JP2006325039A - Ip電話装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】IP電話の通話時に暗号化されているか等をユーザが簡単に把握できるようにする。
【解決手段】IP電話アダプタ11は、IP電話による音声データの通信暗号化/復号化を行う暗号化処理部7と、暗号化処理部7で通信暗号化された状態でIP電話により通話中であることを表示する表示手段13とを備えている。表示手段13はLEDからなり、点灯、点滅、発光色の違い等により状態表示を行う。
【選択図】図1
【解決手段】IP電話アダプタ11は、IP電話による音声データの通信暗号化/復号化を行う暗号化処理部7と、暗号化処理部7で通信暗号化された状態でIP電話により通話中であることを表示する表示手段13とを備えている。表示手段13はLEDからなり、点灯、点滅、発光色の違い等により状態表示を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、IP電話装置に関し、詳しくは、IP電話による音声通話の通信暗号化を行うものに関する。
近年、従来の加入電話に代わる新しい電話形態として、インターネットをはじめとするIP網を利用して音声を伝送するIP電話が注目されており、既に実用化が開始されている(特開2005−45382号公報等)。
一般的なIP電話システムについて図12を用いて説明すると、IP電話アダプタは、電話機からのダイヤル信号や音声信号に対して必要な処理を行い、パケット化してIP網に送信する。IP網における発信や着信の制御(呼制御)は呼制御サーバにより行われ、通話中のIP電話の音声パケットは呼制御サーバを経由せず直接やりとりされる。
一般的なIP電話システムについて図12を用いて説明すると、IP電話アダプタは、電話機からのダイヤル信号や音声信号に対して必要な処理を行い、パケット化してIP網に送信する。IP網における発信や着信の制御(呼制御)は呼制御サーバにより行われ、通話中のIP電話の音声パケットは呼制御サーバを経由せず直接やりとりされる。
次に、IP電話の一般的な接続シーケンスについて図13を用いて簡単に説明する。まず初期設定として、ユーザはIP電話サービス事業者から付与されたIP電話番号をIP電話アダプタに設定後、IP電話アダプタをIP網に接続する。その後IP電話アダプタは自動的にIPアドレスを取得し、IPアドレスとIP電話番号を呼制御サーバへ登録する。そして、ユーザAが電話機Aの受話器を上げると、IP電話アダプタAは電話機Aに発信音を送出する。その後、相手先電話番号をダイヤルすると、IP電話アダプタAは相手先電話番号を呼制御プロトコルの接続要求メッセージにのせて呼制御サーバに送信する。呼制御サーバは図12に示すようなIP電話番号とIPアドレスの対応表を管理している。呼制御サーバは相手先電話番号に対応するIPアドレスを調べ、そのIPアドレスに対して接続要求メッセージを伝送する。
接続要求メッセージを受信したIP電話アダプタBは電話機Bに対して着信音を送出して着信を通知すると共に、呼制御サーバ経由でIP電話アダプタAに対して呼出中であることを示すメッセージを送信する。IP電話アダプタAはこれを受けて電話機Aに呼出音を送出する。ユーザBが電話機Bの受話器を上げた時、IP電話アダプタBは呼制御サーバ経由でIP電話アダプタAに対して接続応答メッセージを送信する。按続応答メッセージを受信したIP電話アダプタAは電話機Aに応答を通知し、通話が開始される。
次に、一般的なIP電話アダプタ1の構成を図14に示す。信号検出部2は、電話機6からの信号を検出して信号の内容を判定する。呼制御部3は、通話する相手との接続および切断を制御する。また、市販されている殆どのIP電話アダプタ1は、IP電話による通話ができない相手先については公衆電話網を利用する機能を有している。音声処理部4は、アナログ/ディジタル信号変換と音声の符号化/復号化を行う。パケット処理部5は、呼制御信号と音声信号のパケット化/脱パケット化を行う。
前述したIP電話の主な特長としては、(1)同じプロバイダが提供するIP電話サービスのユーザであれば、時間や距離にかかわらず無料または低料金で通話できる点、(2)050番号を利用することにより、引越しや移転等があっても電話番号を変更しなくてよい点、(3)IP電話と他のアプリケーションを融合した新サービス等の大きな可能性を秘めている点などが挙げられる。
