JP2006305088A - ボードスポーツ用グリップシート - Google Patents

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光照 山川
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Abstract

【課題】
従来のボードには滑り止め効果を求めた紙やすりのような「グリップシート」が装着されていたが、走行中足裏に伝わる振動や音、脚部への衝撃が大きい。また過剰な摩擦抵抗によるシューズの摩耗が激しく、皮膚に接触した場合には怪我を負う可能性が高い。色の種類も少なくファッション性に欠ける。
【解決手段】
弾性材を使用し、厚さ0.3ミリ〜2.5ミリの平面シートの表面全体に、直径1.0ミリ〜30.0ミリ、高さ1.0ミリ〜7.5ミリで、裾に傾斜面を有する球面円筒突起を、隣接する球面円筒突起の最短中心間距離を1.5ミリ〜35.0ミリの範囲に配置したシートを両面粘着シートでボード天面に装着し、地面から足裏に伝わる衝撃を和らげ脚部全体に伝わる衝撃を吸収し、吸音する。また、シューズの摩耗を防ぎ怪我の発生を減らす。さらに、シート加硫工程で顔料を混ぜて自由に着色でき、より優れたファッション性を付与することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ボードスポーツで使用するボードの天面に装着する滑り止めのためのグリップシートに関するものである。
ボードスポーツの中でもスノーボードは、ボードに金具などを使ってシューズを固定することで安定した滑走が行える。一方、同じボードスポーツであるが、舗装路面などで楽しむスケートボードやロングボードは、金具などによる固定手段は非常に危険であるため使われていない。市販されているボードの天面はそのままでは滑りやすいので、ボードと靴底の間に適当な滑り止めが別途必要になる。ボードを購入する時には「グリップシート」または「デッキテープ」と呼ばれる、紙やすりに両面粘着シートが付いた薄い滑り止めシートを購入しボードに貼り付けるのが一般的である。このグリップシートは特許文献1の「粘着面付き紙やすり」をボードの天面に貼り付けたものである、ということができる。
滑り止めを必要とするボードスポーツのほとんどは、グリップシートとして粘着面付き紙やすりをボード天面に貼り付けて使用する。また、水上で楽しむサーフボードのように、粘着面付き紙やすり以外の方法で滑り止めを提供する試みがあり、特許文献2が出願されている。
実用新案公開 平7−000651号公報 特許公開 平08−072791号公報
従来のボードスポーツ用グリップシートは、硅石粉や金剛砂を主成分とする60番〜80番の粗めの紙やすり(サンドペーパー)を、ボードのサイズに合わせてカットして使用するのが一般的である。しかしながら、木製のボード天面に両面粘着シートが付いた研磨紙を貼り付けるだけなので、地面から足裏に伝わる振動は非常に激しく、ボード走行中や着地時に発生する衝撃や音がとても大きい。また過剰な摩擦抵抗によるシューズのアウトソールやアッパーソールの摩耗が著しいので、シューズの寿命が非常に短くなる。また、転倒などによりボードのグリップシート面と皮膚が接触した場合には、粒子の目が粗く鋭いために、擦り傷や切り傷を負いやすい。
