JP2006323443A - 検索データ分析支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の検索項目に関して検索結果を表形式で表示する場合でも、データ分析のため絞込み検索をすることのできるコンピュータを用いた検索データ分析支援システムを提供する。
【解決手段】 コンピュータは、検索項目それぞれに対する検索条件を検索項目間で組み合わせた条件を満足するデータを検索する。検索設定と検索結果とを関連付けるデータを記憶する。各組合せ条件に対する検索結果を配置した表のセルからユーザが選択したセルを表す選択データを取得する。検索設定に関連付けられた検索結果のデータおよび選択データに基づいて、絞込み検索の対象データを設定する。そして、細分項目を用いて絞込み検索の検索項目を設定するか、対象データに対し仮検索の結果から絞込み検索の結果を選択する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複数の検索項目に対する検索結果の分析を支援する検索データ分析支援システム、検索データ分析支援方法、および検索データ分析支援プログラムに関する。
蓄積した技術情報から必要な情報を得るため、複数の検索項目に対して検索を行う技術が、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1の技術では、利用分野軸、要素技術軸、および時間軸という3つの軸で検索を行う。検索した結果は、3つの軸で構成する技術情報空間に配置して表示する。
特許文献2は、技術情報を表形式のマップに表示する装置を記載している。特許公報の書誌的事項や要約、特許請求の範囲、明細書のデータのような技術情報を各セルに分類したマップを表示する。マップの縦軸と縦軸には、必要な情報を選択的に表示するため絞り欄を設けている。
特開平7−182356号公報 特開2003−67416号公報
特許文献1や特許文献2に記載されているように、表形式にデータを配置して表示することで、データの分析がし易くなる。しかしながら、膨大なデータを検索した場合には、複数の検索項目を用いたとしても、一度の検索の結果でデータの分析を的確に行うのは難しい。その場合、より多くの原因による結果を検索したデータが表すことになるため、検索データから原因を絞りきれない可能性が高くなる。
このため、複数の検索項目に対して検索した結果を表形式で表示する場合に、検索したデータを絞り込むため、さらに検索をすることのできる技術が望まれる。
本発明は、このような従来の技術における課題を鑑みてなされたものであり、複数の検索項目に関して検索結果を表形式で表示する場合でも、データ分析のため絞込み検索をすることのできる検索データ分析支援システム、検索データ分析支援方法、および検索データ分析支援プログラムを提供することを目的とするものである。
上述の目的を達成するために、本発明は、コンピュータを備えた検索データ分析支援システムを提供する。そのコンピュータにおいて、検索部は、複数の検索項目それぞれに対する検索条件を検索項目間で組み合わせ複数の条件の各条件を満足するデータを検索する。検索条件設定データ取得部は、ユーザが選択した複数の検索項目を表すデータ、および選択した各検索項目に対してユーザが指定した検索条件を表すデータを含む検索条件設定データを取得する。検索設定部は、取得した検索条件設定データに従って、検索に用いる検索項目および検索条件を設定する。検索データ記憶部は、取得した検索条件設定データとその検索条件設定データに従った検索により得た検索データとを関連付けるデータを記憶する。表示データ作成部は、各組合せ条件に対する検索結果を表のセルに配置した表示データを作成する。絞込み検索指示受け部は、絞込み検索をするユーザからの指示を受ける。選択データ取得部は、ユーザが選択した表のセルを表す選択データを取得する。対象データ設定部は、絞込み検索をするユーザからの指示を受けた場合に、取得した検索条件設定データに関連付けられた検索データおよび取得した選択データに基づいて、絞込み検索の対象データを設定する。検索部は、その対象データについて絞込み検索をすることができる。
絞込み検索をするときの検索項目や検索条件は自動的に決定することができる。絞込み検索の検索項目の選択が適当であれば、ユーザは検索データの的確な分析を容易にすることができる。適当な検索項目で絞込み検索をするため、検索データ分析支援システムのコンピュータに、検索項目に細分項目を関連付けるデータを記憶する手段、絞込み検索をするユーザからの指示を受けた場合に、絞込み検索に細分項目を用いるかどうかを判定する判定部、絞込み検索に細分項目を用いる場合に、取得した検索条件設定データが表す検索項目に関連付けられた細分項目を絞込み検索の検索項目として設定する絞込み検索設定部、そして、絞込み検索に細分項目を用いない場合に、絞込み検索の対象データについて検索項目の全部または一部の組合せに対して行った仮検索の結果から、絞込み検索の結果を選択する絞込み検索結果選択部をさらに備えるようにしてもよい。
絞込み検索結果選択部は、仮検索の各組合せ条件を満足するデータの件数に従って絞込み検索の結果を選択することができる。例えば絞込み検索結果選択部は、仮検索の各組合せ条件を満足するデータの件数が最大の値を有する検索項目の組合せに対する仮検索の結果を絞込み検索の結果として選択する。また、仮検索の組合せ条件を満足するデータの件数の最大値と最小値との差が最も大きな検索項目の組合せに対する仮検索の結果を絞込み検索の結果として選択するようにしてもよい。
他の観点では、本発明は、コンピュータを用いた検索データ分析支援方法を提供する。その検索データ分析支援方法は、複数の検索項目それぞれに対する検索条件を検索項目間で組み合わせた複数の条件の各条件を満足するデータを検索する手順、ユーザが選択した複数の検索項目を表すデータ、および各検索項目に対してユーザが指定した検索条件を表すデータを含む検索条件設定データを取得する手順、取得した検索条件設定データに従って、検索に用いる検索項目および検索条件を設定する手順、取得した検索条件設定データとその検索条件設定データに従った検索により得た検索データとを関連付けるデータを記憶する手順、各組合せ条件に対する検索結果を表のセルに配置した表示データを作成する手順、絞込み検索をするユーザからの指示を受ける手順、ユーザが選択した表のセルを表す選択データを取得する手順、絞込み検索をするユーザからの指示を受けた場合に、取得した検索条件設定データに関連付けられた検索データおよび取得した選択データに基づいて、絞込み検索の対象データを設定する手順、絞込み検索をするユーザからの指示を受けた場合に、検索項目に予め関連付けられた細分項目を絞込み検索に用いるかどうかを判定する手順、絞込み検索に細分項目を用いる場合に、取得した検索条件設定データが表す検索項目に関連付けられた細分項目を絞込み検索の検索項目として設定する手順、そして、絞込み検索に細分項目を用いない場合に、絞込み検索の対象データについて検索項目の全部または一部の組合せに対して組合せ毎に行った仮検索の結果から、絞込み検索の結果を選択する手順を備える。これらの手順は、コンピュータで実行することができる。
