JP2006322424A - Motor actuator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、内部にモータを収納するモータケースを備えたモータアクチュエータに関するもので、特にモータの放熱性能をより向上させることが可能なモータケースを備えたモータアクチュエータに係わる。 The present invention relates to a motor actuator including a motor case that houses a motor therein, and more particularly to a motor actuator including a motor case that can further improve the heat dissipation performance of the motor.
[従来の技術]
従来より、自動車等の車両に搭載される内燃機関用吸気流制御装置は、ドライバーのアクセルペダルの踏込み量(アクセル操作量)に応じてモータを駆動して、スロットルボデーに回転自在に収容されたスロットルバルブのバルブ角度を制御するように構成されている。そして、図3に示したように、スロットルバルブ101のバルブ角度を変更するモータ102は、スロットルバルブ101の近傍に設置されることから、スロットルボデー103の外壁部に一体的に形成された円筒状のモータケース104に収納されている(例えば、特許文献1参照)。そして、モータケース104は、モータ102の放熱性を考慮して外気に晒されるようにスロットルボデー103の中で最も外気側に配置され、モータケース104の外周面が放熱面とされている。また、モータ102は、フランジ部111をベースプレート112にボルト113を用いて締結固定されている。そして、ベースプレート112を、モータケース104にボルト114を用いて締結固定することで、モータ102がモータケース104に固定(支持)されるようになっている。
[Conventional technology]
2. Description of the Related Art Conventionally, an intake air flow control device for an internal combustion engine mounted on a vehicle such as an automobile is rotatably accommodated in a throttle body by driving a motor in accordance with a driver's accelerator pedal depression amount (accelerator operation amount). The throttle valve is configured to control a valve angle. As shown in FIG. 3, the
[従来の技術の不具合]
ところが、特許文献1に記載の内燃機関用吸気流制御装置において、モータ102の放熱性能をより向上する目的で、モータケース104を金属材料によって形成した場合には、モータケース104を含むモータ周辺部品の重量が重くなるという問題が生じる。また、モータ周辺部品の重量を軽くする目的で、モータケース104を樹脂材料によって形成した場合には、樹脂材料は熱伝導性が悪く、モータ102の放熱性の悪化に伴ってモータ102の温度が高くなり、モータ102の性能劣化(例えばモータ出力の低下等)が生じるという問題があった。また、特許文献1に記載の内燃機関用吸気流制御装置は、モータ102をモータケース104に固定するためにボルト113、114が必要であるため、部品点数が多く、組付工数が多くなり、製品コストが高くなるという問題があった。
[Conventional technical problems]
However, in the intake air flow control device for an internal combustion engine described in Patent Document 1, when the
そこで、図4に示したように、樹脂ハウジング105の内部にモータ102をインサート成形することで、モータ102を樹脂ハウジング105に固定するための締結部品を廃止して部品点数や組付工数を少なくし製品コストの削減を図るようにした内燃機関用吸気流制御装置がある(例えば、特許文献2参照)。これは、モータ102の金属ヨーク121の一部がスロットルバルブ101よりも僅かに上流側にて吸気通路122内に露出されるように配設し、吸気通路122内を流れる空気流に直接接触するように構成することで、モータ102の放熱が促進され、モータ102の放熱性を向上している。これにより、モータ102の過熱によるモータトルクの低下を防ぐことが可能となる。
Therefore, as shown in FIG. 4, the
ところが、特許文献2に記載の内燃機関用吸気流制御装置においては、樹脂ハウジング105の内部にモータ102をインサート成形して樹脂ハウジング105に固定しているため、モータ102の金属ヨーク121と樹脂ハウジング105との熱膨張係数の差によって、モータ102の金属ヨーク121と樹脂ハウジング105との間に隙間が生じ、樹脂ハウジング105内でモータ102がガタ付く可能性がある。この場合には、モータ102の出力軸123と動力伝達手段124との位置精度が悪化してスロットルバルブ101の動作不良が生じるという問題があった。
However, in the intake flow control device for an internal combustion engine described in Patent Document 2, since the
また、図5に示したように、モータ102の金属ヨーク121を金属ハウジング106に密着させて、この金属ハウジング106の外表面が外気に晒されるように露出させることで、モータ102を外気により空冷するようにした内燃機関用吸気流制御装置がある(例えば、特許文献3参照)。これは、モータ102の電機子125に冷却ファン126を取り付け、金属ハウジング106に設けた呼吸穴127から外気を導入することで、モータ102の内部を直接空冷して、モータ102を効率良く冷却している。ここで、107はスロットル開度センサで、108はアクセル開度センサで、109はクランク角度センサで、110はエンジン制御ユニット(ECU)である。
In addition, as shown in FIG. 5, the
ところが、特許文献3に記載の内燃機関用吸気流制御装置においては、モータ102の金属ヨーク121の外周面を、金属ハウジング106のモータ収容穴129の内周面に密着させる必要がある。このため、モータ102の金属ヨーク121を金属ハウジング106のモータ収容穴129に圧入嵌合することが考えられるが、金属ハウジング106の肉厚が厚く弾性変形し難いので、モータ102の金属ヨーク121の外径と金属ハウジング106のモータ収容穴129の内径との寸法精度を厳しく管理しないと、モータ102を金属ハウジング106に組み付けることができない。また、モータ102の金属ヨーク121の外径と金属ハウジング106のモータ収容穴129の内径との寸法精度を厳しく管理する必要があるため、製品コストが上昇するという問題が生じる。また、呼吸穴127から外気をモータ102の内部に導入しているため、外気と一緒に塵や埃等の異物もモータ102の内部に侵入する可能性がある。そして、モータ102のロータ側とステータ側との間に異物が噛み込んだ場合には、モータ102がロックしてスロットルバルブ101の動作不良が生じるという問題があった。
本発明の目的は、モータケースの軽量化を図りながらも、モータの放熱性能をより向上させることで、モータの過熱によるモータの性能劣化を防止することのできるモータアクチュエータを提供することにある。 An object of the present invention is to provide a motor actuator capable of preventing deterioration of the performance of the motor due to overheating of the motor by further improving the heat dissipation performance of the motor while reducing the weight of the motor case.
請求項1に記載の発明によれば、内部にモータを収納するモータケースを、樹脂材料によって形成されたメインケース(樹脂ケース)と金属材料によって形成されたサブケース(金属ケース)とによって構成している。そして、メインケースにモータを固定し、更にメインケースよりも熱伝導性に優れるサブケースにモータを密着させた状態で保持させている。そして、サブケースの少なくとも一部を、メインケースの外表面に露出させる、あるいはメインケースより外部に突出させることにより、モータが発生する熱を、サブケースを介してモータケースの周囲を流れる空気中に効果的に放熱することが可能となる。 According to the first aspect of the present invention, a motor case that houses a motor therein is constituted by a main case (resin case) formed of a resin material and a sub case (metal case) formed of a metal material. ing. Then, the motor is fixed to the main case, and further, the motor is held in close contact with the sub case having higher thermal conductivity than the main case. Then, by exposing at least a part of the sub case on the outer surface of the main case or projecting outside from the main case, the heat generated by the motor is transferred to the air flowing around the motor case through the sub case. It is possible to effectively dissipate heat.
