JP2006302111A - タッチパネル装置及びタッチパネル付き画像表示装置 - Google Patents

タッチパネル装置及びタッチパネル付き画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】タッチパネルを通過しての電磁波ノイズの放出と侵入を防止する。
【解決手段】
抵抗膜式のタッチパネル(6)における第1、第2の抵抗膜(21、22)の両端に設けた各一対の第1、第2電極(X1、X2、Y1、Y2)と制御装置(7)とを結ぶ4本の信号線の途中に制御装置の出力信号により操作されるスイッチ(SW1)を設け、該スイッチの動作により第1、第2の電極を接地線に周期的あるいは非周期的に接続する。
【選択図】図4

Description

本発明は、入力装置であるタッチパネル装置、及び液晶表示装置やブラウン管表示装置等の画像表示装置の画像表示部前部にそのタッチパネル装置を配設したタッチパネル付き画像表示装置に関する。
従来から、カーナビゲーション装置、ATM、電子手帳などの各種情報端末には、液晶表示装置やブラウン管表示装置等の画像表示装置の表示画面上に入力装置であるタッチパネルを配設した、いわゆるタッチパネル付き画像表示装置を備えたものが多用されている。
このタッチパネル付き画像表示装置は、画像表示装置の表示画面上にタッチパネルを配設し、タッチパネル以外の面は導電性の筐体で覆った構成とされている。ところで、こうした画像表示装置は画像表示部に表示データを伝送して画像表示させる際に電磁波ノイズを発生させることがある。また、逆に外部機器からの電磁波ノイズが画像表示装置に飛び込んで誤動作を起こさせることもある。
こうした電磁波ノイズの外部への放出、外部からの侵入を防止する手段として導電性筐体は有効であるが、タッチパネル付き画像表示装置では機能上、タッチパネル面を筐体で覆うことはできない。このため、タッチパネルや画像表示部を通して電磁波ノイズの放出、侵入が生じるという問題がある。
こうした電磁波ノイズの放出、侵入を防止する従来技術としては、例えば、画像表示部を駆動する駆動ICを搭載したプリント配線基板の接地線を工夫して電磁波ノイズを低減させる技術(特許文献1参照)、液晶表示パネルの駆動手段の工夫により電磁波ノイズを低減させる技術(特許文献2参照)、駆動手段に対向して配設した電磁波シールド手段により放出ノイズを低減させる技術(特許文献3参照)、表示画面周囲を取り囲む導電ベゼルによりシールド性を向上させて防止する技術(特許文献4参照)などが提案されている。しかし、これらの技術は表示画面全体を導電体で遮蔽するほどの効果は得られず、完全な防止技術とはなりにくい。
これに対して表示画面上にシート状に加工した非常に細かいメッシュ状の電線網を配設する技術が知られているが、メッシュ状電線網が画面の視認性に少なからず影響を与えるという問題がある。更に、液晶表示画面を挟んで両側全体に透明な接地電極を配設して電磁波ノイズの放出と侵入を防止する技術も開示されている(特許文献5参照)。しかし、透明接地電極の追加は光透過率の減少により画面品位の低下させる他、透明電極の追加によるコストアップが生ずるという問題がある。
特開2004−279790号公報 特開2003−248464号公報 特開2002−229052号公報 特開2003−177675号公報 特開2001−331275号公報
本発明はこのような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その課題は、比較的低コストでタッチパネルを通しての電磁波ノイズの放出と侵入を防止することができるタッチパネル装置、及びそのタッチパネル装置を採用したタッチパネル付き画像表示装置を提供することにある。
前記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、第1の方向の両端に一対の第1の電極(X1、X2)を備える第1の抵抗膜(21)と、第1の方向とは異なる第2の方向の両端に一対の第2の電極(Y1 、Y2 )を備える第2の抵抗膜(22)とを僅かの間隙を隔てて対向配置した抵抗膜式のタッチパネル(6)と、外部圧力により第1、第2の抵抗膜が相互接触した位置座標を検出する制御装置(7)とを備えたタッチパネル装置(2)であって、第1、第2の電極と制御装置とを結ぶ4本の信号線の途中に制御装置の出力信号により操作されるスイッチ(SW1)を設け、そのスイッチの動作により第1、第2の電極を接地線に切り換え接続できるように構成したことを特徴とするタッチパネル装置である。
