JP2006286556A - 燃料電池システム - Google Patents
燃料電池システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006286556A JP2006286556A JP2005108322A JP2005108322A JP2006286556A JP 2006286556 A JP2006286556 A JP 2006286556A JP 2005108322 A JP2005108322 A JP 2005108322A JP 2005108322 A JP2005108322 A JP 2005108322A JP 2006286556 A JP2006286556 A JP 2006286556A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- fuel cell
- pipe
- fuel
- electrodes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
【課題】生成水に浸された一対の電極に対する電圧印加で生じた気体の不純物を適正に排出する。
【解決手段】燃料電池システムは、燃料電池の反応ガスが流れる反応ガス排出通路と、反応ガス排出通路上に設けられ、反応ガスに含まれる生成水を貯留する貯留部と、貯留部に貯留された生成水と接する一対の電極と、一部が貯留部内に配置され、貯留部に貯留された生成水の水面にその上方から挿入された状態で該生成水中に没する開口端部を有し、一対の電極に対する電圧印加により生じる生成水中の不純物が気化した不純物ガスが流れる不純物ガス排出通路とを備え、一対の電極の少なくとも不純物ガスが生じる側の電極の少なくとも一部が、開口端部から不純物ガス排出通路内に挿入された状態で配置されている。
【選択図】図2
【解決手段】燃料電池システムは、燃料電池の反応ガスが流れる反応ガス排出通路と、反応ガス排出通路上に設けられ、反応ガスに含まれる生成水を貯留する貯留部と、貯留部に貯留された生成水と接する一対の電極と、一部が貯留部内に配置され、貯留部に貯留された生成水の水面にその上方から挿入された状態で該生成水中に没する開口端部を有し、一対の電極に対する電圧印加により生じる生成水中の不純物が気化した不純物ガスが流れる不純物ガス排出通路とを備え、一対の電極の少なくとも不純物ガスが生じる側の電極の少なくとも一部が、開口端部から不純物ガス排出通路内に挿入された状態で配置されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、燃料電池から排出される生成水に溶出した不純物を除去する構成を有する燃料電池システムに関する。
燃料電池の分野では、燃料電池から排出された生成水に接する一対の電極を用意し、この一対の電極に対する電圧印加により生成水中の不純金属イオンを陰極に析出させて除去する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
また、本発明に関連する先行技術として、例えば特許文献2〜4に開示された技術がある。
特開2000−260459号公報
特開2002−313404号公報
特開平4−296459号公報
特開2002−216812号公報
しかしながら、例えば、燃料電池として固体高分子型燃料電池が適用されている場合には、生成水中にフッ素イオンが不純物として溶出することがある。このようなフッ素イオンが含まれた生成水に一対の電極を浸して電圧印加した場合、生成水中のフッ素イオンは、気体(フッ素ガス)として一方の電極側にあらわれる。
このとき、特許文献1に記載されるような不純イオン除去手段の構成では、気体のフッ素が再び生成水中に溶け込んでしまう可能性があった。言い換えれば、特許文献1記載の技術では、気体として生成される生成水中の不純物を適正に排出することができなかった。
本発明は、上述した問題に鑑みなされたものであり、生成水に浸された一対の電極に対する電圧印加により気体として生じる生成水中の不純物を適正に排出することができる技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述した目的を達成するために、以下の構成を採用する。
即ち、本発明の燃料電池システムは、
燃料電池の反応ガスが流れる反応ガス排出通路と、
前記反応ガス排出通路上に設けられた前記反応ガスに含まれる生成水を貯留する貯留部と、
前記貯留部に貯留された生成水と接する一対の電極と、
一部が前記貯留部内に配置され、前記貯留部に貯留された生成水にその上方から挿入された状態で没する開口端部を有し、前記一対の電極に対する電圧印加により生じる生成水中の不純物が気化した不純物ガスが流れる不純物ガス排出通路とを備え、
前記一対の電極の少なくとも前記不純物ガスが生じる側の電極の少なくとも一部が前記開口端部から不純物ガス排出通路内に挿入された状態で配置されている
ことを特徴とする。
燃料電池の反応ガスが流れる反応ガス排出通路と、
前記反応ガス排出通路上に設けられた前記反応ガスに含まれる生成水を貯留する貯留部と、