これによって、メインケースを樹脂化することで、モータケースの軽量化を図りながらも、サブケースを金属化して、このサブケースの少なくとも一部を、メインケースの外表面に露出させる、あるいはメインケースより外部に突出させることにより、モータの放熱性能をより向上させることができる。したがって、モータを効率良く冷却することができるので、モータの過熱によるモータの性能劣化を防止できる。また、モータ性能の向上を図ることができるので、モータアクチュエータの品質を向上できる。 As a result, the main case is made of resin, so that the motor case can be reduced in weight while the sub case is metalized so that at least a part of the sub case is exposed on the outer surface of the main case, or the main case By projecting more outward, the heat dissipation performance of the motor can be further improved. Therefore, since the motor can be efficiently cooled, it is possible to prevent deterioration of the motor performance due to overheating of the motor. In addition, since the motor performance can be improved, the quality of the motor actuator can be improved.
請求項2に記載の発明によれば、サブケースを、底付き筒体形状の薄板によって形成することで、サブケースが(例えば板厚方向に)弾性変形し易くなる。そして、サブケースの内部にモータを締まり嵌めするモータ収容穴を設けることにより、モータの外径とモータ収容穴の内径との寸法精度の管理を厳しくしなくても、モータをサブケースのモータ収容穴に容易に組み付けることができる。これによって、モータの外径とモータ収容穴の内径との寸法精度を厳しく管理する必要がないため、製品コストを削減できる。また、サブケースの内部にモータを締まり嵌めすることにより、モータとサブケースとの密着度が増し、モータをサブケースに緊密的に接触させることができる。これにより、モータの放熱性能を更に向上させることができる。 According to the second aspect of the present invention, the sub case is formed of the bottomed cylindrical thin plate, so that the sub case is easily elastically deformed (for example, in the plate thickness direction). Then, by providing a motor housing hole for tightly fitting the motor inside the sub case, the motor can be accommodated in the sub case without strict control of the dimensional accuracy between the outer diameter of the motor and the inner diameter of the motor housing hole. Can be easily assembled into the hole. As a result, it is not necessary to strictly manage the dimensional accuracy between the outer diameter of the motor and the inner diameter of the motor housing hole, so that the product cost can be reduced. In addition, by tightly fitting the motor inside the sub case, the degree of adhesion between the motor and the sub case increases, and the motor can be brought into close contact with the sub case. Thereby, the heat dissipation performance of the motor can be further improved.
請求項3に記載の発明によれば、サブケースを、モータの外周の少なくとも一部が接触する筒部、およびモータの中心軸線方向の一端部が接触する底部によって構成することにより、モータとサブケースとが密着する面積が広がるため、モータが発生する熱をサブケースに効率良く伝えることが可能となる。これにより、モータの放熱性能を更に向上させることができる。 According to the third aspect of the present invention, the sub case is configured by the cylindrical portion that comes into contact with at least a part of the outer periphery of the motor and the bottom portion that comes into contact with one end portion in the central axis direction of the motor. Since the area in close contact with the case increases, the heat generated by the motor can be efficiently transmitted to the sub case. Thereby, the heat dissipation performance of the motor can be further improved.
請求項4に記載の発明によれば、メインケースの区画壁に形成された開口部を貫通してメインケースにモータが固定されている。すなわち、モータの一部がメインケースの区画壁より外部に飛び出しているので、サブケースを介してモータケースの周囲を流れる空気に晒され易くなる。これにより、モータの放熱性能を更に向上させることができる。なお、モータの中心軸線方向の一端側(モータのフロント側またはリヤ側)がメインケースの区画壁より外部に飛び出していても、あるいはモータの半径方向の外径側がメインケースの区画壁より外部に飛び出していてもどちらでも構わない。 According to the fourth aspect of the present invention, the motor is fixed to the main case through the opening formed in the partition wall of the main case. That is, since a part of the motor protrudes outside from the partition wall of the main case, it is easily exposed to the air flowing around the motor case through the sub case. Thereby, the heat dissipation performance of the motor can be further improved. Note that one end side (front side or rear side of the motor) of the motor in the central axis direction protrudes outside the partition wall of the main case, or the radially outer diameter side of the motor is outside the partition wall of the main case. It does n’t matter if it pops out.
請求項5に記載の発明によれば、モータを密着した状態で保持するサブケースを、モータが固定されるメインケースに対して分離可能に設けることにより、メインケースとサブケースとの熱膨張係数の差の影響を受けることなく、メインケースにモータを固定することができ、且つサブケースにモータを密着した状態で保持することができる。また、請求項6に記載の発明によれば、樹脂材料によって形成されたメインケース(樹脂ケース)と金属材料によって形成されたサブケース(金属ケース)との間にゴム系弾性体が挟み込まれて保持されているので、樹脂ケースと金属ケースとの熱膨張係数の差を吸収することができる。これにより、ガタ付くことなくモータケースの内部にモータを保持固定することができる。 According to the invention described in claim 5, the thermal expansion coefficient between the main case and the sub case is provided by providing the sub case that holds the motor in close contact with the main case to which the motor is fixed. Without being affected by the difference, the motor can be fixed to the main case, and the motor can be held in close contact with the sub case. According to the sixth aspect of the present invention, the rubber-based elastic body is sandwiched between the main case (resin case) formed of a resin material and the sub case (metal case) formed of a metal material. Since it is held, it is possible to absorb the difference in thermal expansion coefficient between the resin case and the metal case. As a result, the motor can be held and fixed inside the motor case without rattling.
請求項7に記載の発明によれば、モータをメインケースに締め付け固定するモータ締結手段を設けても良い。また、請求項8に記載の発明によれば、上記のモータ締結手段が、モータをメインケースに締め付け固定する機能(モータ締結固定手段)と、サブケースをメインケースに組み付ける際に、サブケースをメインケースに押し当てる方向にサブケースに荷重を与える機能(荷重付与手段)とを兼ね備えていることにより、一種類のモータ締結手段によってモータのメインケースへの固定とサブケースのメインケースへの固定とを同時に実施することができる。これにより、部品点数や組付工数を減少して製品コストを削減しながらも、モータをサブケースに密着した状態でメインケースに固定することができる。
According to the invention described in
請求項9に記載の発明によれば、メインケースとサブケースとの間にゴム系弾性体を挟み込んで保持している。このゴム系弾性体は、上記の荷重付与手段を兼ねたモータ締結手段からサブケースを介して荷重が加わると圧縮変形するため、ゴム系弾性体に弾性反発力が発生する。そして、ゴム系弾性体は、その弾性反発力を利用して、メインケースとサブケースとの間の隙間を気密(密閉、封止)することで、水、塵や埃等の異物がメインケースとサブケースとの間の隙間からモータケースの内部に侵入することはない。これにより、モータの内部に異物が侵入することもなくなるので、モータがロックすることはなく、モータアクチュエータの品質(制御応答性および信頼性等)を向上できる。また、樹脂材料によって形成されたメインケース(樹脂ケース)と金属材料によって形成されたサブケース(金属ケース)との間にゴム系弾性体が挟み込まれて保持されているので、樹脂ケースと金属ケースとの熱膨張係数の差を吸収することができる。これにより、ガタ付くことなくモータケースの内部にモータを保持固定することができる。 According to the ninth aspect of the present invention, the rubber-based elastic body is sandwiched and held between the main case and the sub case. Since this rubber-based elastic body is compressed and deformed when a load is applied via the sub case from the motor fastening means that also serves as the load applying means, an elastic repulsive force is generated in the rubber-based elastic body. The rubber-based elastic body uses the elastic repulsive force to hermetically seal (seal and seal) the gap between the main case and the sub case, so that foreign matters such as water, dust, and dust can be removed from the main case. The motor case does not enter from the gap between the motor and the sub case. As a result, foreign matter does not enter the motor, so that the motor is not locked and the quality (control response, reliability, etc.) of the motor actuator can be improved. Also, since the rubber-based elastic body is sandwiched and held between the main case (resin case) made of resin material and the sub case (metal case) made of metal material, the resin case and the metal case The difference in thermal expansion coefficient with respect to can be absorbed. As a result, the motor can be held and fixed inside the motor case without rattling.
