JP2006311107A - スピーカ特性測定システム及びスピーカ特性測定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 2つのスピーカから同時に同じ音を出力させても、それぞれのスピーカの特性を測定できるようにする。
【解決手段】 左チャンネル用のスピーカ21Lの前に第1のマイクロフォン31を配置し、右チャンネル用のスピーカ21Rの前に第2のマイクロフォン32を配置し、第1及び第2のマイクロフォンの間に第3及び第4のマイクロフォン33及び34を配置し、左右のチャンネルのスピーカから個別に信号を出力させた場合における各マイクロフォンの出力比と、各出力比を測定した場合における出力位相差とを記憶して、その記憶された出力比及び出力位相差を定数として、両スピーカから同時に出力される音の各マイクロフォンの出力を所定の演算処理して、両スピーカの特性を得るようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 左チャンネル用のスピーカ21Lの前に第1のマイクロフォン31を配置し、右チャンネル用のスピーカ21Rの前に第2のマイクロフォン32を配置し、第1及び第2のマイクロフォンの間に第3及び第4のマイクロフォン33及び34を配置し、左右のチャンネルのスピーカから個別に信号を出力させた場合における各マイクロフォンの出力比と、各出力比を測定した場合における出力位相差とを記憶して、その記憶された出力比及び出力位相差を定数として、両スピーカから同時に出力される音の各マイクロフォンの出力を所定の演算処理して、両スピーカの特性を得るようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、少なくとも2つのスピーカが配置された再生システムにおいて、それぞれのスピーカの特性を測定するスピーカ特性測定システム及びスピーカ特性測定方法に関する。
左チャンネルと右チャンネルの2チャンネルのステレオ再生を行う場合、それぞれのチャンネル用の2つのスピーカを、ある程度の間隔をあけて配置する。このようにして設置した各スピーカの特性を測定する場合、例えば各スピーカの前にマイクロフォンを配置して、それぞれのマイクロフォンでスピーカが再生したオーディオを入力させて、そのマイクロフォンで得られたオーディオ信号を解析して、スピーカ特性を判断することが行われている。
特許文献1には、マイクロフォンが拾った信号で、左右のスピーカの位相差や音量差を判断する構成についての開示がある。
特開昭63−209300号公報
ところで、2チャンネル再生などを行うために配置された複数のスピーカの再生特性を正確に測定するためには、それぞれのスピーカから個別にオーディオを出力させて、その再生オーディオ信号をマイクロフォンで拾うようにすれば、個々のスピーカの特性が測定できる。ところが、配置したスピーカの数だけ個別にオーディオ再生を行うと、それだけ特性測定用にスピーカからオーディオ信号を出力させるのに時間がかかる問題があった。
左右のスピーカから同時に同じ音を出力させた場合には、それぞれのスピーカからの再生音が干渉して、マイクロフォンが拾うオーディオ信号が、1つのスピーカからだけ出力させた場合とは異なるレベルが観測され、それぞれのスピーカの特性を正確に検出することは困難である。また、左右のスピーカの音を分離できないために、測定結果として位相情報を取得することができず、サラウンド再生を行う場合のような位相が変化するももの測定ができない問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、2つのスピーカから同時に同じ音を出力させても、それぞれのスピーカの特性を測定できるようにすることを目的とする。
本発明は、所定間隔離れて配置された少なくとも左チャンネル用と右チャンネル用の2つのスピーカを備えてステレオ再生が可能な機器のスピーカ特性を測定する場合に、左チャンネル用のスピーカの前に第1のマイクロフォンを配置し、右チャンネル用のスピーカの前に第2のマイクロフォンを配置し、第1及び第2のマイクロフォンの間に第3及び第4のマイクロフォンを配置し、左チャンネル用のスピーカだけから信号を出力させた場合における各マイクロフォンの出力比と、右チャンネル用のスピーカだけから信号を出力させた場合における各マイクロフォンの出力比と、各出力比を測定した場合における出力位相差とを記憶して、その記憶された出力比及び出力位相差を定数として、両スピーカから同時に出力される音の各マイクロフォンの出力を所定の演算処理して、両スピーカの特性を得るようにしたものである。
