JP2006324751A - 端末装置、端末装置の制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】通話中においても、測位衛星からの衛星信号に基づく測位を行うことができる端末装置等を提供すること。
【解決手段】測位衛星12a等からの信号である衛星信号S1等を受信する衛星信号受信手段30と、衛星信号S1等を解析するために規定された増幅度において衛星信号S1等を増幅する衛星信号増幅手段34等と、通信基地局70等を介して外部装置90との通信を行う通信手段60と、を有する端末装置20であって、通信手段60が作動中か否かを判断する通信手段作動状態判断手段と、通信手段作動状態判断手段の判断結果に基づいて、衛星信号増幅手段34等による衛星信号S1等の増幅度を調整する衛星信号増幅度調整手段と、を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、測位衛星からの信号である衛星信号を使用して測位をする端末装置、端末装置の制御プログラムに関するものである。
従来、衛星航法システムである例えば、GPS(Global Positioning System)を利用してGPS受信機の現在位置を測位する測位システムが実用化されている。
GPS受信機は、例えば、4個のGPS衛星からの衛星電波に乗せられた信号に基づいて、信号が各GPS衛星から発信された時刻とGPS受信機に到達した時刻との差(以後、遅延時間と呼ぶ)によって、各GPS衛星とGPS受信機との間の距離(以後、擬似距離と呼ぶ)を求める。そして、現在時刻における各GPS衛星の位置を各GPS衛星の軌道情報(以後、エフェメリスと呼ぶ)によって算出し、各GPS衛星の軌道上の位置と、上述の擬似距離を使用して、現在位置の測位演算を行うようになっている(例えば、特許文献1)。
ところが、上述の衛星電波は、PN(Pseudo random noize code)符号によってPSK変調されているために、スペクトル幅が広がる。その結果、衛星電波の単位周波数あたりの電力は極めてわずかになる。
このため、例えば、GPS受信機と通信装置が一体となったGPS受信機付携帯電話機においては、衛星電波よりもはるかに電波強度の大きい送信電波がGPS受信機に受信されることによって、衛星電波のSNR(Signal to noise ratio)が劣化し、測位が不可能又は測位精度が低下する場合があった。
これに対して、GPS受信機付携帯電話機において、携帯電話機等の通信装置の作動状態に対応して、所定のタイミングでGPS装置の作動・停止を行う技術が提案されている。
特開2002−94436号公報(図6等)
しかし、警察機関や消防機関などの緊急通報先への通報等、通話中の通報者の位置情報の迅速な取得が重要な場合がある。
例えば、「総務省、情報通信審議会、情報通信技術分化会、緊急通報機能等高度化委員会」が平成16年5月に提出した「携帯電話からの緊急通報における発信者位置情報通知機能に係る技術的条件−緊急通報機能等高度化委員会 報告書(案)−」には、緊急通報時の初期段階に、所定の測位精度の位置情報を移動機が送出すべきことが記載されている。
ここで、GPS受信機付携帯電話機において、通話中にGPS装置を継続的に作動させずに、所定のタイミングでGPS装置の作動・停止を行うという制御をすると、通話者の位置を迅速に外部に通知することができない場合があるという問題がある。
そこで、本発明は、通話中においても、測位衛星からの衛星信号に基づく測位を継続的に行うことができる端末装置及び端末装置の制御プログラムを提供することを目的とする。
前記目的は、第1の発明によれば、測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信手段と、前記衛星信号を解析するために規定された増幅度において前記衛星信号を増幅する少なくとも1個の衛星信号増幅手段と、通信基地局を介して外部装置との通信を行う通信手段と、を有する端末装置であって、前記通信手段が作動中か否かを判断する通信手段作動状態判断手段と、前記通信手段作動状態判断手段の判断結果に基づいて、前記衛星信号増幅手段による前記衛星信号の増幅度を調整する衛星信号増幅度調整手段と、を有することを特徴とする端末装置により達成される。
第1の発明の構成によれば、前記端末装置は、前記通信手段を有する。前記通信手段から送信される送信信号は、前記衛星信号よりも信号強度が大きいから、前記送信信号が前記衛星信号受信手段に入力されると、前記衛星信号増幅手段の増幅能力が飽和して、前記衛星信号増幅手段から出力される前記衛星信号が歪み、SNRが劣化する。この結果、前記端末装置による測位が不可能になったり、測位精度が低下したりする。
この点、第1の発明の構成によれば、前記端末装置は、前記通信手段作動状態判断手段と、前記衛星信号増幅度調整手段を有する。
このため、例えば、前記通信手段の作動中においては、前記衛星信号増幅手段による前記衛星信号の増幅度を下げることによって、前記衛星信号増幅手段の増幅能力が飽和することを防止することができる。
