JP2006352540A - 撮影機能を備えた携帯通信端末 - Google Patents

撮影機能を備えた携帯通信端末 Download PDF

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Abstract

【課題】 撮影対象を撮影範囲内に収めるために、携帯電話の向きやズームの調整を行うことを不要とするカメラ付き携帯電話を提供する。
【解決手段】 カメラ装置230は、被写体の画像を出力するとともに制御を受けることにより被写体を追尾可能である。追尾対象受付部266は、ディスプレイ220が表示した被写体の画像をカメラ装置230に追尾させる追尾対象として受け付ける。カメラ画像認識処理部265は、追尾対象の画像をカメラ装置230から順次入力し、順次入力した追尾対象の画像から追尾対象の移動量を検出する。コマンド作成部263は、カメラ画像認識処理部265が検出した追尾対象の移動量に基づいて、カメラ装置230に追尾対象を追尾させるためのコマンドを作成する。カメラ用デバイスドライバ実行部240は、コマンド作成部263が作成したコマンドを入力し、入力したコマンドに従ってカメラ装置230に追尾対象を追尾させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、カメラ機能を搭載した携帯電話端末において、カメラ機能を使用して静止画撮影/動画撮影/テレビ電話などの撮影を実施する場合に、携帯電話端末の使用者に対して利便性を高めるための機能を有する携帯電話端末のシステムに関するものである。
現在の携帯電話端末には、本来の通信機能だけでなく、デジタルカメラ並みの性能をもったカメラを備えた携帯電話端末が出始めている。また、最近ではデジタルカメラよりもカメラ機能を搭載した携帯電話端末の所有者の方が数が多くなってきている。このようなカメラ機能搭載の携帯電話端末を使用することで、本来デジタルカメラで実現していた静止画撮影/動画撮影に加え、最近では携帯電話端末ならではの通信機能を使用して、テレビ電話を手軽に実現することができるようになった。
ただ、このようなカメラ機能が搭載された携帯電話端末において静止画撮影/動画撮影/テレビ電話などを行う場合、小型機器であることから、手ぶれが発生しやすく、撮影対象をきちんと撮影できないことが多い。
また、現在のカメラ機能搭載の携帯電話端末では、動画撮影やテレビ電話などのように、撮影対象が動いている状態において撮影を行うときは、カメラ自体が携帯電話端末に固定されていることから、使用者自身が撮影対象を撮影範囲内に収めるように、携帯電話端末の向きやカメラのズームを調整する必要ある。そして撮影後に確認のために撮影したデータを再生した場合に、撮影対象が撮影範囲内からはずれてしまっていたということがよくある。
こうした課題に対する手段として、特開2001−186487号公報によれば、テレビ電話開始前に、基準となる静止画像を撮影しておき、テレビ電話中に撮影対象がカメラの撮影範囲から外れた場合の手段として、そのような状態になった場合に基準となる静止画像を相手側に送信することで、通信相手側に見られたくない画像が送信されてしまうことを防止する解決方法が提案されている。
また、特開2003−309632号公報によれば、光学ズームによる変倍機構を備えることで、撮影方向によらず撮影を容易に行うことのできるカメラ機能搭載の携帯電話機についての手段が記載されている。
現在、市場に出荷されているカメラ機能を搭載している携帯電話端末では、そのカメラ機能を使用して静止画撮影/動画撮影/テレビ電話などを行うことができる。従来、このようなカメラ機能を搭載している携帯電話端末を使用して撮影対象(人物、物体)を撮影する場合は、撮影対象が撮影範囲内におさまるように、使用者自身が携帯電話端末の向きやズームの調整などを行う必要があった。
また、最近の携帯電話端末にはテレビ電話機能が搭載されているものが出始めている。このテレビ電話というのは、電話特有の通信機能とカメラ機能搭載の機器の機能を融合させたカメラ機能搭載の携帯電話端末に特有の機能である。このテレビ電話機能をユーザが使用する場合、音声による通話とカメラ撮影といった2つの機能を同時に行いうるが、携帯電話端末のカメラが固定されているため、使用者自身は、自分自身がカメラ撮影画像にうまくおさまるようにカメラ機能搭載の携帯電話端末の向きを調整しながら、音声による通話を行う必要があり、不自然な体勢でテレビ電話機能を使用する場合が多かった。
特開2001−186487号公報 特開2003−309632号公報
本発明は、撮影対象を撮影範囲内に収めるために、携帯電話の向きやズームの調整を行うことを不要とするカメラ付き携帯通信端末の提供を目的とする。また、カメラの向きを気にすることなくテレビ電話による通話の可能なカメラ付き携帯通信端末の提供を目的とする。
本発明の携帯通信端末は、
撮影機能を備えた携帯通信端末において、
被写体の画像を出力するとともに、制御を受けることにより被写体を追尾可能な追尾カメラ装置と、
前記追尾カメラ装置が出力した被写体の画像を表示する表示部と、
前記表示部が表示した被写体の画像を前記追尾カメラ装置に追尾させる追尾対象として受け付ける追尾対象受付部と、
前記追尾対象受付部が受け付けた追尾対象の画像を前記追尾カメラ装置から順次入力し、順次入力した追尾対象の画像から追尾対象の移動量を検出する移動量検出部と、
前記移動量検出部が検出した追尾対象の移動量に基づいて、前記追尾カメラ装置に追尾対象を追尾させる制御を行う追尾カメラ制御部と
を備えたことを特徴とする。
本発明により、撮影対象を撮影範囲内に収めるため、使用者がカメラ付き携帯通信端末の向きやカメラのズーム調整などを行う必要がなくなる。また、カメラの向きを気にすることなくテレビ電話による通話を行なうことができる。
実施の形態1.
