.50)とDay_Entry(「日1」に対しては$72.50、および「日2」に対しては$91.00)との差は、「日1」に対しては$18.00になっており、および「日2」に対しては$20.50になっており、これは理想的摩擦のない市場において達成できる日レベルの利益(または損失)の全範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、それぞれの日の長さDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
理想的日レベルの利益/損失=(Day_Close-Day_Entry)......(65)
理想的日レベルの利益/損失要素=(Day_Close-Day_Entry)/Day_Exec......(66)
期待日レベルの利益/損失:Day_Close(「日1」に対しては$90.50、および「日2」に対しては$111.50)と日のエントリから日のクローズまでの日の長さ市場清算価格(DMCP_ec)(「日1」に対しては$77.88、および「日2」に対しては$93.97)との差は、「日1」に対しては$12.62、および「日2」に対しては$17.53になっており、これは摩擦のある市場において達成できる期待日レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
期待日レベルの利益/損失=(Day_Close-DMCP_ec)......(67)
期待日レベルの利益/損失要素=(Day_Close-DMCP_ec)/Day_Exec......(68)
実際の日レベルの利益/損失:Day_Close(「日1」に対しては$90.50、および「日2」に対しては$111.50)と日レベルの実行価格(Day_Exec)(「日1」に対しては$81.23、および「日2」に対しては$94.53)との差は、「日1」に対しては$9.27、および「日2」に対しては$16.98になっており、これは摩擦のある市場においてこのクライアントによって達成できた実際の日レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
実際の日レベルの利益/損失=(Day_Close-Day_Exec)......(69)
実際の日レベルの利益/損失要素=(Day_Close-Day_Exec)/Day_Exec......(70)
市場の日レベルの利益/損失:Day_Entry(「日1」に対しては$72.50、および「日2」に対しては$91.00)と日のエントリから日のクローズまでの日の長さ市場清算価格(DMCP_ec)(「日1」に対しては$77.88、および「日2」に対しては$93.97)との差は、「日1」に対しては$5.38、および「日2」に対しては−$2.97になっており、これは市場インパクトの測度であり、その日の注文の長さの間の取引の平均コストを捕捉する。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
市場の日レベルの利益/損失=(Day_Entry-DMCP_ec)......(71)
市場の日レベルの利益/損失要素=(Day_Entry-DMCP_ec)/Day_Exec......(72)
実行の日レベルの利益/損失:日のエントリから日のクローズまでの日の長さ市場清算価格(DMCP_ec)(「日1」に対しては$77.88、および「日2」に対しては$93.97)と日レベルの実行価格(Day_Exec)(「日1」に対しては$81.23、および「日2」に対しては$94.53)との差は、「日1」に対しては−$3.35、および「日2」に対しては−$0.56になっており、これは市場平均に対して評価されたクライアントによって支払われた過剰コストの測度である。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
実行の日レベルの利益/損失=(DMCP_ec-Day_Exec)......(73)
実行の日レベルの利益/損失要素=(DMCP_ec-Day_Exec)/Day_Exec......(74)
レベルVI:作業レベルの分析。このOEXcCセットに対する1つの好ましいレベルVIの分析は次のように5つの別々のコスト数値を含む。
理想的作業レベルの利益/損失:Day_Exec_Close(「日1」に対しては$85.50、および「日2」に対しては$97.50)とDay_Entry(「日1」に対しては$72.50、および「日2」に対しては$91.00)との差は、「日1」に対しては$13.00、および「日2」に対しては$6.50になっており、これは理想的摩擦のない市場において達成できる作業レベルの利益(または損失)の全範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、それぞれの日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
理想的作業レベルの利益/損失=(Day_Exec_Close-Day_Entry)......(75)
理想的作業レベルの利益/損失要素=(Day_Exec_Close-Day_Entry)/Day_Exec......(76)
期待作業レベルの利益/損失:Day_Exec_Close(「日1」に対しては$85.50、および「日2」に対しては$97.50)と日のエントリから日−実行−クローズまでの日の長さの市場清算価格(DMCP_exc)(「日1」に対しては$76.42、および「日2」に対しては$94.17)との差は、「日1」に対しては$9.08、および「日2」に対しては$3.33になっており、これは摩擦のある市場において達成できる期待作業レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
期待作業レベルの利益/損失=(Day_Exec_Close-DMCP_exc)......(77)
期待作業レベルの利益/損失要素=(Day_Exec_Close-DMCP_exc)/Day_Exec......(78)
実際の作業レベルの利益/損失:Day_Exec_Close(「日1」に対しては$85.50、および「日2」に対しては$97.50)と日レベルの実行価格(Day_Exec)(「日1」に対しては$81.23、および「日2」に対しては$94.53)との差は、「日1」に対しては$4.27、および「日2」に対しては$2.97になっており、これは摩擦のある市場においてクライアントによって達成された実際の作業レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
実際の作業レベルの利益/損失=(Day_Exec_Close-Day_Exec)......(79)
実際の作業レベルの利益/損失要素=(Day_Exec_Close-Day_Exec)/Day_Exec......(80)
市場の作業レベルの利益/損失:Day_Entry(「日1」に対しては$72.50、および「日2」に対しては$91.00)と日のエントリから日−実行−クローズまでの日の長さの市場清算価格(DMCP_exc)(「日1」に対しては$76.42、および「日2」に対しては$94.17)との差は、「日1」に対しては−$3.92、および「日2」に対しては−$3.17になっており、これは市場インパクトの測度であり、その日の注文の作業の長さの間の取引の平均コストを捕捉する。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
市場の作業レベルの利益/損失=(Day_Entry-DMCP_exc)......(81)
市場の作業レベルの利益/損失要素=(Day_Entry-DMCP_exc)/Day_Exec......(82)
実行の作業レベルの利益/損失:日のエントリから日−実行−クローズまでの日の長さの市場清算価格(DMCP_exc)(「日1」に対しては$76.42、および「日2」に対しては$94.17)と日レベル実行価格(Day_Exec)(「日1」に対しては$81.23、および「日2」に対しては$94.53)との差は、「日1」に対しては−$4.81、および「日2」に対しては−$0.36になっており、これは市場平均に対して評価されたクライアントによって支払われた過剰コストの測度である。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
実行の作業レベルの利益/損失=(DMCP_exc-Day_Exec)......(83)
実行の作業レベルの利益/損失要素=(DMCP_exc-Day_Exec)/Day_Exec......(84)
レベルVIII:日/作業調停レベルの分析。このOEXcCセットに対する1つの好ましいレベルVIIIの分析は次のように2つの調停コスト数値を含む。
作業レベルの視野差の利益/損失:Day_Close(「日1」に対しては$90.50、および「日2」に対しては$111.50)とDay_Exec_Close(「日1」に対しては$85.50、および「日2」に対しては$97.50)との差は、「日1」に対しては$5.00、および「日2」に対しては$14.00になっており、これはDay_Exec_CloseとDay_Closeとの間で発生した市場利益(または損失)を計上する。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
作業レベルの視野差の利益/損失=(Day_Close-Day_Exec_Close)......(85)
作業レベルの視野差の利益/損失要素=(Day_Close-Day_Exec_Close)/Day_Exec......(86)
作業レベルのタイミング市場の利益/損失:日のエントリから日のクローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_ec)(「日1」に対しては$77.88、および「日2」に対しては$93.97)と日のエントリから日−実行−クローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_exc)(「日1」に対しては$76.42、および「日2」に対しては$94.17)との差は、「日1」に対しては$1.46、および「日2」に対しては−$0.20になっており、これは市場がクローズする前のその日の注文を完了することの市場インパクトを計上する。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
作業レベルのタイミング市場の利益/損失=(DMCP_ec-DMCP_exc)......(87)
作業レベルのタイミング市場の利益/損失要素=(DMCP_ec-DMCP_exc)/Day_Exec......(88)
レベルV:注文/日の調停レベルの分析。このOEXcCセットに対する1つの好ましいレベルVの分析(図10参照)は、次のような1つの調停コスト数値を含む。
日レベルの視野差の利益/損失:「日2」に対するDay_Open($91.00)と「日1」に対するLast_Day_Close($90.50)との差は、$0.50になっており、これは連続した日におけるクローズとオープンとの間に発生する市場利益(または損失)を計上する。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
日レベルの視野差の利益/損失=(Day_Open-Last_Day_Close)......(89)
日レベルの視野差の利益/損失要素=(Day_Open-Last_Day_Close)/Order_Exec......(90)
VIII.DOEXcCタイム・セットの分析
