JP2006350929A - モーションコントローラ、通信制御モジュール、制御装置、及び制御方法 - Google Patents

モーションコントローラ、通信制御モジュール、制御装置、及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 制御の負荷を軽減する。
【解決手段】 データの入出力を制御するマンマシンコントローラ及び制御対象物の動作を制御するサーボコントローラとデータの送受信を行うモーションコントローラにおいて、前記マンマシンコントローラからの制御データを入力するI/F制御部と、前記I/F制御部からの制御データに基づいて、前記サーボコントローラを制御するための信号処理を行う信号処理部と、前記I/F制御部及び前記信号処理部からデータの読み書きを行うためのデュアルポートメモリとを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、モーションコントローラ、通信制御モジュール、制御装置、及び制御方法に関し、特に制御の負荷を軽減するためのモーションコントローラ、通信制御モジュール、制御装置、及び制御方法に関する。
従来から、産業用多軸コントローラや加工機コントローラ等において、複数のモータの制御、監視を容易に行うために、ユーザが指令値を入力したり、状態値をモニタリングするためのマンマシンコントローラと、実際のモータ等の動きを制御するためのモーションコントローラとを備えた制御装置を用いる技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
なお、これらのコントローラに要求される機能、性能の違いから、通常、上述したコントローラは、加工機本体とは別体で構成されているものが多い。そのため、コントローラ間には指令値や現在値、状態情報等を通信するための手段が必要となる。従来では、一般的なRS232C等のシリアル通信や、データ幅を限定したパラレル通信が用いられている。
ここで、上述したコントローラを有する制御装置の構成と動作について図を用いて説明する。図1は、コントローラを有する制御装置全体の概略構成の一例を示す図である。
図1に示す制御装置10は、マンマシンコントローラ11と、モーションコントローラ12と、サーボコントローラ13−1〜13−nと、モータ14−1〜14−nを有するよう構成されている。
図1に示すマンマシンコントローラ11は、ユーザからの指令値等の入力や各構成部の状態のモニタリング等のユーザとのインターフェースの制御を行う。また、モーションコントローラ12は、マンマシンコントローラ11から送られる指令値等の入力情報に基づいてモータ14−1〜14−nの軌道生成や、各軸のモータ全体の制御演算を行う。また、モーションコントローラ12は、各サーボコントローラ13−1〜13−nから状態(正常、異常等)を示す信号を受信し、マンマシンコントローラ11に出力する。
また、サーボコントローラ13は、モーションコントローラからの制御データに基づいて、実際に制御される機器(制御対象物)を動作させるための電流制御やトルク制御等の制御演算を行う。なお、図1では、各サーボコントローラ13−1〜13−nのそれぞれに対応した各軸のモータ14−1〜14−nの制御演算を行う。また、サーボコントローラ13は、演算された制御データをモータ14に出力する。モータ14は、対応するサーボコントローラ13−1〜13−nからの制御データに基づいて各軸の駆動等を行う。また、モータ14は、状態情報を所定の時間周期毎又は所定の動作をトリガーとしてサーボコントローラ13に出力する。
次に、マンマシンコントローラ11及びモーションコントローラ12における通信インターフェースについて図を用いて説明する。図2は、従来のマンマシンコントローラ及びモーションコントローラにおける通信インターフェースを説明するための一例を示す図である。図2において、マンマシンコントローラ11は、アプリケーション21と、I/F(インターフェース)コントローラ22とを有するよう構成されている。また、モーションコントローラ12は、I/Fコントローラ23と、CPU24、記憶手段としてのRAM(Random Access Memory)25とを有するよう構成されている。
図2において、アプリケーション21は、ユーザが機器を制御するための制御等を行うためのインターフェース機能を持ち、ユーザから入力された指令値等を制御信号(制御データ)としてI/Fコントローラ22に送信する。また、I/Fコントローラ22は、モーションコントローラ12にあるI/Fコントローラ23との通信制御を行う。また、I/Fコントローラ22は、アプリケーション21からデータや通信命令等を受けると、RS−232C等のシリアル通信26を介してデータをモーションコントローラ12に出力する。また、I/Fコントローラ22は、シリアル通信26を介してモーションコントローラ12から受信したデータをアプリケーション21に出力する。
また、モーションコントローラ12にあるI/Fコントローラ23は、マンマシンコントローラ11からの制御信号を受信する。CPU24は、マンマシンコントローラ11からの制御信号に基づいて、各サーボコントローラ13−1〜13−nに対する電流制御やトルク制御等の制御データを生成する。また、RAM25は、I/Fコントローラ23により送受信され、またCPU24において信号処理される制御データを保存する。なお、RAM25は、モーションコントローラの状態や処理結果、それらの履歴等を保存することもできる。