図1〜図6を用いて実施形態1を説明する。実施の形態1は、被写体を自動追尾可能なカメラ装置を搭載した携帯通信端末の実施形態である。本実施の形態1では、携帯通信端末の一例として、携帯電話端末を例に説明する。なお携帯電話端末は一例である。撮影機能と通信機能とを備えた携帯可能なパーソナルコンピュータなどでも構わない。
本実施の形態1のカメラ付き携帯電話端末は、携帯電話端末にこれまでのような固定カメラを内蔵するのではなく、被写体を追尾可能なカメラ装置230を備える。後述するカメラ装置230は、制御を受けて駆動することにより被写体を自動追尾する。駆動方式の一例として、カメラ装置230は、パン・チルト・ズームのいずれも可能である。ここで、「パン」とは、被写体に対してカメラを左右に振ることを意味する。「チルト」とは、被写体に対してカメラを上下に振ることを意味する。「ズーム」とは、被写体を拡大、または縮小することを意味する。カメラ装置230は、制御をうけることにより、パン・チルト・ズームの駆動を行なう。
カメラ付き携帯電話端末におけるカメラ撮影時の機能として、このパン・チルト・ズーム可能なカメラ装置を制御することにより、被写体である撮影対象(人物、物体)を追尾させる。このようなカメラ付き携帯電話端末のカメラ装置による自動追尾システムにより、静止画撮影あるいは、動画撮影あるいはテレビ電話画像などを使用する場合に、撮影対象(人物/物体)を自動的に追尾することが可能となる。このため、カメラ機能搭載の携帯電話端末のユーザが、撮影対象(人物/物体)がカメラ画面内(例えば、携帯電話端末の表示部)におさまるような調整をする必要がなくなることを特徴とする。
図1は、本実施の形態1における、カメラ機能を搭載したカメラ付き携帯電話端末200の外観の一例を示す図である。図1はカメラ付き携帯電話端末200の表側を示している。図1により外観を説明する。
操作部101により、カメラ付き携帯電話端末200を操作する。表示部102は、カメラ付き携帯電話端末200の操作結果を表示する。カーソルキー103は、表示部102に示されたカーソルや選択候補を上下左右に移動および選択可能である。ファンクションキー104は、操作部101を構成するボタンの一部であり、画面の状態に応じて多様な操作を指定することができる。ソフトキー105は、ファンクションキー104と一対一に対応して、各ファンクションキーが現在どのような操作に割り当てられているかを枠内に文字表示可能である。第1カメラ装置106(追尾カメラ)は、パン・チルト・ズーム可能である。マイク107は、音声通話時に使用する。スピーカ108は、音声通話時に使用する。
図2は、カメラ付き携帯電話端末200の外観(裏側)を示す。図のように、カメラ付き携帯電話端末200は、第2カメラ装置111(追尾カメラ)を備えている。
図1、図2に示した第1カメラ装置106及び第2カメラ装置111は、いずれもパン・チルト・ズーム可能であり、制御を受けることにより、被写体を自動追尾することができる。
次に、図3を用いてカメラ付き携帯電話端末200の構成を説明する。撮影機能を備えたカメラ付き携帯電話端末200は、カメラ装置230(追尾カメラ)を備えている。図1、図2では第1カメラ装置106、第2カメラ装置111の2つを示したが、図3では説明のため一つのカメラ装置230を記載した。カメラ装置230は、第1カメラ装置106、あるいは第2カメラ装置111と読み替えることができる。
キー入力装置210は、図1における操作部101に対して行われるユーザ操作情報を取得して内部の各モジュールに通知する。
ディスプレイ220(表示部102に対応)は、内部の各モジュールから画面描画要求に応じたビットマップイメージを表示する。ディスプレイ220は、静止画撮影/動画撮影/テレビ電話においては、撮影時はカメラのファインダの役割をなし、使用者に対して現在撮影中の映像を示す。また、撮影したデータの再生画像を表示する。
カメラ装置230は、図1における第1カメラ装置106または第2カメラ装置111に相当する。カメラ装置230は、パン・チルト・ズームが可能である。
カメラ用デバイスドライバ実行部240(追尾カメラ制御部の一例)は、カメラ装置230を制御し動作させる。
アプリケーション実行部250は、撮影機能を備えたカメラ付き携帯電話端末200のカメラ装置230を使用する使用者に対して、サービスを提供するためのカメラアプリケーションを実行する。このカメラアプリケーションは静止画撮影/動画撮影/テレビ電話など、撮影機能を備えたカメラ付き携帯電話端末200においてカメラ機能を使用するすべてのアプリケーションをさす。
カメラ動作制御部260は、アプリケーション実行部250が提供するサービスにおいて、撮影機能を行う場合にカメラ装置230を制御するモジュールである。カメラ動作制御部260は、アプリケーション動作中に撮影対象(人物、物体)を撮影画像内におさめるための処理を行う。また、以下のメイン制御部261〜画像蓄積RAM267は、カメラ動作制御部260における内部モジュールである。
メイン制御部261は、カメラ動作制御部260の内部のモジュールである。メイン制御部261は、アプリケーション実行部250において、カメラ用デバイスドライバ実行部240からカメラ装置230の状態を取得して撮影動作の状態の管理を行う。また、後述のカメラ制御用コマンド処理部262に対して、カメラ制御用コマンドの作成/解析の処理依頼を必要に応じて発行する。具体的には、次の処理を行なう。
(1)メイン制御部261は、カメラ画像認識処理部265に対しては、2つのカメラ画像を入力とする移動量の解析要求を行ない、カメラ画像認識処理部265から移動量を受け取る(後述の図6のS504〜S506)。
(2)そして、カメラ画像認識処理部265から受け取った移動量をカメラ制御用コマンド処理部262(コマンド作成部263)に移動量を渡し、コマンド作成部263から制御コマンドを受け取る(後述の図6のS507〜S510)。
(3)コマンド作成部263から受け取ったカメラ制御用コマンドをカメラ用デバイスドライバ実行部240に渡し、カメラ用デバイスドライバ実行部240にカメラ装置230を制御させる(後述の図6のS511〜S512)。
カメラ制御用コマンド処理部262は、カメラ装置230に対してカメラ制御のためのコマンドを作成するとともに、カメラ装置230からの応答のデータを受信して解析する。
コマンド作成部263は、カメラ撮影時にカメラ装置230を制御するためのコマンドを作成する。
コマンド応答解析部264は、カメラ装置230に対して要求したコマンドに対して、カメラ装置230からの応答の際に取得したデータを解析する。
カメラ画像認識処理部265(移動量検出部の一例)は、画像認識を行う。カメラ撮影時に撮影対象(人物、物体)の動きからカメラ装置230を制御するための制御量を決定するための画像認識処理を実行する。
追尾対象受付部266は、ディスプレイ220が表示した被写体の画像をカメラ装置230に追尾させるための追尾対象として受け付ける。
画像蓄積RAM267は、カメラ画像認識処理部265が画像認識処理に使用する画像データを蓄積する。
撮影画像データエンジン部270は、カメラ撮影した画像データを符号化/復号化する。内部モジュールとして符号化部271と復号化部272を備える。
符号化部271は、カメラ撮影した画像データを、後述の撮影画像データ記憶部280に保存する場合に、画像データを規定されたフォーマットに符号化する。
復号化部272は、カメラ撮影した画像データを再生する場合に、規定のフォーマットからカメラ付き携帯電話端末200で再生できるように復号化する。
