JP2006322973A - 画像表示パネルの修復方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】修復個所にエネルギーの安定したレーザ光を照射できる画像表示パネルの修復方法を提供する。
【解決手段】画像表示パネルの修復方法は、画素に欠陥が生じているかどうか検査し、検査した画素に欠陥が生じている場合、円偏光のレーザ光を第1偏光板または第2偏光板の外側から欠陥が生じている画素の修復個所に向けて照射し、欠陥が生じている画素を修復する。
【選択図】図7

Description

この発明は、画像表示装置の修復方法に関し、特に、偏光板を備えた画像表示装置をレーザ光を照射して修復する画像表示装置の修復方法に関する。
近年、画像表示を行う画像表示装置として、例えば液晶表示装置が用いられている。液晶表示装置は画像表示パネルとしての液晶表示パネルを備えている。液晶表示パネルはガラス基板を有したアレイ基板を備えている。ガラス基板上には、複数の信号線及び複数の走査線が交差して配設され、信号線及び走査線で囲まれた領域には画素がそれぞれ形成されている。
各画素は、信号線及び走査線の各交差部に設けられたTFT(薄膜トランジスタ)と、このTFTに接続された画素電極と、この画素電極に接続された補助容量素子とを有している。補助容量素子は、走査線に平行な補助容量線と、この補助容量線に絶縁膜を介して重なった補助容量電極とを有し、補助容量電極は画素電極と接続されている。
また、液晶表示パネルは、他のガラス基板上に対向電極等を形成した対向基板を備えている。所定の隙間を保持して対向配置されたアレイ基板及び対向基板の間には液晶層が狭持されている。アレイ基板及び対向基板の外面にはそれぞれ偏光板が備えられている。
上記のように構成された液晶表示パネルは、大量のデータを表示するため、非常に多くの画素を必要としている。例えば、パーソナルコンピュータに用いられる液晶表示パネルの画面は、複数の画素で構成されている。各画素は、赤色(R)、緑色(G)、及び青色(B)の3色のいずれか1色を有している。そのため、液晶表示パネルの代表的な画素数は数百万になる。昨今では、画像表示に対する要求は年々高度なものになり、画像表示の際、画素の不良で生じる点欠陥が無いもの(少ないもの)が要求されている。この点欠陥の画素は、例えば、補助容量線と補助容量電極とのショートに起因している。
上記した点欠陥の画素を修復するため、点欠陥の画素にレーザ光を照射している(例えば、特許文献1参照)。点欠陥の画素を修復するため、レーザ光を点欠陥の画素に対し偏光板を透過させて照射している。上記した場合、レーザ光を照射してショートした補助容量電極と画素電極とを切り離すことにより、点欠陥の画素の修復が可能となる。
特開2003−29227号公報
しかしながら、レーザ光は直線偏光であるため、上記したようにレーザ光が偏光板を透過する場合、レーザ光の直線偏光の方向と偏光板の透過容易軸の方向とが一致しない場合がある。レーザ光の直線偏光の方向と偏光板の透過容易軸の方向とが一致しなければ偏光板を透過したレーザ光にエネルギーロスが発生するため、修復に必要なレーザ光エネルギーが得られない恐れがある。十分なエネルギーが得られない場合、ショートした補助容量電極と画素電極とを切り離すこと等が困難となる。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、修復個所にエネルギーの安定したレーザ光を照射できる画像表示パネルの修復方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の態様に係る画像表示パネルの修復方法は、
第1基板と、前記第1基板に隙間を置いて対向配置された第2基板と、前記第1基板及び第2基板間に設けられた複数の画素と、前記第1基板の外面に設けられた第1偏光板と、前記第2基板の外面に設けられた第2偏光板とを備えた画像表示パネルの修復方法において、
前記画素に欠陥が生じているかどうか検査し、
前記検査した画素に欠陥が生じている場合、円偏光のレーザ光を前記第1偏光板または第2偏光板の外側から前記欠陥が生じている画素の修復個所に向けて照射し、前記欠陥が生じている画素を修復することを特徴としている。
また、本発明の他の態様に係る画像表示パネルの修復方法は、
