JP2006295861A - 移動体通信プロトコル解析装置のためのデインターリーブ方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】移動体通信プロトコル解析装置がデインターリーブ処理を行う時のメモリ使用量とプログラムの演算量が軽減し、演算速度が向上できる。
【解決手段】出力データの生成式の導出で、行列の生成を回避することによりメモリ使用量が減少し、更に並べ替え処理やダミービットの補填とプルーニング処理を回避することによりインターリーブ/デインターリーブアルゴリズムのメモリ使用量が軽減、処理過程が簡単で処理スペード向上できる。
【選択図】図1
【解決手段】出力データの生成式の導出で、行列の生成を回避することによりメモリ使用量が減少し、更に並べ替え処理やダミービットの補填とプルーニング処理を回避することによりインターリーブ/デインターリーブアルゴリズムのメモリ使用量が軽減、処理過程が簡単で処理スペード向上できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ターボ復号技術の要素技術であるインターリーブ/デインターリーブ方法及び装置に関し、特に移動体通信のプロトコル解析装置の解析方法に関する。
ターボ符号化/復号方式は移動体通信の標準団体であるサード・ジェネレーション・パートナーシップ・プロジェクト(3rd Generation Partnership Project、略して「3GPP」)にデータ伝送誤り訂正符号化・復号方式として使用されることが決定されている。
ターボ符号化/復号方式の要素技術であるインターリーブ/デインターリーブ方法は前記の3GPPに標準化され、アルゴリズムは3GPPの技術規格TS25.212に記述せれている。従って、解析装置が移動体通信プロトコルを解析する時にインターリーブとデインターリーブを行わなければならない。
3GPPの技術規格TS25.212で標準化されているインターリーブ/デインターリーブ方法は、並べ替え行列を並べ替えパターンで並べ替えることにより実現される。
前記技術規格で標準化されているインターリーブアルゴリズムでは、長さKの入力データ列に対し、R行とC列の行列Yを生成する。入力データ列を行ごとにYへ書き込み、入力データの長さKがRxCより小さいとき、データ列の後にダミービットで行列を補填する。
Yに対し、イントラロー並べ替えパターンU(i,j)で同じ行の中のデータを並べ替え、インターロー並べ替えパターンT(i)で行と行を互いに並べ替えの操作により、新しいYを生成する。行列Yを列ごとに出力し、出力データ列yを生成し、y中のダミービットを除去してから、最終出力データ列yを生成する。
Yに対し、イントラロー並べ替えパターンU(i,j)で同じ行の中のデータを並べ替え、インターロー並べ替えパターンT(i)で行と行を互いに並べ替えの操作により、新しいYを生成する。行列Yを列ごとに出力し、出力データ列yを生成し、y中のダミービットを除去してから、最終出力データ列yを生成する。
前記のアルゴリズムでインターリーブ/デインターリーブを行う時に並べ替え行列の作成とダミービットの処理が必要である。このアルゴリズムの詳細は次のようである。
「標準化アルゴリズム」
ステップ1.入力データの長さKにより、決められたルールで行列の並べ替え行列Yの行数Rと列数Cを選択する。
ステップ2.入力データを行ごとにYへ書き込み、K<R×Cの場合、K+1からR×Cまでダミービットで行列を補填する。
ステップ3.3GPPのTS25.212に決められたルールでイントラロー並べ替えパターンU(i,j)を算出、U(i,j)によりYの行内データの並べ替えを行い、Yを更新する。
ステップ4.3GPPのTS25.212決められたルールでインターロー並べ替えパターンT(j)を算出、T(j)によりYの行と行の並べ替えを行い、Yを再更新する。
ステップ5.行列Yのデータを、列ごとに書き出し、データ列yを生成する
ステップ6.データ列yのダミービットを検出し、それを削除する。このステップの処理はプルーニングとも呼ばれる。プルーニングされたデータ列yは出力データ列になる。
図6に標準化アルゴリズムを示している。
「標準化アルゴリズム」
ステップ1.入力データの長さKにより、決められたルールで行列の並べ替え行列Yの行数Rと列数Cを選択する。
ステップ2.入力データを行ごとにYへ書き込み、K<R×Cの場合、K+1からR×Cまでダミービットで行列を補填する。
ステップ3.3GPPのTS25.212に決められたルールでイントラロー並べ替えパターンU(i,j)を算出、U(i,j)によりYの行内データの並べ替えを行い、Yを更新する。
ステップ4.3GPPのTS25.212決められたルールでインターロー並べ替えパターンT(j)を算出、T(j)によりYの行と行の並べ替えを行い、Yを再更新する。
ステップ5.行列Yのデータを、列ごとに書き出し、データ列yを生成する
ステップ6.データ列yのダミービットを検出し、それを削除する。このステップの処理はプルーニングとも呼ばれる。プルーニングされたデータ列yは出力データ列になる。
図6に標準化アルゴリズムを示している。
しかしながら、標準化アルゴリズムでインターリーブとディンターリーブを行うには、並べ替え行列の生成が必要であり、メモリの使用量が増える。又、標準化アルゴリズムでインターリーブとディンターリーブを行うには、並べ替え処理、ダミービットの補填とプルーニングを行う必要があり、プログラムの操作が冗長で煩雑である
そこで、本発明は、アルゴリズムのメモリ使用量を削減し、プログラム処理過程の複雑さを軽減することを課題とする。
そこで、本発明は、アルゴリズムのメモリ使用量を削減し、プログラム処理過程の複雑さを軽減することを課題とする。
以上の課題を解決するために、本発明では標準化アルゴリズムのステップ3とステップ4で算出した並べ替えパターンを基に、入力データ列を直接出力データ列へ変換する出力データ生成式を推定し、並べ替え行列の生成を不要にし、並べ替え処理を不要にし、並べ替え式へのダミービットの補填を不要にし、ダミービットのプルーニングを不要にする。
すると、メモリの使用量が少なくなり、アルゴリズムが6ステップから3ステップに簡単化され、以上の課題を解決することが可能になる。
本発明によれば、移動体通信プロトコル解析装置がデインターリーブ処理を行う時のメモリ使用量とプログラムの演算量が軽減し、演算速度が向上できる。