しかしながら、IP電話はインターネット技術を利用しているため盗聴されやすいという問題がある。そこで、インターネット披術の標準化団体であるIETF(Internet Engineering Task Force)では、パケットを暗号化する技術であるSRTP(Secure
Real-time Transport Protocol)を標準化(RFC3711)している。SRTPは主に音声や動画などのリアルタイム通信を暗号化する技術であり、IP電話の暗号化方式として期待
されている。
しかしながら、IP電話はインターネット技術を利用しているため盗聴されやすいという問題がある。そこで、インターネット披術の標準化団体であるIETF(Internet Engineering Task Force)では、パケットを暗号化する技術であるSRTP(Secure
Real-time Transport Protocol)を標準化(RFC3711)している。SRTPは主に音声や動画などのリアルタイム通信を暗号化する技術であり、IP電話の暗号化方式として期待
されている。
そこで、暗号化機能を搭載した一般的なIP電話アダプタの構成を図15に示す。暗号化処理部7は、音声信号をユーザ設定値に従って暗号化/復号化する。暗号化情報データベース8は一般的に図16に示すような構成となっており、暗号化情報となる暗号化パラメータの設定等を登録している。暗号化パラメータの例としては、暗号化機能の有効/無効、暗号化に使用するアルゴリズム、暗号キーの更新ライフタイム等がある。デフォルト設定値は工場出荷時の設定値を意味し、ユーザ設定値はユーザが独自に設定変更した値を意味する。
IP電話の暗号化を行う場合は相手先と暗号化情報を交渉する。交渉方法の1つとしては、発信側IP電話アダプタが接続要求メッセージに暗号化情報を付加して送信する。このときの暗号化情報は、ユーザ設定値を反映した暗号化パラメータ群である。着信側IP電話アダプタは、その暗号化情報が受け入れられるものであれば接続応答メッセージに暗号化情報を付加して送信し、受け入れられない若しくは暗号化機能を搭載していない場合はエラーメッセージを返して終了する。
ところで、IP電話アダプタの筐体外面には、一般にLED(発光ダイオード)ランプが設けられて、電源ON/OFFの状態や通信状態などがユーザに一目で分かるようになっている。例えば、IP電話が使用可能なスタンバイ状態では「IP電話」と横に記載されているLEDが点灯し、使用不可能な状態では消灯するようになっている。
しかしながら、一般的なIP電話アダプタでは、IP電話のユーザは事前に暗号化機能を有効に設定しておいた場合でも、実際のIP電話時にその通話が暗号化されているかどうかを簡単に知る手段が無く、通話中に本当に暗号化されているか不安になるという問題がある。
特開2005−45382号公報
SIP教科書(監修:千村保文、村田利文、IDGジャパン、2003年5月)
しかしながら、一般的なIP電話アダプタでは、IP電話のユーザは事前に暗号化機能を有効に設定しておいた場合でも、実際のIP電話時にその通話が暗号化されているかどうかを簡単に知る手段が無く、通話中に本当に暗号化されているか不安になるという問題がある。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、IP電話の通話時に暗号化が実際にされているかどうか等をユーザが簡単に把握できるようにすることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、IP電話による音声データの通信暗号化/復号化を行う暗号化処理部と、
前記暗号化処理部で暗号化された状態でIP電話により通話中であることを表示する表示手段と、を備えていることを特徴とするIP電話装置を提供している。
前記暗号化処理部で暗号化された状態でIP電話により通話中であることを表示する表示手段と、を備えていることを特徴とするIP電話装置を提供している。
前記構成とすると、ユーザはIP電話装置の表示手段を見れば、IP電話による通話が確実に暗号化されていることを一目で確認することが可能であるので、ユーザに安心感を与えることができる。なお、前記IP電話装置は、電話機本体と別体のIP電話アダプタでもよいし、電話機本体と一体型であってもよい。
前記表示手段は、暗号化された通話を開始するために相手先のIP電話装置との間で接続確立中であることを表示可能としていると好ましい。
前記構成とすると、ユーザから相手先電話番号が入力されて相手先IP電話装置との間で接続確立動作を行っている際に、その接続確立中であることをユーザに知らせることができるので、ユーザは現在の動作状況を把握することができ安心感を得ることができる。