ここで、図11に示されているように、OEXcCセットに加えて、決定のタイムスタンプも有している(すなわち、DOEXcCセット、本明細書および図ではODEXcCタイム・セットとも呼ばれる)クライアントの例を考える。この例のDOEXcCセットにおいては、その日のその注文がオープンされ、株価は始値で$70.00(注文のオープン価格、すなわちOrder_Open)をつけた。このポートフォリオ・マネージャは株価が$71.00(Order_Decision)であった時に取引を決定した。次に、ポートフォリオ・マネージャはその注文を株価が$72.50(Order_Entry)であった時に取引のために移譲した。この注文全体の長さの間に、注文は$87.88(Order_Exec)で実行された。注文がクローズした日に、その株価は終値で$111.50(Order_Close)をつけた。投資期間の終りにおいて、その株価は終値で$132.50(Period_Close)をつけた。注文の決定から注文のクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_dc)は$78.84であった。また、注文のエントリから注文のクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_ec)は$81.28である。これらの投資/注文レベルの価格ポイントが与えられて、好ましい実施形態においてはレベルI、IIおよびIIIのコスト/業績分析が図1に示されているように構築される。
レベルI:投資レベルの分析。このDOEXcCセットに対する1つの好ましいレベルIの分析は次のように5つの別々のコスト数値を含む。
理想的投資レベルの利益/損失: Period_Close($132.50)とOrder_Decision($71.00)との差は、$61.5になっており、これは摩擦のない理想的な市場において達成できる投資レベルの利益(または損失)の全範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
理想的投資レベルの利益/損失=(Period_Close-Order_Decision)......(91)
理想的投資レベルの利益/損失要素=(Period_Close-Order_Decision)/Order_Exec......(92)
期待投資レベルの利益/損失:Period_Close($132.50)と決定からクローズまでの注文の長さの市場清算価格(OMCP_dc=$78.84)との差は、$53.66になっており、これは摩擦のある市場において達成できる期待投資レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文レベルOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
期待注文レベルの利益/損失=(Period_Close-OMCP_dc)......(93)
期待注文レベルの利益/損失要素=(Period_Close-OMCP_dc)/Order_Exec......(94)
実際投資レベルの利益/損失:Period_Close($132.50)と注文の長さ実行価格(Order_Exec)($87.88)との差は、$44.62になっており、これは摩擦のある市場においてクライアントによって達成された実際投資レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
実際投資レベルの利益/損失=(Period_Close-Order_Exec)......(95)
実際投資レベルの利益/損失要素=(Period_Close-Order_Exec)/Order_Exec......(96)
市場の投資レベルの利益/損失:Order_Decision($71.00)と注文の長さ市場清算価格(OMCP_dc=$78.84)との差は、−$7.84になっており、これは市場インパクトの測度であり、その注文の長さの間の取引の平均コストを捕捉する。対応する利益/損失要素は注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
市場の投資レベルの利益/損失=(Order_Decision-OMCP_dc)......(97)
市場の投資レベルの利益/損失要素=(Order_Decision-OMCP_dc)/Order_Exec......(98)
実行の投資レベルの利益/損失:注文の長さ市場清算価格(OMCP_dc=$78.84)と注文の長さ実行価格(Order_Exec)($87.88)との差は、−$9.04になっており、これは市場平均に対して評価されたクライアントによって支払われた過剰コストの測度である。対応する利益/損失要素は注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
実行の投資レベルの利益/損失=(OMCP_dc-Order_Exec)......(99)
実行の投資レベルの利益/損失要素=(OMCP_dc-Order_Exec)/Order_Exec......(100)
レベルII:注文レベルの分析。このDOEXcCセットに対する1つの好ましいレベルIIの分析は次のように5つの別々のコスト数値を含む。
理想的注文レベルの利益/損失:Order_Close($111.50)とOrder_Entry($72.50)との差は、$39.0になっており、これはトレーダーによって摩擦のない理想的な市場において達成できる注文レベルの利益(または損失)の全範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
理想的注文レベルの利益/損失=(Order_Close-Order_Entry)......(101)
理想的注文レベルの利益/損失要素=(Order_Close-Order_Entry)/Order_Exec......(102)
期待注文レベルの利益/損失:Order_Close($111.50)とエントリからクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_ec)($81.28)との差は、$30.22になっており、これは摩擦のある市場において達成できる期待注文レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
期待注文レベルの利益/損失=(Order_Close-OMCP_ec)......(103)
期待注文レベルの利益/損失要素=(Order_Close-OMCP_ec)/Order_Exec......(104)
実際の注文レベルの利益/損失:Order_Close($111.50)と注文の長さ実行価格(Order_Exec)($87.88)との差は、$23.62になっており、これは摩擦のある市場においてこのクライアントによって達成された実際の注文レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
実際の注文レベルの利益/損失=(Order_Close-Order_Exec)......(105)
実際の注文レベルの利益/損失要素=(Order_Close-Order_Exec)/Order_Exec......(106)
市場の注文レベルの利益/損失:Order_Entry($72.50)とエントリからクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_ec=$81.28)との差は、−$8.78になっており、これは市場インパクトの測度であり、その注文の長さの間の取引の平均コストを捕捉する。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
市場の注文レベルの利益/損失=(Order_Entry-OMCP_ec)......(107)
市場の注文レベルの利益/損失要素=(Order_Entry-OMCP_ec)/Order_Exec......(108)
実行の注文レベルの利益/損失:エントリからクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_ec=$81.28)と注文の長さ実行価格(Order_Exec)($87.88)との差は、−$6.60になっており、これは市場平均に対して評価されたそのクライアントによって支払われた過剰コストの測度である。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
実行の注文レベルの利益/損失=(OMCP_ec-Order_Exec)......(109)
実行の注文レベルの利益/損失要素=(OMCP_ec-Order_Exec)/Order_Exec......(110)
レベルIII:投資/注文調停レベルの分析。このDOEXcCセットに対する1つの好ましいレベルIIIの分析は次のように3つの調停コスト数値を含む。
注文レベルの視野差の利益/損失:Period_Close($132.50)とOrder_Close($111.50)との差は、$21になっており、これは注文のクローズと期間のクローズとの間で発生した市場利益(または損失)を計上する。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
注文レベルの視野差の利益/損失=(Period_Close-Order_Close)......(111)
注文レベルの視野差の利益/損失要素=(Period_Close-Order_Close)/Order_Exec......(112)
注文レベルのタイミング市場の利益/損失:決定からクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_dc=$78.84)とエントリからクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_ec=$81.28)との差は、$2.44になっており、これは市場のオープンとエントリとの間でのデスクに対する注文の移譲の遅延の市場インパクトを計上する。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
注文レベルのタイミング市場の利益/損失=(OMCP_dc-OMCP_ec)......(113)
注文レベルのタイミング市場の利益/損失要素=(OMCP_dc-OMCP_ec)/Order_Exec......(114)
注文レベルのタイミングの利益/損失:Order_Decision($71.00)とOrder_Exec($72.50)との差は、−$1.50になっており、これはタイミング要素、すなわち、市場に入るのを待っている間に発生した利益(または損失)を計上する。タイミングの利益/損失に加えて、タイミング問題の市場インパクトが式115および116において捕捉される。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。すなわち、
注文レベルのタイミングの利益/損失=(Order_Decision-Order_Entry)......(115)
注文レベルのタイミングの利益/損失要素=(Order_Decision-Order_Entry)/Order_Exec......(116)
ここで、DOEXcCセット(「日1」に対しては図12、および「日2」に対しては図13)についての日レベルの分析を考える。「日1」においては、そのエントリは$72.50(Day_Entry)であった。その日の長さの間に、クライアントは$81.23(Day_Exec)において実行した。すべての充当が返されて実行が完了した時(すなわち、日−実行−クローズ・イベント)、その時点での対応するストライクは$85.50(Day_Exec_Close)であった。その株価は終値で$90.50(Day_Close)をつけた。クライアントが市場にいた間、日のエントリから日−実行−クローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_exc)は$76.42であった。日のエントリから日のクローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_ec)は$77.88であった。「日2」においては、そのエントリは$91.00(Day_Entry)であった。その日の長さの間に、クライアントは$94.53(Day_Exec)において実行した。すべての充当が返されて実行が完了した時(すなわち、日−実行−クローズ・イベント)、その時点での対応するストライクは$97.50(Day_Exec_Close)であった。株価は終値で$111.50(Day_Close)をつけた。クライアントが市場にいた間、日のエントリから日−実行−クローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_exc)は$94.17であった。日のエントリから日のクローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_ec)は$93.97であった。これらの日レベルの価格ポイントが与えられて、好ましい実施形態においては、レベルIV、VIおよびVIIIのコスト/業績分析は図12(「日1」)および図13(「日2」)に示されているように構築される。
