JP2006280375A - 柿吊るし具 - Google Patents

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JP2006280375A
JP2006280375A JP2006129581A JP2006129581A JP2006280375A JP 2006280375 A JP2006280375 A JP 2006280375A JP 2006129581 A JP2006129581 A JP 2006129581A JP 2006129581 A JP2006129581 A JP 2006129581A JP 2006280375 A JP2006280375 A JP 2006280375A
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Hiroshi Kaneko
博 金子
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YAMASA NOUSAN KK
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YAMASA NOUSAN KK
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Abstract

【課題】 最近は価値の高い商品を目指すため、2個吊りの方法が多く取り入れられているが、細かい手作業の必要も無く、柿に傷も付かず、形くずれもせず、又、結果枝を切り取らないですむ収穫方法で、労力の削減もでき、商品価値の高い干し柿を製造できる柿吊り具を提供する。
【解決手段】 柿なり軸挿入口▲3▼、V字溝▲4▼、歯部▲5▼を外周フレーム▲2▼で囲った柿吊り具▲1▼2個を、連結部▲6▼の両端に樹脂で一体成型した柿クリップで、V字溝▲4▼を真ん中に片方の外周フレーム▲2▼から、2枚の歯部▲5▼を通り、相対する外周フレーム▲2▼まで横断する溝▲7▼を、表裏共1〜複数本設けたことを特徴とする柿吊るし具。
【選択図】図1