前記表示手段は、暗号化された通話が利用可能なスタンバイ状態であることを表示可能としていると好ましい。
前記構成とすると、IP電話による通話の暗号化が現在可能であることをユーザは使用前に一目で把握することができ、安心して以後の通話を開始することができる。
前記暗号化処理部は、受信パケットが送信元での送信時のパケットと同一に保たれているかを認証する機能を備え、
前記表示手段は、前記暗号化処理部でパケット認証の失敗確率が所定値を超えた場合に警告表示可能としていると好ましい。
前記表示手段は、前記暗号化処理部でパケット認証の失敗確率が所定値を超えた場合に警告表示可能としていると好ましい。
前記構成とすると、通信経路中において音声データのパケットが改竄されたり、伝送路上の不具合(中継機器の機能障害や熱変動など)によりパケットが壊れたりするのを検出した認証結果をユーザに知らせることができ、たとえば改竄防止のために暗号化パラメータの設定変更を行うなどの動機付けを与えることができる。その際、パケット認証の失敗が起こる度に、即ち、前記失敗確率が0%を超えた場合に表示手段で警告表示してもよいし、失敗確率がある一定値を超えるまでは認証失敗があっても警告表示しないようにしてもよい。なお、前記パケット認証の失敗確率は、たとえば単位時間あたりにおける全受信パケット数のうち認証失敗した受信パケット数の割合を算出すること等で求めるとよい。
前記表示手段はLED(発光ダイオード)からなり、点灯あるいは点滅により状態表示を行うようにしていると、簡素かつ低消費電力で、簡単に通信ステータスを表現することができ好ましい。
前記LEDは複数色に発光可能であり、点灯あるいは点滅される発光色の違いにより状態表示を行うようにしていると、簡素な構成で複数種の通信ステータスを表現することができ好ましい。
前記LEDは、公衆電話網を使用せずにIP電話網を使用した通話状態を表示するLEDと兼用していると好ましい。
前記構成とすると、LEDランプの数を低減することができ、IP電話装置の小型化に貢献すると共に外観を簡素化することができる。
前記構成とすると、LEDランプの数を低減することができ、IP電話装置の小型化に貢献すると共に外観を簡素化することができる。
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、ユーザはIP電話装置の表示手段を見れば、IP電話による通話が確実に暗号化されていることを一目で確認することが可能であるので、ユーザに安心感を与えることができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6は第1実施形態を示す。
実施形態のIP電話アダプタ11(IP電話装置)は前記図12に示すIP電話システムに適用されるもので、システムの全体的な構成は前記図12と同様であるため説明を省略する。
図1乃至図6は第1実施形態を示す。
実施形態のIP電話アダプタ11(IP電話装置)は前記図12に示すIP電話システムに適用されるもので、システムの全体的な構成は前記図12と同様であるため説明を省略する。
IP電話アダプタ11は、図1に示すように、信号検出部2と、呼制御部3と、音声処理部4と、パケット処理部5と、暗号化処理部7と、暗号化情報データベース8と、LED制御部12と、暗号化LED(発光ダイオード)13とを備えている。
信号検出部2は、電話機6から送信されるダイヤル信号や音声信号を検出する機能を有する。呼制御部3は、音声以外のダイヤル信号をデジタル化したり、相手先電話番号や暗号化情報等を含み通話開始時に呼制御サーバに送信する接続要求メッセージの作成等を行う機能を有する。音声処理部4は、電話機6から送信される音声データをアナログからデジタルに変換する機能を有する。パケット処理部5は、呼制御部3や音声処理部4から送信されるデータのパケット化を行ってIP網に送信したり、IP網から受信したデータの脱パケット化を行う機能を有する。暗号化処理部7は、暗号化情報データベース8に登録された設定内容に基づいて音声データの暗号化/復号化を行う機能を有する。LED制御部12は、IP電話アダプタ11の筐体14の外面に設けられた暗号化LED13の点灯、点滅、消灯の制御を行う機能を有する。
