JP2006500191A - 外科的手技中に流体の喪失を低減する装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、閉塞システム10及び外科的手技で使用するための方法を提供する。閉塞システム10は、ファスナー30及びファスナー30と協働している閉塞装置50を備える。本発明の実施形態は、ファスナー先端40及び貫通装置20をさらに備えてもよい。本発明の実施形態によれば、外科処置部位での流体の喪失を低減する方法は、閉塞装置50を有するファスナーを備える閉塞システム10を外科処置部位に進めるステップと、閉塞装置50を有する外科処置ファスナー30を外科処置部位で展開するステップとを含む。
Description
本発明は、2002年9月23日に出願された米国出願第60/412,549号、及び、2002年10月4日に出願された米国出願第60/415,778号の早期出願日と優先権の利益に関し、また、その資格を有する。
本発明は、外科的手技中に流体の喪失を低減する装置及び方法に関する。特に、本発明は、外科的手技中に血管からの失血を低減する装置及び方法に関する。
動脈瘤は、疾患又は他の異常によって動脈が弱化することから引き起こされる動脈壁の膨張である。処置されないままにされると、動脈瘤は、しばしば破裂することになり、破裂による失血及び死に至る。
大動脈瘤は、動脈瘤の最も一般的な形態であり、生命にかかわる。大動脈は、循環系へ血液を供給する主要な動脈である。大動脈は、心臓の左心室から生じ、上方へ進み、心臓の背面にわたって曲がり、胸部及び腹部を通って下方へ進む。その経路に沿って大動脈から分岐する動脈血管の中でもとりわけ、腹部大動脈は、肝臓動脈、腎動脈に2本の側部血管を供給する。腎動脈の高さ以下では、腹部大動脈は、ほぼ第4腰椎(すなわち、へそ)の高さへと続き、そこで、腹部大動脈は、腸骨動脈に分かれる。次に、腸骨動脈は、下肢及び会陰部に血液を供給する。
大動脈瘤は腎動脈と腸骨動脈の間の腹部大動脈の部分で発生することが一般的である。腹部大動脈のこの部分は、特に、弱化を受けやすく、大動脈瘤を生ずることが多い。こうした動脈瘤は、腸骨動脈の近くに位置する場合がある。大動脈のこのセクションにおいて、直径が約5cmより大きい大動脈瘤は悪い兆候を持つ。処置されないままにされると、動脈瘤は破裂し、急激で、通常、致命的な出血を生ずる。外科的介入が、5cmより小さい動脈瘤について利益があることが立証されていないため、通常、外科的手技は、5cmより小さい動脈瘤に対して実施されない。
腹部大動脈の瘤は、特に高い死亡率を伴い、したがって、現在の医療規格は、緊急の手術修復を要求する。しかし、腹部外科処置は、体への大きなストレスを生ずる。大動脈瘤についての死亡率は著しく高いが、大動脈瘤を修復するための切開式外科的介入に伴って、かなりの死亡及び合併症も存在する。この介入は、大動脈瘤の病んだセクションを強化又は交換するために、腹部壁を貫通して動脈瘤の場所に達することを必要とする。この目的のために、人工装置、通常、合成管移植片が使用される。移植片は、循環系から動脈瘤を排除するのに役立ち、そのため、動脈瘤のある大動脈の弱化したセクションに加わる圧力及びストレスを緩和する。
大動脈瘤の修復は主要な手術手技である。大幅な合併症が手技に伴い、回復期間が長くなる。さらに、手技は、大幅な死亡のリスクを伴う。外科的介入が指示されてもよいが、外科処置は、医療従事者のリスクを持ち、ある患者は、腹部内外科処置のストレスに耐えることができない場合がある。したがって、腹部内の外科的介入に伴う死亡及び合併症を低減することが望ましい。
近年、腹部内の外科的介入の医療従事者のリスクをなくして、大動脈瘤を処置しようという方法が開発された。その中に、Kornbergの大動脈移植片についての米国特許第4,562,596号「Device and Method for Performing an Intraluminal Abdominal Aortic Aneurysm Repair」、及び、Lazarusの管腔内移植片装置についての米国特許第4,787,899号「System and Method」、及び、Taheriの血管内ステープラ及びその動作方法についての米国特許第5,042,707号が開示され、請求されている。