レベルVI:日レベルの分析。このDOEXcCセットに対する1つの好ましいレベルVIの分析は次のように5つの別々のコスト数値を含む。
理想的日レベルの利益/損失:Day_Close(「日1」に対しては$90.50、「日2」に対しては$111.50)とDay_Entry(「日1」に対しては$72.50、および「日2」に対しては$91.00)との差は、「日1」に対しては$18.00、および「日2」に対しては$20.50になっており、これは摩擦のない理想的な市場において得ることができる日レベルの利益(または損失)の全範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、それぞれの日の長さDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
理想的日レベルの利益/損失=(Day_Close-Day_Entry)......(117)
理想的日レベルの利益/損失要素=(Day_Close-Day_Entry)/Day_Exec......(118)
期待日レベルの利益/損失:Day_Close(「日1」に対しては$90.50、および「日2」に対しては$111.50)と日のエントリから日のクローズまでの日の長さ市場清算価格(DMCP_ec)(「日1」に対しては$77.88、「日2」に対しては$93.97)との差は、「日1」に対しては$12.62、および「日2」に対しては$17.53になっており、これは摩擦のある市場において達成できる期待日レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
期待日レベルの利益/損失=(Day_Close-DMCP_ec)......(119)
期待日レベルの利益/損失要素=(Day_Close-DMCP_ec)/Day_Exec......(120)
実際の日レベルの利益/損失:Day_Close(「日1」に対しては$90.50、および「日2」に対しては$111.50)と日レベルの実行価格(Day_Exec)(「日1」に対しては$81.23、および「日2」に対しては$94.53)との差は、「日1」に対しては$9.27、および「日2」に対しては$16.98になっており、これは摩擦のある市場においてクライアントによって達成された実際の日レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
実際の日レベルの利益/損失=(Day_Close-Day_Exec)......(121)
実際の日レベルの利益/損失要素=(Day_Close-Day_Exec)/Day_Exec......(122)
市場の日レベルの利益/損失:Day_Entry(「日1」に対しては$72.50、および「日2」に対しては$91.00)と日のエントリから日のクローズまでの日の長さの市場清算価格(DMCP_ec)(「日1」に対しては$77.88、および「日2」に対しては$93.97)との差は、「日1」に対しては−$5.38、および「日2」に対しては−$2.97になっており、これは市場インパクトの測度であり、その日の注文の長さの取引の平均コストを捕捉する。対応する利益/損失要素は日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
市場の日レベルの利益/損失=(Day_Entry-DMCP_ec)......(123)
市場の日レベルの利益/損失要素=(Day_Entry-DMCP_ec)/Day_Exec......(124)
実行の日レベルの利益/損失:日のエントリから日のクローズまでの日の長さの市場清算価格(DMCP_ec)(「日1」に対しては$77.88、および「日2」に対しては$93.97)と日レベルの実行価格(Day_Exec)(「日1」に対しては$81.23、および「日2」に対しては$94.53)との差は、「日1」に対しては−$3.35、および「日2」に対して−日$0.56になっており、これは市場平均に対しては評価されたそのクライアントによって支払われた過剰コストの測度である。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
実行の日レベルの利益/損失=(DMCP_ec-Day_Exec)......(125)
実行の日レベルの利益/損失要素=(DMCP_ec-Day_Exec)/Day_Exec......(126)
レベルVI:作業レベルの分析。このDOEXcCセットに対する1つの好ましいレベルVIの分析は次のように5つの別々のコスト数値を含む。
理想的作業レベルの利益/損失:Day_Exec_Close(「日1」に対しては$85.50、および「日2」に対しては$97.50)とDay_Entry(「日1」に対しては$72.50、および「日2」に対しては$91.00)との差は、「日1」に対しては$13.00、および「日2」に対しては$6.50になっており、これは摩擦のない理想的な市場において達成することができる作業レベルの利益(または損失)の全範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、それぞれの日レベルDay_Execであることによって得られる。したがって、
理想的作業レベルの利益/損失=(Day_Exec_Close-Day_Entry)......(127)
理想的作業レベルの利益/損失要素=(Day_Exec_Close-Day_Entry)/Day_Exec......(128)
期待作業レベルの利益/損失:Day_Exec_Close(「日1」に対しては$85.50、および「日2」に対しては$97.50)と日のエントリから日−実行−クローズまでの日の長さ市場清算価格(DMCP_exc)(「日1」に対しては$76.42、および「日2」に対しては$94.17)との差は、「日1」に対しては$9.08、および「日2」に対しては$3.33になっており、これは摩擦のある市場において達成することができる期待作業レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
期待作業レベルの利益/損失=(Day_Exec_Close-DMCP_exc)......(129)
期待作業レベルの利益/損失要素=(Day_Exec_Close-DMCP_exc)/Day_Exec......(130)
実際の作業レベルの利益/損失:Day_Exec_Close(「日1」に対しては$85.50、および「日2」に対しては$97.50)と日レベル実行価格(Day_Exec)(「日1」に対しては$81.23、および「日2」に対しては$94.53)との差は、「日1」に対しては$4.27、および「日2」に対しては$2.97になっており、これは摩擦のある市場においてクライアントにおいて達成することができた実際の作業レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
実際の作業レベルの利益/損失=(Day_Exec_Close-Day_Exec)......(131)
実際の作業レベルの利益/損失要素=(Day_Exec_Close-Day_Exec)/Day_Exec......(132)
市場の作業レベルの利益/損失:Day_Entry(「日1」に対しては$72.50、および「日2」に対しては$91.00)と日のエントリから日−実行−クローズまでの日の長さ市場清算価格(DMCP_exc)(「日1」に対しては$76.42、および「日2」に対しては$94.17)との差は、「日1」に対しては−$3.92、および「日2」に対しては−$3.17になっており、これは市場インパクトの測度であり、その日の注文の作業の長さの間の取引の平均コストを捕捉する。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
市場の作業レベルの利益/損失=(Day_Entry-DMCP_exc)......(133)
市場の作業レベルの利益/損失要素=(Day_Entry-DMCP_exc)/Day_Exec......(134)
実行の作業レベルの利益/損失:日のエントリから日−実行−クローズまでの日の長さ市場清算価格(DMCP_exc)(「日1」に対しては$76.42、および「日2」に対しては$94.17)と日レベルの実行価格(Day_Exec)(「日1」に対しては$81.23、および「日2」に対しては$94.53)との差は、「日1」に対しては−$4.81、および「日2」に対しては−$0.36になっており、これは市場平均に対して評価されたクライアントによって支払われた過剰コストの測度である。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
実行の作業レベルの利益/損失=(DMCP_exc-Day_Exec)......(135)
実行の作業レベルの利益/損失要素=(DMCP_exc-Day_Exec)/Day_Exec......(136)
レベルVIII:日/作業調停レベルの分析。このDOEXcCセットに対する1つの好ましいレベルVIIIの分析は次のような2つの調停コスト数値を含む。
作業レベルの視野差利益/損失:Day_Close(「日1」に対しては$90.50、および「日2」に対しては$111.50)とDay_Exec_Close(「日1」に対しては$85.50、および「日2」に対しては$97.50)との差は、「日1」に対しては$5.00、および「日2」に対しては$14.00になっており、これはDay_Exec_CloseとDay_Closeとの間で発生した市場利益(または損失)を計上する。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
作業レベルの視野差の利益/損失=(Day_Close-Day_Exec_Close)......(137)
作業レベルの視野差の利益/損失要素=(Day_Close-Day_Exec_Close)/Day_Exec......(138)
作業レベルのタイミング市場の利益/損失:日のエントリから日のクローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_ec)(「日1」に対しては$77.88、および「日2」に対しては$93.97)と日のエントリから日−実行−クローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_exc)(「日1」に対しては$76.42、および「日2」に対して$94.17)との差は、「日1」に対しては$1.46、および「日2」に対しては−$0.20になっており、これは市場がクローズする前にその日の注文を完了することの市場インパクトを計上する。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
作業レベルのタイミング注文の利益/損失=(DMCP_ec-DMCP_exc)......(139)
作業レベルのタイミング注文の利益/損失要素=(DMCP_ec-DMCP_exc)/Day_Exec......(140)
レベルV:注文/日調停レベルの分析。このDOEXcCセットに対する1つの好ましいレベルVの分析(図14参照)は、次のような1つの調停コスト数値を含む。
日レベルの視野差の利益/損失:「日2」に対するDay_Open($91.00)と「日1」に対するLast_Day_Close($90.50)との差は、$0.50になっており、これは連続した日におけるクローズとオープンとの間で発生する市場利益(または損失)を計上する。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
日レベルの視野差の利益/損失=(Day_Open-Last_Day_Close)......(141)
日レベルの視野差の利益/損失要素=(Day_Open-Last_Day_Close)/Order_Exec......(142)
IX.DOEPXcCタイム・セットの分析