これにより、前記端末装置によれば、通話中においても、測位衛星からの衛星信号に基づく測位を継続的に行うことができる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、前記衛星信号増幅度調整手段は、前記通信手段が送信する送信信号の送信電力に基づいて、前記衛星信号増幅手段による前記衛星信号の増幅度を調整する構成となっていることを特徴とする端末装置である。
前記増幅度は、前記衛星信号を解析するために規定されているから、前記増幅度を調整する場合において、その増幅度の調整幅をできるだけ小さくすることが好ましい。
この点、第2の発明の構成によれば、前記衛星信号増幅度調整手段は、前記送信信号の送信電力に基づいて、前記衛星信号増幅手段による前記衛星信号の増幅度を調整する構成となっているから、前記衛星信号増幅手段の増幅能力が飽和することを防止しつつ、前記衛星信号の増幅度の調整幅をできるだけ小さくすることができる。
第3の発明は、第2の発明の構成において、前記通信基地局から受信した送信電力指示情報に基づいて、前記送信電力を判断する送信電力判断手段を有することを特徴とする端末装置である。
第3の発明の構成によれば、前記端末装置は、前記送信電力指示情報に基づいて、確実に、前記送信電力を判断することができる。
第4の発明は、第1の発明乃至第3の発明のいずれかの構成において、前記送信信号の各前記衛星信号増幅手段に対する影響を示す送信信号影響予想情報を格納する送信信号影響予想情報格納手段を有し、前記衛星信号増幅度調整手段は、前記送信信号影響予想情報に基づいて、各前記衛星信号増幅手段による前記衛星信号の増幅度を調整する構成となっていることを特徴とする端末装置である。
前記送信信号による各前記衛星信号増幅手段に対する影響は、同一とは限らない。ここで、前記送信信号による影響を大きく受ける前記衛星信号増幅手段ほど、その増幅度を大きく下げることが好ましい。すなわち、各前記衛星信号増幅手段ごとに、前記衛星信号の増幅度を調整することが好ましい。
この点、第4の発明の構成によれば、前記端末装置は、前記送信信号影響予想情報格納手段を有する。このため、前記衛星信号増幅度調整手段は、前記送信信号影響予想情報に基づいて、各前記衛星信号増幅手段による前記衛星信号の増幅度を調整することができる。
第5の発明は、第1の発明乃至第4の発明のいずれかの構成において、前記衛星信号増幅度調整手段は、前記通信手段が前記送信信号を送信している期間においてのみ、前記衛星信号増幅手段による前記衛星信号の増幅度を調整する構成となっていることを特徴とする端末装置である。
前記衛星信号の増幅度は、前記衛星信号を解析するために規定されているから、その増幅度を調整して、下げる等の変更をしている時間は短いことが好ましい。ここで、前記通信手段は、外部から信号を受信する場合と、前記送信信号を送信する場合がある。そして、外部から受信する信号は前記送信信号に比べて信号強度が弱いから、前記衛星信号受信手段に入力されたとしても、前記衛星信号増幅手段の増幅能力が飽和することはない。このため、前記衛星信号増幅手段の増幅能力の飽和を防止するためには、前記通信手段が前記送信信号を送信している期間においてのみ前記衛星信号の増幅度を調整すれば必要十分である。
この点、第5の発明の構成によれば、前記衛星信号増幅度調整手段は、前記通信手段が送信信号を送信している期間においてのみ、前記衛星信号増幅手段による前記衛星信号の増幅度を調整する構成となっているから、前記衛星信号の増幅度を変更している時間を最小限度にすることができる。
第6の発明は、第2の発明乃至第5の発明のいずれかの構成において、前記送信電力に対応する前記衛星信号の増幅度を示す送信電力対応増幅度情報を格納する送信電力対応増幅度情報格納手段を有することを特徴とする。
第6の発明の構成によれば、前記端末装置は、前記送信電力対応増幅度情報に基づいて、前記衛星信号の増幅度を調整することができる。
第7の発明は、第1の発明乃至第6の発明のいずれかの構成において、前記衛星信号増幅度調整手段は、各前記衛星信号増幅手段の前記増幅度の調整の前後において、前記増幅度の合計である総増幅度を一定に維持する構成となっていることを特徴とする端末装置である。
前記増幅度は前記衛星信号を解析するために規定されているから、前記総増幅度もまた、前記衛星信号の解析のために規定されていることになる。このため、前記衛星信号の増幅度を調整する場合において、前記総増幅度を維持することが好ましい。
この点、第7の発明の構成によれば、前記衛星信号増幅度調整手段は上述のように構成されているから、各前記衛星信号増幅手段による前記衛星信号の増幅度を調整する前後において、前記総増幅度を一定に維持することができる。
