JP2006277249A - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 データベース管理者の作業負担を軽減し、分析結果を出すまでのリードタイムを短縮する情報処理システムを提供する。
【解決手段】 分析対象ファイルおよび回答データに含まれるデータの数が単数であるか複数であるかを示す種類情報が入力されると、調査項目に対応して種類情報が記述された定義ファイルを作成し、分析対象ファイルおよび定義ファイルを通信ネットワークを介して外部に送出する端末50と、端末から分析対象ファイルおよび定義ファイルを受信すると、上記種類情報が複数である旨の回答データを分析対象ファイルから抽出し、回答データに含まれる複数のデータのそれぞれと回答者識別子とを合わせた組が複数含まれるファクトテーブルを作成し、上記種類情報が単数である旨の回答データを分析対象ファイルから抽出し、回答データおよび回答者識別子を組にした次元テーブルを作成するサーバ装置70とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種調査に対する回答の情報を処理するための情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
蓄積された大量のデータに対し、様々な分析軸を用いて多角的に分析を行う多次元分析システムは、現在多くの分野で活用されている人気の高いシステムである。一方、公共団体や企業は、市場調査や顧客満足度調査などのいわゆるアンケート調査を繰り返し実施している。これにより回答データを収集し、その分析結果を事業に活用しようとする。この分析に多次元分析システムを使用するのは非常に有効である(特許文献1、特許文献2参照)。
近年、アンケート調査を外部調査機関に委託し、回答データをフラットファイル(カンマ区切りテキスト形式などの汎用的なファイル)で受領するケースが増えている。データベース管理者は、外部調査機関からアンケートの結果を集約したフラットファイルを受け取ると、調査設計者の分析方針をヒアリングし、これをテーブル設計時に反映させる。
特開2004−102759号公報 特表2003−523547号公報
アンケート調査における質問および選択肢等の内容は実施する度に変わることが多く、回答データの項目がその都度変化する。そのため、回答データを多次元分析システムを用いて分析する場合、多次元分析システム配下のデータベースにフラットファイル内の回答データを予め決められた通りに登録する必要がある。また、その都度データ構造を設計しなければならない。そのため、データベース管理者の作業負担は大きい。
また、多くの場合、アンケートの調査項目はデータベース管理者とは別の調査設計者に設計され、調査設計者がアンケートの調査結果を分析する。そのため、アンケート調査終了後、データベース管理者は調査設計者の分析方針をヒアリングし、これをテーブル設計時に反映しなければならず、アンケートの調査終了から分析作業を開始するまでに時間がかかることになる。
本発明は上述したような従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、データベース管理者の作業負担を軽減し、分析結果を出すまでのリードタイムを短縮する情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の情報処理システムは、調査項目に対する回答者を識別するための回答者識別子と該調査項目に対する回答データとを含む分析対象ファイルから分析用のテーブルを作成する情報処理システムであって、
前記分析対象ファイルおよび前記回答データに含まれるデータの数が単数であるか複数であるかを示す種類情報が入力されると、前記分析対象ファイルの該調査項目に対応して該種類情報が記述された定義ファイルを作成し、該分析対象ファイルおよび該定義ファイルを通信ネットワークを介して外部に送出する端末と、
前記端末と前記通信ネットワークを介して接続され、該端末から前記分析対象ファイルおよび定義ファイルを受信すると、該定義ファイルを参照して前記種類情報が複数である旨の回答データを前記分析対象ファイルから抽出し、該回答データに含まれる複数のデータのそれぞれと前記回答者識別子とを合わせた組が複数含まれるファクトテーブルを作成し、該定義ファイルの前記種類情報が単数である旨の回答データを前記分析対象ファイルから抽出し、該回答データおよび前記回答者識別子を組にした次元テーブルを作成するサーバ装置と、
を有する構成である。
また、上記目的を達成するための本発明の情報処理装置は、調査項目に対する回答者を識別するための回答者識別子と該調査項目に対する回答データとを含む分析対象ファイルから分析用のテーブルを作成する情報処理装置であって、
前記分析対象ファイルが格納された記憶部と、