基板および前記基板上にマトリクス状に形成された複数の画素を有した画像表示パネルと、前記画像表示パネルに設けられた偏光板とを備えた画像表示パネルの修復方法において、
前記画素に欠陥が生じているかどうか検査し、
前記検査した画素に欠陥が生じている場合、円偏光のレーザ光を前記偏光板の外側から前記欠陥が生じている画素の修復個所に向けて照射し、前記欠陥が生じている画素を修復することを特徴としている。
この発明によれば、修復個所にエネルギーを安定させてレーザ光を照射できる画像表示パネルの修復方法を提供することができる。
以下、図面を参照しながらこの発明に係る画像表示パネルの修復方法を液晶表示パネルの修復方法に適用した実施の形態について詳細に説明する。始めに、液晶表示パネル1の構成について説明する。
図1に示すように、液晶表示パネル1は、アレイ基板2と、このアレイ基板に所定の隙間を置いて対向配置されている対向基板3と、これら両基板間に狭持された液晶層4とを備えている。液晶表示パネル1は、アレイ基板2及び対向基板3に重なった表示領域Rを有している。アレイ基板2及び対向基板3は、透明な絶縁基板として、例えばガラス基板5ba、5bをそれぞれ備えている。
図2に示すように、表示領域Rにおいて、ガラス基板5a上には画素部11が形成されている。表示領域Rの外側において、ガラス基板5a上には走査線駆動回路12、信号線駆動回路13及び補助容量線駆動回路14が形成されている。画素部11において、ガラス基板5a上には、複数の走査線15及びこれら走査線に直交した複数の信号線16が配置されている。ガラス基板5a上には、走査線15に平行な複数の補助容量線17が形成されている。この実施の形態において、隣接する2本の信号線16及び2本の補助容量線17で囲まれた各領域には画素18が形成されている。これらの画素18はマトリクス状に配置されている。
次に、画素18を1つ取り出して詳述する。
図3及び図4に示すように、画素18は、画素電極21、この画素電極に接続されたスイッチング素子としてのTFT22及び補助容量素子23を有している。
図3、図4及び図5に示すように、ガラス基板5a上には半導体膜31が形成され、ガラス基板及び半導体膜上にはゲート絶縁膜32が形成されている。半導体膜31と重なった各々の領域において、ゲート絶縁膜32上には、走査線15の一部を延出したゲート電極33が形成されている。ゲート絶縁膜32及びゲート電極33上には層間絶縁膜35が形成されている。
層間絶縁膜35上には信号線16及びコンタクト配線38が形成され、これら信号線及びコンタクト配線はゲート絶縁膜32及び層間絶縁膜一部を貫通して半導体膜31にそれぞれ接続されている。ここで、信号線16は半導体膜31のソース領域RSに接続され、コンタクト配線38は半導体膜31のドレイン領域RDに接続されている。
次いで、補助容量素子23について説明する。図3及び図4に示すように、補助容量線17及び補助容量電極41は補助容量素子23を形成している。
図3、図4及び図6に示すように、ガラス基板5a上に形成されたゲート絶縁膜32上には、導電材料として、例えばアルミニウムにより、補助容量線17が形成されている。ゲート絶縁膜32及び補助容量線17上には層間絶縁膜35が形成されている。
補助容量素子23において、層間絶縁膜35上には、補助容量線17に重なった補助容量電極41と、この補助容量電極に接続された接続配線44とが形成されている。接続配線44は、補助容量素子23及び画素電極21を接続するとともに切断可能に形成されている。
上記した補助容量電極41、接続配線44、コンタクト配線38及び信号線16は、同一の導電膜で形成されている。補助容量電極41、接続配線44及びコンタクト配線38は一体に形成されている。
図5及び図6に示すように、TFT22及び補助容量素子23が形成されたガラス基板5a上には、赤色、緑色及び青色の複数の着色層51が形成されている。着色層51上には複数の画素電極21が形成されている。画素電極21は、隣接する2本の信号線16及び2本の補助容量線17に周縁を重ねて形成されている。着色層51及び画素電極21上には配向膜52が形成されアレイ基板2を形成している。図5及び図6に示すように、ガラス基板5b上には対向電極61及び配向膜62が順次形成され、対向基板3を形成している。
