JP2006339802A - 会議システム - Google Patents
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Abstract
【課題】既存のサーバの能力を上げることなく、会議への参加者の数を増加させること。
【解決手段】上層サーバ2c、下層サーバ2a、2bにサーバを階層化し、サーバ2aは、端末装置4a乃至4dからの音声信号を、サーバ2bは、端末装置4e乃至4gからの音声信号を、全てミキシングして上層サーバ2cに供給する。上層サーバ2cは、下層サーバ2aからの下層ミキシング音声信号を上層ミキシング音声信号として下層サーバ2bに供給し、下層サーバ2bからの下層ミキシング音声信号を上層ミキシング音声信号として仮想サーバ2bに供給する。サーバ2aは、上層サーバ2cからの上層ミキシング音声信号と、4a乃至4dの端末装置の自端末以外からの音声信号とのミキシング信号を、4a乃至4dに供給する。サーバ2bに関しても同様。
【選択図】図1
【解決手段】上層サーバ2c、下層サーバ2a、2bにサーバを階層化し、サーバ2aは、端末装置4a乃至4dからの音声信号を、サーバ2bは、端末装置4e乃至4gからの音声信号を、全てミキシングして上層サーバ2cに供給する。上層サーバ2cは、下層サーバ2aからの下層ミキシング音声信号を上層ミキシング音声信号として下層サーバ2bに供給し、下層サーバ2bからの下層ミキシング音声信号を上層ミキシング音声信号として仮想サーバ2bに供給する。サーバ2aは、上層サーバ2cからの上層ミキシング音声信号と、4a乃至4dの端末装置の自端末以外からの音声信号とのミキシング信号を、4a乃至4dに供給する。サーバ2bに関しても同様。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばインターネットのようなネットワークを利用した会議システムに関する。
ネットワークを利用した会議システムとして、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。特許文献1に開示されている会議システムでは、複数の会議サーバが、ネットワークを介して接続されている。各会議サーバは、それぞれ複数の端末装置に接続されている。各会議サーバは、自己に接続されている端末装置からの音声信号をミキシングして、ミキシング信号を生成し、これを他の会議サーバにネットワークを介して伝送する。また、他の会議サーバからネットワークを介して伝送された各ミキシング信号と自己に接続されている端末装置からの音声信号とを多地点コントロールユニットによってミキシングして、自己に接続されている各端末装置に伝送する。
この会議システムでは、会議に参加する端末装置を増加させる必要が生じた場合、端末装置が接続される会議サーバを増加させるが、これに伴い既存の会議サーバは、新たに追加された会議サーバからのミキシング信号もミキシングして、自己に接続されている端末装置に供給しなければならない。そのため、既存の会議サーバの多地点コントロールユニットの処理能力を高める必要があり、端末装置を増加させる場合には、既存の会議サーバの能力を向上させる必要がある。
本発明は、既存のサーバの能力を上げることなく、会議への参加者の数を増加させることが可能な会議システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様の会議システムは、ネットワークを介して通信可能に階層状にサーバが接続されている。各層のサーバは、1つ下層にある複数の機器から供給された音声信号を全てミキシングした下層ミキシング音声信号を1つ上層のサーバに供給し、前記1つ上層サーバからの上層ミキシング音声信号を受け、1つ下層の機器に、当該下層の機器以外の機器からの音声信号と前記上層ミキシング音声信号とのミキシング信号を上層ミキシング音声信号として供給する。即ち、いずれの層に属するサーバも同じ機能を果たす。最下層のサーバは、送受話手段を有する複数の端末装置を前記1つ下層の機器としており、他の層のサーバは、1つ下層のサーバを前記1つ下層の機器としている。
