JP2006306875A - 不織布ウエブを含む美容装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水に濡れても壊れにくく、ドレーンに流される固体物質の量を抑制してパイプが詰まってしまうような配管の問題を最小限にした美容装置を提供すること。
【解決手段】美容装置であって、固体または半固体の美容組成物および単一体の不織布ウエブを含む。この美容装置を消費者が使用する際、不織布ウエブが美容組成物の表面に食い込んで美容装置に不連続な表面が形成される。美容組成物は、クレンジング組成物とすることができる。
【選択図】なし

Description

開示の内容
〔発明の背景〕
皮膚に様々な恩恵を与えるために、多年に亘って美容用バー(cosmetic bars)が用いられてきた。ココアバターなどの成分を含む美容用バーは、皮膚に潤いを与えたり、皮膚を保護したりするために用いられる。従来は、石鹸や保湿剤を含むバーが、皮膚のクレンジングおよびコンディショニングに用いられていた。このようなバーには、クレンジングやコンディショニングに関連したいくつかの問題がある。具体的には、このようなバーの1つの問題は、濡れると非常に滑りやすいことである。クレンジングバーは、シャワーや入浴での使用中に消費者の手から滑り落ちやすい。したがって、消費者は、シャワー室の床からクレンジングバーを拾うために屈んだり、膝を曲げたりしなければならない。
加えて、石鹸をタオルやスポンジに塗るのは厄介である。なぜなら、2つの分離可能な物品を用いるが、一方の製品は濡れると極端に滑りやすく、使用者の手から簡単に滑り落ちるためである。石鹸をタオルで包み込むのは一時的な解決策であるが、完全に満足できるものではない。同様に、石鹸のバーを受容する袋をスポンジに設けることにより、1回使用すると、スポンジが常に石鹸で満たされてぬるぬるするようになる。タオルの2つの層の間に石鹸のバーを縫い込むと、同様に、使用後に常にぬるぬるするようになる。
他者が、美容用またはクレンジング用のバーの寿命を延ばそうとしたが、小さい薄片になったときに通常は脆くなってしまう。このような薄片は、脆く、取扱いが困難になる場合が多い。このような問題を解決するために、毛髪、スポンジ、および繊維などを含めることができる。このような開示の例が、米国特許第681,324号、同第389,296号、同第488,393号、および同第5,221,506号に記載されている。
洗浄補助剤として研磨粒子を含む皮膚クレンジング用組成物が、当分野でよく知られている。例えば、LOOFAH角質除去石鹸が、アース・セラピューティックス社(Earth Therapeutics)から石鹸バーとして市販されている。この石鹸バーには、細断されたヘチマやパフの小さな粒子が全体に分散されている。別の角質除去剤が、言及することを以ってその開示内容の全てを本明細書の一部とする米国特許第6,818,603号に開示されている。
上記の開示では、十分なクレンジング能力、耐久性、掴みやすさ、製造のしやすさ、泡立ちやすさ、および角質除去能力を有する美容またはクレンジング装置を提供することができない。したがって、入浴またはシャワーの際の使用に適した、取扱いが容易で効率的、そして快適な美容装置が要望されている。本発明は、水に濡れても壊れにくく、ドレーンに流される固体物質の量を抑制してパイプが詰まってしまうような配管の問題を最小限にした美容装置を提供する。
〔発明の概要〕
本発明は、単一体の不織布ウエブを備えた固体または半固体の美容組成物を含む美容装置を提供する。この装置は、使用中に、不織布ウエブが美容組成物の表面に食い込んで美容装置に不連続な表面が形成される。
本発明はまた、美容装置の製造方法を提供する。この方法は、(a)不織布ウエブを型の中に入れるステップと、(b)美容組成物が不織布ウエブを満たすように流動性の美容組成物を型に移すステップと、(c)満たされた不織布ウエブを冷却して、使用中に不織布ウエブによって不連続な表面が形成される固体または半固体のバーにするステップと、を含む。
〔詳細な説明〕
