JP2006311422A - 画像印刷物の作成方法及びその作成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】奥行きや立体感の視覚効果を備える画像印刷物の作成方法及びその作成装置を提供する。
【解決手段】レンチキュラレンズを並べたレンチキュラシートを用いることにより、平面の各画像に段階的な奥行きを持たせるレイヤーデプス、連続的な立体感を実現する擬似フルデプス、連続的で自然な立体感を実現するフルデプスの少なくとも1つの視覚効果を備える画像印刷物の作成方法であって、
使用画像の取込から画像印刷物の作成までを、視覚効果に応じる処理と、レンチキュラシートに画像を対応させるインタレース処理とを介して、一連の処理で行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、視覚効果を有する画像印刷物を作成する画像印刷物の作成方法及びその作成装置に関するものである。
近年、ボックス状の室内で撮影した画像を直ちに印刷し得るよう画像印刷物の作成装置が存在しており、画像印刷物の作成装置は、カメラ等の撮影部と、撮影部で撮影した画像を表示する画面表示部と、撮影した画像に所定の効果を施す制御部と、撮影部及び制御部からの信号を受けて処理する印刷部とを備えている。
画像印刷物の作成装置で印刷物を作成する際には、ボックス内に居るユーザが、撮影部により撮影される自らの撮影状態を、画面表示部により確認すると共に背景画像や大きさ等を選択して決定し、印刷部からの印刷により画像をシール等の画像印刷物として作成するようにしている。
なお、このような画像印刷物の作成装置を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開2004−229013号公報
しかしながら、このような画像印刷物の作成装置では、撮影した画像に施す装飾等が、固定した視覚効果に限定されるため、一層の視覚効果を有するような画像印刷物を作成することができないという問題があった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、奥行きや立体感の視覚効果を備える画像印刷物の作成方法及びその作成装置を提供するものである。
本発明は、レンチキュラレンズを並べたレンチキュラシートを用いることにより、平面の各画像に段階的な奥行きを持たせるレイヤーデプス、連続的な立体感を実現する擬似フルデプス、連続的で自然な立体感を実現するフルデプスの少なくとも1つの視覚効果を備える画像印刷物の作成方法であって、
使用画像の取込から画像印刷物の作成までを、前記視覚効果に応じる処理と、前記レンチキュラシートに画像を対応させるインタレース処理とを介して、一連の処理で行うことを特徴とする画像印刷物の作成方法、にかかるものである。
本発明は、課金を確認する処理を備え、課金確認から画像印刷物の作成までを一連の処理で行うことが好ましい。
本発明は、使用画像の取込を、撮影手段による撮影、内部画像記憶手段からの読込、外部画像記憶手段からの読込より選択して行うことが好ましい。
本発明において、撮影手段による撮影は、予め決めた位置に被写体を誘導するよう、撮影位置を指定することが好ましい。
本発明において、撮影手段による撮影は、鏡又は表示部に位置決め用のマーキングを形成し、前記マーキングに被写体を一致させることが好ましい。
本発明において、撮影手段による撮影は、単数又は複数の撮影手段を被写体に対して直線状若しくは円弧状に配置し、異なる方向から撮影することが好ましい。
本発明は、インタレース処理した画像をメディアシートに出力することが好ましい。
本発明は、インタレース処理した画像をメディアシートに出力し、出力したメディアシートとレンチキュラシートとを位置合わせするよう貼り付けて画像印刷物を作成することが好ましい。
本発明は、インタレース処理した画像をレンチキュラシートに位置合わせして出力することが好ましい。
本発明は、視覚効果に応じる処理で、
レイヤーデプスの処理は、平面に奥行きが形成される浮き沈み量に対応するよう、一枚の画像を左右方向へ移動させて複数のフレーム画像を作成し、
擬似フルデプスの処理は、平面に立体感が形成される浮き沈み量に対応するよう、横方向に区画した一枚の画像の画像要素を左右方向へ移動させて、全体を変形する複数のフレーム画像を作成し、
フルデプスの処理は、平面に立体感が形成される浮き沈み量及び立体中心位置に基づき、被写体を異なる方向から撮影して複数のフレーム画像を作成することが好ましい。
本発明は、単数又は複数の撮影手段を被写体に対して直線状に配置し、異なる方向から撮影する場合において、フルデプスの処理は、撮影された複数の写真における被写体のセンタリング位置を合わせるよう、フレーム画像の位置を調整することが好ましい。
本発明は、レンチキュラシートの被写体の表示配置を変更し得るようセンタリング位置を修正することが好ましい。
本発明は、レンチキュラシートの被写体の表示配置を変更し得るよう被写体と撮影手段の距離を調整することが好ましい。
本発明において、インタレース処理は、レンチキュラシートのレンチキュラレンズ数に対応するよう画像を分割し、分割した画像をレンチキュラレンズの幅に対応するよう線状画像に加工し、前記線状画像を、画像が奥行き又は立体感を生じる順番で各レンチキュラレンズ単位ごとに配列することが好ましい。
本発明において、インタレース処理は、レンチキュラシートのレンチキュラレンズ数に対応するよう画像を分割し、分割した画像をレンチキュラレンズの幅に対応するよう線状画像に加工し、前記線状画像をレンチキュラレンズの配置に対応するピッチで配列し、夫々の線状画像を、画像が奥行き又は立体感を生じる順番でずらして重ね合せることが好ましい。
本発明は、立体又は非立体の視覚効果を含む背景画像を選択してインタレース処理により線状画像を作成し、前記背景画像の線状画像とフレーム画像の線状画像とを合成することが好ましい。
本発明は、立体又は非立体の視覚効果を含む背景画像を選択して複数のフレーム画像に合成し、合成フレーム画像をインタレース処理することが好ましい。
本発明は、レンチキュラレンズを並べたレンチキュラシートを用いることにより、平面の各画像に段階的な奥行きを持たせるレイヤーデプス、連続的な立体感を実現する擬似フルデプス、連続的で自然な立体感を実現するフルデプスの少なくとも1つの視覚効果を備える画像印刷物の作成装置であって、
使用画像を取り込む画像取込部と、取り込んだ画像を視覚効果に応じて処理する画像処理部と、画像処理手段からの画像をレンチキュラシートに対応させるようインタレース処理するインタレース処理部と、画像印刷物を作成する出力部とを備え、