撮影画像データ記憶部280は、カメラ撮影した画像データをカメラ付き携帯電話端末200内にデータベースとして格納して、管理する。撮影方法種別ごとに静止画領域281〜テレビ電話領域283のように分けられる。
静止画領域281は、カメラ装置230により静止画撮影をして取得した画像データを撮影画像データ記憶部280にデータベースとして格納して、管理する。
動画領域282は、カメラにより動画撮影をして取得した画像データを撮影画像データ記憶部280にデータベースとして格納して、管理する。
テレビ電話領域283は、カメラによりテレビ電話を撮影して取得した画像データを撮影画像データ記憶部280にデータベースとして格納して、管理する。
通信部285(画像送信部の一例)は、カメラ用制御コマンドを受信したカメラ用デバイスドライバ実行部240により制御されたカメラ装置230が出力した追尾対象の画像を、他の通信装置に送信する。例えば、テレビ画像として送信する。
図4は、カメラ付き携帯電話端末200において、カメラ装置230によるカメラ撮影時のディスプレイ220での画面遷移図の一例である。図4を使用して、カメラ装置230が被写体を追尾する場合のディスプレイ220の画面遷移を説明する。
画面300において、アプリケーション実行部250は、カメラ撮影にパン・チルト・ズーム可能なカメラ装置230を使用した自動追尾機能を使用するかどうかをユーザに問い合わせる。自動追尾機能を使用しない場合、通常の固定カメラによる撮影を行う。
画面310は、画面300においてユーザが自動追尾機能を使用することを選択した後に表示される画面である。この画面310は、自動追尾させる撮影対象(追尾対象)をユーザに決定させる。ディスプレイ220が画面310のような画像を表示する。この場合、追尾対象受付部266がユーザに撮影対象(追尾対象)の決定を促し、ユーザが決定したディスプレイ220が表示した被写体の画像をカメラ装置230に追尾させる追尾対象として受け付ける。撮影対象を決定する場合、画面310に表示される枠(画面310の破線の枠)の大きさは可変とし、枠内を撮影対象(追尾対象)とする。また、ディスプレイ220がタッチパネル方式である場合、映っている画面において撮影対象部分を囲むことにより撮影対象(追尾対象)を決定してもよい。
画面320は、画面310において撮影対象を決定した後に表示される画面である。画面320は、撮影が開始されることをユーザに促す。
画面330は、撮影を開始してからの画面であり、撮影の状態に応じて画面331〜画面336に分けられる。また、カメラ撮影中は、停止ボタンを押下することで撮影を中断することができる。
画面331は、撮影開始直後の画面である。以下、画面332〜画面336を参照して、カメラ装置230による自動追尾を説明する。
まず、カメラ装置230が「パン」を制御されることにより、自動追尾を行なう場合を説明する。なお、以下ではパン、チルト、ズームダウン、ズームアップの個々について説明するが、これらは個々に制御されても構わないし、パンとチルトの組み合わせ、パンとズームの組み合わせ、チルトとズームの組み合わせ、パンとチルトとズームの組み合わせのいずれの組み合わせで制御されても構わない。
(1)画面332は、撮影が開始されてから、撮影対象が水平方向に移動した場合を示す画面である。
(2)カメラ画像認識処理部265は、前回取得した画面331の画像と現在の画面332の画像に対して画像処理を行い、撮影対象の移動量の検出を行う。
(3)カメラ画像認識処理部265は、この移動量をメイン制御部261を介してカメラ制御用コマンド処理部262へ送る。
(4)カメラ制御用コマンド処理部262のコマンド作成部263は、受信した移動量から撮影対象が水平方向(右方向)へ移動したと認識し、右方向への「移動ベクトル量」を指定するカメラ用制御コマンドを生成し、カメラ用デバイスドライバ実行部240に送る。
(5)カメラ用デバイスドライバ実行部240は、受信した「右方向への移動ベクトル量」に基づくカメラ制御用コマンドに従って、カメラ装置230を制御(パン)する。これにより自動追尾を行なうことができ、画面336のように撮影対象を捉えることができる。
次に、チルトについて説明する。
(1)画面333は、撮影が開始されてから、撮影対象が垂直方向に移動した場合を示す画面である。
(2)カメラ画像認識処理部265は、前回取得した画面331の画像と画面333の現在の画像に対して画像処理を行い、撮影対象の移動量の検出を行う。
(3)前記の画面332の場合と同様に、カメラ画像認識処理部265は、検出した移動量をメイン制御部261を介してカメラ制御用コマンド処理部262へ送る。
(4)カメラ制御用コマンド処理部262のコマンド作成部263は、受信した移動量から撮影対象が垂直方向(下方)へ移動したと認識し、「移動ベクトル量」を指定するカメラ用制御コマンドを生成し、カメラ用デバイスドライバ実行部240に送る。
(5)カメラ用デバイスドライバ実行部240は、受信した「垂直方向への移動ベクトル量」に基づくカメラ制御用コマンドに従って、カメラ装置230を制御(チルト)する。これにより自動追尾を行なうことができ、画面336のように撮影対象を捉えることができる。
次に、ズームダウンする場合について説明する。
(1)画面334は、撮影が開始されてから、撮影対象がカメラの方へ移動(カメラ側へ接近)したときの画面である。
(2)カメラ画像認識処理部265は、前回取得した画面331の画像と画面334の現在の画像に対して画像処理を行い、撮影対象の移動量の検出を行う。
(3)前記の画面332の場合と同様に、カメラ画像認識処理部265は、検出した移動量をメイン制御部261を介してカメラ制御用コマンド処理部262へ送る。
(4)カメラ制御用コマンド処理部262のコマンド作成部263は、受信した移動量から撮影対象が拡大したと認識し、「縮小ズーム量」を指定するカメラ用制御コマンドを生成し、カメラ用デバイスドライバ実行部240に送る。
(5)カメラ用デバイスドライバ実行部240は、受信したカメラ制御用コマンドに従って、カメラ装置230を制御(縮小ズーム)する。これにより自動追尾を行なうことができ、画面336のように撮影対象を捉えることができる。
次に、ズームアップする場合について説明する。
(1)画面335は、撮影が開始されてから、撮影対象がカメラから遠ざかった場合の画面である。
(2)カメラ画像認識処理部265は、前回取得した画面331の画像と画面335の現在の画像とに対して画像処理を行い、撮影対象の移動量の検出を行う。
(3)前記の画面332の場合と同様に、カメラ画像認識処理部265は、検出した移動量をメイン制御部261を介してカメラ制御用コマンド処理部262へ送る。
(4)カメラ制御用コマンド処理部262のコマンド作成部263は、受信した移動量から撮影対象が縮小したと認識し、「拡大ズーム量」を指定するカメラ用制御コマンドを生成し、カメラ用デバイスドライバ実行部240に送る。
(5)カメラ用デバイスドライバ実行部240は、受信したカメラ制御用コマンドに従って、カメラ装置230を制御(拡大ズーム)する。これにより自動追尾を行なうことができ、画面336のように撮影対象を捉えることができる。
画面336は、画面332〜画面335のように撮影対象が移動しても、撮影対象を自動的に追尾していることを表している。
次に、図5を使用してカメラ付き携帯電話端末200のカメラ装置230による自動追尾の動作を説明する。図5は、実施の形態1におけるカメラ付き携帯電話端末200におけるアプリケーション実行部250が各構成要素を制御する動作を示すフローチャートである。