ここで、DOEXcCセットに加えて、図13〜図19に示されているように発注のタイムスタンプ(すなわち、DOEPXcCセット)を有しているクライアントの例を考える。このサンプルDOEPXcCセットにおいては、その日の注文がオープンされ、株価は始値で$70.00(Order_Open)をつけた。ポートフォリオ・マネージャは株が$71.00(Order_Decision)であった時に取引をすることを決定した。次に、ポートフォリオ・マネージャは株が$72.50(Order_Entry)であった時に取引に対する注文を移譲した。「日1」において、買い手側のトレーダーはその株が$77.50(Day_Placement)になった時に売り手側のデスクに注文を出した(図16および図18)。「日2」において、買い手側のトレーダーはその株が$92.00(Day_Placement)であった時に売り手側のデスクに注文を出した(図17および図19)。この注文全体の長さの間に、その注文は$87.88(Order_Exec)において実行された。その注文がクローズされた日において、その株価は終値で$111.50(Order_Close)をつけた。その投資期間の終りにおいて、その株価は終値で$132.50(Period_Close)をつけた。注文の決定から注文のクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_dc)は$78.84であった。また、注文のエントリから注文のクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_ec)は、$81.28であった。これらの投資/注文レベルの価格ポイントが与えられて、好ましい実施形態においてはレベルI、IIおよびIIIのコスト/業績分析は図15に示されているように構築される。
レベルI:投資レベルの分析。このDOEPXcCセットに対する1つの好ましいレベルIの分析は次のような5つの別々のコスト数値を含む。
理想的投資レベルの利益/損失:Period_Close($132.50)とOrder_Decision($71.00)との差は、$61.5になっており、これは摩擦のない理想的な市場において達成することができる投資レベルの利益(または損失)の全範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
理想的投資レベルの利益/損失=(Period_Close-Order_Decision)......(143)
理想的投資レベルの利益/損失要素=(Period_Close-Order_Decision)/Order_Exec......(144)
期待投資レベルの利益/損失:Period_Close($132.50)と決定からクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_dc=$78.84)との差は、$53.66になっており、これは摩擦のある市場において達成することができる期待投資レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文レベルOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
期待投資レベルの利益/損失=(Period_Close-OMCP_dc)......(145)
期待投資レベルの利益/損失要素=(Period_Close-OMCP_dc)/Order_Exec......(146)
実際投資レベルの利益/損失:Period_Close($132.50)と注文の長さ実行価格(Order_Exec)($87.88)との差は、$44.62になっており、これは摩擦のある市場においてクライアントによって達成された実際投資レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
実際投資レベルの利益/損失=(Period_Close-Order_Exec)......(147)
実際投資レベルの利益/損失要素=(Period_Close-Order_Exec)/Order_Exec......(148)
市場の投資レベルの利益/損失:Order_Decision($71.00)と注文の長さ市場清算価格(OMCP_dc=$78.84)との差は、−$7.84になっており、これは市場インパクトであり、その注文の長さの間の取引の平均コストを捕捉する。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
市場の投資レベルの利益/損失=(Order_Decision-OMCP_dc)......(149)
市場の投資レベルの利益/損失要素=(Order_Decision-OMCP_dc)/Order_Exec......(150)
実行の投資レベルの利益/損失:注文の長さ市場清算価格(OMCP_dc=$78.84)と注文の長さ実行価格(Order_Exec)($87.88)との差は、−$9.04になっており、これは市場平均に対して評価されたクライアントによって支払われた過剰コストの測度である。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
実行の投資レベルの利益/損失=(OMCP_dc-Order_Exec)......(151)
実行の投資レベルの利益/損失要素=(OMCP_dc-Order_Exec)/Order_Exec......(152)
レベルII.注文レベルの分析。このDOEPXcCセットに対する1つの好ましいレベルIIの分析は次のような5つの別々のコスト数値を含む。
理想的注文レベルの利益/損失:Order_Close($111.50)とOrder_Entry($72.50)との差は、$39.0になっており、これは摩擦のない理想的な市場においてトレーダーにおいて達成することができる注文レベルの利益(または損失)の全範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
理想的注文レベルの利益/損失=(Order_Close-Order_Entry)......(153)
理想的注文レベルの利益/損失要素=(Order_Close-Order_Entry)/Order_Exec......(154)
期待注文レベルの利益/損失:Order_Close($111.50)とエントリからクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_ec)($81.28)との差は、$30.22になっており、これは摩擦のある市場において達成することができる期待注文レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
期待注文レベルの利益/損失=(Order_Close-OMCP_ec)......(155)
期待注文レベルの利益/損失要素=(Order_Close-OMCP_ec)/Order_Exec......(156)
実際の注文レベルの利益/損失:Order_Close($111.50)と注文の長さ実行価格(Order_Exec)($87.88)との差は、$23.62になっており、これは摩擦のある市場においてそのクライアントによって達成された実際の注文レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
実際の注文レベルの利益/損失=(Order_Close-Order_Exec)......(157)
実際の注文レベルの利益/損失要素=(Order_Close-Order_Exec)/Order_Exec......(158)
市場の注文レベルの利益/損失:Order_Entry($72.50)とエントリからクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_ec=$81.28)との差は、−$8.78になっており、これは市場インパクトの測度であり、その注文の長さの間の取引の平均コストを捕捉する。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
市場の注文レベルの利益/損失=(Order_Entry-OMCP_ec)......(159)
市場の注文レベルの利益/損失要素=(Order_Entry-OMCP_ec)/Order_Exec......(160)
実行の注文レベルの利益/損失:エントリからクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_ec=$81.28)と注文の長さ実行価格(Order_Exec)($87.88)との差は、−$6.60になっており、これは市場平均に対して評価されたそのクライアントによって支払われた過剰コストの測度である。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
実行の注文レベルの利益/損失=(OMCP_ec-Order_Exec)......(161)
実行の注文レベルの利益/損失要素=(OMCP_ec-Order_Exec)/Order_Exec......(162)
レベルIII:投資/注文調停レベルの分析。このDOEPXcCセットに対する1つの好ましいレベルIIIの分析は、次のような3つの調停コスト数値を含む。
注文レベルの視野差の利益/損失:Period_Close($132.50)とOrder_Close($111.50)との差は、$21になっており、これは注文のクローズと期間のクローズとの間で発生した市場利得または損失)を計上する。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
注文レベルの視野差の利益/損失=(Period_Close-Order_Close)......(163)
注文レベルの視野差の利益/損失要素=(Period_Close-Order_Close)/Order_Exec......(164)
注文レベルのタイミング市場の利益/損失:決定からクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_dc=$78.84)とエントリからクローズまでの注文の長さ市場清算価格(OMCP_ec=$81.28)との差は、$2.44になっており、これは市場のオープンとエントリとの間にデスクに対する注文の移譲の遅れの市場インパクトを計上する。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
注文レベルのタイミング市場の利益/損失=(OMCP_dc-OMCP_ec)......(165)
注文レベルのタイミング市場の利益/損失要素=(OMCP_dc-OMCP_ec)/Order_Exec......(166)
注文レベルのタイミングの利益/損失:Order_Decision($71.00)とOrder_Entry($72.50)との差は、−$1.50になっており、これはタイミング要素、すなわち、市場に入るために待っている間に発生した利益(または損失)を計上する。タイミングの利益/損失に加えて、タイミング問題の市場インパクトが式165および166において捕捉される。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
注文レベルのタイミングの利益/損失=(Order_Decision-Order_Entry)......(167)
注文レベルのタイミングの利益/損失要素=(Order_Decision-Order_Entry)/Order_Exec......(168)