前記回答データに含まれるデータの数が単数であるか複数であるかを示す種類情報が入力されると、前記分析対象ファイルの該調査項目に対応して該種類情報が記述された定義ファイルを作成し、該定義ファイルを参照して前記種類情報が複数である旨の回答データを前記分析対象ファイルから抽出し、該回答データに含まれる複数のデータのそれぞれと前記回答者識別子とを合わせた組が複数含まれるファクトテーブルを作成し、該定義ファイルの前記種類情報が単数である旨の回答データを前記分析対象ファイルから抽出し、該回答データおよび前記回答者識別子を組にした次元テーブルを作成する処理部と、
を有する構成である。
また、上記目的を達成するための本発明の情報処理方法は、調査項目に対する回答者を識別するための回答者識別子と該調査項目に対する回答データとを含む分析対象ファイルを用いて情報処理装置が分析用のテーブルを作成する情報処理方法であって、
前記分析対象ファイルおよび前記回答データに含まれるデータの数が単数であるか複数であるかを示す種類情報が入力されると、該分析対象ファイルの該調査項目に対応して該種類情報が記述された定義ファイルを作成するステップと、
前記定義ファイルを参照して前記種類情報が複数である旨の回答データを前記分析対象ファイルから抽出し、該回答データに含まれる複数のデータのそれぞれと前記回答者識別子とを合わせた組が複数含まれるファクトテーブルを作成し、該定義ファイルの前記種類情報が単数である旨の回答データを前記分析対象ファイルから抽出し、該回答データおよび前記回答者識別子を組にした次元テーブルを作成するステップと、
を有するものである。
さらに、上記目的を達成するための本発明のプログラムは、調査項目に対する回答者を識別するための回答者識別子と該調査項目に対する回答データとを含む分析対象ファイルを用いてコンピュータに分析用のテーブルを作成させるためのプログラムであって、
前記分析対象ファイルおよび前記回答データに含まれるデータの数が単数であるか複数であるかを示す種類情報が入力されると、該分析対象ファイルの該調査項目に対応して該種類情報が記述された定義ファイルを作成するステップと、
前記定義ファイルを参照して前記種類情報が複数である旨の回答データを前記分析対象ファイルから抽出し、該回答データに含まれる複数のデータのそれぞれと前記回答者識別子とを合わせた組が複数含まれるファクトテーブルを作成し、該定義ファイルの前記種類情報が単数である旨の回答データを前記分析対象ファイルから抽出し、該回答データおよび前記回答者識別子を組にした次元テーブルを作成するステップと、
を有する処理を前記コンピュータに実行させるものである。
本発明では、複数のデータが含まれる回答データについては、複数のデータが単体に分解され、単体のデータと回答者識別子とを合わせた組がデータ数に応じて書き込まれたファクトテーブルが作成される。また、単数のデータの回答データについては、回答者識別子とデータの組が分析対象ファイルから抽出された次元テーブルが作成される。
本発明では、分析対象ファイルに対する定義ファイルが入力されることで、複数の回答が単体に分解されたファクトテーブルと、単数の回答を集約した次元テーブルが作成される。そのため、分析対象ファイルの調査項目が異なっても、対応する定義ファイルがあれば、データベース管理者のテーブル設計のための作業負担が軽減する。
また、データベース管理者を仲介することなく、定義ファイルに反映したファクトテーブルおよび次元テーブルが作成される。そのため、調査設計者が分析作業を始めるまでの待ち時間が短縮される。
本発明の情報処理システムは、分析対象ファイルから調査項目に対応して各種テーブルを作成する際、分析対象ファイルを各種テーブルに変換するための定義ファイルを参照することを特徴とする。
本実施例の情報処理システムの構成について説明する。本実施例では、アンケート調査による回答の情報を分析する場合とする。
図1は本実施例の情報処理システムの一構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施例の情報処理システムは、アンケートの調査設計者が操作する設計者端末50と、アンケートの配布および回収を行う外部調査機関に設けられた調査者端末60と、アンケートの回答を元にしてテーブルを作成するデータベースサーバ(以下では、単にサーバと称する)70とを有する構成である。設計者端末50、調査者端末60およびサーバ70は通信ネットワーク80を介して接続されている。以下に、各装置の構成について詳細に説明する。
設計者端末50および調査者端末60は、パーソナルコンピュータおよびワークステーション等の情報処理装置である。そして、データを格納するための記憶部と、通信ネットワーク80を介して外部とデータを送受信するための通信部と、記憶部に格納されるデータを表示するための表示部と、各部を制御する制御部と、操作者が指示を入力するための操作部とを有する構成である。制御部は、プログラムにしたがって処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、プログラムを格納するためのメモリとを有する。
設計者端末50は、調査設計者が操作部を操作してアンケートの調査項目を入力すると、調査項目の情報を含む調査項目ファイルを作成する。また、フラットファイルの各調査項目に対してその種類が入力されると、調査項目毎に異なる調査項目識別子を生成し、調査項目の種類および調査項目識別子が入力された定義ファイルを作成する。定義ファイルは、サーバ70が各種テーブルを作成する際に参照するためのものである。