本発明の一実施形態は図1に示す。図の中の四角枠部分(1、3、4)はアルゴリズムの処理部分である。1の処理の詳細は図2に示し;3の処理の詳細は図3に示し;4の処理の詳細はインターリーブとデインターリーブの出力データ列生成式が異なるところがあるので、それぞれ図4と図5に示す。
図2には入力データ読み込み部1の処理過程を示している。この部分では、入力データ列を格納し、入力データ列の長さKを読み取り、前記の3GPPのT25.212の技術規格により並べ替え行列の行数Rと列数Cの数字を定め、素因数pを定める。
図3には並べ替えパターン算出部3の処理過程を示している。この部分では、前ステップで定められたK、C、Rとpを以って、前記の3GPPのT25.212の技術規格により、イントラロー並べ替えパターンU(i,j)とインターロー並べ替えパターンT(j)を算出する。
図4にはインターリーブの出力データ列生成部の処理過程を示している。この部分では、出力データ列生成式のパラメータ算出部23で、イントラロー並べ替えパターンU(i,j)とインターロー並べ替えパターンT(j)によりパラメータmを算出し、出力データ列生成式に代入する。出力データ列生成式は、算出したパラメータmを入力データ列のアドレスとして、入力データをj番目の出力データに格納する。
図5にはディンターリーブの出力データ列生成部の処理過程を示している。この部分では、出力データ列生成式のパラメータ算出部32で、イントラロー並べ替えパターンU(i,j)とインターロー並べ替えパターンT(j)によりパラメータmを算出し、出力データ列生成式に代入する。出力データ列生成式は、入力データ列のj番目のデータを、算出したパラメータmをアドレスとした出力データに格納する。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、図6で示している標準アルゴリズムの41、43、44、45、47番の処理が不要になり、変わりに図1の出力データ列生成処理だけでインターリーブとデインターリーブの処理ができる。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、図6で示している標準アルゴリズムの41、43、44、45、47番の処理が不要になり、変わりに図1の出力データ列生成処理だけでインターリーブとデインターリーブの処理ができる。
1 入力データ読み込み部
3 並べ替えパターン算出部
4 出力データ列生成部
23 インターリーブの出力データ列生成式のパラメータ算出部
26 インターリーブの出力データ列生成式
32 デインターリーブの出力データ列生成式のパラメータ算出部
35 デインターリーブの出力データ列生成式
3 並べ替えパターン算出部
4 出力データ列生成部
23 インターリーブの出力データ列生成式のパラメータ算出部
26 インターリーブの出力データ列生成式
32 デインターリーブの出力データ列生成式のパラメータ算出部
35 デインターリーブの出力データ列生成式
Claims (5)
- 入力データ列を格納するステップ1と、入力データ列の長さKを基に並べ替えパターンを算出するステップ2と、並べ替えパターンと入力データを基づいた出力データ列生成式で出力データ列を格納するステップ3とを有することを特徴とするインターリーブとデインターリーブ方法。
- 前記ステップ3は、出力データ列生成式をインターロー並べ替えパターン(inter−row permutation pattern)T(i)とイントラロー並べ替えパターン(intra−row permutation pattern)U(i,j)と入力データを基に導出することを特徴とする請求項1記載のインターリーブとデインターリーブ方法。
- 前記ステップ3は、出力データ列生成式が並べ替えパターンT(i)及びU(i,j)の値を基に入力データ列を出力データ列へマッピングすることを特徴とする請求項1記載のインターリーブとデインターリーブ方法。
- 前記ステップ3は、出力データ列生成式がパラメータの入れ換えだけでインターリーブとディンターリーブに共に適応できることを特徴とする請求項1記載のインターリーブとデインターリーブ方法。
- 前記ステップ3は、出力データ生成式の使用でダミービット並べ替え行列の生成が不要、行列の並べ替え処理が不要、ダミービットの補填が不要、ダミービットのプルーニングが不要となることを特徴とする請求項1記載のインターリーブとデインターリーブ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005134534A JP2006295861A (ja) | 2005-04-05 | 2005-04-05 | 移動体通信プロトコル解析装置のためのデインターリーブ方法 |
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JP2005134534A JP2006295861A (ja) | 2005-04-05 | 2005-04-05 | 移動体通信プロトコル解析装置のためのデインターリーブ方法 |
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JP2006295861A true JP2006295861A (ja) | 2006-10-26 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009077371A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-04-09 | Hitachi Communication Technologies Ltd | インタリーブ方法、送信機、無線機、および無線通信システム。 |
WO2011095115A1 (zh) * | 2010-02-02 | 2011-08-11 | 华为技术有限公司 | 一种解交织方法和装置 |
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2005
- 2005-04-05 JP JP2005134534A patent/JP2006295861A/ja active Pending
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