JP2006331376A - 生体認証搭載非接触式物体移動装置用カードキー - Google Patents

生体認証搭載非接触式物体移動装置用カードキー Download PDF

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Abstract

【課題】正規所有者の指紋等を認識する識別手段を有し、移動装置の動力源の作動を遠隔操作する生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーを提供する。
【解決手段】平板状カードであって、正規所有者の指紋または静脈等のパターン情報を照合する識別機能により本人であることが生体認証されると、物体移動装置への入場が許可される。また、本カードを用いて、例えば、預貯金取り扱い残高情報や課金情報の表示が行なわれないように、情報開示のセキュリティが確保されるカードであり、移動装置の動力源の作動を制御する動力源作動制御指示信号を少なくとも記憶する記憶手段と、自在に情報の送信および受信を行ない、前記記憶手段から呼び出された動力源作動制御指示信号を移動装置制御装置に送信する通信手段とを備えることを特徴とする生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーによって前記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の移動装置の運転の際に必要とするキーを兼ねる生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーであって、特に非接触ICチップを利用したバーコードリーダや磁気読み取り装置等をはじめとする個体別認識装置等で使用されるプラスチック製または、シリコン製IDカードを兼ねるカード型キーであって、銀行や郵便局の預貯金キャッシュカードやクレジットカード、住民カード等の代替、自宅のドアの鍵代替、交通機関利用カード代替、コンピューター、パソコン等のパスワード代替、自動販売機利用カード代替、駐車場利用カード代替、遊技場利用カード代替、企業のIDカード代替として利用でき、さらには、商取引における電子決済に用いられる電子マネーに関連する。
今日の自動車キーは、正規所有者の指紋照合ができないため、キーを盗まれ、無断で運転されたりして、セキュリティー上問題があった。一方、自動車キーを移動装置ドアに差し込みドアロックを解除することなく、赤外線等の無線によってドアロックを解除するキーレスエントリー自動車キーが多くなっている。しかし、キーレスエントリー機能を有する自動車キーは、キー保持部に赤外線等の無線発信装置を備えるため、キー保持部は、従来の自動車キーに比べて厚くなり、ポケット等に入れて持ち歩くキーケースに収納できず、その結果ポケットがかさばってしまい、持ち歩くのに不便となっていた。
従来の技術として本特許に応用できるものとして以下のICチップと指紋センサーがある。日立製作所は、紙などに埋め込むことができる世界最小のICチップを開発したと発表した。このチップは0.4ミリ角で厚さが0.06ミリ。通貨や小切手、有価証券などに埋め込むことにより、偽造を防止できる。
エニックス子会社BMF、指紋センサー販売、指の圧力で検知・照合。
ゲーム大手エニックス子会社のビーエムエフ(BMF、川崎市、田森照彦社長)は指紋センサーの量産出荷を始めた。重さ三グラム、厚さ一・九五ミリ。指の圧力で指紋を検知して本人照合する感圧式で水にぬれても使える。個人認証のためクレジットカードに付きけたり、携帯電話に搭載して電子商取引の際の本人確認に使うなどの需要を開拓する。
また、キーレスエントリー自動車キーは、ドアのロックやアンロックを遠隔操作することができるが、自動車のスタータの始動やアクセサリー電源ONの遠隔操作まで行なうことはできず、遠隔操作による使用者の操作負担の低減といったメリットも半減しているのが現状である。
一方、特開2000−16251号公報には、移動装置用カードキーシステムが提案され、移動装置用カードキーをカード挿入スロットに挿入することによって、アクセサリ(ACC)電源、移動装置電源およびスタータの始動といった移動装置の各操作を行なうことを提案している。
しかし、この方法では、移動装置用カードをカード挿入スロットに挿入して、物理的にカード挿入スロット内に設けられる各種スイッチに対して摺動させるため、磨耗が激しく、耐久的に寿命が短いといった問題がある。また、正規所有者の指紋照合ができないため、簡単に悪用される危険が伴う。
発明が解決しようとする課題
そこで、本発明は、正規所有者の指紋の合致/不合致を確認する識別手段を有し、軽くてコンパクトで持ち運びに便利で耐久性があり、少なくとも、自動車のスタータONやOFFのような移動装置の動力源の作動を遠隔操作する生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
