JP2006307452A - 鉄道線路の分岐装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 鉄道線路の分岐部において、基本レールからトングレールへの車輪の乗り移りに際して発生する外乱に起因した輪軸の運動の発生を効果的に制御するとともに、車輪の乗り移り時に、車輪フランジがトングレールに接触しないようにしてトングレールの磨耗を防止する。
【解決手段】 一対の基本レール1a,1bを一対の直線レール2と一対の曲線レール3とに分岐させる分岐部において、一対の基本レールの内側に当接又は離間可能に配置されて車両の進行方向を切り替えるトングレール4a,4bを有する鉄道線路の分岐装置において、一対の基本レール1a,1bのうち曲線レール3に連結する側の基本レール1aを拡幅方向に折り曲げてトングレール先端のナイフエッジ面12に対応して拡幅化した軌間変化区間Lbを設け、該軌間変化区間に連なる曲線レールに軌間拡幅区間Dを設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】 一対の基本レール1a,1bを一対の直線レール2と一対の曲線レール3とに分岐させる分岐部において、一対の基本レールの内側に当接又は離間可能に配置されて車両の進行方向を切り替えるトングレール4a,4bを有する鉄道線路の分岐装置において、一対の基本レール1a,1bのうち曲線レール3に連結する側の基本レール1aを拡幅方向に折り曲げてトングレール先端のナイフエッジ面12に対応して拡幅化した軌間変化区間Lbを設け、該軌間変化区間に連なる曲線レールに軌間拡幅区間Dを設ける。
【選択図】 図1
Description
本発明は、トングレールの切換えによって基本レールから直線レール又は曲線レールに分岐させる分岐装置において、直線レールへの走行に際しては、基本レールからトングレールへの乗り移り時に左右車輪の接触半径のアンバランスの発生を低減するとともに、曲線レールへの乗り入れに際しては、スムーズな曲線走行を可能とした鉄道線路の分岐装置に関する。
鉄道線路の分岐装置は、車両の進行方向を切り替えるために地上に設置された装置で、その構成は、図6に示すように、大きく分けてポイント部X、リード部Y、クロッシング部Zから構成されている。ポイント部Xでは、基本レール01に対して左右トングレール04a,04bが当接又は離間位置に切り換え可能に配置されていて、車両の進行方向を矢印AからB又はCに切り替えている。トングレール04は、ナイフエッジ状に加工された1組の可動レールであり、一般的にはトングレール04とリードレール05とをポイント部Xの後端継ぎ目で継いだ構造となっている。
クロッシング部Zは、車輪のフランジが通る道筋(フランジウェイ)が交差する部分であり、分岐装置において列車の通過速度や脱線安全性に大きく影響する部分である。
クロッシング部Zは、車輪のフランジが通る道筋(フランジウェイ)が交差する部分であり、分岐装置において列車の通過速度や脱線安全性に大きく影響する部分である。
このトングレールを使った分岐装置として、例えば特許文献1(特開2003−261902号公報)には、基本レールに対して一対のトングレールを垂直方向に上下動可能に設け、一方のトングレールが上昇時には、他方が下降するように動作させて、車両の走行路を切り替え可能にした鉄道線路の分岐装置が開示されている。
また特許文献2(特開平7−127001号公報)には、熱処理加工等によってトングレールの耐摩耗性を向上させてもシェリング傷やきしみ割れ等が発生し難いようにした断面外形状としたトングレールが開示されている。
また特許文献2(特開平7−127001号公報)には、熱処理加工等によってトングレールの耐摩耗性を向上させてもシェリング傷やきしみ割れ等が発生し難いようにした断面外形状としたトングレールが開示されている。
図7は従来の分岐装置の平面図を示し、(a)は直線走行時、(b)は曲線走行時を示す。図において、011は、フランジFを有する一対の車輪Wを備えた輪軸であり、基本レール01を矢印A方向から走行し、直線レール02を矢印B方向に直進するか、あるいは曲線レール03を矢印C方向に走行する。tは、車輪の踏面Waとレールとの接触点Tを結ぶ接触線であり、Laは内軌側で車輪Wが基本レール01からトングレール04に乗り移る区間を示し、乗り移り区間Laにおいて接触線tは、図示のとおり拡幅方向に変向する。