例えば上下2つの層に構成されている場合、下層の各サーバは、それぞれに接続されている各端末装置からの音声信号を受けて、これらをミキシングして下層ミキシング音声信号を生成し、これら下層ミキシング音声信号を上層のサーバに供給する。上層のサーバは、各下層のサーバから下層ミキシング音声信号を受ける。そして、上層のサーバは、下層のサーバそれぞれに対し、当該下層サーバ以外の下層サーバから供給された下層ミキシング音声信号と、上層サーバよりも上層のサーバからの上層ミキシング音声信号とをミキシングしたミキシング音声信号を送るように構成されているが、上層サーバよりも上層のサーバは存在しないので、結果として当該下層サーバ以外の下層サーバから供給された下層ミキシング音声信号のミキシング音声信号を当該下層サーバに送る。各下層サーバは、各端末装置に向けて、当該端末装置以外の端末装置からの音声信号と、上層サーバからの上層ミキシング音声信号とミキシングして供給する。
例えば下層、中間層、上層のような3層に少なくとも構成されている場合、下層の各サーバは、それぞれに接続されている各端末装置からの音声信号を受けて、これらをミキシングして下層ミキシング音声信号を生成し、これら下層ミキシング音声信号を中間層のサーバに供給する。また、下層サーバは、各端末装置に、当該端末装置以外の端末装置からの音声信号と中間層のサーバから供給された中間層ミキシング音声信号とをミキシングして供給する。中間層サーバは、対応する各下層サーバから供給された下層ミキシング音声信号をミキシングして、上層サーバに供給する。また、中間層サーバは、対応する下層サーバに、当該下層サーバ以外の下層サーバから供給された下層ミキシング音声信号と上層のサーバからの上層ミキシング音声信号とをミキシングして、中間層ミキシング音声信号として供給する。なお、中間層サーバが複数層設けられることもある。上層サーバは、対応する各中間層サーバから中間層ミキシング音声信号を受けて、各中間層サーバに、当該中間層サーバ以外の中間層ミキシング音声信号をミキシングして、上層ミキシング音声信号として供給する。上層サーバも、さらに上層のサーバから上層ミキシング音声信号を受けて、各中間層サーバに、当該中間層サーバ以外のサーバからの中間層ミキシング音声信号と上層ミキシング音声信号とをミキシングして供給するように構成されているが、さらに上層のサーバが存在しないので、結果として、各中間層サーバに、当該中間層サーバ以外の中間層ミキシング音声信号をミキシングして、上層ミキシング音声信号として供給する。
このように構成すると、下層以外の層のサーバも、下層サーバと同一の構成のものを使用することができる。端末装置を増加させるような必要が生じても、同じ構成のサーバを追加すればよく、既存のサーバの能力を変更する必要がない。しかも、各端末装置では、自己の送話手段から送話した音声信号は、自己の受話手段には供給されないので、自己の音声がエコーとなって聞こえることがなく、しゃべりづらいことがない。さらに、この状態は、端末装置の数が増加しても、支障なく、維持される。
各サーバは、下位の機器からの音声信号のレベルが予め定めたレベル以上であるか否かをそれぞれ検出するレベル検出手段を備えることができる。そして、前記予め定めたレベル以上であると前記レベル検出手段によって検出された音声信号のみを、前記下層ミキシング音声信号に含ませる。
このように構成すると、予め定めたレベルよりも低いレベルの音声信号は、下層ミキシング音声信号には含まれないので、S/N比を改善することができる。
最下層のサーバには、前記端末装置とは別の端末装置を設けることができる。これら別の端末装置には、対応する最下層のサーバからマルチキャストで、対応する最下層のサーバで生成された下層ミキシング音声信号と、対応する最下層のサーバに供給された上層ミキシング音声信号とのミキシング信号が供給される。或いは最上層のサーバが、1つ下層の各サーバからそれそれ供給された下層ミキシング音声信号をミキシングして、前記別の端末装置にマルチキャストで供給する。いずれの場合でも、下層ミキシング音声信号及び上層ミキシング音声信号はユニキャストで供給される。