上記目的を達成するために、本発明は、指紋照合が可能な平板状カードであって、指紋の合致/不合致を確認する識別手段を有し、移動装置の動力源の作動を制御する動力源作動制御指示信号を少なくとも記憶する記憶手段と、指紋の合致が確認されて初めて、商取引における電子決済、銀行や郵便局の預貯金キャッシュカードやクレジットカード、住民カード等の代替、自宅のドアの鍵代替、交通機関利用カード代替、コンピューター、パソコン等のパスワード代替、自動販売機利用カード代替、駐車場利用カード代替、遊技場利用カード代替、企業のIDカード代替としても、自在に情報の送信および受信を行なうことができ、前記記憶手段から呼び出された動力源作動制御指示信号を少なくとも移動装置制御装置に送信する通信手段とを備えることを特徴とする生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーを提供するものである。
ここで、前記識別手段は、光学的に指紋識別可能な平板状のCPU付きICチップで形成されるのが好ましく、前記記憶手段と前記通信手段は、CPU付き非接触式ICチップに形成されることが好ましい。また、前記牛体認証搭載非接触式移動装置用カードキーの前記記憶手段は、前記生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーの固有識別情報を記録保持し、前記移動装置の固有識別情報と照合するために、前記通信手段は、前記記憶手段から呼び出された前記生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーの固有識別情報を前記移動装置制御装置に送信するのが好ましい。
また、前記生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーの固有識別情報は、前記生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーの正規所有者の指紋の合致が確認されて初めて、前記固有識別情報がアクティブ(ON状態)になることが必須の条件となる。
さらに、前記通信手段が受信した情報を表示する表示装置を備えるのが好ましく、この表示装置は、前記移動装置制御装置に送信する信号内容を指示する指示手段を有することが好ましい。
また、周辺照度に応じて自動発光する発光手段を備えるのがよい。
このような生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーは、前記生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーの正規所有者の指紋照合に基づいて、商取引における電子決済に用いられるのが好ましい。
このような生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーは、前記生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーの正規所有者の指紋照合に基づいて、銀行や郵便局の預貯金キャッシュカードやクレジットカード、住民カード等の代替、自宅のドアの鍵代替、交通機関利用カード代替、コンピューター、パソコン等のパスワード代替、自動販売機利用カード代替、駐車場利用カード代替、遊技場利用カード代替、企業のIDカード代替として用いられるのが好ましい。
以下、本発明の生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーについて、添付きの図面に示される好適実施例を基に詳細に説明する。
図1に示される本発明の生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーを用いて移動装置の遠隔操作を行なう遠隔操作システム10が示されている。
遠隔操作システム10は、自動車12およびこの自動車12の各部の動作を遠隔操作する生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー14から構成されている。
生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー14は、キーレスエントリー機能を有するとともに自動車12の動力源を遠隔操作して作動させる平板状のカード型キーである。
生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー14は、非接触式ICチップ16および、遠隔操作の内容が指紋照合された正規所有者によって指示される指示手段を備えた表示装置18を有する。
非接触式ICチップ16は、CPU16a、制御信号記憶部16bおよび通信部16cを有し、制御信号記憶部16bは、自動車12のドアのキーレスエントリー機能やオートロック機能に基づくロックおよびアンロックを制御するドアロック・アンロック制御指示信号、ドアの開閉を制御するドア開閉制御指示信号、自動車12のスタータの作動を制御するスタータ制御指示信号(本発明における動力源作動制御指示信号に相当)、自動車12のアクセサリ電源のON・OFFを制御するアクセサリ電源制御指示信号や移動装置電源のON・OFFを制御する移動装置電源制御指示信号を、生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー14に登録された指紋と合致する正規所有者のみが送信することができる。