一方、サーフボードは、芯材に比重が軽くて耐久性に優れた硬質ポリウレタンフォームを使用している。従来は、固形ワックスをサーフボードの天面に塗りつけることで、滑り止め効果を得ていた。しかし、ボードに塗りつけたワックスは数時間の使用で海水中に完全に溶けてしまうので、滑り止めの効果が薄れた時点で再度ボードの天面に固形ワックスを塗りつける必要があった。サーフボードに何度も固形ワックスを塗りつけることは大変な労力が必要であり、非常に面倒である。上記の問題点を解消するために、特許文献2の「サーフボード用滑り止めパッド」が出願されている。サーフボードを水上で操るサーフィンは、サーフボード上で後ろ足に荷重をかけ、踏み込みながら体を捻り、浮力によって水中から浮き上がろうとするサーフボードの先端部分を前足で押さえつけて舵を取ることで進行方向を変えるので、滑り止めが必要な主な箇所はサーフボード後端付近の後ろ足を置く部分のみであり、サーフボード全体に滑り止めを必要としない。また、サーフボード用滑り止めパッドの原料素材には、ソフトウレタンを使用することがほとんどである。これは、塩分を含む海水に長時間浸かっていても劣化が少なく比重が大変小さいうえに、水分を含むことにより素足との接地面に大きなグリップ力が生まれ、なおかつ不意に皮膚に接触したときの危険性が低いことを特徴とする素材である。
特許文献2のサーフボード用滑り止めパッドを、陸上で行うボードスポーツのボード天面全面にわたって装着したとしても、シューズのアウトソールに付着した土砂や埃などにより摩擦抵抗が非常に小さくなることで滑りやすくなり、グリップシートとしての機能を果たさない。サーフボード用滑り止めパッドは非常に軽く皮膚との接触においても安全ではあるが、引き裂き強度が弱いので、度重なる使用によってこの滑り止めパッドに亀裂が入ると、いとも簡単に裂けてしまい、陸上ボードスポーツ用グリップシートとしての使用には適さない。
本発明は、従来の各種ボードスポーツ用グリップシートが有する問題を解決しようとするものであり、走行時に地面から足裏に伝わる激しい振動や脚部全体に伝わる着地時の衝撃と着地音を吸収し、シューズの摩耗を気にすることなく、誰でも安全に楽しめることを目的として、弾性材を用いて適度な滑り止め効果を得るためのボードスポーツ用グリップシートを実現することを課題とした。
上記課題を解決するために、本発明ボードスポーツ用グリップシートは、JIS K 6253デュロメーター・タイプA スプリング式による測定値で、硬度40以上95以下を示す弾性材を使用した、厚さ0.3ミリ〜2.5ミリの弾性平面シートの表面全体に、直径1.0ミリ〜30.0ミリ、高さ1.0ミリ〜5.5ミリで、裾に傾斜角30°〜65°の傾斜面を有する球面円筒突起を、隣接する球面円筒突起の最短中心間距離を1.5ミリ〜35.0ミリの範囲に配置したことを特徴とする。
本発明はボードスポーツにおいて、走行中地面から足裏に伝わる激しい振動を和らげ、高所からの着地時、シューズのアウトソールから脚部全体に伝わる衝撃を吸収しながら同時に発生する着地騒音を抑える効果がある。また、本発明のグリップシートは弾性シート自体がシューズのアウトソールと同類素材であるため、過度な摩擦抵抗が生じず、シューズの摩耗を抑えることができる。また、万が一シート装着面が皮膚に接触した場合でも、柔らかい素材なので擦り傷や切り傷などの怪我が起こりにくい。さらに加硫工程で顔料を混ぜることにより、多くの鮮やかな色を発現させることができるため、ファッション性の付与としても効果的である。
本発明の実施の形態を実施例に基づいて図面を参照しつつ、以下、詳細に説明するが、それに先立ち本発明の開発過程で実際に試作し失敗した例について説明する。
実施例1の試作シートは、滑り止めの構造を検討した結果、弾性材を使用した円柱突起状の面を利用することが最善の方法であることに気付き、以下の具体的な試作を行った。
図4および図5に示すように、実施例1の試作シート7は天然ゴムにポリブタジエンゴムをブレンドしたJIS K 6253デュロメーター・タイプA スプリング式による測定値で硬度60を示す合成ゴムを原料に使用し、厚さ0.5ミリの弾性シートの平面部4全体に、直径1.5ミリ、高さ1.2ミリの円柱突起8を配置する。隣接する3つの円柱突起8を正三角形に配置しており、全体的には規則的な千鳥配列を構成している。上記の実施例1の試作シート7をボードスポーツ用グリップシートとしてスケートボードの天面に両面粘着シート5でボード6に装着した。
