JP2006279147A - インデックスファイル作成装置および動画編集装置 - Google Patents

インデックスファイル作成装置および動画編集装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 動画データ中から所望のフレームを迅速に取り出すことのできる装置を提供する。
【解決手段】 順番情報取得手段50は、目的とするフレームのフレーム番号を受け取る。グループデータ特定手段52は、受けとった目的フレームの順番と、インデックスファイル14に記述された各GOPの先頭フレーム番号、最終フレーム番号とに基づいて、目的フレームがいずれのGOPにあるかを判断する。アクセス位置取得手段54は、インデックスファイル14から、目的フレームが含まれるGOPのアクセス位置を取得する。目的フレーム取得手段56は、このアクセス位置に基づいて動画データファイル4からGOPを読み出し、目的とするフレームを復元する。
【選択図】 図16

Description

この発明は、動画ファイルに対する処理を効率化するための技術に関するものである。
MPEG方式の動画データは、Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャの3種類のデータによって構成される。Iピクチャはフレーム内符号化によって圧縮されており、それ単独で画像を復元することができる。Pピクチャは、過去のフレーム画像に基づく動き補償予測を用いたフレーム間予測により圧縮されている。Bピクチャは、過去または未来のフレーム画像に基づく動き補償予測を用いたフレーム間予測により圧縮されている。MPEG方式の動画データは、Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャを数枚まとめたGOPと呼ばれる単位で取り扱われる。MPEG方式の動画データを伝送する場合には、これをさらにパケット化することが多い。
特開平9−98430号公報
このようなMPEG方式の動画データにつき、特定のフレームを探し出して編集したい場合には、当該特定のフレームを探し出すために時間を要するという問題があった。パケット化されている場合には、パケットに基づいてGOP内のIピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャを復元し、さらに、これらに基づいて、各フレームの画像を復元しなければならない。その結果、当該GOPの中に目的とするフレームが見あたらない場合には、他のGOPについて同様の操作を繰り返し、目的とするフレームを探し出す。
したがって、MPEG方式のように複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータを時系列順に配置した動画データについて編集を行う場合には、所望のフレームを探し出すまでに時間を要するという問題があった。
特許文献1には、MPEG方式の動画データについて、Iピクチャを含むパケットに識別符号を付しておき、Iピクチャを容易に探し出すことのできる手法が開示されている。この従来技術によれば、Iピクチャだけを表示する早送り再生や巻き戻し再生の際に、処理を迅速化することができる。
しかし、この従来技術では、早送り再生や巻き戻し再生における処理の迅速化を達成できるが、特定のフレームを指定された場合に、当該フレームを取り出すことが迅速であるとはいえない。
この発明は上記のような問題点を解決して、動画データ中から所望のフレームを迅速に取り出すことのできる技術を提供することを目的とする。
(1)この発明に係るインデックス生成装置は、複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータを時系列順に配置した動画データファイルを記録する記録部と、前記記録部から動画データファイルを読み出す読み出し手段と、読み出した動画データファイル中からグループデータの代表点を探し出し、当該代表点の動画データファイル中における記録位置をアクセス位置として取得する記録位置取得手段と、読み出した動画データファイルに基づいて、グループデータに含まれる代表フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を取得するフレーム順番情報取得手段と、取得した各グループデータのアクセス位置および代表フレーム順番情報を対応付けて記述したインデックスファイルを生成して記録部に記録するインデックスファイル生成手段とを備えている。
グループデータのアクセス位置とともに当該グループデータの代表フレームの順番情報を含むインデックスファイルを生成するようにしている。したがって、このインデックスファイルを用いることにより、動画データファイルの所定のフレームに対して、迅速にアクセスすることができる。
(3)この発明に係るインデックス生成装置は、グループデータの代表点が、グループデータの先頭位置であることを特徴としている。したがって、グループデータの先頭に容易にアクセスすることができる。
(4)この発明に係るインデックス生成装置は、動画データファイルが、MPEG形式のエレメンタリーストリームであり、グループデータが、GOPであり、代表点が、GOPの先頭位置またはGOPの直前のシーケンスヘッダの先頭位置であることを特徴としている。したがって、MPEG形式のエレメンタリーストリームにおいて、所望のフレームへのアクセスを容易にすることができる。
(7)この発明に係るインデックス生成装置は、複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータをパケット化したパケットデータを時系列順に配置した動画データファイルを記録する記録部と、前記記録部から動画データファイルを読み出す読み出し手段と、読み出した動画データファイルのパケットデータからグループデータを復元し、当該グループデータを含むパケットの代表点を探し出し、当該代表点の動画データファイル中における記録位置をアクセス位置として取得する記録位置取得手段と、前記グループデータに基づいて、グループデータに含まれる代表フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を取得するフレーム順番情報取得手段と、取得した各グループデータのためのアクセス位置および代表フレーム順番情報を対応付けて記述したインデックスファイルを生成して記録部に記録するインデックスファイル生成手段とを備えている。
グループデータを含むパケットのアクセス位置とともに当該グループデータの代表フレームの順番情報を含むインデックスファイルを生成するようにしている。したがって、このインデックスファイルを用いることにより、動画データファイルの所定のフレームに対して、迅速にアクセスすることができる。
(14)この発明に係る動画編集装置は、複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータを時系列順に配置した動画データファイルに対応して設けられたインデックスファイルであって、前記動画データファイル中の各グループデータの代表点の記録位置をアクセス位置として記述し、各グループデータに含まれるグループ先頭フレームおよびグループ最終フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を記述したインデックスファイルを記録した記録部と、目的フレームの順番情報を取得する順番情報取得手段と、対象動画ファイルに対応して記録部に記録されたインデックスファイルの各グループデータの代表フレーム順番情報を参照して、取得した目的フレームの順番情報に基づき、目的フレームがいずれのグループデータにあるかを判断するグループデータ特定手段と、特定されたグループデータに対応するアクセス位置を取得するアクセス位置取得手段と、取得したアクセス位置に基づいてグループデータにアクセスし、目的フレームを取得する目的フレーム取得手段とを備えている。
グループデータのアクセス位置とともに当該グループデータの代表フレームの順番情報を含むインデックスファイルが動画データファイルに対応づけて記録されている。したがって、このインデックスファイルを用いることにより、動画データファイルの所定のフレームに対して、迅速にアクセスすることができる。