調査者端末60は、回収されたアンケートの回答を示す回答情報を調査担当者が操作部を操作して入力すると、回答情報に基づいてフラットファイルを作成する。フラットファイルは、アンケート調査の大元のデータを有する分析対象ファイルとなる。
サーバ70は、ファクトテーブルおよび次元テーブルを格納するための記憶部72と、通信ネットワーク80を介して外部とデータを送受信するための通信部74と、外部から受信するデータを処理して記憶部72に格納する処理部76とを有する構成である。処理部76は、プログラムにしたがって処理を実行するCPUと、プログラムを格納するためのメモリとを有する。記憶部72はファクトテーブルおよび次元テーブルを保存するデータベースとして機能する。
処理部76は、外部から通信部74を介して受信するフラットファイルおよび定義ファイルを記憶部72に格納し、フラットファイルおよび定義ファイルからファクトテーブルおよび次元テーブルを作成して記憶部72に格納する。なお、ファクトテーブルおよび次元テーブルの作成方法については、サーバ70の動作手順の説明で詳述する。また、設計者端末50からファクトテーブルおよび次元テーブルにおけるいずれかのデータを要求することを示すデータ要求信号を受信すると、データ要求信号に対応する情報を通信部74を介して設計者端末50に送信する。なお、処理部76は、ファクトテーブルを用いて多次元分析の処理を実行するが、その動作は従来と同様であるため、その説明を省略する。
次に、フラットファイルおよび定義ファイルについて説明する。図2はフラットファイルおよび定義ファイルの一構成例を示す表である。図2(a)はフラットファイルの一例を示す表であり、図2(b)は定義ファイルの一例を示す表である。
図2(a)に示すように、フラットファイルはデータの記入欄が格子状に複数設けられた2次元の表であり、各記入欄は行および列で特定される。1行目が列の見出しとなる項目欄であり、2行目以降の各行にアンケートの回答者1名分の回答データが記述されている。1列目に回答者毎に異なる回答者ID(Identification:識別子)が記述されている。また、2列目以降の各記入欄には質問に対する回答データとして選択肢が記述されている。1行目の2列目以降の各記入欄には、質問1、質問2、・・・のように質問名が記入されている。
図2(b)に示すように、定義ファイルは、フラットファイルの列数に対応して同等の列数を有し、各列の項目の種類は対応するフラットファイルの列と一致している。定義ファイルのフォーマットは、列数がフラットファイルに対応する数であり、行数が2である。行数が2である理由は、質問の種類と質問毎に異なる識別子である質問IDの2つを記入するためである。この質問IDが調査項目識別子となる。1列目はフラットファイルの回答者IDの記入欄に相当するため、何も記入されない。1行目の2列目以降の各記入欄には、質問の種類が記入されている。質問の種類には、複数の選択肢から1つだけを選択する「単数回答」と、複数の選択肢から該当するものを複数選択する「複数回答」と、選択肢を用いないで自由に回答を記述する「自由記述回答」とがある。各調査項目の種類は調査設計者により入力される。
また、図2(b)に示すように、定義ファイルの2行目には質問毎に異なる識別子である質問IDが割り当てられている。質問1に質問ID1が割り当てられ、質問2には質問ID2が割り当てられている。なお、質問IDは、調査設計者が1行目の各記入欄に調査項目の種類を入力すると、設計者端末50が列番の小さい方から順に採番することで決定される。
次に、ファクトテーブルおよび次元テーブルについて説明する。
一般的に、ファクトテーブルは「何を分析するか」という分析の基本となるデータを含むファイルであり、次元テーブルは「どのように分析するか」という分析の切り口を示すものである。分析の切り口は1通りに限らないため、次元テーブルは複数あってもよい。本実施例では、次元テーブルAと次元テーブルBの2種類がある。
図3はファクトテーブルおよび次元テーブルの一構成例を示す表である。図3(a)は次元テーブルAを示し、図3(b)はファクトテーブルを示し、図3(c)は次元テーブルBを示す。本実施例では、サーバ70は、フラットファイルおよび定義ファイルから、次元テーブルAと次元テーブルBの他にファクトテーブルを作成している。このファクトテーブルを元にして調査設計者がさらに別の分析をすることが可能となる。
図3(a)に示す次元テーブルAは、図2(a)に示したフラットファイルから調査項目の種類が「単数回答」の回答データを抽出したものである。次元テーブルAの1列目には回答者IDが記述されている。また、2列目以降には質問名とその回答が回答者IDに対応して記述されている。調査設計者は、次元テーブルAを用いて調査項目の種類が「単数回答」の回答データを分析することが可能となる。なお、以下では、列毎に回答データを行分けしたままの状態でまとめたものを列データと称する。図3(a)に示す質問1の列データは、選択肢12、選択肢11、選択肢12、・・・となる。