ここで、DOEPXcCセット(「日1」に対する図16および図18および「日2」に対する図17および図19)についての日レベルの分析を考える。「日1」においては、そのエントリは$72.50(Day_Entry)であり、発注は$77.50(Day_Placement)であった。その日の長さの間に、クライアントは$81.23(Day_Exec)で実行した。すべての充当が返され、実行が完了した時(すなわち、日−実行−クローズ・イベント)、その時点での対応するストライクは$85.50(Day_Exec_Close)であった。その株価は終値で$90.50(Day_Close)をつけた。日のエントリから日のクローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_ec)は$77.88であった。日−発注から日−実行−クローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_pxc)は$81.48であった。日の発注から日のクローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_pc)は$83.63であった。「日2」においては、そのエントリは$91.00(Day_Entry)であり、およびその発注は$92.00(Day_Placement)であった。その日の長さの間に、クライアントは$94.53(Day_Exec)で実行した。すべての充当が返され、その実行が完了した時(すなわち、日−実行−クローズ・イベント)、その時点での対応するストライクは$97.50(Day_Exec_Close)であった。その株価は終値で$111.50(Day_Close)をつけた。日のエントリから日のクローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_ec)は、$93.97であった。日の発注から日−実行−クローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_pxc)は$95.10であった。日の発注から日のクローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_pc)は$94.71であった。これらの日レベルの価格ポイントが与えられて、好ましい実施形態のレベルVI、VI、およびIX(「日1」に対しては図16参照、および「日2」に対しては図17参照)およびレベルVI、VII、およびVIII(「日1」に対しては図18、および「日2」に対しては図19参照)のコスト/業績分析は次のように構築される(レベルVIIはパネル間の連続性を与えるために図では繰り返されていることに留意されたい)。
レベルVI:日レベルの分析。このDOEPXcCセットに対する1つの好ましいレベルVIの分析は次のような5つの別々のコスト数値を含む。
理想的日レベルの利益/損失:Day_Close(「日1」に対しては$90.50、および「日2」に対しては$111.509)とDay_Entry(「日1」に対しては$72.50、および「日2」に対しては$91.00)との差は、「日1」に対しては$18.00、および「日2」に対しては$20.50になっており、これは摩擦のない理想的な市場において達成することができる日レベルの利益(または損失)の全範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、それぞれの日の長さDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
理想的日レベルの利益/損失=(Day_Close-Day_Entry)......(169)
理想的日の長さの利益/損失要素=(Day_Close-Day_Entry)/Day_Exec......(170)
期待日レベルの利益/損失:Day_Close(「日1」に対しては$90.50、および「日2」に対しては$111.50)と日のエントリから日のクローズまでの日の長さ市場清算価格(DMCP_ec)(「日1」に対しては$77.88、および「日2」に対しては$93.97)との差は、「日1」に対しては$12.62、および「日2」に対しては$17.53になっており、これは摩擦のある市場において達成することができる期待日レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
期待日レベルの利益/損失=(Day_Close-DMCP_ec)......(171)
期待日レベルの利益/損失要素=(Day_Close-DMCP_ec)/Day_Exec......(172)
実際の日レベルの利益/損失:Day_Close(「日1」に対しては$90.50、および「日2」に対して$111.50)と日レベルの実行価格(Day_Exec)(「日1」に対しては$81.23、および「日2」に対しては$94.53)との差は、「日1」に対しては$9.27、および「日2」に対しては$16.98になっており、これは摩擦のある市場においてクライアントによって達成された実際の日レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
実際の日レベルの利益/損失=(Day_Close-Day_Exec)......(173)
実際の日レベルの利益/損失要素=(Day_Close-Day_Exec)/Day_Exec......(174)
市場の日レベルの利益/損失:Day_Entry(「日1」に対しては$72.50、および「日2」に対しては$91.00)と日のエントリから日のクローズまでの日の長さの市場清算価格(DMCP_ec)(「日1」に対しては$77.88、および「日2」に対しては$93.97)との差は、「日1」に対しては−$5.38、および「日2」に対しては−$2.97になっており、これは市場インパクトの測度であり、その日の注文の長さの間の取引の平均コストを捕捉する。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
市場の日レベルの利益/損失=(Day_Entry-DMCP_ec)......(175)
市場の日レベルの利益/損失要素=(Day_Entry-DMCP_ec)/Day_Exec......(176)
実行の日レベルの利益/損失:日のエントリから日のクローズまでの日の長さ市場清算価格(DMCP_ec)(「日1」に対しては$77.88、および「日2」に対しては$93.97)と日レベルの実行価格(Day_Exec)(「日1」に対しては$81.23、および「日2」に対しては$94.53)との差は、「日1」に対しては−$3.35、および「日2」に対しては−$0.56になっており、これは市場平均に対して評価されたクライアントによって支払われた過剰コストの測度である。対応する利益/損失要素は、日レベルのDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
実行の日レベルの利益/損失=(DMCP_ec-Day_Exec)......(177)
実行の日レベルの利益/損失要素=(DMCP_ec-Day_Exec)/Day_Exec......(178)
レベルVII:平均レベルの分析。このDOEPXcCセットに対する1つの好ましいレベルVIIの分析は次のような5つの別々のコスト数値を含む。
理想的利用可能なレベルの利益/損失:Day_Close(「日1」に対しては$90.50、および「日2」に対しては$111.50)とDay_Placement(「日1」に対しては$77.50、および「日2」に対しては$92.00)との差は、「日1」に対しては$13.00、および「日2」に対しては$19.50になっており、これは摩擦のない理想的な市場において達成することができる発注レベルの利益(または損失)の全範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、それぞれの日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
理想的利用可能なレベルの利益/損失=(Day_Close-Day_Placement)......(179)
理想的利用可能な利益/損失要素=(Day_Close-Day_Placement)/Day_Exec......(180)
期待利用可能なレベルの利益/損失:Day_Close(「日1」に対しては$90.50、および「日2」に対しては$111.50)と日の発注から日のクローズまでの日の長さ市場清算価格(DMCP_pc)(「日1」に対して$83.63、および「日2」に対しては$94.71との差は、「日1」に対しては$6.87、および「日2」に対しては$16.79になっており、これは摩擦のある市場において達成することができる期待発注レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
期待利用可能なレベルの利益/損失=(Day_Close-DMCP_pc)......(181)
期待利用可能なレベルの利益/損失要素=(Day_Close-DMCP_pc)/Day_Exec......(182)
実際の利用可能なレベルの利益/損失:Day_Close(「日1」に対しては$90.50、および「日2」に対しては$111.50)と日レベルの実行価格(Day_Exec)(「日1」に対しては$81.23、および「日2」に対しては$94.53)との差は、「日1」に対しては$9.27、および「日2」に対しては$16.97になっており、これは摩擦のある市場においてそのクライアントによって達成された実際の発注レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
実際の利用可能なレベルの利益/損失=(Day_Close-Day_Exec)......(183)
実際の利用可能なレベルの利益/損失要素=(Day_Close-Day_Exec)/Day_Exec......(184)
市場の利用可能なレベルの利益/損失:Day_Placement(「日1」に対しては$77.50、および「日2」に対しては$92.00)と日の発注から日のクローズまでの日の長さ市場清算価格(DMCP_pc)(「日1」に対しては$83.63、および「日2」に対しては$94.71)との差は、「日1」に対しては−$6.13、および「日2」に対しては−$2.71になっており、これは市場インパクトの測度であり、その日の注文の作業の長さの間の取引の平均コストを捕捉する。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
市場の利用可能なレベルの利益/損失=(Day_Placement-DMCP_pc)......(185)
市場の利用可能なレベルの利益/損失要素=(Day_Placement-DMCP_pc)/Day_Exec......(186)
実行の利用可能なレベルの利益/損失:日の発注から日のクローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_pc)(「日1」に対しては$83.63、および「日2」に対しては$94.71)と日レベルの実行価格(Day_Exec)(「日1」に対しては$81.23、および「日2」に対しては$94.53)との差は、「日1」に対しては$2.40、および「日2」に対しては$0.18になっており、これは市場平均に対して評価されたそのクライアントによって支払われた過剰コストの測度である。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
実行の利用可能なレベルの利益/損失=(DMCP_pc-Day_Exec)......(187)
実行の利用可能なレベルの利益/損失要素=(DMCP_pc-Day_Exec)/Day_Exec......(188)
レベルIX:日/利用可能調停レベルの分析。このDOEPXcCセットに対する1つの好ましいレベルIXの分析は次のような2つの調停コスト数値を含む。
利用可能なレベルのタイミング市場の利益/損失:日のエントリから日のクローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_ec)(「日1」に対しては$77.88、および「日2」に対しては$93.97)と日の発注から日のクローズまでの日レベル市場清算価格(DMCP_pc)(「日1」に対しては$83.63、および「日2」に対しては$94.71)との差は、「日1」に対しては−$5.75、および「日2」に対しては−$0.74になっており、これは市場のオープンとエントリとの間のデスクに対する注文の移譲の遅れの市場インパクトを計上する。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
利用可能なレベルのタイミング市場の利益/損失=(DMCP_ec-DMCP_pc)......(189)
利用可能なレベルのタイミング市場の利益/損失要素=(DMCP_ec-DMCP_pc)/Day_Exec......(190)