前記目的は、第8の発明によれば、コンピュータに、測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信手段と、前記衛星信号を増幅する少なくとも1個の衛星信号増幅手段と、通信基地局を介して外部装置との通信を行う通信手段と、を有する端末装置が、前記通信手段が作動中か否かを判断する通信手段作動状態判断ステップと、前記端末装置が、前記通信手段作動状態判断ステップにおける判断結果に基づいて、前記衛星信号増幅手段による前記衛星信号の増幅度を調整する衛星信号増幅度調整ステップと、を実行させることを特徴とする端末装置の制御プログラムによって達成される。
第8の発明の構成によれば、第1の発明の構成と同様に、通話中においても、測位衛星からの衛星信号に基づく測位を行うことができる。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施の形態の端末20等を示す概略構成図である。
図1に示すように、端末20は、GPS装置30を有し、GPS衛星12a,12b,12c及び12dから信号S1,S2,S3及びS4を受信することができる。端末20は、端末装置の一例である。GPS衛星12a等は測位衛星の一例である。信号S1等は衛星信号の一例である。
端末20は、また、通信装置60を有し、通信基地局70、専用回線75及び通信基地局80を介して、端末90等と通信を行うことができる。通信装置60は、通信のための信号を通信基地局70から受信し、通信のための通信信号CSを通信基地局70に対して送信する。通信基地局70及び80は、通信基地局の一例である。端末90は、外部装置の一例である。
端末20は、時分割で通信基地局70と通信するようになっている。
なお、端末20及び90は例えば、携帯電話機であるが、PHS(Personal Handy−phone System)、PDA(Personal Digital Assistance等であってもよい。
また、GPS衛星12a等は、1個乃至3個であってもよいし、5個以上であってもよい。
(端末20の主なハードウエア構成について)
図2は端末20の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図2に示すように、端末20は、コンピュータを有しており、コンピュータは、バス22を有する。
このバス22には、CPU(Central Processing Unit)23、記憶装置24等が接続されている。記憶装置24は例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。
また、このバス22には、各種情報等を入力するための入力装置25、GPS装置30、通信装置60及び、表示装置62が接続されている。
図2に示すように、GPS装置30は、AGC制御装置58を有している。AGC制御装置58は、後述のAGC付LNA34等(図3参照)の利得(増幅度)を調整するための構成である。
図3は、端末20の要部の構成を示す概略図である。
図3は、端末20の要部であるGPS装置30及び通信装置60を示している。
図3に示すように、端末20は、GPSアンテナ32及びAGC(AutomaticGain Controller)付LNA(Low Noise Amplifier)34等を有する。
GPSアンテナ32はGPS衛星12a等から信号S1等を受信し、フィルタ33に出力する。フィルタ33は、例えば、SAW(Surface Acoustic Wave)フィルタであり、受信予定の信号のみを通過させ、受信予定の信号以外の信号を阻止するように構成されている。
フィルタ33から出力された信号S1は、AGC付LNA34に入力される。
AGC付LNA34は、入力された信号S1等を増幅し、フィルタ36に出力する。AGC付LNA34は、ベースバンド部56が信号S1等を解析するために規定された増幅度(利得又はゲインとも呼ぶ)において信号S1等を増幅する増幅器である。このAGC付LNA34は、衛星信号増幅手段の一例である。以後、AGC付LNA34等の利得と、信号S1等の増幅度を同義で使用する。端末20は、以下に説明するように、AGC付LNA34以外の増幅器を有する。すなわち、端末20は、少なくとも1個の増幅器を有している。
フィルタ36は、例えば、SAWフィルタであって、受信予定の信号のみを通過させ、受信予定の信号以外の信号を阻止するように構成されている。
ローカル発振器40は、ミキサ38にローカル信号を出力し、周波数を変換するダウンコンバータとして機能する。
ミキサ38から出力された信号は、AGC付RFAMP42に入力される。AGC付RFAMP42もまた、衛星信号増幅手段の一例である。
AGC付RFAMP42から出力された信号は、フィルタ44に入力される。フィルタ44は、例えば、SAWフィルタである。
フィルタ44から出力された信号は、直交検波器46に入力される。直交検波器46は、入力した信号を同相成分と直交成分に分離し、同相成分をAGC付増幅器48に出力し、直交成分をAGC付増幅器50に出力する。このAGC付増幅器48及びAGC付増幅器50もまた、衛星信号増幅手段の一例である。
