JP2006301755A - データベース複製装置及びデータベース複製プログラム - Google Patents

データベース複製装置及びデータベース複製プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006301755A
JP2006301755A JP2005119312A JP2005119312A JP2006301755A JP 2006301755 A JP2006301755 A JP 2006301755A JP 2005119312 A JP2005119312 A JP 2005119312A JP 2005119312 A JP2005119312 A JP 2005119312A JP 2006301755 A JP2006301755 A JP 2006301755A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
query statement
database
execution order
order
query
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005119312A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Yagi
哲 八木
Tomohiro Hasegawa
知洋 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2005119312A priority Critical patent/JP2006301755A/ja
Publication of JP2006301755A publication Critical patent/JP2006301755A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】 データベース・マネージャの並列動作を実現させる。
【解決手段】 同一のクエリ文を複数のデータベース・マネージャ16−1〜16−nに対して発行し、かつ、複数のデータベース・マネージャ16−1〜16−nにおけるクエリ文の実行順序を同一に保つことで、複数のデータベース・マネージャ16−1〜16−nが管理するデータベース内容を同一に保つデータベース複製装置12であって、クライアント11−1〜11−nのいずれかから発行されるクエリ文を受信してクエリ文に実行順序を付与し、実行順序を付与したクエリ文を複製する順序付与装置13、複製されたクエリ文を、クエリ文に付与されている実行順序に基づいて、対応つけられたデータベース・マネージャ16−1〜16−nに発行する、データベース・マネージャ16−1〜16−nごとに設置された順序制御装置15−1〜15−n、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、同じクエリ文を複数のデータベース・マネージャに対して発行し、複数のデータベース・マネージャにおけるクエリ文の実行順序を同一に保つことにより、複数のデータベース・マネージャが管理するデータベースの内容を同一に保つ技術に関する。
同じクエリ文を複数のデータベース・マネージャに対して発行し、複数のデータベース・マネージャにおけるクエリ文の実行順序を同一に保つことにより、複数のデータベース・マネージャが管理するデータベースの内容を同一に保つ技術については、下記のような、方法a、及び方法bの2つの方法が知られている。
(方法a) データベース複製装置は、一つのマスタ順序制御装置と複数のスレーブ順序制御装置と一つの応答集約装置を持つ。マスタ順序制御装置とスレーブ順序制御装置は、データベース・マネージャと対をなす。方法aでは、マスタ順序制御装置と対をなすデータベース・マネージャにおいてクエリ文の実行が終了してから、スレーブ順序制御装置と対をなすデータベース・マネージャにおいてクエリ文の実行を開始させる(例えば、非特許文献1又は非特許文献2参照。)。
方法aにより、データベース複製装置が、複数のデータベース・マネージャが管理するデータベースの内容を同一に保つ場合の実施形態の一例を図9に、この動作の例のシーケンス図を図10に、また、図10の動作例に関するデータベース・マネージャ部分の動作例のガントチャートを図11に示す。
これらの図9、図10、及び図11に沿って、方法aにより、データベース複製装置が、複数のデータベース・マネージャが管理するデータベースの内容を同一に保つ場合の動作を説明する。
まず、クライアント91−1〜91−nのいずれか1つからデータベース複製装置92のマスタ順序制御装置93にクエリ文が送信される(S1001)。
その後、マスタ順序制御装置93は、クエリ文を受信すると、対をなすデータベース・マネージャ96−0にクエリ文を発行し、対をなすデータベース・マネージャ96−0からの応答を待つ(S1002)。
