JP2006291604A - ドア開閉制御装置、通信端末、ドア開閉制御システム - Google Patents

ドア開閉制御装置、通信端末、ドア開閉制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】 生体情報をユーザ側で管理可能とすることにより、認証時における生体情報の管理上の利便性及び処理効率を向上させることができるドア開閉制御装置、通信端末、及びドア開閉制御システムを提供する。
【解決手段】 ドア開閉制御システム1では、ユーザ登録を希望するユーザの手のひらの静脈パターンを撮像し、これを登録用の生体情報として通信端末20のICチップ203に書き込む。このように、通信端末20内に生体情報を格納することで、生体情報の生成から消滅までをユーザ側でコントロールできるので、認証時における生体情報の管理上の利便性を向上できる。また、認証時には、リードライト部101がICチップ203に直接アクセスして登録用の生体情報の読み取りを行い、ユーザから直接読み取った認証用の生体情報と照合して認証処理を行うので、迅速かつ安全に生体情報のやり取りできる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザに固有の身体的特徴を認証することによってドアの開閉を制御するドア開閉制御装置、通信端末、及びドア開閉制御システムに関する。
この種の分野に関連する技術として、例えば特許文献1に記載された入退場者認証システムがある。このシステムでは、ユーザの身体的特徴を表す情報(生体情報)を遠隔操作によって予め管理装置側に登録しておき、入退場時にユーザから入力される生体情報と、管理装置側の生体情報との照合によってユーザの認証を行ってドアの開閉を制御している。
特開2002−147078号公報
上述した従来の入退場者認証システムでは、生体情報によってユーザの正当性を照合することが可能である。しかしながら、登録された生体情報が管理装置側で一元的に管理されているため、認証時に生体情報をユーザ側でコントロールする場合の処理が煩雑となってしまう。そのため、各人の生体情報をユーザ側で管理でき、認証時における生体情報の管理上の利便性及び処理効率を向上させることができる技術が望まれている。
本発明は上記課題の解決のためになされたもので、生体情報をユーザ側で管理可能とすることにより、認証時における生体情報の管理上の利便性及び処理効率を向上させることができるドア開閉制御装置、通信端末、及びドア開閉制御システムを提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明に係るドア開閉制御装置は、ユーザに固有の身体的特徴を認証することによってドアの開閉を制御するドア開閉制御装置であって、ユーザが所有する通信端末側からユーザ登録を要求する登録要求情報を受信する登録要求受信手段と、ユーザの身体的特徴を読み取る特徴読取手段と、登録要求受信手段が登録要求情報を受信した際に、特徴読取手段が読み取った身体的特徴を表す登録用の生体情報を生成する登録情報生成手段と、通信端末内のメモリに登録用の生体情報を登録する生体情報登録手段と、通信端末側からドアの開閉を要求する開閉要求情報を受信する開閉要求受信手段と、メモリから登録用の生体情報を近距離無線通信によって読み取る生体情報読取手段と、開閉要求受信手段が開閉要求情報を受信した際に、特徴読取手段が読み取った身体的特徴を表す認証用の生体情報を生成する認証情報生成手段と、登録用の生体情報と、認証用の生体情報とを照合して、ドアの開閉を制御する開閉制御手段とを備えることを特徴としている。
このドア開閉制御装置では、登録を希望するユーザの身体的特徴を表す生体情報を、ユーザが所有する通信端末内のメモリに書き込む。したがって、生体情報の生成から消滅までをユーザ側でコントロールできるので、認証時における生体情報の管理上の利便性を向上させることができる。また、認証時には、ドア開閉制御装置が近距離無線通信によってメモリから生体情報の読み取りを行って、ユーザから直接読み取った生体情報と照合することにより認証処理を行うので、迅速かつ安全に生体情報のやり取りを行うことができる。