S400において、アプリケーション実行部250のアプリケーションが起動して静止画撮影、あるいは動画撮影、あるいはテレビ電話機能を開始する。また、アプリケーションを開始する前、カメラ装置230を利用したアプリケーション起動中に、撮影対象(人物、物体)を自動追尾機能の対象として選択可能とする。以下では自動追尾機能を使用する場合について説明する。
(1)S401において、ユーザは、撮影開始前に、どの撮影対象(人物、物体)を自動追尾するか(追尾対象とするか)どうかを決定する。図4の説明でも述べたように、撮影対象(人物、物体)の決定方法としては、アプリケーションによって異なるが、たとえば図3のディスプレイ220がタッチパネル方式である場合は、撮影対象とする部分をタッチパネル上で囲うことで決定できる。このように、追尾対象受付部266は、ディスプレイ220が表示した被写体の画像をカメラ装置230に追尾させる追尾対象としてユーザから受け付ける。
(2)S402において、カメラ装置230が自動追尾機能を使用した撮影を開始する。
(3)S403において、カメラ画像認識処理部265は、カメラ装置230から撮影画像を取得する。この場合、取得する画像は、一時的に画像蓄積RAM267に蓄積される。
(4)S404において、カメラ画像認識処理部265は、取得したカメラ撮影画像を画像蓄積RAM267から入力し画像認識処理を行う。
(5)S405においては、カメラ画像認識処理部265は、図4で述べたように、前回の取得したカメラ画像のデータと今回取得したカメラ画像のデータとを比較して、画像処理により前回のカメラ撮影画像からの移動量を求める。
(6)S406において、カメラ画像認識処理部265は、前回と今回のカメラ撮影画像データとの比較において、撮影対象が移動したと判断した場合、S407以降の処理を行う。また、撮影対象が移動していないと判断した場合は、繰り返しカメラ撮影画像取得処理を行う。
(7)S407は、カメラ画像認識処理部265が、撮影対象は移動したと判断した場合の処理である。コマンド作成部263は、パン・チルト・ズーム可能なカメラを制御するために、カメラ画像認識処理部265による画像認識処理の結果(移動量)から、パン・チルト・ズームに対するそれぞれの制御量を計算する。
(8)S408において、コマンド作成部263は、計算されたパン・チルト・ズームに対するそれぞれの制御量を制御コマンドとしてカメラ装置230(カメラ用デバイスドライバ実行部240)に送信する。
(9)S409において、アプリケーション実行部250は、撮影を終了したかどうかを判断する。アプリケーション実行部250は、撮影を終了する場合は410の処理を行い終了させる。
(10)S410は、S400において起動された静止画撮影/動画撮影/テレビ電話のアプリケーションを終了するための処理である。
次に、図6を用いてカメラ装置230が自動追尾を行なう場合の各モジュールのシーケンスを説明する。図6は、カメラ装置230が自動追尾機能を行う場合のモジュール間の処理の流れを示したシーケンスである。S500において、アプリケーション実行部250のアプリケーションが起動し、撮影対象(追尾対象)を決定するまでの処理を行う。
(1)S501において、アプリケーション実行部250からメイン制御部261に対して「撮影開始要求」を行う。
(2)S502において、メイン制御部261は撮影が開始されると、カメラ撮影している画像をカメラ用デバイスドライバ実行部240に要求する。
(3)S503において、カメラ用デバイスドライバ実行部240は、S502にて要求されたカメラ撮影画像データをメイン制御部261に引き渡す。
(4)S504で、メイン制御部261は、S503で取得したカメラ撮影画像データに対して画像処理をさせるために、カメラ画像認識処理部265に画像認識処理の要求を行う。
(5)S505において、カメラ画像認識処理部265は、図4、図5で述べたような画像認識処理を行う。
(6)S506において、カメラ画像認識処理部265は、S504の要求に対して、画像認識処理結果(移動量)をメイン制御部261に応答する。
(7)S507において、メイン制御部261は、S506にて取得した画像認識処理結果(移動量)を元に、カメラ制御用コマンド処理部262にカメラ制御用コマンド作成要求を行う。
(8)S508において、カメラ制御用コマンド処理部262(コマンド作成部263)は、メイン制御部261からのカメラ制御用コマンド作成要求に応答するため、カメラ装置230を制御するための制御量を算出する処理を行う。
(9)S509において、カメラ制御用コマンド処理部262(コマンド作成部263)は、S508で算出した制御量をもとにカメラ制御コマンドの作成処理を行う。
(10)S510において、カメラ制御用コマンド処理部262(コマンド作成部263)は、メイン制御部261からのカメラ制御コマンド作成要求に対して作成した結果(コマンド)を応答する。
(11)S511において、メイン制御部261は、S510でコマンド作成部263により作成されたカメラ制御コマンドをカメラ用デバイスドライバ実行部240に送信する。
(12)S512において、カメラ用デバイスドライバ実行部240は、メイン制御部261から送信されたカメラ制御コマンドに対する応答を返す。また、カメラ用デバイスドライバ実行部240は、受信したカメラ制御用コマンドに従ってカメラ装置230に対して、パン、チルト、ズームの少なくともいずれかの動作による制御を実施する。
基本的な処理の流れはS502〜S512の繰り返しである。また、撮影途中にユーザから中断要求を受けた場合は、S513の終了判定処理が行われ、S514のアプリケーション終了処理が実行される。
通信部285は、カメラ用制御コマンドを受信したカメラ用デバイスドライバ実行部240により制御されたカメラ装置230が出力した追尾対象の画像を、他の通信装置に送信する。この場合、カメラ装置230の出力した画像は、カメラ用デバイスドライバ実行部240からカメラ動作制御部260を介して撮影画像データエンジン部270に送られる。そして、送られた画像データは符号化部271により符号化され、撮影画像データ記憶部280に送られて記憶される。撮影画像データ記憶部280に記憶された画像データは、通信部285から他の通信装置に送信される。また、通信部285は、カメラ用デバイスドライバ実行部240により制御されたカメラ装置230が出力した追尾対象の画像を、撮影画像データ記憶部280から読み込み、静止画像と動画像(テレビ電話画像をも含む)とのいずれかとして他の通信装置に送信する。
実施の形態1のカメラ付き携帯電話端末200は、追尾対象を受け付ける追尾対象受付部266と、追尾対象の移動量を検出するカメラ画像認識処理部265と、カメラ画像認識処理部265が検出した移動量に基づきカメラ装置230の制御コマンドを作成するコマンド作成部263とを備えたので、追尾対象として受け付けた被写体を自動的に追尾することができる。
実施の形態1のカメラ付き携帯電話端末200は、カメラ装置230がパン、チルト、ズームのいずれも可能であるので、制御用コマンドを受信したカメラ用デバイスドライバ実行部240からの制御をうけることにより被写体を追尾することができる。
実施の形態1のカメラ付き携帯電話端末200は、自動追尾の制御がされたカメラ装置230の出力した画像を送信する通信部285を備えたので、カメラや携帯電話の向きを気にすることなくテレビ電話をすることができる。
実施の形態2.