信号検出部2は、電話機6から送信されるダイヤル信号や音声信号を検出する機能を有する。呼制御部3は、音声以外のダイヤル信号をデジタル化したり、相手先電話番号や暗号化情報等を含み通話開始時に呼制御サーバに送信する接続要求メッセージの作成等を行う機能を有する。音声処理部4は、電話機6から送信される音声データをアナログからデジタルに変換する機能を有する。パケット処理部5は、呼制御部3や音声処理部4から送信されるデータのパケット化を行ってIP網に送信したり、IP網から受信したデータの脱パケット化を行う機能を有する。暗号化処理部7は、暗号化情報データベース8に登録された設定内容に基づいて音声データの暗号化/復号化を行う機能を有する。LED制御部12は、IP電話アダプタ11の筐体14の外面に設けられた暗号化LED13の点灯、点滅、消灯の制御を行う機能を有する。
図2はIP電話アダプタ11の外観を表しており、筐体14の前面には複数のLEDが設けられており、電源のON/OFFを点灯/消灯で表示したり、警告アラームを点灯で表示したり、WANやLANの接続/非接続の状態を点灯/消灯で表示したり、IP電話網による通話か通常の公衆電話網による通話かを点灯で表示したりしている。また、本発明の特徴的事項として、IP電話アダプタ11の筐体14の外面には暗号化の有効/無効を点灯(点滅)/消灯で表示する暗号化LED13が設けられている。
次に、IP電話アダプタ11の動作について説明する。
図3に示すように、発信側ユーザは電話機6から相手先電話番号にダイヤルすることでIP電話アダプタ11を介して相手先との接続を開始する(ステップS1)。詳しくは、IP電話アダプタ11の暗号化機能を有効にしていた場合は、信号検出部2が呼制御部3に対して、暗号化情報データベース8に登録された暗号化パラメータを反映させた暗号化情報を付加した接続要求メッセージを作成するよう要求し、接続要求メッセージを呼制御サーバに送信して接続処理を開始する。
図3に示すように、発信側ユーザは電話機6から相手先電話番号にダイヤルすることでIP電話アダプタ11を介して相手先との接続を開始する(ステップS1)。詳しくは、IP電話アダプタ11の暗号化機能を有効にしていた場合は、信号検出部2が呼制御部3に対して、暗号化情報データベース8に登録された暗号化パラメータを反映させた暗号化情報を付加した接続要求メッセージを作成するよう要求し、接続要求メッセージを呼制御サーバに送信して接続処理を開始する。
相手先との接続が成功した場合で(ステップS2)、暗号化情報の交換が成功した場合には(ステップS3)、それまで消灯していた暗号化LED13がLED制御部12からの指令により「通話中」を示す色で点灯あるいは点滅し(ステップS4)、暗号化されたIP電話による通話が開始される(ステップS5)。これにより、ユーザは現在の通話が暗号化されていることを一目で把握することができる。
次に、第1実施形態の第1変形例について説明する。
図4に示すように、発信側ユーザは電話機6から相手先電話番号にダイヤルすることでIP電話アダプタ11を介して相手先との接続を開始する(ステップS10)。この際、IP電話アダプタ11の暗号化機能を有効にしており、信号検出部2が呼制御部3に対して、暗号化情報データベース8に登録された暗号化パラメータを反映させた暗号化情報を付加した接続要求メッセージを作成した場合には(ステップS11)、それまで消灯していた暗号化LED13がLED制御部12からの指令により「接続確立中」を示す色で点灯あるいは点滅する(ステップS12)。
図4に示すように、発信側ユーザは電話機6から相手先電話番号にダイヤルすることでIP電話アダプタ11を介して相手先との接続を開始する(ステップS10)。この際、IP電話アダプタ11の暗号化機能を有効にしており、信号検出部2が呼制御部3に対して、暗号化情報データベース8に登録された暗号化パラメータを反映させた暗号化情報を付加した接続要求メッセージを作成した場合には(ステップS11)、それまで消灯していた暗号化LED13がLED制御部12からの指令により「接続確立中」を示す色で点灯あるいは点滅する(ステップS12)。
次いで、相手先との接続が成功した場合で(ステップS13)、暗号化情報の交換が成功した場合には(ステップS14)、それまで一定の色で点灯あるいは点滅していた暗号化LED13がLED制御部12からの指令により「通話中」を示す異なる色で点灯あるいは点滅し(ステップS15)、暗号化されたIP電話による通話が開始される(ステップS16)。なお、この際、「接続確立中」を示す状態と「通話中」を示す状態とを1つの暗号化LED13で区別して表示するために、二色LEDを用いて発光色を変えて表示しているが(例えば、「接続確立中」が橙色、「通話中」が緑色)、その代わりに「接続確立中」を点滅として「通話中」を点灯とする(あるいはその逆)等して1つの色で2つのステータスを表現してもよい。