このような構成にしてタッチパネルからの入力を必要としない期間、あるいは入力を禁止している期間にスイッチ(SW1)により4本の信号線を接地すれば、第1、第2の抵抗膜全体が接地されることになる。接地された抵抗膜は電磁波ノイズに対してシールドの作用をなすためタッチパネルを通過しての電磁波ノイズの放出、侵入が抑制される効果を奏する。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタッチパネル装置であって、制御装置(7)は外部入力信号を受ける入力端子(12)を備え、その入力端子に外部入力信号を受けた場合には、信号を受けている間、又は外部入力信号で特定される所定時間だけスイッチ(SW1)を操作して第1、第2の電極を接地線に接続させることを特徴とする。
このように外部入力信号により指定された期間だけスイッチ(SW1)により4本の信号線を接地すれば、その期間中はタッチパネルを通過しての電磁波ノイズの放出、侵入が抑制される効果を奏する。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のタッチパネル装置であって、制御装置(7)は外部圧力が加えられる継続時間より短い時間周期で、スイッチ(SW1)を第1、第2の電極が接地線に接続される状態と制御装置に接続される状態とに交互に切り換えることを特徴とする。
外部圧力が加えられた点の位置座標を検出するのに要する時間は短時間である。従って、タッチパネルからの入力を受け付ける状態のまま、位置座標を検出する状態と第1、第2の電極を接地線に接続する状態とを速い周期で交互に切り換えても位置座標の検出には支障を生じない。このように第1、第2の電極を接地線に周期的に接続する期間を設ければ、タッチパネルからの入力を受け付ける状態においても例えば平均50%の期間は第1、第2の抵抗膜が接地された状態となるため、タッチパネルを通過しての電磁波ノイズの放出、侵入が抑制される効果を奏する。
また、請求項4に記載の発明は、画像表示装置(3)とタッチパネル装置(2)とを備えるタッチパネル付き画像表示装置(1)であって、タッチパネル装置として請求項1乃至3の何れかに記載のタッチパネル装置を採用すると共に、そのタッチパネル装置のタッチパネルを画像表示装置の画像表示部(10)前部に配設したことを特徴とするタッチパネル付き画像表示装置である。
このような構成のタッチパネル付き画像表示装置では、タッチパネルを通過しての電磁波ノイズの放出、侵入が抑制されるため外部から侵入する電磁波ノイズにより画像表示装置が誤動作したり、逆に外部に電磁波ノイズを放出して外部機器を誤動作させたりすることが減少する効果を奏する。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のタッチパネル付き画像表示装置であって、画像表示装置は第1、第2の電極を接地線に接続させることを指示する外部入力信号をタッチパネル装置に対して出力することを特徴とする。
このような構成により、例えば画像表示装置が電磁波ノイズを発生し易い時期を外部入力信号によりタッチパネル装置に知らせ、知らせを受けたタッチパネル装置がその期間中、第1、第2の抵抗膜を接地させれば画像表示装置から外部に放射される電磁波ノイズが抑制される効果を奏する。
以下、本発明に係るタッチパネル装置及びタッチパネル付き画像表示装置の一実施形態について図面を参照して詳しく説明する。図1は、そのタッチパネル付き画像表示装置1の構成をブロック図で示したものである。タッチパネル付き画像表示装置1は、タッチパネル装置2と画像表示装置3とを備えて構成される。
タッチパネル装置2は、タッチパネル6、制御装置7、スイッチSW1を備えて構成される。タッチパネル6は抵抗膜式のタッチパネルであり、制御装置7は操作者により押下されたタッチパネル6上の位置座標を検出する装置である。検出された位置座標は外部制御装置4に出力される。スイッチSW1は、タッチパネル6と制御装置7とを結ぶ信号線の途中に設けられ、制御装置7からの出力信号により信号線を一時的に接地させるためのものである。このタッチパネル装置2の回路構成と動作、作用等については後で更に詳しく説明する。
画像表示装置3は、外部制御装置4により指示された画像を表示させるもので画像表示部10と画像用制御装置11を備えて構成される。画像表示部10は、液晶表示パネル、プラズマ表示パネル、有機EL表示パネル、ブラウン管等で構成される。画像用制御装置11は、外部制御装置4からの信号を受けて画像表示部10を駆動し、指示された画像を表示させる。