このように構成すると、別に設けた端末装置には、他の全ての端末装置からの音声信号が供給される。一般に、会議が行われている場合に、会議の参加者全てが同時に送話を行うことはあり得ないので、このように構成することによって、会議の参加者を多くしても、各サーバの負担を少なくすることができる。なお、送受話可能な端末装置と、受話専用の端末装置とを、切り換えられるように構成することが望ましい。
以上のように、本発明によれば、各サーバには同一構成のものを使用することができ、それによって容易に端末装置の増設が、既存のサーバに負担を掛けることなく、行える。
本発明の1実施形態の会議システムは、図1に示すように複数、例えば3台の会議サーバ2a、2b、2cを有している。これら会議サーバ2a、2b、2cは、図示していないが、ネットワーク、例えばインターネットを介して通信可能に構成されている。具体的には、会議サーバ2aは、インターネットを介して会議サーバ2cと相互に通信可能とされ、会議サーバ2bは、インターネットを介して会議サーバ2cと相互に通信可能とされている。会議サーバ2a、2cを下層会議サーバと、会議サーバ2cを上層会議サーバと称する。
下層会議サーバ2a、2bは、予め定めた台数、例えば4台までの端末装置とインターネットを介して通信可能とされている。この実施形態では、下層会議サーバ2aは、4台の端末装置4a乃至4dと通信可能とされ、下層会議サーバ2bは、3台の端末装置4e乃至4gと通信可能とされている。これら端末装置4a乃至4gは、いずれも同一の構成であって、送受話手段、例えば送話手段としてマイクロホン6を、受話手段としてスピーカ8を、それぞれ有している。
下層及び上層会議サーバ4a乃至4cは、いずれも同一の構成であって、例えば下層会議サーバ2aは、端末装置4a乃至4dからパケットによって送信された音声信号をそれぞれ受信する。これら受信した音声信号をミキシングして、下層ミキシング音声信号としてパケットによって上層会議サーバ2cに送信する。また、下層会議サーバ2aは、上層会議サーバ2cからパケットによって送信された上層ミキシング音声信号を受信する。そして、各端末装置4a乃至4dに、対応する端末装置以外からの音声信号と上層ミキシング信号とをミキシングしたミキシング音声信号をパケットで送信する。例えば端末装置4aには、端末装置4b乃至4dからの音声信号と上層ミキシング音声信号とをミキシングした信号を送信し、端末装置4bには、端末装置4a、4c及び4dからの音声信号と上層ミキシング音声信号とをミキシングした信号を送信し、端末装置4cには、端末装置4a、4b、4dからの音声信号と上層ミキシング音声信号とをミキシングした信号を送信し、端末装置4dには、端末装置4a乃至4cからの音声信号と上層ミキシング音声信号とをミキシングした信号を送信する。下層会議サーバ2bも同様である。
上層会議サーバ4cも同様に構成されているが、上層会議サーバ4cよりも更に上層のサーバが現在存在していないので、会議サーバ2aには、会議サーバ2bからの下層ミキシング音声信号をパケットで送信し、会議サーバ2bには、会議サーバ2aからの下層ミキシング音声信号をパケットで送信する。
例えば端末装置4a乃至4gからそれぞれ音声信号a乃至gが出力されているとすると、下層会議サーバ2aは、端末装置4a乃至4dからの音声信号a乃至dをミキシングした下層ミキシング信号を上層会議サーバ2cに送信する、同様に、下層会議サーバ2bは、端末装置4e乃至4gからの音声信号e乃至gをミキシングした下層ミキシング音声信号を会議サーバ2cに送信する。
上層会議サーバ2cは、本来、会議サーバ2aには、会議サーバ2bからの下層ミキシング音声信号と、上層会議サーバ2cよりも上層の会議サーバからの上層ミキシング音声信号とを、ミキシングした上層ミキシング音声信号を送信するのであるが、上層会議サーバ2cよりも上層の会議サーバが存在しないので、上層ミキシング音声信号として、会議サーバ2bからの音声信号e乃至gをミキシングした下層ミキシング音声信号を送信する。同様に、会議サーバ2bには、会議サーバ2aからの音声信号a乃至dをミキシングした下層ミキシング音声信号を上層ミキシング音声信号として送信する。
