JP2006277655A - 院内部門情報システム - Google Patents

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昌和 尾本
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Abstract

【課題】過去の記録情報から、今後の医療行為を実施する際に気をつけるべき事の把握、検査方法、看護方法、使用するリソースを選択/決定するのに要する時間を短縮させる方法とそのシステムを提供し、また、医療スタッフが把握すべき情報が埋もれないようなシステムを提供する。
【解決手段】患者検査情報と、該患者検査情報に含まれるユーザに注目させるためのリマインド情報と、該リマインド情報を有するか否かを判別するリマインド判別情報とが関連付けられて入力される入力手段20と、患者検査情報とリマインド情報とリマインド判別情報とが格納される第1の格納手段23と、リマインド判定情報を検索する検索手段21と、検索結果に基づくリマインド表示制御手段28等と、を備える医療支援システム。
【選択図】図3

Description

本発明は、医療機関における医療の情報管理を行う医療支援システムに関する。
病院内の各部門(例えば、看護部門、内視鏡部門、生理部門など)のシステムでは、医療スタッフによって種々の情報が入力される。また、これらの各部門システムは、病院情報システム(HIS)からの患者情報や観測装置からの測定情報等を受信して、保存している。このように、各部門システムでは、様々な情報を入力/出力/記録/保存している。
図16は、従来、部門システムの画面の一例を示す。同図において、画面上部には複数のタブが表示されており、各タブをマウス等でクリックして選択すると、画面左側に示すように、複数のメニューが表示される。各メニューを選択すると、そのメニューの詳細情報が画面中央の領域に表示される。
このような病院内の部門の情報を入力/出力/記録/保存している部門情報システムを用いることにより、今後の医療行為を実施する際に気をつけるべき事の把握の際や、検査方法、看護方法、使用するリソース(スタッフ、検査室、機器、薬品など)を選択/決定していた。
特開2001−338059号公報 特開2003−108661号公報 特開2002−263070号公報 特開2003−15977号公報
しかしながら、上述の選択/決定の際に、現在までに入力/記録した情報を1つ1つ振り返りながら、把握/選択/決定していたので、時間を要していた。また、上述の通り、複数タブのそれぞれに複数のメニュー画面が存在しており、医療スタッフが把握すべき情報の所在がどこなのかが分かりにくく、把握すべき情報が埋もれてしまいがちだった。
上記の課題に鑑み、本発明では、過去の記録情報から、今後の医療行為を実施する際に気をつけるべき事の把握、検査方法、看護方法、使用するリソースを選択/決定するのに要する時間を短縮させる方法とそのシステムを提供する。また、医療スタッフが把握すべき情報の所在を分かりやすくし、把握すべき情報が埋もれないようなシステムを提供する。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明によれば、患者の検査に関する情報である患者検査情報と、該患者検査情報に含まれる情報のうちユーザに注目させるための情報であるリマインド情報と、該リマインド情報を有するか否かを判別するリマインド判別情報とが関連付けられて入力されるユーザグラフィカルインターフェースである入力手段と、前記患者検査情報と前記リマインド情報と前記リマインド判別情報とが格納される第1の格納手段と、前記リマインド判定情報を検索する検索手段と、前記検索手段による検索結果に基づいて、前記リマインド情報を表示させる制御をするリマインド表示制御手段と、を備えることを特徴とする医療支援システムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項2に記載の発明によれば、前記リマインド情報は、所定の文字列情報であることを特徴とする請求項1に記載の医療支援システムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項3に記載の発明によれば、前記医療支援システムは、さらに、前記入力手段を格納する第2の格納手段を備え、前記入力手段は、前記検査に対応する複数の前記ユーザグラフィカルインターフェースを有し、前記リマインド情報は、前記ユーザグラフィカルインターフェースのうちのいずれかに前記リマインド判別情報が付与された場合、前記第2の格納手段内で該リマインド判別情報が付された該ユーザグラフィカルインターフェースが格納されている所在を示す情報である格納所在情報を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の医療支援システムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項4に記載の発明によれば、前記医療支援システムは、さらに、前記入力手段を格納する第2の格納手段を備え、前記入力手段は、前記検査に対応する複数の前記ユーザグラフィカルインターフェースを有し、前記リマインド情報は、前記ユーザグラフィカルインターフェースのうちのいずれかの所定の位置に前記リマインド判別情報が付与された場合、前記第2の格納手段内で該リマインド判別情報が付された該ユーザグラフィカルインターフェースが格納されている所在を示す情報である格納所在情報と前記所定の位置に関する情報とを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の医療支援システムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項5に記載の発明によれば、前記リマインド表示制御手段は、前記検索手段による検索結果に基づいて、前記格納所在情報と関連付けられた旨を示す標識を表示させることを特徴とする請求項3、または4に記載の医療支援システムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項6に記載の発明によれば、前記医療支援システムは、さらに、前記患者検査情報を取得する取得手段と、前記患者検査情報に関して条件に関する情報を示す条件情報を設定する条件設定手段と、前記取得手段または前記入力手段により