ここで、図3は、マンマシンコントローラの詳細な機能構成の一例を示す図である。図3に示すマンマシンコントローラ11は、アプリケーション21として、メイン処理部31と、通信制御部32とを有するよう構成されている。また、I/Fコントローラ22は、汎用I/F33と、入出力装置ドライバ34と、LAN(Local Area Network)ドライバ35と、シリアル通信ドライバ36と、入出力装置37と、LANコントローラ38と、USB(Universal Serial Bus)コントローラ39と、シリアル通信コントローラ40とを有するよう構成されている。
ここで、汎用I/F33、入出力装置ドライバ34、LANドライバ35、及びシリアル通信ドライバ36は、ソフトウェアとして、例えばWindows(登録商標)等のOS(Operating System)により提供されるものである。また、入出力装置37、LANコントローラ38、USBコントローラ39、及びシリアル通信コントローラ40は、ハードウェアとして構成される。
メイン処理部31は、ユーザ等により入力されるデータに対して各種データ演算やコマンドの生成、ユーザに対する状態の表示等の処理を行う。また、通信制御部32は、各通信ドライバ等とのデータの授受、コマンド送信、通信状態管理等を行う。また、通信制御部32は、データやコマンド等を汎用I/F33に出力し、また汎用I/F33から送られるデータの受信を行う。
汎用I/F33は、アプリケーション21からの信号をLANドライバ35、USBコントローラ39、シリアル通信ドライバ36に出力する。なお、汎用I/F33は、予め設定されている標準的な通信を用いているため、通信手段を変更してもマンマシンコントローラ内のアプリケーション21側は変更することなく対応することができる。
また、LANドライバ35は、LANコントローラ38を介してモーションコントローラ12に制御信号を出力する。また、シリアル通信ドライバ36は、シリアル通信コントローラ40を介してシリアル通信によりモーションコントローラに制御信号を出力する。また、USBコントローラ39は、汎用I/F33からの制御信号をモーションコントローラ12に出力する。
また、入出力ドライバ34は、ハードウェアとしてマンマシンコントローラ11に設けられているディスプレイやキーボード、マウス等からなる入出力装置37からの入力されたデータ等を入出力装置ドライバ34を介してアプリケーション21に出力する。
次に、図4は、従来におけるモーションコントローラの詳細な機能構成の一例を示す図である。図4に示すモーションコントローラ13において、I/Fコントローラ23は、通信データ変換部51と、記録手段としてのバッファ52とを有するよう構成されている。また、I/Fコントローラ23と、CPU24と、RAM25とは、データバス53を介してデータの送受信が可能な状態で接続されている。
通信データ変換部51は、マンマシンコントローラ11からシリアル通信26を介して送信されてきたデータを受信し、バッファ(メモリ)52等に格納するためのデータ形式に変換する。また、通信データ変換部51は、変換されたデータをバッファ52に出力する。
バッファ52は、通信データ変換部51からのデータを一時的に保存しておく。また、バッファ52は、データバス53を介してCPU24からの制御信号を受けて保存されたデータをCPU24に出力する。CPU24は、処理速度や負荷等の処理状態に応じてバッファ52にデータの要求を行う。ここで、バッファ52は、通常のRAM等よりも高速なものが要求されるが、物理的にその容量は制限されるため、あまり多量のデータを蓄えることはできない。
CPU24は、バッファ53から制御データを取得し、下位のサーボコントローラ13とのI/F処理、通信処理、及び割込み処理等を行う。このとき、CPU24は、取得した制御データや各処理の状態等をRAM25に保存する。
また、CPU24は、通信割込みや、内部タイマによる割込み、その他、通信データ変換部51からサーボコントローラ13を強制終了させる等の外部割込み等よる緊急データを受信した場合には、それぞれの割込み処理に対応した通信処理を実行する。ここで、通信処理としては、例えばI/Fコントローラ23からバッファ52に保存されたデータを読み込み、更に読み込まれたデータをRAM25に保存する等の処理を行う。
なお、I/Fコントローラ23と、CPU24と、RAM25とにおけるデータバス53における制御は、バス制御線55を介してCPU24からの制御信号により制御される。
ここで、従来のモーションコントローラにおけるデータ受信時、及び送信時の制御処理についてフローチャートを用いて説明する。図5は、従来におけるデータ受信時の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。また、図6は、従来におけるデータ送信時の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
図5における受信時の制御処理は、まずマンマシンコントローラ11からの制御信号(データ)を受信し(S01)、次に、バッファ52がデータフルであるか否かを判断する(S02)。なお、データフルである状態とは、バッファに保存されているデータ量が、バッファに予め設定されている総記録データ量と同一である場合に限定されず、S01において受信したデータ量をバッファに保存することができない程度の空き容量しかない場合も含んでいる。