さらに他の観点によれば、本発明は、上述した検索データ分析支援方法の手順をコンピュータに実行させるための検索データ分析支援プログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体を提供する。
以上の構成を採用することにより、本発明は、複数の検索項目に関して検索結果を表形式で表示する場合でも、データ分析のため絞込み検索をすることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。この実施の形態では、複数の検索項目に対する特許出願データの検索結果の分析を支援するための検索データ分析支援システムとして本発明を具体化している。
図1はこの実施の形態における検索データ分析支援システムのハードウェア構成を示す図である。このシステムでは、検索データ分析支援装置1がネットワーク2を通じてユーザの端末3と接続されている。端末3は、例えばインターネット経由で検索データ分析支援装置1に検索要求を送信したりその結果を受信したりすることができる。
検索データ分析支援装置1には、一台または複数台のコンピュータを利用することができる。ここでは、検索データ分析支援装置1に一台の汎用コンピュータ101を利用している。
コンピュータ101は、CPU(Central Processing Unit)102やバス103を備えている。CPU102はバス103を通じてROM(Read Only Memory)104やRAM(Random Access Memory)105と接続される。ROM104に記憶されたプログラムの指令に従ってコンピュータ101が起動すると、CPU102はRAM105上でOS(Operating System)106の一部または全部を動作させる。バス103には通信インターフェイス107も接続されている。通信インターフェイス107は、ネットワーク2を通じてこのコンピュータ101をユーザの端末3と接続する。またバス103には、HDD(Hard Disk Drive)108も接続されている。HDD108には、特許出願データベース109が設けられている。
図2は特許出願データベースの構成の一例を説明するための図である。特許出願データベース109は、特許出願に関するレコードを複数含む。各レコードは、出願番号、出願人、出願日、国際特許分類(IPC)、および発明者などの属性項目のデータを含む。各レコードは、これらのデータに加えて、登録日、FI記号、権利者などのデータを含むことができる。この実施の形態では、これら属性項目の多くについてその値をテキストデータで与えている。
またHDD108には、図1のように、ウェブサーバプログラム110や検索データ分析支援プログラム111のファイル、その他のファイルが格納される。検索データ分析支援プログラム111は、特許出願データベース109のデータを検索した結果をユーザが分析するのを支援するためのプログラムである。この実施の形態では、コンピュータ101が起動すると、CPU102はOS106の指令に従ってウェブサーバプログラム110や検索データ分析支援プログラム111のファイルをHDD108から読み出し、RAM105上でそのプログラム110および111を動作させる。
図3は本実施の形態における検索データ分析支援装置の機能ブロックを示す図である。検索データ分析支援プログラム111の指令に従って動作することにより、コンピュータ101は検索データ分析支援装置1として機能し、また通信処理部151、検索条件設定データ取得部152、検索設定部153、検索部154、検索データ記憶部155、表示データ作成部156、絞込み検索指示受け部157、選択データ取得部158、対象データ設定部159、判定部160、細分項目データ161のファイル、絞込み検索設定部162、および絞込み検索結果選択部163を備える。
通信処理部151は、ユーザの端末3とのデータ通信を処理する。ここでは、コンピュータ101が、ウェブサーバプログラム110および検索データ分析支援プログラム111の指令に従い、通信インターフェイス107を用いてユーザの端末3と通信をする。ネットワーク2を通じて端末3からのウェブページの転送要求を受信したり、要求されたウェブページを端末3へ送信したりする。
検索条件設定データ取得部152は、ユーザが選択した複数の検索項目を表すデータ、および選択した各検索項目に対してユーザが指定した検索条件を表すデータを含む検索条件設定データを取得する。ここでは、ユーザの端末3から検索条件設定データを受信することにより、コンピュータ101が検索条件設定データを取得する。ユーザの端末3から検索条件設定データを受信するために、検索設定をするためのウェブページをユーザの端末3に送信する。検索設定ページは予めHDD108に格納しておくことができる。ユーザの端末3から要求を受信すると、コンピュータ101がHDD108上の検索設定ページをユーザの端末3に送信する。ユーザは、その検索設定ページを用いて、複数の検索項目を選択したり、選択した各検索項目に対して検索条件を指定したりする。
図4は検索設定ページの一例を説明するための図である。この検索設定ページ401では、コンボボックス402乃至404を用いて3つの検索項目を選択することができる。検索項目は特許出願データの属性項目に対応して与えられている。この例では、検索項目として「IPC」、「出願年」および「出願人」を選択している。「出願年」は属性項目の出願日に対応する検索項目である。