前記貯留部に貯留された生成水と接する一対の電極と、
一部が前記貯留部内に配置され、前記貯留部に貯留された生成水にその上方から挿入された状態で没する開口端部を有し、前記一対の電極に対する電圧印加により生じる生成水中の不純物が気化した不純物ガスが流れる不純物ガス排出通路とを備え、
前記一対の電極の少なくとも前記不純物ガスが生じる側の電極の少なくとも一部が前記開口端部から不純物ガス排出通路内に挿入された状態で配置されている
ことを特徴とする。
本発明によれば、一対の電極に対する電圧印加により電極の一方側で生成水中の不純物ガスが生じる。このとき、不純物ガスが生じる側の電極は、不純物ガス排出通路の開口端部内に配置されている。このため、該電極で生じる不純物ガスは、貯留部内で溜まることなく不純物ガス排出通路を通って排出される。このようにして、不純物ガスが生成水中に再び溶け込むことを防止し、不純物ガス排出通路を通じて適正に排出することが可能となる。
本発明による燃料電池システムは、前記不純物ガス排出通路内の不純物ガスをその排出方向に吸引する吸引手段をさらに備えることを特徴とする。このようにすれば、不純物ガスが再び生成水に溶け込む前に排出することが可能となる。
本発明による燃料電池システムは、移動体上に設けられ、前記一対の電極に対する電圧印加は前記移動体の移動時に行われることを特徴とする。このようにすれば、移動体の移動時に不純物ガスを不純物ガス排出通路を通じて移動体の外部に排出することが可能となる。このため、不純物の濃度が局所的に上昇することを抑制することができる。
本発明による燃料電池システムは、前記燃料電池は固体高分子型燃料電池であり、前記不純物はフッ素であることを特徴とする。
本発明によれば、生成水に浸された一対の電極に対する電圧印加により気体として生じる生成水中の不純物を適正に排出することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
〈燃料電池システムの構成例〉
図1は、本発明が適用される燃料電池システムの構成例を示す図である。図1に示す構成例では、燃料電池1として、固体高分子型燃料電池(PEFC)が適用されている。燃料電池1は、複数のセルが積層されてなるセルスタック構造を持つ。
図1は、本発明が適用される燃料電池システムの構成例を示す図である。図1に示す構成例では、燃料電池1として、固体高分子型燃料電池(PEFC)が適用されている。燃料電池1は、複数のセルが積層されてなるセルスタック構造を持つ。
各セルは、固体高分子電解質膜と、固体高分子電解質膜を両側から挟む燃料極(アノー
ド)及び空気極(酸化剤極:カソード)と、燃料極及び空気極を挟む燃料極側セパレータ及
び空気極側セパレータとからなる。
ド)及び空気極(酸化剤極:カソード)と、燃料極及び空気極を挟む燃料極側セパレータ及
び空気極側セパレータとからなる。
燃料極は、拡散層と触媒層とを有し、水素ガスや水素リッチガスなどの水素を含む燃料ガスが燃料供給系により燃料極に供給される。燃料極に供給された燃料ガスは、拡散層で拡散され触媒層に到達する。触媒層では、水素がプロトン(水素イオン)と電子とに分離される。水素イオンは固体高分子電解質膜を通って空気極に移動し、電子は外部回路(図示
せず)を通って空気極に移動する。
せず)を通って空気極に移動する。
一方、空気極は、拡散層と触媒層とを有し、空気等の酸化剤ガスが酸化剤供給系により空気極に供給される。空気極に供給された酸化剤ガスは、拡散層で拡散され触媒層に到達する。触媒層では、酸化剤ガスと、固体高分子電解質を通って空気極に到達した水素イオンと、外部回路を通って空気極に到達した電子とによる反応により水が生成される。
このような燃料極及び空気極における酸化還元反応の際に外部回路を通る電子が、燃料電池1のセルスタックの両端子間に接続される図示しない負荷に対する電力として使用される。
燃料電池1には、燃料を供給及び排出するための燃料供給/排出系と、酸化剤を供給及び排出するための酸化剤供給/排出系とが接続される。図1において、燃料供給/排出系は次のように構成されている。
すなわち、燃料電池1に設けられた燃料入口1Aは、水素源(例えば、高圧水素を貯留
したタンク)2及び調圧弁3と配管4を介して接続されている。一方、燃料電池1に設け
られた燃料出口1Bは、配管5を介して、燃料ガスの気液分離器6の入口に接続されている。燃料電池1の内部には、燃料入口1Aと燃料出口1Bとを結び、且つ各セルの燃料極を経由する燃料通路1Cが設けられている。
したタンク)2及び調圧弁3と配管4を介して接続されている。一方、燃料電池1に設け
られた燃料出口1Bは、配管5を介して、燃料ガスの気液分離器6の入口に接続されている。燃料電池1の内部には、燃料入口1Aと燃料出口1Bとを結び、且つ各セルの燃料極を経由する燃料通路1Cが設けられている。
燃料気液分離器6の気体側出口は、配管7を介して、モータにより駆動する循環ポンプ8の入口に接続されている。循環ポンプ8の出口には配管9が設けられており、配管9は、逆止弁10を介して配管4に接続されている。また、配管9には、排気管11及び排気弁12が配置されている。排気弁12から排出されるガスは図示せぬ希釈器を通って水素濃度が薄められた後、外部に排出される。