図7において、列車が直線レール02を走行するときも、曲線レール03側に分岐するときも基本レール01からトングレール04への車輪の乗り移りが起こり、このとき車輪とレールとの接触位置に注目すると、図8に示すように、車輪Wの踏面Waとレールの接触点Tでは乗り移りによって、線路と直角方向への急激な接触点Tの移動が起こる。
この接触点Tの移動によって左右の車輪Wで接触半径(車輪回転半径)に差が生じ、この接触半径差によって、接触半径の大きい方の車輪は接触半径の小さい方の車輪より多く進もうとするので、曲線レール通過の場合にはよいが、直線レールを走行する場合には車輪の運動に外乱として作用力を発生させる。
この接触点Tの移動によって左右の車輪Wで接触半径(車輪回転半径)に差が生じ、この接触半径差によって、接触半径の大きい方の車輪は接触半径の小さい方の車輪より多く進もうとするので、曲線レール通過の場合にはよいが、直線レールを走行する場合には車輪の運動に外乱として作用力を発生させる。
車両が曲線レールを通過するとき、車輪がレールに与える左右方向の力である横圧を小さくし、スムーズに車両が旋回していけるためには、図9に示すように、曲線レールの外側車輪が内側車輪よりレール長さの違い分だけ沢山進み、輪軸のアタック角(曲線半径方向と輪軸とのなす角度)が0となり、車輪が曲線接線方向に向くことが望ましい。そのためには曲線での輪軸の左右可動変位y(車輪のフランジFがレールに当たるまでの距離)の範囲内で左右車輪の半径比が外軌及び内軌のレール長さ比に等しくなればよい。
この関係より、車輪踏面勾配γは図中に示した式で与えられる値以上でなければならない。ただし、γは大きくしすぎると、蛇行動安定性が低下してしまうので、適当な勾配とすることになる。
なおRcは曲線レールの曲率半径、r0は車輪の平均半径、d0は軌道間距離の1/2を示す。
この関係より、車輪踏面勾配γは図中に示した式で与えられる値以上でなければならない。ただし、γは大きくしすぎると、蛇行動安定性が低下してしまうので、適当な勾配とすることになる。
なおRcは曲線レールの曲率半径、r0は車輪の平均半径、d0は軌道間距離の1/2を示す。
また従来の分岐装置には、車両を曲線レールをスムーズに車両を通過させる目的で、内軌側の軌間を拡幅(スラックと呼ばれている)させているものがある。固定された車軸間隔に対し曲線レールでは軌間を広げないと車輪がスムーズに通過することができない。この軌間の拡幅をスラック(slack)という。
スラックを有する従来の分岐装置を図10により説明する。図10において、フランジFを有する一対の車輪Wを備えた輪軸011は、矢印A方向から走行し、直線レールを矢印B方向に直進するか、あるいは曲線レールを矢印C方向に走行する。
スラックを有する従来の分岐装置を図10により説明する。図10において、フランジFを有する一対の車輪Wを備えた輪軸011は、矢印A方向から走行し、直線レールを矢印B方向に直進するか、あるいは曲線レールを矢印C方向に走行する。
左右トングレール04a,04bのうち左側トングレール04aの先端部は、車両が曲線レールを矢印C方向に向かう場合曲線レールをスムーズに通過させる目的で左側基本レール01に向けて拡幅する方向に曲がった曲がり部04cを有し、このため基本レール01aからトングレール04aに乗り移る位置にスラックSが形成される。
しかしながらこの構成では、輪軸011が直線レールを矢印B方向に走行する場合、車両WのフランジFがトングレール04a側に寄り易い構造になっている。
しかしながらこの構成では、輪軸011が直線レールを矢印B方向に走行する場合、車両WのフランジFがトングレール04a側に寄り易い構造になっている。
このように従来の分岐装置においては、基本レール01からトングレール04へ車輪が乗り移る際に、図8に示すように、車輪Wの踏面Waとレールの接触点Tの線路と直角方向への急激な移動が起こり、これが左右車輪の接触半径のアンバランスを生じさせ、これが車輪の運動に外乱として作用力を発生させて車輪に横方向の運動を生じさせ、この横方向の運動が車体に伝播して車体に振動を起こさせる。次にこのメカニズムを説明する。
鉄道車両には、高速になるといきなり車体や台車が激しく左右に揺れ始める蛇行動と呼ばれる自励振動による不安定現象がある。蛇行動が生じる基本的な要因は、車輪踏面Waに勾配γが付いていることである。輪軸のみがレール上をゆっくりと転がっていく場合を考えてみると、図11に示すように、輪軸が左右に動くと踏面に勾配があるため、左右の車輪に半径差ができる。その結果輪軸の向きが変わり、車輪は右へ、左へ一定の振幅で蛇行する。