また、本発明に係る通信端末は、ユーザに固有の身体的特徴を認証することによってドアの開閉を制御するドア開閉制御装置を操作するための通信端末であって、ドア開閉制御装置に向けてユーザ登録を要求する登録要求情報を送信する登録要求送信手段と、ドアの開閉を要求する開閉要求情報を送信する開閉要求送信手段と、登録要求情報の送信に応じてドア開閉制御装置から送信される、ユーザの身体的特徴を表す登録用の生体情報を格納すると共に、開閉要求情報の送信の際に、登録用の生体情報をドア開閉制御装置に読み取らせるための近距離無線通信機能を有するメモリとを備えることを特徴としている。
この通信端末では、ドア開閉制御装置に向けてユーザ登録を要求する登録要求情報を送信すると、登録を希望するユーザの身体的特徴を表す生体情報がメモリに格納される。したがって、生体情報の生成から消滅までをユーザ本人がコントロールできるので、認証時における生体情報の管理上の利便性を向上させることができる。また、認証時には、近距離無線通信機能によってメモリから直接生体情報の読み取りがなされるので、迅速かつ安全に生体情報のやり取りを行うことができる。
また、本発明に係るドア開閉制御システムは、ユーザに固有の身体的特徴を認証することによってドアの開閉を制御するドア開閉制御システムであって、上述したドア開閉制御装置と通信端末とを備えて構成されていることを特徴としている。
このドア開閉制御システムでは、上述したドア開閉制御装置及び通信端末を備えることにより、生体情報の生成から消滅までをユーザ本人がコントロールできるので、認証時における生体情報の管理上の利便性を向上させることができる。また、認証時には、ドア開閉制御装置が近距離無線通信によってメモリから生体情報の読み取りを行って、ユーザから直接読み取った生体情報と照合することにより認証処理を行うので、迅速かつ安全に生体情報のやり取りを行うことができる。
以上説明したように、本発明に係るドア開閉制御装置、通信端末、及びドア開閉制御システムによれば、生体情報をユーザ側で管理可能とすることにより、認証時における生体情報の管理上の利便性及び処理効率を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るドア開閉制御装置、通信端末、及びドア開閉制御システムの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に従って構成されたドア開閉制御システムの一実施形態を示す構成図である。図1に示すように、ドア開閉制御システム1は、例えば会社のオフィス内における特定の部屋のドアDに取り付けられるドア開閉制御装置10と、ユーザが所有する通信端末20とを備え、当該ユーザに固有の身体的特徴をキーとしてドアDの開閉を制御するシステムとして構成されている。引き続き、各構成要素について説明する。
ドア開閉制御装置10は、物理的には、CPU、メモリ、通信インタフェイス、ハードディスクといった格納部、ディスプレイといった表示部、等を備えたコンピュータシステムである。このドア開閉制御装置10は、機能的な構成要素として、リードライト部101、生体情報スキャナ部102、及び開閉制御部(開閉制御手段)103を備えている。
リードライト部101は、近距離無線通信によって、通信端末20との間で情報の読み取り及び書き込みを行う部分である。近距離無線通信としては、非接触ICカード通信が用いられる。このリードライト部101は、登録要求受信部(登録要求受信手段)111、開閉要求受信部(開閉要求受信手段)112、ユーザデータベース113、生体情報書込部(生体情報登録手段)114、及び生体情報読取部(生体情報読取手段)115を備えている。なお、近距離無線通信は、例えばブルートゥース(Bluetooth)、IrDA(Infrared Data Association)等を採用してもよい。
登録要求受信部111は、ドア開閉制御システム1へのユーザ登録を要求する登録要求情報を、通信端末20から受信する部分である。登録要求受信部111は、登録要求情報を受信すると、生体情報スキャナ部102に対して、待受状態への移行を指示する移行指示情報を出力する。