以上の構成において、燃料ガスが通過する配管のうち、配管5、気液分離器6、配管7、配管9は、ステンレス(SUS)のような金属製の材質で構成されている。
このような燃料供給/排出系の構成によれば、水素源2から送り出される高圧の水素ガス(燃料ガス)は、調圧弁3で調圧された後、配管4を通って燃料入口1Aから燃料電池1内に入り、燃料通路1Cを通過する際に燃料極にて電極反応に消費される。その後、燃料極を通過した燃料ガスは、燃料オフガスとして燃料出口1Bから配管5(燃料電池1の外
部)へ排出され、気液分離器6へ送られる。
部)へ排出され、気液分離器6へ送られる。
気液分離器6では、燃料オフガスが気相成分と液相成分とに分離され、気相成分は配管7を通って循環ポンプ8により再び配管4に供給される。このように、燃料電池1に供給される燃料ガスが循環するように構成されている。さらに、調圧弁3及び排気弁11の開閉制御により、燃料ガスの濃度が適正な範囲で保たれるように構成されている。
一方、図1において、酸化剤供給/排出系は、次のように構成されている。すなわち、燃料電池1に設けられた酸化剤入口1Dは、配管13を介してエアコンプレッサ14に接続されている。また、燃料電池1に設けられた酸化剤出口1Eは、配管15を介して酸化剤ガスの気液分離器16の入口に接続されている。燃料電池1の内部には、酸化剤入口1Dと酸化剤出口1Eとを結び、且つセルの空気極を経由する酸化剤通路1Fが設けられている。さらに、気液分離器6の液相成分の出口は、ドレン弁を介して配管17の一端に接続されており、配管17の他端は配管15に接続されている。
このような酸化剤供給/排出系の構成によれば、エアコンプレッサ14のモータによる駆動により、酸化剤ガスとしての空気が、エアコンプレッサ14内に導入され、圧縮される。エアコンプレッサ14から吐出される空気は、配管13を通って燃料電池1に供給される。空気は酸化剤入口1Dから燃料電池1内に入り、酸化剤通路1Fを通過する際に、空気極にて電極反応に消費される。その後、空気極を通過した空気は、酸化剤オフガスとして酸化剤出口1Eから配管15(燃料電池1の外部)に排出される。配管15に送り出された酸化剤オフガスは、配管17から合流する液相成分とともに気液分離器16へ導入される。
気液分離器16では、気相成分と液相成分(生成水)との分離が行われる。気相成分は、気相成分出口16Aから排出される。このとき、気相成分が図示せぬ希釈器を通るように
しても良い。液相成分(生成水)は、気液分離器16内で気化され、ドレン16Bから排出される。ドレン16Bから排出される気化ガスは、直接に又は図示せぬ希釈器を通って外気中に排出される。
しても良い。液相成分(生成水)は、気液分離器16内で気化され、ドレン16Bから排出される。ドレン16Bから排出される気化ガスは、直接に又は図示せぬ希釈器を通って外気中に排出される。
ところで、燃料電池1では、空気極での反応によって水(生成水)が生成される。生成水は、固体高分子電解質膜を通じて空気極から燃料極に到達する。固体高分子電解質膜には、フッ素系樹脂系高分子膜が適用されている。このため、燃料極へ移動する生成水中にフッ素(フッ素イオン)が溶出することがある。
燃料極へ到達した生成水は、燃料ガスとともに、燃料電池1の外部(配管5)に排出される。このとき、燃料電池1から排出される生成水中のフッ素イオンは、配管5等を構成する金属と反応し金属イオン(ステンレス(SUS)であれば、鉄(Fe),ニッケル(Ni),
クロム(Cr)等の各イオン)が溶出する要因となることがある。生成水は、気液分離器6
で液相成分として燃料オフガスから分離され、配管17、15を通じて気液分離器16に導入される。
クロム(Cr)等の各イオン)が溶出する要因となることがある。生成水は、気液分離器6
で液相成分として燃料オフガスから分離され、配管17、15を通じて気液分離器16に導入される。
本発明の実施形態は、生成水中に溶出した不純物(例えばフッ素)を、気液分離器6において生成水中から除去し、適正に外部に排出可能とする構成について例示する。
〈気液分離器の構成〉
図2は、本発明の実施形態に係る気液分離器6を中心とした構成例を示す図である。図2において、気液分離器6の本体は、内部が中空となっており、その水平面における断面は円形となっている。
図2は、本発明の実施形態に係る気液分離器6を中心とした構成例を示す図である。図2において、気液分離器6の本体は、内部が中空となっており、その水平面における断面は円形となっている。
本体20の側壁には配管15が取り付けられ、配管15の内部空間は本体20の内部空間に連通している。本体20の上壁には、配管7が取り付けられ、本体20の内部空間は配管7の内部空間に連通している。このような構成により、本体20の内部空間は、次の作用を生じる気液分離室21として機能する。