元の状態へ戻るまでに輪軸が進む距離を蛇行動の波長S1と呼んでおり、図11中に記載した式で与えられる。車輪踏面勾配γが小さく、左右レール間距離2dn(正確には左右車輪接触点間隔)、車輪半径r0が大きいと、蛇行動波長S1は大きくなることがわかる。図中、θ3は車輪踏面と輪軸線とのなす角度である。
実際の台車に組み込まれた輪軸がある速度で走行するときには、輪軸にはさらに慣性力や軸ばねからの力、車輪やレール面に働くクリープ力などが加わり、その結果、速度が増していき蛇行動限界速度になると、この輪軸の蛇行の振幅が増加していくようになり、車輪のフランジが激しくレールに衝突するようになる。
実際の台車に組み込まれた輪軸がある速度で走行するときには、輪軸にはさらに慣性力や軸ばねからの力、車輪やレール面に働くクリープ力などが加わり、その結果、速度が増していき蛇行動限界速度になると、この輪軸の蛇行の振幅が増加していくようになり、車輪のフランジが激しくレールに衝突するようになる。
また図10のように、基本レール01とトングレール04との接触部にスラックSを設けた場合には、車両が直線レールを走行する場合、車輪フランジFがトングレール04に接触しやすくなることから、トングレールが磨耗し易いという問題があった。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、鉄道線路の分岐部において、基本レールからトングレールへの車輪の乗り移りに際して発生する外乱による作用力を極力低減させるとともに、基本レールからトングレールへの車輪の乗り移り時に、車輪フランジがトングレールに接触しないようにしてトングレールの磨耗を防止することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明の第1の分岐装置は、
一対の基本レールの内側に該基本レールに当接又は離間可能に配置されて車両の進行方向を切り替えるトングレールを有するポイント部と、
前記トングレールに連結されたリードレールを有するリード部と、
前記直線レールと曲線レールとが交差するクロッシング部からなり、前記一対の基本レールを一対の直線レールと一対の曲線レールとに分岐させる鉄道線路の分岐装置において、
前記ポイント部において前記一対の基本レールのうち前記曲線レールに連結する側の基本レールを折り曲げてトングレール先端のナイフエッジ部に対応して拡幅化した軌間変化区間を設け、
該軌間変化区間に連なる前記曲線レールに軌間拡幅区間を設けたことを特徴とする。
一対の基本レールの内側に該基本レールに当接又は離間可能に配置されて車両の進行方向を切り替えるトングレールを有するポイント部と、
前記トングレールに連結されたリードレールを有するリード部と、
前記直線レールと曲線レールとが交差するクロッシング部からなり、前記一対の基本レールを一対の直線レールと一対の曲線レールとに分岐させる鉄道線路の分岐装置において、
前記ポイント部において前記一対の基本レールのうち前記曲線レールに連結する側の基本レールを折り曲げてトングレール先端のナイフエッジ部に対応して拡幅化した軌間変化区間を設け、
該軌間変化区間に連なる前記曲線レールに軌間拡幅区間を設けたことを特徴とする。
本発明の前記第1の分岐装置においては、基本レールに前記軌間変化区間を設け、瞬時に基本レールからトングレールへの乗り移りを瞬時に行なうことで、車輪踏面とレールとの接触点の急激な移動により外乱の作用時間を短くし、車輪が外乱に応答する前に車輪を乗り移りさせる。
即ちトングレール先端のナイフエッジ部で、基本レールに拡幅方向に折れ曲がる短区間の前記軌間変化区間を設けることで、車輪が基本レールからトングレールに乗り移るまでの距離を短縮し、外乱の作用時間を短くし、車輪が外乱に応答する前に車輪を乗り移りさせることで、外乱による運動の発生を効果的に制御することができる。
即ちトングレール先端のナイフエッジ部で、基本レールに拡幅方向に折れ曲がる短区間の前記軌間変化区間を設けることで、車輪が基本レールからトングレールに乗り移るまでの距離を短縮し、外乱の作用時間を短くし、車輪が外乱に応答する前に車輪を乗り移りさせることで、外乱による運動の発生を効果的に制御することができる。
前記第1の分岐装置では、従来のトングレールに比べてトングレールのナイフエッジ状の先端部分を短くし、先端の幅を太くすることが可能になるので、強度的にも強くなり、磨耗による交換周期も長くなる。
また曲線側を走行する場合には、従来のスラックなしに比べて内軌側にスラックが付くことになるので、左右車輪の接触半径差が大きく取れ、そのため曲線レールの通過を円滑に行なうことができる。