下層会議サーバ2aでは、端末装置2aに対しては、上層の会議サーバ2cからの音声信号e乃至gのミキシング音声信号と各端末装置2b乃至2dの音声信号b乃至dとのミキシング音声信号を送信する。同様に、端末装置2bに対しては、上層の会議サーバ2cからの音声信号e乃至gのミキシング音声信号と各端末装置2a、2c及び2dの音声信号a、c及びdとのミキシング音声信号を送信する。同様に、端末装置2cに対しては、上層の会議サーバ2cからの音声信号e乃至gのミキシング音声信号と各端末装置2a、2b及び2dの音声信号a、b及びdとのミキシング音声信号を送信する。同様に、端末装置2dに対しては、上層の会議サーバ2cからの音声信号e乃至gのミキシング音声信号と各端末装置2a、2b及び2cの音声信号a、b及びcとのミキシング音声信号を送信する。
下層会議サーバ2bでは、端末装置2eに対しては、上層の会議サーバ2cからの音声信号a乃至dのミキシング音声信号と各端末装置2f及び2gの音声信号f及びgとのミキシング音声信号を送信する。同様に、端末装置2fに対しては、上層の会議サーバ2cからの音声信号a乃至dのミキシング音声信号と各端末装置2e及び2gの音声信号e及びgとのミキシング音声信号を送信する。同様に、端末装置2gに対しては、上層の会議サーバ2cからの音声信号a乃至dのミキシング音声信号と各端末装置2e及び2fの音声信号e及びfとのミキシング音声信号を送信する。
このようにして、各端末装置4a乃至4gには、自己の音声以外の音声が全て送信され、スピーカ8によって拡声される。従って、各端末装置における話者は、自分自身の声がエコーとなって聞こえることがなく、しゃべりやすい。
また、このような3台の会議サーバ2a乃至2cを使用して会議システムを構成している状態で、例えば会議に参加する端末装置を増加させた場合には、新たに下層サーバを1台増設し、これを上層会議サーバ2cと通信可能とするだけで、対応することができる。或いは、大規模に増設する必要が生じた場合、例えば図1に示しているような端末装置4a乃至4g、会議サーバ2a乃至2dをもう1組増設したような場合、各会議サーバ2a乃至2cと同一の会議サーバ2dを新たに一点鎖線で示すように増設すればよい。この場合、新たな会議サーバ2dが上層会議サーバとなり、今までの上層会議サーバ2c及びこれに対応する1台の会議サーバが中間層会議サーバとなる。
新たな上層会議サーバ2dは、会議サーバ2cからの下層ミキシング信号(下層会議サーバ2aからの音声信号a乃至dと下層会議サーバ2bからの音声信号e乃至gとのミキシング信号)と、会議サーバ2cに対応するもう1台の会議サーバからの下層ミキシング信号(下層会議サーバ2aに対応する会議サーバからの音声信号a乃至dに対応する音声信号a1乃至d1と、下層会議サーバ2bに対応する会議サーバからの音声信号e乃至gに対応する音声信号e1乃至g1とのミキシング信号)とを受けて、会議サーバ2cに、音声信号a1乃至g1のミキシング音声信号を伝送する。会議サーバ2cは、会議サーバ2aには、音声信号a1乃至g1と音声信号e乃至gとのミキシング信号を送信する。会議サーバ2aは、端末装置4aには、音声信号b乃至d、e乃至f、a1乃至g1のミキシング信号を送信し、端末装置4bには、音声信号a、c乃至f、a1乃至g1のミキシング信号を送信し、端末装置4cには、音声信号a、b、d乃至f、a1乃至g1のミキシング信号を送信し、端末装置4dには、音声信号a乃至c、e乃至f、a1乃至g1のミキシング信号を送信する。会議サーバ2bにおいても同様である。
このように各会議サーバ2a乃至2cでは、多くの音声信号を混合しているので、S/N比の低下の問題が生じる。これを回避するために、各会議サーバ2a乃至2cでは、次のようにミキシングを行っている。