図3(b)に示すファクトテーブルは、図2(a)に示したフラットファイルから調査項目の種類が「複数回答」の回答データを抽出し、回答データに含まれる複数の選択肢についても分析可能なフォーマットにしたものである。図3(b)に示すように、1列目には回答者IDが記述され、2列目には質問IDが記述され、3列目には選択肢が記述されている。1行に含まれる回答者ID、質問IDおよび選択肢の3つのデータが1つの組になっている。これら3つのデータが全て一致する組は2つと存在しない。組の情報を一意にすることで、調査設計者はこのファクトテーブルを用いてさらに分析することが可能となる。
図3(c)に示す次元テーブルBは、質問IDとそれに対応する質問名とが組になったものである。図3(c)に示すように、1列目には質問IDが記述され、2列目には質問名が記述されている。図3(c)では、図3(b)に示すファクトテーブルに対して、調査設計者が質問IDから質問名を調べることができるようにしているため、質問4についての質問IDと質問名が記述されている。次元テーブルBを、全ての調査項目に対して質問IDと質問名とが登録されるようにしてもよい。
なお、ファクトテーブルに次元テーブルAのデータを含むようにすることも可能であるが、ファクトテーブルから調査項目の種類が「単数回答」の回答データを抜き出すことで、サーバ70の記憶部72に格納する情報量を削減することが可能となる。また、本実施例では「複数回答」の調査項目が質問4だけであるが、複数回答の調査項目が複数あってもよい。
次に、図3に示した各種テーブルからデータを読み出すためのデータ読出し用ページについて説明する。
図4はデータ読出し用ページの一構成例を示す図である。図4に示すページは、設計者端末50の表示部に表示される。
図4に示すように、データ読出し用ページには、複数回答分析用のファクトテーブルからデータを呼び出すためのファクトテーブル用パネル90と、次元テーブルAからデータを呼び出すためのテーブルA用パネル92と、次元テーブルBからデータを読み出すためのテーブルB用パネル94とがある。
調査設計者が設計者端末50を操作してファクトテーブル用パネル90の回答者IDKeyの記入欄に回答者IDを入力すると、入力された回答者IDがテーブルA用パネル92の回答者IDKeyに表示され、テーブルA用パネル92に単数回答の質問名とその回答データが表示される。
続いて、調査設計者が設計者端末50を操作してファクトテーブル用パネル90の質問IDに複数回答の質問IDを入力すると、入力された質問IDに対応する回答データがファクトテーブル用パネル90の回答欄に表示される。また、入力された質問IDがテーブルB用パネル94の質問IDKeyに表示され、その質問IDに対応する質問名が質問名の欄に表示される。
このようにして、ファクトテーブル用パネル90に入力される回答者IDと質問IDをキーにして、複数回答の回答データがファクトテーブルから読み出されて表示される。また、ファクトテーブル用パネル90に入力される回答者IDをキーにして、その回答者IDの単数回答の回答データが次元テーブルAから読み出されてテーブルA用パネル92に表示される。さらに、ファクトテーブル用パネル90に入力される質問IDをキーにして、その質問IDに対応する質問名が次元テーブルBから読み出されてテーブルB用パネル94に表示される。
次に、情報処理システムの動作について説明する。
図5は情報処理システムの動作手順を示すフローチャートである。
調査設計者は、設計者端末50を操作してアンケートの調査項目を設計し、調査項目ファイルを作成する。続いて、調査項目ファイルを外部調査機関の調査者端末60に送信する旨の指示を入力すると、設計者端末50は調査項目ファイルを調査者端末60に送信する(ステップ101)。調査者端末60は、設計者端末50から調査項目ファイルを受信すると、調査項目ファイルを記憶部に格納するとともに、調査項目ファイルを表示部に表示する(ステップ102)。調査担当者は、表示された調査項目ファイルを参照して調査者端末50を操作してアンケートを作成する。そして、作成したアンケートを調査対象者に配布する。その後、調査担当者は、回答されたアンケートを回収する。
調査担当者が調査者端末60を操作してフラットファイルのフォーマットを作成し、そのフォーマットにアンケートの回答情報を入力すると、調査者端末60はそのフォーマットに回答情報が入力されたフラットファイルを作成する。続いて、調査担当者が調査者端末60を操作してフラットファイルを設計者端末50に送信する旨の指示を入力すると、調査者端末60はフラットファイルを設計者端末50に送信する(ステップ103)。
設計者端末50は、調査者端末60からフラットファイルを受信すると、フラットファイルを記憶部に格納するとともに、フラットファイルを表示部に表示させる(ステップ104)。調査設計者は、設計者端末50を操作して定義ファイルのフォーマットを作成する。続いて、表示されたフラットファイルを見ながら、フラットファイルの各調査項目に対応して単数回答および複数回答等の種類を定義ファイルの1行目に入力する。設計者端末50は、定義ファイルの1行目に種類が入力された列の2行目に質問IDを付与した定義ファイルを作成する(ステップ105)。その後、調査設計者が設計者端末50を操作してフラットファイルおよび定義ファイルをサーバ70に送信する旨の指示を入力すると、設計者端末50はフラットファイルおよび定義ファイルをサーバ70に送信する(ステップ106)。