その後、データベース・マネージャ96−0は、クエリ文の実行が終了すると、マスタ順序制御装置93に応答を送信する(S1003)。
その後、マスタ順序制御装置93は、対をなすデータベース・マネージャ96−0から応答を受信すると、応答を応答集約装置94に送信するとともに(S1004)、応答を得たクエリ文を複製してスレーブ順序制御装置95−1〜95−nに送信する(S1005)。
その後、スレーブ順序制御装置95−1〜95−nは、クエリ文を受信すると、対をなすデータベース・マネージャ96−1〜96−nにクエリ文を発行し、対をなすデータベース・マネージャ96−1〜96−nからの応答を待つ(S1006)。
その後、データベース・マネージャ96−1〜96−nは、クエリ文の実行が終了すると、スレーブ順序制御装置95−1〜95−nに応答を送信する(S1007)。
その後、スレーブ順序制御装置95−1〜95−nは、対をなすデータベース・マネージャ96−1〜96−nから応答を受信すると、応答集約装置94に応答を送信する(S1008)。
その後、応答集約装置94は、全てのスレーブ順序制御装置95−1〜95−nから応答を受信した場合に、クライアント91−1〜91−nのいずれか1つに応答を送信する(S1009)。
(方法b) 方法bでは、データベース複製装置は、一つのクエリ複製装置と一つの順序指示装置と複数の順序制御装置と一つの応答集約装置を持つ。順序制御装置は、データベース・マネージャと一体化しており、順序指示装置の指示に従って、順序制御装置と一体化しているデータベース・マネージャを動作させる(例えば、特許文献1参照。)。
方法bにより、データベース複製装置が、複数のデータベース・マネージャが管理するデータベースの内容を同一に保つ場合の、実施形態の一例を図12に、この動作の例のシーケンス図を図13に、また、図13の動作例に関するデータベース・マネージャ部分の動作例のガントチャートを図14に示す。
これらの図12、図13、及び図14に沿って、方法bにより、データベース複製装置が、複数のデータベース・マネージャが管理するデータベースの内容を同一に保つ場合の動作を説明する。
まず、クライアント121−1〜121−nのいずれか1つからデータベース複製装置122のクエリ複製装置123にクエリ文が送信される(S1301)。
その後、クエリ複製装置123は、クエリ文を受信すると、受信したクエリ文を複製し、データベース・マネージャ127−1〜127−nに送信する(S1302)。
その後、順序制御装置126−1〜126−nは、一体化しているデータベース・マネージャ127−1〜127−nがデータベース128−1〜128−nに対するロックを獲得しようとすると(S1303)、一旦ロックの獲得を停止させ、順序指示装置125にロック獲得の許可を要求する(S1304)。
その後、順序指示装置125は、全ての順序制御装置126−1〜126−nから、複製された同じクエリ文に起因するロック獲得の許可の要求が揃った場合に、全ての順序制御装置126−1〜126−nにロック獲得の許可を与える(S1305)。換言すれば、順序指示装置125は、データベース・マネージャ127−1〜127−nのデータベース128−1〜128−nに対するロック獲得を同期させる。
その後、順序制御装置126−1〜126−nは、順序指示装置から許可を得た場合に、一体化しているデータベース・マネージャ127−1〜127−nにロックを獲得させる(S1306)。
その後、データベース・マネージャ127−1〜127−nは、クエリ文の実行を進める(S1307)。
その後、順序制御装置126−1〜126−nは、一体化しているデータベース・マネージャ127−1〜127−nがデータベース128−1〜128−nに対するロックを解除しようとすると(S1308)、一旦ロックの解除を停止させ、順序指示装置125にロック解除の許可を要求する(S1309)。
その後、順序指示装置125は、全ての順序制御装置126−1〜126−nから、複製された同じクエリ文に起因するロック解除の許可の要求が揃った場合に、全ての順序制御装置126−1〜126−nにロック解除の許可を与える(S1310)。換言すれば、順序指示装置125は、データベース・マネージャ127−1〜127−nのデータベース128−1〜128−nに対するロック解除を同期させる。
その後、順序制御装置126−1〜126−nは、順序指示装置125から許可を得た場合に、一体化しているデータベース・マネージャ127−1〜127−nにロックを解除させる(S1311)。
その後、データベース・マネージャ127−1〜127−nは、クエリ文を実行が終了すると、応答集約装置124に応答を送信する(S1312)。
その後、応答集約装置124は、全ての順序制御装置126−1〜126−nから応答を受信した場合に、クライアント121−1〜121−nのいずれか1つに応答を送信する(S1313)。