開閉要求受信部112は、ドアDの開閉を要求する開閉要求情報と、ユーザの社員IDとを通信端末20から受信する部分である。開閉要求受信部112は、開閉要求情報を受信すると、まずユーザデータベース113を参照する。ここで、ユーザデータベース113に格納されている情報の一例を図2に示す。図2に示す例では、ユーザを識別するための情報である社員ID「1001」、「1002」、「1003」、「1004」…と、各社員IDごとに設定された通行権限「OK」、「OK」、「NG」、「生体認証必要」…とが関連付けられて格納されている。
この例では、通行権限が「OK」に設定された社員ID「1001」及び「1002」は、無条件でドアDの開閉を許可された者であることを示し、通行権限が「NG」に設定された社員ID「1003」は、ドアDの開閉が一切許可されていない者であることを示している。また、通行権限が「生体認証必要」となっている社員ID「1004」は、後述する登録用の生体情報と認証用の生体情報との照合によってユーザの正当性が肯定された場合に限ってドアDの開閉が許可される者であることを示している。
そして、開閉要求受信部112は、通信端末20から受け取った社員IDに基づいてユーザの通行権限を確認し、通行権限が「OK」であった場合は、ドアDの開閉を指示する開閉指示情報を開閉制御部103に出力し、通行権限が「NG」であった場合は、開閉指示情報の出力は行わず、例えば通信端末20に対してエラー表示を行う。また、通行権限が「生体認証必要」であった場合は、生体情報スキャナ部102に対して、待受状態への移行を指示する移行指示情報を出力する。
生体情報書込部114は、通信端末20のICチップ203(後述)に登録用の生体情報を登録する部分である。生体情報書込部114は、生体情報スキャナ部102から出力される登録用の生体情報を受け取ると、この情報を通信端末20のICチップ203に書き込む。
生体情報読取部115は、通信端末20のICチップ203から登録用の生体情報を読み取る部分である。生体情報読取部115は、生体情報スキャナ部102から移行指示情報を受け取ると待受状態に移行する。この待受状態において、リードライト部101に通信端末20がかざされることにより、通信端末20のICチップ203から登録用の生体情報を読み取る。そして、生体情報読取部115は、読み取った登録用の生体情報を開閉制御部103に出力する。
生体情報スキャナ部102は、ユーザに固有の身体的特徴を表す生体情報を生成する部分であり、物理的には、CPU、メモリ、通信インタフェイス、ハードディスクといった格納部、ディスプレイといった表示部、等を備えたコンピュータシステムである。この生体情報スキャナ部102は、機能的な構成要素として、撮像部(特徴読取手段、登録情報生成手段、認証情報生成手段)121、及び生体情報出力部122とを備えている。
撮像部121は、ユーザに固有の身体的特徴に基づいて生体情報を生成する部分である。この撮像部121は、登録要求受信部111又は開閉要求受信部112から移行指示情報を受け取ると待受状態に移行する。そして、図示しない操作部によるユーザの操作を契機として、例えば近赤外線の照射によって当該ユーザの「手のひらの静脈パターン」を撮像して取得し、この静脈パターンの画像データを生体情報として生成する。撮像部121は、生成した生体情報を生体情報出力部122に出力する。
また、撮像部121は、生体情報出力部122に対して生体情報の出力先を指示する出力指示情報を出力する。すなわち、撮像部121は、登録要求受信部111からの指示に従って生体情報を生成した場合には、当該生体情報を登録用の生体情報としてリードライト部101に出力することを指示する出力指示情報を生成する。また、開閉要求受信部112からの指示に従って生体情報を生成した場合には、当該生体情報を認証用の生体情報として開閉制御部103に出力することを指示する出力指示情報を生成する。そして、撮像部121は、生成した出力指示情報を生体情報と共に生体情報出力部122に出力する。
