JP2006304147A - 耳あな形補聴器のベント寸法決定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 オーダメイドの耳あな形補聴器にとって適切なベントの大きさを決定できるベント寸法決定方法を提供する。
【解決手段】 予め設定するベントの孔の大きさなどから補聴器装着状態の等価回路及び補聴器測定状態の等価回路の各定数を設定する回路定数設定工程と、2つの等価回路から求めたRECD値を目標出力音圧Prに加算して外耳道内音圧Poを算出する外耳道内音圧算出工程と、外耳道内音圧Poとベントによる減衰量VentDecから外界側ベント端の漏れ音圧Phを算出する漏れ音圧算出工程と、外界側ベント端の漏れ音圧Phに外界側ベント端からマイクロホンに至るまでの減衰量Paや補正値Pcを加味してマイクロホンへの帰還音圧Pfを算出する帰還音圧算出工程と、帰還音圧Pfに対して目標出力音圧Prを得るための入力音圧Piが所定のハウリングマージンを有しているか否かを判定する判定工程からなる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、オーダメイドの耳あな形補聴器に形成されるベントの大きさを決定するための耳あな形補聴器のベント寸法決定方法に関する。
オーダメイドの耳あな形補聴器には、他の型式の補聴器と同様に、装用時のこもり感を軽減するため、外耳道内と外界をバイパスするベントが設けられている。ベントの寸法、特にベントの孔の大きさが適切でないと、ハウリングが生じ易くなるので、ベントの孔の寸法は慎重に決定されている。
従来、ベントの孔の寸法は、図5に示すように、補聴器装用者のオージオグラムに基づいて決定されることが知られている。
先ず、オージオグラムの指定周波数の最小可聴閾値の平均値α[dB]を求め、この平均値α[dB]が、例えば30dB以下の場合にはベントの孔径が大のものを、45dB以下の場合にはベントの孔径が中のものを、60dB以下の場合にはベントの孔径が小のものを、60dBを超える場合にはベントの孔径が極小のものを、設定する。そして、設定した孔径からなるベントを備えたシェルを作製している。なお、ベントの長さについては、予め補聴器装用者の外耳道の寸法を採取し、この外耳道の寸法に基づいてシェルの外形が決定され、このシェルの外形に基づいて設定されている。
しかし、従来のベントの孔寸法決定方法では、補聴器を作製した際にベント孔の大きさが原因でハウリングするかの判断が難しく、実際にオーダメイドの耳あな形補聴器を装用した際に、かなり高い確率でハウリングが発生していた。
そこで、ハウリングが発生しないようにするためには、補聴器シェルを再度作製する必要があり、コスト高になるという問題があった。
本発明は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、オーダメイドの耳あな形補聴器にとって適切なベントの大きさを決定することができる耳あな形補聴器のベント寸法決定方法を提供しようとするものである。
上記課題を解決すべく請求項1に係る発明は、耳あな形補聴器のベントの寸法を決定する方法であって、聴力レベルや予め設定するベントの孔の大きさなどから補聴器装着状態の等価回路及び補聴器測定状態の等価回路の各定数を設定する回路定数設定工程と、前記2つの等価回路から求めたRECD値を目標出力音圧Prに加算して補聴器装用時の外耳道内音圧Poを算出する外耳道内音圧算出工程と、外耳道内音圧Poとベントによる外耳道内音圧Poの減衰量VentDecから外界側ベント端の漏れ音圧Phを算出する漏れ音圧算出工程と、外界側ベント端の漏れ音圧Phに外界側ベント端からマイクロホンに至るまでの減衰量Paや補正値Pcを加味してマイクロホンへの帰還音圧Pfを算出する帰還音圧算出工程と、帰還音圧Pfに対して目標出力音圧Prを得るための入力音圧Piが所定のハウリングマージンを有しているか否かを判定する判定工程からなるものである。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の耳あな形補聴器のベント寸法決定方法において、予め設定するベントの孔の大きさを、可能な限り大きな値にするようにした。
請求項3に係る発明は、請求項1記載の耳あな形補聴器のベント寸法決定方法において、予め設定するベントの孔の大きさを、オージオグラムの指定周波数の最小可聴閾値の平均値から求めるようにした。
以上説明したように請求項1に係る発明によれば、目標出力音圧を得るための入力音圧が、帰還音圧に対して所定のハウリングマージンを有しているか否かが判定されるので、ハウリングを発生しない適切なベントの寸法を決定することができる。従って、補聴器シェルを再度作製することが無くなり、製造コストの低減が図れる。