例えば図2は、会議サーバ2aにおいて端末装置2aに対するミキシング音声信号を生成するための回路を示したものである。この回路は、加算器10を有している。この加算器10には、端末装置2a以外の端末装置2b乃至2dからの音声信号b乃至dが供給され、さらに会議サーバ2cからの上層ミキシング信号も供給されている。これら各音声信号及び上層ミキシング音声信号のレベルを検出するレベル検出器12a乃至12dが設けられている。レベル検出器12aは、上層ミキシング音声信号が予め定められたレベル以上のレベルであるとき、出力Enaを1とし、このレベルよりも小さいときには、出力Enaを0とする。レベル検出器12bは、音声信号bが予め定められたレベル以上のレベルであるとき、出力Enbを1とし、このレベルよりも小さいときには、出力Enbを0とする。レベル検出器12cは、音声信号cが予め定められたレベル以上のレベルであるとき、出力Encを1とし、このレベルよりも小さいときには、出力Encを0とする。レベル検出器12dは、音声信号dが予め定められたレベル以上のレベルであるとき、出力Endを1とし、このレベルよりも小さいときには、出力Endを0とする。
そして、加算器10は、端末装置4aへのミキシング信号である出力outと、上層ミキシング音声信号をInとすると、outとして、(Ena*In+Enb*b・・・・+End*d)/(Ena+Enb・・・・+End)を出力する。例えば、音声信号bのレベルが予め定めたレベルよりも小さい場合には、outは、(Ena*In+Enc*c+End*d)/(Ena+Enc+End)となり、予め定めたレベルよりも低いレベルの音声信号は全くミキシング信号には含まれず、レベルの低い音声信号からノイズがミキシング信号に混入することが防止され、S/N比を改善することができる。
上層の会議サーバに送信するための下層ミキシング音声信号の生成も同様に行われている。例えば、図3は、会議サーバ2aにおける会議サーバ2c用の下層ミキシング音声信号の生成用の回路で、加算器14を有し、各端末装置2a乃至2dからの音声信号a乃至dがそれぞれ入力され、レベル検出器12a乃至12dと同様に、レベル検出器16a乃至16dが、各音声信号a乃至cのレベルを検出し、予め定めたレベル以上のとき、出力Ena乃至Endを1とし、予め定めたレベルよりも小さいとき、出力Ena乃至Endを0とする。
そして、加算器14は、上層会議サーバ2cへの下層ミキシング音声信号である出力をoutとすると、outallとして(Ena*a+Enb*b+Enc*c+End*d)/(Ena+Enb+Enc+End)を出力する。例えば、音声信号bのレベルが予め定めたレベルよりも小さい場合には、outallは、(Ena*a+Enc*c+End*d)/(Ena+Enc+End)となり、予め定めたレベルよりも低いレベルの音声信号は全く下層ミキシング音声信号には含まれず、レベルの低い音声信号からノイズが下層ミキシング音声信号に混入することが防止され、S/N比を改善することができる。
なお、各端末装置4a乃至4gには、図4に示すように、スピーカ8に供給しようとする音声に、適切なフィルタ、例えば適応型フィルタ18を設け、マイクロホン6からの入力された音声信号から、減算器20で適応型フィルタ18の出力を減算して、マイクロホン6からの回り込みを防止するエコーキャンセラー22が設けられている。
第2の実施の形態は、図5に示すように、下層会議サーバ2aに、受話専用の端末装置例えば端末装置40a、40bが、下層会議サーバ2bに受話専用の端末装置、例えば端末装置40c、40dが設けられたものである。なお、各下層会議サーバ2a、2bと通信可能な端末装置の台数は、種々に変更することができる。会議システムにおいて、頻繁に送話する端末装置の数は比較的限られていると想像できるので、受話専用の端末装置40a、40bには会議サーバ2aから、全ての音声信号a乃至gをミキシングしたミキシング信号をマルチキャストで送信する。同様に会議サーバ2bから端末装置40c、40dにも全ての音声信号a乃至gをミキシングしたミキシング信号をマルチキャストで送信する。この場合、会議サーバ2aと端末装置4a乃至4dとの通信、会議サーバ2bと端末装置4e乃至4gとの通信、会議サーバ2aと会議サーバ2cとの通信、会議サーバ2bと会議サーバ2cとの通信は、いずれもユニキャストで行われる。
或いは、図6に示すように、上層サーバ2cにおいて、全ての音声信号a乃至gをミキシングして、上層サーバ2cから各端末装置40a乃至40dにマルチキャストで送信するように構成することもできる。