生体情報出力部122は、撮像部121から生体情報と出力指示情報とを受け取る部分である。生体情報出力部122は、受け取った出力指示情報に基づいて、生体情報をリードライト部101の生体情報書込部114又は開閉制御部103に出力する。また、生体情報出力部122は、生体情報を開閉制御部103に出力した場合には、リードライト部101の生体情報読取部115に対して、待受状態への移行を指示する移行指示情報を出力する。
開閉制御部103は、ドアDの開閉を制御する部分である。より具体的には、開閉制御部103は、開閉要求受信部112からドアDの開閉を指示する開閉指示情報を受け取った場合には、無条件でドアDの開閉を行う。また、開閉制御部103は、リードライト部101から登録用の生体情報が出力され、生体情報スキャナ部102から認証用の生体情報が出力された場合には、登録用の生体情報と認証用の生体情報との照合を行う。そして、開閉制御部103は、これら2つの生体情報が示す手のひらの静脈パターンが一致する場合にはユーザの正当性を肯定し、ドアDの開閉を行う。一方、静脈パターンが一致しない場合にはユーザの正当性を否定し、ドアDの開閉を行わない。
続いて、通信端末20について説明する。
通信端末20は、例えば携帯電話機であり、このドア開閉制御システム1へのユーザ登録や、ドアDを開閉する際のユーザ認証を行うための操作端末である。通信端末20は、物理的には、CPU(中央処理装置)、メモリといった記憶装置、プッシュボタン・マイク・カメラといった入力装置、及びディスプレイといった表示装置等を有しており、ドア開閉制御装置10のリードライト部101との間で、上述した近距離無線通信を行うことができる。また、通信端末20は、機能的な構成要素として、登録要求送信部(登録要求送信手段)201、開閉要求送信部(開閉要求送信手段)202、及びICチップ(メモリ)203を有している。
登録要求送信部201は、ドア開閉制御システム1に対してユーザ登録を要求する登録要求情報を送信する部分である。登録要求送信部201は、ユーザの操作を受け付ける操作部(図示しない)から送信指示情報を受け取ると、登録要求情報をドア開閉制御装置10に送信する。
開閉要求送信部202は、ドア開閉制御システム1に対してドアDの開閉を要求する開閉要求情報を送信する部分である。開閉要求送信部202は、ユーザの操作を受け付ける操作部(図示しない)から開閉要求情報を受け取ると、その開閉要求情報をドア開閉制御装置10に送信する。また、開閉要求情報の送信の際、開閉要求送信部202は、ICチップ203からこの通信端末20のユーザの社員IDを読み出し、ドア開閉制御装置10に送信する。
ICチップ203は、例えば非接触ICチップであり、登録要求情報の送信に応じてドア開閉制御装置10から送信される、登録用の生体情報が格納される情報格納部204を有している。この情報格納部204に格納される情報の一例を図3に示す。図3に示す例では、この通信端末20のユーザを識別する情報である社員ID「1004」と、登録用の生体情報である「手のひらの静脈パターンの画像データ」とが関連付けられて格納されている。この登録用の生体情報は、通信端末20がドア開閉制御装置10のリードライト部101にかざされることによって、ネットワークを介さずに生体情報読取部115に送信される。
続いて、図4に示すシーケンス図を参照しながら、上述の構成を有するドア開閉制御システム1の動作について説明する。
始めに、ユーザ登録を行う際の動作について説明する。まず、通信端末20をドア開閉制御装置10のリードライト部101にかざした状態で、ユーザによる所定の操作がなされると、登録要求送信部201から登録要求受信部111に登録要求情報の送信がなされる(ステップS01)。登録要求受信部111は、登録要求情報を受信すると、生体情報スキャナ部102に対して、待受状態への移行を指示する移行指示情報を出力する。
次に、待受状態に移行した生体情報スキャナ部102では、図示しない操作部によるユーザの操作を契機として、撮像部121が当該ユーザの「手のひらの静脈パターン」を撮像して取得し(ステップS02)、この静脈パターンの画像データを登録用の生体情報として生成する(ステップS03)。生成された登録用の生体情報は、生体情報出力部122を通して生体情報書込部114に出力され、この生体情報書込部114によって通信端末20のICチップ203に書き込まれる(ステップS04)。そして、登録用の生体情報は、通信端末20のユーザの社員IDと関連付けられた状態で、ICチップ203の情報格納部204内に格納される(ステップS05)。これにより、ユーザ登録が完了する。