Welcome to pgpool page,石井達夫,[2005年2月28日検索],インターネット<URL:http://www2b.biglobe.ne.jp/caco/pgpool/> [PostgreSQLウォッチ]第7回新しいレプリケーション・ソフト「pgpool」登場,石井達夫,[2005年3月1日検索],インターネット<URL:http://itpro.nikkeibp.co.jp/members/ITPro/oss/20040422/2/> 米国特許出願公開第20040030739号明細書(特に、クレーム3)
複数のデータベース・マネージャが管理するデータベースの内容を同一に保つために、方法aでは、マスタ順序制御装置73と対をなすデータベース・マネージャ76−0においてクエリ文の実行が終了してから、スレーブ順序制御装置75−1〜75−nと対をなすデータベース・マネージャ76−1〜76−nにおいてクエリ文の実行を開始させる。したがって、データベース・マネージャ76−1〜76−nが並列動作できないために、クエリ処理のレスポンスタイムが低下する。
また方法bでは、順序指示装置105の指示に従って、順序制御装置106−1〜106−nと一体化しているデータベース・マネージャ107−1〜107−nを動作させる。したがって、データベース・マネージャ107−1〜107−nが並列動作107−1〜107−nできないために、クエリ処理のスループットが低下する。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、その目的は、データベース・マネージャの並列動作の実現にある。
そこで、上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、同一のクエリ文を複数のデータベース・マネージャに対して発行し、かつ、当該複数のデータベース・マネージャにおけるクエリ文の実行順序を同一に保つことで、当該複数のデータベース・マネージャが管理するデータベース内容を同一に保つデータベース複製装置であって、クライアントから発行されるクエリ文を受信して当該クエリ文に実行順序を付与し、当該実行順序を付与したクエリ文を複製する順序付与手段と、前記複製されたクエリ文に付与されている実行順序に基づいて、前記複製されたクエリ文を対応つけられたデータベース・マネージャに発行する、データベース・マネージャごとに設置された順序制御手段と、を有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記順序付与手段は、前記クライアントから発行されるクエリ文がトランザクションを実行するクエリ文であれば実行順序を付与して、当該実行順序を付与したクエリ文を複製し、前記順序制御手段は、前記複製されたクエリ文を対応つけられたデータベース・マネージャに発行するときに、当該実行順序よりも早い実行順序が付されたクエリ文により開始されたトランザクションの終了を意味するクエリ文の発行を確認してから、当該発行を行うことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記順序付与手段は、前記クライアントから発行されるクエリ文がロックを発生させるクエリ文であれば、ロック対象別に実行順序を付与して、当該実行順序を付与したクエリ文を複製することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、同一のクエリ文を複数のデータベース・マネージャに対して発行し、かつ、当該複数のデータベース・マネージャにおけるクエリ文の実行順序を同一に保つことで、当該複数のデータベース・マネージャが管理するデータベース内容を同一に保つデータベース複製装置に処理を実行させるデータベース複製プログラムであって、順序付与手段が、クライアントから発行されるクエリ文を受信して当該クエリ文に実行順序を付与し、当該実行順序を付与したクエリ文を複製する処理と、データベース・マネージャごとに設置された順序制御手段が、前記複製されたクエリ文に付与されている実行順序に基づいて、前記複製されたクエリ文を対応つけられたデータベース・マネージャに発行する処理と、を実行させることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記順序付与手段は、前記クライアントから発行されるクエリ文がトランザクションを実行するクエリ文であれば実行順序を付与して、当該実行順序を付与したクエリ文を複製する処理を行い、前記順序制御手段は、前記複製されたクエリ文を対応つけられたデータベース・マネージャに発行するときに、当該実行順序よりも早い実行順序が付されたクエリ文により開始されたトランザクションの終了を意味するクエリ文の発行を確認してから当該発行を行う処理を実行することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記順序付与手段は、前記クライアントから発行されるクエリ文がロックを発生させるクエリ文であれば、ロック対象別に実行順序を付与して、当該実行順序を付与したクエリ文を複製する処理を実行することを特徴とする。