検索項目に対する検索条件は、その検索項目の区分やキーワードで与えられる。検索項目として「出願年」を選択する場合、出願日を1年毎に区分けした条件を検索条件として指定することができる。「IPC」についての検索条件は、例えば分類記号の前方から2つが「H0」に一致するといった条件である。「出願人」についての検索条件は、「A社」、「B社」のように出願人の名称を指定することにより与えることができる。図4の例では、各検索項目に対して指定可能な検索条件をリストボックス405乃至407に表示している。リストボックス405は、「IPC」の検索条件として「H0」、「G0」、「G1」、「G2」および「F0」の5つの条件を表示している。リストボックス408乃至410は、各検索項目に対してユーザが指定した検索条件を表示する。リストボックス408は、リストボックス405に表示された検索条件のうち、指定された条件として、「H0」、「G0」および「G1」の3つの検索条件を表示している。各検索項目に対する検索条件の指定は、検索設定ページ401上の矢印ボタン411乃至413を用いてすることができる。ユーザが検索条件を指定する場合、キーボードやポインティングデバイスのような端末3の入力装置を用いて、リストボックス405乃至407に列挙された検索条件を選択する。そして、検索条件を選択した状態で、入力装置を用いてボタン411乃至413を押す操作をすることにより、各検索項目に対する検索条件を指定することができる。リストボックス408乃至410は、ボタン411乃至413を押す操作をしたときにリストボックス405乃至407で選択されていた条件を表示する。一旦した指定を解除する場合、矢印ボタン414乃至416を用いることができる。リストボックス408乃至410で検索条件を選択した状態でボタン414乃至416を押す操作をする。
コンピュータ101は、このようなユーザの選択や指定に対応した検索条件設定データをユーザの端末3から受信することにより、検索条件設定データを取得する。検索設定ページ401上のボタン417を押す操作をユーザがすると、ユーザの端末3は、検索条件設定データをコンピュータ101に送信する。検索設定ページ401上のボタン418を押す操作をユーザがすると、検索条件設定データの送信がキャンセルされる。検索条件設定データにおいて、検索項目や検索条件は数字やアルファベットを使った符号で表現することができる。
検索設定部153は、取得した検索条件設定データに従って、検索に用いる検索項目および検索条件を設定する。ここでは、ファイルにデータを書き込むことによりコンピュータ101のCPU102がその設定をする。その設定のため、図1または図3に示すように、HDD108上に検索設定テーブル164を用意することができる。CPU102は、受信した検索条件設定データを解釈し、その解釈に従って検索設定テーブル164にデータを書き込む。
図5は検索設定テーブルの構成の一例を説明するための図である。検索設定テーブル164は、検索設定に関するレコードを複数含む。各レコードは、例えば検索IDや、検索項目を表すデータ、検索条件を表すデータを含む。検索IDは、受信した検索条件設定データに従う検索を識別するためのデータである。検索条件設定データを受信したときにコンピュータ101のCPU102が発行する。受信した検索条件設定データからは、通常複数のレコードが作成される。検索IDが同じ複数のレコードは、同一の検索条件設定データに対するデータである。図5の例は図4の例に対応しており、9つのレコードが同じ検索ID「0021」を含む。各レコードは、リストボックス408乃至410に表示された検索条件のいずれかに対応する。例えば検索IDとして「0021」を含み、検索項目のデータとして「IPC」を含む3つのレコードは、検索条件のデータとして「H0」、「G0」および「G1」をそれぞれ含む。ここでは、検索設定テーブル164において、検索項目や検索条件のデータとしてテキストデータを用いているが、その代わりに検索項目や検索条件のIDを用いてもよい。
検索部154は、検索項目間で検索条件を組み合わせた複数の組合せ条件を満足するデータを組合せ条件毎に検索する。ここでは、コンピュータ101のCPU102が検索設定テーブル164のデータを用いて特許出願データベース109のデータを検索する。CPU102はHDD108にアクセスし、検索設定テーブル164から、検索IDが同一のレコードを読み出す。読み出したレコードに従って組合せ条件を作成する。
組合せ条件は、互いに検索項目が異なる検索条件を組み合わせて作成する。互いに検索項目が異なる検索条件のアンド条件となる。図5の例では、3つの検索項目それぞれに対して3つの検索条件が指定されているので、27個の組合せ条件が作成される。そのうちの一つは、「IPC」が「H0」という分類記号を含み、「出願年」が「2000」年であり、「出願人」が「A社」であるという条件である。
コンピュータ101のCPU102は、組合せ条件を作成すると、作成した各組合せ条件を満足するデータを特許出願データベース109から検索する。特許出願データベース109に含まれるレコードのうちから、各組合せ条件に合致するレコードを抽出し、抽出したレコードの件数を組合せ条件毎に計数する。抽出したレコードの件数は、ファイルに書き込んでおくことにより、一時的に記憶することができる。例えば図3に示すように、検索データテーブル165としてHDD108上にファイルを用意することができる。
図6は検索データテーブルの構成の一例を説明するための図である。この検索データテーブル165は、各組合せ条件に対して抽出したデータの件数を表すレコードを複数含む。各レコードは、検索ID、条件IDおよび件数のデータを含む。条件IDは、各組合せ条件を識別するためのIDである。条件IDは、組合せ条件を作成したときにCPU102が予め定めた形式で各組合せ条件に対し設定する。この例では、6桁の数字からなる符号列で条件IDを与えている。
検索データ記憶部155は、取得した検索条件設定データとその検索条件設定データに従った検索により得たデータとを関連付けるデータを記憶する。ここでは、コンピュータ101のCPU102が、検索により得たデータを識別するデータを検索IDに関連付けてファイルに書き込む。そのファイルは、例えば図3に示すように、検索詳細テーブル166としてHDD108上にファイルを用意することができる。
図7は検索詳細テーブルの構成の一例を説明するための図である。この検索詳細テーブル166の各レコードは、検索ID、出願番号のデータ、および条件IDを含む。この例では、出願番号で、検索により得られたデータを識別している。検索詳細テーブル166は、検索条件設定データの検索IDと出願番号とを関連付けることにより、検索条件設定データと検索により得たデータとを関連付ける。