(19)この発明に係る動画編集装置は、複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータをパケット化したパケットデータを時系列順に配置した動画データファイルに対応して設けられたインデックスファイルであって、前記動画データファイル中の各グループデータを含むパケットの代表点の記録位置をアクセス位置として記述し、各グループデータに含まれる代表フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を記述したインデックスファイルを記録した記録部と、目的フレームの順番情報を取得する順番情報取得手段と、対象動画ファイルに対応して記録部に記録されたインデックスファイルの各グループデータの代表フレーム順番情報を参照して、取得した目的フレームの順番情報に基づき、目的フレームがいずれのグループデータにあるかを判断するグループデータ特定手段と、特定されたグループデータに対応するアクセス位置を取得するアクセス位置取得手段と、取得したアクセス位置に基づいてパケットにアクセスしてグループデータにアクセスし、目的フレームを取得する目的フレーム取得手段とを備えている。
グループデータを含むパケットのアクセス位置とともに当該グループデータの代表フレームの順番情報を含むインデックスファイルが動画データファイルに対応づけて記録されている。したがって、このインデックスファイルを用いることにより、動画データファイルの所定のフレームに対して、迅速にアクセスすることができる。
(25)この発明に係る動画編集装置は、メイン動画データファイルを受けて、インデックスファイルを生成するメイン動画インデックスファイル生成手段と、前記動画データファイルに基づいて動画データを復元し、当該動画データの精度を落としたプロキシ動画を生成するプロキシ動画生成手段と、前記プロキシ動画をエンコードしてプロキシ動画データファイルを生成するプロキシ動画データファイル生成手段と、前記プロキシ動画について、インデックスファイルを生成するプロキシ動画インデックスファイル生成手段とを備えている。
したがって、処理速度と画質との両立を図った動画編集装置を提供することができる。
(26)この発明に係る動画編集装置は、メイン動画データファイルと、当該メイン動画データファイルに対応するメイン動画インデックスファイルと、メイン動画の精度を落としたプロキシ動画データファイルと、当該プロキシ動画データファイルに対応するプロキシ動画インデックスファイルとを記録した記録部と、編集操作指示を受ける操作指示取得手段と、前記編集操作指示が1フレーム時間以内に処理が完了するかどうかを判断する判断手段と、1フレーム時間以内に処理完了する編集操作指示であれば、メイン動画データファイルとメイン動画インデックスファイルとを用いて操作指示によるフレームを取得するメイン処理手段と、1フレーム時間以内に処理完了しないる編集操作指示であれば、プロキシ動画データファイルとプロキシ動画インデックスファイルとを用いて操作指示によるフレームを取得するプロキシ処理手段とを備えている。
したがって、処理速度と画質との両立を図った動画編集装置を提供することができる。
(27)この発明に係る装置は、グループデータに含まれる代表フレームは、当該グループデータの先頭フレームであることを特徴としている。したがって、インデックスファイルの容量の増加を抑えつつ、所望のフレームがいずれのグループデータに含まれるかを判断する処理の迅速性を確保している。
(28)この発明に係る装置は、グループデータに含まれる代表フレームは、当該グループデータの先頭フレームおよび最終フレームであることを特徴とするもの。したがって、所望のフレームがいずれのグループデータに含まれるかを判断する処理が迅速である。
上記の各項目は、本出願に含まれる複数の発明のそれぞれの特徴を述べたものであり、特許請求の範囲における従属請求項に記載した特徴も含まれている。
この発明において、「装置」とは物理的に1つに構築されたコンピュータなどだけでなく、通信回線などを介して接続された2以上のコンピュータも含む概念である。
「読出手段」とは、少なくとも動画データファイルを読み出すことのできる手段をいい、実施形態では、ステップS1などがこれに対応する。
「記録位置取得手段」とは、少なくともグループデータにアクセスするためのアクセス位置を取得する手段をいい、実施形態では、ステップS6やS7がこれに対応する。
「フレーム順番情報取得手段」とは、少なくとも動画データファイル中におけるフレームの順番を取得する手段をいい、実施形態では、ステップS10、S12がこれに対応する。
「インデックスファイル生成手段」とは、少なくとも動画データファイルへのアクセスを迅速化するためのインデックスファイルを生成する手段をいい、実施形態では、ステップS13がこれに対応する。
「順番情報取得手段」とは、少なくとも目的フレームの順番を取得する手段をいい、実施形態では、ステップS61がこれに対応する。
「グループデータ特定手段」とは、少なくとも目的フレームがいずれのグループデータに含まれるかを特定する手段をいい、実施形態では、ステップS63がこれに対応する。
「アクセス位置取得手段」とは、少なくとも目的フレームが含まれるグループデータやパケットのアクセス位置を取得する手段をいい、実施形態では、ステップS63がこれに対応する。
「目的フレーム取得手段」とは、少なくとも取得したアクセス位置に基づいて目的フレームを取得する手段をいい、実施形態では、ステップS66がこれに対応する。
「メイン動画インデックスファイル生成手段」とは、少なくともメイン動画データファイルについてインデックスファイルを生成する手段をいい、実施形態では、ステップS76がこれに対応する。
「プロキシ動画生成手段」とは、少なくともメイン動画のフレームよりも縮小されたプロキシ動画のフレームを生成する手段をいい、実施形態では、ステップS77、S78がこれに対応する。
「プロキシ動画データファイル生成手段」とは、少なくともプロキシ動画のフレームをエンコードしてプロキシ動画データファイルを生成する手段をいい、実施形態では、ステップS79がこれに対応する。
「プロキシ動画インデックスファイル生成手段」とは、少なくともプロキシ動画データファイルについてインデックスファイルを生成する手段をいい、実施形態では、ステップS80がこれに対応する。
「操作指示取得手段」とは、少なくとも画像フレームに対する操作指示を取得する手段をいい、実施形態では、ステップS82がこれに対応する。
「判断手段」とは、少なくとも操作指示が1フレーム時間内に終了するか否かを判断する手段をいい、実施形態では、ステップS83がこれに対応する。
「メイン処理手段」とは、少なくともメイン動画データファイルに対してアクセスする手段であり、実施形態では、ステップS84がこれに対応する。
「プロキシ処理手段」とは、少なくともプロキシ動画データファイルに対してアクセスする手段であり、実施形態では、ステップS86がこれに対応する。
「フレーム順番情報」とは、少なくともフレームの並びの順番を直接または間接に示す情報であり、フレーム番号、だけでなくフレームの時刻情報も含む概念である。
「記録部にアクセスする手段」とは、記録部の内容を読み出したり、記録部に内容を記録したりする手段であり、実施形態においては、ステップS1、S13などがこれに対応する。
「プログラム」とは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
発明を実施するための形態
1.インデックス生成装置
図1に、この発明の一実施形態によるインデックスファイル生成装置の機能ブロック図を示す。記録部2には、動画データファイル4が記録されている。この実施形態では、動画データファイル4として、MPEG方式のエレメンタリーストリームが記録されている。
図2に、動画データファイル4の構造を示す。複数のGOPが時系列順に記録されている。GOPの直前にはシーケンスヘッダSHが設けられている場合と、設けられていない場合とがある。シーケンスヘッダSHは、再生のために必要な画素縦横比などの情報を記録している。各GOPには、Iピクチャ、Bピクチャ、Pピクチャが記録されている。また、GOPの先頭には、スタートコード20が記録されている。なお、GOPには、十数フレーム分の動画データが含まれている。