ここで用いる語「美容」は、人体の皮膚に塗ることができるコンディショニング、保湿剤、クレンジング、または他のあらゆるトリートメントを含むものとする。したがって、美容装置を用いて、皮膚にこのようなトリートメントを送達することができる。
美容装置は、固体または半固体の美容組成物および単一体の不織布ウエブを含む。
美容組成物
美容組成物は、例えば、保湿組成物、クレンジング組成物、または皮膚に有益なあらゆる組成物から選択することができる。
一実施形態では、美容組成物はクレンジング組成物である。好適なクレンジング組成物は、室温で固体または半固体である。有用なクレンジング組成物の例として、限定するものではないが、グリセリン石鹸、合成洗剤、およびこれらの混合物を含む脂肪酸石鹸を挙げることができる。クレンジング組成物は、言及することを以ってその開示内容の全てを本明細書の一部とする「1990年代の石鹸技術(Soap Technology for the 1990's)」に詳細に記載されている。加熱したときに流動性が高い、すなわち高温で注入できるクレンジング組成物が理想的である。
本発明の一実施形態では、クレンジング組成物はグリセリン石鹸を含む。本発明に有用なグリセリン石鹸の例が、限定するものではないが、言及することを以ってその開示内容の全てを本明細書の一部とする米国特許第4,405,492号および同第4,879,063号に開示されている。
好適な脂肪酸石鹸の例として、鎖長が約10〜22の炭化水素(カルボキシル炭素(carboxyl carbon)を含む)に由来し、飽和または不飽和とすることができる石鹸を挙げることができる。このような石鹸は、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、トリエタノールアンモニウム塩(triethanolammonium salt)、およびこれらの混合物とすることができる。
好適な合成洗剤には、目的に適した当分野で周知の洗剤が含まれる。個人用クレンジングに有用な洗剤の例として、純粋な鎖長の変異体とすることができるイセチオン酸塩(isethionates)、サルコシン酸塩(sarcosinates)、およびグリセリルエーテルスルホン酸塩(glyceryl ether sulfonates)、またはココナッツ油などの市販の油に由来する洗剤を挙げることができる。
様々な他の洗剤も本発明に適している。このような洗剤には、陰イオンアシルサルコシン酸塩(anionic acyl sarcosinates)、メチルアシルタウリン塩(methyl acyl taurates)、N‐アシルグルタミン酸塩(N-acyl glutamates)、アルキルスルホコハク酸エステル塩(alkyl sulfosuccinates)、アルキルリン酸エステル(alkyl phosphate esters)、エトキシル化アルキルリン酸エステル(ethoxylated alkyl phosphate esters)、トリデセス硫酸塩(trideceth sulfates)、タンパク質凝縮物(protein condensates)、エトキシル化アルキル硫酸塩(ethoxylated alkyl sulfates)とアルキルアミンオキシド(alkyl amine oxides)の混合物、ベタイン(betaines)、スルタイン(sultaines)、およびこれらの混合物が含まれる。また、1〜12のエトキシ基を有するアルキルエーテル硫酸塩(alkyl ether sulfates)、特にラウリルエーテル硫酸アンモニウム(ammonium lauryl ether sulfates)およびラウリルエーテル硫酸ナトリウム(sodium lauryl ether sulfates)が含まれる。これらのほかの洗剤のアルキル鎖は、C8‐C22、好ましくはC10‐C18である。アルキルグルコシド(alkyl glucosides)およびメチルグルコシドエステル(methyl glucoside esters)は、本発明の組成物中で他の弱陰イオン性または両性界面活性剤で混合できる弱い非イオン性界面活性剤が好ましい。
