JP2006313951A - デジタルアンプ - Google Patents

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宏一 淺香
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Abstract

【課題】 複数の周波数帯域の放送波を同時に受信する場合であっても、FETスイッチングによる高調波の発生を低減することができるデジタルアンプを提供する。
【解決手段】 DSP2と、パルス幅変調されたパルス幅変調信号を電力増幅するFETスイッチング回路3と、FETスイッチング回路3を作動させるための電力を供給する電源ユニット4とを備え、DSP2は、パルス幅変調信号の高周波成分を除去するフィルタ手段と、高周波成分が除去されたパルス幅変調信号の信号レベルに基づいて、電源ユニット4によってFETスイッチング回路3に供給される電力を調節する電力調節手段とを構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルアンプに関し、例えば、FET(Field-Effect Transistor)スイッチング駆動方式により信号を増幅するデジタルアンプに関するものである。
デジタルアンプは、FETを高速にスイッチング(以下単に「FETスイッチング」という。)するため、広帯域にわたり高調波が発生し、出力信号等に無視できない影響を与える。このため、従来のデジタルアンプは、選局した放送局の受信周波数に応じてFET駆動キャリア信号の周波数を微調変動させ、選局した放送局の放送波を基本波とする高調波の発生を低減している(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−29757号公報
しかしながら、従来のデジタルアンプは、選局された1つの放送局の放送波について高調波の発生を低減するものの、FM放送を録音しながらAMラジオを受信したり、カーナビゲーションのようにAMラジオ受信中にもFM多重放送を受信したりするような複数の周波数帯域の放送波を同時に受信する場合には、FETスイッチングによる高調波の発生を低減することができないという課題があった。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたもので、複数の周波数帯域の放送波を同時に受信する場合であっても、FETスイッチングによる高調波の発生を低減することができるデジタルアンプを提供することを目的とする。
本発明のデジタルアンプは、パルス幅変調されたパルス幅変調信号を電力増幅するFETスイッチング手段と、前記FETスイッチング手段を作動させるための電力を供給する電力供給手段と、前記パルス幅変調信号の高周波成分を除去するフィルタ手段と、前記フィルタ手段によって高周波成分が除去されたパルス幅変調信号の信号レベルに基づいて、前記電力供給手段によって前記FETスイッチング手段に供給される電力を調節する電力調節手段とを備えた構成を有している。
この構成により、本発明のデジタルアンプは、高周波成分が除去されたパルス幅変調信号の信号レベルに基づいて、FETスイッチング手段に供給される電力を調節することによりFETスイッチングの速度が抑制されるため、複数の周波数帯域の放送波を同時に受信する場合であっても、FETスイッチングによる高調波の発生を低減することができる。
なお、前記電力供給手段は、電圧制御電流源によって構成してもよい。
また、前記電力供給手段は、複数の電流源によって構成され、前記電力調節手段は、作動させる前記電流源の数を前記フィルタ手段によって高周波成分が除去されたパルス幅変調信号の信号レベルに応じて変化させるようにしてもよい。また、前記フィルタ手段をロールオフフィルタによって構成してもよい。
また、本発明のデジタルアンプは、複数の音源と、前記複数の音源から1つの音源を選択する音源選択手段と、前記音源選択手段によって選択された音源から得られた音声信号にパルス幅変調を施すことによって前記パルス幅変調信号を生成するパルス幅変調信号生成手段と、前記音源選択手段によって選択された音源の音質に応じて前記フィルタ手段の遮断帯域を変動させる遮断帯域変動手段とを備えた構成を有している。
この構成により、本発明のデジタルアンプは、音源の音質に応じて電源の応答帯域を変動させるため、CD(Compact Disc)プレーヤやFM(Frequency Modulation)チューナ等の音質のよい音源から得られた音声信号の音質劣化を抑制することができる。
本発明は、複数の周波数帯域の放送波を同時に受信する場合であっても、FETスイッチングによる高調波の発生を低減することができるという効果を有するデジタルアンプを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
