JP2006297192A - コイン精米機の玄米投入口用網材 - Google Patents

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祐一 郡司
Nobuo Yoshizawa
信夫 吉澤
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栄一 成川
Takeo Hori
武雄 堀
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TAIWA SEIKI KK
Taiwa Seiki Corp
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KANTO NOSAN KK
TAIWA SEIKI KK
Taiwa Seiki Corp
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Abstract

【課題】コイン精米機の玄米投入口の網材に、虫綴り米(害虫が出した糸で玄米同士が綴り合わされた帯状のもの)が絡まることをできる限り防止すること。
【解決手段】客室(4)側のコイン投入口から回収したコインの価格分だけ玄米を機械室(3)に取り込んで精米し、玄米より大きな異物が機械室(3)に取り込まれるのを客室(4)側の玄米投入口(5)で阻止するために、網目(6a)の平面寸法を設定してあるコイン精米機の玄米投入口用網材(6)において、網目(6a)を筒抜け状に形成し、網目(6a)の全周に亘ってその深さ寸法(D)を、虫綴り米(12)の絡み防止用に6mm以上に形成してあることを特徴とする。また、網材の上面全域を平面にしてある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、利用客が持ち込んだ玄米の中から、玄米とそれよりも大きな異物とをふるい分けるためのコイン精米機の玄米投入口用網材に関する。
コイン精米機は、利用客によるコイン及び玄米の投入、及び所望の精白度の選択によって運転を開始し、精米処理が行われるものである。このようなコイン精米機においては玄米投入口に網材が貼ってあり、利用者は網材の上に玄米を投入する。そうすると、網材の下方に玄米が通過していき、一方、玄米よりも大きな異物が網材の上に残ることになる。これは、玄米の中には、収穫機器のボルト・ナット等の部品や、石、或いは害虫発生防止用の鷹の爪などが混入していたり、投入用のコインを玄米投入口に落とすことがあるからで、かかる異物を機内に取り込む前に予め除去しているのである。
また、網材には異物除去以外に安全性の向上という目的もある。つまり、網材の下方には玄米を取り込む搬送機が配置してあり、搬送機に指先が巻き込まれるのを、網材で防止しているのである。
このような役目を果たす従来の網材91の一例としては一般的な金網、即ち図4に示すように針金92を縦横に交互に織り込んで、網目93を縦横に並列して形成したものが知られている(特許文献1)。
特開2001−38233号公報、図7
そして、網目の平面寸法を内接円で8〜15mm程度に設定し、針金には直径2〜3mmの太さのものを使用していた。針金は、太いと針金自身の上に玄米が載ることがあるので望ましくなく、かといって細すぎると、玄米投入時の勢い等で湾曲するので、強度面を考慮して上記寸法のものが用いられている。
ところが、このようにして設計された網材91に図5に示すように虫綴り米94が絡まることがある。虫綴り米とは、玄米の害虫(メシナコクガやイッテンコクガ等)が幼虫時に出した糸で玄米同士が綴り合わされた帯状のものをいう。時期的には害虫が活動を開始する5月頃から新米が出る程度までの間に虫綴り米の混入された玄米を持ち込む利用客が増える。そして、コイン精米機に投入された玄米の中に虫綴り米が含まれていると、網材の針金92から虫綴り米94がすだれ状に下がって非常に不衛生に見え、次に入室した利用客がその状態を見ると、利用をためらう要因となる。そうすると、収益が落ち込むことになるので、コイン精米機の管理者は虫綴り米を取り除くために掃除をする。
ところが、虫綴り米は長さにも色々あるが、長さによっては針金の裏面側(下側)で糸が絡み合うことがあり、この場合には網材の表面側(上側)から箒で掃いたり掃除機で吸っても、取り除くことができない。従って、管理者は網材を外して裏側を掃除しており、大変煩雑である。
本発明は上記実情を考慮してなされたもので、その目的は玄米投入口の網材に、虫綴り米が絡まることをできる限り防止することである。
本発明者は、虫綴り米が絡み合っている現状を観察して以下の点に気が付いた。即ち、虫綴り米が絡み合うのは針金単体の箇所であり、針金が上下に重なり合っている箇所(網目の四隅)には殆ど、虫綴り米が絡み合わない点である。このことから、本発明者は網材の上下方向の厚みを少なくとも針金(直径2〜3mmの太さ)2本分以上にすれば、絡み合いを防止できると考え、以下の発明を創作した。
即ち、請求項1の発明は、客室側のコイン投入口から回収したコインの価格分だけ玄米を機械室に取り込んで精米し、玄米より大きな異物が機械室に取り込まれるのを客室側の玄米投入口で阻止するために、網目の平面寸法を設定してあるコイン精米機の玄米投入口用網材において、網目を筒抜け状に形成し、網目の全周に亘ってその深さ寸法を、虫綴り米の絡み防止用に6mm以上に形成してあることを特徴とする。