一実施形態では、クレンジング組成物は、以下の成分を含むことができる。
ww%
プロピレングリコール 32.6
グリセリン 12.6
水酸化ナトリウム溶液(50%) 8.6
ステアリン酸 10.1
ミリスチン酸 10.1
ラウリン酸 8.1
水(H2O) 4.0
ラウリル硫酸ナトリウム 4.0
ラウリルメチルグルセス‐10ヒドロキシプロピルジモニウムクロライド(Lauryl Methyl Gluceth-10 Hydroxypropyldimonium Chloride) 4.0
コカミドプロピルベタイン(Cocamidopropyl Betaine) 5.6
2酸化マイクロチタン(Micro Titanium Dioxide) 0.3
合計 100
別の実施形態では、クレンジング組成物は以下の成分を含む。
ww%
ココイルイセチオネートナトリウム(Sodium Cocoyl Isethionate)およびステアリン酸
59.9
ステアリン酸 36.7
アミノメチルプロパノール(Aminomethyl Propanol) 3.4
合計 100
さらに別の実施形態では、クレンジング組成物は、以下の「軟質石鹸(flexible soap)」成分を含む。
ww%
水 33.59
カルシウム―イオタカラギーナン(Ca-Iota Carageenan) 0.30
塩化カリウム 0.70
ラウレス硫酸ナトリウム(Sodium Laureth Sulfate) 24.88
カッパカラギーナン(Kappa Carrageenan) 1.20
ココイルイセチオネートナトリウム(Sodium Cocoyl Isethionate)
1.88
グリセリン 36.95
フェノキシエタノール 0.50
合計 100.000
従来からクレンジング組成物に用いられるオプションの成分を、本発明のクレンジング組成物に含めることができる。このような成分には、限定するものではないが、香料/芳香剤、保存剤、着色剤、染料、固化防止剤、および個人用のケア成分(限定するものではないが、スキンケア成分やヘアケア成分)が含まれる。
本発明に有用な個人用のケア成分の例として、限定するものではないが、安全で有効な量の湿潤剤、日焼け止め剤、スキンスーザー(skin soothers)、抗刺激剤、抗炎症剤、皮膚軟化剤、コンディショニング剤、保湿剤、消臭剤、制汗剤、人工日焼け剤、抗菌剤、アクネ防止剤、皺防止剤、皮膚萎縮防止剤、皮膚安定剤、かゆみ防止剤、抗真菌剤、局所麻酔薬、肌の色合い調整剤、活性な天然成分、不所望の毛髪の見え方を最小限にするまたは再成長を遅延させる物質、皮膚の滑らかさを改善する物質、および追加のクレンジング剤が含まれる。
皮膚軟化剤は、皮膚表面上または角質層内に留まる性質から潤滑剤として機能し、剥離を低減し、かつ皮膚の外観を改善する。一般的な皮膚軟化剤には、脂肪エステル、脂肪アルコール、鉱油、およびポリエーテルシロキサンコポリマーなどが含まれる。好適な皮膚軟化剤の例として、限定するものではないが、ポリプロピレングリコール(PPG)‐15ステアリルエーテル、PPG‐10セチルエーテル、ステアレス‐10(steareth-10)、オレス‐8(oleth-8)、PPG‐4ラウリルエーテル(PPG-4 lauryl ether)、ビタミンEアセテート(vitamin E acetate)、PEG‐7グリセリルココエート(PEG-7 glyceryl cocoate)、ラノリン、およびこれらの組合せを挙げることができる。ビタミンEアセテート(vitamin E acetate)、PEG‐7グリセリルココエート(PEG-7 glyceryl cocoate)、およびこれらの組合せが好適である。