図7〜図16を用いて実施の形態2を説明する。図7は、実施の形態2の基本構成を示す。ユーザAとユーザBとがテレビ電話通信を行なっている。ユーザAは、カメラ付き携帯電話端末200aを有している。また、ユーザBは、カメラ付き携帯電話端末200bを有している。以下、ユーザAを「接続元」、ユーザAのカメラ付き携帯電話端末200aを「接続元端末200a」と呼ぶ場合がある。ユーザBを「接続先」、ユーザBのカメラ付き携帯電話端末200bを「接続先端末200b」と呼ぶ場合がある。
実施の形態2は、テレビ電話通信を行なう場合に、自己の携帯電話のカメラ装置に自分自身を追尾させ、あるいは、自身の携帯電話から通話相手の携帯電話のカメラ装置に、通話相手を自動追尾させる実施形態である。
図8は、実施の形態2の「接続元端末200a」の構成を示す。接続先端末200bの構成は、接続元端末200aと同様である。
接続元端末200aの構成は、図3に示したカメラ付き携帯電話端末200と同様であるが、図に示すように、図3のカメラ付き携帯電話端末200に対して、自動追尾設定許可データ291を格納する端末設定記憶部290を備え、アプリケーション実行部250と端末設定記憶部290とにより判定部295を構成している。これらにつては後述する。
次に、図9を用いて、テレビ電話通信を行なう場合に、自己の携帯電話のカメラ装置に自分自身を追尾させる場合を説明する。図7において、ユーザAが自己の接続元端末200aに自分を自動追尾させる場合である。
画面600は、接続元端末200aの自動追尾機能が無効状態(OFF)におけるテレビ電話中の画面である。例えば図1に示したような通話終了ソフトキー105を押下することによって、テレビ電話の機能を終了することができる。メニューキーを押下することで画面610に遷移する。画面600には、ユーザBの映像が大きく表示されている。また、画面600の左下にはユーザAの映像が表示されている。
画面610は、画面600においてメニューキーが押下されたことによりサブメニューが開かれた画面である。サブメニューから「XX. 自動追尾機能設定」を押下することによって、自分(ユーザA)を追尾させる「自動追尾機能」を有効にしてテレビ電話を行っている状態に遷移する。
画面620は、テレビ電話中に自動追尾機能が有効(ON)になっている状態を示す。画面620の矢印621が示すように「自分:自動追尾ON」となっている。画面600、610では「自分:自動追尾OFF」である。このようにユーザAは接続元端末200aにより、自分自身を追尾させることができる。自動追尾機能が有効(「自分:自動追尾ON」)になると、図4に示した画面330のような自動追尾を行いながら、テレビ電話をすることが可能になる。また、メニューキーを押下することにより、サブメニューを表示させ、画面630に遷移する。
画面630は、画面620においてメニューキー押下によりサブメニューが開かれた状態の画面である。「YY. 自動追尾機能解除」を選択することによって、テレビ電話中に自分を追尾させる機能である「自動追尾機能」を解除することができる。解除すると画面600に遷移する。
次に、図7〜図16を用いて、ユーザAの接続元端末200aから接続先端末200bに追尾要求を送信することにより、接続先端末200bにユーザBを自動追尾させて、自動追尾させたユーザBの映像を接続元端末200aが受信する場合を説明する。すなわち、ユーザAは、テレビ電話中に自己の接続元端末200aからユーザBの接続先端末200bに対して自動追尾機能の有効(ON)/無効(OFF)を制御することで、テレビ電話中の相手であるユーザBの映像を自動追尾して、自己の接続元端末200aにユーザBの自動追尾による映像を送信させる。
まず、図7、図8を参照して、ユーザA、Bによるテレビ電話中に、ユーザAがユーザBの接続先端末200bに自動追尾要求を送信する概略を説明する。なお、接続元端末200aと接続先端末200bとの構成要素を区別するため、接続元端末200aの要素に「a」を付し、接続先端末200bの要素に「b」を付す。
(1)ユーザA、ユーザBは、自動追尾機能を使用せず、テレビ電話通信をしている。通信部285b(画像送信部の一例)は、カメラ装置230bの出力したユーザBの画像をユーザAの接続元端末200aに送信する。
(2)接続元端末200aがユーザBの画像を受信すると、ユーザAは、ユーザBを追尾対象として自動追尾を求める自動追尾要求を接続元端末200aにより接続先端末200bに送信する。
(3)通信部285b(追尾要求受信部の一例)は、接続元端末200aからの自動追尾要求を受信する。
(4)カメラ画像認識処理部265b(移動量検出部の一例)は、通信部285bが受信した自動追尾要求に係る追尾対象(ユーザB)の画像をカメラ装置230bから順次入力し、順次入力したユーザBの画像からユーザBの移動量を検出する。
(5)コマンド作成部263bは、カメラ画像認識処理部265bが検出した追尾対象の移動量に基づいて、カメラ装置230bにユーザBを追尾させるためのカメラ制御用コマンドを作成する。
(6)カメラ用デバイスドライバ実行部240b(追尾カメラ制御部の一例)は、コマンド作成部263bが作成したカメラ制御用コマンドを入力し、入力したカメラ制御用コマンドに従ってカメラ装置230bに追尾対象であるユーザBを追尾させる制御を行なう。
(7)通信部285b(画像送信部の一例)は、カメラ用デバイスドライバ実行部240bにより制御されたカメラ装置230bが出力したユーザBの画像を追尾要求を送信した接続元端末200aに送信する。
ユーザBは、ユーザAの接続元端末200aから自動追尾機能の有効(ON)の制御を受ける前提として、接続元端末200aからの自動追尾制御を許可するかどうかを、あらかじめ接続先端末200bに設定できる。ユーザBが接続先端末200bに「許可」の設定をした場合にのみ、ユーザAは接続元端末200aから接続先端末200bにユーザBの自動追尾の制御を行なうことができる。
図10は、接続先端末200bにおいて、接続元端末200aからの自動追尾要求を受信した場合に、自動追尾を許可するか禁止するかの設定の画面遷移を示す。この設定機能を有することによって、ユーザBが接続先端末200bにおける画面720において「いいえ」を選択した場合、接続元端末200aからの自動追尾要求に対して、接続先端末200bは「拒否」する。
画面700は、ユーザBの接続先端末200bにおける機能設定一覧の画面である。ユーザBが「X. テレビ電話設定」を選択することによって、画面710に遷移する。ユーザBが「戻る」を選択することによって、遷移元に戻ることができる。
画面710は、テレビ電話の項目についての設定一覧である。ユーザBが『X. 追尾許可』を選択することによって、画面720に遷移する。『戻る』を選択することによって、画面710に戻ることができる。