使用画像の取込から画像印刷物の作成までを一連して行うよう構成したことを特徴とする画像印刷物の作成装置にかかるものである。
本発明によれば、画像印刷物は、固定した視覚効果に限定されることなく、奥行きや立体感の視覚効果を得ることができる。又、使用画像の取込から画像印刷物の作成までを一連の処理で行うので、視覚効果を備えた画像印刷物を、使用画像の取込から容易に且つ連続的に作成することができるという優れた効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態例を添付図面を参照して説明する。
図1〜図31は本発明を実施する形態の第一例を示すものである。
本発明の実施の形態例の画像印刷物の作成方法及びその作成装置は、図3に示す如く、半円柱状のレンチキュラレンズ1を多数並べたレンチキュラシート2を用いて画像印刷物を作成するものであり、画像印刷部の作成装置の構成は、図2に示す如く、課金を検出する課金検出部3と、表示画面を備えて画像の処理及び効果を選択し得る表示部4と、使用画像を取り込む画像取込部5と、取り込んだ使用画像を処理する制御部6と、制御部6からの信号により画像を印刷する出力部7と、印刷した画像を画像印刷物に後加工する後加工部8とを備えている。
ここで、制御部6は、内部に、使用画像を視覚効果に応じて処理する画像処理部9と、画像処理部9からの画像をレンチキュラシート2に対応させるようインタレース処理するインタレース処理部10とを備え、課金確認から画像印刷物の加工までを制御するようにしている。
ユーザが画像印刷物の作成方法及びその作成装置により画像印刷物を作成する際には、図1のフローに示す如く、第一例として、課金検出部3により課金を確認する確認段階(ステップS1)と、使用画像の取り込みを選択する段階(ステップS2)と、表示部4により画像を立体化するか平面化するかを選択する段階(ステップS3)と、立体化の選択に伴って表示部4により画像の浮き沈み量や立体効果(視覚効果)を選択する段階(ステップS4)と、立体効果(視覚効果)でフルデプスを選択した場合において深さ方向や中心位置を設定するフルデプス用の設定段階(ステップS5)と、画像取込部5の撮影手段により画像を撮影して読み込む画像読込段階(ステップS6)と、読み込んだ画像を処理するフレーム画像の処理段階(ステップS7)と、背景画像を選択する段階(ステップS8)と、レンチキュラシート2にフレーム画像を対応させるインタレース処理の段階(ステップS9)と、背景画像をインタレース処理して合成する段階(ステップS10)と、出力部7でレンチキュラシート2若しくは紙やプラスチックシート等のメディアシートへ画像を出力する出力段階(ステップS11)と、後加工部8により裁断等の加工をする後加工段階(ステップS12)と、作成した画像印刷物を排出する排出段階(ステップS13)とを備え、各段階が順に処理されることにより、平面の各画像に段階的な奥行きを持たせるレイヤーデプス、連続的な立体感を実現する擬似フルデプス、連続的で自然な立体感を実現するフルデプスの少なくとも1つの視覚効果を備える画像印刷物を作成する。
ここで、レンチキュラシート2を用いて奥行きや立体感の視覚効果を有する画像印刷物は、図4に示す如く、視差のある複数の画像をレンチキュラシート2の平滑面2aに配置すると共に、レンチキュラレンズ1の焦点位置を画像面にすることにより、視覚角度が異なる左右の目eが別々の画像を認識して奥行きや立体感の視覚効果を生じるようになっている。
以下、画像印刷物を作成する課金確認から写真撮影までを図5のフローにより詳細に説明する。
課金検出部3により課金を確認する確認段階の後には、ユーザがどのような画像を使用するのか表示部4に選択画面を表示し、画像取込部5の撮影手段5aによる撮影又は画像取込部5からの外部画像の取り込みを選択する(ステップS2)。画像取込部5の撮影手段5aによる撮影を選択した場合には、撮影画像の立体化又は撮影画像の平面化を選択し(ステップS3)、外部画像を取り込む場合には外部画像の取り込みの段階へ移行する(ステップS30〜S38)。撮影画像の立体化を選択した場合には、立体の浮き沈み量を設定する(ステップS4a)と共に、立体効果(視覚効果)をレイヤーデプス、擬似フルデプス、フルデプスから選択する(ステップS4b)。ここで、装置の構成によっては、レイヤーデプス、擬似フルデプス、フルデプスからの選択、立体の浮き沈み量や中心位置の設定を限定し、予め固定しても良い。なお、立体効果(視覚効果)の夫々の処理は後で詳細に説明するが、この例ではフルデプスを選択した場合であって深さ方向や中心位置を設定した状態を示す(ステップS5)。
立体効果(視覚効果)の選択を行った後には、表示部4上に画像取込部5の撮影手段(カメラ)5aからの映像を表示し(ステップSa1)、問題がなければ「OK」を選択して(ステップSa2)、撮影手段5aで撮影し(ステップSa3)、撮影した画像を表示部4上に表示し(ステップSa4)、更に問題がなければ「OK」を選択して(ステップSa5)、画像を読み込み(ステップS6)、画像を夫々の立体効果(視覚効果)に基づいて処理をする(ステップSa6)。ここで「OK」を選択する段階(ステップSa2、Sa5)で「NO」を選択した場合には、立体の浮き沈み量を設定する段階(ステップS4a)へ戻るようにしており、又、撮影画像を立体化もしくは平面処理する段階(ステップS3)で平面を選択した場合、もしくは立体効果(視覚効果)を選択する段階(ステップS4b)でレイヤーデプス、擬似フルデプスを選択した場合は、画像取込部の撮影手段(カメラ)5aからの映像を、表示部4に表示する段階(ステップSa1)へ移行する。
ここで、画像取込部5の撮影手段5aにより被写体(ユーザ)11を撮影する際には、図6、図7に示す如く、撮影手段5aに対して左右方向の位置(X方向)と、撮影手段5aからの離間位置(Y方向)の最適位置へ対象物を誘導するよう、床面に立つ位置12を示しても良いし(図7の(a))、椅子13を設置しても良い(図7の(b))。又、他の例として、図8に示す如く、床面に、撮影手段5aからの離間位置(Y方向)を示すよう位置決めライン14を備えると共に、鏡やテレビモニター等の表示部4に位置決め用のマーキング15を備え、被写体(ユーザ)11が撮影手段5aに対して左右方向の位置(X方向)を決定するようにしても良い。なお、図中ではマーキング15に目の位置を合わせるようにしている。
一方、画像取込部5の撮影手段5aは、立体効果(視覚効果)がレイヤーデプスや擬似フルデプスの場合には、図9の(a)の如く、被写体11に対して一台の撮影手段(カメラ)5aで良く、立体効果(視覚効果)がフルデプスの場合には、図9の(b)(d)の如く、被写体11に対して複数の撮影手段(カメラ)5aを直線状若しくは円弧状に並べても良いし、又、図9の(c)(e)の如く、被写体11に対して一台(単数)の撮影手段(カメラ)5aを直線状若しくは円弧状に移動するようにしても良い。なお、撮影手段5aの種類は、撮影できるものならば特に限定されるものではない。