知られているシステムはどれも、本発明の実施形態の方法で、人工移植片などの外科処置部品の血管壁への取り付け中に血管からの失血を選択的に低減する装置を提供しない。特に、外科処置部品を組織に、部品を部品に、又は、組織を組織に取り付けることを意図する、限定はしないが、手術固定具を含む取り付け装置が開発されている。その全体が参照により本明細書に援用される、米国特許第5,944,750号及び第5,957,940号に記載されるように、実施例は、人工移植片の大動脈壁への取り付けである。取り付け装置が単独か、又は、貫通装置と共に挿入される時、取り付け装置は、その中心を通る開口を有し、その開口によって、ある種の閉塞機構が、取り付け装置自体の中に、又は、取り付け装置と共に使用される追加の部品の中に組み込まれないと、大動脈内腔内から血液が溢れ出るであろう。
したがって、外科的手技中の失血を低減するために、取り付け装置か、取り付け装置と共に使用する追加部品のいずれかに付加することができる装置を提供することは、本発明の、必ずしもすべてではないが一部の実施形態の利点である。
本発明の種々の実施形態のさらなる利点は、外科的手技中に、血管からの失血を低減するための、以下の説明に部分的に述べられる。
先の問題に対応して、出願人は、外科的手技中に、外科処置部位の血管からの失血を低減する新規の装置及び方法を開発した。
本発明の代替の実施形態は、ファスナーと、ファスナーに協働する閉塞装置とを備える外科処置部位で使用するための閉塞システムである。システムは、ファスナーとつながっているファスナー先端をさらに備えてもよい。システムは、ファスナーと連通する貫通装置をさらに備えてもよい。閉塞装置は、コイル、バンド、リボン、弁、及びフラップからなるグループから選択される1つ又は複数を備えてもよい。代替の実施形態において、閉塞装置は、コイル、バンド、リボン、弁、フラップ、又は任意の他の適当な要素のうちの少なくとも1つを備えてもよい。
代替の実施形態において、閉塞装置は、ほぼ閉じた構成、又は、第1のほぼ開いた構成及び第2のほぼ閉じた構成を有してもよい。代替の実施形態において、閉塞装置は、ほぼ閉じた構成に潰れるか、又は、拡大してもよい。代替の実施形態において、閉塞装置は、ファスナーに隣接して、ファスナー内に配設されるか、又は、ファスナー内に配設された第1の部分及びファスナーの外側に延びる第2の部分を有してもよい。
本発明の代替の実施形態は、ファスナーと、ファスナーと協働するファスナー先端と、ファスナー又はファスナー先端と協働する閉塞装置とを備える外科処置部位で使用するための閉塞システムである。閉塞装置は、ファスナー、ファスナー先端、又はその両方に協働してもよい。
本発明の代替の実施形態は、ファスナーと、ファスナーと協働する閉塞装置と、ファスナー及び閉塞装置と可逆的に連通する貫通装置とを備える外科処置部位で使用するための閉塞システムである。閉塞装置は、第1のほぼ開いた構成及び第2のほぼ閉じた構成を有してもよい。
本発明の代替の実施形態は、第1部品を第2部品に固定するためのファスナー手段と、外科処置部位での流体の流れを低減するための、ファスナー手段と協働する閉塞手段とを備える外科処置部位で使用するための閉塞システムである。第1部品及び第2部品は、外科処置部品、組織、又はその両方からなってもよい。
本発明の代替の実施形態は、閉塞装置を有するファスナーを備える閉塞システムを外科処置部位へ進めるステップと、閉塞装置を有する前記外科的ファスナーを、前記外科処置部位で展開するステップとを含む外科処置部位での流体の喪失を低減する方法である。該方法は、外科処置部位での流体の喪失を低減するステップをさらに含んでもよい。流体は、血液、又は、任意の血液成分であってよい。
先の全体の説明と以下の詳細な説明は共に、例示し、かつ、説明するだけであり、請求される本発明を制限しないことが理解されるべきである。