利用可能なレベルのタイミングの利益/損失:Day_Entry(「日1」に対しては$72.50、および「日2」に対しては$91.00)、Day_Placement(「日1」に対しては$77.50、および「日2」に対しては$92.00)との差は、「日1」に対しては−$5.00、および「日2」に対しては−$1.00になっており、これはタイミング要素、すなわち、市場に入るのを待っている間に発生した利益(または損失)を計上する。タイミングの利益/損失に加えて、式189および190においてタイミング問題の市場インパクトが捕捉されることに留意されたい。対応する利益/損失要素は、注文の長さDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
利用可能なレベルのタイミングの利益/損失=(Day_Entry-Day_Placement)......(191)
利用可能なレベルのタイミングの利益/損失要素=(Day_Entry-Day_Placement)/Day_Exec......(192)
レベルVI:作業レベルの分析:このDOEPXcCセットに対する1つの好ましいレベルVIの分析は次のような5つの別々のコスト数値を含む。
理想的作業レベルの利益/損失:Day_Exec_Close(「日1」に対しては$85.50、および「日2」に対しては$97.50)とDay_Placement(「日1」に対しては$77.50、および「日2」に対しては$92.00)との差は、「日1」に対しては$8.00、および「日2」に対しては$5.50になっており、これは摩擦のない理想的な市場において達成することができる作業レベルの利益(または損失)の全範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、それぞれの日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
理想的作業レベルの利益/損失=(Day_Exec_Close-Day_Placement)......(193)
理想的作業レベルの利益/損失要素=(Day_Exec_Close-Day_Placement)/Day_Exec......(194)
期待作業レベルの利益/損失:Day_Exec_Close(「日1」に対しては$85.50、および「日2」に対しては$97.50)と日の発注から実行−クローズまでの日の長さの市場清算価格(DMCP_pxc)(「日1」に対しては$81.48、および「日2」に対しては$95.10)との差は、「日1」に対しては$4.02、および「日2」に対しては$2.40になっており、これは摩擦のある市場において達成することができる期待発注レベルの利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
期待作業レベルの利益/損失=(Day_Exec_Close-DMCP_pxc)......(195)
期待作業レベルの利益/損失要素=(Day_Exec_Close-DMCP_pxc)/Day_Exec......(196)
実際の作業レベルの利益/損失:Day_Exec_Close(「日1」に対しては$85.50、および「日2」に対しては$97.50)と日レベル実行価格(Day_Exec)(「日1」に対しては$81.23、および「日2」に対しては$94.53)との差は、「日1」に対しては$4.27、および「日2」に対しては$2.97になっており、これは摩擦のある市場においてそのクライアントによって達成された実際の発注の利益(または損失)の範囲にわたる。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
実際の作業レベルの利益/損失=(Day_Exec_Close-Day_Exec)......(197)
実際の作業レベルの利益/損失要素=(Day_Exec_Close-Day_Exec)/Day_Exec.....(198)
市場の作業レベルの利益/損失:Day_Placement(「日1」に対しては$77.50、および「日2」に対しては$92.00)と日の発注から日−実行−クローズまでの日の長さの市場清算価格(DMCP_pxc)(「日1」に対しては$81.48、および「日2」に対しては$95.10)との差は、「日1」に対しては−$3.98、および「日2」に対しては−$3.10になっており、これは市場インパクトの測度であり、その日の注文の作業の長さの間の取引の平均コストを捕捉する。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
市場の作業レベルの利益/損失=(Day_Placement-DMCP_pxc)......(199)
市場の作業レベルの利益/損失要素=(Day_Placement-DMCP_pxc)/Day_Exec.....(200)
実行の作業レベルの利益/損失:日の発注から日−実行−クローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_pxc)(「日1」に対しては$81.48、および「日2」に対しては$95.10)と日レベルの実行価格(Day_Exec)(「日1」に対しては$81.23、および「日2」に対しては$94.53)との差は、「日1」に対しては$0.25、および「日2」に対しては$0.57になっており、これは市場平均に対して評価されたそのクライアントによって支払われた過剰コストの測度である。対応する利益/損失要素は、Day_Execで割ることによって得られる。したがって、
実行の作業レベルの利益/損失=(DMCP_pxc-Day_Exec)......(201)
実行の作業レベルの利益/損失要素=(DMCP_pxc-Day_Exec)/Day_Exec......(202)
レベルVIII:利用可能/作業調停レベルの分析。このDOEPXcCセットに対する1つの好ましいレベルVIIIの分析は、次のような2つの調停コスト数値を含む。
作業レベルの視野差の利益/損失:日のクローズ(Day_Close)(「日1」に対しては$90.50、および「日2」に対しては$111.50)とDay_Exec_Close(「日1」に対しては$85.50、および「日2」に対しては$97.50)との差は、「日1」に対しては$5.00、および「日2」に対しては$14.00になっており、これはDay_Exec_CloseとDay_Closeとの間で発生した市場の利益(または損失)を計上する。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
作業レベルの視野差の利益/損失=(Day_Close-Day_Exec_Close)......(203)
作業レベルの視野差の利益/損失要素=(Day_Close-Day_Exec_Close)/Day_Exec......(204)
作業レベルのタイミング市場の利益/損失:日の発注から日のクローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_pc)(「日1」に対しては$83.63、および「日2」に対しては$94.71)と日の発注から日−実行−クローズまでの日レベルの市場清算価格(DMCP_pxc)(「日1」に対しては$81.48、および「日2」に対しては$95.10)との差は、「日1」に対しては$2.15、および「日2」に対しては−$0.39になっており、これは日のクローズの代わりに日−実行−クローズにおいてその日の注文を完了することの市場インパクトを計上する。対応する利益/損失要素は、日レベルDay_Execで割ることによって得られる。したがって、
作業レベルのタイミング市場の利益/損失=(DMCP_pc-DMCP_pxc)......(205)
作業レベルのタイミング市場の利益/損失要素=(DMCP_pc-DMCP_pxc)/Day_Exec......(206)
レベルV:注文/日調停レベルの分析。このDOEPXcCセットに対する1つの好ましいレベルVの分析は次のような1つの調停コスト数値を含む。
日レベルの視野差の利益/損失:「日2」に対するDay_Open($91.00)と「日1」に対するLast_Day_Close($90.50)との差は、$0.50になっており、これは連続した日におけるクローズとオープンとの間で発生する市場の利益(または損失)を計上する。対応する利益/損失要素は、注文の長さOrder_Execで割ることによって得られる。したがって、
日レベルの視野差の利益/損失=(Day_Open-Last_Day_Close)......(207)
日レベルの視野差の利益/損失要素=(Day_Open-Last_Day_Close)/Order_Exec......(208)
X.ポートフォリオの在庫追跡
所与の企業内で、注文管理システム(情報セットを追跡するシステム、セクションII参照)と同様に、会計システムが十分に統合化されている場合、取引および決算の活動に付随するキャッシュ・フローを追跡することができる。そのようなシステムは期待/理想的収益に対して実際の収益を分析するための道を提供する。このセクションにおいては、取引のコストを組み込むポートフォリオの収益の数値を得るための、取引コストの測定のフレームワークをキャッシュ・フローの分析のアプローチと統合化する方法を示す。図21から図25までは1年の期間にわたって16の株における取引を行うポートフォリオの一例を示している。
図21は、Q1に対する収益分析を示している。先ず最初に株のトランザクションを考える。ポートフォリオ・マネージャは空のポートフォリオ(カラム3に示す)から開始する。次に彼はその四半期の長さにわたって4つの株(株A、B、C、およびD)を購入し、その購入のために合計$35,000を支払った(カラム14の最下行に示す)。カラム4はその株のトランザクションが買い(+1)注文または売り(−1)注文のいずれかであることの追跡を行うインデックスを含む。キャッシュ・フローは(0)として記録されている。購入された株の量および期末在庫の量はカラム5および6に示されている。その四半期中に支払われた配当がカラム7に示されている。株を購入するために支払われた実際の価格がカラム8に示されている。一方、予想価格(すなわち、市場清算価格)および理想価格(すなわち、取引注文が先ず最初に市場において表された時に優勢であった価格)がカラム9および10に示されている。「四半期の始め」(BOQ)において利用可能なそれぞれの株の価格がカラム11に示されている。そして同様に、「四半期末」(EOQ)において利用可能な価格がカラム12に示されている。種々の株のトランザクションのために支払われた手数料/税金がカラム13に示されている。実際の、期待、および理想的株のポジションはそれぞれの価格(カラム8、9および10)をトランザクションの量(カラム5)および買い/売り(+1/−1)インデックス(カラム4)で乗算することによって得られる。また、「四半期の始め」(BOQ)および「四半期末」(EOQ)のポジションは、それぞれの価格(カラム11および12)をそれぞれの在庫のポジション(期首在庫はカラム3、および期末在庫はカラム6の中にある)で乗算することによって得られる。株の要約がライトグリーン画面のテーブルの最下行に示されている。したがって、その四半期末において、このポートフォリオ内の株の市場間評価は$40,000である。
ここで、Q1に対する現金勘定における現金取引を考える。この四半期の初めにおいては、現金の在庫(カラム3)は正味ゼロである。この四半期の間に、$40,000(カラム4)に等しい額が新しいファンドが預金されているので在庫に加えられている。この四半期末において、現金資源は$5,200(カラム6)であり、それはカラム14(「アクチュアル・ポジション」と題する)内にも反映されている。対照的に、「期待ポジション」(カラム15)および「理想的ポジション」(カラム16)はカラム9および10にレポートされている「予想価格」および「理想価格」に基づいて四半期末の現金在庫を含む。
「支払い」勘定は、その四半期にわたってファンド・オーナーに対して支払われた実際の額(カラム14)をレポートしている。Q1の場合、その支払いはゼロである。これらの勘定が与えられて、ここで、次の3つの式を使用してQ1に対するポートフォリオ収益(実際の、期待、および理想的収益)を計算することができる。
収益(実際の)=[[現金(実際の)+在庫(期間末)+支払い]−[現金(始め)+現金(流入)+在庫(期間の始め)]]/[現金(始め)+現金(流入)+在庫(期間の始め)]...(209)