本発明を実施するための最良の形態は、モータケースの軽量化を図りながらも、モータの放熱性能をより向上させることで、モータの過熱によるモータの性能劣化を防止するという目的を、メインケースにモータを固定し、メインケースよりも熱伝導性に優れるサブケースにモータを密着させた状態で保持させ、更にサブケースの少なくとも一部を、メインケースの外表面に露出させる、あるいはメインケースより外部に突出させることで実現した。また、モータの外径とモータ収容穴の内径との寸法精度を厳しく管理しなくても、モータをサブケースに接触させるという目的を、サブケースを底付き筒体形状の薄板によって形成してサブケースが弾性変形し易くすることで実現した。また、樹脂ケースと金属ケースとの熱膨張係数の差を吸収してガタ付くことなくモータを保持するという目的を、樹脂ケースと金属ケースとの間にゴム系弾性体を挟み込んで保持することで実現した。また、モータの内部への水、塵や埃等の異物の侵入を防止するという目的を、ゴム系弾性体の弾性反発力を利用して、メインケースとサブケースとの間の隙間を気密することで実現した。 The best mode for carrying out the present invention is to improve the heat dissipation performance of the motor while reducing the weight of the motor case, and to prevent the motor performance from being deteriorated due to overheating of the motor. The motor is fixed to and held in a state where the motor is in close contact with the sub case that has better thermal conductivity than the main case, and at least a part of the sub case is exposed on the outer surface of the main case, or from the main case Realized by projecting outside. In addition, the sub case is formed by a bottomed cylindrical thin plate for the purpose of contacting the motor to the sub case without strictly controlling the dimensional accuracy between the outer diameter of the motor and the inner diameter of the motor housing hole. Realized by making the case easily elastically deformed. In addition, the purpose of holding the motor without absorbing the difference in thermal expansion coefficient between the resin case and the metal case is to hold the rubber-based elastic body between the resin case and the metal case. It was realized. In addition, for the purpose of preventing foreign matter such as water, dust and dirt from entering the inside of the motor, the clearance between the main case and the sub case is hermetically sealed using the elastic repulsive force of the rubber-based elastic body. That was realized.
[実施例1の構成]
図1および図2は本発明の実施例1を示したもので、図1(a)はモータアクチュエータの主要構造を示した図で、図1(b)はモータアクチュエータの全体構造を示した図で、図2は内燃機関用吸気流制御装置の概略構成を示した図である。
[Configuration of Example 1]
FIGS. 1 and 2 show a first embodiment of the present invention. FIG. 1 (a) shows a main structure of a motor actuator, and FIG. 1 (b) shows an overall structure of the motor actuator. FIG. 2 is a diagram showing a schematic configuration of an intake flow control device for an internal combustion engine.
本実施例の内燃機関用吸気流制御装置は、自動車等の車両に搭載された内燃機関(例えばガソリンエンジン:以下エンジンと言う)1の気筒内において混合気の燃焼を促進させるための縦方向の渦流(タンブル流)を生成することが可能な吸気流発生装置(渦流発生装置)であって、エンジン1の吸気系統に一体的に設けられている。この内燃機関用吸気流制御装置は、エンジン1の気筒に連通する吸気通路を形成するエンジン吸気管2と、このエンジン吸気管2内において開閉自在に収容された吸気流制御弁3と、この吸気流制御弁3を開弁方向(または閉弁方向)に駆動するモータアクチュエータ4と、吸気流制御弁3を閉弁方向(または開弁方向)に付勢するスプリング等のバルブ付勢手段(図示せず)と、モータアクチュエータ4のモータ5を駆動して吸気流制御弁3のバルブ開度を制御するエンジン制御ユニット(図示せず:以下ECUと呼ぶ)とを備えている。 The intake flow control device for an internal combustion engine of the present embodiment is a longitudinal direction for accelerating combustion of an air-fuel mixture in a cylinder of an internal combustion engine (for example, a gasoline engine: hereinafter referred to as an engine) 1 mounted on a vehicle such as an automobile. An intake air flow generation device (vortex flow generation device) that can generate a vortex flow (tumble flow), and is integrally provided in the intake system of the engine 1. The intake flow control device for an internal combustion engine includes an engine intake pipe 2 that forms an intake passage communicating with a cylinder of the engine 1, an intake flow control valve 3 that is housed in the engine intake pipe 2 so as to be freely opened and closed, and the intake air A motor actuator 4 that drives the flow control valve 3 in the valve opening direction (or valve closing direction) and a valve biasing means such as a spring that biases the intake flow control valve 3 in the valve closing direction (or valve opening direction) (see FIG. And an engine control unit (not shown: hereinafter referred to as ECU) that controls the valve opening degree of the intake flow control valve 3 by driving the motor 5 of the motor actuator 4.