サーバ70は、設計者端末50からフラットファイルおよび定義ファイルを受信すると、これらのファイルを記憶部72に一旦格納する。そして、フラットファイルと定義ファイルを用いて図3に示したファクトテーブルおよび次元テーブルA、Bを作成して記憶部72に格納する(ステップ107)。また、ファクトテーブルおよび次元テーブルA、Bからデータを読み出すためのデータ読出し用ページの情報を設計者端末50に送信する(ステップ108)。
設計者端末50はサーバ70から受信するデータ読出し用ページの情報を記憶部に格納するとともに、そのページを表示部に表示する(ステップ109)。図4に示したページが設計者端末50の表示部に表示される。
次に、設計者端末50における定義ファイル作成処理について詳細に説明する。
図6は設計者端末の動作手順を示すフローチャートである。
設計者端末50は、調査者端末60からフラットファイルを受信すると、フラットファイルを記憶部に格納するとともに、表示部に表示する。定義ファイルを作成する旨の指示が入力されると、未記入の定義ファイルを記憶部から読み出し、また、フラットファイルの先頭行を読み出す(ステップ201)。続いて、先頭行の先頭列がキー項目であることを認識すると、フラットファイルの2列目に相当する、調査項目の1列目のデータを読み出す(ステップ202)。調査項目の1列目にデータが入力されていることを認識すると、調査設計者に種類の入力を促すメッセージを表示する(ステップ203)。調査設計者は、フラットファイルの調査項目を参照しながら操作部を操作して、対応する定義ファイルの1行目の記入欄に種類を入力する。設計者端末50は、種類が入力されると調査項目毎に異なる質問IDを採番し(ステップ204)、定義ファイルの2行目に書き込む(ステップ205)。
続いて、フラットファイルの調査項目の次の列を読み出し(ステップ206)、その列の記入欄にデータが入力されているか否かを調べ、前の列が最終列か否かを判定する(ステップ207)。次の列にデータが記入されていれば、ステップ203に戻り、ステップ203から207までの動作を行う。質問IDの採番方法は、調査項目の1列目に質問ID1を付与し、列番が大きくなるにつれて質問IDの番号を1つずつ大きくするものである。一方、ステップ207で次の列にデータが記入されていないことを認識すると、各調査項目に対応して種類と質問IDが入力された定義ファイルを記憶部に格納し、定義ファイルの作成処理を終了する。
次に、サーバ70において実行される、各種テーブルを作成して記憶部72に登録するデータベース登録処理について詳細に説明する。
図7はサーバの動作手順を示すフローチャートである。
処理部76は、フラットファイルと定義ファイルを突き合わせて、列を対応させる(ステップ301)。定義ファイルを参照して調査項目の種類が単数回答の列に対応する列データをフラットファイルから抽出し(ステップ302)、フラットファイルから回答者IDの列データを読み出す。図2(a)に示したフラットファイルでは、質問1および質問2の調査項目に対する種類が単数回答である。続いて、回答者IDの列データを1列目に書き込み、抽出した単数回答の列データを2列目以降に順次書き込んだ次元テーブルAを作成する。このようにして、図3(a)に示したように、単数回答について回答データと回答者IDとが組になった次元テーブルAが作成される。そして、作成した次元テーブルAを記憶部72に格納する(ステップ303)。
さらに、定義ファイルを参照して調査項目の種類が複数回答の列に対応する列データをフラットファイルから抽出する(ステップ304)。図2(a)に示したフラットファイルでは、質問4の調査項目に対する種類が複数回答である。続いて、フラットファイルから回答者IDの列データを読み出す。また、定義ファイルから複数回答の列の質問IDを読み出す。質問IDは、図2(b)に示したように質問ID4となる。そして、ファクトテーブルを作成するための仮テーブルの1列目に回答者IDの列データを書き込み、読み出した質問IDを2列目の各行の記入欄に書き込み、3列目以降に複数回答の列データを書き込む。ここでは、複数回答が図2(a)に示した質問4だけの場合とするので、仮テーブルの3列目に図2(a)に示した質問4の列データが書き込まれる。このようにして仮テーブルには、複数回答について回答データ、回答者IDおよび質問IDを組にした表が作成される(ステップ305)。この回答データには、図2(a)のフラットファイルに示した回答者ID=001、002の回答データのように選択肢が複数含まれるものがある。
