JP2006303081A - フレキシブルプリント基板接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器内の回路基板間を接続して信号伝送を行うフレキシブルプリント基板において、簡単な構成でフレキシブルプリント基板から放射される放射電磁波を効率よく抑制することが出来るフレキシブルプリント基板接続装置を提供すること。
【解決手段】フレキシブルプリント基板10と、フレキシブルプリント基板10に着設され、他の電気部品20と電気的接続を行う為のコネクタ101と、フレキシブルプリント基板10の、コネクタ101が着設された面と反対側の面であって、コネクタ101と対向して設けられた第1の支持部材102とを有し、第1の支持部材102は、電磁波シールド材料を含有させる様にした。
【選択図】図1

Description

本発明はフレキシブルプリント基板接続装置に関する。詳しくは、フレキシブルプリント基板から発生した電磁波ノイズの漏洩を阻止するフレキシブルプリント基板接続装置に関する。
近年、電子機器の高速化、高性能化などにより、電子機器からの放射電磁波による他の電子機器への影響が問題になっている。この放射電磁波による他の電子機器への影響はEMI(Electro Magnetic Interference)と呼ばれ、主に無線機器、通信機器の受信障害を引き起こしたり、電子機器の誤動作を引き起こす場合がある。そのため、各国では30MHz〜1GHz、或いは30MHz〜2GHzの周波数帯域を、放射電磁波に関して問題となる周波数帯域と定め、電子機器からの電磁波放射量の規制を行っている。また、電子機器製造メーカはこの規制に適合するように製品を設計製造する必要がある。
電子機器内からの放射電磁波の放射源としては、回路基板や、回路基板に接続されたフレキシブルプリント配線基板等があげられる。特に、回路基板間を接続し信号を伝送するフレキシブルプリント配線基板は、近年伝送信号の高速化により、放射電磁波の放射源としての問題が大きくなっている。そして電子機器の分野では、フレキシブルプリント配線基板から放射される放射電磁波を効率よく抑制する技術がこれまでも種々検討されてきた。
例えば、代表的な従来技術として、図5に示す様に、内部に孔が形成された矩形状の一体型成型フェライトコア52に、フレキシブルプリント基板51を嵌挿することによりフレキシブルプリント基板51から放射する放射電磁波を吸収する周知の技術や、フェライト板を互いに係合させてフレキシブルプリント基板の上下面を挟持させる構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−354971号公報
ところで、近年、電子機器の高性能、多機能化に伴い小型化が急速に進んでいる。この為、電子機器に実装される回路基板においては、その大きさ、形状等が大きく制約を受け、複数の回路基板に分割されて、電子機器内の狭い空間を縫うようにフレキシブルプリント基板等で基板間を配線する様になっている。
しかしながら、上述の放射電磁波を抑制する為の周知の技術や、特許文献1に記載の技術においては、フェライトコア等を収納する為の大きな空間を必要とし、電子機器の小型化の障害となる欠点がある。またフェライトコア等を電子機器内に固定する為の機構が必要となり、電子機器の複雑化を招く恐れがある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたもので、電子機器内の回路基板間を接続して信号伝送を行うフレキシブルプリント基板において、フレキシブルプリント基板から放射される放射電磁波を効率よく抑制し、かつ電子機器の複雑化を招くことなく、電子機器全体の小型化、及び、低価格化に寄与することが可能なフレキシブルプリント基板接続装置を提供することを目的とする。
上記目的は、下記の請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明によって達成される。
(請求項1)
フレキシブルプリント基板と、
前記フレキシブルプリント基板に着設され、他の電気部品と電気的接続を行う為のコネクタと、
前記フレキシブルプリント基板の、前記コネクタが着設された面と反対側の面に、前記コネクタと対向して設けられた第1の支持部材とを有し、
前記第1の支持部材は、電磁波シールド材料を含有していることを特徴とするフレキシブルプリント基板接続装置。
(請求項2)
前記第1の支持部材は、フェライトコアであることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルプリント基板接続装置。
(請求項3)
前記フレキシブルプリント基板の前記コネクタが着設された面であって、前記第1の支持部材と対向する位置に配設された第2の支持部材を有することを特徴とする請求項1または2に記載のフレキシブルプリント基板接続装置。
(請求項4)