このようにしたことで、左チャンネル用と右チャンネル用の2つのスピーカから同時に同じ音を出力させても、それぞれのスピーカの特性を測定できるようになる。
本発明によると、左チャンネル用と右チャンネル用の2つのスピーカから同時に同じ音を出力させても、それぞれのスピーカの特性を測定できるようになり、各チャンネル毎に別の音源を用意することなく、同時に測定したデータから各スピーカの特性が測定できるようになる。例えば、各スピーカ出力の正確な相対値を得ることができ、また各スピーカ出力のセパレーションの測定ができ、またサラウンドなどの位相が変化することの測定が可能になる。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1は、本例のシステム構成例を示した図である。本例においては、被測定用スピーカ20として、左チャンネル用スピーカ21Lと右チャンネル用スピーカ21Rとを、所定の間隔あけて左右に並べて配置した構成としてある。被測定用スピーカ20としては、例えば1つの筐体内に映像表示部などと共に2つのスピーカが配置されたテレビジョン受像機として構成されたものを使用する。ここでは、両スピーカ21L、21Rは同じ構成のものとしてある。このスピーカ21L、21Rには、図示しないオーディオ信号源からの2チャンネルオーディオ信号を供給することで、それぞれのスピーカ21L、21Rから対応したチャンネルのオーディオ信号が出力されて、ステレオ再生が行える。
そして、スピーカ21L、21Rに測定用の信号を出力させるために、測定用信号源11と基準用音源12とが接続してある。被測定用スピーカ20がテレビジョン受像機である場合には、テレビジョン受像機の外部オーディオ信号入力端子に供給するように接続する。測定用信号源11については、スピーカ特性を測定するために必要なオーディオ信号を発生させる信号源である。本例の場合には、測定用信号源11として、種々の測定用オーディオ信号を用意する。即ち、モノラルの1チャンネルの測定用オーディオ信号、2チャンネルのステレオ音源としての測定用オーディオ信号、サラウンド効果のある測定用オーディオ信号などが用意してあり、それぞれの測定用オーディオ信号を、2つのスピーカ21L、21Rに同時に供給して、同時に出力させる構成としてある。サラウンド効果については、オーディオ信号源側で対処するのではなく、被測定用スピーカ20内のオーディオ信号処理回路での処理で、該当する効果(音の広がり感の効果)を持たせるようにしてもよい。
基準用音源12については、測定を行って特性を解析する上で必要な基準信号を得るために必要な音源であり、本例の場合には測定用信号と同じ周波数を出す信号としてある。この基準用音源12からの基準信号(基準オーディオ信号)を、それぞれのスピーカ21L、21Rに個別に供給して出力させることができる構成としてある。また、この基準用音源12からの基準信号は、アナログ・デジタル変換器13を介して測定用のコンピュータ装置14にも供給する構成としてある。
各スピーカ21L、21Rの出力は、4本のマイクロフォン31,32,33,34で拾うようにしてある。即ち、左チャンネル用スピーカ21Lの直前に第1のマイクロフォン31を配置し、右チャンネル用スピーカ21Rの直前に第2のマイクロフォン32を配置する。さらに、2つのマイクロフォン31,32の間に、第3,第4のマイクロフォン33,34を配置してある。第1のマイクロフォン31が左チャンネル測定用のマイクロフォンとなり、第2のマイクロフォン32が右チャンネル測定用のマイクロフォンとなり、第3,第4のマイクロフォン33,34は補助マイクロフォンとして使用される。本例の場合には、4つのマイクロフォン31〜34が、ほぼ等間隔で並ぶように配置してある。但し、第3,第4のマイクロフォン33,34については、スピーカ21L、21Rからの距離を、第1,第2のマイクロフォン31,32よりも離した位置に配置してある。
4つのマイクロフォン31〜34に入力したオーディオ信号は、アナログ・デジタル変換器13によりデジタルオーディオ信号に変換した後、それぞれ別にコンピュータ装置14に供給する構成としてある。また、既に説明した基準用音源12が出力した基準用のオーディオ信号についても、アナログ・デジタル変換器13によりデジタルオーディオ信号に変換した後、コンピュータ装置14に供給する構成としてある。
コンピュータ装置14は、基準用音源12からの信号をスピーカで再生させたときの、各マイクロフォン31〜34の入力と、そのときの基準用音源12からの信号とに基づいた信号を、演算処理用の定数(係数)として内部の記憶部に記憶させるようにしてある。基準用音源12からの信号のスピーカからの出力については、2つのスピーカ21L、21Rで別々に行うようにしてあり、それぞれのスピーカからの出力に基づいたデータを記憶させてある。具体的な記憶データの例については後述する。