本発明の一実施の形態のデジタルアンプを図1に示す。
デジタルアンプ1は、DSP(Digital Signal Processor)2と、パルス幅変調(Pulse Width Modulation、以下単に「PWM」という。)されたPWM信号を電力増幅するFETスイッチング回路3と、FETスイッチング回路3を作動させるための電力を供給する電源ユニット4と、FETスイッチング回路3によって電力増幅されたPWM信号から高調波を除去するLPF(Low Pass Filter)5と、ユーザインタフェイス6とを備え、AM(Amplitude Modulation)チューナ7、FMチューナ8およびCDプレーヤ9等の複数の音源の何れかより得られた音声信号を電力増幅してスピーカ10に出力するようになっている。
DSP2は、予め記憶したプログラムを実行することによって、音声信号にPWMを施すことによってPWM信号を生成するパルス幅変調信号生成手段と、PWM信号の高周波成分を除去するフィルタ手段を構成するロールオフフィルタと、電源ユニット4によってFETスイッチング回路3に供給される電力を調節する電力調節手段と、ロールオフフィルタの遮断帯域を変動させる遮断帯域変動手段として機能する。
FETスイッチング回路3は、4つのFETからなるフルブリッジによって構成され、本発明におけるFETスイッチング手段を構成する。
電源ユニット4は、外部から供給される電力を昇圧する昇圧回路11と、複数の電流源12a乃至12hと、各電流源を作動させるか否かを切り替えるスイッチ13a乃至13hとを有し、本発明における電力供給手段を構成する。なお、本実施形態において、電源ユニット4には、8つの電流源および8つのスイッチが設けられているが、電源ユニット4に設けられる電流源およびスイッチの数を限定するものではない。
DSP2は、ロールオフフィルタによって高周波成分が除去されたパルス幅変調信号の信号レベルと、予め定められた第1乃至第8の閾値(閾値の信号レベルは、第1の閾値から第8の閾値まで順に高い。)とを比較し、比較した結果に応じて、各スイッチ13a乃至13hをオン状態またはオフ状態にするようになっている。
例えば、信号レベルが第1の閾値を超えたときに、DSP2は、オフ状態になっているスイッチ13a乃至13hのうちスイッチ13aをオン状態にする。次に、信号レベルが第2の閾値を超えたときに、DSP2は、オフ状態になっているスイッチ13b乃至13hのうちスイッチ13bをオン状態にする。
一方、信号レベルが第8の閾値以下になったときに、DSP2は、オン状態になっているスイッチ13a乃至13hのうちスイッチ13hをオフ状態にする。次に、信号レベルが第7の閾値以下になったときに、DSP2は、オン状態になっているスイッチ13a乃至13gのうちスイッチ13gをオフ状態にする。
このように、ロールオフフィルタによって高周波成分が除去されたPWM信号の信号レベルが高くなるにつれて、各スイッチ13a乃至13hが順次オン状態になり、ロールオフフィルタによって高周波成分が除去されたPWM信号の信号レベルが低くなるにつれて、各スイッチ13a乃至13hが順次オフ状態になる。
この結果、図2に示すように、PWM信号の信号レベルが高くなると、電源ユニット4によってFETスイッチング回路3に供給される電力の電流値(以下単に「駆動電流値」という。)が徐々に高くなり、PWM信号の信号レベルが低くなると、駆動電流値が徐々に低くなる。
ここで、ロールオフフィルタのロールオフ率は、PWM信号の最短パルス幅と電源ユニット4に設けられる電流源の数とによって予め定められている。
また、ロールオフフィルタの遮断帯域は、AMチューナ7、FMチューナ8およびCDプレーヤ9のうちユーザインタフェイス6を介して選択された音源の音質に応じてDSP2によって変動される。なお、ユーザインタフェイス6は、液晶ディスプレイ等の表示装置やキーボード等の入力装置によって構成され、本発明における音源選択手段を構成する。
具体的には、図3に示すように、DSP2は、ユーザインタフェイス6を介してAMチューナ7が選択された場合には、ロールオフフィルタの遮断帯域の下限をAM放送帯域以下に設定する。また、DSP2は、ユーザインタフェイス6を介してFMチューナ8が選択された場合には、ロールオフフィルタの遮断帯域の下限をAM放送帯域以上かつFM放送帯域以下に設定する。
このように、音源の音質に応じてロールオフフィルタの遮断帯域を変動させて、電源の応答帯域を変動させることにより、CDプレーヤやFMチューナ等の音質のよい音源から得られた音声信号の音質劣化を抑制することができる。
また、音源の音質に応じてロールオフフィルタの遮断帯域を変動させることによって、LPF5を小型化することができ、デジタルアンプ1がポータブルオーディオ用アンプや車載機器用オーディオアンプに好適なものとなる。
以上のように構成されたデジタルアンプ1について、図4を用いてその動作を説明する。