即ち、気液分離室21には、配管5からの生成水を含む燃料オフガスが導入される。ここに、配管5は、本体20に対し、本体20の水平方向の断面円形状に対する接線方向に燃料オフガスを導入するように取り付けられている。このため、気液分離室21内に導入された燃料オフガスは、気液分離室21の内周面に沿って旋回する。
このとき、比重の軽い気相成分(燃料オフガス)は、配管5から気液分離室21内に導入される燃料オフガスに押し出されるようにして配管7へ排出される。一方、比重の重い液相成分(生成水)は、気液分離室21の底部へ移動する。本体20の底部中央は開口され、この開口部にはドレン管22が連結されている。ドレン管22はドレン弁23(例えば電
磁弁)を介して配管17に連結されている。
磁弁)を介して配管17に連結されている。
ドレン弁23が閉弁状態にある間、生成水は、気液分離室21内において貯留される。一方、ドレン弁23が開弁すると、気液分離室21内に貯留された生成水は、ドレン管22及びドレン弁23を通って配管17に排出される。ドレン弁23の開閉制御は、ECU31により行われる。
気液分離器6には、導出管24が取り付けられている。導出管24は、図2に示す例では、本体20の上壁を貫通する状態で上下方向に延伸し、その一部が本体20の上面から上方に延出した状態となっている。導出管24の下端は、気液分離室21内において下方を向いて開口している。一方、導出管24の上端は、配管13(図1)から分岐した排出管25の中間部に連結されている。
気液分離室21内には、一対の電極26,27が配置されている。電極26は、気液分
離室21の底面を、開口部を除いて覆う状態で設けられている。一方、電極27は、その一部が導出管24の下端開口部(開口端部)からその内部に挿入された状態で、図示せぬ支持部材により支持配置されている。各電極26,27は、通電線を通じて電力供給部28
に接続されておる。電力供給部28は、二次電池28Aを有し、この二次電池28Aに蓄えられた電力を電源として、電極26,27に直流電圧を印加するように構成されている
。
離室21の底面を、開口部を除いて覆う状態で設けられている。一方、電極27は、その一部が導出管24の下端開口部(開口端部)からその内部に挿入された状態で、図示せぬ支持部材により支持配置されている。各電極26,27は、通電線を通じて電力供給部28
に接続されておる。電力供給部28は、二次電池28Aを有し、この二次電池28Aに蓄えられた電力を電源として、電極26,27に直流電圧を印加するように構成されている
。
また、気液分離室21内には、貯留された生成水の水位を測定するための水位センサ(
レベルセンサ)30が配置されており、水位センサ30の出力はECU31に入力される
。ECU31は、水位センサ30の出力に基づき、気液分離室21内の水位を測定する。
レベルセンサ)30が配置されており、水位センサ30の出力はECU31に入力される
。ECU31は、水位センサ30の出力に基づき、気液分離室21内の水位を測定する。
さらに、本体20の下面には、この下面を一様に加熱する状態で、電熱線ヒータ32(
以下、単に「ヒータ32」という)が設けられている。ヒータ32は、通電線を通じて電
力供給部28に接続されている。電力供給部28は、燃料電池システムが搭載された移動体(例えば車両)の減速時において、移動体の発電機により生じる回生ブレーキによる回生エネルギー(電力)、及び/又は、二次電池28Aに蓄積された電力を電源として、ヒータ32に対して電力を供給するように構成されている。
以下、単に「ヒータ32」という)が設けられている。ヒータ32は、通電線を通じて電
力供給部28に接続されている。電力供給部28は、燃料電池システムが搭載された移動体(例えば車両)の減速時において、移動体の発電機により生じる回生ブレーキによる回生エネルギー(電力)、及び/又は、二次電池28Aに蓄積された電力を電源として、ヒータ32に対して電力を供給するように構成されている。
ECU31は、気液分離室21内に配置された温度センサ33の出力を受け取って気液分離室21内(生成水)の温度を測定する。ECU31は、測定される温度が所定の範囲に収まるように、電力供給部28によるヒータ32への通電を制御する。
ECU31は、CPU(中央演算処理装置)のようなプロセッサ,メモリ(ROMやRA
M:記憶手段),入出力インタフェース(I/O)等から構成されている。プロセッサがメ
モリに格納されたプログラムを実行することによって、ECU31は、制御手段として、次のような処理を行う。
M:記憶手段),入出力インタフェース(I/O)等から構成されている。プロセッサがメ
モリに格納されたプログラムを実行することによって、ECU31は、制御手段として、次のような処理を行う。
第1に、ECU31は、水位センサ30の出力に基づいて測定される気液分離室21内の水位に基づき、ドレン弁23の開閉制御を行う。例えば、ECU31は、水位が第1の所定水位を超えると、ドレン弁23に制御信号を与えてドレン弁23を開き、生成水を配管17に排出する。その後、水位が第2の所定水位(第1の所定水位と同じであっても良
い)よりも低下すると、ECU31は、ドレン弁23に制御信号を与えてドレン弁23を