取得した前記患者検査情報と前記条件設定手段により設定した情報とを比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記患者検査情報に前記リマインド判別情報を付与するリマインド判別情報付与手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の医療支援システムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項7に記載の発明によれば、前記設定手段は、少なくとも、前記検査の結果に対応する条件を示す条件情報と、前記リマインド情報として該条件情報に対応する所定の文字列情報とが作成されることを特徴とする請求項6に記載の医療支援システムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項8に記載の発明によれば、患者の検査に関する情報である患者検査情報と、該患者検査情報に含まれる情報のうちユーザに注目させるための情報であるリマインド情報と、該リマインド情報を有するか否かを判別するリマインド判別情報とが関連付けられて入力されるユーザグラフィカルインターフェースを表示させる入力表示処理と、前記患者検査情報と前記リマインド情報と前記リマインド判別情報とを格納する格納処理と、前記リマインド判別情報を検索する検索処理と、前記検索処理による検索結果に基づいて、前記リマインド情報を表示させる制御をするリマインド表示制御処理と、を、コンピュータに実行させる医療支援プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項9に記載の発明によれば、前記リマインド情報は、所定の文字列情報である請求項8に記載の医療支援プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項10に記載の発明によれば、前記入力表示処理により表示される複数の前記ユーザグラフィカルインターフェースはそれぞれ、前記検査に対応し、前記リマインド情報は、前記ユーザグラフィカルインターフェースのうちのいずれかに前記リマインド判別情報が付与された場合、前記リマインド判別情報が付された該ユーザグラフィカルインターフェースが格納されている所在を示す情報である格納所在情報を含んでいる請求項8に記載の医療支援プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項11に記載の発明によれば、前記入力表示処理により表示される複数の前記ユーザグラフィカルインターフェースはそれぞれ、前記検査に対応し、前記リマインド情報は、前記ユーザグラフィカルインターフェースのうちのいずれかの所定の位置に前記リマインド判別情報が付与された場合、前記リマインド判別情報が付された該ユーザグラフィカルインターフェースが格納されている所在を示す情報である格納所在情報と該所定の位置に関する情報とを含んでいる請求項8に記載の医療支援プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項12に記載の発明によれば、前記リマインド表示制御処理は、前記検索処理による前記検索結果に基づいて、前記格納所在情報と関連付けられた旨を示す標識を表示させる請求項10、または11に記載の医療支援プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項13に記載の発明によれば、前記医療支援プログラムは、さらに、前記患者検査情報を取得する取得処理と、前記患者検査情報に関して条件に関する情報を示す条件情報を設定する条件設定処理と、前記取得処理または前記入力表示処理により取得した前記患者検査情報と前記条件設定処理により設定した情報とを比較処理と、前記比較処理の比較結果に基づいて、前記患者検査情報に前記リマインド判別情報を付与するリマインド判別情報付与処理と、を、コンピュータに実行させる請求項8に記載の医療支援プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項14に記載の発明によれば、前記設定処理は、少なくとも、前記検査の結果に対応する条件を示す条件情報と、前記リマインド情報として該条件情報に対応する所定の文字列情報とが作成される請求項13に記載の医療支援プログラムを提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項15に記載の発明によれば、患者の検査に関する情報である患者検査情報と、該患者検査情報に含まれる情報のうちユーザに注目させるための情報であるリマインド情報と、該リマインド情報を有するか否かを判別するリマインド判別情報とが関連付けられて入力されるユーザグラフィカルインターフェースを表示させ、前記患者検査情報と前記リマインド情報と前記リマインド判別情報とを格納し、前記リマインド判別情報を検索し、該検索結果に基づいて前記リマインド情報を表示させる制御をすることを特徴とする医療支援方法を提供することによって達成できる。
上記課題は、特許請求の範囲の請求項16に記載の発明によれば、前記医療支援方法は、さらに、前記患者検査情報を取得し、前記患者検査情報に関して条件に関する情報を示す条件情報を設定し、前記取得した前記患者検査情報または前記インターフェースにより取得した前記患者検査情報と前記条件情報とを比較し、前記比較の結果に基づいて、前記患者検査情報に前記リマインド判別情報を付与することを特徴とする請求項15に記載の医療支援方法を提供することによって達成できる。
本発明を用いることにより、気をつけるべき事の把握、検査方法、看護方法、使用するリソースを選択/決定するのに要する時間の短縮を図ることができる。また、把握すべき情報が埋もれることが無くなる。
<第1の実施の形態>
図1は、本実施形態における病院内の部門システムの全体構成を示す。病院内のシステムは、病院情報システム1(以下、HIS(Hospital Infomation System)という)、内視鏡部門システム2、放射線部門システム2a、看護部門システム2c、他部門システム2b,2d、及びこれらの部門システム等を接続する院内LAN5等から構築されている。