まず、AMチューナ7、FMチューナ8およびCDプレーヤ9のうち1つの音源がユーザインタフェイス6を介して選択されると(S1)、選択された音源の音質に応じてロールオフフィルタの遮断帯域が変動される(S2)。
ユーザインタフェイス6を介して選択された音源から出力された音声信号は、DSP2によってPWM信号に変調され(S3)、ロールオフフィルタによって高周波成分が除去される(S4)。
次に、ロールオフフィルタによって高周波成分が除去されたPWM信号の信号レベルに応じて、電源ユニット4によってFETスイッチング回路3に供給される電力の電流が変動する(S5)。
一方、音声信号が変調されたPWM信号は、電源ユニット4によって電力が供給されたFETスイッチング回路3によって電力増幅され(S6)、LPF5によって高調波が除去された音声信号に復調され(S7)、スピーカ10によって音声出力される(S8)。
このような本発明の一実施の形態のデジタルアンプ1は、高周波成分が除去されたPWM信号の信号レベルに基づいて、FETスイッチング回路3に供給される電力を調節することによりFETスイッチングの速度が抑制されるため、複数の周波数帯域の放送波を同時に受信する場合であっても、FETスイッチングによる高調波の発生を低減することができる。
なお、電源ユニット4は、前述した構成に代えて、電圧制御電流源等を用いてFETスイッチング回路3に電力を供給するようにしてもよい。この場合でも、前述した構成のものと同様な効果を得ることができる。
また、デジタルアンプ1が音声信号を得るための音源として、AMチューナ7、FMチューナ8およびCDプレーヤ9に加えて、TVチューナやMD(Mini Disc)プレーヤ等を含めても当然よい。
さらに、デジタルアンプ1が音声信号を得るための音源として、車載ナビゲーションシステムに用いられるVICS(Vehicle Information and Communication System)放送受信機を含め、デジタルアンプ1は、VICS放送受信機の受信状況を含めてFETスイッチング回路3を制御するようにしてもよい。
以上のように、本発明にかかるデジタルアンプは、複数の周波数帯域の放送波を同時に受信する場合であっても、FETスイッチングによる高調波の発生を低減することができるという効果を有し、例えば、FETスイッチング駆動方式により信号を増幅するデジタルアンプ等として有用である。
本発明の一実施の形態におけるデジタルアンプのブロック図 本発明の一実施の形態におけるデジタルアンプを構成するFETスイッチングの駆動電流値の時間変化を示すタイミング図 本発明の一実施の形態におけるデジタルアンプを構成するロールオフフィルタの遮断帯域を示す概念図 本発明の一実施の形態におけるデジタルアンプの動作説明のためのフロー図
符号の説明
1 デジタルアンプ
2 DSP
3 FETスイッチング回路
4 電源ユニット
5 LPF
6 ユーザインタフェイス
7 AMチューナ
8 FMチューナ
9 CDプレーヤ
10 スピーカ
11 昇圧回路
12a〜12h 電流源
13a〜13h スイッチ

Claims (5)

  1. パルス幅変調されたパルス幅変調信号を電力増幅するFETスイッチング手段と、
    前記FETスイッチング手段を作動させるための電力を供給する電力供給手段と、
    前記パルス幅変調信号の高周波成分を除去するフィルタ手段と、
    前記フィルタ手段によって高周波成分が除去されたパルス幅変調信号の信号レベルに基づいて、前記電力供給手段によって前記FETスイッチング手段に供給される電力を調節する電力調節手段とを備えたデジタルアンプ。
  2. 前記電力供給手段は、電圧制御電流源によって構成されることを特徴とする請求項1に記載のデジタルアンプ。
  3. 前記電力供給手段は、複数の電流源によって構成され、
    前記電力調節手段は、作動させる前記電流源の数を前記フィルタ手段によって高周波成分が除去されたパルス幅変調信号の信号レベルに応じて変化させることを特徴とする請求項1に記載のデジタルアンプ。
  4. 前記フィルタ手段は、ロールオフフィルタによって構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のデジタルアンプ。
  5. 複数の音源から1つの音源を選択する音源選択手段と、
    前記音源選択手段によって選択された音源から得られた音声信号にパルス幅変調を施すことによって前記パルス幅変調信号を生成するパルス幅変調信号生成手段と、
    前記音源選択手段によって選択された音源の音質に応じて前記フィルタ手段の遮断帯域を変動させる遮断帯域変動手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のデジタルアンプ。
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