CPU16aは、表示装置18から送られてきた指示内容に応じて、制御信号記憶部16bから、記憶保持されている信号を呼び出すとともに、通信部16cに送る。また、CPU16aは、通信部16cで受信された情報を送られ、必要に応じて表示装置18に必要な情報を送る。
通信部16cは、自動車12の各部の動作を制御する制御信号を送信するとともに、自動車12の制御装置等から送信された信号を受信する。
通信部16cの通信は、赤外線や超音波やFM波やマイクロ波等の電磁波等によって行なわれ、少なくとも数メートルの範囲で通信を可能とする。
表示装置18は、正規所有者が自動車12を遠隔操作する操作内容を指示するための画面が表示される表示画面18aと、画面の所定の領域に形成される薄膜透明の感圧センサ18bとを有し、感圧センサ18bを指等によって所定の位置を押圧することで、加圧位置を示す信号が、接続されるCPU16aに送られ、加圧位置に応じて所望の指示を行なうことができるように構成されている。
表示画面18aは、液晶表示画面あるいは特開平11−316397号公報で開示される電気ペーパーシートが用いられる。電気ペーパーシートは電界を与えても一度表示した画面は、次の電界が加えられるまで消えず保持されるため、液晶表示画面に比べて消費電力も大幅に低減される点から好ましい。
生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー14は、この他に、周辺の照度を計測する照度計測部20と、LEDやその他の発光物質からなる照明部22を有し、生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー14の周辺の照度が、照度計測部20の測定によって、所定の照度以下、例えば300lx(ルックス)以下になると、照明部22が自動的に照明発光するように構成される。これにより、夜間であっても、周辺を明るくして、生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー14の所在を明らかにして正規所有者の使用を容易にすることができる。また、生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー14の周辺を明るくするので、正規所有者の暗がりでの作業を容易とする。
一方、自動車12は、エンジンを動力源とする自動車であるが、本発明では、モーターを動力源とする電気自動車やエンジンとモーターを動力源とするハイブリッド型自動車等であってもよい。
図3に遠隔操作システム10に関する自動車12の移動装置制御装置30が示されている。
移動装置制御装置30は、通信部32、情報読取ユニット34、指紋照合(照合)部36、移動装置制御ユニット38、ドアロックユニット40、ドア開閉ユニット41、アクセサリ制御ユニット42、移動装置電源制御ユニット44およびスタータ制御ユニット46を主に備える。
通信部32は、生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー14から送信された各種制御指示信号を受信する部分で、受信された信号は、情報読取ユニット34に送られる。
情報読取ユニット34は、通信部32から送られてきたドアロック制御指示信号、ドア開閉制御指示信号、アクセサリ電源制御信号、移動装置電源信号、スタータ制御指示信号に含まれる、ドアロック・アンロック指示情報、ドア開閉指示情報、アクセサリ電源指示情報、移動装置電源ON・OFF指示情報、スタータ指示情報と比較照合する部分である。
移動装置制御ユニット38は、遠隔操作による指示内容に応じてドアロックユニット40やドア開閉ユニット41やアクセサリ制御ユニット42や移動装置電源制御ユニット44に指示信号を振り分ける部分である。
ドアロックユニット40は、移動装置のキーレスエントリー機能やオートロック機能に基づくロックあるいはアンロックの指示信号に応じてドア40aを作動させる部分であり、ドア開閉ユニット41は、ドア40aの開閉の指示信号に応じてドア40aを開閉させる部分である。アクセサリ制御ユニット42は、指示信号に応じて行なうテレビ、ラジオ、オーディオシステムやナビゲーションシステムをはじめとするアクセサリ42aのアクセサリ電源のONあるいはOFFを行ない、電源ONと共に、テレビ、ラジオ、オーディオシステムやナビゲーションシステム等のアクセサリ42aの電源のONを制御する部分である。
移動装置電源制御ユニット44は、移動装置電源を指示信号に応じてONあるいはOFFし、さらに、スタータのONあるいはOFFの指示信号に応じて、スタータモーター46aをONあるいはOFFするように制御する部分である。