ここで、バッファ52がデータフルである場合(S02において、YES)、受信失敗として(S03)、処理を終了する。また、バッファ52がデータフルでない場合(S02において、NO)、通信データ変換部51がCPU24に割込み信号を出力し(S04)、通信データ変換部51でデータ変換を行い(S05)、バッファ52にデータを書込み、保存を行う(S06)。更に、CPU24がバッファ52に保存されているデータをRAM25に移動(保存)させて(S07)、受信処理を終了する。なお、S07の処理によりバッファ52のデータがRAM25に正常に保存された場合、バッファ52の対応するデータは消去されることになる。
一方、図6に示すように送信時の制御処理は、CPU24がバッファ52をチェックし(S11)、バッファ52がデータフルであるか否かを判断する(S12)。ここで、バッファ52がデータフルである場合(S12において、YES)、S11に戻り、バッファ52がフルでなくなるまで確認を続ける。なお、この場合にはCPU24が割込み信号等によりバッファ52からデータの読み込み処理をすることで、バッファ52に空き容量ができる。
また、バッファ52がデータフルでない(データフルでなくなった)場合(S12において、NO)、CPU24は、RAM25からデータを読み込み、バッファ52にデータを書き込む(S13)。また、バッファ52にデータが書き込まれると即座に通信データ変換部51がデータを通信用のデータ形式に変換し(S14)、変換したデータを送信し(S15)、送信処理を終了する。
特開2004−72870号公報
ところで、上述したように従来のモーションコントローラの構成においては、データの読み書きや通信の管理、サーボコントローラ等への制御をCPUが直接行っている。そのため、通信上の頻度が高い場合、それに伴い頻繁に割込みが発生してしまう。これにより、モーションコントローラのCPUの負荷は高くなり、制御サイクル内でモーション制御のパフォーマンスを圧迫して、高速で安定したモーション制御が行えなくなるという問題があった。
同様に、大量データの通信が発生した際にも、そのデータの通信がモーションコントローラのCPUを独占することになり、モーション制御に影響がでてしまうという問題があった。なお、従来では高速化を図ることを目的として多ビットのパラレル通信が用いられていたが、その場合、特別なハードウェアやそのためのドライバ(ソフトウェア)が必要となり、通信エラー等の解析にも時間がかかってしまっていた。
また、従来ではモーションコントローラのCPUが直接通信を管理しているため、通信を管理するソフトウェアがモーションコントローラ内のソフトウェアに埋め込まれる場合があり、この場合には、通信媒体を変更する際にモーションコントローラ内のソフトウェアに大きな変更が必要になるという問題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、制御の負荷を軽減し、高速に大容量データを授受するためのモーションコントローラ、通信制御モジュール、制御装置、及び制御方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明は、データの入出力を制御するマンマシンコントローラ及び制御対象物の動作を制御するサーボコントローラとデータの送受信を行うモーションコントローラにおいて、前記マンマシンコントローラからの制御データを入力するI/F制御部と、前記I/F制御部からの制御データに基づいて、前記サーボコントローラを制御するための信号処理を行う信号処理部と、前記I/F制御部及び前記信号処理部からデータの読み書きを行うためのデュアルポートメモリとを有することを特徴とする。これにより、デュアルポートメモリを有することでモーションコントローラに対する制御に余計な負荷をかけることなく、高速に大容量データを授受することができる。
更に、前記I/F制御部は、前記マンマシンコントローラからの制御データを所定のデータ形式に変換するための通信データ変換部と、前記通信データ変換部からのデータを保存するためのバッファと、前記バッファに保存されているデータを前記デュアルポートメモリに出力するための通信制御部とを有することが好ましい。これにより、通信制御部がデータ移動に対する処理を行うため、時間的に高速となり、バッファフルである時間は殆どなくなるため、受信失敗の可能性は飛躍的に低いものとなる。したがって、モーションコントローラに対する制御に余計な負荷をかけることなく、高速に大容量データを授受することができる。
更に、前記通信制御部は、前記通信データ変換部に入力された前記マンマシンコントローラからのデータが緊急データである場合には、前記割込み線を介して前記信号処理部に割込みデータを出力することが好ましい。これにより、信号処理部に割込みデータを迅速に送信することができる。
また、本発明は、データの入出力を制御するマンマシンコントローラ及び制御対象物の動作を制御するサーボコントローラとデータの送受信を行うモーションコントローラ用の通信制御モジュールにおいて、前記マンマシンコントローラからの制御データを入力する第1コネクタ部と、前記第1コネクタ部からの制御データに基づいてインターフェースの制御を行うI/F制御部と、前記I/F制御部からの制御データに基づいて、前記サーボコントローラを制御するための信号処理を行う信号処理部と接続するための第2コネクタ部と、前記I/F制御部及び前記第2コネクタ部から前記制御データの読み書きを行うためのデュアルポートメモリとを有することを特徴とする。これにより、コネクタを用いて従来の機器に容易に取り付けることができる。したがって、マンマシンコントローラに対する制御に余計な負荷をかけることなく、高速に大容量データを授受することができる。