モータアクチュエータ4は、動力源としてのモータ5と、このモータ5の回転速度を所定の減速比となるように減速する歯車減速機構と、内部にモータ5および歯車減速機構を収納するアクチュエータケース(モータケース)6とを備えている。なお、アクチュエータケース6は、樹脂材料によって形成されたメインケース7およびカバー8と、金属材料によって形成されたサブケース9と、モータ5をメインケース7に締め付け固定するためのモータ締結手段とを備えている。また、モータアクチュエータ4は、ブラケット10を介してメインケース7にモータ5を締め付け固定するためのスクリュー11と、モータ5およびサブケース9を介してブラケット10から荷重(締結軸力)を受けると圧縮変形してメインケース7とサブケース9との間の隙間を気密するゴムシール12とを備えている。
The motor actuator 4 includes a motor 5 as a power source, a gear reduction mechanism that reduces the rotational speed of the motor 5 to a predetermined reduction ratio, and an actuator case (motor) that houses the motor 5 and the gear reduction mechanism inside. Case) 6. The actuator case 6 includes a
ここで、エンジン1は、図2に示したように、吸入空気と燃料との混合気を燃焼室13内で燃焼させて得られる熱エネルギーにより出力を得るもので、インテークマニホールド14およびエキゾーストマニホールド15を一体的に形成したシリンダヘッドと、このシリンダヘッドに設けられる吸気ポートより混合気が吸入される燃焼室13を形成するシリンダブロックとを備えている。なお、シリンダヘッドの一方側に形成される吸気ポートは、吸気バルブ16により開閉され、シリンダヘッドの他方側に形成される排気ポートは、排気バルブ17により開閉される。また、図2では、1気筒の燃焼室13に対して2連式の吸気バルブ16、2連式の排気バルブ17を設けているが、1気筒の燃焼室13に対して1個のみ、あるいは3連以上の吸気バルブ16、1個のみ、あるいは3連以上の排気バルブ17を設けても良い。そして、シリンダヘッドとシリンダブロックとで形成される気筒(シリンダ)には、エンジン1のクランクシャフト(図示せず)にコンロッド(図示せず)を介して連結されるピストン18が摺動自在に配設されている。また、シリンダヘッドには、先端部が燃焼室13に露出するようにスパークプラグ19が取り付けられている。
Here, as shown in FIG. 2, the engine 1 obtains an output by heat energy obtained by combusting a mixture of intake air and fuel in the
エンジン吸気管2は、図示しないエアクリーナで濾過された吸入空気を、インテークマニホールド14内の吸気通路、エンジン1の吸気ポートを経由して燃焼室13内に導く流体流路管である。このエンジン吸気管2は、上流側の開口端が濾過エレメント(図示せず)を収容するエアクリーナケース(図示せず)またはスロットルバルブ(図示せず)を収容するスロットルボデー(図示せず)に気密的に接続され、下流側の開口端がインテークマニホールド14に気密的に接続されている。このエンジン吸気管2の内部に形成される吸気通路(流体通路)は、平板状の隔壁20によって第1空気流路21と第2空気流路22とに気密的に区画されている。第1空気流路21は、エンジン吸気管2の内部に形成される吸気通路の中で上層部側に設けられて、燃焼室13内に混合気のタンブル流を発生させる。
The engine intake pipe 2 is a fluid flow pipe that guides intake air filtered by an air cleaner (not shown) into the
また、第2空気流路22は、エンジン吸気管2の内部に形成される吸気通路の中で第1空気流路21よりも下層部側に設けられている。また、エンジン吸気管2には、エンジン1の吸気ポートに最適なタイミングで燃料を噴射する電磁式燃料噴射弁(インジェクタ)23が取り付けられている。本実施例では、第1空気流路21の空気出口部からインテークマニホールド14の上層側を経て吸気ポートに向かう吸入空気の流路近傍に噴射孔が位置するようにインジェクタ23を設置している。なお、エンジン吸気管2の内部には、吸気流制御弁3が収容されているため、エンジン吸気管2は円管状のバルブハウジングを構成する。
The second air flow path 22 is provided on the lower layer side of the first
吸気流制御弁3は、第2空気流路22の開度を制御して第1空気流路21内に積極的に空気流を流すことで燃焼室13内に混合気のタンブル流を発生させるタンブル流コントロールバルブである。なお、吸気流制御弁3は、バルブ全閉時に第1空気流路21の空気入口部を全開し、且つ第2空気流路22の空気入口部を全閉する。また、吸気流制御弁3は、バルブ全開時に第1、第2空気流路21、22の空気入口部を共に全開する。これにより、第1空気流路21の空気入口部は、常に開かれている。
The intake air flow control valve 3 controls the opening degree of the second air flow path 22 to positively flow the air flow into the first
吸気流制御弁3は、金属材料または樹脂材料によって半円板形状に形成されたバルブ24と、このバルブ24を保持するバルブシャフト25とによって構成されている。バルブ24は、バルブシャフト25のバルブ保持部に形成されたバルブ挿入孔26内に一端部が差し込まれた状態で、バルブシャフト25のバルブ保持部に締結ねじ等の締結具27を用いて締め付け固定されている。バルブシャフト25は、金属材料または樹脂材料によって丸軸棒状に形成されており、軸方向の両端部がエンジン吸気管2の軸受支持孔(図示せず)に回転自在に支持されている。 The intake flow control valve 3 includes a valve 24 formed in a semicircular shape by a metal material or a resin material, and a valve shaft 25 that holds the valve 24. The valve 24 is fastened and fixed to the valve holding portion of the valve shaft 25 by using a fastener 27 such as a fastening screw in a state where one end portion is inserted into a valve insertion hole 26 formed in the valve holding portion of the valve shaft 25. Has been. The valve shaft 25 is formed of a metal material or a resin material in the shape of a round shaft, and both end portions in the axial direction are rotatably supported by bearing support holes (not shown) of the engine intake pipe 2.
モータ5は、メインケース7を貫通した状態で、ブラケット10およびスクリュー11を用いてメインケース7に締め付け固定されている。このモータ5は、出力軸(モータシャフト)29に一体化されたロータ、このロータの外周側に対向配置されたステータよりなるブラシレスDCモータであって、ロータには、永久磁石を有するロータコアが設けられ、ステータには、アーマチャコイル(電機子巻線)が巻回されたステータコア、およびアーマチャコイルの半径方向の外径側を被覆する円筒状のヨーク30が設けられている。モータシャフト29の軸方向の両端部は、ロータコアの両端面より突出するように設けられている。
The motor 5 is fastened and fixed to the
モータシャフト29の軸方向のフロント側端部(第1エンド側端部、図示左端部)は、ヨーク30の図示左端部に組み付けられた円筒状のベアリングケース31にフロント側軸受を介して回転自在に軸支されている。また、モータシャフト29の軸方向のリヤ側端部(第2エンド側端部、図示右端部)は、ヨーク30の図示右端部に一体的に形成された円筒状のベアリングケース32にリヤ側軸受を介して回転自在に軸支されている。そして、ベアリングケース31には、モータシャフト29の軸方向のフロント側端部が貫通する開口部が形成されている。なお、ブラシレスDCモータの代わりに、ブラシ付きの直流(DC)モータや、三相誘導電動機等の交流(AC)モータを用いても良い。