図1に示すように、アレイ基板2及び対向基板3間の隙間はスペーサとして、例えば柱状スペーサ6により保持されている。アレイ基板2及び対向基板3は、これら両基板の周縁部に配置されたシール材7により接合されている。液晶表示パネル1は、アレイ基板2の外面に配置された第1偏光板8aと、対向基板3の外面に配置された第2偏光板8bとを有している。液晶表示パネル1は、第1偏光板8aを覆った第1保護フィルム9aと、第2偏光板8bを覆った第2保護フィルム9bとを有している。なお、液晶表示パネル1に図示しないバックライトユニット等を取付けることで液晶表示装置が完成する。
次に、上記のように形成された液晶表示パネル1の修復装置70について説明する。この修復装置70は、アレイ基板2の外面に第1偏光板8a及び第1保護フィルム9aを、対向基板3の外面に第2偏光板8b及び第2保護フィルム9bをそれぞれ設けた後、画素18に欠陥が生じている場合に欠陥の画素を修復(リペア)するための装置である。
図7に示すように、修復装置70は、リペア対象である液晶表示パネル1を支持するステージ71と、このステージを液晶表示パネルの面の一方向(互いに直交する第1方向Xまたは第2方向Y)に移動させることができるリペア制御用PC(パーソナルコンピュータ)72と、リペア制御用PC72の制御によって液晶表示パネルに駆動電圧を与える駆動回路ユニット73と、リペア制御用PC72によって制御され、ステージが移動する方向と直交する方向に移動可能なレーザユニット74と、このレーザユニット74が取得した画像データを表示可能な画像モニタ75とを有している。なお、修復装置70は、ステージ71が全く移動せずに、レーザユニット74が第1方向Xおよび第2方向Yに移動するように構成しても良い。
レーザユニット74は光学系としての対物レンズ76等複数の対物レンズを有している。レーザユニット74はレーザフラッシュランプを備えた光源77を有している。なお、光源77は、レーザロッドを励起させるため、フラッシュランプの換わりにLD(laser diode)を用いて励起させても良い。レーザユニット74は、基本波(例えば、波長1064nm)のレーザ光の他、第2高調波(532nm)等のレーザ光を対物レンズ76等から照射することができる。レーザユニット74はλ/4波長板78を有しているため、対物レンズ76等から円偏光のレーザ光を照射することができる。
修復装置70は、ステージ71に対して対物レンズ76等の反対側に配置された光源としての透過光源81を有している。透過光源81はレーザ光が放出される対物レンズ(対物レンズ76等)と対向配置されている。
レーザユニット74はCCDカメラ79を有している。透過光源81は液晶表示パネル1に向けて光を放出するため、レーザユニット74によって取得される画素18(レーザ光照射個所)の画像の情報はCCDカメラ79を介して画像モニタ75に伝送される。このため、画像モニタ75はレーザ照射個所の画像を表示することができる。
次に、液晶表示パネル1の画素18に欠陥が生じているかどうか検査した後、検査した画素に欠陥が生じている場合に上記したように構成された修復装置70を用いて欠陥の画素を修復する修復(リペア)方法について説明する。
まず、処理対象としての液晶表示パネル1を用意する。図8に示すように、この実施の形態において、液晶表示パネル1の1つ又は複数の画素18の補助容量線17及び補助容量電極41間にショートが発生している場合について説明する。補助容量線17及び補助容量電極41間のショートは例えば補助容量線17が隆起したり、図示せぬ異物が両者間に生じることにより生じる。補助容量線17及び補助容量電極41間にショートが発生した画素18は、常時、明表示又は黒色表示となり、欠陥の画素となる。
次に、液晶表示パネル1を搬送し、この液晶表示パネルをステージ71上に配置する。このとき、第2偏光板8bが対物レンズ76に対向するように液晶表示パネルを配置する。その後、透過光源81を点灯させて液晶表示パネルに光を放出する。すると、欠陥の画素18は良好な画素の表示色と異なる。欠陥の画素18は例えば目視により検出できるため、欠陥の画素の有無を検査することができる。