スラックの大きさは、曲線レールの曲率半径が小さく、車軸間隔が大きいほど大きく取る必要があるが、分岐装置の構造によっても異なり、通常2〜25mmとする。
また曲線側を走行する場合には、従来のスラックなしに比べて内軌側にスラックが付くことになるので、左右車輪の接触半径差が大きく取れ、そのため曲線レールの通過を円滑に行なうことができる。
スラックの大きさは、曲線レールの曲率半径が小さく、車軸間隔が大きいほど大きく取る必要があるが、分岐装置の構造によっても異なり、通常2〜25mmとする。
次に本発明の第2の分岐装置は、
一対の基本レールの内側に該基本レールに当接又は離間可能に配置されて車両の進行方向を切り替えるトングレールを有するポイント部と、
前記トングレールに連結されたリードレールを有するリード部と、
前記直線レールと曲線レールとが交差するクロッシング部からなり、前記一対の基本レールを一対の直線レールと一対の曲線レールとに分岐させる鉄道線路の分岐装置において、
前記ポイント部において前記トングレールが前記一対の基本レールを前記一対の直線レールに接続するように配置されたときに接続部において車輪とレールとの接触点が拡幅方向に左右対称となるように構成したことを特徴とする。
一対の基本レールの内側に該基本レールに当接又は離間可能に配置されて車両の進行方向を切り替えるトングレールを有するポイント部と、
前記トングレールに連結されたリードレールを有するリード部と、
前記直線レールと曲線レールとが交差するクロッシング部からなり、前記一対の基本レールを一対の直線レールと一対の曲線レールとに分岐させる鉄道線路の分岐装置において、
前記ポイント部において前記トングレールが前記一対の基本レールを前記一対の直線レールに接続するように配置されたときに接続部において車輪とレールとの接触点が拡幅方向に左右対称となるように構成したことを特徴とする。
本発明の第2の分岐装置は、トングレールが基本レールを直線レールに接続するように配置されたときに接続部において車輪とルールとの接触点が拡幅方向に左右対称となるように構成したことで、車両が直線レールを通過する時、車輪が左右一対の基本レールからトングレールに乗り移ることにより発生する左右車輪の接触半径差をキャンセルするようにしたものである。
これによって車輪が分岐部において直線レールを走行する場合、基本レールからトングレールへの乗り移り時に左右車輪の接触半径差に起因した蛇行動の発生を防止するものである。
これによって車輪が分岐部において直線レールを走行する場合、基本レールからトングレールへの乗り移り時に左右車輪の接触半径差に起因した蛇行動の発生を防止するものである。
前記第2の分岐装置において、好ましくは、前記軌間変化区間及び前記軌間拡幅区間を設けるようにする。これによって車輪が基本レールからトングレールに乗り移るまでの距離を短縮し、外乱の作用時間を短くし、車輪が外乱に応答する前に車輪を乗り移りさせることで、外乱に起因した横方向の運動の発生を起こさないようにする。
また本発明の第3の分岐装置は、
一対の基本レールの内側に該基本レールに当接又は離間可能に配置されて車両の進行方向を切り替えるトングレールを有するポイント部と、
前記トングレールに連結されたリードレールを有するリード部と、
前記直線レールと曲線レールとが交差するクロッシング部からなり、前記一対の基本レールを一対の直線レールと一対の曲線レールとに分岐させる鉄道線路の分岐装置において、
前記ポイント部において前記一対の基本レールのうち前記曲線レールに連結する側の基本レールと前記トングレールとの接触位置を他方の基本レールとトングレールとの接触位置より車両走行方向上流側に位置させることにより拡幅化した軌間変化区間を設け、
該軌間変化区間に連なる前記曲線レールに軌間拡幅区間を設けたことを特徴とする。
一対の基本レールの内側に該基本レールに当接又は離間可能に配置されて車両の進行方向を切り替えるトングレールを有するポイント部と、
前記トングレールに連結されたリードレールを有するリード部と、
前記直線レールと曲線レールとが交差するクロッシング部からなり、前記一対の基本レールを一対の直線レールと一対の曲線レールとに分岐させる鉄道線路の分岐装置において、
前記ポイント部において前記一対の基本レールのうち前記曲線レールに連結する側の基本レールと前記トングレールとの接触位置を他方の基本レールとトングレールとの接触位置より車両走行方向上流側に位置させることにより拡幅化した軌間変化区間を設け、
該軌間変化区間に連なる前記曲線レールに軌間拡幅区間を設けたことを特徴とする。