請求項1及び4に記載の発明では、データベース・マネージャごとに順序制御手段を設けて、各順序制御手段が対応するデータベース・マネージャにクエリ文を発行することで、データベース・マネージャが並列動作する。
請求項2及び5に記載の発明では、クエリ文を対応つけられたデータベース・マネージャに発行するときに、当該実行順序よりも早い実行順序が付されたクエリ文により開始されたトランザクションの終了を意味するクエリ文の発行を確認してから発行を行うことで、各データベース・マネージャにおけるクエリ文の実行順序を同一に保つ。
請求項3及び6に記載の発明では、ロック対象別にロックを発生させるクエリ文の実行順序を同一に保つことで、各データベース・マネージャにおけるクエリ文の実行順序を同一に保つ。
請求項1〜6に記載の発明によれば、複数のデータベース・マネージャが管理するデータベースの内容を同一に保つ場合において、データベース・マネージャの並列動作を実現することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1はデータベース複製装置の実施形態の一例を示すブロック図、図2はこのデータベース複製装置の動作例のフローチャート図、図3はこの動作例のシーケンス図、図4は動作例に関してデータベース・マネージャ部分の動作例のガントチャートをそれぞれ示す。
図1に示すように、データベース複製装置を含むシステムはクライアント11−1〜11−n、順序付与装置13、応答集約装置14、及び順序制約装置15−1〜15−nを有するデータベース複製装置12、データベース・マネージャ16−1〜16−n、並びにデータベース17−1〜17−nを備える。
このようなシステムにおいて、まず、クライアント11−1〜11−nのいずれか1つから、データベース複製装置12の順序付与装置13にクエリ文が送信される(S201)。
その後、順序付与装置13は、受信したクエリ文に実行順序を付与する(S202)。
その後、順序付与装置13は、クエリ文を複製し、順序制御装置15−1〜15−nに送信する(S203)。
その後、順序制御装置15−1〜15−nはクエリ文を受信し(S204)、この受信したクエリ文を、クエリ文に付与されている実行順序に従って、対をなすデータベース・マネージャ16−1〜16−nに発行する(S205)。
その後、データベース・マネージャ16−1〜16−nは、クエリ文を実行し、応答を順序制御装置15−1〜15−nに送信する(S206)。
その後、順序制御装置15−1〜15−nは、受信した応答を応答集約装置14に送信する(S207)。
その後、応答集約装置14は順序制御装置15−1〜15−nから応答を受信して保存して(S208)、全ての順序制御装置15−1〜15−nから応答を受信したかを判断し(S209)、全ての順序制御装置15−1〜15−nから応答を受信した場合には、クライアント11−1〜11−nに応答を返す(S210)。
上記のように、順序付与装置13は、クライアント11−1〜11−nのいずれか1つから受信したクエリ文に実行順序を付与し、クエリ文を複製し、順序制御装置15−1〜15−nに送信する。順序制御装置15−1〜15−nは、受信したクエリ文を、クエリ文に付与されている実行順序に従って、対をなすデータベース・マネージャ16−1〜16−nに発行し、応答集約装置14は、データベース・マネージャ16−1〜16−nからの応答を集約する。したがって、データベース・マネージャ16−1〜16−nは並列動作できるようになり、クエリ処理のレスポンスタイムの低下、及びクエリ処理のスループットの低下を防ぐことができる。
(実施形態2)
図5は、実施形態2におけるデータベース複製装置が、データベースの内容を同一に保つ場合の動作例のフローチャート、図6はこの動作例のシーケンス図である。この図5、図6及び図1を用いて実施形態2における動作例を説明する。
まず、クライアント11−1〜11−nのいずれか1つから、データベース複製装置12の順序付与装置13にクエリ文が送信される(S501)。
その後、順序付与装置13は、受信したクエリ文がトランザクションの開始を意味するクエリ文であった場合には、実行順序を付与する(S502)。
その後、順序付与装置13は、クエリ文を複製し、順序制御装置15−1〜15−nに送信する(S503)。
その後、順序制御装置15−1〜15−nはクエリ文を受信し(S504)、受信したクエリ文に実行順序が付与されているかを判断し(S505)、クエリ文に実行順序が付与されていなければそのままデータベース・マネージャ16−1〜16−nに発行する(S507)。受信したクエリ文に実行順序が付与されていたときは、より早い実行順序が付与されたクエリ文により開始されたトランザクションについて、その終了を意味するクエリ文が発行されたかを判断し(S506)、その終了を意味するクエリ文が発行されていない場合にはその終了を意味するクエリ文が発行されるまでS506を実行し、その終了を意味するクエリ文が発行された場合には、受信したクエリ文を、クエリ文に付与された実行順序に従って、データベース・マネージャ16−1〜16−nに発行する(S507)。