一方、相手先との接続が成功しなかった場合で(ステップS13)、暗号化LED13が点灯中あるいは点滅中である場合には(ステップS17)、暗号化LED13を消灯して処理を終了する(ステップS18)。暗号化LED13が消灯していた場合にはそのまま処理を終了する(ステップS18)。以上のようにすれば、ユーザから相手先電話番号が入力されて相手先のIP電話装置との間で接続確立動作を行っている際に、接続確立中であることもユーザが簡単に知ることができるので、ユーザは現在の動作状況を把握することができ安心感を得ることができる。
次に、第1実施形態の第2変形例について説明する。
図5に示すように、ユーザがIP電話アダプタ11の電源をONすることで、IP電話アダプタ11が起動して初期設定動作を開始する(ステップS20)。正常に起動処理が実行されて暗号化機能が有効にスタンバイされた場合には(ステップS21)、LED制御部12からの指令により暗号化LED13が「暗号化通話可能」を示す色で点灯あるいは点滅し(ステップS22)、初期設定を終了する(ステップS23)。一方、起動処理がうまくいかずに暗号化機能が利用可能にスタンバイされなかった場合には(ステップS21)、そのまま初期設定処理を終了する(ステップS23)。このようにすれば、ユーザはIP電話の使用前に通話の暗号化が現在可能であることを一目で把握することができ、安心して以後の通話を開始することができる。
図5に示すように、ユーザがIP電話アダプタ11の電源をONすることで、IP電話アダプタ11が起動して初期設定動作を開始する(ステップS20)。正常に起動処理が実行されて暗号化機能が有効にスタンバイされた場合には(ステップS21)、LED制御部12からの指令により暗号化LED13が「暗号化通話可能」を示す色で点灯あるいは点滅し(ステップS22)、初期設定を終了する(ステップS23)。一方、起動処理がうまくいかずに暗号化機能が利用可能にスタンバイされなかった場合には(ステップS21)、そのまま初期設定処理を終了する(ステップS23)。このようにすれば、ユーザはIP電話の使用前に通話の暗号化が現在可能であることを一目で把握することができ、安心して以後の通話を開始することができる。
次に、第1実施形態の第3変形例について説明する。
図6に示すように、受信側のIP電話アダプタ11で音声パケットが受信されると(ステップS30)、通信経路中でパケットが改竄されたり伝送路の不具合(中継機器の機能障害や熱変動等)等によりパケットが壊れてないかを確認するため、暗号化処理部7において送信側から送信されたパケットと同一であるかを認証する。ここで、認証について説明すると、一般に、送信側のIP電話装置11では暗号化処理部7で所定の認証アルゴリズムを適用し、その計算結果をパケット処理部5で生成されるパケットに付加して送信する。受信側のIP電話装置11では、暗号化処理部7により受信パケットに対して送信側と同じ認証アルゴリズムを適用し、その計算結果と受信パケットに予め付加されている計算結果とが同一であれば正規のパケットであるとして認証成功と判定される一方、同一でなければ認証失敗と判定される。
図6に示すように、受信側のIP電話アダプタ11で音声パケットが受信されると(ステップS30)、通信経路中でパケットが改竄されたり伝送路の不具合(中継機器の機能障害や熱変動等)等によりパケットが壊れてないかを確認するため、暗号化処理部7において送信側から送信されたパケットと同一であるかを認証する。ここで、認証について説明すると、一般に、送信側のIP電話装置11では暗号化処理部7で所定の認証アルゴリズムを適用し、その計算結果をパケット処理部5で生成されるパケットに付加して送信する。受信側のIP電話装置11では、暗号化処理部7により受信パケットに対して送信側と同じ認証アルゴリズムを適用し、その計算結果と受信パケットに予め付加されている計算結果とが同一であれば正規のパケットであるとして認証成功と判定される一方、同一でなければ認証失敗と判定される。
次いで、暗号化処理部7において前記認証の失敗確率が所定値を超えたと判定された場合、たとえば単位時間当たりの全受信パケット数のうち認証失敗した受信パケット数の割合が所定値を超えた場合等には(ステップS31)、LED制御部12からの指令により暗号化LED13が「警告」を示す色で点灯する(ステップS32)。この際、警告表示の有無を分ける閾値となる失敗確率の「所定値」は、0%〜100%のうちから適宜設定されるとよい。以上のように、通信経路中において音声データのパケットが改竄等されている可能性があることをユーザに知らせることができる。