更に、前記I/F制御部から前記デュアルポートメモリを介さずに、前記第2コネクタ部に直接所定の制御データを出力するための割込み線を有することが好ましい。これにより、信号処理部に緊急データを迅速に送信することができる。
更に、前記I/F制御部は、前記マンマシンコントローラからの制御データを所定のデータ形式に変換するための通信データ変換部と、前記通信データ変換部からのデータを保存するためのバッファと、前記バッファに保存されているデータを前記デュアルポートメモリに出力するための通信制御部とを有することが好ましい。これにより、通信制御部がデータ移動に対する処理を行うため、時間的に高速となり、バッファフルである時間は殆どなくなるため、受信失敗の可能性は飛躍的に低いものとなる。したがって、モーションコントローラに対する制御に余計な負荷をかけることなく、高速に大容量データを授受することができる。
更に、前記通信制御部は、前記通信データ変換部に入力された前記マンマシンコントローラからのデータが緊急データである場合、前記割込み線を介して前記第2コネクタ部に割込みデータを出力することが好ましい。これにより、信号処理部に割込みデータを迅速に送信することができる。
また、本発明は、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載のモーションコントローラもしくは通信制御モジュールと同様の作用効果を奏する制御装置を提供することができる。
更に、前記マンマシンコントローラと、前記モーションコントローラもしくは通信制御モジュールとは、高速シリアル通信によりデータの送受信を行うことが好ましい。これにより、高速で大容量なデータの送受信を行うことができる。また、一般的な高速シリアル通信を用いることで、通常用意されているドライバを使用することができる。
また、本発明は、データの入出力を制御するマンマシンコントローラ及び制御対象物の動作を制御するサーボコントローラとデータの送受信を行うモーションコントローラの制御方法において、前記マンマシンコントローラからの制御データを入力するI/F制御ステップと、前記I/F制御ステップにより得られる制御データに基づいて、前記サーボコントローラを制御するための信号処理を行う信号処理ステップと、前記I/F制御ステップ及び前記信号処理ステップにより得られるデータをデュアルポートメモリに読み書きするための読み書きステップとを有することを特徴とする。これにより、モーションコントローラに対する制御に余計な負荷をかけることなく、高速に大容量データを授受することができる。
更に、前記I/F制御ステップは、前記マンマシンコントローラからの制御データを所定のデータ形式に変換する通信データ変換ステップと、前記通信データ変換ステップにより得られるデータを保存する保存ステップと、前記保存ステップにより保存されているデータを前記デュアルポートメモリに出力する通信制御ステップとを有することが好ましい。これにより、通信制御ステップがデータ移動に対する処理を行うため、時間的に高速となり、バッファフルである時間は殆どなくなるため、受信失敗の可能性は飛躍的に低いものとなる。したがって、モーションコントローラに対する制御に余計な負荷をかけることなく、高速に大容量データを授受することができる。
更に、前記通信制御ステップは、前記通信データ変換ステップで入力した前記マンマシンコントローラからのデータが緊急データである場合、前記割込み線を介して割込みデータを出力することが好ましい。これにより、信号処理ステップに割込みデータを迅速に送信することができる。
更に、前記マンマシンコントローラと、前記モーションコントローラとは、高速シリアル通信によりデータの送受信を行うことが好ましい。これにより、高速で大容量なデータの送受信を行うことができる。また、一般的な高速シリアル通信を用いることで、通常用意されているドライバを使用することができる。
本発明によれば、制御の負荷を軽減することができる。
次に、本発明におけるモーションコントローラ、通信制御モジュール、制御装置、及び制御方法を好適に実施した形態について、図面を用いて説明する。なお、本発明における制御装置全体の概略構成は、上述した図1と同様なものを用いることができるため、ここでの説明は省略する。
図7は、本発明のマンマシンコントローラ及びモーションコントローラにおける通信インターフェースを説明するための一例を示す図である。なお、図7に示す、マンマシンコントローラ61及び、モーションコントローラ62は、上述した図2に対応するものであり、図7において、マンマシンコントローラ61及びモーションコントローラ62は、図1におけるマンマシンコントローラ11及びモーションコントローラ12に対応するものである。
図7に示すモーションコントローラ61は、アプリケーション71と、I/Fコントローラ72とを有するよう構成されている。また、モーションコントローラ62は、I/Fコントローラ(I/F制御部)73と、デュアルポートメモリ74と、CPU(信号処理部)75とを有するよう構成されている。なお、本発明では、モーションコントローラ62内に、上述したRAM25の変わりに通信I/F専用のデュアルポートメモリ74を設けてもよい。
ここで、デュアルポートメモリ74は、I/Fコントローラ73及びCPU75のどちらからの信号によってもデータの制御を行うことができる。そのため、モーションコントローラ62のCPU75の負担を軽減し、通信媒体変更の容易性を可能にするものである。