図2は、タッチパネル付き画像表示装置1の外観と内部構成の例を示したものである。図2の(1)は外観の例で、導電性材料で構成された筐体12の前面窓部分にタッチパネル6が取り付けられている。図2の(2)は内部構成の例であり、タッチパネル6の背面側には画像表示部10としての例えば液晶表示パネルが密着した状態で取り付けられている。画像表示部10の背面側には画像用制御装置11と制御装置7が配置されている。これら全体は導電性材料で構成された筐体12に納められており、タッチパネル6の表面部分のみが外部に開放された状態とされている。
画像用制御装置11、制御装置7、画像表示部10は、動作途中で外部に電磁波ノイズを放出することがある。また、逆に外部から侵入する電磁波ノイズを受けて誤動作することがある。導電性材料で構成された筐体12は電磁波を通過させないので、筐体12を通しての電磁波ノイズの放出、侵入は阻止される。しかし、タッチパネル6部分は筐体12により覆われていないため、この部分を通しての電磁波ノイズの放出、侵入があり得る。本発明は、このタッチパネル6部分を通しての電磁波ノイズの放出、侵入を抑制しようとするものである。
図3は、本実施形態で採用している抵抗膜式のタッチパネル6の2枚の抵抗膜部分を模式的に表わしたものである。この抵抗膜式のタッチパネル6の構成は、通常、よく採用される構成であり特別のものではない。タッチパネル6は、表側(可動側)の第1の抵抗膜21と裏側(固定側)の第2の抵抗膜22とを、図示しないドット状などのスペーサーにより僅かの間隙を隔てて対向配置した構成とされている。各抵抗膜は、インジウムチンオキサイド(ITO)などからなる透明導電膜である。
第1の抵抗膜21は長方形で図示したX方向(第1の方向)の両端に一対の第1の電極X1、X2が形成されており、その電極X1、X2はそれぞれ信号線X11、X21に接続されている。第2の抵抗膜22も長方形でX方向とは直角のY方向(第2の方向)の両端に一対の第2の電極Y1、Y2が形成されており、その電極Y1、Y2はそれぞれ信号線Y11、Y21に接続されている。
操作者が図3中のA点を押下したとする。すると、表側(可動側)の第1の抵抗膜21が変形して裏側(固定側)の第2の抵抗膜22と接触する。第1の抵抗膜21上で入力A点を通りY方向に引いた直線の端部をa、bとする。第2の抵抗膜22のシート抵抗値は各部で同一であるので、第1の電極X1、X2間に直流電圧を印加した場合、直線ab上の電位は同じ値になる。その電位は直線abが電極X1に近づくにつれ電極X1の電位に近づき、電極X2に近づくにつれ電極X2の電位に近づく。電極X1、X2間の電位勾配は一定であるので電極X1、X2と直線ab上の3つの電位が判明すれば、直線abのX座標を計算で求めることができる。
直線ab上の電位は同一であるので仮想的な直線電極abを考えることができる。この仮想的な直線電極abと電極X1、X2との間の抵抗膜の抵抗値をそれぞれRx1、Rx2とする。この抵抗値Rx1、Rx2は、接触している入力A点を通って第1、第2の抵抗膜21、22間に電流が流れることのないようにしておき、その状態で電極X1、X2間に直流電圧を印加してその時の入力A点の電圧を測定すれば計算できる。抵抗値Rx1、Rx2は直線電極abと電極X1、X2との間の距離に比例しているので、抵抗値Rx1、Rx2が求まればその値から入力A点のX座標を計算で求めることができる。
同様に、第2の抵抗膜22上で入力A点を通りX方向に引いた直線の端部をc、dとする。仮想的な直線電極cdと電極Y1、Y2と間の抵抗膜の抵抗値をそれぞれRy1、Ry2とする。この抵抗値Ry1、Ry2も抵抗値Rx1、Rx2の場合と同様にして求めることができ、その値から入力A点のY座標を計算で求めることができる。
図4は、その抵抗値Rx1、Rx2、Ry1、Ry2を求めるためのタッチパネル装置2の回路構成を示したものである。第1の電極X1、X2に接続された信号線X11、X21、第2の電極Y1、Y2に接続された信号線Y11、Y21は、制御装置7に導かれる。信号線の途中にスイッチSW1が設けられているがその作用については後述する。制御装置7が抵抗値Rx1、Rx2、Ry1、Ry2を測定する際には、スイッチSW1は図に示すような位置に切り換えられている。