ここで、この発明の理解を助けるために、添付図面が参照され、添付図面において、同じ参照記号は同じ要素を指す。
ここで、本発明の種々の実施形態が詳細に言及され、その実施例が添付図面において説明される。図1に示すように、本発明の実施形態による閉塞システム10は、外科処置ファスナー30と連通する閉塞装置50を備える。閉塞装置50は、外科処置ファスナー30内に配設されるか、又は、それに隣接して位置してもよい。閉塞装置50は、限定はしないが、1以上のコイル、バンド、リボン、弁、フラップ、又は他の適当な閉塞部材であってもよい。閉塞装置50は、固定式、拡張式、及び/又は、折り畳み式であってよい。代替の実施形態において、閉塞装置50は、第1のほぼ閉じた位置にあるままであるか、又は、第1のほぼ閉じた位置及び第2のほぼ開いた位置を有してもよい。第1及び第2の位置を有する実施形態において、閉塞装置50は、第1のほぼ閉じた位置の方へ偏倚される。
代替の実施形態において、閉塞システム10は、閉塞装置50及び外科処置ファスナー30だけ、又は、閉塞装置50及び外科処置ファスナー先端40と組み合った外科処置ファスナー30、及び/又は、貫通装置20、或いは、上記の任意の組合せである。以下のパラグラフで、種々の実施形態が詳細に説明される。
代替の実施形態において、閉塞システム10は、閉塞装置50、外科処置ファスナー30、及び外科処置ファスナー先端40を備える。外科処置ファスナー先端40は、外科処置ファスナー30に隣接して位置する。閉塞装置50は、ファスナー30内に配設される、及び/又は、それに隣接して位置する、或いは、図5に示すように、外科処置ファスナー先端40内に配設される、及び/又は、それに隣接して位置してもよい。
代替の実施形態において、閉塞システム10は、閉塞装置50、外科処置ファスナー30、及び貫通装置20を備える。貫通装置20は、光ファイバ、或いは、限定はしないが、ネジ、ドリル、針、又は任意の他の適当な機械的又は熱的エネルギー手段を含む、外科処置部位を貫通する任意の他の装置を備えてもよい。貫通装置20の種々の実施形態は、そのすべてが参照により援用される、米国特許第5,972,023号、第5,957,940号、第6,371,919号、第5,997,556号、第6,248,118号、第6,520,974号、第6,607,555号に記載される。貫通装置20が、閉塞システム10と共に使用される時、閉塞装置50は、貫通装置20の存在によって第2のほぼ開いた位置に維持される。外科的手技中に、貫通装置20を引き抜くと、閉塞装置50は、第1のほぼ閉じた位置をとり、それによって、外科処置部位の流体の喪失が低減される。流体は、限定はしないが、血液、血液生成物、及び血液成分であってよい。外科処置部位は、限定はしないが、血管などの内腔内であってよい。
本発明の代替の実施形態による閉塞システム10は、図2〜図4に関連して述べられる。この実施形態において、閉塞システム10は、ファスナー30、閉塞装置50、先端40、及び貫通装置20を備える。閉塞システム10は、ファスナー30が外科処置部位にまたがると、血液喪失を低減する。外科処置部位では、閉塞システム10は、図2に示すように、血管壁200に隣接する外科処置部品100を有することができる、限定はしないが、血管(図示せず)などの内腔を通って進む。図2に示す実施例の実施形態において、外科処置部品100及び血管壁200は、内側すなわち管腔内部分200A、及び、外側すなわち外膜部分200Bを有する状態で示される。しかし、外科処置部位は、外科処置部品及び血管に限定されるのではなく、限定はしないが、外科処置部品と外科処置部品、外科処置部品と血管、又は、血管と血管などの、外科処置部品及び/又は血管の任意の組合せであってよい。