好適な湿潤剤の例には、多価アルコールが含まれる。好適な多価アルコールの例として、限定するものではないが、グリセロール(グリセリンとして知られている)、ポリアルキレングリコール、アルキレンポリオール(alkylene polyols)、そしてこれらの派生物であるプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、およびこれらの派生物、ソルビトール、ヒドロキシプロピルソルビトール(hydroxypropyl sorbitol)、ヘキシレングリコール、1,3‐ジブチレングリコール(1,3-dibutylene glycol)、1,2,6‐ヘキサントリオール(1,2,6,-hexanetriol)、エトキシル化グリセロール(ethoxylated glycerol)、プロポキシル化グリセロール(propoxylated glycerol)、およびこれらの混合物を挙げることができる。
好適なスキンスーザーの例としては、限定するものではないが、パンテノール、ビサボロール、アラントイン、アロエ、およびこれらの組合せを挙げることができる。
好適なコンディショニング剤の例として、限定するものではないが、ジメチコーンプロピルPG‐ベタイン(dimethicone propyl PG-betaine)、ジメチコーンコポリオール(dimethicone copolyol)、ポリクオタニウム‐10(polyquaternium-10)、グアール(guar)、グアール派生物(guar derivatives)、およびこれらの組合せを挙げることができる。好適な抗アクネ剤の成分の例として、限定するものではないが、サリチル酸、硫黄、乳酸、グリコール酸、ピルビン酸、尿素、レゾルシノール、N‐アセチルシステイン、レチノイン酸、過酸化ベンゾイル、オクトピロックス(octopirox)、トリクロサン、アゼライン酸、フェノキシエタノール、フェノキシプロパノール(phenoxypropanol)、フラビノイド(flavinoids)、これらの派生物、およびこれらの組合せを挙げることができる。サリチル酸および過酸化ベンゾイルが好適である。
オプションの成分は、当分野で知られている方法でクレンジング剤に直接含めることができる。別法では、オプションの成分が、美容装置内に含められるまで不織布ウエブの繊維または糸に十分に付着する場合、オプションの成分を、当分野で知られている方法で不織布ウエブに含めるかまたはコーティングすることができる。ここで用いる語「コーティング」は、表面コーティングおよび/または繊維、糸、またはウエブ材料内への少なくとも部分的な含浸を指す。オプションの成分は、繊維、糸、またはマット材料に含めるかまたはコーティングすることができる。オプションの成分はまた、例えば、好適な液体に溶かされるオプション成分の好適な溶液、懸濁液、またはスラリーで処理し、次いで従来の方法で乾燥させるような、当分野で周知の方法で不織布ウエブの製造に用いられる結合剤などの他の成分の中に封入することができる。例えば、言及することを以ってその開示内容の全てを本明細書の一部とする米国特許第4,335,185号、同第6,376,072号、および同第6,420,047号に開示されている。
別の実施形態では、美容組成物は保湿組成物である。例えば、ある保湿組成物は以下の成分を含む。
w/w%
イソプロピルパルミテート 50
プロプライエタリポリアミド(Proprietary Polyamide) 15
コカミドプロピルベタイン(Cocamidopropyl Betaine) 5
ラウリル硫酸ナトリウム(Sodium Lauryl Sulfate) 10
ポリエチレングリコール400 10
ジメチコーン 10
合計 100
不織布ウエブ
不織布ウエブは、美容組成物内に実質的に含められる。すなわち、不織布ウエブの大部分、好ましくは殆ど全てが、美容組成物内に含められる。この美容組成物は、不織布ウエブの空所内に進入する。一実施形態では、不織布ウエブが、美容組成物の大部分、すなわち美容組成物の容積の少なくとも約50%、好ましくは約75%を占める。
消費者が使用する際、不織布ウエブが美容組成物の表面に食い込むことにより、美容装置が、使い終わるまで粗いすなわち不連続な表面を有する。美容装置は、製造時に不連続な表面を含んでも含まなくても良いが、消費者が使用すると、不織布材料がクレンジング組成物の1または複数の表面に出現して粗い表面が形成される。「不連続」とは、クレンジング装置の表面が、平滑ではなく、むしろ突出部、凹凸、および窪みなどを有することを意味する。別の実施形態では、美容装置は、平滑な唯1つの表面を有するため、不織布ウエブが他の全ての表面に食い込む。このような不連続な表面により、美容装置が掴みやすくなる。ユーザーは、美容装置を落とすことが少なくなり、より快適に使用することができる。