画面720は、テレビ電話中に接続先端末200bにおいてユーザAからの自動追尾機能の制御を許可するかどうかを選択するダイアログである。ユーザBが『はい』を選択することによって、テレビ電話中にユーザAからの自動追尾設定を有効にする(ONにする)ことができる。『いいえ』を選択すると、それが無効(許可しない)に設定される。『戻る』を選択した場合は、画面710に戻る。
図11を用いて、図10の画面遷移に対応する接続先端末200bの各構成要素の動作を説明する。図11は、ユーザBが接続元端末200aからの自動追尾を認めるか禁止するかの設定を行なう際の、構成要素間のシーケンスである。S1101〜S1107は、「許可」の設定の場合である。S1112〜S1117は、「禁止」の場合である。
まず、「許可」の場合を説明する。S1101で開始し、S1102においてユーザBにより「許可」が選択されたとする。S1103において、アプリケーション実行部250は「許可」が選択されたことを確認し、設定情報(許可)を端末設定記憶部290に格納する。S1104において、端末設定記憶部290では、この情報を自動追尾設定データ(この場合、許可)として保存する。そして、設定されたことが自動追尾設定応答として応答され(S1105)、端末設定記憶部290を介してアプリケーション実行部250に自動追尾設定応答(S1106)が送られ、「許可」の設定が終了する(S1107)。
「禁止」の場合は、設定の内容が「禁止」であること以外は、上記の「許可」の場合と同様である。
次に、図12を用いて、ユーザAが接続先端末200bにユーザBを自動追尾させるために、自身の接続元端末200aを操作する場合を説明する。図12は、ユーザAの接続元端末200aにおいて、ユーザBの接続先端末200bの自動追尾機能を設定するまでの画面遷移の一例を示す図である。
画面800は、テレビ電話中の接続元端末200aの画面である。接続元端末200a、接続先端末200bともに、自動追尾機能は使用しておらず無効(OFF)の状態である。
画面810は、ユーザAが、画面800においてメニューキーを選択したことにより、サブメニュー画面が表示された状態である。ユーザAが、このサブメニューから『XX.接続先自動追尾開始』を選択すると、接続元端末200aは、ユーザBの接続先端末200bの自動追尾機能が有効(ON)となることを要求するべく、接続先端末200bに自動追尾機能の開始要求を送信する。画面810に表示されているユーザBを追尾対象として決定する場合に、図4の画面310で説明したような枠などにより、ユーザBを接続先端末200bによる追尾対象として決定することができる。この決定の情報は、後述する図13のS912の自動追尾開始要求に含めて送信される。
画面820は、接続先端末200bが自動追尾の要求に応じた場合の接続元端末200aの画面である。ユーザAが画面810において自動追尾機能開始の要求を選択するとともに、接続先端末200bでは接続元端末200aからの自動追尾設定が許可に設定されていたため、自動追尾開始の要求に応じた結果の画面である、これ以降、ユーザBの接続先端末200bでは、自動追尾機能が開始される。
画面821は、画面810において自動追尾機能開始要求の結果、接続先端末200bにおいて自動追尾設定が「禁止」に設定されていたため、自動追尾開始要求に応じられなかった結果を示す画面である。これ以降、接続先端末200bでは、接続元端末200aからの要求に基づく自動追尾機能は開始されず、画面800の状態に戻る。
画面830は、画面820で接続先端末200bの自動追尾機能が開始された直後の画面である。接続先端末200bが自動追尾をしながらテレビ電話を行っている状態である。画面830の矢印831で示すように、画面830の「相手:自動追尾ON」となる。これによって、接続先端末200bが自動追尾をしながらテレビ電話を行っていることを示す。
画面840は、画面830において、メニューキーを選択することによって、サブメニュー画面が表示された状態である。このサブメニューから『XX.接続先自動追尾終了』を選択することによって、ユーザAは接続先端末200bによる自動追尾を終了させることができる。ユーザAが、テレビ電話中の接続先端末200bに自己の接続元端末200aから自動追尾機能の終了要求を送信すると、ユーザBの接続先端末200bの自動追尾機能が無効(OFF)となる。接続元端末200aが送信した「自動追尾機能の終了要求」が接続先端末200bにより正常に応答されると、画面800の状態に遷移する。
図13を用いて、図12で説明したうちの接続先端末200bにおいて、自動追尾をOFFからONとする場合を説明する。図12は、ユーザAが、テレビ電話中の相手であるユーザBの映像を接続先端末200bに自動追尾させる機能を、「無効な状態(OFF)」から「有効な状態(ON)」にするまでのフローチャートである。接続元端末200aは、テレビ電話を行っている携帯電話端末のうち、自動追尾設定の有効(ON)を要求する機能を備える。接続先端末200bは、テレビ電話を行っている携帯電話端末のうち、自動追尾設定の有効(ON)を要求され、結果に応じて自動追尾機能を有効(ON)にする機能を備える。
(1)S910において、接続元端末200aおよび接続先端末200bの間では、自動追尾機能を無効(OFF)にして、テレビ電話を行っている状態である。
(2)S911は、接続元端末200aのユーザAから『接続先自動追尾開始』が選択されることによって発生する非同期のイベントである。
(3)S912では、接続元端末200aがS911のようなユーザAからの「接続先自動追尾開始要求」(追尾要求の一例)を受けて、接続先端末200bに向けて自動追尾開始要求を行う。
(4)端末設定記憶部290は、自動追尾設定情報を持っている。「自動追尾設定情報」とは、図11で述べたように、接続先端末200bが接続元端末200aからの自動追尾要求を「許可」するか、あるいは「禁止」するかを示す情報である。
(5)S914において、接続元端末200aから接続先端末200bに向けた「自動追尾要求」に応じて、接続先端末200bは、端末設定記憶部290に、現在のテレビ電話中の接続元端末200aからの「自動追尾機能許可設定」を問い合わせる。
(6)S915において、S914によって問い合わせた結果の応答(自動追尾設定応答)が返される。この応答は接続元端末200aからの「自動追尾設定機能」が許可されているかどうかを示す。接続先端末200bは、接続元端末200aからの自動追尾の許可設定がされているかを判定し(S916)て、許可されている場合はS917のように自動追尾開始のための処理を行い、接続先端末200bが自動追尾機能を実施していることを示す表示を行う。また、自動追尾機能が許可されていない場合(S916のNO)は何も行わない。