前記第2の支持部材は、前記コネクタの少なくとも一部を回避する開口部を有することを特徴とする請求項3に記載のフレキシブルプリント基板接続装置。
請求項1に記載の本発明によれば、第1の支持部材は、フレキシブルプリント基板を他のプリント基板等にコネクタを介して接続する時に、コネクタ近傍の導体パターンに負荷がかかり導体パターンにクラックが発生したり、また断線することを防止する為に、コネクタ近傍の導体パターンを補強し、剛性を高める為の部材であり、従来、裏打ち板と称されているものである。本発明においては、該支持部材(裏打ち板)を電磁波シールド材料で形成する様にしている。すなわち、支持部材に従来の導体パターン補強機能と、フレキシブルプリント基板から放射される放射電磁波を抑制する機能とを持たせている。
従って、フレキシブルプリント基板からの放射電磁波を抑制する為に、従来の様にフェライトコア等の放射電磁波抑制部品を新たに設ける必要がないので、電子機器の小型化に大きく寄与することができる様になる。
またフレキシブルプリント基板に設けられた第1の支持部材は、フレキシブルプリント基板を、他のプリント基板等にコネクタを介して接続することにより、電子機器内に固定されることになるので、従来の様にフェライトコア等を固定する為の機構を必要としないので、電子機器の複雑化を回避することができる様になる。
更に、フレキシブルプリント基板から放出される放射電磁波量は、導体パターンのインピーダンスが高くなるコネクタの接続端子部近傍で大きくなるが、本発明においては、放射電磁波抑制効果を有する第1の支持部材をフレキシブルプリント基板を挟んで、コネクタの背面に設けているので、効果的に放射電磁波を抑制することができる様になる。
請求項2に記載の本発明によれば、支持部材は、フェライトコアで形成する様にしているので、より多くの放射電磁波を抑制することができる様になる。
請求項3又は請求項4に記載の本発明によれば、フレキシブルプリント基板を挟んで、第1の支持部材と第2の支持部材により、放射電磁波量が最も多いコネクタ近傍を、覆う様な構成にしているので、効果的により多くの放射電磁波を抑制することができる様になる。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態に係わるフレキシブルプリント基板接続装置について説明する。
図1は、本発明に係るフレキシブルプリント基板接続装置1の組立て分解斜視図である。
図1に示す様に、フレキシブルプリント基板接続装置1は、フレキシブルプリント基板10、とフレキシブルプリント基板10の一端に着設されて、例えば硬質プリント基板20と電気的接続を行う為のコネクタ(プラグ)101と、コネクタ(プラグ)101が着設されている近傍の図示しない導体パターンを補強し、剛性を高める為の支持板102、及び支持枠103から構成される。
この様な構成のフレキシブルプリント基板接続装置1において、フレキシブルプリント基板10を硬質プリント基板20に接続するには、作業者が、コネクタ(プラグ)101近傍のフレキシブルプリント基板10を手先等で摘んで、硬質プリント基板20に着設されているコネクタ(レセプタクル)201に差し込む(矢印A方向)ことにより電気的に接続されることになる。本発明における第1の支持部材に該当する支持板102は、この差込作業の際、フレキシブルプリント基板10に着設されたコネクタ(プラグ)101近傍の導体パターンに負荷がかかり導体パターンにクラックが発生したり、また断線することを防止する為に、コネクタ近傍の導体パターンを補強し、剛性を高める為の部材であり、従来、裏打ち板と称されているものである。本発明においては、該支持板102(裏打ち板)を電磁波シールド材料からなるフェライトコアで形成する様にしている。すなわち、支持板102に従来の導体パターン補強機能と、フレキシブルプリント基板10から放射される放射電磁波を抑制する機能とを持たせている。また本発明における第2の支持部材に該当する支持枠103は、支持板102と同様にフェライトコアで形成され、フレキシブルプリント基板10において、コネクタ(プラグ)101が着設された面に、支持板102と対向して配設され、コネクタ(プラグ)101において、硬質プリント基板20に着設されているコネクタ(レセプタクル)201との接続部を回避する為の開口部a120が設けられ、コネクタ(プラグ)101近傍の導体パターンをフレキシブルプリント基板10の上下両面から覆う様な構成にしている。
支持板102及び支持枠103に使用することができる電磁波シールド材料としては例えば、パーマロイ等の高透磁率材料と銅等の良導伝体とを組み合わせた材料、プラスチック材料に鉄や銅等のフィラーを混入した材料、導電性物質を混ぜた塗料等の公知のものを使用することができるが、支持板102及び支持枠103の機械的強度を損なわない程度で適宜選択することができる。
ここで、フレキシブルプリント基板接続装置1の外観について図2を用いて説明する。