A front side end portion (first end side end portion, left end portion in the drawing) of the
歯車減速機構は、モータ5のベアリングケース31より軸方向のフロント側(図示左側)に突出したモータシャフト29の外周に固定されたピニオンギヤ(モータ側ギヤ)33と、このピニオンギヤ33と噛み合って回転する中間減速ギヤ34と、この中間減速ギヤ34と噛み合って回転する出力ギヤ(バルブ側ギヤ、反モータ側ギヤ)35と、この出力ギヤ35に結合される出力軸36とによって構成されている。ピニオンギヤ33は、金属材料によって円筒状に形成されており、モータシャフト29の外周に圧入嵌合されている。中間減速ギヤ34は、樹脂材料によって円環板形状に形成されており、回転中心を成す支持軸37の外周に回転自在に嵌め合わされている。そして、中間減速ギヤ34には、ピニオンギヤ33に噛み合う大径ギヤ38、および出力ギヤ35に噛み合う小径ギヤ39が設けられている。
The gear reduction mechanism meshes with and rotates with a pinion gear 33 (motor side gear) 33 fixed to the outer periphery of the
出力ギヤ35は、樹脂材料によって円環板形状に形成されており、回転中心を成す出力軸36の外周に圧入嵌合されている。出力軸36は、樹脂材料によって円柱形状に形成されており、歯車減速機構の出力ギヤ35と吸気流制御弁3のバルブシャフト25とを駆動連結するものである。この出力軸36は、金属材料または樹脂材料によって丸軸棒状に形成されており、軸方向の一端側(図示右側)に出力ギヤ35が結合され、また、軸方向の他端側(図示左側)にマイナス字状の二面幅部40が形成されている。この二面幅部40は、バルブシャフト25の軸方向の端面(エンジン吸気管2の外壁面より軸方向の外部側に突出した突出部の先端面)に形成されたマイナス字状の凹部(図示せず)に嵌合してバルブシャフト25と出力軸36との相対回転を防止する部位である。
The
そして、メインケース7、カバー8およびサブケース9等によって構成されるアクチュエータケース6の内部には、モータ5を収容保持すると共に、歯車減速機構の各ギヤを回転自在に収容するモータ収容空間41が形成されている。メインケース7は、樹脂材料(例えばポリブチレンテレフタレート:PBT)によって所定の容器形状に形成された樹脂ケース(ケース本体)であって、モータ5および歯車減速機構の各ギヤを取り囲む長円筒状の筒壁部42と、この筒壁部42の図示右側(一端側)に一体的に設けられて、カバー8の内壁面に対向して配置される側壁部43とによって構成されている。
In the actuator case 6 constituted by the
筒壁部42の開口端には、開口周縁部が設けられている。この筒壁部42の開口周縁部の結合端面には、カバー8の取付位置を特定するための複数個の嵌合部44が設けられている。これらの嵌合部44は、カバー8の結合端面に複数個の凸状嵌合部が設けられている場合、凹状嵌合部とされ、また、カバー8の結合端面に複数個の凹状嵌合部が設けられている場合、凸状嵌合部とされる。また、筒壁部42の開口周縁部の外周からは、複数の突起部(取付ステー)45が外部に向かって突出するように延長されている。これらの突起部45の内部には、エンジン吸気管2の外壁面にアクチュエータケース6を締め付け固定するためのボルト等の締結具(図示せず)が挿通する挿通孔46を有する金属製のカラー47がインサート成形されている。また、筒壁部42の内周には、スクリュー11の軸部が捩じ込まれるボス状のブロック部48が一体的に形成されている。なお、メインケース7のブロック部48に、スクリュー11の軸部の外周に設けられる雄ねじ部に螺合する雌ねじ部が形成されていても良い。
An opening peripheral edge is provided at the opening end of the
側壁部43には、歯車減速機構の出力軸36を回転自在に軸支する凹部49と、歯車減速機構の支持軸37が圧入嵌合等により嵌め込まれる凹部50とが設けられている。凹部49の周囲の内壁面には、出力ギヤ35が摺動自在に当接している。また、凹部50の周囲の内壁面には、中間減速ギヤ34が摺動自在に当接している。凹部49、50は、側壁部43の中で周囲よりも図示右側に突出した凸部に設けられている。また、側壁部43には、凹部50よりも図示下方側に、内部(モータ収容空間41)と外部とを区画する区画壁51が設けられている。この区画壁51は、周囲の側壁部43よりも図示右側に突出しており、ブロック部48のスクリュー座面よりも図示右側に延長されている。そして、区画壁51の底部には、モータ5およびサブケース9が貫通する円形状の貫通孔(開口部)52が設けられている。その貫通孔52の孔壁面(内周面)には、サブケース9の外周面が密着している。また、貫通孔52の内部側の開口端縁部には、サブケース9を取り付けるための円環状のケース取付座部53が設けられている。
The
カバー8は、樹脂材料(例えばポリブチレンテレフタレート:PBT)によって所定の長円板形状に形成された樹脂カバーであって、メインケース7の筒壁部42の開口側を気密的に塞ぐように設けられており、筒壁部42の開口周縁部の結合端面に溶着固定等により結合するための結合端面を有している。また、カバー8は、歯車減速機構の出力軸36を回転自在に軸支する貫通孔54が形成されたボス状のブロック部55と、歯車減速機構の支持軸37が圧入嵌合等により嵌め込まれる凹部56とを有している。貫通孔54は、内部(モータ収容空間41)と外部とを連通するように設けられている。ブロック部55の内部側には、出力軸36の外周を円弧状に囲む部分円筒状のガイド部57が形成されている。このガイド部57には、中間減速ギヤ34の大径ギヤ38との干渉を防止するための切欠き部58が形成されている。
The
サブケース9は、熱伝導性に優れる金属材料(例えばアルミニウムや鉄鋼材)によって所定の円筒形状に形成された金属ケースであって、例えば平板状の金属薄板をプレス成形(深絞り成形)することによって底付き筒体形状に変形された円筒金属薄板(円筒金属プレート)よりなる。このサブケース9は、メインケース7に対して分離可能に設けられており、メインケース7の区画壁51に形成された貫通孔52を貫通した状態で、モータ5のリヤ側端面(軸方向の一端面、図示右端面)とメインケース7のケース取付座部53との間に挟み込まれて保持されている。
The
また、サブケース9は、モータ5のヨーク30の円筒部の外周面の少なくとも一部(リヤ側、図示右側)が気密的に密着(接触)する円筒部61、およびモータ5の軸方向の一端面(ベアリングケース32の表面)が気密的に密着(接触)する底部62を有している。円筒部61は、モータ5のヨーク30の円筒部の外周面を周方向に全周に渡って気密的に密着(接触)するように、モータ5のヨーク30の円筒部の外形形状に対応した円筒形状に形成されている。また、円筒部61の開口端には、開口周縁部が設けられている。この円筒部61の開口周縁部の外周からは、メインケース7のケース取付座部53に対向配置される円環板形状のフランジ部63が半径方向の外径側に向かって突出するように延長されている。
In addition, the
また、底部62は、モータ5のベアリングケース32の表面を全面に渡って気密的に密着(接触)するように、モータ5のベアリングケース32の表面形状に対応した円形形状に形成されている。このため、底部62には、ベアリングケース32のリヤ側凸部が圧入嵌合等により密着する凹部64が設けられている。そして、サブケース9の内部には、モータ5を圧入嵌合等により締まり嵌めするモータ収容穴65が形成されている。このモータ収容穴65は、断面形状が円形状である。ここで、本実施例では、サブケース9の少なくとも一部(円筒部61、底部62)を、メインケース7の区画壁51よりモータ5の中心軸線方向のリヤ側(図示右端側)に突出させることにより、サブケース9の外壁面をアクチュエータケース6の周囲を流れる空気に晒されるようにしている。
Further, the bottom 62 is formed in a circular shape corresponding to the surface shape of the bearing
ブラケット10は、金属材料または樹脂材料によって平行四辺形状に形成されており、中央部にモータ5のベアリングケース31のフロント側凸部が隙間嵌め等により嵌め合わされる円形状の嵌合孔66を有している。また、ブラケット10の嵌合孔66の中心を通る中心軸線方向の両端部には、メインケース7のブロック部48に締め付け固定される取付座部67がそれぞれ設けられている。これらの取付座部67には、スクリュー11の軸部が貫通する貫通孔(図示せず)が形成されている。また、ブラケット10の表面(または裏面)には、モータ5のベアリングケース31の表面形状に対応した円形状のモータ荷重付与部68が設けられている。