図2では、ファスナー30は、以下の米国特許及び特許出願、すなわち、2000年2月9日に出願された米国仮特許出願第60/181,230号、1999年11月18日に出願された米国特許出願第09/442,768号、1998年12月17日に出願された米国特許出願第09/213,233号、現在の米国特許第5,997,556号、1997年10月27日に出願された米国特許出願第08/958,524号、現在の米国特許第5,957,940号、1997年7月18日に出願された米国特許出願第08/896,415号、現在の米国特許第5,944,750号、1997年6月30日に出願された米国仮特許出願第60/051,209号に記載される、外科処置部品100を血管壁200に取り付けるための力を加える柔軟ファスナーである。これらの特許及び特許出願の主題は、その全体が参照により明確に本明細書に援用される。さらなる実施例の実施形態において、ファスナー30は、外科処置部品100を血管壁200に取り付けるために圧縮力を加えてもよいし、加えなくてもよい。
図2Aに示す代替の実施形態において、ファスナー30は、貫通装置20の周囲に、又は、周りに配設される。ファスナー30は、外科処置部位の周囲、周り、近位、又は遠位に、或いは、貫通装置20内に配設されてもよい。さらなる実施例の実施形態において、ファスナー30は、図3に示すように、貫通装置20の外科処置部位での挿入が、ファスナー30の挿入も伴うような方法で、貫通装置20に連結されてもよい。ファスナー30は、貫通装置20の前に、同時に、又は、その後に、外科処置部位に挿入されてもよい。ファスナー30は、前部分32、中央部分34、及び後部分36に区切られてもよい。ファスナー30の各部分は、構造が同じか、或いは、異なってもよく、限定はしないが、プラスチック、金属、金属合金、又は、任意の他の適当な材料などの、同じか、又は、異なる材料で構成されてもよい。
図2Aに示す実施形態において、ファスナー30は、先端40に、可逆か、又は、非可逆に固定される。先端40は、外科処置部位の貫通を容易にし、さらなる実施形態では、図5に示すように、外科処置部位での失血を低減するための閉塞装置50を含む。一実施形態において、先端40は、ファスナー30の前部分32に取り付けられるが、限定はしないが、中央部分34及び/又は後部分36などの、ファスナー30上の他の所に位置してもよい。図2Bに示すように、先端40は、内腔42、前縁44、中央部分46、及び後縁48を含んでもよい。先端40は、貫通装置20を使用して、又は、貫通装置20を使用せずに、貫通を容易にしてもよく、限定はしないが、プラスチック、金属、又は、金属合金などの、任意の適当な材料で構成されてもよい。図2A及び図2Bに示す先端40は、同軸又はベル形状であるが、任意の適当な形状であってよい。
閉塞システム10のさらなる代替の実施形態において、閉塞装置50は、ファスナー30自体の中に収容される、前部分32、中央部分34、又は、後部分36のうちの1以上の中に、或いは、限定はしないが、先端40などの、ファスナー30に取り付けられた装置内に位置する。貫通装置20が、図2Aに示すようにファスナー30と係合すると、閉塞装置50は、第2のほぼ開いた構成をとる。貫通装置20が図4に示すように、取り除かれると、閉塞装置50は、第1のほぼ閉じた構成をとる。
閉塞システム10の閉塞装置50の種々の代替の実施形態が、ここで、図1及び図6〜図22を参照して述べられるであろう。図1に示す実施例において、閉塞装置50は、テーパが付けられ、ファスナー30及び/又は先端40に取り付けられることができるバネ巻線又はコイル部材を備える。閉塞装置50は、限定はしないが、ファスナーワイヤの延長、溶接、ファスナー上のねじ山、又は、任意の他の適当な取り付け方法などの、種々の方法でファスナー30に取り付けられてもよい。貫通装置20が、図1Aのファスナーと係合すると、閉塞装置50は、第2のほぼ開いた構成になる。貫通装置20が取り除かれると、閉塞装置50は、図1Bに示すように、ファスナー30の方へ引っ込んで第1のほぼ閉じた構成になる。閉塞装置50のこの引っ込みは、外科的手技の間及びその後の流体の喪失の低減に役立つ。閉塞装置50の種々の実施形態は、ファスナー30の前部分32、中央部分34、又は後部分36に配設される、及び/又は、限定はしないが、図5及び図6に示す先端40などの装置を用いて、閉塞装置50は先端40内に位置してもよい。