(7)S918において、S917の処理の完了後、接続元端末200aに向けて、S912の「自動追尾開始要求」に対する応答を行う。接続元端末200aは、S918の応答に応じて、自動追尾設定が許可されており応答が成功したかどうかを判定する(S919)。成功であった場合は、接続元端末200aにおいて、相手の接続先端末200bが自動追尾機能を実施していることを示す表示を行い、S920のように接続先端末200bの自動追尾機能を有効にしてテレビ電話を続行する。また、失敗した場合は、S910のように、接続先端末200bの自動追尾機能を無効(OFF)にして、テレビ電話を続行する。
図14は、図13のフローを接続先端末200bの構成要素のシーケンスとして示した図である。図14を参照して接続先端末200bがユーザBを自動追尾する場合の、構成要素のシーケンスを説明する。
(1)S1201において、接続先端末200bの自動追尾機能が「OFF」の状態で、ユーザAとユーザBがテレビ電話を行なっている。
(2)S1202において、接続元端末200aのアプリケーション実行部250が「接続先自動追尾開始」を受け付ける。
(3)S1203において、接続元端末200aのアプリケーション実行部250が、受け付けた「接続先自動追尾開始」に応答して、接続先端末200bに「自動追尾開始要求」を送信する。
(4)S1204において、接続先端末200bのアプリケーション実行部250は、「自動追尾開始要求」を受信すると、端末設定記憶部290に「自動追尾設定の要求」を送信する。
(5)S1205において、端末設定記憶部290は、「自動追尾設定の要求」に応答して、「自動追尾設定の応答」をアプリケーション実行部250に返す。これによりアプリケーション実行部250は、接続元端末200aからの自動追尾にたいして、「許可」あるいは「禁止」のいずれが設定されているのかを知る。
(6)S1206において、アプリケーション実行部250は、自動追尾設定が許可されているかを判定する。許可されている場合はS1208に進み、許可されていない場合は、S1207に進む。
(7)S1207において、アプリケーション実行部250が、S1203における「自動追尾開始要求」への応答として、接続元端末200aに、「自動追尾開始応答」(禁止:自動追尾を許可しない内容)を返す。
(8)S1208において、アプリケーション実行部250が、「自動追尾開始要求」をカメラ動作制御部260に送信する。
(9)S1209において、カメラ動作制御部260が「自動追尾開始要求」の応答として、「自動追尾開始準備完了」をアプリケーション実行部250に返信する。
(10)S1210において、接続先端末200bのアプリケーション実行部250は、「自動追尾開始準備完了」を受信すると、接続元端末200aに向けて、S1203における「自動追尾開始要求」への応答として、「自動追尾開始応答」(自動追尾を許可する内容)を接続元端末200aに送信する。
(11)S1211において、接続元端末200aのアプリケーション実行部250は、S1207あるいはS1210において接続先端末200bが送信した「自動追尾開始応答」を受信し内容を判定する。自動追尾を「許可」の場合はS1212へ進み。自動追尾を「禁止」の場合はS1201へ戻る。
次に図15を参照して、接続元端末200aが接続先端末200bに自動追尾をさせてテレビ電話をしている場合に、接続元端末200aから接続先端末200bに対して自動追尾の終了を要求して、自動追尾を終了させる場合を説明する。
図15は、接続元端末200aにより接続先端末200bに自動追尾させている設定を、有効な状態(ON)から無効な状態(OFF)にするフローチャートである。接続元端末200aは、テレビ電話を行っている携帯電話端末のうち、自動追尾設定の無効(OFF)を要求する機能を持っている。接続先端末200bは、テレビ電話を行っている携帯電話端末のうち、自動追尾設定の無効(OFF)を要求され、結果に応じて自動追尾機能を無効(OFF)にする機能を持っている。
(1)S1010において、接続元端末200aおよび接続先端末200bの間では自動追尾機能を有効(ON)にして、テレビ電話を行っている。
(2)S1011は、接続元端末200aのユーザAから『接続先自動追尾終了』が選択されることによって発生する非同期のイベントである。
(3)S1012のように、接続元端末200aは、S1011のユーザAからの「接続先自動追尾終了」を受けて、接続先端末200bに「自動追尾終了要求」を送信する。
(4)S1012の要求を受けて、接続先端末200bは、自動追尾機能の終了処理を行う(S1013)。終了処理が完了すると、接続先端末200bは、接続元端末200aにS1012の「自動追尾終了要求」に対する応答である「自動追尾終了応答」を送信し、接続先200bにおける自動追尾機能が無効(OFF)になっていることを表示する。
(5)S1014の「自動追尾終了応答」を受けて、接続元端末200aは、接続先端末200bの自動追尾機能が無効(OFF)になっていることを表示し(例えば、図12の画面830の矢印831の部分がOFFの表示となる)、テレビ電話を続行する。
(6)これによって、S1015のように、接続元端末200aと接続先端末200bとの間が、自動追尾機能を無効(OFF)の状態でテレビ電話が行われている状態に移行する。
図16は、図15のフローを接続先端末200bの構成要素のシーケンスとして示した図である。図16を参照して接続先端末200bが接続元端末200aから「追尾終了要求」を受信した場合の、構成要素のシーケンスを説明する。
(1)S1301において、接続先端末200bの自動追尾機能が「ON」の状態で、ユーザAとユーザBがテレビ電話を行なっている。
(2)S1302において、接続元端末200aのアプリケーション実行部250がユーザAから「接続先自動追尾終了」を受け付ける。
(3)S1303において、接続元端末200aのアプリケーション実行部250が、受け付けた「接続先自動追尾終了」に応答して、接続先端末200bに「自動追尾終了要求」を送信する。
(4)S1304において、接続先端末200bのアプリケーション実行部250は、「自動追尾終了要求」を受信すると、接続先(接続先端末200b)の自動追尾機能が有効(ON)かどうかを判定する。有効(ON)の場合S1306に進み,無効(OFF)の場合、S1305に進む。
(5)無効(OFF)の場合はS1305において、接続先端末200bのアプリケーション実行部250が、S1303における「自動追尾終了要求」への応答として、接続元端末200aに、「自動追尾終了応答」(未設定終了:もともと自動追尾の設定がONになっていなかったことを示す内容)を返す。
(6)有効(ON)の場合はS1306において、アプリケーション実行部250が、「自動追尾終了要求」をカメラ動作制御部260に送信する。
(7)S1307において、カメラ動作制御部260が「自動追尾終了要求」の応答として、「自動追尾終了要求完了」をアプリケーション実行部250に返信する。
(8)S1308において、接続先端末200bのアプリケーション実行部250は、「自動追尾終了要求完了」を受信すると、接続元端末200aに向けて、S1303の「自動追尾終了要求」への応答として、「自動追尾終了応答」(正常終了:自動追尾を終了する内容)を送信する。