なお、図7においては、マンマシンコントローラ61と、モーションコントローラ62とは、高速シリアル通信76を介してデータの送受信が可能な状態で接続されている。ここで、高速シリアル通信76とは、USB(Universal Serial Bus)2.0やIEEE1394等で規格化されている高速向けのデータ転送を指す。USB2.0であれば、最大480Mbpsの転送速度が可能であり、IEEE1394であれば、400Mbit/secのデータ転送モードを選択することで、高速データ通信を実現することができる。更に、高速シリアル通信76として光通信やギガビットイーサネット(登録商標)等を用いてデータ伝送を行ってもよい。また、高速シリアル通信76による通信形態は、有線でも無線でもよい。
マンマシンコントローラ61において、アプリケーション71は、上述したように、ユーザが機器を制御するための制御等を行うためのインターフェース機能を持ち、ユーザから入力された指令値等を制御信号(制御データ)としてI/Fコントローラ72に送信する。また、I/Fコントローラ72は、モーションコントローラ62にあるI/Fコントローラ73との通信制御を行う。また、I/Fコントローラ72は、アプリケーション71からデータや通信命令等を受けると、USB2.0等の高速シリアル通信76を介してデータをモーションコントローラ62に出力する。また、I/Fコントローラ72は、高速シリアル通信76を介してモーションコントローラ62から受信したデータをアプリケーション71に出力する。
また、モーションコントローラ62にあるI/Fコントローラ73は、高速シリアル通信76の通信制御を行い、高速シリアル通信76経由で受信したデータ、コマンド等の指令をデュアルポートメモリ74に高速に保存する。また、I/Fコントローラ73は、デュアルポートメモリ74内のデータを高速シリアル通信76を介して送信することができる。ここで、I/Fコントローラ73は、緊急データ等のリアルタイム性が要求される信号を受信した場合には、割込み信号を生成し、生成した割込み信号を割込み線77を介して直接CPU75に出力する。これにより、CPU75に割込み信号を迅速に送信することができる。また、CPU75は、迅速に対応する処理を行うことができる。
また、CPU75は、搭載されたアプリケーションにしたがって、各モータの軌道生成を行い、位置や速度、加速度指令等に変換し,バス等を経由して,上述した下位のそれぞれのサーボコントローラ13−1〜13−nにデータ列の形で出力する。なお、モーションコントローラ62は、構成、用途によっては、エンコーダやレーザ干渉計等の位置、速度、加速度センサの信号を受信することにより、位置や、速度、加速度フィードバックループを構成することもできる。
ここで、上述したマンマシンコントローラ61の詳細な機能構成は、上述した図3に示すマンマシンコントローラ11と同様なものを用いることができるため、ここでの説明は省略する。なお、図3におけるアプリケーション21及びI/Fコントローラ22が、それぞれ図7におけるアプリケーション71及びI/Fコントローラ72となる。
次に、本発明におけるモーションコントローラ62の詳細な機能構成例について図を用いて説明する。図8は、本発明におけるモーションコントローラの詳細な機能構成の一例を示す図である。図8におけるモーションコントローラは、I/Fコントローラ73として通信データ変換部81と、バッファ82と、通信制御部83とを有するよう構成されている。
また、I/Fコントローラ73及びデュアルポートメモリ74は、I/Fコントローラデータバス84を介してデータの送受信が可能な状態で接続されている。また、デュアルポートメモリ74及びCPU75は、CPUデータバス85を介してデータの送受信が可能な状態で接続されている。更に、I/Fコントローラデータバス84及びCPUデータバス85は、バス制御線86−1,86−2によりバス間の通信が制御されている。
図8に示すI/Fコントローラ73において、通信データ変換部81は、高速シリアル通信76を介して送信されたデータを受信し、バッファ82に保存するためのデータ形式に変換する。また、通信制御部83は、例えば通信データ変換部81がバッファ82に保存したデータの内容が緊急データであった場合、割込み信号を生成し、生成した割込み信号を割込み線77を介して直接CPU75に送信する。また、バッファ82に蓄積されたデータは、通信制御部83によってデュアルポートメモリ74に書き込まれる。
デュアルポートメモリ74は、図8に示すように2方向にデータバス、アドレスバスを有するメモリであり、例えば、一方がデータを書き込んでいる際にも、他方から別の領域のデータを読み出したり別の領域に書き込んだりすることができる。これにより、高速な双方向のデータ授受を実現することができる。
次に、本発明におけるモーションコントローラ62における受信処理手順及び送信処理手順について、図を用いて説明する。図9は、本発明におけるデータ受信時の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。また、図10は、本発明におけるデータ送信時の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
図9における受信時の制御処理は、まずマンマシンコントローラ61からの制御信号(データ)を受信し(S21)、バッファ82がデータフルであるか否かを判断する(S22)。ここで、バッファ82がデータフルである場合(S22において、YES)、受信失敗として(S23)、処理を終了する。また、バッファ82がデータフルでない場合(S22において、NO)、通信データ変換部81によりデータ変換を行い(S24)、データをバッファ82に格納する(S25)。