請求項2に係る発明によれば、順次ベントの大きさを小さくしながらハウリングを発生しないベントの寸法を求めていくので、最適なベントの寸法を決定することができる。
請求項3に係る発明によれば、予め大まかなベントの寸法が決まるので、迅速にハウリングを発生しない適切なベントの寸法を決定することができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1は耳あな形補聴器の装用状態の概略説明図、図2は本発明に係る耳あな形補聴器のベント寸法決定方法による作業手順を示すフローチャート、図3は補聴器装用状態の音響回路の等価回路図、図4は補聴器測定状態の音響回路の等価回路図である。
ベント1を有するオーダメイドの耳あな形補聴器2を装用した場合には、図1に示すような状態になる。そして、外耳道3に耳あな形補聴器2を装着した状態で、イヤホン4に入力された音響信号により補聴器2の先端2aと鼓膜5で形成される空間6の音圧は、イヤホン4から鼓膜5までに存在する種々の要素から決定される。
これらの要素としては、イヤホン4、イヤホン4と補聴器音口2bまでをつなぐチューブ7、ベント1の孔1aの大きさ、ベント1の長さ、外耳道3に耳あな形補聴器2を装着した状態での補聴器2の先端2aと鼓膜5で形成される空間6の容積、鼓膜5の音響インピーダンスなどが挙げられる。8はマイクロホン、9は耳介である。
本発明に係る耳あな形補聴器のベント寸法決定方法を用いた作業は、図2に示すような手順に従って進められる。この作業は、パーソナルコンピュータを用いて行われる。
先ず、ステップSP1において、ベント1の孔1aの大きさを設定する。ここでは、ベント1の孔1aとして、先ず装用時のこもり感を考慮して、可能な限り大きい孔1aを設定する。孔1aの大きさの種類は、予め複数(例えば、7種類)用意しておく。
他に、背景技術で述べたように、オージオグラムの指定周波数の最小可聴閾値の平均値α[dB]を求め、この平均値α[dB]の大きさから好ましいと考えられる孔1aの大きさを4種類(大、中、小、極小)の中から設定することもできる。
なお、ベントの長さは、予め補聴器装用者の外耳道の寸法に基づいて決定されるシェルの外形から設定されている。
次いで、ステップSP2において、装用者の聴力レベルやステップSP1で設定したベント1の孔1aの大きさなどから耳あな形補聴器2を装着した状態における音響回路の等価回路の各定数、及び補聴器の出力を測定する場合における音響回路の等価回路の各定数を設定する(回路定数設定工程)。
耳あな形補聴器2を装用した状態の音響回路の等価回路10は、図3に示すように、注文時の機種、装用者のオージオグラムや装用者の耳形などに基づく、イヤホン4の等価回路の定数(R1,R2,C1,C2,L1,L2)、イヤホン4と補聴器音口2bまでをつなぐチューブ7の等価回路の定数(直径r1,長さl1)、ベント1の等価回路の定数(直径r2,長さl2)、補聴器2の先端2aと鼓膜5で形成される空間6の容積の等価回路の定数(直径r3,長さl3)、平均的な鼓膜5の等価回路の定数(R3,R4,L4,L5,C3,C4)が設定されて構成される。
また、鼓膜5の代わりに補聴器特性試験装置で使用される2ccカプラで補聴器の出力を測定する場合の音響回路の等価回路11は、図4に示すように、イヤホン4の等価回路の定数(R1,R2,C1,C2,L1,L2)、イヤホン4と補聴器音口2bまでをつなぐチューブ7の等価回路の定数(直径r1,長さl1)、2ccカプラの等価回路の定数(直径r4,長さl4,C5)が設定されて構成される。
ここで、イヤホン4の等価回路の各定数(R1,R2,C1,C2,L1,L2)について説明すると、R1はイヤホン4の音響抵抗でイヤホン機械振動系の抵抗を音響抵抗に換算したもの、R2は音口の音響抵抗、C1はイヤホン4の音響コンプライアンスでイヤホン機械振動系のスティフネスを音響スティフネスに換算したものの逆数(機械系から音響系への換算は、機械系の値を振動板の有効面積の二乗で割って求める)、C2振動板の前室の音響コンプライアンス、L1はイヤホン振動部の音響質量でイヤホン振動部の実効質量を音響質量に換算したもの、L2は音口の音響質量である。
なお、2ccカプラの等価回路の定数(直径r4,長さl4,C5)は、注文時の機種、装用者のオージオグラムや装用者の耳形などによらず、一定の定数を用いる。なお、図4に示すカプラは、必ずしも2ccカプラである必要はなく、Zwislockiカプラなど現時点で存在するカプラや今後作製される新たなカプラでも適用することができる。
次いで、ステップSP3において、ある音圧に相当する交流電圧(例えば、1V)をイヤホン4の等価回路の入力端に入力した場合の、図3に示す等価回路10の出力REALoutと、図4に示す等価回路11の出力2ccoutを夫々計算する。そして、両者の差(REALout−2ccout)からRECD(real ear to couple difference)値を求める。