HIS1は、患者の基礎情報や会計情報等の管理するシステムである。このHIS1は、病院内のシステムにおいて、他の部門システムの上位に位置するシステムである。内視鏡部門システム2は、内視鏡を用いた検査や処置に関する情報を管理するシステムである。看護部門システム2cは、例えば、患者の検温情報、患者へ投与した薬剤に関する情報、入院期間の情報等の患者への看護に関する情報を管理するシステムである。放射線部門システム2aは、CT等の放射線診断機器により撮像した画像等を管理するシステムである。
なお、本実施形態では、内視鏡部門システム2を例に説明するが、本発明は内視鏡部門システム2に限定されず、その他のあらゆる部門システムについて、適用することができる。
図2は、本実施形態における内視鏡部門システム2の詳細を示す。内視鏡部門システム2は、内視鏡部門サーバ3、バイタルサインモニタ10、クライアントパーソナルコンピュータ(クライアントPC)11、PCモニタ12、洗浄装置13、ビデオプロセッサ14、内視鏡像観察モニタ15、アクセスポイント16、携帯端末(PDA)17、及びこれらを接続する部門内LAN18から構成されている。部門内LAN18は、院内LAN5と接続されている。
バイタルサインモニタ10は、患者のバイタルサイン(心拍数、血圧、酸素飽和度等)を登録・観察するためのものである。バイタルサインモニタ10は、クライアントPC11を介して部門内LAN18に接続されていてもよいし、直接部門内LAN18に接続されていてもよい。
クライアントPC13は、内視鏡部門サーバ3へ入力データを送信したり、内視鏡部門サーバ3に格納された情報を参照したり、部門内LAN18に接続された医療機器(バイタルサインモニタ10、クライアントPC11、PCモニタ12、洗浄装置13、ビデオプロセッサ14、内視鏡像観察モニタ15、アクセスポイント16、携帯端末(PDA)17等)により取得された情報を参照したりする端末である。
PCモニタ12は、クライアントPC12のモニタである。洗浄装置13は、内視鏡を洗浄するための装置である。ビデオプロセッサ14は、内視鏡により撮像された内視鏡画像を画像処理する装置である。内視鏡像観察モニタ15は、ビデオプロセッサ12で画像処理された内視鏡画像を表示する装置である。アクセスポイント16は、無線によりPDA17を部門内LAN18に接続するためのインターフェースである。
図3は、本実施形態における内視鏡部門サーバ3の構成概念図を示す。内視鏡部門サーバ3は、入力手段20、検索手段21、リマインド表示制御手段22、第1の格納手段23、第2の格納手段24、取得手段25、条件設定手段26、比較手段27、リマインド判別情報付与手段28から構成される。
本実施形態において、リマインド情報とは、特出すべき情報、次回患者が来院したときのために特に把握しておきたい情報、または注意を促したい情報等をいう。
入力手段20は、内視鏡部門システムに記録されるデータの中でリマインドしたい情報を入力、または指定する。クライアントPC11には、例えばブラウザを介して、部門内LAN18経由で、患者検査情報(患者の検査に関する情報)と、リマインド情報(該患者検査情報に含まれる情報のうちユーザに注目させるための情報)と、リマインド判別情報(該リマインド情報を有するか否かを判別する情報、以下に示すリマインド情報フラグ)とを入力するためのユーザグラフィカルインターフェースが表示される。
第1の格納手段23は、入力手段20で入力されて関連付けられた患者検査情報とリマインド情報とリマインド判別情報とが格納されるDB4である。この第1の格納手段23は、例えば後述する大容量記憶装置3bに相当する。
検索手段21は、第1の格納手段23に格納されたリマインド判別情報を検索する。第2の格納手段24は、後述するように、リマインド情報画面30bからリンクされた所定の部門システム情報入力画面へ遷移するために、その部門システム情報入力画面のリンク先情報(アドレス等)が格納されている。この第2の格納手段24は、後述する大容量記憶装置3bに相当する。
リマインド表示制御手段22は、検索手段21により検索されたリマインド情報を後述するリマインド情報一覧86として表示させる。取得手段25は、入力手段25以外を経由して部門内LAN18等からの患者検査情報を取得する。この取得手段25は、後述する通信I/F3cに相当する。
条件設定手段26は、患者検査情報に関して条件(自動リマインド設定情報)を設定する。比較手段27は、取得手段25により取得された患者検査情報または入力手段25により入力された患者検査情報が条件に合致するか否かを判断する。
リマインド判別情報付与手段28は、その条件に合致した患者検査情報に対して、リマインド判別情報(リマインド情報フラグ)を付与する。
なお、これらの手段は、1つのサーバ内に存在する必要は無く、複数のサーバ等にまたがって存在していても良い。
図4は、本実施形態における内視鏡部門サーバ3のハードウェア構成の概要を示す。内視鏡部門サーバ3は、少なくともCPU3a、大容量記憶装置(ハードディスク等)3b、通信インターフェース(以下、インターフェースをI/Fと称する)3c、出力I/F3d、記憶装置(RAM、ROM等)3e、入力I/F3f、及びこれらを接続するバス3gから構成される。
通信I/F3cは、部門内LAN18との通信インターフェースである。大容量記憶装置3bには、データベース(DB)4が構築されたり、内視鏡部門システムのプログラムがインストールされたりしている。後述するプログラムは、記憶装置または大容量記憶装置に格納されており、そのプログラムがCPU3aに読み出されて、後述するように実行される。
入力I/F3fは、入力装置(例えば、キーボード、マウス、または電子カメラ、マイク、スキャナ、センサ、タブレットなど)と接続するためのインターフェースである。出力I/F3dは、出力装置(ディスプレイ、プリンタ、スピーカなど)と接続するためのインターフェースである。
図5は、本実施形態における部門システム情報入力画面(タブ「患者ファイル」選択時)の一例を示す。部門システム情報入力画面30は、部門内LAN18を介して、クライアントPC11から内視鏡部門サーバ3内の内視鏡部門システムにログインした場合に表示される。
当該部門システム情報入力画面30は、タブ31(「患者ファイル」31a、「患者登録」31b、「前処置」31c、「検査」31d、「後処置」31e、「管理者」31f、「リマインド」31g)、メニュー選択領域32、患者名表示領域33、メニュー表示領域34から構成される。