閉じ、生成水を気液分離室21内に溜める。
い)よりも低下すると、ECU31は、ドレン弁23に制御信号を与えてドレン弁23を
閉じ、生成水を気液分離室21内に溜める。
このようなドレン弁23の制御により、気液分離室21内には、常に所定量の生成水が貯留された状態となる。第2の所定水位は、電極26と、電極27の少なくとも一部と、導出管24の下端(開口端部)とが常に生成水中に漬かる(没する)ように決定されている。これにより、気液分離室21における燃料オフガスの流路が、貯留された生成水により導出管24の内部空間と隔てられた状態となっている。
第2に、ECU31は、電力供給部28の動作を制御し、電極26,27に電圧印加を
行うことで、気液分離室21内に貯留された生成水から不純物ガスとしてのフッ素ガスを発生させる。ここに、生成水中のフッ素(フッ素イオン)は、水との反応により、HF(フ
ッ化水素)系の化合物として存在することが考えられる。このため、HFの電解によりフ
ッ素ガス(F2)を発生させる手法を適用することが可能である。
行うことで、気液分離室21内に貯留された生成水から不純物ガスとしてのフッ素ガスを発生させる。ここに、生成水中のフッ素(フッ素イオン)は、水との反応により、HF(フ
ッ化水素)系の化合物として存在することが考えられる。このため、HFの電解によりフ
ッ素ガス(F2)を発生させる手法を適用することが可能である。
具体的には、電力供給部28は、電極26が陰極となり、電極27が陽極となるように直流電圧を印加する。このとき、例えば8〜12ボルト[V]の電圧が印加される。電極2
6(陰極)の材質には、例えば鉄(Fe)が適用され、電極27(陽極)の材質には、ニッケル(Ni)や炭素(C)が適用される。
6(陰極)の材質には、例えば鉄(Fe)が適用され、電極27(陽極)の材質には、ニッケル(Ni)や炭素(C)が適用される。
ECU31は、電極26,27に対する電圧印加、及びヒータ32による加熱が、燃料
電池システムを搭載した移動体の移動時(走行時)にのみ行われるように、電力供給部28を制御する。例えば、ECU31は、移動体の速度を示す信号を、移動体状態信号として図示せぬ移動体の速度計から受け取るようになっており、速度が零より大きい場合に、電圧印加及び加熱を行う。
電池システムを搭載した移動体の移動時(走行時)にのみ行われるように、電力供給部28を制御する。例えば、ECU31は、移動体の速度を示す信号を、移動体状態信号として図示せぬ移動体の速度計から受け取るようになっており、速度が零より大きい場合に、電圧印加及び加熱を行う。
例えば、ECU31は、速度が零を上回ることを検知すると、二次電池28Aと各電極26,27との間に設けられたスイッチ(電力供給部28に備えられている)をオンにする
。これに対し、ECU31は、速度が零であることを検知すると、上記スイッチをオフにする。
。これに対し、ECU31は、速度が零であることを検知すると、上記スイッチをオフにする。
また、上記したHFの電解は、80〜100℃の雰囲気下で行われることが好ましい。このため、ECU31は、移動体の走行時に、温度センサ33を用いて測定される気液分離室21(生成水)の温度が上記範囲に収まるように、電力供給部28に制御信号を与えて、ヒータ32のオン/オフ制御を行う。但し、気液分離器21内の生成水の蒸発や、生成水の回収率の低下を抑制するために、気液分離室21の目標温度は、上記範囲内で可能な限り低く設定される。
電極26,27に対する電圧印加により、生成水中では、フッ素イオンが電極27(陽極)に移動し、電極27での反応によりフッ素ガスとなる。電極27の表面に気泡としてあ
らわれるフッ素ガス(図2中のF)は、浮上して生成水の水面に到達する。
らわれるフッ素ガス(図2中のF)は、浮上して生成水の水面に到達する。
ここで、電極27は、導出管24内に配置された状態となっている。このため、フッ素ガスの気泡は、導出管24内における生成水の水面に到達し、導出管24内の空気中に拡散する。導出管24の少なくとも下端開口部の内径は、電極27表面に生じるフッ素ガスの気泡を全て導出管24内に回収可能な大きさで構成される。
移動体の走行時には、燃料電池1の発電のために、エアコンプレッサ14が駆動し、空気が配管13内に吐出される。配管13内に吐出された空気の一部は、排出管25を通って外気中に排出される。このように、移動体の走行時における排出管25内では、排出方向(図2における紙面の左から右へ向かう方向)に空気が流れている。
これによって、導出管24内には負圧が生じ、導出管24内の空気に拡散したフッ素ガスは、排出管25内の空気流に引きつけられ、当該空気流がない場合よりも早く排出管25内に到達し、空気流にのって排出方向に搬送される。このように、導出管24内のフッ素ガスが排出管25の空気流に吸引されることにより、その排出が促進されるとともに、フッ素ガスが導出管24内で滞留して生成水に再び溶け込むことが防止される。
なお、導出管24と排出管25との間の連結部分の上流側には、オリフィス25Aが設けられており、空気の逆流が防止される。オリフィス25Aの径は、これより下流側の空気流の流速を調整することを考慮して決定することができる。