図1において、読出手段6は、動画データファイル4を記録部2から読み出す。記録位置取得手段8は、動画データファイル4を時間順に読み出して、GOPを見いだす。当該GOPの直前にシーケンスヘッダSHがなければ、当該GOPの先頭の記録位置(動画データファイルの先頭から何バイト目にあるか)をアクセス位置をして取得する。当該GOPの直前にシーケンスヘッダSHがあれば、当該シーケンスヘッダSHの先頭の記録位置をアクセス位置として取得する。
フレーム順番情報取得手段10は、取得した動画データファイルのGOPを解析し、各GOPの先頭のフレームおよび最終フレームの順番を取得する。この実施形態では、動画データファイルの先頭のフレームから係数したフレーム番号を順番として取得する。
インデックスファイル生成手段12は、取得した各GOPのためのアクセス位置および先頭フレーム・最終フレームの順番を、GOPの時系列順に並べてインデックスファイル14を生成する。
図3に、インデックスファイル生成装置をコンピュータによって構成した場合のハードウエア構成を示す。CPU30には、ディスプレイ32、メモリ34、ハードディスク2、キーボード/マウス36、CD−ROMドライブ38が接続されている。ディスプレイ32は、編集状態を示すためのものである。キーボード/マウス36は、編集のための操作を入力するためのものである。メモリ34は、CPU30のワーク領域として使用される。
ハードディスク2には、WINDOWS(商標)などのオペレーティングシステム42、インデックス生成プログラム44、編集プログラム46、動画データファイル4などが記録されている。インデックス生成プログラム44は、オペレーティングシステム42と協働して、インデックスファイルの生成処理を行う。編集プログラム46は、オペレーティングシステム42と協働して、動画データファイル4の編集処理を行う。インデックス生成プログラム44および編集プログラム46は、CD−ROM40に記録されていたものを、CD−ROMドライブ38を介してインストールしたものである。動画データファイル4は、ディジタルビデオカメラなどからの動画データを記録したものである。
図4、図5に、インデックス生成プログラム44のフローチャートを示す。まず、CPU30は、GOPカウンタやフレーム数カウンタ等をクリアする。次に、CPU30は、ステップS1において、ハードディスク2から動画データファイル4を先頭から読み出す。ステップS2において、動画データファイル4の末尾に到達したかどうかを判断する。末尾に到達していなければ、CPU30はGOPの先頭を探し出す。GOPの先頭には、図2に示すようにスタートコードが存在するのでこれを見いだす。なお、GOPのスタートコードは、"000001B8"によって開始されるので、これを検出することによりGOPの先頭であることを判断することができる。
読み出した部分がGOPの先頭でなければ(ステップS3)、ステップS1に戻って、さらに動画データファイル4を読み出す。GOPの先頭が見いだされれば(ステップS3)、GOPカウンタをインクリメントする(ステップS4)。次に、CPU30は、GOPの直前にシーケンスヘッダSHがあるかどうかを判断する(ステップS5)。シーケンスヘッダSHの開始を示すスタートコードは、"000001B3"で始まるので、これにより検出が可能である。
シーケンスヘッダSHがあれば、CPU30は、SHヘッダのスタートコードの記録位置(動画データファイルの先頭から何バイト目にあるか(以下同じ))を取得して、アクセス位置としてメモリ34に記録する(ステップS6)。直前にシーケンスヘッダSHがなければ、GOPのスタートコードの記録位置を取得して、アクセス位置としてメモリ34に記憶する(ステップS7)。
次に、CPU30は、GOPのスタートコードに記述されているタイムコード(動画作成時に設定された時間情報)およびクローズドGOPか非クローズドGOPかブロークンリンクかの区別を取得し、メモリ34に記憶する(ステップS8)。当該GOPの画像データの全てが、前のGOPの画像データを参照しなくとも復元できる場合はクローズドGOPである旨、当該GOPの画像データの少なくとも一部が前のGOPの画像データを参照しなければ復元できない場合は非クローズドGOPである旨がスタートコード内に記録されている。さらに、非クローズドGOPであったもの等について、先行するGOPが削除されるなどの理由で、前のGOPの画像データを参照しても復元できない画像データがある場合には、ブロークンリンクである旨がスタートコード内に記録されている。CPU30は、この区別を取得してメモリ34に記録する。
次に、CPU30は、動画データファイル4を読み出して当該GOPのデータを取得する(ステップS9)。取得したGOPのデータを解析し、フレーム数カウンタによりフレーム数をカウントする(ステップS10)。CPU30は、次のようにしてGOPを解析し、当該GOPに含まれるフレームの数を取得する。
CPU30は、GOPの先頭から順にピクチャースタートコード(00000100)を見いだす。ピクチャースタートコードは、Iピクチャー、Bピクチャー、Pピクチャーの先頭に設けられている。したがって、ピクチャースタートコードを検出することにより、Iピクチャー、Bピクチャー、Pピクチャーの存在を知ることができる。
たとえば、Iピクチャー、Bピクチャー、Pピクチャーがそれぞれ1つのフレームに対応している場合には、ピクチャースタートコードが1つで、1つのフレームに対応する。
また、Iピクチャー(Bピクチャー、Pピクチャー)が2つで1フレームの画像を構成している場合もある。このような場合には、ピクチャースタートコードが2つで、1つのフレームに対応することになる。
図2に示すように、ピクチャースタートコードに続いて、Iピクチャー、Bピクチャー、Pピクチャーのいずれであるかを示す「画像種類」のデータと、当該1つのピクチャーで1フレームを構築するか、2つのピクチャーで1フレームを構築するかの「区別」データが記録されている。CPU30は、この「区別」データを参照し、1つのピクチャースタートコードで1つのフレームを認識するか、2つのピクチャースタートコードで1つのフレームを認識するかを決定する。
一方、フレーム数カウンタは、動画の最初のフレームからのフレーム数をカウントするものである。なお、CPU30は、当該GOPの最初のフレーム番号(フレー数カウンタの計数値)を先頭フレーム番号としてメモリ34に記録する。
次に、CPU30は、当該GOPの最後までフレームを解析したかどうかを判断する(ステップS11)。なお、この実施形態では、CPU30は、次のGOPが現れたかどうかによって、最後までフレームを解析したかどうかを判断するようにしている。最後でなければ、ステップS9以下を繰り返し実行する。GOPの最後まで復元すれば、その時点のフレーム数カウンタの計数値を最終フレーム番号としてメモリ34に記憶する(ステップS12)。
次に、CPU30は、メモリ34の記憶内容を、インデックスファイルに出力する(ステップS13)。
図6に、インデックスファイルの構造を示す。総GOP数、総フレーム数は、動画ファイルのすべてのGOPについての処理が終了してから記録される。ここでは、GOPのID(図ではGOP1として示されている)、アクセス位置、先頭フレーム番号、最終フレーム番号、タイムコード、種類(クローズドGOPかブロークンリンクか)が、メモリ34の記録内容に基づいて記録される。なお、GOPのIDは、GOPを特定するために各GOPに付した連番である。
次に、CPU30は、ステップS1に戻り、次のGOPについて同様の処理を行う。これにより、図6のGOP2について、アクセス位置、先頭フレーム番号、最終フレーム番号、タイムコード、種類が記録される。
この処理を繰り返し動画ファイルの最後に到達すると(ステップS2)、CPU30は、総フレーム数、総GOP数をインデックスファイル14に記録する(ステップS15)。このようにしてインデックスファイル14が生成される。
なお、この実施形態では、動画ファイルと当該動画ファイルについて作成されたインデックスファイルとを対応づけるために、両ファイルのファイル名を同一にし、拡張子を異ならせるようにしている。たとえば、動画ファイルがaaa.mpgである場合には、インデックスファイルはaaa.imvとされる。これにより、同一ファイル名の動画ファイルとインデックスファイルが関連づけられていることが容易に判別できる。