タブ31のうち何れかを選択すると、その選択されたタブに表記された情報について参照することができる。同図では、タブ「患者ファイル」31aが選択されているので、患者に関する情報(患者の固有情報、検査情報、看護情報、経過情報、病歴情報等)を参照することができる。
患者名表示領域33には、患者名が表示される。メニュー選択領域32には、タブ「患者ファイル」31aの有するメニュー情報(「患者検索」、「患者サマリー」、「警告設定」、「上部消化管履歴」、「肺疾患履歴」、「投薬履歴」、「家族情報」)が表示されているので、その中からいずれかを選択することができる。
メニュー表示領域34には、メニュー選択領域32で選択されたメニューの詳細な内容が表示される。同図では、メニュー「上部消化管履歴」が選択されているので、上部消化管履歴に関する患者の情報がメニュー表示領域34に表示される。
メニュー表示領域34には、一例として、「過去の診断」一覧35、「過去の外科手術」一覧36、「過去の検査」一覧37、追加ボタン38(38a,38b,38c)、「リマインド設定」ボタン50、「保存」ボタン51、「次」ボタン52が表示されている。
「過去の診断」一覧35は、過去の診断の記録が表示される。「過去の診断」一覧35を構成する1レコード(診断情報レコードという)は、「日付」、「診断」、「臓器」、「コメント」、「確定した病状」、「レポート編集」の項目から構成される。項目「レポート編集」にある編集ボタン35aを押下すると、当該編集ボタン35aに対応する診断情報レコードを編集することができる。追加ボタン38aを押下すると、新たに診断情報レコードを追加して、診断情報を入力することができる。
「過去の外科手術」一覧36は、過去の外科手術の記録が表示される。過去の外科手術」一覧36を構成する1レコード(外科手術情報レコードという)は、「日付」、「外科手術」、「臓器」、「コメント」、「削除」の項目から構成される。追加ボタン38bを押下すると、外科手術情報レコードを追加して、外科手術情報を入力することができる。
「過去の検査」一覧37は、過去の検査の記録が表示される。「過去の検査」一覧37を構成する1レコード(検査情報レコード)は、「日付」、「検査種別」、「コメント」、「レポート」、「削除」の項目から構成される。追加ボタン38cを押下すると、検査情報レコードを追加して、検査情報を入力することができる。削除ボタン37aを押下すると、対応する検査情報レコードを削除する。
「リマインド設定」ボタン50を押下すると、図6のリマインド情報入力方式選択画面が表示される。「保存」ボタン51を押下すると、メニュー表示領域34の内容が保存される。「次」ボタン52を押下すると、メニュー表示領域34に次のページが表示される(メニュー表示領域34の表示領域を越えて複数の一覧が表示される場合には、複数ページにまたがることになるので、そのページ送りをするためのボタンである。)。
図6は、本実施形態におけるリマインド情報入力方式選択画面を示す。リマインド情報入力方式選択画面60は、「テキスト方式」ボタン61、「画面リンク方式」ボタン62、「キャンセル」ボタン63から構成される。
「テキスト方式」ボタン61を押下すると、図7のリマインドテキスト入力画面が表示される。「画面リンク方式」ボタン62を押下すると、図5の部門システム情報入力画面30の所定位置にチェックボックスが表示される(図8参照)。キャンセルボタン63を押下すると、当該リマインド情報入力方式選択画面60を閉じる。
図7は、本実施形態におけるリマインドテキスト入力画面を示す。リマインドテキスト入力画面70は、リマインド情報入力欄71、OKボタン72、キャンセルボタン73から構成される。
リマインド情報入力欄71には、リマインドの内容をテキスト入力することができる。同図では、「スコープの挿入がしにくい大腸であった:Dr.A」旨の内容のテキストが入力されている。OKボタン72を押下すると、リマインド情報入力欄71に入力した情報およびその他必要な情報を保存することができる。キャンセルボタン73を押下すると、当該リマインドテキスト入力画面70を閉じる。
図8は、画面リンク方式が選択された場合の図5の部門システム情報入力画面30を示す。図5と比較して、チェックボックス39(39a,39b,39c)、チェックボックス40(40a,40b)が表示されている。
チェックボックス39aには、「過去の診断」一覧35についてリマインドするために、チェックすることができる。チェックボックス39bには、「過去の外科手術」一覧36についてリマインドするために、チェックすることができる。チェックボックス39cには、「過去の検査」一覧37についてリマインドするために、チェックすることができる。
また、チェックボックス40は、検査レコードについてリマインドするために、チェックすることができる。これらについては、後述する。
それでは、図5〜図8の画面の遷移を、図9を参照しながら説明する。
図9は、本実施形態におけるリマインド情報の設定のフローを示す。まず、図5で説明したように、クライアントPC11上で部門システム情報入力画面30を開いてユーザが所定の情報を入力する(ステップ1、以下ステップを「S」と略する)。このとき、ユーザは、部門システム情報入力画面30内でリマインドしたい情報があると判断した場合には(S2で「YES」へ進む)、「リマインド設定」ボタン50を押下する(S3)。
「リマインド設定」ボタン50が押下されると、リマインド情報入力方式選択画面60(図6参照)が表示される(S4)。キャンセルボタン63を押下すると(S4で「NO」へ進む)、当該リマインド情報入力方式選択画面60を閉じて本フローは終了する。テキスト方式または画面リンク方式により、リマインド情報を設定したい場合にはS6へ進む。
リマインド情報の設定方式をテキスト方式とする場合には、「テキスト方式」ボタン61が押下する(S6で「テキスト方式」へ進む)。すると、リマインドテキスト入力画面70が表示される(S7)。ユーザは、リマインドの内容をリマインド情報入力欄71に入力する(S8)。
OKボタン72を押下すると、リマインド情報入力欄71に入力した情報(リマインド内容データ)と、画面種別データ(タブ31うち選択されたタブ及びメニュー選択領域32で特定される)と、リマインド情報フラグ=ON(リマインド情報フラグは、リマインド情報であるか否かを示す。)とが内視鏡部門サーバ3へ送信され、DB4へ登録される(S9)。登録後は、当該リマインドテキスト入力画面70は閉じて、部門システム情報入力画面30(図5参照)へ戻る。