また、データの内容が緊急データであるか否かを判断する(S26)。緊急データである場合(S26において、YES)、通信制御部83がCPU75に割込み信号を出力する(S27)。S27の処理が終了後、又は緊急データでない場合(S26において、NO)、通信制御部83がデータをデュアルポートメモリ74に書込み保存を行い(S28)、受信処理を終了する。なお、S28の処理によりバッファ82のデータがデュアルポートメモリ74に正常に保存された場合、バッファ82の対応するデータは消去されることになる。
一方、図10に示すように送信時の制御処理は、まず、CPU75が送信するデータをデュアルポートメモリ74に書込み、保存を行う(S31)。次に、通信制御部83がバッファ82の容量チェックを行い(S32)、バッファ82がデータフルになっているか否かを判断する(S33)。
ここで、バッファ82がデータフルである場合(S33において、YES)、S32に戻り、データがフルでなくなるまで確認を続けて行う。なお、この場合には通信制御部83がバッファ82に保存されているデータをデュアルポートメモリ74に書込み、保存するか、CPU75が割込みデータ等によりバッファ82からデータの読み込み処理を行うことで、バッファ82に空き容量ができる。
また、バッファ82がデータフルでない(データフルでなくなった)場合(S33において、NO)、通信制御部83がデュアルポートメモリ74のデータをバッファ82に書き込み(S34)、通信データ変換部81でデータを変換し(S35)、データを送信して(S36)、送信処理を終了する。
このように、上述した実施形態によれば、デュアルポートメモリ74を有することでモーションコントローラに対する制御に余計な負荷をかけることなく、高速に大容量データを授受することができる。具体的には、上述したように、デュアルポートメモリ74をI/Fコントローラ73と、CPU75との間に介在させることにより、不定期な通信による割込みを減らすことができ、アプリケーションでデータを授受するタイミングを制御することができる。これにより、CPU75の負荷が低減し、パフォーマンスを向上させることができる。
また、通信制御部83がデータ移動に対する処理を行うため、時間的に高速となり、バッファ82に保存されるデータがフルとなる時間は殆どなくなる。つまり、従来ではモーションコントローラのCPUが割込みによりデータを移動させていたのに対し、本発明では通信制御部83がデータ移動に対する処理を行う。したがって、従来の構成では通信回数、データ量が増加すると割込み発生頻度が増え、CPUの負荷が増大していたが、上述した実施形態の構成により、緊急時を除いて通信での割込みは発生しないため、通信回数、データ量が増加してもCPUの負荷は変わらない。そのため、時間的に高速となり、バッファフルである時間は殆どなくなるため、受信失敗の可能性は飛躍的に低いものとなる。これにより、モーションコントローラ62は、マンマシンコントローラ61に対する制御に余計な負荷をかけることなく、高速に大容量データを授受することができる。
また、一般的な高速シリアルインターフェースを用いることにより、マンマシンコントローラ61に通常のPC等を使用することができ、これにより特別なハードウェアは不要となる。また、通常用意されているドライバが使用可能となり、本発明における新たなドライバ開発は不要となる。
また、本実施形態におけるCPU75は、データ送信時にもデュアルポートメモリ74にデータを書込みさえすればよく、バッファ82内のデータが空になるまで待つ必要もなくなる。このように、本発明の構成及び手法を用いることにより、CPUの負荷を減少させることができ,また通信の高速化が実現できる。
<モーションコントローラの他の実施形態>
なお、上述した本発明における実施形態は、モーションコントローラとして、I/Fコントローラと、デュアルメモリと、CPUとを有するよう構成されていたが、本発明においてはこの限りではなく、例えばI/Fコントローラ及びデュアルポートメモリのみを備えたモーションコントローラ用の通信制御モジュールとしてもよい。
ここで、上述のモーションコントローラ用の通信制御モジュールの構成例について図を用いて説明する。図11は、本発明における通信制御モジュールの一例を示す図である。図11における通信制御モジュール90は、コネクタ(第1コネクタ部,第2コネクタ部)91−1,91−2と、I/Fコントローラ(I/F制御部)92と、デュアルポートメモリ93とを有するよう構成されている。コネクタ(第1コネクタ部)91−1は、マンマシンコントローラからのデータを高速シリアル通信を介して受信するためのコネクタである。また、コネクタ91−1は、受信したデータをI/Fコントローラ92に出力する。
I/Fコントローラ92は、上述した図8に示すように、通信データ変換部と、バッファと、通信制御部とを有するよう構成されている。ここで、通信制御部は、受信したデータが緊急データである場合には、割込み信号を生成し、生成した割込み信号を割込み線94を介してCPU(信号処理部)と接続されるコネクタ(第2コネクタ部)91−2に出力する。これにより、デュアルポートメモリ93を介すことなく、コネクタ91−2と接続されるCPUにデータを送信することができる。
また、デュアルポートメモリ93は、I/Fコントローラ92とコネクタ91−2の2方向にデータバス95−1,95−2、及びアドレスバス96−1,96−2を有するメモリであり、例えば一方が書き込んでいる際にも、他方が別の領域のデータを読み出したり別の領域に書き込んだりすることができる。これにより、高速な双方向のデータ授受を実現することができる。