なお、これらの場合、端末装置40a乃至40dも、会議サーバ2a、2bに送信可能に構成し、例えば端末装置4a乃至4dと端末装置40a及び40bのうち、予め定めた台数だけが、会議サーバ2aに対して送信可能とするようにしてもよい。即ち、受信専用の端末装置と送話可能な端末装置とが適切に入れ替わるように構成することもできる。この入れ替えは、例えば送話を開始した端末装置から順に送話可能な端末装置として使用し、予め定めた台数を超えると、他の端末装置は受信専用となり、先に通話した端末装置のいずれかが送話を中止すると、新たに送話を開始したものが送話可能な端末装置となるように行うこともできるし、或いは適切なリーダとなる端末装置からの指示信号によって送話可能な端末装置を切り換えるようにすることもできる。
2a 2b 下層会議サーバ
2c 上層会議サーバ
4a乃至4g 端末装置
2c 上層会議サーバ
4a乃至4g 端末装置
Claims (4)
- ネットワークを介して通信可能に階層状に複数のサーバが接続され、
各層のサーバは、1つ下層にある複数の機器から供給された音声信号を全てミキシングした下層ミキシング音声信号を1つ上層のサーバに供給し、前記1つ上層サーバからの上層ミキシング音声信号を受け、1つ下層の機器には、当該下層の機器以外の機器からの音声信号と前記上層ミキシング音声信号とのミキシング信号を上層ミキシング音声信号として供給し、
最下層のサーバは、送受話手段を有する複数の端末装置を前記1つ下層の機器として、他の層のサーバは、1つ下層のサーバを前記1つ下層の機器とする
会議システム。 - 請求項1記載の会議システムにおいて、前記各サーバは、それよりも下層の機器から供給された各音声信号のレベルが予め定めたレベル以上であるか否かを検出する複数のレベル検出手段を有し、前記下層ミキシング音声信号には、前記予め定めたレベル以上であると前記検出手段によって検出された音声信号のみを含ませる会議システム。
- 請求項1記載の会議システムにおいて、前記最下層のサーバには、前記端末装置とは別の端末装置が設けられ、これら別の端末装置には、対応する最下層のサーバからマルチキャストで、対応する最下層のサーバで生成された下層ミキシング音声信号と、対応する最下層のサーバに供給された上層ミキシング音声信号とのミキシング信号を供給し、前記下層ミキシング音声信号及び前記上層ミキシング音声信号はユニキャストで供給する会議システム。
- 請求項1記載の会議システムにおいて、前記最下層のサーバには、前記端末装置とは別の端末装置が設けられ、最上層のサーバが、1つ下層の各サーバからそれそれ供給された下層ミキシング音声信号をミキシングして、前記別の端末装置にマルチキャストで供給し、前記下層ミキシング音声信号及び前記上層ミキシング音声信号はユニキャストで供給する会議システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005159488A JP2006339802A (ja) | 2005-05-31 | 2005-05-31 | 会議システム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009100154A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Yamaha Corp | 遠隔会議システムおよび多地点音声接続装置 |
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2005
- 2005-05-31 JP JP2005159488A patent/JP2006339802A/ja active Pending
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JP2009100154A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Yamaha Corp | 遠隔会議システムおよび多地点音声接続装置 |
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