表示データ作成部156は、取得した検索条件設定データに従った各組合せ条件に対する検索結果を表のセルに配置した表示データを作成する。ここではコンピュータ101のCPU102が、抽出したレコードの件数を表形式で配置するウェブページを作成する。
図8は検索結果を表形式で配置して表示するウェブページの一例を示す図である。この検索結果ページ801は図4の例に対応するものであり、3つの表802乃至804を含む。図4の例のように3つの検索項目を選択している場合、各表の列方向および行方向には、そのうちの2つの検索項目に対し指定された複数の検索条件を配列する。図8の例では、検索項目「IPC」に対する3つの検索条件を列方向に、検索項目「出願年」に対する3つの検索条件を行方向に配列している。各表は、残りの検索項目「出願人」に対する各検索条件に対応する。例えば表802は、出願人が「A社」であるという条件に対応する。このような表802乃至804の各セル805がそれぞれ組合せ条件に対応する。表802のセル805Aは出願人が「A社」であり、IPCが「G0」を含み、出願年が「2000」年であるという組合せ条件に対応する。各セル805は、対応する組合せ条件に対して抽出したデータの件数を示す。セル805Aが示すデータの件数は「74」である。データの件数を示す数字には、リンク806を設けている。このリンク806は、対応する組合せ条件に対して抽出したレコードのリストを含むページへのリンクである。
このような検索結果ページ801や、リンクを含むページをコンピュータ101のCPU102が、予め与えられたフォームや検索設定テーブル164、検索データテーブル165、検索詳細テーブル166を用いて作成する。検索IDを指定することにより、CPU102は、検索設定テーブル164、検索データテーブル165、および検索詳細テーブル166から必要なデータを抽出することができる。検索結果ページ801を作成すると、コンピュータ101は、通信インターフェイス107を用いてユーザの端末3にその検索結果ページ801を送信する。ユーザの端末3は、受信した検索結果ページ801をディスプレイに表示する。
絞込み検索指示受け部157は、絞込み検索をするユーザからの指示を受ける。ここでは、絞込み検索をする指示のデータをユーザの端末3から受信することにより、コンピュータ101が絞込み検索をするユーザの指示を受ける。指示データを受信するため、検索結果ページ801を利用することができる。図8の検索結果ページ801は、ボタン807および808をさらに備えている。ユーザがボタン807を押す操作をすると、ユーザの端末3は、検索IDを含む指示データをコンピュータ101に送信する。ユーザがボタン808を押す操作をすると、指示データの送信がキャンセルされる。コンピュータ101は、ユーザの端末3から送信された指示データを通信インターフェイス107で受信することにより、その指示データを取得する。
選択データ取得部158は、ユーザが選択した表のセルを表す選択データを取得する。ここでは、選択データをユーザの端末3から受信することにより、コンピュータ101が選択データを取得する。検索結果ページ801は、選択データを取得するためにも利用することができる。図8の検索結果ページ801の各セル805は、チェックボックス809をさらに含む。ユーザは、ディスプレイに表示された検索結果ページ801のチェックボックス809をクリックする操作をすることで、対応するセルを選択したり、その選択を解除したりすることができる。図8の例では、セル805Aが選択されている。選択データは、各セルが選択されたかどうかを表すデータを含む。例えば選択されたセルに対応する条件IDを含む。ユーザがボタン807を押す操作をすると、ユーザの端末3は、指示データとともに選択データをコンピュータ101に送信する。
対象データ設定部159は、絞込み検索をするユーザからの指示を受けた場合に、取得した検索条件設定データに関連付けられた検索データおよび取得した選択データに基づいて、絞込み検索の対象データを設定する。ここでは、ユーザの端末3から受信したデータをコンピュータ101のCPU102が解釈し、その結果に基づいて対象データを設定する。CPU102は、指示データを受信すると、その指示データから検索IDを取得する。指示データを受信し選択データを受信していない場合には、CPU102は、取得した検索IDを含むレコードを検索詳細テーブル166から抽出し、抽出したレコードを絞込み検索の対象データに設定する。指示データに加えて選択データを受信した場合には、CPU102は、選択データから条件IDを取得する。CPU102は、取得した検索IDおよび条件IDを含むレコードを検索詳細テーブル166から抽出し、抽出したレコードを絞込み検索の対象データに設定する。この実施の形態では、検索詳細テーブル166を用いて対象データを設定することができる。図7に示すように、検索詳細テーブル166の各レコードは、世代番号のデータを含む。CPU102は、レコードを抽出すると、抽出したレコードの世代番号の値を1だけ増加させる。この例では、条件IDのデータとして「000003」を含むレコードを対象データに設定しており、そのレコードの世代番号のデータとして「1」を書き込んでいる。その他のレコードには、世代番号のデータとして「0」を書き込んでいる。このため、世代番号のデータを用いて対象データに設定したレコードかどうかを判別することができる。
判定部160は、絞込み検索をするユーザからの指示を受けた場合に、絞込み検索に細分項目を用いるかどうかを判定する。細分項目は、ある検索項目に対する一の検索条件で指定されるデータ集合の一部または全部を複数の検索条件で指定する他の検索項目である。対応する検索項目の一の検索条件と細分項目の各検索条件との間には親子関係を定義し得る。例えば出願人が会社であってその会社の従業員に複数の発明者がいれば、細分項目は発明者であり、対応する検索項目は出願人であると定義できる。システム上、検索項目と細分項目との対応はファイルやメモリ上のテーブル、その他の記憶手段を用いて定義することができる。ここでは図3に示すように、HDD108上に、検索項目に細分項目を関連付ける細分項目データ161を格納するファイルを用意している。