図7および図8は第2実施形態を示す。
第1実施形態との相違点は、暗号化専用のLEDを廃止し、IP電話LED13’で暗号化に関する表示も兼用している点である。
第1実施形態との相違点は、暗号化専用のLEDを廃止し、IP電話LED13’で暗号化に関する表示も兼用している点である。
第2実施形態のIP電話アダプタ11’は、図7に示すように、筐体14’の前面に複数のLEDが設けられており、電源のON/OFFを点灯/消灯で表示したり、警告アラームを点灯で表示したり、WANやLANの接続/非接続の状態を点灯/消灯で表示したり、IP電話網による通話か通常の公衆電話網による通話かを点灯で表示したりしている。また、本発明の特徴的事項として、暗号化の有効/無効を表示する暗号化LEDは特別に設けずに、公衆電話網ではなくIP電話網による通話状態であることを表示するIP電話LED13’を兼用して暗号化状態を表現するようにしている。
次に、IP電話アダプタ11’の動作について説明する。
図8に示すように、発信側ユーザは電話機6から相手先電話番号にダイヤルすることでIP電話アダプタ11’を介して相手先との接続を開始する(ステップS40)。相手先との接続が成功した場合で(ステップS41)、暗号化情報の交換が成功した場合には(ステップS42)、IP電話LED13’が「暗号化通話中」を示す色で点灯あるいは点滅し(ステップS43)、暗号化されたIP電話による通話が開始される(ステップS44)。この際、IP電話LED13’の「暗号化通話中」の発光色は、暗号化なしの通話中の発光色と異ならせている。こうすれば、第1実施形態に比べてLEDの数を低減することができる。
図8に示すように、発信側ユーザは電話機6から相手先電話番号にダイヤルすることでIP電話アダプタ11’を介して相手先との接続を開始する(ステップS40)。相手先との接続が成功した場合で(ステップS41)、暗号化情報の交換が成功した場合には(ステップS42)、IP電話LED13’が「暗号化通話中」を示す色で点灯あるいは点滅し(ステップS43)、暗号化されたIP電話による通話が開始される(ステップS44)。この際、IP電話LED13’の「暗号化通話中」の発光色は、暗号化なしの通話中の発光色と異ならせている。こうすれば、第1実施形態に比べてLEDの数を低減することができる。
次に、第2実施形態の第1変形例について説明する。
図9に示すように、発信側ユーザは電話機6から相手先電話番号にダイヤルすることでIP電話アダプタ11’を介して相手先との接続を開始する(ステップS50)。この際、IP電話アダプタ11’の暗号化機能を有効にしており、信号検出部2が呼制御部3に対して、暗号化情報データベース8に登録された暗号化パラメータを反映させた暗号化情報を付加した接続要求メッセージを作成した場合には(ステップS51)、IP電話LED13’が「暗号化通話接続確立中」を示す色で点灯あるいは点滅する(ステップS12)。この際、IP電話LED13’の「暗号化通話接続確立中」の発光色は、暗号化なしの通話中の発光色と異ならせている。
図9に示すように、発信側ユーザは電話機6から相手先電話番号にダイヤルすることでIP電話アダプタ11’を介して相手先との接続を開始する(ステップS50)。この際、IP電話アダプタ11’の暗号化機能を有効にしており、信号検出部2が呼制御部3に対して、暗号化情報データベース8に登録された暗号化パラメータを反映させた暗号化情報を付加した接続要求メッセージを作成した場合には(ステップS51)、IP電話LED13’が「暗号化通話接続確立中」を示す色で点灯あるいは点滅する(ステップS12)。この際、IP電話LED13’の「暗号化通話接続確立中」の発光色は、暗号化なしの通話中の発光色と異ならせている。
次いで、相手先との接続が成功した場合で(ステップS53)、暗号化情報の交換が成功した場合には(ステップS54)、それまで一定の色で点灯あるいは点滅していたIP電話LED13’が「暗号化通話中」を示す異なる色で点灯あるいは点滅し(ステップS55)、暗号化されたIP電話による通話が開始される(ステップS57)。なお、暗号化していないIP電話の通話中である「通常状態」を示す状態と、「暗号化通話接続確立中」を示す状態と、「暗号化通話中」を示す状態とを1つのIP電話LED13’で区別して表示するために、三色LEDを用いてそれぞれ発光色を変えて表示しているが、その代わりに「暗号化通話接続確立中」を点滅として「暗号化通話中」を点灯とする(あるいはその逆)等して1つの色で2つのステータスを表現してもよい。