上記実施形態では、動画データファイル4がエレメンタリーストリーム(ES)の形式である場合について説明した。動画データファイル4としては、図7に示すように、エレメンタリーストリームをパケット化したPESの形式も存在する。PESの各パケットには、ビデオストリームスタートコードが付され、ESを細分化したデータが内容として記述されている。たとえば、パケットP1は、ESのαの部分のデータを記録している。また、パケットP2は、ESのβの部分のデータを記録している。
このようなPES形式の動画データファイル4についてインデックスファイルを生成するプログラムのフローチャートを図8、図9に示す。図4、図5と同様のステップについては、同一の符号を付している。
CPU30は、GOPの先頭であるかどうかを判断するために、まず、パケットを解く必要がある。したがって、ステップS3の前に、パケットを解くステップS25を実行するようにしている。
図4においては、SHまたはGOPのスタートコードの記録位置を取得してインデックスファイルに記録するようにしていた(ステップS6、S7)。しかし、図8では、SHまたはGOPのスタートコードを含むパケットのビデオストリームスタートコードの記録位置を取得してインデックスファイルに記録するようにしている(ステップS65、S75)。たとえば、図7のESのSHを見いだすと、これを含むパケットP2の先頭位置をアクセス位置として記録する。このようにパケットのスタートコードの記録位置をインデックスファイルに記録することにより、編集時にパケットを解かなくとも、所望のフレームを得るためにどのパケットにアクセスすればよいかを知ることができる。
ステップS85においては、SHまたはGOPのスタートコードを含むパケットのスタートコード中に記録されているPTS(時間情報)を取得して、インデックスファイルに記録するようにしている。
また、ステップS10においてフレーム数をカウントする前に、パケットを解いてGOPのデータを取得する処理を行っている(ステップS95)。
上記の処理によって生成されたインデックスファイルのデータ構造を、図10に示す。基本的には図6と同様であるが、アクセス位置としてパケットの位置が記録されている点が異なっている。
なお、音声データのPESと動画データのPES双方を含むPS(プログラムストリーム)についても、動画データのPESだけのためのインデックスファイルと上記と同様にして作成することができる。
上記実施形態では、動画データファイル4がパケット化されたエレメンタリーストリーム(PES)の形式である場合について説明した。動画データファイル4としては、図11に示すように、PESをさらにパケット化したトランスポートストリーム(TS)の形式も存在する。TSの各パケットには、パケットIDが付され、PESを細分化したデータが内容として記述されている。
このようなPES形式の動画データファイル4についてインデックスファイルを生成するプログラムのフローチャートを図12、図13に示す。図4、図5、図8、図9と同様のステップについては、同一の符号を付している。
CPU30は、GOPの先頭であるかどうかを判断するために、まず、TSのパケットを解いてPESのパケットを得て(ステップS255)、さらに、PESのパケットを解く必要がある(ステップS25)。したがって、ステップS3の前に、TSパケットを解くステップS255、PESパケットを解くステップS25を実行するようにしている。
図8においては、SHまたはGOPのスタートコードを含むPESパケットのビデオストリームスタートコードの記録位置を取得してインデックスファイルに記録するようにしていた(ステップS65、S75)。しかし、図12では、SHまたはGOPのスタートコードを含むPESパケットのビデオストリームスタートコードを含むTSパケットの記録位置を取得してインデックスファイルに記録するようにしている(ステップS655、S755)。たとえば、図11のESのSHを見いだすと、これを含むPESパケットP2の先頭位置を見いだし、さらに、この先頭位置を含むTSパケットγの先頭位置をアクセス位置として記録する。このようにTSパケットのスタートコードの記録位置をインデックスファイルに記録することにより、編集時にパケットを解かなくとも、所望のフレームを得るためにどのTSパケットにアクセスすればよいかを知ることができる。
ステップS855においては、アクセス位置のTSパケット内のPESに記録されているPTS(時間情報)を取得して、インデックスファイルに記録するようにしている。
また、ステップS10においてフレーム数をカウントする前に、TSパケットを解いてPESパケットを得て、さらにPESパケットを解いてGOPのデータを取得する処理を行っている(ステップS955、S95)。
上記の処理によって生成されたインデックスファイルのデータ構造を、図14に示す。基本的には図6、図7と同様であるが、アクセス位置としてTSパケットの位置が記録されている点が異なっている。
なお、上記の各実施形態では、動画データファイル4がES、PES(PS)、TSである場合のそれぞれについて説明した。しかし、図15に示すように、取得した動画データファイル4が上記のいずれに該当するかを判断し(ステップS50)、それぞれ適切な処理を選択してインデックスファイルを作成するようにしてもよい。
2.動画編集装置
図16に、この発明の一実施形態による動画編集装置の機能ブロック図を示す。この動画編集装置は、インデックスファイル生成装置によって生成されたインデックスファイル14を用いて、動画データファイル4の所望のフレームを取り出して編集を行うものである。
順番情報取得手段50は、目的とするフレームのフレーム番号を受け取る。グループデータ特定手段52は、受けとった目的フレームの順番と、インデックスファイル14に記述された各GOPの先頭フレーム番号、最終フレーム番号とに基づいて、目的フレームがいずれのGOPにあるかを判断する。アクセス位置取得手段54は、インデックスファイル14から、目的フレームが含まれるGOPのアクセス位置を取得する。目的フレーム取得手段56は、このアクセス位置に基づいて動画データファイル4からGOPを読み出し、目的とするフレームを復元する。
図16に示す動画編集装置のハードウエア構成は、図3に示すインデックス生成装置と同じである。この実施形態では、ハードディスク2には、ES形式の動画データファイル4が記録され、これに対応づけて図6に示すようなインデックスファイル14が記録されているものとする。
図17に、編集プログラム46のフローチャートを示す。CPU30は、まず、目的フレームのフレーム番号を取得する(ステップS61)。このフレーム番号は、ユーザがマウスなどによって入力する。直接、フレーム番号を与える場合だけでなく、現在表示中のフレームから所定フレーム進む(または戻る)という与え方などがある。
CPU30は、フレーム番号に基づいて目的フレームがメモリ34にキャッシュされているかどうかを判断する(ステップS62)。キャッシュされていれば、当該フレームをメモリ34から読み出し(ステップS70)、編集処理を行う。
キャッシュされていなければ、インデックスファイル14を参照し、目的フレームがどのGOPに含まれるかを判断する(ステップS63)。この判断は、目的フレームのフレーム番号が、先頭フレーム番号と最終フレーム番号の間となるようなGOPを探すことによって行う。
GOPが判明すると、インデックスファイル14を参照し、当該GOPのためのアクセス位置およびGOPの種類を取得する。なお、この際、GOPの種類が「非クローズドGOP」や「ブロークンリンク」である場合には、当該GOPのアクセス位置に加えて、1つ前のGOPのアクセス位置もインデックスファイル14から取得する。「非クローズドGOP」の場合には、当該GOPの画像データをデコードするために、1つ前のGOPが必要だからである。また、「ブロークンリンク」の場合には、1つ前のGOPを取得しても、当該GOPの画像データをデコードすることはできない。しかし、デコードできない画像データを、1つの前のGOPの画像データによって置き換えるために、1つ前のGOPを取得する。GOPの種類が「クローズドGOP」である場合には、1つ前のGOPのアクセス位置は取得しない。