〈実施形態の作用効果〉
以上説明した実施形態によれば、配管5,気液分離室21,配管7が反応ガスとしての燃料オフガスが流れる反応ガス排出通路として機能する。また、気液分離室21は、反応ガス中の生成水を貯留する貯留部として機能する。また、電極26,27が貯留された生成
水に接する一対の電極として機能し、導出管24及び排出管25が不純物ガス排出通路と
して機能する。
以上説明した実施形態によれば、配管5,気液分離室21,配管7が反応ガスとしての燃料オフガスが流れる反応ガス排出通路として機能する。また、気液分離室21は、反応ガス中の生成水を貯留する貯留部として機能する。また、電極26,27が貯留された生成
水に接する一対の電極として機能し、導出管24及び排出管25が不純物ガス排出通路と
して機能する。
さらに、導出管24は、貯留された生成水の水面にその上方から挿入された状態で生成水中に没する下端開口部を有し、不純物ガスが生じる側の電極27が下端開口部から挿入された状態で導出管24内に配置されている。
これによって、電極26,27に対する電圧印加により生じるフッ素ガスは、導出管2
4内に回収され、導出管24及び排出管25で構成される排出通路を通って外気中に排出される(必要に応じて外気排出前に希釈器を通過するように構成することもできる)。
4内に回収され、導出管24及び排出管25で構成される排出通路を通って外気中に排出される(必要に応じて外気排出前に希釈器を通過するように構成することもできる)。
このように、フッ素ガスの排出通路が設けられているので、フッ素ガスの行き場がなく、再び生成水中に溶け込んでしまうことが防止される。また、フッ素ガスは、導出管24内に回収されるように構成されているので、気液分離室21内の燃料オフガス中の物質と反応したり、燃料オフガスに溶け込んで燃料ガスの循環路(配管7)に排出されてしまうことを防止することができる。また、フッ素が除去された生成水を配管17へ排出することが可能となる。
また、排出管25には、エアコンプレッサ14から吐出した空気の一部が流れるように構成され、導出管24内のフッ素ガスが排出管25の空気流に吸引されるように構成されている。このようなフッ素ガスの吸引手段により、フッ素ガスが生成水に再び溶け込む前に、その排出が可能とされている。
さらに、移動体の走行時にのみ電極26,27に対する電圧印加が行われるように、E
CU31が電力供給部28を制御する。これによって、移動体の走行時にフッ素ガスを含む空気が外気中に排出されることになるので、フッ素濃度が局所的に上昇することを抑えることができる。
CU31が電力供給部28を制御する。これによって、移動体の走行時にフッ素ガスを含む空気が外気中に排出されることになるので、フッ素濃度が局所的に上昇することを抑えることができる。
なお、電圧印加により、電極26(陰極)では、水素ガスが発生する。この水素ガスは、導出管24以外の生成水の水面に到達すると、気液分離室21の燃料オフガス流路の空気に拡散する。これによって、生成水に溶出した水素を回収することができる。
〈変形例〉
上述した実施形態の構成は、次の変形が可能である。図2に示した構成例では、ヒータ32を用いた加熱手段により、気液分離器6の本体20を加熱する構成を示した。これにより、気液分離器6による気液分離機能の低下が予想される場合には、図3に示すような構成を適用することができる。
上述した実施形態の構成は、次の変形が可能である。図2に示した構成例では、ヒータ32を用いた加熱手段により、気液分離器6の本体20を加熱する構成を示した。これにより、気液分離器6による気液分離機能の低下が予想される場合には、図3に示すような構成を適用することができる。
図3は、気液分離器6の変形例(気液分離器6A)を示す図である。図3において、気液分離器6Aは、内部が中空の第1本体20Aと、第1本体20Aの下部に設けられた内部が中空の第2本体20Bとを備えている。
第1本体20Aには、配管5及び7が実施形態と同様の手法で取り付けられており、第1本体20Aの内部空間は、気液分離室21として機能する。気液分離室21は、オリフィス40を介して第2本体20Bの内部空間に連通している。これによって、気液分離室21で燃料オフガスから分離された生成水は、気液分離室21の底部に一旦溜まり、その後、オリフィス40を通じて第2本体20Bの内部空間に案内される。
第2本体20Bの内部空間は、生成水中の不純物(フッ素)を気体として取り出す電解室41として機能する。第2本体20Bの構成は、オリフィス40で第1本体20Aと連結されている点、配管5及び7が連結されていない点を除き、本体20(図2)と同様の構成
を有する。但し、第2本体20Bは、その下部に設けられたヒータ32とともに、その外面が断熱材42で被覆されている。断熱材42は、第1本体20Aと第2本体20Bとの間にも介装されている。
を有する。但し、第2本体20Bは、その下部に設けられたヒータ32とともに、その外面が断熱材42で被覆されている。断熱材42は、第1本体20Aと第2本体20Bとの間にも介装されている。