上述のAGC付LNA34,AGC付RFAMP42、AGC付増幅器48及びAGC付増幅器50は、AGC制御装置58によって指定された利得だけ入力した信号を増幅することによって、信号強度を調整する。以後、増幅器と呼ぶときは、AGC付LNA34,AGC付RFAMP42,AGC付増幅器48及びAGC付増幅器50を総称するものとする。
AGC制御装置58は、ベースバンド部56による信号S1等の解析のために適切な信号レベルになるように、各AGC付LNA34等での利得を設定する。また、AGC制御装置58は、ベースバンド部56による信号S1等の解析のために適切な信号レベルになるように、すべてのAGC付LNA34等による合計の利得を設定する。
AGC付増幅器48から出力された信号はADC(Analog Digital Converter)52に入力され、AGC付増幅器50から出力された信号はADC54に入力される。ADC52及び54は、サンプリング周波数で、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。
ADC52等から出力されたデジタル信号は、ベースバンド部56に入力される。
ベースバンド部56は、デジタル信号として入力された信号S1と、予め保持している信号との相関を取って、各信号S1等を送信した各GPS衛星12a等を特定する。また、ベースバンド部56は、GPS装置30が受信した各信号S1等の位相も特定する。各信号S1等を送信した各GPS衛星12a等を特定すること、及び、GPS装置30が受信した各信号S1等の位相の特定することが、ベースバンド部56による信号S1の解析の一例である。具体的には、例えば、信号S1等は、各GPS衛星12a等によって異なるC/A(Clear and Acquision または Coarse and Access)コードである。そして、ベースバンド部56は、予め保持している各GPS衛星12a等のC/Aコードと、入力されたC/Aコードとの相関をとるのである。
なお、ADC52等から出力されたデジタル信号は、AGC制御装置58にも入力される。
通信装置60からは、通信信号CSが送信される。この通信信号CSは、通信基地局70(図1参照)に対して送信するのであるが、端末20のGPSアンテナ32にも受信される場合がある。そして、通信信号CSの信号強度は、GPS衛星12a等からの信号S1等よりも信号強度が大きいから、通信信号CSがGPS装置30に入力されると、AGC付LNA34等の増幅器の増幅能力が飽和して、増幅器から出力される信号S1等が歪み、SNRが劣化する。この結果、ベースバンド部56による解析が不可能になったり、解析の精度が劣化し、端末20による測位が不可能になったり、測位精度が低下したりする。
以下、増幅器の増幅能力等について、図4及び図5を使用して説明する。
図4は、信号強度推移情報158(図6参照)の一例を示す図である。
図5は、入力信号等の一例を示す図である。
図4に示すように、例えば、信号S1がGPSアンテナに入力して30dBmの信号強度において出力すると、フィルタ34(図3参照)において減衰し、AGC付LNA34によって増幅される。そして、信号S1は、フィルタ36において減衰し、AGC付RFAMP42によって増幅される。そして、信号S1は、フィルタ44において減衰し、直交検波器46に入力される。
図4に示すように、各増幅器ごとに、許容妨害電力値が規定されている。許容妨害電力値とは、各増幅器が、入力された信号を歪むことなく増幅することができる電力値を意味する。
許容妨害電力値は、例えば、図5(a)に示す、−v1以上v1以下の電力値である。 図5(a)に示すように、入力信号Aの信号強度が、−v1以上v1以下であれば、出力信号Bは、歪むことなく増幅される。
ところが、図5(b)及び(c)に示すように、入力信号Aの信号強度が、−v1以上v1以下の範囲を超える場合には、出力信号は、図5(b)に示す仮想出力信号Cのようにはならない。図5(b)に示す仮想出力信号Cは、入力信号Aが歪みなく増幅されたと仮定した場合の信号である。
実際には、入力信号Aの信号強度が、−v1以上v1以下の範囲を超える場合には、出力信号は、図5(c)の実線で示す出力信号Bのように歪む。これは、増幅器の増幅能力が飽和したためである。以後、増幅器の増幅能力の飽和を、単に、増幅器の飽和とも呼ぶ。
図5(c)のように出力信号Bが歪むと、本来の入力信号Aとは異なる信号となる。このため、ベースバンド部56における解析処理が不可能となったり、解析精度が低下したりするのである。
ここで、端末20の通信装置60が作動中の場合には、GPS装置30(図3参照)には、信号S1とともに通信信号CSが入力され、入力信号Aが、許容妨害電力値の範囲を超える場合がある。
これに対して、端末20は、以下に説明するように、通信装置60の作動中においては、増幅器の利得を下げることによって、許容妨害電力値を大きくし、増幅器が飽和することを防止することができる。
図6は、端末20の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図6に示すように、端末20は、各部を制御する制御部100、図2のGPS装置30に対応するGPS部102、GPS装置30の構成要素であるAGC制御装置58に対応するAGC制御部104、図2の通信装置60に対応する通信部106等を有する。