図7A及び図7Bに示す代替の実施形態は、ファスナー30の後部分36に配設された閉塞装置50を示す。特に、閉塞装置50は、硬い円板から作製されることができるバネ又は螺旋コイルで構成される。図7A及び図7Bにおいて、ファスナー30はまた、閉塞装置50に対向する先端40に取り付けられる。ファスナー30が、図7Aと同様に貫通装置20を包囲すると、閉塞装置50は、第2のほぼ開いた構成をとる。貫通装置20が、図7Bに示すように、引き抜かれると、閉塞装置50は、第1のほぼ閉じた構成、すなわち、引っ込んだ形状をとり、流体及び/又は血液の流れに対する抗力を提供する。この実施形態による閉塞装置50は、金属、ポリマー材料、又は、任意の他の適当な材料から作製され、限定はしないが、材料特定の溶接、又は、任意の他の適当な接合技術を含む、いくつかの方法でファスナー30に取り付けられてもよい。
図8A及び図8Bに示す閉塞装置50の代替の実施形態は、長手方向に切り込みを入れられ、第1のほぼ閉じた位置に偏倚される、フラップセグメント52を有する硬いテーパ付き円筒である。貫通装置20が閉塞装置50を通して挿入されると、フラップセグメント52が第2のほぼ開いた位置に変位し、貫通装置20が閉塞装置50から引き抜かれると、フラップセグメント52が第1のほぼ閉じた位置に戻る。さらなる実施形態において、閉塞装置50は、ファスナー30内に配設される、ファスナー30に取り付けられる、又は、限定はしないが、先端40などの別の構造内に取り付けられる。図8B〜図8Fは、閉塞装置50を通る矢状切り込みを有する閉塞装置50のさらなる、非制限的な実施形態を示す。特に、図8Bは真っ直ぐな円錐、図8Cは内側に傾斜する円錐、図8Dは外側に傾斜する円錐、図8Eは半球、図8Fは短縮された砂時計型である。
図9及び図10に示す本発明の代替の実施形態において、閉塞装置50は、先端40を通る矢状切り込みからのフラップ弁を備え、ファスナー30の前部分32に取り付けられることができる。図9では、貫通装置20は、図8A〜図8Fに示す閉塞装置などの閉塞装置50をそらす。図10では、貫通装置20が取り除かれ、閉塞装置50が、先端40内の第1のほぼ閉じた位置に戻ることが可能になる。
閉塞装置50の別の代替の実施形態が図11及び図12に示される。閉塞装置50は、先端40、ファスナー30の前部分32、中央部分34、及び/又は、後部分36、或いは、任意の他の適当な場所に取り付けられた薄壁材料を備える。閉塞装置50の薄壁材料は、薄壁管、ポリマー材料、生物分解性材料、又は、任意の他の適当な材料を含んでもよい。図11A及び図11Bでは、閉塞装置50は、ファスナー30の後部分36上にあらかじめ形成されてもよい。図11Aでは、貫通装置20の一部は、閉塞装置50が貫通装置20を取り囲むようにファスナー30内に配設される。図11Bでは、貫通装置20が引き抜かれ、閉塞装置50が、第1のほぼ閉じた位置に潰れ、ファスナー30を通して流体及び/又は血液が流れるのを低減するのに役立つ。
さらなる代替の実施形態において、図12A及び図12Bに示す閉塞装置50は、先端40に取り付けられる。閉塞装置50を構成する薄壁材料は、先端40の後縁48上で実施される。同様に、薄壁材料は、薄壁管、ポリマー材料、生物分解性材料、又は、他の任意の適当な材料を含んでもよい。図12Aでは、貫通装置20は、ファスナー30を貫通して延び、閉塞装置50によって取り囲まれる。図12Bでは、貫通装置20を取り除くことによって、閉塞装置50が、「アヒルのくちばし」に似ている第1のほぼ閉じた構成に潰れ、それによって、ファスナー30を通る流体及び/又は血液の流れが低減される。
図13〜図15では、閉塞装置50を対象とする、さらなる代替の実施形態が示される。これらの図において、閉塞装置50は弁を備える。閉塞装置50は、ファスナー30内か、又は、限定はしないが、先端40などの、ファスナー30に取り付けられる個別の装置内に位置してもよい。閉塞装置50は、金属合金、エラストマー特性があるか、又は、エラストマー特性がない合成材料、或いは、任意の他の適当な材料で構成されてもよい。図13の閉塞装置50は、「アヒルのくちばし」構成である。図14では、閉塞装置50は、少なくとも1つの尖頭を有する三尖弁である。あるいは、図15では、閉塞装置50は、半径方向に拡張する開口弁である。貫通装置20が、図13〜図15に示す閉塞装置50を通して挿入されると、閉塞装置50は、変位するか、又は、開き、貫通装置20が取り除かれると、閉塞装置50は、第1のほぼ閉じた構成をとる。図13〜図15に示す閉塞装置50は、第1のほぼ閉じた構成にあるのが示される。