次いで、ステージ71を移動させて欠陥の画素18と対物レンズ76とを対向させ、この対物レンズを介して取得される欠陥の画素の画像を画像モニタ75に表示させる。続いて、レーザユニット74を用い、第2保護フィルム9bの外側から対物レンズ76を介して修復個所に、例えば基本波のレーザ光を照射する。この実施の形態で、修復個所とは、欠陥の画素18の接続配線44である。
レーザユニット74はλ/4波長板78を有しているため、対物レンズ76からは、円偏光のレーザ光が放出される。この円偏光のレーザ光は、レーザユニット74が出力する直線偏光のレーザ光がλ/4波長板78を透過することにより得られる。円偏光のレーザ光は、第2偏光板8bを透過することにより直線偏光のレーザ光となるため、直線偏光のレーザ光が接続配線44に照射される。
これにより、図9に示すように、接続配線44に切断部47が形成され、補助容量素子23と画素電極21とが切り離される。そのため、ショートした補助容量素子23からの不所望な電荷の流入またはショートした補助容量素子23への不所望な電荷の流出を無くすことができ、欠陥が生じている画素18は修復される。欠陥が生じている画素18が複数存在する場合は、複数の欠陥の画素にそれぞれ上記したようにレーザ光を照射すれば良い。
ここで、本願発明者は、λ/4波長板78を設けて形成された修復装置70と、λ/4波長板を設けずに形成された修復装置とをそれぞれ用いてレーザ光を照射して第2偏光板8bを透過させ、この第2偏光板を透過したレーザ光のエネルギーを測定した。
図10に示すように、レーザ光のエネルギーを測定する場合は、透過光源81の代わりに検出器82を設けて修復装置70を形成した。第2偏光板8bは、その透過容易軸の方向が第1方向X(θ=0°)と平行になるように配置されている。レーザ光のエネルギーを測定する際は、第2偏光板8bを、その透過容易軸の方向が第2方向Y(θ=90°)と平行になるまで10°毎に回転させ、10°回転する毎にレーザ光を照射して測定した。
まず、λ/4波長板78を設けて形成された修復装置70を用いた場合について説明する。図10及び図11に示すように、対物レンズ76から放出されるレーザ光は円偏光のレーザ光であるため、検出器82は常に第2偏光板8bを透過した直線偏光のレーザ光を検出することができる。検出器82でレーザ光のエネルギーを測定したところ、折れ線L1で示すように、θ=0°ないし90°で、150μJ程度の安定したエネルギーが得られた。また、上記得られたレーザ光のエネルギーは修復に必要なレーザ光のエネルギー帯域BR内であった。
次に、λ/4波長板78を設けずに形成された修復装置70を用いた場合について説明する。対物レンズ76から放出されるレーザ光は直線偏光のレーザ光である。このため、検出器82は、直線偏光の方向と、第2偏光板8bの透過容易軸の方向とが平行である場合(θ=0°)に第2偏光板を透過した直線偏光のレーザ光を検出することができる。しかしながら、直線偏光の方向と、第2偏光板8bの透過容易軸の方向とが直交している場合(θ=90°)、レーザ光は第2偏光板を透過しないため、検出器82はレーザ光を検出することができない。検出器82でレーザ光のエネルギーを測定したところ、折れ線L2で示すように、不安定なエネルギーが得られ、θ=60°ないし90°では修復に必要なレーザ光のエネルギーが得られなかった。
以上のように構成された、液晶表示パネル1の修復方法によれば、補助容量線17及び補助容量電極41間のショートによる欠陥の画素が有る場合、λ/4波長板78を透過させた円偏光のレーザ光は第2保護フィルム9bの外側から接続配線44に照射されている。円偏光のレーザ光は常に第2偏光板8bを透過し、透過したレーザ光は直線偏光のレーザ光として接続配線44に照射することができる。
このため、第2偏光板8bの透過容易軸の方向がいかなる方向を向いている場合であっても、第2偏光板を透過することによるレーザ光のエネルギー損失が抑制され、接続配線44にエネルギーの安定したレーザ光を照射することができ、欠陥の画素の修復を常に良好に行うことができる。