次に、CPU30は、目的フレームを含むGOPのアクセス位置に基づいて、動画データファイル4にアクセスし、GOPの最初のフレームをデコードする(ステップS64)。この際、GOPが「非クローズドGOP」や「ブロークンリンク」である場合には、1つ前のGOPのアクセス位置に基づいて、1つ前のGOPも取得する。
CPU30は、デコードしたフレームをフレーム番号を付してメモリ34のキャッシュに加える(ステップS65)。次に、CPU30は、フレーム番号に基づいて、当該デコードしたフレームが目的フレームであるかどうかを判断する(ステップS66)。当該フレームが目的フレームであれば、編集処理を行う。
当該フレームが目的フレームでなければ、GOP(場合により1つ前のGOPも含めて)に基づいて次のフレームをデコードする(ステップS67)。さらに、ステップS65以下を、目的フレームを見いだすまで行う。
上記実施形態では、ES形式の動画データファイル4と図6に示すインデックスファイル14を用いた処理について説明した。PES形式(PS形式)の動画データファイル4と図10に示すインデックスファイル14を用いた処理のフローチャートを、図18に示す。図17と同様のステップには同一の符号を付している。
ステップS635では、CPU30は、インデックスファイル14を参照して、フレーム番号に基づき、目的フレームを含むGOPを得るためのPESパケットのアクセス位置および目的フレームが含まれるGOPの種類を取得する。この際、GOPの種類が「非クローズドGOP」や「ブロークンリンク」である場合には、当該GOPを得るためのPESパケットのアクセス位置に加えて、1つ前のGOPを得るためのPESパケットのアクセス位置もインデックスファイル14から取得する。GOPの種類が「クローズドGOP」である場合には、1つ前のGOPを得るためのPESパケットのアクセス位置は取得しない。
次に、CPU30は、目的フレームを含むGOPを得るためのPESパケットのアクセス位置に基づいて、動画データファイル4にアクセスし、PESパケットを取得してGOPを復元し、GOPの最初のフレームをデコードする(ステップS645)。この際、GOPが「非クローズドGOP」や「ブロークンリンク」である場合には、1つ前のGOPを得るためのPESパケットのアクセス位置に基づいて、1つ前のGOPも取得する。
他の処理は、図17と同様であるので説明を省略する。
TS形式の動画データファイル4と図14に示すインデックスファイル14を用いた処理のフローチャートを、図19に示す。図17と同様のステップには同一の符号を付している。
ステップS635では、CPU30は、インデックスファイル14を参照して、フレーム番号に基づき、目的フレームを含むGOPを得るためのTSパケットのアクセス位置および目的フレームが含まれるGOPの種類を取得する。この際、GOPの種類が「非クローズドGOP」や「ブロークンリンク」である場合には、当該GOPを得るためのTSパケットのアクセス位置に加えて、1つ前のGOPを得るためのTSパケットのアクセス位置もインデックスファイル14から取得する。GOPの種類が「クローズドGOP」である場合には、1つ前のGOPを得るためのTSパケットのアクセス位置は取得しない。
次に、CPU30は、目的フレームを含むGOPを得るためのTSパケットのアクセス位置に基づいて、動画データファイル4にアクセスし、TSパケットを取得してPESパケットを復元し、PESパケットに基づいてGOPを復元し、GOPの最初のフレームをデコードする(ステップS645)。この際、GOPが「非クローズドGOP」や「ブロークンリンク」である場合には、1つ前のGOPを得るためのTSパケットのアクセス位置に基づいて、1つ前のGOPも取得する。
他の処理は、図17と同様であるので説明を省略する。
なお、動画編集装置においても、図15のように、データの形式を判断して、データ形式に対応する処理を行うようにしてもよい。
3.他の実施形態による動画編集装置
上記各実施形態にて説明したインデックスファイルを、早送り等の際に用いるプロキシ動画ファイルに適用することができる。以下の実施形態では、元の動画データファイルについてインデックスファイルを生成し、通常の再生速度での編集に対応できるようにし、元の動画データファイルよりも画素数を落としたプロキシ動画ファイルについてインデックスファイルを生成し、高速再生での編集に対応できるようにしている。
図20に、インデックスファイルを生成する動画編集装置のブロック図を示す。メイン画像インデックスファイル生成手段72は、メイン動画データファイル70を受けてインデックスファイルを生成する。プロキシ動画生成手段74は、メイン動画データファイル70に基づいてメイン動画データを復元し、このメイン動画データの精度を落としたプロキシ動画を生成する。プロキシ動画データファイル生成手段76は、プロキシ動画をデコードしてプロキシ動画データファイルを生成する。プロキシ動画インデックスファイル生成手段78は、プロキシ動画データファイルについてプロキシ動画インデックスファイルを生成する。メイン動画データファイル、メイン動画インデックスファイル、プロキシ動画データファイル、プロキシ動画インデックスファイルは記録部に記録される。
図21に、インデックスファイルを用いて編集を行う動画編集装置のブロック図を示す。記録部には、メイン動画データファイル70、メイン動画インデックスファイル88、プロキシ動画データファイル90、プロキシ動画インデックスファイル92が記録されている。操作指示取得手段80は、オペレータからの編集操作指示を受ける。判断手段82は、メイン動画データファイル70に対する処理を行った場合、この操作指示が1フレーム時間内に処理可能かどうかを判断する。1フレーム時間内に処理可能であれば、メイン動画インデックスファイル88を用いて、メイン動画データファイル70から所望のフレームを読み出す。1フレーム時間内に処理可能でなければ、プロキシ動画インデックスファイル92を用いて、プロキシ動画データファイル90から所望のフレームを読み出す。
この実施形態による動画編集装置のハードウエア構成は、図3と同様である。ハードディスク2には、編集前処理プログラム、編集プログラムが記録されている。
図22に、編集前処理プログラムのフローチャートを示す。CPU30は、まず、ハードディスク2に記録されている(あるいは外部から送られてきた)動画データファイル4を取得する(ステップS71)。この実施形態では、動画データファイルはPS形式であるものとしているが、他の形式の動画データにも適用することができる。
CPU30は、取得したストリームから、動画データと音声データを分離する(ステップS72)。音声データについては、デコードして音声ファイルとしてハードディスク2に記録する(ステップS73、S74)。
動画データについては、メイン動画データファイル(ESの形式)としてハードディスクに記録する(ステップS75)。次に、CPU30は、当該メイン動画データファイルについてアクセス位置、先頭フレーム番号、最終フレーム番号などを生成し、図6のようなインデックスファイルに記録する(ステップS76)。
CPU30は、メイン動画データファイルをデコードし、フレーム画像を生成する(ステップS77)。このフレーム画像を縮小する(画素数を減らす)(ステップS78)。
次に、CPU30は、縮小したフレーム画像をESの形式にエンコードし、プロキシ動画ファイル生成する(ステップS79)。生成したプロキシ動画データファイルは、ハードディスク2に記録される。CPU30は、このプロキシ動画データファイルについてアクセス位置、先頭フレーム番号、最終フレーム番号などを生成し、図6のようなインデックスファイルに記録する(ステップS80)。
CPU30は、上記の処理をストリームが無くなるまで繰り返す。ストリームの最後までくれば、メイン動画データファイルに関する属性ファイル(動画の長さ、縦横の大きさなど)をハードディスク2に記録する(ステップS82)。また、インデックスファイルに総フレーム数などを記録して、インデックスファイルを完成させる。
上記の処理の結果、ハードディスク2には、図23に示すように、メイン動画データファイル60、メイン動画のためのインデックスファイル62、プロキシ動画データファイル64、プロキシ動画のためのインデックスファイル66が記録されることになる。