次に、以下、使用画像の選択の段階(図5のステップS2)で、外部画像を取り込む選択をした場合(ステップS30〜38)の処理を図10のフローにより詳細に説明する。
外部画像の取込は、図10のフローに示す如く、携帯電話、携帯情報端末、デジタルカメラ等の記録手段や、CD−R等の光ディスク、メモリーカード等の記録メディアの外部画像記憶手段から、どの外部画像記憶手段や方法を用いるのか、表示部4により表示してユーザからの選択指示を受ける(ステップS30)。種々の選択肢の中から携帯電話等の記録手段でメールでの送信が選択された場合には、ユーザにより記録手段から装置側メールアドレスへ画像データが送信されることにより(ステップS31a)、画像取込部5で画像データを受信し(ステップS32a)、表示部4に画像を表示する(ステップS33)。又、種々の選択肢の中から携帯電話等の記録手段で、USBやFire Wire等の有線データ送信が選択された場合には、ユーザにより記録手段の端子が接続されることにより(ステップS31b)、画像取込部5で画像データを読み込み(ステップS32b)、表示部4に画像を表示する(ステップS33)。更に、種々の選択肢の中から携帯電話等の記録手段で、Bluetooth等の無線データ送信が選択された場合には、ユーザにより記録手段から画像データが送信されることにより(ステップS31c)、画像取込部5で画像データを受信し(ステップS32c)、表示部4に画像を表示する(ステップS33)。更に又、種々の選択肢の中から携帯電話等の記録手段で、メモリカード等の記録メディアが選択された場合には、ユーザにより記録メディアが画像取込部5のスロット等に挿入されることにより(ステップS31d)、画像取込部5で画像データを読み込み(ステップS32d)、表示部4に画像を表示する(ステップS33)。
その後、表示部4により表示される画像の確認指示を受けて(ステップS34)、画像を使用画像として読み込み(ステップS35)、別の画像を取り込むか否かを確認し(ステップS36)、別の画像を取り込まない場合(ステップS36のNo)には、更に使用画像を切り抜いて使用するのか、表示部4によりユーザからの選択指示を受け(ステップS37)、切り抜き処理する場合(ステップS37のYes)には画像を切り抜いて(ステップS38)外部画像からの取込段階を終了し、切り抜き処理をしない場合(ステップS37のNo)には画像を切り抜くことなく、外部画像からの取込段階を終了する。ここで、画像の確認時(ステップS34)において画像を変更したい場合(ステップS34のNo)には、外部画像記憶手段等の選択段階(ステップS30)へ戻るようになっている。又、別の画像を取り込むか否かを確認する段階(ステップS36)では、別の画像を取り込む場合(ステップS36のYes)に、外部画像記憶手段等の選択段階(ステップS30)へ戻るようになっている。
続いて、以下、立体効果(視覚効果)の選択でレイヤーデプス、擬似フルデプス、立体フルデプスを選択した場合の視覚効果に応じた各立体効果(視覚効果)の段階(図1のステップS5〜S7、図5のステップS3〜S6a)を図11〜図23により詳細に説明する。
立体効果(視覚効果)の選択でレイヤーデプスを選択した場合には、先の段階(図5のステップS4a)で指定した浮き沈み量に基づいて平面の画像に段階的な奥行きを持たせるよう、図11のフローに示す如く、画像をレンチキュラレンズ1に対応させるインタレース処理の前段階として一枚の元画像を左右方向に移動させ、複数のフレーム画像を作成する(ステップS5a〜S7a)。ここで、一例としては、図12に示す如く、フレーム画像の順番に従って被写体11を右へ移動するように配置する場合には、被写体11が浮くように見えるレイヤーデプスを形成し、フレーム画像の順番に従って被写体11を左へ移動するように配置する場合には、被写体11が沈むように見えるレイヤーデプスを形成するようになっている。
立体効果(視覚効果)の選択で擬似フルデプスを選択した場合には、先の段階(図5のステップS4a)で指定した浮き沈み量に基づいて平面に連続的な立体感を実現するよう、図11のフローに示す如く、画像をレンチキュラレンズ1に対応させるインタレース処理の前段階として、一枚の元画像に高さ方向の情報(高さ情報)を加えて画像を底部から頂部まで段階的に左右方向へ変化させ、複数のフレーム画像を作成する(ステップS5b〜S7b)。ここで、一例としては、図13に示す如く、一枚の被写体11の元画像を横方向に区画し、高さ情報に応じて区画の画像要素を異なる移動量で左右方向へ移動させて画像を変形し、画像の欠落部分を補完するよう全体を整え、変形する複数のフレーム画像を作成している。又、図13では、フレーム画像の順番に従って被写体11の上部を左へ移動すると共に被写体11の下部を右へ移動するように配置しており、この場合には、被写体11の上部が沈むと共に被写体11の下部が浮くように見える擬似フルデプスを形成している。
立体効果(視覚効果)の選択でフルデプスを選択した場合には、先の段階(図5のステップS4a)で指定した浮き沈み量に基づいて平面に連続的で自然な立体感を実現するよう、図11のフローに示す如く、画像をレンチキュラレンズ1に対応させるインタレース処理の前段階として、被写体11を異なる方向から画像取込部5の撮影手段5aにより撮影して複数のフレーム画像を作成する(ステップS5c〜S7c)。
ここで、浮き沈み量の設定を説明すると、図14、図15に示す如く、複数台の撮影手段5aを直線状若しくは円弧状に配置した場合に、撮影手段5a同士の間隔を変更して立体の浮き沈み量を調整しており(図14の(a)と(c))、一台(単数)の撮影手段5aを直線状もしくは円弧状に移動可能に配置した場合には、撮影の間隔を変更して立体の浮き沈み量を調整している(図14の(b)と(d))。又、複数の撮影手段5aを備えた場合には、撮影手段5a同士の間隔を大きくした際に立体の浮き沈み量は大きくなり(図15の(c))、撮影手段5a同士の間隔を小さくした際に立体の浮き沈み量は小さくなる(図15の(a))。又、単数の撮影手段5aを備えた場合には、撮影の間隔を大きくした際に立体の浮き沈み量は大きくなり(図15の(c))、撮影の間隔を小さくした際に立体の浮き沈み量は小さくなる(図15の(a))。なお、図15の(b)には浮き沈み量が中の場合を示している。