制御装置7内にはスイッチSW2が設けられている。スイッチSW2はアナログスイッチにより構成された3連のトランスファー接点構成のスイッチで、制御回路14の出力信号により同時に切り換えられる。図中のスイッチSW2の状態は、第2の抵抗膜22上の抵抗値Ry1、Ry2を求める場合を表わしている。この状態で電極Y1、Y2間に直流電圧Vrefを印加する。電極X1は開放状態となっている。第2の抵抗膜22の入力A点の電位は第1の抵抗膜21上の入力A点の電位に等しい。第1の抵抗膜21には電流が流れていないため、入力A点の電位は抵抗Rx2、電極X2、信号線X21、スイッチSW1、ステップSW2を経てAD変換器15に導かれる。そこでディジタル値に変換されて制御回路14に入力される。電極Y1、Y2の電位は判明しているので、制御回路14はその電位と入力A点の電位とから入力A点のY座標を計算で求める。
入力A点のX座標も同様にして求める。X座標を求める際には、スイッチSW2は図の位置とは反対方向に切り換える。そして電極X1、X2間に直流電圧Vrefを印加してその時の入力A点の電位を測定する。そして、電極X1、X2の電位とA点の電位とから入力A点のX座標を計算で求める。このようにスイッチSW2を切り換えて入力A点の電位を2回測定することにより、入力A点のX、Y座標を求めることができる。
次に、本実施形態に特有のスイッチSW1とそれに関連する動作、その結果としてもたらされる効果について説明する。スイッチSW1はアナログスイッチにより構成された4連のトランスファー接点構成のスイッチで、制御回路14の出力信号により同時に切り換えられる。スイッチSW1は、電極X1、X2、Y1、Y2に接続された信号線X11、X21、Y11、Y21を制御装置7内のスイッチSW2と接地電位GNDの何れか一方に切り換えるスイッチである。図中のスイッチSW1の状態は、信号線X11、X21、Y11、Y21を制御装置7内のスイッチSW1に接続する場合を示している。前述したように入力A点の座標の検出はこの状態で行なわれる。
入力A点の座標の検出を行なっていない場合には、制御回路14はスイッチSW1の状態を図に示すのとは反対側に切り換える。すると信号線X11、X21、Y11、Y21は全て接地電位GNDに接続される。その状態では第1の抵抗膜21、第2の抵抗膜22は共に全面が接地された状態となる。
この第1の抵抗膜21、第2の抵抗膜22の全面が接地された状態では、第1の抵抗膜21、第2の抵抗膜22は電磁波ノイズに対するシールド膜として機能する。従って、第1の抵抗膜21、第2の抵抗膜22を通過して放出、あるいは侵入する電磁波ノイズは大幅に減衰させられる効果を奏する。
制御回路14には、外部入力信号を受ける入力端子12が設けている。この入力端子12には、タッチパネル6からの入力操作を受け付けない、あるいは受け付ける必要のない期間を知らせる外部入力信号が入力される。この外部入力信号は、外部制御装置4あるいは画像用制御装置11から入力される。外部入力信号が、その入力がされている期間だけ入力操作を受け付けないことを指示する信号である場合には、その期間だけ制御回路14はスイッチSW1を切り換えて信号線X11、X21、Y11、Y21を全て接地電位GNDに接続する。外部入力信号が入力操作を受け付けない時間を指定するディジタル信号である場合には、制御回路14はその指定された時間だけスイッチSW1を切り換えて信号線X11、X21、Y11、Y21を接地電位GNDに接続する。
入力操作を受け付けない、あるいは受け付ける必要のない期間とは、例えば画像表示装置3が「画面消し」や「スリープ」モードとなっている場合、画像表示装置3は画像表示しているがシステム起動中、DVD映像再生中、TV映像表示中、オーディオ再生中、ナビゲーション装置のデモ走行やルート探索中などである。また、画像表示装置3からの電磁波ノイズの発生が特に大きくなる特定の使用環境、外部機器からの電磁波ノイズによる影響が特に顕著となる場合にも信号線X11、X21、Y11、Y21を接地電位GNDに接続するとよい。
このように入力操作を受け付けない、あるいは受け付ける必要のない期間や電磁波ノイズの発生や侵入が顕著である場合に接地電位GND側にスイッチSW1を切り換える他に、入力操作の受け付け中に短い時間間隔で周期的に接地電位GND側に切り換えることを行なってもよい。図5は、この考えを説明する図である。