そして、被測定用スピーカ20の特性を実際に測定する際には、測定用信号源11からの1チャンネルの測定用オーディオ信号を、2つのスピーカ21L、21Rに同時に供給して出力させ、そのときに各マイクロフォン31〜34が出力した4系統のオーディオ信号を、コンピュータ装置14が取り込んで、その4系統のオーディオ信号を、コンピュータ装置14内に設定された演算式で演算して、それぞれのスピーカ21L、21Rについての必要な特性を得るようにしてある。この演算式を使用した演算を行う際には、記憶部に記憶された定数を演算式の定数として使用して演算する。
次に、このような構成で、被測定用スピーカ20が備える2つのスピーカ21L、21Rの特性を測定して解析する処理を、図2のフローチャートを参照して説明する。まず、4本のマイクロフォン31〜34を図1に示す配置に設置し(ステップS11)、基準用音源12からの基準信号を、2つのスピーカ21L、21Rに順に供給し(ステップS12)、各スピーカ21L,21Rから別々のタイミングで基準信号を出力させる。この別々に出力された基準信号は、4本のマイクロフォン31〜34に入力させて、コンピュータ装置14に取り込ませ、その取り込まれた信号に基づいて、必要な定数(係数)を求めて、コンピュータ装置内の記憶部に記憶させておく(ステップS13)。
基準信号の取り込みが終了すると、各スピーカ21L,21Rへの入力を、測定用信号源11からのオーディオ信号に切り替える(ステップS14)。この測定用信号源11からのオーディオ信号については、2つのスピーカ21L,21Rに同じ信号を供給する。そして、この測定用信号源11からのオーディオ信号をスピーカ21L,21Rから出力させた状態で、4本のマイクロフォン31〜34で、そのときのオーディオ出力を入力させて、その4本のマイクロフォン31〜34の出力をコンピュータ装置14に入力させ、コンピュータ装置14内で4つの信号の位相差及び信号レベルを取り出す(ステップS15)。
そして、ステップS13で記憶させた定数を使用した演算で、2つのスピーカ21L,21Rの出力レベル及び位相を算出し、その算出した出力レベル及び位相の値を、コンピュータ装置14に予め設定された基準値と比較して、判定を行う(ステップS16)。判定後には、全ての特性測定が終了したか否か判断し(ステップS17)、終了していない場合には、測定用信号の種類やスピーカでの出力条件など(ステレオ信号からモノラル信号への変更、サラウンド効果のオン・オフなど)の設定条件を変えて(ステップS18)、ステップS14から再度測定を行う。
次に、コンピュータ装置14に取り込まれた4つのマイクロフォンの出力レベル及び位相の値に基づいて、2つのスピーカ21L,21Rの出力レベル及び位相を算出する処理について説明する。図1に示したように、左右の2つのスピーカ21L,21Rの前に4本のマイクロフォン31〜34を配置して、スピーカ21L,21Rから出た音を測定したとする。
このとき、スピーカ21L,21Rから出た音を各マイクロフォン31〜34で拾うときの音量Mは、ベクトルで示すと図3に示すようになる。図3において、Rは右チャンネルのスピーカ21Rからマイクロフォンに入る音量、Lは左チャンネルのスピーカ21Lからマイクロフォンに入る音量、θは、2つのチャンネルのスピーカ21L,21Rの出力のマイクロフォンの位置での位相差、Mはマイクで取り込んだ音量を表す。
それぞれの値の関係は、余弦定理を変形して
R2+2RLcosθ+L2=M2
となる。但し、θはスピーカとマイクロフォン間の距離差による位相γと、2つのチャンネルのスピーカ出力時の位相差θMが含まれているため、
R2+2RLcosθ(γ+θM)+L2=M2
となる。この式は、加法定理より、
R2+2RLcosγcosθM−2RLsinγsinθM+L2=M2
と変形できる。
R2+2RLcosθ+L2=M2
となる。但し、θはスピーカとマイクロフォン間の距離差による位相γと、2つのチャンネルのスピーカ出力時の位相差θMが含まれているため、
R2+2RLcosθ(γ+θM)+L2=M2
となる。この式は、加法定理より、
R2+2RLcosγcosθM−2RLsinγsinθM+L2=M2
と変形できる。
ここで、計算で求めたい項目は、各スピーカの出力音量R,Lと位相差θMの3つだが、位相差θMは、cosθMとsinθMから求めなければならないので、求めるための式は4つ必要になるが、本例では4本のマイクロフォン31〜34を使用するので、測定可能となる。