まず、アクセサリ42aの電源ONの指示を表示装置18で行ない、アクセサリ電源制御信号が、制御信号記憶部16bから呼び出され、通信部16cから通信部32に送信される。通信部32で受信されたアクセサリ電源制御信号は、情報読取ユニット34に送られ、情報読取ユニット34において、アクセサリ電源ONのアクセサリ電源指示情報が読み取られ、その情報が、移動装置制御ユニット38に送られる。移動装置制御ユニット38では、アクセサリ電源ONの指示信号が、アクセサリ制御ユニット42に送られ、テレビ、ラジオ、オーディオシステムやナビゲーションシステム等のアクセサリ42aのアクセサリ電源をONにする。また、アクセサリ電源ONに際して、個々のアクセサリ自体の電源をONにするように制御してもよい。
その後、使用者によって移動装置電源ONの指示が表示装置18で行なわれると、移動装置電源制御信号が、制御信号記憶部16bから呼び出され、通信部16cから通信部32に送信される。通信部32で受信された移動装置電源制御信号は、情報読取ユニット34に送られ、その情報が、移動装置電源制御ユニット44に送られ、移動装置電源がONとなる。
さらに、スタータONの指示が正規所有者によって表示・指示部18で行なわれると、スタータONとするスタータ制御信号が、CPU16aによって制御信号記憶部16bから呼び出され、通信部16cから通信部32に送信される。通信部32で受信されスタータ指示情報が読み取られ、その情報が、移動装置制御ユニット38に送られる。移動装置制御ユニット38では、スタータONの指示信号が、移動装置電源制御ユニット44を介してスタータ制御ユニット46に送られ、スタータモーター46aを駆動し、自動車12の動力源の起動を行なう。
このような自動車12の動力源の起動の際、駆動ギアがニュートラル位置にあることが確認された状態で行なわれる。
次に、表示装置18においてドアのアンロックの指示が正規所有者によって行なわれると、ドアのアンロックの指示に応じて、CPU16aによって、制御信号記憶部16aからドアアンロックのドアロック・アンロック制御指示信号が呼び出され、通信部16cから通信部32に送信される。通信部32で受信されたドアロック・アンロック制御指示信号は情報読取ユニット34に送られ、ドアアンロックのドアアンロック指示情報が読み取られ、移動装置制御ユニット38に送られる。移動装置制御ユニット38では、ドアアンロック指示情報からドアロックユニット40にドア40aのアンロックを指示する指示信号が振り分けられドアロックユニット40に送られ、ドア40aがアンロックされるようにドアアンロックユニットが作動する。
次に、表示装置18においてドア40aを開く旨の指示が正規所有者によって行なわれると、指示に応じて、CPU16aによって、制御信号記憶部16bからドアオープンのドア開閉制御指示信号が呼び出され、通信部16cから通信部32に送信される。通信部32で受信されたドア開閉制御指示信号は、情報読取ユニット34に送られ、ドアオープンのドア開閉情報が読み取られ、移動装置制御ユニット38に送られる。移動装置制御ユニット38では、ドア開閉制御指示情報からドア開閉ユニット41にドア40aのオープンを指示する指示信号が振り分けられドア開閉ユニット40に送られ、ドア40aが開くようにドア開閉ユニットが作動する。
こうして、ドア40aの開いた自動車12に正規所有者および同乗者は乗り込むことができる。
その後、正規所有者によって出されたドア40aを閉じる指示に応じて、ドア40aのオープンと同様に、ドアを閉じる指示信号に従ってドア開閉ユニット41が作動して、ドア40aを閉じる。
その後、オートロック機構に基づくドアロックの指示が正規所有者によってなされると、CPU16aによって、制御信号記憶部16bからドアロックのドア制御信号が呼び出され、通信部16cから通信部32に送信され、上記ドアアンロックの指示がなされた場合と同様に、移動装置制御ユニット38からドアロックユニット40にドア40aのロックを指示する指示信号が振り分けられドアロックユニット40に送られ、ドア40aがロックされるようにドアロックユニットが作動する。
こうして、正規所有者は、すでに動力源が作動し、定常状態で待機する自動車12にドアを開閉して乗り、即座に運転を行なうことができる。また、ステアリングロック機構を有する自動車の場合、ステアリングロック機構のON・OFFを遠隔操作の対象としてもよい。
また、正規所有者または同乗者の運転が終了した場合のスタータOFF、移動装置電源OFF、アクセサリ電源OFF、ドアのアンロックやロック、およびドアの開閉の遠隔操作も上記方法と同様に行なわれる。
上記例では、正規所有者が自動車12に乗り込む前に、自動車12のエンジンや動力モーター等の動力源を作動する場合を例としたが、使用者が自動車12に乗り込んだ後、遠隔操作(車内で数十センチの近距離だが非接触操作)によって動力源を作動させるものであってもよい。
このように、ドアから数メートル離れた場所で、無線によって、キーレスエントリー機構やオートロック機構によるドアのロックやアンロック、ドアの開閉、アクセサリ電源のONやOFF、移動装置電源ONやOFFあるいはスタータのONやOFFを行なうことができるので、使用者が正規所有者である限り、自動車12に乗り込む前に遠隔操作を行なうことができる。