このとき、実行順序が付与されているクエリ文により開始されたトランザクションの終了を意味するクエリ文の発行をもって、上記の実行順序が付与されているクエリ文の発行終了とみなす。
その後、データベース・マネージャ16−1〜16−nは、クエリ文を実行し、応答を順序制御装置15−1〜15−nに送信する(S508)。
その後、順序制御装置15−1〜15−nは、受信した応答を応答集約装置14に送信する(S509)。
その後、応答集約装置14は、順序制御装置15−1〜15−nから応答を受信して保存し(S510)、全ての順序制御装置から応答を受信したかを判断し(S511)、全ての順序制御装置から応答を受信した場合には、クライアントに応答を返す(S512)。
このように実施形態2では、トランザクションの開始を意味するクエリ文に実行順序を付与してクエリ文を複製し、トランザクションの終了を意味するクエリ文の発行があった場合には、このクエリ文よりも実行順序が後のクエリ文の発行を行うことで、クエリ文に付与されている実行順序に従ってクエリ文をデータベース・マネージャ16−1〜16−nに発行する。
(実施形態3)
図7は、実施形態3におけるデータベース複製装置が、データベースの内容を同一に保つ場合の動作例のフローチャート、図8はこの動作例のシーケンス図である。この図7、図8及び図1を用いて実施形態3における動作例を説明する。
まず、クライアント11−1〜11−nのいずれか1つから、データベース複製装置12の順序付与装置13にクエリ文が送信される(S701)。
その後、順序付与装置13は、受信したクエリ文がロックを発生させるクエリ文であった場合には、ロック対象べつに実行順序を付与する(S702)。
その後、順序付与装置13は、クエリ文を複製し、順序制御装置15−1〜15−nに送信する(S703)。
その後、順序制御装置15−1〜15−nはクエリ文を受信して(S704)、受信したクエリ文に実行順序が付与されているかを判断し(S705)、受信したクエリ文に実行順序が付与されていなければ、そのままデータベース・マネージャ16−1〜16−nに発行する(S707)。受信したクエリ文に実行順序が付与されていれば、より早い実行順序が付与されたクエリ文は発行されたかを判断し(S706)、より早い実行順序が付与されたクエリ文は発行されていない場合はより早い実行順序が付与されたクエリ文が発行されるまでS706を行い、より早い実行順序が付与されたクエリ文が発行された場合には、クエリ文をクエリ文に付与された実行順序の順に従って、データベース・マネージャ16−1〜16−nに発行する(S707)。
その後、データベース・マネージャ16−1〜16−nは、クエリ文を実行し、応答を順序制御装置15−1〜15−nに送信する(S708)。
その後、順序制御装置15−1〜15−nは、受信した応答を応答集約装置14に送信する(S709)。
その後、応答集約装置14は、順序制御装置15−1〜15−nから応答を受信して保存し(S710)、全ての順序制御装置から応答を受信したかを判断し(S711)、全ての順序制御装置から応答を受信した場合には、クライアントに応答を返す(S712)。
このように実施形態3では、ロックを発生させるクエリ文に対してロック対象べつに実行順序を付与してクエリ文を複製し、クエリ文が発行されていた場合には、このクエリ文の実行順序よりも後のクエリ文を発行することで、クエリ文に付与されている実行順序に従ってクエリ文をデータベース・マネージャ16−1〜16−nに発行する。
なお、上記実施形態において、データベース複製装置12は、例えば、データベース複製装置12を構成するコンピュータ装置が有するCPUによって実現され、順序付与処理、順序制御処理、及び応答集約処理などをアプリケーションプログラムとして搭載することができる。
また、データベース複製装置12の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム、又は装置に供給し、そのシステム、又は装置のCPU(MPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することも可能である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上記実施形態の機能を実現することになり、このプログラムコードを記憶した記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、CD−R、CD−RW、MO、及びHDD等がある。