続いて、ドアDの開閉を行う際の動作について説明する。
まず、通信端末20をドア開閉制御装置10のリードライト部101にかざした状態で、ユーザによる所定の操作がなされると、開閉要求送信部202から開閉要求受信部112に開閉要求情報及び社員IDの送信がなされる(ステップS06)。開閉要求受信部112は、開閉要求情報及び社員IDを受信すると、この社員IDに基づいてユーザデータベース113参照し、ユーザの通行権限の確認を行う(ステップS07)。
ここで、ユーザの通行権限が「OK」であった場合、開閉要求受信部112は、ドアDの開閉を指示する開閉指示情報を開閉制御部103に出力し、開閉制御部103は無条件でドアDの開閉を行う(ステップS12)。また、ユーザの通行権限が「NG」であった場合は、開閉指示情報の出力は行わず、例えば通信端末20に対してエラー表示を行う。
一方、ユーザの通行権限が「生体認証必要」であった場合、開閉要求受信部112は、生体情報スキャナ部102に対して、待受状態への移行を指示する移行指示情報を出力する。これにより、待受状態に移行した撮像部121は、図示しない操作部によるユーザの操作を契機として、ユーザの「手のひらの静脈パターン」を撮像して取得し(ステップS08)、この静脈パターンの画像データを認証用の生体情報として生成する(ステップS09)。撮像部121は、生成した認証用の生体情報を生体情報出力部122に出力する。
このとき、生体情報出力部122は、生体情報を開閉制御部103に出力すると共に、リードライト部101の生体情報読取部115に対して、待受状態への移行を指示する移行指示情報を出力する。この待受状態において、生体情報読取部115は、通信端末20のICチップ203から登録用の生体情報の読み取りを行い(ステップS10)、開閉制御部103に出力する。そして、開閉制御部103は、リードライト部101から出力された登録用の生体情報と、生体情報スキャナ部102から出力された認証用の生体情報との照合を行う(ステップS11)。そして、開閉制御部103は、これら2つの生体情報が示す手のひらの静脈パターンが一致する場合にはユーザの正当性を肯定し、ドアDの開閉を行う(ステップS12)。一方、静脈パターンが一致しない場合にはユーザの正当性を否定し、ドアDの開閉を行わない。
以上説明したように、ドア開閉制御システム1では、ユーザ登録を希望するユーザの手のひらの静脈パターンを撮像して取得し、これを登録用の生体情報としてユーザが所有する通信端末20のICチップ203に書き込む。このように、通信端末20のICチップ203に生体情報を格納させることで、生体情報の生成から消滅までをユーザ側でコントロールすることが可能となる。これにより、認証時における生体情報の管理上の利便性を向上させることができる。また、認証時には、リードライト部101がICチップ203に直接アクセスして登録用の生体情報の読み取りを行うと共に、ユーザから直接読み取った認証用の生体情報と照合することにより認証処理を行うので、迅速かつ安全に生体情報のやり取りを行うことができる。
なお、本実施形態は上記実施形態に限られるものではない。例えば、生体情報スキャナ部102をドア開閉制御装置10から分離させてドアDとは離れた場所に配置し、ユーザ登録を行う処理は管理サーバ(図示しない)を介して行うようにしてもよい。この場合のドア開閉制御システム1の動作について、図5に示すシーケンス図を用いて説明する。
まず、ユーザによる所定の操作により、登録要求送信部201から登録要求受信部111に登録要求情報の送信がなされる(ステップS21)。次に、撮像部121が当該ユーザの「手のひらの静脈パターン」を撮像して取得し(ステップS22)、この静脈パターンの画像データを登録用の生体情報として生成する(ステップS23)。生成された登録用の生体情報は、所定のネットワークを通して生体情報出力部122から管理サーバに送信される(ステップS24)。この管理サーバは、受信した登録情報を、ユーザの社員IDと関連付けて登録・管理する(ステップS25)。これにより、ユーザ登録が完了する。