The
ブラケット10のモータ荷重付与部68は、モータ5のベアリングケース31の表面に密着する第1モータ座面を有し、スクリュー11の締結軸力を用いてモータ5をメインケース7のブロック部48に締め付け固定する際に、モータ5をサブケース9の底部62の第2モータ座面に押し当てる方向にモータ5に荷重を与える荷重付与手段である。また、ブラケット10のモータ荷重付与部68は、サブケース9のフランジ部63をメインケース7のケース取付座部53に組み付ける際に、ゴムシール12を介してサブケース9のフランジ部63の第1密着面(第1シール座面)をメインケース7のケース取付座部53の第2密着面(第2シール座面)に押し当てる方向にサブケース9に荷重を与える荷重付与手段である。
The motor
スクリュー11は、モータ5をメインケース7のブロック部48に締め付け固定するもので、ブラケット10を伴ってモータ締結手段を構成している。このスクリュー11は、工具が係合するプラス字状の溝部が形成された鍔状の頭部、およびこの頭部より延長された軸部を有している。軸部には、メインケース7のブロック部48に捩じ込むための雄ねじ部が形成されている。
The
ゴムシール12は、ゴム系弾性体よりなり、サブケース9のフランジ部63の第1密着面(第1シール座面)とメインケース7のケース取付座部53の第2密着面(第2シール座面)との間に挟み込まれた状態で保持されている。このゴムシール12は、メインケース7の貫通孔52を取り囲むように円環状に形成されている。なお、ゴムシール12は、モータ5をメインケース7のブロック部48に締め付け固定する際に、スクリュー11の締結軸力(荷重)を受けると圧縮変形してメインケース7のケース取付座部53とサブケース9のフランジ部63との間の隙間を気密するシール部材(例えばOリング等)である。
The
[実施例1の作用]
次に、本実施例の内燃機関用吸気流制御装置の作用を図1および図2に基づいて簡単に説明する。
[Operation of Example 1]
Next, the operation of the intake air flow control device for an internal combustion engine according to the present embodiment will be briefly described with reference to FIGS.
モータ5に内蔵されたアーマチャコイルが通電されると、モータシャフト29が回転を開始する。このモータ5の回転出力は、モータシャフト29の外周に固定されたピニオンギヤ33から中間減速ギヤ34の大径ギヤ38へ、更に、中間減速ギヤ34の小径ギヤ39から出力ギヤ35へ順に伝達される。そして、出力ギヤ35に固定された出力軸36からモータアクチュエータ4の外部に取り出されたモータ5の回転出力は、吸気流制御弁3のバルブシャフト25に伝達され、吸気流制御弁3のバルブ24の位置調整、つまりバルブ開度が調整される。
When the armature coil built in the motor 5 is energized, the
このとき、モータ5に内蔵されたアーマチャコイルを通電することで、アーマチャコイルに発生した熱(以下モータ5の熱と言う)が、アーマチャコイルを巻回したステータコアを介してヨーク30に伝熱される。そして、ヨーク30の円筒部およびベアリングケース32に伝熱されたモータ5の熱は、ヨーク30の円筒部の外周面に密着したサブケース9の円筒部61、およびヨーク30のベアリングケース32の表面に密着したサブケース9の底部62に伝熱される。なお、本実施例のモータアクチュエータ4は、サブケース9の円筒部61の少なくとも一部および底部62の全体がメインケース7の区画壁51よりモータ5の中心軸線方向の外部側(リヤ側)に突出しており、すなわち、サブケース9の外壁面がメインケース7の区画壁51より外部に飛び出している。したがって、樹脂材料よりも熱伝導性に優れる金属材料よりなるサブケース9の放熱面が、メインケース7の区画壁51より放熱可能に露出している。これにより、サブケース9の円筒部61および底部62に伝熱されたモータ5の熱は、アクチュエータケース6の周囲を流れる空気中に効率良く放熱される。
At this time, by energizing the armature coil built in the motor 5, heat generated in the armature coil (hereinafter referred to as heat of the motor 5) is transferred to the
ここで、エンジン1の吸気行程で、吸気バルブ16が開き、排気バルブ17が閉じている時に、ピストン18が上死点から下死点に向かって下降運動すると、エンジン1の燃焼室13内に負圧が発生し、混合気が燃焼室13内に吸入される。このとき、エアクリーナで濾過された吸入空気は、エンジン吸気管2の吸気通路内に流入する。そして、吸気流制御弁3のバルブ24のバルブ開度に応じて、第1空気流路21を通過する吸入空気流と第2空気流路22を通過する吸入空気流とに分けられる。そして、第2空気流路22を通過した吸入空気は、第2空気流路22の空気出口部からインテークマニホールド14内に流出し、インテークマニホールド14の吸気通路、シリンダヘッドに形成された吸気ポートを経由して燃焼室13内に吸入される。
Here, during the intake stroke of the engine 1, when the
一方、第1空気流路21を通過した吸入空気は、第1空気流路21の空気出口部からインテークマニホールド14の上層部、吸気バルブ16の片側、吸気ポートの上層部を経由して燃焼室13内に吸入される。また、本実施例では、吸気バルブ16の片側に向かう吸入空気流にインジェクタ23の噴射孔より噴射される燃料噴霧を当てるようにしている。これにより、吸気バルブ16の開弁時に、第1空気流路21の空気出口部からインテークマニホールド14の上層部を経由して吸気ポート内に流入する吸入空気流を利用してインジェクタ23の噴射孔より噴射された燃料噴霧の微粒化を促進させることができる(エアアシスト機能)。
On the other hand, the intake air that has passed through the first
そして、吸気バルブ16の開弁時に、図2に示したように、第1空気流路21の空気出口部からインテークマニホールド14の上層部、吸気バルブ16の片側、吸気ポートの上層部を経由して燃焼室13内に混合気を入れることができるので、燃焼室13内において縦方向の渦流(タンブル流)を生成できる。したがって、エンジン1の燃焼室13内において混合気の燃焼を促進させるための縦方向の渦流(タンブル流)を積極的に生成できるので、通常では燃え難い薄い空燃比で燃焼(希薄燃焼)させることができ、エンジン性能を落とさずに燃費を改善できる。
When the
[実施例1の効果]
以上のように、本実施例の内燃機関用吸気流制御装置においては、メインケース7を樹脂化することで、アクチュエータケース6の軽量化を図りながらも、サブケース9を金属化して、このサブケース9の円筒部61の少なくとも一部および底部62の全体を、メインケース7の区画壁51よりモータ5の中心軸線方向の外部側に突出させることにより、モータ5の放熱性能をより向上させることができる。
[Effect of Example 1]
As described above, in the intake flow control device for an internal combustion engine according to the present embodiment, the
また、メインケース7よりも熱伝導性に優れるサブケース9の円筒部61および底部62にモータ5のヨーク30の円筒部の外周面およびヨーク30のベアリングケース32の表面を密着させた状態で、サブケース9の内部に形成されるモータ収容穴65にモータ5を圧入嵌合等により嵌合保持させている。そして、サブケース9の円筒部61および底部62を、円筒金属薄板によって底付き筒体形状に形成することで、サブケース9が円筒部61および底部62の板厚方向に弾性変形し易くなっている。これにより、モータ5のヨーク30の円筒部の外周面とサブケース9の円筒部61の内周面との密着度が増加するため、モータ5のヨーク30の円筒部の外周面がサブケース9の円筒部61の内周面により緊密的に密着するので、モータ5の放熱性能を更に向上させることができる。
Further, in the state in which the outer peripheral surface of the cylindrical portion of the
また、サブケース9の円筒部61および底部62を、円筒金属薄板によって底付き筒体形状に形成することで、サブケース9が円筒部61および底部62の板厚方向に弾性変形し易くなっている。これにより、モータ5のヨーク30の外周面とサブケース9の円筒部61の内周面とがより緊密的に密着し、更に、モータ5のベアリングケース32の表面とサブケース9の底部62の内壁面とがより緊密的に密着しているので、モータ5とサブケース9とが密着する面積が従来の技術と比べて大幅に広がる。このため、モータ5の熱をサブケース9により効率良く伝えることが可能となるので、モータ5の放熱性能を更に向上させることができる。