閉塞装置50の、さらなる代替の実施形態が、図16A及び図16Bに示される。閉塞装置50は、先端40と一体にされて、単一構造が形成される。図16A及び図16Bでは、閉塞装置50は、等間隔である、及び/又は、同じであってよい複数のウェブを有する円錐である。図16A及び図16Bの実施形態は、3つのウェブを有する円錐の形状をした先端40を示す。代替の実施形態において、先端40は、ねじ止め、クリンプ、収縮、又は任意の他の適当な手段によってファスナー30の前部分32に関連される。図16Aでは、貫通装置20は、ファスナー30内に配置され、先端40の閉塞装置50を膨張させる。図16Bに示すように、貫通装置20は、引き抜かれ、閉塞装置50が第1のほぼ閉じた位置に潰れ、ファスナー30を通る流体及び/又は血液の流れが低減される。
図17A及び図17Bに示す別の代替の実施形態によれば、閉塞装置50は、ファスナー30の前部分32又は後部分36上で収縮することができる薄壁材料で構成される。閉塞装置50は、クリンピング、ねじ込み、収縮包装、加熱、溶接、又は、任意の他の適当な手段による取り付けによってファスナー30に固定されてもよい。図17Aに示す実施例の実施形態において、閉塞装置50は、ファスナー30の前部分32上で収縮したポリマー管であってよい。図17Bに示すが、断面は、貫通装置20がファスナー30内の所定位置にある状態で、第2のほぼ開いた構成にある閉塞装置50を示す。図17Cは、貫通装置20を外科処置部位から取り除いた後に第1のほぼ閉じた構成にある閉塞装置50を示す。
本発明のさらなる代替の実施形態が、図18A及び図18Bに示される。閉塞装置50は、ファスナー30の複数のコイルの間及びその中に途切れ途切れに配置されたポリマーコイル、リボン、又はコードを備えてもよい。図18Aに示すが、閉塞装置50は、ファスナー30の中央部分34で、かつ、貫通装置20の周りに配設されるが、閉塞装置50は、ファスナー30の前部分32又は後部分36内に配設されてもよい。図18Bでは、閉塞装置50の分離56が、ファスナー30及び貫通装置20と共に示される。閉塞装置50はまた、貫通装置20の存在下で第2のほぼ開いた構成にある。対照的に、図18Cは、貫通装置20が取り除かれた状態で、第1のほぼ閉じた構成にある閉塞装置50を示す。
本発明の種々の代替の実施形態が、図19A及び図19Bにも示される。閉塞装置50は、ポリマー発泡体、又は、エラストマー、又は、任意の他の適当な拡張可能な部品で構成される1つ以上の拡張可能部材を含んでもよい。代替の実施形態において、図19Aに示すように、閉塞装置50は、先端40内に位置し、そこで、閉塞装置50は、貫通装置20の存在下で圧縮されて、第2のほぼ開いた位置になる。図19Bに示すように、貫通装置20が取り除かれると、閉塞装置50は、先端40内で第1のほぼ閉じた位置をとり、それによって、ファスナー30を通る流体及び/又は血液の流れが低減される。
他の代替の実施形態において、先端40は、拡張可能材料又は生物分解性材料(図示せず)で構成されてもよい。この例では、ファスナー30は、貫通装置20上で、及び、先端40の減少された直径部に整合されている。貫通装置20が取り除かれた状態で、先端40は、拡大し、それによって、ファスナー30を通る流体及び/又は血液の流れに対する障壁が形成される。