その結果、従来の紙やすりのようなグリップシートに近いグリップ力を実感することができた。シューズとの摩擦抵抗は大きすぎず、シューズの摩耗は少ないものの、ボードの操作性に不可欠な、踏み込みから擦り上げ動作時の引っかかり抵抗が非常に小さく、ボードコントロールが不安定になった。また、勢いよく踏み込んだ時に、円柱突起面およびシューズのアウトソールに付着した砂埃などにより、横滑りを起こした。さらに、多方向からの度重なる激しい負荷に耐え切れず、円柱突起8が部分的に集中欠損した部分があった。シートの重量は約220グラムで、ボードを操作するには重く感じた。
上記結果から、シート重量の軽量化および突起の強度改善、踏み込み時のグリップ性能の向上と擦り上げ時の適度な引っかかり抵抗の獲得、さらにボードの安定した操作性を実現するには、突起の配列が重要であることが判明し、突起の配列を改良した実施例2を試作して評価した。
ここでは実施例1により明らかになった課題を改善するため、実施例1で使用した弾性シートの円柱突起の配列を、図6および図7に示すように変更し、配置した。
具体的には、図7に示すように、円柱突起8を縦方向に2列切除して、隣接する2列の円柱突起8を残す。この作業を繰り返したことにより、最も隣接する円柱突起8の中心間距離が1.55ミリの「縦波型」の円柱突起の列を、左右4.6ミリの幅を保ち規則正しく配置し、シートの平面部4にある円柱突起8の総数をほぼ半分にした実施例2の試作シート9を、ボードスポーツ用グリップシートとしてスケートボードの天面に両面粘着シート5で装着した。
その結果、勢いよく踏み込んだ時でも円柱突起8の沈み込み、および横ずれをほとんど感じなくなり、理想とするグリップ性を得ることができ、実施例1の試作シート7に比べ、シューズ擦り上げ時において円柱突起8とシューズのアッパーソール接地面に明らかな引っかかり抵抗の向上を実感した。円柱突起の配列を変更したことにより、実施例1の試作シートと比較したところ、円柱突起8が部分的に集中欠損した部分が減少した。さらに、シートの平面部4に配列された円柱突起8をほぼ半減させたことにより、シートの総重量は約155グラムまで軽くすることができた。
シューズに食いつくような縦方向の引っかかり抵抗を向上させるとともに、突起の欠損箇所の削減、およびシート重量のさらなる軽量化などの課題を改善するには、突起そのものの寸法や形状および突起間の間隔、材料硬度の変更などが必要であるとわかった。
上記した2つの実施例で明るみになった課題をさらに改善するため、弾性材の硬度や突起の形状、突起と突起の中心間距離、および突起の大きさを抜本的に見直して、本発明を完成させた。
具体的には、図3に示すように、弾性材を使用した平面シート上に、裾に傾斜面3を有する球面円筒突起2を横方向に2列、ジグザグになるようにずらして並べる。そして、隣接する球面円筒突起2を横方向に2列ジグザグに切除する。このとき、左右に並ぶ3つの球面円筒突起2が二等辺三角形となるように配置する。横方向に並んだ隣接する球面円筒突起2の間隔は、縦方向つまり縦一直線上に並んだ球面円筒突起2の間隔よりも小さいことが好ましい。この突起配置により、縦方向に踏み込みんだときに有効なグリップ性とシューズ擦り上げ時の引っかかり抵抗を同時に獲得する。次に、横方向にジグザグに並ぶ球面円筒突起2の列と平行するように並ぶ球面円筒突起2の列の間にある、弾性シートの平面部4に、傾斜面3を有する球面円筒突起2を配置する。このとき、平面部4に配置した傾斜面3を有する球面円筒突起2同士の間隔は、縦の直線上に並ぶ球面円筒突起2の中心間距離と同じ、もしくは隣接する他のどの球面円筒突起2の中心間距離よりも大きいことが好ましい。この突起配置により、横方向の引っかかり抵抗と横滑りを生じない適度なグリップ性を獲得する。その結果、多方向からの負荷に対し、優れた引っかかり抵抗と適度なグリップ性を発揮し、裾に傾斜面3を有する球面円筒突起2が相互に過剰な負荷を分散、吸収しあうことで球面円筒突起2そのものの欠損を回避することができる。