さらに、この変形例では、導出管24Aが、第1本体20Aを上下方向に貫通し、且つ第2本体20Bの上壁を貫通する状態で第1及び第2本体20A,20Bに取り付けられ
ている。以上の点を除き、図3に示す変形例の構成は、図2に示す実施形態の構成と同様である。
ている。以上の点を除き、図3に示す変形例の構成は、図2に示す実施形態の構成と同様である。
変形例によれば、第1本体20Aと第2本体20Bとの間が断熱材42により断熱されている。このため、ヒータ32の発熱による熱が第1本体20A(気液分離室21)に伝達され、気液分離室21内における気液分離効率(水の回収率)が低下することが防止される。
また、第2本体20Bの周囲が断熱材42により被覆されているので、電解室41内の保温効率が高まる。これによって、少ない熱量で、効率的に電解室41内を加熱することができる。
なお、オリフィス40の代わりに、流量調整弁で第1本体20Aと第2本体20Bとが連結される構成とし、気液分離室21内の水位に応じて電解室41内に案内される生成水の量が調整されるようにしても良い。
また、上述した実施形態及び変形例では、エアコンプレッサ14からの空気でフッ素ガスを吸引する構成を例示した。この構成に代えて、例えば、導出管24や、排出管25の導出管24よりも下流側の部分にポンプ(図示せず)を設け、ポンプの駆動によりフッ素ガスが吸引される構成としても良い。この場合は、図2や図3における排出管25の導出管24よりも上流部分は不要としても良い。もっとも、ポンプを別途用意する必要がある。
また、上述した実施形態及び変形例では、ヒータ32を用いた加熱手段を例示した。ヒータ32を用いた加熱手段に代えて、又はこれとの併用で、エアコンプレッサ14から配管13に吐出する空気の熱や、エアコンプレッサ14又はこれを駆動するモータの廃熱により生成水が加熱される構成としても良い。
例えば、配管13に吐出される空気の熱を利用する場合には、熱媒体(液体又は気体)の循環路と、熱媒体を循環路で循環させるポンプとを用意し、循環路の一部が配管13内を通過するとともに、本体20や第2本体20B(但し断熱材42よりも内側)の周囲を取り巻くように構成する。そして、吐出空気の温度を測定するための温度センサを配管13に設け、温度センサを用いて測定される温度が、フッ素ガスの生成に適した温度に本体20又は第2本体20Bを加熱できる温度であれば、ポンプによる熱媒体の循環を行い、そうでなければ循環が停止されるように、ECUがポンプの動作を制御する。
また、実施形態では、燃料電池1としてPEFCが適用され、PEFC内で生成水中に溶出するフッ素を不純物とし、フッ素を生成水から除去して排出する構成について説明した。もっとも、本発明は、対象となる不純物が生成水に浸された一対の電極への電圧印加により気体として発生する限り、様々な不純物を対象として適用が可能なものである。従って、本発明を適用可能な燃料電池は、PEFCに限られず、これ以外の種類の燃料電池に対しても適用可能である。
1・・・燃料電池(PEFC)
14・・・エアコンプレッサ
6,6A・・・気液分離器
21・・・気液分離室
24,24A・・・導出管
25・・・排出管
26,27・・・電極
28・・・電力供給部
31・・・ECU
32・・・電熱線ヒータ
41・・・電解室
14・・・エアコンプレッサ
6,6A・・・気液分離器
21・・・気液分離室
24,24A・・・導出管
25・・・排出管
26,27・・・電極
28・・・電力供給部
31・・・ECU
32・・・電熱線ヒータ
41・・・電解室
Claims (4)
- 燃料電池の反応ガスが流れる反応ガス排出通路と、
前記反応ガス排出通路上に設けられ、前記反応ガスに含まれる生成水を貯留する貯留部と、
前記貯留部に貯留された生成水と接する一対の電極と、
一部が前記貯留部内に配置され、前記貯留部に貯留された生成水にその上方から挿入された状態で没する開口端部を有し、前記一対の電極に対する電圧印加により生じる生成水中の不純物が気化した不純物ガスが流れる不純物ガス排出通路とを備え、
前記一対の電極の少なくとも前記不純物ガスが生じる側の電極の少なくとも一部が前記開口端部から前記不純物ガス排出通路内に挿入された状態で配置されている
ことを特徴とする燃料電池システム。 - 前記不純物ガス排出通路内の不純物ガスをその排出方向に吸引する吸引手段
をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の燃料電池システム。 - 前記燃料電池システムは移動体上に設けられ、
前記一対の電極に対する電圧印加は前記移動体の移動時に行われる
ことを特徴とする請求項1又は2記載の燃料電池システム。 - 前記燃料電池は固体高分子型燃料電池であり、
前記不純物はフッ素である