Description

本発明は、干し柿を製造する際に、皮を剥いだ柿を吊るす道具に関するものである。
干し柿の製造方法は、人工乾燥法、自然乾燥法とが有り、それらに付随する方法にも、従来どおり紐等に挟んで吊るす方法、樹脂製の道具に吊るす方法など、柿の収穫方法又地方により吊るす方法は色々あるが、2個吊りの方法では、柿なり軸▲10▼だけ付けて収穫し長さ30〜40cm位の細い糸の両端にこの柿▲8▼の柿なり軸▲10▼を縛り付け、さお▲9▼に架ける方法や、最近では、柿なり軸挿入口▲3▼、V字溝▲4▼、歯部▲5▼を、外周フレーム▲2▼で囲った柿吊り具▲1▼2個を、連結部▲6▼の両端に樹脂で1体成型した柿クリップ(特許文献1)や、収穫の際、柿なり軸▲10▼の両側に図6のように結果枝をT字形になるように残した柿に対し、このT字形の部分を架けて2個吊りで使用する柿クリップ(特許文献2)等が提案されている。
特開平11−239445号広報 実願昭63−149382号
従来の2個吊りの技術には次のような欠点があった。
▲1▼ 柿なり軸▲10▼だけを付けて収穫し長さ30〜40cm位の細い糸の両端に小さな柿なり軸▲10▼を縛りつけて、さお▲9▼に架け干す方法は、1個1個の小さな柿なり軸▲10▼を細い糸で縛り付けねばならず、お年寄りや、少し不器用な人達には大変な仕事で非能率的であった。
▲2▼ 特開平11−239445に示されている2個吊りの方法では、柿吊るし具▲1▼が硬くて曲がらない為、柿▲8▼を吊るすと図4のように柿▲8▼が傾いた状態で吊るされる為、干しあがった製品の形が肩が張った状態に変形したり又、柿▲8▼を装着した際に図4のように、外周フレーム先端部▲12▼が柿▲8▼に接して傷を付け商品価値を落としていた。
▲3▼ 実願昭63−149382を使用する際には、どうしても図6のように柿なり軸▲10▼の両側に結果枝▲11▼を少しずつ残し、T字形にして収穫した柿で無ければ使えないものである。結果枝をT字形に残して収穫する方法は、今年結果枝▲11▼ごと採ってしまいT字形に残してきる。その切った結果枝▲11▼の先端には翌年用の花芽が沢山付いていた、それが採られてしまう為、翌年は花芽の無い枝だけ伸びて不作に、その翌年はこの枝には花芽が沢山付いていて豊作にと云うように、隔年結果の大きな1因となっていた。
柿なり軸挿入口▲3▼、V字溝▲4▼、歯部▲5▼を外周フレーム▲2▼で囲った柿吊り具▲1▼2個を連結部▲6▼の両端に樹脂で1体成型した柿クリップであって、V字溝▲4▼を真ん中に、片方の外周フレーム▲2▼から、V字溝▲4▼の両側に形成された2枚の歯部▲5▼を通り、相対する外周フレーム▲2▼へと横断する溝▲7▼を表裏共1から複数本設けたことを特徴とする柿吊るし具。
本発明を使用することにより、重い柿▲8▼が吊るされると重さで硬い柿吊り具▲1▼に設けられた溝▲7▼の部分で折曲がり、図3のように柿は垂直に吊るされる為、仕上がった製品も変形することもなく、外周フレーム先端部▲12▼が接して傷をつけることも無く、価値の高い商品ができる。又、細い糸で小さな柿なり軸▲10▼を縛るような非能率的な作業から開放され、更に図6のように結果枝▲11▼を少しずつ残しT字形にして収穫する必要は無く、柿なり軸▲10▼だけ有れば良く、収穫労力も大幅に節減でき、前述したように柿の隔年結果の大きな1因を取り除くことができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
柿なり軸▲10▼の太さが簡単に入る大きさの柿なり軸挿入口▲3▼、幅が徐々に狭くなるV字溝▲4▼、その両側に図5のように先端が鋭利になった歯部▲5▼を、外周フレーム▲2▼で囲った柿吊り具▲1▼2個を連結部▲6▼の両端に樹脂で一体成型した柿クリップであって、V字溝▲4▼を真ん中に片方の外周フレーム▲2▼からV字溝▲4▼の両側に形成された2枚の歯部▲5▼を通り、相対する外周フレーム▲2▼へ横断する1〜複数本の溝▲7▼を設けたことを特徴とする柿吊るし具。
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、柿なり軸▲10▼のみ付けて収穫した柿▲8▼の皮を剥き柿なり軸挿入口▲3▼に柿なり軸▲10▼を入れV字溝▲4▼に沿って狭い方へ引き下げるだけでしっかり保持され、柿▲8▼を両方に付けるとさお▲9▼にかける。すると、特開平11−239445号の2個吊り(図4)の場合とは違って、
1、重い柿▲8▼が吊るされると、硬い柿吊り具▲1▼に設けられた溝▲7▼の部分で折れ曲がり、図3のように柿▲8▼を垂直に吊ることができる。
2、外周フレーム先端部▲12▼が柿に接触し傷をつけることも無い。
3、柿なり軸▲10▼だけ有ればよい為、結果枝を採る必要が無く隔年結果の一因を取り除くことができる。
4、細い糸で小さな柿なり軸▲10▼縛る細かい作業からも開放される。
この結果、製品の形が崩れることも無く、傷が付くことも無く商品価値の高い干し柿を製造することができ、労力も大幅に削減できる。
本発明の上面図 本発明の側面図 本発明の使用図 特開平11−239445号2個吊り使用図 本発明のA−A断面図 結果枝をT字形に残し収穫した柿
符号の説明
1 柿吊り具
2 外周フレーム
3 柿なり軸挿入口
4 V字溝
5 歯部
6 連結部
7 溝
8 柿
9 さお
10 柿なり軸
11 結果枝
12 外周フレーム先端部

Claims (1)

  1. 柿なり軸挿入口▲3▼、V字溝▲4▼、歯部▲5▼を外周フレーム▲2▼で囲った柿吊り具▲1▼2個を、連結部▲6▼の両端に樹脂で一体成型した柿クリップであって、V字溝▲4▼を真ん中に、片方の外周フレーム▲2▼から、V字溝▲4▼の両側に形成された2枚の歯部▲5▼を通り、相対する外周フレーム▲2▼へと横断する溝▲7▼を表裏共、1本から複数本設けたことを特徴とする柿吊るし具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017221154A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 株式会社ニフコ 干し物の吊り下げ用クリップ
WO2018174089A1 (ja) * 2017-03-22 2018-09-27 株式会社ニフコ 果物の吊り下げ用クリップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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