その後、調査設計者が複数回答のデータをさらに分析しやすくするために、以下のようにして各組の回答データに含まれる選択肢の数が1つになるようにする。回答者ID=001の場合、回答データの選択肢の数が2つなので、回答者ID=001のための未記入の行を新たに1行増やす。そして、新たな行に回答者IDと質問IDを複写する。続いて、元の行の回答データに含まれる2つの選択肢のうち選択肢43を新たな行の回答データ記入欄に書き込む。その他の回答者IDの場合についても、回答者ID=001の場合と同様に行う。そして、複数回答の列データの各回答データに含まれる選択肢に対応して、回答者ID、質問IDおよび選択肢が組になったファクトテーブルを作成して記憶部72に格納する(ステップ306)。このようにして、図3(b)に示したようなファクトテーブルが作成される。
さらに、調査項目の種類が複数回答について定義ファイルの質問IDを列データに変換し、フラットファイルの質問名を列データに変換する。続いて、質問IDの列データを1列目に書き込み、質問名の列データを2列目に書き込んだテーブルを作成して記憶部72に格納する(ステップ307)。このテーブルは、図3(c)に示したような、質問4について質問IDとそれに対応する質問名が組になった次元テーブルBとなる。
なお、次元テーブルBは複数回答だけでなく単数回答を含む全ての調査項目に対して質問IDと質問名が登録されていてもよい。また、次元テーブルA、ファクトテーブル、および次元テーブルBの作成順序は図7に示した順序に限らない。各テーブルの作成過程においてもファクトテーブルおよび定義ファイルがそのままの状態で記憶部72に格納されているので、各テーブルの作成順序は限定されない。さらに、多次元分析の処理対象にならない自由記述回答は、上述のファクトテーブルや次元テーブルとしてデータベースに登録されない。図2(a)に示したフラットファイルでは、質問3に対する回答データが自由記述回答に該当する。
次に、設計者端末50で各種テーブルからデータを呼び出すための方法について簡単に説明する。
サーバ70は、上述の情報処理を実行した後、図4に示したページの情報を設計者端末50に送信する。設計者端末50は、サーバ70からデータ読出し用ページの情報を受信すると、そのページを画面に表示する。
調査設計者が設計者端末50を操作してファクトテーブル用パネル90の回答者IDKeyの記入欄に回答者IDを入力すると、設計者端末50は回答者IDを含むデータ要求信号をサーバ70に送信する。サーバ70は設計者端末50からデータ要求信号を受信すると、データ要求信号から回答者IDを読み出す。続いて、回答者IDで回答データを特定可能な次元テーブルAを用いて、受信した回答IDに一致する回答者IDを検索し、一致する回答者IDを見つけるとその回答データを設計者端末50に送信する。ここでは、設計者端末50に送信する回答データは、図3(a)に示す質問1、質問2、・・・質問nの列データとなる。設計者端末50はサーバ70から受信する回答データをテーブルA用パネル92に表示する。
続いて、調査設計者が設計者端末50を操作してファクトテーブル用パネル90の質問IDに複数回答の質問IDを入力すると、設計者端末50は回答者IDおよび質問IDを含むデータ要求信号をサーバ70に送信する。サーバ70は設計者端末50からデータ要求信号を受信すると、データ要求信号から回答者IDおよび質問IDを読み出す。そして、回答者IDおよび質問IDで回答データを特定可能なファクトテーブルを用いて、受信した回答IDと質問IDの両方が一致する組を検索し、2つのIDが一致する組を見つけるとその組の回答データを設計者端末50に送信する。回答者ID=001、質問ID=質問ID4であるとき、設計者端末50に送信する回答データは、図3(b)に示す選択肢41および選択肢43となる。設計者端末50はサーバ70から受信する回答データをファクトテーブル用パネル90に表示する。
また、サーバ70は、質問IDでデータを特定可能な次元テーブルBを用いて、受信した質問IDに一致する質問IDを検索し、一致する質問IDを見つけるとその質問名を設計者端末50に送信する。質問ID=質問ID4であるとき、設計者端末50に送信する回答データは、図3(c)に示す質問4となる。設計者端末50はサーバ70から受信する質問名をテーブルB用パネル94に表示する。
上述のようにして、設計者が設計者端末50を操作して回答者IDを入力すると、単数回答の回答データがサーバ70から読み出されて設計者端末50に表示される。さらに、質問IDを入力すると、複数回答の回答データと質問名がサーバ70から読み出されて設計者端末50に表示される。各種テーブルを設計者端末50に保存する必要がないため、設計者端末50に備える記憶部の記憶容量を大きくする必要がない。また、通信ネットワーク80に設計者端末50を複数接続すれば、サーバ70に格納されたファクトテーブル、次元テーブルAおよび次元テーブルBを複数の設計者が同時に利用することが可能となる。
本実施例の情報処理システムは、アンケート調査などで1つの選択肢を回答させる調査項目と複数の選択肢を回答させる調査項目があるとき、回答データが複数の選択肢の調査項目に対しては、複数の選択肢を分解した組のファクトテーブルが作成される。そのため、アンケートの調査設計者は、作成されたファクトテーブルを用いて選択肢毎の分析をすることが可能となる。1つの選択肢を回答させる調査項目については、その調査項目を切り口とした次元テーブルが作成される。