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の燃料電池システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005108322A JP2006286556A (ja) | 2005-04-05 | 2005-04-05 | 燃料電池システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005108322A JP2006286556A (ja) | 2005-04-05 | 2005-04-05 | 燃料電池システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006286556A true JP2006286556A (ja) | 2006-10-19 |
Family
ID=37408226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005108322A Withdrawn JP2006286556A (ja) | 2005-04-05 | 2005-04-05 | 燃料電池システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006286556A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020036425A (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池を搭載した移動体 |
-
2005
- 2005-04-05 JP JP2005108322A patent/JP2006286556A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020036425A (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池を搭載した移動体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4633354B2 (ja) | 燃料電池の停止方法 | |
JP5743792B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP4877711B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP5419255B2 (ja) | 可逆セルの運転切り替え方法 | |
US8557455B2 (en) | Method for controlling the pressure in an anode of a fuel cell, and a fuel cell | |
JP2000058092A (ja) | 固体高分子型燃料電池システム | |
JP5804181B2 (ja) | 燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法 | |
JPWO2013129453A1 (ja) | 燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法 | |
JP5330736B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP2012212617A (ja) | 燃料電池システムの起動制御方法 | |
JP2009064619A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2006286556A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2000357529A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2020090691A (ja) | 水素生成システムとその運転方法 | |
JP2019204575A (ja) | 燃料電池システム | |
JP4506193B2 (ja) | 燃料電池 | |
JP4770137B2 (ja) | 燃料電池システム及びその運転方法 | |
JP2011150940A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2010272253A (ja) | 燃料電池システム | |
JP4599927B2 (ja) | 燃料電池システム及びその運転方法 | |
JP2006179373A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2020030972A (ja) | 燃料電池システム | |
EP2803102B1 (en) | A liquid electrolyte fuel cell system | |
JP2004288491A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2012009182A (ja) | 燃料電池システム、燃料電池の発電方法およびフラッディング判断方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080701 |