一方、リマインド情報の設定方式を画面リンク方式とする場合には、「画面リンク方式」ボタン62が押下する(S6で「画面リンク方式」へ進む)。すると、図8に示すように、部門システム情報入力画面30の所定位置にチェックボックス(例えば、チェックボックス39,40等)が表示される(S10)。以下、図8の部門システム情報入力画面を30aで表す。
ユーザは、部門システム情報入力画面30a全体をマーキングするのか、または部門システム情報入力画面30a内のうちリマインドしたい情報の位置(どの一覧か、またはどのレコードか等)をマーキングするかを判断する(S11)。
部門システム情報入力画面30a内のうちリマインドしたい情報の位置(一覧またはレコード)をマーキングする場合には、その一覧に対応するチェックボックス39またはそのレコードに対応するチェックボックス40のチェックをONにする(S12)。
S13の後、保存ボタン51を押下すると、画面種別データと、マーキング位置の情報(どの一覧に対応するチェックボックスまたはどのレコードに対応するチェックボックスにチェックしたかという情報)と、リマインド情報フラグ=ONの情報と、当該部門システム情報入力画面30aの画面情報と、大容量記憶装置3b内において格納されているアドレス情報(画面リンク情報)と、当該部門システム情報入力画面30aに入力されているその他の情報(患者の検査情報等)とが内視鏡部門サーバ3へ送信され、DB4へ登録される(S13)。
S11において、部門システム情報入力画面30a全体をマーキングする場合には、保存ボタン51を押下する。そうすると、画面種別データと、リマインド情報フラグがONの情報と、当該部門システム情報入力画面30aの画面情報が大容量記憶装置3b内において格納されているアドレス情報(画面リンク情報)と、部門システム情報入力画面30aに入力されているその他の情報(患者の検査情報等)とが内視鏡部門サーバ3へ送信され、DB4へ登録される(S14)。
上記のように、他のタブ31内において表示される情報についても同様にマーキングすることができる。以下では、このマーキングしたリマインド情報またはテキスト入力したリマインド情報の利用について説明する。
図10は、本実施形態における部門システム情報入力画面(タブ「リマインド」選択時)の一例を示す。図5または図8において、タブ「リマインド」31gが選択されると、リマインド情報画面30bが表示される。リマインド情報画面30bでは、複数のタブ31間でまたがって付与されたマーキングを一元的に参照することができる。
リマインド情報画面30bは、患者ID81、患者名82、日付(From)83、日付(to)84、検索ボタン85、リマインド情報一覧86、検査種別リストボックス95から構成される。患者ID81、患者名82、日付(From)83、日付(to)84の各項目には、検索条件が入力される。また、検査種別リストボックス95をクリックすると、検査種別のリストが表示されるので、いずれかを選択して検索条件とすることができる。同図では、一例として、患者名82に「ABC」、日付(From)83に「2005/1/1」、日付(to)84に「2005/1/5」が入力されている。
検索条件を入力後、検索ボタン85を押下すると、その検索の結果がリマインド情報一覧86に表示される。リマインド情報一覧86は、各タブ(画面種別)毎のマーキング情報を日別に確認することができる。
リマインド情報一覧86は、項目「日付」87、項目「患者名」88、項目「患者ファイル」89、項目「患者登録」90、項目「前処置」91、項目「検査」92、項目「後処置」93、項目「管理者」94の項目から構成されている。
項目「日付」87には、日付(From)83と日付(to)84とで設定された日付が1日単位で表示される。項目「患者名」88には、患者名82に入力された患者名が表示される。
項目「患者ファイル」89a、項目「患者登録」89b、項目「前処置」89c、項目「検査」89d、項目「後処置」89e、項目「管理者」89fはそれぞれ、タブ「患者ファイル」31a、タブ「患者登録」31b、タブ「前処置」31c、タブ「検査」31d、タブ「後処置」31e、タブ「管理者」31fに対応する項目である。
リマインド情報一覧86内に表示されているテキストは、図7のリマインドテキスト入力画面で入力したデータである。また、リマインド情報一覧86内に表示されている星印は、画面リンク方式によりリンクされたことを示している。
それでは、図11を参照しながら、図10の画面の使用の一例を示す。
図11は、本実施形態におけるリマインド情報の検索フローを示す。まず、ユーザは、部門内LANを介して、クライアントPC11から内視鏡部門サーバ3内の内視鏡部門システムを起動させ、当該内視鏡部門システムにログインする(S21)。そうすると、部門システム情報入力画面30が表示されるので、例えば、図5または図8において、タブ「リマインド」31gを押下する(S22)。
そうすると、リマインド情報画面30bが表示される。そこで、ユーザは、患者ID81、患者名82、日付(From)83、日付(to)84のいずれかに、検索条件を入力して(S23)、検索ボタン85を押下する(S24)。ここでは、検索条件として患者名82=「ABC」、日付(From)83=「2005/1/1」、日付(to)84=「2005/1/5」とする。
そうすると、その検索条件が内視鏡部門サーバ3へ送信される。内視鏡部門サーバ3では、CPU3aにより、DB4からその検索条件に合致する患者情報が検索される。さらに、CPU3aは、その検査された患者情報の中から、リマインド情報フラグ=ONの患者情報レコードを抽出する(S24)。
S24でリマインド情報フラグ=ONの患者情報レコードが抽出された場合には、CPU3aは、画面種別データ、リマインド内容データ、画面リンク情報(図9のS13,S14で登録された情報)をDB4から読み込む(S26)。
S26で読み込まれた情報はクライアントPC11へ送信され、リマインド情報画面30bのリマインド情報一覧86に表示される(S27)。このとき、「テキスト方式」で入力されたテキスト情報(リマインド内容データ)は、リマインド情報一覧86内の該当するセルに表示される。例えば、タブ「検査」31dを選択して、そのタブ「検査」31d内に設けられた「リマインド設定」ボタンを押下して、リマインドテキスト入力画面70でリマインド情報が入力されて内視鏡部門サーバ3に登録されていた場合には、送信された画面種別データとリマインド情報とに基づいて、リマインド情報一覧86の検査89dの列にその登録した情報が表示される。