図9は細分項目データの構成の一例を説明するための図である。この例では、細分項目データ161はテーブル構造を有しており、そのテーブルの各レコードは、検索項目を示すデータや、細分項目を示すデータを含む。細分項目を示すデータは、細分項目の名称を示す名称データや、細分項目の種類を示す種類データ、細分項目の内容を示す内容データを含む。
代表的な細分項目の種類は2つある。種類データでは、一つ目の種類を「1」で示し、2つ目の種類を「2」で示している。一つ目の種類の細分項目は、対応する属性項目が検索項目と異なる細分項目である。例えば検索項目「発明者」は、検索項目「出願人」に対する一つ目の種類の細分項目である。検索項目「発明者」に対応する属性項目は「発明者」であり、検索項目「出願人」に対応する属性項目は「出願人」であり、両属性項目は異なる。二つ目の種類の細分項目は、対応する属性項目が検索項目と一致する細分項目である。検索項目と細分項目とで検索条件の指定方法が異なる。例えば検索項目「IPC」と「IPCクラス」は属性項目「IPC」に対応する点で一致する。一方、検索項目「IPC」では分類記号の前方から2つを利用して検索条件を指定するのに対し、検索項目「IPCクラス」では分類記号の前方から3つ、すなわちクラス記号までを利用して検索条件を指定する。このような場合、検索項目「IPCクラス」は、検索項目「IPC」に対する2つ目の種類の細分項目である。細分項目の種類を示すデータを使って、コンピュータ101は、検索項目と細分項目とで、対応する属性項目が相違するのか、検索条件の指定方法が相違するのかを特定する。
内容データは、細分項目となる検索項目か、細分項目の検索条件の指定方法をコンピュータ101に与える。例えば細分項目「発明者」については、細分項目となる検索項目として「発明者」を内容データが与えている。また細分項目「出願月」については、内容データが「******」と表現されている。このデータは、細分項目の検索条件が属性項目「出願日」の前方から6つの数字を指定することを示す。
コンピュータ101のCPU102は、指示データを受信すると、このような細分項目を絞込み検索に用いるかどうかを判定する。この判定は、例えばユーザの選択したセルに対応するレコードが細分項目データ161にあるかどうかや、ユーザの指示に従ってすることができる。「IPC」、「出願年」および「出願人」を検索項目としてユーザが選択しており、各検索項目に対応するレコードが細分項目データ161にあると、CPU102は、細分項目を用いて絞込み検索をすると判定する。ユーザの選択した検索項目に対応するレコードが細分項目データ161になければ、細分項目を用いて絞込み検索をしないと判定する。また細分項目を絞込み検索に用いるかどうかのユーザの指示は、検索結果ページ801を用いて得ることができる。その指示を得るため、図8の検索結果ページ801にチェックボックス810を備えるようにしてもよい。ユーザの端末3は、そのチェックボックス810のチェック状態に従って、細分項目を用いるかどうかを示すデータを指示データとともにコンピュータ101に送信する。このチェックボックス810をチェックした状態でボタン807を押す操作をすると、ユーザの端末3は、細分項目を用いることを示すデータをコンピュータ101に送信する。チェックボックス810をチェックしていない状態でボタン807を押す操作をすると、ユーザの端末3は、細分項目を用いないことを示すデータをコンピュータ101に送信する。細分項目を用いるかどうかを示すデータを通信インターフェイス107により受信すると、コンピュータ101のCPU102は、そのデータに従って絞込み条件に細分項目を用いるかどうかを決定する。
絞込み検索設定部162は、絞込み検索に細分項目を用いる場合に、取得した検索条件設定データが表す検索項目に関連付けられた細分項目を絞込み検索の検索項目として設定する。ここでは、コンピュータ101のCPU102が絞込み検索の検索項目を判定結果に従って自動的に設定する。
絞込み検索に細分項目を用いる場合、CPU102は、指示データから取得した検索IDを含むレコードを検索設定テーブル164から抽出する。抽出したレコードから検索項目のデータを取得すると、CPU102は、取得した検索項目のデータを含むレコードを細分項目データ161から抽出する。細分項目データ161からレコードを抽出すると、CPU102は、そのレコードが与える細分項目を絞込み検索の検索項目として設定する。例えば最初の検索の検索項目が「IPC」、「出願年」および「出願人」であれば、絞込み検索の検索項目として「IPCクラス」、「出願月」および「発明者」を設定する。
絞込み検索の検索項目を設定すると、CPU102は、その検索項目を用いて絞込み検索の対象データを検索する。検索条件には、例えば絞込み検索の検索項目で指定し得る全ての検索条件を使うことができる。また対象データは、検索詳細テーブル166における各レコードの世代番号のデータで特定することができる。CPU102は、絞込み検索の検索項目それぞれに対する検索条件を検索項目間で組み合わせた複数の条件の各組合せ条件を満足するデータを対象データから検索する。絞込み検索をすると、最初の検索と同様、CPU102は、その結果を表のセルに配置した表示データを作成する。表示データは、通信インターフェイス107を用いてユーザの端末3に送信する。
図10は絞込み検索の検索結果を表示する検索結果ページの一例を示す図である。検索結果ページ1001は、検索結果ページ801と同様のフォーマットを有する。検索結果ページ1001が検索結果ページ801と異なるのは、検索項目の名称や、抽出されたデータの件数のような検索結果である。この例では、絞込み検索に用いた「IPCクラス」、「出願月」および「発明者」が検索項目の名称として表示されている。
このように細分項目を用いた絞込み検索の結果を表示することにより、ユーザは、初期の検索で関心を引いた検索結果について、より詳細な情報を簡単に得ることができる。階層的にデータを絞り込んで分析することにより、データ分析の精度や信頼性をあげることができる。