このように、図11に示す構成を有する通信制御モジュール90を、データバス側コネクタ配列に対応したコネクタと接続することにより、簡単に高速な通信が可能となる。
<制御装置の他の実施形態>
ここで、本発明におけるモーションコントローラもしくは通信制御モジュールは、図1に示す制御装置に適用することもできるが、その他の制御装置の構成として、例えば、マンマシンコントローラと、モーションコントローラもしくは通信制御モジュールとの間にハブやルータ等の通信分岐装置を設けることによって、特別なソフトウェアを追加することなく、マンマシンコントローラと、モーションコントローラもしくは通信制御モジュールとの関係を「N対M(N,M≧1)」とすることができる。
ここで、上述の構成例について図を用いて説明する。図12は、制御装置の他の実施形態の一例を示す図である。なお、図12に示す例では、マンマシンコントローラとモーションコントローラとの関係を「1対多」とする。図12において、制御装置100は、マンマシンインターフェースとしての中央制御装置101と、ハブ102と、モーションコントローラ103−1〜103−mと、それぞれのモーションコントローラに対応したサーボコントローラ104―11〜104mnと、サーボコントローラ104−mnに対応するモータ105−11〜105−mnとを有するよう構成されている。
図12に示すような構成において、モーションコントローラ103−1〜103−mに上述した本発明におけるモーションコントローラを適用することにより、上述したように、中央制御装置101に対する制御に余計な負荷をかけることなく、高速に大容量データを授受することができる。これにより、1台の中央制御装置から複数の射出成形機や加工機を同時に迅速に制御することができる。
上述したように本発明によれば、マンマシンコントローラに対する制御に余計な負荷をかけることなく、高速に大容量データを授受することができる。具体的には、デュアルポートメモリを有することで不定期な通信による割込みを減らすことができ、アプリケーションでデータを授受するタイミングを制御することができる。これにより、モーションコントローラのCPUの負荷が低減し、パフォーマンスを向上させることができる。
また、通信制御部が割込みに対する処理を行うため、時間的に高速となり、バッファに保存されるデータがフルとなる時間は殆どなくなる。つまり、従来ではモーションコントローラのCPUが割込みによりデータを移動させていたのに対し、本発明では通信制御部が割込みに対する処理を行う。したがって、従来の構成では通信回数、データ量が増加すると割込み発生頻度が増え、CPUの負荷が増大していたが、上述した実施形態の構成により、緊急時を除いて通信での割込みは発生しないため、通信回数、データ量が増加してもCPUの負荷は変わらない。そのため、時間的に高速となり、バッファフルである時間は殆どなくなるため、受信失敗の可能性は飛躍的に低いものとなる。これにより、モーションコントローラは、マンマシンコントローラに対する制御に余計な負荷をかけることなく、高速に大容量データを授受することができる。
また、一般的な高速シリアルインターフェースを用いることにより、マンマシンコントローラに通常のPC等を使用することができ、これにより特別なハードウェアは不要となる。また、通常用意されているドライバが使用可能となり、本発明における新たなドライバ開発は不要となる。
なお、上述したモーションコントローラは、多軸モータコントローラや位置決めステージコントローラ、射出成形機用コントローラ、レーザ加工機用コントローラ、その他の産業機械コントローラ全般に適用することができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
コントローラを有する制御装置全体の概略構成の一例を示す図である。 コントローラを有する制御装置全体の概略構成の一例を示す図である。 マンマシンコントローラの詳細な機能構成の一例を示す図である。 従来におけるモーションコントローラの詳細な機能構成の一例を示す図である。 従来におけるデータ受信時の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 従来におけるデータ送信時の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明のマンマシンコントローラ及びモーションコントローラにおける通信インターフェースを説明するための一例を示す図である。 本発明におけるモーションコントローラの詳細な機能構成の一例を示す図である。 本発明におけるデータ受信時の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明におけるデータ送信時の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明における通信制御モジュールの一例を示す図である。 制御装置の他の実施形態の一例を示す図である。
符号の説明
10,100 制御装置
11,61 マンマシンコントローラ
12,62,103 モーションコントローラ
13,104 サーボコントローラ
14,105 モータ
21,71 アプリケーション
22,23,72,92 I/Fコントローラ
24,75 CPU
25 RAM
26 シリアル通信
31 メイン処理部
32,83 通信制御部
33 汎用I/F
34 入出力装置ドライバ
35 LANドライバ
36 シリアル通信ドライバ
37 入出力装置
38 LANコントローラ
39 USBコントローラ