また、例えば、タブ「患者ファイル」31dを選択して、そのタブ「検査」31d内に設けられた「リマインド設定」ボタンを押下して、「画面リンク方式」ボタン62を押下して、部門システム情報入力画面30a全体をマーキングするのか、または部門システム情報入力画面30a内のうちリマインドしたい情報の位置にマーキングがされて内視鏡部門サーバ3に登録されていた場合には、リマインド情報一覧86の検査89aの列にその画面リンク情報に対応するリンクマーク(星印)が表示される。
なお、S25において、リマインド情報フラグ=ONの患者情報レコードが抽出されない場合には、リマインド情報が無いので、「リマインド情報はありません」旨のメッセージをリマインド情報画面30b上にオーバーレイ表示させる(S28)。
図12は、本実施形態におけるリマインド情報の参照フローを示す。図11により、リマインド情報画面30bのリマインド情報一覧86に表示される。このとき、リマインド情報一覧86にリンクマークがある場合には、そのリンクマークをクリックする(S31)。例えば、マウスポインタ90を用いて、項目「患者ファイル」90のリンクマーク91をクリックする。
そうすると、そのリンクマーク91がそのクリックされた旨の情報が内視鏡部門サーバ3に送信される。内視鏡部門サーバ3のCPU3aでは、そのリンクマーク91に対応する画面リンク情報を大容量記憶装置3bから読み出す(S32)。
そして、その読み出した画面リンク情報に基づいて、そのリンクされた部門システム情報入力画面の所定のタブ31及び所定のメニュー選択領域32を表示させる(S33)。このとき、図9のS12でマーキングされているなら、その所定位置のチェックボックス(例えば、39、40等)のチェックをONにする。上記の例では、図8の部門システム情報入力画面30aが表示される。
以上より、リマインド情報を一元管理することができる。また、伝達すべき情報の伝達もれがなくなるため、リマインド情報の伝達性も向上する。また、過去の記録情報から、今後の医療行為を実施する際に気をつけるべき事の把握、検査方法、看護方法、使用するリソースは、リマインド情報として一元管理されているため、その選択/決定するのに要する時間を短縮させることができる。また、医療スタッフが把握すべき情報の所在を分かりやすくし、把握すべき情報が埋もれることがなくなる。
<第2の実施の形態>
第1の実施形態では手動でリマインド情報を設定していたが、実施形態では所定の条件に一致した場合には、自動でリマインド情報を設定することについて説明する。
図13は、本実施形態における自動リマインド設定画面を示す。自動リマインド設定画面100は、実施形態では所定の条件に一致した場合には、自動でリマインド情報を設定するために、その条件を設定するための画面である。自動リマインド設定画面100は、タブ「管理者」31fをクリックして、所定の操作をすると表示される。
自動リマインド設定一覧101、保存ボタン102、キャンセルボタン103から構成される。自動リマインド設定一覧101には、自動でリマインドさせたいケースに関する情報について設定する。
保存ボタン102を押下すると、自動リマインド設定一覧101で設定した内容が内視鏡部門サーバ3に保存される。キャンセルボタン73を押下すると、当該リマインドテキスト入力画面70を閉じる。
自動リマインド設定一覧101は、項目「項目情報」101a、項目「リマインド条件」101b、項目「リマインド機能 ON/OFF」101c、項目「リマインド文書」101dから構成される。
項目「項目情報」101aには、設定する対象となる情報名(「バイタルサイン」、「体温」、「アレルギー」、「感染症」等)が表示される。リマインド条件には、「項目情報」101aに表示された情報に対する条件(どのような状態であるか、または特定の情報か、あり/なし等)を設定する。
項目「リマインド機能 ON/OFF」101cには、自動でリマインド情報を設定するリマインド機能を有効にするか否を、チェックボックスをON/OFFすることにより選択することができる。項目「リマインド文書」101dには、リマインドさせたい情報をテキスト入力することができる。
図14は、本実施形態における自動リマインド設定画面100にリマインド条件の設定するフローを示す。まず、タブ「管理者」31fをクリックすると、種々の管理画面へ遷移するためのボタンが複数表示されている。そのボタンのうち、「自動リマインド設定画面」ボタンを押下すると、図13の自動リマインド設定画面100が表示される(S41)。
次に、自動リマインド設定一覧101の項目「リマインド条件」101bに、リマインド条件を入力する(S42)。
例えば、「バイタルサイン」の「リマインド条件」101bには「心拍」と「酸素飽和度」が表示される。同図では、「心拍」は「200」以上または「50」以下が入力されている。例えば、「体温」の「リマインド条件」101bには体温が「37.0」以上が入力されている。
例えば、「血液型」の「リマインド条件」101bには血液型「RH−」または「RH+」が入力されている。例えば、「アレルギー」の「リマインド条件」101では「あり」が選択されている。例えば、「感染症」の「リマインド条件」101では「あり」が選択されている。
次に、リマインド機能のON/OFFを入力する(S43)。同図では、バイタルサインの「心拍」及び「酸素飽和度」と「血液型」について、項目「リマインド機能 ON/OFF」101cのチェックボックスがONになっている。
次に、項目「リマインド文書」101dのテキストボックスにリマインド文章を入力する(S45)。例えば、同図では、バイタルサインの「心拍」について、「心拍数が異常値を示しましたので、ご注意下さい。」が入力されている。また、バイタルサインの「酸素飽和度」について、「酸素飽和度が異常値を示しましたので、ご注意下さい。」が入力されている。また、「体温」について、「体温が37.0度以上あります。ご注意下さい。」が入力されている。また、「血液型」について、「RH系の血液型患者である。輸血時には、十分ご注意下さい。」が入力されている。また、「アレルギー」について、「この患者はアレルギーをお持ちです。ご注意下さい。」が入力されている。
S42〜S44で自動リマインド設定一覧101の内容を入力した後、保存ボタン102を押下する。そうすると、自動リマインド設定一覧101で設定した内容(以下、「自動リマインド設定情報」という)が内視鏡部門サーバ3に保存される(S45)。