絞込み検索結果選択部163は、絞込み検索に細分項目を用いない場合に、絞込み検索の対象データについて検索項目の全部または一部の組合せに対して行った仮検索の結果から、絞込み検索の結果を選択する。CPU102は、例えば最初の検索の検索項目や細分項目を除く全ての検索項目を用いて絞込み検索の対象データを仮検索する。最初の検索の検索項目が「IPC」、「出願年」および「出願人」であれば、「登録年」、「FI」および「権利者」などの検索項目を仮検索に用いる。仮検索の検索条件には、仮検索の検索項目で指定し得る全ての検索条件を使うことができる。CPU102は、仮検索の検索項目それぞれに対する検索条件を検索項目間で組み合わせることにより、仮検索の組合せ条件を複数作成し、作成した各組合せ条件を満足するデータを対象データから検索する。仮検索をすると、CPU102は、仮検索の各組合せ条件を満足するデータの件数に従って、仮検索の結果から絞込み検索の結果を選択する。
CPU102は、仮検索の各組合せ条件を満足するデータの件数が最大の値を有する検索項目の組合せに対する仮検索の結果を絞込み検索の結果として選択することができる。各組合せ条件を満足するデータの件数を抽出すると、CPU102は、抽出したデータの件数同士を比較し、最大値を求める。最大値を求めると、その最大値に対応する組合せ条件に用いた検索項目の組合せを特定する。特定した検索項目の組合せに対する仮検索の結果を絞込み検索の結果として選択する。例えば仮検索の検索項目に「登録年」、「FI」および「権利者」を用いた場合の組合せ条件の一つを満足するデータの件数が最大の値を有するとき、その組合せ条件に用いた検索項目「登録年」、「FI」および「権利者」に対する仮検索の結果を絞込み検索の結果として選択する。
図11は仮検索の結果を用いて絞込み検索の結果を選択する処理を模式的に説明するための図である。この図では、図8で示したような表の組で検索結果を表している。一組の表は、検索項目の組合せの一つに対応する。検索結果1101は、検索項目「IPC」、「出願年」および「出願人」の組合せに対応している。この組合せは、最初の検索で用いたものである。検索結果1102は、仮検索の結果である。コンピュータ101が検索項目を様々に組み合わせて仮検索を行うことで、検索項目の組合せ毎に検索結果1102を得る。検索結果1102Aは、複数得られた検索結果1102のうちの一つである。検索結果1102Aは、検索項目「登録年」、「FI」および「権利者」の組合せに対応している。各検索結果1102は、組合せ条件毎に抽出したデータの件数を含む。絞込み検索の検索結果を選択するため、コンピュータ101は、全ての検索結果1102が含むデータ件数のうち、最大の値を探索する。例えば最大の値を検索結果1102Aが含んでいれば、その検索結果1102Aを絞込み検索の結果として選択する。
またCPU102は、仮検索の組合せ条件を満足するデータの件数の最大値と最小値との差が最も大きな検索項目の組合せに対する仮検索の結果を絞込み検索の結果として選択するようにしてもよい。各組合せ条件を満足するデータの件数を抽出すると、CPU102は、検索項目の組合せ毎に、抽出したデータの件数同士を比較する。その比較の結果から、検索項目の組合せ毎に最大値および最小値を求める。さらにCPU102は、最大値と最小値との差を検索項目の組合せ毎に求める。求めた差同士を比較し、差の最大値を求める。差の最大値を求めると、CPU102は、求めた差の最大値に対応する検索項目の組合せを特定する。特定した組合せに対する仮検索の結果を絞込み検索の検索結果として選択する。例えば検索項目に「登録年」、「FI」および「権利者」を用いた場合の最大値と最小値の差が、検索項目の他の全ての組合せを用いた場合の差よりも大きければ、それらの検索項目「登録年」、「FI」および「権利者」に対する仮検索の結果を絞込み検索の検索結果として選択する。
仮検索の結果から絞込み検索の結果を選択すると、CPU102は、その結果を表のセルに配置した表示データを作成する。表示データは、通信インターフェイス107を用いてユーザの端末3に送信する。
このようにして仮検索の各組合せ条件を満足するデータの件数に従って仮検索の結果から絞込み検索の結果を選択することにより、細分項目を用いる場合とは異なった観点で絞込み検索の結果を得ることができる。様々な観点でのデータの分布をもとに検索項目の組合せが自動的に定まるので、ユーザは、自身が検索項目の適当な組合せを判断せずとも、有用な検索結果を得ることができる。
データの件数が最大の値を有する検索項目の組合せに対する仮検索の結果を絞込み検索の結果として選択する場合、ユーザは、例えば最近、特定の技術分野で少数の権利者が獲得している権利の数が非常に多いような状況をその検索結果から容易に把握することができる。ユーザは、そのような状況があるということだけでなく、検索結果を分析することで、その権利者が誰であるかというような情報も把握することができる。状況が把握できれば、その技術分野には参入するのが困難であるとか、参入し易いという判断も容易にすることができる。
また最大値と最小値との差が最も大きな検索項目の組合せに対する仮検索の結果を絞込み検索の結果として選択する場合、その検索項目に関して大きな変化や偏りがあることをユーザは把握することができる。例えば特定の会社が重点的に開発をしていた分野で最近急に出願をやめた場合、最大値と最小値の差が非常に大きくなる。検索項目の組合せをユーザが適当に判断しなくても、そのような状況を把握することができる。
上述したような各機能を検索データ分析支援プログラム111の指令に従って実現することで、コンピュータ101は、ユーザの端末3と通信を行いながら、検索データの分析支援方法における各手順を実行する。
図12は本実施の形態における検索データ分析支援方法の手順を説明するためのフローチャートである。コンピュータ101は、ユーザの端末3から転送要求を受信すると(手順1201)、その要求に従って、図4の検索設定ページ401を端末3に送信する(手順1202)。ユーザが特許出願データを検索する場合、ユーザの端末3上でウェブブラウザを動作させる。そのウェブブラウザに対し、ユーザは、検索設定ページ401のURL(Uniform Resource Locator)を入力する。例えばブラウザのURL入力欄に「http://www.hhh.com/query.html」と入力していると、ブラウザは、コンピュータ101上のウェブサーバプログラム110に対し、入力されたURLによって特定される検索設定ページ401の転送要求を送信する。コンピュータ101は、その転送要求に従って、検索設定ページ401を端末3に送信する。検索設定ページ401を受信すると、端末3上のブラウザは検索設定ページ401を表示する。