端末20は、また、各種プログラムを格納する第1記憶部110、各種情報を格納する第2記憶部150を有する。
図6に示すように、端末20は、第2記憶部150に、衛星軌道情報152を格納している。衛星軌道情報152は例えば、すべてのGPS衛星12a等の概略軌道情報であるアルマナック(Almanac)152a及び各GPS衛星12a等の精密軌道情報であるエフェメリス(Ephemeris)152bを含む。衛星軌道情報152は、GPS衛星12a等からの信号S1等に基づく測位を行うために使用される。
制御部100は、定期的にGPS部102によってGPS衛星12a等からの信号S1等を受信し、信号S1等からアルマナック及びエフェメリスを抽出するようになっている。アルマナックは例えば7日ごとに、エフェメリスは例えば4時間ごとに更新されており、常に有効な状態に維持されている。
図6に示すように、端末20は、第1記憶部110に、測位プログラム112を格納している。測位プログラム112は、制御部100が、信号S1等に基づいて測位を行うためのプログラムである。
具体的には、制御部100はアルマナック152aを参照して、現在時刻において観測可能なGPS衛星12a等を特定する。そして、制御部100は、GPS部102によって、例えば、3個以上のGPS衛星12a等から信号S1等を受信し、信号S1等が各GPS衛星12a等から発信された時刻と端末20に到達した時刻との差である遅延時間によって、各GPS衛星12a等と端末20との間の距離である擬似距離を求める。そして、エフェメリス152bと、上述の擬似距離を使用して、現在位置の測位演算を行うようになっている。
図6に示すように、端末20は、第1記憶部110に、作動モード参照プログラム114を格納している。作動モード参照プログラム114は、制御部100が、通信装置60(図2参照)が作動中か否かを判断するためのプログラムである。すなわち、作動モード参照プログラム114と制御部100は、通信手段作動状態判断手段の一例である。
端末20においては、通信装置60が作動中の場合には、第2記憶部150の作動モード情報154が通話モードを示している。一方、通信装置60が停止中の場合には、第2記憶部150の作動モード情報154が非通話モードを示している。
そして、制御部100は、作動モード情報154を参照して、通信装置60が作動中か否かを判断するようになっている。
図6に示すように、端末20は、第1記憶部110に、送信電力判断プログラム116を格納している。送信電力判断プログラム116は、制御部100が、通信装置60が送信する通信信号CSの送信電力を判断するためのプログラムである。すなわち、送信電力判断プログラム116と制御部100は、送信電力判断手段の一例である。
端末20の送信電力は、通信基地局70によって指示される。具体的には、通信基地局70は、端末20の位置が通信基地局70からの距離(伝搬損失)が大きいほど、送信電力が大きくなるように指示する。このようにして、通信基地局70は、受信する通信信号CSの信号強度が同一レベルになるように調整している。
通信基地局70は端末20に対して、通信信号CSの送信電力を指示するために、送信電力情報を送信する。端末20は、通信基地局70から受信した送信電力情報を、送信電力情報156として第2記憶部150に格納する。この送信電力情報156は、送信電力指示情報の一例である。
そして、制御部100は、送信電力情報156に基づいて、通信信号CSの送信電力を判断するようになっている。
図6に示すように、端末20は、第2記憶部150に、信号強度推移情報158を格納している。信号強度推移情報158は、例えば、図4に示す情報である。図4に示すように、信号強度推移情報158は、GPS装置30内における入力信号の信号強度の推移と、各増幅器の許容妨害電力値を示している。このため、信号強度推移情報158を参照することによって、例えば、30dBmの入力信号がAGC付LNA34に入力するときにAGC付LNA34の許容妨害電力値以内であるか否かを予想することができる。すなわち、信号強度推移情報158は、入力信号の増幅器に対する影響を示す情報である。
信号強度推移情報158は、例えば、入力信号が10dBm,20dBm,30dBm,40dBm,50dBmである場合等、複数の信号強度についてそれぞれ作成されている。ただし、図4においては、入力信号が30dBmの場合のみを示し、他の信号強度の場合については図示を省略している。
この信号強度推移情報158は送信信号影響予想情報の一例であり、第2記憶部150は送信信号影響予想情報格納手段の一例である。
図6に示すように、端末20は、第1記憶部110に、増幅器利得変更プログラム118を格納している。増幅器利得変更プログラム118は、制御部100が上述の作動モード参照プログラム114によって測位装置60が作動中であると判断した場合に、送信電力情報156及び信号強度推移情報158に基づいて、飽和すると予想される増幅器の利得を調整するためのプログラムである。すなわち、増幅器利得変更プログラム118と制御部100は、衛星信号増幅度調整手段の一例である。