このような不連続な表面は、美容装置がクレンジング組成物を含む場合にも有利である。美容装置がクレンジングのために用いられる場合、1または複数の不連続な表面を用いて皮膚の外層を剥離させることができる。この剥離により、通常は角質層から死んだ細胞が除去される。皮膚を不織布ウエブで擦ることができるため、風呂/シャワー室で消費者が皮膚を洗浄および刺激するために一般的に用いられる、例えば、タオル、ヘチマ、パフ、または他の器具が不要となる。
不織布ウエブは単一体構造である。不織布ウエブはまた、比較的安定しており、力がかからなければ容易に分離することがない。使用の際、不織布ウエブは実質的に分離したり剥離したりしない。通常の使用条件では、不織布ウエブは実質的に損傷しない。美容装置が使い終わると、美容装置の美容組成物が実質的になくなり、廃棄が簡単である殆ど不織布材料のマットになる。
不織布ウエブは、あらゆる合成または天然の不織布材料から製造することができる。不織布ウエブは、ウエブと一体にされる繊維、糸、およびフィラメントなどの個々の要素を含むことができる。不織布ウエブは、単層または複層の形態にすることができる。後者の実施形態では、層が別の層の上に重ねられ、例えば、可溶性物質で一時的に互いに接合される。例えば、まず可溶性物質が第1のウエブの上面にスプレーされ、次いで第1のウエブの上面に第2のウエブが固定されて2つのウエブが接合される。この2層不織布ウエブを用いて美容装置を製造する。特にクレンジング装置として使用する際、美容組成物が実質的に磨耗したら、ユーザーは、1つの層を除去して廃棄して装置を引き続き使用することができる。
不織布ウエブは、例えば、エアレイド(airlaid)材料、水などで絡められた材料、熱接着された材料、またはラテックス接着された材料から形成することができる。バルキー性の高い(highloft)不織布は、密度が低く、厚くて嵩張る。このような不織布は、単位面積当たりの重量に対する厚みの比が大きいという特徴がある。バルキー性の高い芯は、中身が容積の10%以下で、厚みは3mmを超える。
不織布ウエブの製造に用いる繊維は、アセテートレーヨンおよびセルロース(水に濡れた場合に比較的柔軟)からナイロン、ポリエステル、およびアイソタクチックポリプロピレン(比較的硬質)までの範囲に亘るいくつかの不水溶性合成繊維のいずれかとすることができる。ナイロンおよびポリエステルなどの繊維は、さらなる弾性および強度が得られるように延伸することができる。繊維の種類、直径、長さは、用途に合わせて様々にすることができる。例えば、手を洗うための装置には比較的厚い弾性の繊維を用いることができ、浴用石鹸などとして用いられる装置には薄くて柔軟な繊維を用いることができる。
合成繊維は、ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)(poly(hexamethylene adipamide))、ポリカプロアミド(polycaproamide)、および/またはこれらのコポリマーなどのポリアミド、;ポリ(エチレンテレフタレート)(poly(ethylene terephthalate))などのポリエステル;ポリ(ヘキサヒドロ‐p‐キシリレンテレフタレート)(poly(hexahydro-p-xylylene terephthalate))および/またはコポリマー;ポリプロピレンおよびポリエチレンなどのポリオレフィン;ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリアクリル酸、ビニルポリマー、ビニリデンポリマー(vinylidene polymers)、およびナイロンなどから製造することができる。