図24に、編集プログラムのフローチャートを示す。CPU30は、ハードディスク2に記録されたメイン動画データファイル60、インデックスファイル62、プロキシ動画データファイル64、インデックスファイル66をオープンする(ステップS81)。
CPU30は、オペレータからの編集指示入力を受ける(ステップS82)。たとえば、編集のためにコマ送り、早送り、巻き戻しなどの指示が入力される。次に、CPU30は、この編集指示入力が、メイン動画データファイルに関して1フレーム時間内に処理が完了する動作かどうかを判断する(ステップS83)。たとえば、通常再生、1フレーム送り、1フレーム戻し、任意の指定された1フレームの出力の要求などは、1フレーム時間内に処理が完了する指令である。これに対し、1倍速を超える早送り、1倍速以上の巻き戻しなどは、1フレーム時間内に処理が完了しない指令である。
1フレーム時間内に処理が完了する指令であれば、CPU30は、メイン動画のためのインデックスファイル62を用いて、メイン動画データファイル60の要求されたフレームを読み出す(ステップS84)。CPU30は、このフレームをディスプレイ32上に表示する(ステップS85)。
1フレーム時間内に処理が完了しない指令であれば、CPU30は、プロキシ動画のためのインデックスファイル66を用いて、プロキシ動画データファイル64の要求された1以上のフレームを読み出す(ステップS86)。CPU30は、読み出した1以上のフレームについて、画像サイズをメイン動画と同じサイズに拡大する(ステップS87)。CPU30は、これをディスプレイ32上に表示する(ステップS85)。
この実施形態によれば、1フレーム時間内に完了する処理の際には高精度の動画を表示し、1フレーム時間内に完了しない処理の場合には低精度の動画を表示するようにしている。したがって、インデックスファイルの使用と相まって、処理速度と表示精度の両立を図っている。
4.他の実施形態
上記実施形態では、図6、図10、図14に示すように、インデックスファイルにおいて、各GOPごとに、先頭フレームおよび最終フレームを代表フレームとし、先頭フレーム番号および最終フレーム番号を記録するようにしている。しかし、先頭フレームを代表フレームとし、先頭フレーム番号を記録するようにしてもよい。この場合、最終フレーム番号は記録されないが、CPU30は、ステップS63、S635において、時系列に並んだ次のGOPの先頭フレーム番号を取得すれば、当該GOPに含まれるフレーム番号の範囲を認識することができる。
上記実施形態では、MPEG形式のデータについて説明したが、双方向予測符号化を用いる圧縮形式の動画データについても同様に適用することができる。
上記実施形態では、グループデータやパケットの代表点として、先頭位置を用いている。しかし、アクセスを容易にできる位置であれば、どの場所を代表点として用いてもよい。たとえば、動画データファイルの後方からアクセする場合には、終了位置を代表点として用いるとよい。
上記実施形態では、CPUを用いて各機能を達成しているが、その全部または一部をハードウエアによって構成してもよい。
この発明の一実施形態によるインデックスファイル生成装置のブロック図である。 動画データファイル(ES)の構成を示す図である。 インデックスファイル生成装置、動画編集装置のハードウエア構成を示す図である。 インデックスファイル生成プログラムのフローチャートである。 インデックスファイル生成プログラムのフローチャートである。 インデックスファイルの構成を示す図である。 動画データファイル(PES)の構成を示す図である。 インデックスファイル生成プログラムのフローチャートである。 インデックスファイル生成プログラムのフローチャートである。 インデックスファイルの構成を示す図である。 動画データファイル(TS)の構成を示す図である。 インデックスファイル生成プログラムのフローチャートである。 インデックスファイル生成プログラムのフローチャートである。 インデックスファイルの構成を示す図である。 インデックスファイル生成プログラムのフローチャートである。 動画編集装置のブロック図である。 編集プログラムのフローチャートである。 編集プログラムのフローチャートである。 編集プログラムのフローチャートである。 動画編集装置のブロック図である。 動画編集装置のブロック図である。 編集プログラムのフローチャートである。 ハードディスク2の記録内容を示す図である。 編集プログラムのフローチャートである。
符号の説明
2・・・記録部
4・・・動画データファイル
6・・・読出手段
8・・・記録位置取得手段
10・・・フレーム順番情報取得手段
12・・・インデックスファイル生成手段
14・・・インデックスファイル
50・・・順番情報取得手段
52・・・グループデータ特定手段
54・・・アクセス位置取得手段
56・・・目的フレーム取得手段

Claims (28)

  1. 複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータを時系列順に配置した動画データファイルを記録する記録部と、
    前記記録部から動画データファイルを読み出す読出手段と、
    読み出した動画データファイル中からグループデータの代表点を探し出し、当該代表点の動画データファイル中における記録位置をアクセス位置として取得する記録位置取得手段と、
    読み出した動画データファイルに基づいて、各グループデータに含まれる代表フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を取得するフレーム順番情報取得手段と、
    取得した各グループデータのアクセス位置および代表フレーム順番情報を対応付けて記述したインデックスファイルを生成して記録部に記録するインデックスファイル生成手段と、
    を備えたインデックス生成装置。
  2. コンピュータをインデックス生成装置として機能させるためのインデックス生成プログラムであって、
    複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータを時系列順に配置した動画データファイルを記録する記録部から動画データファイルを読み出す読み出す読み出し手段と、
    読み出した動画データファイル中からグループデータの代表点を探し出し、当該代表点の動画データファイル中における記録位置をアクセス位置として取得する記録位置取得手段と、
    読み出した動画データファイルに基づいて、各グループデータに含まれる代表フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を取得するフレーム順番情報取得手段と、
    取得した各グループデータのアクセス位置および代表フレーム順番情報を対応付けて記述したインデックスファイルを生成して記録部に記録するインデックスファイル生成手段と、
    をコンピュータによって実現するためのインデックス生成プログラム。
  3. 請求項1の装置または請求項2のプログラムにおいて、
    前記グループデータの代表点は、グループデータの先頭位置であることを特徴とするもの。
  4. 請求項1〜3のいずれかの装置またはプログラムにおいて、
    前記動画データファイルは、MPEG形式のエレメンタリーストリームであり、
    前記グループデータは、GOPであり、
    前記代表点は、GOPの先頭位置またはGOPの直前のシーケンスヘッダの先頭位置であることを特徴とするもの。
  5. 複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータを時系列順に配置した動画データファイルに対応して設けられたインデックスファイルであって、
    前記動画データファイル中の各グループデータの代表点の記録位置をアクセス位置として記録するアクセス位置記録領域と、
    各グループデータに含まれる代表フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を記録するフレーム順番情報記録領域と、
    を有するインデックスファイル。
  6. コンピュータによってインデックスファイルを生成する方法であって、前記コンピュータが、
    複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータを時系列順に配置した動画データファイルを記録部から読み出し、