具体的には、例えば、送信電力情報156に示される送信電力が30dBmである場合には、信号強度推移情報158からAGC付LNA34が飽和すると予想されるから、制御部100はAGC制御部104を介して、AGC付LNA34の利得を下げる。
すなわち、制御部100は、飽和すると予想される増幅器の利得のみを下げるのである。このため、飽和しないと予想される増幅器の利得は維持されるから、GPS装置30全体としての利得の減少は最小限度になる。
また、制御部100は、増幅器利得変更プログラム118に基づいて、通信装置60が通信信号CSを送信している期間においてのみ増幅器の利得を調整するようになっている。すなわち、上述のように、端末20は時分割で通信基地局70と通信するのであるが、端末20が通信信号CSを送信している期間においてのみ増幅器の利得を調整する。したがって、通信装置60が作動中であっても、通信装置60が通信基地局70から信号を受信している期間においては、増幅器の利得は予め規定された基本設定値にする。
端末20は、以上のように構成されている。
上述のように、端末20は、通信装置60の作動中においては、AGC付LNA34等の利得を下げることによって、許容妨害電力値を大きくすることができる。このため、通信装置60から送信される通信信号CSがGPS装置30に入力されたとしても、AGC付LNA34等の増幅能力が飽和することを防止することができる。
これにより、端末20によれば、通話中においても、測位衛星からの衛星信号に基づく測位を行うことができる。
また、信号S1等を解析するためには、信号S1等の増幅度を調整する場合において、その増幅度の下げ幅をできるだけ小さくすることが好ましい。
この点、端末20は、通信信号CSの送信電力に基づいて、AGC付LNA34等の利得を調整する構成となっているから、AGC付LNA34等の増幅能力が飽和することを防止しつつ、利得の下げ幅をできるだけ小さくすることができる。
また、端末20は、送信電力情報156に基づいて、通信信号CSの送信電力を判断するから、確実に、通信信号CSの送信電力を判断することができる。
さらに、端末20は、信号強度推移情報158に基づいてAGC付LNA34等の利得を調整する構成となっているから、通信信号CSによって飽和すると予想される増幅器の利得だけを下げることができる。
また、増幅器の利得は、信号S1等を解析するために予め規定されているから、その増幅度を調整して、下げる等の変更をしている時間は短いことが好ましい。通信装置60は、外部から信号を受信する場合と、通信信号CSを送信する場合がある。そして、外部から受信する信号は通信信号CSに比べて信号強度が弱いから、GPSアンテナ32に入力されたとしても、AGC付LNA34等が飽和することはない。このため、AGC付LNA34等の飽和を防止するためには、通信装置60が通信信号CSを送信している期間においてのみ利得を調整すれば必要十分である。
この点、端末20は、通信装置60手段が通信信号CSを送信している期間においてのみ、増幅器の利得を調整する構成となっているから、利得を変更している時間を短くすることができる。
以上が本実施の形態に係る端末20の構成であるが、以下、その動作例を主に図7を使用して説明する。
図7は端末20の動作例を示す概略フローチャートである。
まず、端末20は、通話モードか否かを判断する(図7のステップST1)。このステップST1は、通信手段作動状態判断ステップの一例である。
ステップST1において、端末20が、通話モードではないと判断した場合には、通信信号CSが送信されていない場合の、最適ゲイン配分とする(ステップST21)。具体的には、通話モードではない場合の各増幅器のゲイン配分は、最適に配分されているので、そのゲイン配分を維持する。
これに対して、ステップST1において、端末20が、通話モードであると判断した場合には、送信電力情報を参照する(ステップST2)。
続いて、端末20は、飽和が予想される増幅器の利得を、通信信号CSの送信中において、下げる(ステップST3)。このステップST3は、衛星信号増幅度調整ステップの一例である。このステップST3によって、飽和が予想される増幅器の利得を下げることによって出力信号が歪むことを防止することができる。これにより、増幅器からの出力信号が歪むことを防止することができるから、ベースバンド部56(図3参照)による信号S1の解析精度が低下することを防止することができる。この結果、端末20は、通話中においても、精度良く現在位置の測位をすることができる。
以上で説明したように、端末20によれば、通話中においても、測位衛星からの衛星信号に基づく測位を継続的に行うことができる。このため、通話中においても、迅速に現在位置を示す情報を生成することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態における端末20Aの構成は、上記第1の実施の形態の端末20と多くの構成が共通するため共通する部分は同一の符号等とし、説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