40 シリアル通信コントローラ
51,81 通信データ変換部
52,82 バッファ
53,95 データバス
54,77,94 割込み線
55,86 バス制御線
74,93 デュアルポートメモリ
76 高速シリアル通信
84 I/Fコントローラデータバス
85 CPUデータバス
90 通信制御モジュール
91 コネクタ
96 アドレスバス
101 中央制御装置
102 ハブ

Claims (13)

  1. データの入出力を制御するマンマシンコントローラ及び制御対象物の動作を制御するサーボコントローラとデータの送受信を行うモーションコントローラにおいて、
    前記マンマシンコントローラからの制御データを入力するI/F制御部と、
    前記I/F制御部からの制御データに基づいて、前記サーボコントローラを制御するための信号処理を行う信号処理部と、
    前記I/F制御部及び前記信号処理部からデータの読み書きを行うためのデュアルポートメモリとを有することを特徴とするモーションコントローラ。
  2. 前記I/F制御部は、
    前記マンマシンコントローラからの制御データを所定のデータ形式に変換するための通信データ変換部と、
    前記通信データ変換部からのデータを保存するためのバッファと、
    前記バッファに保存されているデータを前記デュアルポートメモリに出力するための通信制御部とを有することを特徴とする請求項1に記載のモーションコントローラ。
  3. 前記通信制御部は、
    前記通信データ変換部に入力された前記マンマシンコントローラからのデータが緊急データである場合には、前記割込み線を介して前記信号処理部に割込みデータを出力することを特徴とする請求項2に記載のモーションコントローラ。
  4. データの入出力を制御するマンマシンコントローラ及び制御対象物の動作を制御するサーボコントローラとデータの送受信を行うモーションコントローラ用の通信制御モジュールにおいて、
    前記マンマシンコントローラからの制御データを入力する第1コネクタ部と、
    前記第1コネクタ部からの制御データに基づいてインターフェースの制御を行うI/F制御部と、
    前記I/F制御部からの制御データに基づいて、前記サーボコントローラを制御するための信号処理を行う信号処理部と接続するための第2コネクタ部と、
    前記I/F制御部及び前記第2コネクタ部から前記制御データの読み書きを行うためのデュアルポートメモリとを有することを特徴とする通信制御モジュール。
  5. 前記I/F制御部から前記デュアルポートメモリを介さずに、前記第2コネクタ部に直接所定の制御データを出力するための割込み線を有することを特徴とする請求項4に記載の通信制御モジュール。
  6. 前記I/F制御部は、
    前記マンマシンコントローラからの制御データを所定のデータ形式に変換するための通信データ変換部と、
    前記通信データ変換部からのデータを保存するためのバッファと、
    前記バッファに保存されているデータを前記デュアルポートメモリに出力するための通信制御部とを有することを特徴とする請求項4又は5に記載の通信制御モジュール。
  7. 前記通信制御部は、
    前記通信データ変換部に入力された前記マンマシンコントローラからのデータが緊急データである場合、前記割込み線を介して前記第2コネクタ部に割込みデータを出力することを特徴とする請求項6に記載の通信制御モジュール。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載のモーションコントローラもしくは通信制御モジュールを有する制御装置。
  9. 前記マンマシンコントローラと、前記モーションコントローラもしくは前記通信制御モジュールとは、高速シリアル通信によりデータの送受信を行うことを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
  10. データの入出力を制御するマンマシンコントローラ及び制御対象物の動作を制御するサーボコントローラとデータの送受信を行うモーションコントローラの制御方法において、
    前記マンマシンコントローラからの制御データを入力するI/F制御ステップと、
    前記I/F制御ステップにより得られる制御データに基づいて、前記サーボコントローラを制御するための信号処理を行う信号処理ステップと、
    前記I/F制御ステップ及び前記信号処理ステップにより得られるデータをデュアルポートメモリに読み書きするための読み書きステップとを有することを特徴とする制御方法。
  11. 前記I/F制御ステップは、
    前記マンマシンコントローラからの制御データを所定のデータ形式に変換する通信データ変換ステップと、
    前記通信データ変換ステップにより得られるデータを保存する保存ステップと、
    前記保存ステップにより保存されているデータを前記デュアルポートメモリに出力する通信制御ステップとを有することを特徴とする請求項11に記載の制御方法。
  12. 前記通信制御ステップは、
    前記通信データ変換ステップで入力した前記マンマシンコントローラからのデータが緊急データである場合、前記割込み線を介して割込みデータを出力することを特徴とする請求項11に記載の制御方法。
  13. 前記マンマシンコントローラと、前記モーションコントローラとは、高速シリアル通信によりデータの送受信を行うことを特徴とする請求項11又は12に記載の制御方法。
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