そして、通信端末20側からダウンロード要求があった場合に、管理サーバは、登録用の生体情報を含む専用のアプリケーションを通信端末20に送信する(ステップS26)。これにより、登録用の生体情報は、ユーザの社員IDと関連付けられた状態でICチップ203の情報格納部204内に格納される(ステップS27)。以下、認証時の動作であるステップS28〜ステップS34については、上述したステップS06〜ステップS12と同様であるので説明を省略する。
このような構成では、遠隔操作によってユーザ登録を行うことができるので、登録時における生体情報の管理上の利便性を向上させることができる。また、例えば専用のアプリケーションを有効期限付き(ワンタイムアプリケーション)とすれば、ユーザが通信端末20を紛失するようなことがあっても、生体情報が第三者に漏洩するリスクを回避できる。
本発明に係るドア開閉制御システムの一実施形態を示す構成図である。 ユーザデータベースに格納される情報の一例を示す図である。 ICチップに格納される情報の一例を示す図である。 図1に示したドア開閉制御システムの動作を示すシーケンス図である。 変形例に係るドア開閉制御システムの動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…ドア開閉制御システム、10…ドア開閉制御装置、103…開閉制御部、111…登録要求受信部、112…開閉要求受信部、114…生体情報書込部(生体情報登録手段)、115…生体情報読取部、121…撮像部(特徴読取手段、登録情報生成手段、認証情報生成手段)、20…通信端末、201…登録要求送信部、202…開閉要求送信部、203…ICチップ(メモリ)、D…ドア。

Claims (3)

  1. ユーザに固有の身体的特徴を認証することによってドアの開閉を制御するドア開閉制御装置であって、
    前記ユーザが所有する通信端末側からユーザ登録を要求する登録要求情報を受信する登録要求受信手段と、
    前記ユーザの身体的特徴を読み取る特徴読取手段と、
    前記登録要求受信手段が前記登録要求情報を受信した際に、前記特徴読取手段が読み取った前記身体的特徴を表す登録用の生体情報を生成する登録情報生成手段と、
    前記通信端末内のメモリに前記登録用の生体情報を登録する生体情報登録手段と、
    前記通信端末側から前記ドアの開閉を要求する開閉要求情報を受信する開閉要求受信手段と、
    前記メモリから前記登録用の生体情報を近距離無線通信によって読み取る生体情報読取手段と、
    前記開閉要求受信手段が前記開閉要求情報を受信した際に、前記特徴読取手段が読み取った前記身体的特徴を表す認証用の生体情報を生成する認証情報生成手段と、
    前記登録用の生体情報と、前記認証用の生体情報とを照合して、前記ドアの開閉を制御する開閉制御手段とを備えることを特徴とするドア開閉制御装置。
  2. ユーザに固有の身体的特徴を認証することによってドアの開閉を制御するドア開閉制御装置を操作するための通信端末であって、
    前記ドア開閉制御装置に向けてユーザ登録を要求する登録要求情報を送信する登録要求送信手段と、
    前記ドアの開閉を要求する開閉要求情報を送信する開閉要求送信手段と、
    前記登録要求情報の送信に応じて前記ドア開閉制御装置から送信される、前記ユーザの身体的特徴を表す登録用の生体情報を格納すると共に、前記開閉要求情報の送信の際に、前記登録用の生体情報を前記ドア開閉制御装置に読み取らせるための近距離無線通信機能を有するメモリとを備えることを特徴とする通信端末。
  3. ユーザに固有の身体的特徴を認証することによってドアの開閉を制御するドア開閉制御システムであって、
    請求項1に記載のドア開閉制御装置と、請求項2に記載の通信端末とを備えて構成されていることを特徴とするドア開閉制御システム。
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