図8は、端末20Aの主なソフトウエア構成を示す概略構成図である。
図9は、ルックアップテーブル158aの一例を示す図である。
図8に示すように、信号強度推移情報158Aは、ルックアップテーブル158aを含む。そして、端末20Aの制御部100は、増幅器利得変更プログラム118Aに基づいて、ルックアップテーブル158aを参照して、各AGC付LNA34等の利得を調整するようになっている。ルックアップテーブル158aは、送信電力対応増幅度情報の一例である。そして、第2記憶部150は、送信電力対応増幅度情報格納手段の一例である。
図9に示すように、ルックアップテーブル158aは、通信信号CSの送信電力に対応して、AGC付LNA34及びAGC付RFAMP42の調整目標となる利得を示す情報である。
なお、ルックアップテーブル158aは、すべての増幅器について、通信信号CSの送信電力に対応する調整目標となる利得を示す情報であるが、図9においては、AGC付LNA34及びAGC付RFAMP42についての情報のみを示し、他の増幅器の情報については図示を省略している。
ルックアップテーブル158aにおいては、図9に示す送信電力が20dBmのときの利得を基本設定値としている。AGC付LNA34の利得及びAGC付RFAMP42の利得を合計した総利得は20dBである。
ルックアップテーブル158aは、送信電力が30dBmであればAGC付LNA34の利得を10dBに下げ、AGC付RFAMP42の利得を10dBに上げることを示している。調整後の総利得は20dBである。
また、ルックアップテーブル158aは、送信電力が40dBmであればAGC付LNA34の利得を5dBに下げ、AGC付RFAMP42の利得を15dBに上げることを示している。調整後の総利得は20dBである。
上述のように、端末20は、増幅器の総利得を、調整の前後において一定に維持するようになっている。
端末20Aは以上のように構成されている。
上述のように、端末20は、ルックアップテーブル158aに基づいて、AGC付LNA34の利得を調整することができる。
GPS装置30のすべての増幅器の利得の合計である総利得は、信号S1等の解析のために予め規定されている。このため、各増幅器の利得を調整する場合において、その総利得の調整幅を維持することが好ましい。
この点、端末20Aは、上述の構成によって、各増幅器の利得を調整する前後において、総利得を一定に維持することができる。
(プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等について)
コンピュータに上述の動作例の通信手段作動状態判断ステップと、衛星信号増幅度調整ステップ等を実行させるための端末装置の制御プログラムとすることができる。
また、このような端末装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等とすることもできる。
これら端末装置の制御プログラムをコンピュータにインストールし、コンピュータによって実行可能な状態とするために用いられるプログラム格納媒体は、例えばフロッピー(登録商標)のようなフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Compact Disc−Recordable)、CD−RW(Compact Disc−Rewritable)、DVD(Digital Versatile Disc)などのパッケージメディアのみならず、プログラムが一時的若しくは永続的に格納される半導体メモリ、磁気ディスクあるいは光磁気ディスクなどで実現することができる。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。さらに、上述の各実施の形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。
例えば、端末20又は20Aは、短距離通信装置である例えば、Bluetooth(登録商標)を有し、Bluetoothが電波を送信するときに、上述の通信信号CSを送信するときと同様の制御をするようにしもよい。なお、Bluetoothの場合、端末20等は、基地局70から電波の強度に関する情報は取得することができないが、予めBluetoothが発信する電波の電波強度を示す情報を取得しておけばよい。
また、端末20又は20Aは、飽和が予想される増幅器自体の利得を下げるのではなくて、飽和が予想される増幅器の前段の増幅器の利得を下げるようにしてもよい。例えば、AGC付RFAMP42(図3参照)の飽和が予想される場合に、その前段のAGC付LNA34の利得を下げるようにしてもよい。これにより、飽和が予想されるAGC付RFAMP42に入力する妨害波レベル(信号強度)を下げることができるから、AGC付RFAMP42の飽和を未然に防止することができる。