また、本発明者は以下の点にも気が付いた。網材は針金を縦横に織り込んだものであるから、上面が凸凹している。そして、針金は図4(ロ)に示すようにジグザグに波打つ形状となっており、このうち最も低い箇所のすぐそば(針金が縦横に交差する箇所の付近)に絡み合った虫綴り米が集中しやすい点である。これは網材を通過する玄米の勢いで、低い位置に虫綴り米が移動するためと考えられる。そして、何本もの虫綴り米が集中することによって複雑に絡み合うことも起こるものと考えられる。また、凸凹した網材の凹んだ箇所には箒で掃いても毛先が当たらないことから、凹んだ箇所にある虫綴り米は取れにくいと考えられる。このことから、本発明者は網材上面を凹凸のない平面にすれば虫綴り米が絡みにくく、掃除もしやすくなると考え、以下の発明を創作した。
請求項2の発明は、網材の上面全域を平面にしてあることを特徴とする。
本発明は筒抜け状となった網目の全周に亘って6mm以上の深さ寸法を確保してあるので、従来に比べて虫綴り米が格段に絡みにくくなる。従って、隣り合う網目同士の間の部分(網材自身)を跨ぐように虫綴り米が載ったとしても、網材自身とは絡まっていないので、次々に取り込まれる玄米の勢いで虫綴り米が一緒に落下し、一回の精米処理が終わった段階では、虫綴り米が網材の上に残る確率は低下し、掃除の手間が大幅に省ける。
また、網材の上面が平面であるので、従来に比べて虫綴り米が絡み合い難くなる。たとえ、虫綴り米が網材に絡み合っても、網材の上面が平面であるので、掃除する箒の毛先が虫綴り米に当たって網材から落下することになり、掃除しやすくなる。
コイン精米機は図1、図3に示すように、建屋1を壁2と各種機器を利用して機械室3と客室4に仕切ってある。客室4には、玄米投入口5となるホッパーを有し、ホッパー5の上部には網材6をほぼ水平に着脱可能に支持し、玄米を機械室3に取り込む搬送機(スクリューコンベヤ)7を、ホッパー5の下部内に横向き(ほぼ水平)に固定してある。また、客室4には制御盤8の操作パネル9を向けてあり、操作パネル9には図示しないがコイン投入口や、上白、標準などの精白度を選択するスイッチ等が配置されている。利用者のコイン及び玄米の投入やスイッチの操作に基づいて制御盤8が機器を制御し、搬送機7によって玄米を機械室3内の精米装置10に送り込み、精米装置10で所望の精白度に精米し、客室側の白米タンク11に白米を貯留する。そして、白米タンク11の下端排出口を塞いでいるシャッターを利用者が開くことによって、白米タンク11内の白米をその下に置いた袋内に回収する。
上述した網材6は図2に示すように碁盤の目のような格子状であって、米通過用の網目6aが縦横に配列されている。各網目6aは筒抜け状であって、その平面寸法X−Y(縦寸法X、横寸法Y)を、内接円の直径が8mm〜15mmとなる大きさに設定し、その深さ寸法Dの下限値を6mm以上、望ましくは8mm以上に設定してある。8mm以上にすると、従来の網材で最も厚い箇所の6mmよりも差が寸法上明確となるだけでなく、虫綴り米の絡まり防止効果も差が実験上顕著となった。深さ寸法Dの上限値は、虫綴り米の絡まり防止効果という観点からすれば、ある程度までは大きい方が望ましいが、コスト面を考慮すれば15mm程度が妥当かと考えられる。また、各網目6aの周りを囲む筒状の骨部6bの幅寸法、言い換えれば隣り合う網目同士6a,6aの間のピッチを1.5〜4mmに設定してある。このような厚肉の網材6の製作手法としては、薄肉のものを複数枚重ね合わせ溶接して一体化する手法が一例として挙げられる。なお、網材6の骨部6bの上面は、米を自然と落下させるために、上向きに膨らむ半円状に形成することが望ましい。また、図示しないが、各骨部6bの上面を平面とすることによって網材6の上面全域を凸凹のない平面に形成しても良い。
上述した網材6であれば投入した玄米中に虫綴り米が混入していても、虫綴り米は網材6に絡まることなく通常であれば他の玄米と一緒になって網材6の下方に落下するし、場合によっては精米終了段階で図1に示すように骨部6bに跨るように載ることもあるが、網目6aの深さ寸法Dによって虫綴り米12の糸13が骨部6bの下方で絡まらずにすむので、網材6の上から箒で掃いたり掃除機で吸引する簡単な作業で虫綴り米12を取り除ける。
本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、網材6は格子状に限らず、他の形状たとえば亀甲状であっても良い。
コイン精米機の全体像と網材の拡大断面を示す説明図である。 (イ)、(ロ)図は網材の平面図、A−A線一部拡大断面図である。 コイン精米機の平面図である。 (イ)、(ロ)図は従来の網材の平面図、B−B線拡大断面図である。 従来の網材の不具合を示す説明図である。
符号の説明
3 機械室
4 客室
5 玄米投入口
6 網材
6a 網目
12 虫綴り米
D 深さ寸法
X−Y 平面寸法

Claims (2)

  1. 客室(4)側のコイン投入口から回収したコインの価格分だけ玄米を機械室(3)に取り込んで精米し、玄米より大きな異物が機械室(3)に取り込まれるのを客室(4)側の玄米投入口(5)で阻止するために、網目(6a)の平面寸法(X−Y)を設定してあるコイン精米機の玄米投入口用網材(6)において、
    網目(6a)を筒抜け状に形成し、網目(6a)の全周に亘ってその深さ寸法(D)を、虫綴り米(12)の絡み防止用に6mm以上に形成してあることを特徴とするコイン精米機の玄米投入口用網材。
  2. 上面全域を平面にしてあることを特徴とする請求項1記載のコイン精米機の玄米投入口用網材。
JP2005118461A 2005-04-15 2005-04-15 コイン精米機の玄米投入口用網材 Pending JP2006297192A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011183293A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Iseki & Co Ltd 精米設備

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