本発明の第3の分岐装置においては、一対の基本レールのうち曲線レールに連結する側の基本レールとトングレールとの接触位置を他方の基本レールとトングレールとの接触位置より車両走行方向上流側に位置させることにより拡幅化した軌間変化区間を設けたもので、軌間変化区間及び軌間拡幅区間を設置する一手段を提案するものである。この第3の分岐装置によれば、第1の分岐装置にように折れ曲げ部を形成することなく、前記軌間変化区間及び軌間拡幅区間を設けることができる。
本発明の第1又は第3の分岐装置において、好ましくは、前記軌間変化区間を車両の車輪蛇行動波長より小さくするようにする。これによって基本レールからトングレールに乗り移る際に左右のレールの接触点Tの横走行移動によって生じる外乱の波長をレール及び車輪固有の蛇行動波長S1といった運動しやすい波長以下にして、車輪の運動を効果的に防止することができる。
蛇行動波長S1は次の式で表される。
蛇行動波長S1は次の式で表される。
本発明の第1の分岐装置によれば、一対の基本レールのうち曲線レールに連結する側の基本レールを折り曲げてトングレール先端のナイフエッジ部に対応して拡幅化した軌間変化区間を設け、該軌間変化区間に連なる前記曲線レールに軌間拡幅区間を設けたことにより、瞬時に基本レールからトングレールへ乗り移りさせることで、車輪に作用する外乱の作用時間を短くし、外乱に起因したレールに対する横方向の運動の発生を抑制することができる。
また本発明の第2の分岐装置によれば、トングレールが一対の基本レールを一対の直線レールに接続するように配置されたときに接続部において車輪とレールとの接触点が拡幅方向に左右対称となるように構成したことにより、車両が直線レールを通過する時、車輪が左右一対の基本レールからトングレールに乗り移ることにより発生する左右車輪の接触半径差をキャンセルすることができ、これによって車輪が分岐部において直線レールを走行する場合、これによって左右車輪の接触半径差に起因した蛇行動の発生を防止することができる。
また本発明の第3の分岐装置は、一対の基本レールのうち曲線レールに連結する側の基本レールとトングレールとの接触位置を他方の基本レールとトングレールとの接触位置より車両走行方向上流側に位置させることにより拡幅化した軌間変化区間を設け、該軌間変化区間に連なる前記曲線レールに軌間拡幅区間を設けたことにより、外乱抑制作用を有する前記軌間変化区間を設けるとともに、該軌間変化区間に連なる前記曲線レールに軌間拡幅区間を設けて、曲線レールへの乗り移り後曲線レールでの走行を円滑に行なうことができるとともに、軌間変化区間の設置が容易になる。
また第1又は第2の分岐装置において、好ましくは、軌間変化区間を車両の車輪蛇行動波長より小さくしたことにより、分岐部における左右車輪の接触半径差に起因した蛇行動を効果的に防止することができる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、本発明の第1分岐装置の第1実施例を示ず平面図であり、(a)は直線走行時、(b)は曲線走行時を示す。
図1は、本発明の第1分岐装置の第1実施例を示ず平面図であり、(a)は直線走行時、(b)は曲線走行時を示す。
図1において、輪軸11は矢印A方向から走行し、分岐部においてトングレール4の切換えによって直線レール2を走行する矢印B方向、又は曲線レール3を走行する矢印C方向に走行する。
なおトングレール4は、ポイント転換制御指令によって作動する従来公知の転轍機等(図示略)によって駆動される。内軌側基本レール1aは、内軌道側トングレール4aの先端ナイフエッジ面12に当接されるべくナイフエッジ面12に対応して拡幅方向に折り曲げられた軌間変化区間Lbと、軌間変化区間Lbに連なる軌間拡幅区間Dを有する。
なおトングレール4は、ポイント転換制御指令によって作動する従来公知の転轍機等(図示略)によって駆動される。内軌側基本レール1aは、内軌道側トングレール4aの先端ナイフエッジ面12に当接されるべくナイフエッジ面12に対応して拡幅方向に折り曲げられた軌間変化区間Lbと、軌間変化区間Lbに連なる軌間拡幅区間Dを有する。
軌間変化区間Lbは、図11で示す式で算出され本第1実施例のレール及び車輪等がもつ固有の蛇行動波長S1より小さく設定されている。また軌間変化区間Lbに連なる軌間拡幅区間Dにおいて、レール間隔が通常のレール間隔よりも所定幅拡幅されている。また車輪Wには所定の車輪踏面勾配γが付けられている。