このようにして、リマインドさせる条件を設定することができる。それでは、以下では、この条件に合致した場合に自動でリマインド情報を設定することについて説明する。
図15は、本実施形態におけるリマインド情報の設定フローを示す。まず、部門内LAN18に接続されている医療機器から患者に関する情報が内視鏡部門サーバ3へ送信され、内視鏡部門サーバ3のCPU3aの制御によりDB4へ登録される(S51)。例えば、バイタルサインモニタ10からは、患者のバイタルサインデータが内視鏡部門サーバ3へ送信される。
次に、内視鏡部門サーバ3では、S51で登録された情報の項目が、図14で予め登録された自動リマインド設定情報の情報項目と一致するか否かが判断される(S52)。一致すればS53へ進み、一致しなければ本フローは終了する。
例えば、S51でバイタルサインデータが送信された場合、自動リマインド設定情報の情報項目にバイタルサインがあるかが検索される。本実施形態では、図13での設定が自動リマインド設定情報として登録されているので、自動リマインド設定情報の情報項目に「バイタルサインデータ」が含まれている。したがって、一致する。
次に、内視鏡部門サーバ3のCPU3aでは、一致したリマインド情報項目のリマインド機能がONになっているか否かが判断される(S53)。リマインド機能がONに設定されていれば、S54へ進み、そうでなければ本フローは終了する。上記の例の場合、自動リマインド設定情報の情報項目「バイタルサインデータ(心拍数)」のリマインド機能はONに設定されているので、S54へ進む。
次に、内視鏡部門サーバ3のCPU3aでは、S51で送信された情報が、自動リマインド設定情報に設定されたリマインド条件を満たしているか否かが判断される(S54)。リマインド条件を満たしていればS55へ進み、そうでなければ本フローは終了する。例えば、S51で送信されたバイタルサインデータの心拍数が250であれば、自動リマインド設定情報で設定されたリマインド条件「心拍数≧200 または、心拍数≦50」を満たす。
S54のリマインド条件を満たす場合には、リマインド情報フラグをONにして、DB4に登録する(S55)。また、その患者のバイタルサインデータとともに、リマインド文章も「リマインド内容データ」としてDB4に登録する。また、医療機器を用いてその患者のバイタルサインデータを取得するときには、その医療行為に該当する部門システム情報入力画面30のタブ及びメニュー選択領域32が選択されているので、その情報(すなわち、画面種別情報と画面リンク情報)も患者のバイタルサインデータとともに内視鏡部門サーバ3に送信されるので、その画面種別情報と画面リンク情報も患者のバイタルサインデータとともにDB4に格納する。
このようにすることで、第1の実施形態(図11のフロー)と同様に、リマインド情報画面30bのリマインド情報一覧86にリマインド情報を設定することができる。例えば、図10では、セルAで示される部分が本実施形態により設定されたものである。つまり、リマインド文章とともにリンクマークが表示されている。
以上より、自動でリマインド情報を設定することができるので、よりユーザの作業負担の軽減を図ることができる。
第1の実施形態における病院内の部門システムの全体構成を示す。 第1の実施形態における内視鏡部門システム2の詳細を示す。 第1の実施形態における内視鏡部門サーバ3の構成概念図を示す。 第1の実施形態における内視鏡部門サーバ3のハードウェア構成の概要を示す。 第1の実施形態における部門システム情報入力画面(タブ「患者ファイル」選択時)の一例を示す。 第1の実施形態におけるリマインド情報入力方式選択画面を示す。 第1の実施形態におけるリマインドテキスト入力画面を示す。 画面リンク方式が選択された場合の図5の部門システム情報入力画面30を示す。 第1の実施形態における実施形態におけるリマインド情報の設定のフローを示す。 第1の実施形態における部門システム情報入力画面(タブ「リマインド」選択時)の一例を示す。 第1の実施形態におけるリマインド情報の検索フローを示す。 第1の実施形態におけるリマインド情報の参照フローを示す。 第2の実施形態における自動リマインド設定画面を示す。 第2の実施形態における自動リマインド設定画面100にリマインド条件の設定するフローを示す。 第2の実施形態におけるリマインド情報の設定フローを示す。 従来における部門システムの画面の一例を示す。
符号の説明
1 HIS
2 内視鏡部門システム
2a 放射線部門システム
2c 看護部門システム
2b,2d 他部門システム
3 内視鏡部門サーバ
4 DB
5 院内LAN
10 バイタルサインモニタ
11 クライアントPC
12 PCモニタ
13 洗浄装置
14 ビデオプロセッサ
15 内視鏡像観察モニタ
16 アクセスポイント
17 PDA
18 部門内LAN
20 入力手段
21 検索手段
22 リマインド表示制御手段
23 第1の格納手段
24 第2の格納手段
25 取得手段
26 条件設定手段
27 比較手段
28 リマインド判別情報付与手段
3a CPU
3b 大容量記憶装置
3c 通信I/F
3d 出力I/F
3e 記憶装置
3f 入力I/F
3g バス



Claims (16)

  1. 患者の検査に関する情報である患者検査情報と、該患者検査情報に含まれる情報のうちユーザに注目させるための情報であるリマインド情報と、該リマインド情報を有するか否かを判別するリマインド判別情報とが関連付けられて入力されるユーザグラフィカルインターフェースである入力手段と、
    前記患者検査情報と前記リマインド情報と前記リマインド判別情報とが格納される第1の格納手段と、
    前記リマインド判定情報を検索する検索手段と、
    前記検索手段による検索結果に基づいて、前記リマインド情報を表示させる制御をするリマインド表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする医療支援システム。
  2. 前記リマインド情報は、所定の文字列情報であることを特徴とする請求項1に記載の医療支援システム。
  3. 前記医療支援システムは、さらに、前記入力手段を格納する第2の格納手段を備え、
    前記入力手段は、前記検査に対応する複数の前記ユーザグラフィカルインターフェースを有し、