次に、立体中心位置の設定を説明すると、図16、図17に示す如く、撮影する中心点のセンタリング位置Cを、被写体11より後方、被写体11自体、被写体11より前方に変更して、レンチキュラシート2における被写体11の表示配置を調整しており、センタリング位置Cを被写体11より後方にした場合には、レンチキュラシート2より浮いて見え(図17の(a))、センタリング位置Cを被写体11と同じ位置にした場合には、レンチキュラシート2を中心として浮き沈みをし(図17の(b))、センタリング位置Cを被写体11より前方にした場合には、レンチキュラシート2より沈んで見える(図17の(c))。
ここで、単数又は複数の撮影手段5aが直線状に配置されている場合には、図18に示す如く、撮影された画像において被写体11の位置が画像内で位置のずれを生じるため、これを修正するよう、図19、図20に示す如く、センタリング処理を施している。センタリング処理は、ズレのないフレーム画像(図20では第三フレーム画像)を基準として、夫々撮影した被写体11のセンタリング位置Cの垂直線を、基準のセンタリング位置Cの垂直線に合致させるよう、被写体11を移動させ、夫々のフレーム画像を修正し(ステップSb1)、夫々のフレーム画像を保存している(ステップSb2)。
又、センタリング処理は、立体中心位置の設定と同様に、レンチキュラシート2における被写体11の表示配置(浮き、中央、沈み)を変更し得るよう、図21〜図23に示す如く、センタリング位置Cに修正を加えることが可能となっている。具体的には、被写体11の表示配置をレンチキュラシートより浮き位置にする場合には、図21、図22の(a)に示す如く、フレーム画像のセンタリング位置Cを被写体11の後方位置に設定し、夫々のセンタリング位置C1の垂直線を、基準のセンタリング位置C1の垂直線(図22では第三フレーム画像)に合致させるよう、被写体11を移動させ、夫々のフレーム画像を修正する。被写体11の表示配置をレンチキュラシート2中心にする場合には、図21、図22の(b)に示す如く、フレーム画像のセンタリング位置Cを被写体11の中央位置に設定し、夫々のセンタリング位置C2の垂直線を、基準のセンタリング位置C2の垂直線(図22では第三フレーム画像)に合致させるよう、被写体11を移動させ、夫々のフレーム画像を修正する。被写体11の表示配置をレンチキュラシートにより沈み位置にする場合には、図21、図22の(c)に示す如く、フレーム画像のセンタリング位置Cを被写体11の前方位置に設定し、夫々のセンタリング位置C3の垂直線を、基準のセンタリング位置C3の垂直線(図22では第三フレーム画像)に合致させるよう、被写体11を移動させ、夫々のフレーム画像を修正する。
ここで、センタリング位置Cの設定(浮き、中央、沈み)は、撮影手段5aの焦点、浮き沈み量等のパラメータを用いた関数式により算出しても良し、撮影手段5aに予め段階(浮き、中央、沈み)の設定を設けても良い。又、被写体11と撮影手段5aの少なくとも一方に、モータ等の駆動手段(図示せず)により移動し得る進退手段(図示せず)を備え、図23に示す如く、被写体11と撮影手段5aの距離を調整してセンタリング位置Cを修正し得るようにしても良い。なお、図23の(a)は基準設定、(b)は被写体11の撮影手段5a側への移動によりセンタリング位置Cを浮き位置にする設定、(c)は被写体11の反撮影手段側への移動によりセンタリング位置Cを沈み位置にする設定、(d)は撮影手段5aの被写体側への移動によりセンタリング位置Cを浮き位置にする設定、(e)は撮影手段5aの反被写体側へ移動によりセンタリング位置Cを沈み位置にする設定を示している。
一方、立体効果(視覚効果)の選択(図11のステップS4b)の前に、立体効果(視覚効果)または平面効果の選択段階(図11のステップS3)で平面効果を選択した場合には、レンチキュラレンズ1を用いることにより、見る角度を変えると画像が直ちに他の画像へ切り換わるチェインジング、見る角度を変えると画像が徐々に他の画像へ変化するモーフィング、見る角度を変えると画像が移動して変化するムービング、見る角度を変えると画像が拡大又は縮小するズーム等の平面効果を為し得るよう、複数のフレーム画像を作成する(図11のステップS7d)。ここで、フレーム画像は、レンチキュラレンズ1を用いるチェインジング、モーフィング、ムービング、ズーム等の平面効果に限定されるものでなく、通常の平面写真を選択可能しても良い。
以下、背景画像の処理の段階(図1のステップS8〜S10)を図24により詳細に説明する。なお、インタレース処理について後で説明する。
第一例の背景画像の選択段階(図1のステップS8)では、図24に示す如く、平面の各画像に段階的な奥行きを持たせるレイヤーデプス、連続的な立体感を実現する擬似フルデプス、連続的で自然な立体感を実現するフルデプス等を備えた種々の背景画像の種類を選択し(ステップS80)、いずれかを選択した場合には、制御部6に記録されている複数の背景画像を表示部(モニター)4に表示し(ステップS81a〜S81c)、所望の背景画像を選択し(ステップS82a〜S82c)、被写体11のフレーム画像をインタレース処理して線状画像にすると同時に、制御部からの背景画像をインタレース処理して線状画像にし、夫々読み込み(ステップS90a〜S90c)、レンチキュラシート2のレンチキュラレンズ1に対して所定の位置に配置しえるように、被写体11の線状画像、及び背景画像の線状画像を、フレーム番号が一致するよう配置して背景画像を合成し(ステップS95a〜S95c)、合成画像を表示部(モニター)4に表示し(ステップS100a〜S100c)、問題がなければ「OK」を選択して(ステップS101a〜S101c)、レンチキュラ画像が完成する。ここで、「OK」を選択する段階(ステップS101a〜S101c)で「NO」を選択した場合には、複数の背景画像を選択する段階(ステップS81a〜S81c)へ移行する。なお、「NO」を選択した場合には、他の段階へ戻るようにしても良い。
又、第一例の背景画像の選択段階(図1のステップS8)では、図24に示す如く、チェインジング、モーフィング、ムービング、ズーム等の平面効果を有する2D背景画像の背景画像を選択することもでき(ステップS80)、いずれかを選択した場合には、制御部6に記録されている夫々の複数の背景画像を表示部(モニター)4に表示し(ステップS81d)、所望の背景画像を選択し(ステップS82d)、被写体11のフレーム画像をインタレース処理すると同時に、一種類の絵柄に対して一枚の2D背景画像を読み込み(ステップS90d)、2D背景画像を合成し(ステップS95d)、合成画像を表示部(モニター)4に表示し(ステップS100d)、問題がなければ「OK」を選択して(ステップS101d)、レンチキュラ画像が完成する。ここで、「OK」を選択する段階(ステップS101d)で「NO」を選択した場合には、複数の背景画像を選択する段階(ステップS81d)へ移行する。なお、図24では、選択可能な背景画像を2D背景画像にしているが、更に通常の平面写真を選択可能にしても良い。