かかる構成の第1実施例において、基本レール1からトングレール4への乗り移り部においてレール及び車輪等がもつ固有の蛇行動波長S1より短区間の軌間変化区間Lb及び軌間変化区間Lbに連なる軌間拡幅区間Dが設けられているので、基本レール1からトングレール4への車輪の乗り移りが瞬時に行なわれ、乗り移り時の車輪とレールとの接触点の移動に起因した外乱による運動の発生を抑制することができる。
即ち作用力が車輪に作用する時間を短くして、車輪が作用力に応答する前に通過させることにより、外乱による運動の発生を効果的に抑制することができる。
即ち作用力が車輪に作用する時間を短くして、車輪が作用力に応答する前に通過させることにより、外乱による運動の発生を効果的に抑制することができる。
また曲線レール側への走行に際しては、軌間拡幅区間Dを設けているので、左右レール間で車輪半径に差が生じ、そのため曲線部をスムーズに走行することができる。
また直線レール側への走行に際しては、図10示す従来のスラック付き分岐装置のように、トングレール先端部に内軌側に曲がる曲がり部04cがないので、車輪フランジFがトングレールに接触して摩耗するという不具合が生じない。
また直線レール側への走行に際しては、図10示す従来のスラック付き分岐装置のように、トングレール先端部に内軌側に曲がる曲がり部04cがないので、車輪フランジFがトングレールに接触して摩耗するという不具合が生じない。
次に本発明の第2実施例を図2に基づいて説明する。図2は第2実施例の平面図である。図において、車輪Wが内軌側基本レール1aから内軌側トングレール4aに乗り移る乗り移り区間Lbにおいて、外軌側基本レール1bを同一長さの乗り移り区間Lbを有する別体の継ぎ目レール13に接続することにより、車両が矢印B方向に走行する場合、左右レールにおいて車輪Wとレールとの接触線tが拡幅方向に左右対称となるように構成している。
また車輪Wには所定の車輪踏面勾配γが付けられている。なお第2実施例においては、前記第1実施例のように軌間変化区間Lb及び軌間拡幅区間Dは設けていない。
また車輪Wには所定の車輪踏面勾配γが付けられている。なお第2実施例においては、前記第1実施例のように軌間変化区間Lb及び軌間拡幅区間Dは設けていない。
かかる第2実施例によれば、輪軸11が直線レールを通過する時、輪軸11が左右一対の基本レール1a,1bからトングレール4a及び継ぎ目レール20に乗り移ることにより発生する左右車輪の接触半径差をキャンセルすることができ、これによって輪軸の運動の発生を効果的に制御することができる。
次に本発明の第3実施例を図3に基づいて説明する。図3は第3実施例の平面図である。図3において、外軌側基本レール1bが分岐部において継ぎ目レール20に接続されているのは第2実施例と同一であるが、第3実施例では、前記第1実施例のように、車輪及びレール等がもつ固有の蛇行動波長S1よりも短区間の軌間変化区間Lb及び軌間変化区間Lbに連なる軌間拡幅区間Dを備えている。その他の構成は第1実施例と同一である。
かかる第3実施例によれば、前記第2実施例と同様に、輪軸11が左右一対の基本レール1a,1bからトングレール4a及び継ぎ目レール20に乗り移ることにより発生する左右車輪の接触半径差をキャンセルすることができ、これによって車輪の蛇行動を発生させないようにすることができるとともに、前記第1実施例のように、車輪及びレール等がもつ固有の蛇行動波長S1よりも短区間の軌間変化区間Lb及び軌間変化区間Lbに連なる軌間拡幅区間Dを備えているので、基本レール1a及び1bからトングレール4及び継ぎ目レール20への車輪の乗り移りが瞬時に行なわれ、これによって発生する外乱による作用力を極力低減させることができ、輪軸の運動の発生を効果的に制御することができる。
次に本発明の第4実施例を図4に基づいて説明する、図4は第4実施例の平面図であり、(a)は直線レール走行時、(b)は曲線レール走行時を示す。図において、内軌側トングレール4aが外軌側トングレール4bより輪軸11の走行上流側に配置されており、それによって内軌側トングレール4aの外側面に沿って内軌側基本レール1が配置されることによって、基本レール1からトングレール4への乗り移り部において内軌側基本レール1aにレール及び車輪等がもつ固有の蛇行動波長S1より短区間の軌間変化区間Lb及び軌間拡幅区間Dが設けられている。その他の構成は第1実施例と同一である。
それによって基本レール1からトングレール4への車輪の乗り移りが瞬時に行なわれ、これによって発生する外乱による蛇行動の発生を防止することができる。
また軌間変化区間Lb及び軌間拡幅区間Dの形成が容易になり、内軌側基本レール1aに折り曲げ部を形成する必要がないため、前記第1実施例に比べて車輪Wをよりスムーズに走行させることができる。