したがって、
収益(実際の)=[[5,200+40,000+0]−[0+40,000+0]]/[0+40,000+0]
=13%
収益(期待)=[[現金(期待)+在庫(期間末)+支払い]−[現金(始め)+現金(流入)+在庫(期間の始め)]]/[現金(始め)+現金(流入)+在庫(期間の始め)]...(210)
したがって、
収益(期待)=[[6,200+40,000+0]−[0+40,000+0]]/[0+40,000+0]
=15.5%
収益(理想)=[[現金(理想)+在庫(期間末)+支払い]−[現金(始め)+現金(流入)+在庫(期間の始め)]]/[現金(始め)+現金(流入)+在庫(期間の始め)]...(211)
したがって、
収益(理想)=[7,200+40,000+0]−[0+40,000+0]]/[0+40,000+0]
=18%
同様のラインにおいて、図22、図23、および図24は、Q2、Q3、およびQ4に対する収益分析をそれぞれ含む。
分析の期間の粒度が四半期レベルの代わりに年レベルである場合、収益分析以外に年度末の要約を図25に示すように実行することができる。
所与の1年の期間にわたって、このポートフォリオは現金で$102,000に等しい額を扱った。この期間の間に、このポートフォリオは$11,248に等しい額をファンド・オーナーに対して支払った。このポートフォリオはそれが購入した株に対して$87,600を支払い、それは年度末のポジションが$109,000と評価され、キャピタルゲインは$21,600であった。年度末において、現金勘定の中の現金の実際の額は$3,887であった。例えば、式209を使用して、このポートフォリオによって経験された実際の収益を次のように計算することができる。
収益(実際の)=[[現金(実際の)+在庫(期間末)+支払い]−[現金(始め)+現金(流入)+在庫(期間の始め)]]/[現金(始め)+現金(流入)+在庫(期間の始め)]
=[[3,887+109,200+11,248]−[0+102,000+0]]/[0+102,000+0]
=21.9%
XI.このフレームワークを実施したコンピュータ・システム
ここで、この測定のフレームワークを実施している1つの好ましいコンピュータ・システムおよびソフトウェアについて説明する。このシステムは4つの部分を備えることが好ましい。
第1の部分は測定するトランザクションのシーケンスを作り出すために情報を注文管理システムから取得する。
第2の部分は対象とする期間にわたって対象とする証券に対する市場におけるすべてのトランザクションに関する市場情報を収集し、編成する。これらの2つの部分は独立である。
第3の部分は部分2からの市場情報を使用して、部分1からのシーケンスにおける各トランザクションに対して利益−損失額(本明細書に記述されているようなものが好ましい)を計算する。
第4の部分は特定の四半期またはレポートのために必要な測定の利益/損失額および要素を得るために、これらの増加したトランザクションからの情報を選択し、要約する。
また、多次元(OLAP)データベースを使用して、第4の部分の1つの代替実施態様も説明する。
部分1.注文の分析および分解
代表的注文処理システムは、データ管理システム内のファイルまたはテーブルの形式でレコードを維持している。そのようなレコードは各注文の持続している間に発生する各取引イベントに対応するエントリを含む。
好ましい実施形態の「注文の分析および分解」プロセス(図26参照)は、注文管理システムのデータを分析して一連の「割り当てられたトランザクション」アイテムを生成する。各アイテムはいくつかの数の株を表し、それらは同じ投資の部分、同じアカウントに対して注文されたもの、同じマネージャによるもの、同じ日に取引されたもの、同じブローカーに発注されたもの、および同じアカウントに対して割り当てられたものなどである。
例えば、1つの投資が2人のブローカーを使用して、2日間にわたって取引される3つのアカウントを含む場合、このプロセスはその投資に対して3×2×2=12の「割り当てられたトランザクション」システムを生成する場合がある。これら12アイテムの合計の株の量はその投資に対して取引された合計の株数に等しい。したがって、各注文は各記述的次元に対して1つの値、および各タイムスタンプに対する1つの値を有するように断片に分解されている。
各「割り当てられたトランザクション」レコードは、次のものを含むことが好ましい。それらは、取引日付、証券識別子、買いまたは売りの指示、および株数、マネージャ、アカウント、ブローカー、およびそのトランザクションに含まれるトレーダーである。また、オプションとして、正しい運用を検証するために有用である場合のある注文管理システムからの注文の数または他の識別子、および測定の式によって必要とされるタイムスタンプ、数量、平均実行価格などの値も含む。各「割り当てられたトランザクション」は、特定の対応しているマネージャ注文のエントリ・イベントの決定および注文のエントリ、対応している日の注文の日のエントリ時刻、対応するブローカー注文からの発注時刻、その日のためのそのブローカー注文に対して記録された実行レポートからの最新の実行時刻、および注文の期間全体に対するもの、対応する日の注文に対する株式の数および平均株価、対応するブローカー注文に対する株数および平均株価、および注文の期間全体に対する株数および平均株価を含む。
部分2.市場データ管理
「市場データ管理」は、測定する証券における市場取引に対する代表的な価格を提供する。この市場データはオンライン市場フィード(「ティッカー・テープ」)から、あるいは市場によって、および第三者の市場データ・ベンダによって提供されるデータ・ファイル(「時刻および販売ファイル」)から発信される場合がある。
このデータは一連のアイテムを含み、各アイテムが1つの市場トランザクションを記述している。各アイテムはタイムスタンプと、その商品を示しているシンボルと、そのトランザクションの株数と、価格と、状態コードとを含む。状態コードは取引がいくつかの方法のどれかにおいて普通でないかどうかを示す。関連の状態コード値は特定の取引がシーケンスから外れて(すなわち、実際の取引時刻より後のタイムスタンプで)レポートされたか、あるいは一般的な市場における取引を反映しない価格においてネゴシエートされたか、あるいは以前に誤ってレポートされたアイテムに対する訂正であることをレポートする。
1つの好ましい「市場データ管理」プロセス(図27のトップ参照)は、この情報を編成して測定プロセスに対する価格データを提供する。そのプロセスは、各商品に対して、その商品に対する公開されたオープンおよびクローズの価格の毎日のレコードを維持する。シンボルおよび日付が与えられて、それはその日付に対する市場のオープンおよびクローズの価格を決定することができる。
そのプロセスは時刻および販売の情報の概要(synopsis)を維持していることが好ましい。この情報は3つの基本的問合わせに対して適するように編成されている。先ず最初に、測定している投資期間内のシンボルおよび日付および時刻が与えられて、それはその時刻の付近の公開取引に対する代表的な市場価格を提供する。この問合わせは、例えば、その注文のエントリの時刻における市場価格を取得するために使用される。
第二に、シンボルと、開始の日付および時刻と、終了の日付および時刻とが与えられて、それはその指定された期間の間にその証券が公に取引したすべての株式に対する市場の清算価格(平均株価)を提供する。この問合わせのフォームは注文のエントリから最終の実行までの市場清算価格を取得するために使用される。
第三に、シンボル、開始時刻、およびいくつかの株式が与えられて、それは、株式がその要求された時刻において購入が開始され、その市場において取引された株式の数が要求された量に達するまで継続すると仮定しながら、要求された数の株式に対する市場清算価格を提供する。この問合わせのフォームは、例えば、その注文についての株式の数の5倍に対する市場清算価格を要求することによって、「20パーセント」テストのための市場清算価格を知るために使用される。
この概要を生成するために、「市場データ管理」プロセスは市場の時刻および売上げデータを受け入れ、望ましくない状態コードのトランザクションを取り除く。すなわち、公開市場を表していなかったトランザクション、およびタイムスタンプが不正確であることが分かってるトランザクションを無視する。また、その同じ証券および近傍の時刻に対する他の価格から大幅に価格が偏位しているトランザクション(これらは一般に報告誤りを表す)も無視する。
「市場データ管理」は、必要なデータ記憶の量を減らすためにトランザクションを要約することができる。例えば、同じ1分の間に取引された同じ株に対するすべてのレポートを1つのトランザクションとして記録することができ、株数はそのアイテムの合計とし、価格はそれらの株の平均株価であるようにすることができる。
「市場データ管理」は、以前の問合わせからの結果のキャッシュ(一時記憶)をメモリ内のデータ構造の形式、データベース・テーブルの形式、あるいは他のコンピュータ・ファイルの形式で提供することができる。「市場基準価格割当て」は、同じ価格情報に対するいくつかの要求を公式化することができる。このキャッシュを使用して、繰返しの要求に迅速に応えることができる。
部分3.市場基準価格プロセス
「市場基準価格割当て」プロセス(図27参照)は、一株当たりの利益/損失情報でステップ1から「割り当てられたトランザクション」を増大させる。それは各「割り当てられたトランザクション」アイテムを順番に考察する。
各「割り当てられたトランザクション」に対して、「市場基準価格割当て」は「市場データ管理」プロセスに問合わせて以前に記述された利益/損失の公式によって必要とされるような、オープンおよびクローズ価格、その日のうちの代表的な市場価格、および市場清算価格を取得する。
このようにして得られた市場価格を、「割り当てられたトランザクション」アイテム内に現れる一株当たりの実行価格と一緒に使用して、「価格割当て」は以前に公式によって記述された一株当たりの利益/損失額を計算する。対応する額および要素の計算は後の段階において行われる。
その一株当たりの利益/損失額はそれ以降の処理に対する「割り当てられたトランザクション」アイテムの部分となる。これらは「割り当てられたトランザクションのコスト」として図に示されている。結果のアイテムはリレーショナル・データベース、多次元(OLAP)データベース、またはファイル・システム内に記憶されている。
部分4.直接の問合わせまたはレポート
割り当てられたトランザクションのコストはこの方法が記述する最も詳細なレベルで計算されて記憶される。そのデータの分析および解釈は一般に情報のいくつかのより簡潔な要約を必要とする。その要約の機能は市販のリレーショナル・データベース・サーバ、あるいは多次元オンライン分析処理(OLAP)データベース・サーバのいずれかを使用して実施される。図28は、リレーショナル・データベース・サーバの中の代表的なレポートまたは照会を示す。
照会またはレポートの仕様は所望の分析を記述するデータである。それは以前に記述された測度のどれが表示されるかを指定する。それはすべてに対するトランザクションを含むか、あるいはその注文、商品、ブローカー、マネージャ、アカウント、およびそのシステムで示されているトレーダーの特定のサブセットだけを含めるかどうかを規定する。
それは「割り当てられたトランザクション」の各識別要素に対する詳細または要約を示すかどうかを規定する。すなわち、1つの照会がマネージャ当たりのアカウント当たりの要素、および各マネージャに対する別の要求要素を、そのマネージャのアカウントを1つの測定内に要約して要求することができる。また、その結果の所望のシーケンスを指定することもできる。
一連の照会またはレポートの仕様は繰り返して使用されるように一度に生成されるか、あるいは必要な時に生成されるようにすることができる。後者のモードの動作は1つの問合わせが次の問合わせを動機付ける結果として分析を行っているユーザを特徴付ける。
照会に対する結果はいくつかのステージにおいて得られ、各ステージの結果が次のステージに対する入力データとして提供される。
「選択」ステージは照会またはレポートの仕様に基づいて、分析データからアイテムを選定する。レポートされる注文、商品、ブローカーなどに対するアイテムが呼び出され、次のステージに渡される。他のアイテムは無視される。
「分類」ステージはその照会またはレポートの仕様に従って、各グループが最終のディスプレイまたはレポートにおいて1つの詳細ラインに対応するように、選択の結果をグループ化する。