In addition, by forming the cylindrical portion 61 and the
また、メインケース7の区画壁51に形成された貫通孔52を貫通してメインケース7にモータ5およびサブケース9が固定されている。すなわち、モータ5およびサブケース9の少なくとも一部(本実施例では半分以上)がメインケース7の区画壁51より外部に飛び出しているので、モータ5のヨーク30がサブケース9の円筒部61および底部62を介してアクチュエータケース6の周囲を流れる空気に晒され易くなる。これにより、モータ5の放熱性能を更に向上させることができる。したがって、メインケース7を樹脂化することで、アクチュエータケース6の軽量化を図りながらも、メインケース7よりも熱伝導性に優れるサブケース9にモータ5を密着させた状態で嵌合保持することで、モータ5を効率良く冷却することができるので、モータ5の過熱によるモータ5の性能劣化を防止できる。また、モータ性能の向上を図ることができるので、モータアクチュエータ4の品質を向上できる。
Further, the motor 5 and the
また、サブケース9の円筒部61および底部62を、円筒金属薄板によって底付き筒体形状に形成することで、サブケース9が円筒部61および底部62の板厚方向に弾性変形し易くなっている。そして、サブケース9の内部に形成されるモータ収容穴65にモータ5を圧入嵌合しているので、モータ5のヨーク30の円筒部の外径とサブケース9の円筒部61のモータ収容穴65の内径との寸法精度の管理を厳しくしなくても、モータ5をサブケース9のモータ収容穴65に容易に圧入嵌合することができる。これによって、モータ5のヨーク30の外径とサブケース9のモータ収容穴65の内径との寸法精度を厳しく管理する必要がないため、製品コストを削減できる。
In addition, by forming the cylindrical portion 61 and the
また、モータ5を緊密的に密着した状態で嵌合保持するサブケース9をメインケース7に対して分離可能に設けている。また、サブケース9のフランジ部63の第1密着面とメインケース7のケース取付座部53の第2密着面との間に、ゴム系弾性体よりなるゴムシール12が挟み込まれた状態で保持されているので、メインケース7とサブケース9との熱膨張係数の差を吸収することができる。これにより、ガタ付くことなくメインケース7の内部にモータ5を保持固定することができる。
In addition, a
また、ブラケット10を伴ってモータ締結手段を構成するスクリュー11は、モータ5をメインケース7に締め付け固定する際に、モータ5をサブケース9の底部62の第2モータ座面に押し当てる方向にモータ5に荷重を与える機能(荷重付与手段)と、サブケース9のフランジ部63をメインケース7のケース取付座部53に組み付ける際に、ゴムシール12を介してサブケース9のフランジ部63の第1密着面をメインケース7のケース取付座部53の第2密着面に押し当てる方向にサブケース9に荷重を与える機能(荷重付与手段)とを兼ね備えている。これにより、モータ5をメインケース7に締め付け固定する一種類のブラケット10およびスクリュー11によってモータ5のメインケース7への固定とサブケース9のメインケース7への固定とを同時に実施することができる。したがって、部品点数や組付工数を減少して製品コストを削減しながらも、モータ5をサブケース9に緊密的に密着させた状態で、メインケース7に締め付け固定することができる。
In addition, the
また、ゴムシール12は、ブラケット10およびスクリュー11からサブケース9のフランジ部63の第1密着面を介して、モータ5の中心軸線方向に平行な方向の締結軸力(締め付け荷重)が加わると圧縮変形するため、ゴムシール12に弾性反発力が発生する。そして、ゴムシール12は、その弾性反発力を利用して、サブケース9のフランジ部63の第1密着面とメインケース7のケース取付座部53の第2密着面との間の隙間を気密することで、水、塵や埃等の異物がサブケース9のフランジ部63の第1密着面とメインケース7のケース取付座部53の第2密着面との間の隙間からアクチュエータケース6の内部に侵入することはない。これにより、モータ5のフロント側からモータ5の内部に異物が侵入することもなくなるので、モータ5のロータとステータとの間に異物が噛み込むことはなく、つまりモータ5がロックすることはなく、モータアクチュエータ4の品質(制御応答性および信頼性等)を向上できる。
The
[変形例]
本実施例では、内燃機関用吸気流制御装置を、エンジン1の燃焼室13内にて混合気の燃焼を促進させるための縦方向の渦流(タンブル流)の生成が可能となるように構成したが、エンジン1の燃焼を促進する横方向の渦流(スワール流)の生成が可能となるように構成しても良い。また、内燃機関用吸気流制御装置を、エンジン1の燃焼を促進するスキッシュ渦の生成が可能となるように構成しても良い。また、本発明のモータアクチュエータを、アイドル回転速度制御弁やスロットルバルブ等の吸気流量制御弁を駆動するモータアクチュエータに適用しても良い。また、本発明のモータアクチュエータを、車両用空調装置の通路切替ドアや開閉ドアを駆動するモータアクチュエータに適用しても良い。また、気体や液体等の流体を加圧して圧送する流体圧送機械(例えば送風機、圧縮機、ポンプ等)を駆動するモータアクチュエータに適用しても良い。
[Modification]
In the present embodiment, the intake flow control device for an internal combustion engine is configured so as to be able to generate a vertical vortex (tumble flow) for promoting combustion of the air-fuel mixture in the
本実施例では、モータ5のモータシャフト29と吸気流制御弁3のバルブシャフト25との間に歯車減速機構等の動力伝達機構を設置しているが、歯車減速機構等の動力伝達機構を廃止して、モータ5のモータシャフト29と吸気流制御弁3のバルブシャフト25とを直結しても良い。この場合、アクチュエータケース(モータケース)6の内部には、モータ5のみ収容され、モータ5のモータシャフト29がアクチュエータケース6を貫通して外部にモータ5の回転出力が取り出されるように構成される。また、モータ5を収容するモータケースと歯車減速機構等の動力伝達機構を収容するギヤケースとを別体で構成しても良い。
In this embodiment, a power transmission mechanism such as a gear reduction mechanism is installed between the
本実施例では、モータ5をメインケース7にブラケット10およびスクリュー11を用いて締め付け固定する際に、モータ5のヨーク30のベアリングケース32を介してサブケース9のフランジ部63およびゴムシール12にモータ5の中心軸線方向に平行な方向の締め付け荷重を与えるようにしているが、モータ5のヨーク30の円筒部の外周に鍔状部または段差部を設けて、モータ5をメインケース7にブラケット10およびスクリュー11を用いて締め付け固定する際に、モータ5のヨーク30の鍔状部または段差部を介してサブケース9のフランジ部63およびゴムシール12にモータ5の中心軸線方向に平行な方向の締め付け荷重を与えるようにしても良い。また、モータ5のヨーク30の鍔状部または段差部にブラケット10を直接当接させても良い。
In this embodiment, when the motor 5 is fastened and fixed to the
1 エンジン(内燃機関)
2 エンジン吸気管(バルブボデー)
3 吸気流制御弁
4 モータアクチュエータ
5 モータ
6 アクチュエータケース(モータケース)
7 メインケース(樹脂ケース)
9 サブケース(金属ケース)
10 ブラケット(モータ締結手段、荷重付与手段)
11 スクリュー(モータ締結手段、荷重付与手段)
12 ゴムシール(ゴム系弾性体、シール部材)
30 モータのヨーク
51 メインケースの区画壁
53 メインケースのケース取付座部
61 サブケースの円筒部(筒部)
62 サブケースの底部
63 サブケースのフランジ部
68 モータ荷重付与部(荷重付与手段)
1 engine (internal combustion engine)
2 Engine intake pipe (valve body)
3 Intake flow control valve 4 Motor actuator 5 Motor 6 Actuator case (motor case)
7 Main case (resin case)