不織布ウエブは、好適なバルキー性および寸法安定性を有するのが好ましい。例えば、厚みが1インチ(25.4mm)のクレンジング組成物を含む美容装置を製造する場合、不織布ウエブは、クレンジング組成物の大部分の工程が終わったら、十分な高さを最終的に維持しなければならない。
一実施形態では、不織布ウエブは、アクリルポリマーに結合された、バルキー性の高いエアレイドポリエステル繊維から製造される。一般に、当分野で周知の従来の結合剤、例えば、エチレン酢酸ビニル(ethylene vinyl acetates)、酢酸ビニル、アクリル、スチレン酢酸ビニル(styrene vinyl acetates)、デンプン、およびポリビニルアルコールなどを用いることができる。
別の実施形態では、不織布ウエブは28Nを超える力を有する。これにより、泡立ち、皮膚の感触、剥離作用、および掴みやすさが損なわれずに、不織布ウエブのピリングや損傷が起こりにくくなるという利点が得られる。密度に対する力の比が高いことも、美容装置の製造および処理に役立っている。
本発明のために、不織布ウエブの力を、ASTM法D‐882に基づいて、MTS ReNew(登録商標)を備えたインストロン・ユニバーサル・テスター・モデル1122(Instron Universal Tester Model 1122)を用いて計算する。幅の設定は52mmである。クロスヘッドの設定は100mm/分である。評点距離の設定は50mmである。破壊感度(break sensitivity)の設定は95%である。ピーク荷重(N)/平方インチ幅を記録する。
この試験は、裁ち台で不織布ウエブを2インチ(50.8mm)の幅(CD)にカットして行う。各サンプルは、7インチ(177.8mm)の長さ(MD)にカットする。空気式ゴム張りクランプで、標点距離が50mmのウエブがクランプ間にくるようにサンプルを確実に締め付ける。この試験では、サンプルを機械方向に伸ばし、サンプルを引き裂いて分断するのに必要な最大の力を決定する(n=3)。
一実施形態では、不織布ウエブは、言及することを以ってその開示内容の全てを本明細書の一部とする米国特許第3,558,420号および同第5,937,874号に開示されているような中空繊維を含む。このような中空繊維は、上記したようなオプションの成分を含めるために用いることができる。この実施形態では、オプションの成分を、毛細管作用または減圧によって中空繊維内に吸引することができる。中空繊維は、美容装置を使用すると破壊されてオプションの成分を放出する壁部を有することができる。
本発明の美容装置は、浴用石鹸を含む様々なタイプのバーに関連した共通の問題を解消する。この美容装置は、効果的に剥離でき、石鹸のバーの取扱いを容易にする。加えて、本発明は、シャワー、シンク、または浴室の排水に流れるほど細かく大幅に分解しない安定した不織布ウエブを用いることにより、排水の目詰まりを防止することができる。
美容装置は、当分野で周知の従来の方法で製造することができる。このような方法には、限定するものではないが、高温注入(hot pour)および押出し法があり、その詳細は、石鹸の分野の技術者には周知である。
一実施形態では、美容装置は、美容組成物が流れる温度、すなわち融点(通常は約70〜130℃)よりも高い温度まで美容組成物を加熱して準備することができる。バルキー性が高い材料などの不織布ウエブを、プラスチックやゴムからなる型などの型に入れる。美容組成物を、バルキー性が高い材料が入っているその型の中に入れる。美容組成物が不織布ウエブを満たし、不織布ウエブが、美容組成物の大部分に亘って延在する。美容組成物を冷却して硬化させ、固体または半固体状態にする。美容装置を、型から取り外し、任意で、好適な大きさおよび形状にカットする。
香料、スキンケア成分、および着色剤などのオプションの成分を添加することができる。
〔例〕
例1
792gの市販のグリセリン石鹸バーを、完全に溶けるまで適当に撹拌しながら約70℃まで加熱した。石鹸バーが溶けている間に、バルキー性が高いエアレイド材料であるPET(75%)/アクリルポリマー(25%) 8gを約3インチ×2インチ×8インチ(76.2mm×50.8mm×203.2mm)の矩形の型に入れた。溶融した石鹸を、不織布が入った型に注入して冷却した。固化してから、石鹸を型から取り外した。この石鹸を、8個の矩形のバー(3インチ×2インチ×1インチ(76.2mm×50.8mm×25.4mm))にカットして本発明に従った美容装置にした。