    読み出した動画データファイル中からグループデータの代表点を探し出し、当該代表点の動画データファイル中における記録位置をアクセス位置として取得し、
    読み出した動画データファイルに基づいて、グループデータに含まれる代表フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を取得し、
    取得した各グループデータのアクセス位置および代表フレーム順番情報を対応付けて記述したインデックスファイルを生成して記録部に記録することを特徴とするインデックス生成方法。
  7. 複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータをパケット化したパケットデータを時系列順に配置した動画データファイルを記録する記録部と、
    前記記録部から動画データファイルを読み出す読出手段と、
    読み出した動画データファイルのパケットデータからグループデータを復元し、当該グループデータを含むパケットの代表点を探し出し、当該代表点の動画データファイル中における記録位置をアクセス位置として取得する記録位置取得手段と、
    前記グループデータに基づいて、グループデータに含まれる代表フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を取得するフレーム順番情報取得手段と、
    取得した各グループデータのためのアクセス位置および代表フレーム順番情報を対応付けて記述したインデックスファイルを生成して記録部に記録するインデックスファイル生成手段と、
    を備えたインデックス生成装置。
  8. コンピュータをインデックス生成装置として機能させるためのインデックス生成プログラムであって、
    複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータをパケット化したパケットデータを時系列順に配置した動画データファイルを記録する記録部から動画データファイルを読み出す読み出す読出手段と、
    読み出した動画データファイルのパケットデータからグループデータを復元し、当該グループデータを含むパケットの代表点を探し出し、当該代表点の動画データファイル中における記録位置をアクセス位置として取得する記録位置取得手段と、
    前記グループデータに基づいて、グループデータに含まれる代表フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を取得するフレーム順番情報取得手段と、
    取得した各グループデータのためのアクセス位置および代表フレーム順番情報を対応付けて記述したインデックスファイルを生成して記録部に記録するインデックスファイル生成手段と、
    をコンピュータによって実現するためのインデックス生成プログラム。
  9. 請求項7の装置または請求項8のプログラムにおいて、
    前記パケットの代表点は、パケットの先頭位置であることを特徴とするもの。
  10. 請求項7〜9のいずれかの装置またはプログラムにおいて、
    前記動画データファイルは、MPEG形式のパケット化エレメンタリストリームまたはプログラムストリームであり、
    前記グループデータは、GOPであり、
    前記代表点は、パケットの先頭位置であることを特徴とするもの。
  11. 請求項7〜9のいずれかの装置またはプログラムにおいて、
    前記動画データファイルは、MPEG形式のトランスポートストリームであり、
    前記グループデータは、GOPであり、
    前記代表点は、パケットの先頭位置であることを特徴とするもの。
  12. 複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータをパケット化したパケットデータを時系列順に配置した動画データファイルに対応して設けられたインデックスファイルであって、
    前記動画データファイル中の各グループデータを含むパケットの代表点の記録位置をアクセス位置として記録するアクセス位置記録領域と、
    各グループデータに含まれる代表フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を記録するフレーム順番情報記録領域と、
    を有するインデックスファイル。
  13. コンピュータによってインデックスファイルを生成する方法であって、前記コンピュータが、
    複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータをパケット化したパケットデータを時系列順に配置した動画データファイルを記録部から読み出し、
    読み出した動画データファイルのパケットデータからグループデータを復元し、当該グループデータを含むパケットの代表点を探し出し、当該代表点の動画データファイル中における記録位置をアクセス位置として取得し、
    前記グループデータに基づいて、グループデータに含まれる代表フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を取得し、
    取得した各グループデータのためのアクセス位置および代表フレーム順番情報を対応付けて記述したインデックスファイルを生成して記録部に記録することを特徴とするインデックス生成方法。
  14. 複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータを時系列順に配置した動画データファイルに対応して設けられたインデックスファイルであって、前記動画データファイル中の各グループデータの代表点の記録位置をアクセス位置として記述し、各グループデータに含まれる代表フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を記述したインデックスファイルを記録した記録部と、
    目的フレームの順番情報を取得する順番情報取得手段と、
    対象動画ファイルに対応して記録部に記録されたインデックスファイルの各グループデータの代表フレーム順番情報を参照して、取得した目的フレームの順番情報に基づき、目的フレームがいずれのグループデータにあるかを判断するグループデータ特定手段と、
    特定されたグループデータに対応するアクセス位置を取得するアクセス位置取得手段と、
    取得したアクセス位置に基づいてグループデータにアクセスし、目的フレームを取得する目的フレーム取得手段と、
    を備えた動画編集装置。
  15. コンピュータを動画編集装置として機能させるための動画編集プログラムであって、
    複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータを時系列順に配置した動画データファイルに対応して設けられたインデックスファイルであって、前記動画データファイル中の各グループデータの代表点の記録位置をアクセス位置として記述し、各グループデータに含まれる代表フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を記述したインデックスファイルを記録した記録部にアクセスするアクセス手段と、
    目的フレームの順番情報を取得する順番情報取得手段と、
    対象動画ファイルに対応して記録部に記録されたインデックスファイルの各グループデータの代表フレーム順番情報を参照して、取得した目的フレームの順番情報に基づき、目的フレームがいずれのグループデータにあるかを判断するグループデータ特定手段と、
    特定されたグループデータに対応するアクセス位置を取得するアクセス位置取得手段と、
    取得したアクセス位置に基づいてグループデータにアクセスし、目的フレームを取得する目的フレーム取得手段と、
    をコンピュータによって実現するための動画編集プログラム。
  16. 請求項14の装置または請求項15のプログラムにおいて、
    前記グループデータの代表点は、グループデータの先頭位置であることを特徴とするもの。
  17. 請求項14〜16のいずれかの装置またはプログラムにおいて、
    前記動画データファイルは、MPEG形式のエレメンタリーストリームであり、