9 Sub case (metal case)
10 Bracket (Motor fastening means, load applying means)
11 Screw (Motor fastening means, load applying means)
12 Rubber seal (rubber-based elastic body, seal member)
30
62 Subcase bottom 63
Claims (9)
前記モータケースは、前記モータが固定されるメインケース、および前記モータを密着した状態で保持するサブケースを有し、
前記メインケースは、樹脂材料によって形成されており、
前記サブケースは、金属材料によって形成されており、
前記サブケースの少なくとも一部は、前記メインケースの外表面に露出している、あるいは前記メインケースより外部に突出していることを特徴とするモータアクチュエータ。 A motor actuator having a motor case that houses a motor therein,
The motor case has a main case to which the motor is fixed, and a sub case for holding the motor in a close contact state.
The main case is formed of a resin material,
The sub case is made of a metal material,
At least a part of the sub case is exposed on an outer surface of the main case or protrudes to the outside from the main case.
前記サブケースは、底付き筒体形状の薄板よりなり、内部に前記モータを締まり嵌めするモータ収容穴を有していることを特徴とするモータアクチュエータ。 The motor actuator according to claim 1,
The sub-case is made of a thin cylindrical plate with a bottom, and has a motor housing hole in which the motor is tightly fitted.
前記サブケースは、前記モータの外周の少なくとも一部が接触する筒部、および前記モータの中心軸線方向の一端部が接触する底部を有していることを特徴とするモータアクチュエータ。 The motor actuator according to claim 1 or 2,
The sub-case has a cylindrical portion that contacts at least a part of the outer periphery of the motor, and a bottom portion that contacts one end in the central axis direction of the motor.
前記メインケースは、内部と外部とを仕切る区画壁に開口部を有し、
前記モータは、前記区画壁を貫通して前記メインケースに固定されていることを特徴とするモータアクチュエータ。 In the motor actuator according to any one of claims 1 to 3,
The main case has an opening in a partition wall that partitions the inside and the outside,
The motor actuator, wherein the motor penetrates the partition wall and is fixed to the main case.
前記サブケースは、前記メインケースに対して分離可能に設けられていることを特徴とするモータアクチュエータ。 In the motor actuator according to any one of claims 1 to 4,
The motor actuator according to claim 1, wherein the sub case is provided so as to be separable from the main case.
前記メインケースと前記サブケースとの間に挟み込まれて保持されるゴム系弾性体を備えたことを特徴とするモータアクチュエータ。 The motor actuator according to claim 5, wherein
A motor actuator comprising a rubber-based elastic body that is sandwiched and held between the main case and the sub case.
前記モータを前記メインケースに締め付け固定するモータ締結手段を備えたことを特徴とするモータアクチュエータ。 In the motor actuator according to any one of claims 1 to 5,
A motor actuator comprising motor fastening means for fastening and fixing the motor to the main case.
前記モータ締結手段は、前記サブケースを前記メインケースに組み付ける際に、前記サブケースを前記メインケースに押し当てる方向に前記サブケースに荷重を与える荷重付与手段を兼ねていることを特徴とするモータアクチュエータ。 The motor actuator according to claim 7, wherein
The motor fastening means also serves as a load applying means for applying a load to the sub case in a direction in which the sub case is pressed against the main case when the sub case is assembled to the main case. Actuator.
前記メインケースと前記サブケースとの間に挟み込まれて保持されるゴム系弾性体を備え、
前記ゴム系弾性体は、前記荷重が加わると圧縮変形して前記メインケースと前記サブケースとの間の隙間を気密するシール部材であることを特徴とするモータアクチュエータ。 The motor actuator according to claim 8, wherein
A rubber-based elastic body that is sandwiched and held between the main case and the sub case,
The motor-based actuator is characterized in that the rubber-based elastic body is a seal member that compresses and deforms when the load is applied to hermetically seal a gap between the main case and the sub case.
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---|---|---|---|
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ID=37542283
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019030145A (en) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | アイシン精機株式会社 | Actuator device |
JP2019078219A (en) * | 2017-10-24 | 2019-05-23 | 株式会社ケーヒン | Fluid control valve |
CN110454286A (en) * | 2019-08-23 | 2019-11-15 | 浙江好亚汽车配件有限公司 | A kind of electronic air throttle body assembly |
-
2005
- 2005-05-20 JP JP2005147725A patent/JP2006322424A/en not_active Withdrawn
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JP2019078219A (en) * | 2017-10-24 | 2019-05-23 | 株式会社ケーヒン | Fluid control valve |
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