手順1202のあと、コンピュータ101は、端末3から検索要求を受信する(手順1203)。検索設定ページ401に対し検索項目や検索条件を入力し、検索ボタン417を押す操作をすると、ユーザは、コンピュータ101に対し検索を要求することができる。検索条件設定データは、その検索要求に含まれる。
検索要求を受信すると、コンピュータ101は、受信した検索条件設定データに従って、検索に用いる検索項目および検索条件を設定する(手順1204)。検索項目や検索条件を設定すると、その設定に従って特許出願データベース109のデータを検索する(手順1205)。検索の後、コンピュータ101は、検索条件設定データと検索結果を関連付けるデータを記憶する(手順1206)。また検索の結果に従って、図8の検索結果ページ801を作成する(手順1207)。
検索結果ページ801を作成すると、コンピュータ101は、検索要求に対する応答として、検索結果ページ801をユーザの端末3に送信する(手順1208)。端末3上のブラウザは、受信した検索結果ページ801を表示する。これによって、ユーザは、検索結果ページ801を閲覧することができる。
手順1208のあと、コンピュータ101は、端末3から絞込み検索要求を受信する(手順1209)。ユーザは、検索結果ページ801を閲覧したとき、データ分析の必要性を感じれば、絞込み検索の実行をコンピュータ101に要求することができる。検索結果ページ801では検索結果を表形式で表示しているので、特に関心のあるデータがあれば、セル805を選択する。最初の検索と同様の観点で詳細を把握するのか、別の観点からデータを分析するのかによって、ユーザは、細分項目を用いるかどうかを判断する。細分項目を用いるかどうかは、チェックボックス810で指定することができる。絞込み検索を指示するときは、検索ボタン807を押す操作をする。これらの操作によって、絞込み検索要求には、指示データや選択データ、細分項目を用いるかどうかを示すデータが含まれる。その要求を端末3から受信することで、コンピュータ101は、絞込み検索をするユーザからの指示を受ける。
絞込み検索要求を受信すると、コンピュータ101は、その絞込み検索要求のデータから、ユーザが選択したセルを表す選択データを取得する(手順1210)。コンピュータ101は、検索条件設定データに関連付けられた検索データおよび取得した選択データに基づいて、絞込み検索の対象データを設定する(手順1211)。
さらに、コンピュータ101は、絞込み検索に細分項目を用いるかどうかを判定する(手順1212)。絞込み検索に細分項目を用いる場合、最初の検索の検索項目に関連付けられた細分項目を絞込み検索の検索項目に設定し(手順1213)、設定した検索項目を用いて、絞込み検索を実行する(手順1214)。絞込み検索に細分項目を用いない場合、コンピュータ101は、絞込み検索の対象データについて検索項目の複数の組合せに対して仮検索を実行する(手順1215)。コンピュータ101は、仮検索の結果から絞込み検索の結果を選択する(手順1216)。手順1214または1216のあと、コンピュータ101は、絞込み検索の結果に従って、絞込み検索の結果を示す検索結果ページを作成する(手順1217)。手順1214により絞込み検索の結果を得た場合には、検索結果ページ1001を作成する。手順1216により絞込み検索の結果を得た場合にも、検索結果ページ1001と同様のウェブページを用いることができる。
絞込み検索に対する検索結果ページを作成すると、コンピュータ101は、絞込み検索要求に対する応答として、その検索結果ページをユーザの端末3に送信する(手順1218)。端末3は、受信した検索結果ページをブラウザ上に表示する。これによって、ユーザは、絞込み検索の結果を確認することができる。
このような検索データ分析支援方法の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム111は、インターネットなどの電気通信回線を用いたり、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納したりすることで、関係者や第三者に提供することができる。例えばプログラムの指令を電気信号や光信号、磁気信号などで表現し、その信号を搬送波に載せて送信することで、同軸ケーブルや銅線、光ファイバのような伝送媒体でそのプログラムを提供することができる。またコンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、CD−ROMやDVD−ROMなどの光学メディアや、フレキシブルディスクのような磁気メディア、フラッシュメモリやRAMのような半導体メモリを利用することができる。
上述した実施の形態は本発明の技術的範囲を制限するものではなく、既に記載したもの以外でも、本発明の範囲内で種々の変形や応用が可能である。例えば、絞込み検索をするとき、検索項目で指定し得るすべての検索条件を用いる代わりに、一部の検索条件を用いるようにしてもよい。絞込み検索に用いる検索条件は、ユーザの事業計画や業界の動向に応じて予め与えることができる。検索条件を予め与えるため、細分項目と検索条件とを関連付けるデータを格納するテーブルを用意することができる。コンピュータは、そのテーブルを参照することで、絞込み検索に用いる検索条件を特定する。
また上述の実施の形態では、ユーザの端末3で検索結果を表示していたが、検索の実行と結果の表示を一台のコンピュータで行うようにしてもよい。
また絞込み検索は、繰り返しすることができる。絞込み検索に細分項目を用いるかどうかの判定は、前回の判定結果や、前回の絞込み検索で用いたい検索項目に基づいてすることもできる。例えば前回の絞込み検索で細分項目を用いていれば、コンピュータは、今回の絞込み検索で細分項目を用いない判定をすることができる。
また特許出願データの検索だけでなく、他の検索対象データの検索に本発明を適用することも可能である。
また2次元の表を複数用いて検索結果を表示する代わりに、3次元の表を用いるようにしてもよい。
本発明に係る検索データ分析支援システム、検索データ分析支援方法、および検索データ分析プログラムは、複数の検索項目に関して検索結果を表形式で表示する場合でも、データ分析のため絞込み検索をすることができるという効果を奏し、特許出願データやその他の様々なデータの検索や分析、評価などに有用である。