一方、接続要求メッセージに暗号化情報が付加されておらず、非暗号化状態でのIP電話による通話がされる場合には(ステップS54)、IP電話LED13’が通常状態を示す色による点灯あるいは点滅状態に遷移して(ステップS56)、通話が開始される(ステップS57)。
また、相手先との接続が成功しなかった場合で(ステップS53)、IP電話LED13’が「暗号化通話接続確立中」を示す色で点灯中あるいは点滅中である場合には(ステップS58)、IP電話LED13’が消灯して処理を終了する(ステップS59)。また、IP電話LED13’が消灯していた場合にはそのまま処理を終了する(ステップS58)。こうすれば、相手先電話番号が入力されて相手先との接続確立動作を行っている最中であることもユーザが一目で確認できるので、ユーザは現在の動作状況を把握することができ安心感を得ることができる。
また、相手先との接続が成功しなかった場合で(ステップS53)、IP電話LED13’が「暗号化通話接続確立中」を示す色で点灯中あるいは点滅中である場合には(ステップS58)、IP電話LED13’が消灯して処理を終了する(ステップS59)。また、IP電話LED13’が消灯していた場合にはそのまま処理を終了する(ステップS58)。こうすれば、相手先電話番号が入力されて相手先との接続確立動作を行っている最中であることもユーザが一目で確認できるので、ユーザは現在の動作状況を把握することができ安心感を得ることができる。
次に、第2実施形態の第2変形例について説明する。
図10に示すように、ユーザがIP電話アダプタ11’の電源をONすることで、IP電話アダプタ11’が起動して初期設定動作が開始される(ステップS60)。正常に起動処理が実行されて暗号化機能が利用可能にスタンバイされた場合には(ステップS61)、IP電話LED13’が「暗号化通話可能」を示す色で点灯あるいは点滅し(ステップS62)、初期設定を終了する(ステップS63)。一方、起動処理がうまくいかずに暗号化機能が利用可能にスタンバイされなかった場合には(ステップS61)、そのまま初期設定処理を終了する(ステップS63)。こうすれば、ユーザはIP電話の使用前に通話の暗号化が現在可能であることを一目で把握することができ、安心して以後の通話を開始することができる。
図10に示すように、ユーザがIP電話アダプタ11’の電源をONすることで、IP電話アダプタ11’が起動して初期設定動作が開始される(ステップS60)。正常に起動処理が実行されて暗号化機能が利用可能にスタンバイされた場合には(ステップS61)、IP電話LED13’が「暗号化通話可能」を示す色で点灯あるいは点滅し(ステップS62)、初期設定を終了する(ステップS63)。一方、起動処理がうまくいかずに暗号化機能が利用可能にスタンバイされなかった場合には(ステップS61)、そのまま初期設定処理を終了する(ステップS63)。こうすれば、ユーザはIP電話の使用前に通話の暗号化が現在可能であることを一目で把握することができ、安心して以後の通話を開始することができる。
次に、第2実施形態の第3変形例について説明する。
図11に示すように、受信側のIP電話アダプタ11’で音声パケットが受信されると(ステップS70)、通信経路中でパケットが改竄されたり伝送路の不具合(中継機器の機能障害や熱変動等)等によりパケットが壊れてないかを確認するため、暗号化処理部7において送信側から送信されたパケットと同一であるかを認証する。暗号化処理部7において前記認証の失敗確率が所定値を超えたと判定された場合、たとえば単位時間あたりの全受信パケット数のうち認証失敗した受信パケット数の割合が所定値を超えた場合等には(ステップS71)、IP電話LED13’が「警告」を示す色で点灯する(ステップS72)。こうすれば、通信経路中において音声データのパケットが改竄されている可能性があること等をユーザに知らせることができる。
図11に示すように、受信側のIP電話アダプタ11’で音声パケットが受信されると(ステップS70)、通信経路中でパケットが改竄されたり伝送路の不具合(中継機器の機能障害や熱変動等)等によりパケットが壊れてないかを確認するため、暗号化処理部7において送信側から送信されたパケットと同一であるかを認証する。暗号化処理部7において前記認証の失敗確率が所定値を超えたと判定された場合、たとえば単位時間あたりの全受信パケット数のうち認証失敗した受信パケット数の割合が所定値を超えた場合等には(ステップS71)、IP電話LED13’が「警告」を示す色で点灯する(ステップS72)。こうすれば、通信経路中において音声データのパケットが改竄されている可能性があること等をユーザに知らせることができる。