図20A、図20B、及び図20Cに示すように、閉塞装置50の拡張可能材料は張可能プラグである。種々の実施形態において、閉塞装置50は、ポリマー発泡体、エラストマー、又は任意の他の適当な拡張可能な部品で構成されてもよい。図20A及び図20Bに示す閉塞装置50は、先端40内のスロットに配置される。先端40はファスナー30に取り付けられてもよい。図20Bに示すように、貫通装置20が所定場所にある状態で、閉塞装置50は、圧縮され、第2のほぼ開いた位置で保持される。図20Cに示すように、外科処置部位から貫通装置20が取り除かれた状態で、閉塞装置50は、第1のほぼ閉じた位置に拡張し、それによって、ファスナー30を通る流体及び/又は血液の流れを低減するのに役立つ。
図21及び図22に示す実施例の実施形態は、ある量の形状記憶材料を含む閉塞装置50を対象とする。閉塞装置50は、先端40、又は、先端40又はファスナー30内の任意の他の適切な場所に配設される、コイル、リボン、及び/又は、ワイヤ、或いは、任意の他の適当な材料で構成されてもよい。図21では、閉塞装置50は、変形した第2のほぼ開いた構成にあり、貫通装置20が、ファスナー30を通過することが可能になる。貫通装置20が取り除かれた状態の図22では、閉塞装置50は、第1のほぼ閉じた、又は、あらかじめ形成された構成をとり、それによって、ファスナー30を通る流体及び/又は血液の流れを妨げる。閉塞装置50はまた、血流を妨げる血栓性の特性を所有してもよい。閉塞装置50は、ファスナー30又は先端40を通って移動することができないようなサイズの構成をとってもよい。
閉塞システム10を動作させる方法の実施形態がここで述べられるであろう。以下の米国特許及び特許出願、すなわち、その全体が参照により明確に援用される、2000年2月9日に出願された米国仮特許出願第60/181,230号、1999年11月18日に出願された米国特許出願第09/442,768号、1998年12月17日に出願された米国特許出願第09/213,233号、現在の米国特許第5,997,556号、1997年10月27日に出願された米国特許出願第08/958,524号、現在の米国特許第5,957,940号、1997年7月18日に出願された米国特許出願第08/896,415号、現在の米国特許第5,944,750号、1997年6月30日に出願された米国仮特許出願第60/051,209号に記載されるように、ファスナー30及び閉塞装置50を備える閉塞システム10は、限定はしないが、血管などの内腔を通って外科処置部位に進められる。閉塞システム10は、外科処置部位で展開され、外科処置部品100を血管壁200に、外科処置部品を外科処置部品に、血管を血管に、又は、前記のものの任意の組合せを取り付ける。第1のほぼ閉じた位置にある閉塞装置50は、外科的手技中、又は、手技後にファスナー30を通る失血を低減する。
図2Aに示す代替の実施形態において、閉塞システム10は、限定はしないが、血管(図示せず)などの内腔を通って外科処置部位に進められる。貫通装置20は、外科処置部品100に接触するために、ファスナー30の先端40と同時か、又は、順次に進められる。ファスナー30と共に配置された貫通装置20は、閉塞装置50と係合し、第2のほぼ開いた構成がもたらされる。貫通装置20及び/又は先端40は、外科処置部品100及び血管壁200内に開口を作る。図3に示すように、貫通装置20は、ファスナー30が同様に外科処置部品100及び血管壁200を貫通して延びるように、外科処置部品100及び血管壁200を貫通して延びる。図4では、貫通装置20は、ファスナー30内から引き抜かれる。先端40に取り付けられたファスナー30の前部分32及び後部分36は、あらかじめ形成された巻いたコイル形状を回復し、一方、中央部分34は、外科処置部品100及び血管壁200を貫通して延びる。貫通装置20が引き抜かれた状態で、閉塞装置50は、第1のほぼ閉じた構成をとり、それによって、外膜部分200Bから内腔部分200Aへの、及び/又は、その逆への(図示せず)血液の流れが低減される。そのすべてが参照により本明細書に援用される、米国特許第5,972,023号、第5,957,940号、第6,371,919号、第5,997,556号、第6,248,118号、第6,520,974号、第6,607,555号、及び、2003年4月17日に出願された米国特許出願第10/417,163号に記載されるように、閉塞システム10を、外科処置部位で展開することができる。