また、定義ファイルを作成するだけで、上記ファクトテーブルと次元テーブルが作成される。そのため、分析対象ファイルの調査項目が異なっても、対応する定義ファイルがあれば、データベース管理者のテーブル設計のための作業負担が軽減する。
また、データベース管理者を仲介することなく、定義ファイルに反映したファクトテーブルおよび次元テーブルが作成される。そのため、調査設計者が分析作業を始めるまでの待ち時間が短縮される。
なお、設計者端末50とサーバ70が同じ企業に設けられていれば設計者端末50とサーバ70を企業内のLAN(Local Area Network)で接続し、公衆に利用可能な広域通信ネットワークに調査者端末60を接続し、LANと広域通信ネットワークとを接続するようにしてもよい。また、LANへの不正アクセスを防止するためのファイアウォールをLANと広域通信ネットワークとの間に接続してもよい。
本実施例は、実施例1の設計者端末50とサーバ70の処理を1つの情報処理装置で実行するようにしたものである。
図8は本実施例の情報処理装置の一構成例を示すブロック図である。
図8に示す情報処理装置は、サーバ装置やワークステーション等の装置である。
情報処理装置10は、定義ファイル作成処理部11と、データベース登録処理部12と、多次元分析設定処理部13とを有する。情報処理装置10には、外部記憶装置として、定義ファイルを格納するための記憶装置30と、次元テーブルA、Bおよびファクトテーブルを格納するための記憶装置40が接続されている。なお、図8では、情報処理装置10と記憶装置30、40を別の構成にしているが、情報処理装置10に記憶装置30、40を含む構成にしてもよい。
情報処理装置10は、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU(不図示)と、プログラムを格納するためのメモリ(不図示)とを有している。プログラムにしたがってCPUが動作することで、定義ファイル作成処理部11、データベース登録処理部12および多次元分析設定処理部13のそれぞれが処理を実行する。
定義ファイル作成処理部11は、設計者端末50による、図6に示した処理を実行する。データベース登録処理部12は、サーバ70による、図7に示した処理を実行する。これらの動作については、実施例1と同様なためその説明を省略する。多次元分析設定処理部13は、従来の多次元分析と同様に、調査設計者が入力する指示にしたがってファクトテーブルに対して処理を実行する。
本実施例の情報処理装置は、上述の構成により、実施例1と同様な効果が得られる。
なお、実施例1および実施例2において、フラットファイルと定義ファイルを関係づけて処理を行っているが、データベースは、リレーショナル型データベース、XMLデータベースなど他のベータベースであってもよい。
また、本発明の情報処理システム、情報処理方法、および情報処理装置を国税調査、市場調査、顧客満足度調査等の回答情報の処理に適用可能である。また、本発明の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに適用してもよい。
実施例1の情報処理システムの一構成例を示すブロック図である。 フラットファイルおよび定義ファイルの一構成例を示す表である。 ファクトテーブル、次元テーブルAおよび次元テーブルBの一構成例を示す表である。 各種テーブルからデータを読み出すための操作画面の一例を示す図である。 本実施例の情報処理システムの動作手順を示すフローチャートである。 設計者端末による定義ファイル作成処理の動作手順を示すフローチャートである。 サーバによるデータベース登録処理の動作手順を示すフローチャートである。 実施例2の情報処理装置の一構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10 情報処理装置
11 定義ファイル作成処理部
12 データベース登録処理部
13 多次元分析処理部
20 フラットファイル
30、40 記憶装置
41 次元テーブルA
42 ファクトテーブル
43 次元テーブルB
50 設計者端末
60 調査者端末
70 データベースサーバ(サーバ)
72 記憶部
74 通信部
76 処理部

Claims (8)

  1. 調査項目に対する回答者を識別するための回答者識別子と該調査項目に対する回答データとを含む分析対象ファイルから分析用のテーブルを作成する情報処理システムであって、
    前記分析対象ファイルおよび前記回答データに含まれるデータの数が単数であるか複数であるかを示す種類情報が入力されると、前記分析対象ファイルの該調査項目に対応して該種類情報が記述された定義ファイルを作成し、該分析対象ファイルおよび該定義ファイルを通信ネットワークを介して外部に送出する端末と、