また軌間変化区間Lb及び軌間拡幅区間Dの形成が容易になり、内軌側基本レール1aに折り曲げ部を形成する必要がないため、前記第1実施例に比べて車輪Wをよりスムーズに走行させることができる。
次に本発明の第5実施例を図5に基づいて説明する。図5は、第5実施例の平面図であり、(a)は直線レール走行時、(b)は曲線レール走行時を示す。
図において、内軌側の両基本レール1aのトングレール4aとの接触部には、前記第1実施例と同様に折れ曲がり部13が設けられて、内軌側ナイフエッジ面12に平行に接触する面を形成している。同様に外軌側基本レール1bにも折れ曲がり部13が形成されて、継ぎ目レール20の斜めカット面12に平行に接触する面を形成している。
これによって両基本レール1a,1bからトングレール4a及び継ぎ目レール20への乗り移り部の車輪とレールとの接触線tは拡幅方向に左右対称となっている。
図において、内軌側の両基本レール1aのトングレール4aとの接触部には、前記第1実施例と同様に折れ曲がり部13が設けられて、内軌側ナイフエッジ面12に平行に接触する面を形成している。同様に外軌側基本レール1bにも折れ曲がり部13が形成されて、継ぎ目レール20の斜めカット面12に平行に接触する面を形成している。
これによって両基本レール1a,1bからトングレール4a及び継ぎ目レール20への乗り移り部の車輪とレールとの接触線tは拡幅方向に左右対称となっている。
また内軌側トングレール4aは、外軌側トングレール4bよりも車両走行方向上流側に配置され、内軌側基本レール1aの折れ曲がり部13には、前記第1実施例と同様に、レール及び車輪等がもつ固有の蛇行動波長S1より短区間の軌間変化区間Lb及び軌間変化区間Lbに連なる軌間拡幅区間Dが設けられている。
かかる第5実施例の構成によれば、両基本レール1a,1bからトングレール4a及び継ぎ目レール20への乗り移り部の車輪とレールとの接触線tは拡幅方向に左右対称となっているので、輪軸11が左右一対の基本レール1a,1bからトングレール4a及び継ぎ目レール20に乗り移ることにより発生する左右車輪の接触半径差をキャンセルすることができ、これによって車輪の蛇行動を発生させないようにすることができる。
また内軌道側基本レール1aに車輪及びレール等がもつ固有の蛇行動波長S1よりも短区間の軌間変化区間Lb及び軌間変化区間Lbに連なる軌間拡幅区間Dを備えているので、曲線レール3を走行する場合、車輪半径差が生じるので、曲線レールでの走行がスムーズになるとともに、直線レール2を走行する場合は、基本レール1a及び1bから内軌側トングレール4a及び継ぎ目レール20への車輪の乗り移りが瞬時に行なわれ、これによって発生する外乱による作用力を極力低減させることができ、これに起因した蛇行動の発生を防止することができる。
本発明によれば、鉄道線路の分岐装置において、基本レールからトングレールへの乗り移り時に左右車輪の接触半径差に起因した蛇行動を起こさず、かつ曲線レールへの走行を円滑に行なうことができる分岐装置を実現したものであり、広く適用されて有益である。
01,01a,01b,1a,1b 基本レール
02,2 直線レール
03,3 曲線レール
04,04a,04b トングレール
04c 曲がり部
011,11 輪軸
12 斜めカット面
13 折れ曲がり部
20 継ぎ目レール
La 乗り移り区間
Lb 軌間変化区間
D 軌間拡幅区間
F フランジ
W 車輪
Wa 車輪踏面
T 接触点
t 接触線
r0 車輪平均半径
S1 蛇行動波長
θ1 クロッシング角
θ2 輪軸アタック角
θ3 車輪踏面と輪軸との角度
γ 車輪踏面勾配
02,2 直線レール
03,3 曲線レール
04,04a,04b トングレール
04c 曲がり部
011,11 輪軸
12 斜めカット面
13 折れ曲がり部
20 継ぎ目レール
La 乗り移り区間
Lb 軌間変化区間
D 軌間拡幅区間
F フランジ
W 車輪
Wa 車輪踏面
T 接触点
t 接触線
r0 車輪平均半径
S1 蛇行動波長
θ1 クロッシング角
θ2 輪軸アタック角
θ3 車輪踏面と輪軸との角度
γ 車輪踏面勾配
Claims (5)
- 一対の基本レールの内側に該基本レールに当接又は離間可能に配置されて車両の進行方向を切り替えるトングレールを有するポイント部と、
前記トングレールに連結されたリードレールを有するリード部と、
前記直線レールと曲線レールとが交差するクロッシング部からなり、前記一対の基本レールを一対の直線レールと一対の曲線レールとに分岐させる鉄道線路の分岐装置において、