    前記リマインド情報は、前記ユーザグラフィカルインターフェースのうちのいずれかに前記リマインド判別情報が付与された場合、前記第2の格納手段内で該リマインド判別情報が付された該ユーザグラフィカルインターフェースが格納されている所在を示す情報である格納所在情報を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療支援システム。
  4. 前記医療支援システムは、さらに、前記入力手段を格納する第2の格納手段を備え、
    前記入力手段は、前記検査に対応する複数の前記ユーザグラフィカルインターフェースを有し、
    前記リマインド情報は、前記ユーザグラフィカルインターフェースのうちのいずれかの所定の位置に前記リマインド判別情報が付与された場合、前記第2の格納手段内で該リマインド判別情報が付された該ユーザグラフィカルインターフェースが格納されている所在を示す情報である格納所在情報と前記所定の位置に関する情報とを含んでいる
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療支援システム。
  5. 前記リマインド表示制御手段は、前記検索手段による検索結果に基づいて、前記格納所在情報と関連付けられた旨を示す標識を表示させる
    ことを特徴とする請求項3、または4に記載の医療支援システム。
  6. 前記医療支援システムは、さらに、
    前記患者検査情報を取得する取得手段と、
    前記患者検査情報に関して条件に関する情報を示す条件情報を設定する条件設定手段と、
    前記取得手段または前記入力手段により取得した前記患者検査情報と前記条件設定手段により設定した情報とを比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、前記患者検査情報に前記リマインド判別情報を付与するリマインド判別情報付与手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の医療支援システム。
  7. 前記設定手段は、少なくとも、前記検査の結果に対応する条件を示す条件情報と、前記リマインド情報として該条件情報に対応する所定の文字列情報とが作成される
    ことを特徴とする請求項6に記載の医療支援システム。
  8. 患者の検査に関する情報である患者検査情報と、該患者検査情報に含まれる情報のうちユーザに注目させるための情報であるリマインド情報と、該リマインド情報を有するか否かを判別するリマインド判別情報とが関連付けられて入力されるユーザグラフィカルインターフェースを表示させる入力表示処理と、
    前記患者検査情報と前記リマインド情報と前記リマインド判別情報とを格納する格納処理と、
    前記リマインド判別情報を検索する検索処理と、
    前記検索処理による検索結果に基づいて、前記リマインド情報を表示させる制御をするリマインド表示制御処理と、
    を、コンピュータに実行させる医療支援プログラム。
  9. 前記リマインド情報は、所定の文字列情報である請求項8に記載の医療支援プログラム。
  10. 前記入力表示処理により表示される複数の前記ユーザグラフィカルインターフェースはそれぞれ、前記検査に対応し、
    前記リマインド情報は、前記ユーザグラフィカルインターフェースのうちのいずれかに前記リマインド判別情報が付与された場合、前記リマインド判別情報が付された該ユーザグラフィカルインターフェースが格納されている所在を示す情報である格納所在情報を含んでいる
    請求項8に記載の医療支援プログラム。
  11. 前記入力表示処理により表示される複数の前記ユーザグラフィカルインターフェースはそれぞれ、前記検査に対応し、
    前記リマインド情報は、前記ユーザグラフィカルインターフェースのうちのいずれかの所定の位置に前記リマインド判別情報が付与された場合、前記リマインド判別情報が付された該ユーザグラフィカルインターフェースが格納されている所在を示す情報である格納所在情報と該所定の位置に関する情報とを含んでいる
    請求項8に記載の医療支援プログラム。
  12. 前記リマインド表示制御処理は、前記検索処理による前記検索結果に基づいて、前記格納所在情報と関連付けられた旨を示す標識を表示させる
    請求項10、または11に記載の医療支援プログラム。
  13. 前記医療支援プログラムは、さらに、
    前記患者検査情報を取得する取得処理と、
    前記患者検査情報に関して条件に関する情報を示す条件情報を設定する条件設定処理と、
    前記取得処理または前記入力表示処理により取得した前記患者検査情報と前記条件設定処理により設定した情報とを比較処理と、
    前記比較処理の比較結果に基づいて、前記患者検査情報に前記リマインド判別情報を付与するリマインド判別情報付与処理と、
    を、コンピュータに実行させる請求項8に記載の医療支援プログラム。
  14. 前記設定処理は、少なくとも、前記検査の結果に対応する条件を示す条件情報と、前記リマインド情報として該条件情報に対応する所定の文字列情報とが作成される
    請求項13に記載の医療支援プログラム。
  15. 患者の検査に関する情報である患者検査情報と、該患者検査情報に含まれる情報のうちユーザに注目させるための情報であるリマインド情報と、該リマインド情報を有するか否かを判別するリマインド判別情報とが関連付けられて入力されるユーザグラフィカルインターフェースを表示させ、
    前記患者検査情報と前記リマインド情報と前記リマインド判別情報とを格納し、
    前記リマインド判別情報を検索し、
    該検索結果に基づいて前記リマインド情報を表示させる制御をする
    ことを特徴とする医療支援方法。
  16. 前記医療支援方法は、さらに、
    前記患者検査情報を取得し、
    前記患者検査情報に関して条件に関する情報を示す条件情報を設定し、
    前記取得した前記患者検査情報または前記インターフェースにより取得した前記患者検査情報と前記条件情報とを比較し、
    前記比較の結果に基づいて、前記患者検査情報に前記リマインド判別情報を付与する
    ことを特徴とする請求項15に記載の医療支援方法。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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