なお、上記例では、ドアのロック・アンロックやドアの開閉やアクセサリー電源や移動装置電源のON・OFFやスタータモーターの制御を遠隔操作するものであれば、いずれを遠隔操作の対象としてもよい。
このような生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー14は、略矩形の平板状のプラスチック製または、シリコン製カードに光学式、または、感圧式指紋照合ユニット、非接触式ICチップまたは、CPU付き非接触式ICチップ、および液晶画面といった簡単な構成で形成されるので、重量は最大でも例えば10gに押さえることができ、また、略矩形の形状寸法も、例えば、90mm×60mm以下に押さえることができ、厚みも5mm以下に押さえることができ、軽くてコンパクトで持ち運びに便利である。また、従来のように、生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーをカード挿入スロットに挿入する必要がなく、遠隔操作(もちろん、自動車の運転座席に座ったまま胸ポケットに入れたカードから操作してもよい)によって、アクセサリ電源、移動装置電源、およびスタータモータのONやOFFといった移動装置の操作を行なうことができるので、従来のようにスイッチ等やカードリーダー等と摺動してカードを磨耗することなく、生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーの耐久性が向上する。
このような略矩形の平板状の生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー14は、指紋の合致/不合致を確認する識別手段を有する指紋照合ユニットにて、カード使用者の指紋と正規所有者の登録済み指紋との合致が確認されて初めてカードを使用することが可能になる。よって、現存する個人認証方法としては、最もセキュリティの高い方式と考えられ、商取引における電子決済、銀行や郵便局の預貯金キャッシュカードやクレジットカード、住民カード等の代替、自宅のドアの鍵代替、交通機関利用カード代替、コンピューター、パソコン等のパスワード代替、自動販売機利用カード代替、駐車場利用カード代替、遊技場利用カード代替、企業のIDカード代替として十分に利用可能である。
例えば、生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー14を、現在普及している電子マネーの形態であるデビット・カード等の電子カード方式(財布機能)として用いることができ、生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー14の表示画面18aに、電子マネー残高情報や決済情報が表示される。この場合、通信部16cは、電子カード方式による商取引の決済情報を、商取引場所等に設けられた情報通信装置から得、CPU16aで電子マネー残高情報が計算された後、電子マネー残高情報や決済情報が表示される。
また、生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー14の表示画面18aに、銀行や郵便局の情報通信装置やクレジット会社が配置した情報通信装置から送信される銀行や郵便局の預貯金カードの預貯金取り扱い残高情報やクレジットカードの使用情報がリアルタイムで表示される。その際は、ID番号である「お客様認識番号」やパスワードを、予め情報通信装置に記録保持されたID番号やパスワードと照合するようにする。
また、生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー14を万一紛失しても、指紋が登録済みでさえあれば、世界中で一つしかなく、即座に同一のカードを発行することができる。
以上、本発明の生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーについて詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および変更を行なってもよいのはもちろんである。
発明の効果
以上、詳細に説明したように、本発明の生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーは、上記構成を備えることによって、軽くてコンパクトで持ち運びに便利で耐久性があり、少なくとも移動装置の動力源の作動を遠隔操作することができる。
さらに、本カードは、指紋の合致/不合致を確認する識別手段を有し、指紋の合致が確認されてカードの正規所有者であることが実証されるため、商取引における電子決済、銀行や郵便局の預貯金キャッシュカードやクレジットカード、住民カード等の代替、自宅のドアの鍵代替、交通機関利用カード代替、コンピューター、パソコン等のパスワード代替、自動販売機利用カード代替、駐車場利用カード代替、遊技場利用カード代替、企業のIDカード代替としても、有効に利用することができ、正規所有者の所有する上記のごとく種々のカードの枚数を低減することができる。