データベース複製装置を含むシステムの構成例ブロック図。 実施形態1の動作例フローチャート。 実施形態1の動作例シーケンス図。 実施形態1のデータベース・マネージャ部分の動作例ガントチャート。 実施形態2の動作例フローチャート。 実施形態2の動作例シーケンス図。 実施形態3の動作例フローチャート。 実施形態3の動作例シーケンス図。 方法aのシステムの構成例ブロック図。 方法aの動作例シーケンス図。 方法aのデータベース・マネージャ部分の動作例ガントチャート。 方法bのシステムの構成例ブロック図。 方法bの動作例シーケンス図。 方法bのデータベース・マネージャ部分の動作例ガントチャート。
符号の説明
11…クライアント
12…データベース複製装置
13…順序付与装置
14…応答集約装置
15…順序制御装置
16…データベース・マネージャ
17…データベース
91…クライアント
92…データベース複製装置
93…マスタ順序制御装置
94…応答集約装置
95…スレーブ順序制御装置
96…データベース・マネージャ
97…データベース
121…クライアント
122…データベース複製装置
123…クエリ複製装置
124…応答集約装置
125…順序指示装置
126…順序制御装置
127…データベース・マネージャ
128…データベース

Claims (6)

  1. 同一のクエリ文を複数のデータベース・マネージャに対して発行し、かつ、当該複数のデータベース・マネージャにおけるクエリ文の実行順序を同一に保つことで、当該複数のデータベース・マネージャが管理するデータベース内容を同一に保つデータベース複製装置であって、
    クライアントから発行されるクエリ文を受信して当該クエリ文に実行順序を付与し、当該実行順序を付与したクエリ文を複製する順序付与手段と、
    前記複製されたクエリ文に付与されている実行順序に基づいて、前記複製されたクエリ文を対応つけられたデータベース・マネージャに発行する、データベース・マネージャごとに設置された順序制御手段と、を有することを特徴とするデータベース複製装置。
  2. 前記順序付与手段は、前記クライアントから発行されるクエリ文がトランザクションを実行するクエリ文であれば実行順序を付与して、当該実行順序を付与したクエリ文を複製し、
    前記順序制御手段は、前記複製されたクエリ文を対応つけられたデータベース・マネージャに発行するときに、当該実行順序よりも早い実行順序が付されたクエリ文により開始されたトランザクションの終了を意味するクエリ文の発行を確認してから、当該発行を行うことを特徴とする請求項1に記載のデータベース複製装置。
  3. 前記順序付与手段は、前記クライアントから発行されるクエリ文がロックを発生させるクエリ文であれば、ロック対象別に実行順序を付与して、当該実行順序を付与したクエリ文を複製することを特徴とする請求項1に記載のデータベース複製装置。
  4. 同一のクエリ文を複数のデータベース・マネージャに対して発行し、かつ、当該複数のデータベース・マネージャにおけるクエリ文の実行順序を同一に保つことで、当該複数のデータベース・マネージャが管理するデータベース内容を同一に保つデータベース複製装置に処理を実行させるデータベース複製プログラムであって、
    順序付与手段が、クライアントから発行されるクエリ文を受信して当該クエリ文に実行順序を付与し、当該実行順序を付与したクエリ文を複製する処理と、
    データベース・マネージャごとに設置された順序制御手段が、前記複製されたクエリ文に付与されている実行順序に基づいて、前記複製されたクエリ文を対応つけられたデータベース・マネージャに発行する処理と、を実行させることを特徴とするデータベース複製プログラム。
  5. 前記順序付与手段は、前記クライアントから発行されるクエリ文がトランザクションを実行するクエリ文であれば実行順序を付与して、当該実行順序を付与したクエリ文を複製する処理を行い、
    前記順序制御手段は、前記複製されたクエリ文を対応つけられたデータベース・マネージャに発行するときに、当該実行順序よりも早い実行順序が付されたクエリ文により開始されたトランザクションの終了を意味するクエリ文の発行を確認してから当該発行を行う処理を実行することを特徴とする請求項4に記載のデータベース複製プログラム。
  6. 前記順序付与手段は、前記クライアントから発行されるクエリ文がロックを発生させるクエリ文であれば、ロック対象別に実行順序を付与して、当該実行順序を付与したクエリ文を複製する処理を実行することを特徴とする請求項4に記載のデータベース複製プログラム。