ここで4本のマイクロフォン31〜34で測定をした時の各値の関係式を考える。
まず位相差θMをθと置きなおす。
右チャンネル用スピーカ21Rから各マイクに入る音量の比を、右チャンネル測定用マイク32の音量を1として、
1:αL:αs1:αs2
とする。
左チャンネル用スピーカ21Lから各マイクに入る音量の比を、左チャンネル測定用マイク31の音量を1として、
βR:1:βs1:βs2
とする。
各マイクロフォン31〜34でのスピーカとマイクロフォン間の距離差による位相差を、γR・γL・γs1・γs2
とする。
両方のスピーカ21L,21Rを同時に鳴らしたときの、各マイクロフォン31〜34での出力値を、
MR・ML・Ms1・Ms2
とする。
まず位相差θMをθと置きなおす。
右チャンネル用スピーカ21Rから各マイクに入る音量の比を、右チャンネル測定用マイク32の音量を1として、
1:αL:αs1:αs2
とする。
左チャンネル用スピーカ21Lから各マイクに入る音量の比を、左チャンネル測定用マイク31の音量を1として、
βR:1:βs1:βs2
とする。
各マイクロフォン31〜34でのスピーカとマイクロフォン間の距離差による位相差を、γR・γL・γs1・γs2
とする。
両方のスピーカ21L,21Rを同時に鳴らしたときの、各マイクロフォン31〜34での出力値を、
MR・ML・Ms1・Ms2
とする。
このように設定することで、次の4つの式が得られる。
ここでα・β・γの各項目は、スピーカとマイクロフォンの位置関係が一定で周波数に変化が無ければ、定数と考えられる。よって上記式を簡略化して書くと全て、
A×R2+B×RLcosθ+C×RLsinθ+D×L2=M2
(但しA・B・C・Dは各式によって異なった定数)の形となり、この4元連立方程式を解いて、R2+RLcosθ・RLsinθ・L2=L2を求めることができる。
さらにこれからL・R・θを求めることができる。
A×R2+B×RLcosθ+C×RLsinθ+D×L2=M2
(但しA・B・C・Dは各式によって異なった定数)の形となり、この4元連立方程式を解いて、R2+RLcosθ・RLsinθ・L2=L2を求めることができる。
さらにこれからL・R・θを求めることができる。
この演算を行うには、あらかじめα・β・γを求めておく必要があるが、本例の場合には、既に説明した基準用音源からの音を使用した測定した処理で得られ、コンピュータ装置14内の記憶部に定数として格納されている。即ち、αは、右チャンネルのスピーカ21Rのみを鳴らして各マイクロフォン31〜34の出力比で求められる。βは、左チャンネルのスピーカ21Lのみを鳴らして各マイクロフォン31〜34の出力比で求められる。γは、入力信号の位相を基準として右チャンネルのスピーカ21Rと左チャンネルのスピーカ21Lをそれぞれ単独で鳴らしたときのマイクロフォン出力での位相をθR・θLとすると、
θR―θL=γ
で計算できる。
θR―θL=γ
で計算できる。
このようにしてコンピュータ装置14で計算できることで、2つのスピーカ21L,21Rに、測定用信号源11からの同一の特性のオーディオ信号を供給して、同時に同じ音を鳴らしても、それぞれのスピーカ21L,21Rの出力を分離して別々に測定できるため、スピーカ出力の正確な相対値を得ることができる。また、スピーカ出力のセパレーションの測定が可能になる。さらに、サラウンドなどの位相が変化することの測定が可能になる。
これらの測定が、2つのスピーカを同時に鳴らして行えるために、それぞれのスピーカに個別に測定用の信号を供給して測定を行う場合に比べて、迅速な測定が可能となる。
なお、ここまで説明した実施の形態では、テレビジョン受像機として1つの筐体内に内蔵された2つのスピーカの特性を測定する処理について説明したが、例えばステレオオーディオ再生システム用のスピーカ装置を測定する場合にも適用可能である。また、2つのスピーカで2チャンネルの再生を行うシステムに適用したが、2チャンネル以上のいわゆるマルチチャンネルの再生が可能なシステム用のスピーカの測定にも適用可能である。
11…測定用信号源、12…基準用音源、13…アナログ・デジタル変換器、14…コンピュータ装置、20…被測定用スピーカ、21L…左チャンネル用スピーカ、21R…右チャンネル用スピーカ、31,32,33,34…マイクロフォン
Claims (5)
- 所定間隔離れて配置された少なくとも左チャンネル用と右チャンネル用の2つのスピーカを備えてステレオ再生が可能な機器のスピーカ特性を測定するスピーカ特性測定システムにおいて、