図1に示すように、ボードスポーツ用グリップシート1は、JIS K 6253デュロメーター・タイプA スプリング式による測定値で硬度40以上95以下を示す弾性材を使用した、厚さ0.3ミリ〜2.5ミリの平面シートであり、その弾性シートの平面部4の全体には、直径1.0ミリ〜30.0ミリ、高さ1.0ミリ〜5.5ミリで、裾に傾斜角30°〜65°の傾斜面3を有する球面円筒突起2を、隣接する球面円筒突起2の最短中心間距離を1.5ミリ〜35.0ミリの範囲に配置することで、理想的なグリップ力を獲得できる。
ボードスポーツ用グリップシート1の硬度や、ボードスポーツ用グリップシート1の平面部4全体に施された、裾に傾斜面3を有する球面円筒突起2の直径と高さ、また隣接する球面円筒突起2の2点間の間隔が、操作性に大きく影響する。
弾性平面シートの表面全体に配置された円筒突起の先端を球面状にすることで、足裏に伝わる着地時の衝撃と激しい振動を柔軟に吸収し、過度の摩擦を受けたときの円筒突起の欠損を減少させる。また、シューズで強く踏み込んだ時には、球面円筒突起2の頂点が「点」から「面」へと変形し、接地面積が大きくなることでグリップ性が向上する。シューズ擦り上げ時には、球面円筒突起2が「面」から「点」へと形状が変形し、球面円筒突起配列とシューズのアッパーソールが接触することで、適度な引っかかり抵抗が生じる。したがって、摩擦抵抗を得るための効果的な突起の先端形状は球面が望ましく、この形状を本明細書では球面円筒突起と定義した。
シートの平面部4から球面円筒突起2にかけての傾斜角が直角、もしくはそれに近い角度であると、負荷に耐えられず球面円筒突起2が欠損してしまう可能性が非常に高い。したがって、球面円筒突起2の裾に傾斜面3を有することで、シューズの踏み込みから擦り上げの動作時、および着地時に球面円筒突起2の下端に集中する過大負荷を効率よく分散させ、球面円筒突起2の欠損を最小限に防ぐことができる。この傾斜角3の角度は、30°から65°が望ましい。
ボードスポーツ用グリップシート1の硬度が低い場合、グリップ性は高まるが、度重なる激しい摩擦によって表面に配置されている球面円筒突起2そのものが欠損してしまう。逆にボードスポーツ用グリップシート1の硬度が高いと、グリップ性が低下するとともに、転倒時およびボードの操作を誤った時など、怪我を負う可能性が非常に高く、吸音性や衝撃吸収性が低下する。理想的な効果を得るためのボードスポーツ用グリップシートの硬度は、JIS K 6253デュロメーター・タイプA スプリング式による測定値で、硬度40以上95以下が望ましい。
ボードスポーツ用グリップシート1の表面全体に配置された球面円筒突起2の直径が大きすぎると、シューズのアウトソールとの接地面が「面」となり、シューズのアウトソールに付着した土砂や埃などでスリップが生じ、ボードの操作を損ねる原因となる。また、球面円筒突起2の直径が小さすぎる場合には、球面円筒突起2が高密度にシューズのアウトソールと接地するため、シート表面の突起間に細かい土砂や埃が入り込んでしまい、シート装着当初のグリップ力を維持することが難しくなる。したがって、球面円筒突起2の直径は、1.0ミリ〜30.0ミリが望ましい。