前記ポイント部において前記一対の基本レールのうち前記曲線レールに連結する側の基本レールを拡幅方向に折り曲げてトングレール先端のナイフエッジ部に対応して拡幅化した軌間変化区間を設け、
該軌間変化区間に連なる前記曲線レールに軌間拡幅区間を設けたことを特徴とする鉄道線路の分岐装置。 - 一対の基本レールの内側に該基本レールに当接又は離間可能に配置されて車両の進行方向を切り替えるトングレールを有するポイント部と、
前記トングレールに連結されたリードレールを有するリード部と、
前記直線レールと曲線レールとが交差するクロッシング部からなり、前記一対の基本レールを一対の直線レールと一対の曲線レールとに分岐させる鉄道線路の分岐装置において、
前記ポイント部において前記トングレールが前記一対の基本レールを前記一対の直線レールに接続するように配置されたときに接続部において車輪とルールとの接触点が拡幅方向に左右対称となるように構成したことを特徴とする鉄道線路の分岐装置。 - 前記軌間変化区間及び前記軌間拡幅区間を設けたことを特徴とする請求項2記載の鉄道線路の分岐装置。
- 一対の基本レールの内側に該基本レールに当接又は離間可能に配置されて車両の進行方向を切り替えるトングレールを有するポイント部と、
前記トングレールに連結されたリードレールを有するリード部と、
前記直線レールと曲線レールとが交差するクロッシング部からなり、前記一対の基本レールを一対の直線レールと一対の曲線レールとに分岐させる鉄道線路の分岐装置において、
前記ポイント部において前記一対の基本レールのうち前記曲線レールに連結する側の基本レールと前記トングレールとの接触位置を他方の基本レールとトングレールとの接触位置より車両走行方向上流側に位置させることにより拡幅化した軌間変化区間を設け、
該軌間変化区間に連なる前記曲線レールに軌間拡幅区間を設けたことを特徴とする鉄道線路の分岐装置。 - 前記軌間変化区間を車両の車輪蛇行動波長より小さくしたことを特徴とする請求項1又は4記載の鉄道線路の分岐装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005128279A JP2006307452A (ja) | 2005-04-26 | 2005-04-26 | 鉄道線路の分岐装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005128279A JP2006307452A (ja) | 2005-04-26 | 2005-04-26 | 鉄道線路の分岐装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006307452A true JP2006307452A (ja) | 2006-11-09 |
Family
ID=37474649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005128279A Withdrawn JP2006307452A (ja) | 2005-04-26 | 2005-04-26 | 鉄道線路の分岐装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006307452A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101192661B1 (ko) | 2010-12-01 | 2012-10-19 | 한국철도기술연구원 | 선로 분기 시스템 |
KR101523448B1 (ko) * | 2011-02-23 | 2015-05-27 | 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 | 분기 장치 및 궤도계 교통 시스템 |
CN107675566A (zh) * | 2017-08-24 | 2018-02-09 | 中铁宝桥集团有限公司 | 一种直线尖轨结构设计方法及直线尖轨 |
CN110106746A (zh) * | 2019-04-22 | 2019-08-09 | 中国铁道科学研究院集团有限公司铁道建筑研究所 | 护轨装置及具有其的轨道系统 |
-
2005
- 2005-04-26 JP JP2005128279A patent/JP2006307452A/ja not_active Withdrawn
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