本発明の生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーを用いた遠隔操作システムの一例を示す図である。 本発明の生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーの構成の一例を示す図である。 本発明の生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーの遠隔操作を対象とする自動車の構成の一例を示す図である。
符号の説明
10 遠隔操作システム
12 自動車
14 生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー
16 非接触式ICチップ
18 表示装置
20 照明計測部
22 照明部
30 移動装置制御装置
32 通信部
34 情報読取ユニット
36 指紋照合ユニット
38 移動装置制御ユニット
40 ドアロックユニット
41 ドア開閉ユニット
42 アクセサリ制御ユニット
44 移動装置電源制御ユニット
46 スタータ制御ユニット

Claims (7)

  1. 平板状カードであって、地面上、地面より上、地面より下(陸、悔、空)の空間を、人体を含めた物体を搭載して移動する装置に搭乗する場合、本カードキーにて所有者認証、または所有者が権限を委任する責任者の生体認証を行ない、ドアロック解除または自動開等で搭乗が許される安全機能を追加したカードキーである。生体認証の有力候補としては指紋認証とするが、目(光彩)、顔認証等も含む。以下、車両を対象をとして説明する。
  2. 平板状カードであって、移動装置の動力源の作動を制御する動力源作動制御指示信号を少なくとも記憶する記憶手段と、自在に情報の送信および受信を行ない、前記記憶手段から呼び出された動力源作動制御指示信号を少なくとも移動装置制御装置に送信する通信手段とを備えることを特徴とする移動装置用カードキーであって、カードの正規所有者の指紋のパターン情報を照合する識別機能を搭載し、正規所有者の認証が確実に行なわれるため、商取引における電子決済、銀行や郵便局の預貯金キャッシュカードやクレジットカード、住民カード等の代替、自宅のドアの鍵代替、交通機関利用カード代替、コンピューター、パソコン等のパスワード代替、自動販売機利用カード代替、駐車場利用カード代替、遊技場利用カード代替、企業のIDカード代替として利用することのできる生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー。
  3. 前記識別手段は、光学的または、感圧的に指紋のパターンを識別可能な平板状のICユニットまたは、CPU付きICユニットで形成され、前記記憶手段と前記通信手段は、非接触式ICチップまたは、CPU付き非接触式ICチップによって形成される請求項1に記載の生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー。
  4. 前記生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーは、唯一正規所有者のみ指紋照合の結果が合致して、カードの持つ全ての機能がアクティブ(ON)になる。したがって、正規所有者以外の他人に悪用される懸念がなく、現今では、最もセキュリティーの高いカードとして用いることができる。また、たとえ紛失しても、指紋の登録さえあれば短期間で再発行可能であり、暗証番号等の入力等が不要である請求項1に記載の生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー。
  5. 請求項3に記載の生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーであって、
    前記正規所有者の指紋の合致が確認されて初めて、商取引における電子決済に用いられることを特徴とする生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー。
  6. 請求項3に記載の生体認証搭載非接触式移動装置用カードキーであって、
    前記正規所有者の指紋の合致が確認されて初めて、銀行や郵便局の預貯金キャッシュカードやクレジットカード、住民カード等の代替、自宅のドアの鍵代替、交通機関利用カード代替、コンピューター、パソコン等のパスワード代替、自動販売機利用カード代替、駐車場利用カード代替、遊技場利用カード代替、企業のIDカード代替として利用可能な生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー。
  7. 周辺照度に応じて自動発光する発光手段を備える請求項1〜5のいずれかに記載の生体認証搭載非接触式移動装置用カードキー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102582577A (zh) * 2012-03-29 2012-07-18 程春宝 实现汽车指纹安全防盗控制的方法

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