(9)S1309において、接続元端末200aのアプリケーション実行部250は、自動追尾の設定状態を終了する。
実施の形態2のカメラ付き携帯電話端末200bは、他の通信装置から追尾要求を受信する通信部285と、通信部285が受信した追尾要求に係る被写体の移動量を検出するカメラ画像認識処理部265と、カメラ画像認識処理部265が検出した移動量に基づきカメラ装置230の制御コマンドを作成するコマンド作成部263とを備えたので、他の通信装置から自動追尾の制御を受けることができる。
実施の形態2のカメラ付き携帯電話端末200bは、予め設定された条件に基づいて、追尾要求を認めるかどうかを判定する判定部295を備えたので、設定に応じて追尾要求を許可、あるいは禁止することができる。
実施の形態1における、カメラ付き携帯電話端末200の外観(表側)を示す。 実施の形態1における、カメラ付き携帯電話端末200の外観(裏側)を示す。 実施の形態1における、カメラ付き携帯電話端末200の構成を示す。 実施の形態1における、追尾する場合の画面遷移を示す。 実施の形態1における、追尾の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における、追尾の動作を示す構成要素間のシーケンスを示す。 実施の形態2における、システム構成を示す。 実施の形態2における、カメラ付き携帯電話端末200aの構成を示す。 実施の形態2における、ユーザAが自身を追尾させる場合の画面遷移を示す。 実施の形態2における、ユーザBによる追尾許可設定の画面遷移を示す。 実施の形態2における、ユーザBによる追尾許可設定のシーケンスを示す。 実施の形態2における、ユーザAがユーザBの接続先端末200bにユーザBを自動追尾させる場合の、接続元端末200aの画面遷移を示す。 実施の形態2における、ユーザAがユーザBの接続先端末200bにユーザBを自動追尾させる場合の、フローチャートである。 実施の形態2における、接続元端末200aの要求により接続先端末200bがユーザBを自動追尾する場合のシーケンスである。 実施の形態2における、接続先端末200bがユーザBの自動追尾を終了するフローチャートである。 実施の形態2における、接続先端末200bがユーザBの自動追尾を終了するシーケンスである。
符号の説明
A,B ユーザ、101 操作部、102 表示部、103 カーソルキー、104 ファンクションキー、105 ソフトキー、106 第1カメラ装置、107 マイク、108 スピーカ、111 第2カメラ装置、200 カメラ付き携帯電話端末、200a 接続元端末、200b 接続先端末、210 キー入力装置、220 ディスプレイ、230 カメラ装置、240 カメラ用デバイスドライバ実行部、250 アプリケーション実行部、260 カメラ動作制御部、261 メイン制御部、262 カメラ制御用コマンド処理部、263 コマンド作成部、264 コマンド応答解析部、265 カメラ画像認識処理部、266 追尾対象受付部、267 画像蓄積RAM、270 撮影画像データエンジン部、271 符号化部、272 復号化部、280 撮影画像データ記憶部、281 静止画領域、282 動画領域、283 テレビ電話領域、285 通信部、290 端末設定記憶部、291 自動追尾設定許可データ、295 判定部。

Claims (6)

  1. 撮影機能を備えた携帯通信端末において、
    被写体の画像を出力するとともに、制御を受けることにより被写体を追尾可能な追尾カメラ装置と、
    前記追尾カメラ装置が出力した被写体の画像を表示する表示部と、
    前記表示部が表示した被写体の画像を前記追尾カメラ装置に追尾させる追尾対象として受け付ける追尾対象受付部と、
    前記追尾対象受付部が受け付けた追尾対象の画像を前記追尾カメラ装置から順次入力し、順次入力した追尾対象の画像から追尾対象の移動量を検出する移動量検出部と、
    前記移動量検出部が検出した追尾対象の移動量に基づいて、前記追尾カメラ装置に追尾対象を追尾させる制御を行う追尾カメラ制御部と
    を備えたことを特徴とする携帯通信端末。
  2. 前記携帯通信端末は、さらに、
    前記追尾カメラ制御部により制御された前記追尾カメラ装置が出力した追尾対象の画像を他の通信装置に送信する画像送信部
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
  3. 撮影機能を備えた携帯通信端末において、
    被写体の画像を出力するとともに、制御を受けることにより被写体を追尾可能な追尾カメラ装置と、
    前記追尾カメラ装置が出力した被写体の画像を他の通信装置に送信する画像送信部と、
    前記画像送信部が送信した被写体の画像を受信した前記他の通信装置から被写体を追尾対象として前記追尾カメラ装置により追尾することを求める追尾要求を受信する追尾要求受信部と、
    前記追尾要求受信部が受信した追尾要求に係る追尾対象の画像を前記追尾カメラ装置から順次入力し、順次入力した追尾対象の画像から追尾対象の移動量を検出する移動量検出部と、
    前記移動量検出部が検出した追尾対象の移動量に基づいて、前記追尾カメラ装置に追尾対象を追尾させる制御を行う追尾カメラ制御部と
    を備え、
    前記画像送信部は、
    前記追尾カメラ制御部により制御された前記追尾カメラ装置が出力した追尾対象の画像を追尾要求を送信した前記他の通信装置に送信することを特徴とする携帯通信端末。
  4. 前記携帯通信端末は、さらに、
    あらかじめ設定された条件に基づいて、前記追尾要求受信部が受信した追尾要求を認めるかどうかを判定する判定部を備え、
    前記移動量検出部は、
    前記判定部が追尾要求を認めると判定した場合にのみ、追尾対象の移動量を検出することを特徴とする請求項3記載の携帯通信端末。
  5. 前記追尾カメラ装置は、
    制御を受けることによりパンとチルトとズームとの少なくともいずれかが可能であり、
    前記追尾カメラ制御部は、
    前記移動量検出部が検出した追尾対象の移動量に基づいて、前記追尾カメラ装置に対してパンとチルトとズームとの少なくともいずれかの制御を行なうことを特徴とする請求項1または2または3のいずれかに記載の携帯通信端末。
  6. 前記画像送信部は、
    前記追尾カメラ制御部により制御された前記追尾カメラ装置が出力した追尾対象の画像を静止画像と動画像とのいずれかとして前記他の通信装置に送信することを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載の携帯通信端末。
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