球面円筒突起2の高さが大きすぎる場合、素早く激しい足裏の動きや体重移動によって、シューズアウトソールに接地している球面円筒突起面全体が深く沈み込み、ボード上での正確な足首の操作をもってしても、理想とするボードコントロールが困難になる。また、使用者は高強度かつ軽量なボードスポーツ用の部品を好む傾向にあるため、その高さが大きくなればなるほど球面円筒突起2そのものがよじれ、場合によっては欠損してしまう可能性がある。さらにボードの総重量が重くなり、ボードの操作が非常に困難になる。次に、球面円筒突起2の高さが小さすぎる場合、踏み込んだ時にシューズのアウトソールと接地する球面円筒突起2が潰れてしまい、球面円筒突起2が「点」ではなく「面」で支えることになるため、技を繰り出す瞬間のシューズの踏み込みから擦り上げといった一連の動作に必要になる適度なグリップ力と引っかかり抵抗が得られない。理想的な効果を得るためには、ボードスポーツ用グリップシート1の表面に配置される球面円筒突起2の高さを1.0ミリ〜5.5ミリにすることが望ましい。
適度なグリップ力、および引っかかり抵抗を得るため、隣接する球面円筒突起2の2点間の間隔は、特に重要である。この間隔が近すぎると、シューズのアウトソールと接地している箇所の球面円筒突起2の沈み込みとそうでない部分との高低差が無くなるため、技を繰り出すときに必要な引っかかり抵抗を得ることができない。逆に隣接する球面円筒突起2の中心間距離が遠すぎると、踏み込んだ時に弾性材特有のたわみが発生しても、少ない球面円筒突起2の頂点でシューズのアウトソールを支えなければならないために、適度なグリップ力が得られない。理想的な効果を得るためには、隣接する球面円筒突起2の最短中心間距離を1.5ミリ〜35.0ミリの範囲に配置することが望ましい。
本発明のボードスポーツ用グリップシート1は、上記のような特性を有するため、激しい足首の動きが伴うスケートボードの使用においても、シューズのアウトソール、アッパーソールに対し過剰な摩擦抵抗がなく、万が一、皮膚と接触した場合でも怪我の発生を抑制できる。また、走行中に車輪を介して地面から足裏に伝わる激しい振動や、着地時にシューズのアウトソールから脚部全体に伝わる衝撃を吸収しながらも、ゴロゴロと車輪が回る騒音や、着地時に「パターン」と大きく響く音を抑えるなど、吸音性に優れる特徴も持つ。
また、弾性材を加硫する工程で顔料を混練することができるので、使用者の個性をアピールすることのできるファッション性の高いボードスポーツ用グリップシートを作ることができる。
本発明のボードスポーツ用グリップシートをボードに装着した状態を示す斜視図 本発明のボードスポーツ用グリップシートの突起配列の部分拡大図 図2のA−A′線断面図 実施例1の試作シートの突起配列の部分拡大図 図4のB−B′線断面図 実施例2の試作シートの突起配列の部分拡大図 図6のC−C′線断面図
符号の説明
1 ボードスポーツ用グリップシート
2 球面円筒突起
3 傾斜面
4 平面部
5 両面粘着シート
6 ボード
7 実施例1の試作シート
8 円柱突起
9 実施例2の試作シート
10 ボード固定用ビス

Claims (1)

  1. ボードスポーツ用グリップシートにおいて、JIS K 6253デュロメーター・タイプA スプリング式による測定値で、硬度40以上95以下を示す弾性材を使用した、厚さ0.3ミリ〜2.5ミリの弾性平面シートの表面全体に、直径1.0ミリ〜30.0ミリ、高さ1.0ミリ〜5.5ミリで、裾に傾斜角30°〜65°の傾斜面を有する球面円筒突起を、隣接する球面円筒突起の最短中心間距離を1.5ミリ〜35.0ミリの範囲に配置したことを特徴とするボードスポーツ用グリップシート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008253662A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Mitsubishi Plastics Ind Ltd スポーツボード用滑り止め材

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