次に、被写体11のフレーム画像をレンチキュラシート2に対応させるインタレース処理の段階(図1のステップS9)の第一例を図25〜図28により詳細に説明し、第二例を図29、図30により詳細に説明する。
第一例のインタレース処理の段階(図1のステップS9、図24のステップS90a〜S90c)では、複数のフレーム画像を、夫々、レンチキュラシート2の総レンチキュラレンズ数で電気的に分割して複数の矩形画像情報を形成する(図25のステップS91、図26では5つのフレーム画像A,B,C,D,Eの場合で示す。)。次に、複数の矩形画像情報を、
[式1]
[レンズ幅×(1〜1.01)÷レンチキュラシート挿入画像数]
で表される幅に、画像を圧縮加工して線状画像情報を形成する(図25のステップS92、図27では画像Aの処理の場合を示し且つ処理後の5つのフレーム画像A,B,C,D,Eを示す。)。続いて、画像が奥行き若しくは立体化を生じるよう、線状画像情報を各レンチキュラレンズ1の単位ごとに所定の順番でシリアル配列し(図25のステップS93、図28の前段階では4つの画像A,B,C,D,Eを配列する状態を示す。)、画像合成し(図25のステップS94、図28の後段階では5つの画像A,B,C,D,Eを合成した状態を示す。)、インタレース処理の段階を完了する。
第二例のインタレース処理の段階(図1のステップS9、図24のステップS90a〜S90c)では、複数のフレーム画像を、夫々、第一例のインタレース処理と略同様に、レンチキュラシート2の総レンチキュラレンズ数で電気的に分割して複数の矩形画像情報を形成する(図29のステップS91a)。次に、複数の矩形画像情報を、
[式2]
[レンズ幅×(1〜1.01)÷レンチキュラシート挿入画像数]
で表される幅に、画像を切取加工して線状画像情報を形成する(図29のステップS92a)。続いて、線状画像情報を[レンズ幅×(1〜1.01)]のピッチで配列する(図29のステップS93a)。更に、画像が奥行き若しくは立体化を生じるよう、配列後の線状画像情報を、各画像の変化ごとに
[式3]
[レンズ幅×(1〜1.01)÷レンチキュラシート挿入画像数×画像変化順番]
で表される、所定のずらし量でずらして重ね合わせ(図29のステップS93b、図30では4つの画像A,B,C,D,Eをずらして重ね合せる状態を示す。)、画像合成し(図29のステップS94a、図15の後段階では4つの画像A,B,C,D,Eを合成した状態を示す。)、インタレース処理の段階を完了する。
ここで、第一例及び第二例の式1〜3において、レンズ幅に(1〜1.01)を掛ける理由は、レンズピッチPに対する絵柄ピッチPpは次式で表されることから、
[式4]
Pp=[1+(t−r)/D]×P
D:レンチキュラ製品を観察する距離
t:レンチキュラレンズの厚さ
r:レンチキュラレンズの曲率半径
絵柄ピッチPpの数値は、レンチキュラ製品を観察する距離や、レンズ仕様(レンチキュラレンズの厚さ、レンチキュラレンズの曲率半径)により変化し、これらを変化させても、[1+(t−r)/D]により1〜1.01の範囲に入るためである。
次に、同様の処理により、背景画像をインタレース処理(図31の前段階、図1のステップS10、図24のステップS90a〜S90c)し、続いてレンチキュラシート2のレンチキュラレンズ1に対応し得るように、被写体11の線状画像、及び背景画像の線状画像を、フレーム番号が一致するよう配置して背景画像を合成し(図31の後段階、図24のステップS95a〜S95c)、合成画像を表示部(モニター)4に表示し(図24のステップS100a〜S100c)、問題がなければ「OK」を選択して(図24のステップS101a〜S101c)、レンチキュラ画像が完成する。
続いて、被写体11のフレーム画像及び背景画像をインタレース処理及び合成処理(図1のステップS9、S10)の後の、レンチキュラシート2若しくはメディアシートへ画像を出力する出力段階(ステップS11)は、図1に示す如くレンチキュラシート2に画像を出力するもの(ステップS11a)と、紙やプラスチックシート等のメディアシート(通常記録材料)に画像を出力するもの(ステップS11b,S11c)とがあり、以下、詳細に説明する。
レンチキュラシート2に画像を出力するもの(ステップS11a)は、インタレース処理した画像とレンチキュラシート2とを出力部7により位置合わせし、画像を直接レンチキュラシート2に出力する。ここで、画像とレンチキュラシート2との位置合わせは、レンチキュラシート2のエッジをアライメント枠に突き当ててレンチキュラシート2の位置を決定しても良いし、感圧信号、光学信号、画像信号等によりレンズの所定位置を検出してレンチキュラシート2の位置を検出・調整しても良いし、レンチキュラシート2に所定のアライメントマークを入れてアライメントマークの検出によりレンチキュラシート2の位置を検出・調整しても良い。又、レンチキュラシート2への出力は、感光剤を用いる銀塩式でも良いし、インクジェットプリンタ、昇華式プリンタ、電子写真式プリンタによるものでも良い。
紙やプラスチックシート等のメディアシートに画像を出力するもの(ステップS11b,11c)は、インタレース処理した画像を紙やプラスチックシート等のメディアシートに出力し(ステップS11b)、出力したメディアシートとレンチキュラシート2とを位置合わせして貼り付ける(ステップS11c)。ここで、メディアシートへの出力は、感光剤を用いる銀塩式でも良いし、インクジェットプリンタ、昇華式プリンタ、電子写真式プリンタによるものでも良い。又、出力したメディアシートとレンチキュラシート2との位置合わせは、レンチキュラシート2のエッジをアライメント枠に突き当ててレンチキュラシート2の位置を決定しても良いし、感圧信号、光学信号、画像信号等によりレンズの所定位置を検出してレンチキュラシート2の位置を検出・調整しても良いし、レンチキュラシート2に所定のアライメントマークを入れてアライメントマークの検出によりレンチキュラシート2の位置を検出・調整しても良い。
レンチキュラシート2若しくはメディアシートへ画像を出力した(ステップS11)後には、所定の大きさに裁断する処理や、台紙の貼り合わせ処理、裏面の塗布処理等を適宜行い(ステップS12)、画像印刷物(レンチキュラ製品)として排出する(ステップS13)。