第2偏光板8bを覆う第2保護フィルム9bは、面内の偏光特性が均一でないため、第2保護フィルム9bを透過した直線偏光のレーザ光のエネルギー損失は大きくなってしまう。この場合、高出力タイプのレーザを用いても欠陥の画素の修復に必要なレーザ光のエネルギーが得られない恐れがある。また、レーザ光が第2偏光板8bを透過し過ぎると、液晶表示パネルへ与えるダメージが大きすぎることになり、液晶表示パネルそのものが不良となる恐れがある。なお、レーザ光のエネルギーが得られたとしても高出力タイプのレーザは高価であり、光源77のレーザフラッシュランプの寿命が短い欠点がある。しかしながら、第2保護フィルム9bを円偏光のレーザ光が透過するため、エネルギー損失が抑制され、高出力タイプのレーザを用いることなく欠陥の画素の修復に必要なレーザ光のエネルギーを得ることができる。
なお、この発明は、上述した実施の形態に限定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能である。例えば、補助容量線17及び補助容量電極41間のショートによる欠陥のため、修復個所が接続配線44であったが、欠陥はこれに限らず、欠陥個所に応じた修復個所にレーザ光を照射すれば良い。λ/4波長板78は対物レンズ(対物レンズ76等)のレーザ光放出口に対向した位置に配置しても良く、液晶表示パネル1に円偏光のレーザ光を照射できるように配置されていれば良い。円偏光のレーザ光は、第1保護フィルム9aまたは第2保護フィルム9bの外側から欠陥が生じている画素18の修復個所に向けて照射すれば良い。
この発明は、液晶表示パネル1の修復方法に限定されることなく、偏光板を備えた有機EL表示パネルの修復方法等、偏光板を備えた画像表示パネルの修復方法にも適用することができる。
本発明の実施の形態に係る液晶表示パネルの修復方法によって修復される対象の液晶表示パネルの断面図。 図1に示したアレイ基板の平面図。 図1及び図2に示したアレイ基板の一部を拡大して示す平面図。 図3に示したアレイ基板の等価回路図。 図3に示した液晶表示パネルの線A−A断面図。 図3に示した液晶表示パネルの線B−B断面図。 本発明の実施の形態に係る液晶表示パネルの修復装置を示す概略構成図。 図3及び図6に示した接続配線にレーザ光が照射されている状態を示す液晶表示パネルの断面図。 上記接続配線が切断されて修復された画素を示す平面図。 レーザ光のエネルギーの測定に用いる上記液晶表示パネルの修復装置。 第2偏光板の角度に対するレーザ光のエネルギーの変化をグラフで示した図。
符号の説明
1…液晶表示パネル、2…アレイ基板、3…対向基板、4…液晶層、8a…第1偏光板、8b…第2偏光板、9a…第1保護フィルム、9b…第2保護フィルム、18…画素、23…補助容量素子、44…接続配線、70…修復装置、74…レーザユニット、78…λ/4波長板、R…表示領域。

Claims (4)

  1. 第1基板と、前記第1基板に隙間を置いて対向配置された第2基板と、前記第1基板及び第2基板間に設けられた複数の画素と、前記第1基板の外面に設けられた第1偏光板と、前記第2基板の外面に設けられた第2偏光板とを備えた画像表示パネルの修復方法において、
    前記画素に欠陥が生じているかどうか検査し、
    前記検査した画素に欠陥が生じている場合、円偏光のレーザ光を前記第1偏光板または第2偏光板の外側から前記欠陥が生じている画素の修復個所に向けて照射し、前記欠陥が生じている画素を修復することを特徴とする画像表示パネルの修復方法。
  2. 直線偏光のレーザ光をλ/4波長板を透過させて前記円偏光のレーザ光とし、この円偏光のレーザ光を前記修復個所に向けて照射することを特徴とする請求項1に記載の画像表示パネルの修復方法。
  3. 基板および前記基板上にマトリクス状に形成された複数の画素を有した画像表示パネルと、前記画像表示パネルに設けられた偏光板とを備えた画像表示パネルの修復方法において、
    前記画素に欠陥が生じているかどうか検査し、
    前記検査した画素に欠陥が生じている場合、円偏光のレーザ光を前記偏光板の外側から前記欠陥が生じている画素の修復個所に向けて照射し、前記欠陥が生じている画素を修復することを特徴とする画像表示パネルの修復方法。
  4. 直線偏光のレーザ光をλ/4波長板を透過させて前記円偏光のレーザ光とし、この円偏光のレーザ光を前記修復個所に向けて照射することを特徴とする請求項3に記載の画像表示パネルの修復方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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