制御回路14は、例えば0.05秒間隔でスイッチSW1を周期的に切り換える。そして、信号線X11、X21、Y11、Y21が制御装置7内のスイッチSW2に接続されている0.05秒の期間中に入力A点の電位の測定を行なって入力A点のX、Y座標を検出する。次の0.05秒の間には信号線X11、X21、Y11、Y21が接地電位GNDに接続されるようにスイッチSW1を切り換える。
操作者によるタッチパネル6の押下操作は、最短でも十分の数秒は継続する。この十分の数秒の間には制御回路14が入力A点のX、Y座標を検出するサイクルが数回存在する。従って、このようなスイッチSW1の切り換え操作をしながらでも制御回路14は入力A点のX、Y座標を検出することができる。一方、信号線X11、X21、Y11、Y21は、経過時間の半分の時間は接地電位GNDに接続されていることになる。即ち、第1の抵抗膜21、第2の抵抗膜22は、動作時間の半分の時間は接地電位GNDに接続されていて通過する電磁波ノイズを減衰させる作用を果たす。
以上、説明したように本実施形態のタッチパネル装置2及びタッチパネル付き画像表示装置1によれば、タッチパネル6を構成する第1の抵抗膜21、第2の抵抗膜22が周期的あるいは非周期的に接地電位GNDに接続されて通過する電磁波ノイズを減衰させる効果を奏する。従って、タッチパネル付き画像表示装置1の場合には、画像表示装置3から外部に放出される電磁波ノイズ、外部から侵入する電磁波ノイズが大幅に減少する効果を奏する。
タッチパネル付き画像表示装置1の構成を示すブロック図である。 タッチパネル付き画像表示装置1の外観と内部構成の例である。 抵抗膜式タッチパネル6の抵抗膜部分の模式図である。 タッチパネル装置2の回路構成の例である。 タッチパネル6の抵抗膜を周期的に座標検出側と接地側に切り換えながら入力点の座標を検出する場合を説明する図である。
符号の説明
図面中、1はタッチパネル付き画像表示装置、2はタッチパネル装置、3は画像表示装置、4は外部制御装置、6はタッチパネル、7は制御装置、10は画像表示部、11は画像用制御装置、12は入力端子、21は第1の抵抗膜、22は第2の抵抗膜、Aは入力点(押下位置)、SW1、SW2はスイッチ、GNDは接地線(接地電位)、X1、X2は一対の第1の電極、Y1、Y2は一対の第2の電極、X11、X21、Y11、Y22は信号線を示す。

Claims (5)

  1. 第1の方向の両端に一対の第1の電極(X1、X2)を備える第1の抵抗膜(21)と、前記第1の方向とは異なる第2の方向の両端に一対の第2の電極(Y1 、Y2 )を備える第2の抵抗膜(22)とを僅かの間隙を隔てて対向配置した抵抗膜式のタッチパネル(6)と、外部圧力により前記第1、第2の抵抗膜が相互接触した位置座標を検出する制御装置(7)とを備えたタッチパネル装置(2)であって、
    前記第1、第2の電極と前記制御装置とを結ぶ4本の信号線の途中に前記制御装置の出力信号により操作されるスイッチ(SW1)を設け、該スイッチの動作により前記第1、第2の電極を接地線に切り換え接続できるように構成したことを特徴とするタッチパネル装置。
  2. 請求項1に記載のタッチパネル装置であって、前記制御装置(7)は外部入力信号を受ける入力端子(12)を備え、該入力端子に外部入力信号を受けた場合には、信号を受けている間、又は該外部入力信号で特定される所定時間だけ前記スイッチ(SW1)を操作して前記第1、第2の電極を接地線に接続させることを特徴とするタッチパネル装置。
  3. 請求項1又は2に記載のタッチパネル装置であって、前記制御装置(7)は前記外部圧力が加えられる継続時間より短い時間周期で、前記スイッチ(SW1)を前記第1、第2の電極が接地線に接続される状態と前記制御装置に接続される状態とに交互に切り換えることを特徴とするタッチパネル装置。
  4. 画像表示装置(3)とタッチパネル装置(2)とを備えるタッチパネル付き画像表示装置(1)であって、
    前記タッチパネル装置として請求項1乃至3の何れかに記載のタッチパネル装置を採用すると共に、該タッチパネル装置の前記タッチパネルを前記画像表示装置の画像表示部(10)前部に配設したことを特徴とするタッチパネル付き画像表示装置。
  5. 請求項4に記載のタッチパネル付き画像表示装置であって、前記画像表示装置は前記第1、第2の電極を接地線に接続させることを指示する前記外部入力信号を前記タッチパネル装置に対して出力することを特徴とするタッチパネル付き画像表示装置。

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