このように、本発明の形態例の画像印刷物の作成方法及びその作成装置によれば、使用画像の取込から画像印刷物の作成までを、立体効果(視覚効果)に応じる処理と、レンチキュラシート2に画像を対応させるインタレース処理とを介して一連の処理で行うことにより、レイヤーデプス、擬似フルデプス、フルデプスの少なくとも1つの視覚効果を備えるので、画像印刷物は、固定した視覚効果に限定されることなく、奥行きや立体感の視覚効果を得ることができる。又、使用画像の取込から画像印刷物の作成までを一連の処理で行うので、視覚効果を備えた画像印刷物を、使用画像の取込から容易に且つ連続的に作成することができる。
課金を確認する処理を備え、課金確認から画像印刷物の作成までを一連の処理で行うと、視覚効果を備えた画像印刷物を、課金確認から容易に且つ連続的に作成することができる。
使用画像の取込を、撮影手段5aによる撮影、内部画像記憶手段からの読込、外部画像記憶手段からの読込より選択して行うと、使用画像の自由度を高めるので、奥行きや立体感の視覚効果を一層高めると共に、視覚効果を備えた画像印刷物を容易に作成することができる。
撮影手段5aによる撮影は、予め決めた位置に被写体11を誘導するよう、撮影位置を指定すると、被写体11を適切に撮影位置に配置し得るので、視覚効果を備えた画像印刷物を容易に作成することができる。
撮影手段5aによる撮影は、鏡又は表示部4に位置決め用のマーキング15を形成し、マーキングに被写体11を一致させると、被写体11を好適に撮影位置に配置し得るので、視覚効果を備えた画像印刷物を容易に作成することができる。
撮影手段5aによる撮影は、単数又は複数の撮影手段を被写体11に対して直線状若しくは円弧状に配置し、異なる方向から撮影すると、被写体11を一層好適に撮影し得るので、視覚効果を備えた画像印刷物を容易に作成することができる。
インタレース処理した画像をメディアシートに出力すると、画像印刷部の作成を一層容易にするので、使用画像の取込から画像印刷物の作成までを好適に行うと共に製造コストを低減することができる。
インタレース処理した画像をメディアシートに出力し、出力したメディアシートとレンチキュラシート2とを位置合わせするよう貼り付けて画像印刷物を作成すると、画像印刷部の作成を容易にするので、使用画像の取込から画像印刷物の作成までを好適に行うことができる。
インタレース処理した画像をレンチキュラシート2に位置合わせして出力すると、画像印刷部の作成を容易にするので、使用画像の取込から画像印刷物の作成までを好適に行うことができる。
視覚効果に応じる処理で、
レイヤーデプスの処理は、平面に奥行きが形成される浮き沈み量に対応するよう、一枚の画像を左右方向へ移動させて複数のフレーム画像を作成し、
擬似フルデプスの処理は、平面に立体感が形成される浮き沈み量に対応するよう、横方向に区画した一枚の画像の画像要素を左右方向へ移動させて、全体を変形する複数のフレーム画像を作成し、
フルデプスの処理は、平面に立体感が形成される浮き沈み量及び立体中心位置に基づき、被写体11を異なる方向から撮影して複数のフレーム画像を作成すると、視覚効果に応じる処理を容易且つ適切に行うので、奥行きや立体感の視覚効果を一層高めると共に、画像の取込から画像印刷物の作成までを好適に行うことができる。
単数又は複数の撮影手段5aを被写体11に対して直線状に配置し、異なる方向から撮影する場合において、フルデプスの処理は、撮影された複数の写真における被写体11のセンタリング位置Cを合わせるよう、フレーム画像の位置を調整すると、被写体11の立体感を生じるフルデプスのフレーム画像を修正するので、画像の取込から画像印刷物の作成までを好適に行うことができる。
レンチキュラシート2の被写体11の表示配置を変更し得るようセンタリング位置Cを修正すると、被写体11の立体感を生じるフルデプスのフレーム画像に浮き沈みを加えて修正し得るので、奥行きや立体感の視覚効果を一層高めると共に、画像の取込から画像印刷物の作成までを一層好適に行うことができる。
レンチキュラシート2の被写体11の表示配置を変更し得るよう被写体11と撮影手段5aの距離を調整すると、被写体11の立体感を生じるフルデプスのフレーム画像に浮き沈みを加えてを修正し得るので、奥行きや立体感の視覚効果を一層高めると共に、画像の取込から画像印刷物の作成までを一層好適に行うことができる。
インタレース処理は、レンチキュラシート2のレンチキュラレンズ数に対応するよう画像を分割し、分割した画像をレンチキュラレンズ1の幅に対応するよう線状画像に加工し、線状画像を、画像が奥行き又は立体感を生じる順番で各レンチキュラレンズ単位ごとに配列すると、インタレース処理を容易に行うので、使用画像の取込から画像印刷物の作成までを好適に行うことができる。
インタレース処理は、レンチキュラシート2のレンチキュラレンズ数に対応するよう画像を分割し、分割した画像をレンチキュラレンズ1の幅に対応するよう線状画像に加工し、線状画像をレンチキュラレンズ1の配置に対応するピッチで配列し、夫々の線状画像を、画像が奥行き又は立体感を生じる順番でずらして重ね合せると、インタレース処理を容易に行うので、使用画像の取込から画像印刷物の作成までを好適に行うことができる。
立体又は非立体の視覚効果を含む背景画像を選択してインタレース処理により線状画像を作成し、背景画像の線状画像とフレーム画像の線状画像とを合成すると、被写体11の画像に背景画像を加えるので、画像印刷物は、奥行きや立体感の視覚効果に限定されることなく、一層視覚効果を高めることができる。
以下、図32〜図34は、本発明を実施する形態の第二例を示すものである。ここで、第二例は、第一例の課金を確認する段階(図1のステップS1)から背景画像を選択する段階(ステップS8)まで、及び画像を出力する出力段階(ステップS11)から画像印刷物を排出する排出段階(ステップS13)までは略同じ処理であり、被写体11の画像と背景画像のインタレース処理及び合成処理を変更したものである。
ユーザが画像印刷物の作成方法及びその作成装置により画像印刷物を作成する際には、図32に示すフローに示す如く、第一例と略同様に、課金を確認する確認段階(ステップS1)、使用画像の選択段階(ステップS2)、立体・平面の選択段階(ステップS3)、画像の浮き沈み量や立体効果(視覚効果)を選択する段階(ステップS4)、フルデプス用の設定段階(ステップS5、他の立体処理も第一例と略同じ)、画像読込段階(ステップS6)、フレーム画像の処理段階(ステップS7)と、背景画像の選択段階(ステップS8)を介し、被写体11の画像と背景画像を合成する合成処理の段階(ステップS9a)と、レンチキュラシート2に合成画像を対応させるインタレース処理の段階(ステップS10a)とを備えている。