「集計」ステージはアイテムを次のような各グループ内に要約する。各アイテムに対する平均の注文実行価格に、対応する株数が乗算され、その結果の数値が合計される。その結果はそのグループに対して示される合計の注文の元本である。
同様に、平均の日の実行価格は株数によって乗算され、合計の日の元本の額を得るために合計される。同様に、一株当たりの利益/損失額の各割当てアイテムがそのアイテムの株数で乗算され、合計されて、そのグループに対する対応する合計の利益/損失額を与える。「割り当てられたトランザクション」の株数は各グループ内で合計され、そのグループによって表される株数が得られる。
「集計」の結果は、「割り当てられたトランザクション」のアイテムに似た一連のアイテムであるが、次の点で異なっている。第一に、タイムスタンプが提示されない、第二に、分類のために指定されていない次元は示されない(例えば、その仕様がマネージャおよびブローカーを要求するが、アカウントは要求しない場合、ブローカーおよびマネージャの名前が現れるが、アカウント番号は現れない)、第三に、日および注文の実行、および利益/損失の数値は合計額を表し、一株当たりの額は表さない。
分類および集計の操作は特定のレポートまたは照会に対していくつかの異なるレベルで同じデータに対して実行することができ、ディスプレイまたはレポートのために小計および総合計の集計が得られる。
「要素計算」ステージは、集計されたアイテムに対して以前に記述された式を適用する。
一株当たりの額を得るために、各集計アイテムにおいて集計価格および利益/損失の数値がその式によって記述されているように加算または減算され、その後、その集計アイテムの株の量によって除算される。要素を得るために、各集計アイテムの中の集計価格および利益/損失数値がその式によって記述されるように加算または減算され、次にその式によって記述されているように、その集計アイテムの日または他の実行の量で除算される。
「要素計算」の結果は一連の行であり、各行は分類ステージからのブローカー、トレーダー、マネージャなどの識別子を含み、元本の取引額、利益/損失額、取引された株式、一株当たりの利益/損失額、および利益/損失要素を含む。
「提示」ステージはその結果をプリントされたレポート、またはディスプレイ画面上に配置する。また、それはその結果をそれ以降での操作のためにデータ・ファイルまたはデータベース・テーブルの形式で提供することもできる。ここで記述されている特定のシステムは、紙のレポートをフォーマットするために市販のレポート生成プログラム(report−generator)のソフトウェア・パッケージ、および画面上での提示のために対話型表計算プログラムを使用する。
部分4(代案) 集計前の照会またはレポート
図29は、市販の「オンライン分析処理」(OLAP)プロセッサを使用した、代替実施態様における「照会」または「レポート」フェーズを示す。この代替実施態様においては、「注文分析」、「市場データ管理」および「注文分析および分解」ステージが上記のように示されている。しかし、照会およびレポートに含まれるステップは対話型照会に対して性能を改善することができる方法で再構成されている。
この実施態様の基本的な相違点は、分類および集計のステップが時間的に前に実行され、その結果がOLAPのシステム内に格納されることである。「集計仕様」は分類次元のどの組合せがあらかじめ計算されるかを記述する構成データである。それはOLAPシステムが、最も使用される可能性が大きい集計を計算するようにガイドするために提供されている。OLAPシステムは何も提供されていない時に、入力データの統計情報に基づいて「集計仕様」を作り出すことができる。
また、OLAPシステムは「集計」フェーズにおいてアイテムを集計するために必要な式も格納し、「要素計算」フェーズの間に一株当たりの額および要素を提供する。これはオンラインの照会を簡単にし、高速化する。何故なら、OLAPサーバから呼び出されるデータは中間の計算なしで直接に表示することができるからである。
「照会/レポート仕様」は「直接照会」の説明のものと似ているが、ここではあらかじめ計算された集計から行を選択するように、「選択」フェーズに指令する。
この実施態様における「提示」ステージは表計算プログラムである。その表計算プログラムはOLAPサービスに対する組み込まれたインタフェースを備えており、それによって照会の仕様を公式化することができる。
VII.結論
本明細書に(式1〜211において)、取引コストの測定のための1つの好ましい計算のベースを形成するカーネル・セット計算を記述してきた。このカーネル・セットは取引コストの測定のための最低の粒度を提供する。
また、集計および集計のための例示としてのおよび好ましいソフトウェアおよび、本明細書に記述するカーネル・セットからの結果も記述してきた。本発明は、本明細書に記述された集計および集計のカーネル・セットのための他の手段および、当業者にとって明らかである変形版を包含する。
本発明の好ましい実施形態によって想定される受託者の役割を示す図である。 本発明の好ましい実施形態によって想定される分析のレベルを示す図である。 代表的な証券市場において利用可能なクライアント充当のサンプル・セットを示す図である。 代表的な証券市場の販売および市場イベントの利用可能時間を示す図である。 オープン−クローズの時間セットの一例に対する1つの好ましい投資/注文レベルのコスト分析を示す図である。 オープン−クローズの時間セットの一例に対する注文/日レベルのコスト分析を示す図である。 オープン−エントリ−実行完了−クローズの時間セットの一例に対する1つの好ましい投資/注文レベルのコスト分析を示す図である。 オープン−エントリ−実行完了−クローズの時間セット(「日1」)の一例に対する1つの好ましい日/作業レベルのコスト分析を示す図である。 オープン−エントリ−実行完了−クローズの時間セット(「日2」)の一例に対する1つの好ましい日/作業レベルのコスト分析を示す図である。 オープン−エントリ−実行完了−クローズの時間セットの一例に対する1つの好ましい注文/日調停レベルのコスト分析を示す図である。 決定−オープン−エントリ−実行完了−クローズの時間セットの一例に対する1つの好ましい投資/注文レベルのコスト分析を示す図である。 決定−オープン−エントリ−実行完了−クローズの時間セット(「日1」)の一例に対する1つの好ましい日/作業レベルのコスト分析を示す図である。 決定−オープン−エントリ−実行完了−クローズの時間セット(「日2」)の一例に対する1つの好ましい日/作業レベルのコスト分析を示す図である。 決定−オープン−エントリ−実行完了−クローズの時間セットの一例に対する1つの好ましい注文/日レベルのコスト分析を示す図である。 決定−オープン−エントリ−発注−実行完了−クローズの時間セットの一例に対する1つの好ましい投資/注文レベルのコスト分析を示す図である。 決定−オープン−エントリ−発注−実行完了−クローズの時間セット(「日1」)の一例に対する1つの好ましい日/利用可能なレベルのコスト分析を示す図である。 決定−オープン−エントリ−発注−実行完了−クローズの時間セット(「日2」)の一例に対する1つの好ましい日/利用可能なレベルのコスト分析を示す図である。 決定−オープン−エントリ−発注−実行完了−クローズの時間セット(「日1」)の一例に対する1つの好ましい利用可能/作業レベルのコスト分析を示す図である。 決定−オープン−エントリ−発注−実行完了−クローズの時間セット(「日2」)の一例に対する1つの好ましい利用可能/作業レベルのコスト分析を示す図である。 決定−オープン−エントリ−発注−実行完了−クローズの時間セットの一例に対する1つの好ましい注文/日レベルのコスト分析を示す図である。 第1四半期に対する収益分析の一例を示す図である。 第2四半期に対する収益分析の一例を示す図である。 第3四半期に対する収益分析の一例を示す図である。 第4四半期に対する収益分析の一例を示す図である。 年度末ポートフォリオの収益分析の一例を示す図である。 1つの好ましい注文分析および分解プロセスを示す図である。 1つの好ましい市場基準価格割当てプロセスを示す図である。 リレーショナル・データベース・サーバにおける典型的な直接照会またはレポートを示す図である。 OLAPプロセッサを使用した照会またはレポートのフェーズを示す図である。

Claims (11)

  1. 取引コストを測定するための方法であって、
    所定の期間にわたって取引データを捕捉するステップと、
    前記取引データに対応しているタイムスタンプ・データを捕捉するステップと、
    前記取引データおよび前記タイムスタンプ・データに基づいて投資レベルの分析を実行するステップと
    を含み、前記タイムスタンプ・データは、オープン・イベントおよびクローズ・イベントと、注文が買い手側の取引デスクによってポートフォリオ・マネージャから受け取られる時点に関するデータと、前記注文の実行が完了した時点に関するデータと、前記注文に関する取引に取り組むことをマネージャが決定する時点に関するデータとを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記タイムスタンプ・データは、前記注文の発注に関するデータをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記投資レベルの分析は、理想的な投資レベルの利益/損失の計算を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記投資レベルの分析は、期待される投資レベルの利益/損失の計算を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記投資レベルの分析は、実際の投資レベルの利益/損失の計算を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記投資レベルの分析は、市場の投資レベルの利益/損失の計算を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記投資レベルの分析は、実行の投資レベルの利益/損失の計算を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 取引コストを測定するための方法であって、
    所定の期間にわたって取引データを捕捉するステップと、
    前記取引データに対応しているタイムスタンプ・データを捕捉するステップと、
    前記取引データおよび前記タイムスタンプ・データに基づいて注文レベルの分析を実行するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  9. 前記注文レベルの分析が、理想的な投資レベルの利益/損失の計算を含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 請求項1に記載の方法を実施するためのソフトウェアであって、
    (a)測定するトランザクションのシーケンスを作り出すために、注文管理システムから情報を取得するためのソフトウェアと、
    (b)請求項1に記載の所定の期間にわたって、当該市場における証券取引に関する情報を収集して編成するためのソフトウェアと、
    (c)前記の(a)および(b)から受け取る情報に基づいて、請求項1に記載の投資レベルの分析を計算するためのソフトウェアと、
    (d)特定の照会に応答して、前記(c)からの情報を選択して集計するためのソフトウェアと
    を含むことを特徴とするソフトウェア。
  11. 請求項8に記載の方法を実施するためのソフトウェアであって、
    (a)測定するトランザクションのシーケンスを作り出すために、注文管理システムから情報を取得するためのソフトウェアと、
    (b)請求項8に記載の所定の期間にわたって、当該市場における証券取引に関する情報を収集して編成するためのソフトウェアと、
    (c)前記の(a)および(b)から受け取る情報に基づいて、請求項8に記載の注文レベルの分析を計算するためのソフトウェアと、
    (d)特定の照会に応答して、前記(c)からの情報を収集して集計するためのソフトウェアと
    を含むことを特徴とするソフトウェア。

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