また、図3でAGC付と記載したAGC付LNA34等以外にも、例えば、フィルタ33等にもAGC機能を持たせてもよい。これにより、フィルタ33等の各ブロックの機能が、通信信号CSによって障害を受けることを防止することができる。
本発明の実施の形態の端末等を示す概略図である。 端末の主なハードウエア構成を示す概略図である。 GPS装置等を示す概略図である。 入力信号推移情報の一例を示す概略図である。 入力信号等の一例を示す概略図である。 端末の主なソフトウエア構成を示す概略図である。 端末の動作例を示す概略フローチャートである。 端末の主なソフトウエア構成を示す概略図である。 ルックアップテーブルの一例を示す図である。
符号の説明
20,20A,90・・・端末、34・・・AGC付LNA、42・・・AGC付RFAMP、58・・・AGC制御装置、60・・・通信装置、70,80・・・通信基地局、75・・・専用回線、112・・・測位プログラム、114・・・作動モード参照プログラム、116・・・送信電力判断プログラム、118,118A・・・増幅器利得変更プログラム、158,158A・・・信号強度推移情報、158a・・・ルックアップテーブル

Claims (8)

  1. 測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信手段と、
    前記衛星信号を解析するために規定された増幅度において前記衛星信号を増幅する少なくとも1個の衛星信号増幅手段と、
    通信基地局を介して外部装置との通信を行う通信手段と、
    を有する端末装置であって、
    前記通信手段が作動中か否かを判断する通信手段作動状態判断手段と、
    前記通信手段作動状態判断手段の判断結果に基づいて、前記衛星信号増幅手段による前記衛星信号の増幅度を調整する衛星信号増幅度調整手段と、
    を有することを特徴とする端末装置。
  2. 前記衛星信号増幅度調整手段は、前記通信手段が送信する送信信号の送信電力に基づいて、前記衛星信号増幅手段による前記衛星信号の増幅度を調整する構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記通信基地局から受信した送信電力指示情報に基づいて、前記送信電力を判断する送信電力判断手段を有することを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記送信信号の各前記衛星信号増幅手段に対する影響を示す送信信号影響予想情報を格納する送信信号影響予想情報格納手段を有し、
    前記衛星信号増幅度調整手段は、前記送信信号影響予想情報に基づいて、各前記衛星信号増幅手段による前記衛星信号の増幅度を調整する構成となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の端末装置。
  5. 前記衛星信号増幅度調整手段は、前記通信手段が前記送信信号を送信している期間においてのみ、前記衛星信号増幅手段による前記衛星信号の増幅度を調整する構成となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の端末装置。
  6. 前記送信電力に対応する前記衛星信号の増幅度を示す送信電力対応増幅度情報を格納する送信電力対応増幅度情報格納手段を有することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の端末装置。
  7. 前記衛星信号増幅度調整手段は、各前記衛星信号増幅手段の前記増幅度の調整の前後において、前記増幅度の合計である総増幅度を一定に維持する構成となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の端末装置。
  8. コンピュータに、
    測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信手段と、前記衛星信号を増幅する少なくとも1個の衛星信号増幅手段と、通信基地局を介して外部装置との通信を行う通信手段と、を有する端末装置が、前記通信手段が作動中か否かを判断する通信手段作動状態判断ステップと、
    前記端末装置が、前記通信手段作動状態判断ステップにおける判断結果に基づいて、前記衛星信号増幅手段による前記衛星信号の増幅度を調整する衛星信号増幅度調整ステップと、
    を実行させることを特徴とする端末装置の制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7826994B2 (en) * 2007-12-14 2010-11-02 Altek Corporation GPS module test system for automatically calibrating test signal

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