例2
本発明に従った美容装置を以下のように製造した。
アミノメチルプロパノール(aminomethyl propanol) 27.2gをガラス容器内に入れた。次いで、ステアリン酸 293.4gを添加し、この混合物を、200〜300rpmで撹拌しながら75〜95℃まで加熱した。成分をよく混合してから、温度を上記温度に維持したまま、BASF Jordapon CI65(ココイルイセチオネートナトリウム(sodium cocoyl isethionate)とステアリン酸の混合物)479.4gをガラス容器に添加した。次いで、成分を約10分間混合した。混合している間に、バルキー性が高いエアレイド材料であるPET(75%)/アクリルポリマー(25%)(事前に型と同様の形状にカットされ、重さが約0.5g)の片を6個の石鹸の各型に入れた。ガラス容器中の成分の混合を完了したら、バルキー性の高い材料が入っている各型に、約100〜120gの混合物を注入して冷却した。次いで、得られた固形物質を型から取り外した。
例3
約450gの予め作られたグリセリン石鹸基材を溶かした。石鹸基材が溶けている間に、6デニールのPET繊維とビナムル結合剤エリート22(Vinamul binder Elite 22)とからなるバルキー性が高い材料の片、約0.30gを5個の各石鹸型に入れた。次いで、各型における石鹸基材とバルキー性が高い材料の合計重量が約30gになるように、溶融している石鹸基材を5個の各型に注入した。各混合物を冷却して固化させ、本発明に従った美容装置にした。
比較のために、30gの5個の石鹸バーを、バルキー性の高い材料を入れていない同一の型に注入した。この比較用のバーを冷却して固化した。
10個のバーの掴みやすさを以下のように試験した。10個のバーを、温かい水に濡らして試験する前に予め調整してから、各バーを手の中で擦るように10回、円形に動かした。濡らすステップと擦るステップを、さらに2回繰り返した。
ラボジャック(lab jack)と平坦で平滑なトレーを用いて14度傾斜した面を作製した。透明フィルムを板の上に載せ、バーが傾斜面を滑るときの各バーの動きを追った。開始線をトレーにマークした。
10個の予め調整したバーのそれぞれを暖かい水に再び濡らし、手の中で擦るように10回、円形に動かしてから、傾斜面の予めマークした開始位置から放した。各バーを、20秒間、斜面を滑らせた。次いで、バーを止めて、バーが移動した距離を記録した(最終地点は、斜面におけるバーの最下点と定義した)。これを10個全てのバーで行い、それぞれのバーに対してこの試験を2回行った。20秒間の平均移動距離を各バーに対して計算した。
比較に用いたバーは全て、本発明の装置よりも長い距離、斜面を移動した。平均すると、比較に用いたバーは、斜面を5.09インチ(約129.29mm)滑り、本発明に従った装置は、平均でわずか0.04インチ(約1.02mm)移動した。この差は、統計的に有意なものであった(p<0.02)。言い換えれば、比較に用いたバーは、本発明に従った装置よりも滑りやすい。
例4
以下に示す不織布ウエブを、上記した方法に従った力について試験した。
Figure 2006306875
〔実施の態様〕
(1)単一体の不織布ウエブを備えた固体または半固体の美容組成物を含む美容装置において、
使用中に、前記不織布ウエブが前記美容組成物の表面に食い込んで前記美容装置に不連続な表面が形成される、美容装置。
(2)実施態様(1)に記載の美容装置において、
前記不織布ウエブが、前記美容組成物の大部分に亘って延在している、美容装置。
(3)実施態様(2)に記載の美容装置において、
前記不織布ウエブが、前記美容組成物の少なくともほぼ75%に亘って延在している、美容装置。
(4)実施態様(1)に記載の美容装置において、
前記美容組成物がクレンジング組成物である、美容装置。
(5)実施態様(1)に記載の美容装置において、