本発明の実施の形態における検索データ分析支援システムのハードウェア構成を示す図 特許出願データベースの構成の一例を説明するための図 本発明の実施の形態における検索データ分析支援装置の機能ブロックを示す図 検索設定ページの一例を説明するための図 検索設定テーブルの構成の一例を説明するための図 検索データテーブルの構成の一例を説明するための図 検索詳細テーブルの構成の一例を説明するための図 検索結果ページの一例を説明するための図 細分項目データの構成の一例を説明するための図 絞込み検索に対する検索結果ページの一例を説明するための図 仮検索の結果から絞込み検索の結果を選択する処理を模式的に説明するための図 本発明の実施の形態における検索データ分析支援方法の手順を説明するためのフローチャート
符号の説明
1 検索データ分析支援装置
2 ネットワーク
3 ユーザの端末
151 通信処理部
152 検索条件設定データ取得部
153 検索設定部
154 検索部
155 検索データ記憶部
156 表示データ作成部
157 絞込み検索指示受け部
158 選択データ取得部
159 対象データ設定部
160 判定部
161 細分項目データ
162 絞込み検索設定部
163 絞込み検索結果選択部
164 検索設定テーブル
165 検索データテーブル
166 検索詳細テーブル

Claims (8)

  1. コンピュータを備えた検索データ分析支援システムであって、
    前記コンピュータが、
    複数の検索項目それぞれに対する検索条件を検索項目間で組み合わせた複数の条件の各条件を満足するデータを検索する手段と、
    ユーザが選択した複数の検索項目を表すデータ、および選択した各検索項目に対してユーザが指定した検索条件を表すデータを含む検索条件設定データを取得する手段と、
    取得した検索条件設定データに従って、検索に用いる検索項目および検索条件を設定する手段と、
    取得した検索条件設定データとその検索条件設定データに従った検索により得た検索データとを関連付けるデータを記憶する手段と、
    各組合せ条件に対する検索結果を表のセルに配置した表示データを作成する手段と、
    絞込み検索をするユーザからの指示を受ける手段と、
    ユーザが選択した表のセルを表す選択データを取得する手段と、
    絞込み検索をするユーザからの指示を受けた場合に、取得した検索条件設定データに関連付けられた検索データおよび取得した選択データに基づいて、絞込み検索の対象データを設定する手段とを備え、
    前記検索をする手段が、設定した対象データについて絞込み検索をする
    検索データ分析支援システム。
  2. 前記コンピュータが、
    検索項目に細分項目を関連付けるデータを記憶する手段と、
    絞込み検索をするユーザからの指示を受けた場合に、絞込み検索に細分項目を用いるかどうかを判定する手段と、
    絞込み検索に細分項目を用いる場合に、取得した検索条件設定データが表す検索項目に関連付けられた細分項目を絞込み検索の検索項目として設定する手段と、
    絞込み検索に細分項目を用いない場合に、絞込み検索の対象データについて検索項目の全部または一部の組合せに対して行った仮検索の結果から、絞込み検索の結果を選択する手段と
    をさらに備える請求項1記載の検索データ分析支援システム。
  3. 前記絞込み検索の結果を選択する手段が、仮検索の各組合せ条件を満足するデータの件数に従って絞込み検索の結果を選択する請求項2記載の検索データ分析支援システム。
  4. 前記絞込み検索の結果を選択する手段が、仮検索の各組合せ条件を満足するデータの件数が最大の値を有する検索項目の組合せに対する仮検索の結果を絞込み検索の結果として選択する請求項3記載の検索データ分析支援システム。
  5. 前記絞込み検索の結果を選択する手段が、仮検索の組合せ条件を満足するデータの件数の最大値と最小値との差が最も大きな検索項目の組合せに対する仮検索の結果を絞込み検索の結果として選択する請求項3記載の検索データ分析支援システム。
  6. コンピュータを用いた検索データ分析支援方法であって、
    前記コンピュータが、複数の検索項目それぞれに対する検索条件を検索項目間で組み合わせた複数の条件の各条件を満足するデータを検索する手順、
    前記コンピュータが、ユーザが選択した複数の検索項目を表すデータ、および各検索項目に対してユーザが指定した検索条件を表すデータを含む検索条件設定データを取得する手順、
    前記コンピュータが、取得した検索条件設定データに従って、検索に用いる検索項目および検索条件を設定する手順、
    前記コンピュータが、取得した検索条件設定データとその検索条件設定データに従った検索により得た検索データとを関連付けるデータを記憶する手順、
    前記コンピュータが、各組合せ条件に対する検索結果を表のセルに配置した表示データを作成する手順、
    前記コンピュータが、絞込み検索をするユーザからの指示を受ける手順、
    前記コンピュータが、ユーザが選択した表のセルを表す選択データを取得する手順、
    前記コンピュータが、絞込み検索をするユーザからの指示を受けた場合に、取得した検索条件設定データに関連付けられた検索データおよび取得した選択データに基づいて、絞込み検索の対象データを設定する手順、
    前記コンピュータが、絞込み検索をするユーザからの指示を受けた場合に、検索項目に予め関連付けられた細分項目を絞込み検索に用いるかどうかを判定する手順、
    前記コンピュータが、絞込み検索に細分項目を用いる場合に、取得した検索条件設定データが表す検索項目に関連付けられた細分項目を絞込み検索の検索項目として設定する手順、そして
    前記コンピュータが、絞込み検索に細分項目を用いない場合に、絞込み検索の対象データについて検索項目の全部または一部の組合せに対して組合せ毎に行った仮検索の結果から、絞込み検索の結果を選択する手順
    を備える検索データ分析支援方法。
  7. 請求項6に記載の検索データ分析支援方法における手順をコンピュータに実行させるための検索データ分析支援プログラム。
  8. 請求項6に記載の検索データ分析支援方法における手順をコンピュータに実行させるための検索データ分析支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

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