    前記グループデータは、GOPであり、
    前記代表点は、GOPの先頭位置またはGOPの直前のシーケンスヘッダの先頭位置であることを特徴とするもの。
  18. 複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータを時系列順に配置した動画データファイルに対応して設けられたインデックスファイルであって、前記動画データファイル中の各グループデータの代表点の記録位置をアクセス位置として記述し、各グループデータに含まれる代表フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を記述したインデックスファイルを記録した記録部にアクセス可能なコンピュータによって動画ファイルを編集するする方法であって、前記コンピュータが、
    目的フレームの順番情報を取得し、
    対象動画ファイルに対応して記録部に記録されたインデックスファイルの各グループデータの代表フレーム順番情報を参照して、取得した目的フレームの順番情報に基づき、目的フレームがいずれのグループデータにあるかを判断して特定し、
    特定されたグループデータに対応するアクセス位置を取得し、
    取得したアクセス位置に基づいてグループデータにアクセスし、目的フレームを取得することを特徴する動画ファイルのフレームにアクセスする方法。
  19. 複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータをパケット化したパケットデータを時系列順に配置した動画データファイルに対応して設けられたインデックスファイルであって、前記動画データファイル中の各グループデータを含むパケットの代表点の記録位置をアクセス位置として記述し、各グループデータに含まれる代表フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を記述したインデックスファイルを記録した記録部と、
    目的フレームの順番情報を取得する順番情報取得手段と、
    対象動画ファイルに対応して記録部に記録されたインデックスファイルの各グループデータの代表フレーム順番情報を参照して、取得した目的フレームの順番情報に基づき、目的フレームがいずれのグループデータにあるかを判断するグループデータ特定手段と、
    特定されたグループデータに対応するアクセス位置を取得するアクセス位置取得手段と、
    取得したアクセス位置に基づいてパケットにアクセスしてグループデータにアクセスし、目的フレームを取得する目的フレーム取得手段と、
    を備えた動画編集装置。
  20. コンピュータを動画編集装置として機能させるための動画編集プログラムであって、
    複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータをパケット化したパケットデータを時系列順に配置した動画データファイルに対応して設けられたインデックスファイルであって、前記動画データファイル中の各グループデータを含むパケットの代表点の記録位置をアクセス位置として記述し、各グループデータに含まれる代表フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を記述したインデックスファイルを記録した記録部にアクセスするアクセス手段と、
    目的フレームの順番情報を取得する順番情報取得手段と、
    対象動画ファイルに対応して記録部に記録されたインデックスファイルの各グループデータの代表フレーム順番情報を参照して、取得した目的フレームの順番情報に基づき、目的フレームがいずれのグループデータにあるかを判断するグループデータ特定手段と、
    特定されたグループデータに対応するアクセス位置を取得するアクセス位置取得手段と、
    取得したアクセス位置に基づいてパケットにアクセスしてグループデータにアクセスし、目的フレームを取得する目的フレーム取得手段と、
    をコンピュータによって実現するための動画編集プログラム。
  21. 請求項19の装置または請求項20のプログラムにおいて、
    前記パケットの代表点は、パケットの先頭位置であることを特徴とするもの。
  22. 請求項19〜21のいずれかの装置またはプログラムにおいて、
    前記動画データファイルは、MPEG形式のパケット化エレメンタリストリームまたはプログラムストリームであり、
    前記グループデータは、GOPであり、
    前記代表点は、パケットの先頭位置であることを特徴とするもの。
  23. 請求項19〜21のいずれかの装置またはプログラムにおいて、
    前記動画データファイルは、MPEG形式のトランスポートストリームであり、
    前記グループデータは、GOPであり、
    前記代表点は、パケットの先頭位置であることを特徴とするもの。
  24. 複数フレームの動画をグループ化してグループデータとし、当該グループデータをパケット化したパケットデータを時系列順に配置した動画データファイルに対応して設けられたインデックスファイルであって、前記動画データファイル中の各グループデータを含むパケットの代表点の記録位置をアクセス位置として記述し、各グループデータに含まれる代表フレームの、動画データファイル全体のフレームにおける順番を示す代表フレーム順番情報を記述したインデックスファイルを記録した記録部にアクセス可能なコンピュータによって動画編集を行う動画編集方法であって、
    目的フレームの順番情報を取得し、
    対象動画ファイルに対応して記録部に記録されたインデックスファイルの各グループデータの代表フレーム順番情報を参照して、取得した目的フレームの順番情報に基づき、目的フレームがいずれのグループデータにあるかを判断して特定し、
    特定されたグループデータに対応するアクセス位置を取得し、
    取得したアクセス位置に基づいてパケットにアクセスしてグループデータにアクセスし、目的フレームを取得することを特徴とする動画編集方法。
  25. メイン動画データファイルを受けて、請求項5または請求項12のインデックスファイルを生成するメイン動画インデックスファイル生成手段と、
    前記メイン動画データファイルに基づいてメイン動画データを復元し、当該メイン動画データの精度を落としたプロキシ動画を生成するプロキシ動画生成手段と、
    前記プロキシ動画をエンコードしてプロキシ動画データファイルを生成するプロキシ動画データファイル生成手段と、
    前記プロキシ動画について、請求項5または請求項12のインデックスファイルを生成するプロキシ動画インデックスファイル生成手段と、
    を備えた動画編集装置。
  26. メイン動画データファイルと、当該メイン動画データファイルに対応する請求項5または請求項12のメイン動画インデックスファイルと、メイン動画の精度を落としたプロキシ動画データファイルと、当該プロキシ動画データファイルに対応する請求項5または請求項12のプロキシ動画インデックスファイルとを記録した記録部と、
    編集操作指示を受ける操作指示取得手段と、
    前記編集操作指示が1フレーム時間以内に処理が完了するかどうかを判断する判断手段と、
    1フレーム時間以内に処理完了する編集操作指示であれば、メイン動画データファイルとメイン動画インデックスファイルとを用いて操作指示によるフレームを取得するメイン処理手段と、
    1フレーム時間以内に処理完了しないる編集操作指示であれば、プロキシ動画データファイルとプロキシ動画インデックスファイルとを用いて操作指示によるフレームを取得するプロキシ処理手段と、
    を備えた動画編集装置。
  27. 請求項1〜5、7〜12、14〜17、19〜26の何れかの装置、プログラムまたはファイルにおいて、
    前記グループデータに含まれる代表フレームは、当該グループデータの先頭フレームであることを特徴とするもの。
  28. 請求項1〜5、7〜12、14〜17、19〜26の何れかの装置、プログラムまたはファイルにおいて、
    前記グループデータに含まれる代表フレームは、当該グループデータの先頭フレームおよび最終フレームであることを特徴とするもの。
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