閉塞システム10は、貫通装置20を使用することなく、又は、外科処置先端40を使用することなく、外科処置部位に進められ、展開されてもよい。閉塞システム10の種々の実施形態を使用して、限定はしないが、人工移植片などの外科処置部品、及び、限定はしないが、血管などの組織のうちの1つ以上を取り付けてもよい。閉塞装置50及び外科処置ファスナー30を備える、一実施例の実施形態の閉塞システム10は、外科的手技中に展開されて、外科処置部品を血管に、外科処置部品を別の外科処置部品に、血管を血管に、又は、前記のものの任意の組合せを取り付ける。
構造及び機能の詳細と共に、多くの特徴及び利点が、先の説明において述べられた。新規の特徴は、添付請求項で指摘される。しかし、本開示は、例示であるに過ぎず、添付請求項が表現される用語の一般的な広い意味によって指示される全範囲にわたる、本発明の原理の中で、特に、形式、サイズ、及び部品配置の点で、細部において変更が行われてもよい。
Claims (24)
- ファスナーと、
前記ファスナーと協働する閉塞装置とを備える外科処置部位で使用するための閉塞システム。 - 前記ファスナーと連通するファスナー先端をさらに備える、請求項1に記載の閉塞システム。
- 前記ファスナーと連通する貫通装置をさらに備える、請求項1に記載の閉塞システム。
- 前記閉塞装置は、コイル、バンド、リボン、弁、及びフラップからなるグループから選択される1つ以上を備える、請求項1に記載の閉塞システム。
- 前記閉塞装置は少なくとも1つのコイルを備える、請求項1に記載の閉塞システム。
- 前記閉塞装置は少なくとも1つのバンドを備える、請求項1に記載の閉塞システム。
- 前記閉塞装置は少なくとも1つのリボンを備える、請求項1に記載の閉塞システム。
- 前記閉塞装置は少なくとも1つの弁を備える、請求項1に記載の閉塞システム。
- 前記閉塞装置は少なくとも1つのフラップを備える、請求項1に記載の閉塞システム。
- 前記閉塞装置はほぼ閉じた構成を有する、請求項1に記載の閉塞システム。
- 前記閉塞装置は第1のほぼ開いた構成及び第2のほぼ閉じた構成を有する、請求項1に記載の閉塞システム。
- 前記閉塞装置はほぼ閉じた構成に潰れる、請求項1に記載の閉塞システム。
- 前記閉塞装置はほぼ閉じた構成に拡大する、請求項1に記載の閉塞システム。
- 前記閉塞装置は前記ファスナー内に配設されている、請求項1に記載の閉塞システム。
- 前記閉塞装置は前記ファスナーに隣接して配設されている、請求項1に記載の閉塞システム。
- ファスナーと、
前記ファスナーと協働する閉塞装置と、
前記ファスナー又は前記ファスナー先端と協働する閉塞装置とを備える外科処置部位で使用するための閉塞システム。 - 前記閉塞装置は前記ファスナーと協働している、請求項16に記載の閉塞システム。
- 前記閉塞装置は前記ファスナー先端と協働している、請求項16に記載の閉塞システム。
- ファスナーと、
前記ファスナーと協働している閉塞装置と、
前記ファスナー及び前記閉塞装置と可逆的に連通する貫通装置とを備える外科処置部位で使用するための閉塞システム。 - 前記閉塞装置は第1のほぼ開いた構成及び第2のほぼ閉じた構成を有する、請求項19に記載の閉塞システム。
- 第1部品を第2部品に固定するためのファスナー手段と、
前記外科処置部位での流体の流れを低減するための、前記ファスナー手段と協働する閉塞手段とを備える外科処置部位で使用するための閉塞システム。 - 閉塞装置を有するファスナーを備える閉塞システムを外科処置部位へ進めるステップと、
前記閉塞装置を有する前記外科的ファスナーを、前記外科処置部位で展開するステップとを含む外科処置部位での流体の喪失を低減する方法。 - 外科処置部位での流体の喪失を低減するステップをさらに含む請求項22に記載の方法。
- 前記流体は血液である請求項22に記載の方法。
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