この後、第一例と略同様に、画像を出力する出力段階(ステップS11)、裁断等の加工をする後加工段階(ステップS12)、画像印刷物を排出する排出段階(ステップS13)を経て、平面の各画像に段階的な奥行きを持たせるレイヤーデプス、連続的な立体感を実現する擬似フルデプス、連続的で自然な立体感を実現するフルデプスの少なくとも1つの視覚効果を備える画像印刷物を作成する。
以下、背景画像の選択段階(図32のステップS8)を含めて合成画像の段階(図32のステップS9a)を図33、図34により詳細に説明する。なお、インタレース処理(図32のステップS10a)は第一例と略同じである。
第二例の背景画像の選択段階(ステップS80)では、平面の各画像に段階的な奥行きを持たせるレイヤーデプス、連続的な立体感を実現する擬似フルデプス、連続的で自然な立体感を実現するフルデプスから背景画像の種類を選択し(ステップS80)、いずれかを選択した場合には、制御部6に記録されて所定の視覚効果を有する夫々の複数の背景画像を表示部(モニター)4に表示し(ステップS81a〜S81c)、所望の背景画像を選択し(ステップS82a〜S82c)、1枚の背景画像の絵柄に対して複数枚のフレーム画像を制御部から読み込み(ステップS96a〜S96c)、被写体11のフレーム画像に、背景画像のフレーム画像を合成し(ステップS97a〜S97c、図34の前段階)、合成画像を表示部(モニター)4に表示し(ステップS100a〜S100c)、問題がなければ「OK」を選択して(ステップS101a〜S101c)、レンチキュラ画像が完成する。ここで、「OK」を選択する段階(ステップS101a〜S101c)で「NO」を選択した場合には、複数の背景画像を選択する段階(ステップS81a〜S81c)へ移行する。なお、「NO」を選択した場合には、他の段階へ戻るようにしても良い。又、背景画像の読み込み(ステップS96a〜96c)において、背景画像を、第一例の被写体11の画像の如く複数のフレーム画像を作成しても良い。
又、第二例の背景画像の選択段階(ステップS80)では、チェインジング、モーフィング、ムービング、ズーム等の平面効果を有する2D背景画像の背景画像の種類を選択することもでき(ステップS80)、いずれかを選択した場合には、制御部6に記録されて所定の視覚効果を有する夫々の複数の背景画像を表示部4に表示し(ステップS81d)、所望の背景画像を選択し(ステップS82d)、一種類の絵柄に対して一枚の2D背景画像を読み込み(ステップS96d)、2D背景画像を合成し(ステップS97d)、合成画像を表示部(モニター)4に表示し(ステップS100d)、問題がなければ「OK」を選択して(ステップS101d)、レンチキュラ画像が完成する。ここで、「OK」を選択する段階(ステップS101d)で「NO」を選択した場合には、複数の背景画像を選択する段階(ステップS81d)へ移行する。なお、図33では、選択可能な背景画像を、2D背景画像にしているが、更に通常の平面写真を選択可能にしても良い。
次に、合成したフレーム画像をレンチキュラシート2に対応させるよう、第一例と略同様にインタレース処理し(図32のステップS10a、図34の後段階)、第一例と略同様に、レンチキュラシート2若しくはメディアシートへ画像を出力する出力段階(図32のステップS11)、及び裁断等の加工をする後加工段階(図32のステップS12)を行い、画像印刷物(レンチキュラ製品)として排出する(ステップS13)。
このため、第二例によれば、第一例と同様な作用効果を得ることができる。
又、立体又は非立体の視覚効果を含む背景画像を選択して複数のフレーム画像に合成し、合成フレーム画像をインタレース処理すると、被写体11の画像に背景画像を加えるので、画像印刷物は、奥行きや立体感の視覚効果に限定されることなく、一層視覚効果を高めることができる。
なお、本発明の画像印刷物の作成方法及びその作成装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、レンチキュラシートを用いて視覚効果を有する画像印刷物を一連の処理で作成するならば、処理の順番や装置の構成を変更しても良いこと、被写体は、特に限定されるものでなく、人や物でも良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態例であって課金確認からレンチキュラ製品排出までの過程を示す第一例の基本フロー図である。 本発明を実施する形態例の構成ブロック図である。 レンチキュラレンズの基本的な構造を示す斜視図である。 レンチキュラレンズで奥行きや立体効果(視覚効果)を説明する概念図である。 課金確認から写真撮影までの処理を詳細に示すフロー図である。 被写体の撮影位置を決める状態を示す概念図である。 被写体を撮影位置に誘導する位置や椅子を示す概念図である。 被写体を撮影位置に誘導するラインやマーキングを示す概念図である。 単数又は複数の撮影手段の構成を示す概念図である。 外部画像の読込を示すフロー図である。 立体効果(視覚効果)の選択を示すフロー図である。 レイヤーデプスに応じる処理と浮き沈みの効果を示す概略図である。 擬似フルデプスに応じる処理と浮き沈みの効果を示す概略図である。 フルデプスに応じる処理であって浮き沈み量の設定のための撮影手段の制御を示す概略図である。 フルデプスに応じる処理であって浮き沈み量の設定の効果を示す概略図である。 フルデプスに応じる処理であって立体中心位置の設定のための撮影手段の制御を示す概略図である。 フルデプスに応じる処理であって立体中心位置の設定の効果を示す概略図である。 フルデプスに応じる処理であって撮影手段を直線状に配置した場合のズレを示す概念図である。 フルデプスに応じる処理であって撮影手段を直線状に配置した場合のセンタリング処理を示すフロー図である。 フルデプスに応じる処理であって撮影手段を直線状に配置した場合のセンタリング処理を示す概念図である。 センタリング処理であってセンタリング位置を変更する概念図である。 センタリング処理であってセンタリング位置を変更した場合の処理を示す概念図である。 センタリング位置を変更するよう撮影手段と被写体の距離を調整する概念図である。 背景画像を合成する処理の第一例を示すフロー図である。 インタレース処理の第一例を示すフロー図である。 インタレース処理の第一例であって原画像分割処理を示す概念図である。 インタレース処理の第一例であって線状画像処理を示す概念図である。 インタレース処理の第一例であって線状画像のシリアル配列処理を示す概念図である。 インタレース処理の第二例を示すフロー図である。 インタレース処理の第二例であって線状画像をずらして重ね合わせる処理を示す概念図である。 背景画像のインタレース処理と、被写体の線状画像と背景画像の線状画像を合成する状態を示す概念図である。 本発明を実施する形態例であって課金確認からレンチキュラ製品排出までの過程を示す第二例の基本フロー図である。 背景画像を合成する処理の第二例を示すフロー図である。 被写体の画像と背景画像を合成してインタレース処理する状態を示す概念図である。