更に、ステップSP4において、RECD値を目標出力音圧Prに加算して補聴器2を装用した状態で外耳道3に補聴器2の先端2aと鼓膜5で形成される空間6の外耳道内音圧Po(=Pr+RECD値)を算出する(外耳道内音圧算出工程)。
次いで、ステップSP5において、図3に示す等価回路10の出力REALoutを入力とし、等価回路10のVoutを出力とした時の、REALoutからVoutまでに減衰する減衰量VentDecを求める。そして、外耳道内音圧Poと減衰量VentDecから外界側ベント端1bの漏れ音圧Ph(=Po+VentDec)を算出する(漏れ音圧算出工程)。
次いで、ステップSP6において、外界側ベント端1bの中心とマイクロホン8の音入口部8aまでの距離の推測値と、ベント1の孔径より、外界側ベント端1bからマイクロホン8の音入口部8aに至る音圧の減衰量Paを、計算する。そして、推測した減衰量Paを外界側ベント端1bの漏れ音圧Phに加算することにより、マイクロホン8の音入口部8aに伝達される音圧Pm(=Ph+Pa)を算出する。
更に、ステップSP7において、マイクロホン8の音入口部8aに伝達される音圧Pmに、補正値Pcとして耳介9による漏れ音圧Phの音の反射効果がもたらす音圧上昇分、耳あな形補聴器2と外耳道3の密閉度による帰還音圧の増加分を加味する。そして、マイクロホン8の音入口部8aに帰還する最終的な帰還音圧Pf(=Pm+Pc)を算出する(帰還音圧算出工程)
次いで、ステップSP8において、目標出力音圧Pr(例えば、80dB)を得るための入力音圧Piと帰還音圧Pfの大小関係から、ハウリングが発生するか否かを判定する(判定工程)。例えば、ハウリングマージンを6dB以上としなければならない場合には、入力音圧Pi−帰還音圧Pf≧6dBという条件式が全周波数帯域(例えば、16ポイントの周波数でもよい)で満たされなければならない。そして、この条件式が満たされる場合には、ベント1の寸法決定作業は終了し、ステップSP1で設定した寸法のベント1を有するシェルが作製される。
一方、入力音圧Piと帰還音圧Pfが条件式を満たさない場合には、ステップSP9において、ベント1の孔1aの大きさを一段階小さいものに再設定し、更にステップSP2に戻って、条件式が満たされるまでベント1の寸法決定作業を行う。そして、入力音圧Pi−帰還音圧Pf≧6dBという条件式が全周波数帯域(例えば、16ポイントの周波数でもよい)で満たされると、ベント1の寸法決定作業は終了し、ステップSP9で設定した寸法のベント1を有するシェルが作製される。
本発明によれば、オーダメイドの耳あな形補聴器において、ハウリングを発生しない適切なベントの寸法を決定することができるので、補聴器シェルを再度作製することが無くなり、製造コストの低減が図られ、オーダメイドの耳あな形補聴器の普及が促進される。
耳あな形補聴器の装用状態の概略説明図 本発明に係る耳あな形補聴器のベント寸法決定方法による作業手順を示すフローチャート 補聴器装用状態の音響回路の等価回路図 補聴器測定状態の音響回路の等価回路図 従来の耳あな形補聴器のベント寸法決定方法による作業手順を示すフローチャート
符号の説明
1…ベント、1a…孔、1b…外界側ベント端、2…耳あな形補聴器、2a…先端、2b…補聴器音口、3…外耳道、4…イヤホン、5…鼓膜、6…空間、8…マイクロホン、9…耳介。

Claims (3)

  1. 耳あな形補聴器のベントの寸法を決定する方法であって、聴力レベルや予め設定するベントの孔の大きさなどから補聴器装着状態の等価回路及び補聴器測定状態の等価回路の各定数を設定する回路定数設定工程と、前記2つの等価回路から求めたRECD値を目標出力音圧に加算して補聴器装用時の外耳道内音圧を算出する外耳道内音圧算出工程と、外耳道内音圧とベントによる外耳道内音圧の減衰量から外界側ベント端の漏れ音圧を算出する漏れ音圧算出工程と、外界側ベント端の漏れ音圧に外界側ベント端からマイクロホンに至るまでの減衰量や補正値を加味してマイクロホンへの帰還音圧を算出する帰還音圧算出工程と、帰還音圧に対して目標出力音圧を得るための入力音圧が所定のハウリングマージンを有しているか否かを判定する判定工程からなることを特徴とする耳あな形補聴器のベント寸法決定方法。
  2. 予め設定するベントの孔の大きさを、可能な限り大きな値にする請求項1記載の耳あな形補聴器のベント寸法決定方法。
  3. 予め設定するベントの孔の大きさを、オージオグラムの指定周波数の最小可聴閾値の平均値から求める請求項1記載の耳あな形補聴器のベント寸法決定方法。
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