    前記端末と前記通信ネットワークを介して接続され、該端末から前記分析対象ファイルおよび定義ファイルを受信すると、該定義ファイルを参照して前記種類情報が複数である旨の回答データを前記分析対象ファイルから抽出し、該回答データに含まれる複数のデータのそれぞれと前記回答者識別子とを合わせた組が複数含まれるファクトテーブルを作成し、該定義ファイルの前記種類情報が単数である旨の回答データを前記分析対象ファイルから抽出し、該回答データおよび前記回答者識別子を組にした次元テーブルを作成するサーバ装置と、
    を有する情報処理システム。
  2. 前記端末は、
    前記定義ファイルに前記種類情報が入力されると、前記調査項目に対応して該調査項目毎に異なる調査項目識別子を該定義ファイルに書き込み、
    前記サーバ装置は、
    前記ファクトテーブルを作成する際、前記回答データに対応する前記調査項目識別子を該ファクトテーブルの前記複数の組のそれぞれに複製する請求項1記載の情報処理システム。
  3. 調査項目に対する回答者を識別するための回答者識別子と該調査項目に対する回答データとを含む分析対象ファイルから分析用のテーブルを作成する情報処理装置であって、
    前記分析対象ファイルが格納された記憶部と、
    前記回答データに含まれるデータの数が単数であるか複数であるかを示す種類情報が入力されると、前記分析対象ファイルの該調査項目に対応して該種類情報が記述された定義ファイルを作成し、該定義ファイルを参照して前記種類情報が複数である旨の回答データを前記分析対象ファイルから抽出し、該回答データに含まれる複数のデータのそれぞれと前記回答者識別子とを合わせた組が複数含まれるファクトテーブルを作成し、該定義ファイルの前記種類情報が単数である旨の回答データを前記分析対象ファイルから抽出し、該回答データおよび前記回答者識別子を組にした次元テーブルを作成する処理部と、
    を有する情報処理装置。
  4. 前記処理部は、
    前記定義ファイルに前記種類情報が入力されると、前記調査項目に対応して該調査項目毎に異なる調査項目識別子を該定義ファイルに書き込み、
    前記ファクトテーブルを作成する際、前記回答データに対応する前記調査項目識別子を該ファクトテーブルの前記複数の組のそれぞれに複製する請求項3記載の情報処理装置。
  5. 調査項目に対する回答者を識別するための回答者識別子と該調査項目に対する回答データとを含む分析対象ファイルを用いて情報処理装置が分析用のテーブルを作成する情報処理方法であって、
    前記分析対象ファイルおよび前記回答データに含まれるデータの数が単数であるか複数であるかを示す種類情報が入力されると、該分析対象ファイルの該調査項目に対応して該種類情報が記述された定義ファイルを作成するステップと、
    前記定義ファイルを参照して前記種類情報が複数である旨の回答データを前記分析対象ファイルから抽出し、該回答データに含まれる複数のデータのそれぞれと前記回答者識別子とを合わせた組が複数含まれるファクトテーブルを作成し、該定義ファイルの前記種類情報が単数である旨の回答データを前記分析対象ファイルから抽出し、該回答データおよび前記回答者識別子を組にした次元テーブルを作成するステップと、
    を有する情報処理方法。
  6. 前記定義ファイルに前記種類情報が入力されると、前記調査項目に対応して該調査項目毎に異なる調査項目識別子を該定義ファイルに書き込むステップと、
    前記ファクトテーブルを作成するステップで、前記回答データに対応する前記調査項目識別子を該ファクトテーブルの前記複数の組のそれぞれに複製する処理を有する請求項5記載の情報処理方法。
  7. 調査項目に対する回答者を識別するための回答者識別子と該調査項目に対する回答データとを含む分析対象ファイルを用いてコンピュータに分析用のテーブルを作成させるためのプログラムであって、
    前記分析対象ファイルおよび前記回答データに含まれるデータの数が単数であるか複数であるかを示す種類情報が入力されると、該分析対象ファイルの該調査項目に対応して該種類情報が記述された定義ファイルを作成するステップと、
    前記定義ファイルを参照して前記種類情報が複数である旨の回答データを前記分析対象ファイルから抽出し、該回答データに含まれる複数のデータのそれぞれと前記回答者識別子とを合わせた組が複数含まれるファクトテーブルを作成し、該定義ファイルの前記種類情報が単数である旨の回答データを前記分析対象ファイルから抽出し、該回答データおよび前記回答者識別子を組にした次元テーブルを作成するステップと、
    を有する処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 前記定義ファイルに前記種類情報が入力されると、前記調査項目に対応して該調査項目毎に異なる調査項目識別子を該定義ファイルに書き込むステップと、
    前記ファクトテーブルを作成するステップで、前記回答データに対応する前記調査項目識別子を該ファクトテーブルの前記複数の組のそれぞれに複製する処理を前記コンピュータに実行させるための請求項7記載のプログラム。
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