符号の説明
1 レンチキュラレンズ
2 レンチキュラシート
4 表示部(モニター)
5a 撮影手段
11 被写体
12 位置
13 椅子(位置)
14 ライン(位置)
15 マーキング
C センタリング位置
C1 センタリング位置
C2 センタリング位置
C3 センタリング位置

Claims (18)

  1. レンチキュラレンズを並べたレンチキュラシートを用いることにより、平面の各画像に段階的な奥行きを持たせるレイヤーデプス、連続的な立体感を実現する擬似フルデプス、連続的で自然な立体感を実現するフルデプスの少なくとも1つの視覚効果を備える画像印刷物の作成方法であって、
    使用画像の取込から画像印刷物の作成までを、前記視覚効果に応じる処理と、前記レンチキュラシートに画像を対応させるインタレース処理とを介して、一連の処理で行うことを特徴とする画像印刷物の作成方法。
  2. 課金を確認する処理を備え、課金確認から画像印刷物の作成までを一連の処理で行うことを特徴とする請求項1記載の画像印刷物の作成方法。
  3. 使用画像の取込を、撮影手段による撮影、内部画像記憶手段からの読込、外部画像記憶手段からの読込より選択して行うことを特徴とする請求項1又は2記載の画像印刷物の作成方法。
  4. 撮影手段による撮影は、予め決めた位置に被写体を誘導するよう、撮影位置を指定することを特徴とする請求項3記載の画像印刷物の作成方法。
  5. 撮影手段による撮影は、鏡又は表示部に位置決め用のマーキングを形成し、前記マーキングに被写体を一致させることを特徴とする請求項4記載の画像印刷物の作成方法。
  6. 撮影手段による撮影は、単数又は複数の撮影手段を被写体に対して直線状若しくは円弧状に配置し、異なる方向から撮影することを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の画像印刷物の作成方法。
  7. インタレース処理した画像をメディアシートに出力することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像印刷物の作成方法。
  8. インタレース処理した画像をメディアシートに出力し、出力したメディアシートとレンチキュラシートとを位置合わせするよう貼り付けて画像印刷物を作成することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像印刷物の作成方法。
  9. インタレース処理した画像をレンチキュラシートに位置合わせして出力することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像印刷物の作成方法。
  10. 視覚効果に応じる処理で、
    レイヤーデプスの処理は、平面に奥行きが形成される浮き沈み量に対応するよう、一枚の画像を左右方向へ移動させて複数のフレーム画像を作成し、
    擬似フルデプスの処理は、平面に立体感が形成される浮き沈み量に対応するよう、横方向に区画した一枚の画像の画像要素を左右方向へ移動させて、全体を変形する複数のフレーム画像を作成し、
    フルデプスの処理は、平面に立体感が形成される浮き沈み量及び立体中心位置に基づき、被写体を異なる方向から撮影して複数のフレーム画像を作成することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の画像印刷物の作成方法。
  11. 単数又は複数の撮影手段を被写体に対して直線状に配置し、異なる方向から撮影する場合において、フルデプスの処理は、撮影された複数の写真における被写体のセンタリング位置を合わせるよう、フレーム画像の位置を調整することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の画像印刷物の作成方法。
  12. レンチキュラシートの被写体の表示配置を変更し得るようセンタリング位置を修正する請求項11記載の画像印刷物の作成方法。
  13. レンチキュラシートの被写体の表示配置を変更し得るよう被写体と撮影手段の距離を調整することを特徴とする請求項11又は12記載の画像印刷物の作成方法。
  14. インタレース処理は、レンチキュラシートのレンチキュラレンズ数に対応するよう画像を分割し、分割した画像をレンチキュラレンズの幅に対応するよう線状画像に加工し、前記線状画像を、画像が奥行き又は立体感を生じる順番で各レンチキュラレンズ単位ごとに配列することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の画像印刷物の作成方法。
  15. インタレース処理は、レンチキュラシートのレンチキュラレンズ数に対応するよう画像を分割し、分割した画像をレンチキュラレンズの幅に対応するよう線状画像に加工し、前記線状画像をレンチキュラレンズの配置に対応するピッチで配列し、夫々の線状画像を、画像が奥行き又は立体感を生じる順番でずらして重ね合せることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の画像印刷物の作成方法。
  16. 立体又は非立体の視覚効果を含む背景画像を選択してインタレース処理により線状画像を作成し、前記背景画像の線状画像とフレーム画像の線状画像とを合成することを特徴とする請求項14又は15記載の画像印刷物の作成方法。
  17. 立体又は非立体の視覚効果を含む背景画像を選択して複数のフレーム画像に合成し、合成フレーム画像をインタレース処理することを特徴とする請求項14又は15記載の画像印刷物の作成方法。
  18. レンチキュラレンズを並べたレンチキュラシートを用いることにより、平面の各画像に段階的な奥行きを持たせるレイヤーデプス、連続的な立体感を実現する擬似フルデプス、連続的で自然な立体感を実現するフルデプスの少なくとも1つの視覚効果を備える画像印刷物の作成装置であって、
    使用画像を取り込む画像取込部と、取り込んだ画像を視覚効果に応じて処理する画像処理部と、画像処理手段からの画像をレンチキュラシートに対応させるようインタレース処理するインタレース処理部と、画像印刷物を作成する出力部とを備え、
    使用画像の取込から画像印刷物の作成までを一連して行うよう構成したことを特徴とする画像印刷物の作成装置。
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