JP2005119312A 2005-04-18 2005-04-18 データベース複製装置及びデータベース複製プログラム Pending JP2006301755A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005119312A JP2006301755A (ja) 2005-04-18 2005-04-18 データベース複製装置及びデータベース複製プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005119312A JP2006301755A (ja) 2005-04-18 2005-04-18 データベース複製装置及びデータベース複製プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006301755A true JP2006301755A (ja) 2006-11-02

Family

ID=37470003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005119312A Pending JP2006301755A (ja) 2005-04-18 2005-04-18 データベース複製装置及びデータベース複製プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006301755A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007200085A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Nec Corp データ複製システムおよびデータ複製方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007200085A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Nec Corp データ複製システムおよびデータ複製方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9032050B2 (en) Systems and methods for accelerating remote data retrieval via peer nodes
US9330106B2 (en) Selective synchronization of remotely stored content
WO2016202123A1 (zh) 文件推送方法、装置和系统
JP6725742B2 (ja) ファイルストレージ、オブジェクトストレージ、およびストレージシステム
JP5455527B2 (ja) 画像形成装置、該装置の制御方法、制御プログラム
JP5280583B2 (ja) サーバ記憶モデルを利用したファイルパーティションの同期
WO2018049983A1 (zh) 数据同步方法、系统、同步获取方法及装置
JP2019523600A5 (ja)
US9110807B2 (en) Cache conflict detection
TW201035861A (en) Content rendering on a computer
JP2003280965A (ja) ファイルバックアップ方法および記憶装置
JP2006294023A (ja) ファイルシステム管理装置及び方法
WO2016138859A1 (zh) 数据同步方法和集群节点
JP5721056B2 (ja) トランザクション処理装置、トランザクション処理方法およびトランザクション処理プログラム
WO2018176812A1 (zh) 静态资源发布方法及装置
JP2011191862A (ja) ファイル管理装置、ファイル管理システム、およびファイル管理プログラム
Corti et al. GeoNode: an open source framework to build spatial data infrastructures
US20120316927A1 (en) Computer-implemented method and apparatus for integrating heterogeneous business processes
JP2006301755A (ja) データベース複製装置及びデータベース複製プログラム
EP3495962A1 (en) Systems and methods for using linked documents
US20160149991A1 (en) Bulk upload of collaborative documents to an online document management system
JP6610189B2 (ja) 協働文書のオンライン文書管理システムとの同期
BRPI0921566A2 (pt) técnicas para o gerenciamento de coleções de documentos persistentes.
JPWO2015145587A1 (ja) データベースシステム、情報処理装置、方法およびプログラム
CN111694808B (zh) 一种数据处理方法、装置及计算设备