前記左チャンネル用のスピーカの前に配置された第1のマイクロフォンと、
前記右チャンネル用のスピーカの前に配置された第2のマイクロフォンと、
前記第1及び第2のマイクロフォンの間に配置された第3及び第4のマイクロフォンと、
前記左チャンネル用のスピーカだけから信号を出力させた場合における前記各マイクロフォンの出力比と、前記右チャンネル用のスピーカだけから信号を出力させた場合における前記各マイクロフォンの出力比と、前記各出力比を測定した場合における出力位相差とを記憶して、その記憶された出力比及び出力位相差を定数として、前記両スピーカから同時に出力される音の前記各マイクロフォンの出力を所定の演算処理し、前記両スピーカの特性を得る演算処理部とを備えたことを特徴とする
スピーカ特性測定システム。 - 請求項1記載のスピーカ特性測定システムにおいて、
前記演算処理部での前記演算処理で得られる特性は、前記2つのスピーカの出力レベルの相対値であることを特徴とする
スピーカ特性測定システム。 - 請求項1記載のスピーカ特性測定システムにおいて、
前記演算処理部での前記演算処理で得られる特性は、前記2つのスピーカのチャンネルセパレーション特性であることを特徴とする
スピーカ特性測定システム。 - 請求項1記載のスピーカ特性測定システムにおいて、
前記演算処理部での前記演算処理で得られる特性は、前記2つのスピーカに供給した信号のサラウンド状態の変化による位相変化特性であることを特徴とする
スピーカ特性測定システム。 - 所定間隔離れて配置された少なくとも左チャンネル用と右チャンネル用の2つのスピーカを備えてステレオ再生が可能な機器のスピーカ特性を測定するスピーカ特性測定方法において、
前記左チャンネル用のスピーカの前に第1のマイクロフォンを配置し、
前記右チャンネル用のスピーカの前に第2のマイクロフォンを配置し、
前記第1及び第2のマイクロフォンの間に第3及び第4のマイクロフォンを配置し、
前記左チャンネル用のスピーカだけから信号を出力させた場合における前記各マイクロフォンの出力比と、前記右チャンネル用のスピーカだけから信号を出力させた場合における前記各マイクロフォンの出力比と、前記各出力比を測定した場合における出力位相差とを記憶して、その記憶された出力比及び出力位相差を定数として、前記両スピーカから同時に出力される音の前記各マイクロフォンの出力を所定の演算処理し、前記両スピーカの特性を得ることを特徴とする
スピーカ特性測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005130082A JP2006311107A (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | スピーカ特性測定システム及びスピーカ特性測定方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009147533A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Canon Inc | 撮像装置 |
JP2009147534A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Canon Inc | 撮像装置 |
JP2012227857A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-15 | Yamaha Corp | スピーカの自己診断装置 |
CN111970606A (zh) * | 2019-05-20 | 2020-11-20 | 宏碁股份有限公司 | 扬声器调整方法与使用此方法的电子装置 |
-
2005
- 2005-04-27 JP JP2005130082A patent/JP2006311107A/ja active Pending
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JP2009147534A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Canon Inc | 撮像装置 |
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CN111970606B (zh) * | 2019-05-20 | 2022-05-31 | 宏碁股份有限公司 | 扬声器调整方法与使用此方法的电子装置 |
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