前記美容組成物が保湿組成物である、美容装置。
(6)実施態様(1)に記載の美容装置において、
前記美容装置の前記不連続な表面が角質層を剥離できる、美容装置。
(7)実施態様(1)に記載の美容装置において、
前記美容組成物が高温注入可能である、美容装置。
(8)実施態様(1)に記載の美容装置において、
前記不連続な表面により掴みやすくなっている、美容装置。
(9)実施態様(1)に記載の美容装置において、
前記不織布ウエブが28Nを超える力を有する、美容装置。
(10)実施態様(1)に記載の美容装置において、
前記不織布ウエブが、吸収繊維、セルロース繊維、およびポリエステル繊維からなる群から選択される繊維を含む、美容装置。
(11)実施態様(1)に記載の美容装置において、
前記不織布ウエブの材料が複数の層を含む、美容装置。
(12)実施態様(11)に記載の美容装置において、
前記層が可溶性物質で接合されている、美容装置。
(13)美容装置の製造方法において、
(a)型の中に不織布ウエブを入れるステップと、
(b)美容組成物が前記不織布ウエブを満たすように流動性の前記美容組成物を前記型に移すステップと、
(c)前記満たされた不織布ウエブを冷却して、使用中に前記不織布ウエブによって連続的な表面が形成される固体または半固体のバーにするステップと、を含む、方法。
(14)実施態様(13)に記載の方法において、
前記不織布ウエブが、前記美容組成物の大部分に亘って延在している、方法。
(15)実施態様(14)に記載の方法において、
前記不織布ウエブが、前記美容組成物の少なくともほぼ75%に亘って延在している、方法。
(16)実施態様(13)に記載の方法において、
前記美容組成物がクレンジング組成物である、方法。
(17)実施態様(13)に記載の方法において、
前記美容組成物が保湿組成物である、方法。
(18)実施態様(13)に記載の方法において、
前記美容組成物が高温注入可能である、方法。
(19)実施態様(13)に記載の方法において、
前記不織布ウエブが28Nを超える力を有する、方法。
(20)実施態様(13)に記載の方法において、
前記不織布ウエブが、吸収繊維、セルロース繊維、およびポリエステル繊維からなる群から選択される繊維を含む、方法。

Claims (10)

  1. 単一体の不織布ウエブを備えた固体または半固体の美容組成物を含む美容装置において、
    使用中に、前記不織布ウエブが前記美容組成物の表面に食い込んで前記美容装置に不連続な表面が形成される、美容装置。
  2. 請求項1に記載の美容装置において、
    前記不織布ウエブが、前記美容組成物の大部分に亘って延在している、美容装置。
  3. 請求項1に記載の美容装置において、
    前記美容組成物がクレンジング組成物である、美容装置。
  4. 請求項1に記載の美容装置において、
    前記美容装置の前記不連続な表面が角質層を剥離できる、美容装置。
  5. 請求項1に記載の美容装置において、
    前記不織布ウエブが28Nを超える力を有する、美容装置。
  6. 美容装置の製造方法において、
    (a)型の中に不織布ウエブを入れるステップと、
    (b)美容組成物が前記不織布ウエブを満たすように流動性の前記美容組成物を前記型に移すステップと、
    (c)前記満たされた不織布ウエブを冷却して、使用中に前記不織布ウエブによって連続的な表面が形成される固体または半固体のバーにするステップと、を含む、方法。
  7. 請求項6に記載の方法において、
    前記不織布ウエブが、前記美容組成物の大部分に亘って延在している、方法。
  8. 請求項6に記載の方法において、
    前記美容組成物がクレンジング組成物である、方法
  9. 請求項6に記載の方法において、
    前記美容組成物が高温注入可能である、方法。
  10. 請求項6に記載の方法において、
    前記不織布ウエブが28Nを超える力を有する、方法。
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