図2(a)は、フレキシブルプリント基板接続装置1の正面図、図2(b)は、フレキシブルプリント基板接続装置1の背面図、図2(c)は、フレキシブルプリント基板接続装置1の側面の断面図である。
図2(c)に示す様に、フレキシブルプリント基板10の上面には支持板102が接着されている。また、下面からは支持枠103が、その外縁に設けられた接合部110において支持板102と接着されている。この様にしてフレキシブルプリント基板10に着設されたコネクタ(プラグ)101近傍の導体パターン、及びコネクタ(プラグ)10をフレキシブルプリント基板10の導体パターンに半田付けする為にコネクタ(プラグ)10に設けられた接続端子101aは、フレキシブルプリント基板10を挟んで上下両面から、支持板102、及び支持枠103にて覆われる様な構成にしている。またフレキシブルプリント基板10の他方の端は、開口部b130を通して外部に引き出されている。
以上の様に、従来の裏打ち板に該当する支持板102をフェライトコア等の放射電磁波抑制材料で形成し、更にフレキシブルプリント基板10を挟んで、支持板102と支持枠103により、放射電磁波量が最も多いコネクタ近傍を、覆う様な構成にしているので、効果的により多くの放射電磁波を抑制することができ、更に電子機器の複雑化を招くことなく、電子機器全体の小型化、及び、低価格化に寄与することが可能なフレキシブルプリント基板接続装置を提供することができる様になった。
次に、本発明に係るフレキシブルプリント基板接続装置が適用された電子機器の一実施形態としてデジタルカメラを例に説明する。図3は、本発明に係るフレキシブルプリント基板接続装置1が適用されたデジタルカメラ5の概略構成を示す断面図である。
図3に示す様に、デジタルカメラ5は、交換レンズ51と、カメラ本体52より構成され、手ぶれ補正機能を有している。この様な構成のデジタルカメラ5において、フレキシブルプリント基板接続装置1は、手ぶれ補正機構、アクチュエーター、及びCCDエリアセンサ521等からなる手ぶれ補正ユニット522と、手ぶれ補正ユニット522の動作を制御する制御回路部品等が搭載されている回路基板523とを電気的に接続するものである。
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更、改良が可能であることは勿論である。例えば、
図4に示す様に、支持板102の後端に内部に孔が形成された矩形状の一体型成型フェライトコアを設け、フレキシブルプリント基板10を嵌挿する様な構成や、また、フェライトコアからなる支持板102、支持枠103の代わりに、電磁波シールド効果を有する、粘着性のシールド部材にてコネクタ(プラグ)101周辺を、フレキシブルプリント基板10の上下面から、包み込む様な構成にしてもよい。
本発明に係るフレキシブルプリント基板接続装置の組立て分解斜視図である。 本発明に係るフレキシブルプリント基板接続装置の正面図、背面図、及び側面断面図である。 本発明に係るフレキシブルプリント基板接続装置が適用されたデジタルカメラの概略構成を示す断面図である。 本発明に係るフレキシブルプリント基板接続装置の他の実施形態例を示す斜視図である。 従来技術に係るフレキシブルプリント基板、及びフェライトコアの模式図である。
符号の説明
1 フレキシブルプリント基板接続装置
10 フレキシブルプリント基板
101 コネクタ(プラグ)
101a 接続端子
102 支持板
103 支持枠
110 接合部
120、130 開口部
20 硬質プリント基板
201 コネクタ(レセプタクル)
5 デジタルカメラ
51 交換レンズ
52 カメラ本体
521 CCDエリアセンサ
522 手ぶれ補正ユニット
523 回路基板

Claims (4)

  1. フレキシブルプリント基板と、
    前記フレキシブルプリント基板に着設され、他の電気部品と電気的接続を行う為のコネクタと、
    前記フレキシブルプリント基板の、前記コネクタが着設された面と反対側の面に、前記コネクタと対向して設けられた第1の支持部材とを有し、
    前記第1の支持部材は、電磁波シールド材料を含有していることを特徴とするフレキシブルプリント基板接続装置。
  2. 前記第1の支持部材は、フェライトコアであることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルプリント基板接続装置。
  3. 前記フレキシブルプリント基板の前記コネクタが着設された面であって、前記第1の支持部材と対向する位置に配設された第2の支持部材を有することを特徴とする請求項1または2に記載のフレキシブルプリント基板接続装置。
  4. 前記第2の支持部材は、前記コネクタの少なくとも一部を回避する開口部を有することを特徴とする請求項3に記載のフレキシブルプリント基板接続装置。
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