2 信号検出部
3 呼制御部
4 音声処理部
5 パケット処理部
6 電話機
7 暗号化処理部
8 暗号化情報データベース
11、11’ IP電話アダプタ(IP電話装置)
12 LED制御部
13 暗号化LED(表示手段)
13’ IP電話LED(表示手段)
3 呼制御部
4 音声処理部
5 パケット処理部
6 電話機
7 暗号化処理部
8 暗号化情報データベース
11、11’ IP電話アダプタ(IP電話装置)
12 LED制御部
13 暗号化LED(表示手段)
13’ IP電話LED(表示手段)
Claims (7)
- IP電話による音声データの通信暗号化/復号化を行う暗号化処理部と、
前記暗号化処理部で暗号化された状態でIP電話により通話中であることを表示する表示手段と、を備えていることを特徴とするIP電話装置。 - 前記表示手段は、暗号化された通話を開始するために相手先のIP電話装置との間で接続確立中であることを表示可能としている請求項1に記載のIP電話装置。
- 前記表示手段は、暗号化された通話が利用可能なスタンバイ状態であることを表示可能としている請求項1または請求項2に記載のIP電話装置。
- 前記暗号化処理部は、受信パケットが送信元での送信時のパケットと同一に保たれているかを認証する機能を備え、
前記表示手段は、前記暗号化処理部でパケット認証の失敗確率が所定値を超えた場合に警告表示可能としている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のIP電話装置。 - 前記表示手段として、点灯あるいは点滅により状態表示を行うLEDが含まれることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のIP電話装置。
- 前記表示手段として、発光色の違いにより状態表示を行うLEDが含まれることを特徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のIP電話装置。
- 前記LEDは、IP電話網を使用した通話状態を表示するためのLEDと兼用している請求項5または請求項6に記載のIP電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005147405A JP2006325039A (ja) | 2005-05-19 | 2005-05-19 | Ip電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005147405A JP2006325039A (ja) | 2005-05-19 | 2005-05-19 | Ip電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006325039A true JP2006325039A (ja) | 2006-11-30 |
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ID=37544363
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005147405A Pending JP2006325039A (ja) | 2005-05-19 | 2005-05-19 | Ip電話装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006325039A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100874553B1 (ko) | 2007-05-10 | 2008-12-16 | 에스케이 텔레콤주식회사 | 음성 및 단문 메시지의 암호화 상태를 알리기 위한 방법 및이동통신 단말기와 이를 위한 이동통신 시스템 |
JP2011002836A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-01-06 | Samsung Electronics Co Ltd | ディスプレイ装置及びそのディスプレイ方法 |
-
2005
- 2005-05-19 JP JP2005147405A patent/JP2006325039A/ja active Pending
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